(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-19
(45)【発行日】2024-08-27
(54)【発明の名称】簡易で効率的なプレスブロック構造及びその実現方法
(51)【国際特許分類】
H02S 20/10 20140101AFI20240820BHJP
H02S 20/23 20140101ALI20240820BHJP
【FI】
H02S20/10 Q
H02S20/23 B
(21)【出願番号】P 2023515383
(86)(22)【出願日】2020-10-27
(86)【国際出願番号】 CN2020123933
(87)【国際公開番号】W WO2022047953
(87)【国際公開日】2022-03-10
【審査請求日】2023-04-25
(31)【優先権主張番号】202010927672.2
(32)【優先日】2020-09-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517366220
【氏名又は名称】横店集団東磁股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100095407
【氏名又は名称】木村 満
(74)【代理人】
【識別番号】100132883
【氏名又は名称】森川 泰司
(74)【代理人】
【識別番号】100148633
【氏名又は名称】桜田 圭
(74)【代理人】
【識別番号】100147924
【氏名又は名称】美恵 英樹
(72)【発明者】
【氏名】楼 曹▲シン▼
(72)【発明者】
【氏名】艾 瑞陽
(72)【発明者】
【氏名】何 悦
(72)【発明者】
【氏名】汪 ▲ティン▼▲ティン▼
(72)【発明者】
【氏名】李 淳慧
(72)【発明者】
【氏名】趙 林
【審査官】須永 聡
(56)【参考文献】
【文献】中国実用新案第206820704(CN,U)
【文献】特開2011-106203(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第110729955(CN,A)
【文献】特表2010-500495(JP,A)
【文献】特開2004-060358(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02S 20/00
H02S 20/10
H02S 20/23
E04D 13/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
プレスブロック本体(1)を含む簡易で効率的なプレスブロック構造であって、
プレスブロック本体(1)の両端の上下面にそれぞれ密集した歯溝(3)が設けられるとともに、プレスブロック本体(1)の中間位置に貫通孔(2)が設けられてい
て、
プレスブロック本体(1)の取り付け時に、プレスブロック本体(1)の下方の貫通孔(2)に対応する位置にゴムリング(6)が配置されていることを特徴とする簡易で効率的なプレスブロック構造。
【請求項2】
プレスブロック本体(1)がL形構造であることを特徴とする請求項1に記載の簡易で効率的なプレスブロック構造。
【請求項3】
プレスブロック本体(1)の端部突起の高さhが0.5~10mmであることを特徴とする請求項2に記載の簡易で効率的なプレスブロック構造。
【請求項4】
プレスブロック本体(1)の厚さdが0.5~10mmであることを特徴とする請求項2に記載の簡易で効率的なプレスブロック構造。
【請求項5】
プレスブロック本体(1)がステンレス鋼部材であることを特徴とする請求項1に記載の簡易で効率的なプレスブロック構造。
【請求項6】
プレスブロック本体(1)が一体成形構造であることを特徴とする請求項1に記載の簡易で効率的なプレスブロック構造。
【請求項7】
プレスブロック本体(1)のコーナーが斜面構造であることを特徴とする請求項2に記載の簡易で効率的なプレスブロック構造。
【請求項8】
両端の上下面にそれぞれ密集した歯溝(3)が設けられるとともに、中間位置に貫通孔(2)が設けられているプレスブロック本体(1)を含む簡易で効率的なプレスブロック構造の実現方法であって、以下のステップを含むことを特徴とす
