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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-28
(45)【発行日】2024-09-05
(54)【発明の名称】情報処理方法、装置及び電子機器
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/04817 20220101AFI20240829BHJP
   H04M 1/72436 20210101ALI20240829BHJP
【FI】
G06F3/04817
H04M1/72436
【請求項の数】 15
(21)【出願番号】P 2023524709
(86)(22)【出願日】2021-10-27
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-11-21
(86)【国際出願番号】 CN2021126688
(87)【国際公開番号】W WO2022089480
(87)【国際公開日】2022-05-05
【審査請求日】2023-04-21
(31)【優先権主張番号】202011180674.6
(32)【優先日】2020-10-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】100098394
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 茂樹
(72)【発明者】
【氏名】ゾウ,リシェン
【審査官】塩屋 雅弘
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第110888707(CN,A)
【文献】特開2010-050996(JP,A)
【文献】特開2008-098744(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/04817
H04M 1/72436
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
入力ボックスと、少なくとも1つのステータスアイコンを含むステータスバーとを表示するステップと、
前記ステータスバーにおけるターゲットステータスアイコンへの第1入力を受信するステップと、
前記第1入力に応答して、ターゲット情報を前記入力ボックスに表示するか、又は前記ターゲット情報を送信するステップと、を含み、
前記ターゲット情報は前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する提示情報を含
ターゲット情報を前記入力ボックスに表示するか、又は前記ターゲット情報を送信する前記ステップは、
前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する少なくとも1つの提示情報を表示するステップと、
前記少なくとも1つの提示情報からターゲット提示情報を選択する第2入力を受信するステップと、
前記第2入力に応答して、前記ターゲット提示情報を含むターゲット情報を前記入力ボックスに表示するか、又は前記ターゲット情報を送信するステップと、を含む、情報処理方法。
【請求項2】
前記ターゲット情報は、前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態を示すための文字提示情報、及び/又は前記ターゲットステータスアイコンを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1入力は、入力ボックスを長押しした後、長押しでターゲットステータスアイコンに移動し、ターゲットステータスアイコンに移動した時に長押しを停止する操作を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する少なくとも1つの提示情報を表示する前記ステップは、
前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する状態値を決定するステップと、
前記状態値が満たすターゲットプリセット条件を決定するステップと、
前記ターゲットプリセット条件に対応する少なくとも1つの提示情報を表示するステップと、を含む、請求項に記載の方法。
【請求項5】
前記ステータスバーにおけるターゲットステータスアイコンへの第1入力を受信する前記ステップの前に、
第3入力を受信するステップと、
前記第3入力に応答して、前記少なくとも1つのステータスアイコンの表示状態を第1状態から第2状態に更新するステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記ステータスバーにおけるターゲットステータスアイコンへの第1入力を受信する前記ステップの前に、
第4入力を受信するステップと、
前記第4入力に応答して、前記少なくとも1つのステータスアイコンのうちの各ステータスアイコンに対応する位置に、前記各ステータスアイコンに対応する属性情報を表示し、前記ステータスバー以外の領域の表示状態を第3状態から第4状態に更新するステップであって、前記属性情報が前記各ステータスアイコンで特徴付けられた状態を記述するためのものである前記ステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
入力ボックスと、少なくとも1つのステータスアイコンを含むステータスバーとを表示するための第1表示モジュールと、
前記ステータスバーにおけるターゲットステータスアイコンへの第1入力を受信するための第1受信モジュールと、
前記第1入力に応答して、ターゲット情報を前記入力ボックスに表示するか、又は前記ターゲット情報を送信するための処理モジュールと、を含み、
前記ターゲット情報は前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する提示情報を含
前記処理モジュールは、
前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する少なくとも1つの提示情報を表示するための表示ユニットと、
前記少なくとも1つの提示情報からターゲット提示情報を選択する第2入力を受信するための受信ユニットと、
前記第2入力に応答して、前記ターゲット提示情報を含むターゲット情報を前記入力ボックスに表示するか、又は前記ターゲット情報を送信するための処理ユニットと、を含む、情報処理装置。
【請求項8】
前記ターゲット情報は、前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態を示すための文字提示情報、及び/又は前記ターゲットステータスアイコンを含む、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
前記第1入力は、入力ボックスを長押しした後、長押しでターゲットステータスアイコンに移動し、ターゲットステータスアイコンに移動した時に長押しを停止する操作を含む、請求項7に記載の装置。
