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特許7542934空気調和装置用ワイヤレスリモコンユニットを備えた空気調和装置
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  • 特許-空気調和装置用ワイヤレスリモコンユニットを備えた空気調和装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-23
(45)【発行日】2024-09-02
(54)【発明の名称】空気調和装置用ワイヤレスリモコンユニットを備えた空気調和装置
(51)【国際特許分類】
   F24F 11/56 20180101AFI20240826BHJP
   F24F 13/20 20060101ALI20240826BHJP
   F24F 11/52 20180101ALI20240826BHJP
   H04Q 9/00 20060101ALI20240826BHJP
【FI】
F24F11/56
F24F1/0007 401C
F24F11/52
H04Q9/00 301D
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2018223452
(22)【出願日】2018-11-29
(65)【公開番号】P2020085391
(43)【公開日】2020-06-04
【審査請求日】2021-11-11
【審判番号】
【審判請求日】2023-05-31
(73)【特許権者】
【識別番号】516299338
【氏名又は名称】三菱重工サーマルシステムズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100112737
【弁理士】
【氏名又は名称】藤田 考晴
(74)【代理人】
【識別番号】100136168
【弁理士】
【氏名又は名称】川上 美紀
(74)【代理人】
【識別番号】100172524
【弁理士】
【氏名又は名称】長田 大輔
(72)【発明者】
【氏名】久松 史穏
(72)【発明者】
【氏名】岡村 和美
(72)【発明者】
【氏名】布目 好教
【合議体】
【審判長】水野 治彦
【審判官】村山 美保
【審判官】間中 耕治
(56)【参考文献】
【文献】特開2008-170133(JP,A)
【文献】実開昭56-96217(JP,U)
【文献】国際公開第2016/157479(WO,A1)
【文献】特開平10-82547(JP,A)
【文献】特開2007-139227(JP,A)
【文献】特開2005-106447(JP,A)
【文献】実開平7-26987(JP,U)
【文献】特開平11-25701(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24F 11/00 - 11/89
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
室内機と、空気調和装置用ワイヤレスリモコンユニットとを備え、
前記空気調和装置用ワイヤレスリモコンユニットは、
前記室内機の吹出し口に設けられた上下フラップおよび/または左右ルーバーの位置の制御指令を行う制御スイッチと、
前記制御スイッチのオン操作に基づく電気信号入力時間に対応する所定量だけ前記上下フラップおよび/または前記左右ルーバーの回動指令を出力する制御部と、
を備え、
回動位置が目視できる先端に蓄光部が設けられた前記上下フラップおよび/または前記左右ルーバーを備え
前記上下フラップおよび/または前記左右ルーバーの回動を制御する回動制御モードと、前記上下フラップおよび/または前記左右ルーバーの回動速度を変更する回動速度モードとを切り替えることができるモード切替釦を備え、
前記制御部は、前記モード切替釦による切替後のモードが前記回動速度モードの場合に、前記制御スイッチによって回動速度を変化させる空気調和装置。
【請求項2】
前記オン操作は、前記制御スイッチの長押しにより行われる請求項1に記載の空気調和装置。
【請求項3】
前記吹出し口から吹き出す空気の流れ方向を3次元で表示させる表示部を備えた請求項1または2に記載の空気調和装置。
【請求項4】
前記上下フラップおよび/または前記左右ルーバーの最大開口時または最大閉口時に通知する通知部を備えた請求項1から3のいずれかに記載の空気調和装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気調和装置用ワイヤレスリモコンユニットを備えた空気調和装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば家庭用の空気調和装置では、室内機の吹出し口に上下フラップおよび/または左右ルーバーを備えたものが知られている。上下フラップおよび/または左右ルーバーの回動位置は、リモコンによって操作できるようになっている(下記特許文献1及び2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2003-240325号公報
