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特許7540023スケジュール管理サービスシステム及び方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-16
(45)【発行日】2024-08-26
(54)【発明の名称】スケジュール管理サービスシステム及び方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/109 20230101AFI20240819BHJP
【FI】
G06Q10/109
【請求項の数】 11
(21)【出願番号】P 2023019835
(22)【出願日】2023-02-13
(62)【分割の表示】P 2021537914の分割
【原出願日】2019-12-24
(65)【公開番号】P2023053250
(43)【公開日】2023-04-12
【審査請求日】2023-02-13
(31)【優先権主張番号】10-2018-0169542
(32)【優先日】2018-12-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】520431524
【氏名又は名称】イ、チョン ジョン
【氏名又は名称原語表記】LEE,Chung Jong
【住所又は居所原語表記】123,Eopyeong-gil,Sangdong-eup,Yeongwol-gun Gangwon-do 26248,Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【弁理士】
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】イ、チョン ジョン
【審査官】福田 正悟
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-179056(JP,A)
【文献】特開2002-304500(JP,A)
【文献】特開2014-078182(JP,A)
【文献】特開2017-123068(JP,A)
【文献】特開2013-069017(JP,A)
【文献】特開2003-216835(JP,A)
【文献】特開2002-342538(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2017/0068934(US,A1)
【文献】国際公開第2014/024751(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一つのユーザ端末機からユーザの移動方法情報及びスケジュール情報を入力されて、スケジュール情報データベースに登録及び管理しながら、アラム情報及び登録されたスケジュール情報を定められた規則により、前記少なくとも一つのユーザ端末機に伝送するメインスケジュール管理サーバ;及び、
オープンスケジュール管理サーバ;を含み、
前記メインスケジュール管理サーバは、
前記少なくとも一つのユーザ端末機からユーザの情報を入力されて、会員情報データベースに登録及び管理し、ログイン要請によるユーザ会員認証を遂行する会員管理部;
前記移動方法情報、前記少なくとも一つのユーザ端末機から入力されたスケジュール情報に含まれた約束時刻情報と約束場所情報、前記スケジュール情報データベースに登録されたユーザのスケジュール情報に含まれた約束時刻情報と約束場所情報を利用して、各スケジュール間の移動所要時間を算出する移動時間算出部;及び、
スケジュール登録時に、前記スケジュール情報データベースに登録されたユーザのスケジュール情報と抵触するかどうかをチェックして、前記入力されたスケジュール情報を前記スケジュール情報データベースに選択的に登録するスケジュールチェック及び登録部;を含み、
前記スケジュールチェック及び登録部による処理結果により、スケジュール登録後、スケジュール登録確認信号を前記少なくとも一つのユーザ端末機に伝送したり、スケジュール衝突信号を前記少なくとも一つのユーザ端末機に伝送したりし、
前記オープンスケジュール管理サーバは、
特定ユーザであるリーダのスケジュール情報の共有を受けようとするフォローに対し、各フォローを積極的支持者、友好的支持者、批判的支持者及び非難者の何れか一つに登録及び管理し、
前記スケジュール情報データベースに登録された前記リーダのスケジュール情報の中で、前記リーダが積極的支持者公開属性を与えたスケジュール情報を、前記フォローの中で積極的支持者として登録されたユーザに人物スケジュール情報として公開し、
前記リーダが友好的支持者公開属性を与えたスケジュール情報を、前記フォローの中で積極的支持者及び友好的支持者として登録されたユーザに人物スケジュール情報として公開し、
前記リーダが批判的支持者公開属性を与えたスケジュール情報を、前記フォローの中で積極的支持者、友好的支持者及び批判的支持者として登録されたユーザに人物スケジュール情報として公開し、
前記リーダが全て公開属性を与えたスケジュール情報を、非難者として登録されたユーザを除いた前記フォロー及び前記リーダのフォローではない全てのユーザに人物スケジュール情報として公開することを特徴とする、スケジュール管理サービスシステム。
【請求項2】
前記オープンスケジュール管理サーバは、
特定ユーザであるリーダの位置情報の共有を受けようとするフォローに対し、各フォローをアクセス通知対象者及びアクセス通知非対象者の何れか一つに登録及び管理し、
前記リーダが使用しているユーザ端末機が、GPS人工衛星から受信した位置情報を伝送されて、前記フォローの中でアクセス通知対象者として登録されたユーザのユーザ端末機に前記リーダの現在位置情報を提供し、
前記リーダの現在位置情報を受信したユーザ端末機は、
前記リーダの現在位置と前記リーダの現在位置情報の提供を受けたユーザ端末機の位置と間の距離が、前記リーダの現在位置情報の提供を受けたユーザ端末機にログインしたフォローが指定したり、前記リーダが指定したり、前記オープンスケジュール管理サーバが設定したりした限界距離以下の場合に、アクセス通知を出力することを特徴とする、請求項1に記載のスケジュール管理サービスシステム。
【請求項3】
前記リーダは、商品販売者又はサービス提供者であり、
前記リーダのスケジュール情報は、前記商品販売者又はサービス提供者のセール又はイベントスケジュール情報であることを特徴とする、請求項1に記載のスケジュール管理サービスシステム。
【請求項4】
前記少なくとも一つのユーザ端末機からログインされたユーザの関心人物情報を入力されて貯蔵及び管理し、前記ログインされたユーザを前記関心人物情報にマッチングされるユーザのスケジュール情報の共有を受けるフォローとして登録することを前記オープンスケジュール管理サーバに要請する関心人物管理サーバ;をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のスケジュール管理サービスシステム。
【請求項5】
前記少なくとも一つのユーザ端末機の要請により、ログインされたユーザに公開された人物スケジュール情報の中からセール、イベント又は公演スケジュール情報を抽出し、抽出されたスケジュール情報に含まれる行事時間が、前記ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なる人物スケジュール情報である推薦スケジュールを、前記少なくとも一つのユーザ端末機に提供する行事スケジュール推薦サーバ;をさらに含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載のスケジュール管理サービスシステム。
【請求項6】
前記行事スケジュール推薦サーバは、
前記推薦スケジュール中の一つをユーザが選択するスケジュール選択イベントが、前記少なくとも一つのユーザ端末機から受信されると、ユーザが選択した選択スケジュールを前記メインスケジュール管理サーバに伝送しながら、前記スケジュール情報データベースに登録された前記ユーザのスケジュール情報と抵触するかどうかをチェックし、前記ユーザのスケジュール情報として前記スケジュール情報データベースに選択的に登録することを、前記メインスケジュール管理サーバに要請するスケジュールチェック及び登録要請部;を含み、
前記メインスケジュール管理サーバは、前記スケジュールチェック及び登録要請部からの要請による処理結果、前記選択スケジュールが隣接先行スケジュールと抵触したり、隣接後行スケジュールと抵触したりする場合、スケジュール衝突信号を前記行事スケジュール推薦サーバに伝送し、
前記行事スケジュール推薦サーバは、前記メインスケジュール管理サーバから前記スケジュール衝突信号を受信した場合、これを前記ユーザ端末機に伝送しながら、前記選択スケジュールを除いた前記推薦スケジュールを前記少なくとも一つのユーザ端末機に提供することを特徴とする、請求項5に記載のスケジュール管理サービスシステム。
【請求項7】
前記行事スケジュール推薦サーバの要請により、前記スケジュール情報データベースに登録されたログインされたユーザのスケジュール情報を分析して、前記ユーザのスケジュール不存在時間帯に前記ユーザがいる位置を予測する人工知能サーバ;をさらに含み、
前記行事スケジュール推薦サーバは、
前記行事時間が、前記ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なるスケジュール情報の中で、スケジュール情報の行事場所と前記人工知能サーバが予測した前記ユーザがいる位置と間の距離が、前記ユーザが指定したり、前記行事スケジュール推薦サーバが設定したりした距離以下のスケジュール情報である推薦スケジュールを、前記少なくとも一つのユーザ端末機に提供することを特徴とする、請求項5に記載のスケジュール管理サービスシステム。
【請求項8】
インターネットからサービス提供場所情報とサービス提供時間情報を含むサービス情報を収集し、カテゴリー別、検索語別、地域別、サービス提供時間別及び費用別に細分化してサービスデータベースに登録及び管理するサービススケジュール管理サーバ;及び、
前記少なくとも一つのユーザ端末機からログインされたユーザの目標職業情報を入力されて貯蔵及び管理し、ログインされたユーザに公開された人物スケジュール情報を収集して人物スケジュール情報データベースに登録及び管理し、複数の基本資質データベースの中で、前記目標職業情報にマッチングされる基本資質データベースにアクセスして目標職業成就に必要な基本資質項目を読み込んだ後、前記ユーザの年齢を考慮して優先的に成就すべき最優先基本資質を決定し、前記サービスデータベースに登録されたサービス情報と前記人物スケジュール情報データベースに登録された人物スケジュール情報の中で、前記最優先基本資質と関連することを抽出し、抽出されたサービス情報と人物スケジュール情報に含まれたサービス提供時間又はスケジュール進行時間が、前記ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なるサービス情報と人物スケジュール情報をスケジュール情報の形式に変換した推薦スケジュールを、前記少なくとも一つのユーザ端末機に提供するウィッシュスケジュール管理サーバ;をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のスケジュール管理サービスシステム。
【請求項9】
前記ウィッシュスケジュール管理サーバは、
前記推薦スケジュールの何れか一つをユーザが選択するスケジュール選択イベントが前記少なくとも一つのユーザ端末機から受信されると、ユーザが選択した選択スケジュールを前記メインスケジュール管理サーバに伝送しながら、前記スケジュール情報データベースに登録された前記ユーザのスケジュール情報と抵触するかどうかをチェックし、前記ユーザのスケジュール情報として、前記スケジュール情報データベースに選択的に登録することを前記メインスケジュール管理サーバに要請するスケジュールチェック及び登録要請部;を含み、
前記メインスケジュール管理サーバは、前記スケジュールチェック及び登録要請部からの要請による処理結果、前記選択スケジュールが隣接先行スケジュールと抵触したり、隣接後行スケジュールと抵触したりする場合、スケジュール衝突信号を前記ウィッシュスケジュール管理サーバに伝送し、
前記ウィッシュスケジュール管理サーバは、前記メインスケジュール管理サーバから前記スケジュール衝突信号を受信した場合、これをユーザ端末機に伝送しながら、前記選択スケジュールを除いた前記推薦スケジュールを前記少なくとも一つのユーザ端末機に提供することを特徴とする、請求項8に記載のスケジュール管理サービスシステム。
【請求項10】
前記ウィッシュスケジュール管理サーバは、
前記スケジュール情報データベースに登録された前記ユーザのスケジュール情報を、前記目標職業情報にマッチングされる基本資質項目別に分離し、
前記スケジュール情報データベースに登録された前記ユーザのスケジュール情報の中で、スケジュール遂行が確認されたスケジュール情報のそれぞれに遂行確認点数を与え、これを前記目標職業情報にマッチングされる基本資質項目それぞれの成就点数に合算し、
前記最優先基本資質の決定時に、前記ユーザの年齢及び基本資質項目それぞれの成就点数を考慮して、前記最優先基本資質を決定することを特徴とする、請求項8に記載のスケジュール管理サービスシステム。
【請求項11】
前記ウィッシュスケジュール管理サーバは、
前記人物スケジュール情報データベースに登録された人物スケジュール情報を公開したリーダのそれぞれに重要度点数を与え、
前記推薦スケジュールの中で会合スケジュール情報を抽出し、
抽出された前記会合スケジュール情報の中で、同じ会合に該当する会合スケジュール情報を各会合別に分類し、それぞれの会合に該当する会合スケジュール情報を公開したリーダを把握して、各会合に参加するリーダを把握し、
同じ会合に分類された会合スケジュール情報の集合それぞれのスケジュール進行時間が相互に重なる場合、
前記会合スケジュール情報の集合を、各会合別の参加人物の重要度点数の合計により、前記少なくとも一つのユーザ端末機に順次にディスプレイされるようにすることを特徴とする、請求項8に記載のスケジュール管理サービスシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空間的移動が考慮され、スケジュール推薦機能が備えられたスケジュール管理サービスシステム及び方法に関し、より詳細には、ユーザが端末機に入力したスケジュール情報に含まれた約束時刻情報と約束場所情報を利用して入力された移動方法情報により、スケジュール情報の約束時刻の間の時間中に約束場所間の移動が可能かどうかを検証し、不可能な場合、ユーザ端末機に案内メッセージを伝送し、スケジュールの不存在時間帯に利用できる推薦スケジュールをユーザ端末機に提供するようにした、スケジュール管理サービスシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、移動通信のための携帯端末機として携帯電話、スマートフォン、PDAなどが提供されて使用されており、このような携帯端末機にはアラム機能、電子計算機、電話帳、スケジュールカレンダー、各種ゲーム機能だけでなく、音声録音、写真撮影及び動画撮影、位置追跡機能などが付加的に提供されて便利に利用されている。
【0003】
このように携帯端末機は、個人の多様な活動において重要な役割を担当しており、携帯端末機に多様な機能が付加されながら、有用性が持続的に拡大されている。
【0004】
このような携帯端末機に設置されて使用されるスケジュールカレンダーやダイアリーアプリでは、希望日を選択して予めスケジュールや記念日などを登録でき、当該日付及び時間にアラム機能まで提供して登録したスケジュールや記念日を予めユーザに知らせることができ、登録したスケジュールを修正、追加及び削除できるようになっているため 、ユーザが個人スケジュールを便利に管理できる。
【0005】
このような従来のスケジュール管理システム及び方法に関する先行技術の一例として、下記の特許文献1においては、「スケジュール管理サービスシステム及び方法」が提案されたことがあり、本発明者は、下記の特許文献2において「仮想又は実際コミュニティースケジューラシステム及び仮想又は実際コミュニティー上におけるスケジューリング方法」を提案したことがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】大韓民国登録特許公報第10‐0619371号(公告日:2006年9月11日)
【文献】大韓民国登録特許公報第10‐1218217号(公告日:2013年3月15日)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1は、有無線ネットワーク環境でユーザのスケジュールを入力されて、時間情報と位置情報に基づいて先登録されたスケジュールと抵触するかどうかをチェックしてスケジュールを登録し、登録されたスケジュールの時間情報と位置情報、及びユーザの現在位置情報を一緒に考慮して登録スケジュールに対する案内メッセージを提供するようにしたスケジュール管理システム及び方法を提案した。
【0008】
特許文献2は、SNSサイトに開設された仮想又は実際コミュニティー上における会合結成を、優先順位と次順位を含めた定められたスケジューリングアルゴリズムにより自動的に処理できるようにした仮想又は実際のコミュニティースケジューラシステム及び仮想又は実際のコミュニティー上におけるスケジューリング方法を提案した。
【0009】
特許文献1によると、ユーザのスケジュールを入力されて時間情報と位置情報に基づいて先登録されたスケジュールと抵触するかどうかをチェックしてスケジュールを登録でき、特許文献2によると、ユーザが属しているコミュニティー上における会合スケジューリングを自動的に具現し得る。
【0010】
しかしながら、条件を満足する求人情報又はサービス情報をスケジュール情報の形式に変換してユーザ端末機に提供し、ユーザが選択した選択スケジュールをユーザのスケジュール情報としてスケジュール情報データメースに選択的に登録し、スケジュール不存在時間帯に利用できる推薦スケジュールをユーザ端末機に提供する技術については開示されたことがない。
【0011】
