(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-19
(45)【発行日】2024-08-27
(54)【発明の名称】情報返信方法、装置、電子機器、コンピュータ記憶媒体及び製品
(51)【国際特許分類】
H04N 21/47 20110101AFI20240820BHJP
H04N 21/431 20110101ALI20240820BHJP
【FI】
H04N21/47
H04N21/431
(21)【出願番号】P 2023580728
(86)(22)【出願日】2022-05-23
(86)【国際出願番号】 CN2022094349
(87)【国際公開番号】W WO2023273692
(87)【国際公開日】2023-01-05
【審査請求日】2024-01-16
(31)【優先権主張番号】202110746236.X
(32)【優先日】2021-07-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】リ,シンイ
(72)【発明者】
【氏名】スン,ナ
(72)【発明者】
【氏名】タン,スチィ
(72)【発明者】
【氏名】リン,イェ
【審査官】富樫 明
(56)【参考文献】
【文献】特表2017-509938(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第109743635(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N21/00-21/858
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報返信方法であって、
第一のマルチメディア内容を再生し、且つターゲットマルチメディア内容に関連するターゲット情報が含まれる第一のステッカーを前記第一のマルチメディア内容の再生インタフェース
の内容領域に表示することと、
マルチメディア形式で前記ターゲット情報に返信するよう指示するための、前記第一のステッカーに対する第一の命令を受信することと、
前記第一の命令に応答して、前記ターゲット情報に返信するための第二のマルチメディア内容を取得することと
、
前記第二のマルチメディア内容に前記ターゲット情報に関連するリンクを追加し、前記ターゲット情報の表示をトリガーするためのリンクが追加された第二のマルチメディア内容を得ることと、
前記リンクが追加された第二のマルチメディア内容をサーバにアップロードして、前記第二のマルチメディア内容の再生インタフェースに前記リンクを表示することとを含む、ことを特徴とする情報返信方法。
【請求項2】
前記第一のマルチメディア内容は、マルチメディア形式で前記ターゲット情報に返信するマルチメディア内容を含み、そして、前記ターゲット情報は、前記ターゲットマルチメディア内容に対するコメント情報及び/又は質問情報である、ことを特徴とする請求項1に記載の
情報返信方法。
【請求項3】
前記
情報返信方法は、
前記ターゲット情報を確認するよう指示するための、前記第一のステッカーに対する第二の命令を受信することと、
前記第二の命令に応答して、前記ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースへジャンプし、そして、前記ターゲット情報と、前記第一のマルチメディア内容の再生画面及び前記第一のステッカーからなるサムネイルを含むコメントカードとを前記ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域に表示することとをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の
情報返信方法。
【請求項4】
前記
情報返信方法は、
前記ターゲット情報に関連する、前記ターゲット情報の表示をトリガーするためのリンクを前記第一のマルチメディア内容の再生インタフェースに表示することと、
前記リンクに対するトリガー操作を受信し、前記ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースへジャンプし、そして、前記ターゲット情報と、前記第一のマルチメディア内容の再生画面及び前記第一のステッカーからなるサムネイルを含むコメントカードとを前記ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域に表示することとをさらに含む、ことを特徴とする請求項
1に記載の
情報返信方法。
【請求項5】
前記
情報返信方法は、
サーバに前記第二のマルチメディア内容をアップロードすることによって、通知メッセージを前記ターゲット情報に関連する少なくとも一つのクライアントに前記サーバにより送信することをさらに含み、前記通知メッセージは、すでにマルチメディア形式で前記ターゲット情報に返信したことを前記少なくとも一つのクライアントに通知するために用いられる、ことを特徴とする請求項
1に記載の
情報返信方法。
【請求項6】
前記
情報返信方法は、
前記第一のステッカーに対する第三の命令を受信した後、前記第一のステッカーにおけるターゲット情報に関連する少なくとも一つのマルチメディア内容の統合ページを表示することをさらに含む、ことを特徴とする請求項
1に記載の
情報返信方法。
【請求項7】
前記第一のマルチメディア内容は、前記ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域に表示される前記ターゲット情報にマルチメディア形式で返信する第四の命令を受信した後に取得されたものであり、又は、
前記第一のマルチメディア内容は、第三のステッカーに表示される前記ターゲット情報にマルチメディア形式で返信する第五の命令を受信した後に取得されたものである、ことを特徴とする請求項
1に記載の
情報返信方法。
【請求項8】
前記の、前記第一の命令に応答して、第二のマルチメディア内容を取得することは、
前記第一の命令に応答して、前記第二のマルチメディア内容の取得インタフェースへジャンプすることと、
前記第二のマルチメディア内容の取得インタフェースにおける、前記第二のマルチメディア内容に対する取得命令を受信した後、前記第二のマルチメディア内容を取得することとを含む、ことを特徴とする請求項
1に記載の
情報返信方法。
【請求項9】
前記第二のマルチメディア内容の取得インタフェースには、前記ターゲット情報が含まれる第二のステッカーがさらに表示され、前記第二のステッカーの表示パラメータには、前記第二のステッカーの表示方式と、表示位置と、表示時間長とのうちの少なくとも一つを含み、ことを特徴とする請求項
8に記載の
情報返信方法。
【請求項10】
前記
情報返信方法は、
前記第二のマルチメディア内容を再生し、且つ前記第二のマルチメディア内容の再生インタフェースに前記第二のステッカーを表示することをさらに含む、ことを特徴とする請求項
9に記載の
情報返信方法。
【請求項11】
前記
情報返信方法は、
前記ターゲット情報をお気に入りに入れるよう指示するための、前記第一のステッカーに対するお気に入り命令を受信することと、
前記お気に入り命令に応答して、前記ターゲット情報をお気に入りに入れることとをさらに含む、ことを特徴とする請求項
1に記載の
情報返信方法。
【請求項12】
情報返信装置であって、
第一のマルチメディア内容を再生し、且つターゲットマルチメディア内容に関連するターゲット情報が含まれる第一のステッカーを前記第一のマルチメディア内容の再生インタフェース
の内容領域に表示するための再生モジュールと、
マルチメディア形式で前記ターゲット情報に返信するよう指示するための、前記第一のステッカーに対する第一の命令を受信するための受信モジュールと、
前記第一の命令に応答して、前記ターゲット情報に返信するための第二のマルチメディア内容を取得するための取得モジュールと
、
前記第二のマルチメディア内容に前記ターゲット情報に関連するリンクを追加し、前記ターゲット情報の表示をトリガーするためのリンクが追加された第二のマルチメディア内容を得る追加モジュールと、
前記リンクが追加された第二のマルチメディア内容をサーバにアップロードして、前記第二のマルチメディア内容の再生インタフェースに前記リンクを表示する送信モジュールとを含む、ことを特徴とする情報返信装置。
【請求項13】
電子機器であって、
一つ又は複数のプロセッサと、
メモリと、
前記メモリに記憶される一つ又は複数のコンピュータプログラムとを含む電子機器であって、
前記一つ又は複数のプロセッサが前記一つ又は複数のコンピュータプログラムを実行するとき、前記電子機器に請求項1から
11のいずれか1項に記載の情報返信方法を実現させる、ことを特徴とする電子機器。
【請求項14】
コンピュータ記憶媒体であって、コンピュータ命令を含み、前記コンピュータ命令が電子機器上で実行されるとき、前記電子機器に請求項1から
11のいずれか1項に記載の情報返信方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータ記憶媒体。
【請求項15】
コンピュータプログラ
ムであって、前記コンピュータプログラ
ムがコンピュータ上で実行されるとき、前記コンピュータに請求項1から
11のいずれか1項に記載の情報返信方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータプログラ
ム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本出願は、2021年7月1日に中国国家知識産権局に提出され、出願番号が202110746236.Xで、出願名称が「情報返信方法、装置、電子機器、コンピュータ記憶媒体及び製品」である中国特許出願の優先権を主張するものであり、該中国特許出願の内容のすべては、援用により本出願に取り込まれる。
【0002】
[技術分野]
本開示は、インターネット技術分野に関し、特に、情報返信方法、装置、電子機器、コンピュータ記憶媒体及び製品に関する。
【背景技術】
【0003】
インターネット技術の持続的な発展に伴い、クライアントにてマルチメディア内容を視聴するとき、ユーザは、往々にしてマルチメディア内容のコメント情報及び/又は質問情報に返信したい場合がある。現在、ユーザは、マルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域を表示した後にのみ、コメント情報及び/又は質問情報に返信できる。
【0004】
以上をまとめると、従来の技術の返信方式は、単一で柔軟ではなく、ユーザの返信興味に影響を与える。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記技術課題を解決するために又は少なくとも上記技術課題を部分的に解決するために、本開示は、情報返信方法、装置、電子機器、コンピュータ記憶媒体及び製品を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第一の態様によれば、本開示は、情報返信方法を提供し、この情報返信方法は、
第一のマルチメディア内容を再生し、且つターゲットマルチメディア内容に関連するターゲット情報が含まれる第一のステッカーを第一のマルチメディア内容の再生インタフェースに表示することと、
マルチメディア形式でターゲット情報に返信するよう指示するための、第一のステッカーに対する第一の命令を受信することと、
第一の命令に応答して、ターゲット情報に返信するための第二のマルチメディア内容を取得することとを含む。第一の態様による方法によって、マルチメディア形式でターゲット情報に返信した後、クライアントは、第一のマルチメディア内容を再生するとともに、ターゲット情報が含まれる第一のステッカーを第一のマルチメディア内容の再生インタフェースに表示する。クライアントは、第一のステッカーを、マルチメディア形式でターゲット情報に再返信するエントリとすることができる。第一のステッカーに対してマルチメディア形式でターゲット情報に返信する第一の命令を受信した後、クライアントは、第二のマルチメディア内容を取得することができる。それによって、ステッカーによって、マルチメディア形式でターゲット情報に対する再返信を実現することができ、返信方式のルートを豊かにすることに有利であり、ユーザによる情報への返信の興味を高め、ユーザがマルチメディア内容を作成して投稿する確率を向上させる。
【0007】
一つの実現可能な設計において、第一のマルチメディア内容は、マルチメディア形式でターゲット情報に返信するマルチメディア内容を含み、そして、ターゲット情報は、ターゲットマルチメディア内容に対するコメント情報及び/又は質問情報である。
【0008】
一つの実現可能な設計において、この方法は、
ターゲット情報を確認するよう指示するための、第一のステッカーに対する第二の命令を受信することと、
第二の命令に応答して、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースへジャンプし、そして、ターゲット情報と、第一のマルチメディア内容の再生画面及び第一のステッカーからなるサムネイルを含むコメントカードとをターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域に表示することとをさらに含む。
【0009】
一つの実現可能な設計において、この方法は、
ターゲット情報に関連する、ターゲット情報の表示をトリガーするためのリンクを第一のマルチメディア内容の再生インタフェースに表示することと、
リンクに対するトリガー操作を受信し、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースへジャンプし、そして、ターゲット情報と、第一のマルチメディア内容の再生画面及び第一のステッカーからなるサムネイルを含むコメントカードとをターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域に表示することとをさらに含む。
【0010】
一つの実現可能な設計において、この方法は、
第二のマルチメディア内容にターゲット情報に関連する、ターゲット情報の表示をトリガーするためのリンクを追加し、リンクが追加された第二のマルチメディア内容を得ることと、
リンクが追加された第二のマルチメディア内容をサーバにアップロードして、第二のマルチメディア内容の再生インタフェースにリンクを表示することとをさらに含む。
【0011】
一つの実現可能な設計において、この方法は、
