(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-26
(45)【発行日】2024-09-03
(54)【発明の名称】収納庫及び屋外階段構造
(51)【国際特許分類】
E04H 1/12 20060101AFI20240827BHJP
E04B 9/00 20060101ALI20240827BHJP
E04F 19/08 20060101ALI20240827BHJP
E06B 3/46 20060101ALI20240827BHJP
【FI】
E04H1/12 307
E04B9/00 Q
E04F19/08 H
E06B3/46
(21)【出願番号】P 2020169810
(22)【出願日】2020-10-07
【審査請求日】2023-07-20
(73)【特許権者】
【識別番号】000198787
【氏名又は名称】積水ハウス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100080182
【氏名又は名称】渡辺 三彦
(72)【発明者】
【氏名】坂東 祐二
【審査官】土屋 保光
(56)【参考文献】
【文献】実開昭63-095848(JP,U)
【文献】実開平03-098226(JP,U)
【文献】実開平06-020786(JP,U)
【文献】特開2010-106483(JP,A)
【文献】実開昭53-048416(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04H 1/00 - 1/14
E04B 9/00
E04F 19/08
E06B 3/46
E04F 11/00 -11/18
A47B 69/00 -75/00;79/00 -81/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
勾配天井が形成される階段下空間に設けられる収納庫であって、
前記階段下空間の床面に載置される底板と、
階段の幅方向の両側に形成され、前記底板の両側端から立ち上がる一対の側板と、
前記底板の前記勾配天井が高くなる側の端部から立ち上がる正面板と、
前記底板の前記勾配天井が低くなる側の端部から立ち上がる背面板と、
上面を塞ぐ天板と、
を備え、
前記天板は前記側板と重なる垂れ部を有し、
前記垂れ部は前記背面板側の位置に水平軸が形成され、
前記天板は、前記水平軸を中心に回転可能であるとともに、前記天板の上面全体が前記勾配天井に当接した状態に固定可能であり、前記勾配天井の傾斜角度に合わせて角度調整可能であることを特徴とする収納庫。
【請求項2】
勾配天井が形成される階段下空間に設けられる収納庫であって、
前記階段下空間の床面に載置される底板と、
階段の幅方向の両側に形成され、前記底板の両側端から立ち上がる一対の側板と、
前記底板の前記勾配天井が高くなる側の端部から立ち上がる正面板と、
前記底板の前記勾配天井が低くなる側の端部から立ち上がる背面板と、
上面を塞ぐ天板と、
を備え、
前記天板は、前記勾配天井の傾斜角度に合わせて角度調整可能であり、
前記天板は側板と重なる垂れ部を有し、
前記垂れ部は、その前記背面板側に水平軸を挿入可能な軸孔が形成されるとともに、当該垂れ部の前記正面板側に前記軸孔を中心とする円弧状の長孔が形成されており、
前記側板は、その軸孔と重なる位置に、前記水平軸を挿入する軸挿入孔が形成されるとともに、当該側板の前記長孔と重なる位置に、前記長孔に挿入されて当該長孔に沿って摺動可能な摺動ボルトを固定するナット孔が形成されることを特徴とする収納庫。
【請求項3】
正面板に引き違い戸が形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の収納庫。
【請求項4】
屋外共用階段と、
前記屋外共用階段の下方に形成される前記階段下空間と、
前記階段下空間に配置される請求項1から請求項3のいずれかに記載の収納庫と、
を備え、
前記階段下空間は、少なくとも前記勾配天井が高くなる方向と、前記屋外共用階段の幅方向の一方と、が、それぞれ開放されていることを特徴とする屋外階段構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、階段下空間に配置される収納庫、及び当該収納庫を設置する屋外階段構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より階段下の空間を有効活用するために、当該階段下の空間に収納を設けることが行われている。このような階段下構造の中にはより空間効率を高めるために、収納部の上側の面を階段の勾配に沿って形成した構造が提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
