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  • 特許-車両の制御装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-26
(45)【発行日】2024-09-03
(54)【発明の名称】車両の制御装置
(51)【国際特許分類】
   H02P 9/04 20060101AFI20240827BHJP
【FI】
H02P9/04 J
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2021175353
(22)【出願日】2021-10-27
(65)【公開番号】P2023064908
(43)【公開日】2023-05-12
【審査請求日】2023-07-11
(73)【特許権者】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110004370
【氏名又は名称】弁理士法人片山特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】溝口 紘晶
【審査官】若林 治男
(56)【参考文献】
【文献】特開2012-017724(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2018/0262139(US,A1)
【文献】特開2019-007453(JP,A)
【文献】特開2006-002603(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02P 9/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
内燃機関の駆動力によって発電を行うオルタネータを有する車両の制御装置であって、
前記オルタネータの冷間時であって、車両に搭載された補機の要求電力が所定値以上である場合に、非冷間時に比べて前記内燃機関の回転数を増加させ、
前記補機の要求電力が前記所定値未満になった場合、前記冷間時の回転数に比べて前記内燃機関の回転数を低下させ、
前記内燃機関の駆動時間が所定の時間以上になった場合には、前記補機の要求電力が前記所定値以上である場合でも、前記冷間時の回転数に比べて前記内燃機関の回転数を低下させる車両の制御装置。
【請求項2】
前記内燃機関の冷却水の温度および吸気の温度に基づき、前記所定の時間を定める請求項に記載の車両の制御装置。
【請求項3】
前記内燃機関に第1プーリが連結され、
前記オルタネータに第2プーリが連結され、
前記第1プーリと前記第2プーリとにベルトがかけられている請求項1に記載の車両の制御装置。
【請求項4】
前記オルタネータはデカプラを有する請求項1に記載の車両の制御装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は車両の制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
車両にはエアコンディショナなど複数の補機が搭載されている。多くの補機を動作させると、バッテリに対する負荷が増加する。内燃機関の動力によりオルタネータを駆動することで発電し、バッテリを充電することができる(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2014-136535号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
冷間でオルタネータの効率が向上し、オルタネータの発電する電流が大きくなる。ただし、オルタネータのトルクも大きくなる。トルクが大きくなることで、デカプラなど部品に加わる応力が増加し、部品の耐久力が低下する恐れがある。内燃機関の回転数を増加させることで、オルタネータの回転数も増加し、オルタネータのトルクが低下する。トルクの低下により部品への負荷を抑制することができる。しかし回転数を増加させることで燃費が悪化する。そこで、部品の保護が可能で、かつ燃費の悪化を抑制することが可能な車両の制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的は、内燃機関の駆動力によって発電を行うオルタネータを有する車両の制御装置であって、前記オルタネータの冷間時であって、車両に搭載された補機の要求電力が所定値以上である場合に、非冷間時に比べて前記内燃機関の回転数を増加増加させ、前記補機の要求電力が前記所定値未満になった場合、前記冷間時の回転数に比べて前記内燃機関の回転数を低下させ、前記内燃機関の駆動時間が所定の時間以上になった場合には、前記補機の要求電力が前記所定値以上である場合でも、前記冷間時の回転数に比べて前記内燃機関の回転数を低下させる車両の制御装置によって達成できる。
【0006】
前記補機の要求電力が前記所定値未満になった場合、前記冷間時の回転数に比べて前記内燃機関の回転数を低下させてもよい。
【0007】
前記内燃機関の駆動時間が所定の時間以上になった場合、前記冷間時の回転数に比べて前記内燃機関の回転数を低下させてもよい。