る簡易で効率的なプレスブロック構造の実現方法。
(1)プレスブロック本体(1)がL形構造である。
(2)プレスブロック本体(1)の中間位置にボルト挿通用の貫通孔(2)が設けられている。
(3)プレスブロック本体(1)の両端の上下面のそれぞれに摩擦力を増加させるための密集した歯溝(3)が設けられている。
(4)プレスブロック本体(1)を1個のフレームの固定に使用する場合には、突起端を下に配置する。
(5)プレスブロック本体(1)を2つのフレームの間で固定する時、突起端を上に配置する。
(6)取り付け時に、プレスブロック本体(1)の下方の貫通孔(2)に対応する位置にゴムリング(6)が配置されている。
【請求項9】
プレスブロック本体(1)の端部突起の高さhが0.5~10mmであり、プレスブロック本体(1)の厚さdが0.5~10mmであり、プレスブロック本体(1)がステンレス鋼部材であり、プレスブロック本体(1)が一体成形構造であり、プレスブロック本体(1)のコーナーが斜面構造であることを特徴とする請求項
8に記載の簡易で効率的なプレスブロック構造の実現方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光起電力モジュールの取り付け技術分野に属し、具体的には簡易で効率的なプレスブロック構造と、その実現方法に関する。
【背景技術】
【0002】
中国の光起電力業界の絶え間ない発展に伴って、結晶シリコン光起電力モジュールの発電効率は、21世紀初頭の10%から現在の最高効率>25%に向上している。効率が向上すると同時に、製造コストも絶えず低下していて、現在の結晶シリコン光起電力製品は、10年以上前より90%以上低下している。技術の向上とコストの低下に伴って、端末応用市場も盛んに発展していて、光起電力製品は、工業設備から庶民の認知商品に変わりつつある。一方、建物一体化型太陽光発電(BIPV)は、太陽光発電(光起電力)製品を建築に応用する技術であり、建築物、カーポート、温室ビニールハウスの空間構造を十分に利用するものであって、通常の日除け、温度制御、雨除けのほかに、発電機能を有している。そのため、BIPVは、将来の建築及び光起電力技術市場のホットスポットとなっている。
【0003】
光起電力モジュールを取り付ける際には、プレスブロックの使用を必要とする。しかしながら、従来技術に係るプレスブロックを使用する際には、幾つかの欠陥がある。
1)一般的に、従来技術に係るプレスブロックはフレームの上に押し当てられる。プレスブロックは、フレームの上に突出し、外観上に突起している。また朝晩に太陽が斜めに入射する時には、プレスブロックの縁に日陰が発生し、光起電力モジュールの動作効率に影響を与え、深刻な場合にはモジュールの局所的な高温(ホットスポット現象)を引き起こす。ホットスポットは、モジュールの性能に影響を与え、火災を生じさせることもある。
2)プレスブロックが存在することによって、フレームとフレームの間の間隔が25mmを超えることが多くなり、限られた敷設空間が浪費される。
3)フレーム構造が原因して、プレスブロックのモーメントが大きくなる。また接触面積が限られているので、固定効果が良くない。プレスブロックの固定がしっかりしていないので、台風などの極端な天気条件の下では、光起電力モジュールが脱落して、損失をもたらす。この問題は、安全に関わる問題でもある。
4)プレスブロックはフレームの上に押し当てられているので、ボルトが締め付けられるとフレームも力を受ける。そのために、光起電力モジュールのガラスが破裂しやすい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、上記背景技術で言及された問題を解決する簡易で効率的なプレスブロック構造を提供することにある。本発明が提供する簡易で効率的なプレスブロック構造は、厚さの異なるフレームに適用されて、フレームとフレームの間の取り付け間隔を狭くするという特徴を有する。
【0005】
