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特許7540103プログラム制御方法、装置、電子機器及び可読記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-16
(45)【発行日】2024-08-26
(54)【発明の名称】プログラム制御方法、装置、電子機器及び可読記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0482 20130101AFI20240819BHJP
【FI】
G06F3/0482
【請求項の数】 15
(21)【出願番号】P 2023573448
(86)(22)【出願日】2022-05-23
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2024-06-04
(86)【国際出願番号】 CN2022094449
(87)【国際公開番号】W WO2022247782
(87)【国際公開日】2022-12-01
【審査請求日】2023-11-28
(31)【優先権主張番号】202110594337.X
(32)【優先日】2021-05-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】100159329
【弁理士】
【氏名又は名称】三縄 隆
(72)【発明者】
【氏名】▲馬▼ 毅
【審査官】九鬼 一慶
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2010/0138763(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2013/0326583(US,A1)
【文献】韓国公開特許第10-2011-0100988(KR,A)
【文献】特表2022-523989(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第111401323(CN,A)
【文献】特表2022-529118(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第113325986(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/0482
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ターゲットアプリケーションのターゲットウィジェットを表示するステップであって、前記ターゲットウィジェットが機能コンポーネント及びモジュールコンポーネントのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記ターゲットウィジェットに対する第1入力を受信するステップと、
前記第1入力に応答し、前記ターゲットウィジェットの表示情報を更新し、且つ前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報を更新するステップと、を含み、
前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報の更新内容は、前記ターゲットウィジェットの表示情報の更新内容に関連付けられる、プログラム制御方法。
【請求項2】
前記第1入力は、前記ターゲットウィジェットにおける第1モジュールコンポーネントを削除する入力を含み、
前記ターゲットウィジェットの表示情報を更新し、且つ前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報を更新する前記ステップは、
前記第1モジュールコンポーネントを削除するステップと、
前記ターゲットアプリケーションにおける前記第1モジュールコンポーネントに対応するモジュールのデータのロードを禁止するステップと、
前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースにおける前記第1モジュールコンポーネントに対応するモジュールの表示内容を削除するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ターゲットウィジェットは、少なくとも1つのモジュールコンポーネント及び少なくとも1つの機能コンポーネントを含み、前記第1入力は、前記ターゲットウィジェットにおける全てのモジュールコンポーネントを削除するための少なくとも1つのサブ入力を含み、
前記ターゲットウィジェットの表示情報を更新し、且つ前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報を更新する前記ステップは、
前記ターゲットアプリケーションをアンインストールするステップと、
前記少なくとも1つの機能コンポーネントのうちの第1機能コンポーネントに対するユーザの第2入力を受信した場合、前記ターゲットアプリケーションのクラウドサーバから、前記第1機能コンポーネントに必要なデータをロードするか、又は前記第1機能コンポーネントに対応するファストアプリケーションを起動するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ターゲットアプリケーションは、第1アプリケーション及び第2アプリケーションを含み、前記ターゲットウィジェットは、前記第1アプリケーションの第1ウィジェット及び前記第2アプリケーションの第2ウィジェットを含み、前記第1入力は、前記第1ウィジェットにおける第1モジュールコンポーネントを前記第2アプリケーションに関連付けるためのものであり、
前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報を更新する前記ステップは、
前記第2アプリケーションを起動する場合、前記第2アプリケーション及び前記第1モジュールコンポーネントに関連付けられた第1モジュールのデータをロードするステップと、
前記第2アプリケーションのプログラムインタフェースのターゲット領域に、前記第1モジュールのモジュールマーク又は前記第1モジュールのリンクエントリを表示するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第1入力は、前記第1モジュールコンポーネントを前記第2ウィジェットのコンポーネント表示領域にドラッグする入力を含み、
又は、前記第1入力は、前記第1モジュールコンポーネントを前記第2ウィジェットにおける第2モジュールコンポーネントの表示領域にドラッグする入力を含み、前記第2モジュールコンポーネントに対応するモジュールと前記第1モジュールコンポーネントに対応するモジュールのモジュールタイプが同じである、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記ターゲットアプリケーションは、第3アプリケーション及び第4アプリケーションを含み、前記ターゲットウィジェットは、前記第3アプリケーションの第3ウィジェット及び前記第4アプリケーションの第4ウィジェットを含み、前記第1入力は、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネントを前記第4アプリケーションに関連付けるためのものであり、
前記ターゲットウィジェットの表示情報を更新し、且つ前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報を更新する前記ステップは、
前記第3アプリケーション及び前記第4アプリケーションに基づき、組合せアプリケーションを生成するステップと、
前記第3ウィジェット及び前記第4ウィジェットに基づき、組合せウィジェットを生成するステップであって、前記組合せウィジェットが、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネント及び前記第4ウィジェットにおける全てのコンポーネントを含むステップと、
前記組合せアプリケーションを起動する場合、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュール及び前記第4ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュールのデータをロードするステップと、
前記組合せアプリケーションのプログラムインタフェースに、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュール及び前記第4ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュールの表示内容を表示するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
ターゲットアプリケーションのターゲットウィジェットを表示するための表示モジュールであって、前記ターゲットウィジェットが機能コンポーネント及びモジュールコンポーネントのうちの少なくとも1つを含む表示モジュールと、
前記ターゲットウィジェットに対する第1入力を受信するための受信モジュールと、
前記第1入力に応答し、前記ターゲットウィジェットの表示情報を更新し、且つ前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報を更新するための更新モジュールと、を含み、
前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報の更新内容は、前記ターゲットウィジェットの表示情報の更新内容に関連付けられる、プログラム制御装置。
【請求項8】
前記第1入力は、前記ターゲットウィジェットにおける第1モジュールコンポーネントを削除する操作入力を含み、
前記更新モジュールは、
前記第1モジュールコンポーネントを削除するための第1削除ユニットと、
前記ターゲットアプリケーションにおける前記第1モジュールコンポーネントに対応するモジュールのデータのロードを禁止するための禁止ユニットと、
前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースにおける前記第1モジュールコンポーネントに対応するモジュールの表示内容を削除するための第2削除ユニットと、を含む、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
前記ターゲットウィジェットは、少なくとも1つのモジュールコンポーネント及び少なくとも1つの機能コンポーネントを含み、前記第1入力は、前記ターゲットウィジェットにおける全てのモジュールコンポーネントを削除するための少なくとも1つのサブ入力を含み、
前記更新モジュールは、
前記ターゲットアプリケーションをアンインストールするためのアンインストールユニットと、
前記少なくとも1つの機能コンポーネントのうちの第1機能コンポーネントに対するユーザの第2入力を受信した場合、前記ターゲットアプリケーションのクラウドサーバから、前記第1機能コンポーネントに必要なデータをロードするか、又は前記第1機能コンポーネントに対応するファストアプリケーションを起動するための第1ロードユニットと、を含む、請求項7に記載の装置。
【請求項10】
前記ターゲットアプリケーションは、第1アプリケーション及び第2アプリケーションを含み、前記ターゲットウィジェットは、前記第1アプリケーションの第1ウィジェット及び前記第2アプリケーションの第2ウィジェットを含み、前記第1入力は、前記第1ウィジェットにおける第1モジュールコンポーネントを前記第2アプリケーションに関連付けるためのものであり、
