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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-29
(45)【発行日】2024-09-06
(54)【発明の名称】プリント領域編集装置及びその方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/04845 20220101AFI20240830BHJP
   G06F 3/12 20060101ALI20240830BHJP
【FI】
G06F3/04845
G06F3/12 356
G06F3/12 305
G06F3/12 392
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2023540902
(86)(22)【出願日】2021-10-26
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2024-01-18
(86)【国際出願番号】 KR2021015127
(87)【国際公開番号】W WO2022145667
(87)【国際公開日】2022-07-07
【審査請求日】2023-07-03
(31)【優先権主張番号】10-2021-0000571
(32)【優先日】2021-01-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】523252526
【氏名又は名称】デジタルフォト コーポレイション
【氏名又は名称原語表記】DIGITAL PHOTO CORPORATION
【住所又は居所原語表記】2F,28,Banpo-daero 20-gil,Seocho-gu,Seoul 06649,Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【弁理士】
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】ソン、ウ ジン
【審査官】槙 俊秋
(56)【参考文献】
【文献】特開平06-143730(JP,A)
【文献】特開2012-015887(JP,A)
【文献】特開2005-332044(JP,A)
【文献】特開2009-234244(JP,A)
【文献】特開2003-274155(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第111124201(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01
G06F 3/048-3/04895
G09G 5/00-5/42
G06F 3/00-3/12
B41J 29/00-29/70
H04N 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
イメージを含むプリント領域編集画面を表示する表示部;及び
前記イメージに対してユーザのタッチジェスチャにより拡大、縮小、移動のいずれか1つの機能が実行された状態で前記イメージがプリント領域編集画面内のガイドライン部内でリリースされる場合、前記ガイドライン部の長辺長さを前記ガイドライン部の短辺長さで割った第1比率、及び前記イメージの長辺長さを前記イメージの短辺長さで割った第2比率をそれぞれ計算し、前記計算された第1比率が前記計算された第2比率よりも大きいか等しいかを判断し、前記決定の結果、前記計算された第1比率が前記計算された第2比率より大きいか等しい場合、前記ガイドライン部の長辺長さ及び短辺長さと、前記イメージの長辺長さ及び短辺長さに基づいてプリント領域の長辺長さ及び短辺長さをそれぞれ計算して、前記プリント領域を生成し、前記生成されたプリント領域の中心点を前記ガイドライン部の中心点と一致させ、前記イメージの4つの頂点を前記生成されたプリント領域の4つの頂点と一致するように前記イメージを拡大または維持して前記表示部に表示する制御部を含み、
前記表示部に表示されるプリント領域編集画面において保存項目が選択される場合、前記制御部により、前記生成されたプリント領域または他のプリント領域に応じて原本イメージに比べて拡大または縮小または維持された状態のイメージである最終イメージをオプション項目でのユーザ入力による当該最終イメージを印刷しようとする印画紙のサイズ及びフチ設定情報と共に保存し;
前記制御部により、サーバ及び決済サーバと連動して、前記最終イメージを印画紙にプリントするためにプリントしようとする数量に応じる費用に対して決済機能を行い;
前記制御部により、決済機能が正常に実行された後、前記サーバ及びプリント機と連動して、前記最終イメージを印画紙にプリントする
ことを特徴とするプリント領域編集装置。
【請求項2】
前記制御部は、
前記ガイドライン部の短辺長さと前記イメージの短辺長さとの間の第5比率を計算し、前記計算された第5比率を前記イメージの短辺長さに乗じて前記プリント領域の短辺長さを計算し、前記計算された第5比率を前記イメージの長辺長さに乗じて前記プリント領域の長辺長さを計算し、前記計算されたプリント領域の短辺長さ及び前記計算されたプリント領域の長辺長さで構成される長方形または正方形の前記プリント領域を生成する
請求項1に記載のプリント領域編集装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記判断の結果、前記計算された第1比率が前記計算された第2比率より小さい場合、前記ガイドライン部の長辺長さ及び短辺長さと、前記イメージの長辺長さ及び短辺長さに基づいて他のプリント領域の他の長辺長さ及び他の短辺長さをそれぞれ計算して、前記他のプリント領域を生成し、前記生成された他のプリント領域の中心点を前記ガイドライン部の中心点と一致させ、前記イメージの4つの頂点を前記生成された他のプリント領域の4つの頂点と一致するように前記イメージを拡大または維持して前記表示部に表示する
請求項1に記載のプリント領域編集装置。
【請求項4】
表示部に表示されるイメージに対してユーザのタッチジェスチャにより拡大、縮小及び移動のいずれか1つの機能が実行された状態で前記イメージがプリント領域編集画面内のガイドライン部内でリリースされる場合、制御部により、前記ガイドライン部の短辺長さを前記ガイドライン部の長辺長さで割った第3比率及び前記イメージの短辺長さを前記イメージの長辺長さで割った第4比率をそれぞれ計算する段階;
前記制御部により、前記計算された第3比率が前記計算された第4比率より小さいか等しいを判断する段階;
前記判断の結果、前記計算された第3比率が前記計算された第4比率より小さいか等しい場合、前記制御部により、前記ガイドライン部の長辺長さ及び短辺長さと、前記イメージの長辺長さ及び短辺長さに基づいてプリント領域の長辺長さ及び短辺長さをそれぞれ計算して、前記プリント領域を生成する段階;
前記制御部により、前記生成されたプリント領域の中心点を前記ガイドライン部の中心点と一致させる段階;及び
前記制御部により、前記イメージの4つの頂点を前記生成されたプリント領域の4つの頂点と一致するように前記イメージを拡大または維持して前記表示部に表示する段階を含み、
前記表示部に表示されるプリント領域編集画面において保存項目が選択される場合、前記制御部により、前記生成されたプリント領域または他のプリント領域に応じて原本イメージに比べて拡大または縮小または維持された状態のイメージである最終イメージをオプション項目でのユーザ入力による当該最終イメージを印刷しようとする印画紙のサイズ及びフチ設定情報と共に保存する段階;
前記制御部により、サーバ及び決済サーバと連動して、前記最終イメージを印画紙にプリントするためにプリントしようとする数量に応じる費用に対して決済機能を行う段階;及び、
前記制御部により、決済機能が正常に実行された後、前記サーバ及びプリント機と連動して、前記最終イメージを印画紙にプリントする段階をさらに含む
ことを特徴とするプリント領域編集方法。
【請求項5】
前記プリント領域を生成する段階は、
前記ガイドライン部の短辺長さと前記イメージの短辺長さとの間の第5比率を計算する過程;
前記計算された第5比率を前記イメージの短辺長さに乗じて前記プリント領域の短辺長さを計算する過程;
前記計算された第5比率を前記イメージの長辺長さに乗じて前記プリント領域の長辺長さを計算する過程;及び
前記計算されたプリント領域の短辺長さ及び前記計算されたプリント領域の長辺長さで構成される長方形または正方形の前記プリント領域を生成する過程を含む
請求項4に記載のプリント領域編集方法。
【請求項6】
前記イメージの4つの頂点を前記生成されたプリント領域の4つの頂点と一致するように前記イメージを拡大または維持して前記表示部に表示する段階は、
前記イメージのサイズと前記生成されたプリント領域のサイズが同一である場合、前記イメージをそのまま維持した状態で前記表示部に表示する過程;及び
前記イメージのサイズが前記生成されたプリント領域のサイズより小さい場合、前記イメージの長辺と短辺との間の比率を前記生成されたプリント領域の長辺と短辺との間の比率に合わせて拡大し、前記拡大されたイメージを前記プリント領域に表示する過程のいずれか1つの過程を含む
請求項4に記載のプリント領域編集方法。
【請求項7】
前記判断の結果、前記計算された第3比率が前記計算された第4比率より大きい場合、前記制御部により、前記ガイドライン部の長辺長さ及び短辺長さと、前記イメージの長辺長さ及び短辺長さに基づいて他のプリント領域の他の長辺長さ及び他の短辺長さをそれぞれ計算して、前記他のプリント領域を生成する段階;
前記制御部により、前記生成された他のプリント領域の中心点を前記ガイドライン部の中心点と一致させる段階;及び
前記制御部により、前記イメージの4つの頂点を前記生成された他のプリント領域の4つの頂点と一致するように前記イメージを拡大または維持して前記表示部に表示する段階をさらに含む
請求項4に記載のプリント領域編集方法。
【請求項8】
前記他のプリント領域を生成する段階は、
前記ガイドライン部の長辺長さと前記イメージの長辺長さとの間の第6比率を計算する過程;
前記計算された第6比率を前記イメージの短辺長さに乗じて前記他のプリント領域の他の短辺長さを計算する過程;
前記計算された第6比率を前記イメージの長辺長さに乗じて前記他のプリント領域の他の長辺長さを計算する過程;及び
前記計算された他のプリント領域の他の短辺長さ及び前記計算された他のプリント領域の他の長辺長さで構成される長方形または正方形の前記他のプリント領域を生成する過程を含む
請求項7に記載のプリント領域編集方法。
【請求項9】
前記イメージの4つの頂点を前記生成された他のプリント領域の4つの頂点と一致するように前記イメージを拡大または維持して前記表示部に表示する段階は、