本発明の他の目的は、簡易で効率的なプレスブロック構造の実現方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を実現するために、本発明は、以下の技術手段を提供する。プレスブロック本体を含む簡易で効率的なプレスブロック構造であって、プレスブロック本体の両端の上下面にそれぞれ密集した歯溝が設けられ、プレスブロック本体の中間位置に貫通孔(2)が設けられている。
【0007】
また、本発明においては、プレスブロック本体がL形構造であっても良い。
【0008】
また、本発明においては、プレスブロック本体の端部突起の高さhが0.5~10mmであっても良い。
【0009】
また、本発明においては、プレスブロック本体の厚さdが0.5~10mmであっても良い。
【0010】
また、本発明においては、プレスブロック本体がステンレス鋼部材であっても良い。
【0011】
また、本発明においては、取り付け時に、プレスブロック本体の下方の貫通孔に対応する位置にゴムリングが配置されていても良い。
【0012】
また、本発明においては、プレスブロック本体が一体成形構造であっても良い。
【0013】
また、本発明においては、プレスブロック本体のコーナーが斜面構造であっても良い。
【0014】
また、本発明において、前記の簡易で効率的なプレスブロック構造の実現方法は、以下のステップを含む。
(1)プレスブロック本体がL形構造である。
(2)プレスブロック本体の中間位置にボルト挿通用の貫通孔が設けられている。
(3)プレスブロック本体の両端の上下面のそれぞれに摩擦力を増加させるための密集した歯溝が設けられている。
(4)プレスブロック本体を1個のフレームの固定に使用する場合には、突起端を下に配置する。
(5)プレスブロック本体を2個のフレームの間で固定する時には、突起端を上に配置する。
(6)取り付けの際に、プレスブロック本体の下方の貫通孔に対応する位置にゴムリングが配置されている。
【0015】
また、本発明において、前記簡易で効率的なプレスブロック構造の実現方法は、プレスブロック本体の端部突起の高さhが0.5~10mmであり、プレスブロック本体の厚さdが0.5~10mmであり、プレスブロック本体がステンレス鋼部材であり、プレスブロック本体が一体成形構造であり、プレスブロック本体のコーナーが斜面構造であっても良い。
【発明の効果】
【0016】
従来技術と比較して有益な本発明の効果は、以下の通りである。
1)本発明のプレスブロック本体は、単一のフレーム又は2個のフレームの固定に適用できるので、適応性がより良好である。
2)本発明は、フレームの下端と接続するので、フレームの厚さの影響を受けない。そのため、各種の厚さを有するフレームを備える光起電力モジュールの取り付けに適用できるので、プレスブロック本体の種類を減らすことができる。また、光起電力モジュールの上方に圧着することを回避することができるので、取り付け時の圧着による光起電力モジュールのガラス破裂を回避することができる。
3)本発明は、取り付け後、プレスブロック本体がフレームの内部に埋め込まれるので、外観をより美しくするとともに、日光が遮られることによって生じる光起電力モジュールの動作効率の低下を回避することができる。日光を遮ることがないので、光起電力システムの要求に応じて、プレスブロックの構造とプレスブロックの厚さを調整することができる。しかも厚さを増加することによって、接続強度を強化することができる。
4)本発明のプレスブロック本体は、取り付け後に、フレームの内部に埋め込まれるので、フレームとフレームの間の間隔を小さくして、空間の利用率を高めることができると同時に、その後で行う防水処理あるいは密封処理において有利である。
5)本発明のプレスブロック本体は、設置された歯溝によってフレームとの間の摩擦力が増加されるので、取り付けの安定性が増加する。
6)本発明によれば、取り付け時に、プレスブロック本体の下方に貫通孔に対応する位置にゴムリングが配置される。ゴムリングによれば、ボルトを締め付ける前に、プレスブロック本体を押し上げることができるので、フレームの下部をプレスブロック本体の下方に挿入しやすくなる。ゴムリングは、弾性を有するので、ゴムリングを設置しても、プレスブロック本体の固定効果に影響が生じない。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図4】本発明の実施例2の取り付け構造の概略図である。