上記したような問題点を解決するための本発明の目的は、(1)ユーザ端末機から入力された移動方法情報、入力されたスケジュール情報に含まれた約束時刻情報と約束場所情報、スケジュール情報データベースに登録された前記ユーザの隣接先行スケジュールと隣接後行スケジュールを利用して、各スケジュール間に移動できるかどうかを判断し、移動が不可能な場合、ユーザ端末機にスケジュールの衝突信号を伝送し、(2)ユーザが属しているコミュニティーの共有スケジュール情報をユーザのスケジュール情報としてスケジュール情報をデータベースに選択的に登録し、コミュニティー上における会合スケジューリングを自動的に具現して決定された共同スケジュールを共有し、(3)ユーザ端末機からワーク条件を入力されて、条件を満足する求人情報をスケジュール情報の形式に変換してユーザ端末機に提供し、ユーザが選択した選択スケジュールをユーザのスケジュール情報としてスケジュール情報をデータベースに選択的に登録し、(4)ユーザ端末機から関心サービス条件情報を入力されて、条件を満足するサービス情報をスケジュール情報の形式に変換してユーザ端末機に提供し、ユーザが選択した選択スケジュールをユーザのスケジュール情報としてスケジュール情報データベースに選択的に登録し、(5)リーダのスケジュール情報の共有を受けようとするフォローのそれぞれを積極的支持者、友好的支持者、批判的支持者及び非難者の何れか一つで登録及び管理し、リーダがスケジュール情報に与えた公開属性によりフォロー又はフォローではない、全てのユーザに人物スケジュール情報として公開し、(6)ユーザ端末機から入力された目標職業情報にマッチングされる基本資質データベースにアクセスして、目標職業成就に必要な基本資質項目を読み込んだ後、前記ユーザの年齢を考慮して優先的に成就すべき最優先基本資質を決定し、サービスデータベースに登録されたサービス情報と人物スケジュール情報データベースに登録された人物スケジュール情報の中で最優先基本資質に関連するものを抽出し、抽出されたサービス情報と人物スケジュール情報に含まれたサービス提供時間又はスケジュール進行時間が、前記ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なるサービス情報と人物スケジュール情報をスケジュール情報の形式に変換した推薦スケジュールを、ユーザ端末機に提供できるスケジュール管理サービスシステム及び方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記したような課題を達成するための本発明は、スケジュール管理サービスシステムであって、少なくとも一つのユーザ端末機からユーザの移動方法情報及びスケジュール情報を入力されてスケジュール情報データベースに登録及び管理しながら、アラム情報及び登録されたスケジュール情報を定められた規則により、前記少なくとも一つのユーザ端末機に伝送するメインスケジュール管理サーバ;を含み、前記メインスケジュール管理サーバは、前記少なくとも一つのユーザ端末機からユーザの情報を入力されて会員情報データベースに登録及び管理し、ログイン要請によるユーザ会員認証を遂行する会員管理部;前記移動方法情報、前記少なくとも一つのユーザ端末機から入力されたスケジュール情報に含まれた約束時刻情報と約束場所情報、前記スケジュール情報データベースに登録された前記ユーザのスケジュール情報に含まれた約束時刻情報と約束場所情報を利用して、各スケジュール間の移動所要時間を算出する第1移動する算出部;及び、スケジュール登録時に、前記スケジュール情報データベースに登録された前記ユーザのスケジュール情報と抵触するかどうかをチェックして、前記入力されたスケジュール情報を前記スケジュール情報データベースに選択的に登録するスケジュールチェック及び登録部;を含み、前記スケジュールチェック及び登録部による処理結果により、スケジュール登録後、スケジュール登録確認信号を前記少なくとも一つのユーザ端末機に伝送したり、スケジュール衝突信号を前記少なくとも一つのユーザ端末機に伝送したりすることを特徴とする。
【0013】
そして、本発明は、少なくとも一つのユーザ端末機からユーザの移動方法情報及びスケジュール情報を入力されて、スケジュール情報データベースに登録及び管理しながら、アラム情報及び登録されたスケジュール情報を定められた規則により前記少なくとも一つのユーザ端末機に伝送するメインスケジュール管理サーバ;を含み、前記メインスケジュール管理サーバは、前記少なくとも一つのユーザ端末機からユーザの情報を入力されて会員情報データベースに登録及び管理し、ログイン要請によるユーザの会員認証を遂行する会員管理部;前記移動方法情報、前記少なくとも一つのユーザ端末機から入力されたスケジュール情報に含まれた約束時刻情報と約束場所情報、前記スケジュール情報データベースに登録された前記ユーザのスケジュール情報に含まれた約束時刻情報と約束場所情報を利用して、各スケジュール間の移動所要時間を算出する第1移動時間算出部;及び、スケジュール登録時に、前記スケジュール情報データベースに登録された前記ユーザのスケジュール情報と抵触するかどうかをチェックして、前記入力されたスケジュール情報を前記スケジュール情報データベースに選択的に登録するスケジュールチェック及び登録部;を含むスケジュール管理サービスシステムのスケジュール管理サービス方法であって、前記少なくとも一つのユーザ端末機からユーザの情報を入力されて会員情報データベースに登録及び管理し、ログイン要請によるユーザ会員認証を遂行するステップ;前記移動方法情報、前記少なくとも一つのユーザ端末機から入力されたスケジュール情報に含まれた約束時刻情報と約束場所情報、前記スケジュール情報データベースに登録された前記ユーザのスケジュール情報などに含まれた約束時刻情報と約束場所情報を利用して、各スケジュール間の移動所要時間を算出するステップ;及び、前記スケジュール情報データベースに登録された前記ユーザのスケジュール情報と抵触するかどうかをチェックして、前記入力されたスケジュール情報を前記スケジュール情報データベースに登録した後、スケジュール登録確認信号を前記少なくとも一つのユーザ端末機に伝送したり、スケジュール衝突信号を前記少なくとも一つのユーザ端末機に伝送したりするステップ;を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明に係るスケジュール管理サービスシステム及び方法によると、ユーザ端末機から入力された移動方法情報、入力されたスケジュール情報に含まれた約束時刻情報と約束場所情報、スケジュール情報データベースに登録された前記ユーザの隣接先行スケジュールと隣接後行スケジュールを利用して、各スケジュール間に移動可能かどうかを判断し、移動が不可能な場合、ユーザ端末機にスケジュール衝突信号を伝送可能になる効果が得られる。
【0015】
そして、ユーザが属しているコミュニティーの共有スケジュール情報を、ユーザのスケジュール情報としてスケジュール情報データベースに選択的に登録し、コミュニティー上における会合スケジューリングを自動的に具現して、決定された共同スケジュールを共有可能になる効果が得られる。
【0016】
そして、ユーザ端末機からワーク条件を入力されて、条件を満足する求人情報をスケジュール情報の形式に変換してユーザ端末機に提供し、ユーザが選択した選択スケジュールをユーザのスケジュール情報としてスケジュール情報データベースに選択的に登録可能になる効果が得られる。
【0017】
そして、ユーザ端末機から関心サービス条件情報を入力され、条件を満足するサービス情報をスケジュール情報の形式に変換してユーザ端末機に提供し、ユーザが選択した選択スケジュールをユーザのスケジュール情報としてスケジュール情報データベースに選択的に登録可能になる効果が得られる。
【0018】
そして、リーダのスケジュール情報の共有を受けようとするフォローのそれぞれを、積極的支持者、友好的支持者、批判的支持者及び非難者の何れか一つで登録及び管理し、リーダがスケジュール情報に与えた公開属性によりフォロー又はフォローではない全てのユーザに人物スケジュール情報として公開できるようになる効果が得られる。
【0019】
そして、ユーザ端末機から入力された目標職業情報にマッチングされる基本資質データベースにアクセスして、目標の職業成就に必要な基本資質項目を読み込んだ後、前記ユーザの年齢を考慮して優先的に成就すべき最優先基本資質を決定し、サービスデータベースに登録されたサービス情報と人物スケジュール情報データベースに登録された人物スケジュール情報の中で最優先基本資質に関連することを抽出し、抽出されたサービス情報と人物スケジュール情報に含まれたサービス提供時間又はスケジュール進行時間が、前記ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なるサービス情報と人物スケジュール情報をスケジュール情報の形式に変換した推薦スケジュールをユーザ端末機に提供できるようになる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】本発明に係るスケジュール管理サービスシステムの全体的な構成図である。
図2】本発明の一実施例に係るスケジュール管理サービスシステムを示すブロック図である。
図3】本発明の一実施例に係るスケジュール管理サービスシステムを説明するための流れ図である。
図4】本発明の一実施例に係るスケジュール管理サービスシステムをより詳細に説明するための流れ図である。
図5】本発明の他の実施例に係るスケジュール管理サービスシステムを示すブロック図である。
図6】本発明のもう一つの実施例に係るスケジュール管理サービスシステムを示すブロック図である。
図7】本発明のもう一つの実施例に係るスケジュール管理サービスシステムを示すブロック図である。
図8】本発明のもう一つの実施例に係るスケジュール管理サービスシステムを示すブロック図である。
図9】本発明のもう一つの実施例に係るスケジュール管理サービスシステムを示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本発明の一実施形態により、少なくとも一つのユーザ端末機からユーザの移動方法情報及びスケジュール情報を入力されてスケジュール情報データベースに登録及び管理しながら、アラム情報及び登録されたスケジュール情報を定められた規則に基づいて、前記少なくとも一つのユーザ端末機に伝送するメインスケジュール管理サーバ;を含み、前記メインスケジュール管理サーバは、前記少なくとも一つのユーザ端末機からユーザの情報を入力されて会員情報データベースに登録及び管理して、ログイン要請によるユーザ会員認証を遂行する会員管理部;前記移動方法情報、前記少なくとも一つのユーザ端末機から入力されたスケジュール情報に含まれた約束時刻情報と約束場所情報、前記スケジュール情報データベースに登録された前記ユーザのスケジュール情報に含まれた約束時刻情報と約束場所情報を利用して、各スケジュール間の移動所要時間を算出する第1移動時間算出部;及び、スケジュール登録時に、前記スケジュール情報データベースに登録された前記ユーザのスケジュール情報と抵触するかどうかをチェックして、前記入力されたスケジュール情報を前記スケジュール情報データベースに選択的に登録するスケジュールチェック及び登録部;を含み、前記スケジュールチェック及び登録部による処理結果により、スケジュール登録後、スケジュール登録確認信号を前記少なくとも一つのユーザ端末機に伝送したり、スケジュール衝突信号を前記少なくとも一つのユーザ端末機に伝送したりすることを特徴とするスケジュール管理サービスシステムが提案されている。
【0022】
以下、本発明の多様な実施例を添付された図面を参照して詳細に説明する。そして、本発明の実施例を説明することにおいて、関連する公知機能若しくは構成についての具体的な説明が本発明の要旨を不必要に濁す可能性があると判断された場合、その詳細な説明は省略する。そして、後述する用語は、本発明の機能を考慮して定義された用語であって、これは、ユーザ、運用者の意図又は慣例などにより変更されることができる。そのため、その定義は、本明細書の全般にわたった内容に基づいてなされるべきであろう。
【0023】
本発明に係るスケジュール管理サービスシステム及び方法の望ましい実施例について添付した図面を参照にして説明すれば、以下のようである。しかしながら、本発明は、以下に開示される実施例に限定されるものではなく、相異なる多様な形態で具現され得るし、単に、本実施例は、本発明の開示が完全になるようにし、通常の知識を持つ者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されることである。
【0024】
本文書の多様な実施例は、機器(machine)(例えば、コンピュータ)で読み取れる貯蔵媒体(machine-readable storage media)に貯蔵されたコマンドを含むソフトウェア(例えば、プログラム)で具現され得る。機器は、貯蔵媒体から貯蔵されたコマンドを呼び出し、呼び出されたコマンドに応じて動作が可能な装置であって、開示された実施例に係る電子装置(例えば、サーバ)を含むことができる。命令は、コンパイラ又はインタプリタによって生成又は実行されるコードを含むことができる。機器で読み取れる貯蔵媒体は、非一時的(non-transitory)貯蔵媒体の形態で提供され得る。ここで、「非一時的」とは、貯蔵媒体が信号(signal)を含まず、実在(tangible)することを意味するだけで、データが貯蔵媒体に半永久的又は臨時的に貯蔵されることを区分しない。
【0025】
一実施例によると、本文書に開示された多様な実施例に係る方法は、コンピュータプログラム製品(computer program product)に含まれて提供され得る。コンピュータプログラム製品は、商品として販売者及び購買者の間に取引されることができる。コンピュータプログラム製品は、機器で読み取れる貯蔵媒体(例えば、compact disc read only memory (CD-ROM))の形態で、又はアプリケーションストア(例えば、プレイストアTM)を介してオンラインに配布されることができる。オンライン配布の場合、コンピュータプログラム製品の少なくとも一部は、製造会社のサーバ、アプリケーションストアのサーバ、又は中継サーバのメモリーのような貯蔵媒体に少なくとも一時貯蔵されたり、臨時的に生成されたりすることができる。
【0026】
多様な実施例に係る構成要素(例えば、モジュール又はプログラム)のそれぞれは、単数又は複数の個体で構成され得るし、前述した当該サブ構成要素のうち、一部サブ構成要素が省略されるか、又は他のサブ構成要素が多様な実施例にさらに含まれることができる。代替的に又は追加的に、一部構成要素(例えば、モジュール又はプログラム)は、一つの個体で統合されて、統合される以前のそれぞれの当該構成要素により遂行される機能を同一又は類似に遂行することができる。多様な実施例に係る、モジュール、プログラム又は他の構成要素により遂行される動作は、順次的、並列的、反復的又はヒューリスティックに実行されるか、少なくとも一部動作が他の順序で実行されるか、省略されるか、又は他の動作が追加されることができる。
【0027】
以下、本発明の望ましい実施例を添付された図面を参考にして詳細に説明すれば、以下のようであり、本発明が実施例により制限されたり、限定されたりすることではない。
【0028】
以下においては、本発明に係るスケジュール管理サービスシステムの全体的な構成を説明する。
【0029】
図1は、本発明に係るスケジュール管理サービスシステムの全体的な構成図である。
【0030】
本発明に係るスケジュール管理サービスシステム1は、メインスケジュール管理サーバ10、グループ管理サーバ20、ワークスケジュール管理サーバ30、サービススケジュール管理サーバ40、オープンスケジュール管理サーバ50、関心人物管理サーバ60、行事スケジュール推薦サーバ70、人工知能サーバ80及びウィッシュスケジュール管理サーバ90を含めて構成されることができる。
【0031】
メインスケジュール管理サーバ10は、少なくとも一つのユーザ端末機5からユーザの移動方法情報及びスケジュール情報を入力されてスケジュール情報データベース11に登録及び管理しながら、アラム情報及び登録されたスケジュール情報を定められた規則に基づいて前記少なくとも一つのユーザ端末機5に伝送するサーバとして、本発明に係るスケジュール管理サービスシステム1で最も根源的なスケジュール管理サービスを提供するサーバであり、他のサーバとの相互作用を介してユーザに有用且つ多様な付加的サービスを提供することになる。
【0032】
グループスケジュール管理サーバ20は、少なくとも一つのユーザ端末機5からユーザの識別情報を入力されて、前記ユーザが加入されたグループの共有スケジュール情報をメインスケジュール管理サーバ10に伝送しながら、加入グループの共有スケジュール情報とスケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報と抵触するかどうかをチェックして、前記加入グループの共有スケジュール情報を、前記ユーザのスケジュール情報としてスケジュール情報データベース11に選択的に登録することをメインスケジュール管理サーバ10に要請するサーバである。
【0033】
そして、ワークスケジュール管理サーバ30は、少なくとも一つの要請者端末機7から求人情報を入力されて、カテゴリー別、検索語別、地域別、業務遂行時間別及び給与別に細分化して登録及び管理し、少なくとも一つのユーザ端末機5の要請により、条件を満足する求人情報をスケジュール情報の形式に変換して、前記少なくとも一つのユーザ端末機5に提供するサーバである。
【0034】
メインスケジュール管理サーバ10、グループスケジュール管理サーバ20、ワークスケジュール管理サーバ30とサービススケジュール管理サーバ40、オープンスケジュール管理サーバ50、関心人物管理サーバ60、行事スケジュール推薦サーバ70、人工知能サーバ80及びウィッシュスケジュール管理サーバ90の構成及び機能については、後述する実施例を説明する過程で詳細に説明する。
【0035】
ユーザ端末機5、要請者端末機7及びそれぞれのサーバは、ネットワークで連結され得る。ここで、ネットワークは、無線及び有線ネットワークを含み、例えば、近距離通信ネットワーク(ブルートゥース(登録商標)、WiFi direct、IrDA(Infrared data association)など)又は遠距離通信ネットワーク(セルラーネットワーク、インターネット又はコンピュータネットワーク(LAN又はWAN))であり得る。
【0036】
ユーザ端末機5と要請者端末機7は、多様な情報をネットワークを介して送受信でき、必要な情報をディスプレイに表示できる機器であって、CPU、ディスプレイ部、メモリー部、入力装置などからなるコンピュータで具現され得るし、有無線通信システムモジュール、スピーカー、キーボタンなどが多様に付加され得る。
【0037】
ここで、前記コンピュータは、PDA(Personal Digital Assistant)、IMT(International Mobile Telecommunication)-2000、CDMA(Code Division Multiple Access)-2000、W-CDMA(W-Code Division Multiple Access)、Wibro(Wireless Broadband Internet)端末、スマートフォン(smartphone)、スマートパッド(smartpad)、タブレットPC(Tablet PC)などのようなハンドヘルド(Handheld)に基づく無線通信装置を含むことができる。