前記イメージのサイズと前記生成された他のプリント領域のサイズが同一である場合、前記イメージをそのまま維持した状態で前記表示部に表示する過程;及び
前記イメージのサイズが前記生成された他のプリント領域のサイズより小さい場合、前記イメージの長辺と短辺との間の比率を前記生成された他のプリント領域の長辺と短辺との間の比率に合わせて拡大し、前記拡大されたイメージを前記他のプリント領域に表示する過程のいずれか1つの過程を含む
請求項7に記載のプリント領域編集方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリント領域編集装置及びその方法に関し、特に、予め設定されたガイドライン部内にイメージが拡大または縮小または移動中にリリースされる場合、ガイドライン部の長短比率と当該イメージの長短比率に応じて長辺長さ及び短辺長さのプリント領域長方形またはプリント領域正方形を構成し、当該イメージの4つの頂点を前記構成されたプリント領域長方形またはプリント領域正方形の4つの頂点と一致するように当該イメージを拡大または維持するプリント領域編集装置及びその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
スマートフォンは携帯電話に色々なコンピュータサポート機能を追加したインテリジェント端末であり、ユーザが希望する応用プログラムを設置できる端末である。
【0003】
また、スマートフォンなどにより撮影したイメージの比率は予め設定されたサイズの印画紙の比率と合わないため、該当イメージを印刷しようとする場合、プリントオプションにおいて、印画紙にイメージがいっぱいになり、原本イメージの一部がカットされるペーパーフルオプションと原本イメージが全てプリントされ、比率に応じて白い余白が生じるイメージフルオプションによりイメージを印画紙に印刷する。
【0004】
このようなペーパーフル又はイメージフルの場合、原本イメージの一部がカットされるか、または印画紙の一部に白い余白が生じるため、ユーザがその不便を我慢するしかなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、予め設定されたガイドライン部内にイメージが拡大または縮小または移動中にリリースされる場合、ガイドライン部の長短比率と当該イメージの長短比率に応じて長辺長さ及び短辺長さのプリント領域長方形またはプリント領域正方形を構成し、当該イメージの4つの頂点を前記構成されたプリント領域長方形またはプリント領域正方形の4つの頂点と一致するように当該イメージを拡大または維持するプリント領域編集装置及びその方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態によるプリント領域編集装置は、イメージを含むプリント領域編集画面を表示する表示部;及び前記イメージに対してユーザのタッチジェスチャにより拡大、縮小及び移動のいずれか1つの機能が実行された状態で前記イメージがプリント領域編集画面内のガイドライン部内でリリースされる場合、前記ガイドライン部の長辺長さを前記ガイドライン部の短辺長さで割った第1比率と、前記イメージの長辺長さを前記イメージの短辺長さで割った第2比率とをそれぞれ計算し、前記計算された第1比率が前記計算された第2比率より大きいか等しいかを判断し、前記判断の結果、前記計算された第1比率が前記計算された第2比率より大きいか等しい場合、前記ガイドライン部の長辺長さ及び短辺長さと、前記イメージの長辺長さ及び短辺長さに基づいてプリント領域の長辺長さ及び短辺長さをそれぞれ計算して前記プリント領域を生成し、前記生成されたプリント領域の中心点を前記ガイドライン部の中心点と一致させ、前記イメージの4つの頂点を前記生成されたプリント領域の4つの頂点と一致するように前記イメージを拡大または維持して表示して前記表示部を制御する制御部を含む。
【0007】
本発明に関連した例として、前記制御部は、前記ガイドライン部の短辺長さと前記イメージの短辺長さとの間の第5比率を計算し、前記計算された第5比率を前記イメージの短辺長さに乗じて前記プリント領域の短辺長さを計算し、前記計算された第5比率を前記イメージの長辺長さに乗じて前記プリント領域の長辺長さを計算し、前記計算されたプリント領域の短辺長さ及び前記計算されたプリント領域の長辺長さで構成される長方形または正方形の前記プリント領域を生成する。
【0008】
本発明に関連した例として、前記制御部は、前記判断の結果、前記計算された第1比率が前記計算された第2比率より小さい場合、前記ガイドライン部の長辺長さ及び短辺長さと、前記イメージの長辺長さ及び短辺長さに基づいて他のプリント領域の他の長辺長さ及び他の短辺長さをそれぞれ計算して、前記他のプリント領域を生成し、前記生成された他のプリント領域の中心点を前記ガイドライン部の中心点と一致させ、前記イメージの4つの頂点を前記生成された他のプリント領域の4つの頂点と一致するように前記イメージを拡大または維持して前記表示部に表示する。
【0009】
本発明の実施形態によるプリント領域編集方法は、表示部に表示されるイメージに対してユーザのタッチジェスチャにより拡大、縮小、移動のいずれか1つの機能を実行した状態で前記イメージがプリント領域編集画面内のガイドライン部内でリリースされる場合、制御部により、前記ガイドライン部の短辺長さを前記ガイドライン部の長辺長さで割った第3比率及び、前記イメージの短辺長さを前記イメージの長辺長さで割った第4比率をそれぞれ計算する段階;前記制御部により、前記計算された第3比率が前記第4比率より小さいか等しいかを判断する段階;前記判断の結果、前記計算された第3比率が前記計算された第4比率より小さいか等しい場合、前記制御部により、前記ガイドライン部の長辺長さ及び短辺長さと、前記イメージの長辺長さ及び短辺長さに基づいてプリント領域の長辺長さ及びを短辺長さをそれぞれ計算して前記プリント領域を生成する段階;前記制御部により、前記生成されたプリント領域の中心点を前記ガイドライン部の中心点と一致させる段階;及び前記制御部により、前記イメージの4つの頂点を前記生成されたプリント領域の4つの頂点と一致するように前記イメージを拡大または維持して前記表示部に表示する段階を含む。
【0010】
本発明に関連した例として、前記プリント領域を生成する段階は、前記ガイドライン部の短辺長さと前記イメージの短辺長さの間の第5比率を計算する過程;前記計算された第5比率を前記イメージの短辺長さに乗じて前記プリント領域の短辺長さを計算する過程;前記計算された第5比率を前記イメージの長辺長さに乗じて前記プリント領域の長辺長さを計算する過程;及び前記計算されたプリント領域の短辺長さ及び前記計算されたプリント領域の長辺長さで構成される長方形または正方形のプリント領域を生成する過程を含む。
【0011】
本発明に関連した例として、前記イメージの4つの頂点を前記生成されたプリント領域の4つの頂点と一致するように前記イメージを拡大または維持して前記表示部に表示する段階は、前記イメージのサイズと前記生成されたプリント領域のサイズが同一である場合、前記イメージをそのまま維持した状態で前記表示部に表示する過程;及び前記イメージのサイズが前記生成されたプリント領域のサイズより小さい場合は、前記イメージの長辺と短辺との間の比率を前記生成されたプリント領域の長辺との短辺との間の比率に合わせて拡大し、前記拡大されたイメージを前記プリント領域に表示する過程のいずれか1つの過程を含む。
【0012】
本発明に関連した例として、前記判断の結果、前記計算された第3比率が前記計算された第4比率より大きい場合、前記制御部により、前記ガイドライン部の長辺長さ及び短辺長さと、前記イメージの長辺長さ及び短辺長さに基づいて他のプリント領域の他の長辺長さ及び他の短辺長さをそれぞれ計算して、前記他のプリント領域を生成する段階;前記制御部により、前記生成された他のプリント領域の中心点を前記ガイドライン部の中心点と一致させる段階;及び前記制御部により、前記イメージの4つの頂点を前記生成された他のプリント領域の4つの頂点と一致するように前記イメージを拡大または維持して前記表示部に表示する段階をさらに含んでもよい。
【0013】
本発明に関連した例として、前記他のプリント領域を生成する段階は、前記ガイドライン部の長辺長さと前記イメージの長辺長さの間の第6比率を計算する過程;前記計算された第6比率を前記イメージの短辺長さに乗じて前記他のプリント領域の他の短辺長さを計算する過程;前記計算された第6比率を前記イメージの長辺長さに乗じて前記他のプリント領域の他の長辺長さを計算する過程;及び前記計算された他のプリント領域の他の短辺長さ及び前記計算された他のプリント領域の他の長辺長さで構成される長方形又は正方形の前記他のプリント領域の生成する過程を含む。
【0014】
本発明に関連した例として、前記イメージの4つの頂点を前記生成された他のプリント領域の4つの頂点と一致するように前記イメージを拡大または維持して前記表示部に表示する段階は、前記イメージのサイズと前記生成された他のプリント領域のサイズが同一である場合、前記イメージをそのまま維持した状態で前記表示部に表示する過程;及び前記イメージのサイズが前記生成された他のプリント領域のサイズより小さい場合、前記イメージの長辺と短辺との間の比率を前記生成された他のイメージ領域の長辺と短辺との間の比率に合わせて拡大し、前記拡大されたイメージを前記他のプリント領域に表示する過程のいずれか1つの過程を含んでもよい。
【0015】
本発明に関連した例として、前記表示部に表示されるプリント領域編集画面において保存項目が選択される時、前記制御部により、前記生成されたプリント領域または他のプリント領域に応じて原本イメージに比べて拡大または維持された状態のイメージである最終イメージをオプション項目でのユーザ入力による当該最終イメージを印刷しようとする印画紙のサイズ、ブチ設定情報、印画紙のタイプ及び自動補正情報とともに保存する段階;前記制御部により、サーバ及び決済サーバと連動して、前記最終イメージを印加紙にプリントするためにプリントしようとする数量に応じる費用に対して決済機能を実行する段階;及び前記制御部により、決済機能が正常に実行された後、前記サーバ及びプリント機と連動して、前記最終イメージを印画紙にプリントする段階をさらに含んでもよい。
【発明の効果】
【0016】
本発明は、予め設定されたガイドライン部内にイメージが拡大または縮小または移動中にリリースされる場合、ガイドライン部の長短比率と該当イメージの長短比率に応じて長辺長さ及び短辺長さのプリント領域長方形またはプリント領域正方形を構成し、該当イメージの4つの頂点を前記構成されたプリント領域長方形またはプリント領域正方形の4つの頂点と一致するように該当イメージを拡大または維持することにより、イメージの拡大または縮小によりペーパーフル形式とイメージフル形式を自由に変更できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の実施形態によるプリント領域編集装置の構成を示すブロック図である。