【請求項10】
前記表示ユニットは、具体的に、
前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する状態値を決定するステップと、
前記状態値が満たすターゲットプリセット条件を決定するステップと、
前記ターゲットプリセット条件に対応する少なくとも1つの提示情報を表示するステップと、に用いられる、請求項に記載の装置。
【請求項11】
第3入力を受信するための第2受信モジュールと、
前記第3入力に応答して、前記少なくとも1つのステータスアイコンの表示状態を第1状態から第2状態に更新するための第1更新モジュールと、をさらに含む、請求項7に記載の装置。
【請求項12】
第4入力を受信するための第3受信モジュールと、
前記第4入力に応答して、前記少なくとも1つのステータスアイコンのうちの各ステータスアイコンに対応する位置に、前記各ステータスアイコンに対応する属性情報を表示し、前記ステータスバー以外の領域の表示状態を第3状態から第4状態に更新するための第2更新モジュールであって、前記属性情報が前記各ステータスアイコンで特徴付けられた状態を記述するためのものである、前記第2更新モジュールと、をさらに含む、請求項7に記載の装置。
【請求項13】
プロセッサ、メモリ及び前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラム又はコマンドを含み、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理方法のステップが実現される、電子機器。
【請求項14】
プログラム又はコマンドが記憶されており、前記プログラム又はコマンドがプロセッサによって実行されると、請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理方法のステップが実現される、可読記憶媒体。
【請求項15】
プロセッサ及び通信インタフェースを含み、前記通信インタフェースが前記プロセッサに結合され、前記プロセッサがプログラム又はコマンドを実行し、請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理方法のステップを実現するためのものである、チップ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2020年10月29日に中国で出願した中国特許出願番号No.202011180674.6の優先権を主張し、その全ての内容が参照によって本文に組み込まれる。
【0002】
本出願は、通信の技術分野に属し、具体的には、情報処理方法、装置及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0003】
電子機器の普及に伴い、電子機器の機能はますます完備してきた。現在、ユーザが電子機器のチャット機能を用いてチャット相手とチャット通信を行うことが可能になっている。ユーザは、チャットインタフェースでチャット相手とチャットする時に、文字情報を送信メッセージとして手動で入力し、チャット相手に送信する必要がある。しかしながら、1つ又は複数のチャット相手に電子機器の状態情報を送信しようとする場合に、チャット相手ごとに手動で文字情報を入力する必要があるため、メッセージ送信の操作が煩雑である。
【発明の概要】
【0004】
本出願の実施例は、従来技術においてメッセージ送信の操作が煩雑であるという問題を解決できる情報処理方法、装置及び電子機器を提供する。
【0005】
上記技術的課題を解決するために、本発明は、次のように実現される。
【0006】
第1側面において、本出願の実施例は、
入力ボックスと、少なくとも1つのステータスアイコンを含むステータスバーとを表示するステップと、
前記ステータスバーにおけるターゲットステータスアイコンへの第1入力を受信するステップと、
前記第1入力に応答して、ターゲット情報を前記入力ボックスに表示するか、又は前記ターゲット情報を送信するステップと、を含み、
前記ターゲット情報は前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する提示情報を含む、情報処理方法を提供する。
【0007】
第2側面において、本出願の実施例は、
入力ボックスと、少なくとも1つのステータスアイコンを含むステータスバーとを表示するための第1表示モジュールと、
前記ステータスバーにおけるターゲットステータスアイコンへの第1入力を受信するための第1受信モジュールと、
前記第1入力に応答して、ターゲット情報を前記入力ボックスに表示するか、又は前記ターゲット情報を送信するための処理モジュールと、を含み、
前記ターゲット情報は前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する提示情報を含む、情報処理装置を提供する。
【0008】
第3側面において、本出願の実施例は、プロセッサ、メモリ及び前記メモリに記憶されて前記プロセッサにおいて実行可能なプログラム又はコマンドを含み、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサによって実行されると、第1側面に記載の情報処理方法のステップが実現される、電子機器を提供する。
【0009】
第4側面において、本出願の実施例は、プログラム又はコマンドが記憶されており、前記プログラム又はコマンドがプロセッサによって実行されると、第1側面に記載の情報処理方法のステップが実現される、可読記憶媒体を提供する。
【0010】
第5側面において、本出願の実施例は、プロセッサ及び通信インタフェースを含み、前記通信インタフェースが前記プロセッサに結合され、前記プロセッサがプログラム又はコマンドを実行し、第1側面に記載の方法を実現するためのものである、チップを提供する。
【0011】
第6側面において、不揮発性記憶媒体に記憶されており、少なくとも1つのプロセッサによって実行されて第1側面に記載の方法を実現する、コンピュータプログラム製品を提供する。
【0012】
本出願の実施例において、入力ボックスと、少なくとも1つのステータスアイコンを含むステータスバーとを表示し、前記ステータスバーにおけるターゲットステータスアイコンへの第1入力を受信し、そして前記第1入力に応答して、ターゲット情報を前記入力ボックスに表示するか、又は前記ターゲット情報を送信し、ここで、前記ターゲット情報は前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する提示情報を含む。このように、1つ又は複数のチャット相手に電子機器の状態情報を送信しようとする場合に、ステータスアイコンに対する操作によって、ステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する提示情報を自動的に取得して送信することができ、手動での文字情報の入力を必要とせず、メッセージ送信の煩雑さを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本出願の実施例で提供される情報処理方法のフローチャートである。