【0038】
ユーザが、本発明に係るスケジュール管理サービスシステム1が提供するスケジュール管理サービスを利用しようとする場合には、ユーザが携帯するモバイル機器又はPCなどのユーザ端末機5に、サービス提供者が配布するアプリ又はプログラムを設置してスケジュール管理サービスを利用することができる。
【0039】
このようなアプリ又はプログラムは、一つの単一アプリ又はプログラムの形態で提供されることもできるが、基本的なアプリ又はプログラムのみを設定した後、付加的な機能を利用しようとする場合に当該機能が支援されるアプリ又はプログラムをさらに設置して使用する形態で提供されることが好ましい。
【0040】
例えば、メインスケジュール管理サーバ10が提供する基本的なスケジュール管理サービスのみを利用しようとする場合、ユーザは、メインスケジュール管理アプリ又はプログラムのみを設定して使用すればよい。
【0041】
そして、ユーザがグループスケジュール管理サーバ20、ワークスケジュール管理サーバ30、サービススケジュール管理サーバ40、オープンスケジュール管理サーバ50などが提供する付加的な機能を利用しようとする場合、ユーザは、それぞれのサーバがメインスケジュール管理サーバ10との相互作用を通じて提供する付加的な機能を利用可能にする、付加機能別のアプリ又はプログラムをさらに設置して使用すればよい。
【0042】
以下においては、本発明の一実施例によるスケジュール管理サービスシステムの構成を説明する。
【0043】
図2は、本発明の一実施例に係るスケジュール管理サービスシステムを示すブロック図である。
【0044】
一実施例において、本発明に係るスケジュール管理サービスシステム1は、メインスケジュール管理サーバ10を含むことができる。
【0045】
メインスケジュール管理サーバ10は、少なくとも一つのユーザ端末機5からユーザの移動方法情報及びスケジュール情報を入力されて、スケジュール情報データベース11に登録及び管理しながら、アラム情報及び登録されたスケジュール情報を定められた規則により前記少なくとも一つのユーザ端末機5に伝送するサーバであって、会員管理部12、移動時間算出部13、スケジュールチェック及び登録部14を含むことができる。
【0046】
ユーザ端末機5から入力される移動方法情報は、ユーザにより期間別に自動車、大衆交通、自転車、歩行の何れか一つが選択されて入力されることができる。従って、移動時間算出部13から移動所要時間を算出する場合、入力されたスケジュール情報に含まれた約束時刻が含まれる期間について入力された移動方法情報を利用できるようになる。
【0047】
但し、このような移動方法情報は、メインスケジュール管理サーバ10から提供する基本値に設定されることもできる。例えば、ユーザがメインスケジュール管理アプリ10又はプログラムを設置した後、移動方法情報の基本値として自動車を選択して入力した場合は、基本的に全期間の移動方法情報が自動車に設定されるようになり、ユーザが特定期間について大衆交通、自転車、歩行などの他の移動方法情報を選択して入力するようになると、その期間内の移動所要時間の算出時にだけ、変更された移動方法情報が利用されることになる。
【0048】
会員管理部12は、少なくとも一つのユーザ端末機5からユーザの情報を入力されて、会員情報データベース121に登録及び管理し、ログイン要請によるユーザ会員認証を遂行する機能を実行する。
【0049】
移動時間算出部13は、移動方法情報、ユーザ端末機5から入力されたにスケジュール情報に含まれた約束時刻情報と約束場所情報、スケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報に含まれた約束時刻情報と約束場所情報とを利用して、各スケジュール間の移動所要時間を算出する機能を実行する。
【0050】
このために、移動時間算出部13は、ユーザ端末機5から入力されたスケジュール情報に含まれた約束時刻情報を基づいてスケジュール情報データベース11で時間的に隣接した隣接先行スケジュールと隣接後行スケジュールを抽出し、入力されたスケジュール情報に含まれた約束場所情報と隣接先行スケジュールの約束場所情報及び隣接後行スケジュール情報の約束場所情報を電子地図の座標データに変換した後、これを移動方法情報とともに電子地図エンジンに入力して、隣接先行スケジュールの約束場所と入力されたスケジュール情報に含まれた約束場所と間の移動に必要な第1移動所要時間と、入力されたスケジュール情報に含まれた約束場所と隣接後行スケジュールの約束場所と間の移動に必要な第2移動所要時間と、を算出するようになる。
【0051】
ここで、上記したように、ユーザは、メインスケジュール管理サーバ10が提供する環境設定モードから移動方法情報の基本値を予め設定したり、特定期間について他の移動方法情報を選択して入力したりしておくことができ、スケジュール情報を入力するステップにおいて、当該スケジュールに対応する移動方法情報を一緒に入力することもできる。
【0052】
このような移動所要時間の算出時に、移動時間算出部13は、別の交通情報システムと連動されることができる。例えば、ユーザ端末機5から入力されたスケジュール情報が本日のスケジュール情報の場合、移動時間算出部13は、別の交通情報システムからナビゲーションデータの提供を受けて、これを移動所要時間の計算時に利用できる。この時、ナビゲーションデータには「隣接先行スケジュールの約束場所から入力されたスケジュール情報に含まれた約束場所までの道路情報」及び「入力されたスケジュール情報に含まれた約束場所から隣接後行スケジュールの約束場所までの道路情報」と現在の交通状況情報が含まれることができる。
【0053】
スケジュールチェック及び登録部14は、ユーザ端末機5から入力されたスケジュール情報とスケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報と抵触するかどうかをチェックして、ユーザ端末機5から入力されたスケジュール情報データベース11に選択的に登録する機能を実行する。
【0054】
このために、スケジュールチェック及び登録部14は、隣接先行スケジュールの終了時刻とユーザ端末機5から入力されたスケジュール情報の約束時刻と間の時間(第1時間間隔)を第1移動所要時間と比較し、ユーザ端末機5から入力されたスケジュール情報の終了時刻と隣接後行スケジュールの約束時刻と間の時間(第2時間間隔)を第2移動所要時間と比較し、抵触するかどうかによりユーザ端末機5から入力されたスケジュール情報をスケジュール情報データベース11に選択的に登録するようになる。
【0055】
そして、メインスケジュール管理サーバ10は、スケジュールチェック及び登録部14による処理結果により、スケジュール登録後、スケジュール登録確認信号をユーザ端末機5に伝送したり、スケジュール衝突信号をユーザ端末機5に伝送したりするようになる。
【0056】
このようなメインスケジュール管理サーバ10が提供するスケジュール管理サービスを利用しようとする場合、ユーザは、メインスケジュール管理アプリ又はプログラムを設置して使用することにより、スケジュール管理サービスを利用できるようになる。
【0057】
このように、メインスケジュール管理サーバ10を含むスケジュール管理サービスシステム1は、ユーザが新しいスケジュール情報を入力すれば、スケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報と抵触するかどうかをチェックして、スケジュール情報データベース11に選択的に登録し、スケジュール間の移動が不可能な場合、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5にスケジュール衝突信号を伝送することにより、ユーザが新しいスケジュール情報を入力するステップにおいて、既に登録されたスケジュール情報と抵触するかどうかを直ぐに知ることができ、ユーザが、スケジュール間に抵触するかどうかを別に確認する必要なく、新しいスケジュール情報を容易にスケジュール情報データベース11に登録可能になる利点がある。
【0058】
以下においては、本発明の一実施例に係るスケジュール管理サービスシステムのスケジュール管理サービス方法を説明するようにする。
【0059】
図3は、本発明の一実施例に係るスケジュール管理サービスシステムを説明するための流れ図であり、図4は、本発明の一実施例に係るスケジュール管理サービスシステムをより詳細に説明するための流れ図である。
【0060】
図3を参照すれば、一実施例において、本発明に係るスケジュール管理サービスシステム1は、動作S10において、ユーザ端末機5からユーザの情報を入力されてスケジュール情報データベース11に登録及び管理し、ログイン要請によるユーザ会員認証を遂行することができる。例えば、会員管理部12は、ユーザ端末機5からユーザの情報を入力されてスケジュール情報データベース11に登録及び管理し、ログイン要請によるユーザ会員認証を遂行することができる。
【0061】
一実施例において、本発明に係るスケジュール管理サービスシステム1は、動作S20において、ユーザ端末機5からユーザの移動方法情報及びスケジュール情報を入力されることができる。上記したように、移動方法情報は、ユーザにより期間別に自動車、大衆交通、自転車、歩行の何れか一つが選択されて入力されることができ、メインスケジュール管理サーバ10から提供する基本値として設定されることもでき、ユーザがスケジュール情報を入力するステップにおいて、当該スケジュールに対応する移動方法情報を一緒に入力することもできる。
【0062】
一実施例において、本発明に係るスケジュール管理サービスシステム1は、動作S30において、移動方法情報と、ユーザ端末機5から入力されたスケジュール情報に含まれた約束時刻情報と約束場所情報、及びスケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報に含まれた約束時刻情報と約束場所情報を利用して、各スケジュール間の移動所要時間を算出することができる。
【0063】
例えば、図4を参照すれば、移動時間算出部13は、動作S31において、入力されたスケジュール情報に含まれた約束時刻情報に基づいてスケジュール情報データベース11で時間的に隣接した隣接先行スケジュールと隣接後行スケジュールを抽出することができる。
【0064】
そして、移動時間算出部13は、動作S32において、入力されたスケジュール情報に含まれた約束場所情報、隣接先行スケジュールの約束場所情報及び隣接後行スケジュールの約束場所情報を電子地図の座標データに変換することができる。
【0065】
その後、移動時間算出部13は、動作S33において変換された3つの電子地図座標データを対応する移動方法情報とともに電子地図エンジンに入力して、隣接先行スケジュールの約束場所と入力されたスケジュール情報に含まれた約束場所と間の移動に必要な第1移動所要時間と、入力されたスケジュール情報に含まれた約束場所と隣接後行スケジュールの約束場所と間の移動に必要な第2移動所要時間と、を算出することができる。
【0066】
図3を参照すれば、一実施例において、本発明に係るスケジュール管理サービスシステム1は、動作S40において、スケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報と入力されたスケジュール情報と抵触するかどうかをチェックして、入力されたスケジュール情報をスケジュール情報データベース11に選択的に登録できる。
【0067】
例えば、図4を参照すれば、スケジュールチェック及び登録部14は、動作S41において、隣接先行スケジュールの終了時刻と入力されたスケジュール情報の約束時刻と間の時間(第1時間間隔)を第1移動所要時間と比較し、入力されたスケジュール情報の終了時刻と隣接後行スケジュールの約束時刻と間の時間(第2時間間隔)を第2移動所要時間と比較して抵触するかどうかを判断することができる。即ち、第1時間間隔が第1移動所要時間よりも大いか同じであり、第2時間間隔が第2移動所要時間よりも大きいか同じであれば、抵触されないものと判断し、そうではなければ抵触すると判断することになる。
【0068】
そして、スケジュールチェック及び登録部14は、動作S42において、入力されたスケジュール情報が隣接先行スケジュール及び隣接後行動スケジュールと抵触しなければ、入力されたスケジュール情報をスケジュール情報データベース11に登録できる。
【0069】
図3を参照すれば、一実施例において、本発明に係るスケジュール管理サービスシステム1は、動作S50において、スケジュールチェック及び登録部14による処理結果により、スケジュール登録後、スケジュール登録確認信号をユーザ端末機5に伝送したり、スケジュール衝突信号をユーザ端末機5に伝送したりすることができる。
【0070】
例えば、図4を参照すれば、メインスケジュール管理サーバ10は、動作S51において、入力されたスケジュール情報が隣接先行スケジュール及び隣接後行スケジュールと抵触されないことから、スケジュールチェック及び登録部14により入力されたスケジュール情報がスケジュール情報データベース11に登録された場合、スケジュール登録確認信号をユーザ端末機5に伝送することができる。
【0071】
そして、メインスケジュール管理サーバ10は、動作S52において、入力されたスケジュール情報が隣接先行スケジュール又は隣接後行スケジュールと抵触して、スケジュールチェック及び登録部14により入力されたスケジュール情報がスケジュール情報データベース11に登録されない場合、スケジュール衝突信号をユーザ端末機5に伝送することができる。
【0072】
以下においては、本発明の他の実施例に係るスケジュール管理サービスシステムの構成を説明する。
【0073】
図5は、本発明の他の実施例に係る他のスケジュール管理サービスシステムを示すブロック図である。
【0074】
一実施例において、本発明に係るスケジュール管理サービスシステム1は、メインスケジュール管理サーバ10及びグループスケジュール管理サーバ20を含むことができる。
【0075】
メインスケジュール管理サーバ10については、前述したように同一であるので、説明は省略する。
【0076】
グループスケジュール管理サーバ20は、少なくとも一つのユーザ端末機5からユーザ識別情報を入力されて、前記ユーザが加入された加入グループの共有スケジュール管理サーバ10に伝送しながら、前記加入グループの共有スケジュール情報とスケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報と抵触するかどうかをチェックして、前記加入グループの共有スケジュール情報を前記ユーザのスケジュール情報として、スケジュール情報データベース11に選択的に登録することをメインスケジュール管理サーバ10に要請するサーバであって、グループ情報データベース21、SNSサーバ22を含むことができる。
【0077】
グループスケジュール管理サーバ20は、ユーザが加入されたグループ(コミュニティー)の共有スケジュールを前記ユーザのスケジュール情報として、スケジュール情報データベース11に選択的に登録することにより、グループの共有スケジュールを自動にユーザのスケジュールに反映可能にする機能を有する。
【0078】
そして、グループスケジュール管理サーバ20は、SNSサイトとSNSサイトに開設されたコミュニティー及び各コミュニティーの会員を管理する機能を有する。
【0079】
特に、グループスケジュール管理サーバ20は、通常広く知られたソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を提供するだけでなく、コミュニティー(グループ)ごとに登録された会員を対象として会合スケジューリングアルゴリズムを適用して、会合スケジュールを決定できる機能を提供する。
【0080】
グループ情報データベース21は、SNSサイトに開設される複数のコミュニティーを区別し、コミュニティー(グループ)ごとに加入された会員の情報及びコミュニティー(グループ)別の共有スケジュール(会合スケジュールなど)情報を貯蔵及び管理する機能を有する。
【0081】
SNSサーバ22は、グループ情報データベース21に貯蔵されたコミュニティー(グループ)の会員情報に基づいてコミュニティー(グループ)別の会員にソーシャルネットワーキングサービスを提供し、新しいスケジューリング手法を適用して会合スケジュールを決定する機能を有する。
【0082】
会合スケジュール決定のための新しいスケジューリング手法の適用のために、SNSサーバ22は、参加グループデータベース221とスケジューラサーバ222を含むことができる。
【0083】
参加グループデータベース221は、グループ情報データベース21に貯蔵されたコミュニティーの会員情報に基づき、各会員を必須参加グループ、選択参加グループ、無関参加グループの何れか一つに登録する機能を実行する。
【0084】
一実施例によると、SNSサイトに開設された何れか一つのコミュニティーに会員として登録された人を主管者、主催者、一般会員に区分する場合、参加グループデータベース221は、そのコミュニティーの会員の中で、当該コミュニティーの開設者である主管者(本主管者には多数の会員が含まれることができ、これらは、幹事、総務などの肩書で指称される。)を必須参加グループとして登録できる。
【0085】
そして、参加グループデータベース221は、当該コミュニティーの会長である主催者(1名)を必須参加グループとして登録できる。
【0086】
必須参加グループには、会合の議決に必要な議決数が設定され得る。議決数は、会合開催のために当該コミュニティーの会員の中で必須的に会合承諾がなされるべき最小限の会員数を意味する定足数がいくらかによって決まり、当該コミュニティーの実質的な運営者である主催者が議決数と定足数を決定することができる。
【0087】
このような必須参加グループへの登録は議決数、定足数、オプション者数の要件が満たされて、会合開催が決定されると、必須的に会合参加が行わなければならない会員の場合に行われる。
【0088】
必須参加グループの議決数を満たすかどうかは、後述するスケジューリングアルゴリズムにより、必須参加グループとして登録された会員の中で会合参加を決定した会員数を把握することによって決定されることができる。
【0089】
