(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-30
(45)【発行日】2024-09-09
(54)【発明の名称】メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの運営方法およびこれを行うサーバーおよび端末
(51)【国際特許分類】
H04L 51/04 20220101AFI20240902BHJP
G06Q 50/00 20240101ALI20240902BHJP
【FI】
H04L51/04
G06Q50/00 300
(21)【出願番号】P 2022212175
(22)【出願日】2022-12-28
【審査請求日】2022-12-28
(31)【優先権主張番号】10-2021-0193558
(32)【優先日】2021-12-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】515291063
【氏名又は名称】株式会社カカオ
(74)【代理人】
【識別番号】110002789
【氏名又は名称】弁理士法人IPX
(72)【発明者】
【氏名】イ ウンヘ
(72)【発明者】
【氏名】パク ジフェ
(72)【発明者】
【氏名】ハム ヒョジン
(72)【発明者】
【氏名】キム ナヨン
(72)【発明者】
【氏名】パク ウンジュ
(72)【発明者】
【氏名】キム ジョンテク
【審査官】速水 雄太
(56)【参考文献】
【文献】特開2021-111398(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2020-0133965(KR,A)
【文献】特表2018-524717(JP,A)
【文献】国際公開第2010/110155(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 51/00-51/58
G06Q 50/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバーが第1ユーザーおよび第2ユーザーが参加するメッセージチャットルームを通じて送受信されるメッセージを管理する
ステップと、
前記サーバーが
前記第1ユーザーから
前記メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成要請を受信する
ステップ(但し、前記オーディオチャットルームは参加者の間のオーディオ情報を送受信できるチャットルームであり、
前記メッセージチャットルームの参加者のみ参加することができる
。)と、
前記サーバーが
前記生成要請に応答して
前記オーディオチャットルームを生成する
ステップと、
前記サーバーが前記オーディオチャットルームの参加者の中のいずれか一人から前記オーディオチャットルームに対するリンク情報の発給要請を受信するステップと、
前記サーバーが前記発給要請に応答して前記オーディオチャットルームの参加者の中のいずれか一人に前記リンク情報を提供するステップと、
前記サーバーが掲示空間に掲示された前記リンク情報を通じて第3ユーザーから前記オーディオチャットルームに対する参加要請を受信するステップと、を含む
メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの運営方法。
【請求項2】
前記サーバーが
前記第3ユーザーからの
前記参加要請に応答して、
前記第3ユーザーが
前記メッセージチャットルームの参加者である場合、
前記第3ユーザーの
前記オーディオチャットルームに対する参加を受諾する
ステップをさらに含む、
請求項
1に記載のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの運営方法。
【請求項3】
サーバーが第1ユーザーおよび第2ユーザーが参加するメッセージチャットルームを通じて送受信されるメッセージを管理するステップと、
前記サーバーが前記第1ユーザーから前記メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成要請を受信するステップ(但し、前記オーディオチャットルームは参加者の間のオーディオ情報を送受信できるチャットルームであり、前記メッセージチャットルームの参加者のみ参加することができる。)と、
前記サーバーが前記生成要請に応答して前記オーディオチャットルームを生成するステップと、
前記サーバーが掲示空間に掲示された前記オーディオチャットルームに対するリンク情報を通じて第3ユーザーから前記オーディオチャットルームに対する参加要請を受信するステップと、
前記サーバーが
前記第3ユーザーからの
前記参加要請に応答して、
前記第3ユーザーが
前記メッセージチャットルームの参加者ではない場合、
前記第3ユーザーに
前記メッセージチャットルームの参加のための情報を提供する
ステップと、を含む、
メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの運営方法。
【請求項4】
前記サーバーが前記第3ユーザーから前記メッセージチャットルームに対する参加要請を受信すると、前記第3ユーザーの前記メッセージチャットルームおよび前記オーディオチャットルームに対する参加を一緒に受諾するステップをさらに含む、
請求項
3に記載のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの運営方法。
【請求項5】
サーバーが第1ユーザーおよび第2ユーザーが参加するメッセージチャットルームを通じて送受信されるメッセージを管理するステップと、
前記サーバーが前記第1ユーザーから前記メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成要請を受信するステップ(但し、前記オーディオチャットルームは参加者の間のオーディオ情報を送受信できるチャットルームであり、前記メッセージチャットルームの参加者のみ参加することができる。)と、