【文献】特開2002-13792号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1及び2には、室内機の吹出し口に設けた上下フラップおよび/または左右ルーバーをそれぞれ制御可能な十字形釦を備えたリモコン上で、十字形釦のスイッチオン操作によって上下フラップおよび/または左右ルーバーの位置を回動させることが開示されている。この時、十字形釦の上下左右いずれかを1回押すと、その方向に上下フラップおよび/または左右ルーバーが一定量だけ回動するようになっている。このため、十字形釦のスイッチオン操作によって制御される上下フラップおよび/または左右ルーバーの回動位置は段階的にしか調整できない。これでは、必ずしもユーザにとって快適な風向きを実現できているとはいえない。
【0005】
また、特許文献2では、空気調和装置用ワイヤレスリモコンのディスプレイ上に、上下フラップおよび/または左右ルーバーの設定位置(風向)を表示させることが開示されている。しかし、ディスプレイ上で設定位置を正確に表示させることは画面スペースの制約から、簡略化させなければならず、実際の位置とは一致しないことが多い。このため、ユーザの好みに応じた風向調整が困難となっている。
【0006】
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ユーザの好みに応じた風向調整を可能とする空気調和装置用ワイヤレスリモコンユニットを備えた空気調和装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る空気調和装置用ワイヤレスリモコンユニットを備えた空気調和装置は、室内機と、空気調和装置用ワイヤレスリモコンユニットとを備え、前記空気調和装置用ワイヤレスリモコンユニットは、前記室内機の吹出し口に設けられた上下フラップおよび/または左右ルーバーの位置の制御指令を行う制御スイッチと、前記制御スイッチのオン操作に基づく電気信号入力時間に対応する所定量だけ前記上下フラップおよび/または前記左右ルーバーの回動指令を出力する制御部と、備え、回動位置が目視できる先端に蓄光部が設けられた前記上下フラップおよび/または前記左右ルーバーを備えている。
【0008】
室内機の吹出し口に設けた上下フラップおよび/または左右ルーバーの位置を、制御スイッチのオン操作に基づく電気信号入力時間に対応する所定量だけ回動させることとした。これにより、上下フラップおよび/または左右ルーバーを任意の位置にユーザの意図に応じて設定でき、その結果、ユーザの好みに応じた快適な風向きが得られることになる。
【0009】
さらに、本開示の一態様に係る空気調和装置用ワイヤレスリモコンユニットを備えた空気調和装置では、前記オン操作は、前記制御スイッチの長押しにより行われる。
【0010】
制御スイッチの長押しによって上下フラップおよび/または左右ルーバーの位置を任意量だけ回動させることができるので、ユーザの好みに応じた操作が可能となる。
具体的な制御スイッチとしては、例えば、十字形釦、ジョイスティック等が挙げられる。
【0011】
さらに、本開示の一態様に係る空気調和装置用ワイヤレスリモコンユニットを備えた空気調和装置では、前記吹出し口から吹き出す空気の流れ方向を3次元で表示させる表示部を備えている。
【0012】
室内機の吹出し口から吹き出す空気の流れを表示部に3次元で表示させることによって、ユーザは空気の流れを直感的に把握することができる。これにより、ユーザは表示部を見ながら、上下フラップおよび/または左右ルーバーの位置調整を好みに応じて行うことができる。
【0013】
さらに、本開示の一態様に係る空気調和装置用ワイヤレスリモコンユニットを備えた空気調和装置では、前記上下フラップおよび/または前記左右ルーバーの最大開口時または最大閉口時に通知する通知部を備えている。
【0014】
前記上下フラップおよび/または前記左右ルーバーの最大開口時または最大閉口時にユーザに通知させることによって、ユーザが制御スイッチの長押しを過剰に長く続けることを回避できる。通知部は、制御部によって制御され、例えば、音や光を発するように構成されている。
【0015】
さらに、本開示の一態様に係る空気調和装置用ワイヤレスリモコンユニットを備えた空気調和装置では、前記上下フラップおよび/または前記左右ルーバーの回動を制御する回動制御モードと、前記上下フラップおよび/または前記左右ルーバーの回動速度を変更する回動速度モードとを切り替えることができるモード切替釦を備え、前記制御部は、前記モード切替釦による切替後のモードが前記回動速度モードの場合に、前記制御スイッチによって回動速度を変化させる。
【0016】
制御スイッチを用いて、前記上下フラップおよび/または前記左右ルーバーの位置以外に、回動速度についても調整できるようにすることとした。これにより、ユーザが上下フラップおよび/または左右ルーバーの大まかな位置決め時には回動速度を速く、微調整時には回動速度を遅く設定するなど、ユーザの好みに応じた回動速度操作を行うことができる。