サーバに第二のマルチメディア内容をアップロードすることによって、通知メッセージをターゲット情報に関連する少なくとも一つのクライアントにサーバにより送信することをさらに含み、通知メッセージは、すでにマルチメディア形式でターゲット情報に返信したことを少なくとも一つのクライアントに通知するために用いられる。
【0012】
一つの実現可能な設計において、この方法は、
第一のステッカーに対する第三の命令を受信した後、第一のステッカーにおけるターゲット情報に関連する少なくとも一つのマルチメディア内容の統合ページを表示することをさらに含む。
【0013】
一つの実現可能な設計において、第一のマルチメディア内容は、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域に表示されるターゲット情報にマルチメディア形式で返信する第四の命令を受信した後に取得されたものであり、又は、
第一のマルチメディア内容は、第三のステッカーに表示されるターゲット情報にマルチメディア形式で返信する第五の命令を受信した後に取得されたものである。
【0014】
一つの実現可能な設計において、第一の命令に応答して、第二のマルチメディア内容を取得することは、第二のマルチメディア内容の取得インタフェースへジャンプすることと、
第二のマルチメディア内容の取得インタフェースにおける、第二のマルチメディア内容に対する取得命令を受信した後、第二のマルチメディア内容を取得することとを含む。
【0015】
一つの実現可能な設計において、第二のマルチメディア内容の取得インタフェースには、ターゲット情報が含まれる第二のステッカーがさらに表示される。
【0016】
一つの実現可能な設計において、第二のステッカーの表示パラメータには、第二のステッカーの表示方式と、表示位置と、表示時間長とのうちの少なくとも一つを含む。
【0017】
一つの実現可能な設計において、この方法は、第二のマルチメディア内容を再生し、且つ第二のマルチメディア内容の再生インタフェースに第二のステッカーを表示することをさらに含む。
【0018】
一つの実現可能な設計において、この方法は、
ターゲット情報をお気に入りに入れるよう指示するための、第一のステッカーに対するお気に入り命令を受信することと、
お気に入り命令に応答して、ターゲット情報をお気に入りに入れることとをさらに含む。
【0019】
第二の態様によれば、本開示は、情報返信装置を提供し、この情報返信装置は、
第一のマルチメディア内容を再生し、且つターゲットマルチメディア内容に関連するターゲット情報が含まれる第一のステッカーを第一のマルチメディア内容の再生インタフェースに表示するための再生モジュールと、
マルチメディア形式でターゲット情報に返信するよう指示するための、第一のステッカーに対する第一の命令を受信するための受信モジュールと、
第一の命令に応答して、ターゲット情報に返信するための第二のマルチメディア内容を取得するための取得モジュールとを含む。一つの実現可能な設計において、第一のマルチメディア内容は、マルチメディア形式でターゲット情報に返信するマルチメディア内容を含み、そして、ターゲット情報は、ターゲットマルチメディア内容に対するコメント情報及び/又は質問情報である。
【0020】
一つの実現可能な設計において、受信モジュールは、さらに、ターゲット情報を確認するよう指示するための、第一のステッカーに対する第二の命令を受信するために用いられ、
再生モジュールは、さらに、第二の命令に応答して、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースへジャンプし、そして、ターゲット情報と、第一のマルチメディア内容の再生画面及び第一のステッカーからなるサムネイルを含むコメントカードとをターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域に表示するために用いられる。
【0021】
一つの実現可能な設計において、再生モジュールは、さらに、ターゲット情報に関連する、ターゲット情報の表示をトリガーするためのリンクを第一のマルチメディア内容の再生インタフェースに表示するために用いられ、リンクに対するトリガー操作を受信し、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースへジャンプし、そして、ターゲット情報と、第一のマルチメディア内容の再生画面及び第一のステッカーからなるサムネイルを含むコメントカードとをターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域に表示するために用いられる。
【0022】
一つの実現可能な設計において、この装置は、
第二のマルチメディア内容にターゲット情報に関連する、ターゲット情報の表示をトリガーするためのリンクを追加し、リンクが追加された第二のマルチメディア内容を得るための追加モジュールと、
リンクが追加された第二のマルチメディア内容をサーバにアップロードして、第二のマルチメディア内容の再生インタフェースにリンクを表示するための送信モジュールとをさらに含む。
【0023】
一つの実現可能な設計において、送信モジュールは、さらに、サーバに第二のマルチメディア内容をアップロードすることによって、通知メッセージをターゲット情報に関連する少なくとも一つのクライアントにサーバにより送信するために用いられ、通知メッセージは、すでにマルチメディア形式でターゲット情報に返信したことを少なくとも一つのクライアントに通知するために用いられる。
【0024】
一つの実現可能な設計において、再生モジュールは、さらに、第一のステッカーに対する第三の命令を受信した後、第一のステッカーにおけるターゲット情報に関連する少なくとも一つのマルチメディア内容の統合ページを表示するために用いられる。
【0025】
一つの実現可能な設計において、第一のマルチメディア内容は、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域に表示されるターゲット情報にマルチメディア形式で返信する第四の命令を受信した後に取得されたものであり、又は、
第一のマルチメディア内容は、第三のステッカーに表示されるターゲット情報にマルチメディア形式で返信する第五の命令を受信した後に取得されたものである。
【0026】
一つの実現可能な設計において、再生モジュールは、さらに、第一の命令に応答して、第二のマルチメディア内容の取得インタフェースへジャンプするために用いられ、
取得モジュールは、具体的に、第二のマルチメディア内容の取得インタフェースにおける、第二のマルチメディア内容に対する取得命令を受信した後、第二のマルチメディア内容を取得するために用いられる。
【0027】
一つの実現可能な設計において、第二のマルチメディア内容の取得インタフェースには、ターゲット情報が含まれる第二のステッカーがさらに表示される。
【0028】
一つの実現可能な設計において、第二のステッカーの表示パラメータには、第二のステッカーの表示方式と、表示位置と、表示時間長とのうちの少なくとも一つを含む。
【0029】
一つの実現可能な設計において、再生モジュールは、さらに、第二のマルチメディア内容を再生し、且つ第二のマルチメディア内容の再生インタフェースに第二のステッカーを表示するために用いられる。
【0030】
一つの実現可能な設計において、受信モジュールは、さらに、ターゲット情報をお気に入りに入れるよう指示するための、第一のステッカーに対するお気に入り命令を受信するために用いられ、
お気に入りモジュールは、お気に入り命令に応答して、ターゲット情報をお気に入りに入れるために用いられる。
【0031】
上記第二の態様及び上記第二の態様の各実現可能な設計による情報返信装置の有益な効果は、上記第一の態様と第一の態様の各実現可能な実施の形態による有益な効果を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0032】
第三の態様によれば、本開示は、メモリとプロセッサとを含む電子機器を提供し、メモリは、プログラム命令を記憶するために用いられ、プロセッサは、メモリにおけるプログラム命令を呼び出して、電子機器に第一の態様及び第一の態様のいずれか一つの実現可能な設計における情報返信方法を実行させるために用いられる。
【0033】
第四の態様によれば、本開示は、コンピュータ命令を含むコンピュータ記憶媒体を提供し、コンピュータ命令が電子機器上で実行されるとき、電子機器に第一の態様及び第一の態様のいずれか一つの実現可能な設計における情報返信方法を実行させる。
【0034】
第五の態様によれば、本開示は、コンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータに第一の態様及び第一の態様のいずれか一つの実現可能な設計における情報返信方法を実行させる。
【0035】
第六の態様によれば、本開示は、ディスプレイと、メモリと、センサとを含む電子機器に用いられるチップシステムを提供し、チップシステムは、プロセッサを含み、プロセッサがメモリに記憶されるコンピュータ命令を実行するとき、電子機器が第一の態様及び第一の態様のいずれか一つの実現可能な設計における情報返信方法を実行する。
【図面の簡単な説明】
【0036】
ここで図面は明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本開示に適合する実施例を示し、明細書とともに本開示の原理を解釈するために使用される。
【0037】
本開示の実施例又は従来の技術における技術案をより明瞭に説明するために、以下は、実施例又は従来の技術記述において使用される必要のある図面を簡単に紹介し、自明なことに、当業者にとって、創造的な労力を払わない前提で、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
【0038】
【
図1A】本開示の実施例によるマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図1B】本開示の実施例によるマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図1C】本開示の実施例によるマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図1D】本開示の実施例によるマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図1E】本開示の実施例によるマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図1F】本開示の実施例によるマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図1G】本開示の実施例によるマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図1H】本開示の実施例によるマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図1I】本開示の実施例によるマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図1J】本開示の実施例によるマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図1K】本開示の実施例によるマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図1L】本開示の実施例によるマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図1M】本開示の実施例によるマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図1N】本開示の実施例によるマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【
図2】本開示の実施例による情報返信方法のフローチャートである。
【
図3】本開示の実施例による情報返信方法のフローチャートである。
【
図4】本開示の実施例による情報返信装置の構造概略図である。
【
図5】本開示の実施例による情報返信装置の構造概略図である。
【
図6】本開示の実施例による情報返信装置の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0039】
本開示の上記目的、特徴と利点をより明確に理解することができるように、以下は、本開示の方案をさらに記述する。説明すべきこととして、矛盾しない限り、本開示の実施例及び実施例における特徴は、互いに組み合わせ可能である。
【0040】
以下の記述において本開示を十分に理解するために多くの具体的な詳細を説明するが、本開示は、ここで記述される方式と異なる方式で実施することもでき、明らかに、明細書における実施例は、本開示の一部の実施例にすぎず、すべての実施例ではない。
【0041】
例示的に、本開示は、情報返信方法、装置、電子機器、コンピュータ記憶媒体及びコンピュータプログラム製品を提供し、マルチメディア形式でターゲット情報に返信した後、この返信後のマルチメディア内容を再生するとともに、ターゲット情報が含まれるステッカーを表示することができる。それによって、このステッカーを、マルチメディア形式でターゲット情報に返信する新たなエントリとして、マルチメディア形式でターゲット情報に再返信することを実現することができ、ターゲット情報に返信するルートを豊かにすることに有利であり、ユーザによるターゲット情報への返信の興味を高め、ユーザがマルチメディア内容を作成して投稿する確率を向上させる。
【0042】
また、ステッカーを、ターゲット情報及び/又はターゲット情報に関連する情報を確認する新たなエントリとして、ターゲット情報及びターゲット情報に関連する情報への迅速な確認を実現し、ユーザによる操作の複雑さを低減させ、返信情報の可読性を向上させるのに役立つ。
【0043】
なお、ステッカーを、ターゲット情報及び/又はターゲット情報に関連する情報をお気に入りに入れる新たなエントリとして、ターゲット情報及びターゲット情報に関連する情報を迅速にお気に入りに入れることを実現し、ユーザによる操作の複雑さを低減させ、ターゲット情報を確認する利便性を向上させるのに役立つ。
【0044】