図2】本発明の実施形態による画面の例を示す図である。
図3】本発明の実施形態によるプリント領域編集方法を示すフローチャートである。
図4】本発明の実施形態によるプリント領域編集方法を示すフローチャートである。
図5】本発明の実施形態による画面の例を示す図である。
図6】本発明の実施形態による画面の例を示す図である。
図7】本発明の実施形態による画面の例を示す図である。
図8】本発明の実施形態による画面の例を示す図である。
図9】本発明の実施形態による画面の例を示す図である。
図10】本発明の実施形態による画面の例を示す図である。
図11】本発明の実施形態による画面の例を示す図である。
図12】本発明の実施形態による画面の例を示す図である。
図13】本発明の実施形態による画面の例を示す図である。
図14】本発明の実施形態による画面の例を示す図である。
図15】本発明の実施形態による画面の例を示す図である。
図16】本発明の実施形態による画面の例を示す図である。
図17】本発明の実施形態による画面の例を示す図である。
図18】本発明の実施形態による画面の例を示す図である。
図19】本発明の実施形態による画面の例を示す図である。
図20】本発明の実施形態による画面の例を示す図である。
図21】本発明の実施形態による画面の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明において使用される技術的用語は、単に特定の実施形態を説明するために使用されたものであり、本発明を限定しようとする意図ではないことに留意しなければならない。また、本発明において使用される技術的用語は、本発明において特に異なる意味として定義されない限り、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者により一般的に理解される意味に解釈され、過度に包括的な意味に解釈されるか、過度に縮小された意味に解釈されない。また、本発明において使用される技術的な用語が本発明の思想を正確に表現できない間違った技術的用語である場合は、当業者が正しく理解できるような技術的用語に代替されて理解される。また、本発明で使用される一般的な用語は、辞書の定義通りに、又は前後文脈を考慮して解釈され、過度に縮小した意味として解釈されない。
【0019】
また、本発明において使用される単数の表現は、文脈上明らかに言及しない限り複数の表現を含む。本発明において「構成される」または「含む」などの用語は、本発明に記載された様々な構成要素、又は様々な段階を必ず全て含むことを意味するのではなく、それらのいずれか一部の構成要素又は段階は含まれない場合もあれば、追加の構成要素又は段階がさらに含まれる場合もあることを意味する。
【0020】
また、本発明において使用される第1、第2などの序数を含む用語は構成要素の説明のために使用できるが、構成要素は用語により限定されてはならない。用語は、ある構成要素を別の構成要素から区別する目的にのみ使用される。例えば、本発明の権利範囲を逸脱することなく、第1構成要素は第2構成要素と命名されてもよく、同様に第2構成要素も第1構成要素と命名されてもよい。
【0021】
以下、添付の図面を参照して本発明による好ましい実施形態を詳しく説明するが、図面符号に関係なく同一または類似の構成要素は同一の参照番号を付し、これに対する重複説明は省略する。
【0022】
また、本発明を説明するにあって、関連した公知技術に関する具体的な説明が本発明の要旨を曖昧にする可能性があると判断される場合、その詳細な説明を省略する。また、添付の図面は本発明の思想を容易に理解させるためのものであり、添付の図面により本発明の思想が制限されない。
【0023】
図1は、本発明の実施形態によるプリント領域編集装置100の構成を示すブロック図である。
【0024】
図1に示すように、プリント領域編集装置100は、通信部110、保存部120、表示部130、音声出力部140及び制御部150から構成される。図1に示されたプリント領域編集装置100の全ての構成要素が必須構成要素ではなく、図1に示された構成要素より多くの構成要素によりプリント領域編集装置100が実現されてもよく、それより少ない構成要素によりプリント領域編集装置100が実現されてもよい。
【0025】
前記プリント領域編集装置100は、ハプティックデバイス(Haptic Device)、スマートフォン(Smart Phone)、携帯端末(Portable Terminal)、移動端末(Mobile Terminal)、フォルダブル端末(Foldable Terminal)、個人情報端末(Personal Digital Assistant:PDA)、PMP(Portable Multimedia Player)端末、テレマティクス(Telematics)端末、ナビゲーション(Navigation)端末、パーソナルコンピュータ(Personal Computer)、ノートパソコン、スレートPC(Slate PC)、タブレットPC(Tablet PC) ウルトラブック(ultrabook)、ウェアラブルデバイス(Wearable Device)(例えば、ウォッチ型端末(Smartwatch)、スマートグラス(Smart Glass)、HMD(Head Mounted Display)などを含む)、ワイブロ(Wibro)端末、IPTV(Internet Protocol Television)端末、スマートテレビ、デジタル放送用端末、AVN(Audio Video Navigation)端末、A/V(Audio/Video)システム、フレキシブル端末(Flexible Terminal)デジタルサイネージ装置などの多様な端末機に適用できる。この時、前記プリント領域編集装置100はユーザが保有しているイメージを印画紙にプリントしようとするユーザが所持した端末でありうる。
【0026】
また、前記プリント領域編集装置100はサーバ(図示せず)、決済サーバ(図示せず)などと通信する。
【0027】
ここで、前記サーバはウェブサーバ、データベースサーバ、プロキシサーバなどの形態で実現できる。また、前記サーバにはネットワーク負荷分散メカニズムないし該当サーバがインターネットまたは他のネットワーク上で動作できるようにする多様なソフトウェアのうち1つ以上が設置されてもよく、これによりコンピュータ化されたシステムとして実現できる。また、ネットワークはhttpネットワークであってもよく、専用回線(private line)、イントラネットまたは任意の他のネットワークであってもよい。さらに、前記プリント領域編集装置100及び前記サーバ間の接続は、データが任意のハッカーまたは他の第三者にから攻撃を受けないようにセキュリティネットワークで接続されてもよい。また、前記サーバは複数のデータベースサーバを含んでもよく、このようなデータベースサーバが分散データベースサーバアーキテクチャをはじめとする任意のタイプのネットワーク接続を介して前記サーバとは別に接続される方式で実現できる。
【0028】
前記通信部110は有/無線通信網を介して内部の任意の構成要素または外部の任意の少なくとも1つの端末機と通信接続する。この時、前記外部の任意の端末機はサーバ(図示せず)、プリント機(図示せず)、他の端末(図示せず)などを含む。ここで、無線インターネット技術としては、無線LAN(Wireless LAN:WLAN)、DLNA(登録商標)(Digital Living Network Alliance)、ワイブロ(Wireless Broadband:Wibro)、ワイマックス(World Interoperability for Microwave Access:Wimax)、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)、HSUPA(High Speed Uplink Packet Access)、IEEE 802.16、 ロングタームエボリューション(Long Term Evolution:LTE)、LTE-A(Long Term Evolution-Advanced)、 広帯域無線移動通信サービス(Wireless Mobile Broadband Service:WMBS)などがあり、前記通信部110は、前述されていないインターネット技術まで含めた範囲において少なくとも1つの無線インターネット技術によってデータを送受信する。また、近距離通信技術としては、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth)、RFID(Radio Frequency Identification)、赤外線通信(Infrared Data Association:IrDA)、UWB(Ultra Wideband)、ジグビー(ZigBee)、近距離無線通信(Near Field Communication:NFC)、超音波通信(Ultra Sound Communication:USC)、可視光通信(Visible Light Communication:VLC)、Wi-Fi、 Wi-Fiダイレクト(Wi-Fi Direct)などが含まれる。また、有線通信技術としては、電力線通信(Power Line Communication:PLC)、USB通信、イーサネット(Ethernet)、シリアル通信(Serial communication)、光同軸ケーブルなどが含まれる。
【0029】
また、前記通信部110はユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus:USB)を介して任意の端末と情報を相互伝送することができる。
【0030】
また、前記通信部110は、移動通信のための技術標準または通信方式(例えば、GSM(Global System for Mobile communication)、CDMA(Code Division Multi Access)、CDMA2000(Code Division Multi Access 2000)、EV-DO(Enhanced Voice-Data Optimized or Enhanced Voice-Data Only)、WCDMA(登録商標)(Wideband CDMA)、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)、HSUPA(High Speed Uplink Packet Access)、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(Long Term Evolution-Advanced)などにより構築された移動通信網上において基地局、前記サーバ、前記プリント機、前記他の端末などと無線信号を送受信する。