一実施例によると、選択参加グループは、必須的に会合参加がなされるべき会員ではないが、参加すれば良い会員が登録されるグループであり、必須参加グループと選択参加グループには、定足数の要件が設定され得る。上記したように、定足数とは、会合開催のために、当該コミュニティーの会員の中で必須的に会合の承諾がなされるべき最小限の会員数を意味することである。従って、必須参加グループにおいて会合参加を決定した会員数が議決数以上の場合、必須参加グループで会合参加を決定した会員数と選択参加グループで会合参加を決定した会員数を足した数字が定足数以上であれば、会合開催が確定されるようになる。
【0090】
一実施例によると、無関参加グループは、会合に参加するかどうかが重要ではなく、自分の意思により参加が許容される会員が登録されるグループであり、無関参加グループにはオプション者数の要件が設定され得る。
【0091】
このようなオプション者数の要件は、当該コミュニティーの実質的な運営者である主催者により決定されることができ、オプション者数の値は「0」に設定されることもできる。
【0092】
参加グループデータベース221により、当該コミュニティーの会員が必須参加グループ、選択参加グループ、無関参加グループの何れか一つに登録されると、スケジューラサーバ222は、必須参加グループ、選択参加グループ及び無関参加グループに会合スケジューリングアルゴリズムを適用して会合スケジュールを決定することになる。
【0093】
スケジューラサーバ222は、参加グループデータベース221に登録された必須参加グループ、選択参加グループ、無関参加グループに順に優先順位を与え、優先順位による参加グループごとに、会合参加を決定した会員数が定められた要件を満たすかどうかを判断し、定められた要件を満たせると、当該コミュニティーの会員に公知した複数の会合日のうち、最も多い会員により選択された日を会合日として決めて、会合スケジュールを決定する機能を有する。
【0094】
一実施例によると、主催者が複数の会合日、場所、目的などを含めた会合計画情報を当該コミュニティーの会員に公知すると、スケジューラサーバ222は、必須参加グループで会合参加を決定した会員数が議決数以上であるかを判断し、議決数以上の場合、必須参加グループで会合参加を決定した会員数と選択参加グループで会合参加を決定した会員数を足した数字が定足数以上であるかを判断し、定足数以上の場合、無関参加グループで会合参加を決定した会員数がオプション者数以上であるかを順に判断することになる。
【0095】
そして、議決数、定足数及びオプション者数の要件がすべて満たせると、会合開催が確定されることになり、最も多い会員により選択された日を会合日として決めて会合スケジュールを決定することになる。しかし、もし議決数、定足数及びオプション者数の要件が満たされなければ、会合の開催が取り消されることになる。
【0096】
このように、SNSサーバ22の参加グループデータベース221とスケジューラ222により会合の開催及び会合スケジュールが決定されると、グループ情報データベース21は、その会合スケジュールを当該コミュニティーの新規共有スケジュール情報として貯蔵することになる。
【0097】
このように、共有スケジュール情報が生成されると、グループスケジュール管理サーバ20は、ユーザ端末機5から入力されたユーザ識別情報が参加グループデータベース221に貯蔵された当該コミュニティーの会員情報と一致するかを確認した後、一致する場合、当該コミュニティーの前記共有スケジュール情報をメインスケジュール管理サーバ10に伝送しながら、当該コミュニティー(加入グループ)の前記共有スケジュール情報とスケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報と抵触するかどうかをチェックして、当該コミュニティー(加入グループ)の前記共有スケジュール情報を、前記ユーザのスケジュール情報としてスケジュール情報データベース11に選択的に登録することをメインスケジュール管理サーバ10に要請することになる。
【0098】
そして、メインスケジュール管理サーバ10は、スケジュールチェック及び登録部14による処理結果により、スケジュール登録後、スケジュール登録確認信号をユーザ端末機5に伝送したり、スケジュール衝突信号をユーザ端末機5に伝送したりするようになる。
【0099】
このようなグループスケジュール管理サーバ20が提供するスケジュール管理サービスを利用しようとする場合、ユーザは、メインスケジュール管理アプリ又はプログラムに付加して、グループスケジュール管理アプリ又はプログラムを設置して使用することにより、グループスケジュール管理サービスを利用できるようになる。
【0100】
このように、メインスケジュール管理サーバ10及びグループスケジュール管理サーバ20を含むスケジュール管理サービスシステム1は、グループスケジュール管理サーバ20が、ユーザが加入されたグループ(コミュニティー)の共有スケジュール情報をメインスケジュール管理サーバ10に伝送しながら、共有スケジュール情報とスケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報と抵触するかどうかをチェックして、スケジュール情報データベース11に選択的に登録することをメインスケジュール管理サーバ10に要請することにより、ユーザが加入されたグループ(コミュニティー)の共有スケジュール情報の中で既に登録された前記ユーザのスケジュール情報と抵触されない共有スケジュール情報が、前記ユーザのスケジュール情報としてスケジュール情報データベース11に自動的に登録されることができるようになる利点がある。
【0101】
そして、グループスケジュール管理サーバ20は、グループ(コミュニティー)で主管者の会合公知から開始して、コミュニティーの全ての構成員から収集された意思決定を優先順位により判断し、その結果を主管者を含むすべての構成員に迅速に知らせることにより、コミュニティー上において最適の会合スケジュールを迅速に決定するようになる利点がある。
【0102】
以下においては、本発明のもう一つの実施例に係るスケジュール管理サービスシステムの構成を説明するようにする。
【0103】
図6は、本発明のもう一つの実施例に係るスケジュール管理サービスシステムを示すブロック図である。
【0104】
一実施例において、本発明に係るスケジュール管理サービスシステム1は、メインスケジュール管理サーバ10及びワークスケジュール管理サーバ30を含むことができる。
【0105】
メインスケジュール管理サーバ10については、前述したように同一であるので、説明は省略する。
【0106】
ワークスケジュール管理サーバ30は、少なくとも一つの要請者端末機7から求人情報を入力されて、カテゴリー別、検索語別、地域別、業務遂行時間別及び給与別に細分化して登録及び管理し、少なくとも一つのユーザ端末機5の要請により要件を満足する求人情報スケジュール情報の形式に変換して、前記少なくとも一つのユーザ端末機5に提供するサーバであって、求人情報受信及び登録部31、ワーク条件受信及び管理部32、第1マッチングスケジュール推薦部33、スケジュールチェック及び登録要請部34を含むことができる。
【0107】
求人情報受信及び登録部31は、少なくとも一つの要請者端末機7から業務遂行場所情報、業務遂行時間情報、給与情報を含む求人情報を入力されて、カテゴリー別、検索別語別、地域別、業務遂行時間別及び給与別に細分化して雇用データベース311に登録し、求人情報を入力した要請者による自分の求人情報検索、閲覧、修正及び削除を支援して管理する機能を実行する。
【0108】
職員や従業員を採用するために、求人情報を登録しようとする要請者は、少なくとも一つの要請者端末機7を介して求人情報受信及び登録部31に接続して、自分の求人情報を雇用データベース311に登録することを要請することになる。
【0109】
これにより、少なくとも一つの要請者端末機7は、求人情報受信及び登録部31に少なくとも一つ以上の求人情報を提供することになり、それぞれの求人情報ごとに求人情報受信及び登録部31に提供するようになる求人情報は、雇用種類情報、遂行業務についての紹介情報、業務遂行場所情報、業務遂行期間情報、業務遂行時間情報、給与情報などを含むことになる。
【0110】
少なくとも一つの要請者端末機7から求人情報の登録が要請されると、求人情報受信及び登録部31は、雇用種類情報、遂行業務についての紹介情報、業務遂行場所情報、業務遂行期間情報、業務遂行時間情報、給与情報などを含む、求人情報をカテゴリー別、検索語別、地域別、業務遂行時間別及び給与別に細分化して雇用データベース311に登録する。
【0111】
ここで、少なくとも一つの要請者端末機7からの求人情報登録要請イベントが受信されると、求人情報受信及び登録部31は、求人情報登録要請イベントとともに提供された雇用種類情報、遂行業務についての紹介情報、業務遂行場所情報、業務遂行期間情報、業務遂行時間情報、給与情報などを含む求人情報を受信することができる。
【0112】
一方、少なくとも一つの要請者端末機7からの求人情報登録要請イベントの受信後、求人情報受信及び登録部31は必要な情報の項目と各記載内容に関する説明を含む情報提供様式を、求人情報登録要請イベントを送った要請者端末機7に伝送することができ、このような様式がその要請者端末機7のディスプレイ部に表示されるようにすることもできる。
【0113】
この場合、情報提供様式を受信した要請者端末機7において、情報提供様式内に要求される情報を、求人情報受信及びと登録部31に伝送したり、要求される情報が収録された情報提供様式を求人情報受信及び登録部31に伝送したりすることができる。
【0114】
そして、求人情報受信及び登録部31は、少なくとも一つの要請者端末機7から受信される求人情報が所定の基本的要件を満足するかを判断して、基本的要件の満足時にのみ、その求人情報を雇用データベース311に登録できる。
【0115】
求人情報受信及び登録部31において、満足するかどうかを判断する基本的要件では、要請者が営為している事業体が法的な資格を備えた登録された事業体であるかどうか、遂行業務についての紹介情報が実際業務の内容と一致することを宣言又は証明する文書などの提出有無、その要請者が提供した仕事において、当該業務を遂行したユーザが入力したユーザ推薦度の平均値が所定水準以下であるかどうかなどが判断されることができる。
【0116】
ワーク条件受信及び管理部32は、少なくとも一つのユーザ端末機5から関心雇用種類情報、働く地域情報、働く時間帯情報を含むワーク条件を入力されて貯蔵及び管理する機能を実行する。
【0117】
少なくとも一つのユーザ端末機5から受信するワーク条件には、ユーザが求めようとする関心雇用種類情報、働く地域情報、働く時間帯情報、給与情報などが含まれることができ、働く期間が含まれることもできる。
【0118】
この時、ユーザが選択できる関心雇用種類情報は、求人情報受信及び登録部31において、少なくとも一つの要請者端末機7から受信した雇用種類情報と同じ可能性があり、求人情報受信及び登録部31から受信した求人情報をカテゴリー別、検索語別、地域別、業務遂行時間別及び給与別に細分化して、雇用データベース311に登録する過程で追加された職業分類情報と同じ可能性もある。
【0119】
但し、このようなワーク条件は、ワークスケジュール管理サーバ30で提供する基本値に設定されることもできる。
【0120】
例えば、ユーザがワークスケジュール管理アプリ又はプログラムを設置した後、関心雇用種類情報、働く地域情報、働く時間帯情報、給与情報中の少なくとも一つ以上を予め選択して入力しておくと、ワーク条件受信及び管理部32では、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5からワーク条件を入力される時、予め入力された情報を除いた残りの情報のみを入力するように要求でき、選択的に予め入力された情報を変更可能になる。
【0121】
ワーク条件に含まれる働く地域情報は、ユーザにより期間別に選択されて指定されることができる。
【0122】
そして、ワーク条件に含まれる働く地域情報は、スケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報の中で、前記ユーザが指定した働く期間中のスケジュール情報の約束場所が含まれる働く地域情報に、ワーク条件受信及び管理部32により設定されることもできる。
【0123】
この時、働く地域情報は、特定行政区域単位(例えば、市、郡など)に指定又は設定され得る。
【0124】
即ち、どのユーザが働く期間を指定してワーク条件を入力した場合、ワーク条件受信及び管理部32は、スケジュール情報データベース11から働く期間として指定された期間内に存在する前記ユーザのスケジュール情報を抽出した後、抽出されたスケジュール情報の約束場所が、特定行政区域単位(例えば、市、郡など)内に含まれるかを判断し、特定行政区域単位内に含まれると、その行政区域(例えば、大田市)を働く地域情報として設定することになる。
【0125】
例えば、普段の居住地がソウル特別市であるどのユーザが働く期間を2019年8月26日から8月30日までに指定してワーク条件を入力したが、スケジュール情報データベース11に貯蔵された前記ユーザの8月26日から8月30までのスケジュール情報の約束場所が、全て大田市内の場所であれば、ワーク条件受信及び管理部32は、前記ユーザが2019年8月26日から8月30日までの期間中に大田市に留まると判断して、前記期間(働く期間)中の働く地域情報を大田市に設定することになる。
【0126】
一方、ワーク条件に含まれる働く地域情報は、複数の行政区域単位の何れか一つでユーザにより期間別に選択されて指定されることができる。
【0127】
この時、前記複数の行政区域単位のそれぞれには、特定位置情報がユーザにより基準位置として指定されたり、ワーク条件受信及び管理部32により設定されたりすることができ、任意の距離情報が限界距離として指定又は設定されることができる。
【0128】
例えば、働く地域情報として指定又は設定された行政区域単位がソウル特別市である場合、ソウル特別市の基準位置としてユーザが光化門又は自分の宿泊先などを指定して入力したり、ワーク条件受信及び管理部32で光化門又はユーザの宿泊先などを基準位置として設定できたりする。
【0129】
同様に、ユーザが任意の距離情報を行政区域単位それぞれの基準位置からの限界距離として指定して入力でき、ワーク条件受信及び管理部32において任意の距離情報を行政区域単位それぞれの限界距離として設定できる。
【0130】
第1マッチングスケジュール推薦部33は、雇用データベース311からワーク条件を満足し、求人情報の業務遂行時間がユーザのスケジュール存在時間帯と重ならない求人情報を抽出し、抽出された求人情報をスケジュール情報の形式に変換したマッチングスケジュールを、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供する機能を実行する。
【0131】
ここで、雇用データベース311から業務遂行時間が、ユーザのスケジュール存在時間帯と重ならない求人情報を抽出するために、第1マッチングスケジュール推薦部33は、雇用データベース311に登録された求人情報をそれぞれの業務遂行時間に基づき、スケジュール情報データベース11に登録された当該ユーザのスケジュール情報の中で時間的に重なるスケジュール情報が存在するかを判断し、時間的に重なるスケジュール情報が存在しない求人情報だけを抽出することになる。
【0132】
より詳細に説明すれば、第1マッチングスケジュール推薦部33が、雇用データベース311からワーク条件を満足する求人情報を抽出する場合には、その求人情報のカテゴリーがワーク条件の関心雇用種類情報に対応し、その求人情報の業務遂行場所がワーク条件の働く地域情報として指定又は設定された行政区域単位内に含まれ、その求人情報の業務遂行時間がワーク条件の働く時間帯情報と合致し、当該ユーザのスケジュール存在時間帯と重ならない求人情報を抽出し、抽出された求人情報をスケジュール情報の形式に変換したマッチングスケジュールを、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供することになる。
【0133】
この時、働く地域情報が、スケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報の中で、前記ユーザが指定した働く期間中のスケジュール情報の約束場所が含まれる働く地域情報として、ワーク条件受信及び管理部32により設定され得るし、働く地域情報は、特定行政区域単位として指定又は設定され得ることは、上記したとおりである。
【0134】
一方、ワーク条件に含まれる働く地域情報が、複数の行政区域単位の何れか一つでユーザにより期間別に選択されて指定され、前記複数の行政区域単位のそれぞれに特定位置情報がユーザにより基準位置として指定されたり、ワーク条件受信及び管理部32により設定されたりし、任意の距離情報が行政区域単位それぞれの基準位置からの限界距離としてユーザにより指定されたり、ワーク条件受信及び管理部32により設定されたりする場合、第1マッチングスケジュール推薦部33は、雇用データベース311からワーク条件を満足する求人情報を抽出するために、その求人情報のカテゴリーがワーク条件の関心雇用種類情報に対応し、求人情報の業務遂行場所とワーク条件の働く地域情報として指定又は設定された行政区域単位の基準位置と間の距離がその行政区域単位の限界距離以下であり、その求人情報の業務遂行時間がワーク条件の働く時間帯情報と合致し、当該ユーザのスケジュール存在時間帯と重ならない求人情報を抽出し、抽出された求人情報をスケジュール情報の形式に変換したマッチングスケジュールを前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供することになる。
【0135】
例えば、どのユーザが2019年8月1日から8月23日まで(週末は除く)の働く期間を指定して入力しながら、働く地域情報をソウル特別市に選択し、ソウル特別市の基準位置が光化門にユーザにより指定されたり、ワーク条件受信及び管理部32により設定されたりし、限界距離として20kmがユーザにより指定されたり、ワーク条件受信及び管理部32により設定されたりした場合、第1マッチング推薦部33は、前記働く期間に対し、求人情報のカテゴリーがワーク条件の関心雇用種類情報に対応し、その求人情報の業務遂行場所と光化門と間の距離が20km以内であり、その求人情報の業務遂行時間がワーク条件の働く時間帯情報と合致し、当該ユーザのスケジュール存在時間帯と重ならない求人情報を抽出し、抽出された求人情報を、スケジュール情報の形式に変換したマッチングスケジュールを前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供することになる。
【0136】
