(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-22
(45)【発行日】2024-08-30
(54)【発明の名称】LED照明装置
(51)【国際特許分類】
F21K 9/232 20160101AFI20240823BHJP
F21K 9/69 20160101ALI20240823BHJP
F21V 5/00 20180101ALI20240823BHJP
F21V 5/04 20060101ALI20240823BHJP
F21K 9/237 20160101ALI20240823BHJP
G02B 17/08 20060101ALI20240823BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20240823BHJP
【FI】
F21K9/232
F21K9/69
F21V5/00 510
F21V5/04 500
F21V5/04 650
F21K9/237
G02B17/08
F21Y115:10
(21)【出願番号】P 2020022928
(22)【出願日】2020-02-14
【審査請求日】2023-01-31
(73)【特許権者】
【識別番号】000001960
【氏名又は名称】シチズン時計株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000131430
【氏名又は名称】シチズン電子株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100097043
【氏名又は名称】浅川 哲
(74)【代理人】
【識別番号】100197996
【氏名又は名称】中村 武彦
(72)【発明者】
【氏名】萱沼 安昭
【審査官】宮下 浩次
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-036398(JP,A)
【文献】特開2018-189832(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21K 9/232
F21K 9/69
F21V 5/00
F21V 5/04
F21K 9/237
G02B 17/08
F21Y 115/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
配光レンズと、前記配光レンズに覆われたLED群と、を含む発光部を備え、
前記配光レンズは、環状の第1レンズと、
前記第1レンズの内周側
であって環の中心に向かって突出したブロック状の第2レンズと、を含み、
前記第1レンズは、外周部に第1出射面、上部に第1反射面、下部に第1入射面がそれぞれ設けられ、内側端部に、外周から前記中心に向かって順に入射面と反射面を有する第1爪部が設けられ、
前記第2レンズは、外周側に第2出射面、上部に第2反射面、下部に第2入射面、内側端部に、外周から前記中心に向かって順に入射面と反射面を有する第2爪部が設けられ、
前記第1レンズの環状につながった部分の内周側に前記第2レンズの外周側の第2出射面が
隣接して配置され、
前記LED群は、前記環状の第1レンズに対応した位置で環状に配列された第1LEDと、前記第1LEDからなる配列の内側において前記第2レンズに対応した位置に配置された第2LEDとを含み、
前記第1LEDは、前記第1入射面の下部に配置され、前記第2LEDは、前記第2入射面の下部に配置されていることを特徴とするLED照明装置。
【請求項2】
配光レンズと、前記配光レンズに覆われたLED群と、を含む発光部を備え、
前記配光レンズは、環状に一周つながった第1レンズと、前記第1レンズの内周側であって環の中心に向かって突出したブロック状の第2レンズと、を含み、
前記第1レンズは、外周部に第1出射面、上部に第1反射面、下部に第1入射面がそれぞれ設けられ、内側端部に、外周から前記中心に向かって順に入射面と反射面を有する第1爪部が設けられ、
前記第2レンズは、外周側に第2出射面、上部に第2反射面、下部に第2入射面、内側端部に、外周から前記中心に向かって順に入射面と反射面を有する第2爪部が設けられ、
前記第1レンズの内周側に前記第2レンズの外周側の第2出射面が隣接して配置され、
前記LED群は、前記環状の第1レンズに対応した位置で環状に配列された第1LEDと、前記第1LEDからなる配列の内側において前記第2レンズに対応した位置に配置された第2LEDとを含み、
前記第1LEDは、前記第1入射面の下部に配置され、前記第2LEDは、前記第2入射面の下部に配置されていることを特徴とするLED照明装置。
【請求項3】
前記第1レンズは
、円環状に形成されている請求項1
又は2に記載のLED照明装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、LEDの上部に配光分布を調整するレンズを備えたLED照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
LED電球など小型で取り付け容易なLED照明装置が広く上市されている。このLED発光装置は、LEDが上方向に強い指向性を有するため、横方向から口金方向(下方向)に至る角度範囲が暗くなりやすい。そこで、LEDの直上にレンズを配置し、配光分布が口金方向まで広がるように調整することがある。