図2】本出願の実施例で提供される電子機器のインタフェース表示の模式図(その1)である。
図3】本出願の実施例で提供される電子機器のインタフェース表示の模式図(その2)である。
図4】本出願の実施例で提供される電子機器のインタフェース表示の模式図(その3)である。
図5】本出願の実施例で提供される電子機器のインタフェース表示の模式図(その4)である。
図6】本出願の実施例で提供される電子機器のインタフェース表示の模式図(その5)である。
図7】本出願の実施例で提供される電子機器のインタフェース表示の模式図(その6)である。
図8】本出願の実施例で提供される電子機器のインタフェース表示の模式図(その7)である。
図9】本出願の実施例で提供される電子機器のインタフェース表示の模式図(その8)である。
図10】本出願の実施例で提供される電子機器のインタフェース表示の模式図(その9)である。
図11】本出願の実施例で提供される電子機器のインタフェース表示の模式図(その10)である。
図12】本出願の実施例で提供される情報処理装置の構造模式図である。
図13】本出願の実施例で提供される電子機器の構造模式図(その1)である。
図14】本出願の実施例で提供される電子機器の構造模式図(その2)である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下において本出願の実施例における図面を参照しながら、本出願の実施例における技術的解決手段を明確に、完全に説明し、当然ながら、説明される実施例は本出願の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく、得られた他の全ての実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0015】
本出願の明細書及び特許請求の範囲における「第1」、「第2」等の用語は、特定の順序又は前後順を記述するものではなく、類似する対象を区別するためのものである。このように使用される用語は、本出願の実施例がここで図示又は記述される以外の順序で実施できるように、適当な場合において互いに置き換えてもよいことを理解すべきであり、また、「第1」、「第2」で区別する対象は、一般に1つのカテゴリーに属し、対象の数は限定されず、例えば、第1対象は1つであってもよいし、複数であってもよいことを理解すべきである。また、明細書及び特許請求の範囲における「及び/又は」は、接続している対象のうちの少なくとも1つを示し、符号の「/」は、一般的には前後の関連対象が「又は」という関係にあることを示す。
【0016】
以下において、図面を参照しながら、本出願の実施例で提供される情報処理方法を、具体的な実施例及びその応用シーンにより詳しく説明する。
【0017】
図1を参照すると、図1は本出願の実施例で提供される情報処理方法のフローチャートである。図1に示すように、該方法は以下のステップ101~ステップ103を含む。
【0018】
ステップ101で、入力ボックスと、少なくとも1つのステータスアイコンを含むステータスバーとを表示する。
【0019】
ここで、前記入力ボックスとステータスバーは、電子機器の表示デスクトップに表示可能である。前記少なくとも1つのステータスアイコンは、残量ステータスアイコン、信号強度ステータスアイコン、ネットワークステータスアイコン又は時間ステータスアイコン等を含んでもよく、本実施例ではこれが限定されない。前記残量ステータスアイコンは残量状態を特徴付けるために用いることができ、前記信号強度ステータスアイコンは信号強度を特徴付けるために用いることができ、前記ネットワークステータスアイコンはネットワーク状態を特徴付けるために用いることができ、前記時間ステータスアイコンは現在時刻を特徴付けるために用いることができる。例示的に、前記少なくとも1つのステータスアイコンは電子機器のステータスバー内のステータスアイコンであってもよい。電子機器が携帯電話である場合を例に挙げると、前記少なくとも1つのステータスアイコンは、携帯電話の表示デスクトップの上部に表示されるステータスアイコンであってもよく、例えば、前記少なくとも1つのステータスアイコンは残量状態を特徴付けるための残量ステータスアイコンを含んでもよい。
【0020】
ステップ102で、前記ステータスバーにおけるターゲットステータスアイコンへの第1入力を受信する。
【0021】
ここで、前記ターゲットステータスアイコンは前記少なくとも1つのステータスアイコンのうちのものであってもよい。前記第1入力は、ターゲットステータスアイコンをタップする操作、又は長押しでターゲットステータスアイコンに移動し、ターゲットステータスアイコンに移動した時に長押しを停止する操作、又はターゲットステータスアイコン上でのスライド操作等であってもよく、本実施例ではこれが限定されない。
【0022】
ステップ103で、前記第1入力に応答して、ターゲット情報を前記入力ボックスに表示するか、又は前記ターゲット情報を送信し、
ここで、前記ターゲット情報は前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する提示情報を含む。
【0023】
ここで、前記ターゲット情報は、前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態を示すための文字提示情報を含んでもよく、又は前記ターゲット情報は、前記ターゲットステータスアイコンを含んでもよく、又は前記ターゲット情報は、文字提示情報とターゲットステータスアイコンを同時に含んでもよい。さらに、前記ターゲット情報は、前記ターゲット情報が電子機器に内蔵された情報であることを示すための提示文を運んでいてもよい。ターゲットステータスアイコンが信号強度ステータスアイコンである場合を例に挙げると、前記ターゲット情報は、現在、電子機器の信号が悪いこととしてもよい。
【0024】
また、前記入力ボックスはチャットインタフェース上の入力ボックスであってもよく、ターゲット情報を前記入力ボックスに表示した後、前記入力ボックスに対する編集操作を受信し、入力ボックス内のターゲット情報を修正してから、チャット相手に送信してもよく、それによりユーザは、入力ボックスをさらに編集し、入力ボックス内の情報を修正することができ、柔軟性が高く、ユーザ体験が良好である。又は、前記ターゲット情報を直接送信してもよく、それによりメッセージ送信の速度をさらに向上させることができる。
【0025】
実際の使用において、電子機器が残量不足又は通信信号品質低下といった状態である場合に、ユーザはチャット相手とチャットを続けることができない可能性がある。従来技術では、ユーザがチャット相手に電子機器の状態を知らせようとする場合に、文字を入力してチャット相手に送信する必要があり、操作が煩雑である。本出願の実施例では、ステータスアイコンを操作することで、ステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する提示情報を自動的に取得して送信するため、文字情報の手動での入力を必要とせず、メッセージ送信の速度が速く、考える必要がなく、簡単に操作でき、ユーザによるメッセージ返信のコストが低く、メッセージ返信の効率が高く、興趣性が高く、ユーザ体験が良好である。
