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  • 特許-ウォッチケース用耐水性締め具機器 図1
  • 特許-ウォッチケース用耐水性締め具機器 図2
  • 特許-ウォッチケース用耐水性締め具機器 図3a
  • 特許-ウォッチケース用耐水性締め具機器 図3b
  • 特許-ウォッチケース用耐水性締め具機器 図3c
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-19
(45)【発行日】2024-08-27
(54)【発明の名称】ウォッチケース用耐水性締め具機器
(51)【国際特許分類】
   F16J 15/10 20060101AFI20240820BHJP
   G04B 39/02 20060101ALI20240820BHJP
   G04B 37/11 20060101ALI20240820BHJP
   H05K 5/06 20060101ALI20240820BHJP
【FI】
F16J15/10 C
F16J15/10 A
G04B39/02 P
G04B37/11 E
H05K5/06 D
【請求項の数】 11
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022167353
(22)【出願日】2022-10-19
(65)【公開番号】P2023084666
(43)【公開日】2023-06-19
【審査請求日】2022-10-19
(31)【優先権主張番号】21212696.5
(32)【優先日】2021-12-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】506425538
【氏名又は名称】ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100098394
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 茂樹
(72)【発明者】
【氏名】シモン・ガルサン
(72)【発明者】
【氏名】ナシマ・ナスリ
【審査官】久慈 純平
(56)【参考文献】
【文献】実開昭47-036273(JP,U)
【文献】特開2021-167809(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16J 15/10
G04B 39/02
G04B 37/11
H05K 5/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
計時器用耐水性締め具機器であって、上面、下面、内部側面、および外部側面(11)を有するガスケット(1)を備え、前記ガスケット(1)は、第1の要素(3)と、前記第1の要素(3)上で駆動されることが可能な第2の要素(2)との間に置かれるように配列され、前記ガスケット(1)の中央部分で前記ガスケット(1)の前記側面の一方の上に突出する厚さ(e’)の膨らみ(10)の範囲を定めるように高さ(h’)にわたり前記側面の一方の2つの反対側の端部に皿状凹部(12、13)を有し、前記膨らみ(10)は、前記第1の要素(3)の上に前記第2の要素(2)を設置した後に圧縮されるように配列される耐水性締め具機器において、
前記皿状凹部(12、13)のそれぞれは、長さが前記高さ(h’)に対応し、かつ幅が前記膨らみの、および領域Arの前記厚さ(e’)に対応する長方形に内接する表面を有、ならびに前記皿状凹部(12、13)の断面の領域Asは、前記長方形の前記領域Arよりも小さく、前記長方形の領域の半分Ar/2よりも大きく、
前記ガスケット(1)の前記内部側面は全体が平坦に形成されている
ことを特徴とする耐水性締め具機器。
【請求項2】
前記皿状凹部(12、13)は、前記第1の要素上で前記第2の要素を誘導可能にする第1の上部皿状凹部(12)、および前記膨らみ(10)の塑性変形を吸収可能にする第2の上部皿状凹部(13)を形成することを特徴とする、請求項1に記載の耐水性締め具機器。
【請求項3】
前記膨らみ(10)および前記皿状凹部(12、13)は、対称または非対称であることを特徴とする、請求項1に記載の耐水性締め具機器。
【請求項4】
前記ガスケット(1)の高さ(h)は、0.5mm~2.0mmであることを特徴とする、請求項1に記載の耐水性締め具機器。
【請求項5】
前記ガスケット(1)の厚さ(e)は、0.3mm~0.8mmの間であることを特徴とする、請求項1に記載の耐水性締め具機器。
【請求項6】
前記皿状凹部(12、13)の前記高さ(h’)は、0.1mm~0.4mmの間であることを特徴とする、請求項1に記載の耐水性締め具機器。
【請求項7】
前記膨らみ(10)の前記厚さ(e’)は、0.05mm~0.25mmの間であることを特徴とする、請求項1に記載の耐水性締め具機器。
【請求項8】
