(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-26
(45)【発行日】2024-09-03
(54)【発明の名称】Eベイピング装置およびその構成要素
(51)【国際特許分類】
A24F 40/42 20200101AFI20240827BHJP
A24F 40/10 20200101ALI20240827BHJP
【FI】
A24F40/42
A24F40/10
(21)【出願番号】P 2021526362
(86)(22)【出願日】2019-11-20
(86)【国際出願番号】 EP2019081972
(87)【国際公開番号】W WO2020104547
(87)【国際公開日】2020-05-28
【審査請求日】2022-11-17
(32)【優先日】2018-11-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】596060424
【氏名又は名称】フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100067013
【氏名又は名称】大塚 文昭
(74)【代理人】
【識別番号】100086771
【氏名又は名称】西島 孝喜
(74)【代理人】
【氏名又は名称】上杉 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100120525
【氏名又は名称】近藤 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100139712
【氏名又は名称】那須 威夫
(74)【代理人】
【識別番号】100196612
【氏名又は名称】鎌田 慎也
(72)【発明者】
【氏名】ダール ミック
(72)【発明者】
【氏名】ホーズ エリック
(72)【発明者】
【氏名】ジャランティッラ ジョン
(72)【発明者】
【氏名】コック イェルーン
(72)【発明者】
【氏名】ラウ レイモンド ダブリュ
(72)【発明者】
【氏名】モンタルヴァン ジョー
(72)【発明者】
【氏名】サルヴァドール ガレン
【審査官】河内 誠
(56)【参考文献】
【文献】特表2018-527901(JP,A)
【文献】国際公開第2017/206480(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A24F 40/00~47/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
eベイピング装置用の貯蔵部組立品であって、
プレベイパー製剤を保持するよう構成された貯蔵部であって、前記貯蔵部の外側ハウジングを通って延びる流体ポートを含む貯蔵部と、
前記貯蔵部の端部における第一のバヨネットコネクター組立品と、
前記第一のバヨネットコネクター組立品によって画定された空間の中へと延びる導管と、を備え、
前記第一のバヨネットコネクター組立品が、出口組立品の第二のバヨネットコネクター組立品と取り外し可能に連結されて、前記貯蔵部と前記出口組立品との間のバヨネットインターフェース接続を確立するように構成され、これにより前記導管が前記出口組立品の内部を通して前記貯蔵部組立品の外部と流体連通し、
前記流体ポートが、前記バヨネットインターフェース接続が確立されるときに、前記貯蔵部組立品の外部から前記出口組立品によって隔絶される、貯蔵部組立品。
【請求項2】
前記導管が、気化器組立品から延びる、請求項1に記載の貯蔵部組立品。
【請求項3】
前記バヨネットインターフェース接続が確立されるときに、前記気化器組立品が、前記貯蔵部組立品の前記外部と前記出口組立品の前記内部を通して流体連通する、請求項2に記載の貯蔵部組立品。
【請求項4】
前記貯蔵部を前記気化器組立品と取り外し可能に連結するように構成された気化器コネクター組立品と、をさらに備える請求項2または3に記載の貯蔵部組立品。
【請求項5】
前記導管の端部が、前記気化器コネクター組立品に連結され、これにより前記導管が、前記気化器コネクター組立品を介して前記気化器組立品と連結するように構成される、請求項4に記載の貯蔵部組立品。
【請求項6】
前記導管が、前記第一のバヨネットコネクター組立品によって画定される前記空間を通って延びる、請求項1~5のいずれかに記載の貯蔵部組立品。
【請求項7】
前記第一のバヨネットコネクター組立品が、バヨネットプラグコネクター要素を含み、かつ前記第二のバヨネットコネクター組立品の相補的なバヨネットレセプタクルコネクター要素と取り外し可能に連結して、前記バヨネットインターフェース接続を確立するように構成される、請求項1~6のいずれかに記載の貯蔵部組立品。
【請求項8】
前記第一のバヨネットコネクター組立品が、前記貯蔵部の前記端部に直接的に連結される、請求項1~7のいずれかに記載の貯蔵部組立品。
【請求項9】
eベイピング装置用のベイパー発生器組立品であって、
貯蔵部および気化器組立品であって、前記貯蔵部が、プレベイパー製剤を前記気化器組立品に供給するように構成され、前記貯蔵部が前記貯蔵部の外側ハウジングを通って延びる第一の流体ポートを含む、貯蔵部および気化器組立品と、
前記貯蔵部の端部における第一のバヨネットコネクター組立品と、
前記気化器組立品から前記第一のバヨネットコネクター組立品によって画定される空間の中へと延びる導管であって、前記導管が、前記第一のバヨネットコネクター組立品を通して、前記気化器組立品と前記ベイパー発生器組立品の外部との間の流体連通を可能にするように構成される導管と、
第二のバヨネットコネクター組立品を含む出口組立品であって、前記第二のバヨネットコネクター組立品が前記第一のバヨネットコネクター組立品に取り外し可能に連結されて、前記貯蔵部と前記出口組立品との間のバヨネットインターフェース接続を確立し、これにより、
前記導管が、前記出口組立品の内部を通して、前記ベイパー発生器組立品の前記外部と流体連通し、
前記第一の流体ポートが、前記バヨネットインターフェース接続が確立されるときに、前記ベイパー発生器組立品の外部から前記出口組立品によって隔絶される、出口組立品と、を備える、ベイパー発生器組立品。
【請求項10】
前記バヨネットインターフェース接続が確立されるときに、前記気化器組立品が、前記出口組立品の前記内部を通して前記ベイパー発生器組立品の前記外部と流体連通する、請求項9に記載のベイパー発生器組立品。
【請求項11】
前記導管が、前記第一のバヨネットコネクター組立品によって画定される前記空間を通って延びる、請求項9または10に記載のベイパー発生器組立品。
【請求項12】
前記第一のバヨネットコネクター組立品が、バヨネットプラグコネクターを含み、かつ前記第二のバヨネットコネクター組立品のバヨネットレセプタクルコネクターと取り外し可能に連結して、前記バヨネットインターフェース接続を確立するように構成される、請求項9~11のいずれかに記載のベイパー発生器組立品。
【請求項13】
気化器コネクター組立品であって、前記貯蔵部が前記気化器コネクター組立品を通して前記気化器組立品と取り外し可能に連結される、気化器コネクター組立品をさらに備える、請求項9~12のいずれかに記載のベイパー発生器組立品。
【請求項14】
前記導管の端部が、前記気化器コネクター組立品に連結され、これにより前記導管が、前記気化器コネクター組立品を介して前記気化器組立品と連結される、請求項13に記載のベイパー発生器組立品。
【請求項15】
前記第一のバヨネットコネクター組立品が、前記貯蔵部の前記端部に直接的に連結される、請求項9~14のいずれかに記載のベイパー発生器組立品。
【請求項16】
ベイパー発生器組立品であって、前記ベイパー発生器組立品が、
貯蔵部および気化器組立品であって、前記貯蔵部がプレベイパー製剤を保持するように構成され、前記気化器組立品が、前記貯蔵部から引き出されたプレベイパー製剤を加熱するように構成され、前記貯蔵部が前記貯蔵部の外側ハウジングを通って延びる第一の流体ポートを含む、貯蔵部および気化器組立品と、
前記貯蔵部の端部における第一のバヨネットコネクター組立品と、
前記気化器組立品から前記第一のバヨネットコネクター組立品によって画定される空間の中へと延びる導管と、
第二のバヨネットコネクター組立品を含む出口組立品であって、前記第二のバヨネットコネクター組立品が、前記第一のバヨネットコネクター組立品に取り外し可能に連結されて、前記貯蔵部と前記出口組立品との間にバヨネットインターフェース接続を確立し、これにより、
前記導管が、前記出口組立品の内部を通して前記ベイパー発生器組立品の外部と流体連通し、
前記第一の流体ポートが、前記バヨネットインターフェース接続が確立されるときに、前記ベイパー発生器組立品の外部から前記出口組立品によって隔絶される、出口組立品と、を備えるベイパー発生器組立品と、
前記ベイパー発生器組立品に連結された電源組立品であって、電源を含み、前記電源から前記ベイパー発生器組立品の前記気化器組立品へと電力を供給するように構成された、電源組立品と、を備える、eベイピング装置。
【請求項17】
前記バヨネットインターフェース接続が確立されているとき、前記気化器組立品が、前記ベイパー発生器組立品の前記外部と前記出口組立品の前記内部を通して流体連通する、請求項16に記載のeベイピング装置。
【請求項18】
前記導管が、前記第一のバヨネットコネクター組立品によって画定される前記空間を通って延びる、請求項16または17に記載のeベイピング装置。
【請求項19】
前記第一のバヨネットコネクター組立品が、バヨネットプラグコネクターを含み、かつ前記第二のバヨネットコネクター組立品のバヨネットレセプタクルコネクターと取り外し可能に連結して、前記バヨネットインターフェース接続を確立するように構成される、請求項16~18のいずれかに記載のeベイピング装置。