【0026】
例示的に、電子機器が携帯電話である場合を例に挙げると、ユーザとチャット相手は携帯電話でチャットする。図2に示すように、チャット相手は「今何してるの?」とメッセージを送信した。携帯電話の残量が少なく、チャットインタフェースの入力ボックスが編集可能な状態であり得る場合に、図3に示すように、ユーザが入力ボックスを長押しすると、携帯電話のステータスバー内のステータスアイコンが枠付きで表示され、ステータスバー内の各ステータスアイコンがハイライト表示されるため、ユーザがステータスバー内の各ステータスアイコンに対応する属性情報をチェックするようにガイドすることができる。ユーザは長押しでステータスバーに移動し、図4に示すように、ユーザが残量ステータスアイコンに移動すると、前記残量ステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する「こっちはそろそろ電源が切れる」という提示情報が表示される。図5に示すように、ユーザが当該提示情報を選択すると、入力ボックス内に当該提示情報が表示される。図6に示すように、ユーザが送信ウィジェットをタップすると、当該提示情報はチャット相手に送信される。図7に示すように、ユーザが信号強度ステータスアイコンに移動すると、前記信号強度ステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する「こっちの信号はよくない」という提示情報が表示される。図8に示すように、ユーザが当該提示情報を選択すると、入力ボックス内に当該提示情報が表示される。図9に示すように、ユーザが送信ウィジェットをタップすると、当該提示情報はチャット相手に送信される。
【0027】
本出願の実施例において、入力ボックスと、少なくとも1つのステータスアイコンを含むステータスバーとを表示し、前記ステータスバーにおけるターゲットステータスアイコンへの第1入力を受信し、そして前記第1入力に応答して、ターゲット情報を前記入力ボックスに表示するか、又は前記ターゲット情報を送信し、ここで、前記ターゲット情報は前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する提示情報を含む。このように、1つ又は複数のチャット相手に電子機器の状態情報を送信しようとする場合に、ステータスアイコンの操作によって、ステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する提示情報を自動的に取得して送信することができ、手動での文字情報の入力を必要とせず、メッセージ送信の煩雑さを低減することができる。
【0028】
選択的に、前記ターゲット情報は、前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態を示すための文字提示情報、及び/又は前記ターゲットステータスアイコンを含む。
【0029】
そのうち、前記文字提示情報は、電子機器に内蔵された提示情報であってもよいし、ユーザにより設定された提示情報であってもよい。ターゲットステータスアイコンが信号強度ステータスアイコンである場合を例に挙げると、前記文字提示情報は、「こっちの信号はよくない」こととしてもよい。前記ターゲット情報は、文字提示情報と前記ターゲットステータスアイコンを含んでもよく、例示的に、文字提示情報とターゲットステータスアイコンに基づいて提示画像を生成することができ、前記提示画像は文字提示情報とターゲットステータスアイコンを含み、前記ターゲット情報は前記提示画像を含んでもよい。ターゲットステータスアイコンが残量ステータスアイコンである場合を例に挙げると、図10に示すように、ターゲット情報は、残量ステータスアイコンと「こっちはそろそろ電源が切れる!」という文字提示情報とを含む提示画像であってもよい。ターゲットステータスアイコンが信号強度ステータスアイコンである場合を例に挙げると、図11に示すように、ターゲット情報は、信号強度ステータスアイコンと「こっちの信号はよくない!」という文字提示情報とを含む提示画像であってもよい。
【0030】
当該実施形態において、ステータスアイコンに対する操作によって文字提示情報及び/又は前記ターゲットステータスアイコンを自動的に取得して送信することで、ユーザのチャットの時間コストを低減させるとともに、チャット相手にユーザの電子機器の状態を簡単且つ正確に知らせることができる。
【0031】
選択的に、ターゲット情報を前記入力ボックスに表示するか、又は前記ターゲット情報を送信する前記ステップは、
前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する少なくとも1つの提示情報を表示するステップと、
前記少なくとも1つの提示情報からターゲット提示情報を選択する第2入力を受信するステップと、
前記第2入力に応答して、前記ターゲット提示情報を含むターゲット情報を前記入力ボックスに表示するか、又は前記ターゲット情報を送信するステップと、を含む。
【0032】
また、前記少なくとも1つの提示情報は、電子機器に内蔵された提示情報であってもよいし、ユーザにより設定された提示情報であってもよいし、電子機器に内蔵された提示情報とユーザにより設定された提示情報とを含んでもよい。例示的に、ユーザが提示情報を設定していない場合、電子機器に内蔵された提示情報を表示する。ユーザが提示情報を予め設定しておく場合、ユーザにより設定された提示情報を表示する。提示情報はステータスアイコンによって異なっていてもよい。例えば、残量ステータスアイコンに対応する提示情報は、「こっちはもうすぐ電池が切れるので、速く返事せよ」こととしてもよい。
【0033】
さらに、前記第2入力は、ターゲット提示情報をタップする操作、又はカーソルを長押ししてターゲット提示情報に移動し、ターゲット提示情報に移動した時に長押しを停止する操作、又はターゲット提示情報上でのスライド操作等であってもよく、本実施例ではこれが限定されない。
【0034】
例示的に、ユーザがカーソルを長押ししてターゲットステータスアイコンに移動する場合に、前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する少なくとも1つの提示情報を半透明にフローティング表示してもよい。ユーザがカーソルを長押ししてターゲットステータスアイコンから他のステータスアイコンに移動すると、前記他のステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する少なくとも1つの提示情報を半透明にフローティング表示し、前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する少なくとも1つの提示情報の半透明なフローティング表示をキャンセルする。ユーザがカーソルを長押ししてターゲットステータスアイコンに移動した時に押圧を停止すると、前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する少なくとも1つの提示情報を固定表示する。