前記ガスケット(1)は、上部領域(S0)および下部領域(S2)が中央部領域(S1)よりも小さな半径方向断面を有し、これらの前記領域は、前記ガスケット(1)の非変形状態で決定されることを特徴とする、請求項1に記載の耐水性締め具機器。
【請求項9】
前記膨らみ(10)は、台形の断面、隆起形状断面、または傾斜形状断面を有することを特徴とする、請求項1に記載の耐水性締め具機器。
【請求項10】
ウォッチ(100)であって、中央部(2)、背面(3)、ガラス蓋、および請求項1に記載の耐水性締め具機器を備えるウォッチケース(100)。
【請求項11】
ウォッチであって、請求項1に記載の耐水性締め具機器を備えるウォッチ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ウォッチケース用耐水性機器に関する。本発明はまた、そのような機器を備える計時器ケースに関する。本発明はまた、そのようなシステムまたはそのようなケースを備える計時器に関する。最後に、本発明は、そのような計時器またはそのようなケースを搭載するための方法に関する。
【背景技術】
【0002】
時計製作技術の分野では、できるだけ耐水性であるようにケースを作り、水蒸気を発生させて時間の正しい読出しがまったくできないようにすることがある湿気が少しでも侵入するのを防ぎ、ケースの内部を守ることが追求される。より長期的には、内部金属部品のすべてが、その中でもムーブメントを構成する部品が、酸化が原因で時期尚早に経年劣化しないようにすることもまた必要である。耐水性のこの必要性はさらには、ダイバーズウォッチなど、液面下に沈められた状態で使用することを意図するウォッチで特に重要であることが分かっている。
【0003】
ガラス蓋の、ベゼルの、背面ガラス蓋の、または中央部上の背面の耐水性機器はすでに公知であり、そこでは、耐水性を達成でき圧縮できる材料から作られたガスケットを用いてガラス蓋、ベゼル、および/または背面は、中央部上の適切な場所で駆動され、保持される。
【0004】
耐水性と保持の2つの機能を有するガスケットは、一般にエラストマーから作られたリング形状のIリングガスケットである。
【0005】
環状ガスケットに関係する公知の問題は、環状ガスケットの一部またはさらには全体に剪断を生じさせることがある軸方向の摩擦または圧縮力を受けるとき、背面の、ベゼルの、または中央部および/もしくは背面上のガラス蓋の一方を駆動する間に、環状ガスケットが締まることに対して影響されやすいことに関係し、どの場合でも、求められる耐水性の性質を著しく劣化させる。そのようなガスケットが変形応力を受けるときにそのようなガスケットを損傷する危険性を低減し、同時にそのようなガスケットの耐水性の性質を改善するために、面取りした面を有するガスケットが導入されてきた。面取りした面により形成される傾きによって、耐水性の信頼度は高まり、同時に、加わる摩擦力が低減するおかげで剪断応力もまた最小限に抑えられ、その結果、堅牢性および寿命は増大する。
【0006】
しかしながら、ガスケットの圧縮比が高いとき、締まる危険性は存在したままである。ガスケットの変形が増大することにより、ガスケットの基部で材料の蓄積を生じさせ、足部が形成され、その結果、駆動動作中に困難さが生じ、さらには完全に駆動することが不可能になるだけではなく、操作者にとって努力を要することになる。
【0007】
それに加えて、機械加工許容範囲に固有の圧縮比のゆらぎは、本方法の品質に有害であることがあるさまざまなレベルの塑性変形を生じさせる(閉じたときに欠陥がある感覚、日光で目に見える不完全に閉じられた背面、および耐水性低下の危険性)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
その結果、本発明の1つの目的は、駆動中に、より堅牢でより少ない力を必要とする締め具の品質を改善可能にするガスケットを提案することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、中央部分で側面の一方の上に突出する膨らみを有し、かつ耐水性と計時器の要素間で保持することの両方を確実にすることを可能にするガスケットを提案することにより前述の欠点を解決する。
【0010】
このために、本発明は、ウォッチケース用耐水性締め具機器に関し、前記機器は上面、下面、内部側面、および外部側面を有するガスケットを備え、ガスケットは、第1の要素と、第1の要素上で駆動されることを意図される第2の要素との間に置かれるように配列され、ガスケットの中央部分でガスケットの側面の一方の上に突出する厚さe’の膨らみの範囲を定めるように高さh’にわたり側面の一方の2つの反対側の端部に材料皿孔を有し、膨らみは、第1の要素の上に第2の要素を設置した後に圧縮されるように配列される。
【0011】
本発明によれば、材料皿穴は、長さが高さh’に対応し、かつ幅が膨らみの、および領域Arの厚さe’に対応する長方形に内接する表面を有し、そのうえ材料皿孔の断面の領域Asは、長方形の領域Arよりも小さく、長方形の領域の半分Ar/2よりも大きい。
【0012】
本発明の他の有利な変形形態によれば、