【請求項20】
前記第一のバヨネットコネクター組立品が、前記貯蔵部の前記端部に直接的に連結される、請求項16~19のいずれかに記載のeベイピング装置。
【請求項21】
前記電源組立品が、再充電可能電池を含む、請求項16~20のいずれかに記載のeベイピング装置。
【請求項22】
前記電源組立品が、前記ベイパー発生器組立品と取り外し可能に連結される、請求項16~21のいずれかに記載のeベイピング装置。
【請求項23】
気化器コネクター組立品であって、前記貯蔵部が前記気化器コネクター組立品を通して前記気化器組立品と取り外し可能に連結される、気化器コネクター組立品をさらに備える、請求項16~22のいずれかに記載のeベイピング装置。
【請求項24】
前記導管の端部が、前記導管が気化器コネクター組立品に連結され、これにより前記導管が前記気化器コネクター組立品を介して前記気化器組立品と連結される、請求項16~23のいずれかに記載のeベイピング装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
例示的な実施形態は、電子ベイピング装置、eベイピング装置、またはこれに類するもの、およびその構成要素に関する。
【発明の概要】
【0002】
本明細書で電子ベイピング装置(EVD)とも呼ばれるeベイピング装置は、流体携帯型ベイピング用に成人ベイパー吸引者によって使用される場合がある。eベイピング装置は、プレベイパー製剤を保持する貯蔵部と、ベイパーを発生するために貯蔵部から引き出されたプレベイパー製剤を加熱しうる気化器組立品とを含んでもよい。
【0003】
一部のeベイピング装置は、eベイピング装置の貯蔵部内に保持されるプレベイパー製剤の補充(すなわち、貯蔵部の再充填)を可能にするように構成される。
【0004】
一部の例示的な実施形態によれば、eベイピング装置用の貯蔵部組立品は、プレベイパー製剤を保持するように構成された貯蔵部と、貯蔵部の端部における第一のバヨネットコネクター組立品と、第一のバヨネットコネクター組立品によって画定される空間の中へと延びる導管と、を含んでもよい。第一のバヨネットコネクター組立品は、導管が出口組立品の内部を通して貯蔵部組立品の外部と流体連通するように、出口組立品の第二のバヨネットコネクター組立品と取り外し可能に連結されて、貯蔵部と出口組立品との間のバヨネットインターフェース接続を確立するように構成されてもよい。
【0005】
導管は、気化器組立品から延びてもよい。
【0006】
バヨネットインターフェース接続が確立されているとき、気化器組立品は、出口組立品の内部を通して貯蔵部組立品の外部と流体連通してもよい。
【0007】
貯蔵部は、貯蔵部の外側ハウジングを通って延びる流体ポートを含んでもよく、また流体ポートは、バヨネットインターフェース接続が確立されているとき、出口組立品によって貯蔵部組立品の外部から隔絶される。
【0008】
導管は、第一のバヨネットコネクター組立品によって画定される空間を通って延びてもよい。
【0009】
第一のバヨネットコネクター組立品は、バヨネットプラグコネクター要素を含んでもよく、また第二のバヨネットコネクター組立品の相補的なバヨネットレセプタクルコネクター要素と取り外し可能に連結して、バヨネットインターフェース接続を確立するように構成されてもよい。
【0010】
貯蔵部組立品は、貯蔵部を気化器組立品と取り外し可能に連結するように構成された気化器コネクター組立品をさらに含んでもよい。
【0011】
導管の端部は、気化器コネクター組立品と連結されてもよく、これにより導管は、気化器コネクター組立品を介して気化器組立品と連結するように構成される。
【0012】
第一のバヨネットコネクター組立品は、貯蔵部の端部と直接的に連結されてもよい。
【0013】
一部の例示的な実施形態によれば、eベイピング装置用のベイパー発生器組立品は、貯蔵部および気化器組立品を含んでもよく、貯蔵部は、プレベイパー製剤を、気化器組立品、貯蔵部の端部にある第一のバヨネットコネクター組立品、そして気化器組立品から第一のバヨネットコネクター組立品によって画定される空間の中へと延びる導管へと供給するように構成される。導管は、第一のバヨネットコネクター組立品を通して、気化器組立品とベイパー発生器組立品の外部との間の流体連通を可能にするように構成されてもよい。ベイパー発生器組立品は、第二のバヨネットコネクター組立品を含む出口組立品を含んでもよく、第二のバヨネットコネクター組立品は、第一のバヨネットコネクター組立品に取り外し可能に連結されて、貯蔵部と出口組立品との間にバヨネットインターフェース接続を確立し、これにより導管は、出口組立品の内部を通してベイパー発生器組立品の外部と流体連通する。
【0014】
バヨネットインターフェース接続が確立されているとき、気化器組立品は、出口組立品の内部を通してベイパー発生器組立品の外部と流体連通してもよい。
【0015】
貯蔵部は、貯蔵部の外側ハウジングを通って延びる第一の流体ポートを含んでもよい。第一の流体ポートは、バヨネットインターフェース接続が確立されているとき、出口組立品によってベイパー発生器組立品の外部から隔絶されてもよい。
【0016】
導管は、第一のバヨネットコネクター組立品によって画定される空間を通って延びてもよい。
【0017】
第一のバヨネットコネクター組立品は、バヨネットプラグコネクターを含んでもよく、また第二のバヨネットコネクター組立品のバヨネットレセプタクルコネクターと取り外し可能に連結して、バヨネットインターフェース接続を確立するように構成されてもよい。
【0018】
ベイパー発生器組立品は、気化器コネクター組立品を含んでもよく、貯蔵部は、気化器コネクター組立品を通して気化器組立品と取り外し可能に連結される。
【0019】
導管の端部は、気化器コネクター組立品に連結されてもよく、これにより導管は、気化器コネクター組立品を介して気化器組立品と連結される。
【0020】
第一のバヨネットコネクター組立品は、貯蔵部の端部に直接的に連結されてもよい。
【0021】
一部の例示的な実施形態によれば、eベイピング装置は、ベイパー発生器組立品を含んでもよい。ベイパー発生器組立品は、貯蔵部と、気化器組立品と、を含んでもよい。貯蔵部はプレベイパー製剤を保持するように構成されてもよい。気化器組立品は、貯蔵部から引き出されたプレベイパー製剤を加熱するように構成されてもよい。eベイピング装置は、貯蔵部の端部における第一のバヨネットコネクター組立品と、気化器組立品から第一のバヨネットコネクター組立品によって画定される空間の中へと延びる導管と、を含んでもよい。eベイピング装置は、第二のバヨネットコネクター組立品を含む出口組立品を含んでもよい。第二のバヨネットコネクター組立品は、導管が出口組立品の内部を通してベイパー発生器組立品の外部と流体連通するように、第一のバヨネットコネクター組立品に取り外し可能に連結されて、貯蔵部と出口組立品との間にバヨネットインターフェース接続を確立してもよい。eベイピング装置は、ベイパー発生器組立品に連結された電源組立品を含んでもよい。電源組立品は、電源を含んでもよい。電源組立品は、電源からベイパー発生器組立品の気化器組立品に電力を供給するように構成されてもよい。
【0022】
バヨネットインターフェース接続が確立されているとき、気化器組立品は、出口組立品の内部を通してベイパー発生器組立品の外部と流体連通してもよい。
【0023】
貯蔵部は、貯蔵部の外側ハウジングを通って延びる第一の流体ポートを含んでもよい。第一の流体ポートは、バヨネットインターフェース接続が確立されているとき、出口組立品によってベイパー発生器組立品の外部から隔絶されてもよい。
【0024】
導管は、第一のバヨネットコネクター組立品によって画定される空間を通って延びてもよい。
【0025】
第一のバヨネットコネクター組立品は、バヨネットプラグコネクターを含んでもよく、また第二のバヨネットコネクター組立品のバヨネットレセプタクルコネクターと取り外し可能に連結して、バヨネットインターフェース接続を確立するように構成されてもよい。
【0026】
第一のバヨネットコネクター組立品は、貯蔵部の端部に直接的に連結されてもよい。
【0027】
電源組立品は再充電可能電池を含んでもよい。
【0028】
電源組立品は、ベイパー発生器組立品と取り外し可能に連結されてもよい。
【0029】
eベイピング装置は、気化器コネクター組立品を含んでもよい。貯蔵部は、気化器コネクター組立品を通して気化器組立品と取り外し可能に連結されてもよい。
【0030】
導管の端部は、気化器コネクター組立品に連結されてもよく、これにより導管は、気化器コネクター組立品を介して気化器組立品と連結される。
【0031】
本明細書の非限定的な例示的な実施形態の様々な特徴および利点は、詳細な説明を添付の図面と併せて検討すると、より明らかになる場合がある。添付の図面は単に図示の目的のために提供され、特許請求の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。添付の図面は、明記されていない限り、実寸に比例して描かれているとは考えられない。明瞭化の目的で、図面の様々な寸法は誇張されている場合がある。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【
図1A】
図1Aは、一部の例示的な実施形態による、eベイピング装置の斜視図である。
【
図1B】
図1Bは、一部の例示的な実施形態による、eベイピング装置の斜視図である。
【
図1C】
図1Cは、一部の例示的な実施形態による、
図1Aのeベイピング装置の線IC-IC’に沿った断面図である。
【
図1D】