【0035】
当該実施形態において、前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する少なくとも1つの提示情報を表示することで、ユーザは前記少なくとも1つの提示情報からターゲット提示情報を選択することができ、それによりユーザは自分のニーズに合ったターゲット提示情報を選択することができ、様々な利用シーンに適用可能であり、柔軟性が高く、ユーザ体験が良好である。
【0036】
選択的に、前記第1入力に応答して、ターゲット情報を前記入力ボックスに表示するか、又は前記ターゲット情報を送信するステップは、前記第1入力に応答して、前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する状態値を決定するステップと、前記状態値が満たすターゲットプリセット条件を決定するステップと、ターゲット情報を前記入力ボックスに表示するか、又は前記ターゲット情報を送信するステップと、を含む。
【0037】
選択的に、前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する少なくとも1つの提示情報を表示する前記ステップは、
前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する状態値を決定するステップと、
前記状態値が満たすターゲットプリセット条件を決定するステップと、
前記ターゲットプリセット条件に対応する少なくとも1つの提示情報を表示するステップと、を含む。
【0038】
ここで、ターゲットステータスアイコンが残量ステータスアイコンである場合、状態値は残量値であってもよい。ターゲットステータスアイコンが信号強度ステータスアイコンである場合、状態値は信号強度値であってもよい。ターゲットステータスアイコンが時間ステータスアイコンである場合、状態値は時間値であってもよい、等々。
【0039】
また、前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する状態値の満たすプリセット条件が異なる場合、前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する少なくとも1つの提示情報は異なってもよい。前記少なくとも1つの提示情報は、前記状態値が満たすプリセット条件に対応してもよい。ターゲットステータスアイコンが残量ステータスアイコンである場合を例に挙げると、第1プリセット条件は、残量値が第1プリセット値より大きいということであってもよく、第1プリセット条件に対応する少なくとも1つの提示情報は、現在の残量値が高いことを含んでもよい。第2プリセット条件は、残量値が第2プリセット値より小さいということであってもよく、第2プリセット条件に対応する少なくとも1つの提示情報は、現在の残量値が低いことを含んでもよい。前記第1プリセット値は前記第2プリセット値より大きい。
【0040】
例示的に、ターゲットステータスアイコンが残量ステータスアイコンである場合を例に挙げると、電子機器の残量値が80%より大きい場合、前記少なくとも1つの提示情報は、現在の残量値が高いことを含んでもよい。電子機器の残量値が20%より小さい場合、前記少なくとも1つの提示情報は、現在の残量値が低いことを含んでもよい。
【0041】
当該実施形態において、異なる状態値に対して異なる提示情報を表示することで、電子機器の状態をより正確に記述することができ、チャット相手が電子機器の現在の状態を正確に知ることが容易になる。
【0042】
選択的に、前記ステータスバーにおけるターゲットステータスアイコンへの第1入力を受信する前記ステップの前に、前記方法は、
第3入力を受信するステップと、
前記第3入力に応答して、前記少なくとも1つのステータスアイコンの表示状態を第1状態から第2状態に更新するステップと、をさらに含む。
【0043】
ここで、前記第3入力は、入力ボックスに対する長押し操作、又は予め設定されたジェスチャに従ってチャットインタフェース内をスライドする操作、又はチャットインタフェース上のプリセットウィジェットをシングルタップする操作等であってもよく、本実施例ではこれが限定されない。
【0044】
また、前記第2状態は前記第1状態と異なる状態であり、例えば、第1状態は、通常の表示状態であり得るとともに、第2状態は、第1状態をもとにハイライト表示した状態であり得、又は第2状態は第1状態をもとに赤色で強調表示した状態であり得、又は第2状態は第1状態をもとに拡大表示した状態であり得、本実施例ではこれが限定されない。前記少なくとも1つのステータスアイコンの表示状態を第1状態から第2状態に更新するステップは、前記少なくとも1つのステータスアイコンを強調表示するとともに、前記少なくとも1つのステータスアイコン以外の情報の注目度を低下させるために用いることができ、それによりユーザが前記少なくとも1つのステータスアイコンにフォーカスするようにガイドすることができる。
当該実施形態において、前記少なくとも1つのステータスアイコンの表示状態を第1状態から第2状態に更新することで、ユーザが前記少なくとも1つのステータスアイコンからターゲットステータスアイコンを選択するようにガイドすることができ、興趣性が高く、ユーザとのインタラクション効果が良好である。
【0045】
選択的に、前記ステータスバーにおけるターゲットステータスアイコンへの第1入力を受信する前記ステップの前に、前記方法は、
第4入力を受信するステップと、
前記第4入力に応答して、前記少なくとも1つのステータスアイコンのうちの各ステータスアイコンに対応する位置に、前記各ステータスアイコンに対応する属性情報を表示し、前記ステータスバー以外の領域の表示状態を第3状態から第4状態に更新するステップであって、前記属性情報が前記各ステータスアイコンで特徴付けられた状態を記述するためのものである前記ステップと、をさらに含む。
【0046】
ここで、前記第4入力は、入力ボックスに対する長押し操作、又は予め設定されたジェスチャに従ってチャットインタフェース内をスライドする操作、又はチャットインタフェース上のプリセットウィジェットをシングルタップする操作等であってもよく、本実施例ではこれが限定されない。前記各ステータスアイコンに対応する位置は、各ステータスアイコンの直下、又は各ステータスアイコンの右上隅、又は各ステータスアイコンの左上隅等であってもよく、本実施例ではこれを限定しない。
【0047】
例示的に、ステータスアイコンが残量ステータスアイコンである場合に、ステータスアイコンに対応する属性情報は、残量又は残量値xxであってもよい。ステータスアイコンが信号強度ステータスアイコンである場合に、ステータスアイコンに対応する属性情報は、信号強度又は信号強度値yyであってもよい。ステータスアイコンが時間ステータスアイコンである場合に、ステータスアイコンに対応する属性情報は、時間又は時間zzであってもよい。ステータスアイコンがネットワークステータスアイコンである場合に、ステータスアイコンに対応する属性情報は、ネットワーク状態又はWIFI接続有無であってもよい。実際の使用において、前記属性情報は、半透明の形で表示されてもよいし、円枠付きで表示されてもよいし、半透明且つ円枠付きで表示されてもよい。例えば、残量ステータスアイコンに移動すると、残量値50%と表示される。