特許文献1には、上面に階段が形成された階段ユニットが開示されており、この階段ユニット自体に扉が設けられて内部が収納部として利用可能となっている。また、特許文献2には、上面が傾斜するように形成された階段下収納体が記載されており、この階段下収納体が共用外階段の下に配置されている。
【0004】
これらの構造によると、階段下に設けられる収納庫の内部が階段の勾配に沿って高くなるので、階段の低い位置まで収納庫として利用することができ、また、高くなった位置には長尺物などを収納することもできるので、空間効率よく収納部を形成することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2003-239483号公報
【文献】実開昭63-95848号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで上面を階段の勾配に合わせた収納庫を設ける場合に、収納庫の上面と階段下の天井面との間に隙間があると見栄えが悪く、収納庫の上面に埃がたまりやすくなり、階段下と収納庫との間がデッドスペースとなるなどの問題がある。しかし、階段の勾配は必ずしも一定ではないので、収納庫の上面と階段下の天井面との間に隙間が発生することを防ぐことができない問題があった。
【0007】
そこで本発明は、階段下の天井面との間に隙間が発生しない収納庫、及び当該収納庫を配置した屋外階段構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の収納庫は、勾配天井が形成される階段下空間に設けられる収納庫であって、前記階段下空間の床面に載置される底板と、階段の幅方向の両側に形成され、前記底板の両側端から立ち上がる一対の側板と、前記底板の前記勾配天井が高くなる側の端部から立ち上がる正面板と、前記底板の前記勾配天井が低くなる側の端部から立ち上がる背面板と、上面を塞ぐ天板と、を備え、前記天板は前記側板と重なる垂れ部を有し、前記垂れ部は前記背面板側の位置に水平軸が形成され、前記天板は、前記水平軸を中心に回転可能であるとともに、前記天板の上面全体が前記勾配天井に当接した状態に固定可能であり、前記勾配天井の傾斜角度に合わせて角度調整可能であることを特徴としている。
【0009】
本発明の収納庫は、勾配天井が形成される階段下空間に設けられる収納庫であって、前記階段下空間の床面に載置される底板と、階段の幅方向の両側に形成され、前記底板の両側端から立ち上がる一対の側板と、前記底板の前記勾配天井が高くなる側の端部から立ち上がる正面板と、前記底板の前記勾配天井が低くなる側の端部から立ち上がる背面板と、上面を塞ぐ天板と、を備え、前記天板は、前記勾配天井の傾斜角度に合わせて角度調整可能であり、前記天板は側板と重なる垂れ部を有し、前記垂れ部は、その前記背面板側に水平軸を挿入可能な軸孔が形成されるとともに、当該垂れ部の前記正面板側に前記軸孔を中心とする円弧状の長孔が形成されており、前記側板は、その軸孔と重なる位置に、前記水平軸を挿入する軸挿入孔が形成されるとともに、当該側板の前記長孔と重なる位置に、前記長孔に挿入されて当該長孔に沿って摺動可能な摺動ボルトを固定するナット孔が形成されることを特徴としている。
【0010】
本発明の収納庫は、正面板に引き違い戸が形成されることを特徴としている。
【0011】
本発明の屋外階段構造は、屋外共用階段と、前記屋外共用階段の下方に形成される前記階段下空間と、前記階段下空間に配置される上述のいずれかの収納庫と、を備え、前記階段下空間は、少なくとも前記勾配天井が高くなる方向と、前記屋外共用階段の幅方向の一方と、が、それぞれ開放されていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0012】
本発明の収納庫によると、当該収納庫は、階段下空間の勾配天井の下方に当該階段下空間のデッドスペースを活用して設けられている。収納庫は、階段下空間の床面に載置される底板と、階段の幅方向の両側に形成され、前記底板の両側端から立ち上がる一対の側板と、前記底板の前記勾配天井が高くなる側の端部から立ち上がる正面板と、前記底板の前記勾配天井が低くなる側の端部から立ち上がる背面板と、上面を塞ぐ天板と、を備えており、天板が、勾配天井の傾斜角度に合わせて角度調整可能であるので、収納庫の天板を勾配天井に隙間なく当接させることができ、階段下空間の見栄えを向上させることができ、また、収納庫の天板の上面に埃がたまることを抑制できる。また、収納庫の天板が階段下空間に隙間なく当接することで、階段下空間の全体を収納庫としてデッドスペースなく活用することができる。
【0013】