前記サーバーが前記生成要請に応答して前記オーディオチャットルームを生成するステップと、
前記サーバーが掲示空間に掲示された前記オーディオチャットルームに対するリンク情報を通じて第3ユーザーから前記オーディオチャットルームに対する参加要請を受信するステップと、
前記サーバーが
前記第3ユーザーからの
前記参加要請に応答して、
前記第3ユーザーからの参加要請を受信する際、
前記オーディオチャットルームの運営が終了された場合、
前記第3ユーザーに
前記オーディオチャットルームの運営終了情報を提供する
ステップと、を含む、
メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの運営方法。
【請求項6】
前記サーバーが
前記第3ユーザーから
前記メッセージチャットルームに従属される他のオーディオチャットルームの生成に対する通知要請を受信する
ステップと、
前記サーバーが
前記通知要請に応答し
前記メッセージチャットルームに従属される他のオーディオチャットルームが生成されると
前記第3ユーザーに通知を提供する
ステップと、をさらに含む、
請求項
5に記載のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの運営方法。
【請求項7】
サーバーが第1ユーザーおよび第2ユーザーが参加するメッセージチャットルームを通じて送受信されるメッセージを管理するステップと、
前記サーバーが前記第1ユーザーから前記メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成要請を受信するステップ(但し、前記オーディオチャットルームは参加者の間のオーディオ情報を送受信できるチャットルームであり、前記メッセージチャットルームの参加者のみ参加することができる。)と、
前記サーバーが前記生成要請に応答して前記オーディオチャットルームを生成するステップと、
前記サーバーが
前記メッセージチャットルームの参加者の
うちオーディオチャットルームの生成を要請することができる権限を有する参加者を他の参加者と区分して管理する
ステップ(但し、前記第1ユーザーは
前記権限を有する参加者に該当する
。)と、
前記サーバーが
前記権限を有する参加者に
前記メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成を要請することができるインターフェースを提供する
ステップと、を含
み、
前記生成要請は
前記第1ユーザーの
前記インターフェースに対するインタラクションにより生成されたものである
、
メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの運営方法。
【請求項8】
サーバーが第1ユーザーおよび第2ユーザーが参加するメッセージチャットルームを通じて送受信されるメッセージを管理するステップと、
前記サーバーが前記第1ユーザーから前記メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成要請を受信するステップ(但し、前記オーディオチャットルームは参加者の間のオーディオ情報を送受信できるチャットルームであり、前記メッセージチャットルームの参加者のみ参加することができる。)と、
前記サーバーが前記生成要請に応答して前記オーディオチャットルームを生成するステップと、
前記サーバーが前記メッセージチャットルームの参加者の
うちオーディオチャットルームの生成を要請することができる権限を有する参加者を他の参加者と区分し管理する
ステップ(但し、前記第1ユーザーは前記権限を有する参加者に該当し、前記第2ユーザーは前記他の参加者に該当する。)
と、
前記サーバーが前記第2ユーザーから前記第1ユーザーに前記メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成を要請する情報を受信する
ステップと、
前記サーバーが前記第1ユーザーに前記オーディオチャットルームの生成を要請する情報を提供する
ステップと、を含む
、
メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの運営方法。
【請求項9】
サーバーが第1ユーザーおよび第2ユーザーが参加するメッセージチャットルームを通じて送受信されるメッセージを管理するステップと、
前記サーバーが前記第1ユーザーから前記メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成要請を受信するステップ(但し、前記オーディオチャットルームは参加者の間のオーディオ情報を送受信できるチャットルームであり、前記メッセージチャットルームの参加者のみ参加することができる。)と、
前記サーバーが前記生成要請に応答して前記オーディオチャットルームを生成するステップと、
前記サーバーが
前記メッセージチャットルームを通じて提供されるメッセージの
うちの少なくとも一部を
前記オーディオチャットルームを通じて
前記オーディオチャットルームの参加者に提供する
ステップと、を含む
、
メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの運営方法。
【請求項10】
前記サーバーが
前記第2ユーザーから
前記オーディオチャットルームに参加していない状態で
前記オーディオチャットルームを通じて提供されるオーディオ情報の中の少なくとも一部の提供要請を受信する
ステップと、
前記サーバーが
前記提供要請に応答し
前記オーディオチャットルームを通じて提供されるオーディオ情報の中の少なくとも一部を
前記第2ユーザーに提供する
ステップと、をさらに含む、
請求項1
~9の何れか1つに記載のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの運営方法。
【請求項11】
前記オーディオ情報の中の少なくとも一部は
、前記サーバーが
前記提供要請を受信した時点を基準に予め定められた時間の間、
前記オーディオチャットルームの参加者に提供されるオーディオ情報である、