【0031】
また、前記通信部110は前記制御部150の制御により、最終イメージ、印画紙のサイズ、フチ設定情報(例えば、フチあり、フチなしなどを含む)、印画紙のタイプ(例えば、光沢、無光沢などを含む)、自動補正情報(例えば、明るさ補正、補正なしなどを含む)などを前記サーバ、前記プリント機、前記他の端末などに送信する。
【0032】
前記保存部120は、多様なユーザインタフェース(User Interface:UI)、グラフィックユーザインタフェース(Graphic User Interface:GUI)などを保存する。
【0033】
また、前記保存部120は、前記プリント領域編集装置100の作動に必要なデータとプログラムなどを保存する。
【0034】
すなわち、前記保存部120は、前記プリント領域編集装置100において駆動される多数の応用プログラム(application programまたはアプリケーション(application))、プリント領域編集装置100の作動のためのデータ、命令語を保存する。このような応用プログラムの少なくとも一部は、無線通信に介して外部サーバからダウンロードされてもよい。また、このような応用プログラムの少なくとも一部は、プリント領域編集装置100の基本的な機能のために出荷当時からプリント領域編集装置100上に存在してもよい。一方、応用プログラムは、前記保存部120に保存され、プリント領域編集装置100に設置されて、制御部150により前記プリント領域編集装置100の作動(又は機能)を実行するように駆動されることができる。
【0035】
また、前記保存部120は、フラッシュメモリタイプ(Flash Memory Type)、ハードディスクタイプ(Hard Disk Type)、マルチメディアカードマイクロタイプ(Multimedia Card Micro Type)、カードタイプのメモリ(例えば、SDまたはXDメモリなど)、磁気メモリ、磁気ディスク、光ディスク、RAM(Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、ROM(Read-Only Memory:ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、PROM(Programmable Read-Only Memory)のうち少なくとも1つの保存媒体を含んでもよい。また、プリント領域編集装置100は、インターネット(internet)上において保存部120の保存機能を実行するウェブストレージ(web storage)を運営するか、または前記ウェブストレージと関連して作動することもできる。
【0036】
また、前記保存部120は、前記制御部150の制御により、ユーザ制御により原本イメージに比べてイメージのサイズが維持又は調整された最終イメージ、印画紙のサイズ、フチ設定情報(例えば、フチあり、フチなしなどを含む)、印画紙のタイプ(例えば、光沢、無光沢などを含む)、自動補正情報(例えば、明るさ補正、補正なしなどを含む)などを保存する。
【0037】
前記表示部(又はディスプレイ部)130は、前記制御部150の制御により、前記保存部120に保存されたユーザインタフェース及び/又はグラフィックユーザインタフェースを利用して多様なメニュー画面などの多様なコンテンツを表示することができる。ここで、前記表示部130に表示されるコンテンツは多様なテキストまたはイメージデータ(各種情報データを含む)とアイコン、リストメニュー、コンボボックスなどのデータを含むメニュー画面などを含む。また、前記表示部130はタッチスクリーンであってもよい。
【0038】
また、前記表示部130は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:LCD)、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ(Thin Film Transistor-Liquid Crystal Display:TFT LCD)、有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode:OLED)、フレキシブルディスプレイ(Flexible Display)、3次元ディスプレイ(3D Display)、電子インクディスプレイ(e-ink display)、LED(Light Emitting Diode)のうち少なくとも1つを含んでもよい。
【0039】
また、前記表示部130は前記制御部150の制御により専用アプリ実行によるアプリ実行結果画面を表示する。
【0040】
前記音声出力部140は、前記制御部150により所定信号処理された信号に含まれた音声情報を出力する。ここで、前記音声出力部140としてはレシーバー(receiver)、スピーカ(speaker)、ブザー(buzer)などが含まれてもよい。
【0041】
また、前記音声出力部140は前記制御部150により生成された案内音声を出力する。
【0042】
また、前記音声出力部140は前記制御部150の制御により前記表示部130に表示されるアプリ実行結果画面などに対応する音声情報(又は音響情報)などを出力する。
【0043】
前記制御部(controllerまたはMCU(microcontroller unit)150は、前記プリント領域編集装置100の全般的な制御機能を実行する。
【0044】
また、前記制御部150は、前記保存部120に保存されたプログラム及びデータを利用してプリント領域編集装置100の全般的な制御機能を実行する。前記制御部150は、RAM、ROM、CPU、GPU、バスを含んでもよく、RAM、ROM、CPU、GPUなどはバスを介して互いに接続できる。CPUは前記保存部120にアクセスして、前記保存部120に保存されたO/Sを利用して起動を実行することができ、前記保存部120に保存された各種プログラム、コンテンツ、データなどを利用して多様な作動を実行することができる。
【0045】
また、前記制御部150は、前記サーバとの連動により、前記サーバで提供する専用アプリ及び/又はウェブサイトを介してイメージ編集機能、プリント要求機能などを提供されるためにユーザとして会員加入を行い、個人情報などを前記サーバに登録する。この時、前記個人情報はID、電子メールアドレス、パスワード(又はシークレトナンバー)、名前、性別、生年月日、連絡先(又は電話番号)、住所地などを含む。
【0046】
また、前記制御部150は、該当プリント領域編集装置100のユーザが加入したSNSアカウント情報またはモバイルメッセンジャーアカウント情報を利用して前記サーバにユーザとして会員加入することもできる。ここで、前記SNSアカウントは、Facebook、Tweeter、 KakaoStory、Naver、PAYCOなどと関連した情報であり得る。また、前記モバイルメッセンジャーアカウントはKakaoTalk、LINE、viber、wechat、whatsapp、Telegram、snapchatなどと関連した情報であり得る。
【0047】
また、会員加入手続きを実行する時、前記制御部150は、本人認証手段(例えば、移動電話、クレジットカード、アイピンなどを含む)により認証機能を完了しないと前記サーバに対する会員加入手続きを正常に完了することができない。
【0048】
また、会員加入が完了した後、前記制御部150は前記サーバで提供するサービスを利用するために、前記サーバから提供される専用アプリ(又はアプリケーション/応用プログラム/特定アプリ)を該当プリント領域編集装置100に設置する。この時、前記専用アプリはイメージ編集機能、プリント要求機能などを実行するためのアプリであり得る。
【0049】
また、前記制御部150は、該当プリント領域編集装置100に予め設置された専用アプリを実行し、専用アプリの実行によるアプリ実行結果画面を表示部130に表示する。この時、前記アプリ実行結果画面はユーザにより選択されたイメージをマルチタッチ(multi touch)により縮小または拡大した後、縮小/拡大されたイメージに対して印画紙に合わせて該当イメージのサイズを調整するためのイメージ編集メニュー(又は項目/ボタン)、編集されたイメージに対してプリントを要求するためのプリント要求メニュー(又はプリント申請メニュー)、専用アプリ機能を設定するための設定メニューなどを含む。ここで、前記制御部150は、該当専用アプリを提供するサーバ(図示せず)に会員加入した状態で、会員加入によるID及びパスワード、前記IDを含むバーコードまたはQRコード(登録商標)などを利用して前記専用アプリ実行の時にログイン手順を実行して、該当専用アプリの1つ以上の機能(例えば、イメージ編集機能、プリント要求機能などを含む)を実行することができる。
【0050】
また、前記表示部130に表示されるアプリ実行結果画面から予め設定されたイメージ編集メニューが選択される場合、前記制御部150は前記選択されたイメージ編集メニューに対応するユーザにより選択されたイメージをマルチタッチにより縮小または拡大した後、縮小/拡大されたイメージに対して印画紙に合わせて該当イメージのサイズを調整するためのプリント領域編集画面を前記表示部130に表示する。ここで、前記プリント領域編集画面(又はイメージ編集画面)は、保存中のイメージを読み込むための読み込み項目、プリントに関する様々な情報(例えば、印画紙のサイズ、フチ設定情報、印画紙のタイプ、自動補正情報などを含む)を選択/設定するためのオプション項目、プリント領域に応じて編集されたイメージを保存するための保存項目、移動とサイズが変更できない固定されたガイドライン部を表示するためのガイドライン部表示領域(又はガイドライン部表示項目)、読み込んだイメージを表示するためのイメージ表示領域(又はイメージ表示項目)、イメージの拡大/縮小/移動により生成されたプリント領域(又は他のプリント領域)を表示するためのプリント領域表示項目(又はプリント領域)などを含む。この時、前記プリント領域表示項目は非活性化の状態を維持し、イメージの拡大/縮小/移動によりプリント領域(又は他のプリント領域)が生成される場合に前記生成されたプリント領域(又は他のプリント領域)を表示するために活性化することができる。また、前記ガイドライン部表示領域に表示されるガイドライン部は、設計者の設計に応じて印画紙のサイズ(例えば、5×7インチ、解像度1024×768ピクセル)が予め設定された状態であってもよく、該当ガイドライン表示領域が選択(又はタッチ)されるかまたは前記設定メニューによりデフォルトに設定されたガイドライン部(又は印画紙のサイズ)を変更してもよい。
【0051】
また、前記表示部130に表示されるプリント領域編集画面から読み込み項目が選択される場合、前記制御部150は前記保存部120に予め保存された1つ以上のイメージを表示する。
【0052】