図1Dは、一部の例示的な実施形態による、
図1Bのeベイピング装置の線ID-ID’に沿った断面図である。
【
図2A】
図2Aは、一部の例示的な実施形態による、出口組立品と連結された貯蔵部を含むベイパー発生器組立品の一部分の断面図である。
【
図2B】
図2Bは、一部の例示的な実施形態による、出口組立品から連結を外された貯蔵部を含むベイパー発生器組立品の一部分の断面図である。
【
図3A】
図3Aは、一部の例示的な実施形態による、出口組立品と連結された貯蔵部を含むベイパー発生器組立品の一部分の断面図である。
【
図3B】
図3Bは、一部の例示的な実施形態による、出口組立品から連結を外された貯蔵部を含むベイパー発生器組立品の一部分の断面図である。
【
図4A】
図4Aは、一部の例示的な実施形態による出口組立品の斜視図である。
【
図4B】
図4Bは、一部の例示的な実施形態による、
図4Aの出口組立品の線IVB-IVB’に沿った断面図である。
【
図4C】
図4Cは、一部の例示的な実施形態による貯蔵部組立品の斜視図である。
【
図4D】
図4Dは、一部の例示的な実施形態による、
図4Cの貯蔵部組立品の線IVD-IVD’に沿った断面図である。
【
図5A】
図5Aは、一部の例示的な実施形態による、出口組立品の斜視図である。
【
図5B】
図5Bは、一部の例示的な実施形態による、
図5Aの出口組立品の線VB-VB’に沿った断面図である。
【
図5C】
図5Cは、一部の例示的な実施形態による貯蔵部組立品の斜視図である。
【
図5D】
図5Dは、一部の例示的な実施形態による、
図5Cの貯蔵部組立品の線VD-VD’に沿った断面図である。
【
図6A】
図6Aは、一部の例示的な実施形態による出口組立品の断面図である。
【
図6B】
図6Bは、一部の例示的な実施形態による貯蔵部組立品の斜視図である。
【
図6C】
図6Cは、一部の例示的な実施形態による、
図6Bの貯蔵部組立品の線VIC-VIC’に沿った断面図である。
【
図7A】
図7Aは、一部の例示的な実施形態による出口組立品の断面図である。
【
図7B】
図7Bは、一部の例示的な実施形態による貯蔵部組立品の斜視図である。
【
図7C】
図7Cは、一部の例示的な実施形態による、
図7Bの貯蔵部組立品の線VIIC-VIIC’に沿った断面図である。
【
図8A】
図8Aは、一部の例示的な実施形態による、貯蔵部および貯蔵部から連結を外された出口組立品の側面図である。
【
図8B】
図8Bは、一部の例示的な実施形態による、
図8Aの連結を外された貯蔵部および出口組立品の線VIIIB-VIIIB’に沿った断面図である。
【
図8C】
図8Cは、一部の例示的な実施形態による、貯蔵部および貯蔵部と連結された出口組立品の側面図である。
【
図8D】
図8Dは、一部の例示的な実施形態による、
図8Cの連結された貯蔵部および出口組立品の線VIIID-VIIID’に沿った断面図である。
【
図8E】
図8Eは、一部の例示的な実施形態による
図8Aの連結を外された貯蔵部および出口組立品の斜視図である。
【
図8F】
図8Fは、一部の例示的な実施形態による
図8Eの連結を外された貯蔵部および出口組立品の斜視図である。
【
図8G】
図8Gは、一部の例示的な実施形態による、貯蔵部および貯蔵部と連結された出口組立品の斜視図である。
【
図9A】
図9Aは、一部の例示的な実施形態による、出口組立品の斜視図である。
【
図9B】
図9Bは、一部の例示的な実施形態による、
図9Aの出口組立品の線IXB-IXB’に沿った断面図である。
【
図9C】
図9Cは、一部の例示的な実施形態によるバヨネットコネクター組立品の斜視図である。
【0033】
一部の詳細な例示的な実施形態が本明細書で開示されている。しかしながら、本明細書に開示されている特定の構造面および機能面の詳細は、単に、例示的な実施形態を説明することを目的として提供されるにすぎない。しかしながら、例示的な実施形態は、数多くの代替的な形態で具体化されてもよく、また本明細書に記載の例示的な実施形態のみに限定されるものと解釈されるべきではない。
【0034】
従って、例示的な実施形態は、様々な修正および代替的形態が可能である一方で、その例示的な実施形態は一例として図面に示されており、本明細書で詳細に説明されることになる。しかしながら、当然のことながら、開示された特定の形態に対する例示的な実施形態に限定する意図はなく、反対に、例示的な実施形態は、すべての修正、均等物、および代替物を網羅するものである。同様の数字は、図の説明の全体を通して同様の要素を指す。
【0035】
当然のことながら、ある要素または層が、別の要素もしくは層「の上にある」、「それに接続される」、「それに連結される」、「それに取り付けられる」、「それに隣接する」、または「それを覆う」と言及されるとき、これはもう一方の要素もしくは層の直接的に上にあってもよく、それに直接的に接続されてもよく、それに直接的に連結されてもよく、それに直接的に取り付けられてもよく、それに直接的に隣接してもよく、またはそれを直接的に覆ってもよく、あるいは介在する要素もしくは層が存在してもよい。対照的に、要素が別の要素もしくは層「の上に直接的にある」、「に直接的に接続される」、または「に直接的に連結される」と言及されるとき、介在する要素もしくは層は存在しない。同様の数字は、本明細書の全体を通して同様の要素を指す。
【0036】
当然のことながら、第一の、第二の、第三のなどの用語は、様々な要素、構成要素、領域、層、またはセクションを記述するために本明細書で使用されてもよいが、これらの要素、構成要素、領域、層、またはセクションはこれらの用語によって限定されない。これらの用語は、一つの要素、構成要素、領域、層、またはセクションを別の領域、層、またはセクションと区別するためにのみ使用される。従って、下記で考察されている第一の要素、構成要素、領域、層、またはセクションを、例示的な実施形態の教示内容から逸脱することなく、第二の要素、構成要素、領域、層、またはセクションと呼ぶことが可能である。
【0037】
空間的関係の用語(例えば、「下に」、「下方に」、「下部」、「上方に」、「上部」、およびこれに類するもの)は、図中で図示する際に、一つの要素または特徴と別の要素または特徴との間の関係を説明するための説明の簡単のために本明細書で使用されてもよい。当然のことながら、空間的関係の用語は、図に描写されている向きに加えて、使用時または動作時に装置の異なる向きを包含することが意図されている。例えば、図中の装置をひっくり返した場合、他の要素または特徴の「下方に」または「下に」と説明されている要素は、その後はもう一方の要素または特徴の「上方に」向くことになる。従って、「下方に」という用語は上方および下方の両方の向きを包含する場合がある。装置は、別の方法で(90度回転して、または他の向きで)向きが決められる場合があり、本明細書で使用される空間的関係の記述語は適宜に解釈される。
【0038】
本明細書で使用される用語は、様々な例示的な実施形態を説明する目的のみのものであり、例示的な実施形態の制限を意図しない。本明細書で使用される場合、単数形「一つの(a)」、「一つの(an)」、および「その(the)」は、複数形も含むことが意図されているが、文脈によって明らかにそうではないことが示される場合は、その限りではない。さらに当然のことながら、「含む(includes)」、「含む(including)」「備える(comprises)」、および「備える(comprising)」という用語は本明細書で使用されるとき、述べられた特徴、整数、工程、動作、要素、または構成要素などの存在を特定するが、一つ以上の他の特徴、整数、工程、動作、要素、構成要素など、またはこれらの群の存在または追加を除外しない。
【0039】
本明細書において「約」または「実質的に」という語を数値と組み合わせて使用するとき、別の方法で明示的に定義されない限り、関連付けられた数値が、述べられた数値の前後±10パーセントの公差を含むということを意図する。
【0040】
例示的な実施形態は、例示的な実施形態の概略図である断面図を参照して本明細書で説明される。そのため、例示の形状からの変形形態が予想される。従って、例示的な実施形態は、本明細書に図示された領域の形状に限定されるものとして解釈されるべきでなく、形状の逸脱を含むものである。
【0041】
ベイパー、エアロゾル、および分散物は、互換的に使用され、開示される装置、特許請求される装置、およびその均等物によって生成または出力される物質を網羅することが意味されている。
【0042】
別段の定義のない限り、本明細書で使用されるすべての用語(技術的用語および科学的用語を含む)は、例示的な実施形態が属する当該技術分野の当業者が一般的に理解しているものと同一の意味を有する。さらに当然のことながら、用語(一般的に使用されている辞書で定義された用語を含む)は、関連する技術分野の文脈でのそれらの用語の意味と一致する意味を有するものと解釈されるべきであり、また理想的なまたは過度に正式な意味で解釈されないが、本明細書で明示的にそのように定義されている場合はその限りではない。
【0043】
ハードウェアは、一つ以上のプロセッサ、一つ以上の中央処理装置(CPU)、一つ以上のマイクロコントローラ、一つ以上の演算論理ユニット(ALU)、一つ以上のデジタル信号プロセッサ(DSP)、一つ以上のマイクロコンピュータ、一つ以上のフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、一つ以上のシステムオンチップ(SoC)、一つ以上のプログラマブル論理ユニット(PLU)、一つ以上のマイクロプロセッサ、一つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)または定義された様態で命令に応答および実行する能力を有する任意の他の装置(複数可)などを含むが、これらに限定されない処理または制御回路を使用して実装されてもよい。
