(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-23
(45)【発行日】2024-09-02
(54)【発明の名称】装置、及びシステム
(51)【国際特許分類】
H04N 23/55 20230101AFI20240826BHJP
G03B 11/00 20210101ALI20240826BHJP
H04N 23/12 20230101ALI20240826BHJP
H04N 23/667 20230101ALI20240826BHJP
H04N 25/10 20230101ALI20240826BHJP
【FI】
H04N23/55
G03B11/00
H04N23/12
H04N23/667
H04N25/10
(21)【出願番号】P 2020119816
(22)【出願日】2020-07-13
【審査請求日】2023-07-05
(73)【特許権者】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100110412
【氏名又は名称】藤元 亮輔
(74)【代理人】
【識別番号】100104628
【氏名又は名称】水本 敦也
(74)【代理人】
【識別番号】100121614
【氏名又は名称】平山 倫也
(72)【発明者】
【氏名】井上 智暁
【審査官】彦田 克文
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-208778(JP,A)
【文献】特開2010-276442(JP,A)
【文献】特開2009-033222(JP,A)
【文献】特開2020-064161(JP,A)
【文献】国際公開第2013/179620(WO,A1)
【文献】特開2009-258618(JP,A)
【文献】特開2016-218991(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 23/55
H04N 23/667
G03B 11/00
H04N 25/10
H04N 23/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
物体の複数の分光画像を取得可能
な装置であって、
前記複数の分光画像のうち使用者による入力に応じた記録波長帯域に対応する分光画像に関する情報を記憶部に保存する制御
部を有
し、
前記装置は、夫々が異なる光軸を有し、前記物体の像を形成する複数のレンズ部と、夫々が前記光軸のうち一つの光軸上に配置される複数のフィルタとを介して前記物体を撮像することにより、前記複数の分光画像を取得することを特徴とす
る装置。
【請求項2】
前記複数のフィルタは、互いに異なる透過特性を有する第1及び第2のフィルタを含
むことを特徴とする請求項1に記載
の装置。
【請求項3】
前記複数のフィルタは、前記装置に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記複数のフィルタの透過特性に関する情報を取得する取得部を更に有し、
前記
入力は、前記複数のフィルタの透過特性に関する情報に
関連することを特徴とする請求項
1乃至3の何れか一項に記載
の装置。
【請求項5】
前記複数のフィルタの透過特性に関する情報に基づく複数の波長帯域を表示する表示部を更に有し、
前記
入力は、
表示された前記複数の波長帯域に
基づくことを特徴とする請求項
1乃至3
の何れか一項に記載
の装置。
【請求項6】
前記複数のフィルタの透過特性に関する情報に基づく分光分析が可能な評価指標を表示する表示部を更に有し、
前記
入力は、
表示された前記評価指標に
基づくことを特徴とする請求項
1乃至3
の何れか一項に記載
の装置。
【請求項7】
前記入力は、入力ボタン、タッチパネル、アイトラッカーの少なくとも一つを用いて実行されることを特徴とする請求項1乃至
3の何れか一項に記載
の装置。
【請求項8】
物体の複数の分光画像を取得可能な装置と
、
夫々が
異なる光軸を有し、前記物体の像を形成する複数のレンズ部
と、夫々が前記光軸のうち一つの光軸上に配置され
る複数のフィルタ
とを備える光学装置とを有
し、
前記装置は、前記複数の分光画像のうち使用者による入力に応じた記録波長帯域に対応する分光画像に関する情報を記憶部に保存する制御部を備え、前記複数のレンズ部と前記複数のフィルタとを介して前記物体を撮像することにより、前記複数の分光画像を取得することを特徴とす
るシステム。
【請求項9】
前記複数のフィルタは、互いに異なる透過特性を有する第1及び第2のフィルタを含むことを特徴とする請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記複数のフィルタは、前記装置に対して着脱可能であることを特徴とする請求項8に記載のシステム。
【請求項11】
前記複数のフィルタの透過特性に関する情報を取得する取得部を更に有し、
前記入力は、前記複数のフィルタの透過特性に関する情報に関連することを特徴とする請求項8乃至10の何れか一項に記載のシステム。
