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特許7544896光ファイバー布及び光ファイバー織物装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-26
(45)【発行日】2024-09-03
(54)【発明の名称】光ファイバー布及び光ファイバー織物装置
(51)【国際特許分類】
   F21V 8/00 20060101AFI20240827BHJP
   D03D 1/00 20060101ALI20240827BHJP
   D03D 15/547 20210101ALI20240827BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20240827BHJP
【FI】
F21V8/00 220
D03D1/00 Z
D03D15/547
F21V8/00 230
F21V8/00 241
F21Y115:10
【請求項の数】 10
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2023047095
(22)【出願日】2023-03-23
【審査請求日】2023-05-19
(31)【優先権主張番号】112107969
(32)【優先日】2023-03-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
(73)【特許権者】
【識別番号】513247101
【氏名又は名称】和碩聯合科技股▲分▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110002583
【氏名又は名称】弁理士法人平田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】林羽倫
【審査官】山崎 晶
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2022/102906(WO,A1)
【文献】特開平06-289236(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2015/0301287(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21V 8/00
D03D 1/00
D03D 15/547
F21Y 115/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の光ファイバー糸と複数の糸で織られて成り、出線領域と、前記出線領域の外側を取り囲むエッジ領域とを有し、複数の前記光ファイバー糸の少なくとも一部が前記出線領域から引き出される織布と、
前記出線領域から引き出された複数の前記光ファイバー糸を集束する光ファイバー集束チャックと、
を含む光ファイバー布。
【請求項2】
前記織布は、複数の縦方向浮き点と複数の横方向浮き点を有し、前記複数の縦方向浮き点および前記複数の横方向浮き点は、前記エッジ領域に位置する、請求項1に記載の光ファイバー布。
【請求項3】
前記光ファイバー集束チャックの前記光ファイバー集束チャックにより前記光ファイバー糸が結束された部分の延在方向および前記光ファイバー集束チャックにより前記光ファイバー糸が結束された部分の配列方向の両方と直交する方向に投影したときの形状が矩形である、請求項1に記載の光ファイバー布。
【請求項4】
前記光ファイバー集束チャックは、ベースおよび複数の延伸壁を含み、前記複数の延伸壁は、前記ベースの法線方向に沿って前記ベースから延び、前記ベースの長手方向に沿って配列する、請求項3に記載の光ファイバー布。
【請求項5】
前記光ファイバー糸が、任意の2つの隣接する前記複数の延伸壁に挟まれている、請求項4に記載の光ファイバー布。
【請求項6】
前記光ファイバー集束チャックは、さらに、上蓋を含み、前記上蓋は第1端部を有し、
前記第1端部はベースの一方にピボット設置される、請求項3に記載の光ファイバー布。
【請求項7】
前記上蓋は、前記ベースの表面に向かって複数の突起を有する、請求項6に記載の光ファイバー布。
【請求項8】
前記上蓋は、第2端部を有し、前記第2端部は結合構造を有し、前記結合構造は前記ベースと組み合わせるのに適している、請求項6に記載の光ファイバー布。
【請求項9】
前記複数の糸の少なくとも一部と複数の前記光ファイバー糸が交差するように織られ、
前記光ファイバー糸のそれぞれが前記光ファイバー布の第1方向に沿って延伸し、且つ複数の前記光ファイバー糸が前記光ファイバー布の第2方向に沿って配列し、前記光ファイバー布は、前記第2方向の異なる位置にある複数の裁断口を有する、或いは前記光ファイバー布の異なる層にある複数の裁断口を有し、複数の前記光ファイバー糸は、複数の光ファイバー束に分けられ、前記複数の光ファイバー束は、前記複数の裁断口をそれぞれ通過する、請求項1に記載の光ファイバー布。
【請求項10】
