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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-30
(45)【発行日】2024-09-09
(54)【発明の名称】食品製品、及び、食品製品の提供方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/0202 20230101AFI20240902BHJP
【FI】
G06Q30/0202 318
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2023049691
(22)【出願日】2023-03-27
(65)【公開番号】P2023175629
(43)【公開日】2023-12-12
【審査請求日】2024-05-13
(31)【優先権主張番号】P 2022087615
(32)【優先日】2022-05-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】715009765
【氏名又は名称】株式会社すなおネット
(74)【代理人】
【識別番号】100114627
【弁理士】
【氏名又は名称】有吉 修一朗
(74)【代理人】
【識別番号】100182501
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 靖之
(74)【代理人】
【識別番号】100175271
【弁理士】
【氏名又は名称】筒井 宣圭
(74)【代理人】
【識別番号】100190975
【弁理士】
【氏名又は名称】遠藤 聡子
(72)【発明者】
【氏名】末松 大吉
(72)【発明者】
【氏名】山口 順子
【審査官】加舎 理紅子
(56)【参考文献】
【文献】特許第7162390(JP,B1)
【文献】特開2020-181482(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の食品である第1の食品と、
前記第1の食品と同一の食品、若しくは、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも賞味期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品であり、前記第1の食品と一体となって提供される第3の食品と、
前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の賞味期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、が記載されたウェブサイトにアクセス可能な識別情報と、を備える食品製品であって、
前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である
食品製品。
【請求項2】
所定の食品である第1の食品と、
前記第1の食品と同一の食品、若しくは、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも出荷期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品であり、前記第1の食品と一体となって提供される第3の食品と、
前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の出荷期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、が記載されたウェブサイトにアクセス可能な識別情報と、を備える食品製品であって、
前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である
食品製品。
【請求項3】
所定の食品である第1の食品と、
前記第1の食品と同一の食品、若しくは、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも消費期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品であり、前記第1の食品と一体となって提供される第3の食品と、
前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の消費期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、が記載されたウェブサイトにアクセス可能な識別情報と、を備える食品製品であって、
前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である
食品製品。
【請求項4】
所定の食品である第1の食品と、
前記第1の食品と同一の食品、若しくは、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも賞味期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、
前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、
前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、
前記第2の食品の賞味期限に関する情報と、
前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を有する食品製品を販売するための食品製品の販売システムであって、
前記第3の食品の在庫数の情報と、前記第2の食品の賞味期限の情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を含む在庫情報を記録する在庫情報記録手段と、
消費者の端末から、前記第1の食品の情報の出力を希望する旨を受け付けたことを条件として、前記在庫情報記録手段に記録された前記在庫数の情報を確認し、前記第3の食品の在庫が存在する場合には、前記在庫情報記録手段に記録された賞味期限に関する情報と冷凍したタイミングに関する情報に基づいて、前記第3の食品の価格を算出する価格算出手段と、
前記第1の食品の価格の情報と、前記価格算出手段が算出した前記第3の食品の価格の情報を、前記消費者の端末に出力する情報出力手段と、を備える
食品製品の販売システム。
【請求項5】
所定の食品である第1の食品と、
前記第1の食品と同一の食品、若しくは、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも出荷期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、
前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、
前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、
前記第2の食品の出荷期限に関する情報と、
前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を有する食品製品を販売するための食品製品の販売システムであって、
前記第3の食品の在庫数の情報と、前記第2の食品の出荷期限の情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を含む在庫情報を記録する在庫情報記録手段と、
消費者の端末から、前記第1の食品の情報の出力を希望する旨を受け付けたことを条件として、前記在庫情報記録手段に記録された前記在庫数の情報を確認し、前記第3の食品の在庫が存在する場合には、前記在庫情報記録手段に記録された出荷期限に関する情報と冷凍したタイミングに関する情報に基づいて、前記第3の食品の価格を算出する価格算出手段と、
前記第1の食品の価格の情報と、前記価格算出手段が算出した前記第3の食品の価格の情報を、前記消費者の端末に出力する情報出力手段と、を備える
食品製品の販売システム。
【請求項6】
所定の食品である第1の食品と、
前記第1の食品と同一の食品、若しくは、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも消費期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、
前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、
前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、
前記第2の食品の消費期限に関する情報と、
前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を有する食品製品を販売するための食品製品の販売システムであって、
前記第3の食品の在庫数の情報と、前記第2の食品の消費期限の情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を含む在庫情報を記録する在庫情報記録手段と、
消費者の端末から、前記第1の食品の情報の出力を希望する旨を受け付けたことを条件として、前記在庫情報記録手段に記録された前記在庫数の情報を確認し、前記第3の食品の在庫が存在する場合には、前記在庫情報記録手段に記録された消費期限に関する情報と冷凍したタイミングに関する情報に基づいて、前記第3の食品の価格を算出する価格算出手段と、
前記第1の食品の価格の情報と、前記価格算出手段が算出した前記第3の食品の価格の情報を、前記消費者の端末に出力する情報出力手段と、を備える
食品製品の販売システム。
【請求項7】
所定の食品である第1の食品と、
前記第1の食品と同一の食品、若しくは、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも賞味期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、を有する食品製品を販売するための食品製品の販売システムであって、
前記第3の食品の在庫数の情報と、前記第2の食品の賞味期限の情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を含む在庫情報を記録する在庫情報記録手段と、