ここで、本開示で言及されているマルチメディア形式でターゲット情報に返信することは、マルチメディア内容にてターゲット情報に返信すること、又は、マルチメディア内容及びターゲット情報に関連するリンクにてターゲット情報に返信すること、又は、マルチメディア内容、ターゲット情報に関連するリンク及び文字返信内容にてターゲット情報に返信することとして理解されてもよい。ここで、本開示で言及されているマルチメディア内容は、オーディオ及び/又はビデオを含むが、それらに限らない。
【0045】
ここで、本開示で言及されているターゲット情報は、ターゲットマルチメディア内容に対してコメント、返信又は質問などを行う情報を含む。いくつかの実施例では、ターゲット情報は、コメント情報、返信情報及び/又は質問情報を含んでもよい。ターゲット情報は、例えば文字、絵文字、ピクチャー、リンク、GIF画像、記号、数字、時間などの方式で表されてもよい。また、ターゲット情報は、例えば陳述、疑問又は感嘆などの構文で表現されてもよい。
【0046】
ここで、本開示で言及されているターゲットマルチメディア内容は、一つのマルチメディア内容であり、オーディオ及び/又はビデオを含んでもよい。いくつかの実施例では、ターゲットマルチメディア内容がビデオを含む場合に、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースは、ビデオにおける少なくとも一フレームの画面で表されてもよい。ターゲットマルチメディア内容がオーディオを含む場合に、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースは、予め設定される時間長内のオーディオとともに展示される画面で表されてもよい。また、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースは、静的又は動的に展示されてもよい。
【0047】
ここで、クライアントは、電子機器、又は電子機器におけるアプリケーションプログラム(application、APP)、ウェブページなどで本開示の情報返信方法を実現することができる。電子機器は、携帯電話、タブレットパソコン、ウェアラブル電子機器、車載機器、拡張現実(augmented reality、AR)/仮想現実(virtual reality、VR)デバイス、ノートパソコン、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer、UMPC)、ネットブック、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)、スマートテレビ、スマートスクリーン、ハイビジョンテレビ、4Kテレビ、スマートスピーカー、スマートプロジェクタなどのスマートホーム機器を含む電子機器であってもよく、本開示では、電子機器の具体的なタイプについては何の制限もしない。
【0048】
ここで、本開示では、電子機器のオペレーティングシステムのタイプに対して限定せず、例えばAndroid(登録商標)システム、Linux(登録商標)システム、Windows(登録商標)システム、iOSシステムなどである。
【0049】
前述の記述に基づいて、
図1A-
図1Nを参照して、電子機器が携帯電話であり、且つ携帯電話にインストールされているクライアントがビデオ類APP(アプリケーション1と略称する)を含み、ターゲット情報がコメント情報1であり、ターゲットマルチメディア内容がビデオ0であることを例として、本開示による情報返信方法の具体的な実現プロセスについて詳細に紹介する。
【0050】
図1A-
図1Nを参照すると、
図1A-
図1Nは、本開示の実施例によるマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
図1A-
図1Nにおいて、コメント情報1の投稿者は、ユーザ2であり、ビデオ1の投稿者は、ユーザ1であり、ステッカー1、ビデオ1、コメント情報3、コメントカード2は、文字返信内容1に関連し、ビデオ2の投稿者は、ユーザ3であり、ビデオ2、ステッカー2、コメント情報2、コメントカード1は、文字返信内容2に関連し、ビデオ3の投稿者は、ユーザ4であり、ビデオ3、ステッカー3、コメント情報4、コメントカード3は、文字返信内容3に関連する。
【0051】
携帯電話が縦画面の状態であることを例として、アプリケーション1は、
図1Aに示すユーザインタフェース11を携帯電話に表示することができ、ユーザインタフェース11は、アプリケーション1における一つの再生ページを表示するために用いられ、この再生ページにおいてマルチメディア内容、例えばビデオ1を再生することができるとともに、ユーザインタフェース11は、さらに、コメント情報1が含まれるステッカー1を表示するために用いられる。
【0052】
ここで、ビデオ1は、マルチメディア形式でコメント情報1に返信するマルチメディア内容である。コメント情報1は、ビデオ0に関連する。コメント情報1は、ビデオ0に対してコメント/返信/質問などを行う情報である。ステッカー1は、マルチメディア形式でコメント情報1に再返信するエントリであってもよい。本開示では、ユーザインタフェース11の具体的な実現方式に対して限定しない。
【0053】
ここで、ビデオ1の投稿者は、ユーザ1である。本開示のユーザ1のアカウントのニックネームは、「aaa」として例示される。コメント情報1の投稿者は、ユーザ2である。本開示のコメント情報1は、「ウイルスについてもっと紹介してもいいですか?」として例示される、本開示のユーザ2のアカウントのニックネームは、「bbb」として例示される。
【0054】
図1Aにおいて、ユーザインタフェース11には、コントロール1011と領域102とがさらに含まれてもよい。
【0055】
コントロール1011は、例えば非透明状態にあってもよく、コメント情報1が含まれるステッカー1を表示し、且つマルチメディア形式でコメント情報1に返信するエントリを提供するために用いられる。また、コントロール1011は、さらに、コメント情報1及び/又はコメント情報1に関連する情報を確認する/お気に入りに入れるエントリを提供するために用いられる。
【0056】
ここで、本開示では、ステッカー1の例えば形状、色や動画効果などの表示方式、表示位置や表示時間長などの表示パラメータに対して限定しない。いくつかの実施例では、ステッカー1の表示位置は、ビデオ1の再生画面を遮らないか、できるだけ遮らない。
【0057】
ここで、本開示では、ステッカー1がコメント情報1を表示する具体的な実現方式に対して限定しない。いくつかの実施例では、ステッカー1には、コメント情報1の例えば投稿者のアカウントのアバター、投稿者のアカウントのニックネーム(
図1Aにおいて「bbb」として例示される)及び具体的内容(
図1Aにおいて「ウイルスについてもっと紹介してもいいですか?」として例示される)などの関連データが表示されてもよい。コメント情報1の具体的な内容は、例えば文字、ピクチャーなどの表現方式で完全又は簡略に表示されてもよい。
【0058】
領域102は、ビデオ1の投稿者(即ちユーザ1)を示すことに用いられ、例えば「@+ユーザ1のアカウントのニックネーム」によりユーザ1を展示するために用いられる。また、ユーザによる領域102へのクリックなどのトリガー操作を受信した後、アプリケーション1は、ユーザインタフェース11からユーザ1のアカウントページへジャンプすることができる。本開示では、領域102の展示形式に対して具体的に限定しない。
【0059】
また、
図1Aにおいて、ユーザインタフェース11には、領域103とコントロール104とがさらに含まれてもよい。
【0060】
領域103は、コメント情報1に関連する、コメント情報1の表示をトリガーするためのリンクを表示するために用いられる。本開示では、このリンクの表示方式に対して限定しない。いくつかの実施例では、このリンクは、例えば「返信識別子+コメント情報1の投稿者(即ちユーザ2)のアカウントのニックネームへ返信する」で展示されてもよい。ここで、返信識別子は、例えばアイコン、記号、文字、ピクチャーなどの方式で表されてもよい。また、本開示では、このリンクをトリガーした後にコメント情報1を表示する具体的な実現方式に対して限定しない。いくつかの実施例では、このリンクは、ビデオ0の再生インタフェースのコメント領域におけるコメント情報1の表示をトリガーするために用いられる。
【0061】
また、領域103は、さらに、ユーザがマルチメディア形式でコメント情報1に返信するときに返信される文字返信内容1を表示するために用いられ、例えばコントロール1011における「ウイルスについてもっと紹介してもいいですか」というコメント情報1に対して、例えば「ウイルスを知りたい人がいる」という文字返信内容1を用いて展示することができる。
【0062】
コントロール104は、ビデオ1の再生インタフェースのコメント領域の表示をトリガーするために用いられる。ここで、ビデオ1の再生インタフェースのコメント領域は、ビデオ1に対してコメント/返信/質問などを行う情報を表示するために用いられ、例えば文字、記号、ピクチャー、GIF画像などの形式を用いることができる。ここで、ビデオ1の再生インタフェース、ステッカー1、コメント情報1、ビデオ1の質問情報、コメント情報1の返信情報などを含むが、これらに限らない情報に対してコメント、返信又は質問などを行うことができる。
【0063】
以上をまとめると、コメント情報1にコメント、返信又は質問するエントリをコントロール104によって提供するほか、アプリケーション1は、さらに、マルチメディア形式でコメント情報1に返信することをコントロール1011によって提供し、コメント情報1に返信するルートを豊かにすることができる。
【0064】
ユーザにより
図1Aに示すユーザインタフェース11において実行された、例えばコントロール1011をクリックする操作を受信した後、アプリケーション1は、ユーザインタフェース11に
図1Bに例示的に示すコントロール105を表示することができる。
【0065】
図1Bにおいて、コントロール105には、マルチメディア形式でコメント情報1に返信するエントリを提供するためのオプション1051が含まれてもよい。ここで、オプション1051は、例えば識別子、文字などの表現方式を用いることができる。また、オプション1051の表示位置は、ビデオ1の再生画面を遮らないか、できるだけ遮らない。
【0066】
ユーザにより
図1Bに示すコントロール105において実行された、例えばオプション1051をクリックする操作を受信した後、アプリケーション1は、携帯電話に
図1Cに例示的に示すユーザインタフェース12を表示することができ、又は、アプリケーション1は、携帯電話に
図1Dに例示的に示すユーザインタフェース13を表示することができる。
【0067】
ここで、ユーザインタフェース12又はユーザインタフェース13は、アプリケーション1における撮影ページを表示するために用いられ、ユーザインタフェース12とユーザインタフェース13は、撮影ページの二つの展示スタイルであり、撮影ページには、例えばリアルタイムに収集する方式、アプリケーション1から取得する方式、アプリケーション1以外の記憶モジュールから取得する方式などで、マルチメディア内容、例えばビデオ2を取得することができる。本開示では、ユーザインタフェース12とユーザインタフェース13の具体的な実現方式に対して限定しない。
【0068】
図1Cと
図1Dにおいて、ユーザインタフェース12とユーザインタフェース13には、ステッカー1に基づいて形成された、コメント情報1が含まれるステッカー2を表示するためのコントロール1012が含まれてもよく、マルチメディア形式でコメント情報1に返信することをユーザにプロンプトすることができる。
【0069】
ここで、本開示では、コントロール1012の具体的な実現方式に対して限定せず、コントロール1012の具体的な実現方式は、
図1Aにおけるコントロール1011の記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0070】
また、ユーザインタフェース12又はユーザインタフェース13において、コントロール1012をトリガーすることによって、ステッカー2の表示パラメータを調整することができず、それによってコントロール1012に対して例えば移動、削除、大きさの調整、表示時間長の設定、透明度の表示や回転などの操作の調整を行うことができない。いくつかの実施例では、コントロール1012は、ユーザインタフェース12又はユーザインタフェース13の予め設定される位置に固定されて且つ半透明で表示されることができ、コントロール1012をトリガーできないことをユーザに表すことができる。
【0071】
ユーザインタフェース12又はユーザインタフェース13によってビデオ2を取得した後、アプリケーション1は、携帯電話に
図1Eに例示的に示すユーザインタフェース14を表示することができ、ユーザインタフェース14は、取得されたビデオ2に対して編集操作を行うことができる。
【0072】
ここで、ユーザインタフェース14は、さらに、ステッカー2の表示方式、表示位置や表示時間長などの表示パラメータを取得するために用いられてもよい。本開示では、ユーザインタフェース14の具体的な実現方式に対して限定しない。
【0073】
図1Eにおいて、ユーザインタフェース14には、コメント情報1が含まれるステッカー2を表示するためのコントロール1013が含まれてもよく、且つ例えば移動、削除、大きさの調整、表示時間長の設定、透明度の表示や回転などの操作を用いて、コントロール1013をトリガーしてステッカー2の表示パラメータに対する調整を実現することができる。
【0074】
ここで、本開示では、コントロール1013の具体的な実現方式に対して限定しない。いくつかの実施例では、コントロール1013は、ユーザインタフェース14に非透明で表示することができる。それによって、コントロール1012とコントロール1013との透明度の比較により、ユーザがステッカー2の表示パラメータを調整できるかどうかを区別するのに便利である。
【0075】
ここで、本開示では、ステッカー2の例えば形状、色や動画効果などの表示方式、表示位置や表示時間長などの表示パラメータに対して限定しない。いくつかの実施例では、ステッカー2の表示位置は、ビデオ2の再生画面を遮らないか、できるだけ遮らない。
【0076】
ここで、本開示では、ステッカー2がコメント情報1を表示する具体的な実現方式に対して限定しない。いくつかの実施例では、ステッカー2には、コメント情報1の例えば投稿者のアカウントのアバター、投稿者のアカウントのニックネーム(
図1Eにおいて「bbb」として例示される)及び具体的内容(