なお、前記ユーザが2019年8月26日から8月30日までの働く期間を指定して入力しながら、働く地域情報を大田市に選択し、大田市の基準位置が大田市庁にユーザにより指定されたり、ワーク条件受信及び管理部32により設定されたりし、限界距離として30kmがユーザにより指定されたり、ワーク条件受信及び管理部32により設定されたりした場合、第1マッチングスケジュール推薦部33は、前記働く期間に対し求人情報のカテゴリーがワーク条件の関心雇用種類情報に対応し、その求人情報の業務遂行場所と大田市庁と間の距離が30km以内であり、その求人情報の業務遂行時間がワーク条件の働く時間帯情報と合致し、当該ユーザのスケジュール存在時間帯と重ならない求人情報を抽出し、抽出された求人情報を、スケジュール情報の形式に変換したマッチングスケジュールを前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供することになる。
【0137】
スケジュールチェック及び登録要請部34は、マッチングスケジュールの何れかをユーザが選択するスケジュール選択イベントが少なくとも一つのユーザ端末機5から受信されると、ユーザが選択した選択スケジュールをメインスケジュール管理サーバ10に伝送しながら、スケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報と抵触するかどうかをチェックし、前記ユーザのスケジュール情報としてスケジュール情報データベース11に選択的に登録することをメインスケジュール管理サーバ10に要請する機能を実行する。
【0138】
そして、メインスケジュール管理サーバ10は、スケジュールチェック及び登録要請部34からの要請をスケジュールチェック及び登録部14で処理した結果により、スケジュール登録後、スケジュール登録確認信号をユーザ端末機5及びワークスケジュール管理サーバ30に伝送したり、スケジュール衝突信号をユーザ端末機5及びワークスケジュール管理サーバ30に伝送したりすることになる。
【0139】
即ち、スケジュールチェック及び登録部14において、隣接先行スケジュールの終了時刻と選択スケジュールの約束時刻と間の時間(第1時間間隔)を第1移動所要時間と比較し、選択スケジュールの終了時刻と隣接後行スケジュールの約束時刻と間の時間(第2時間間隔)を第2移動所要時間と比較して、選択スケジュールが、隣接先行スケジュールと抵触したり、隣接後行スケジュールと抵触したりする場合、メインスケジュール管理サーバ10は、スケジュール衝突信号を前記ユーザがログインしたユーザ端末機5及びワークスケジュール管理サーバ30に伝送することになる。
【0140】
一方、ワークスケジュール管理サーバ30が、メインスケジュール管理サーバ10からスケジュール衝突信号を受信すると、ワークスケジュール管理サーバ30は、前記選択スケジュールを除いた前記マッチングスケジュールを、再び前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供することになる。
【0141】
但し、上記においては、メインスケジュール管理サーバ10が、スケジュール衝突信号を前記ユーザがログインしたユーザ端末機5及びワークスケジュール管理サーバ30に伝送することで説明したが、選択スケジュールが隣接先行スケジュールと抵触したり、隣接後行スケジュールと抵触したりする場合、メインスケジュール管理サーバ10がスケジュール衝突信号をワークスケジュール管理サーバ30に伝送し、ワークスケジュール管理サーバ30がスケジュール衝突信号と共に前記選択スケジュールを除いた前記マッチングスケジュールを、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供することもできる。
【0142】
そして、ワークスケジュール管理サーバ30が、少なくとも一つのユーザ端末機5からマッチングスケジュールの何れかをユーザが選択するスケジュール選択イベントを受信し、メインスケジュール管理サーバ10からスケジュール登録確認信号を受信するようになると、ワークスケジュール管理サーバ30は、会員情報データベース121から前記ユーザの情報を抽出して、前記ユーザの情報及び受信されたスケジュール選択イベントを当該求人情報を入力した要請者端末機7に伝達し、当該求人情報がアップデートされるように受信されたスケジュール選択イベントを当該求人情報にマッピングして、雇用データベース311に貯蔵することになる。
【0143】
ワークスケジュール管理サーバ30が提供するスケジュール管理サービスを利用するために、ユーザが設置されるワークスケジュール管理アプリ又はプログラムでは、ユーザが求めようとする仕事の種類別に多数の個別的なアプリ又はプログラムが提供され得る。
【0144】
例えば、ユーザが公演関連の仕事を求める芸術者の場合には、アーティストアプリ又はプログラムを設置して公演者を求める求人情報の提供を受け、自分のスケジュール情報として登録して公演関連仕事を求めることができ、ユーザが講師又は教師の場合には、チューターアプリ又はプログラムを設置して講師又は個人教師を求める求人情報の提供を受け、自分のスケジュール情報として登録して所望の仕事を求めることができるようになる。
【0145】
この場合、ユーザが当該アプリ又はプログラムを設置して会員加入をすると、ユーザが当該アプリ又はプログラム関連雇用情報を関心雇用情報として選択したことと見なされる。
【0146】
このように、メインスケジュール管理サーバ10及びワークスケジュール管理サーバ30を含むスケジュール管理サービスシステム1は、ワークスケジュール管理サーバ30がユーザ端末機5からワーク条件を入力されて、条件を満足する求人情報をスケジュール情報の形式に変換してユーザ端末機5に提供し、ユーザが選択した選択スケジュールを前記ユーザのスケジュール情報として、スケジュール情報データベース11に選択的に登録することにより、ワークスケジュール管理アプリ又はプログラムが提供するマッチングスケジュールの中で、ユーザが所望の仕事を選択して、直ぐに自分のスケジュール情報として登録可能になる利点があるようになる。
【0147】
以下においては、本発明のもう一つの実施例に係るスケジュール管理サービスシステムの構成を説明する。
【0148】
図7は、本発明のもう一つの実施例に係るスケジュール管理サービスシステムを示すブロック図である。
【0149】
一実施例において、本発明に係るスケジュール管理サービスシステム1は、メインスケジュール管理サーバ10及びサービススケジュール管理サーバ40を含むことができる。
【0150】
メインスケジュール管理サーバ10については、前述したように同様であるから、説明は省略する。
【0151】
サービススケジュール管理サーバ40は、インターネットからサービス情報を収集してカテゴリー別、検索語別、地域別、サービス提供時間別及び費用別に細分化して登録及び管理し、少なくとも一つのユーザ端末機5の要請により要件を満足するサービス情報をスケジュール情報の形式に変換し、前記少なくとも一つのユーザ端末機5に提供するサーバであって、サービス情報収集及び管理部41、関心サービス条件受信及び管理部42、第2マッチングスケジュール推薦部43、スケジュールチェック及び登録要請部44を含むことができる。
【0152】
サービス情報収集及び管理部41は、インターネットからサービス提供場所情報とサービス提供時間情報とを含むサービス情報を収集し、カテゴリー別、検索語別、地域別、サービス提供時間別及び費用別に細分化してサービスデータベース411に登録及び管理する機能を実行する。
【0153】
このために、サービス情報収集及び管理部41は、インターネット上の複数のソースから、すなわち、フェイスブック、ツイッター(登録商標)、ブログ、ニュース、Eメール、文字及びメッセンジャー(カカオトーク)などから多様な主体が一般需要者を対象として提供するサービス情報を収集し、自然語処理過程を通じて収集されたデータから各サービスの提供場所情報、提供期間情報及び提供時間情報などを抽出し、収集されたサービス情報をカテゴリー別、検索語別、地域別、サービス提供時間別及び費用別に細分化して、サービスデータベース411に登録及び管理することになる。
【0154】
インターネット上の複数のソースからサービス情報を収集するために、サービス情報収集及び管理部41には、それぞれのソースにアクセスできるモジュールが備えられる。
【0155】
フェイスブック、ツイッター(登録商標)などのウェブサイトに基づいたSNSにおいては、多くの場合、それぞれのAPIを提供するためにユーザの同意を得て必要な情報を収集できる。
【0156】
ブログ、ニュースなどのウェブページは、事前に特定URLを指定し、そのURLの下位アドレスに対する周期的なアクセスを通じてユーザが利用しようとする関心サービスに関するウェブ上のHTML及びテキストを収集できる。このようなサービス情報の収集は、アルゴリズムに基づくロボットによって行われる。
【0157】
Eメールの場合には、ユーザが受信するEメールを自動にフォワーディングするサービスを利用して、受信されたEメールをユーザ別のEメールデータベースに貯蔵し、ユーザに受信されるEメールから関心サービスに関する内容を収集できる。
【0158】
文字及びメッセンジャー(カカオトーク)などの場合には、サービススケジュール管理サーバ40が提供するスケジュール管理サービスを利用するためのサービススケジュール管理アプリ又はプログラムが設定された、少なくとも一つのユーザ端末機5から文字又はメッセージを受信すると、サービススケジュール管理アプリ又はプログラムがこれをサービススケジュール管理サーバ40に伝送し、受信された文字又はメッセージからサービススケジュール管理サーバ40が関心サービスに関する内容を収集できる。
【0159】
サービス情報収集及び管理部41は、収集されたサービス情報を自然語処理過程を通じてフィルタリングして、提供サービス種類情報、提供場所情報、提供期間情報及び提供時間情報などの必要な情報を抽出した後、サービス情報をカテゴリー別、検索語別、地域別、サービス提供時間別及び費用別に細分化してサービスデータベース411に登録する。
【0160】
一実施例において、フィルタリングする方法を説明すれば、収集されたウェブ上のデータをそれぞれの出処に基づいてインデックスしてサービスデータベース411に貯蔵しながら、Eメールテキストの場合はEメールに、SNSテキストの場合はSNSテキストに、ブログ、ニュース文字及びメッセンジャー(カカオトーク)などの場合にも、それぞれの名称でインデックスして、サービスデータベース411に貯蔵したうえで、サービスデータベース411に貯蔵されたサービス情報の中でユーザ端末機5から入力された関心サービス種類情報に対応するサービス情報を読み込んだ後、得られたサービス情報からサービスの提供場所情報、提供期間情報及び提供時間情報などを抽出し、このような過程は、自然語処理過程を通じて行われる。
【0161】
典型的な表現の場合は、Rule-base方法で抽出し、非典型的な表現の場合には、ML(machine-learning)を介して類似する表現間の統計的類似度を計算して抽出し、特定単語に対して「人」、「時間」、「場所」及び「主題」などで予めタッグされた文書をMLして、新しいテキストから当該情報を抽出することができる。
【0162】
関心サービス条件受信及び管理部42は、少なくとも一つのユーザ端末機5から関心サービス種類情報と利用時間帯情報を含む関心サービス条件を入力されて貯蔵及び管理する機能を実行する。
【0163】
少なくとも一つのユーザ端末機5から受信するサービス条件には、ユーザが利用しようとする関心サービス種類情報、利用時間帯情報、利用料金情報などが含まれることができ、サービス利用地域情報とサービスを利用しようとする期間(サービス利用期間)が含まれることもできる。
【0164】
この時、ユーザが選択できる感心サービス種類情報は、サービス情報収集及び管理部41から収集されたサービス情報をカテゴリー別、検索語別、地域別、サービス提供時間別及び費用別に細分化して、サービスデータベース411に登録する過程において追加されたサービス分類情報と同じものである可能性がある。
【0165】
但し、このような関心サービス種類情報は、サービススケジュール管理サーバ40で提供する基本値に設定されることもできる。
【0166】
例えば、ユーザがサービススケジュール管理アプリ又はプログラムを設置した後、関心サービス種類情報、利用時間帯情報、利用料金情報、サービス利用地域情報の何れか一つ以上を予め選択して入力しておくと、関心サービス条件受信及び管理部42においては、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5から関心サービス条件を入力される時、予め入力された情報を除いた残りの情報だけを入力するように要求することができ、選択的に予め入力された情報を変更可能にすることができる。
【0167】
関心サービス条件に含まれるサービス利用地域情報は、関心サービス条件受信及び管理部42により複数の行政区域単位の何れか一つに自動に設定され得る。
【0168】
このようなサービス利用地域情報は、複数の行政区域単位の中で、スケジュール情報データベース11に登録された当該ユーザのスケジュール情報のうち、前記ユーザが指定したサービス利用期間中のスケジュール情報の約束場所が含まれる行政区域単位が、関心サービス条件受信及び管理部42によりサービス利用地域情報として設定され得る。
【0169】
そして、ユーザが指定したサービス利用期間中にスケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報がない場合などは、前記サービス利用期間の開始時刻に時間的に隣接した隣接先行スケジュールの約束場所と前記サービス利用期間の終了時刻に時間的に隣接した後行スケジュールの約束場所とが含まれる行政区域単位が、関心サービス条件及び管理部42によりサービス利用地域情報として設定され得る。
【0170】
即ち、どのユーザが、サービス利用期間を指定して関心サービス条件を入力した場合、関心サービス条件受信及び管理部42は、スケジュール情報データベース11からサービス利用期間として指定された期間内に存在する前記ユーザのスケジュール情報を抽出した後、抽出されたスケジュール情報の約束場所が、特定行政区域単位(例えば、市、郡など)内に含まれるかを判断し、特定行政区域単位内に含まれると、その行政区域(例えば、大田市)などをサービス利用地域情報として設定されることになる。
【0171】
例えば、普段の居住地がソウル特別市であるどのユーザが、サービス利用期間を2019年8月26日から8月30日までに指定して関心サービス条件を入力したが、スケジュール情報データベース11に貯蔵された前記ユーザの8月26日から8月30日までのスケジュール情報の約束場所が全て大田市内の場所であれば、関心サービス条件受信及び管理部42は、前記ユーザが2019年8月26日から8月30日までの期間中に大田市に留まると判断して、前記期間(サービス利用期間)中のサービス利用地域情報を大田市に設定することになる。
【0172】
上記したように、関心サービス条件に含まれるサービス利用地域情報は、複数の行政区域単位の何れか一つで関心サービス条件受信及び管理部42により設定され得る。
【0173】
この時、前記複数の行政区域単位のそれぞれには、特定位置情報がユーザにより基準位置として指定されたり、関心サービス条件受信及び管理部42により設定されたりすることができ、任意の距離情報が限界距離として指定又は設定され得る。
【0174】
例えば、サービス利用地域情報として設定された行政区域単位がソウル特別市の場合、ソウル特別市の基準位置としてユーザが光化門又は自分の宿泊先などを指定して入力したり、関心サービス条件受信及び管理部42で光化門又はユーザの宿泊先などを基準位置に設定したりすることができる。
【0175】
同様に、ユーザが任意の距離情報を行政区域単位それぞれの基準位置からの限界距離として指定して入力でき、関心サービス条件受信及び管理部42で任意の距離情報を行政区域単位それぞれの限界距離として設定できる。
【0176】
第2マッチングスケジュール推薦部43は、サービスデータベース411から関心サービス条件を満足し、サービス情報のサービス提供時間が関心サービス条件に含まれる利用時間帯情報及びユーザのスケジュール不存在時間帯と重なるサービス情報を抽出し、抽出されたサービス情報をスケジュール情報の形式に変換したマッチングスケジュールを、当該ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供する機能を実行する。
【0177】
ここで、サービスデータベース411から、サービス提供時間がユーザのスケジュール不存在時間帯と重なる求人情報を抽出するために、第2マッチングスケジュール推薦部43は、サービスデータベース411に登録されたサービス情報それぞれのサービス提供時間に基づいて、関心サービス条件に含まれるサービス利用期間中のサービス提供時間内にスケジュール情報データベース11に登録された当該ユーザのスケジュール情報が存在しないか、当該ユーザのスケジュール情報が存在するが、登録されたスケジュール情報の約束時刻と終了時刻と間の時間がサービス提供時間のサービスが提供時間の一部のみと重なるサービス情報のみを抽出することになる。
【0178】
即ち、第2マッチングスケジュール推薦部43が、サービスデータベース411から関心サービス条件を満足するサービス情報を抽出する場合には、そのサービス情報のカテゴリーが関心サービス条件の関心サービス種類情報に対応し、そのサービス情報のサービス提供場所が、関心サービス条件のサービス利用地域情報として設定された行政区域単位内に含まれ、そのサービス情報のサービス提供時間が関心サービス条件の利用時間帯情報と合致し、当該ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なるサービス情報を抽出し、抽出されたサービス情報を、スケジュール情報の形式に変換したマッチングスケジュールを前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供することになる。
【0179】
この時、働く地域情報が、スケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報の中で、前記ユーザが指定したサービス利用期間中のスケジュール情報の約束場所が含まれるか、前記サービス利用期間の開始時刻に時間的に隣接した隣接先行スケジュールの約束場所と前記サービス利用期間の終了時刻に時間的に隣接した隣接後行スケジュールの約束場所が含まれる、行政区域単位がサービス利用地域情報として関心サービス条件受信及び管理部42により設定され得ることは、上記したようである。
【0180】