消費者の端末から、前記第1の食品の情報の出力を希望する旨を受け付けたことを条件として、前記在庫情報記録手段に記録された前記在庫数の情報を確認し、前記第3の食品の在庫が存在する場合には、前記在庫情報記録手段に記録された賞味期限に関する情報と冷凍したタイミングに関する情報に基づいて、前記第3の食品の価格を算出する価格算出手段と、
前記第1の食品の価格の情報と、前記価格算出手段が算出した前記第3の食品の価格の情報を、前記消費者の端末に出力する情報出力手段と、を備える
食品製品の販売システム。
【請求項8】
所定の食品である第1の食品と、
前記第1の食品と同一の食品、若しくは、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも出荷期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、を有する食品製品を販売するための食品製品の販売システムであって、
前記第3の食品の在庫数の情報と、前記第2の食品の出荷期限の情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を含む在庫情報を記録する在庫情報記録手段と、
消費者の端末から、前記第1の食品の情報の出力を希望する旨を受け付けたことを条件として、前記在庫情報記録手段に記録された前記在庫数の情報を確認し、前記第3の食品の在庫が存在する場合には、前記在庫情報記録手段に記録された出荷期限に関する情報と冷凍したタイミングに関する情報に基づいて、前記第3の食品の価格を算出する価格算出手段と、
前記第1の食品の価格の情報と、前記価格算出手段が算出した前記第3の食品の価格の情報を、前記消費者の端末に出力する情報出力手段と、を備える
食品製品の販売システム。
【請求項9】
所定の食品である第1の食品と、
前記第1の食品と同一の食品、若しくは、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも消費期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、を有する食品製品を販売するための食品製品の販売システムであって、
前記第3の食品の在庫数の情報と、前記第2の食品の消費期限の情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を含む在庫情報を記録する在庫情報記録手段と、
消費者の端末から、前記第1の食品の情報の出力を希望する旨を受け付けたことを条件として、前記在庫情報記録手段に記録された前記在庫数の情報を確認し、前記第3の食品の在庫が存在する場合には、前記在庫情報記録手段に記録された消費期限に関する情報と冷凍したタイミングに関する情報に基づいて、前記第3の食品の価格を算出する価格算出手段と、
前記第1の食品の価格の情報と、前記価格算出手段が算出した前記第3の食品の価格の情報を、前記消費者の端末に出力する情報出力手段と、を備える
食品製品の販売システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、食品製品、及び、食品製品の提供方法に関する。詳しくは、食品ロス(フードロス)の低減を実現可能な食品製品、及び、食品製品の提供方法に係るものである。
【背景技術】
【0002】
従来、食品を中心として商品の安全性が消費者に注目されており、消費者が商品を選択する際に、消費者は商品自体や商品の原料がどの様な物であるのかという点にまで関心を示す様になっている。
【0003】
そのため、商品の提供者は、提供する商品や商品の原料の成分や産地、製造年月日等の情報を商品の包装に貼付したラベルに記載したり、ICタグに記録したりして、商品を提供している。
【0004】
しかし、単に情報を記載や記録したものを商品に添付して提供するだけでは、その情報の改竄や偽造等が容易であり、現に情報の改竄や偽造等が行われている事実もあり、消費者に信用度が低く、消費者が安心して商品を選択することが困難であった。
【0005】
そこで、本発明の発明者は、単に情報を記載や記録したものを食品に添付するのではなく、食品の原料を粉末にした原料粉末見本を食品に添付して食品を提供する技術を提案している(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】特開2009-5656号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、食品の品質の「見える化」が実現することで、消費者が安心して食品を選択できるようになるが、近年問題視されている「食品ロス」を減らすことには直結し難い。
【0008】
本発明は以上の点に鑑みて創案されたものであって、食品ロスの低減を実現可能な食品製品、及び、食品製品の提供方法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明の食品製品は、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同一の食品であると共に、前記第1の食品よりも賞味期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品であり、前記第1の食品と一体となって提供される第3の食品と、前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の賞味期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を備える食品製品であって、前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である。
【0010】
また、本発明の食品製品は、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも賞味期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品であり、前記第1の食品と一体となって提供される第3の食品と、前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の賞味期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を備える食品製品であって、前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である。
【0011】
更に、本発明の食品製品は、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同一の食品であると共に、前記第1の食品よりも出荷期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品であり、前記第1の食品と一体となって提供される第3の食品と、前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の出荷期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を備える食品製品であって、前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である。
【0012】
また、本発明の食品製品は、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも出荷期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品であり、前記第1の食品と一体となって提供される第3の食品と、前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の出荷期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を備える食品製品であって、前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である。
【0013】
また、本発明の食品製品は、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同一の食品であると共に、前記第1の食品よりも消費期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品であり、前記第1の食品と一体となって提供される第3の食品と、前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の消費期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を備える食品製品であって、前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である。
【0014】
また、本発明の食品製品は、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも消費期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品であり、前記第1の食品と一体となって提供される第3の食品と、前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の消費期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を備える食品製品であって、前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である。
【0015】
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品の提供方法は、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同一の食品であると共に、前記第1の食品よりも賞味期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の賞味期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を共に提供する工程を備える食品製品の提供方法であって、前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である。