図1Eにおいて「ウイルスについてもっと紹介してもいいですか?」として例示される)などの関連データが表示されてもよい。コメント情報1の具体的な内容は、例えば文字、ピクチャー、GIF画像などの表現方式で完全又は簡略に表示されてもよい。
【0077】
図1Eにおいて、ユーザインタフェース14には、アプリケーション1における投稿ページの表示をトリガーするためのコントロール106がさらに含まれてもよい。
【0078】
ここで、コメント情報1に関連する、コメント情報1の表示をトリガーするためのリンクを投稿ページに追加し且つ表示することができる。本開示では、このリンクの表示方式に対して限定しない。いくつかの実施例では、このリンクの具体的な実現方式は、
図1Aに示す領域103におけるコメント情報1に関連するリンクの記述を参照すればよい。
【0079】
そして、投稿ページには、サーバにビデオ2及びコメント情報1に関連するリンクを少なくとも送信することをトリガーしてもよい。また、投稿ページには、サーバにステッカー2の表示パラメータを送信することをトリガーしてもよい。説明すべきこととして、ステッカー2の表示パラメータがいずれもデフォルトで値であれば、投稿ページには、サーバにステッカー2の表示パラメータを送信することをトリガーしなくてもよい。
【0080】
また、ユーザがマルチメディア形式でコメント情報1に返信するときに返信される文字返信内容2を投稿ページに追加し且つ表示し、且つサーバにビデオ2、ステッカー2の表示パラメータ、コメント情報1に関連するリンク及び文字返信内容2を送信することをトリガーする。
【0081】
ユーザにより
図1Eに示すユーザインタフェース14において実行された、例えばコントロール106をクリックする操作を受信した後、アプリケーション1は、ビデオ2を少なくとも取得することができる。これによって、アプリケーション1は、携帯電話に
図1Fに例示的に示すユーザインタフェース15を表示することができる。
【0082】
ここで、ユーザインタフェース15は、投稿ページを表示するために用いられる。本開示では、ユーザインタフェース15の具体的な実現方式に対して限定しない。
【0083】
図1Fにおいて、ユーザインタフェース15には、領域107とコントロール108とが含まれてもよい。
【0084】
領域107には、領域1071と、領域1072と、領域1073とが含まれてもよい。
【0085】
領域1071は、コメント情報1に関連するリンクを表示するために用いられ、例えば「返信識別子+コメント情報1の投稿者(即ちユーザ2)のアカウントのニックネームへ返信する」でリンクを展示し、及び文字返信内容のユーザ入力ウィンドウを提供し、且つユーザにより返信された文字返信内容2をユーザ入力ウィンドウに表示することができる。
【0086】
領域1072は、ビデオ2の表紙を展示するために用いられ、例えばビデオ2のあるフレームの再生画面(例えばビデオ2の表紙又はビデオ2の一フレームの画面)及び前述の再生画面に表示されるステッカー2をカードの形式でサムネイルで展示し、及びビデオ2の表紙を選択する機能を提供する。
【0087】
領域1073は、ビデオ2の属する話題を選択するエントリを提供するために用いられ、ビデオ2の属する話題を領域1071に表示することができ、及び特定のユーザにビデオ2への視聴を促すことが容易になるように特定のユーザを選択するためのエントリを提供する。
【0088】
コントロール108は、ビデオ2の関連情報を投稿するために用いられ、即ちアプリケーション1は、サーバにビデオ2及びコメント情報1に関連するリンクを少なくとも送信することができ、さらに、サーバにステッカー2の表示パラメータ及び/又は文字返信内容2を送信することができる。
【0089】
説明すべきこととして、領域107とコントロール108のほか、ユーザインタフェース15は、さらに、ビデオ2のユーザ確認権限、ビデオ2のコメント権限、ビデオ2の編集権限、ビデオ2がアプリケーション1に保存されるかどうかの権限、ビデオ2のシェア権限及びビデオ2が下書きフォルダに記憶されるかどうかの権限などの様々なエントリを提供するために用いられてもよく、本開示では、これに対して限定しない。
【0090】
ユーザにより
図1Fに示すユーザインタフェース15において実行された、例えばコントロール108をクリックする操作を受信した後、アプリケーション1は、ビデオ2の関連情報をサーバに送信することができる。
【0091】
それによって、アプリケーション1がサーバからビデオ2の関連情報を受信した後、アプリケーション1は、
図1Gに例示的に示す、ビデオ2を表示するためのユーザインタフェース16を携帯電話に表示する。本開示では、ユーザインタフェース16の具体的な実現方式に対して限定しない。
【0092】
それによって、ユーザ(即ち、ユーザ3)がマルチメディア形式でコメント情報1に返信する操作を受信した後、アプリケーション1は、ビデオ2を取得し、且つビデオ2の再生インタフェースにコメント情報1を含むステッカー2を表示することができる。
【0093】
図1Gにおいて、ユーザインタフェース16には、コントロール1013と領域109とが含まれてもよい。
【0094】
コントロール1013は、コメント情報1が含まれるステッカー2を表示し、且つマルチメディア形式でコメント情報1に返信するエントリを提供するために用いられる。また、コントロール1013は、さらに、コメント情報1及び/又はコメント情報1に関連する情報を確認する/お気に入りに入れるエントリを提供するために用いられる。
【0095】
ここで、コントロール1013の具体的な実現方式は、
図1Aにおけるコントロール1011の記述を参照すればよく、且つコントロール1013をトリガーした後、アプリケーション1は、
図1Bに例示的に示すコントロール105を表示することができ、マルチメディア形式でコメント情報1に返信することをトリガーした後にビデオとステッカーを取得するプロセスを実現し、その具体的な実現プロセスは、
図1Bにおけるマルチメディア形式でコメント情報1に返信することをトリガーした後にビデオとステッカーを取得する記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0096】
領域109は、ビデオ2の投稿者(即ちビデオ2を作成するユーザ3)を表示するために用いられ、例えば「@+ユーザ3のアカウントのニックネーム」にてビデオ2の投稿者を展示する。ここで、本開示におけるユーザ3のアカウントのニックネームは、「eee」として例示される。また、ユーザによる領域109への例えばクリックなどのトリガー操作を受信した後、アプリケーション1は、ユーザインタフェース16からユーザ3のアカウントページへジャンプすることができる。
【0097】
また、
図1Gにおいて、ユーザインタフェース16には、領域110とコントロール111とがさらに含まれてもよい。
【0098】
領域110は、コメント情報1に関連する、コメント情報1の表示をトリガーするためのリンクを表示するために用いられる。本開示では、このリンクの表示方式に対して限定しない。いくつかの実施例では、このリンクは、例えば「返信識別子+コメント情報1の投稿者(即ちユーザ2)のアカウントのニックネームへ返信する」で展示されてもよい。ここで、返信識別子は、例えばアイコン、記号、文字、ピクチャーなどの方式で表されてもよい。また、本開示では、このリンクをトリガーした後にコメント情報1を表示する具体的な実現方式に対して限定しない。いくつかの実施例では、このリンクは、ビデオ0の再生インタフェースのコメント領域におけるコメント情報1の表示をトリガーするために用いられる。
【0099】
また、領域110は、さらに、ユーザがマルチメディア形式でコメント情報1に返信するときに返信される文字返信内容2を表示するために用いられてもよい。
【0100】
コントロール111は、ビデオ2の再生インタフェースのコメント領域の表示をトリガーするために用いられる。ここで、ビデオ2の再生インタフェースのコメント領域は、ビデオ2に対してコメント、返信又は質問などを行う情報を表示するために用いられ、例えば文字、記号、ピクチャー、GIF画像などの形式を用いてもよい。ここで、ビデオ2の再生インタフェース、ビデオ2の再生インタフェースに表示されるステッカー2、コメント情報1、ビデオ2の再生インタフェースのコメント領域における情報などを含むが、それらに限らない情報に対してコメント、返信又は質問などを行う。
【0101】
以上をまとめると、コメント情報1にコメント、返信又は質問するエントリをコントロール111によって提供するほか、アプリケーション1は、さらに、マルチメディア形式でコメント情報1に返信することをコントロール1013によって提供し、コメント情報1に返信するルートを豊かにすることができる。
【0102】
サーバが、ユーザがマルチメディア形式でコメント情報1に返信するビデオ2の関連情報をアプリケーション1から受信した後、サーバは、コメント情報1に関連するクライアントに通知情報1を送信することができる。
【0103】
ここで、コメント情報1に関連するクライアントは、コメント情報1を投稿するクライアント、コメント情報1を“いいね”するクライアント、コメント情報1にコメント/返信/質問するクライアント、コメント情報1に対応するビデオ0を投稿するクライアント、コメント情報1に対応するビデオ0を“いいね”するクライアント、及びコメント情報1に対応するビデオ0にコメント/返信するクライアントを含んでもよいが、それらに限らない。
【0104】
ここで、通知メッセージ1は、すでにマルチメディア形式でコメント情報1に返信したことを上記クライアントのうちの一つ又は複数に通知するために用いられる。本開示では、通知メッセージ1の具体的な実現及びクライアントでの表示方式に対して限定しない。
【0105】
それによって、ビデオ0の投稿者を例として、アプリケーション1がサーバから通知メッセージ1を受信した後、アプリケーション1は、ビデオ0の投稿者の携帯電話に
図1Hに例示的に示すユーザインタフェース20を表示することができる。
【0106】
ここで、ユーザインタフェース20は、アプリケーション1における通知ページを表示するために用いられる。通知ページは、アプリケーション1における一つのページである。通知ページは、例えば情報受信、お気に入り、いいね、評価などのタイプを表す通知メッセージを表示するために用いられる。本開示では、通知ページとユーザインタフェース20の具体的な実現方式に対して限定しない。
【0107】
図1Hにおいて、ユーザインタフェース20には、通知ページに通知メッセージ1を表示するための領域201が含まれてもよく、通知メッセージ1は、ユーザ3がビデオ2を作成してコメント情報1にビデオで返信することを表す場合、例えば「ユーザ3のアカウントのアバター、ユーザ3のアカウントのニックネーム、返信文字識別子、返信時点及び通知カード」などの形式で通知メッセージ1を展示してもよい。ここで、通知カードは、ビデオ2のあるフレームの再生画面(例えばビデオ2の表紙又はビデオ2の一フレームの画面)とステッカー2とからなるサムネイルを含んでもよく、且つステッカー2は、前述の再生画面の上にフローティングして表示することができる。
【0108】
以上をまとめると、アプリケーション1は、さらに、サーバによって、コメント情報1に関連するクライアントに通知メッセージ1を送信することによって、関連するユーザは、ユーザがすでにマルチメディア形式でコメント情報1に返信したことをタイムリーに知ることができる。
【0109】
ユーザにより
図1Fに示すユーザインタフェース15において実行された、例えばコントロール108をクリックする操作を受信した後、ビデオ2とコメント情報1との関連情報に関連するコメント情報2をビデオ0の再生インタフェースのコメント領域に表示することができる。
【0110】
ここで、コメント情報2には、ユーザがマルチメディア形式でコメント情報1に返信する関連情報が含まれる。本開示では、コメント情報2の具体的な実現方式に対して限定しない。いくつかの実施例では、コメント情報2は、ビデオ2の投稿者のアカウントのニックネーム、ビデオ2の投稿者のアカウントのアバター、コメント情報1の投稿者及びコメントカード1を含んでもよい。ここで、コメントカード1は、ビデオ2の再生画面とステッカー2とからなるサムネイルを含んでもよい。また、コメント情報2は、文字返信内容2をさらに含んでもよい。
【0111】
それによって、アプリケーション1は、携帯電話に
図1Iに例示的に示すユーザインタフェース30を表示することができる。
【0112】
ここで、ユーザインタフェース30は、ビデオ0を再生するために用いられ、即ちユーザインタフェース3は、ビデオ0の再生インタフェースであり、且つビデオ0の再生インタフェースのコメント領域を表示する。本開示では、ユーザインタフェース30の具体的な実現方式に対して限定しない。
【0113】
図1Iにおいて、ユーザインタフェース30には、ビデオ0の再生インタフェースのコメント領域を表示するためのウィンドウ301が含まれてもよい。ここで、ウィンドウ301には、ビデオ0の再生インタフェースのコメント領域にコメント情報2を表示するための領域302が含まれてもよい。
【0114】
以上をまとめると、アプリケーション1は、ユーザがマルチメディア形式でコメント情報1にビデオ2を返信した後、ビデオ0の再生インタフェースのコメント領域にビデオ2とコメント情報1とに関連するコメント情報2を表示することができ、それによってコメント情報1に関連する情報を集中表示することができ、コメント情報1に返信する利便性を向上させる。
【0115】
説明すべきこととして、ユーザにより
図1Iに示すウィンドウ301において実行された、例えば領域302をクリックする操作を受信した後、アプリケーション1は、携帯電話に
図1Gに例示的に示すユーザインタフェース16を表示し、即ちビデオ2のユーザインタフェース16を再生することができる。また、コメント情報2を表示するほか、
図1Iにおけるユーザインタフェース30は、コメント情報1が表示される領域をさらに含んでもよく、コメント情報1とコメント情報2とを同時に表示し、ユーザが両方の関係をタイムリーに理解しやすい。
【0116】
一つの実施の形態では、コントロール1011によってコメント情報1及び/又はコメント情報1に関連する情報を確認することができる。
【0117】
図1Bにおいて、コントロール105には、コメント情報1及び/又はコメント情報1に関連する情報を確認するエントリを提供するためのオプション1052がさらに含まれてもよい。ここで、オプション1052は、例えば識別子、文字などの表現方式を用いることができる。また、オプション1052の表示位置は、ビデオ1の再生画面を遮らないか、できるだけ遮らない。