【0044】
図1Aは、一部の例示的な実施形態による、eベイピング装置100の斜視図である。
図1Bは、一部の例示的な実施形態による、eベイピング装置100の斜視図である。
図1Cは、一部の例示的な実施形態による、
図1Aのeベイピング装置100の線IC-IC’に沿った断面図である。
図1Dは、一部の例示的な実施形態による、
図1Bのeベイピング装置100の線ID-ID’に沿った断面図である。本明細書で使用される場合、「eベイピング装置」という用語は、形態、サイズ、または形状にかかわらず、すべてのタイプの電子ベイピング装置を含む。
【0045】
図1A~
図1Dを参照すると、eベイピング装置100は、ベイパー発生器組立品110および電源組立品120を含む。一部の例示的な実施形態では、eベイピング装置100を形成するために電源組立品120に取り外し可能に連結されるように構成されたベイパー発生器組立品110は、本明細書ではカートリッジと呼ばれる場合がある。
【0046】
一部の例示的な実施形態では、ベイパー発生器組立品110および電源組立品120は、それぞれ相補的コネクター組立品118、128を含み、またコネクター組立品118、128をともに取り外し可能に連結することに基づいて、互いに取り外し可能に接続するように構成される。一部の例示的な実施形態では、コネクター組立品118、128は、ねじ付きコネクターを含む。当然のことながら、コネクター組立品118、128は、滑り嵌め、戻り止め、クランプ、バヨネット、スライド式嵌合、スリーブ嵌合、アラインメント嵌合、ねじ付きコネクター、磁気的、留め金、または任意の他のタイプの接続、およびこれらの組み合わせを含むがこれらに限定されない、任意のタイプのコネクターであってもよい。
【0047】
図1A~
図1Dに示すように、ベイパー発生器組立品110は、外側ハウジング111を含んでもよく、電源組立品120は、外側ハウジング121を含んでもよく、外側ハウジング111および外側ハウジング121は、eベイピング装置100の外側ハウジング191を集合的に画定してもよい。
【0048】
【0049】
図1A~
図1Dに示すように、貯蔵部112、第一のバヨネットコネクター組立品117、および気化器コネクター組立品148は、一部の例示的な実施形態の貯蔵部組立品102内に含まれてもよい。
【0050】
図1A~
図1Dに示すように、ベイパー発生器組立品110の外側ハウジング111は、貯蔵部112の外側ハウジング113および気化器組立品130の外側ハウジング131を含んでもよく、外側ハウジング113および131は、外側ハウジング111を集合的に画定する。一部の例示的な実施形態では、ハウジング113および131は別個の接続可能なハウジングであり、また一部の例示的な実施形態では、ハウジング113および131は同一のハウジングの一部を形成する。貯蔵部112の外側ハウジング113は、内部空間115を少なくとも部分的に画定してもよい。貯蔵部112は、貯蔵部112の内部内にプレベイパー製剤を保持するように構成されてもよく、内部は、貯蔵部112の外側ハウジング113によって少なくとも部分的に画定される内部空間115を含んでもよい。
【0051】
少なくとも
図1C~
図1Dに示すように、貯蔵部112は、貯蔵部112の内部空間115と少なくとも貯蔵部112の外部との間に貯蔵部112の外側ハウジング113を通って延びる流体ポート114を含んでもよく、これにより流体ポート114は少なくとも貯蔵部112の外部と流体連通し、そしてそれによって貯蔵部112と少なくとも貯蔵部112の外部との間の流体連通を可能にする場合がある。
【0052】
一部の例示的な実施形態では、気化器組立品130および貯蔵部112は、それぞれの相補的コネクター組立品138、148を含み、かつコネクター組立品138、148をともに取り外し可能に連結することに基づいて、互いに取り外し可能に接続されるように構成される。例えば、気化器コネクター組立品148は、例えば、気化器組立品130のコネクター組立品138を取り外し可能に連結することに基づいて、貯蔵部112を気化器組立品130と取り外し可能に連結するように構成されてもよい。一部の例示的な実施形態では、コネクター組立品138、148は、ねじ付きコネクターを含む。当然のことながら、コネクター組立品138、148は、滑り嵌め、戻り止め、クランプ、バヨネット、スライド式嵌合、スリーブ嵌合、アラインメント嵌合、ねじ付きコネクター、磁気的、留め金、または任意の他のタイプの接続、およびこれらの組み合わせを含むがこれらに限定されない、任意のタイプのコネクターであってもよい。
【0053】
少なくとも
図1C~
図1Dに示すように、気化器組立品130は、気化器組立品130の内部空間135を少なくとも部分的に画定する外側ハウジング131を含んでもよい。少なくとも
図1C~
図1Dにさらに示すように、気化器組立品130は、気化器組立品130の内部空間135と気化器組立品130の外部との間で気化器組立品130の外側ハウジング131を通って延びる流体ポート134を含んでもよく、これにより流体ポート134は、内部空間135と気化器組立品130の外部との間の流体連通を可能にする場合がある。
図1Bにさらに示すように、流体ポート134は、貯蔵部112と気化器組立品130との間の流体連通を可能にする場合がある。一部の例示的な実施形態では、流体ポート134は、気化器組立品130の外側ハウジング131を通って延びることに加えて、またはその代わりに、貯蔵部112の外側ハウジング113を通って延びる。ハウジング113がハウジング131と交わる一部の例示的な実施形態では、同一のハウジングの一部を形成してもよく、またはこれらは、(例えば、相補的コネクター組立品138、148を介して)一緒に接続することができる二つの別個のハウジングであってもよい。一部の例示的な実施形態では、流体ポート114は、二つ以上のポートを含んでもよく(例えば、複数の第一の流体ポートがあってもよい)、流体ポート134は、二つ以上のポートを含んでもよく(例えば、複数の第二の流体ポートがあってもよい)、または流体ポート114および流体ポート134は、各々、二つ以上のポートを含んでもよい。
【0054】
気化器組立品130は、ヒーター136および分与インターフェース137を含んでもよい。分与インターフェース137は、流体ポート134と流体連通してもよく、また少なくとも流体ポート134を通して貯蔵部112と流体連通してもよく、そして流体ポート134を通して内部空間135の中へと引き出されたプレベイパー製剤174は、分与インターフェース137によって引き出されて、ヒーター136と流体連通してもよい。ヒーター136(本明細書では発熱体とも呼ばれる)は、分与インターフェースによって(例えば、流体ポート134を通して)貯蔵部112から引き出されたプレベイパー製剤を加熱して、ベイパーを生成してもよい。
【0055】
図1A~
図1Dにさらに示すように、ベイパー発生器組立品110は、気化器組立品130の外側ハウジング131を通って延びる入口ポート132を含んでもよく、またこれはベイパー発生器組立品110の外部(例えば、周囲環境)からの空気を、気化器組立品130の中へと流れさせ、気化器組立品130の内部空間135の少なくとも一部分内でヒーター136と流体連通して流れさせるように方向付けるように構成される。
図1A~
図1Dにさらに示すように、気化器組立品130は、気化器組立品130の外側ハウジング131を通って延びる出口ポート142を含んでもよく、またベイパー発生器組立品110は、気化器組立品130とベイパー発生器組立品110の外部(例えば、周囲環境)との間の流体連通を確立するための導管140の連結出口ポート142、144をさらに含んでもよい。
【0056】
eベイピング装置100の動作時、空気162は、少なくとも入口ポート132を通して気化器組立品130の中へと引き込まれてもよく、ヒーター136によって発生したベイパーは、気化器組立品130の中へと引き込まれる空気中に同伴されてもよく、また空気と同伴されたベイパーの混合物(本明細書では、単純に発生したベイパー164と呼ぶ)は、気化器組立品130から、出口ポート142、導管140、および出口ポート144を通して、ベイパー発生器組立品110の外部に引き出されてもよい。
図1A~
図1Dに示すように、出口ポート142は、気化器組立品130の外側ハウジング131、貯蔵部112の外側ハウジング113、気化器コネクター組立品148、コネクター組立品138、これらの部分組み合わせ、またはこれらの組み合わせを通って延びてもよい。
【0057】
一部の例示的な実施形態では、貯蔵部組立品102は、貯蔵部112に保持されるプレベイパー製剤の再充填を可能にするように構成される。
図1C~
図1Dに示されるように、流体ポート114は、貯蔵部112と少なくとも貯蔵部112の外部との間の直接的な流体連通を可能にする場合がある。従って、貯蔵部組立品102は、少なくとも流体ポート114を通した貯蔵部112の中へのプレベイパー製剤172の導入を介して貯蔵部112の再充填を可能にするように構成されてもよい。
【0058】
依然として
図1A~
図1Dを参照すると、貯蔵部組立品102は、貯蔵部112の第一の端部119aに連結される第一のバヨネットコネクター組立品117を含んでもよい。第一のバヨネットコネクター組立品117は、バヨネットプラグコネクター要素(オスのバヨネットコネクター要素とも呼ばれる)、バヨネットレセプタクルコネクター要素(メスのバヨネットコネクター要素とも呼ばれる)、またはバヨネットプラグコネクター要素とバヨネットレセプタクルコネクター要素との両方を含んでもよい。加えて、