【0016】
また、本発明の食品製品の提供方法は、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも賞味期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の賞味期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を共に提供する工程を備える食品製品の提供方法であって、前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である。
【0017】
また、本発明の食品製品の提供方法は、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同一の食品であると共に、前記第1の食品よりも出荷期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の出荷期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を共に提供する工程を備える食品製品の提供方法であって、前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である。
【0018】
また、本発明の食品製品の提供方法は、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも出荷期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の出荷期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を共に提供する工程を備える食品製品の提供方法であって、前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である。
【0019】
また、本発明の食品製品の提供方法は、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同一の食品であると共に、前記第1の食品よりも消費期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の消費期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を共に提供する工程を備える食品製品の提供方法であって、前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である。
【0020】
また、本発明の食品製品の提供方法は、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも消費期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の消費期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を共に提供する工程を備える食品製品の提供方法であって、前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である。
【0021】
また、本発明の食品製品の提供方法は、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同一の食品であると共に、前記第1の食品よりも賞味期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、を有する食品製品を、前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の賞味期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を見せて提供する工程を備える、食品製品の提供方法であって、前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である。
【0022】
また、本発明の食品製品の提供方法は、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも賞味期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、を有する食品製品を、前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の賞味期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を見せて提供する工程を備える、食品製品の提供方法であって、前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である。
【0023】
また、本発明の食品製品の提供方法は、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同一の食品であると共に、前記第1の食品よりも出荷期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、を有する食品製品を、前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の出荷期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を見せて提供する工程を備える、食品製品の提供方法であって、前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である。
【0024】
また、本発明の食品製品の提供方法は、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも出荷期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、を有する食品製品を、前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の出荷期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を見せて提供する工程を備える、食品製品の提供方法であって、前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である。
【0025】
また、本発明の食品製品の提供方法は、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同一の食品であると共に、前記第1の食品よりも消費期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、を有する食品製品を、前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の消費期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を見せて提供する工程を備える、食品製品の提供方法であって、前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である。
【0026】
また、本発明の食品製品の提供方法は、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも消費期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、を有する食品製品を、前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の消費期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を見せて提供する工程を備える、食品製品の提供方法であって、前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である。
【0027】
ここで、第1の食品と第3の食品とが共に提供されることによって、消費者は第1の食品と第3の食品の双方を入手することとなり、食品ロスの低減が期待できる。
即ち、第2の食品(第1の食品と比較すると、各種期限(賞味期限、出荷期限、消費期限)が到来するまでの残り日数が少ない食品)は、それ単体で販売しようとしても、各種期限が到来するまでの残り日数が少ないことが障害となり売れ残りが心配されるのに対して、第2の食品を冷凍した第3の食品を、第1の食品(第2の食品と比較すると、各種期限が到来するまでの残り日数が多い食品)と共に提供することで、第3の食品の価格が第1の食品の価格よりも安価であることも相俟って、消費者に受け入れられやすくなることが期待できる。
【0028】
また、第1の価格情報と第2の価格情報を備えることによって、第3の食品の価格が第1の食品の価格よりも安価であることを消費者に知らしめることができる。
【0029】
更に、第2の食品の各種期限(賞味期限、出荷期限、消費期限)に関する情報を備えることによって、第2の食品は各種期限が到来するまでの残り日数は少ないものの、各種期限が未だ到来していないことを消費者に知らしめることができる。
【0030】
また、第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報を備えることによって、第2の食品の劣化が生じ難くなったタイミングを消費者に知らしめることができる。
即ち、第2の食品を冷凍すると、第2の食品の化学反応(酸化など)を遅らせたり、第2の食品内の微生物の活動を弱らせたり、といった理由により、第2の食品の劣化が生じ難くなるため、第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報によって、どのタイミングから第2の食品が劣化し難くなったかを把握することができる。
【0031】