【
図5】本発明の実施例2の取り付け構造の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に本発明の実施例に係る図面を参照して、本発明の実施例における技術手段を明確かつ完全に説明する、ここで、明示される実施例は、本発明の実施例の一部であって、実施例の全てではない。本発明の実施例に基づいて、当業者が創造的な労働を行うことなく得られる全ての他の実施例は、本発明の保護範囲に属する。
【0019】
(実施例1)
図1~3に示すように、本発明によれば、以下の技術手段が提供される。すなわち、簡易で効率的なプレスブロック構造が、プレスブロック本体1を含むこと、プレスブロック本体1が、一体成形構造であること、プレスブロック本体1が、ステンレス鋼部材であること、プレスブロック本体1の端部突起の高さhが、0.5~10mmであり、本実施例においては、5mmであることが好ましいこと、プレスブロック本体1の厚さdが、0.5~10mmであり、本実施例においては、5mmであることが好ましいこと。また、プレスブロック本体1の両端の上下表面のそれぞれには密集した歯溝3が設けられ、プレスブロック本体1の中間位置には貫通孔2が設けられている。
【0020】
また、プレスブロック本体1は、L状構造である。
【0021】
上記の技術手段を採用することによって、プレスブロック本体1を、1個のフレームの固定に使用することも、2個のフレームの間の固定に使用することもできる。1個のフレームの固定に使用する場合は、突起端が下に配置され、2個のフレームの間の固定に使用する場合は、突起端が上に配置される。
【0022】
また、取り付け時には、プレスブロック本体1の下方の貫通孔2に対応する位置にゴムリング6が配置される。
【0023】
上記の技術手段を採用することにより、ボルト5を締め付ける前に、ゴムリング6によって、プレスブロック本体1を押し上げることができるので、フレーム4の下部をプレスブロック本体1の下方に挿入しやすい。ゴムリング6は、弾性を有するので、ゴムリング6を設置しても、プレスブロック本体1の固定効果に影響が生じない。
【0024】
また、プレスブロック本体1のコーナーは、斜面構造である。
【0025】
このような技術手段を採用することにより、プレスブロック本体1の強度を改善することができる。
【0026】
(実施例2)
図4~5に示すように、本実施例は、プレスブロック本体1を
図4~5に示す構造に設計するという点で実施例1と異なる。本実施例の取り付け方式と本実施例によって生じる効果は、実施例1におけるL状のプレスブロック本体1と同じである。
【0027】
また、本発明に記載の簡易で効率的なプレスブロック構造の実現方法は、以下のステップを含む。
(1)プレスブロック本体1がL形構造である。
(2)プレスブロック本体1の中間位置にボルト5挿通用の貫通孔2が設けられている。
(3)プレスブロック本体1の両端の上下面には、それぞれ摩擦力を増加させるための密集した歯溝3が設けられている。
(4)プレスブロック本体1を1個のフレームの固定に使用する場合は、突起端を下に配置する。
(5)プレスブロック本体1を2個のフレームの間で固定する時は、突起端を上に配置する。
(6)取り付け時に、プレスブロック本体1の下方の貫通孔2に対応する位置にゴムリング6が配置される。
【0028】
以上より、本発明のプレスブロック本体1は、単一のフレーム又は2個のフレームの固定に適用できるので、適応性が良い。本発明は、フレーム4の下端と接続するので、フレーム4の厚さの影響を受けない。そのため、フレームの厚さが異なる各種の光起電力モジュールの取り付けに本発明を適用できる。そして、プレスブロック本体1の種類を減らすことができる。また、光起電力モジュールの上方に圧着することを回避することができ、取り付け時の圧着による光起電力モジュールのガラス破裂を回避することができる。本発明によれば、取り付け後に、プレスブロック本体1がフレーム4の内部に埋め込まれるので、外観がより美しくなるとともに、日光が遮蔽されることによって生じる光起電力モジュールの動作効率の低下を回避することができる。