前記更新モジュールは、
前記第2アプリケーションを起動する場合、前記第2アプリケーション及び前記第1モジュールコンポーネントに関連付けられた第1モジュールのデータをロードするための第2ロードユニットと、
前記第2アプリケーションのプログラムインタフェースのターゲット領域に、前記第1モジュールのモジュールマーク又は前記第1モジュールのリンクエントリを表示するための第1表示ユニットと、を含む、請求項7に記載の装置。
【請求項11】
前記第1入力は、前記第1モジュールコンポーネントを前記第2ウィジェットのコンポーネント表示領域にドラッグする入力を含み、
又は、前記第1入力は、前記第1モジュールコンポーネントを前記第2ウィジェットにおける第2モジュールコンポーネントの表示領域にドラッグする入力を含み、前記第2モジュールコンポーネントに対応するモジュールと前記第1モジュールコンポーネントに対応するモジュールのモジュールタイプが同じである、請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記ターゲットアプリケーションは、第3アプリケーション及び第4アプリケーションを含み、前記ターゲットウィジェットは、前記第3アプリケーションの第3ウィジェット及び前記第4アプリケーションの第4ウィジェットを含み、前記第1入力は、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネントを前記第4アプリケーションに関連付けるためのものであり、
前記更新モジュールは、
前記第3アプリケーション及び前記第4アプリケーションに基づき、組合せアプリケーションを生成するための第1生成ユニットと、
前記第3ウィジェット及び前記第4ウィジェットに基づき、組合せウィジェットを生成するための第2生成ユニットであって、前記組合せウィジェットが、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネント及び前記第4ウィジェットにおける全てのコンポーネントを含む第2生成ユニットと、
前記組合せアプリケーションを起動する場合、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュール及び前記第4ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュールのデータをロードするための第3ロードユニットと、
前記組合せアプリケーションのプログラムインタフェースに、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュール及び前記第4ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュールの表示内容を表示するための第2表示ユニットと、を含む、請求項7に記載の装置。
【請求項13】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサ上で実行可能なプログラムもしくはコマンドとを含み、前記プログラムもしくはコマンドが前記プロセッサによって実行されると、請求項1から6のいずれか1項に記載のプログラム制御方法のステップが実現される、電子機器。
【請求項14】
プロセッサによって実行されると、請求項1から6のいずれか1項に記載のプログラム制御方法のステップが実現されるプログラムもしくはコマンドが記憶されている、可読記憶媒体。
【請求項15】
プロセッサ及び通信インタフェースを含み、前記通信インタフェースと前記プロセッサが結合され、前記プロセッサがプログラムもしくはコマンドを実行して、請求項1から6のいずれか1項に記載のプログラム制御方法のステップを実現するためのものである、チップ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2021年05月28日に中国に提出された、中国特許出願No.202110594337.Xの優先権を主張し、その全ての内容が参照によって本出願に組み込まれる。
【0002】
本出願はアプリケーション制御技術分野に属し、具体的に、プログラム制御方法、装置、電子機器及び可読記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
関連技術では、ある具体的なアプリケーションを起動すると、該アプリケーションのロードやアプリケーションインタフェース内に表示されているモジュールなどは全て固定されており、例えば、異なる電子機器上で同じアプリケーションを起動する場合、異なる電子機器に同一のアプリケーションのトップページが表示されている。
【0004】
このことから分かるように、関連技術におけるアプリケーションの表示内容とロード内容には柔軟性が低いという欠点がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本出願の実施例は、関連技術におけるアプリケーションの表示内容とロード内容に存在する柔軟性が低いという問題を解決できる、プログラム制御方法、装置、電子機器及び可読記憶媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記技術的問題を解決するために、本出願は、次のように実現される。
【0007】
第1側面では、本出願の実施例は、
ターゲットアプリケーションのターゲットウィジェットを表示するステップであって、前記ターゲットウィジェットが機能コンポーネント及びモジュールコンポーネントのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記ターゲットウィジェットに対する第1入力を受信するステップと、
前記第1入力に応答し、前記ターゲットウィジェットの表示情報を更新し、且つ前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報を更新するステップと、を含み、
前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報の更新内容は、前記ターゲットウィジェットの表示情報の更新内容に関連付けられる、プログラム制御方法を提供する。
【0008】
第2側面では、本出願の実施例は、
ターゲットアプリケーションのターゲットウィジェットを表示するための表示モジュールであって、前記ターゲットウィジェットが機能コンポーネント及びモジュールコンポーネントのうちの少なくとも1つを含む表示モジュールと、
前記ターゲットウィジェットに対する第1入力を受信するための受信モジュールと、
前記第1入力に応答し、前記ターゲットウィジェットの表示情報を更新し、且つ前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報を更新するための更新モジュールと、を含み、
前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報の更新内容は、前記ターゲットウィジェットの表示情報の更新内容に関連付けられる、プログラム制御装置を提供する。
【0009】
第3側面では、本出願の実施例は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサ上で実行可能なプログラムもしくはコマンドとを含み、前記プログラムもしくはコマンドが前記プロセッサによって実行されると、第1側面に記載の方法のステップが実現される、電子機器を提供する。
【0010】
第4側面では、本出願の実施例は、プロセッサによって実行されると、第1側面に記載の方法のステップが実現されるプログラムもしくはコマンドが記憶されている、可読記憶媒体を提供する。
【0011】
第5側面では、本出願の実施例は、プロセッサ及び通信インタフェースを含み、前記通信インタフェースと前記プロセッサが結合され、前記プロセッサがプログラムもしくはコマンドを実行して、第1側面に記載の方法を実現するためのものである、チップを提供する。
【0012】
第6側面では、本出願の実施例は、非一時的記憶媒体に記憶されており、第1側面に記載の方法を実現するように少なくとも1つのプロセッサによって実行される、コンピュータプログラム製品を提供する。
【発明の効果】
【0013】
本出願の実施例で提供される制御方法では、ターゲットアプリケーションのターゲットウィジェットを表示し、前記ターゲットウィジェットは機能コンポーネント及びモジュールコンポーネントのうちの少なくとも1つを含み、そして、前記ターゲットウィジェットに対する第1入力を受信し、前記第1入力に応答し、前記ターゲットウィジェットの表示情報を更新し、且つ前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報を更新し、ここで、前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報の更新内容は、前記ターゲットウィジェットの表示情報の更新内容に関連付けられる。このようにして、ターゲットウィジェットに対する操作によってターゲットアプリケーションのロード情報及び表示情報を調整することができ、例えば、ターゲットアプリケーションにおける機能及びモジュールに対するトリミングとマージなどを実現し、トリミングとマージ後の機能及びモジュールに基づいてロード及び表示を行い、ターゲットアプリケーションの表示情報及びロード情報をより多様化し、それにより、アプリケーションの表示内容及びロード内容の柔軟性の向上を達成する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本出願の実施例で提供されるプログラム制御方法のフローチャートである。
図2a】本出願の実施例で提供されるプログラム制御方法の応用シーンを示す図(その1)である。
図2b】本出願の実施例で提供されるプログラム制御方法の応用シーンを示す図(その2)である。
図2c】本出願の実施例で提供されるプログラム制御方法の応用シーンを示す図(その3)である。
図2d】本出願の実施例で提供されるプログラム制御方法の応用シーンを示す図(その4)である。
図3】本出願の実施例で提供されるプログラム制御方法のフローチャート(その1)である。
図4】本出願の実施例で提供されるプログラム制御方法のフローチャート(その2)である。
図5a】本出願の実施例で提供されるプログラム制御方法の応用シーンを示す図(その1)である。
図5b】本出願の実施例で提供されるプログラム制御方法の応用シーンを示す図(その2)である。
図5c】本出願の実施例で提供されるプログラム制御方法の応用シーンを示す図(その3)である。
図5d】本出願の実施例で提供されるプログラム制御方法の応用シーンを示す図(その4)である。
図5e】本出願の実施例で提供されるプログラム制御方法の応用シーンを示す図(その5)である。
図5f】本出願の実施例で提供されるプログラム制御方法の応用シーンを示す図(その6)である。
図6】本出願の実施例で提供されるプログラム制御装置の構成図である。
図7】本出願の実施例で提供される電子機器の構成図(その1)である。