【0003】
例えば、特許文献1には、環状に配列したLEDを覆う環状のレンズにより配光分布を調整したLED照明装置(LED電球)が示されている。そこで、特許文献1の
図1、
図3及び
図4を、それぞれ本願の
図6、
図7及び
図5に引用し、特許文献1に示されたLED照明装置ついて説明する。なお、引用にあたり符号を変更している。()には、特許文献1で使用された用語を記載する。
【0004】
図5は、従来例として示すLED照明装置100(LED電球)の側面図である。なお、内部構造の説明のため、一部分を断面図としている。LED照明装置100は、LED121を含む発光部120を光源とするLED電球である。発光部120は、LED121以外に、LED121が実装される実装基板122(基板)、実装基板122を支持するヒートシンク104、及びLED121を覆う配光レンズ110(レンズ)を含み、上部がグローブ101で覆われている。
【0005】
また、LED照明装置100は、ケース102を備えている。ケース102の上部にはグローブ101、下部には口金103が取り付けられている。LED121の発する熱は、実装基板122及びヒートシンク104を経て、ケース102から外部に放出される。
【0006】
図6は、LED照明装置100に含まれる発光部120の斜視図である。なお、配光レンズ110は、円環状であるが、下部の状態を明示するため一部分を切断して描いている。
図6に示すように、円盤状の実装基板122にはLED121が円環状に配列している。実装基板122は、セラミックや表面を絶縁処理したアルミニウムなどを基材とし、上面に配線が形成されている。LED121は、LEDダイを蛍光樹脂で被覆したパッケージ品である。
【0007】
図7は、
図6のCC´線に沿って描いた発光部120の要部断面図である。配光レンズ110は、下部入射面111、上部反射面112、及び外周側出射面113を備えている。さらに、配光レンズ110は、内周端部で下方に垂れ下がる爪部を備え、爪部は、内周側入射面114、内周側出射面115、内周側反射面116を備えている。
【0008】
図7に示すように、LED照明装置100が放射する光線群には、上部反射面112で反射し下方に向かう光線L101、同様に上部反射面112で反射し横方向に向かう光線L102、爪部の内周側反射面116で反射し斜め上方に向う光線L103、下部入射面111と内周側入射面114の間を通って斜め上方に向かう光線L104、その他内周側出射面115から上方に向かう光線L105、光線L106などが含まれる。
【0009】
また、LED照明装置100は、様々な方向に向かう光線L101~L106等を発生させ良好な配光分布を得ながら、爪部によりLED121と配光レンズ110の相対位置
に係る許容量(公差)を大きくし製造上の困難性を回避していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【文献】特開2018-189832号公報 (
図1、
図3、
図4)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
しかしながら、LED照明装置100のように良好な配光分布を実現できるLED照明装置においても、一般的課題である明るさの向上(光束の増加)が求められるようになってきた。ところが、LED照明装置100が記載された特許文献1には、光束を増加させるための記載や示唆がなかった。
【0012】
そこで、本発明のLED照明装置は、良好な配光分布及び製造のしやすさを維持したまま、光束を増加させることができるLED照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記課題を解決するため、本発明のLED照明装置は、配光レンズと、前記配光レンズに覆われたLED群とを含む発光部を備え、前記配光レンズは、環状の第1レンズと、第1レンズから環の中心に向かって突出した第2レンズとを含み、前記第1レンズは、外周部に第1出射面、上部に第1反射面、下部に第1入射面がそれぞれ設けられ、内側端部に、外周から前記中心に向かって順に入射面と反射面を有する第1爪部が設けられ、前記第2レンズは、前記外周側に第2出射面、上部に第2反射面、下部に第2入射面、側部に反射側面がそれぞれ設けられ、内側端部に、外周から前記中心に向かって順に入射面と反射面を有する第2爪部が設けられ、前記LED群は、環状に配列した第1LEDと、前記第1LEDからなる配列の内側に配置された第2LEDとを含み、前記第1LEDは、前記第1入射面の下部に配置され、前記第2LEDは、前記第2入射面の下部に配置されていることを特徴とする。
【0014】
本発明のLED照明装置が備える発光部は、配光レンズとLED群を含む。配光レンズは、第1レンズと第2レンズからなる。第1レンズは、円環状に配列した第1LEDを覆い、第2レンズは、この配列の内側に配置された第2LEDを個別に覆う。第1LEDの発光のうち第1入射面から第1レンズに入射する光は、多くの成分が第1反射面で反射し、第1出射面からLED照明装置の上下斜め横方向に放射される。同様に、第2LEDの発光のうち第2入射面から第2レンズに入射する光は、多くの成分が第2反射面で反射し、第2出射面からLED照明装置の上下斜め横方向に放射される。
【0015】