【0118】
ユーザにより
図1Bに示すコントロール105において実行された、例えばオプション1052をクリックする操作を受信した後、アプリケーション1は、携帯電話に
図1Jに例示的に示すユーザインタフェース30を表示することができる。
【0119】
ここで、ユーザインタフェース30は、ビデオ0の再生インタフェースのコメント領域を表示するために用いられ、コメント情報1を容易に確認することができる。本開示では、ユーザインタフェース30の具体的な実現方式に対して限定しない。
【0120】
図1Jにおいて、ユーザインタフェース30には、ビデオ0の再生インタフェースのコメント領域を表示するためのウィンドウ301が含まれてもよい。ここで、ウィンドウ301には、ビデオ0の再生インタフェースのコメント領域にコメント情報1を表示するための領域303が含まれてもよい。
【0121】
以上をまとめると、アプリケーション1は、コメント情報1及び/又はコメント情報1に関連する情報をコントロール1011によって確認するエントリを提供することができ、コメント情報1及び/又はコメント情報1に関連する情報を確認しやすくし、操作の利便性を向上させる。
【0122】
また、ウィンドウ301には、ビデオ0の再生インタフェースのコメント領域にビデオ1とコメント情報1とに関連するコメント情報3を表示するための領域304がさらに含まれてもよい。ここで、コメント情報3には、ユーザがマルチメディア形式でコメント情報1に返信する関連情報が含まれる。本開示では、コメント情報3の具体的な実現方式を制限しない。いくつかの実施例では、コメント情報3は、ビデオ1の投稿者のアカウントのニックネーム、ビデオ1の投稿者のアカウントのアバター、コメント情報1の投稿者及びコメントカード2を含んでもよい。ここで、コメントカード2は、ビデオ1の再生画面とステッカー1とからなるサムネイルを含んでもよい。また、コメント情報3は、文字返信内容1をさらに含んでもよい。
【0123】
以上をまとめると、アプリケーション1は、ビデオ0の再生インタフェースのコメント領域にコメント情報1を表示するとともに、マルチメディア形式でコメント情報1に返信して得られたコメント情報3を表示することができ、ユーザがコメント情報1及びコメント情報1に関連する情報を全面的に確認しやすい。
【0124】
説明すべきこととして、ユーザにより
図1Jに示すウィンドウ301において実行された、例えば領域304をクリックする操作を受信した後、アプリケーション1は、携帯電話に
図1Aに例示的に示すユーザインタフェース11を表示し、且つユーザインタフェース11にビデオ1を再生し及びビデオ1の再生インタフェースにステッカー1を表示することができ、ステッカー1にコメント情報1が含まれる。
【0125】
また、
図1Iにおけるユーザインタフェース30と
図1Jにおけるユーザインタフェース30は、同一のユーザインタフェースであり、
図1Iにおけるウィンドウ301と
図1Jにおけるウィンドウ301は、同一のウィンドウである。ユーザ3がすでにマルチメディア形式でコメント情報1に返信し且つビデオ2を獲得しているのであれば、ユーザにより
図1Iに示すウィンドウ301において実行された、例えば上向きスワイプ又は下向きスワイプなどのスワイプ操作を受信した後、アプリケーション1は、
図1Jに例示的に示すユーザインタフェース30、例えば表示領域303と領域304を携帯電話に表示することができる。
【0126】
コメント情報1は、アプリケーション1における異なる位置に表示されることができるため、アプリケーション1は、アプリケーション1の異なる位置に表示されるコメント情報1に基づいて、ビデオ1を得ることができる。
【0127】
いくつかの実施例では、コメント情報1がビデオ0の再生インタフェースのコメント領域に表示されることを例として、アプリケーション1は、
図1Kに例示的に示すユーザインタフェース30に表示されるウィンドウ301を携帯電話に表示することができる。ここで、ウィンドウ301には、ビデオ0の再生インタフェースのコメント領域にコメント情報1を表示するための領域303が含まれてもよい。そして、ユーザインタフェース30においてビデオ0を再生する。
【0128】
ここで、ユーザインタフェース30、ウィンドウ301と領域303の具体的な実現方式は、
図1Iと
図1Jの記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
図1Kに示すウィンドウ301と
図1Jに示すウィンドウ301との区別は、
図1Kに示すウィンドウ301にコメント情報2が含まず、
図1Jに示すウィンドウ301にコメント情報2が含まれ、即ちマルチメディア形式でコメント情報1に返信することをユーザによりトリガーしていないとき、アプリケーション1が
図1Kに示すウィンドウ301を表示することができることである。マルチメディア形式でコメント情報1に返信することをユーザによりトリガーしてビデオ1を得た後、アプリケーション1は、
図1Jに示すウィンドウ301を表示することができる。
【0129】
ユーザにより
図1Kに示すウィンドウ301において実行された、例えば領域303をクリックする操作を受信した後、アプリケーション1は、
図1Lに例示的に示すウィンドウ306をユーザインタフェース30に表示することができる。
【0130】
ここで、ウィンドウ306には、マルチメディア形式でコメント情報1に返信することをトリガーするためのコントロール307が含まれてもよい。本開示では、コントロール307の具体的な実現方式に対して限定しない。いくつかの実施例では、コントロール307は、例えば文字、識別子、アイコン、ピクチャーなどの表現方式を用いることができる。
【0131】
ユーザにより
図1Lに示すウィンドウ306に実行された、例えばコントロール307をクリックする操作を受信した後、アプリケーション1は、ビデオ1の関連情報を取得することができ、その具体的な実現方式は、
図1C-
図1Fにおいてビデオ2を獲得する関連情報の記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0132】
それによって、アプリケーション1がサーバからビデオ1の関連情報を受信した後、アプリケーション1は、
図1Aに例示的に示すユーザインタフェース11を携帯電話に表示することができる。又は、ユーザにより
図1Kに示すウィンドウ301に実行された、例えば領域303を長押しする操作を受信した後、アプリケーション1は、
図1Mに例示的に示すウィンドウ308をユーザインタフェース30に表示することができる。
【0133】
ここで、ウィンドウ308には、マルチメディア形式でコメント情報1に返信することをトリガーするためのコントロール309が含まれてもよい。本開示では、コントロール309の具体的な実現方式に対して限定しない。いくつかの実施例では、コントロール309は、例えば文字、識別子、アイコン、ピクチャーなどの表現方式を用いることができる。
【0134】
ユーザにより
図1Mに示すウィンドウ308に実行された、例えばコントロール309をクリックする操作を受信した後、アプリケーション1は、ビデオ1の関連情報を取得することができ、その具体的な実現方式は、
図1C-
図1Fにおいてビデオを獲得する2の関連情報の記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0135】
それによって、アプリケーション1がサーバからビデオ1の関連情報を受信した後、アプリケーション1は、
図1Aに例示的に示すユーザインタフェース11を携帯電話に表示することができる。
【0136】
いくつかの実施例では、コメント情報1がビデオ3の再生インタフェース上のステッカー3に表示されることを例として、アプリケーション1は、アプリケーション1における再生ページを表示するために、
図1Nに例示的に示すユーザインタフェース17を携帯電話に表示することができ、この再生ページにおいてマルチメディア内容、例えばビデオ3を再生することができるとともに、再生ページにおいてコメント情報1が含まれるステッカー3をさらに表示する。
【0137】
ここで、ビデオ3は、マルチメディア形式でコメント情報1に返信するマルチメディア内容である。ステッカー3は、マルチメディア形式でコメント情報1に再返信するエントリであってもよい。本開示では、ユーザインタフェース17の具体的な実現方式に対して限定しない。
【0138】
ここで、ビデオ3の投稿者は、ユーザ4である。本開示のユーザ4のアカウントのニックネームは、「fff」として例示される。
【0139】
図1Nにおいて、ユーザインタフェース17には、コントロール1014と領域112とがさらに含まれてもよい。
【0140】
コントロール1014は、例えば非透明の状態にあってもよく、コメント情報1が含まれるステッカー3を表示し、且つマルチメディア形式でコメント情報1に返信するエントリを提供するために用いられる。また、コントロール1014は、さらに、コメント情報1及び/又はコメント情報1に関連する情報を確認する/お気に入りに入れるエントリを提供するために用いられる。
【0141】
ここで、本開示では、ステッカー3の例えば形状、色や動画効果などの表示方式、表示位置や表示時間長などの表示パラメータに対して限定しない。いくつかの実施例では、ステッカー3の表示位置は、ビデオ3の再生インタフェースを遮らないか、できるだけ遮らない。
【0142】
ここで、本開示では、ステッカー3がコメント情報1を表示する具体的な実現方式に対して限定しない。いくつかの実施例では、ステッカー3には、コメント情報1の例えば投稿者のアカウントのアバター、投稿者のアカウントのニックネーム(
図1Nにおいて「bbb」として例示される)及び具体的内容(
図1Nにおいて「ウイルスについてもっと紹介してもいいですか?」として例示される)などの関連データが表示されてもよい。コメント情報1の具体的な内容は、例えば文字、ピクチャーなどの表示方式で完全又は簡略に表示されてもよい。
【0143】
領域112は、ビデオ3の投稿者(即ちユーザ4)を表示するために用いられ、例えば「@+ユーザ4のアカウントのニックネーム」にてユーザ4を展示する。また、ユーザによる領域112への例えばクリックなどのトリガー操作を受信した後、アプリケーション1は、ユーザインタフェース17からユーザ4のアカウントページへジャンプすることができる。本開示では、領域112の展示形式に対して具体的に限定しない。
【0144】
また、
図1Nにおいて、ユーザインタフェース17には、領域113とコントロール114とがさらに含まれてもよい。
【0145】
領域113は、コメント情報1に関連する、コメント情報1の表示をトリガーするためのリンクを表示するために用いられる。いくつかの実施例では、このリンクは、例えば「返信識別子+コメント情報1の投稿者(即ちユーザ2)のアカウントのニックネームへ返信する」で展示されてもよい。ここで、返信識別子は、例えばアイコン、記号、文字、ピクチャーなどの方式で表されてもよい。また、本開示では、このリンクをトリガーした後にコメント情報1を表示する具体的な実現方式に対して限定しない。いくつかの実施例では、このリンクは、ビデオ0の再生インタフェースのコメント領域におけるコメント情報1の表示をトリガーするために用いられる。
【0146】
また、領域113は、さらに、ユーザがマルチメディア形式でコメント情報1に返信するときに返信される文字返信内容3を表示するために用いられ、例えばコントロール1014における「ウイルスについてもっと紹介してもいいですか」というコメント情報1に対して、例えば「ウイルスを知りたい人がいる」という文字返信内容3を用いて展示することができる。
【0147】
コントロール114は、ビデオ3の再生インタフェースのコメント領域のエントリを提供するために用いられる。ここで、ビデオ3の再生インタフェースのコメント領域は、ビデオ3の内容に対してコメント/返信/質問などを行う情報を表示するために用いられ、例えば文字、記号、ピクチャー、GIF画像などの形式を用いることができる。ここで、ビデオ3の内容に対してコメント/返信/質問などを行う情報は、ビデオ3の再生インタフェース、ステッカー3、コメント情報1、ビデオ3の質問情報、コメント情報1の返信情報などを含んでもよいが、それらに限らない。
【0148】
以上をまとめると、コメント情報1にコメント、返信又は質問するエントリをコントロール114によって提供するほか、アプリケーション1は、マルチメディア形式でコメント情報1に返信することをコントロール1014によって提供し、コメント情報1に返信するルートを豊かにすることができる。
【0149】
ユーザにより
図1Nに示すユーザインタフェース17に実行された、例えばコントロール1014をクリックする操作を受信した後、アプリケーション1は、ビデオ1の関連情報を取得することができ、その具体的な実現方式は、
図1A-
図1Fにおいてビデオ2を獲得する関連情報の記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0150】
それによって、アプリケーション1がサーバからビデオ1の関連情報を受信した後、アプリケーション1は、
図1Aに例示的に示すユーザインタフェース11を携帯電話に表示することができる。
【0151】
説明すべきこととして、ユーザにより
図1Nに示すユーザインタフェース17に実行された、例えば領域113をクリックする操作を受信した後、アプリケーション1は、
図1Kに例示的に示すユーザインタフェース30に表示されるウィンドウ301を携帯電話に表示することができる。
【0152】
ここで、ウィンドウ301には、ビデオ0の再生インタフェースのコメント領域にコメント情報4を表示するための領域305が含まれてもよい。説明すべきこととして、ここでのコメント情報4には、ビデオ3の投稿者のアカウントのニックネーム、ビデオ3の投稿者のアカウントのアバター、コメント情報1の投稿者、コメントカード3及び文字返信内容3が含まれることを例にとして示される。
【0153】
それによって、アプリケーション1は、ビデオ3の再生インタフェースとビデオ0の再生インタフェースのコメント領域とを相互に切り替えることができ、ユーザによる操作を簡略化し、ユーザが情報とビデオをタイムリーに視聴しやすい。なお、
図1Aにおけるユーザインタフェース11は、アプリケーション1におけるコメント情報1に関連する統合ページの表示をトリガーするための領域をさらに含んでもよい。
【0154】
