技術分野
玉軸受用冠型保持器、及び玉軸受に関し、特に、高速モータに適用される玉軸受用冠型保持器、及び玉軸受
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、特許文献1に記載の保持器では、柱部である弾性片の変形が高速回転時に大きくなる可能性があり、さらなる改善が求められる。また、特許文献2に記載の保持器では、柱部であるアキシャル部の軽量化を図って、高速回転時の遠心力を小さくしているが、基部には、アキシャル部の凹部域と連通する軸方向に貫通する孔が形成されることで、該基部の剛性が低下し、保持器変形には不利になる。基部は、貫通する孔がなく繋がっている方が、保持器変形には有利になる。また、いずれの保持器においても、軽量化のため、主部(基部)をポケットの底部において薄くすることが考えられるが、高速回転時に保持器の応力が増大し、爪部の変形が大きくなるという課題がある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の目的は、下記の構成により達成される。
(1) 円環状の主部と、
該主部から周方向に所定の間隔で軸方向に突出し、先端部に互いに間隔をあけて配置される一対の爪部をそれぞれ有する複数の柱部と、
を備え、隣り合う前記柱部の間に、玉を保持可能な球面形状のポケットが形成される玉軸受用冠型保持器であって、
前記柱部は、前記一対の爪部を含む、先端部側の外周面が、前記主部の外周面よりも内・・・ 続きを
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発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の玉軸受用冠型保持器及び玉軸受によれば、高速回転時に遠心力により変形した場合でも他の部品と接触し難く、且つ、軽量化により高速回転時の遠心力を小さくしつつ、所定の部位での剛性を確保して高速回転時の変形を抑制できる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
本発明の一玉軸受用冠型保持器の斜視図である。
【図2】
図1の冠型保持器の正面図である。
【図3】
図2の冠型保持器のIII-III線に沿った断面図である。
【図4】
図2の冠型保持器のIV-IV線に沿った断面図である。
【図5】
本発明の変形例に係る玉軸受用冠型保持器の正面図である。
【図6】
図5の冠型保持器のVI-VI線に沿った断面図である。
【図7】
(a)は、比較例1の冠型保持器のポケット中心を通る軸方向に沿った断面図であり、(b)は、比較例1の冠型保持器の柱部の円周方向中間位置を通る軸方向に沿った断面図である。
【図8】
(a)は、比較例2の冠型保持器のポケット中心を通る軸方向に沿った断面図であり、(b)は、比較例2の冠型保持器の柱部の円周方向中間位置を通る軸方向に沿った断面図である。
【図9】
実施例、比較例1、及び比較例2における、回転数と保持器応力比との関係を示すグラフである。
【図10】
実施例、比較例1、及び比較例2における、回転数と保持器爪部変形量比との関係を示すグラフである。
【図11】
保持器を組み込んだ玉軸受の一例を示す断面図である。
【図12】
保持器の従来構造の一例を示す斜視図である。
10 玉軸受用冠型保持器
11 円環状の主部
12 柱部
13 ポケット
14 爪部
20 肉抜き部
21,22 壁部
T 主部の径方向厚さ
T1 壁部の軸方向寸法
T2 ポケットの底部における主部の軸方向寸法
T3 肉抜き部が形成された柱部の径方向最小厚さ
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