【0008】
前記内燃機関の冷却水の温度および吸気の温度に基づき、前記所定の時間を定めてもよい。前記内燃機関に第1プーリが連結され、前記オルタネータに第2プーリが連結され、前記第1プーリと前記第2プーリとにベルトがかけられてもよい。前記オルタネータはデカプラを有してもよい。
【発明の効果】
【0009】
部品の保護が可能で、かつ燃費の悪化を抑制することが可能な車両の制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1(a)は実施形態に係る車両を例示する模式図である。図1(b)はデカプラのコイルバネを例示する斜視図である。
図2図2はプーリを例示する正面図である。
図3図3(a)はオルタネータのトルクを例示する図である。図3(b)はベルトの張力を例示する図である。図3(c)は回転数を例示する図である。
図4図4はECUが実行する処理を例示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照して本実施形態の車両の制御装置について説明する。図1(a)は実施形態に係る車両100を例示する模式図である。図1(a)に示すように、車両100は内燃機関10、オルタネータ20およびECU(Electronic Control Unit)30を有する。
【0012】
内燃機関10は例えばガソリンエンジンである。内燃機関10の燃焼室において燃料が燃焼することでクランクシャフト12が回転する。内燃機関10のクランクシャフト12はプーリ14に連結されている。クランクシャフト12が回転すると、プーリ14も回転する。
【0013】
オルタネータ20は内燃機関10とともにエンジンコンパートメントにされている。オルタネータ20は発電機であり、プーリ24に連結されている。オルタネータ20にはデカプラ22が設けられている。図1(b)はデカプラ22のコイルバネ23を例示する斜視図である。図1(b)に示すように、デカプラ22はコイルバネ23を含む。コイルバネ23はプーリ24の回転方向に巻かれている。オルタネータ20に設けられたレギュレータが、温度に応じてオルタネータ20の効率を制御する。
【0014】
水温センサ16は内燃機関10の冷却水の温度を検出する。吸気温センサ18は、内燃機関10に導入される空気の温度を検出する。補機26は車両100に搭載された電気機器であり、複数の補機26a、26b・・・を含む。補機26の例はエアコンディショナのPTCヒータ、デアイサ(EWH、Electric Heated Windshield)、シートヒータ、ヘッドライトなどである。バッテリ25は充放電が可能な二次電池である。バッテリ25から出力される電力によって、補機26は駆動する。
【0015】
図2はプーリを例示する正面図である。ベルト11は、プーリ14、プーリ24およびプーリ32にかけられている。プーリ14、24および32、テンショナ34および36は、それぞれ円板状である。プーリ14は内燃機関10のクランクシャフト12に連結されている(図1(a)参照)。プーリ24はオルタネータ20に連結されている。プーリ32は例えばエアコンディショナなど補機26の1つに連結されている。
【0016】
ベルト11の一方の面がプーリ14、24および32の外周面に接触する。ベルト11のもう一方の面に、テンショナ34および36が接触することで、ベルト11のたるみが抑制され、ベルト11が張った状態が維持される。
【0017】
内燃機関10の駆動力は、ベルト11およびプーリによってオルタネータ20に伝達される。内燃機関10のクランクシャフト12が回転することでプーリ14が回転する。ベルト11によって力がプーリ24および32に伝達され、プーリ24および32も回転する。プーリ24が回転することでオルタネータ20のロータ(不図示)が回転し、オルタネータ20は発電を行う。発電された電力は例えばバッテリ25の充電に用いられる。
【0018】
図1(a)に示すECU30は、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置、フラッシュメモリ、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などの記憶装置を備える制御装置であり、記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより各種制御を行う。
【0019】
ECU30は、水温センサ16が検出する水温、および吸気温センサ18が検出する吸気温度を取得する。ECU30はバッテリ25の充電率(SOC:State of charge)を取得し、バッテリ25の出力などを制御する。ECU30は、例えば補機26の要求電力(例えば要求電流)に応じてバッテリ25の出力を制御する。冷間始動時には、デアイサおよびヒータなどを駆動するため、非冷間時に比べて補機26の要求電力が高くなる。ECU30はバッテリ25の出力電力を高くする。
【0020】