また、前記表示部130に表示される1つ以上のイメージのうちユーザ選択(又はユーザ入力/タッチ/制御)によりいずれか1つのイメージが選択される場合、前記制御部150は前記選択されたイメージを前記プリント領域編集画面内のイメージ表示領域に表示する。この時、前記プリント領域編集画面内においてイメージ表示領域が省略されている場合、前記制御部150は前記ガイドライン部表示領域(又は前記ガイドライン部)の1つの頂点と該当頂点に対応する前記選択されたイメージの頂点を一致させた状態で、該当イメージを表示することもできる。
【0053】
また、前記表示部130に表示されるイメージに対してユーザのタッチジェスチャにより拡大機能又は縮小機能又は移動機能が実行された状態で、又は当該イメージに対して前記プリント領域編集画面内の編集ツール(図示せず)での拡大機能又は縮小機能又は移動機能が実行された状態で、当該イメージが前記プリント領域編集画面内のガイドライン部(又はガイドライン部表示領域)内においてリリース(release)される場合(又は当該イメージの4つの頂点が前記ガイドライン部の4つの頂点内に含まれた状態でリリースされる場合/当該イメージが前記ガイドライン部内に含まれた状態でリリースされる場合)、前記制御部150は、前記ガイドライン部の長辺長さ(又は縦長)を前記ガイドライン部の短辺長さ(又は横長)で割った第1比率(例えば、変数pと定義)及び、前記イメージの長辺長さを前記イメージの短辺長さで割った第2比率(例えば、変数rと定義)をそれぞれ計算(又は算出)する。ここで、前記イメージは、ユーザ制御により原本イメージのサイズをそのまま維持した状態、原本イメージに比べて拡大した状態、原本イメージに比べて縮小した状態などでありうる。この時、前記ガイドライン部及び前記イメージの長辺長さ及び短辺長さは画素数(又はピクセル数)でありうる。また、前記ユーザのタッチジェスチャはドラッグアンドドロップ、パニング、ピンチなどを含む。
【0054】
この時、前記表示部130に表示されるイメージに対してユーザのタッチジェスチャにより拡大機能又は縮小機能又は移動機能が実行された状態で、又は当該イメージに対して前記プリント領域編集画面内の編集ツール(図示せず)での拡大機能又は縮小機能又は移動機能が実行された状態で、当該イメージが前記プリント領域編集画面内のガイドライン部(又はガイドライン部表示領域)内においてリリースされる場合(又は当該イメージの4つの頂点が前記ガイドライン部の4つの頂点内に含まれた状態でリリースされる場合/当該イメージが前記ガイドライン部内に含まれた状態でリリースされる場合)、前記制御部150は、前記ガイドライン部の短辺長さを前記ガイドライン部の長辺長さで割った第3比率(例えば、変数p’と定義)及び、前記イメージの短辺長さを前記イメージの長辺長さで割った第4比率(例えば、変数r’と定義)をそれぞれ計算(又は算出)することもできる。
【0055】
このように、前記制御部150は、前記ガイドライン部の長辺長さと短辺長さとの間の比率及び前記イメージの長辺長さと短辺長さとの間の比率をそれぞれ計算することができる。
【0056】
また、前記制御部150は、前記計算された(又は算出された)第1比率(p)が前記計算された第2比率(r)より大きいか等しいかを判断(又は確認)する。この時、前記制御部150は、前記計算された第3比率(p’)が前記計算された第4比率(r’)より小さいか等しいかを判断することもできる。
【0057】
前記判断の結果(又は確認の結果)、前記計算された第1比率(p)が前記計算された第2比率(r)より大きいか等しい場合(又は前記計算された第3比率(p’)が前記計算された第4比率(r’)より小さいか等しい場合)、前記制御部150は前記ガイドライン部の長辺長さ及び短辺長さと、前記イメージの長辺長さ及び短辺長さに基づいてプリント領域の長辺長さ及び短辺長さをそれぞれ計算して、前記プリント領域を生成(又は構成)する。ここで、前記プリント領域は、前記プリント領域の長辺長さ及び短辺長さで構成される長方形または正方形でありうる。
【0058】
すなわち、前記計算された第1比率(p)が前記計算された第2比率(r)より大きい等しい場合(又は前記計算された第3比率(p’)が前記計算された第4比率(r’)より小さいか等しい場合、前記制御部150は前記ガイドライン部の短辺長さと同一の長さに当該プリント領域の短辺長さを計算(又は設定)し、前記ガイドライン部の短辺長さを前記イメージの短辺長さで割った値に前記イメージの長辺長さを乗じて当該プリント領域の長辺長さを計算(又は設定)して、長方形または正方形の前記プリント領域を生成(又は構成)する。
【0059】
この時、前記制御部150は、次の数式1及び数式2のように、前記ガイドライン部の短辺長さと前記イメージの短辺長さとの間の第5比率(例えば、変数mと定義)を計算し、前記計算された第5比率(m)を前記イメージの短辺長さと長辺長さにそれぞれ乗じて、前記プリント領域の短辺長さと長辺長さをそれぞれ計算することもできる。
【0060】
【数1】
【0061】
【数2】
【0062】
また、前記制御部150は、前記それぞれ計算された前記プリント領域の短辺長さと長辺長さを有する長方形または正方形のプリント領域を生成する。
【0063】
また、前記制御部150は、前記生成された(又は計算された)プリント領域の中心点を前記ガイドライン部の中心点と一致させる。この時、前記制御部150は前記生成された(又は計算された)プリント領域が前記ガイドライン部の表示領域を外れないように構成する。
【0064】
また、前記制御部150は、前記イメージの4つの頂点を前記生成されたプリント領域の4つの頂点と一致するように(又は対応するように/マッピングするように)該当イメージを拡大または維持して前記表示部130に表示する。
【0065】
すなわち、前記イメージのサイズと前記生成されたプリント領域のサイズが同一である場合、前記制御部150は、該当イメージをそのまま維持した状態で前記表示部130に表示する。
【0066】
また、前記イメージのサイズが前記生成されたプリント領域のサイズより小さい場合、前記制御部150は、前記イメージの長辺と短辺との間の比率(又は縦と横との間の比率)を前記生成されたプリント領域の長辺と短辺との比率(又は横と縦との間の比率)に合わせて拡大し、前記拡大されたイメージを該当プリント領域内に表示する。
【0067】
また、前記判断の結果(又は確認の結果)、前記計算された第1比率(p)が前記計算された第2比率(r)より小さい場合(又は前記計算された第3比率(p’)が前記計算された第4比率(r’)より大きい場合)、前記制御部150は前記ガイドライン部の長辺長さ及び短辺長さと、前記イメージの長辺長さ及び短辺長さに基づいて他のプリント領域の他の長辺長さ及び他の短辺長さをそれぞれ計算して、前記他のプリント領域を生成(又は構成)する。ここで、前記他のプリント領域は、前記他のプリント領域の他の長辺長さ及び他の短辺長さで構成される長方形または正方形であり得る。
【0068】
すなわち、前記計算された第1比率(p)が前記計算された第2比率(r)より小さい場合(又は前記計算された第3比率(p’)が前記計算された第4比率(r’)より大きい場合)、前記制御部150は、前記ガイドライン部の長辺長さと同一の長さに該当他のプリント領域の他の長辺長さを計算(又は設定)し、前記ガイドライン部の長辺長さを前記イメージの長辺長さで割った値に前記イメージの短辺長さを乗じて当該他のプリント領域の他の短辺長さを計算(又は設定)して、長方形又は正方形の前記他のプリント領域を生成(又は構成)する。
【0069】
この時、前記制御部150は次の数式3及び数式4のように、前記ガイドライン部の長辺長さと前記イメージの長辺長さとの間の第6比率(例えば、変数nと定義)を計算し、前記計算された第6比率(n)を前記イメージの短辺長さと長辺長さにそれぞれ乗じて、前記他のプリント領域の他の短辺長さと他の長辺長さをそれぞれ計算することもできる。
【0070】
【数3】
【0071】
【数4】
【0072】
また、前記制御部150は、前記それぞれ計算された前記他のプリント領域の他の短辺長さと他の長辺長さを有する長方形または正方形の前記他のプリント領域を生成する。
【0073】
また、前記制御部150は、前記生成された(又は計算された)他のプリント領域の中心点を前記ガイドライン部の中心点と一致させる。この時、前記制御部150は前記生成された(又は計算された)他のプリント領域が前記ガイドライン部表示領域を外れないように構成する。
【0074】
また、前記制御部150は、前記イメージの4つの頂点を前記生成された他のプリント領域の4つの頂点と一致するように(又は対応するように/マッピングするように)該当イメージを拡大または維持して前記表示部130に表示する。
【0075】
すなわち、前記イメージのサイズと前記生成された他のプリント領域のサイズが同一である場合、前記制御部150は該当イメージをそのまま維持した状態で前記表示部130に表示する。
【0076】
また、前記イメージのサイズが前記生成された他のプリント領域のサイズより小さい場合、前記制御部150は前記イメージの長辺と短辺との間の比率(又は縦と横との間の比率)を前記生成された他のプリント領域の長辺と短辺との間の比率(又は横と縦との間の比率)に合わせて拡大し、前記拡大されたイメージを該当他のプリント領域内に表示する。
【0077】
本発明の実施形態においては、前記ガイドライン部内に位置するイメージに対して、当該ガイドライン部の長辺長さ及び短辺長と、当該イメージの長辺長さ及び短辺長に応じて生成されるプリント領域(又は他のプリント領域)に合わせて当該イメージを維持又は拡大して表示することを説明しているが、これに限定されるものではなく、前記制御部150は前記プリント領域(又は他のプリント領域)に合わせて該当イメージを維持又は拡大して表示することに加えて、当該表示部130の一側に当該プリント領域(又は他のプリント領域)内においてフチ設定情報(例えば、フチあり、フチなしなどを含む)、印画紙のタイプ(例えば、光沢、無光沢などを含む)、自動補正情報(例えば、明るさ補正、補正なしなどを含む)などがそれぞれ適用された当該イメージをそれぞれ表示することができる。
【0078】
これにより、ユーザは前記表示部130に表示されるフチ設定情報、印画紙のタイプ、自動補正情報などがそれぞれ適用された複数のイメージと、該当プリント領域(又は他のプリント領域)に合わせて表示される該当イメージなどを確認し、確認の結果に応じて最終的に該当ユーザが希望するオプション情報を選択して最終状態を保存(又は管理)することができる。
【0079】
本発明の実施形態においては、前記ガイドライン部、前記プリント領域、前記他のプリント領域などが長方形または正方形である場合を説明しているが、これに限定されるものではなく、前記ガイドライン部、前記プリント領域、前記他のプリント領域などは設計者の設計に応じて円形、楕円形、菱形、多角形などの形態で構成することもできる。