ここで、本開示では、この領域の具体的な実現方式に対して限定しない。いくつかの実施例では、この領域は、コントロール1011が位置している領域として設定されてもよく、又は、領域102上に、例えば識別子、文字などの方式を用いる当該領域をフローティングして表示してもよい。
【0155】
ここで、統合ページは、アプリケーション1における一つのページである。統合ページは、コメント情報1に関連するすべてのマルチメディア内容を表示するために用いられ、この統合ページにおいて、各マルチメディア内容が位置している再生ページの表示をトリガーすることができる。本開示では、統合ページの具体的な実現方式に対して限定しない。
【0156】
ユーザにより
図1Aに示すユーザインタフェース11において実行された、例えばこの領域をクリックする操作を受信した後、アプリケーション1は、統合ページを表示することができ、それによって、ユーザは、コメント情報1に関連するすべてのマルチメディア内容を全面的に閲覧することができる。
【0157】
なお、
図1Aにおけるユーザインタフェース11は、コメント情報1をお気に入りに入れることをトリガーするための領域をさらに含んでもよい。
【0158】
ここで、本開示では、この領域の具体的な実現方式に対して限定しない。
【0159】
ユーザにより
図1Aに示すユーザインタフェース11における、例えばこの領域において実行されたトリガー操作を受信した後、アプリケーション1は、コメント情報1をお気に入りに入れることができ、それによって、ユーザは、お気に入りページにおいてコメント情報1を閲覧することができる。
【0160】
また、この領域は、さらに、コメント情報1に関連する情報をお気に入りに入れることをトリガーするために用いられてもよい。いくつかの実施例では、コメント情報1に関連する情報は、例えばビデオ1とコメント情報1とに関連するコメント情報3などの情報を用いることができる。この領域は、コントロール1011をトリガーすることにより例えばオプション1051又はオプション1052などの表示方式のうちの一つのオプションが表示されるよう構成されてもよく、又は、例えば識別子、文字などの方式を用いるこの領域を領域102上にフローティングして表示してもよい。
【0161】
ユーザにより
図1Aに示すユーザインタフェース11における例えばこの領域において実行されたトリガー操作を受信した後、アプリケーション1は、コメント情報3をお気に入りに入れることができ、それによって、ユーザは、お気に入りページにおいてコメント情報3を閲覧することができる。
【0162】
前述の記述に基づいて、本開示の実施例では、クライアントを例として、図面と応用シナリオを結び付けながら、本開示による情報返信方法を詳細に述べる。
【0163】
図2を参照すると、
図2は、本開示の実施例による情報返信方法のフローチャートである。
図2に示すように、本開示による情報返信方法は、以下のことを含んでもよい。
【0164】
S101:第一のマルチメディア内容を再生し、且つターゲットマルチメディア内容に関連するターゲット情報が含まれる第一のステッカーを第一のマルチメディア内容の再生インタフェースに表示する。
【0165】
クライアントは、電子機器のスクリーンに第一のマルチメディア内容を再生し、且つターゲット情報が含まれる第一のステッカーを第一のマルチメディア内容の再生インタフェースに表示することができる。ここで、本開示では、第一のマルチメディア内容のターゲット情報、第一のマルチメディア内容の再生インタフェース、第一のステッカーとターゲットマルチメディア内容の具体的な実現方式に対して限定しない。
【0166】
ここで、第一のマルチメディア内容は、マルチメディア形式でターゲット情報に返信するマルチメディア内容である。いくつかの実施例では、第一のマルチメディア内容は、例えばリアルタイムに収集する方式、クライアントから取得する方式、及びクライアント以外の記憶モジュールから取得する方式などで得ることができる。
【0167】
ここで、第一のステッカーは、マルチメディア形式でターゲット情報に返信するエントリである。いくつかの実施例では、本開示では、第一のステッカーの例えば形状、色や動画効果などの表示方式、表示位置や表示時間長などの表示パラメータに対して限定しない。
【0168】
また、第一のステッカーは、第一のマルチメディア内容の再生インタフェースの上にフローティングして表示することができる。第一のステッカーは、第一のマルチメディア内容の再生画面を遮らないか、できるだけ遮らない。それによって、第一のマルチメディア内容の順調な再生を確保できた。
【0169】
ここで、ターゲット情報は、ターゲットマルチメディア内容に対してコメント/返信/質問などを行う情報であり、例えばターゲットマルチメディア内容のコメント情報及び/又は質問情報である。ここで、ターゲット情報の具体的な内容は、例えば文字、ピクチャーなどの表現方式で完全又は簡略に表示されてもよい。
【0170】
例を挙げると、電子機器が携帯電話であり、クライアントが携帯電話にインストールされているアプリケーション1であることを例として、第一のマルチメディア内容の具体的な実現方式は、
図1Aにおけるビデオ1の記述を参照すればよく、第一のマルチメディア内容の再生インタフェースの具体的な実現方式は、
図1Aにおけるユーザインタフェース11の記述を参照すればよく、ターゲット情報の具体的な実現方式は、
図1Aにおけるコメント情報1の記述を参照すればよく、ターゲットマルチメディア内容の具体的な実現方式は、
図1I-
図1Jにおけるビデオ0の記述を参照すればよく、第一のステッカーの具体的な実現方式は、
図1Aにおけるステッカー1の記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0171】
S102:マルチメディア形式でターゲット情報に返信するよう指示するための第一のステッカーに対する第一の命令を受信する。
【0172】
ユーザは、電子機器のスクリーンにおいて第一のステッカーに対する例えばクリック、ダブルクリック、長押し、スワイプなどのタイプの第一の操作を実行することができる。電子機器は、第一の操作を検出することができ、且つ第一の操作を第一の命令に変換することができる。それによって、電子機器は、第一の命令をクライアントに送信することができ、それによってクライアントは、ユーザが第一のステッカーによりマルチメディア形式でターゲット情報に返信することを決定することができる。
【0173】
ここで、本開示では、第一の命令の具体的な実現方式に対して限定しない。例を挙げると、第一の命令の具体的な実現方式は、ユーザ3により
図1Bに示すユーザインタフェース11において実行された、例えばオプション1051をクリックする操作により生成された命令を参照すればよい。
【0174】
S103:第一の命令に応答して、ターゲット情報に返信するための第二のマルチメディア内容を取得する。
【0175】
クライアントは、第一の命令を受信した後、第二のマルチメディア内容を取得することができる。
【0176】
ここで、第二のマルチメディア内容は、マルチメディア形式でターゲット情報に返信するマルチメディア内容である。いくつかの実施例では、第二のマルチメディア内容は、リアルタイムに収集する方式、クライアントから取得する方式、及びクライアント以外の記憶モジュールから取得する方式などで得られる。
【0177】
また、第二のマルチメディア内容と第一のマルチメディア内容は、同じであってもよいし、又は、異なっていてもよい。一般的には、第二のマルチメディア内容は、第一のマルチメディア内容と異なり、異なるマルチメディア内容によりターゲット情報に全面的に返信することに有利であり、それによってユーザがターゲット情報をより深く理解する。
【0178】
例を挙げると、電子機器が携帯電話であり、クライアントが携帯電話にインストールされているアプリケーション1であることを例として、第二のマルチメディア内容の具体的な実現方式は、
図1C-
図1Eにおいて取得されるビデオ2の記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0179】
以上をまとめると、クライアントは、一つのマルチメディア内容を再生し及びターゲット情報が含まれるステッカーを表示し、マルチメディア形式でターゲット情報に対する返信を実現することができるだけではなく、マルチメディア形式でターゲット情報に再返信することをステッカーによってトリガーすることができる。それによって、クライアントは、別のマルチメディア内容を取得することができる。以上をまとめると、クライアントは、マルチメディア形式でターゲット情報に返信するルートをステッカーによって追加することによって、ユーザは、より多くのマルチメディア内容を作成することができる。
【0180】
ここで、ステップS101-ステップS103の具体的な実現プロセスは、
図1A-
図1Eに示される実施例の記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0181】
本開示による情報返信方法では、マルチメディア形式でターゲット情報に返信した後、クライアントは、第一のマルチメディア内容を再生するとともに、さらに、ターゲット情報が含まれる第一のステッカーを第一のマルチメディア内容の再生インタフェースにおいて表示する。クライアントは、第一のステッカーを、マルチメディア形式でターゲット情報に再返信するエントリとすることができる。第一のステッカーに対してマルチメディア形式でターゲット情報に返信する第一の命令を受信した後、クライアントは、第二のマルチメディア内容を取得することができる。それによって、ステッカーによって、マルチメディア形式でターゲット情報に対する再返信を実現することができ、返信方式のルートを豊かにすることに有利であり、ユーザによる情報への返信の興味を高め、ユーザがマルチメディア内容を作成して投稿する確率を向上させる。
【0182】
上記実施例の記述に基づいて、ステッカーによって、マルチメディア形式でターゲット情報に返信するエントリを提供するほか、クライアントは、さらに、ステッカーによって、ターゲット情報及び/又はターゲット情報に関連する情報を確認するエントリを提供することができる。
【0183】
ここで、ターゲット情報に関連する情報は、ターゲット情報に対してコメント/返信/質問などを行う情報、ターゲット情報に関連する元の情報、及びターゲット情報に関連する元の情報に対してコメント/返信/質問などを行う情報などを含んでもよいが、それらに限らない。
【0184】
以下、
図3を参照して、本開示の情報返信方法の具体的な実現方式を具体的に紹介する。
【0185】
図3を参照すると、
図3は、本開示の実施例による情報返信方法のフローチャートである。
図3に示すように、本開示による情報返信方法は、以下のことを含んでもよい。
【0186】
S201:ターゲット情報を確認するよう指示するための、第一のステッカーに対する第二の命令を受信する。
【0187】
ユーザは、電子機器のスクリーンにおいて第一のステッカーに対して例えばクリック、ダブルクリック、長押し、スワイプなどのタイプの第二の操作を実行することができる。電子機器は、第二の操作を検出することができ、且つ第二の操作を第二の命令に変換することができる。それによって、電子機器は、第二の命令をクライアントに送信することができ、それによってクライアントは、ユーザが第一のステッカーによってターゲット情報及び/又はターゲット情報に関連する情報を確認することを決定することができる。
【0188】
ここで、本開示では、第二の命令の具体的な実現方式に対して限定しない。例を挙げると、第二の命令の具体的な実現方式は、ユーザ3が
図1Bに示すコントロール105においてオプション1052をクリックする操作により生成された命令を参照すればよい。
【0189】
S202:第二の命令に応答して、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースへジャンプし、そして、ターゲット情報と、第一のマルチメディア内容の再生画面及び第一のステッカーからなるサムネイルを含むコメントカードとをターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域に表示する。
【0190】
クライアントは、第二の命令を受信した後、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域にターゲット情報及びコメントカード、又は、コメントカードを表示することができる。
【0191】
ここで、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域は、ターゲットマルチメディア内容にコメント/返信するために用いられ、例えば文字、記号、ピクチャー、GIF画像、マルチメディアなどの形式を用いることができる。即ち、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域には、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースにコメント又は返信するすべての情報が載せられてもよい。
【0192】
ここで、本開示では、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェース、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域とコメントカードの具体的な実現方式に対して限定しない。
【0193】
いくつかの実施例では、コメントカードにおける第一のステッカーは、第一のマルチメディア内容の再生インタフェースの上にフローティングして表示することができ、且つ第一のステッカーは、第一のマルチメディア内容の再生画面を遮らないか、できるだけ遮らない。
【0194】
例を挙げると、電子機器が携帯電話であり、クライアントが携帯電話にインストールされているアプリケーション1であることを例として、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースの具体的な実現方式は、
図1Iに示すユーザインタフェース30の記述を参照すればよく、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域の具体的な実現方式は、
図1Iに示すウィンドウ301の記述を参照すればよく、コメントカードの具体的な実現方式は、
図1Iに示す領域302におけるコメントカード1の記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0195】