第1LEDの発光のうち第1爪部に入射する光は、多くの成分が第1爪部の反射面で反射しLED照明装置の上方向に進行する。同様に、第2LEDの発光のうち第2爪部に入射する光は、多くの成分が第2爪部の反射面で反射しLED照明装置の上方向に進行する。その他の光も、配光レンズに入射したのち、多様な経路を経てLED照明装置の上方から下方に放射される。
【0016】
このとき、第1レンズと第2レンズの連結部から上方向に漏れ出ようとする成分の光は、第2レンズが第2LEDを個別に覆うことで連結部を小型化しているため抑制される。
【0017】
前記第2レンズの前記反射側面同士は、略平行であっても良い。
【発明の効果】
【0018】
以上のように、本発明のLED照明装置は、円環状に多数の第1LEDを配置し、さら
にこの配列の内側に第2LEDを配置することにより光束の増加を図っても、環状の第1レンズに対しブロック状の第2レンズが離散的に連結されていることから、第1レンズと第2レンとの連結部から上方への漏れ出そうとする光が抑制される。また、第1爪部と第2爪部を備えることにより、配光レンズとLED群の相対位置が多少ずれても、LED群の発光は、ほとんど配光レンズに入射し、配光レンズを経ないで直接的に上方へ放射されることが極めて少なくなる。
【0019】
したがって、本発明のLED照明装置は、良好な配光分布及び製造しやすさを維持したまま、光束を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】本発明の実施形態として示すLED照明装置に含まれる発光部の斜視図である。
【
図5】従来例として示すLED照明装置の側面図である。
【
図6】
図5に示すLED照明装置に含まれる発光部の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、
図1~
図4を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する(従来例として示した
図5も一部参照する。)。なお、本発明の実施形態として示すLED照明装置9は、発光部20(
図1参照)に特徴的な構成を有するが、この特徴的な構成を除き、従来技術として示したLED照明装置100(
図5参照)と構造や外形が共通する。すなわち、
図5において発光部120を発光部20に置き換えることによってLED照明装置9が得られる。この発光部20は、略軸対象であるため、筐体への取り付け構造を変更することで、筒状のダウンライトなど軸対象な筐体を備えた他のLED照明装置にも適用できる。そこで、
図1~
図4では、発光部20について詳細に説明する。また、図面の説明において、同一又は相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0022】
図1は、LED照明装置9(
図5参照)に含まれる発光部20の斜視図である。なお、図中、立体形状を認識しやすくさせるため、透明材料からなる配光レンズ10に含まれる第1爪部14a(
図3参照)の反射面16a及び第2爪部14b(
図3参照)の反射面16b、並びに第2レンズ10bの反射側面17及び第2出射面13bを網掛けしている。同様に、第1レンズ10aには、第1反射面12aが曲面であることを示すため破線を描き加えている。
【0023】
図1に示すように、発光部20は、配光レンズ10、実装基板22、ヒートシンク23を備えている。配光レンズ10は、円環状の第1レンズ10aと、第1レンズ10aから円環の中心に向かって突き出したブロック状の4つの第2レンズ10bを含み、ヒートシンク23に積層している。配光レンズ10の開口部からは、実装基板22及びネジ24が観察される。なお、第2レンズ10bの直下に配置された第2LED10b(
図2及び
図3参照)は、目視されるが図示していない。
【0024】
図2は、発光部20の平面図である。
図2に示すように、配光レンズ10、実装基板22、ヒートシンク23、ネジ24は同心配置している。なお、実装基板22は、表面に配線を備えるとともにセラミック等の熱伝導率の高い材料を基材とする円盤であり、平面視したときの外形は、配光レンズ10の外周とほぼ一致する。ヒートシンク23もAlなど熱伝導率の高い材料からなる。
【0025】
配光レンズ10の下方には、第1LED21a及び第2LED21bからなるLED群が配置される。LED群を構成する22個の第1LED21aは、第1レンズ10aの下部に配置され円環状に配列している。LED群を構成する4個の第2LED21bは、第1LED21aで構成される円環の内側に配置されるとともに、第2レンズ10bの下部に配置される。なお、図中、第1LED21a及び第2LED21bを示す点線は、透視図形として第1LED21a及び第2LED21bの位置及び外形を示すものであり、配光レンズ10の屈折や反射により図の通りに目視できるものではない。
【0026】
図3及び
図4は、それぞれ
図2のAA´線及びBB´に沿う発光部20の要部断面図である。
図3及び
図4に示されるように、実装基板22は、ヒートシンク23に積層し、図示していないネジ24(
図2参照)でヒートシンク23に固定される。実装基板22上には、第1LED21a及び第2LED21bが実装され、それぞれの上部に第1レンズ10a及び第2レンズ10bが配置される。
【0027】
図3には、第1レンズ10aと第2レンズ10bが連結されている様子が示されている。