図1C~
図1Dに示されるように、流体ポート114は、貯蔵部112の外側ハウジング113を通って、貯蔵部112の第一の端部1119aにおいて外側ハウジング113の外表面119へと延びてもよい。
【0059】
図1C~
図1Dにさらに示されるように、導管140は、貯蔵部112の対向する第一の端部119aおよび第二の端部119bへと延びる第一の端部140aおよび第二の端部140bを含んでもよく、導管140の第一の端部140aは、第一のバヨネットコネクター組立品117の中へと延び、また導管140の第二の端部140bは、気化器組立品130と連結される(直接的に、または少なくとも気化器コネクター組立品148を介して間接的のいずれかで)。その結果、導管140は、第一のバヨネットコネクター組立品117を通して、気化器組立品130とベイパー発生器組立品110の外部との間の流体連通を確立してもよい。示されるように、導管140の第一の端部140aは、出口ポート144として画定される開口部を含んでもよく、また導管140の第二の端部140bは、出口ポート142と流体連通する開口部を含んでもよい。一部の例示的な実施形態では、第一のバヨネットコネクター組立品117は、導管140の第一の端部140aに直接的に連結される。一部の例示的な実施形態では、ベイパー発生器組立品110が、気化器コネクター組立品148およびコネクター組立品138を含む場合、導管140の第二の端部140bは、気化器コネクター組立品148に連結されてもよく、これにより導管140の第二の端部140bは、気化器コネクター組立品148を通して気化器組立品130と連結するように構成される。
【0060】
依然として
図1A~
図1Dを参照すると、ベイパー発生器組立品110は、貯蔵部112と出口組立品150との間のバヨネットインターフェース接続を介して貯蔵部112に取り外し可能に連結される182ように構成された、出口組立品150(本明細書ではマウスピース、マウスピース組立品、またはこれに類するものとも呼ばれる)を含んでもよい。示されるように、出口組立品150は、構造材料152のインスタンスと、対向する開口部156、158との間で出口組立品150の内部を通って(例えば、構造材料152のインスタンスの一つ以上の内面が少なくとも部分的に導管154を画定しうるように、構造材料152のインスタンスを通って)延びる導管154と、第二のバヨネットコネクター組立品157と、を含んでもよい。第二のバヨネットコネクター組立品157は、バヨネットプラグコネクター要素(オスのバヨネットコネクター要素とも呼ばれる)、バヨネットレセプタクルコネクター要素(メスのバヨネットコネクターとも呼ばれる)、またはバヨネットプラグコネクター要素とバヨネットレセプタクルコネクター要素との両方を含んでもよい。
図1A~
図7Aに示されるように、一部の例示的な実施形態では、出口組立品150の構造材料152は、円錐形状を画定してもよいが、例示的な実施形態はこれらに限定されるものではない。例えば、
図8A~
図9Cに示されるように、出口組立品150は、円筒形状を有する外表面を画定する構造材料のインスタンスを含んでもよい。
【0061】
図1A~
図1Dに示されるように、第一のバヨネットコネクター組立品117および第二のバヨネットコネクター組立品157は、互いに取り外し可能に連結されて、少なくとも貯蔵部112と出口組立品150との間にバヨネットインターフェース接続を確立するように構成されてもよく、これにより導管140は、出口組立品の内部を通して(例えば、導管154を通して)少なくとも貯蔵部112の外部と流体連通し、また流体ポート114は、貯蔵部112を少なくとも貯蔵部112の外部との流体連通から隔絶するために、(少なくとも気化器組立品130とは独立して)出口組立品の150の少なくとも一部分によって少なくとも貯蔵部112の外部から隔絶される。一部の例示的な実施形態では、流体ポート114は、出口組立品150の構造材料152の少なくとも一部分によって、出口組立品150の第二のバヨネットコネクター組立品157の少なくとも一部分によって、またはこれらの組み合わせによって、第一のバヨネットコネクター組立品117と第二のバヨネットコネクター組立品157との連結を介して確立されているバヨネットインターフェース接続を介して貯蔵部112と取り外し可能に連結されている出口組立品150に基づいて、少なくとも貯蔵部112の外部から隔絶されるように構成される。
【0062】
第一のバヨネットコネクター組立品117および第二のバヨネットコネクター組立品157の取り外し可能な連結を介して貯蔵部112と取り外し可能に連結されることに基づく流体ポート114を隔絶する出口組立品150に基づいて、気化器組立品130の通過とは無関係の、貯蔵部112と少なくとも貯蔵部112の外部との間のプレベイパー製剤172の移動は、少なくとも部分的に軽減される場合がある。流体ポート114を介して貯蔵部112内のプレベイパー製剤172の再充填を可能にするために、出口組立品150を貯蔵部112から取り外して(第一のバヨネットコネクター組立品117と第二のバヨネットコネクター組立品157との連結を外すことを介して)、流体ポート114を少なくとも貯蔵部112の外部に露出してもよい。
【0063】
一部の例示的な実施形態では、第一のバヨネットコネクター組立品117および第二のバヨネットコネクター組立品157は、相補的なバヨネットコネクター要素を含む。例えば、第一のバヨネットコネクター組立品117は、バヨネットプラグコネクター要素を含んでもよく、第二のバヨネットコネクター組立品157は、第一のバヨネットコネクター組立品117のバヨネットプラグコネクター要素に対して相補的なバヨネットレセプタクルコネクター要素を含んでもよく、これにより少なくとも第一のバヨネットコネクター組立品117および第二のバヨネットコネクター組立品157は、互いに対して相補的であると理解され、従って第一のバヨネットコネクター組立品117は第二のバヨネットコネクター組立品157と取り外し可能に連結されて、第一のバヨネットコネクター組立品117と第二のバヨネットコネクター組立品157との相補的なバヨネットコネクター要素の取り外し可能な連結に基づいて、貯蔵部112と出口組立品150との間にバヨネットインターフェース接続を確立するように構成される。
【0064】
一部の例示的な実施形態では、ベイパー発生器組立品110は、第二のバヨネットコネクター組立品157と連結している第一のバヨネットコネクター組立品117によって確立されたバヨネットインターフェース接続を介して少なくとも貯蔵部112に取り外し可能に連結される出口組立品150に基づいて、貯蔵部112から少なくとも貯蔵部112の外部への、流体ポート114を通したプレベイパー製剤172の移動に対する改善された抵抗を提供するように構成される。ある特定の例示的な実施形態では、バヨネットインターフェース接続は、ねじ付きインターフェース接続を含むがこれに限定されない他のインターフェース接続に関連して、少なくとも貯蔵部112の外部からの流体ポート114の改善された隔絶を提供してもよい。
【0065】
依然として
図1A~
図1Dを参照すると、一部の例示的な実施形態による電源組立品120は、電源122を含んでもよい。電源122は、再充電可能電池であってもよく、また電源組立品120は、電源122からベイパー発生器組立品110に(例えば、一つ以上の導線を介してヒーター136に)電力を供給して、気化器組立品130におけるベイパー発生を支持するように構成されてもよい。
【0066】
図1C~
図1Dに示されるように、一部の例示的な実施形態によるeベイピング装置100は、電源122からベイパー発生器組立品110(例えば、気化器組立品130)への電力の供給を制御するように構成されてもよい制御回路124のインスタンスを含んでもよい。
図1C~
図1Dに示される例示的な実施形態では、制御回路124は電源組立品120に含まれるが、当然のことながら、一部の例示的な実施形態では、制御回路124は、電源組立品120の代わりにベイパー発生器組立品110に含まれてもよい。
【0067】
一部の例示的な実施形態では、ベイパー発生器組立品110および電源組立品120は、それぞれ相補的コネクター組立品118および128を介して取り外し可能に連結されるように構成され、ベイパー発生器組立品110および電源組立品120を通る一つ以上の電気回路は、ともに連結されたコネクター組立品118、128に基づいて確立されてもよい。確立された電気回路は、少なくともヒーター136、制御回路124、および電源122を含んでもよい。電気回路は、コネクター組立品118、128のうちの一方または両方の中に一つ以上の導線を含んでもよい。
【0068】
一部の例示的な実施形態では、eベイピング装置100は、eベイピング装置100を形成するためにともに連結された別個の部品としてベイパー発生器組立品110および電源組立品120を含む代わりに、単一部品内にベイパー発生器組立品110および電源組立品120を含む単一部品であってもよい。
【0069】
一部の例示的な実施形態では、電源122は電池を含んでもよい。一部の実施例では、電源122は、リチウムイオン電池、またはその変形例、例えば、リチウムイオンポリマー電池、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池、リチウムマンガン電池、リチウムコバルト電池、燃料電池など、これらの部分組み合わせ、またはこれらの組み合わせのうちの一つであってもよい。eベイピング装置100は、電源122内のエネルギーが枯渇するまで、または最小電圧カットオフレベルに達するまで、成人ベイパー吸引者によって使用可能でありうる。さらに、電源122は再充電可能であってもよく、また電池を外部充電装置によって充電可能にするように構成された回路を含んでもよい。eベイピング装置100を再充電するために、ユニバーサルシリアルバス(USB)充電器または他の適切な充電器組立品が使用されてもよい。