【0017】
また、本開示の一態様に係る空気調和装置では、前記上下フラップおよび/または前記左右ルーバーの先端に蓄光部を設けてもよい。
【0018】
前記上下フラップおよび/または前記左右ルーバーの先端に蓄光部を設けることによって、室内が暗い場合であっても位置を視認できるので、ユーザは実際の位置を目視で確認しながら、空気調和装置用ワイヤレスリモコン操作で位置調整を行うことができる。蓄光部としては、例えば、上下フラップや左右ルーバーの先端に蓄光塗料を塗布することによって設けることができる。
【0019】
また、前記空気調和装置用ワイヤレスリモコンの表示部において、前記室内機の吹出し口からの空気の流れを見ながら、上下フラップおよび/または左右ルーバーの位置調整を行う場合、蓄光部を視認することで、位置調整の精度が向上する。
【発明の効果】
【0020】
室内機の吹出し口に設けた上下フラップおよび/または左右ルーバーの位置を制御スイッチのオン操作に基づく電気信号入力時間に対応する所定量だけ回動させることとしたので、上下フラップおよび/または左右ルーバーの任意の位置を設定することができ、ユーザの好みに応じた快適な空気調和を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】本開示の一実施形態に係る空気調和装置用ワイヤレスリモコンを用いた空気調和装置の斜視図である。
図2図1に示す空気調和装置用ワイヤレスリモコン操作釦の配置例の平面図である。
図3図2に示す空気調和装置用ワイヤレスリモコンの代替としてスマートフォンを使用した場合の操作釦の配置例の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下に、本開示の一実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。図1に示されているように、空気調和装置1は、室内の壁面等に据え付けられる室内機2と、冷媒配管5を介して屋外に据え付けられ、圧縮機や室外熱交換器を備えた室外機6と、空気調和装置1を運転操作する双方向型のワイヤレスリモコン(空気調和装置用ワイヤレスリモコンユニット)7等から構成されている。
【0023】
室内機2は、内部に室内熱交換器や送風ファンを備えている。室内機2は、正面の下部に設けられた吹出し口に上下フラップ3および左右ルーバー4を備えている。上下フラップ3は、水平方向に延在する板状体とされており、水平方向の回動軸を中心として先端側(手前側)が上下方向に図示しない駆動モータによって回動する。上下フラップ3は、1枚であっても2枚以上であっても良い。左右ルーバー4は、鉛直方向に向けて延在する複数の板状体とされている。左右ルーバー4の各板状体は、水平方向に間隔を空けて複数設けられている。左右ルーバー4の各板状体は、リンクによって整列した状態で先端側(手前側)が左右方向に図示しない駆動モータによって回動するようになっている。
【0024】
上下フラップ3および/または左右ルーバー4の位置調整によって、ユーザの好みに応じた風向きが設定される。室内機2の本体内部には室内機側制御装置(図示省略)が内蔵されており、ワイヤレスリモコン7のリモコン側制御部(制御部)12との間の信号の送受信によって、空気調和装置1が運転制御されるようになっている。
【0025】
ワイヤレスリモコン7は、空気調和装置1の運転操作を行うとともに、空気調和装置1の運転状況を表示することが可能な双方向型のワイヤレスリモコン7である。ワイヤレスリモコン7の本体には、図2に示されるように、運転制御指令用の十字形釦(制御スイッチ)8の他、運転切替、温度、風向き、風量、タイマー、(モード切替or速度)等、複数の操作釦9が配列されている。本体を正面視した場合の上方部には、操作内容や空気調和装置1の運転状況を表示するための表示部10が設けられている。十字形釦8及び各操作釦9の入力信号は、リモコン側制御部12に送信される。
【0026】
ワイヤレスリモコン7の十字形釦8について、ユーザが好む風向きの釦を選択の上、押圧してオン操作すると、釦を押し続けている間は、ワイヤレスリモコン7のリモコン側制御部12の送信部13から室内機側制御装置に向かって信号が継続的に送信される。送信された信号は、室内機側制御装置にて電気信号に変換され、運転制御指令として上下フラップ3および左右ルーバー4を回動させる駆動モータに入力される。
【0027】
リモコン側制御部12や室内機側制御部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体等から構成されている。そして、各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラムの形式で記憶媒体等に記憶されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、各種機能が実現される。なお、プログラムは、ROMやその他の記憶媒体に予めインストールしておく形態や、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等である。