図3に示すように、第1レンズ10aの外周部には第1出射面13a、上部には第1反射面12a、下部には第1入射面11aが設けられている。第1レンズ10aの内周側(図の右側)は、第1レンズ10aと第2レンズ10bの連結部となっているため、第1レンズ10aの本来の断面形状(
図4参照)が不明瞭になっているが、連結部の下部には第1レンズ10aの第1爪部14aの一部分が観察される。第2レンズ10bの外周側には第2出射面13b、上部には第2反射面12b、下部には第2入射面11bが設けられている。さらに、第2レンズ10bの内側端部には第2爪部14b取り付けられている。第2爪部14bは、入射面15b及び反射面16bを備えている。
【0028】
図4には、第1レンズ10aの本来の断面形状が示されている。
図4に示すように、第1レンズ10aの外周側には第1出射面13a、上部には第1反射面12a、下部には第1入射面11aが設けられている。さらに、第1レンズ10aの内側端部には第1爪部14aが取り付けられている。第1爪部14aは、入射面15a及び反射面16aを備えている。
【0029】
また、
図3及び
図4に代表的な(強度の大きい)光線L1~L7を示した。
図3及び
図4に示すように、光線L1、L5は、第1LED21aを発し、第1入射面11aから第1レンズ10aに入射し、第1反射面12aで反射し、第1出射面13aからLED照明装置9(
図5参照)の下方向に出射する。同様の経路で、光線L2、L6は、LED照明装置9の横方向に出射する。
図3に示すように、光線L3は、第2LED21bを発し、第2入射面11bから第2レンズ10bに入射し、第2反射面12bで反射して第2出射面13bからLED照明装置9の上斜め横方向に出射する。
図3及び
図4に示すように、光線L4及び光線L7は、それぞれ第2爪部14bの反射面16b及び第1爪部14aの反射面16aで反射し、LED照明装置9の上方へ出射する。
【0030】
その他の光線も、配光レンズ10を通る様々な経路でLED照明装置9の上方から下方に放射される。しかしながら、第1レンズ10aと第2レンズ10bの連結部からLED照明装置9の上方に出射しようとする光は、第2レンズ10bが第2LED21bを個別に覆う(ブロッ化されている)ことで連結部を小型化しているため抑制される。さらに、配光レンズ10が第1爪部14a及び第2爪部14bを備えているため、配光レンズ10とLED群の相対位置が多少ずれても、第1LED21a及び第2LED21bから内周側斜め上方に発する光が第1爪部14a及び第2爪部14bに入射し、配光レンズ10を通らずLED照明装置9の上方に直接的に放射されることはない。
【0031】
図1~
図4示すように、発光部20を含む本実施形態のLED照明装置9は、光束の増加に際し、できるだけ多くの第1LED21aを環状に配置し、その内側に必要最低限の第2LED21bを配置している。このとき、内側の第2LED21bの発光を横方向に向かわせるため、第2レンズ10bは、形状を(環状ではなく)1つの第2LED21b(複数個でもよい)に対応した1つのブロックとして配置される。このブロック状の第2レンズ10bは、環状に配置された第1LED21aより内側に配置される。第2レンズ10bは、第2LED21bからの光を取り込む第2入射面11bと、第2入射面11bから入射した光を全反射させて斜め横から斜め下方向の角度範囲に反射させる第2反射面12bと、第2反射面12bで反射した光を出射する第2出射面13bとを備え、さらに、ブロックを構成するための反射側面17を有する。ブロックの両側に配置された反射側面17は、10°以下の抜きテーパがあるので、第2入射面11b及び第2反射面12bに対する交差角度が略垂直になる。すなわち、対向する反射側面17同士は、略平行に構成される。
【0032】
以上のように、本実施形態のLED発光装置9は、良好な配光分布及び製造のしやすさを維持したまま、光束を増加させることができる。
【0033】
なお、本実施形態のLED発光装置9では、第2レンズ10bに含まれる2つの反射側面17が略平行であった。これは、平面視したとき、第2LED21bを発し、反射側面17及び第2反射面12bで反射しながら第2出射面13bから広がる(平面視した場合)ようにして出射する光線が、4個の第2レンズ10bでLED照明装置9の全周をカバーできるからである。第2LED21bの個数をさらに増やす場合は、第2レンズ10bの平面形状を、中心側(ネジ24側)を要とする扇型としても良い。このようにすると、第2出射面13bから出射する光線の広がりが小さくなるが、第2レンズ10bの個数を増加させることで全周がカバーできる。しかしながら、第2レンズ10bの平面形状を、外周側を要とする扇型とすると、反射側面17から光漏れが生じるので好ましくない。
【符号の説明】
【0034】
9…LED照明装置、
10…配光レンズ、
10a…第1レンズ、
10b…第2レンズ、
11a…第1入射面、
11b…第2入射面、
12a…第1反射面、
12b…第2反射面、
13a…第1出射面、
13b…第2出射面、
14a…第1爪部、
14b…第2爪部、
15a…第1爪部の入射面、
15b…第2爪部の入射面、
16a…第1爪部の反射面、
16b…第2爪部の反射面、
17…反射側面、
20…発光部、
21a…第1LED、
21b…第2LED、
22…実装基板、
23…ヒートシンク、
24…ネジ。