図8】本出願の実施例で提供される電子機器の構成図(その2)である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下において、本出願の実施例における図面を参照し、本出願の実施例における技術的解決手段を明確に、完全に説明し、当然ながら、説明される実施例は本出願の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく、得られた他の全ての実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0016】
本出願の明細書及び特許請求の範囲における用語「第1」、「第2」等は、特定の順序又は前後順を説明するためのものではなく、類似する対象を区別するためのものである。このように使用される用語は、本出願の実施例がここで図示又は記述される以外の順序で実施できるように、適当な場合において互いに置き換えてもよいことを理解すべきであり、また、「第1」、「第2」で区別される対象は、通常、1つのカテゴリーに属し、対象の数は限定されず、例えば、第1対象は1つであってもよく、複数であってもよいことを理解すべきである。また、明細書及び特許請求の範囲において「及び/又は」は、接続対象のうちの少なくとも1つを示し、符号の「/」は、一般に前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。
【0017】
以下において、図面を参照しながら、本発明の実施例で提供されるプログラム制御方法、プログラム制御装置、電子機器及び可読記憶媒体を、具体的な実施例及びその応用シーンにより詳しく説明する。
【0018】
本出願の実施例で提供されるプログラム制御方法のフローチャートである図1に示すように、該プログラム制御方法は、次のステップ101、ステップ102及びステップ103を含んでもよい。
【0019】
ステップ101で、ターゲットアプリケーションのターゲットウィジェットを表示し、前記ターゲットウィジェットは機能コンポーネント及びモジュールコンポーネントのうちの少なくとも1つを含む。
【0020】
具体的な実施において、上記ターゲットアプリケーションは1つ、2つ又はより多くのアプリケーションを含んでもよい。且つ、ターゲットアプリケーションに対応するターゲットウィジェットを表示する上記ことは、アプリケーションと1対1で対応するターゲットウィジェットを表示することであってもよく、つまり、異なるアプリケーションは異なるターゲットウィジェットに対応し、1つのウィジェットはその対応する1つのアプリケーションの全てのコンポーネントのセットとして理解されてもよく、この全てのコンポーネントは具体的に、機能コンポーネント及びモジュールコンポーネントのうちの少なくとも1つを含んでもよく、実施では、異なる機能コンポーネント及びモジュールコンポーネントはそれぞれ異なる「原子コンポーネント」と見なすことができる。
【0021】
説明すべきことは、上記原子コンポーネントは従来技術における原子コンポーネントと同じ意味を有し、即ち、原子コンポーネントは機能コンポーネント及びモジュールコンポーネントのうちの少なくとも1つを含んでもよく、且つ各原子コンポーネントは、関連する機能、モジュール、ページ又はタブなどを有することができる点である。具体的に、機能コンポーネントとは、アプリケーションの主な機能に基づいて抽出して生成されたコンポーネントであり、例えば、音楽やビデオ再生アプリケーションにおける再生、上下の曲、音量制御などの機能であり、モジュールコンポーネントとは、アプリケーションにおけるページ又はタブ(tab)に基づいて抽出して生成されたコンポーネントであり、例えば、ショッピングアプリケーションにおけるホームページ、ショッピングカート、マイアカウントなどのモジュールである。従来技術では、ユーザが原子コンポーネントにタッチすると、その関連する機能又はモジュールのみがロードされ、又は、その関連するページが表示される。ここで、ページは具体的には、アプリケーションにおける原子コンポーネントに関連付けられたページ、又はアプリケーションにおける原子コンポーネントに関連付けられた機能又はモジュールが存在するページとして理解されてもよい。
【0022】
従来技術との違いは、本出願の実施例で提供される原子コンポーネントはその関連する機能、モジュール又はページのロード情報及び表示情報に関連付けられるので、ユーザが原子コンポーネントを操作する際に、アプリケーションにおける該原子コンポーネントに関連付けられたモジュールの表示状態及びロード状態が更新可能であることである。また、ユーザがあるアプリケーションのモジュールコンポーネントを削除した後、該アプリケーションを起動すると、削除されたモジュールコンポーネントに対応するモジュールがロードされなくなり、このようにして、該アプリケーションの実行と記憶空間を節約することもできる。
【0023】
ステップ102で、前記ターゲットウィジェットに対する第1入力を受信する。
【0024】
具体的な実施において、前記ターゲットウィジェットに対する第1入力を受信する上記ことは、前記ターゲットウィジェットにおける少なくとも1つの原子コンポーネントに対する第1入力を受信すると解釈されてもよく、且つ、上記第1入力はユーザが電子機器上で実行するタッチ入力であってもよく、例えば、第1入力は、原子コンポーネントに対するタップ、スライド、長押しタッチ入力のうちの少なくとも1つを含んでもよく、該原子コンポーネントの表示位置を調整し、又は、該原子コンポーネントを他の原子コンポーネントに関連付け、又は、該原子コンポーネントを削除するなどに用いられる。
【0025】
ステップ103で、前記第1入力に応答し、前記ターゲットウィジェットの表示情報を更新し、且つ前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報を更新し、ここで、前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報の更新内容は、前記ターゲットウィジェットの表示情報の更新内容に関連付けられる。
【0026】
第1側面では、前記ターゲットウィジェットの表示情報を更新する上記ことは、第1入力のタイプ及び前記第1入力の対象である原子コンポーネントに基づき、ターゲットウィジェット内の原子コンポーネントの数、配列順序などを更新すること、例えば、第1入力がある原子コンポーネントを削除するためのものである場合、ターゲットウィジェットにおいて該ある原子コンポーネントの表示をキャンセルすること、第1入力が原子コンポーネントAと原子コンポーネントBの順序を入れ替えるためのものである場合、入れ替わった順序に従ってターゲットウィジェット内の各原子コンポーネントを表示することなどを含んでもよい。
【0027】
第2側面では、前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報を更新する上記ことは、ターゲットアプリケーションにおける各ページの表示順序の調整、ターゲットアプリケーションインタフェースに表示されているモジュールの追加又は減少などを含んでもよい。
【0028】
第3側面では、前記ターゲットアプリケーションのロード情報を更新する上記ことは、ターゲットアプリケーションにおける削除された原子コンポーネントに対応するモジュールのプログラムコード及びデータのロードを禁止することを含んでもよい。
【0029】
実施では、ターゲットアプリケーションにおける削除された原子コンポーネントに対応するモジュールのプログラムコード及びデータのロードを禁止する上記ことは、ターゲットアプリケーションにおける削除されていない原子コンポーネントに対応するモジュールのプログラムコード及びデータのみをロードするなどと理解されてもよい。
【0030】
ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報の更新内容が前記ターゲットウィジェットの表示情報の更新内容に関連付けられる上記ことは、ターゲットウィジェット内に表示されている原子コンポーネントの表示情報がターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報と合致すると理解されてもよい。例えば、ターゲットウィジェット内に原子コンポーネントAの表示を解除する場合、該原子コンポーネントAに対応するモジュールのデータはロードされず、且つ該原子コンポーネントAに対応するモジュールの表示内容はターゲットアプリケーションのプログラムインタフェース内に表示されない。
【0031】
選択的に、前記第1入力は、前記ターゲットウィジェットにおけるコンポーネントの配列順序を調整する操作入力を含み、
前記ターゲットウィジェットの表示情報を更新し、且つ前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報を更新することは、
調整後の順序に従って、前記ターゲットウィジェットにおける各コンポーネントを表示することと、
調整後の順序に従って、前記ターゲットアプリケーションにおける、前記ターゲットウィジェットにおける各コンポーネントにそれぞれ対応するモジュールのデータをロードすることと、
調整後の順序に従って、前記ターゲットアプリケーションにおける、前記ターゲットウィジェットにおける各コンポーネントに対応するモジュールの表示内容を表示することと、を含む。
【0032】
具体的な実施において、上記のモジュールのデータは、モジュールのプログラムコード、リソースなどのデータであってもよく、上記のモジュールの表示内容は、モジュールが表示されているページ、モジュールに対応するタブ又はモジュールのエントリなどであってもよい。
【0033】
本実施形態において、第1入力は、前記ターゲットウィジェットにおけるコンポーネントの配列順序を調整するための任意の操作であってもよく、例えば、ターゲットウィジェットにおける第1原子コンポーネントを第2原子コンポーネントの表示位置にスライドさせて、第1原子コンポーネントと第2原子コンポーネントとの位置入れ替えを行う。
【0034】
また、調整後の順序に従って、前記ターゲットアプリケーションにおける、前記ターゲットウィジェットにおける各コンポーネントに対応するモジュールの表示内容を表示する上記ことは、調整後の前記ターゲットウィジェットにおける原子コンポーネントと同じ配列順序に従って、前記ターゲットアプリケーションにおける各モジュール、ページ又はタブを表示することなどであってもよい。
【0035】
例えば、図2a及び図2bに示すように、音楽再生アプリケーションのデフォルトの原子コンポーネントが図2aの左図に示す順序に従って配列され、即ち「発見」ページ2011に関連付けられた第3原子コンポーネント201が音楽再生アプリケーションのターゲットウィジェットの首位に表示されると仮定する場合において、該音楽再生アプリケーションを開くと、表示されるホームページは図2bの左図に示すとおりであり、即ち音楽再生アプリケーションのホームページはデフォルトで「発見」ページ2011となる。ユーザが第1入力を実行して、「ポッドキャスト」ページ2021に関連付けられた第4原子コンポーネント202と第3原子コンポーネント201との位置を交換して調整した後、即ち位置交換後に、音楽再生アプリケーションの原子コンポーネントは図2aの右図に示す順序に従って配列され、その後、該音楽再生アプリケーションを開くと、表示されるホームページは図2bの右図に示すとおりであり、即ち音楽再生アプリケーションのホームページはデフォルトで「ポッドキャスト」ページ2021となる。このようにして、アプリケーションのホームページとページの表示順序の調整が実現される。
【0036】
当然ながら、具体的な実施において、上記の位置が調整された原子コンポーネントは、ホームページに関連付けられた原子コンポーネント以外の他の原子コンポーネントであってもよい。