それによって、クライアントは、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域に、カード方式によりマルチメディア形式でターゲット情報に返信する情報、又は、ターゲット情報を、及びカード方式によりマルチメディア形式でターゲット情報に返信する情報を表示することができ、すべての返信内容の完全な表示を確保し、返信情報の可読性を向上させる。
【0196】
ここで、ステップS201-ステップS202の具体的な実現プロセスは、
図1Bと
図1Iに示される実施例の記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0197】
以上をまとめると、クライアントは、ステッカーによって、マルチメディア形式でターゲット情報に返信するエントリを提供することができるだけではなく、ターゲット情報及び/又はターゲット情報に関連する情報を確認するエントリを提供することができ、ステッカーの多重化を向上させることによって、ユーザが操作しやすい。
【0198】
上記実施例の記述に基づいて、ステップS101において、第一のマルチメディア内容と第一のステッカーのほか、いくつかの実施例では、クライアントは、第一のマルチメディア内容の再生インタフェースにターゲット情報に関連するリンクを表示することができる。
【0199】
ここで、ターゲット情報に関連するリンクは、ターゲット情報の表示、例えばターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域におけるターゲット情報の表示をトリガーするために用いられる。
【0200】
例を挙げると、ターゲット情報に関連するリンクは、
図1Aに示す領域103における、コメント情報1に関連するリンクの記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0201】
それによって、クライアントは、リンクに対するトリガー操作を受信した後、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースへジャンプし、そして、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域にターゲット情報及びコメントカードを表示することができ、又は、コメントカードを表示することができる。
【0202】
ここで、コメントカードは、第一のマルチメディア内容の再生画面と第一のステッカーとからなるサムネイルを含んでもよい。本開示では、コメントカードの具体的な実現方式に対して限定しない。
【0203】
例を挙げると、リンクに対するトリガー操作は、ユーザにより
図1Aに示す領域103において実行された、例えばクリック操作の記述を参照すればよく、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースは、
図1Jに示すユーザインタフェース30の記述を参照すればよく、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域は、
図1Jに示すウィンドウ301の記述を参照すればよく、コメントカードは、
図1Jに示す領域304におけるコメントカード2の記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0204】
以上をまとめると、クライアントは、ステッカーに対する確認命令によって、ターゲット情報及びターゲット情報に関連する情報への迅速な確認を実現し、ターゲット情報に返信する利便性を向上させる。
【0205】
上記実施例の記述に基づいて、第二のマルチメディア内容を取得するほか、いくつかの実施例では、クライアントは、第二のマルチメディア内容にターゲット情報に関連するリンク、又は、ターゲット情報に関連するリンクと文字返信内容を追加し、リンクが追加された第二のマルチメディア内容を得ることができる。
【0206】
ここで、ターゲット情報に関連するリンクは、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域におけるターゲット情報の表示をトリガーするために用いられる。
【0207】
例を挙げると、第二のマルチメディア内容は、
図1Fに示すビデオ2の記述を参照すればよく、ターゲット情報に関連するリンクは、
図1Fに示す領域1071における、コメント情報1に関連するリンクの記述を参照すればよく、文字返信内容は、
図1Fに示す領域1071における文字返信内容2の記述を参照すればよく、リンクが追加された第二のマルチメディア内容は、
図1Fに示すビデオ2の関連情報の記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0208】
それによって、クライアントは、リンクが追加された第二のマルチメディア内容をサーバにアップロードし、リンクが追加された第二のマルチメディア内容の投稿を実現することができ、それによってクライアントは、第二のマルチメディア内容の再生インタフェースにリンク、又は、リンクと文字返信内容を表示することができる。
【0209】
例を挙げると、上記ステップの具体的な実現方式は、
図1F-
図1Gに示す記述を参照すればよく、ここで、リンクが追加された第二のマルチメディア内容をアップロードすることは、ユーザにより
図1Fに示すユーザインタフェース15において例えばコントロール108をクリックする操作を実行した後に、サーバにビデオ2の関連情報を送信する記述を参照すればよく、第二のマルチメディア内容の再生インタフェースにリンクを表示することは、
図1Gに示す領域110における、コメント情報1に関連するリンクの記述を参照すればよく、第二のマルチメディア内容の再生インタフェースに文字返信内容を表示することは、
図1Gに示す領域110における文字返信内容2の記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0210】
以上をまとめると、クライアントは、マルチメディア内容に様々なタイプのエレメントを追加することができ、マルチメディア内容の再生インタフェースを豊かにすることに有利であり、ターゲット情報に返信する視聴性と多様性を高める。
【0211】
上記実施例の記述に基づいて、クライアントは、サーバに第二のマルチメディア内容の関連情報をアップロードすることができる。それによって、サーバは、ターゲット情報に関連するクライアントに通知メッセージを送信することができ、それによってターゲット情報に関連するクライアントは、ユーザがすでにマルチメディア形式でターゲット情報に返信したことをタイムリーに知ることができ、ユーザがターゲット情報に関連するクライアントによって確認と再返信を行なうことは便利になる。
【0212】
ここで、ターゲット情報に関連するクライアントの具体的な実現方式は、コメント情報1に関連するクライアントの記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0213】
ここで、通知メッセージは、すでにマルチメディア形式でターゲット情報に返信したことをターゲット情報に関連するクライアントに通知するために用いられる。本開示では、通知メッセージの具体的な実現方式に対して限定しない。
【0214】
例を挙げると、第二のページがページ2であることを例として、通知メッセージの具体的な実現方式は、
図1Hに示すユーザインタフェース20における通知メッセージ1の記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0215】
上記実施例の記述に基づいて、クライアントは、さらにターゲット情報に関連するマルチメディア内容を一つの統合ページに集中して表示することができる。ここで、本開示では、統合ページとマルチメディア内容の統合ページにおける表示方式に対して限定しない。
【0216】
それによって、クライアントは、第一のステッカーに対する第三の命令を受信した後、第一のステッカーにおけるターゲット情報に関連する少なくとも一つのマルチメディア内容の統合ページを表示することができる。
【0217】
ここで、本開示では、第三の命令の具体的な実現方式に対して限定しない。例を挙げると、第三の命令の具体的な実現方式は、ユーザにより
図1Aに示すユーザインタフェース11において実行された、例えば領域をトリガーする操作により生成された命令を参照すればよい。この領域は、アプリケーション1におけるコメント情報1に関連する統合ページの表示をトリガーするために用いられる。ここで、本開示では、この領域の具体的な実現方式に対して限定しない。いくつかの実施例では、この領域は、コントロール1011が位置している領域として設定されてもよく、又は、この領域は、例えば識別子、文字などの方式で領域102の上に表示されてもよい。
【0218】
以上をまとめると、クライアントは、統合ページによって、ユーザがターゲット情報に関連するすべてのマルチメディア内容を全面的に閲覧することができ、ユーザが視聴及び操作を行うことは便利になる。
【0219】
上記実施例の記述に基づいて、クライアントは、さらにステッカーによって、ターゲット情報をお気に入りに入れるエントリを提供することができる。
【0220】
それによって、クライアントは、ターゲット情報をお気に入りに入れるよう指示するための第一のステッカーに対するお気に入り命令を受信した後、ターゲット情報をお気に入りに入れることができる。
【0221】
ここで、本開示では、お気に入り命令の具体的な実現方式に対して限定しない。例を挙げると、お気に入り命令の具体的な実現方式は、ユーザにより
図1Aに示すユーザインタフェース11において実行された、例えば領域をトリガーする操作により生成された命令を参照すればよい。この領域は、コメント情報1をお気に入りに入れることをトリガーするために用いられる。ここで、本開示では、この領域の具体的な実現方式に対して限定しない。いくつかの実施例では、この領域は、コントロール1011をトリガーすることにより例えばオプション1051又はオプション1052などの表示方式のうちの一つのオプションが表示されるよう構成されてもよく、又は、例えば識別子、文字などの方式を用いるこの領域を領域102上にフローティングして表示してもよい。
【0222】
以上をまとめると、クライアントは、ステッカーによって、ターゲット情報をお気に入りに入れるエントリをさらに提供することができ、ユーザがターゲット情報の確認を遅らせることができる。
【0223】
上記実施例の記述に基づいて、ステップS101において、ターゲット情報は、クライアントの異なる位置に表示されるため、ターゲット情報の具体的な実現方式は、コメント情報1の記述を参照すればよい。そのため、クライアントは、異なる位置に表示されるターゲット情報に基づいて、第一のマルチメディア内容を得ることができ、第一のマルチメディア内容の具体的な実現方式は、ビデオ1の記述を参照すればよい。
【0224】
以下、クライアントが第一のマルチメディア内容を獲得する二つの実行可能な具体的な実現方式を詳細に紹介する。
【0225】
いくつかの実施例では、クライアントは、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域に表示されるターゲット情報にマルチメディア形式で返信する第四の命令を受信した後、第一のマルチメディア内容を取得することができる。
【0226】
ここで、本開示では、第四の命令の具体的な実現方式に対して限定しない。例を挙げると、第四の命令は、
図1C-
図1Dにおいてビデオ2を取得するときに、表示されているユーザインタフェース15においてユーザにより実行された、例えばコントロール108をクリックする操作により生成された命令を参照すればよい。
【0227】
ここで、ターゲット情報は、例えば文字、記号、ピクチャー、GIF画像などの形式でターゲットマルチメディア内容に返信して得られたものであってもよく、且つターゲット情報は、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域に表示される。
【0228】
例を挙げると、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域は、
図1Kに示すウィンドウ301におけるビデオ0の再生インタフェースのコメント領域の記述を参照すればよく、ターゲット情報は、
図1Kに示す領域303におけるコメント情報1の記述を参照すればよく、第一のマルチメディア内容は、
図1Aに示すユーザインタフェース11におけるビデオ1の記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。ここで、上記ステップの具体的な実現プロセスは、
図1K-
図1Mと
図1Aに示される実施例の記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0229】
別のいくつかの実施例では、クライアントは、第三のステッカーに表示されるターゲット情報にマルチメディア形式で返信する第五の命令を受信した後、第一のマルチメディア内容を取得することができる。
【0230】
ここで、本開示では、第五の命令の具体的な実現方式に対して限定しない。例を挙げると、第五の命令は、ユーザ2により
図1Nに示すユーザインタフェース17において実行された、例えばコントロール1014をクリックする操作により生成された命令を参照すればよい。
【0231】
例を挙げると、第三のステッカーは、
図1Nに示すコントロール1014におけるステッカー3の記述を参照すればよく、ターゲット情報は、
図1Nに示すコントロール1014におけるコメント情報1の記述を参照すればよく、第一のマルチメディア内容は、
図1Aに示すユーザインタフェース11におけるビデオ1の記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0232】
ここで、上記ステップの具体的な実現プロセスは、
図1K、
図1Nと
図1Aに示される実施例の記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0233】
以上をまとめると、クライアントは、異なる位置に表示されるターゲット情報に基づいて、第一のマルチメディア内容を取得することができる。それによって、マルチメディア内容を作成するルートを豊かにする。
【0234】
上記実施例の記述に基づいて、ステップS103において、クライアントは、第一の命令を受信した後、第二のマルチメディア内容の取得インタフェースへジャンプすることができる。