【0070】
一部の例示的な実施形態では、電源122は、eベイピング装置100のセンサー、eベイピング装置100のインターフェース、またはこれらの組み合わせから制御回路124において受信された信号に基づいて、制御回路124によってヒーター136に電気的に接続されてもよい。ヒーター136への電力の供給を制御するために、制御回路124は、コンピュータ実行可能プログラムコードの一つ以上のインスタンスを実行してもよい。制御回路124は、プロセッサおよびメモリーを含んでもよい。メモリーは、コンピュータ実行可能コードを保存するコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。制御回路124は、コンピュータ実行可能コードを実行して、ヒーター136への電力の供給を制御するように構成された、特殊用途機械であってもよい。
【0071】
一部の例示的な実施形態では、コネクター組立品118、128は、eベイピング装置100から省略され、これによりベイパー発生器組立品110および電源組立品120はともに固定的に連結され(例えば、互いに一体的に)、かつ互いに取り外し可能に連結することが不可能にされ、そしてeベイピング装置100の外側ハウジング191は、ベイパー発生器組立品110の外側ハウジング111と、電源組立品120の外側ハウジング121とを、単一の材料片として含んでもよい。
【0072】
一部の例示的な実施形態では、コネクター組立品138、148は、ベイパー発生器組立品110から省略され、これにより貯蔵部112および気化器組立品130はともに固定的に連結され(例えば、互いに一体的に)、かつ互いに取り外し可能に連結することが不可能にされ、そしてベイパー発生器組立品110の外側ハウジング111は、貯蔵部112の外側ハウジング113と、気化器組立品の外側ハウジング131を、単一の材料片として含んでもよい。
【0073】
少なくとも貯蔵部112の外部は、貯蔵部112の外部、貯蔵部組立品102の外部、ベイパー発生器組立品110の外部、eベイピング装置100の外部、これらの部分組み合わせ、またはこれらの組み合わせを含んでもよい。その結果、少なくとも貯蔵部112の外部は、貯蔵部112の外部である外部環境、貯蔵部組立品102の外部である外部環境、気化器組立品130の外部である外部環境、ベイパー発生器組立品110の外部である外部環境、eベイピング装置100の外部である外部環境、これらの部分組み合わせ、またはこれらの組み合わせを含んでもよい。
【0074】
プレベイパー製剤は、ベイパーへと変換されうる材料または材料の組み合わせである。一部の例示的な実施形態では、ベイパー発生器組立品110の一つ以上の部分は交換可能であってもよい。こうした一つ以上の部分は、気化器組立品130、貯蔵部112、貯蔵部組立品102、電源組立品120、出口組立品150、これらの部分組み合わせ、またはこれらの組み合わせを含んでもよい。一部の例示的な実施形態では、eベイピング装置100全体は、貯蔵部112が、気化器組立品130、またはこれらの組み合わせが消耗されると廃棄されてもよい。
【0075】
図2Aは、一部の例示的な実施形態による、出口組立品150と連結された貯蔵部112を含むベイパー発生器組立品110の一部分の断面図である。
図2Bは、一部の例示的な実施形態による、出口組立品150から連結を外された貯蔵部112を含むベイパー発生器組立品110の一部分の断面図である。
図3Aは、一部の例示的な実施形態による、出口組立品150と連結された貯蔵部112を含むベイパー発生器組立品110の一部分の断面図である。
図3Bは、一部の例示的な実施形態による、出口組立品150から連結を外された貯蔵部112を含むベイパー発生器組立品110の一部分の断面図である。
【0076】
一部の例示的な実施形態では、
図2A~
図2Bに示される例示的な実施形態が含まれ、第一のバヨネットコネクター組立品117は、貯蔵部112の第一の端部119aにおいて、貯蔵部112の外側ハウジング113の外表面119の外周の周りに延びてもよく、これにより、第一のバヨネットコネクター組立品117は、長軸方向軸250に向かって半径方向内向きに面する一つ以上のバヨネットコネクター要素を含み、そして第一のバヨネットコネクター組立品117および外表面119は、少なくとも部分的なエンクロージャ217を部分的に画定し、また第二のバヨネットコネクター組立品157は、出口組立品150の構造材料152の外表面152sの周りに延在してもよく、これにより、第二のバヨネットコネクター組立品157は、長軸方向軸250から半径方向外向きに面する一つ以上のバヨネットコネクター要素を含む。例示的な実施形態による第一のバヨネットコネクター組立品117および第二のバヨネットコネクター組立品157の実施例を、下記にさらに説明する。
図2A~
図2Bに示されるように、第一のバヨネットコネクター組立品117と第二のバヨネットコネクター組立品157がともに連結されて、貯蔵部112と出口組立品150との間にバヨネットインターフェース接続を確立するとき、第二のバヨネットコネクター組立品157の一つ以上の半径方向外向きに面するバヨネットコネクター要素は、第一のバヨネットコネクター組立品117の一つ以上の相補的でかつ半径方向内向きに面するバヨネットコネクター要素と係合してもよく、そして第二のバヨネットコネクター組立品157の少なくとも一部分および出口組立品150の構造材料152は、部分的なエンクロージャ217を占めてもよい。
【0077】
図2A~
図2Bに示されるように、流体ポート114は、貯蔵部112の外側ハウジング113を通って外表面119へと延びてもよく、これにより、出口組立品150が貯蔵部112から連結を外されたとき、流体ポート114は部分的なエンクロージャ217と直接的に流体連通してもよい。依然として
図2A~
図2Bを参照すると、導管140の少なくとも第一の端部140aは、貯蔵部112の外へ、かつ少なくとも部分的に、第一のバヨネットコネクター組立品117および外表面119によって少なくとも部分的に画定される、部分的なエンクロージャ217を通して延びてもよい。
図2A~
図2Bに示されるように、出口組立品150の導管154は、導管140の第一の端部140aの直径および長さに実質的に対応する(例えば、製造公差および材料公差以内で対応する)第一の直径および第一の長さを有する、出口組立品150の構造材料152の内表面によって画定される第一の部分254を含んでもよい。その結果、
図2A~
図2Bに示されるように、出口組立品150が貯蔵部112に取り外し可能に連結されることに基づいて、出口組立品150は、貯蔵部112から出て、かつ少なくとも部分的に導管154の第一の部分254内の部分的なエンクロージャ217を通して延びる導管140の第一の端部140aを包囲してもよい。
図2A~
図2Bにさらに示されるように、導管154は、第一の部分254に加えて第二の部分256を含んでもよく、第一の部分254および第二の部分256は、異なる直径、異なる長さ、または異なる直径および異なる長さを有する。
【0078】
ある特定の例示的な実施形態では、導管140の第一の端部140aのこうしたエンクロージャは、導管140と出口組立品150との間に気密または実質的に気密なシールを確立してもよい。一部の例示的な実施形態では、導管140は、出口組立品150の内部を通って延びる導管154を通って少なくとも貯蔵部組立品102の外部と流体連通する。その結果、発生したベイパー164が、気化器組立品130から導管140を通して方向付けられるとき、発生したベイパー164は、導管140から、出口組立品150の内部(例えば、導管154)を通してベイパー発生器組立品110の外部へと方向付けられてもよい。
【0079】
依然として
図2A~
図2Bを参照すると、出口組立品150の構造材料152は、出口組立品150の底面252を画定してもよい。出口組立品150は、互いに連結する第一のバヨネットコネクター組立品117および第二のバヨネットコネクター組立品157に基づいて、少なくとも貯蔵部112と取り外し可能に連結するように構成されてもよく、これにより、第二のバヨネットコネクター組立品157の少なくとも一部分、出口組立品150の構造材料152、またはこれらの組み合わせは、部分的なエンクロージャ217を占めてもよく、底面252は、貯蔵部112の外表面119を通って延びる流体ポート114を覆ってもよく、それによって、気化器組立品130とは無関係に、貯蔵部112を貯蔵部組立品102の外部との流体連通から隔絶する。
【0080】
図3A~
図3Bに示す例示的な実施形態を含む、一部の例示的な実施形態では、第二のバヨネットコネクター組立品157は、出口組立品150の内部内に少なくとも部分的に位置してもよく、かつ構造材料152の内表面152iの周りに延びて、出口組立品150を通って延びる導管154の第一の部分254を少なくとも部分的に画定してもよく、また第二のバヨネットコネクター組立品157と相補的な第一のバヨネットコネクター組立品117は、導管140の第一の端部140aの外表面140asの周りに延在してもよく、これにより、第一のバヨネットコネクター組立品117は、長軸方向軸250から半径方向外向きに面する一つ以上のバヨネットコネクター要素を含み、かつこれにより、導管140の第一の端部140aは第一のバヨネットコネクター組立品117を通って延びる。例示的な実施形態による第一のバヨネットコネクター組立品117および第二のバヨネットコネクター組立品157の実施例が、下記にさらに説明される。