【0037】
本実施形態において、ユーザはアプリケーションにおける各モジュールのロード順序及び各ページの表示位置と順序を容易にカスタマイズすることができる。
【0038】
選択的に、前記第1入力は、前記ターゲットウィジェットにおける第1モジュールコンポーネントを削除する入力を含み、
前記ターゲットウィジェットの表示情報を更新し、且つ前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報を更新することは、
前記第1モジュールコンポーネントを削除することと、
前記ターゲットアプリケーションにおける前記第1モジュールコンポーネントに対応するモジュールのデータのロードを禁止することと、
前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースにおける前記第1モジュールコンポーネントに対応するモジュールの表示内容を削除することと、を含む。
【0039】
具体的な実施において、前記ターゲットアプリケーションにおける前記第1モジュールコンポーネントに対応するモジュールのデータのロードを禁止する上記ことは、ターゲットアプリケーションを起動するとき、前記第1モジュールコンポーネントに対応するモジュールのデータがロードされないと理解されてもよい。実施では、第1入力によってターゲットアプリケーションのある原子コンポーネントを削除すると、該ターゲットアプリケーションを起動するとき、バックグラウンドで上記あるモジュールコンポーネントが削除されたことを検索することができ、それにより、上記削除されたモジュールコンポーネントに対応するモジュールのデータはロードされず、削除されていない原子コンポーネントに対応するモジュールのデータのみをロードする。
【0040】
また、上記第1モジュールコンポーネントは具体的にターゲットウィジェットにおける一部のモジュールコンポーネントであってもよい。実際の応用において、異なるモジュールコンポーネントはアプリケーションパッケージ(例えば、アンドロイド(登録商標)システム内のアプリケーションパッケージ(Android application package,APK))において異なる実行可能ファイル(例えば、dexファイル)に対応し、該実行可能ファイルは、モジュールコンポーネントに対応するモジュールの全ての操作コマンド及び実行データを含む。関連技術では、アプリケーションパッケージ(例えば、APK)の内部コードの編成方法は、概してモジュール又は機能の違いに基づき、異なるエンジニアリングに編成され、その後、異なるエンジニアリングのコードをコンパイルしてから異なるdexファイルに分ける。システムがAPKを起動すると、特定の順序で各dexファイルを順次ロードする。
【0041】
本実施形態において、前記ターゲットアプリケーションにおける前記第1モジュールコンポーネントに対応するモジュールのデータのロードを禁止する上記ことは以下のことを含んでもよい。即ち、アプリケーションを開くとき、システムは該アプリケーションの各コンポーネントがどのモジュールに対応するか、及び該コンポーネントが削除されるか否かを判断することができ、該コンポーネントが削除された場合、アプリケーションAPKの起動時に、該コンポーネントに対応するモジュールのdexファイル又はリソースはメモリにロードされず、それに応じて、アプリケーションにおける対応するモジュールもロードされず、ユーザがアプリケーションインタフェースからロードされていないモジュールをタップすると、該モジュールに対応するdexファイルを磁気ディスクからメモリに動的にロードする。
【0042】
例えば、図2cに示すように、ある音楽再生アプリケーションのデフォルトのターゲットウィジェットには、それぞれが「ポッドキャスト」コンポーネント、「発見」コンポーネント、「マイ」コンポーネント、「プレイリスト」コンポーネント及び「クラウド村」コンポーネントの5つのモジュールコンポーネントが含まれると仮定すると、上記第1入力によって「発見」ページに関連付けられた第5原子コンポーネント204(即ち「クラウド村」コンポーネント)を削除することができ、こうして、該第五原子コンポーネント204が削除された後、音楽再生アプリケーションを再び起動すると、音楽再生アプリケーションのインタフェースに「クラウド村」ページが表示されなくなる。
【0043】
前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースにおける前記第1モジュールコンポーネントに対応するモジュールの表示内容を削除する上記ことは、ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースにおいて表示第1モジュールコンポーネントに対応するモジュール又はモジュールのアイコン、エントリなどが表示されないことであってもよい。実際の応用において、ロードされていないモジュールはアプリケーションインタフェースに表示されなくてもよく、こうして、ユーザはロードされていないモジュールをタップできず、そして、アプリケーションは、ユーザがロードされていないモジュールをタップした場合、該モジュールに対応するdexファイルを磁気ディスクからメモリに動的にロードするという過程を実行する必要がない。
【0044】
本実施形態では、ターゲットアプリケーションにおける1つ又はいくつかのコンポーネントを削除した場合に、ターゲットアプリケーションを起動するとき、該コンポーネントに対応するモジュールのデータをロードせず、メモリスペースを節約することができる。また、該コンポーネントに対応するモジュールの表示内容を表示しないことにより、ターゲットアプリケーションのインタフェース内に該モジュールコンポーネントに対応するモジュールを隠して、ターゲットアプリケーションのインタフェースをより簡素化することもできる。
【0045】
また、第1入力が前記ターゲットウィジェットにおける全てのモジュールコンポーネントを削除するための少なくとも1つのサブ入力を含む場合、ターゲットアプリケーションをメモリから削除してメモリスペースを節約し、且つ該ターゲットアプリケーションの機能コンポーネント、例えば、前の曲、次の曲、再生、一時停止などの機能コンポーネントのみをデスクトップに表示することができる。
【0046】
選択的に、前記ターゲットウィジェットは、少なくとも1つのモジュールコンポーネント及び少なくとも1つの機能コンポーネントを含み、前記第1入力は、前記ターゲットウィジェットにおける全てのモジュールコンポーネントを削除するための少なくとも1つのサブ入力を含み、
前記ターゲットウィジェットの表示情報を更新し、且つ前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報を更新することは、
前記ターゲットアプリケーションをアンインストールすることと、
前記少なくとも1つの機能コンポーネントのうちの第1機能コンポーネントに対するユーザの第2入力を受信した場合、前記ターゲットアプリケーションのクラウドサーバから、前記第1機能コンポーネントに必要なデータをロードするか、又は前記第1機能コンポーネントに対応するファストアプリケーションを起動することと、を含む。
【0047】
説明すべきことは、上記第1入力は、前記ターゲットアプリケーションの全てのモジュールコンポーネントを一度に削除する入力、又は前記ターゲットアプリケーションの全てのモジュールコンポーネントを複数回に分けて削除する入力であってもよい点である。
【0048】
例えば、図2dに示すように、ある音楽再生アプリケーションのターゲットウィジェットにおいて1つのモジュールコンポーネント(即ち「クラウド村」コンポーネント204)しか残っていないと仮定する場合、上記第1入力は該「クラウド村」コンポーネント204を削除するためのものである。こうして、該「クラウド村」コンポーネント204を削除した後、音楽再生アプリケーションの機能コンポーネント203のみがデスクトップに表示される。該機能コンポーネント203は、それぞれ再生、前の曲、次の曲、音量調整を含む。この場合、ユーザがそのうちのある機能コンポーネント203をタップすると、音楽再生アプリケーションのクラウドサーバから前記機能コンポーネント203に必要なデータがロードされるか、又は機能コンポーネント203に対応するファストアプリケーション(例えば、ミニプログラムなど)が起動される。
【0049】
また、上記第2入力は上記第1機能コンポーネントを制御して対応するアプリケーション機能を実行するために用いることができる。例えば、第1アプリケーションが音楽再生アプリケーションであると仮定する場合、ユーザが再生コンポーネントをタップすると、音楽再生アプリケーションのクラウドサーバから再生コンポーネントに必要なデータをロードするか、又は音楽再生アプリケーションに対応するファストアプリケーションを起動して、音楽再生アプリケーションの音楽再生機能を実行することができる。当然ながら、タップというタッチ入力以外に、上記第2入力は第1機能コンポーネントに対する他のタッチ入力であってもよく、例えば、第2入力は、第1機能コンポーネントに対する長押し、ダブルタップ、スライドなどのタッチ入力のうちの1種又は複数種を含む。
【0050】
本実施形態において、ターゲットコンポーネントの全てのモジュールコンポーネントが削除された場合、該ターゲットウィジェットに対応するターゲットアプリケーションをアンインストールして、ターゲットアプリケーションによるメモリ消費を減らすことができる。また、該ターゲットアプリケーションをアンインストールすると同時に、さらに該ターゲットアプリケーションの機能コンポーネントを保留しており、それにより、ユーザがそのうちの第1機能コンポーネントを操作するとき、ターゲットアプリケーションのクラウドサーバからロードされたデータに基づいて、又は前記第1機能コンポーネントに対応するファストアプリケーションを起動する方式で第1機能コンポーネントに対応する機能を実行する。
【0051】
説明すべきことは、第1入力が前記ターゲットウィジェットにおける第1モジュールコンポーネントを削除するための入力を含む上記実施例は、第1入力が前記ターゲットウィジェットにおける全てのモジュールコンポーネントを削除するための少なくとも1つのサブ入力を含む上記実施例と組み合わせてもよい点である。そして、実際の応用において、ターゲットアプリケーションにはモジュールコンポーネントがまだ存在するか否かを判断することにより、アプリケーションを起動する際に、前記ターゲットアプリケーションにおける前記第1モジュールコンポーネントに対応するモジュールのデータのロードを禁止し、そして、前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースにおける前記第1モジュールコンポーネントに対応するモジュールの表示内容を削除することと、前記ターゲットアプリケーションをアンインストールし、そして、前記少なくとも1つの機能コンポーネントのうちの第1機能コンポーネントに対するユーザの第2入力を受信した場合、前記ターゲットアプリケーションのクラウドサーバから、前記第1機能コンポーネントに必要なデータをロードするか、又は前記第1機能コンポーネントに対応するファストアプリケーションを起動することと、のうちのどちらを実行するかを決定することができる。
【0052】
例えば、図3に示すプログラム制御方法は、次のステップ301、ステップ302、ステップ303、ステップ304、ステップ305、ステップ306、ステップ307、及びステップ308を含んでもよい。