なお、「第2の食品を冷凍したタイミング」が、各種期限が到来するまでの残り日数が充分にあるタイミングの場合には、消費者はより安心して第3の食品を受け入れることが期待できる。
【0032】
また、第3の食品の賞味期限や消費期限に関する情報を備える場合には、第3の食品の賞味期限や消費期限が未だ到来していないことを消費者に知らしめることができ、消費者は安心して第3の食品を受け入れることが期待できる。
【0033】
なお、第3の食品の賞味期限や消費期限が、第2の食品の賞味期限や消費期限よりも後である場合には、消費者はより一層安心して第3の食品を受け入れることが期待できる。
【0034】
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品の販売システムは、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同一の食品、若しくは、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも賞味期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の賞味期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を有する食品製品を販売するための食品製品の販売システムであって、前記第3の食品の在庫数の情報と、前記第2の食品の賞味期限の情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を含む在庫情報を記録する在庫情報記録手段と、消費者の端末から、前記第1の食品の情報の出力を希望する旨を受け付けたことを条件として、前記在庫情報記録手段に記録された前記在庫数の情報を確認し、前記第3の食品の在庫が存在する場合には、前記在庫情報記録手段に記録された賞味期限に関する情報と冷凍したタイミングに関する情報に基づいて、前記第3の食品の価格を算出する価格算出手段と、前記第1の食品の価格の情報と、前記価格算出手段が算出した前記第3の食品の価格の情報を、前記消費者の端末に出力する情報出力手段と、を備える。
【0035】
また、本発明の食品製品の販売システムは、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同一の食品、若しくは、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも出荷期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の出荷期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を有する食品製品を販売するための食品製品の販売システムであって、前記第3の食品の在庫数の情報と、前記第2の食品の出荷期限の情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を含む在庫情報を記録する在庫情報記録手段と、消費者の端末から、前記第1の食品の情報の出力を希望する旨を受け付けたことを条件として、前記在庫情報記録手段に記録された前記在庫数の情報を確認し、前記第3の食品の在庫が存在する場合には、前記在庫情報記録手段に記録された出荷期限に関する情報と冷凍したタイミングに関する情報に基づいて、前記第3の食品の価格を算出する価格算出手段と、前記第1の食品の価格の情報と、前記価格算出手段が算出した前記第3の食品の価格の情報を、前記消費者の端末に出力する情報出力手段と、を備える。
【0036】
また、本発明の食品製品の販売システムは、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同一の食品、若しくは、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも消費期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第3の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、前記第2の食品の消費期限に関する情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を有する食品製品を販売するための食品製品の販売システムであって、前記第3の食品の在庫数の情報と、前記第2の食品の消費期限の情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を含む在庫情報を記録する在庫情報記録手段と、消費者の端末から、前記第1の食品の情報の出力を希望する旨を受け付けたことを条件として、前記在庫情報記録手段に記録された前記在庫数の情報を確認し、前記第3の食品の在庫が存在する場合には、前記在庫情報記録手段に記録された消費期限に関する情報と冷凍したタイミングに関する情報に基づいて、前記第3の食品の価格を算出する価格算出手段と、前記第1の食品の価格の情報と、前記価格算出手段が算出した前記第3の食品の価格の情報を、前記消費者の端末に出力する情報出力手段と、を備える。
【0037】
また、本発明の食品製品の販売システムは、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同一の食品、若しくは、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも賞味期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、を有する食品製品を販売するための食品製品の販売システムであって、前記第3の食品の在庫数の情報と、前記第2の食品の賞味期限の情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を含む在庫情報を記録する在庫情報記録手段と、消費者の端末から、前記第1の食品の情報の出力を希望する旨を受け付けたことを条件として、前記在庫情報記録手段に記録された前記在庫数の情報を確認し、前記第3の食品の在庫が存在する場合には、前記在庫情報記録手段に記録された賞味期限に関する情報と冷凍したタイミングに関する情報に基づいて、前記第3の食品の価格を算出する価格算出手段と、前記第1の食品の価格の情報と、前記価格算出手段が算出した前記第3の食品の価格の情報を、前記消費者の端末に出力する情報出力手段と、を備える。
【0038】
また、本発明の食品製品の販売システムは、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同一の食品、若しくは、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも出荷期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、を有する食品製品を販売するための食品製品の販売システムであって、前記第3の食品の在庫数の情報と、前記第2の食品の出荷期限の情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を含む在庫情報を記録する在庫情報記録手段と、消費者の端末から、前記第1の食品の情報の出力を希望する旨を受け付けたことを条件として、前記在庫情報記録手段に記録された前記在庫数の情報を確認し、前記第3の食品の在庫が存在する場合には、前記在庫情報記録手段に記録された出荷期限に関する情報と冷凍したタイミングに関する情報に基づいて、前記第3の食品の価格を算出する価格算出手段と、前記第1の食品の価格の情報と、前記価格算出手段が算出した前記第3の食品の価格の情報を、前記消費者の端末に出力する情報出力手段と、を備える。
【0039】
また、本発明の食品製品の販売システムは、所定の食品である第1の食品と、前記第1の食品と同一の食品、若しくは、前記第1の食品と同種同類の食品、若しくは、前記第1の食品と別体の食品であると共に、前記第1の食品よりも消費期限が到来するまでの残り日数が少ない第2の食品を冷凍した食品である第3の食品と、を有する食品製品を販売するための食品製品の販売システムであって、前記第3の食品の在庫数の情報と、前記第2の食品の消費期限の情報と、前記第2の食品を冷凍したタイミングに関する情報と、を含む在庫情報を記録する在庫情報記録手段と、消費者の端末から、前記第1の食品の情報の出力を希望する旨を受け付けたことを条件として、前記在庫情報記録手段に記録された前記在庫数の情報を確認し、前記第3の食品の在庫が存在する場合には、前記在庫情報記録手段に記録された消費期限に関する情報と冷凍したタイミングに関する情報に基づいて、前記第3の食品の価格を算出する価格算出手段と、前記第1の食品の価格の情報と、前記価格算出手段が算出した前記第3の食品の価格の情報を、前記消費者の端末に出力する情報出力手段と、を備える。
【0040】
また、本発明の食品製品の販売システムの価格算出手段は、第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の賞味期限が到来するまでの残り日数の情報、に基づいて、第3の食品の価格を算出しても良い。
【0041】
また、本発明の食品製品の販売システムの価格算出手段は、第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の賞味期限が到来するまでの残り日数の情報、及び、消費者の端末から、第1の食品の情報の出力を希望する旨を受け付けたタイミングにおける、第2の食品の賞味期限が到来するまでの残り日数の情報、に基づいて、第3の食品の価格を算出しても良い。
【0042】
また、本発明の食品製品の販売システムは、在庫情報記録手段に記録された賞味期限に関する情報と冷凍したタイミングに関する情報に基づいて、第3の食品の賞味期限を算出する期限算出手段を備え、情報出力手段は、期限算出手段が算出した第3の食品の賞味期限の情報を、消費者の端末に出力しても良い。
例えば、期限算出手段は、第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の賞味期限が到来するまでの残り日数の情報、に基づいて、第3の食品の賞味期限を算出する、といった構成が挙げられる。