【請求項12】
前記複数のフィルタの透過特性に関する情報に基づく複数の波長帯域を表示する表示部を更に有し、
前記入力は、表示された前記複数の波長帯域に基づくことを特徴とする請求項8乃至10の何れか一項に記載のシステム。
【請求項13】
前記複数のフィルタの透過特性に関する情報に基づく分光分析が可能な評価指標を表示する表示部を更に有し、
前記入力は、表示された前記評価指標に基づくことを特徴とする請求項8乃至10の何れか一項に記載のシステム。
【請求項14】
前記入力は、入力ボタン、タッチパネル、アイトラッカーの少なくとも一つを用いて実行されることを特徴とする請求項8乃至10の何れか一項に記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、装置、及びシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、人間の視覚特性に合わせたRGBの3つのバンド(波長帯域)情報に加え、可視域や非可視域のバンド情報を取得可能なカメラを用いて、被写体の組成を分析したり、人間が視認しにくい物体を高精度に弁別したりする方法が提案されている。
【0003】
特許文献1には、多数の小径レンズからなるレンズアレイとセンサとの間に互いに異なる透過特性を有する複数の分光フィルタが着脱交換可能に装着される撮像装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の撮像装置では、複数の分光フィルタを介することで複数の小径レンズによって互いに異なる波長成分からなる複数の複製像を取得する。しかしながら、全ての複製像を記録保存した場合、記録データの容量が増大してしまう。
【0006】
本発明は、記録データの容量を低減可能な撮像装置、及び撮像システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての装置は、物体の複数の分光画像を取得可能な装置であって、複数の分光画像のうち使用者による入力に応じた記録波長帯域に対応する分光画像に関する情報を記憶部に保存する制御部を有し、装置は、夫々が異なる光軸を有し、物体の像を形成する複数のレンズ部と、夫々が光軸のうち一つの光軸上に配置される複数のフィルタとを介して物体を撮像することにより、複数の分光画像を取得することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、保存するデータの容量を低減可能な撮像装置、及び撮像システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】実施例1の撮像システムのブロック図である。
【
図2】フィルタアレイを被写体側から見た模式図である。
【
図3】実施例1の撮影動作を示すフローチャートである。
【
図4】実施例1の表示部に表示される使用者の選択画面を示す図である。
【
図5】実施例2の撮影動作を示すフローチャートである。
【
図6】実施例2の表示部に表示される使用者の選択画面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
【実施例1】
【0011】
図1は、本実施例の撮像システム100のブロック図である。
図2は、フィルタアレイ4を被写体側から見た模式図である。
【0012】
撮像システム100は、撮像ユニット10、A/D変換器20、画像処理部30、波長選択部40、撮影制御部50、表示部60、記録制御部70、フィルタ情報取得部80、システムコントローラ(制御部)90、及びメモリ110を有する。A/D変換器20、画像処理部30、波長選択部40、撮影制御部50、表示部60、記録制御部70、フィルタ情報取得部80、システムコントローラ90、及びメモリ110は、カメラ本体(撮像装置)内に搭載されている。
【0013】
撮像ユニット10は、被写体側(図の左側)から順に、対物レンズ1、視野絞り2、コリメートレンズ3、フィルタアレイ(複数のフィルタ)4、レンズアレイ(複数のレンズ部)5、及び撮像センサ(撮像素子)6を有する。なお、対物レンズ1からレンズアレイ5までは、撮像センサ6を有するカメラ本体に着脱交換可能な交換レンズユニットとして構成されていてもよい。また、視野絞り2からレンズアレイ5までは、対物レンズ1を含む交換レンズユニットとは異なる交換レンズユニットとして構成されていてもよい。
【0014】
フィルタアレイ4は、夫々がレンズアレイ5の複数の小径レンズの光軸上に配置される複数のフィルタを有する。複数のフィルタは、互いに異なる透過特性を有する第1及び第2のフィルタを含む。本実施例では