そして、関心サービス条件に含まれるサービス利用地域情報が、複数の行政区域単位の何れか一つで関心サービス条件受信及び管理部42により設定され、前記複数の行政区役単位のそれぞれに特定位置情報がユーザにより基準位置として指定されたり、関心サービス条件受信及び管理部42により設定されたりし、任意の距離情報が限界距離として指定又は設定される場合、第2マッチングスケジュール推薦部43は、サービスデータベース411から関心サービス条件を満足するサービス情報を抽出するために、そのサービス情報のカテゴリーが関心サービス条件の関心サービス種類情報に対応し、そのサービス情報の提供場所と関心サービス条件のサービス利用地域情報として指定又は設定された行政区域単位の基準位置と間の距離がその行政区域単位の限界距離以下であり、そのサービス情報のサービス提供時間が関心サービス条件の利用時間帯情報と合致し、当該ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なるサービス情報を抽出し、抽出されたサービス情報をスケジュール情報の形式に変換したマッチングスケジュールを前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供することになる。
【0181】
例えば、どのユーザが2019年8月1日から8月23日まで(週末は除く)のサービス利用期間を指定して入力し、関心サービス条件受信及び管理部42の判断によりソウル特別市がサービス利用地域情報として設定され、ソウル特別市の基準位置が光化門としてユーザにより指定されたり、関心サービス条件受信及び管理部42により設定されたりし、限界距離として20kmがユーザにより指定されたり、関心サービス条件受信及び管理部42により設定されたりした場合、第2マッチングスケジュール推薦部43は、前記サービス利用期間についてサービス情報のカテゴリーが関心サービス条件の関心サービス種類情報に対応し、そのサービス情報のサービス提供場所と光化門と間の距離が20km以内であり、そのサービス情報のサービス提供時間が関心サービス条件の利用時間帯情報と合致し、当該ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なるサービス情報を抽出し、抽出された情報をスケジュール情報の形式に変換したマッチングスケジュールを前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供することになる。
【0182】
また、前記ユーザが、2019年8月26日から8月30までのサービス利用期間を指定して入力し、関心サービス条件受信及び管理部42の判断により大田市がサービス利用地域情報として設定され、大田市の基準位置が大田市庁にユーザにより指定されたり、関心サービス条件受信及び管理部42により設定されたりし、限界距離として30kmがユーザにより指定されたり、関心サービス条件受信及び管理部42により設定されたりした場合、第2マッチングスケジュール推薦部43は、前記サービス利用期間についてサービス情報のカテゴリーが関心サービス条件の関心サービス種類情報に対応し、そのサービス情報のサービス提供場所と大田市庁と間の距離が30km以内であり、そのサービス情報のサービス提供時間が、関心サービス条件の利用時間帯情報と合致し、当該ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なるサービス情報を抽出し、抽出されたサービス情報をスケジュール情報の形式に変換したマッチングスケジュールを前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供することになる。
【0183】
一方、抽出されたサービス情報をスケジュール情報の形式に変換したマッチングスケジュールを、第2マッチングスケジュール推薦部43が前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供する時に、第2マッチングスケジュール推薦部43は、抽出されたサービス情報に対して、照会数順位の逆数と利用者推薦度順位の逆数のそれぞれに所定の加重値を乗じた値の合計による推薦順位を演算し、演算された推薦順位により抽出されたサービス情報に対応するマッチングスケジュールが、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に順次にディスプレイされるようにできる。
【0184】
スケジュールチェック及び登録要請部44は、マッチングスケジュール中の一つをユーザが選択するスケジュール選択イベントが、少なくとも一つのユーザ端末機5から受信されると、ユーザが選択した選択スケジュールをメインスケジュール管理サーバ10に伝送しながら、スケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報と抵触するかどうかをチェックし、前記ユーザのスケジュール情報としてスケジュール情報データベース11に選択的に登録することをメインスケジュール管理サーバ10に要請する機能を実行する。
【0185】
そして、メインスケジュール管理サーバ10は、スケジュールチェック及び登録要請部44からの要請をスケジュールチェック及び登録部14で処理した結果により、スケジュール登録後、スケジュール登録確認信号をユーザ端末機5及びサービススケジュール管理サーバ40に伝送したり、スケジュール衝突信号をユーザ端末機5及びサービススケジュール管理サーバ40に伝送したりすることになる。
【0186】
即ち、スケジュールチェック及び登録部14で隣接先行スケジュールの終了時刻と選択スケジュールの約束時刻と間の時間(第1時間間隔)を第1移動所要時間と比較し、選択スケジュールの終了時刻と隣接後行スケジュールの約束時刻と間の時間(第2時間間隔)を第2移動所要時間と比較して、選択スケジュールが隣接先行スケジュールと抵触したり、隣接後行スケジュールと抵触したりする場合、メインスケジュール管理サーバ10は、スケジュール衝突信号を前記ユーザがログインしたユーザ端末機5及びサービススケジュール管理サーバ40に伝送することになる。
【0187】
一方、サービススケジュール管理サーバ40が、メインスケジュール管理サーバ10からスケジュール衝突信号を受信すると、サービススケジュール管理サーバ40は、前記選択スケジュールを除いた前記マッチングスケジュールを、再び前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供することになる。
【0188】
但し、上記においては、メインスケジュール管理サーバ10が、スケジュール衝突信号を前記ユーザがログインしたユーザ端末機5及びサービススケジュール管理サーバ40に伝送すると説明したが、選択スケジュールが隣接先行スケジュールと抵触したり、隣接後行スケジュールと抵触したりする場合、メインスケジュール管理サーバ10がスケジュール衝突信号をサービススケジュール管理サーバ40に伝送し、サービススケジュール管理サーバ40が、スケジュール衝突信号とともに前記選択スケジュールを除いた前記マッチングスケジュールを、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供することもできる。
【0189】
サービススケジュール管理サーバ40が提供するスケジュール管理サービスを利用するために、ユーザが設置するようになるサービススケジュール管理アプリ又はプログラムでは、ユーザが利用しようとするサービスの種類別に多数の個別的なアプリ又はプログラムが提供され得る。
【0190】
例えば、ユーザが演劇、ミュージカル、コンサートなどの公演サービスを利用したい場合には、公演アプリ又はプログラムを設置して公演関連サービス情報の提供を受けて自分のスケジュール情報として登録でき、ユーザが歯科診療及び治療サービスを利用したい場合には、歯科アプリ又はプログラムを設置して歯科診療及び治療サービス情報の提供を受けて、自分のスケジュール情報として登録可能になる。
【0191】
この場合、ユーザが当該アプリ又はプログラムを設置して会員加入をすれば、ユーザは、当該アプリ又はプログラム関連サービス種類情報を関心サービス種類情報として選択したものと見なされる。
【0192】
このように、メインスケジュール管理サーバ10及びサービススケジュール管理サーバ40を含むスケジュール管理サービスシステム1は、サービススケジュール管理サーバ40がユーザ端末機5から関心サービス条件を入力されて、条件を満足するサービス情報をスケジュール情報の形式に変換してユーザ端末機5に提供し、ユーザが選択した選択スケジュールを前記ユーザのスケジュール情報としてスケジュール情報データベース11に選択的に登録することにより、サービススケジュール管理アプリ又はプログラムが提供するマッチングスケジュールの中で、ユーザが所望のサービスを選択して、直ぐに自分のスケジュール情報として登録可能になる利点がある。
【0193】
以下においては、本発明のもう一つの実施例に係るスケジュール管理サービスシステムの構成を説明する。
【0194】
図8は、本発明のもう一つの実施例に係るスケジュール管理サービスシステムを示すブロック図である。
【0195】
一実施例において、本発明に係るスケジュール管理サービスシステム1は、メインスケジュール管理サーバ10及びオープンスケジュール管理サーバ50を含むことができる。
【0196】
メインスケジュール管理サーバ10については、前述したように同一であるので、説明は省略する。
【0197】
オープンスケジュール管理サーバ50は、特定ユーザであるリーダのスケジュール情報の共有を受けようとするフォローに対し、各フォローを積極的支持者、友好的支持者、批判的支持者及び非難者の何れかに登録及び管理し、スケジュール情報データベース11に登録されたリーダのスケジュール情報のそれぞれに与えられた属性により、積極的支持者、友好的支持者、批判的支持者及び非難者にスケジュール情報データベース11に登録されたリーダのスケジュール情報を人物スケジュール情報として差別的に公開する機能を実行する。
【0198】
即ち、オープンスケジュール管理サーバ50は、リーダが積極的支持者公開属性を与えたスケジュール情報は、フォローの中で積極的支持者として登録されたユーザに人物スケジュール情報として公開し、リーダが友好的支持者公開属性を与えたスケジュール情報はフォローの中で積極的支持者、友好的支持者及び批判的支持者として登録されたユーザに人物スケジュール情報として公開し、リーダが批判的支持者公開属性を与えたスケジュール情報は、フォローの中で積極的支持者、友好的支持者及び批判的支持者として登録されたユーザに人物スケジュール情報として公開し、リーダが全て公開属性を与えたスケジュール情報は、非難者と登録されたユーザを除いたフォロー及びリーダのフォローではない全てのユーザに人物スケジュール情報として公開するようになる。
【0199】
このようなオープンスケジュール管理サーバ50により、芸能人、政治家、作家などの有名人(リーダ)が自分のスケジュール情報の共有を受けようとするフォローと自分のスケジュール情報を共有することになる。
【0200】
リーダは、オープンスケジュール管理サーバ50が提供するスケジュール管理サービスを利用するために、ユーザが設置するようになるオープンスケジュール管理アプリ又はプログラムを利用して自分についてのコミュニティーを開設し、自分のスケジュール情報の共有を受けようとするフォローを募集することになり、フォローのそれぞれを積極的支持者、友好的支持者、批判的支持者及び非難者の何れかに登録及び管理することになる。
【0201】
そして、リーダは、メインスケジュールアプリ又はプログラムでスケジュール情報を入力するステップにおいて、そのスケジュール情報に積極的支持者公開属性、友好的支持者公開属性、批判的支持者公開属性又は全ての公開属性を与えたり、スケジュール情報データベース11に登録されたスケジュール情報のそれぞれに積極的支持者公開属性、友好的支持者公開属性、批判的支持者公開属性又は全ての公開属性を与えたりすることにより、自分のスケジュール情報をフォローと差別的に共有してフォローとの関係を管理できる。
【0202】
オープンスケジュール管理サーバ50は、リーダが使用しているユーザ端末機5の位置情報を自分のフォローに差等的に共有できる。
【0203】
このために、リーダは、自分のフォローのそれぞれをアクセス通知対象者及びアクセス通知非対象者の何れかに登録及び管理することになる。
【0204】
そして、オープンスケジュール管理サーバ50は、リーダが使用しているユーザ端末機5が、GPS人工衛星から受信した位置情報をユーザ端末機5から伝送され、フォローの中でアクセス通知対象者と登録されたユーザのユーザ端末機5にリーダの現在位置情報を提供することになる。
【0205】
リーダの現在位置情報の提供を受けたユーザ端末機5は、リーダの現在位置とリーダの現在位置情報の提供を受けたユーザ端末機5がGPS人工衛星から受信した位置情報(フォローの現在位置)と間の距離が予め指定又は設定された限界距離以下の場合にのみアクセス通知を出力できる。
【0206】
このために、リーダの現在位置情報の提供を受けようとするフォローは、それぞれ、リーダの現在位置と自分の現在位置と間の距離がどの程度以下の時に、アクセス通知を受信したいかにより予め現在距離を指定して入力でき、このようなフォローそれぞれの限界距離は、オープンスケジュール管理サーバ50に貯蔵されることができる。
【0207】
一方、フォローそれぞれの限界距離は、リーダがフォローごとに一括的に又は個別的に指定することもでき、オープンスケジュール管理サーバ50でフォローそれぞれの限界距離を一括的に又は個別的に設定することもできる。
【0208】
このようなリーダの現在位置情報提供及びアクセス通知機能により、フォローは、リーダが自分の現在位置と限界距離(例えば、5km又は50km)以下の場合にアクセス通知を受信し、リーダの現在位置を確認でき、人物スケジュール情報として受信したリーダのスケジュール情報と自分の情報を確認して、リーダが主催する行事や公演などに参加するなどの行為ができるようになる。
【0209】
一方、リーダは、芸能人、政治家、作家などの有名人だけでなく、特定商品を販売する販売者であるか、又は特定サービスを提供するサービス提供者であり得る。
【0210】
この場合、オープンスケジュール管理サーバ50により、フォローに差等的に共有されるリーダのスケジュール情報は、商品販売者又はサービス提供者のセール又はイベントスケジュール情報となれる。
【0211】
本発明に係るスケジュール管理サービスシステム1は、メインスケジュール管理サーバ10及びオープンスケジュール管理サーバ50に関心人物管理サーバ60をさらに含むことができる。
【0212】
本発明に係るスケジュール管理サービスシステム1を利用するユーザは、各自のユーザ端末機5を介してスケジュール情報や現在位置情報の提供を受けようとする芸能人、政治家、作家などの関心人物(リーダ)の情報を入力して、複数のリーダについてのフォローとして登録でき、このようなユーザそれぞれの関心人物情報は、関心人物管理サーバ60に貯蔵されて管理されるようになる。
【0213】
即ち、関心人物管理サーバ60は、少なくとも一つのユーザ端末機5からログインされたユーザの関心人物情報を入力されて貯蔵及び管理し、前記ログインされたユーザを前記関心人物情報にマッチングされるユーザ(リーダ)のスケジュール情報を共有されるフォローとして登録することをオープンスケジュール管理サーバ50に要請することになる。
【0214】
但し、このような関心人物管理サーバ60の機能は、オープンスケジュール管理サーバ50により遂行されることもでき、この場合、ユーザそれぞれの関心人物情報はオープン管理サーバ50に貯蔵されて管理されるようになる。
【0215】
即ち、本発明に係るスケジュール管理サービスシステム1は、上記したような機能を実行する別の関心人物管理サーバ60を含むように構成されることもでき、関心人物管理サーバ60を備えずに、関心人物管理サーバ60の機能を自体的に遂行するオープンスケジュール管理サーバ50のみを含むように構成されることもできるのである。
【0216】
本発明に係るスケジュール管理サービスシステム1は、メインスケジュール管理サーバ10、オープンスケジュール管理サーバ50及び関心人物管理サーバ60に行事スケジュール推薦サーバ70をさらに含むことができ、関心人物管理サーバ60無しに行事スケジュール推薦サーバ70のみさらに含むこともできる。
【0217】
本発明に係るスケジュール管理サービスシステム1によると、少なくとも1名以上のリーダに対してフォローと登録されたユーザは、リーダのスケジュール情報を人物スケジュール情報として共有されることになり、フォローと登録したことがないユーザでもリーダが全て公開属性を与えたスケジュール情報は、いつでも人物スケジュール情報として提供され得るが、行事スケジュール推薦サーバ70は、各ユーザに公開された人物スケジュール情報の中からセール、イベント又は公演スケジュール情報を抽出し、抽出されたスケジュール情報に含まれた行事時間が前記ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なるスケジュール情報である推薦スケジュールを、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供する機能を実行する。
【0218】
即ち、行事スケジュール推薦サーバ70は、少なくとも一つのユーザ端末機5にログインしたユーザの識別情報をオープンスケジュール管理サーバ50に伝送し、オープンスケジュール管理サーバ50から前記ユーザに公開された人物スケジュール情報の提供を受けることになり、前記ユーザに公開された人物スケジュール情報の中からセール、イベント又は公演スケジュール情報(行事スケジュール情報)を抽出し、抽出された行事スケジュール情報に含まれた行事時間が前記ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なるスケジュールである推薦スケジュールを、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供する。
【0219】
この時、抽出された行事スケジュール情報に含まれた行事時間が、前記ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なるスケジュール情報を再び抽出するために、行事スケジュール推薦サーバ70は、前記抽出された行事情報それぞれの行事期間中の行事時間内にスケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報が存在しないか、前記ユーザのスケジュール情報が存在するが、登録されたスケジュール情報の約束時刻と終了時刻と間の時間が行事時間の一部とのみ重なる行事スケジュール情報のみ抽出することになる。
【0220】