【0043】
また、本発明の食品製品の販売システムの価格算出手段は、第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の出荷期限が到来するまでの残り日数の情報、に基づいて、第3の食品の価格を算出しても良い。
【0044】
また、本発明の食品製品の販売システムの価格算出手段は、第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の出荷期限が到来するまでの残り日数の情報、及び、消費者の端末から、第1の食品の情報の出力を希望する旨を受け付けたタイミングにおける、第2の食品の出荷期限が到来するまでの残り日数の情報、に基づいて、第3の食品の価格を算出しても良い。
【0045】
また、本発明の食品製品の販売システムの価格算出手段は、第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の消費期限が到来するまでの残り日数の情報、に基づいて、第3の食品の価格を算出しても良い。
【0046】
また、本発明の食品製品の販売システムの価格算出手段は、第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の消費期限が到来するまでの残り日数の情報、及び、消費者の端末から、第1の食品の情報の出力を希望する旨を受け付けたタイミングにおける、第2の食品の消費期限が到来するまでの残り日数の情報、に基づいて、第3の食品の価格を算出しても良い。
【0047】
また、本発明の食品製品の販売システムは、在庫情報記録手段に記録された消費期限に関する情報と冷凍したタイミングに関する情報に基づいて、第3の食品の消費期限を算出する期限算出手段を備え、情報出力手段は、期限算出手段が算出した第3の食品の消費期限の情報を、消費者の端末に出力しても良い。
例えば、期限算出手段は、第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の消費期限が到来するまでの残り日数の情報、に基づいて、第3の食品の消費期限を算出する、といった構成が挙げられる。
【0048】
ここで、価格算出手段が、在庫情報記録手段に記録された「賞味期限に関する情報」と「冷凍したタイミングに関する情報」に基づいて、第3の食品の価格を算出する場合には、「第2の食品の賞味期限」及び「第2の食品を冷凍したタイミング」に応じた価格の算出ができる。
【0049】
なお、価格算出手段の算出方法としては、「第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の賞味期限が到来するまでの残り日数の情報」に基づく場合が挙げられる。
具体的には、「第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の賞味期限が到来するまでの残り日数」が少ないほど安価となるように算出する、といった具合である。
【0050】
また、価格算出手段の他の算出方法としては、「第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の賞味期限が到来するまでの残り日数の情報」及び「消費者の端末から、第1の食品の情報の出力を希望する旨を受け付けたタイミングにおける、第2の食品の賞味期限が到来するまでの残り日数の情報」に基づく場合が挙げられる。
具体的には、「第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の賞味期限が到来するまでの残り日数」が少ないほど安価となり、「消費者の端末から、第1の食品の情報の出力を希望する旨を受け付けたタイミングにおける、第2の食品の賞味期限が到来するまでの残り日数」が少ないほど安価となるように算出する、といった具合である。
【0051】
また、価格算出手段が、在庫情報記録手段に記録された「出荷期限に関する情報」と「冷凍したタイミングに関する情報」に基づいて、第3の食品の価格を算出する場合には、「第2の食品の出荷期限」及び「第2の食品を冷凍したタイミング」に応じた価格の算出ができる。
【0052】
なお、価格算出手段の算出方法としては、「第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の出荷期限が到来するまでの残り日数の情報」に基づく場合が挙げられる。
具体的には、「第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の出荷期限が到来するまでの残り日数」が少ないほど安価となるように算出する、といった具合である。
【0053】
また、価格算出手段の他の算出方法としては、「第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の出荷期限が到来するまでの残り日数の情報」及び「消費者の端末から、第1の食品の情報の出力を希望する旨を受け付けたタイミングにおける、第2の食品の出荷期限が到来するまでの残り日数の情報」に基づく場合が挙げられる。
具体的には、「第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の出荷期限が到来するまでの残り日数」が少ないほど安価となり、「消費者の端末から、第1の食品の情報の出力を希望する旨を受け付けたタイミングにおける、第2の食品の出荷期限が到来するまでの残り日数」が少ないほど安価となるように算出する、といった具合である。
【0054】
更に、価格算出手段が、在庫情報記録手段に記録された「消費期限に関する情報」と「冷凍したタイミングに関する情報」に基づいて、第3の食品の価格を算出する場合には、「第2の食品の消費期限」及び「第2の食品を冷凍したタイミング」に応じた価格の算出ができる。
【0055】
なお、価格算出手段の算出方法としては、「第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の消費期限が到来するまでの残り日数の情報」に基づく場合が挙げられる。
具体的には、「第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の消費期限が到来するまでの残り日数」が少ないほど安価となるように算出する、といった具合である。
【0056】
また、価格算出手段の他の算出方法としては、「第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の消費期限が到来するまでの残り日数の情報」及び「消費者の端末から、第1の食品の情報の出力を希望する旨を受け付けたタイミングにおける、第2の食品の消費期限が到来するまでの残り日数の情報」に基づく場合が挙げられる。
具体的には、「第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の消費期限が到来するまでの残り日数」が少ないほど安価となり、「消費者の端末から、第1の食品の情報の出力を希望する旨を受け付けたタイミングにおける、第2の食品の消費期限が到来するまでの残り日数」が少ないほど安価となるように算出する、といった具合である。
【0057】
また、情報出力手段が、価格算出手段が算出した第3の食品の価格の情報を、消費者(第1の食品の情報の出力を希望する消費者)の端末に出力することによって、消費者に第3の食品の価格を知らしめることができ、第3の食品の購入に結びつくことが期待できる。
【0058】
また、在庫情報記録手段に記録された「賞味期限に関する情報」と「冷凍したタイミングに関する情報」に基づいて、第3の食品の賞味期限を算出する期限算出手段を備える場合には、「第2の食品の賞味期限」及び「第2の食品を冷凍したタイミング」に応じた「第3の食品の賞味期限」の算出ができる。
【0059】
なお、期限算出手段の算出方法としては、「第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の賞味期限が到来するまでの残り日数の情報」に基づく場合が挙げられる。
具体的には、「第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の賞味期限が到来するまでの残り日数」が少ないほど短期間となる(第3の食品の賞味期限が到来するまでの残り日数が短くなる)ように算出する、といった具合である。
【0060】
また、在庫情報記録手段に記録された「消費期限に関する情報」と「冷凍したタイミングに関する情報」に基づいて、第3の食品の消費期限を算出する期限算出手段を備える場合には、「第2の食品の消費期限」及び「第2の食品を冷凍したタイミング」に応じた「第3の食品の消費期限」の算出ができる。
【0061】
なお、期限算出手段の算出方法としては、「第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の消費期限が到来するまでの残り日数の情報」に基づく場合が挙げられる。
具体的には、「第2の食品を冷凍したタイミングにおける、第2の食品の消費期限が到来するまでの残り日数」が少ないほど短期間となる(第3の食品の消費期限が到来するまでの残り日数が短くなる)ように算出する、といった具合である。
【0062】
ところで、ここでの「食品」とは、栄養素の摂取や嗜好を目的とした飲食物(生鮮食品、動物性食品、植物性食品、加工食品、冷凍食品、嗜好食品、調味用材料、健康食品、サプリメント、飲料、加工材料等)を含むことは勿論のこと、医薬品や医薬部外品をも含む趣旨であって、「一次産品」「二次産品」の何れも含む。例えば、漢方薬も含まれる。また、飼料、養殖用飼料、ドッグフード等、魚や動物を対象としたものも含む趣旨である。
【0063】
なお、「一次産品」とは、加工前の生鮮食品、動物性食品、植物性食品そのものであり、例えば、大根やキャベツ等の野菜、あるいは鶏肉や牛肉等の生肉そのものが該当する。また、例えば、果物、豆類、穀類、魚類も該当する。
【0064】
また、「二次産品」とは、未加工の生鮮食品、未加工の動物性食品、未加工の植物性食品を加工した産品であり、もち、饅頭、漬物、野菜炒め、ステーキ、ハンバーグ、ラーメン、弁当、パン、牛乳、チーズ、ビール、ワイン、日本酒、ウイスキー、冷凍食品、缶詰、ペットボトル入りのお茶やジュース、コーヒー、清涼飲料等が該当する。
