特許7544475IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ビール様発泡性飲料における乳酸菌の増殖を抑制する抗菌剤、並びに当該抗菌剤を使用したビール様発泡性飲料及びその製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

環境管理や加熱殺菌処理以外に微生物リスクを低減させる方法としては、当該微生物に対する抗菌剤を、飲料や製造工程の途中製品中に添加する方法が考えられる。しかし、酵母による発酵工程を経て製造されるビール様飲料において、単に、抗菌素材を添加しただけでは、ビールの有害菌である乳酸菌だけではなく、発酵に必要な酵母の増殖も抑制してしまう。この場合、発酵不良による弊害が生じる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、脂肪酸残基の炭素数が8~18である(ポリ)グリセリン脂肪酸エステルが、ビール様発泡性飲料における乳酸菌の増殖に対する抑制作用は強いが、ビール酵母の増殖に対する阻害作用は弱いことを見出し、本発明を完成させた。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係るビール様発泡性飲料用乳酸菌増殖抑制剤は、乳酸菌の増殖に対する抑制効果は高いが、ビール酵母の増殖に対する阻害作用は比較的弱い。このため、当該乳酸菌増殖抑制剤を用いることにより、非発酵ビール様発泡性飲料のみならず、発酵ビール様発泡性飲料であっても、発酵不良等による品質劣化を抑えつつ、微生物リスクを低減することができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 実施例1において、S. pastorianus(A)又はL. brevis(B)を播種したモノグリセリンモノカプリン酸エステル含有無ホップ麦汁の培養液の600nmの吸光度を経時的に測定した結果を示したグラフである。
【図2】 実施例1において、S. pastorianus(A)又はL. brevis(B)を播種したモノグリセリンモノラウリン酸エステル含有無ホップ麦汁の培養液の600nmの吸光度を経時的に測定した結果を示したグラフである。
【図3】 実施例1において、S. pastorianus(A)又はL. brevis(B)を播種したモノグリセリントリラウリン酸エステル含有無ホップ麦汁の培養液の600nmの吸光度を経時的に測定した結果を示したグラフである。
【図4】 実施例1において、S. pastorianus(A)又はL. brevis(B)を播種したモノグリセリンモノパルミチン酸エステル含有無ホップ麦汁の培養液の600nmの吸光度を経時的に測定した結果を示したグラフである。
【図5】 実施例1において、S. pastorianus(A)又はL. brevis(B)を播種したモノグリセリントリパルミチン酸エステル含有無ホップ麦汁の培養液の600nmの吸光度を経時的に測定した結果を示したグラフである。
【図6】 実施例1において、S. pastorianus(A)又はL. brevis(B)を播種したモノグリセリンモノステアリン酸エステル含有無ホップ麦汁の培養液の600nmの吸光度を経時的に測定した結果を示したグラフである。
【図7】 実施例1において、S. pastorianus(A)又はL. brevis(B)を播種したモノグリセリントリステアリン酸エステル含有無ホップ麦汁の培養液の600nmの吸光度を経時的に測定した結果を示したグラフである。
【図8】 実施例1において、S. pastorianus(A)又はL. brevis(B)を播種したジグリセリンモノミリスチン酸エステル含有無ホップ麦汁の培養液の600nmの吸光度を経時的に測定した結果を示したグラフである。

代表図 図1本件の代表的な図

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