一方、行事スケジュール推薦サーバ70は、スケジュールチェック及び登録調整部(未図示)を含むことができる。
【0221】
行事スケジュール推薦サーバ70のスケジュールチェック及び登録要請部は、推薦スケジュールの何れか一つをユーザが選択するスケジュール選択イベントが、少なくとも一つのユーザ端末機5から受信されると、ユーザが選択した選択スケジュールをメインスケジュール管理サーバ10に伝送しながら、スケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報と抵触するかどうかをチェックし、前記ユーザのスケジュール情報として、スケジュール情報データベース11に選択的に登録することをメインスケジュール管理サーバ10に要請する機能を実行する。
【0222】
そして、メインスケジュール管理サーバ10は、行事スケジュール推薦サーバ70のスケジュールチェック及び登録要請部からの要請をスケジュールチェック及び登録部14で処理した結果により、スケジュール登録後、スケジュール登録確認信号をユーザ端末機5及び行事スケジュール推薦サーバ70に伝送したり、スケジュール衝突信号をユーザ端末機5及び行事スケジュール推薦サーバ70に伝送することになる。
【0223】
即ち、スケジュールチェック及び登録部14において、隣接先行スケジュールの終了時刻と選択スケジュールの約束時刻と間の時間(第1時間間隔)を第1移動所要時間と比較し、選択スケジュールの終了時刻と隣接後行スケジュールの約束時刻と間の時間(第2時間間隔)を第2移動所要時間と比較して、選択スケジュールが隣接先行スケジュールと抵触したり、隣接後行スケジュールと抵触したりする場合、メインスケジュール管理サーバ10は、スケジュール衝突信号を前記ユーザがログインしたユーザ端末機5及び行事スケジュール推薦サーバ70に伝送することになる。
【0224】
一方、行事スケジュール推薦サーバ70が、メインスケジュール管理サーバ10からスケジュール衝突信号を受信すると、行事スケジュール推薦サーバ70は、前記選択スケジュールを除いた前記推薦スケジュールを再び前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供することになる。
【0225】
但し、上記においては、メインスケジュール管理サーバ10が、スケジュール衝突信号を前記ユーザがログインしたユーザ端末機5及び行事スケジュール推薦サーバ70に伝送すると説明したが、選択スケジュールが隣接先行スケジュールと抵触したり、隣接後行スケジュールと抵触したりする場合、メインスケジュール管理サーバ10がスケジュール衝突信号を行事スケジュール推薦サーバ70に伝送し、行事スケジュール推薦サーバ70が、スケジュール衝突信号とともに前記選択スケジュールを除いた前記推薦スケジュールを、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供することもできる。
【0226】
本発明に係るスケジュール管理サービスシステム1は、メインスケジュール管理サーバ10、オープンスケジュール管理サーバ50、関心人物管理サーバ60及び行事スケジュール推薦サーバ70に人工知能サーバ80をさらに含むことができ、関心人物管理サーバ60無しに人工知能サーバ80のみをさらに含むこともできる。
【0227】
人工知能サーバ80は、行事スケジュール推薦サーバ70の要請により、スケジュール情報データベース11に登録されたログインされたユーザのスケジュール情報を分析して、前記ユーザのスケジュール不存在時間帯に前記ユーザがいる位置を予測する機能を実行する。
【0228】
例えば、現在の日付から一か月後まで、スケジュール情報データベース11に登録されたどのユーザのスケジュールが殆どない場合でも、人工知能サーバ80は、前記ユーザの過去数年間のスケジュール情報を分析して、前記ユーザの行動パターンを把握することができ、これを利用して、現在の日付から一か月後までの日付及び時間別に前記ユーザがいる位置を予測することができる。
【0229】
但し、このようなユーザの位置予測は、行事スケジュール推薦サーバ70の要請がある前に人工知能サーバ80で予め予測しておいた後、人工知能サーバ80が行事スケジュール推薦サーバ70の要請を受信すると、予測されたユーザの位置情報を行事スケジュール推薦サーバ70に伝送するように構成されることもできる。
【0230】
行事スケジュール推薦サーバ70には、行事スケジュール情報に含まれた行事場所とユーザがいる位置と間の距離が、一定距離以下である行事スケジュール情報のみ前記ユーザに知らせるための限界距離が貯蔵及び管理されることができる。
【0231】
即ち、ユーザは任意の距離情報を行事スケジュール推薦を受けるための限界距離として指定して入力でき、行事スケジュール推薦サーバ70で任意の距離情報を、行事スケジュールを推薦するための限界距離として設定できる。
【0232】
これにより、行事スケジュール推薦サーバ70が、どのユーザに公開された人物スケジュール情報の中からセール、イベント又は公演スケジュール情報(行事スケジュール情報)を抽出し、抽出された行事スケジュール情報に含まれた行事時間が前記ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なるスケジュール情報を、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供する場合に、行事スケジュール情報に含まれた行事場所と前記ユーザがいる位置と間の距離が一定距離以下である行事スケジュール情報のみ推薦スケジュールとして、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供できるようになる。
【0233】
即ち、行事スケジュール推薦サーバ70は、少なくとも一つのユーザ端末機5にログインしたユーザの識別情報をオープンスケジュール管理サーバ50に伝送して、オープンスケジュール管理サーバ50から前記ユーザに公開された人物スケジュール情報の提供を受け、人工知能サーバ80から前記ユーザがいる位置の提供を受け、前記ユーザに公開された人物スケジュール情報の中からセール、イベント又は公演スケジュール情報(行事スケジュール情報)を抽出した後、抽出された行事スケジュール情報に含まれた行事時間が前記ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なり、抽出された行事スケジュール情報に含まれた行事場所と前記ユーザがいる位置と間の距離が前記限界距離以下であるスケジュール情報を、推薦スケジュールに前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供することになる。
【0234】
例えば、どのユーザの平日のスケジュール不存在時間帯の前記ユーザがいる位置が、前記ユーザの勤務地(会社)の近くであると人工知能サーバ80が予測し、限界距離が5kmとして指定又は設定されている場合、行事スケジュール推薦サーバ70は、セール又はイベント関連行事スケジュール情報の中で行事時間が前記ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なり、行事場所と前記ユーザの勤務地と間の距離が5km以下である行事スケジュール情報を推薦スケジュールとして、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供することになる。
【0235】
また、どのユーザの休日のスケジュール不存在時間帯の前記ユーザがいる位置が、前記ユーザの居住地(家)の近くであると人工知能サーバ80が予測し、限界距離が50kmとして指定又は設定されている場合、行事スケジュール推薦サーバ70は、セール、イベント又は公演関連行事スケジュール情報の中で行事時間が前記ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なり、行事場所と前記ユーザの居住地と間の距離が50km以下である行事スケジュール情報を推薦スケジュールとして、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供することになる。
【0236】
オープンスケジュール管理サーバ50が提供するスケジュール管理サービスを利用するために、ユーザが設置するようになるオープンスケジュールアプリ又はプログラムでは、一つの統合的なオープンスケジュール管理アプリ又はプログラムが提供されることもでき、ユーザがスケジュール情報や現在位置情報の提供を受けようとする芸能人、政治家、作家などの関心人物(リーダ)別に多数の個別的なアプリ又はプログラムが提供されることもできる。
【0237】
例えば、ユーザが特定芸能人や政治家のスケジュール情報や現在位置情報の提供を受けようとする場合には、そのリーダのスケジュール情報や現在位置情報を提供してくれるアプリ又はプログラムを設置して利用することができ、この場合、ユーザが当該アプリ又はプログラムを設置して会員加入をすれば、前記ユーザは、そのリーダに対するフォローとして登録されることに同意したと見なされる。
【0238】
以下においては、本発明のもう一つの実施例に係るスケジュール管理サービスシステムの構成を説明する。
【0239】
図9は、本発明のもう一つの実施例に係るスケジュール管理サービスシステムを示すブロック図である。
【0240】
一実施例において、本発明に係るスケジュールサービスシステム1は、メインスケジュール管理サーバ10、サービススケジュール管理サーバ40、オープンスケジュール管理サーバ50及びウィッシュスケジュール管理サーバ90を含むことができる。
【0241】
メインスケジュール管理サーバ10、サービススケジュール管理サーバ40及びオープンスケジュール管理サーバ50については、前述したように同様であるので、説明は省略する。
【0242】
ウィッシュスケジュール管理サーバ90は、少なくとも一つのユーザ端末機5からログインされたユーザの目標職業情報を入力されて貯蔵及び管理し、ログインされたユーザに公開された人物スケジュール情報を収集して人物スケジュール情報データベース91に登録及び管理し、複数の基本資質データベース92の中で目標職業情報にマッチングされる基本資質データベース92にアクセスして、目標職業成就に必要な基本資質の項目を読み込んだ後、前記ユーザの年齢を考慮して優先的に成就すべき最優先基本資質を決定し、サービスデータベース411に登録されたサービス情報と人物スケジュール情報データベース91に登録された人物スケジュール情報の中で、最優先基本資質と関連することを抽出し、抽出されたサービス情報と人物スケジュール情報に含まれたサービス提供時間又はスケジュール先行時間が、前記ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なるサービス情報と人物スケジュール情報をスケジュール情報の形式に変換した後、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供するサーバとして、人物スケジュール情報データベース91、基本資質データベース92、スケジュールチェック及び登録要請部94を含むことができる。
【0243】
ウィッシュスケジュール管理サーバ90は、ユーザが、自分の所望職業である目標職業を成就できるように、目標職業成就に必要な基本資質項目の中で最優先基本資質を決定し、最優先基本資質と関連するサービス情報と人物スケジュール情報に含まれたサービス提供時間又はスケジュール進行時間が、前記ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なるサービス情報と人物スケジュール情報をスケジュール情報の形式に変換した推薦スケジュールを、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供することにより、ユーザの目標職業の成就に役立つスケジュールを推薦して、ユーザが選択した選択スケジュールをユーザのスケジュール情報としてスケジュール情報データベース11に選択的に登録できるようにする機能を実行する。
【0244】
ウィッシュスケジュール管理サーバ90は、少なくとも一つのユーザ端末機5にログインしたユーザの識別情報をオープンスケジュール管理サーバ50に伝送し、オープンスケジュール管理サーバ50から前記ユーザに公開された人物スケジュール情報の提供を受けて、人物スケジュール情報データベース91に登録及び管理する。
【0245】
このような人物スケジュール情報データベース91は、ユーザ別に個別的な人物スケジュール情報データベース91が構築されて、複数の人物スケジュール情報データベース91が運営されることもでき、一つの人物スケジュール情報データベース91にユーザのそれぞれに公開された人物スケジュール情報がユーザ別に貯蔵されて運営されることもできる。
【0246】
一方、ユーザは、ウィッシュスケジュール管理サーバ90が提供する複数の目標職業の中で自分が所望の目標職業を選択して入力することになる。
【0247】
そして、ウィッシュスケジュール管理サーバ90は、それぞれの目標職業成就に必要な基本資質項目が登録される基本資質データベース92と各基本資質項目の成就に役立つサービス、会合又は行事などが登録される資質資源データベース(未図示)を構築することになる。
【0248】
即ち、目標職業別に当該目標職業成就に必要な基本資質項目が登録される基本資質データベース92を構築することになるところ、ユーザが選択できる目標職業数だけ当該目標職業の基本資質データベース92が構築することになり、基本資質データベース92に貯蔵されたそれぞれの基本資質項目別に当該目標基本資質項目の成就に役立つ関連資源が登録される資質資源データベースを構築されることになるところ、基本資質データベース92に貯蔵された基本資質項目の数だけ、当該基本資質項目の資質資源データベースが構築されることになる。
【0249】
例えば、ユーザが選択できる目標職業の一つとして「国会議員」がある場合、ウィッシュスケジュール管理サーバ90は、「国会議員」という職業の成就に必要な基本資質項目が登録される「国会議員」と関連する基本資質データベース92を構築することになり、「国会議員」と関連する基本資質データベース92に基本資質項目として「学歴」、「人脈」、「地域内での活動及び広報」の三つの項目が貯蔵されている場合、ウィッシュスケジュール管理サーバ90は「学歴」、「人脈」、「地域内での活動及び広報」の項目それぞれについての資質資源データベースを生成し、「学歴」と関連する資質資源データベースには「学歴」の成就に役立つ関連資源を登録し、「人脈」と関連する資質資源データベースには「人脈」の成就に役立つ関連資源を登録するなどの作業を行うことになる。
【0250】
但し、上記においては、ユーザが選択できる目標職業数だけ、当該目標職業の基本資質データベース92を構築すると説明したが、一つの基本資質データベース92内に複数の目標職業のそれぞれに関する基本資質項目が貯蔵されることもできる。
【0251】
一方、資質資源データベースは、目標職業に従事したか、又は従事している多くの人が、当該目標職業の成就のために利用したか、参加したサービス、会合、行事などについてのビックデータを構築し、これを分析して複数の基本資質項目別に分類して貯蔵することにより構築されることができる。
【0252】
当該目標職業の成就に役立つサービス、会合、行事などについてのビックデータの構築は、例えば、目標職業に従事したか、又は従事している人のフェイスブック、ツイッター(登録商標)などのSNSメッセージとブログの掲示物、その人に関するニュースやウェブページ、その人に関する回顧録や伝記などの内容を検索及び収集することにより行われ、このような情報の収集は、アルゴリズムによるロボットなどにより行われる。
【0253】
そして、上記の特定目標職業に関する基本資質データベース92に貯蔵された基本資質項目数だけ、当該基本資質項目の資質資源データベースを構築すると説明したが、一つの基本資質データベース92内に複数の基本資質項目のそれぞれに関する資質資源が貯蔵されることもできる。
【0254】
ウィッシュスケジュール管理サーバ90は、ユーザが選択した目標職業の成就に必要な基本資質項目の中で、優先的に成就すべき最優先基本資質を決定するために、スケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報をユーザが入力した目標職業情報にマッチングされる基本資質項目別に分類する。
【0255】
例えば、ユーザが入力した目標職業情報が「国会議員」であり、「国会議員」と関連する基本資質データベース92に基本資質項目として、「学歴」、「人脈」、「地域内での活動及び広報」の三つの項目が貯蔵されている場合、ウィッシュスケジュール管理サーバ90は、スケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報をそれぞれ「学歴」、「人脈」、「地域内での活動及び広報」の何れか一つに関するものと分類することになる。
【0256】
そして、ウィッシュ管理サーバ90は、スケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報の中で、スケジュール遂行が確認されたスケジュール情報のそれぞれに遂行確認点数を付与し、これを目標職業情報にマッチングされる基本資質項目それぞれの成就点数に合算する。
【0257】
例えば、ウィッシュスケジュール管理サーバ90が、スケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報をそれぞれ「学歴」、「人脈」、「地域内での活動及び広報」の基本資質項目の何れか一つに関するものと分類する過程において、そのスケジュール情報がスケジュール遂行が確認されたスケジュール情報の場合、そのスケジュールの遂行が当該基本資質項目の成就に役立つ程度を評価した遂行確認点数をそのスケジュール情報に与え、それぞれの基本資質項目に該当するものと分類されたスケジュール情報の遂行確認点数を全て足した値をその基本資質項目の成就点数として貯蔵することになる。
【0258】
一方、ウィッシュスケジュール管理サーバ90が、最優先基本資質を決定する場合には、基本資質項目それぞれの成就点数外にユーザの年齢も考慮することになる。
【0259】
ある目標職業の基本資質項目の中には、ユーザの年齢と関係なく成就可能な項目もあり、ユーザの年齢が適切な範囲内になければ、実質的に成就しにくくなる項目も存在する。
【0260】
例えば、目標職業情報が「国会議員」である場合、「学歴」という基本資質項目は、相対的にユーザの年齢と関係なく、成就が可能な項目に該当されることができるが、目標職業情報が「フィギュア選手」の場合、基礎フィギュア技術習得は、凡そ6歳から9歳に行わなければならないが、「基礎フィギュア技術習得」という基本資質項目は、相対的にユーザの年齢が適切な範囲内にあってこそ成就可能な項目に該当され得る。