【0081】
一部の例示的な実施形態では、第一のバヨネットコネクター組立品117および第二のバヨネットコネクター組立品157の各バヨネットコネクター組立品は、各々が一つ以上のバヨネットコネクター要素を含む、複数のバヨネットコネクター部分組立品を含んでもよい。結果として、出口組立品150を貯蔵部112と取り外し可能に連結することは、出口組立品150と貯蔵部112との間に複数のバヨネットインターフェース接続を確立するために、第一のバヨネットコネクター組立品117の複数のバヨネットコネクター部分組立品を、第二のバヨネットコネクター組立品157の複数の別個のそれぞれの相補的なバヨネットコネクター部分組立品と取り外し可能に連結することを含んでもよい。一部の例示的な実施形態では、第一のバヨネットコネクター組立品117および第二のバヨネットコネクター組立品157の各バヨネットコネクター組立品は、
図2A~
図2Bおよび
図3A~
図3Bに示されるバヨネットコネクター組立品の実施形態の組み合わせに基づいて、各々が一つ以上のバヨネットコネクター要素を含む、複数のバヨネットコネクター部分組立品を含んでもよい。その結果、こうした例示的な実施形態では、第一のバヨネットコネクター組立品117は、
図2A~
図2Bの第一のバヨネットコネクター組立品117と同様に、貯蔵部112の第一の端部119aにおける貯蔵部112の外側ハウジング113の外表面119の外周の周りに延びてもよいバヨネットコネクター部分組立品と、
図3A~
図3Bの第一のバヨネットコネクター組立品117と同様に、導管140の第一の端部140aの外表面140asの周りに延びる別のバヨネットコネクター部分組立品との両方を含んでもよい。加えて、こうした例示的な実施形態では、第二のバヨネットコネクター組立品157は、
図2A~
図2Bの第二のバヨネットコネクター組立品157と同様に、出口組立品150の構造材料152の外表面152sの周りに延びてもよいバヨネットコネクター部分組立品と、
図3A~
図3Bの第二のバヨネットコネクター組立品157と同様に、少なくとも部分的に出口組立品150の内部内に位置してもよく、かつ構造材料152の内表面152iの周りに延びて、出口組立品150を通って延びる導管154の第一の部分254を少なくとも部分的に画定してもよい別のバヨネットコネクター部分組立品との両方を含んでもよい。
【0082】
図4Aは、一部の例示的な実施形態による出口組立品の斜視図である。
図4Bは、一部の例示的な実施形態による、
図4Aの出口組立品の線IVB-IVB’に沿った断面図である。
図4Cは、一部の例示的な実施形態による出口組立品の斜視図である。
図4Dは、一部の例示的な実施形態による、
図4Cの出口組立品の線IVD-IVD’に沿った断面図である。
【0083】
図4A~
図4Bを参照すると、一部の例示的な実施形態では、第二のバヨネットコネクター組立品157は、基部構造502の外周の周りに少なくとも部分的に基部構造502の内部の中へと延びる円周状の溝504と、基部構造502の縁部から円周状の溝504に同軸に延びる基部構造502によって少なくとも部分的に画定される一つ以上の同軸チャネル506と、を有する基部構造502を含む半径方向外向きに面するバヨネットレセプタクルコネクター要素を含んでもよい。
図4A~
図4Bでは、例えば、第二のバヨネットコネクター組立品157は、出口組立品150の反対側の外側に沿って延びる二つの別個の同軸チャネル506を含む。
図4C~
図4Dを参照すると、一部の例示的な実施形態では、第一のバヨネットコネクター組立品117は、外表面119の周りに延びて部分的なエンクロージャ217を少なくとも部分的に画定する基部構造602を含む半径方向内向きに面するバヨネットプラグコネクター要素と、基部構造602から長軸方向軸650に向かって半径方向内向きに延びる一つ以上のプラグ構造604と、を含んでもよい。
図4C~
図4Dでは、例えば、第一のバヨネットコネクター組立品117は、基部構造602の反対側の内側から長軸方向軸650に向かって半径方向内向きに延びる二つの別個のプラグ構造604を含む。
【0084】
図4A~
図4Dを参照すると、
図4C~
図4Dに示されるような第一のバヨネットコネクター組立品117は、
図4A~
図4Bに示されるような第二のバヨネットコネクター組立品157と相補的であってもよく、これにより、部分的なエンクロージャ217の中へと挿入される少なくとも第二のバヨネットコネクター組立品157に基づいて、第二のバヨネットコネクター組立品157のバヨネットレセプタクルコネクター要素は、第一のバヨネットコネクター組立品117の一つ以上のプラグ構造604と係合するように構成され、これにより、一つ以上のプラグ構造604は、一つ以上の同軸チャネル506を経由して円周状の溝504の中へと挿入され、そして第一のバヨネットコネクター組立品117と第二のバヨネットコネクター組立品157とが互いに対して長軸方向軸650の周りを回転して、一つ以上のプラグ構造604の一つ以上の同軸チャネル506との不整合を誘導することに基づいて、一つ以上のプラグ構造604を円周状の溝504内に固定するように構成され、それによって貯蔵部112と出口組立品150との間のバヨネットインターフェース接続を確立する。
【0085】
図5Aは、一部の例示的な実施形態による、出口組立品の斜視図である。
図5Bは、一部の例示的な実施形態による、
図5Aの出口組立品の線VB-VB’に沿った断面図である。
図5Cは、一部の例示的な実施形態による貯蔵部組立品の斜視図である。
図5Dは、一部の例示的な実施形態による、
図5Cの貯蔵部組立品の線VD-VD’に沿った断面図である。
【0086】
図5A~
図5Bを参照すると、一部の例示的な実施形態では、第二のバヨネットコネクター組立品157は、基部構造510から長軸方向軸550に対して半径方向外向きに延びる一つ以上のプラグ構造512を含む半径方向外向きに面するバヨネットプラグコネクター要素を含んでもよい。
図5A~
図5Bに示されるように、例えば、第二のバヨネットコネクター組立品157は、基部構造510の反対側の外側から半径方向外向きに延びる二つのプラグ構造512を含んでもよい。
【0087】
図5C~
図5Dを参照すると、一部の例示的な実施形態では、第一のバヨネットコネクター組立品117は、外表面119の周りに延びて部分的なエンクロージャ217を少なくとも部分的に画定する基部構造602を含む半径方向内向きに面するバヨネットレセプタクルコネクター要素と、基部構造602の内部の中へと延びて基部構造602の内周の周りで少なくとも部分的に長軸方向軸650に半径方向内向きに面する、円周状の溝612と、長軸方向軸650に対して基部構造602の縁部から円周状の溝612の中へと同軸に延びる、一つ以上の同軸チャネル614と、を含んでもよい。
図5C~
図5Dに示されるように、例えば、第一のバヨネットコネクター組立品117は、基部構造602の反対側の内側に沿って延びる二つの同軸チャネル614を含んでもよい。
図5A~
図5Dを参照すると、
図5C~
図5Dに示されるような第一のバヨネットコネクター組立品117は、
図5A~
図5Bに示されるような第二のバヨネットコネクター組立品157と相補的であってもよく、これにより、部分的なエンクロージャ217の中へと挿入される少なくとも第二のバヨネットコネクター組立品157に基づいて、第一のバヨネットコネクター組立品117のバヨネットレセプタクルコネクター要素(例えば、円周状の溝612および一つ以上の同軸チャネル614)は、第二のバヨネットコネクター組立品157のバヨネットプラグコネクター要素(例えば、一つ以上のプラグ構造512)と係合するように構成され、これにより、一つ以上のプラグ構造512は、一つ以上の同軸チャネル614を経由して円周状の溝612の中へと挿入され、そして第一のバヨネットコネクター組立品117と第二のバヨネットコネクター組立品157とが互いに対して長軸方向軸650の周りを回転して、一つ以上のプラグ構造512の一つ以上の同軸チャネル614との不整合を誘導することに基づいて、プラグ構造512を円周状の溝612内に固定するように構成され、それによって貯蔵部112と出口組立品150との間のバヨネットインターフェース接続を確立する。
【0088】
図6Aは、一部の例示的な実施形態による出口組立品の断面図である。
図6Bは、一部の例示的な実施形態による貯蔵部組立品の斜視図である。
図6Cは、一部の例示的な実施形態による、
図6Bの貯蔵部組立品の線VIC-VIC’に沿った断面図である。
図7Aは、一部の例示的な実施形態による出口組立品の断面図である。
図7Bは、一部の例示的な実施形態による貯蔵部組立品の斜視図である。
図7Cは、一部の例示的な実施形態による、
図7Bの貯蔵部組立品の線VIIC-VIIC’に沿った断面図である。
【0089】
図6Aおよび
図7Aを参照すると、一部の例示的な実施形態では、第二のバヨネットコネクター組立品157は、バヨネットプラグコネクター要素(例えば、
図6Aに示されるような一つ以上のプラグ構造512)またはバヨネットレセプタクルコネクター要素(例えば、
図7Aに示されるような円周状の溝504および一つ以上の同軸チャネル506)を出口組立品150の内部内に含んでもよく、また出口組立品150の内部を通って延びる導管154の第一の部分254を少なくとも部分的に画定し、そしてこれは出口組立品150が貯蔵部112と取り外し可能に連結されたとき、その中に導管140の少なくとも第一の端部140aを受容するように構成される。ここで