請求項9に記載の前記光ファイバー布と、ケースと、複数の光源と、を含む光ファイバー織物装置であって、
前記ケースは開口を有し、前記光ファイバー布に覆われ、
前記複数の光源は、前記ケースの内部に設けられ、前記複数の光ファイバーにそれぞれ光学的に結合され、
前記複数の光ファイバー束が前記開口を通過して前記複数の光源へ延伸する、光ファイバー織物装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は布に関し、特に光ファイバー布に関する。
【背景技術】
【0002】
光ファイバーと糸とを織り交ぜた一般的な光ファイバー布について、光ファイバーは、通常、光ファイバー布の両端から引き出し、引き出された光ファイバー糸を束にまとめた後に、丸管形チャックで固定し、その後、裁断装置または研磨装置を利用して光ファイバー束を研磨・平滑し、これにより光ファイバー布の光ファイバーの集束作業が完成する。その後、集束チャックにより光源モジュールと結合して、さまざまな雰囲気光効果を実現する。
【0003】
具体的には、従来の光ファイバー布の光ファイバー集束方法は、多くの光ファイバー糸を集め、丸管型のチャックによりこれらの光ファイバー糸を束にする。しかし、この一点に集束する方法は、中心位置の光ファイバー糸が緩みやすく、光ファイバー糸それぞれと光源の最適な距離を統一できないだけでなく、光ファイバーの長さが長くなるにつれて、光源のエネルギー減衰が深刻となり、光の性能に影響を与える。さらに、束径には、製造公差と組付け累積公差が同時に含まれる。
【0004】
さらに、従来の光ファイバー布の光ファイバーは、布表面の縦方向または横方向の両端からしか引き出すことができず、この物理的な制限により、製品がワークを覆う場合に関連機構や接続設計が制限され、特に製品内部の空間計画にも影響する。具体的には、ワーク上に、光ファイバー布が作った穴や隙間を合わせるために、光ファイバー集束後のワイヤーハーネスの径の大きさに合わせて穴や隙間を作る必要があり、組み立てや加工の工程や煩雑さが増してしまう。
【発明の概要】
【0005】
本発明は、新規な構造の光ファイバー布を提供する。
【0006】
本発明は、好ましい雰囲気光計画を有する光ファイバー織物装置を提供する。
【0007】
本発明は、光ファイバー布およびこの光ファイバー布を使用する光ファイバー織物装置を提供する。光ファイバー織物装置は、光ファイバー布と、複数の光源と、ケースとを含む。光ファイバー布は、織布と、光ファイバー集束チャックとを含む。織布は、複数の光ファイバー糸と複数の糸で織られて成り、織布は、出線領域と、出線領域の外側を取り囲むエッジ領域とを有し、光ファイバー糸の少なくとも一部が出線領域から引き出される。光ファイバー集束チャックは、出線領域から引き出された光ファイバー糸を集束する。光源は、光ファイバー束にそれぞれ光学的に結合する。ケースは、開口を有し、且つ光ファイバー布がケースを覆い、光ファイバー束が開口を通過して光源へ延伸する。
【0008】
本発明の一実施形態では、上記織布は、エッジ領域に位置する複数の縦方向浮き点および複数の横方向浮き点を有する。
【0009】
本発明の一実施形態では、上記光ファイバー集束チャックは矩形である。
【0010】
本発明の一実施形態では、上記光ファイバー集束チャックは、ベースおよび複数の延伸壁を含み、延伸壁は、ベースの法線方向に沿ってベースから延び、ベースの長手方向に沿って配列する。
【0011】
本発明の一実施形態では、任意の2つの隣接する延伸壁に光ファイバー糸が挟まれている。
【0012】
本発明の一実施形態では、上記光ファイバー集束チャックは、さらに、上蓋を含み、上蓋は、ベースの一方の第1端部にピボット設置される。
【0013】
本発明の一実施形態では、上記上蓋は、ベースの表面に向かって複数の突起を有する。
【0014】
本発明の一実施形態において、上記上蓋は第2端部をさらに有し、第2端部は結合構造を有し、結合構造はベースと組み合わせるのに適している。
【0015】
以上より、本発明の光ファイバー布およびこの光ファイバー布を使用した光ファイバー織物装置において、光ファイバー糸は光ファイバー布の出線領域から引き出すことができ、出線領域がエッジ領域に囲まれていることから、光ファイバー糸は、光ファイバー布の両端から引き出せるだけでなく、光ファイバー布の中間領域から引き出すことができ、よって、従来の光ファイバー布と比較して好ましい雰囲気光計画を有する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の一実施形態に係る光ファイバー布の概略図である。
図2】光ファイバー糸をせん断して集束を行う概略図である。
図3】光ファイバー集束チャックにより出線領域から引き出した光ファイバー糸を集束する概略図である。
図4】光ファイバー集束チャックの部分概略図である。
図5】光ファイバー集束チャックを開いた概略図である。
図6】光ファイバー集束チャックを閉じて光ファイバー糸を集束する概略図である。
図7図6のA‐A切断線の概略図である。
図8】光ファイバー布とワークを接続する概略図である。