【0053】
ステップ301で、アプリケーションにおける機能コンポーネント及びモジュールコンポーネントを抽出し、原子コンポーネントとしてデスクトップに表示する。
【0054】
ステップ302で、モジュール原子コンポーネントをドラッグして、アプリケーション内部のページを配列する。
【0055】
ステップ303で、原子コンポーネントを選択して削除する。
【0056】
本ステップで、具体的には、ユーザが原子コンポーネントを空白の位置にドラッグすることで、該原子コンポーネントを削除することであってもよい。
【0057】
ステップ304で、ユーザはアプリケーションアイコンをタップする。
【0058】
本ステップで、具体的には、ユーザがアプリケーションの機能コンポーネント、例えば、図2dに示す機能コンポーネント203をタップすることであってもよい。
【0059】
ステップ305で、モジュール原子コンポーネントがまだ存在するか否かを判断する。
【0060】
本ステップで、判断結果が「はい」である場合、ステップ306を実行し、判断結果が「いいえ」である場合、ステップ307を実行する。
【0061】
実施では、本ステップの判断結果が「はい」である場合、ステップ303で削除された原子コンポーネントがアプリケーションの最後のモジュールコンポーネントであり、又はアプリケーションの全てのモジュールコンポーネントが削除されたことを示す。
【0062】
ステップ306で、削除された原子コンポーネントに対応するモジュールをロード及び表示しない。
【0063】
ステップ307で、アプリケーションのクラウドサーバからデータを取得するか、又はファストアプリケーションをロードする。
【0064】
本ステップの前に、該アプリケーションをメモリから削除し、デスクトップにアプリケーションの機能コンポーネントのみを表示するステップをさらに含んでもよく、且つステップ304ではアプリケーションの機能コンポーネントをタップしてもよい。
【0065】
ステップ308で、上記ステップの設定によってアプリケーションを起動してロードする。
【0066】
選択的に、前記ターゲットアプリケーションは、第1アプリケーション及び第2アプリケーションを含み、前記ターゲットウィジェットは、前記第1アプリケーションの第1ウィジェット及び前記第2アプリケーションの第2ウィジェットを含み、前記第1入力は、前記第1ウィジェットにおける第1モジュールコンポーネントを前記第2アプリケーションに関連付けるためのものであり、
前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報を更新することは、
前記第2アプリケーションを起動する場合、前記第2アプリケーション及び前記第1モジュールコンポーネントに関連付けられた第1モジュールのデータをロードすることと、
前記第2アプリケーションのプログラムインタフェースのターゲット領域に、前記第1モジュールのモジュールマーク又は前記第1モジュールのリンクエントリを表示することと、を含む。
【0067】
上記第1入力は、タップ入力、スライド入力、文字入力などのいずれかのタッチ入力の1種又は複数種を含んでもよく、ここでは具体的に限定しない。
【0068】
本実施形態において、前記第2アプリケーションを起動する場合、前記第2アプリケーション及び前記第1モジュールコンポーネントに関連付けられた第1モジュールのデータをロードし、そして、前記第2アプリケーションのプログラムインタフェースのターゲット領域に、前記第1モジュールのモジュールマーク又は前記第1モジュールのリンクエントリを表示することにより、1つのアプリケーションで少なくとも2つのアプリケーションを操作できることが実現され、こうして、ユーザが該少なくとも2つのアプリケーションを操作する必要がある場合、アプリケーションの切り替えを行う必要がなく、アプリケーションの操作利便性が向上する。
【0069】
1つの選択的な実施形態において、上記第1入力は、前記第1モジュールコンポーネントを前記第2ウィジェットにおける第2モジュールコンポーネントの表示領域にドラッグする入力を含んでもよく、ここで、前記第2モジュールコンポーネントに対応するモジュールと前記第1モジュールコンポーネントに対応するモジュールのモジュールタイプが同じである。
【0070】
本実施形態において、該第1入力に応答し、前記第2アプリケーションのプログラムインタフェース上に前記第1モジュールのリンクエントリを浮遊表示してもよく、つまり、該第1入力に応答し、ターゲット領域が浮遊表示領域であると決定してもよい。例えば、図5a及び図5bに示すように、第2アプリケーションが音楽再生アプリケーションAであり、第3アプリケーションが音楽再生アプリケーションBであると仮定する場合において、ユーザが音楽再生アプリケーションAにおける「音楽室」モジュールに関連付けられた「音楽室」コンポーネント501を音楽再生アプリケーションBのターゲットウィジェット502内にドラッグし、且つユーザが音楽再生アプリケーションBを起動すると、図5bに示すアプリケーションインタフェース500が表示でき、該アプリケーションインタフェースには「音楽室」コンポーネント501に対応するモジュールのリンクエントリ503が含まれており、ユーザが該リンクエントリ503をタップすると、音楽再生アプリケーションB内に音楽再生アプリケーションAの「音楽室」モジュールのプログラムインタフェースを表示することができる。本例において、第1入力は、前記第1モジュールコンポーネントを前記第2ウィジェットにおける第2モジュールコンポーネントの表示領域にドラッグする入力である。
【0071】
具体的な実施において、上記ターゲット領域は、具体的には、第2モジュールコンポーネントに対応するモジュールが存在するページ内の浮遊表示領域であり、それにより、第1モジュールのリンクエントリを第2モジュールコンポーネントに対応するモジュールが存在するページ内に浮遊表示する。こうして、ユーザが2つの異なるアプリケーションの類似機能に対する選択又は比較などを行うように、2つの異なるアプリケーションの類似モジュールを同じアプリケーションインタフェースさらには同じページ内に表示する。
【0072】
本実施形態では、上記第1入力によって異なるアプリケーションの類似機能を関連付けることができる。
【0073】
別の選択的な実施形態において、上記第1入力は、前記第1モジュールコンポーネントを前記第2ウィジェットのコンポーネント表示領域にドラッグする入力を含んでもよい。
【0074】
本実施形態では、該第1入力に応答し、前記第2アプリケーションのプログラムインタフェースのメニューバー内に第1モジュールのモジュールマークを表示してもよく、つまり、該第1入力に応答し、ターゲット領域が前記メニューバーであると決定してもよい。例えば、図5a及び図5dに示すように、第1アプリケーションが音楽再生アプリケーションAであり、第2アプリケーションが音楽再生アプリケーションBであると仮定する場合において、ユーザが音楽再生アプリケーションAにおける「音楽室」モジュールに関連付けられた「音楽室」コンポーネント501を音楽再生アプリケーションBのターゲットウィジェット502内にドラッグし、且つユーザが音楽再生アプリケーションBを起動すると、図5dに示すアプリケーションインタフェース500が表示でき、該アプリケーションインタフェースにおけるメニューバー504内には「音楽室」コンポーネント501に対応するモジュールマークが含まれており、ユーザが該モジュールマークをタップすると、音楽再生アプリケーションB内に音楽再生アプリケーションAの「音楽室」モジュールを開くことができる。本例において、第1入力は、前記第1モジュールコンポーネントを前記第2ウィジェットのコンポーネント表示領域にドラッグする入力である。
【0075】
前の選択的な実施形態に比べて、本実施形態において、ユーザがスライド入力を実行する前に、第1モジュールコンポーネントに対応する類似機能の第2モジュールコンポーネントの位置を決定する必要がなく、第1モジュールコンポーネントを第2ウィジェット内に直接スライドさせるだけで、前記第1ウィジェットにおける第1モジュールコンポーネントを前記第2アプリケーションに関連付けることを実現でき、その操作の複雑さがより低い。
【0076】
説明すべきことは、第1入力について、上記2種の実施形態の他に、ターゲットウィジェット又はアプリケーションアイコンに1つの追加ボタン又はコンポーネントを表示してもよく、該追加ボタンをタップすると、他のアプリケーションの原子コンポーネントを現在のアプリケーションに追加して、他のアプリケーションの原子コンポーネントを現在のアプリケーションに関連付けることを実現することができ、又は、さらにターゲットウィジェット又はアプリケーションアイコンに1つの検索窓コンポーネントを追加してもよく、該検索窓をタップし、且つ対応するアプリケーションの名称及び原子コンポーネントの名称を入力すると、他のアプリケーションにおける原子コンポーネントの名称と合致する原子コンポーネントを検索でき、その後、検索された原子コンポーネントを選択して現在のアプリケーションに追加して、他のアプリケーションの原子コンポーネントを現在のアプリケーションに関連付けることを実現することができる点である。ここでは第1入力の入力方式及び具体的な過程について限定しない。
【0077】
そして、上記第1モジュールのモジュールマーク又は前記第1モジュールのリンクエントリの、前記第2アプリケーションのプログラムインタフェースでの表示方式及び表示位置は、ユーザの操作に応じて調整されてもよい。例えば、図5cに示すように、図5cに示すアプリケーションインタフェース内に、ユーザが浮遊表示された音楽室コンポーネントに対応するリンクエントリ503をメニューバー504にドラッグすることを受信した場合、メニューバー504に音楽室コンポーネントに関連付けられたモジュールマーク5041が生成でき、それにより、ユーザが該モジュールマーク5041をタップすると、音楽再生アプリケーションAが起動され、且つ音楽再生アプリケーションAの音楽室コンポーネントに対応するページ505が表示される。
【0078】
当然ながら、上記ターゲット領域は、上記メニューバー及び浮遊表示領域の他に、第2アプリケーションのプログラムインタフェースにおける第2モジュールコンポーネントに対応するモジュールに近い表示領域であってもよい。例えば、図5e及び図5fに示すように、第1アプリケーションがショッピングアプリケーションAであり、第2アプリケーションがショッピングアプリケーションBであると仮定する場合において、ショッピングアプリケーションAの検索コンポーネントがショッピングアプリケーションBに関連付けられると、ショッピングアプリケーションBの第1検索窓506の近傍にショッピングアプリケーションAの第2検索窓507を表示することができ、且つユーザは第1検索窓506及び第2検索窓507の少なくとも1つに検索内容を入力して、商品を検索する。また、ショッピングアプリケーションA及びショッピングアプリケーションBのそれぞれにおいて対応する検索結果を得た場合、ショッピングアプリケーションA及びショッピングアプリケーションBの検索結果を同じ領域に表示してもよく、且つショッピングアプリケーションAの検索結果及びショッピングアプリケーションBの検索結果を区別して表示する。例えば、図5fに示すように、ショッピングアプリケーションAの検索結果上でショッピングアプリケーションAのマーク508を表示し、こうして、商品を検索する際に、異なるアプリケーションの検索結果の比較をより容易にすることができる。当然ながら、本実施例において、ショッピングアプリケーションA及びショッピングアプリケーションBの検索結果をそれぞれ列分け表示などのように異なる領域に表示してもよく、ここでは具体的に説明しない。