【0080】
このように、前記ガイドライン部、前記プリント領域、前記他のプリント領域などが円形、楕円形、菱形、多角形などの形態で構成される場合、該当イメージは当該円形、楕円形、菱形、多角形などに合わせて維持または拡大され、当該図形の外郭部分は削除されて(又はカットされた状態で)処理されることがある。
【0081】
例えば、図2に示すように、正方形のイメージが円形のプリント領域内において拡大される場合、制御部150は当該円形のプリント領域210内に前記正方形のイメージ220を表示する。
【0082】
また、前記表示部130に表示されるプリント領域編集画面において保存項目が選択される場合、前記制御部150は、前記生成されたプリント領域または他のプリント領域に応じて原本イメージに比べて拡大または維持された状態のイメージ(又は最終イメージ)を前記保存部120に保存する。この時、前記制御部150は、前記原本イメージに比べて拡大または維持された状態のイメージ(又は最終イメージ)とともにオプション項目でのユーザ入力による当該最終イメージを印刷しようとする印画紙サイズ、フチ設定情報(例えば、フチあり、フチなしなどを含む)、印画紙のタイプ(例えば、光沢、無光沢などを含む)、自動補正情報(例えば、明るさ補正、補正なしなどを含む)などを前記保存部120に保存することもできる。ここで、前記保存項目は、前記プリント領域または前記他のプリント領域が生成された後に活性化されて表示され、以前の状態(又は前記プリント領域/他のプリント領域が生成されていない状態)では非活性化の状態を維持する。
【0083】
また、前記制御部150は、前記サーバ及び決済サーバ(図示せず)と連動して、該当原本イメージに比べて拡大または維持された状態の特定イメージ(又は最終イメージ)を印画紙にプリント(又は印刷)するために、プリント数量(又は印刷数量)に応じる費用に対して決済機能を実行する。
【0084】
決済機能が失敗した場合、前記制御部150は、前記サーバから送信される決済機能の失敗状態を示す情報(例えば、限度超過、残高不足、保有ポイント不足などを含む)を受信し、前記受信された決済機能の失敗状態を示す情報(例えば、限度超過、残高不足、保有ポイント不足などを含む)を表示(又は出力)する。
【0085】
また、決済機能が正常に実行された場合、前記制御部150は前記サーバ(又は前記決済サーバ)から送信される決済機能実行結果を受信する。
【0086】
また、前記制御部150は前記受信された決済機能実行結果を表示(又は出力)する。ここで、前記決済機能実行結果は決済者名、決済日付及び時刻情報、数量、決済金額、配送先住所などを含む。
【0087】
また、前記制御部150は決済機能が正常に実行された後、前記サーバ及びプリント機(図示せず)と連動して、前記最終イメージを印画紙にプリント(又は印刷)する。
【0088】
すなわち、前記制御部150は決済機能が正常に実行された後、前記最終イメージ、印画紙のサイズ、フチ設定情報(例えば、フチあり、フチなしなどを含む)、印画紙のタイプ(例えば、光沢、無光沢などを含む)、自動補正情報(例えば、明るさ補正、補正なしなどを含む)などを前記通信部110を介して前記プリント機(又は前記サーバを経由して前記プリント機)に送信する。
【0089】
また、前記プリント機は、前記通信部110から送信される前記最終イメージ、印画紙のサイズ、フチ設定情報(例えば、フチあり、フチなしなどを含む)、印画紙のタイプ(例えば、光沢、無光沢などを含む)、自動補正情報(例えば、明るさ補正、補正なしなどを含む)などを受信し、前記受信された最終イメージを前記印画紙のサイズ、前記フチ設定情報、前記印画紙のタイプ、前記自動補正情報などによ応じて印画紙にプリントする。
【0090】
また、前記サーバは配送端末(図示せず)と連動して、前記プリント機によりプリントされた印画紙(又は前記最終イメージが適用された印画紙)を前記制御部150(又は前記プリント領域編集装置100)と関連したユーザに配送機能を行う。
【0091】
これにより、前記プリント領域編集装置100のユーザは、該当ユーザが希望するサイズに調整された最終イメージがプリントされた印画紙を受け取ることができる。
【0092】
この時、前記プリント領域編集装置100を有しているユーザは前記プリント機を備えたオフライン売り場に訪問して、該当プリント機によりリアルタイムで前記最終イメージを前記印画紙にプリントし、該当最終イメージがプリントされた印画紙を直接提供されることもできる。
【0093】
このように、前記制御部150はオンライン及びオフラインで任意の売り場に備えられたプリント機により前記最終イメージを印画紙にプリントして提供されることができる。
【0094】
本発明の実施形態においては、予めデフォルトに設定されたガイドライン部に合わせてユーザが選択したイメージのサイズを自動で編集(又は調整)することを説明しているが、これに限定されるものではなく、前記制御部150はユーザが読み込んだイメージに対して、ユーザ選択による特定サイズで前記プリント機により印刷することもできる。
【0095】
この時、前記プリント機はデフォルトとして提供される印画紙のサイズではなく任意のサイズの印画紙を利用してユーザ選択による特定サイズのイメージをプリントすることもできる。
【0096】
例えば、ユーザが10cm×15cmの特定イメージをプリントしようとする場合、前記プリント機は任意のサイズの印画紙を利用して該当特定イメージをプリントし、該当任意のサイズの印画紙から前記特定イメージがプリントされた領域を除いた部分を切り取って、最終的に特定イメージがプリントされた印画紙を取得することができる。
【0097】
本発明の実施形態においては、前記プリント領域編集装置100において専用アプリの形態でイメージ編集機能、プリント要求機能などを実行することを説明しているが、これに限定されるものではなく、前記専用アプリ以外にも前記サーバから提供するウェブサイトなどを介して前記イメージ編集機能、前記プリント要求機能などを実行することもできる。
【0098】
このように、予め設定されたガイドライン部内にイメージが拡大または縮小または移動中にリリースされる場合、ガイドライン部の長短比率と該当イメージの長短比率に応じて長辺長さ及び短辺長さのプリント領域長方形またはプリント領域正方形を構成し、該当イメージの4つの頂点を前記構成されたプリント領域長方形またはプリント領域正方形の4つの頂点と一致するように当該イメージを拡大または維持することができる。
【0099】
以下では、本発明によるプリント領域編集方法を図1ないし図21を参照して詳しく説明する。
【0100】
図3ないし図4は、本発明の実施形態によるプリント領域編集方法を示すフローチャートである。
【0101】
まず、制御部150は該当プリント領域編集装置100に予め設置された専用アプリを実行し、専用アプリ実行によるアプリ実行結果画面を表示部130に表示する。この時、前記アプリ実行結果画面はユーザにより選択されたイメージをマルチタッチ(multi touch)により縮小または拡大した後、縮小/拡大されたイメージに対して印画紙に合わせて該当イメージのサイズを調整するためのイメージ編集メニュー(又は項目/ボタン)、編集されたイメージに対してプリントを要求するためのプリント要求メニュー(又はプリント申請メニュー)、専用アプリ機能を設定するための設定メニューなどを含む。ここで、前記制御部150は該当専用アプリを提供するサーバ(図示せず)に会員加入した状態で、会員加入によるID及びパスワード、前記IDを含むバーコードまたはQRコード(登録商標)などを利用して前記専用アプリの実行時にログイン手続きを実行して、該当専用アプリの1つ以上の機能(例えば、イメージ編集機能、プリント要求機能などを含む)を実行することができる。
【0102】
また、前記表示部130に表示されるアプリ実行結果画面から予め設定されたイメージ編集メニューが選択される場合、前記制御部150は、前記選択されたイメージ編集メニューに対応するユーザにより選択されたイメージをマルチタッチにより縮小または拡大した後、縮小/拡大されたイメージに対して印画紙に合わせて該当イメージのサイズを調整するためのプリント領域編集画面を前記表示部130に表示する。ここで、前記プリント領域編集画面(又はイメージ編集画面)は、保存中のイメージを読み込むための読み込み項目、プリントに関する様々な情報(例えば、印画紙のサイズ、フチ設定情報、印画紙のタイプ、自動補正情報などを含む)を選択/設定するためのオプション項目、プリント領域に応じて編集されたイメージを保存するための保存項目、移動とサイズが変更できない固定されたガイドライン部を表示するためのガイドライン部表示領域(又はガイドライン部表示項目)、読み込んだイメージを表示するためのイメージ表示領域(又はイメージ表示項目)、イメージの拡大/縮小/移動により生成されたプリント領域(又は他のプリント領域)を表示するためのプリント領域表示項目(又はプリント領域)などを含む。この時、前記プリント領域表示項目は非活性化の状態を維持し、イメージの拡大/縮小/移動によりプリント領域(又は他のプリント領域)が生成される場合に前記生成されたプリント領域(又は他のプリント領域)を表示するために活性化することができる。また、前記ガイドライン部表示領域に表示されるガイドライン部は、設計者の設計により印画紙のサイズ(例えば5×7インチ、解像度1024×768ピクセル)が予め設定された状態であってもよく、該当ガイドライン表示領域が選択(又はタッチ)されるかまたは前記設定メニューによりデフォルトに設定されたガイドライン部(又は印画紙のサイズ)を変更してもよい。
【0103】
一例として、第1制御部150は該当第1プリント領域編集装置100に予め設置されたデジタルフォトアプリを実行し、図5に示すように、デジタルフォトアプリ実行結果画面500を第1表示部130に表示する。
【0104】
また、第1表示部に表示されるデジタルフォトアプリ実行結果画面500からイメージ編集メニュー510が選択される時、図6に示すように、第1制御部は前記選択されたイメージ編集メニュー510に対応するプリント領域編集画面600を前記第1表示部に表示する(S310)。
【0105】
以後、前記表示部130に表示されるプリント領域編集画面から読み込み項目が選択される場合、前記制御部150は保存部120に予め保存された1つ以上のイメージを表示する。この時、前記制御部150は前記表示部130の一側に前記1つ以上のイメージを表示することもでき、前記表示部130にポップアップ形態で前記1つ以上のイメージを表示することもできる。
【0106】