ECU30は内燃機関10の回転数を制御することで、オルタネータ20の回転数を制御する。内燃機関10の回転数が高くなると、オルタネータ20の回転数も高くなる。内燃機関10の回転数が低くなると、オルタネータ20の回転数も低くなる。内燃機関10のアイドリング中、ECU30は内燃機関10の回転数を高くすることがある(アイドルアップ)。内燃機関10の回転数の上昇により、オルタネータ20の回転数も高くなる。
【0021】
例えば冷間始動時では、デアイサおよびPCTヒータなど複数の電気機器がオンになるため、非冷間時に比べて補機26の要求電力が高くなる。ECU30はバッテリ25の出力電力を高くする。バッテリ25の電力が尽きないように、オルタネータ20で発電を行い、バッテリ25を充電する。
【0022】
図3(a)はオルタネータ20のトルクを例示する図である。横軸はオルタネータ20の回転数を表す。縦軸はオルタネータ20のトルクを表す。温度T1、T2、T3のうち温度T1は最も低い。温度T2はT1より高く、T3より低い。温度T3は最も高い。
【0023】
オルタネータ20に設けられたレギュレータが、温度に応じてオルタネータ20の効率を制御する。オルタネータ20の温度が低いと、温度が高いときに比べてオルタネータ20の効率が向上し、発電する電流が増加する。発電電流が増加すると、オルタネータ20を回転させるトルクが増加する。例えば図3(a)に示すように、同一の回転数において、温度T1におけるトルクは温度T2におけるトルクより高い。温度T2におけるトルクは温度T3におけるトルクより高い。
【0024】
冷間時にはオルタネータ20が発電する電流が増加し、オルタネータ20のトルクも増加する。トルクが増加すると、デカプラ22への機械的な負荷が増加する。デカプラ22への負荷を軽減するには、トルクを低下させればよい。
【0025】
図3(b)はベルト11の張力を例示する図である。横軸は時間を表す。縦軸は張力を表す。ベルト11の張力は時間変化し、ベルト11を組み付けるときの張力F0より高い張力と、F0より低い張力との間を交互に変化する。張力がFthより低くなると、ベルト11がプーリの表面で滑り、回転力が伝達されにくくなる。オルタネータ20のトルクが増加すると、ベルト11の張力の変化量が大きくなる。すなわち、図3(b)の振幅が大きくなり、閾値Fth未満になり、ベルト滑りが発生する恐れがある。ベルト滑りを抑制するには、オルタネータ20のトルクを低下させ、ベルト11の張力の変化量を小さくすることが有効である。
【0026】
以上のように、デカプラ22への負荷を軽減し、ベルト滑りを抑制するには、オルタネータ20のトルクを低下させればよい。図3(a)に示すように、同一の温度(例えばT1)において、回転数を高めることでトルクが低下する。内燃機関10のアイドリング中の回転数を高めるアイドルアップを行うことで、オルタネータ20の回転数も高くなり、トルクを低下させることができる。
【0027】
図3(c)は回転数を例示する図である。横軸は温度(例えば冷却水の温度)を表す。縦軸は回転数を表す。水温が低い場合は、オルタネータ20の温度も低い。オルタネータ20の効率は高く、トルクも高くなる。図3(c)に示すように、水温が低い場合には水温が高い場合に比べて回転数を高くする。図3(a)に示すように回転数が高くなることでトルクが低下する。
【0028】
しかし、内燃機関10の回転数を高めると燃費が悪化する。また、アイドリングから走行に移行した際、搭乗者に飛び出したような感覚(飛び出し感)を感じさせる恐れがある。本実施形態では、アイドルアップの機会を限定することで、トルクの低下、および燃費悪化の抑制などを両立させる。
【0029】
図4はECU30が実行する処理を例示するフローチャートである。ECU30は例えば水温および吸気温に基づき、オルタネータ20の温度Tを推定する(ステップS10)。ECU30は温度Tが閾値Tth未満であるか否か判定する(ステップS12)。否定判定(No)の場合、オルタネータ20は非冷間の状態にある。このとき処理は終了する。肯定判定(Yes)の場合、オルタネータ20は冷間の状態にある。
【0030】
ECU30は、要求電流Iが所定値(閾値Ith)以上であるか否か判定する(ステップS14)。多くの補機26が動作する場合に要求電流Iは高くなる。例えば冷間始動の直後、フロントガラスのデアイサ、およびエアコンディショナなど複数の電気機器を動作させることで、要求電流Iが高くなる。否定判定の場合、処理は終了する。肯定判定の場合、ECU30は、オルタネータ20の暖機が完了するまでの時間を設定する(ステップS16)。ECU30は、例えば内燃機関10の始動時における水温および吸気温に応じて、当該時間を定める。水温および吸気温が高いと、ECU30は時間を短くする。水温および吸気温が低いと、ECU30は時間を長くする。
【0031】
ECU30は、アイドルアップの目標回転数を設定する(ステップS18)。図3(c)に示すように、例えば水温など温度に基づいて回転数を定める。水温および吸気温が低い場合、水温および吸気温が高い場合に比べて、ECU30は目標回転数を高くする。
【0032】