本発明の収納庫によると、天板には、側板と重なる位置に、垂れ部を有しており、垂れ部は、その背面板側に水平軸を挿入可能な軸孔が形成されるとともに、当該垂れ部の正面板側に軸孔を中心とする円弧状の長孔が形成されている。そして、側板は、軸孔と重なる位置に、水平軸を挿入する軸挿入孔が形成されるとともに、側板の前記長孔と重なる位置に、長孔に挿入されるボルトを固定するナット孔が形成されているので、垂れ部の軸孔と側板の軸挿入孔とが水平軸により回転可能に固定されるとともに、垂れ部の長孔に挿入されたボルトがナット孔に螺着することで、ボルト頭と側板とで垂れ部を挟み込んで固定して、天板が傾斜した状態に固定される。このとき、ボルトを緩めれば、ボルトが挿入されている長孔は、ボルトに対して摺動可能となるので、垂れ部及び垂れ部が形成された天板の傾斜角度を調整することができ、天板を、勾配天井の傾斜角度に合わせて角度調整することができる。
【0014】
本発明の収納庫によると、引き違い戸が正面板に形成されているので、収納物を出し入れする開口を最も高さのある位置に設けることができ、収納物を出し入れしやすい。
【0015】
本発明の屋外階段構造によると、屋外共用階段と、階段下空間は、少なくとも勾配天井が高くなる方向と、屋外共用階段の幅方向の一方と、が、それぞれ開放されているので、勾配天井が高くなる正面板に引き違い戸を設けて、収納物を出し入れすることができるとともに、屋外共用階段の幅方向の一方が開放されていることで、収納庫を設置する際に、収納庫の天板を勾配天井面に当接させつつ、天板の角度調整を行うことができ、設置作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図3】収納庫の天板を取り外した状態を示す分解斜視図。
【
図4】収納庫の天板の角度を最も急勾配とした状態を示す側面図。
【
図5】収納庫の天板の角度を最も緩やかにした状態を示す側面図。
【
図6】天板の垂れ部に形成された長孔と側板のナット孔とが形成された位置の断面図。
【
図7】天板の垂れ部に形成された軸孔と側板の軸挿入孔とが形成された位置の断面図。
【
図8】収納庫を階段下空間に設置する工程であり、天板の角度を調整する前の状態を示す図。
【
図9】収納庫を階段下空間に設置する工程であり、天板の角度を調整した後の状態を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明に係る収納庫1及び屋外階段構造2の実施形態について各図を参照しつつ説明する。本実施形態の屋外階段構造2は、集合住宅の屋外共用階段3の下方に形成される前記階段下空間4と、当該階段下空間4に配置される収納庫1と、を備える。本実施形態の収納庫1は、階段下空間4に設置される収納庫1であり、底板5と、一対の側板6と、階段下空間4の勾配天井9が高くなる側の端部に設けられる正面板7と、勾配天井9が低くなる側の端部に設けられる背面板8と、勾配天井9と同じ勾配で上面を塞ぐ天板10と、を備えている。なお、本発明の収納庫1は、屋共用階段の階段下空間4に設置されるものに限定されるものではなく、例えば、屋内の共用階段の下に設けられるものや、非居住性の建物の階段下に設置される収納庫1であってもよい。
【0018】
収納庫1が設置される階段下空間4は、階段下の勾配天井9と、略水平な床面11と、の間に形成される空間であり、少なくとも勾配天井9が高くなる方向と、屋外共用階段3の幅方向の一方と、が、それぞれ開放されて形成されている。屋外共用階段3は、例えば図示しない鉄骨の階段下地に化粧材を固定して形成した階段であり、下面が勾配天井9面となっている。収納庫1は、例えば耐火性を有する鋼製であることが好ましい。収納庫1の材料はこれに限定されるものではない。
【0019】
底板5は、水平調整可能に形成された矩形の板状であり、階段下空間4の床面11に載置される。底板5の水平調整機能は、図示しないが、例えば、スペーサを挿入することで、底板5を調整するものであってもよく、または、図示しないが、複数のレベリングアジャスタを調整することによって、底板5を水平に合わせるものであってもよい。
【0020】
階段下空間4に載置された底板5の階段の幅方向の両側端には、それぞれ側板6が立ち上がって形成されている。側板6は、上端縁が階段下空間4の天井の勾配に近い斜めに形成されており、勾配天井9が高くなる側の端縁及び勾配天井9が低くなる側の端縁が鉛直に形成されて、略台形の平板状となっている。一対の側板6には、それぞれその上端縁に沿うように、1つの軸挿入孔12と、2つのナット孔13が形成されている。軸挿入孔12は側板6を貫通して形成されており、上端縁が低くなる位置に形成されている。ナット孔13は、上端縁の中央及び上端縁が高くなる位置に形成されている。ナット孔13は側板6に設けられる貫通部13aと、収納庫1の内側で側板6に溶接されるナット13bとにより形成されている。
【0021】