-材料皿孔は、第2の要素上で第1の要素を誘導可能にする第1の上部皿孔、およびガスケットの側面の一方の2つの反対側の端部で膨らみの塑性変形を吸収可能にする第2の下部皿孔を備え、
-膨らみは対称または非対称であり、
-ガスケットの高さは、0.5mm~2.0mmの間であり、
-ガスケットの厚さは、0.3mm~0.8mmの間であり、
-皿孔の高さは、0.1mm~0.4mmの間であり、
-膨らみの厚さは、0.05mm~0.25mmの間であり、
-ガスケットは、上部領域S0および下部領域S2が中央部領域S1よりも小さな半径方向断面を有し、これらの領域はガスケットの非変形状態で決定され、
-膨らみは、台形の断面、隆起形状断面、または傾斜形状断面を有する。
【0013】
本発明はまた中央部、ベゼル、背面、ガラス蓋、および本発明による耐水性機器を備えるウォッチケースに関する。
【0014】
本発明はまた、本発明による耐水性機器および/またはケースを備えるウォッチに関する。
【0015】
本発明の他の特徴および有利な点は、添付図面を参照して限定しない例によって示す以下の詳細な記述を読むと明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の好ましい実施形態による機器の断面図を示す。
図2図1の機器を装備するガスケットの断面図を示す。
図3a】本発明による機器を装備するガスケットのさまざまな実施形態の断面図を示す。
図3b】本発明による機器を装備するガスケットのさまざまな実施形態の断面図を示す。
図3c】本発明による機器を装備するガスケットのさまざまな実施形態の断面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明による機器を装備するウォッチの第1の実施形態について図1図2、および図3a~図3cを参照して以下で記述する。
【0018】
本発明は、ウォッチケース用耐水性締め具機器に関し、前記機器は、第1の要素と、第1の要素上で駆動されることが意図される第2の要素との間に置かれるように配列されたガスケット1を備える。第1の要素および第2の要素は中央部、背面、ベゼル、ガラス蓋から選択される。
【0019】
本発明について読みやすくして理解するために、引き続き中央部上の背面の駆動だけについて記述する。中央部上のガラス蓋の駆動、ベゼル上のガラス蓋の駆動、背面上のガラス蓋の駆動、または中央部上のベゼルの駆動は、明らかに似ている。
【0020】
ウォッチは、計時器ケース100と、さらには外部環境からウォッチを保護するためにウォッチケースの中に搭載されることが意図される時計のムーブメントとを備える。時計のムーブメントは、電気式ムーブメントまたは機械式ムーブメント、詳細には自動式ムーブメントであってよい。
【0021】
ウォッチケース100は、中央部2、背面3、およびガスケットシール1を備える。ウォッチケースはまた、回転するまたは回転しないガラス蓋およびベゼルを備えてよい(図示せず)。
【0022】
背面3は、中央部2に当接するようになるまで中央部上で駆動される。ガラス蓋はまたそれ自体、詳細にはガスケットシールの活動により中央部上で駆動される。
【0023】
ガスケットシール1はリング形状であり、上面、下面、内部側面、および外部側面11を有する。
【0024】
ガスケット1は、その中央部分上にガスケット1の側面の一方の上に突出する膨らみ10を備え、膨らみ10は、中央部2に係合して、背面3を設置した後または中央部2上にガラス蓋を設置した後に、背面と中央部の間で圧縮されるように配列される。
【0025】
図示する例では、膨らみ10は、中央部上で背面を駆動する場合、外部側面上に突出する。膨らみ10は、明らかにガスケットの内部側面上に突出してよく、そのような配置は、たとえば中央部、ベゼル、または背面上でガラス蓋を駆動する状況で有用である。
【0026】
ガスケットシール1は、圧縮できるように、変形可能な材料から作られる。
【0027】
ガスケットを作り出すための材料は、asutane、ポリエーテルPUまたはポリエステルPU TPU、PearlthaneタイプのポリカプロラクトンコポリエステルTPU、Isotaneタイプのポリアジペート(polyadipate)エステルTPU、PebaxタイプのポリエーテルブロックアミドTPU、HytelタイプのポリエステルまたはArnitelタイプのポリエーテルエステルTPE、Grilamidタイプのポリアミドおよびコポリイミド、Zytel、Rilsanだけではなくフッ素化ポリマータイプのTefzelまたはNeoflonから選択される。
【0028】
図2で認めることができるように、膨らみ10の両側に配置された皿孔12、13は、ガスケット1の非圧縮状態で上部および下部の自由体積を形成する。上部自由体積12および下部自由体積13は、それぞれ異なる機能を、すなわち、上部自由体積については互いに要素を設置するのを容易にする機能を、下部自由体積については膨らみ10の変形を吸収する機能を有する。その結果、上部自由体積12および下部自由体積13により、互いに要素を駆動する間にガスケット1が締まるのを防止できるようになる。