【0048】
また、前記第4状態は前記第3状態と異なる状態であり、例えば、第3状態は通常の表示状態であり得るとともに、第4状態は第3状態をもとにシールド又はマスクを追加した状態であり得、又は第4状態は第3状態をもとにグレー表示した状態であり得、又は第4状態は第3状態をもとに半透明表示した状態であり得、本実施例ではこれが限定されない。前記ステータスバー以外の領域の表示状態を第3状態から第4状態に更新するステップは、前記ステータスバーを強調表示するとともに、前記ステータスバー以外の領域の注目度を低下させるために用いることができ、それによりユーザがステータスバー内に表示されたステータスアイコンにフォーカスするようにガイドすることができる。
【0049】
説明すべきことは、前記ステータスバー以外の領域に対する操作を受信した時に、前記少なくとも1つのステータスアイコンのうちの各ステータスアイコンに対応する位置に、前記各ステータスアイコンに対応する属性情報を表示することをキャンセルしてもよいとともに、前記ステータスバー以外の領域の表示状態を第4状態から第3状態に更新してもよい点である。
【0050】
当該実施形態において、前記少なくとも1つのステータスアイコンのうちの各ステータスアイコンに対応する位置に、前記各ステータスアイコンに対応する属性情報を表示し、前記ステータスバー以外の領域の表示状態を第3状態から第4状態に更新することで、ユーザが前記ステータスバーでターゲットステータスアイコンを選択するようにガイドすることができ、興趣性が高く、ユーザとのインタラクション効果が良好である。
【0051】
説明すべきことは、本出願の実施例で提供される情報処理方法は、実行主体が情報処理装置であってもよいし、当該情報処理装置内の情報処理方法を実行及び搭載するための制御モジュールであってもよい点である。本出願の実施例において、情報処理装置が情報処理方法を実行及び搭載することを例にし、本出願の実施例で提供される情報処理装置を説明する。
【0052】
図12を参照すると、図12は本出願の実施例で提供される情報処理装置の構成模式図であり、図12に示すように、前記装置200は、
入力ボックスと、少なくとも1つのステータスアイコンを含むステータスバーとを表示するための第1表示モジュール201と、
前記ステータスバーにおけるターゲットステータスアイコンへの第1入力を受信するための第1受信モジュール202と、
前記第1入力に応答して、ターゲット情報を前記入力ボックスに表示するか、又は前記ターゲット情報を送信するための処理モジュール203と、を含み、
ここで、前記ターゲット情報は前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する提示情報を含む。
【0053】
本出願の実施例において、第1表示モジュールは、入力ボックスと、少なくとも1つのステータスアイコンを含むステータスバーとを表示し、第1受信モジュールは、前記ステータスバーにおけるターゲットステータスアイコンへの第1入力を受信し、そして処理モジュールは、前記第1入力に応答して、ターゲット情報を前記入力ボックスに表示するか、又は前記ターゲット情報を送信し、ここで、前記ターゲット情報は前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する提示情報を含む。このように、1つ又は複数のチャット相手に電子機器の状態情報を送信しようとする場合に、ステータスアイコンに対する操作によって、ステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する提示情報を自動的に取得して送信することができ、手動での文字情報の入力を必要とせず、メッセージ送信の煩雑さを低減することができる。
【0054】
選択的に、前記ターゲット情報は、前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態を示すための文字提示情報、及び/又は前記ターゲットステータスアイコンを含む。
【0055】
選択的に、前記処理モジュール203は、
前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する少なくとも1つの提示情報を表示するための表示ユニットと、
前記少なくとも1つの提示情報からターゲット提示情報を選択する第2入力を受信するための受信ユニットと、
前記第2入力に応答して、前記ターゲット提示情報を含むターゲット情報を前記入力ボックスに表示するか、又は前記ターゲット情報を送信するための処理ユニットと、を含む。
【0056】
選択的に、前記表示ユニットは、具体的に、
前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する状態値を決定するステップと、
前記状態値が満たすターゲットプリセット条件を決定するステップと、
前記ターゲットプリセット条件に対応する少なくとも1つの提示情報を表示するステップと、に用いられる。
【0057】
選択的に、前記装置200は、
第3入力を受信するための第2受信モジュールと、
前記第3入力に応答して、前記少なくとも1つのステータスアイコンの表示状態を第1状態から第2状態に更新するための第1更新モジュールと、をさらに含む。
【0058】
選択的に、前記装置200は、
第4入力を受信するための第3受信モジュールと、
前記第4入力に応答して、前記少なくとも1つのステータスアイコンのうちの各ステータスアイコンに対応する位置に、前記各ステータスアイコンに対応する属性情報を表示し、前記ステータスバー以外の領域の表示状態を第3状態から第4状態に更新するための第2更新モジュールであって、前記属性情報が前記各ステータスアイコンで特徴付けられた状態を記述するためのものである前記第2更新モジュールと、をさらに含む。
【0059】
本出願の実施例における情報処理装置は、装置であってもよいし、端末における部材、集積回路又はチップであってもよい。当該装置は、携帯型の電子機器であってもよく、又は非携帯型の電子機器であってもよい。例示的に、携帯型の電子機器は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、携帯情報端末、車載電子機器、ウェアラブルデバイス、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(Ultra-Mobile Personal Computer,UMPC)、ネットブック又はパーソナルディジタルアシスタント(Personal Digital Assistant,PDA)等であってもよく、非携帯型の電子機器は、サーバ、ネットワーク接続ストレージ(Network Attached Storage,NAS)、パーソナルコンピュータ(Personal Computer,PC)、テレビ(Television,TV)、現金自動預払機又はキオスク等であってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0060】