【0079】
説明すべきことは、前記第2アプリケーション及び前記第1モジュールコンポーネントに関連付けられた第1モジュールのデータをロードする上記ことの具体的な過程について、前の実施形態におけるターゲットアプリケーションにおける削除されていないコンポーネントに対応するモジュールのデータをロードする過程を参照することができる点であり、ここでは具体的に説明しない。
【0080】
本実施形態において、前記第1ウィジェットにおける第1モジュールコンポーネントを前記第2アプリケーションに関連付けることにより、前記第2アプリケーションを起動する場合、前記第2アプリケーション及び前記第1モジュールコンポーネントに関連付けられた第1モジュールのデータをロードし、且つ前記第2アプリケーションのプログラムインタフェースのターゲット領域に、前記第1モジュールのモジュールマーク又は前記第1モジュールのリンクエントリを表示することができ、こうして、第2アプリケーションのプログラムインタフェースに第2アプリケーションのモジュールが表示されている上に、さらに前記第1モジュールコンポーネントに関連付けられた第1モジュールのモジュールマーク又は前記第1モジュールのリンクエントリも追加的に表示されていることを実現することができ、それにより、第2アプリケーション内に第1アプリケーションのあるモジュールを組み込むことが実現され、1つのアプリケーションで少なくとも2つのアプリケーションを操作できることが実現され、こうして、ユーザが該少なくとも2つのアプリケーションを操作する必要がある場合、アプリケーションの切り替えを行う必要がなく、アプリケーションの操作利便性が向上する。
【0081】
本出願の実施例で提供されるプログラム制御方法では、ターゲットアプリケーションのターゲットウィジェットを表示し、前記ターゲットウィジェットは機能コンポーネント及びモジュールコンポーネントのうちの少なくとも1つを含み、そして、前記ターゲットウィジェットに対する第1入力を受信し、前記第1入力に応答し、前記ターゲットウィジェットの表示情報を更新し、且つ前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報を更新し、ここで、前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報の更新内容は、前記ターゲットウィジェットの表示情報の更新内容に関連付けられる。このようにして、ターゲットウィジェットに対する操作によってターゲットアプリケーションのロード情報及び表示情報を調整することができ、例えば、ターゲットアプリケーションにおける機能及びモジュールに対するトリミングとマージなどを実現し、トリミングとマージ後の機能及びモジュールに基づいてロード及び表示を行い、ターゲットアプリケーションの表示情報及びロード情報をより多様化し、それにより、アプリケーションの表示内容及びロード内容の柔軟性の向上を達成する。
【0082】
本出願の実施例で提供される別のプログラム制御方法のフローチャートである図4を参照すると、該別のプログラム制御方法は図1に示す方法実施例におけるプログラム制御方法と類似しており、それらの違いは、図4に示す方法実施例において異なるアプリケーションのターゲットウィジェットに対する操作によって、新しい組合せアプリケーションを生成して、該組合せアプリケーションに上記異なるアプリケーションの全ての機能を持たせることができることである。具体的には、図4に示すように、この方法実施例で提供される別のプログラム制御方法は、次のステップ401、ステップ402、ステップ403、ステップ404、ステップ405、及びステップ401を含んでもよい。
【0083】
ステップ401で、ターゲットアプリケーションのターゲットウィジェットを表示し、前記ターゲットウィジェットは機能コンポーネント及びモジュールコンポーネントのうちの少なくとも1つを含み、前記ターゲットアプリケーションは第3アプリケーション及び第4アプリケーションを含み、前記ターゲットウィジェットは前記第3アプリケーションの第3ウィジェット及び前記第4アプリケーションの第4ウィジェットを含む。
【0084】
ステップ402で、前記ターゲットウィジェットに対する第1入力を受信し、前記第1入力は、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネントを前記第4アプリケーションに関連付けるためのものである。
【0085】
ステップ403で、前記第1入力に応答し、前記第3アプリケーション及び前記第4アプリケーションに基づき、組合せアプリケーションを生成する。
【0086】
ステップ404で、前記第1入力に応答し、前記第3ウィジェット及び前記第4ウィジェットに基づき、組合せウィジェットを生成し、ここで、前記組合せウィジェットは、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネント及び前記第4ウィジェットにおける全てのコンポーネントを含む。
【0087】
ステップ405で、前記組合せアプリケーションを起動する場合、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュール及び前記第4ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュールのデータをロードする。
【0088】
ステップ406で、前記組合せアプリケーションのプログラムインタフェースに、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュール及び前記第4ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュールの表示内容を表示する。
【0089】
具体的な実施において、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネントを前記第4アプリケーションに関連付けるための上記第1入力について、本出願の前の実施例における、前記第1ウィジェットにおける第1モジュールコンポーネントを前記第2アプリケーションに関連付けるための第1入力についての解釈を参照することができ、ここでは詳細な説明を省略する。且つ、本実施例では、1つのアプリケーションに別のアプリケーションのインタフェースを直接表示し、及び2つのアプリケーションを組み合わせるという便利な方式を実現することができ、そして、本実施例はさらに、前の実施例における各実施形態と組み合わせて、異なるアプリケーション間の機能組合せ、インタフェース配列とカスタマイズなどを実現することもできる。
【0090】
具体的な実施において、前記組合せアプリケーションを起動する場合、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュール及び前記第4ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュールのデータをロードする上記ことは、バックグラウンドで前記第3アプリケーション及び前記第4アプリケーションを起動し、且つ前記第3アプリケーションの全ての原子コンポーネント及び前記第4アプリケーションの全ての原子コンポーネントにそれぞれ対応するモジュールのデータをロードすると理解されてもよい。例えば、システムは、組合せアプリケーションの組合せウィジェットにおける原子コンポーネントに対応する元のアプリケーション(第3アプリケーション及び第4アプリケーション)を起動し、且つ組合せウィジェットにおける各原子コンポーネントに対応するモジュールが属するdexファイルをメモリにロードし、つまり、複数のアプリケーションに必要なモジュールを起動することを担当する。
【0091】
そして、組合せウィジェットを生成した後、組合せウィジェットにおける各原子コンポーネントを予め設定された順序で配列することができ、この予め設定された順序は、システムのデフォルトの順序、又はある規則に従って生成された順序であってもよく、例えば、組合せウィジェットにおける類似タイプのモジュールに対応する原子コンポーネントを互いに近接して配置するか、又は同じアプリケーションの原子コンポーネントを互いに近接して配置するなどにする。
【0092】
これを基に、前記組合せアプリケーションのプログラムインタフェースに、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュール及び前記第4ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュールの表示内容を表示する上記ことは、以下のように理解されてもよく、即ち、システムは、第3アプリケーションと第4アプリケーションとの間に中間層を提供し、且つ該中間層をさらに最終表示層でカバーし、こうして、アプリケーションAのインタフェースを表示した上で、ユーザが元々別のアプリケーションBに属する原子コンポーネントをタップすると、該原子コンポーネントに対応するモジュールはバックグラウンドで動作し、続いて、計算結果、画面を中間層に送信して、中間層を介してこれらの結果ページ及び現在表示されているアプリケーションAのページを簡単に配列したり、動的に混合したりして、結果を最終表示層に送信し、最終表示層によって画面の描画及び表示方式を決定する。例えば、デフォルトの方式で配列したり、ユーザがカスタマイズした方式で組合せアプリケーションにおける各モジュールを配列及び表示したりすることができ、ここで、デフォルトの方式で配列することは、デフォルト配列規則を予め記憶しておき、ユーザが配列方式をカスタマイズしない場合、この予め記憶されているデフォルト配列規則に従って組合せアプリケーションにおける各モジュールを配列及び表示することができると理解されてもよい。
【0093】
本実施形態において、第3アプリケーションの全ての原子コンポーネントを第4アプリケーションに関連付ける場合、該第3アプリケーション及び第4アプリケーションに基づいて、第3アプリケーション及び第4アプリケーションの全ての機能を備えることができるように、新しいアプリケーションを生成することができる。
【0094】
説明すべきことは、図4に示す方法実施例はさらに図1に示す方法実施例と組み合わせてもよい点である。例えば、アプリケーションのインタフェース内に第6アプリケーションさらには第7アプリケーションのモジュールコンポーネントに対応するモジュールを表示することで、異なるアプリケーションの機能の組合せ、トリミング、配列及びカスタマイズなどを実現し、ここでは詳細な説明を省略する。
【0095】
本出願の実施例で提供される別のプログラム制御方法は、2つの異なるアプリケーションの全ての機能を備える組合せアプリケーションを生成して、1つのアプリケーションのインタフェースに少なくとも2つのアプリケーションのページを表示できることを実現することができ、それにより、ユーザが少なくとも2つのアプリケーションを開く必要がある場合、この少なくとも2つのアプリケーションを組み合わせた組合せアプリケーションを開くだけでよく、ユーザが少なくとも2つのアプリケーションを起動し、且つ少なくとも2つのアプリケーション間を切り替えることが回避される。
【0096】