【0235】
一つの実現可能な設計において、第二のマルチメディア内容の取得インタフェースには、ターゲット情報が含まれる第二のステッカーがさらに表示される。
【0236】
ここで、本開示では、第二のマルチメディア内容の取得インタフェースの具体的な実現方式に対して限定しない。例を挙げると、第二のマルチメディア内容の取得インタフェースは、
図1Cに示すユーザインタフェース12又は
図1Dに示すユーザインタフェース13の記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。ここで、第二のステッカーは、マルチメディア形式でターゲット情報に返信するエントリであり、且つ第二のステッカーは、マルチメディア形式でターゲット情報に返信することをユーザにプロンプトするために用いられてもよい。本開示では、第二のステッカーの具体的な実現方式に対して限定しない。例を挙げると、第二のステッカーは、
図1C又は
図1Dに示すコントロール1012の記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0237】
それによって、クライアントは、第二のマルチメディア内容の取得インタフェースにおける、第二のマルチメディア内容に対する取得命令を受信した後、第二のマルチメディア内容を取得することができる。
【0238】
ここで、本開示では、命令の取得と第二のマルチメディア内容の具体的な実現方式に対して限定しない。例を挙げると、命令の取得は、
図1C又は
図1Dにおいてビデオ2を取得することで生成された命令の記述を参照すればよく、第二のマルチメディア内容は、
図1C又は
図1Dに示すビデオ2の記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0239】
また、ステッカーの表示スタイルを豊かにするために、クライアントは、さらに第二のステッカーのパラメータを取得することができる。ここで、第二のマルチメディア内容の再生インタフェースと第二のステッカーの表示パラメータの取得順序は、前後を問わない。
【0240】
いくつかの実施例では、第二のステッカーの例えば形状、色や動画効果などの表示方式、表示位置や表示時間長などの表示パラメータに対して限定しない。いくつかの実施例では、第二のステッカーの表示パラメータには、表示方式と、表示位置と、表示時間長とのうちの少なくとも一つを含んでもよい。また、第二のステッカーは、第一のステッカーと同じ又は異なる表示パラメータを維持することができる。また、クライアントは、第二のマルチメディア内容を再生し、且つ第二のマルチメディア内容の再生インタフェースに第二のステッカーを表示することができる。ここで、第二のステッカーは、第二のマルチメディア内容の再生インタフェースの上にフローティングして表示することができる。第二のステッカーは、第二のマルチメディア内容の再生画面を遮らないか、できるだけ遮らない。それによって、第二のマルチメディア内容の順調な再生を確保する。
【0241】
例を挙げると、上記ステップの具体的な実現方式は、
図1Gの記述を参照すればよく、ターゲット情報の具体的な実現方式は、
図1Gにおけるコメント情報1の記述を参照すればよく、第二のマルチメディア内容の具体的な実現方式は、
図1Gにおけるビデオ2の記述を参照すればよく、第二のステッカーの具体的な実現方式は、
図1Gにおけるステッカー2の記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0242】
例示的に、本開示は、情報返信装置を提供する。
【0243】
図4を参照すると、
図4は、本開示の実施例による情報返信装置の構造概略図である。本開示の情報返信装置は、クライアントに設けられてもよく、上記
図1A-
図1N、
図2と
図3の実施例の情報返信方法の、クライアントに対応する操作を実現することができる。
【0244】
図4に示すように、本開示による情報返信装置100は、再生モジュール101と、受信モジュール102と、取得モジュール103とを含んでもよい。
【0245】
再生モジュール101は、第一のマルチメディア内容を再生し、且つターゲットマルチメディア内容に関連するターゲット情報が含まれる第一のステッカーを第一のマルチメディア内容の再生インタフェースに表示するために用いられ、
受信モジュール102は、マルチメディア形式でターゲット情報に返信するよう指示するための、第一のステッカーに対する第一の命令を受信するために用いられ、
取得モジュール103は、第一の命令に応答して、ターゲット情報に返信するための第二のマルチメディア内容を取得するために用いられる。いくつかの実施例では、第一のマルチメディア内容は、マルチメディア形式でターゲット情報に返信するマルチメディア内容を含み、そして、ターゲット情報は、ターゲットマルチメディア内容に対するコメント情報及び/又は質問情報である。
【0246】
いくつかの実施例では、受信モジュール102は、さらに、ターゲット情報を確認するよう指示するための、第一のステッカーに対する第二の命令を受信するために用いられ、
再生モジュール101は、さらに、第二の命令に応答して、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースへジャンプし、そして、ターゲット情報と、第一のマルチメディア内容の再生画面及び第一のステッカーからなるサムネイルを含むコメントカードとをターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域に表示するために用いられる。
【0247】
いくつかの実施例では、再生モジュール101は、さらに、ターゲット情報に関連する、ターゲット情報の表示をトリガーするためのリンクを第一のマルチメディア内容の再生インタフェースに表示するために用いられ、リンクに対するトリガー操作を受信し、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースへジャンプし、そして、ターゲット情報と、第一のマルチメディア内容の再生画面及び第一のステッカーからなるサムネイルを含むコメントカードとをターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域に表示するために用いられる。
【0248】
図5を参照すると、
図5は、本開示の実施例による情報返信装置の構造概略図である。
図5に示すように、本開示による情報返信装置100は、
図4に示される装置構造を基に、追加モジュール104と送信モジュール105とをさらに含んでもよい。
【0249】
追加モジュール104は、第二のマルチメディア内容にターゲット情報に関連する、ターゲット情報の表示をトリガーするためのリンクを追加し、リンクが追加された第二のマルチメディア内容を得るために用いられ、
送信モジュール105は、リンクが追加された第二のマルチメディア内容をサーバにアップロードして、第二のマルチメディア内容の再生インタフェースにリンクを表示するために用いられる。
【0250】
いくつかの実施例では、送信モジュール105は、さらに、サーバに第二のマルチメディア内容をアップロードすることによって、サーバが通知メッセージをターゲット情報に関連する少なくとも一つのクライアントに送信するために用いられ、通知メッセージは、すでにマルチメディア形式でターゲット情報に返信したことを少なくとも一つのクライアントに通知するために用いられる。
【0251】
いくつかの実施例では、再生モジュール101は、さらに、第一のステッカーに対する第三の命令を受信した後、第一のステッカーにおけるターゲット情報に関連する少なくとも一つのマルチメディア内容の統合ページを表示するために用いられる。
【0252】
いくつかの実施例では、第一のマルチメディア内容は、ターゲットマルチメディア内容の再生インタフェースのコメント領域に表示されるターゲット情報にマルチメディア形式で返信する第四の命令を受信した後に取得されたものであり、
又は、第一のマルチメディア内容は、第三のステッカーに表示されるターゲット情報にマルチメディア形式で返信する第五の命令を受信した後に取得されたものである。
【0253】
いくつかの実施例では、再生モジュール101は、さらに、第一の命令に応答して、第二のマルチメディア内容の取得インタフェースへジャンプするために用いられ、
取得モジュール103は、具体的に、第二のマルチメディア内容の取得インタフェースにおける、第二のマルチメディア内容に対する取得命令を受信した後、第二のマルチメディア内容を取得するために用いられる。
【0254】
いくつかの実施例では、第二のマルチメディア内容の取得インタフェースには、ターゲット情報が含まれる第二のステッカーがさらに表示される。
【0255】
いくつかの実施例では、第二のステッカーの表示パラメータには、第二のステッカーの表示方式と、表示位置と、表示時間長とのうちの少なくとも一つを含む。
【0256】
いくつかの実施例では、再生モジュール101は、さらに、第二のマルチメディア内容を再生し、且つ第二のマルチメディア内容の再生インタフェースに第二のステッカーを表示するために用いられる。
【0257】
図6を参照すると、
図6は、本開示の実施例による情報返信装置の構造概略図である。
図6に示すように、本開示による情報返信装置100は、
図4又は
図5に示される装置構造を基に、お気に入りモジュール106をさらに含んでもよい。
【0258】
受信モジュール102は、さらに、ターゲット情報をお気に入りに入れるよう指示するための、第一のステッカーに対するお気に入り命令を受信するために用いられ、
お気に入りモジュール106は、お気に入り命令に応答して、ターゲット情報をお気に入りに入れるために用いられる。
【0259】
本開示による情報返信装置は、上記方法の実施例を実行することができ、その具体的な実現原理と技術的効果は、上記方法の実施例を参照すればよく、本開示はここでこれ以上説明しない。
【0260】
例示的に、本開示は、一つ又は複数のプロセッサと、メモリと、一つ又は複数のコンピュータプログラムとを含むクライアントを提供し、一つ又は複数のコンピュータプログラムがメモリに記憶され、一つ又は複数のプロセッサが一つ又は複数のコンピュータプログラムを実行するとき、クライアントに前記の実施例の情報返信方法を実現させる。
【0261】
例示的に、本開示は、ディスプレイと、メモリと、センサとを含む電子機器に用いられるチップシステムを提供し、チップシステムは、プロセッサを含み、プロセッサがメモリに記憶されるコンピュータ命令を実行するとき、電子機器は、前記の実施例の情報返信方法を実行する。
【0262】
例示的に、本開示は、コンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ可読記憶媒体を提供し、コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、電子機器に前記の実施例の情報返信方法を実現させる。
【0263】
例示的に、本開示は、コンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータに前記の実施例の情報返信方法を実行させる。
【0264】
例示的に、本開示は、一つ又は複数のプロセッサと、メモリと、一つ又は複数のコンピュータプログラムとを含む電子機器を提供し、ここで、一つ又は複数のコンピュータプログラムがメモリに記憶され、一つ又は複数のプロセッサが一つ又は複数のコンピュータプログラムを実行するとき、電子機器に前記の実施例の情報返信方法を実現させる。
【0265】
上記実施例では、機能の全部又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、又はソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実現されてもよい。ソフトウェアで実現される場合に、コンピュータプログラム製品の形式ですべて又は部分的に実現されてもよい。コンピュータプログラム製品は、一つ又は複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータ上でコンピュータプログラム命令をロード、実行するとき、すべて又は部分的に本開示の実施例によるフロー又は機能を生成する。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又は他のプログラマブル装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータがアクセス可能な任意の利用可能な媒体又は一つ又は複数の利用可能な媒体が統合されたサーバ、データセンターなどのデータ記憶機器であってもよい。利用可能な媒体は、磁性媒体、(例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)、又は半導体媒体(例えば、固体ハードディスク(solid state disk、SSD))などであってもよい。
【0266】
説明すべきこととして、本明細書では、例えば「第一」と「第二」などのような関係用語は、必ずしもこれらのエンティティ又は操作の間に任意のこのような実際の関係又は順序があることを要求又は暗示するのではなく、一つのエンティティ又は操作を別のエンティティ又は操作と区別するためにのみ使用される。そして、用語である「含む」、「包含」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的に表紙するものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は機器は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又は、このようなプロセス、方法、物品又は機器に固有の要素をさらに含む。それ以上の制限がない場合に、「一つの……を含む」という文によって限定される要素は、要素を含むプロセス、方法、物品又は機器に別の同じ要素が存在することを除外するものではない。
【0267】
以上は、当業者が本開示を理解又は実現できるための本開示の具体的な実施の形態に過ぎない。これらの実施例の様々な修正は当業者にとって明らかであり、本明細書では定義される一般的な原理は、本開示の精神又は範囲を逸脱することなく他の実施例で実現することができる。そのため、本開示は、本明細書に記載のこれらの実施例に限定されるものではなく、本明細書に開示された原理及び新規な特徴と一致する最も広い範囲に適合するものである。