【0261】
従って、ウィッシュスケジュール管理サーバ90が最優先基本資質を決定時に、現在ユーザの年齢を考慮すれば、ある基本資質項目の成就が他の基本資質項目に比べて緊急なものと判断される場合、ウィッシュスケジュール管理サーバ90は、基本資質項目それぞれの成就点数の順位よりは、ユーザの年齢を考慮の際、緊急な基本資質項目を最優先基本資質として決定することが好ましい。
【0262】
ウィッシュスケジュール管理サーバ90により最優先基本資質が決定されると、ウィッシュスケジュール管理サーバ90は、サービスデータベース411に登録されたサービス情報と人物スケジュール情報データベース91に登録された人物スケジュール情報の中で、最優先基本資質と関連されることを抽出する。
【0263】
例えば、ユーザが入力した目標職業情報が「国会議員」であり、最優先基本資質として「人脈」という基本資質項目が決定された場合、ウィッシュスケジュール管理サーバ90は、サービスデータベース411に登録されたサービス情報と人物スケジュール情報データベース91に登録された人物スケジュール情報の中で、「人脈」という基本資質項目と関連することだけを抽出することになる。
【0264】
そして、ウィッシュスケジュール管理サーバ90は、抽出されたサービス情報と人物スケジュール情報に含まれたサービス提供時間又はスケジュール進行時間が、前記ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なるスケジュール情報をスケジュール情報の形式に変換した推薦スケジュールを、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供する。
【0265】
ここで、サービスデータベース411と人物スケジュール情報データベース91から最優先基本資質として決定された基本資質項目と関連するものと判断されて、抽出されたサービス情報と人物スケジュール情報の中で、サービス提供時間又はスケジュール進行時間が前記ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なるサービス情報又は人物スケジュール情報を再び抽出するために、ウィッシュスケジュール管理サーバ90は、抽出されたサービス情報それぞれのサービス提供時間と抽出された人物情報それぞれのスケジュール進行時間内にスケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報が存在しないか、前記ユーザのスケジュール情報が存在するが、登録されたスケジュール情報の約束時刻と終了時刻と間の時間がサービス提供時間又はスケジュール進行時間の一部とのみ重なるサービス情報と人物スケジュール情報のみ抽出することになり、抽出されたサービス情報と人物スケジュール情報をスケジュール情報の形式に変換した推薦スケジュールを、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供することになる。
【0266】
スケジュールチェック及び登録要請部94は、推薦スケジュールの何れか一つをユーザが選択するスケジュール選択イベントが少なくとも一つのユーザ端末機5から受信されると、ユーザが選択した選択スケジュールをメインスケジュール管理サーバ10に伝送しながら、スケジュール情報データベース11に登録された前記ユーザのスケジュール情報と抵触するかどうかをチェックし、前記ユーザのスケジュール情報としてスケジュール情報データベース11に選択的に登録することをメインスケジュール管理サーバ10に要請する機能を実行する。
【0267】
そして、メインスケジュール管理サーバ10は、ウィッシュスケジュール管理サーバ90のスケジュールチェック及び登録要請部94からの要請をスケジュールチェック及び登録部14で処理した結果により、スケジュール登録後、スケジュール登録確認信号をユーザ端末機5及びウィッシュスケジュール管理サーバ90に伝送したり、スケジュール衝突信号をユーザ端末機5及びウィッシュスケジュール管理サーバ90に伝送することになる。
【0268】
即ち、スケジュールチェック及び登録部14において、隣接先行スケジュールの終了時刻と選択スケジュールの約束時刻と間の時間(第1時間間隔)を第1移動所要時間と比較し、選択スケジュールの終了時刻と隣接後行スケジュールの約束時刻と間の時間(第2時間間隔)を第2移動所要時間と比較して、選択スケジュールが隣接先行スケジュールと抵触したり、隣接後行スケジュールと抵触したりする場合、メインスケジュール管理サーバ10は、スケジュール衝突信号を前記ユーザがログインしたユーザ端末機5及びウィッシュスケジュール管理サーバ90に伝送することになる。
【0269】
一方、ウィッシュスケジュール管理サーバ90がメインスケジュール管理サーバ10からスケジュール衝突信号を受信すると、ウィッシュスケジュール管理サーバ90は前記選択スケジュールを除いた前記推薦スケジュールを、再び前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供することになる。
【0270】
但し、上記においては、メインスケジュール管理サーバ10が、スケジュール衝突信号を前記ユーザがログインしたユーザ端末機5及びウィッシュスケジュール管理サーバ90に伝送すると説明したが、選択スケジュールが隣接先行スケジュールと抵触したり、隣接後行スケジュールと抵触したりする場合、メインスケジュール管理サーバ10がスケジュール衝突信号をウィッシュスケジュール管理サーバ90に伝送し、ウィッシュスケジュール管理サーバ90がスケジュール衝突信号とともに、前記選択スケジュールを除いた前記推薦スケジュールを前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供することもできる。
【0271】
ウィッシュスケジュール管理サーバ90は、推薦スケジュールの中で会合スケジュール情報を抽出し、抽出された会合スケジュール情報の中で同じ会合に該当する会合スケジュール情報を会合ごとに分類した後、同じ会合に分離された会合スケジュール情報の集合それぞれのスケジュール進行時間が相互に重なる場合、会合スケジュール情報の集合を、会合ごとに参加人物の重要度点数の合計により、前記少なくとも一つのユーザ端末機5に順次にディスプレイされるようにできる。
【0272】
ウィッシュスケジュール管理サーバ90が最優先基本資質と関連し、サービス提供時間又はスケジュール進行時間が前記ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なる推薦スケジュールを、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供する場合、推薦スケジュール中には、相異なるリーダが前記ユーザに公開した人物スケジュール情報であるが、実際には同じ会合スケジュール情報に該当することである人物スケジュール情報が存在することもでき、相異なる会合スケジュール情報に該当する人物スケジュール情報の会合それぞれのスケジュール進行時間が相互に重なる場合も存在できる。
【0273】
例えば、推薦スケジュール中に慶弔会スケジュール又は親睦会スケジュールに該当する会合スケジュール情報a、b、c、d、eが存在し、a、bは相異なるリーダが前記ユーザに公開した人物スケジュール情報であるが、実際には同じ会合1についての会合スケジュール情報であり、c、d、eも相異なるリーダが前記ユーザに公開した人物スケジュール情報であるが、実際には同じ会合2についてのスケジュール情報であり、会合1に分類された会合スケジュール情報(a、b)の集合のスケジュール進行時間と会合2に分類された会合スケジュール情報(c、d、e)の集合のスケジュール進行時間が、相互に重なる場合が存在できる。
【0274】
即ち、ウィッシュスケジュール管理サーバ90が、最優先基本資質と関連し、サービス提供時間又はスケジュール進行時間が前記ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なるサービス情報と人物スケジュール情報をスケジュール情報の形式に変換した推薦スケジュールを、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に提供する時に、推薦スケジュール内に複数の会合スケジュール情報が含まれ、推薦スケジュール内に含まれた会合スケジュール情報を同じ会合ごとに分類した結果、同じ会合に分類された会合スケジュール情報の集合それぞれのスケジュール進行時間が相互に重なる場合が発生できるが、この場合、どの会合に参加することがより役立つかを判断して、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に順次にディスプレイされるようにする必要性が生じる。
【0275】
このために、ウィッシュスケジュール管理サーバ90は、人物スケジュール情報データベース91に登録された人物スケジュール情報を公開したリーダのそれぞれに重要度点数を付与する。
【0276】
このような重要度点数は、そのリーダの認知度、そのリーダが従事している職業群から活動してきた経歴、そのリーダの社会的影響力の程度、前記ユーザとの親密度などの多様な評価項目を顧慮して決定されることができる。
【0277】
そして、ウィッシュスケジュール管理サーバ90は、推薦スケジュールの中で、会合スケジュール情報を抽出し、抽出された会合スケジュール情報の中で同じ会合に該当する会合スケジュール情報を各会合別に分類した後、それぞれの会合に該当する会合スケジュール情報を公開したリーダを把握して、各会合に参加するリーダを知るようになる。
【0278】
例えば、推薦スケジュール中には、相異なるリーダが前記ユーザに公開した人物スケジュール情報であるが、実際には同じ会合スケジュール情報に該当することである人物スケジュール情報が存在できる。
【0279】
これは、同じ会合に参加予定の相異なるリーダが、それぞれその会合に関する自分のスケジュール情報を人物スケジュール情報として前記ユーザに公開したものと解釈されることができる。
【0280】
従って、この場合、推薦スケジュール中の会合スケジュール情報を同じ会合別に分類した後、それぞれの会合に該当する会合スケジュール情報を公開したリーダを把握すれば、各会合別に参加するリーダを知るようになる。
【0281】
各会合別に参加するリーダが把握されると、ウィッシュスケジュール管理サーバ90は、各会合別参加人物(リーダ)の重要度点数を合算し、各会合別の重要度点数の合計の順に会合スケジュール情報の集合を、前記ユーザがログインしたユーザ端末機5に順次にディスプレイすることになる。
【0282】
即ち、各会合別の参加人物(リーダ)の重要度点数の合計が大きいほど、その会合に前記ユーザが参加することがもっと有利であると判断して、優先的に前記ユーザがログインしたユーザ端末機5にディスプレイされるようにすることである。
【0283】
これにより、前記ユーザは、各会合別の参加人物(リーダ)の重要度点数の合計が大きい会合スケジュール情報の集合から順に確認した後、ユーザ端末機5にディスプレイされた会合スケジュール情報の集合(推薦スケジュール)の何れか一つを選択して、自分のスケジュール情報としてスケジュール情報データベース11に選択的に登録可能になる。
【0284】
本発明の多様な実施例によると、少なくとも一つのユーザ端末機からユーザの移動方法情報及びスケジュール情報を入力され、スケジュール情報データベースに登録及び管理しながら、アラム情報及び登録されたスケジュール情報を定められた規則により、前記少なくとも一つのユーザ端末機に伝送するメインスケジュール管理サーバを;含み、前記メインスケジュール管理サーバは、前記少なくとも一つのユーザ端末機からユーザの情報を入力され、会員情報データベースに登録及び管理し、ログイン要請によるユーザ会員認証を遂行する会員管理部;前記移動方法情報、前記少なくとも一つのユーザ端末機から入力されたスケジュール情報に含まれた約束時刻情報と約束場所情報、前記スケジュール情報データベースに登録された前記ユーザのスケジュール情報に含まれた約束時刻情報と約束場所情報を利用して、各スケジュール間の移動所要時間を算出する移動時間算出部;及びスケジュール登録時に、前記スケジュール情報データベースに登録された前記ユーザのスケジュール情報と抵触するかどうかをチェックして、前記入力された情報を前記スケジュール情報データベースに選択的に登録するスケジュールチェック及び登録部;を含むスケジュール管理サービスシステムのスケジュール管理サービス方法において、前記少なくとも一つのユーザ端末機からユーザの情報を入力され、会員情報データベースに登録及び管理し、ログイン要請によるユーザ会員認証を遂行するステップ;前記移動方法情報、前記少なくとも一つのユーザ端末機から入力されたスケジュール情報に含まれた約束時刻情報と約束場所情報、前記スケジュール情報データベースに登録された前記ユーザのスケジュール情報に含まれた約束時刻情報と約束場所情報を利用して、各スケジュール間の移動所要時間を算出するステップ;及び前記スケジュール情報データベースに登録された前記ユーザのスケジュール情報と抵触するかどうかをチェックして、前記入力されたスケジュール情報を前記スケジュール情報データベースに登録した後、スケジュール登録確認信号を前記少なくとも一つのユーザ端末機に伝送したり、スケジュール衝突信号を前記少なくとも一つのユーザ端末機に伝送したりするステップ;を含むことができる。
【0285】
本発明によるスケジュール管理サービスシステム及び方法によると、ユーザ端末機から入力された移動方法情報、入力されたスケジュール情報に含まれた約束時刻情報と約束場所情報、スケジュール情報データベースに登録された前記ユーザの隣接先行スケジュールと隣接後行スケジュールを利用して、各スケジュール間の移動可能かどうかを判断し、移動が不可能な場合、ユーザ端末機にスケジュール衝突信号を伝送できるようになる利点がある。
【0286】
そして、ユーザが属するコミュニティーの共有スケジュール情報を、ユーザのスケジュール情報としてスケジュール情報データベースに選択的に登録し、コミュニティー上における会合のスケジューリングを自動的に具現して決定された共同スケジュールを共有できるようになる利点がある。
【0287】
そして、ユーザ端末機からワーク条件を入力され、条件を満足する求人情報をスケジュール情報の形式に変換してユーザ端末機に提供し、ユーザが選択した選択スケジュールをユーザのスケジュール情報として、スケジュール情報データベースに選択的に登録可能になる利点がある。
【0288】
そして、ユーザ端末機から関心サービス条件情報を入力されて、条件を満足するサービス情報をスケジュール情報の形式に変換してユーザ端末機に提供し、ユーザが選択した選択スケジュールをユーザのスケジュール情報として、スケジュール情報データベースに選択的に登録可能になる利点がある。
【0289】
そして、リーダのスケジュール情報の共有を受けようとするフォローのそれぞれを積極的支持者、友好的支持者、批判的支持者及び非難者の何れか一つに登録及び管理し、リーダがスケジュール情報に与えた公開属性によりフォロー又はフォローではない全てのユーザに人物スケジュール情報として公開できるようになる利点がある。
【0290】
そして、ユーザ端末機から入力された目標職業情報にマッチングされる基本資質データベースにアクセスして、目標職業成就に必要な基本資質項目を読み込んだ後、前記ユーザの年齢を考慮して優先的に成就すべき優先基本資質を決定し、サービスデータベースに登録されたサービス情報と人物スケジュール情報データベースに登録された人物スケジュール情報の中で最優先基本資質と関連することを抽出し、抽出されたサービス情報と人物スケジュール情報に含まれたサービス提供時間又はスケジュール進行時間が、前記ユーザのスケジュール不存在時間帯と重なるサービス情報と人物スケジュール情報をスケジュール情報の形式に変換した推薦スケジュールをユーザ端末機に提供できるようになる利点がある。
【0291】
上記において、本発明が具体的な構成要請などのような特定事項と限定された実施例及び図面に基づいて説明されたが、これは本発明のより全般的な理解を助けるために提供されたことであり、本発明が前記実施例に限定されるものではなく、本発明が属する技術の分野における通常的な知識を有する者であれば、このような記載から多様な修正及び変更を図かることができる。
【0292】
従って、本発明の思想は、前記説明された実施例に限られて定められてはならず、後述する請求の範囲だけでなく、この請求の範囲と均等に又は等価的に変形された全てのものは、本発明の権利範囲に含まれるものと解釈すべきであろう。
【産業上の利用可能性】
【0293】
本発明は、空間的移動が考慮され、スケジュール推薦機能が備えられたスケジュール管理サービスシステム及び方法に関するものであって、ユーザ端末機から入力された移動方法情報、入力されたスケジュール情報に含まれた約束時刻情報と約束場所情報、スケジュール情報データベースに登録された前記ユーザの隣接先行スケジュールと隣接後行スケジュールを利用して、各スケジュール間に移動可能かどうかを判断し、移動が不可能な場合、ユーザ端末機にスケジュール衝突信号を伝送できるようになり、スケジュール管理サービスなどの分野に活用されることができる。
【符号の説明】
【0294】
1:スケジュール管理サービスシステム
5:ユーザ端末機
7:要請者端末機
10:メインスケジュール管理サーバ
11:スケジュール情報データベース
12:会員管理部
121:会員情報データベース
13:移動時間算出部
14:スケジュールチェック及び登録部
20:グループスケジュール管理サーバ
21:グループ情報データベース
22:SNSサーバ
221:参加グループデータベース
222:スケジューラサーバ
30:ワークスケジュール管理サーバ
31:求人情報受信及び登録部
311:雇用データベース
32:ワーク条件受信及び管理部
33:第1マッチングスケジュール推薦部
34:スケジュールチェック及び登録要請部
40:サービススケジュール管理サーバ
41:サービス情報収集及び管理部
411:サービスデータベース
42:関心サービス条件受信及び管理部
43:第2マッチングスケジュール推薦部
44:スケジュールチェック及び登録要請部
50:オープンスケジュール管理サーバ
60:関心人物管理サーバ
70:行事スケジュール推薦サーバ
80:人工知能サーバ
90:ウィッシュスケジュール管理サーバ
91:人物スケジュール情報データベース
92:基本資質データベース
94:スケジュールチェック及び登録要請部
図1
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