本出願の実施例における情報処理装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。該オペレーティングシステムは、アンドロイド(Android)オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0061】
本出願の実施例で提供される情報処理装置は、上記方法の実施例により実現される各プロセスを実現でき、繰り返して説明することを回避するために、ここで詳細な説明を省略する。
【0062】
選択的に、図13に示すように、本出願の実施例は電子機器300をさらに提供し、該電子機器300は、プロセッサ301と、メモリ302と、メモリ302に記憶され且つ前記プロセッサ301において実行可能なプログラム又はコマンドとを含み、当該プログラム又はコマンドがプロセッサ301によって実行されると、上記情報処理方法の実施例の各プロセスが実現され、且つ同様な技術効果を達成でき、繰り返して説明することを回避するために、ここで詳細な説明を省略する。
【0063】
説明すべきことは、本出願の実施例における電子機器は、上述した携帯型の電子機器と非携帯型の電子機器を含む点である。
【0064】
図14は、本出願の実施例を実現する電子機器のハードウェア構造模式図である。
【0065】
当該電子機器400は、高周波ユニット401、ネットワークモジュール402、オーディオ出力ユニット403、入力ユニット404、センサ405、表示ユニット406、ユーザ入力ユニット407、インタフェースユニット408、メモリ409、及びプロセッサ410等の部材を含むが、それらに限定されない。
【0066】
電子機器400は各部材に給電する電源(例えば電池)をさらに含んでもよく、電源は電源管理システムによってプロセッサ410に論理的に接続し、さらに電源管理システムによって充放電の管理、及び電力消費管理等の機能を実現することができることが当業者に理解可能である。図14に示す電子機器の構造は電子機器を限定するものではなく、電子機器は図示より多く又はより少ない部材、又は一部の部材の組合せ、又は異なる部材配置を含んでもよく、ここで詳細な説明を省略する。
【0067】
そのうち、表示ユニット406は、入力ボックスと、少なくとも1つのステータスアイコンを含むステータスバーとを表示するために用いられ、
ユーザ入力ユニット407は、前記ステータスバーにおけるターゲットステータスアイコンへの第1入力を受信するために用いられ、
プロセッサ410は、前記第1入力に応答して、ターゲット情報を前記入力ボックスに表示するか、又は前記ターゲット情報を送信するために用いられ、
ここで、前記ターゲット情報は前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する提示情報を含む。
【0068】
本出願の実施例において、表示ユニット406は、入力ボックスと、少なくとも1つのステータスアイコンを含むステータスバーとを表示し、ユーザ入力ユニット407は、前記ステータスバーにおけるターゲットステータスアイコンへの第1入力を受信し、そしてプロセッサ410は前記第1入力に応答して、ターゲット情報を前記入力ボックスに表示するか、又は前記ターゲット情報を送信し、ここで、前記ターゲット情報は前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する提示情報を含む。このように、1つ又は複数のチャット相手に電子機器の状態情報を送信しようとする場合に、ステータスアイコンに対する操作によって、ステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する提示情報を自動的に取得して送信することができ、手動での文字情報の入力を必要とせず、メッセージ送信の煩雑さを低減することができる。
【0069】
選択的に、前記ターゲット情報は、前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態を示すための文字提示情報、及び/又は前記ターゲットステータスアイコンを含む。
【0070】
選択的に、表示ユニット406は、さらに、前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する少なくとも1つの提示情報を表示するために用いられ、
ユーザ入力ユニット407は、さらに、前記少なくとも1つの提示情報からターゲット提示情報を選択する第2入力を受信するために用いられ、
プロセッサ410は、さらに、前記第2入力に応答して、前記ターゲット提示情報を含むターゲット情報を前記入力ボックスに表示するか、又は前記ターゲット情報を送信するために用いられる。
【0071】
選択的に、プロセッサ410はさらに、前記ターゲットステータスアイコンで特徴付けられた状態に対応する状態値を決定するために用いられ、
プロセッサ410はさらに、前記状態値が満たすターゲットプリセット条件を決定するために用いられ、
表示ユニット406はさらに、前記ターゲットプリセット条件に対応する少なくとも1つの提示情報を表示するために用いられる。
【0072】
選択的に、ユーザ入力ユニット407はさらに、第3入力を受信するために用いられ、
プロセッサ410はさらに、前記第3入力に応答して、前記少なくとも1つのステータスアイコンの表示状態を第1状態から第2状態に更新するために用いられる。
選択的に、ユーザ入力ユニット407はさらに、第4入力を受信するために用いられ、
プロセッサ410はさらに、前記第4入力に応答して、前記少なくとも1つのステータスアイコンのうちの各ステータスアイコンに対応する位置に、前記各ステータスアイコンに対応する属性情報を表示し、前記ステータスバー以外の領域の表示状態を第3状態から第4状態に更新するために用いられ、ここで、前記属性情報は前記各ステータスアイコンで特徴付けられた状態を記述するためのものである。
【0073】