【0029】
有利には、ガスケット1は、中央領域S1よりも小さな上部領域S0および下部領域S2を有し、これらの領域は、ガスケットの非変形状態で決定され、ガスケットの中央部分は、互いに要素を保持することだけではなく耐水性も確実にする。
【0030】
材料皿孔は、第2の要素上で第1の要素を誘導可能にする第1の上部皿孔12、およびガスケットの側面の一方の2つの反対側の端部で膨らみ10の塑性変形を吸収可能にする第2の下部皿孔13を備える。明らかに、1つの同じ自由体積形状は、ガスケットの搭載方向に従って一方の機能だけではなく他方の機能も確実にすることを可能にする。
【0031】
各皿孔12、13は、ガスケットの中央部分で側面の一方の上に突出する膨らみ10の範囲を定めるように高さh’、および膨らみ10の厚さに対応する厚さe’にわたり伸展する。
【0032】
有利には、材料皿穴は、長さが高さh’に対応し、かつ幅が膨らみおよび領域Arの厚さe’に対応する長方形に内接する表面を有し、そのうえ材料皿孔の断面の領域Asは、長方形の領域Arよりも小さく、長方形の領域の半分Ar/2よりも大きい。
【0033】
換言すれば、材料皿孔に残っている材料表面は、頂点に関してガスケットの上面または下面の頂点、および膨らみ10の頂点を有する直角三角形に内接する。直角三角形の2つの辺は、側面縁部に、ならびに上部縁部および下部縁部に平行であり、高さh’に対応する長さ、および厚さe’に対応する幅を有する。
【0034】
本発明の好ましい実施形態によれば、ガスケット1の膨らみ10は、図2に例示するように、ガスケット1の中央平面(ガスケットの中心でガスケットを分離する平面)に対して対称である。膨らみはまた、図3cに例示するように非対称であってよい。上部材料皿孔12および下部材料皿孔13について同じことが当てはまる。
【0035】
さまざまな実施形態を示す図に例示するように、膨らみ10は台形の断面、隆起形状断面、またはさらには傾斜形状断面を有する。
【0036】
図2に示す好ましい実施形態の場合、膨らみ10は、傾いた表面が続く平坦な表面を形成するように台形形状を有する。
【0037】
ガスケット1の高さhは、0.5mm~2.0mmの間であり、ガスケット1の厚さeは、0.3mm~0.8mmの間である。
【0038】
材料皿孔12、13は、0.1mm~0.4mmの間の高さh’、および0.05mm~0.25mmの間の厚さe’を備える。
【0039】
ガスケットの下側部分上の自由体積により、さまざまなレベルの塑性変形を生み出し、その結果、中央部2上に背面3を搭載するための方法の品質に有害であることがある機械加工許容範囲に関係する問題が解決可能になる(閉じたときに欠陥がある感覚、日光で目に見える不完全に閉じられた背面、および耐水性低下の危険性)。
【0040】
同様に、ガスケットの上側部分上の自由体積により、ガスケットの上側部分上で誘導する、または事前に係合するための自由体積が形成され、その結果、ガスケットが締まる、または損傷するのを防止することが可能になる。実際は、1組の変動/想定される状況(中心合わせ、位置決めなど)に応じて、ガスケットの係合は、共平面性および/または同心性が欠如して行われることがある。ガスケットの限られた部分で圧力集中が発生し、ガスケットは、中央部によりきつく締めつけられるなど、損傷する。
【0041】
本発明による、背面3、中央部2、およびガスケット1を備える機器を搭載する方法について以下で記述する。
【0042】
第1のステップでは、ガスケット1は、背面3により駆動され、背面3の肩部30に当接する。
【0043】
第2のステップで、背面3は、中央部2に対向して提示される。
【0044】
第3のステップで、背面3およびガスケット1の組立体は、背面3が中央部2の肩部20に当接するようになるまで中央部2の中に駆動され、次いでガスケット1は、中央部2と背面3の間で圧縮される。
【0045】
全体が組み立てられると、機器10は、中央部2と背面3の間の界面でケース100の耐水性システムを形成する。
【0046】
明らかに、類似の搭載方法は、中央部にガラス蓋を搭載するために実装されてよい。
【0047】
本発明はまた、中央部2、背面3、ガラス蓋、および本発明による耐水性機器を備えるウォッチケース100に関する。
【0048】
本発明はまた、本発明による耐水性機器および/またはケースを備えるウォッチに関する。
【符号の説明】
【0049】
1 ガスケット、ガスケットシール
2 中央部
3 背面
10 膨らみ
11 外部側面
12 上部自由体積、第1の上部皿孔
13 下部自由体積、第2の下部皿孔
20 中央部の肩部
30 背面の肩部
100 計時器ケース、ウォッチケース
e ガスケットの厚さ
e’ 皿孔の厚さ、膨らみの厚さ
h ガスケットの高さ
h’ 皿孔の高さ
r 長方形の領域
s 材料皿孔の断面の領域
S0 上部領域
S1 中央領域
S2 下部領域
図1
図2
図3a
図3b
図3c