【0028】
室内機側制御装置は、リモコン側制御部12から信号が継続して入力されている期間にわたって、上下フラップ3および/または左右ルーバー4を回動し続ける。これにより、ユーザの好みに応じた詳細な風向き調整が可能となる。
【0029】
なお、十字形釦8は、上下左右または任意の方向に所定量回動させるための電気信号入力手段を備えていれば、ジョイスティック等、十字形釦8以外のものを使用してもよい。
十字形釦8を斜めに押した(上下釦および/または左右釦を同時に押した)場合は、上下方向の入力時間および左右方向の入力時間に応じて上下フラップ3および左右ルーバー4が同時に回動することになる。
【0030】
ワイヤレスリモコン7の表示部10には、室内機2の吹出し口からの空気(空調風)の流れが3次元で表示される。具体的には、図2に示すように、空気の流れが、室内機2を正面視した場合に上下左右方向だけでなく奥行き方向についても示される。ユーザは、表示部10を見ながら、風向き調整を行ってもよい。
【0031】
ワイヤレスリモコン7には、通知部15が設けられている。通知部15は、ワイヤレスリモコン7の十字形釦8を過剰に長く押し続けることを防止するために、上下フラップ3および/または左右ルーバー4の最大開口時または最大閉口時にユーザに通知する。通知部15としては、光を発する発光手段(例えばLED)や、音を発する発報手段(例えばスピーカ)が好適である。具体的には、ワイヤレスリモコン7の十字形釦8を押し続けて、上下フラップ3および/または左右ルーバー4が最大開口時または最大閉口時に達した場合に、リモコン側制御部12は、運転制御指令が入力され続けているにもかかわらず、上下フラップ3および/または左右ルーバー4が回動しないことを検知することによって、室内機2から音または光が発せられるようになっている。
【0032】
ワイヤレスリモコン7の本体に上下フラップ3および/または左右ルーバー4の回動速度についても調整可能なモード切替釦を設けても良い。モード切替釦は、上下フラップ3および/または左右ルーバー4の回動を制御する回動制御モードと、上下フラップ3および/または左右ルーバー4の回動速度を変更する回動速度モードとを切り換える。モード切替釦によって回動速度モードに切り替えた後、十字形釦8のオン操作を続けることにより、回動速度を変化させることができるようになっている。
【0033】
例えば、十字形釦8の上側部分を押し続けると、回動速度が速くなり、十字形釦8の下側部分を押し続けると、回動速度が遅くなるように設定する。室内機側制御装置では上下フラップ3および/または左右ルーバー4の位置調整の場合と同様に、ユーザが押圧して十字形釦8をオン操作すると、釦を押し続けている間は、リモコン側制御部12から室内機側制御装置に向かって信号が継続的に送信される。室内機側制御装置は、リモコン側制御部12からの信号が継続して入力されている期間にわたって、上下フラップ3および/または左右ルーバー4の回動速度を変化させ続ける。こうすることによって、ユーザが上下フラップ3および/または左右ルーバー4の大まかな位置決め時には回動速度を速く、微調整時には回動速度を遅く設定するなど、ユーザの好みに応じた回動操作を行うことができる。
【0034】
上下フラップ3および/または左右ルーバー4の先端(手前側)に蓄光塗料を塗布することによって蓄光部を形成しても良い。これにより、ユーザは、室内が暗い場合であっても上下フラップ3および/または左右ルーバー4の実際の回動位置を目視で確認しながら、ワイヤレスリモコン7の操作で位置調整を行うことができる。したがって、前記ワイヤレスリモコン7の表示部10を見ながら、行う場合よりも精度良く位置調整を行うことができる。
【0035】
なお、図3に変形例として示されるように、図2に示した空気調和装置用ワイヤレスリモコン7の代わりにスマートフォンやタブレット等の携帯型情報端末7’に置き換えて操作してもよい。
【0036】
携帯型情報端末7’は、室内機2との間で情報通信を行う設定が可能となっている。携帯型情報端末7’には、表示面に、図2の十字形釦8に相当する十字形釦表示部8’と、図2の操作釦9に相当する操作釦表示部9’と、図2の表示部10に相当する表示部10’が表示される。
【0037】
携帯型情報端末7’のタッチパネルに表示された十字形釦表示部8’へのタップ操作は、図2に示した十字形釦8の長押しと同様の機能を果たす。すなわち、十字形釦表示部8’を長押しすることによって、上下フラップ3および/または左右ルーバー4の回動位置や、回動速度を調整できるようになっている。
【符号の説明】
【0038】
1 空気調和装置
2 室内機
3 上下フラップ
4 左右ルーバー
5 冷媒配管
6 室外機
7 ワイヤレスリモコン(空気調和装置用ワイヤレスリモコン)
7’ 携帯型情報端末(空気調和装置用ワイヤレスリモコン)
8 十字形釦(制御スイッチ)
8’ 十字形釦表示部(制御スイッチ)
9 操作釦
9’ 操作釦表示部
10,10’ 表示部
12 リモコン側制御部(制御部)
13 送信部
15 通知部
図1
図2
図3