本出願の実施例において、入力ユニット404は、ビデオ獲得モード又は画像獲得モードで画像獲得装置(例えば、カメラ)により取得した静的画像又はビデオの画像データを処理するグラフィックスプロセッシングユニット(Graphics Processing Unit,GPU)4041と、マイクロホン4042とを含んでもよいことを理解すべきである。表示ユニット406は表示パネル4061を含んでもよく、表示パネル4061は液晶ディスプレイ、有機発光ダイオード等の形式で配置してもよい。ユーザ入力ユニット407はタッチパネル4071及び他の入力デバイス4072を含む。タッチパネル4071はタッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル4071は、タッチ検出装置及びタッチ制御器という2つの部分を含んでもよい。他の入力デバイス4072は、物理キーボード、機能ボタン(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタン等)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、これらに限定されず、ここで詳細な説明を省略する。メモリ409は、アプリケーションとオペレーティングシステムを含むがこれらに限定されないソフトウェアプログラム及び様々なデータを記憶するために用いることができる。プロセッサ410に、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーション等を主に処理するアプリケーションプロセッサと、無線通信を主に処理するモデムプロセッサとを統合することができる。上記モデムプロセッサはプロセッサ410に統合されなくてもよいことが理解可能である。
【0074】
本出願の実施例は可読記憶媒体をさらに提供し、前記可読記憶媒体にはプログラム又はコマンドが記憶されており、該プログラム又はコマンドがプロセッサによって実行されると、上記情報処理方法の実施例の各プロセスが実現され、且つ同様な技術効果を達成でき、繰り返して説明することを回避するために、ここで詳細な説明を省略する。
【0075】
ここで、前記プロセッサは、上記実施例に記載の電子機器におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ読み取り専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、磁気ディスク又は光ディスク等のコンピュータ可読記憶媒体を含む。
【0076】
本出願の実施例はチップをさらに提供し、前記チップはプロセッサと通信インタフェースを含み、前記通信インタフェースが前記プロセッサに結合され、前記プロセッサがプログラム又はコマンドを実行し、上記情報処理方法の実施例の各プロセスを実現するためのものであり、且つ同様な技術効果を達成でき、繰り返して説明することを回避するために、ここで詳細な説明を省略する。
【0077】
本出願の実施例に記載のチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップ等と呼ばれてもよいことを理解すべきである。
【0078】
説明すべきことは、本明細書において、用語「含む」、「からなる」又はその他のあらゆる変形は、非排他的包含を含むように意図され、それにより一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素のみならず、明示されていない他の要素、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素をも含む点である。特に断らない限り、語句「1つの……を含む」により限定される要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。また、指摘すべきことは、本願の実施形態における方法及び装置の範囲は、図示又は検討された順序で機能を実行することに限定されず、係る機能に応じて実質的に同時に又は逆の順序で機能を実行することも含み得る点であり、例えば、説明されたものと異なる順番で、説明された方法を実行してもよく、さらに各種のステップを追加、省略、又は組み合わせてもよい。また、何らかの例を参照して説明した特徴は他の例において組み合わせられてもよい。
【0079】
以上の実施形態に対する説明によって、当業者であれば、上記実施例の方法がソフトウェアと必要な共通ハードウェアプラットフォームとの組合せという形態で実現できることを明確に理解可能であり、当然ながら、ハードウェアによって実現してもよいが、多くの場合において前者はより好ましい実施形態である。このような見解をもとに、本出願の技術的解決手段は実質的に又は従来技術に寄与する部分はソフトウェア製品の形で実施することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器等であってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させる複数のコマンドを含む。
【0080】
なお、本明細書で開示された実施例により記載された各例のユニット及びアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組合せで実現可能であることは、当業者であれば想到できる。これらの機能をハードウェアの形態で実行するか、ソフトウェアの形態で実行するかは、技術的解決手段の特定の用途及び設計制約条件によって決定される。専門技術者は各特定の用途について、記述した機能を異なる方法を用いて実現できるが、このような実現は本開示の範囲を超えたものと理解すべきではない。
【0081】
当業者であれば、説明を簡単化及び簡潔化するために、上述したシステム、装置及びユニットの具体的な動作プロセスは、前記方法の実施例における対応するプロセスを参照すればよいことが明確に理解され、ここで詳細な説明を省略する。
【0082】
本出願で提供される実施例では、開示した装置及び方法は、他の形態で実現することができることを理解すべきである。例えば、以上に記載の装置の実施例は例示的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの分割は、論理機能の分割に過ぎず、実際に実施する時に別の形態で分割してもよく、例えば、複数のユニット又はコンポーネントは組み合わせてもよいし、別のシステムに統合してもよいし、一部の特徴を省略もしくは実行しなくてもよい。また、図示又は説明した互いの結合、又は直接結合、又は通信接続は、いくつかのインタフェース、装置又はユニットを介した間接結合又は通信接続であり得、電気的、機械的又は他の形態であり得る。
【0083】
分離部材として説明した前記ユニットは物理的に分割されたものであってもなくてもよく、ユニットとして示した部材は物理的ユニットであってもなくてもよく、一箇所に位置してもよく、又は複数のネットワークユニットに分布してもよい。実際の必要に応じてその一部又は全てのユニットを選択して本実施例の解決手段の目的を実現することができる。
【0084】
また、本開示の各実施例における各機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、それぞれ独立して物理的に存在してもよく、2つ又は2つ以上で1つのユニットに統合されてもよい。
【0085】
以上、図面を参照しながら本出願の実施例を説明したが、本出願は上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、本出願の示唆をもとに、当業者が本出願の趣旨及び特許請求の保護範囲から逸脱することなくなし得る多くの形態は、いずれも本発明の保護範囲に属するものとする。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14