正面板7は、底板5の勾配天井9が高くなる側の端部から鉛直に立ち上がって形成されている。正面板7には、引き違い戸14が設けられており、収納庫1に物品を出し入れする入口となっている。正面板7の上部は収納庫1の内側に向かって斜めに折れ曲がって形成されている。背面板8は、底板5の勾配天井9が低くなる側の端部から鉛直に立ち上がって、正面板7よりも低く形成されている。収納庫1は少なくとも勾配天井9が高くなる方向と、屋外共用階段3の幅方向の一方と、が、それぞれ開放されている階段下空間4に設置されているので、勾配天井9が高くなる正面板7に引き違い戸14を設けて、収納物を出し入れする出入口を大きくとることができる。
【0022】
天板10は、収納庫1の上面を塞ぐように形成されており、階段下空間4に設置されたときに勾配天井9に当接するように配置される。天板10は、収納庫1の上面を形成する天板本体10aと、天板本体10aの階段の幅方向の両側端から鉛直方向に垂れ下がって形成されており側板6と上端部と重なる一対の垂れ部10bと、天板本体10aの正面板7側の端部から鉛直方向に垂れ下がる正面垂下部10cと、を有する。一対の垂れ部10bには、それぞれ、背面板8側に軸孔15が形成されるとともに、垂れ部10bの長さ方向の中央及び垂れ部10bの正面板7側に長孔16が形成されている。軸孔15は垂れ部10bを貫通する円孔であり、長孔16は、軸孔15を中心とする円の円弧を描くように湾曲して形成されている。垂れ部10bの軸孔15と、側板6の軸挿入孔12は重なるように配置されており、軸孔15及び軸挿入孔12には、ボルトにより形成された水平軸17が挿入されている。水平軸17には収納庫1の内側で袋ナット18が締め付けられており、水平軸17が軸孔15及び軸挿入孔12に挿入された状態で固定されている。また、側板6のナット孔13と垂れ部10bの長孔16とは重なるように配置されており、長孔16に挿入された摺動ボルト19がナット孔13に螺着して締め付けられることで、摺動ボルト19のボルト頭19aと側板6の間に垂れ部10bが挟み込まれて固定される。
【0023】
収納庫1を階段下空間4に設置する際には、まず、摺動ボルト19を緩めて垂れ部10bの固定を解除し、天板10を水平軸17を中心に回転可能とする。そして、
図7に示すように、天板10の角度が勾配天井9よりも緩やかになるように当該天板10を回転させる。次に、収納庫1を天板10上面の傾斜方向の下端が勾配天井9に当接するように配置する。このとき、天板10は勾配天井9よりも緩やかであるので、天板10上面は下端のみが勾配天井9に当接している。階段下空間4が、屋外共用階段3の幅方向の一方側が開放され、屋外共用階段3の幅方向の他方側が図示しない壁体によって閉じられている場合には、収納庫1は、他方側の壁体から離れるように配置し、壁体と収納庫1の側板6との間に作業者が侵入できる空間を開けておく。
【0024】
次に、
図8に示すように、天板10を水平軸17を中心に回転させて、天板10の上面全体を勾配天井9に当接させる。このとき、摺動ボルト19は、側板6のナット孔13に螺合しているので移動することはできない。天板10の回転によって垂れ部10bに形成されている長孔16が移動することで、長孔16に挿入されている摺動ボルト19は長孔16の内側を相対的に移動する。そして、天板10の上面全体が勾配天井9に当接されると、摺動ボルト19を締め付けて、摺動ボルト19のボルト頭19aと側板6とで垂れ部10bを挟み込むことで、垂れ部10bを固定する。両側の垂れ部10bを固定すると、天板10の上面全体が勾配天井9に当接した状態に固定される。
【0025】
その後、収納庫1の側板6が屋外共用階段3の幅方向の他方側に形成された図示しない壁体に当接するように、収納庫1を押し付けて、収納庫1を有する屋外階段構造2を完成させる。
【0026】
このように、本実施形態の屋外階段構造2によると、屋外共用階段3の幅方向の一方が、開放されているので、収納庫1を設置する際に、収納庫1の天板10を勾配天井9面に当接させながら天板10の角度調整を行うことができ、容易に収納庫1の角度を勾配天井9に合わせることができる。
【0027】
そして、収納庫1の天板10の上面全体が勾配天井9に当接することで、階段下空間4の全体を収納庫1としてデッドスペースなく活用することができ、天板10と勾配天井9との間に隙間がないことで、階段下空間4の見栄えを向上させることができる。また、天板10の上に隙間がないことで、天板10の上面に埃などがたまることを抑制できる。
【0028】
本発明の実施の形態は上述の形態に限ることなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは云うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明に係る収納庫1及び屋外階段構造2は、集合住宅の収納として好適である。
【符号の説明】
【0030】
1 収納庫
2 屋外階段構造
4 階段下空間
5 底板
6 側板
7 正面板
8 背面板
9 勾配天井
10 天板
10b 垂れ部
12 軸挿入孔
13 ナット孔
14 引き違い戸
15 軸孔
16 長孔
17 水平軸
19 摺動ボルト