ECU30はアイドルアップを行う(ステップS20)。具体的には、ECU30はスロットルバルブの開度を大きくすることで内燃機関10の回転数を上昇させる。内燃機関10の回転数が大きくなることで、オルタネータ20の回転数も上昇する。
【0033】
ECU30は、要求電流Iが閾値Ith未満であるか否か判定する(ステップS22)。肯定判定の場合、ECU30はアイドルアップを終了する(ステップS26)。内燃機関10の回転数が低下し、オルタネータ20の回転数も低下する。オルタネータ20の回転を停止してもよい。ステップS26の後、処理は終了する。例えば冷間始動から時間が経過すると、始動の直後に比べて、デアイサなどの発熱量を低下させる。これにより補機26の要求電流Iが小さくなる。要求電流Iが小さいため、バッテリ25のSOCの使用量が低下する。したがって、オルタネータ20を停止させてもよい。バッテリ25のSOCが所定値以下になった場合、ECU30はオルタネータ20で発電を行い、バッテリ25を充電すればよい。
【0034】
ステップS22で否定判定の場合、ECU30は内燃機関10の始動から所定の時間(ステップS16で定めた時間)が経過したか否か判定する(ステップS24)。否定判定の場合、ステップS24が繰り返される。肯定判定の場合、ECU30はアイドルアップを終了する(ステップS26)。ステップS26の後、処理は終了する。
【0035】
例えば、冷間始動の直後における温度は図3(a)の温度T1とする。アイドルアップによりオルタネータ20の回転数をR1からR2に上昇させると、トルクはTr1からTr2に低下する。内燃機関10の始動から所定の時間が経過したことで、オルタネータ20の暖機が行われ、温度がT1からT3に上昇する(非冷間)。温度T3においては、トルクTr2に対応する回転数はR3である。R3はR2より低い。ECU30はアイドルアップを終了し、内燃機関10の回転数を低下させる(ステップS26)。これによりオルタネータ20の回転数がR2からR3に低下する。オルタネータ20の温度が上昇することで、トルクが低い状態を維持したまま、回転数を低下させることができる。回転数の低下により、内燃機関10の燃費の悪化が抑制される。
【0036】
本実施形態によれば、ECU30は、冷間時であって、補機26の要求電力(要求電流I)が所定値Ith以上である場合に、内燃機関10の回転数を増加させる(アイドルアップ、図4のステップS20)。内燃機関10の回転数が増加することで、オルタネータ20の回転数も高くなる。図3(a)に示すように、オルタネータ20の回転数が高くなることでトルクが低下する。トルクが低下することで、デカプラ22などオルタネータ20に取り付けられた部品への負荷が小さくなり、部品の耐久力低下を抑制することができる。ベルト11の張力が低下するため、ベルト11の滑りが抑制される。
【0037】
要求電流Iが閾値Ith未満の場合にはアイドルアップは実施しない(図4のステップS12)。要求電流Iに基づいてアイドルアップの機会を限定することで、燃費悪化の抑制と、トルクの低下とを両立することができる。ブレーキオフ時の飛び出し感も抑制することができる。
【0038】
要求電流IがIth未満になると、ECU30はアイドルアップを終了する(ステップS22およびS26)。要求電流Iが小さいため、バッテリ25の充電などのために、オルタネータ20が常に発電しなくてもよい。アイドルアップが終了し、内燃機関10の回転数が低下することで、燃費の悪化を抑制することができる。
【0039】
内燃機関10が始動してからの経過時間が所定の時間以上になると、ECU30はオルタネータ20の暖機が完了したものと推定し、アイドルアップを終了する(ステップS24およびS26)。図3(a)に示すように、オルタネータ20の温度が上昇することで、トルクは低下する。したがって回転数を低下させてもトルクを低く抑えることができる。トルクの抑制と、燃費の悪化の抑制を両立することができる。
【0040】
ECU30は、内燃機関10の始動時の水温および吸気温に基づき、オルタネータ20が暖機されるまでの時間を定める(ステップS16)。オルタネータ20は、内燃機関10とともにエンジンコンパートメントに収納される。オルタネータ20の温度は、水温および吸気温とともに変化する。水温および吸気温が上昇すると、エンジンコンパートメントの温度も上昇しており、オルタネータ20の温度も上昇するものと考えられる。そこで、始動時の水温および吸気温に基づいて、暖機完了までの時間を定める。オルタネータ20の温度が上昇することで、トルクは低下する。アイドルアップが終了してもトルクを低く抑えることができる。トルクの抑制と、燃費の悪化の抑制を両立することができる。
【0041】
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【符号の説明】
【0042】
10 内燃機関
11 ベルト
12 クランクシャフト
14、24、32 プーリ
16 水温センサ
18 吸気温センサ
20 オルタネータ
22 デカプラ
23 コイルバネ
25 バッテリ
26、26a、26b 補機
30 ECU
34、36 テンショナ
100 車両

図1
図2
図3
図4