図6B~
図6Cおよび
図7B~
図7Cを参照すると、一部の例示的な実施形態では、第一のバヨネットコネクター組立品117は、導管140の第一の端部140aの周りに延び、かつ半径方向外向きに面するバヨネットレセプタクルコネクター要素(例えば、
図6B~
図6Cに示されるような円周状の溝612および一つ以上の同軸チャネル614)、または半径方向外向きに面するバヨネットプラグコネクター要素(例えば、
図7B~
図7Cに示されるような一つ以上のプラグ構造604)を含んでもよい。
図6Aに示す第二のバヨネットコネクター組立品157は、
図6B~
図6Cに示す第一のバヨネットコネクター組立品117と相補的であってもよく、また
図7Aに示す第二のバヨネットコネクター組立品157は、
図7B~
図7Cに示す第一のバヨネットコネクター組立品117と相補的であってもよい。
【0090】
図8Aは、一部の例示的な実施形態による、貯蔵部および貯蔵部から連結を外された出口組立品の側面図である。
図8Bは、一部の例示的な実施形態による、
図8Aの連結を外された貯蔵部および出口組立品の線VIIIB-VIIIB’に沿った断面図である。
図8Cは、一部の例示的な実施形態による、貯蔵部および貯蔵部と連結された出口組立品の側面図である。
図8Dは、一部の例示的な実施形態による、
図8Cの連結された貯蔵部および出口組立品の線VIIID-VIIID’に沿った断面図である。
図8Eは、一部の例示的な実施形態による
図8Aの連結を外された貯蔵部および出口組立品の斜視図である。
図8Fは、一部の例示的な実施形態による
図8Eの連結を外された貯蔵部および出口組立品の斜視図である。
図8Gは、一部の例示的な実施形態による、貯蔵部および貯蔵部と連結された出口組立品の斜視図である。
図9Aは、一部の例示的な実施形態による、出口組立品の斜視図である。
図9Bは、一部の例示的な実施形態による、
図9Aの出口組立品の線IXB-IXB’に沿った断面図である。
図9Cは、一部の例示的な実施形態によるバヨネットコネクター組立品の斜視図である。
【0091】
図8A~
図9Cに示されるように、一部の例示的な実施形態では、第一のバヨネットコネクター組立品117および第二のバヨネットコネクター組立品157は、
図4A~
図4Dに示される第一のバヨネットコネクター組立品117および第二のバヨネットコネクター組立品157と類似していてもよく、第一のバヨネットコネクター組立品117は、ベイパー発生器組立品110の長軸方向軸の周りに延びる基部構造702の反対側の内側から半径方向内向きに延びる二つのプラグ構造704を含む、半径方向内向きに面するバヨネットプラグコネクター要素を含んでもよく、また第二のバヨネットコネクター組立品157は、第二のバヨネットコネクター組立品157の反対側の外側に沿って延びる円周状の溝706および二つの同軸チャネル708を含む、半径方向外向きに面するバヨネットレセプタクルコネクター要素を含んでもよい。
図8A~
図9Cに示されるように、出口組立品150は、出口組立品の少なくとも一部分の円筒状の外表面を画定する構造材料152のインスタンスを含んでもよく、ベイパー発生器組立品110のハウジング111の少なくとも一部分(例えば、貯蔵部112のハウジング113の少なくとも一部分)は、可視光に対して透明または透光性であってもよい。
【0092】
少なくとも
図8E~
図8Gに示されるように、貯蔵部112の第一のバヨネットコネクター組立品117および第二のバヨネットコネクター組立品157と出口組立品150とをそれぞれ取り外し可能に連結することは、少なくとも第二のバヨネットコネクター組立品157を部分的なエンクロージャ217の中へと挿入すること790を含んでもよく、これにより第二のバヨネットコネクター組立品157の一つ以上の同軸チャネル708は、第一のバヨネットコネクター組立品117の一つ以上のプラグ構造704と整列し、かつこれを挿入すること790から、結果として一つ以上の同軸チャネル708を経由して円周状の溝706の中へと受容された一つ以上のプラグ構造704が得られる。
【0093】
図8A~
図9Cに示されるように、一部の例示的な実施形態では、第一のバヨネットコネクター組立品117は、基部構造702の反対側の内側から半径方向内向きに延びる少なくとも二つのプラグ構造704を含み、また第二のバヨネットコネクター組立品157は、第二のバヨネットコネクター組立品の反対側の外側に沿って円周状の溝706に対して延びる少なくとも二つの同軸チャネル708を含むが、例示的な実施形態は、これらに限定されない。例えば、一部の実施形態では、第一のバヨネットコネクター組立品117は、一つのプラグ構造704のみを含んでもよく、または第二のバヨネットコネクター組立品157は、一つの同軸チャネル708のみを含んでもよく、または第一のバヨネットコネクター組立品117は、一つのプラグ構造704のみを含んでもよく、また第二のバヨネットコネクター組立品157は、一つの同軸チャネル708のみを含んでもよい。別の実施例では、第一のバヨネットコネクター組立品117は、二つ以上のプラグ構造704を含んでもよく、または第二のバヨネットコネクター組立品157は、二つ以上の同軸チャネル708を含んでもよく、または第一のバヨネットコネクター組立品117は、二つ以上のプラグ構造704を含んでもよく、また第二のバヨネットコネクター組立品157は、二つ以上の同軸チャネル708を含んでもよい。第一のバヨネットコネクター組立品117および第二のバヨネットコネクター組立品157の取り外し可能な連結は、出口組立品150を、貯蔵部112に対してベイパー発生器組立品110の長軸方向軸の周りで回転させること792をさらに含んでもよく、これにより、第一のバヨネットコネクター組立品117の一つ以上のプラグ構造704は、円周状の溝706を通して移動して、貯蔵部112と出口組立品150との間のバヨネットインターフェース接続を完了するように、一つ以上の同軸チャネル708と不整合になる。
【0094】
図8A~
図9Cに示されるように、第一のバヨネットコネクター組立品117は、基部構造702の一つ以上の内側の上部縁の周りで延びる上部リップ構造を形成する基部構造702を含んでもよく、また一つ以上のプラグ構造704は、基部構造702の一つ以上の内側から、かつ上部リップ構造の一つ以上の縁部を越えて延びてもよい。
図8A~
図8Gにさらに示されるように、一つ以上のプラグ構造704は、基部構造702の一つ以上の内側および基部構造702の上部リップ構造によって境界がつけられた一つ以上の空間内に位置する別個の構造を通って延びてもよい。
【0095】
出口組立品150を貯蔵部112から取り外すことは、上記プロセスの逆を実施することを含んでもよく、出口組立品150は、貯蔵部112に対して回転792されて、一つ以上のプラグ構造704が円周状の溝706を通して移動させ、一つ以上の同軸チャネル708と整列するようにし、その後、出口組立品150を部分的なエンクロージャ217から取り外し、これにより、プラグ構造704を整列した同軸チャネル708を通して移動して第二のバヨネットコネクター組立品157から同軸チャネル708を経由して係脱する。
【0096】
当然のことながら、
図8Gに示される回転792は、
図8Gに示される方向に限定されない。例えば、回転792は、時計回り、反時計回り、または時計回りおよび反時計回りの両方とすることが可能である。一部の例示的な実施形態では、出口組立品150を貯蔵部112に取り外し可能に連結するための回転792は、出口組立品150を貯蔵部112から取り外すための回転792と同一の方向である。一部の例示的な実施形態では、出口組立品150を貯蔵部112に取り外し可能に連結するための回転792は、出口組立品150を貯蔵部112から取り外すための回転792とは反対方向である。
【0097】
第一のバヨネットコネクター組立品117および第二のバヨネットコネクター組立品157のうちの少なくとも一つは、貯蔵部112と出口組立品150との間のバヨネットインターフェース接続が、第一のバヨネットコネクター組立品117と第二のバヨネットコネクター組立品157との連結または連結の取り外しそれぞれを介して、確立または終了した結果として、第一のバヨネットコネクター組立品117の要素と第二のバヨネットコネクター組立品157の要素との間の相互作用に基づいて可聴信号(例えば、クリック音)を発生するように構成されてもよい。一部の例示的な実施形態では、第一のバヨネットコネクター組立品117および第二のバヨネットコネクター組立品157のうちの少なくとも一つは、第二のバヨネットコネクター組立品157の一つ以上の同軸チャネル708と第一のバヨネットコネクター組立品117の一つ以上のプラグ構造704との再整列を防止するために、出口組立品150を貯蔵部112に取り外し可能に連結するために回転792を停止するように構成された構造を含んでもよく、それによって、出口組立品150を貯蔵部112に取り外し可能に連結しようと試みるときに、出口組立品150が貯蔵部112から不注意に外れることを防止する。一部の例示的な実施形態では、こうした構造は、一つ以上のプラグ構造704が円周状の溝706の中へと受容されるとき、出口組立品150の回転の回転792が制限されないように、第一および第二のバヨネットコネクター組立品117、157の両方に存在しなくてもよい。
【0098】
数多くの例示的な実施形態が本明細書で開示されてきたが、当然のことながら他の変形形態が可能でありうる。こうした変形形態は、本開示の範囲を逸脱するものと見なされず、また当業者にとって明らかであろうすべてのこうした修正は、以下の特許請求の範囲内に含まれることが意図される。