説明すべきことは、本出願の実施例で提供されるプログラム制御方法の実行主体がプログラム制御装置、又は該プログラム制御装置内の、プログラム制御方法を実行するための制御モジュールであってもよい点である。本出願の実施例では、プログラム制御装置がプログラム制御方法を実行することを例として、本出願の実施例で提供されるプログラム制御装置を説明する。
【0097】
本出願の実施例で提供されるプログラム制御装置の構成図である図6に示すように、該プログラム制御装置600は、次の表示モジュール601、受信モジュール602、更新モジュール603を含む。
【0098】
表示モジュール601は、ターゲットアプリケーションのターゲットウィジェットを表示するために用いられ、前記ターゲットウィジェットは機能コンポーネント及びモジュールコンポーネントのうちの少なくとも1つを含む。
【0099】
受信モジュール602は、前記ターゲットウィジェットに対する第1入力を受信するために用いられる。
【0100】
更新モジュール603は、前記第1入力に応答し、前記ターゲットウィジェットの表示情報を更新し、且つ前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報を更新するために用いられ、ここで、前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報の更新内容は、前記ターゲットウィジェットの表示情報の更新内容に関連付けられる。
【0101】
選択的に、前記第1入力は、前記ターゲットウィジェットにおける第1モジュールコンポーネントを削除する操作入力を含み、
更新モジュール603は、
前記第1モジュールコンポーネントを削除するための第1削除ユニットと、
前記ターゲットアプリケーションにおける前記第1モジュールコンポーネントに対応するモジュールのデータのロードを禁止するための禁止ユニットと、
前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースにおける前記第1モジュールコンポーネントに対応するモジュールの表示内容を削除するための第2削除ユニットと、を含む。
【0102】
選択的に、前記ターゲットウィジェットは、少なくとも1つのモジュールコンポーネント及び少なくとも1つの機能コンポーネントを含み、前記第1入力は、前記ターゲットウィジェットにおける全てのモジュールコンポーネントを削除するための少なくとも1つのサブ入力を含み、
更新モジュール603は、
前記ターゲットアプリケーションをアンインストールするためのアンインストールユニットと、
前記少なくとも1つの機能コンポーネントのうちの第1機能コンポーネントに対するユーザの第2入力を受信した場合、前記ターゲットアプリケーションのクラウドサーバから、前記第1機能コンポーネントに必要なデータをロードするか、又は前記第1機能コンポーネントに対応するファストアプリケーションを起動するための第1ロードユニットと、を含む。
【0103】
選択的に、前記ターゲットアプリケーションは、第1アプリケーション及び第2アプリケーションを含み、前記ターゲットウィジェットは、前記第1アプリケーションの第1ウィジェット及び前記第2アプリケーションの第2ウィジェットを含み、前記第1入力は、前記第1ウィジェットにおける第1モジュールコンポーネントを前記第2アプリケーションに関連付けるためのものであり、
更新モジュール603は、
前記第2アプリケーションを起動する場合、前記第2アプリケーション及び前記第1モジュールコンポーネントに関連付けられた第1モジュールのデータをロードするための第2ロードユニットと、
前記第2アプリケーションのプログラムインタフェースのターゲット領域に、前記第1モジュールのモジュールマーク又は前記第1モジュールのリンクエントリを表示するための第1表示ユニットと、を含む。
【0104】
選択的に、前記第1入力は、前記第1モジュールコンポーネントを前記第2ウィジェットのコンポーネント表示領域にドラッグする入力を含み、
又は、前記第1入力は、前記第1モジュールコンポーネントを前記第2ウィジェットにおける第2モジュールコンポーネントの表示領域にドラッグする入力を含み、ここで、前記第2モジュールコンポーネントに対応するモジュールと前記第1モジュールコンポーネントに対応するモジュールのモジュールタイプが同じである。
【0105】
選択的に、前記ターゲットアプリケーションは、第3アプリケーション及び第4アプリケーションを含み、前記ターゲットウィジェットは、前記第3アプリケーションの第3ウィジェット及び前記第4アプリケーションの第4ウィジェットを含み、前記第1入力は、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネントを前記第4アプリケーションに関連付けるためのものであり、
更新モジュール603は、
前記第3アプリケーション及び前記第4アプリケーションに基づき、組合せアプリケーションを生成するための第1生成ユニットと、
前記第3ウィジェット及び前記第4ウィジェットに基づき、組合せウィジェットを生成するための第2生成ユニットであって、前記組合せウィジェットが、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネント及び前記第4ウィジェットにおける全てのコンポーネントを含む第2生成ユニットと、
前記組合せアプリケーションを起動する場合、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュール及び前記第4ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュールのデータをロードするための第3ロードユニットと、
前記組合せアプリケーションのプログラムインタフェースに、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュール及び前記第4ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュールの表示内容を表示するための第2表示ユニットと、を含む。
【0106】
本出願の実施例で提供されるプログラム制御装置600は、図1図3又は図4に示す方法実施例の各プロセスを実現することができ、且つ図1図3又は図4に示す方法実施例と同じ有益な効果を得ることができる。繰り返して説明することを回避するために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0107】
本出願の実施例におけるプログラム制御装置は、装置であってもよく、端末における部材、集積回路又はチップであってもよい。該装置は、携帯型の電子機器であってもよく、非携帯型の電子機器であってもよい。例として、携帯型の電子機器は、携帯電話、タブレットコンピュータ、ノートパソコン、携帯情報端末、車載電子機器、ウェアラブルデバイス、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer,UMPC)、ネットブック又はパーソナルディジタルアシスタント(personal digital assistant,PDA)等であってもよく、非携帯型の電子機器は、ネットワーク接続ストレージ(Network Attached Storage,NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer,PC)、テレビジョン(television,TV)、現金自動預払機又はキオスク等であってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0108】
本出願の実施例におけるプログラム制御装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。該オペレーティングシステムは、アンドロイド(Android)オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0109】
本出願の実施例で提供されるプログラム制御装置は、図1図3又は図4の方法実施例で実現される各プロセスを実現することができる。繰り返して説明することを回避するために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0110】
選択的に、図7に示すように、本出願の実施例は電子機器700をさらに提供する。該電子機器は、プロセッサ701と、メモリ702と、メモリ702に記憶され且つ前記プロセッサ701上で実行可能なプログラムもしくはコマンドとを含み、該プログラムもしくはコマンドがプロセッサ701によって実行されると、図1図3又は図4に示すプログラム制御方法の実施例の各プロセスが実現され、同様な技術効果を達成することができる。繰り返して説明することを回避するために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0111】
注意すべきことは、本出願の実施例における電子機器が上述した携帯型の電子機器及び非携帯型の電子機器を含む点である。
【0112】
図8は本出願の実施例を実現する電子機器のハードウェア構造模式図である。
【0113】
該電子機器800は、高周波ユニット801、ネットワークモジュール802、オーディオ出力ユニット803、入力ユニット804、センサ805、表示ユニット806、ユーザ入力ユニット807、インタフェースユニット808、メモリ809、及びプロセッサ810等の部材を含むが、それらに限定されない。
【0114】
当業者であれば、電子機器800は、各部材に電気を供給する電源(例えば、電池)をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ810に論理的に接続されて、電源管理システムによって充放電管理、及び電力消費管理等の機能を実現することができることが理解可能である。図8に示す電子機器の構造は、電子機器を限定するものではなく、電子機器は、図示より多く又はより少ない部材、又は一部の部材の組合せ、又は異なる部材配置を含んでもよく、ここでは詳細な説明を省略する。
【0115】
ここで、表示ユニット806は、ターゲットアプリケーションのターゲットウィジェットを表示するために用いられ、前記ターゲットウィジェットは機能コンポーネント及びモジュールコンポーネントのうちの少なくとも1つを含む。
【0116】
ユーザ入力ユニット807は、前記ターゲットウィジェットに対する第1入力を受信するために用いられる。
【0117】
プロセッサ810は、前記第1入力に応答し、前記ターゲットウィジェットの表示情報を更新し、且つ前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報を更新するために用いられる。
【0118】
ここで、前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報の更新内容は、前記ターゲットウィジェットの表示情報の更新内容に関連付けられる。
【0119】
選択的に、前記第1入力は、前記ターゲットウィジェットにおける第1モジュールコンポーネントを削除する入力を含み、
プロセッサ810が実行する、前記ターゲットウィジェットの表示情報を更新し、且つ前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報を更新することは、
前記第1モジュールコンポーネントを削除することと、
前記ターゲットアプリケーションにおける前記第1モジュールコンポーネントに対応するモジュールのデータのロードを禁止することと、