また、前記表示部130に表示される1つ以上のイメージのうちユーザ選択(又はユーザ入力/タッチ/制御)によりいずれか1つのイメージが選択される場合、前記制御部150は前記選択されたイメージを前記プリント領域編集画面内のイメージ表示領域に表示する。この時、前記プリント領域編集画面内においてイメージ表示領域が省略されている場合、前記制御部150は前記ガイドライン部表示領域(又は前記ガイドライン部)の1つの頂点と該当頂点に対応する前記選択されたイメージの頂点を一致させた状態で、該当イメージを表示することもできる。
【0107】
一例として、前記プリント領域編集画面600に表示される読み込み項目610が選択される時、図7に示すように、前記第1制御部は前記選択された読み込み項目610に対応して第1保存部 に予め保存された複数のイメージ700を前記第1表示部に表示する。
【0108】
また、前記第1表示部に表示される複数のイメージ700のうち第2イメージ710が選択される時、図8に示すように、前記第1制御部は前記選択された第2イメージ710をプリント領域編集画面800内のイメージ表示領域810に表示する。ここで、前記第2イメージ710は900×700の解像度(単位:ピクセル)でありうる。
【0109】
他の例として、プリント領域編集画面600に表示される読み込み項目610が選択されると、図7に示すように、前記第1制御部は選択された読み込み項目610に対応して第1保存部に予め保存された複数のイメージ700を前記第1表示部に表示する。
【0110】
また、前記第1表示部に表示される複数のイメージ700のうち第6イメージ720が選択されると、図9に示すように、前記第1制御部は前記選択された第6イメージ720をプリント領域編集画面900内のイメージ表示領域910に表示する。ここで、前記第6イメージ720は1000×700の解像度(単位:ピクセル)であり得る(S320)。
【0111】
以後、前記表示部130に表示されるイメージに対してユーザのタッチジェスチャにより拡大機能又は縮小機能又は移動機能が実行された状態で、又は当該イメージに対して前記プリント領域編集画面内の編集ツール(図示せず)での拡大機能又は縮小機能又は移動機能が実行された状態で、当該イメージが前記プリント領域編集画面内のガイドライン部(又はガイドライン部表示領域)内でリリースされる場合(又は当該イメージの4つの頂点が前記ガイドライン部の4つの頂点内に含まれた状態でリリースされる場合/該当イメージが前記ガイドライン部内に含まれた状態でリリースされる場合)、前記制御部150は、前記ガイドライン部の長辺長さ(又は縦長)を前記ガイドライン部の短辺長さ(又は横長)で割った第1比率(例えば、変数pと定義)及び、前記イメージの長辺長さを前記イメージの短辺長さで割った第2比率(例えば、変数rと定義)をそれぞれ計算(又は算出)する。ここで、前記イメージはユーザ制御により原本イメージのサイズをそのまま維持した状態、原本イメージに比べて拡大した状態、原本イメージに比べて縮小した状態などでありうる。この時、前記ガイドライン部及び前記イメージの長辺長さ及び短辺長さは画素数(又はピクセル数)でありうる。また、前記ユーザのタッチジェスチャはドラッグアンドドロップ、パニング、ピンチなどを含む。
【0112】
このとき、前記表示部130に表示されるイメージに対してユーザのタッチジェスチャにより拡大機能又は縮小機能又は移動機能が実行された状態で、又は、当該イメージに対して前記プリント領域編集画面内の編集ツール(図示せず)での拡大機能又は縮小機能又は移動機能が実行された状態で、当該イメージが前記プリント領域編集画面内のガイドライン部(又はガイドライン部表示領域)内でリリースされる場合(又は当該イメージの4つの頂点が前記ガイドライン部の4つの頂点内に含まれた状態でリリースされる場合/当該イメージが前記ガイドライン部内に含まれた状態でリリースされる場合)、前記制御部150は、前記ガイドライン部の短辺長さを前記ガイドライン部の長辺長さで割った第3比率(例えば、変数p’と定義)及び、前記イメージの短辺長さを前記イメージの長辺長さで割った第4比率(例えば、変数r’と定義)をそれぞれ計算(又は算出)することもできる。
【0113】
このように、前記制御部150は、前記ガイドライン部の長辺長さと短辺長さとの間の比率及び前記イメージの長辺長さと短辺長さとの間の比率をそれぞれ計算することができる。
【0114】
一例として、図10に示すように、第1表示部に表示される第2イメージに対してユーザのタッチジェスチャ(例えば、ドラッグアンドドロップ)が発生した状態で、当該第2イメージ1010が前記プリント領域編集画面1000内のガイドライン部1020内でリリースされる場合、前記第1制御部は前記ガイドライン部の長辺長さH2(画素数1024)を前記ガイドライン部の短辺長さ(H1、画素数768)で割ったp1値(=H2/H1=1024/768=1.3333)を計算し、前記第2イメージの長辺長さJ2(画素数900)を前記第2イメージの短辺長さ(J1、画素数700)で割ったr1値(=J2/J1=900/700=1.2857)を計算する。
【0115】
他の例として、図11に示すように、第1表示部に表示される第6イメージに対してユーザのタッチジェスチャ(例えば、ドラッグアンドドロップ)が発生した状態で、当該第6イメージ1110が前記プリント領域編集画面1100内のガイドライン部1120内でリリースされる場合、前記第1制御部は前記ガイドライン部の長辺長さH2(画素数1024)を前記ガイドライン部の短辺長さ(H1、画素数768)で割ったp6値(=H2/H1=1024/768=1.3333)を計算し、前記第6イメージの長辺長さJ2(画素数1000)を前記第6イメージの短辺長さ(J1、画素数700)で割ったr6値(=J2/J1=1000/700=1.4285)を計算する(S330)。
【0116】
以後、前記制御部150は前記計算された(又は算出された)第1比率(p)が前記計算された第2比率(r)より大きいか等しいを判断(又は確認)する。この時、前記制御部150は前記計算された第3比率(p’)が前記計算された第4比率(r’)より小さいか等しいかを判断することもできる。
【0117】
一例として、前記第1制御部は前記計算されたp1値(例えば、1.3333)が前記計算されたr1値(例えば、1.2857)より大きいか等しいかを判断する。
【0118】
他の例として、前記第1制御部は前記計算されたp6値(例えば、1.333)が前記計算されたr6値(例えば、1.4285)より大きいか等しいかを判断する(S340)。
【0119】
前記判断の結果(又は確認の結果)、前記計算された第1比率(p)が前記計算された第2比率(r)より大きいか等しい場合(又は前記計算された第3比率(p’)が前記計算された第4比率(r’)より小さいか等しい場合)、前記制御部150は前記ガイドライン部の長辺長さ及び短辺長さと、前記イメージの長辺長さ及び短辺長さに基づいてプリント領域の長辺長さ及び短辺長さをそれぞれ計算して、プリント領域を生成(又は構成)する。ここで、前記プリント領域は、前記プリント領域の長辺長さ及び短辺長さで構成される長方形または正方形でありうる。
【0120】
すなわち、前記計算された第1比率(p)が計算された第2比率(r)より大きいか等しい場合(又は計算された第3比率(p’)が計算された第4比率(r’)より小さいか等しい場合、前記制御部150は、前記ガイドライン部の短辺長さと同一の長さに当該プリント領域の短辺長さを計算(又は設定)し、前記ガイドライン部の短辺長さを前記イメージの短辺長さで割った値に前記イメージの長辺長さを乗じて当該プリント領域の長辺長さを計算(又は設定)して、長方形又は正方形の前記プリント領域を生成(又は構成)する。
【0121】
この時、前記制御部150は、前記数式1及び数式2のように、前記ガイドライン部の短辺長さと前記イメージの短辺長さとの間の第5比率(例えば、変数mと定義)を計算し、前記計算された第5比率(m)を前記イメージの短辺長さと長辺長さにそれぞれ乗じて、前記プリント領域の短辺長さと長辺長さをそれぞれ計算することもできる。
【0122】
また、前記制御部150は、前記それぞれ計算された前記プリント領域の短辺長さと長辺長さを有する長方形または正方形の前記プリント領域を生成する。
【0123】
一例として、前記判断の結果、前記計算されたp1値(例えば、1.3333)が前記計算されたr1値(例えば、1.2857)より大きい場合、図12に示すように、前記第1制御部は前記ガイドライン部の短辺長さ(H1、画素数768)を第1プリント領域の短辺長さ(K1、画素数768)に設定し、前記ガイドライン部の短辺長さ(H1、画素数768)を前記第2イメージの短辺長さ(J1、画素数700)で割った値に前記第2イメージの長辺長さ(J2、画素数900)を乗算した値(H1/J1*J2=768/700*900=987)を第1プリント領域の長辺長さ(K2、画素数987)に設定して、前記第1プリント領域F(1200)を生成する(S350)。
【0124】
以後、前記制御部150は前記生成された(又は計算された)プリント領域の中心点を前記ガイドライン部の中心点と一致させる。この時、前記制御部150は前記生成された(又は計算された)プリント領域が前記ガイドライン部表示領域を外れないように構成する。ここで、図13及び図14に示すように、前記制御部150は前記生成されたプリント領域の短辺のうち一辺(又は下辺/上辺)を前記ガイドライン部の短辺のうち一辺(又は下辺/上辺)に一致させて整列することができる。
【0125】
一例として、図15に示すように、前記第1制御部は前記生成された第1プリント領域Fの中心点を前記ガイドライン部の中心点と一致させて前記第1表示部に表示する(S360)。
【0126】
以後、前記制御部150は前記イメージの4つの頂点を前記生成されたプリント領域の4つの頂点と一致するように(又は対応するように/マッピングするように)該当イメージを拡大または維持して前記表示部130に表示する。
【0127】
すなわち、前記イメージのサイズと前記生成されたプリント領域のサイズが同一である場合、前記制御部150は該当イメージをそのまま維持した状態で前記表示部130に表示する。
【0128】
また、前記イメージのサイズが前記生成されたプリント領域のサイズより小さい場合、前記制御部150は前記イメージの長辺と短辺との間の比率(又は縦と横との間の比率)を前記生成されたプリント領域の長辺と短辺との間の比率(又は横と縦との間の比率)に合わせて拡大し、前記拡大されたイメージを該当プリント領域内に表示する。
【0129】
一例として、前記第1制御部は前記第2イメージの4つの頂点を前記生成された第1プリント領域に合わせて拡大し、図16に示すように、前記拡大された第2イメージ1600を前記第1表示部に表示する(S370)。
【0130】