図9】光ファイバー織物装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1は本発明の一実施形態に係る光ファイバー布の概略図、図2は光ファイバー糸をせん断して集束を行う概略図、図3は光ファイバー集束チャックにより出線領域から引き出した光ファイバー糸を集束する概略図である。図1図2図3を併せて参照すると、本実施形態における光ファイバー布10は、織布11および光ファイバー集束チャック12を含む。織布11は、複数の光ファイバー糸111と複数の糸112で織られて成り、織布11は、出線領域11aと、出線領域11aの外側を取り囲むエッジ領域11bとを有し、光ファイバー糸111の少なくとも一部が出線領域11aから引き出される。光ファイバー集束チャック12は、出線領域11aから引き出された光ファイバー糸111を集束する。
【0018】
具体的には、織布11は、エッジ領域11bに複数の縦方向浮き点11cと複数の横方向浮き点11dを有するが、出線領域11aには縦方向浮き点11cと横方向浮き点11dがない。ここで言う縦方向浮き点11c、横方向浮き点11dとは、光ファイバー糸111と糸112の織り重なった箇所を指す。つまり、出線領域11aの光ファイバー糸111と糸112は重ねて設置されるだけで、編み込みはない。好ましくは、本発明の実施形態における縦方向は、織布11の布の縁に平行な方向(つまり、縦方向)の糸を指し、横方向は、織布11の布幅に平行な方向(横方向)を指すが、これに限定されるものではない。
【0019】
出線領域11aはエッジ領域11b内に位置し、光ファイバー糸111は出線領域11aから引き出されることから、出線領域11aを光ファイバー布10の中央位置に設計することができ、光ファイバー布10の中間領域の任意の箇所から引き出すことができる。
【0020】
従来の光ファイバー布が両側から引き出すのと比較して、本実施形態の光ファイバー布10は、光ファイバー糸111を中間領域の出線領域11aから引き出すことができることから、雰囲気光の計画について設計の自由度が多くなる。
【0021】
図4は光ファイバー集束チャックの部分概略図、図5は光ファイバー集束チャックを開いた概略図、図6は、光ファイバー集束チャックを閉じて光ファイバー糸を集束する概略図である。図4図5図6を併せて参照すると、光ファイバー集束チャック12は矩形であり、光ファイバー集束チャック12は、ベース121、複数の延伸壁122、上蓋123を含む。
【0022】
延伸壁122は、ベース121の法線方向Nに沿ってベース121から伸び、ベース121の長手方向Lに沿って配列し、且つ任意の2つの隣接する延伸壁122に光ファイバー糸111が挟まれる。
【0023】
具体的には、ベース121の長手方向Lに沿って配列した延伸壁122がくしのような効果を発揮し、出線領域11aから引き出した光ファイバー糸111を集束する時に、延伸壁122の設置により光ファイバー集束チャック12が光ファイバー糸111を梳いて、乱雑に絡み合った光ファイバー糸111のそれぞれを並ばせ、独立して別々に配列させ、光ファイバー糸111は、隣接する延伸壁122に配列してきれいに挟まれることができる。
【0024】
上蓋123は、ベース121の片側にピボット設置された第1端部123aと結合構造124を有する第2端部123bとを備え、第1端部123aと第2端部123bは、相対する両端である。上蓋123の第1端部123aは、ベース121にピボット設置されていることから、上蓋123は、ベース121に対して回転して開閉でき、上蓋123がベース121に対して閉じている時、上蓋123は、第2端部123bの結合構造124によりベース121と一つに組み合わせることができる。この結合構造124は、スナップ、係止部材および開口の組み合わせであってもよく、また、上蓋123の第2端部123bをベース121と一つに組み合わせることができる他の構造であってもよいが、これに限定されるものではない。また、本実施例では、上蓋123の第2端部123bに結合構造124を設置することしか説明していないが、これに限定されるものではなく、ベース121に結合構造124を設置するもの、または上蓋123の第2端部123bとベース121を対応する結合構造124に設置してもよく、例えば、上蓋123の第2端部123bとベース121の一方にスナップを設置し、上蓋123の第2端部123bとベース121の他方に対応するスナップ溝またはスナップ穴を設置するものであってもよい。
【0025】
図7は、図6のA‐A切断線の概略図である。図7を参照すると、上蓋123のベース121に向いた表面123cに複数の突起125を有する。突起125の設置により、上蓋123がベース121に対して閉じている時、突起125が隣接する2つの延伸壁122に挟まれた光ファイバー糸111を押し付けて、光ファイバー糸111を固定し、光ファイバー糸111の緩みを防止する。
【0026】