図2に示されるようにフィルタアレイ4はフィルタ4A11~4A33からなるが、5×5に分割されてもよいし、4×3に分割されてもよい。レンズアレイ5は、複数の小径レンズからなる。対物レンズ1、コリメートレンズ3、及びレンズアレイ5の中央の小径レンズは光軸AX0を共有しているが、レンズアレイ5の外側の小径レンズは光軸AX0からずれている。光軸AX12は、レンズアレイ5の外側の小径レンズの光軸の一つである。このような構成により、対物レンズ1が結像した視野絞り2上の被写体の中間像をレンズアレイ5の小径レンズによって撮像センサ6上に複製し、アレイ状に複製像(分光像)を形成することができる。複数の小径レンズの夫々の光路上にフィルタが配置されているため、夫々異なる波長成分からなる分光画像を取得可能である。
【0015】
また、フィルタアレイ4は、撮像ユニット10に着脱可能に装着される。このような構成により、様々なマルチバンド画像を容易に取得可能である。なお、フィルタアレイ4は、単体で撮像ユニット10に着脱可能に装着される光学装置を構成してもよいし、レンズアレイ5と撮像ユニット10に着脱可能に装着される光学装置を構成してもよい。
【0016】
撮像センサ6は、撮像面上に到達した光学像を電気信号(アナログ信号)に光電変換する。本実施例では、撮像センサ6として、シリコン製のCCDやCMOSが使用される。なお、撮像センサ6は、複数の撮像領域を有する1つの撮像素子で構成されていてもよいし、夫々がレンズアレイ5の対応する小径レンズにより形成される分光像を光電変換する複数の撮像素子から成る撮像素子アレイとして構成されていてもよい。
【0017】
A/D変換器20は、撮像センサ6から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換して画像処理部30に供給する。
【0018】
画像処理部30は、A/D変換器20からのデジタル信号に対して輝度補正処理、歪曲補正処理、及び合成加算処理等の演算処理を行い、処理後の信号をシステムコントローラ90に送信する。画像処理部30は、分光情報分析部、又は疑似カラー画像生成部を有してもよい。分光情報分析部は、複数の分光画像を用いた被写体のスペクトル分析処理、及びスペクトル分析結果に応じた被写体の認識や真偽判定を行う。疑似カラー画像生成部は、複数の分光画像から、疑似的なRGBカラー画像を生成する。
【0019】
フィルタ情報取得部(取得部)80は、フィルタアレイ4に関する情報(複数のフィルタに関する情報、フィルタアレイ情報)を取得する。フィルタアレイ情報とは、フィルタアレイ4の交換を判定する信号、各フィルタの位置情報、各フィルタの透過特性に関する情報、及びフィルタアレイの製品識別情報であるID情報等の情報である。フィルタアレイ情報は、メモリ110に保持されていてもよいし、撮像ユニット10(カメラ本体を含まない)に保持されていてもよい。また、フィルタアレイ4がユニット部品(フィルタアレイユニット)として構成されている場合、フィルタアレイ情報はフィルタアレイユニットに設けられた記憶部に保持されていてもよい。
【0020】
波長選択部(選択部)40は、使用者による入力に応じて使用者が記録したい波長帯域を選択し、選択結果(記録波長帯域)をシステムコントローラ90に出力する。使用者による入力は、後述する入力ボタンを用いて実行されてもよいし、タッチパネルや、アイトラッカーを用いて実行されてもよい。
【0021】
システムコントローラ90は、波長選択部40から取得した選択結果に基づいて、記録制御部70に記録波長帯域の分光画像に関する情報を記憶部に保存させる。
【0022】
記録制御部70は、複数の静止画や動画を格納する他、画像ファイルを構成する場合のファイルヘッダを格納する。メモリ110は、複数の静止画や動画を格納する他、画像ファイルを構成する場合のファイルヘッダ、システムコントローラ90によって実行される各種のプログラムやそれに必要となるデータを格納する。表示部60は、液晶表示素子等から構成され、画像、及び撮像システム100の状態や異常等を表示する。
【0023】
図3は、システムコントローラ90により実行される本実施例の撮影動作を示すフローチャートである。
図3において、「S」はステップ(工程)の略である。使用者がレリーズボタンを押す等の動作を行うことで撮影信号が入力されると、システムコントローラ90は本フローの処理を開始する。
【0024】
ステップS100では、システムコントローラ90は、フィルタ情報取得部80からフィルタアレイ情報を取得する。本実施例では、フィルタアレイ情報は、各フィルタの透過特性に関する情報である。
【0025】
ステップS101では、システムコントローラ90は、フィルタアレイ情報を用いて、撮影可能な波長帯域を表示部60に表示する。
図4は、表示部60に表示される使用者の選択画面を示す図である。本実施例では、フィルタアレイ4のフィルタ4A11~4A33に対応した撮影可能な波長帯域(400~850nm)が表示されている。
【0026】