【0065】
更に、ここでの「二次産品」には、一次産品を原料として加工した二次産品を含むことは勿論のこと、二次産品を原料として加工した二次産品をも含む。例えば、味付け済みの卵を原料として仕入れ、焼成して製造された玉子焼きを含む。更に、ここでの「二次産品」には、二次産品を原料として仕入れた二次産品をも含む。例えば、玉子焼きを原料として仕入れ、仕入れた玉子焼きを詰めた弁当も含む。
【0066】
また、ここでの「共に提供」とは、実店舗で第1の食品と第3の食品を提供する場合は勿論、宅配便等で第1の食品と第3の食品を提供する場合も含まれる。
【0067】
また、ここでの「第1の食品」は単数であっても複数であっても良く、「第3の食品」も単数であっても複数であっても良い。
即ち、本発明としては、(1)「単数の第1の食品」と「単数の第3の食品」の組み合わせ、(2)「単数の第1の食品」と「複数の第3の食品」の組み合わせ、(3)「複数の第1の食品」と「単数の第3の食品」の組み合わせ、(4)「複数の第1の食品」と「複数の第3の食品」の組み合わせ、のいずれであっても良い。
【0068】
また、ここでの「第1の食品」と「第3の食品」の組み合わせは、(1)同一の食品、(2)同種同類の食品、(3)異なる食品、のいずれであっても良い。
【0069】
また、ここでの「賞味期限」とは、「品質が変わらずに美味しく食べることができる期限」を意味しており、賞味期限を過ぎたとしても、直ぐに食べられなくなることを意味するものではない。
【0070】
また、ここでの「消費期限」とは、「安全に食べることができる期限」を意味しており、消費期限を過ぎた場合には、食べられなくなることを意味している。
【0071】
更に、ここでの「出荷期限」とは、「卸売業者やメーカーが小売店に納品できる期限」を意味しており、出荷期限を過ぎた場合には、商慣行上、小売店から卸売業者やメーカーに返品されてしまうことを意味している。
なお、「出荷期限」としては、商慣行上、「食品の賞味期限の1/3」とされることが多い(例えば、製造日から数えて6ヶ月先が賞味期限の食品の場合には、製造日から数えて2ヶ月先が出荷期限となる)が、ここでの「出荷期限」は「食品の賞味期限の1/3」に限定されることなく、「食品の賞味期限の1/2」や「食品の賞味期限の1/4」であっても良い。更には、「食品の賞味期限の2か月前」や「食品の消費期限の1年前」であっても良い。
【発明の効果】
【0072】
本発明の食品製品、及び、食品製品の提供方法では、第3の食品の販売を通じて、食品ロスの低減を実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0073】
図1(a)】本発明の食品製品の一例を説明するための模式図(1)である。
図1(b)】本発明の食品製品の一例を説明するための模式図(2)である。
図1(c)】本発明の変形例を説明するための模式図である。
図2(a)】シールの記載内容を説明するための模式図(1)である。
図2(b)】シールの記載内容を説明するための模式図(2)である。
図2(c)】シールの記載内容を説明するための模式図(3)である。
図3】本発明の食品製品の販売システムの構成例の一例を説明するための模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0074】
以下、発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」と称する)について説明を行う。
ここで、本実施の形態では、2022年4月21日時点を基準として、換言すると、出荷期限が2022年4月20日以前の場合には、出荷期限を徒過しており、出荷期限が2022年4月21日以降の場合には、出荷期限が到来していないものとして説明を行う。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態
2.第2の実施の形態
【0075】
<1.第1の実施の形態>
[構成の説明]
図1(a)、図1(b)は本発明を適用した食品製品の一例を説明するための模式図であり、ここで示す食品製品Aは、食品1A及び食品1Cを含んで構成されている。食品製品Aは、食品1Aと食品1Cをビニール2で包装しており、ビニール2にはシール3が貼り付けられている。
【0076】
また、食品1Aと食品1Cとは、共に二次産品であり、食品1Cは食品1Aと同一の食品である食品1B(図示せず)を冷凍した食品である。なお、食品1Aや食品1Bは冷凍されていない。
更に、食品1Aよりも食品1Bの製造日が早い(換言すると、食品1Bは、食品1Aよりも前に製造されている)。
【0077】
なお、食品1Aは「第1の食品」に相当し、食品1Bは「第2の食品」に相当し、食品1Cは「第3の食品」に相当する。
【0078】
ここで、食品1Aは、単体としても取引されている食品であり、その価格(定価)は1,080円(税抜:1,000円)で流通している。即ち、本実施の形態では、食品1Cと共に提供される場合を例に挙げているが、食品1Aのみでも市場に提供されている食品である。
【0079】
また、食品1Aは、その出荷期限が到来していない食品である。
具体的には、食品1Aは、生産日が2022年2月20日、出荷期限が2022年5月20日、賞味期限が2022年11月20日の食品である。
【0080】
また、食品1Cは、その価格は108円(税抜:100円)の食品である。
更に、食品1Bは、食品1Aと同様に、その出荷期限が到来していない食品である。
具体的には、食品1Bは、生産日が2022年1月30日、出荷期限が2022年4月30日、賞味期限が2022年10月30日の食品である。
【0081】
なお、食品1Bは、その出荷期限まで充分に余裕がある場合(例えば、食品1Aのように、約1ヶ月の余裕がある場合)においては、単体としても取引されていた食品であり、その際の価格(定価)は食品1Aと同じ1,080円(税抜:1,000円)で流通していた食品である。
【0082】
本実施の形態における食品1Bは、出荷期限まで充分に余裕がある場合には、単体として販売を行っていたが、売れ残ってしまったものにつき、冷凍して食品1Cとした上で、食品1Aと共に提供している。
【0083】
また、シール3には、図2(a)で示すように、食品製品Aの価格(具体的には、「価格:1,188円(税抜:1,100円)」という表示)が記載されると共に、「食品1Aの詳細」、及び、「食品1Cの詳細」が記載されている。
【0084】
ここで、「食品1Aの詳細」としては、食品1Aの価格の情報(具体的には、「価格:1,000円」という表示)、食品1Aの生産日の情報(具体的には、「生産日:2022年2月20日」という表示)、食品1Aの出荷期限の情報(具体的には、「出荷期限:2022年5月20日」という表示)、食品1Aの賞味期限の情報(具体的には、「賞味期限:2022年11月20日」という表示)が記載されている。
【0085】
なお、本実施の形態では、食品1Aの出荷期限や賞味期限として日付までしか記載していない場合を例に挙げて説明を行っているが、必要に応じて時間を記載しても良い(例えば、「出荷期限:2022年5月20日 午前10時」「賞味期限:2022年11月20日 午前10時」といった表示である)。
【0086】
また、「食品1Cの詳細」としては、食品1Cの価格の情報(具体的には、「価格:100円」という表示)、冷凍対象(即ち、食品1Cを得るために冷凍加工の対象とした食品)の情報(具体的には、「冷凍対象:食品1B」という表示)、冷凍対象の冷凍日の情報(具体的には、「冷凍日:2022年4月20日」という表示)が記載されている。
また、冷凍対象である食品1Bについて、食品1Bの定価の情報(具体的には、「定価:1,000円」という表示)、食品1Bの生産日の情報(具体的には、「生産日:2022年1月30日」という表示)、食品1Bの出荷期限の情報(具体的には、「出荷期限:2022年4月30日」という表示)、食品1Bの賞味期限の情報(具体的には、「賞味期限:2022年10月30日」という表示)が記載されている。
【0087】
なお、本実施の形態では、食品1Bの冷凍タイミングとして日付までしか記載していない場合を例に挙げて説明を行っているが、必要に応じて時間を記載しても良い(例えば、「冷凍日時:2022年4月20日 午前10時」といった表示である)。
【0088】
また、本実施の形態では、食品1Bの出荷期限や賞味期限として日付までしか記載していない場合を例に挙げて説明を行っているが、必要に応じて時間を記載しても良い(例えば、「出荷期限:2022年4月30日 午前10時」「賞味期限:2022年10月30日 午前10時」といった表示である)。
【0089】
[効果]
上記した本発明を適用した食品製品の一例では、食品1Aと食品1Cが一体化されているために、食品1Aを提供する際に、食品1Aのみならず、不可避的に食品1Cをも提供することとなる。このように、食品1Aと共に食品1Cをも消費者に提供することができ、食品1Bの廃棄を抑止することを通じて、食品ロスの低減を実現することができる。
【0090】
また、本発明を適用した食品製品の一例では、食品1Cの価格が安価に設定(具体的には、食品1Cの冷凍前の食品である食品1Bの定価が1,000円であるのに対して、食品1Cの価格を100円に設定)されており、食品1Aを購入しようとする消費者にとって、食品1Cをお得に購入できることからも、消費者の購買意欲を喚起することができる。
【0091】
ところで、食品1Cを単体で安価に販売する(例えば、食品1Cを、食品1Aとは無関係に、100円で販売する)場合であっても、ある程度の販売数を見込むことはできる。
しかし、食品1Aの購入希望者(消費者)にとって、入手したい(購入したい)食品は食品1Aであるために、食品1Cを単体で販売したとしても、消費者の期待に応えることができない。また、食品の提供者(食品1Aや食品1Cの販売者)にとっては、食品1Cを単体で販売したとしても売上拡大に寄与せず、継続販売が困難になる可能性がある。
そのため、本実施の形態に係る食品製品の一例では、食品1Aと食品1Cを一体化することによって、食品1Aを入手したい(購入したい)という消費者のニーズに応えると共に、食品の提供者の売上拡大を実現し、更に、消費者に食品1Cを提供することによる食品ロスの低減をも実現している。
【0092】