本発明のプレスブロック本体1は、取り付け後に、フレーム4の内部に埋め込まれるので、フレームとフレームの間の取り付け間隔を減らして、空間の利用率を高めることができると同時に、後で実施される防水処理又は密封処理に有利である。本発明のプレスブロック本体1に設置された歯溝3がフレームとの間の摩擦力を増加させるので、取り付けの安定性が増加する。本発明によれば、取り付け時に、プレスブロック本体1の下方の貫通孔2に対応する位置にゴムリング6が配置される。ボルト5を締め付ける前に、ゴムリング6によってプレスブロック本体1を押し上げることができるので、フレーム4の下部をプレスブロック本体1の下方に挿入しやすい。ゴムリング6は、弾性を備えるので、ゴムリング6を設置しても、プレスブロック本体1の固定効果に影響は生じない。
【0029】
本発明の実施例が示され説明されているが、これらの実施例に対して、本発明の原理と精神を逸脱することなく、様々な変化、修正、置換及び変形を行うことができることと、及び本発明の範囲が、添付する特許請求の範囲及びその均等物によって定義されることは、当業者が理解できる。
【0030】
[付記]
[付記1]
プレスブロック本体(1)を含む簡易で効率的なプレスブロック構造であって、
プレスブロック本体(1)の両端の上下面にそれぞれ密集した歯溝(3)が設けられるとともに、プレスブロック本体(1)の中間位置に貫通孔(2)が設けられていることを特徴とする簡易で効率的なプレスブロック構造。
【0031】
[付記2]
プレスブロック本体(1)がL形構造であることを特徴とする付記1に記載の簡易で効率的なプレスブロック構造。
【0032】
[付記3]
プレスブロック本体(1)の端部突起の高さhが0.5~10mmであることを特徴とする付記2に記載の簡易で効率的なプレスブロック構造。
【0033】
[付記4]
プレスブロック本体(1)の厚さdが0.5~10mmであることを特徴とする付記2に記載の簡易で効率的なプレスブロック構造。
【0034】
[付記5]
プレスブロック本体(1)がステンレス鋼部材であることを特徴とする付記1に記載の簡易で効率的なプレスブロック構造。
【0035】
[付記6]
取り付け時に、プレスブロック本体(1)の下方の貫通孔(2)に対応する位置にゴムリング(6)が配置されていることを特徴とする付記1に記載の簡易で効率的なプレスブロック構造。
【0036】
[付記7]
プレスブロック本体(1)が一体成形構造であることを特徴とする付記1に記載の簡易で効率的なプレスブロック構造。
【0037】
[付記8]
プレスブロック本体(1)のコーナーが斜面構造であることを特徴とする付記2に記載の簡易で効率的なプレスブロック構造。
【0038】
[付記9]
以下のステップを含むことを特徴とする付記1~8のいずれか1つに記載の簡易で効率的なプレスブロック構造の実現方法。
(1)プレスブロック本体(1)がL形構造である。
(2)プレスブロック本体(1)の中間位置にボルト挿通用の貫通孔(2)が設けられている。
(3)プレスブロック本体(1)の両端の上下面のそれぞれに摩擦力を増加させるための密集した歯溝(3)が設けられている。
(4)プレスブロック本体(1)を1個のフレームの固定に使用する場合には、突起端を下に配置する。
(5)プレスブロック本体(1)を2つのフレームの間で固定する時、突起端を上に配置する。
(6)取り付け時に、プレスブロック本体(1)の下方の貫通孔(2)に対応する位置にゴムリング(6)が配置されている。
【0039】
[付記10]
プレスブロック本体(1)の端部突起の高さhが0.5~10mmであり、プレスブロック本体(1)の厚さdが0.5~10mmであり、プレスブロック本体(1)がステンレス鋼部材であり、プレスブロック本体(1)が一体成形構造であり、プレスブロック本体(1)のコーナーが斜面構造であることを特徴とする付記9に記載の簡易で効率的なプレスブロック構造の実現方法。
【符号の説明】
【0040】
1:プレスブロック本体、2:貫通孔、3:歯溝、4:フレーム、5:ボルト、6:ゴムリング、7:取り付けガイドレール。