ステップS102では、システムコントローラ90は、波長選択部40から使用者が記録したい波長帯域(記録波長帯域)を取得する。撮像システム100は一度の撮影で9種類の波長帯域の分光画像を取得することができるが、全ての分光画像を記録するとデータ量が膨大となり、メモリ容量が不足する可能性がある。また、使用者によっては評価や分析に使用したい波長帯域が決まっており、使用しない波長帯域の分光画像データは無駄なデータとなってしまう。例えば、農業分野等で使用される植生の分布状況や活性度を示す指標であるNDVIのみを評価したい場合、650nm近傍と800nm近傍の二波長帯域の分光画像データだけが必要である。すなわち、使用者がNDVIのみを評価したい場合、650nmと800nmの二波長帯域の分光画像データのみを記録することが望ましい。本実施例では、使用者が入力ボタン120を用いて、650nmと800nmの二波長帯域を選択すると、波長選択部40は650nmと800nmの二波長帯域を記録波長帯域として選択する。システムコントローラ90は後述するように記録波長帯域の分光画像に関する情報のみを保存するため、保存するデータ量を大きく削減することができる。
【0027】
ステップS103では、システムコントローラ90は、撮影制御部50を制御し、撮影を実行する。
【0028】
ステップS104では、システムコントローラ90は、記録制御部70に記録波長帯域に対応する分光画像に関する情報をメモリ110に保存させる。本実施例では、記録波長帯域として選択された650nmと800nmの分光画像に関する情報のみを記録保存するため、保存するデータ量を大きく削減することができる。
【0029】
以上説明したように、本実施例の構成では、使用目的に応じて選択された波長帯域の分光画像に関する情報のみを保存することで、保存するデータの容量を低減可能である。
【実施例2】
【0030】
本実施例の構成は、実施例1の構成に対して、使用者が選択する項目が異なる。その他の構成については実施例1の構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
【0031】
図5は、システムコントローラ90により実行される本実施例の撮影動作を示すフローチャートである。
図5において、「S」はステップ(工程)の略である。使用者がレリーズボタンを押す等の動作を行うことで撮影信号が入力されると、システムコントローラ90は本フローの処理を開始する。
【0032】
ステップS200では、システムコントローラ90は、フィルタ情報取得部80からフィルタアレイ情報を取得する。本実施例では、フィルタアレイ情報は、各フィルタの透過特性に関する情報である。
【0033】
ステップS201では、システムコントローラ90は、フィルタアレイ情報を用いて、分光分析による評価が可能な評価指標を表示部60に表示する。
図6は、表示部60に表示される使用者の選択画面を示す図である。本実施例では、表示部60に分光分析による評価が可能な評価指標の一例としてフィルタアレイ4の透過特性を用いて評価可能な評価指標(NDVI,SIPI,nND705)が表示されている。SIPIはカロチンの評価に使用される指標であり、主に445,680,800nmの三波長帯域が用いられる。nND705は植物のクロロフィル量の評価に用いられる指標であり、主に445,700,750nmの三波長帯域が用いられる。
【0034】
ステップS202では、システムコントローラ90は、波長選択部40から使用者が取得したい評価指標に必要となる波長帯域(記録波長帯域)を取得する。撮像システム100は一度の撮影で9種類の波長帯域の分光画像を取得することができるが、全ての分光画像を記録するとデータ量が膨大となり、メモリ容量が不足する可能性がある。また、使用者によっては評価や分析に使用したい波長帯域が決まっており、使用しない波長帯域の分光画像データは無駄なデータとなってしまう。本実施例では、例えば、使用者が入力ボタン120を用いてSIPI評価指標を選択すると、波長選択部40は445,680,800nmの三波長帯域を、記録波長帯域として選択する。システムコントローラ90は後述するように記録波長帯域の分光画像に関する情報のみを保存するため、保存するデータ量を大きく削減することができる。
【0035】
ステップS203では、システムコントローラ90は、撮影制御部50を制御し、撮影を実行する。
【0036】
ステップS204では、システムコントローラ90は、記録制御部70に記録波長帯域に対応する分光画像に関する情報をメモリ110に保存させる。本実施例では、記録波長帯域として選択された445,680,800nmの分光画像に関する情報のみを記録保存するため、保存するデータ量を大きく削減することができる。
【0037】
以上説明したように、本実施例の構成では、使用目的に応じて選択された波長帯域の分光画像に関する情報のみを保存することで、保存するデータの容量を低減可能である。
[その他の実施例]
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
【0038】
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
【符号の説明】
【0039】
40 波長選択部(選択部)
90 システムコントローラ(制御部)