また、本発明を適用した食品製品の一例では、シール3に食品1Cの価格(100円)と食品1Bの定価(1,000円)の双方が記載され、食品1Cの価格が安価である(食品1Bの定価と比べると1/10の価格である)ことを消費者に知らしめることができる。そして、食品1Cが安価に設定されていることを消費者に知らしめることによって、消費者の購買意欲を刺激することができ、より一層食品ロスの低減が期待できる。
【0093】
また、本発明を適用した食品製品の一例では、シール3に食品1Aの出荷期限(2022年5月20日)が記載されていることから、食品1Aは出荷期限を徒過していないことを消費者に知らしめることができる。
同様に、シール3に食品1Aの賞味期限(2022年11月20日)が記載されていることから、食品1Aは賞味期限を徒過していないことを消費者に知らしめることができる。
そして、食品1Aが、出荷期限も賞味期限も徒過していないことを消費者に知らしめることで、消費者は安心して食品1Aを購入することができる。
【0094】
また、本発明を適用した食品製品の一例では、シール3に食品1Bの出荷期限(2022年4月30日)が記載されていることから、食品1Bは出荷期限を徒過していないことを消費者に知らしめることができる。
同様に、シール3に食品1Bの賞味期限(2022年10月30日)が記載されていることから、食品1Bは賞味期限を徒過していないことを消費者に知らしめることができる。
そして、食品1Bが、出荷期限も賞味期限も徒過していないことを消費者に知らしめることで、消費者は安心して食品1Cを購入することができる。
【0095】
更に、本発明を適用した食品製品の一例では、シール3に食品1Bの冷凍日の情報(2022年4月20日)が記載されていることから、冷凍日以降は食品1Bが劣化し難くなったことを消費者に知らしめることができる。
そして、食品1Bの出荷期限(2022年4月30日)も記載されていることを考慮すると、食品1Bが出荷期限の10日前から劣化し難い環境であったことが分かり、食品1Bの出荷期限が近付いたとしても、消費者が安心して食品1Cを購入することが期待できる。
【0096】
[変形例1]
上記した第1の実施の形態では、食品1Cが有料(100円)である場合を例に挙げて説明を行っているが、食品1Aと共に食品1Cを提供することを通じて、食品ロスの低減を実現することができれば充分であって、食品1Cは必ずしも有料である必要は無く、無料(0円)で提供しても良い。
【0097】
[変形例2]
また、上記した第1の実施の形態では、シール3に「食品製品Aの価格」「食品1Aの詳細」「食品1Cの詳細」が記載されている場合を例に挙げて説明を行っているが、こうした情報(シール3に記載した情報)が消費者に伝われば充分であり、必ずしもシール3に情報自体を記載する必要は無く、図1(c)で示すように、情報にアクセス可能な識別情報4(例えば、二次元バーコード等)を表示しても良い。
なお、識別情報(二次元バーコード等)にはURLが記録されており、携帯端末等で識別情報を読み取ることで、インターネットを通じて、「食品製品Aの価格」「食品1Aの詳細」「食品1Cの詳細」が記載されたウェブサイトにアクセスすることが可能となる。
【0098】
[変形例3]
更に、上記した第1の実施の形態では、シール3に「食品製品Aの価格」「食品1Aの詳細」「食品1Cの詳細」が記載されている場合を例に挙げて説明を行っているが、こうした情報(シール3に記載した情報)が消費者に伝われば充分であり、必ずしもシール3に記載する必要は無く、各種方法で消費者に情報を伝えた上で、シール3を貼付していない食品製品Aを提供しても良い。
【0099】
[変形例4]
また、上記した第1の実施の形態では、食品1Aと食品1Bが同一食品である場合を例に挙げて説明を行っているが、食品1Aを購入しようとする消費者が、お得感を感じることで、消費者の購買意欲を喚起することができる食品であれば充分であって、食品1Bは必ずしも食品1Aと同一食品である必要は無く、「同種同類の食品」や「異なる食品」であっても良い。
但し、食品1Aと食品1Bが同一食品である場合には、食品1Aの購入希望者の購買意欲を、より一層喚起することが期待できる。
【0100】
ここでの「同種同類の食品」とは、食品同士が「食品として同一視できる」といった関係を意味している。例えば、クリームパンとジャムパンとでは、菓子パンという点で共通しているものの、菓子パンの種類が異なるために同種同類の食品ではない。なお、クリームパン同士でも、クリームの色彩が異なる場合には、同種同類の食品ではない。即ち、外観の色違いは同種同類の食品ではない。また、赤ワインと白ワインとは、たとえ同一農法、同一農場であったとしても、食品として同一視できる関係には無いため、同種同類とは言えない。
【0101】
[変形例5]
また、上記した第1の実施の形態では、食品1A及び食品1Bが二次産品である場合を例に挙げて説明を行っているが、食品1A及び食品1Bは必ずしも二次産品である必要はなく、一次産品であっても良い。
【0102】
[変形例6]
また、上記した第1の実施の形態では、「食品1Cの詳細」として、食品1Cの価格(「価格:100円」という表示)、食品1Bの定価(「定価:1,000円」という表示)を記載して、販売価格が1/10であることを消費者に知らしめる場合を例に挙げているが、実質的な販売価格が1/10であることを表示しても良い。
例えば、「食品1Cの詳細」として、食品1Cの価格(「実質:100円(900円相当のポイントを付与)」という表示)、食品1Bの定価(「定価:1,000円」という表示)を記載して、実質的な販売価格が1/10であることを表示しても良い。この場合には、消費者は食品1Cの購入費用として1,000円を支払うことになるが、900円相当のポイントが付与されることになる。
【0103】
[変形例7]
また、上記した第1の実施の形態では、出荷期限が近付いた食品1Bを冷凍した場合(具体的には、出荷期限である2022年4月30日まで10日と迫った2022年4月20日に冷凍した場合)を例に挙げて説明を行っているが、必ずしも、出荷期限を基準として冷凍を行う必要は無い。
【0104】
(1)賞味期限を基準として冷凍を行う場合
例えば、食品1Aの生産日が2022年3月20日、賞味期限が2022年6月20日であり、食品1Bの生産日が2022年2月20日、賞味期限が2022年5月20日である場合において、食品1Bの賞味期限である2022年5月20日まで1ヶ月と迫った2022年4月20日に冷凍しても良い。こうした場合のシール3を図2(b)に示す。
この場合には、食品1Bが賞味期限の1ヶ月前から劣化し難い環境(冷凍された状態)であったことが分かり、賞味期限が近付いたとしても、消費者が安心して食品1Cを購入することが期待できる。
【0105】
また、賞味期限を基準として冷凍を行う場合(図2(b)のような場合)には、食品1Cの詳細として、食品1Cの賞味期限(例えば、「賞味期限:2022年6月20日」といった表示)の記載を行うことで、食品1Cの賞味期限を消費者に知らしめることができる。そして、食品1Cの賞味期限まで充分に余裕があることを消費者に知らしめることで、消費者は安心して食品1Cを購入することができる。
なお、食品1Bを冷凍することで、食品1Bの劣化が生じ難くなるため、食品1Cの賞味期限は、食品1Bの賞味期限よりも後の日としている。
【0106】
(2)消費期限を基準として冷凍を行う場合
また、例えば、食品1Aの生産日が2021年10月20日、消費期限が2022年10月20日、食品1Bの生産日が2021年6月20日、消費期限が2022年6月20日である場合において、食品1Bの消費期限である2022年6月20日まで2ヶ月と迫った2022年4月20日に冷凍しても良い。こうした場合のシール3を図2(c)に示す。
この場合には、食品1Bが賞味期限の2ヶ月前から劣化し難い環境(冷凍された状態)であったことが分かり、消費期限が近付いたとしても、消費者が安心して食品1Cを購入することが期待できる。
【0107】
また、消費期限を基準として冷凍を行う場合(図2(c)のような場合)には、食品1Cの詳細として、食品1Cの消費期限(例えば、「消費期限:2022年8月20日」といった表示)の記載を行うことで、食品1Cの消費期限を消費者に知らしめることができる。そして、食品1Cの消費期限まで充分に余裕があることを消費者に知らしめることで、消費者は安心して食品1Cを購入することができる。
なお、食品1Bを冷凍することで、食品1Bの劣化が生じ難くなるため、食品1Cの消費期限は、食品1Bの消費期限よりも後の日としている。
【0108】
<2.第2の実施の形態>
図3は、本発明を適用した食品製品の販売システムの構成例の一例を説明するための模式図であり、図1(a)や図1(b)で示す食品製品Aを提供する(販売する)ためのシステムの構成例である。
【0109】
図3で示す食品製品の販売システム11は、インターネット12を介して、食品製品の購入希望者(消費者)が利用する消費者端末13と、各種情報をやり取り可能に構成されている。
【0110】
また、食品製品の販売システム11は、在庫情報記録手段14A,14Bと、在庫情報確認手段15と、価格算出手段16と、情報出力手段17を有する。
【0111】
ここで、在庫情報記録手段14Aは、少なくとも、食品1Aの名称の情報14Aaと、食品1Aの在庫数の情報14Abと、食品1Aの出荷期限の情報14Acと、食品1Aの賞味期限の情報14Adと、食品1Aの消費期限の情報14Aeと、食品1Aの価格の情報14Afと、を記録可能に構成されている。
具体的には、食品1Aについて、その名称、在庫数、出荷期限、賞味期限、消費期限、価格が記録される。
【0112】
また、在庫情報記録手段14Bは、少なくとも、食品1Cの名称の情報14Ba、食品1Cの在庫数の情報14Bb、食品1Bの冷凍日の情報14Bg、食品1Bの出荷期限の情報14Bc、食品1Bの賞味期限の情報14Bd、食品1Bの消費期限の情報14Be、食品1Bの価格(定価)の情報14Bfと、を記録可能に構成されている。
具体的には、食品1Cについて、その名称、在庫数が記録されると共に、食品1Bについて、その冷凍日、出荷期限、賞味期限、消費期限、価格(定価)が記録される。
【0113】
また、在庫情報確認手段15は、消費者が食品1Aの情報を求めた場合に、若しくは、食品1Cの情報を求めた場合に、若しくは、食品製品Aの情報を求めた場合に、在庫情報記録手段14A,14Bに記録された在庫数を確認可能に構成されている。