図8は、光ファイバー布とワークを接続する概略図である。図8に示すように、光ファイバー糸111は、光ファイバー布10の出線領域11a(図1に示す)から引き出され、光ファイバー集束チャック12により集束した後、ワーク2と接続する。光ファイバー集束チャック12が直線的合流するように光ファイバー糸111を集束することから、ワーク2は、光ファイバー糸111の数に応じて異なる幅の長い扁形スリット21を設計するだけで済み、従来の異なる光ファイバー束径に応じて開けられた丸穴に代替し、このようにして、ワークとカバー、接続する空間利用性を向上できる。織布11はワーク2を覆い、且つ複数の光ファイバー束はスリット21を通過して光源モジュール3まで伸びる。このようにして、手触りおよび視覚効果に影響を与えることなく、織布11をワーク2に貼り付けることができる。
【0027】
各光ファイバー糸111が独立しているために、LED光源とコストが大幅に増加する状況の発生を避けるために、光源モジュール3をさらに導光ストリップ31と結合して、上記の直線的に合流する光ファイバー集束チャック12と組み合わせる設計により適することができる。
【0028】
図9は、光ファイバー織物装置の概略図である。図9を参照すると、本実施形態の光ファイバー布900は、複数の光ファイバー糸910と複数の糸(図示せず)とを含み、この複数の糸の少なくとも一部と複数の光ファイバー糸910とは、垂直に交差するように織り込まれている。各光ファイバー糸910は、光ファイバー布900の横方向D2(すなわち、第1方向)に沿って伸び、且つこの複数の光ファイバー糸910は、光ファイバー布900の縦方向D1(すなわち、第2方向)に沿って配列し、光ファイバー布900は、縦方向D1に位置する異なる位置の複数の裁断口905を有する。この複数の光ファイバー糸910は、複数の光ファイバー束911に分けられ、この複数の光ファイバー束911は、別々のこの複数の裁断口905を通過する。複数の光ファイバー糸910は、この複数の光ファイバー束911に別々に光学的に結合する。
【0029】
以上をまとめると、本発明の光ファイバー布は、一部の織り浮き点を取り消す設計により、内側層の光ファイバー糸の引出し位置を変更し、内側層の光ファイバー糸を、一定の外力によって、設計計画した引き出し位置に応じて引き出され、適切な長さに調整したら、鋭利な機器で切断または裁断し、最終的に直線合流式の光ファイバー集束チャックを使用して集束作業を完了する。
【0030】
上記の改良設計は、光ファイバー布とワークとがカバー、接続時の機構設計計画の利便性を大幅に向上でき、さまざまな製品の空間要件にも対応できる。
【0031】
また、従来の丸管状の光ファイバー集束チャックを直線合流式の光ファイバー集束チャックに変更することで、光ファイバー糸の収束時の無駄な長さを減らすことができ、さらに各光ファイバー糸の発光効率を向上させることができる。また、従来の丸管形光ファイバー束の際に過度な押し出し変形による累積公差も同時に小さくすることもできる。
【0032】
さらに、光ファイバー集束チャックの形状および構造の改良の後、光ファイバー集束チャックの高さが固定され、幅が光ファイバー糸の数に応じて調整され、よって、ワークに長い扁形スリットを設計して、光ファイバー布と接続、カバーするだけでよく、従来の丸穴よりも長いスリットの空間利用性が優れている。
【0033】
上記の光ファイバー布を使用する光ファイバー織物装置は、雰囲気光の計画が優れている。
【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明の光ファイバー布の出線領域がエッジ領域に囲まれていることから、光ファイバー糸は、光ファイバー布の両端から引き出せるだけではなく、光ファイバー布の中間領域の任意の箇所からも引き出すことができる。したがって、この光ファイバー布を使用する光ファイバー織物装置は雰囲気光の計画が優れている。
【符号の説明】
【0035】
10:光ファイバー布
11:織布
11a:出線領域
11b:エッジ領域
11c:縦方向浮き点
11d:横方向浮き点
111:光ファイバー糸
112:糸
12:光ファイバー集束チャック
121:ベース
122:延伸壁
123:上蓋
123a:第1端部
123b:第2端部
123c:表面
124:結合構造
125:突起
2:ワーク
21:スリット
3:光源モジュール
31:導光ストリップ
900:光ファイバー布
905:裁断口
910:光ファイバー糸
911:光ファイバー束
D1:縦方向
D2:横方向
N:法線方向
L:長手方向
【要約】      (修正有)
【課題】新規な構造の光ファイバー布を提供する。
【解決手段】光ファイバー布10は、織布11と、光ファイバー集束チャックとを含む。織布11は、複数の光ファイバー糸111と複数の糸112で織られて成り、織布11は、出線領域11aと、出線領域11aの外側を取り囲むエッジ領域11bとを有し、光ファイバー糸111の少なくとも一部が出線領域11aから引き出される。光ファイバー集束チャックは、出線領域から引き出された光ファイバー糸を集束する。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9