また、前記判断の結果(又は確認の結果)、前記計算された第1比率(p)が前記計算された第2比率(r)より小さい場合(又は前記計算された第3比率(p’)が前記計算された第4比率(r’)より大きい場合)、前記制御部150は前記ガイドライン部の長辺長さ及び短辺長さと、前記イメージの長辺長さ及び短辺長さに基づいて他のプリント領域の他の長辺長さ及び他の短辺長さをそれぞれ計算して、前記他のプリント領域を生成(又は構成)する。ここで、前記他のプリント領域は、前記他のプリント領域の他の長辺長さ及び他の短辺長さで構成される長方形または正方形でありうる。
【0131】
すなわち、計算された第1比率(p)が計算された第2比率(r)より小さい場合(又は計算された第3比率(p’)が計算された第4比率(r’)より大きい場合)、前記制御部150は前記ガイドライン部の長辺長さと同一の長さに該当他のプリント領域の他の長辺長さを計算(又は設定)し、前記ガイドライン部の長辺長さを前記イメージの長辺長さで割った値に前記イメージの短辺長さを乗じて当該他のプリント領域の他の短辺長さを計算(又は設定)して、長方形又は正方形の前記他のプリント領域を生成(又は構成)する。
【0132】
この時、前記制御部150は、前記数式3及び数式4のように、前記ガイドライン部の長辺長さと前記イメージの長辺長さとの間の第6比率(例えば、変数nと定義)を計算し、前記計算された第6比率(n)を前記イメージの短辺長さと長辺長さにそれぞれ乗じて、前記他のプリント領域の他の短辺長さと他の長辺長さをそれぞれ計算することもできる。
【0133】
また、前記制御部150は、前記それぞれ計算された前記他のプリント領域の他の短辺長さと他の長辺長さを有する長方形または正方形の前記他のプリント領域を生成する。
【0134】
一例として、前記判断の結果、前記計算されたp6値(例えば、1.33333)が前記計算されたr6値(例えば、1.4285)より小さい場合、図17に示すように、前記第1制御部は前記ガイドライン部の長辺長さ(H2、画素数1024)を第2プリント領域の長辺長さ(W2、画素数1024)に設定し、前記ガイドライン部の長辺長さ(H2、画素数1024)を前記第2イメージの長辺長さ(J2、画素数1000)で割った値に前記第2イメージの短辺長さ(J1、画素数700)を乗算した値(H2/J2*J1=1024/1000*700=716)を前記第2プリント領域の短辺長さ(W1、画素数716)に設定して、前記第2プリント領域(G)1700を生成する(S380)。
【0135】
以後、前記制御部150は前記生成された(又は計算された)他のプリント領域の中心点を前記ガイドライン部の中心点と一致させる。この時、前記制御部150は前記生成された(又は計算された)他のプリント領域が前記ガイドライン部表示領域を外れないように構成する。ここで、図18及び図19に示すように、前記制御部150は前記生成された他のプリント領域の長辺のうち一辺(又は左辺/右辺)を前記ガイドライン部の長辺のうち一辺(又は左辺/右辺)に一致させて整列することもできる。
【0136】
一例として、図20に示すように、前記第1制御部は前記生成された第2プリント領域(G)の中心点を前記ガイドライン部の中心点と一致させて前記第1表示部に表示する(S390)。
【0137】
以後、前記制御部150は前記イメージの4つの頂点を前記生成された他のプリント領域の4つの頂点と一致するように(又は対応するように/マッピングするように)該当イメージを拡大または維持して前記表示部130に表示する。
【0138】
すなわち、前記イメージのサイズと前記生成された他のプリント領域のサイズが同一である場合、前記制御部150は該当イメージをそのまま維持した状態で前記表示部130に表示する。
【0139】
また、前記イメージのサイズが前記生成された他のプリント領域のサイズより小さい場合、前記制御部150は前記イメージの長辺と短辺との間の比率(又は縦と横との間の比率)を前記生成された他のプリント領域の長辺と短辺との間の比率(又は横と縦との間の比率)に合わせて拡大し、前記拡大されたイメージを該当他のプリント領域内に表示する。
【0140】
一例として、前記第1制御部は前記第6イメージの4つの頂点を前記生成された第2プリント領域に合わせて拡大し、図21に示すように、前記拡大された第6イメージ2100を前記第1表示部に表示する(S400)。
【0141】
以後、前記表示部130に表示されるプリント領域編集画面において保存項目が選択される場合、前記制御部150は前記生成されたプリント領域または他のプリント領域に応じて原本イメージに比べて拡大または維持された状態のイメージ(又は最終イメージ)を前記保存部120に保存する。このとき、前記制御部150は、前記原本イメージに比べて拡大または維持された状態のイメージ(又は最終イメージ)とともにオプション項目でのユーザ入力による当該最終イメージを印刷しようとする印画紙のサイズ、フチ設定情報(例えば、フチあり、フチなしなどを含む)、印画紙のタイプ(例えば、光沢、無光沢などを含む)、自動補正情報(例えば、明るさ補正、補正なしなどを含む)などを前記保存部120に保存することもできる。ここで、前記保存項目は、前記プリント領域または前記他のプリント領域が生成された後、活性化されて表示され、以前の状態(又は前記プリント領域/他のプリント領域が生成されていない状態)では非活性化の状態を維持することができる。
【0142】
一例として、前記第1表示部に表示されるプリント領域編集画面において保存項目1610が選択される時、前記第1制御部は前記拡大された第2最終イメージ、ユーザ入力による第2印画紙のサイズ(例えば、前記第1プリント領域に対応するサイズ)、第2フチ設定情報(例えば、ブチなし)、第2印画紙のタイプ(例えば、無光沢)、第2自動補正情報(例えば、明るさ補正)などを前記第1保存部に保存する(S410)。
【0143】
以後、前記制御部150は前記サーバ及び決済サーバ(図示せず)と連動して、該当原本イメージに比べて拡大または維持された状態の特定イメージ(又は最終イメージ)を印画紙にプリント(又は印刷)するために、プリント数量(又は印刷数量)に応じる費用に対して決済機能を実行する。
【0144】
また、決済機能が正常に実行された場合、制御部150は前記サーバ(又は前記決済サーバ)から送信される決済機能実行の結果を受信し、前記受信された決済機能実行の結果を表示(又は出力)する。ここで、前記決済機能実行結果は決済者名、決済日付及び時刻情報、数量、決済金額、配送先住所などを含む。
【0145】
一例として、前記第1制御部は前記サーバ及び前記決済サーバと連動して、前記拡大された第2最終イメージをプリントするための第1費用(例えば、プリント枚数10枚、13,000ウォン、配送料込み)に対して決済機能を実行する(S420)。
【0146】
以後、前記制御部150は決済機能が正常に実行された後、前記サーバ及びプリント機(図示せず)と連動して、前記最終イメージを印画紙にプリント(又は印刷)する。
【0147】
すなわち、前記制御部150は決済機能が正常に実行された後、前記最終イメージ、印画紙のサイズ、フチ設定情報(例えば、フチあり、フチなしなどを含む)、印画紙のタイプ(例えば、光沢、無光沢などを含む)、自動補正情報(例えば、明るさ補正、補正なしなどを含む)などを通信部110を介して前記プリント機(又は前記サーバを経由して前記プリント機)に送信する。
【0148】
また、前記プリント機は前記通信部110から送信される前記最終イメージ、印画紙のサイズ、フチ設定情報(例えば、フチあり、フチなしなどを含む)、印画紙のタイプ(例えば、光沢、無光沢などを含む)、自動補正情報(例えば、明るさ補正、補正なしなどを含む)などを受信し、前記受信された最終イメージを前記印画紙のサイズ、前記フチ設定情報、前記印画紙のタイプ、自動補正情報などに応じて印画紙にプリントする。
【0149】
また、前記サーバは配送端末(図示せず)と連動して、前記プリント機によりプリントされた印画紙(又は前記最終イメージが適用された印画紙)を前記制御部150(又は前記プリント領域編集装置100)と関連したユーザに配送機能を実行する。
【0150】
これにより、前記プリント領域編集装置100のユーザは、該当ユーザが希望するサイズに調整された最終イメージがプリントされた印画紙を受け取ることができる。
【0151】
一例として、前記第2最終イメージを10枚プリントするための第1費用が正常に決済される時、前記第1制御部は該当第1プリント領域編集装置と連動する前記プリント機により、前記第2最終イメージを印画紙にプリントする(S430)。
【0152】
本発明の実施形態は、前述したように、予め設定されたガイドライン部内にイメージが拡大または縮小または移動中にリリースされる場合、ガイドライン部の長短比率と当該イメージの長短比率に応じて長辺長さ及び短辺長さのプリント領域長方形またはプリント領域正方形を構成し、当該イメージの4つの頂点を前記構成されたプリント領域長方形またはプリント領域正方形の4つの頂点と一致するように当該イメージを拡大または維持して、イメージの拡大または縮小に応じてペーパーフル形式とイメージフル形式を自由に変更することができる。
【0153】
前述の内容は、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で修正及び変形が可能である。従って、本発明に開示された実施形態は本発明の技術思想を限定するためのものではなく説明するためのものであり、このような実施形態により本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。本発明の保護範囲は以下の請求範囲により解釈されるべきであり、それと同等の範囲内にある全ての技術思想は本発明の権利範囲に含まれる。
【産業上の利用可能性】
【0154】
本発明は、予め設定されたガイドライン部内にイメージが拡大または縮小または移動中にリリースされる場合、ガイドライン部の長短比率と該当イメージの長短比率に応じて長辺長さ及び短辺長さのプリント領域長方形またはプリント領域正方形を構成し、該当イメージの4つの頂点を前記構成されたプリント領域長方形またはプリント領域正方形の4つの頂点と一致するように該当イメージを拡大または維持することにより、イメージの拡大または縮小によりペーパーフル形式とイメージフル形式を自由に変更することができるので、産業上の利用可能性がある。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
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図9
図10
図11
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図16
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図18
図19
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