前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースにおける前記第1モジュールコンポーネントに対応するモジュールの表示内容を削除することと、を含む。
【0120】
選択的に、前記ターゲットウィジェットは、少なくとも1つのモジュールコンポーネント及び少なくとも1つの機能コンポーネントを含み、前記第1入力は、前記ターゲットウィジェットにおける全てのモジュールコンポーネントを削除するための少なくとも1つのサブ入力を含み、
プロセッサ810が実行する、前記ターゲットウィジェットの表示情報を更新し、且つ前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報を更新することは、
前記ターゲットアプリケーションをアンインストールすることと、
前記少なくとも1つの機能コンポーネントのうちの第1機能コンポーネントに対するユーザの第2入力を受信した場合、前記ターゲットアプリケーションのクラウドサーバから、前記第1機能コンポーネントに必要なデータをロードするか、又は前記第1機能コンポーネントに対応するファストアプリケーションを起動することと、を含む。
【0121】
選択的に、前記ターゲットアプリケーションは、第1アプリケーション及び第2アプリケーションを含み、前記ターゲットウィジェットは、前記第1アプリケーションの第1ウィジェット及び前記第2アプリケーションの第2ウィジェットを含み、前記第1入力は、前記第1ウィジェットにおける第1モジュールコンポーネントを前記第2アプリケーションに関連付けるためのものであり、
プロセッサ810が実行する、前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報を更新することは、
プロセッサ810によって、前記第2アプリケーションを起動する場合、前記第2アプリケーション及び前記第1モジュールコンポーネントに関連付けられた第1モジュールのデータをロードすることと、
表示ユニット806によって、前記第2アプリケーションのプログラムインタフェースのターゲット領域に、前記第1モジュールのモジュールマーク又は前記第1モジュールのリンクエントリを表示することと、を含む。
【0122】
選択的に、前記第1入力は、前記第1モジュールコンポーネントを前記第2ウィジェットのコンポーネント表示領域にドラッグする入力を含み、
又は、前記第1入力は、前記第1モジュールコンポーネントを前記第2ウィジェットにおける第2モジュールコンポーネントの表示領域にドラッグする入力を含み、ここで、前記第2モジュールコンポーネントに対応するモジュールと前記第1モジュールコンポーネントに対応するモジュールのモジュールタイプが同じである。
【0123】
選択的に、前記ターゲットアプリケーションは、第3アプリケーション及び第4アプリケーションを含み、前記ターゲットウィジェットは、前記第3アプリケーションの第3ウィジェット及び前記第4アプリケーションの第4ウィジェットを含み、前記第1入力は、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネントを前記第4アプリケーションに関連付けるためのものであり、
プロセッサ810が実行する、前記ターゲットウィジェットの表示情報を更新し、且つ前記ターゲットアプリケーションのプログラムインタフェースの表示情報及びロード情報を更新することは、
前記第3アプリケーション及び前記第4アプリケーションに基づき、組合せアプリケーションを生成することと、
前記第3ウィジェット及び前記第4ウィジェットに基づき、組合せウィジェットを生成することであって、前記組合せウィジェットが、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネント及び前記第4ウィジェットにおける全てのコンポーネントを含むことと、
前記組合せアプリケーションを起動する場合、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュール及び前記第4ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュールのデータをロードすることと、
表示ユニット806を制御して前記組合せアプリケーションのプログラムインタフェースに、前記第3ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュール及び前記第4ウィジェットにおける全てのコンポーネントに対応するモジュールの表示内容を表示することと、を含む。
【0124】
本出願の実施例で提供される電子機器は、図1図3又は図4に示すプログラム制御方法の実施例の各プロセスを実現することができ、且つ図1図3又は図4に示すプログラム制御方法の実施例と同じ有益な効果を得ることができる。繰り返して説明することを回避するために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0125】
本出願の実施例では、入力ユニット804は、ビデオ獲得モード又は画像獲得モードで画像獲得装置(例えば、カメラ)により取得した静的画像又はビデオの画像データを処理するグラフィックスプロセッシングユニット(Graphics Processing Unit,GPU)と、マイクロホンとを含んでもよいことを理解すべきである。表示ユニット806は表示パネルを含んでもよく、表示パネルは液晶ディスプレイ、有機発光ダイオード等の形式で配置してもよい。ユーザ入力ユニット807はタッチパネル及び他の入力デバイスを含む。タッチパネルはタッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネルは、タッチ検出装置及びタッチ制御器という2つの部分を含んでもよい。他の入力デバイスは、物理キーボード、機能ボタン(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタン等)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、これらに限定されなく、ここで詳細な説明を省略する。メモリ809は、ソフトウェアプログラム及び様々なデータを記憶するために用いることができ、アプリケーション及びオペレーティングシステムを含むが、それらに限定されない。プロセッサ810に、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーション等を主に処理するアプリケーションプロセッサと、無線通信を主に処理するモデムプロセッサとを統合することができる。上記モデムプロセッサはプロセッサ810に統合されなくてもよいことが理解可能である。
【0126】
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供する。前記可読記憶媒体は非揮発性であってもよいし、揮発性であってもよい。前記可読記憶媒体には、プログラムもしくはコマンドが記憶されており、該プログラムもしくはコマンドがプロセッサによって実行されると、図1図3又は図4に示すプログラム制御方法の実施例の各プロセスが実現され、同様な技術効果を達成することができる。繰り返して説明することを回避するために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0127】
ここで、前記プロセッサは上記実施例に記載の電子機器におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ読み取り専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、磁気ディスク又は光ディスク等のコンピュータ可読記憶媒体を含む。
【0128】
本出願の実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。前記コンピュータプログラム製品は、非一時的記憶媒体に記憶されている。前記コンピュータプログラム製品は、図1図3又は図4に示すプログラム制御方法の実施例の各プロセスを実現するように少なくとも1つのプロセッサによって実行され、同様な技術効果を達成することができる。繰り返して説明することを回避するために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0129】
本出願の実施例は、チップを別に提供する。前記チップは、プロセッサ及び通信インタフェースを含み、前記通信インタフェースと前記プロセッサが結合され、前記プロセッサがプログラムもしくはコマンドを実行し、図1図3又は図4に示すプログラム制御方法の実施例の各プロセスを実現するためのものであり、同様な技術効果を達成することができる。繰り返して説明することを回避するために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0130】
本出願の実施例で言及したチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップ等と呼んでもよいことを理解すべきである。
【0131】
説明すべきことは、本明細書において、用語「含む」、「からなる」又はその他のあらゆる変形は、非排他的包含を含むように意図され、それにより一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素のみならず、明示されていない他の要素、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素をも含む点である。特に断らない限り、語句「1つの……を含む」により限定される要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。また、指摘すべきことは、本出願の実施形態における方法及び装置の範囲は、図示又は検討された順序で機能を実行することに限定されず、係る機能に応じて実質的に同時に又は逆の順序で機能を実行することも含み得る点であり、例えば、説明されたものと異なる順番で、説明された方法を実行してもよく、さらに様々なステップを追加、省略、又は組み合わせてもよい。また、何らかの例を参照して説明した特徴は他の例において組み合わせられてもよい。
【0132】
以上の実施形態に対する説明によって、当業者であれば上記実施例の方法がソフトウェアと必要な共通ハードウェアプラットフォームとの組合せという形態で実現できることを明確に理解可能であり、当然ながら、ハードウェアによって実現してもよいが、多くの場合において前者はより好ましい実施形態である。このような見解をもとに、本出願の技術的解決手段は実質的に又は従来技術に寄与する部分はソフトウェア製品の形で実施することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器等であってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させる複数のコマンドを含む。
【0133】
以上、図面を参照しながら本出願の実施例を説明したが、本出願は上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、本出願の示唆をもとに、当業者が本出願の趣旨及び特許請求の保護範囲から逸脱することなくなし得る多くの形態は、いずれも本出願の保護範囲に属するものとする。
図1
図2a
図2b
図2c
図2d
図3
図4
図5a
図5b
図5c
図5d
図5e
図5f
図6
図7
図8