具体的には、消費者端末13から、食品1A、食品1C、若しくは食品製品Aの情報出力希望の旨の情報を受信した場合に、食品1Aの在庫数の情報14Ab及び食品1Cの在庫数の情報14Bbにアクセスして在庫数の確認を行う。
【0114】
なお、在庫情報確認手段15は、「食品1Aの在庫数の情報14Ab」や「食品1Cの在庫数の情報14Bb」に加えて、「食品1Aの消費期限の情報14Ae」や「食品1Bの消費期限の情報14Be」の確認を行う。そして、食品1Aの消費期限の情報14Aeを徒過している場合には食品1Aは在庫切れ、食品1Bの消費期限の情報14Beを徒過している場合には食品1Cは在庫切れと判断する。
【0115】
また、価格算出手段16は、消費者が食品1Aの情報を求めた場合に、若しくは、食品1Cの情報を求めた場合に、若しくは、食品製品Aの情報を求めた場合に、在庫情報記録手段14Aに記録された価格を確認可能に構成されている。
具体的には、消費者端末13から、食品1A、食品1C、若しくは食品製品Aの情報出力希望の旨の情報を受信した場合に、食品1Aの価格の情報14Afにアクセスして価格の確認を行う。
【0116】
更に、価格算出手段16は、「食品1Bの冷凍日の情報14Bg」と「食品1Bの出荷期限の情報14Bc」と「食品1Bの価格(定価)の情報14Bf」に応じて、食品1Cの価格を算出する。
具体的には、「食品1Bの冷凍日から、食品1Bの出荷期限までの日数(換言すると、食品1Bの冷凍日における、食品1Bの出荷期限が到来するまでの残り日数)」(以下、「冷凍時残り日数(出荷期限)」と称する)と「食品1Bの価格(定価)」に応じて、食品1Cの価格を算出する。
例えば、食品1Bの価格(定価)が1,000円であるとした場合に、冷凍時残り日数(出荷期限)が20日以上の場合には200円(定価の80%引き)、冷凍時残り日数(出荷期限)が10日以上の場合には100円(定価の90%引き)、冷凍時残り日数(出荷期限)が5日以上の場合には50円(95%引き)、冷凍時残り日数(出荷期限)が5日未満の場合には10円(定価の99%引き)といった具合である。
【0117】
また、「冷凍時残り日数(出荷期限)」及び「食品1Bの出荷期限までの残り日数」に応じて、食品1Cの価格を算出しても良い。
例えば、食品1Bの価格(定価)が1,000円であるとした場合に、冷凍時残り日数(出荷期限)が20日以上の場合には200円、冷凍時残り日数(出荷期限)が10日以上の場合には100円、冷凍時残り日数(出荷期限)が5日以上の場合には50円、冷凍時残り日数(出荷期限)が5日未満の場合には10円といった具合に算出した上で、更に、「食品1Bの出荷期限までの残り日数」が3日未満の場合には、0.5を乗じて価格を算出する、といった具合である。
【0118】
なお、「食品1Bの出荷期限までの残り日数」とは、消費者が情報を求めた日を基準として(換言すると、価格算出手段16が価格を算出する日を基準として)、食品1Bの出荷期限の情報14Bfとの対比において算出する。本実施の形態の場合では、2022年4月21日時点を基準として、食品1Bについては、「出荷期限まで9日」と判断を行うことになる。
【0119】
また、情報出力手段17は、在庫情報確認手段15及び価格算出手段16の確認結果や算出結果に基づいて、消費者端末13に情報を出力可能に構成されている。
なお、本実施の形態における情報出力手段17の出力情報は、以下の通りである。
【0120】
(食品1A及び食品1Cの在庫がある場合)
在庫情報確認手段15による確認の結果、食品1A及び食品1Cの在庫がある場合には、「食品1A、食品1C、及び、食品製品Aのいずれも販売が可能である旨」と「食品1A、食品1C、及び、食品製品Aの価格の情報」を出力する。
【0121】
(食品1Aが在庫切れの場合)
在庫情報確認手段15による確認の結果、食品1Aのみが在庫切れの場合(換言すると、食品1Cのみ在庫がある場合)には、「食品1Aが在庫切れのため、食品1Aや食品製品Aの販売ができず、食品1Cの販売のみが可能である旨」「食品1Cの価格の情報」を出力する。
なお、「食品1Cの価格の情報」は、価格算出手段16が算出したものである。即ち、食品1Aが在庫切れの場合には、食品製品Aの販売はできず、食品1Cを単体で販売することになるが、食品1Cを単体で販売する場合であっても、価格算出手段16の算出結果に基づいて、情報出力手段17が「食品1Cの価格の情報」を出力する。
【0122】
ここで、食品1Aが在庫切れの場合には、食品1Cを単体で販売することとなり、食品1Aと組み合わせて販売する場合とは異なる価格(単体で販売する価格)を出力することも考えられる。
しかし、本実施の形態では、食品1Aが在庫切れであることを理由として、やむを得ず、食品1Cを単体で販売する場合には、食品1Aと組み合わせて販売する場合における食品1Cの価格(本実施の形態では100円)で販売するものとしている。
【0123】
(食品1Cが在庫切れの場合)
在庫情報確認手段15による確認の結果、食品1Cのみが在庫切れの場合(換言すると、食品1Aのみ在庫がある場合)には、「食品1Cが在庫切れのため、食品1Cや食品製品Aの販売ができず、食品1Aの販売のみが可能である旨」「食品1Aの価格の情報」を出力する。
なお、「食品1Aの価格の情報」は、在庫情報確認手段15が確認したものである。即ち、食品1Cが在庫切れの場合には、食品製品Aの販売はできず、食品1Aを単体で販売することになるが、食品1Aを単体で販売する場合であっても、在庫情報確認手段15の確認結果に基づいて、情報出力手段17が「食品1Aの価格の情報」を出力する。
【0124】
(食品1A及び食品1Cが在庫切れの場合)
在庫情報確認手段15による確認の結果、食品1A及び食品1Cが在庫切れの場合には、「食品1A及び食品1Cが在庫切れのため、食品1A、食品1C、及び、食品製品Aの販売ができない旨」を出力する。
【0125】
[効果]
上記した本発明を適用した食品製品の販売システム11では、消費者が食品1Aの情報を希望する場合(換言すると、食品1Cの情報を希望していない場合)であっても、食品1Cの在庫があることを条件として、食品1Cや食品製品Aについての情報を出力することによって、食品1Cの販売促進が実現し、食品1Bの廃棄を抑止することを通じて、食品ロスの低減を実現することができる。
【0126】
また、本発明を適用した食品製品の販売システム11では、食品1Cの価格の情報を出力し、食品1Cの価格が安価に設定されていることを消費者に伝えることができ、消費者の購買意欲を喚起することができる。
【0127】
[変形例8]
上記した第2の実施の形態では、価格算出手段16が「食品1Bの出荷期限の情報14Bc」に基づいて、食品1Cの価格を算出する場合を例に挙げて説明を行っているが、賞味期限を基準として冷凍を行った食品1Cの場合(図2(b)参照)には、「食品1Bの賞味期限の情報14Bd」に基づいて、食品1Cの価格を算出することになる。
同様に、消費期限を基準として冷凍を行った食品1Cの場合(図2(c)参照)には、「食品1Bの消費期限の情報14Be」に基づいて、食品1Cの価格を算出することになる。
【0128】
[変形例9]
上記した第2の実施の形態では、情報出力手段17が「食品の販売が可能であるか否か」と「食品の価格」を出力する場合を例に挙げて説明を行っているが、食品1Cの賞味期限を出力しても良い。
具体的には、食品製品の販売システム11に賞味期限算出手段(図示せず)を設け、「食品1Bの冷凍日から、食品1Bの賞味期限までの日数(換言すると、食品1Bの冷凍日における、食品1Bの賞味期限が到来するまでの残り日数)」(以下、「冷凍時残り日数(賞味期限)」と称する)に応じて、食品1Cの賞味期限を算出し、情報出力手段17で出力しても良い。
例えば、食品1Bの賞味期限が2022年5月20日であるとした場合に(図2(b)参照)、冷凍時残り日数(賞味期限)が20日以上の場合には2022年6月20日(食品1Bの賞味期限+31日)、冷凍時残り日数(賞味期限)が10日以上の場合には2022年6月5日(食品1Bの賞味期限+16日)、冷凍時残り日数(賞味期限)が5日以上の場合には2022年5月25日(食品1Bの賞味期限+5日)といった具合である。
なお、食品1Cの賞味期限を消費者に伝えることができれば、食品1Cの賞味期限まで充分に余裕があることを消費者に知らしめることができ、消費者は安心して食品1Cを購入することができる。
【0129】
[変形例10]
上記した第2の実施の形態では、情報出力手段17が「食品の販売が可能であるか否か」と「食品の価格」を出力する場合を例に挙げて説明を行っているが、食品1Cの消費期限を出力しても良い。
具体的には、食品製品の販売システム11に消費期限算出手段(図示せず)を設け、「食品1Bの冷凍日から、食品1Bの消費期限までの日数(換言すると、食品1Bの冷凍日における、食品1Bの消費期限が到来するまでの残り日数)」(以下、「冷凍時残り日数(消費期限)」と称する)に応じて、食品1Cの消費期限を算出し、情報出力手段17で出力しても良い。
例えば、食品1Bの消費期限が2022年6月20日であるとした場合に(図2(c)参照)、冷凍時残り日数(消費期限)が40日以上の場合には2022年8月20日(食品1Bの消費期限+2月)、冷凍時残り日数(消費期限)が20日以上の場合には2022年7月20日(食品1Bの消費期限+1月)といった具合である。
なお、食品1Cの消費期限を消費者に伝えることができれば、食品1Cの消費期限まで充分に余裕があることを消費者に知らしめることができ、消費者は安心して食品1Cを購入することができる。
【0130】
[変形例11]
上記した第2の実施の形態では、食品1Aと食品1Bが同一食品である場合を例に挙げて説明を行っているが、「同種同類の食品」や「異なる食品」であっても良い点は、上述の変形例4と同様である。
【符号の説明】
【0131】
1A 食品
1C 食品
2 ビニール
3 シール
4 識別情報(二次元バーコード)
11 食品製品の販売システム
12 インターネット
13 消費者端末
14A 在庫情報記録手段
14B 在庫情報記録手段
15 在庫情報確認手段
16 価格算出手段
17 情報出力手段
図1(a)】
図1(b)】
図1(c)】
図2(a)】
図2(b)】
図2(c)】
図3