請求項10に記載のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの運営方法。
【請求項12】
前記サーバーが前記第2ユーザーに前記オーディオチャットルームが運営中という情報を前記メッセージチャットルームを通じて提供するステップと、
前記サーバーが前記第2ユーザーに前記オーディオチャットルームが運営中という情報をメッセージチャットルームのリストを通じて提供するステップと、
前記サーバーが前記第2ユーザーから前記オーディオチャットルームに対する参加要請を受信するステップと、
前記サーバーが前記第1ユーザーおよび第2ユーザーが参加するオーディオチャットルームを通じて送受信されるオーディオ情報を管理するステップと、をさらに含む、
請求項1~9の何れか1つに記載のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの運営方法。
【請求項13】
前記運営中という情報を
前記メッセージチャットルームを通じて提供するステップでは、
前記サーバーが
前記運営中という情報と
前記オーディオチャットルームに参加できるインターフェースとを一緒に提供する
請求項
12に記載のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの運営方法。
【請求項14】
前記第2ユーザーから前記参加要請を受信するステップでは、
前記サーバーは
前記参加要請を
前記メッセージチャットルームを通じて受信する
請求項
12に記載のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの運営方法。
【請求項15】
ユーザー端末が掲示空間に掲示されたオーディオチャットルームに対するリンク情報を表示する
ステップ(但し、前記オーディオチャットルームは参加者の間のオーディオ情報を送受信することができるチャットルームである
。)と、
前記ユーザー端末が
前記リンク情報に対するインタラクションの入力を受け、サーバーに
前記オーディオチャットルームに対する参加要請を伝送する
ステップと、
前記ユーザー端末のユーザーが
前記オーディオチャットルームが従属されたメッセージチャットルームの参加者である場合、
前記ユーザー端末が相手端末のユーザーが発話者である情報が含まれるオーディオチャットルームを表示する
ステップ(但し、前記発話者は
前記オーディオチャットルームでオーディオ情報を他の参加者に伝送することができる
。)と、
前記ユーザー端末のユーザーが
前記メッセージチャットルームの参加者ではない場合、
前記ユーザー端末が
前記メッセージチャットルームの参加のためのページを表示する
ステップと、を含む、
メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの参加方法。
【請求項16】
前記ユーザー端末が
前記サーバーに
前記ページを通じて
前記メッセージチャットルームに対する参加要請を伝送する
ステップと、
前記サーバーが
前記メッセージチャットルームに対する参加要請を受諾すると、
前記ユーザー端末が
前記メッセージチャットルームと
前記オーディオチャットルームを通じて提供されるオーディオ情報を同時に表示する
ステップと、をさらに含む、
請求項
15に記載のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの参加方法。
【請求項17】
前記同時に表示する
ステップで
は、
前記ユーザー端末は
前記オーディオ情報を表示する画面を
前記メッセージチャットルームを表示する画面の上部に重なるように表示する、
請求項
16に記載のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの参加方法。
【請求項18】
前記オーディオチャットルームの運営が終了された場合、
前記ユーザー端末が
前記オーディオチャットルームの運営が終了されたという情報を表示する
ステップをさらに含む、
請求項
15に記載のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの参加方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はサーバーがメッセージチャットルームに従属されメッセージチャットルームの参加者が参加できるオーディオチャットルームを生成して、運営する方法およびこれを行うサーバーおよび端末に関するものである。
【背景技術】
【0002】
スマートフォン、タブレットPCおよびウェアラブルデバイスなど様々なスマート電子装置の普及と高速通信が可能な移動通信技術の発達により様々な形態のチャットサービスが提供されている。特に、最近には従来にメッセージの形態で参加者の間の情報が送受信されるメッセージチャットルームと異なり、参加者が入力するオーディオ情報がリアルタイムで他の参加者に共有できるオーディオチャットルームが多くのユーザーの興味を受けている。
【0003】
従来のオーディオチャットルームのサービスは運営中である複数のオーディオチャットルームがリストの形態でユーザーに提供されて、ユーザーは運営中であるオーディオチャットルームの大略的な情報(主題、参加者、生成日付)などを確認して該当のオーディオチャットルームに参加を要請する方式に運営されている。
【0004】
しかし、従来のチャットルームのサービスはオーディオチャットルームが他のメッセージチャットルームやインターネットコミュニティグループと連動されないという問題があった。したがって、すでに生成され複数の参加者が参加しているメッセージチャットルームの参加者らが自分たちのオーディオチャットルームを生成しようとすれば、該当のメッセージチャットルームと別に運営されるオーディオチャットルームを生成し運営しなければならない不便があった。
【0005】
このようにメッセージチャットルームと別に運営されるオーディオチャットルームの場合、メッセージチャットルームに参加している参加者の参加流入が難しく、オーディオチャットルームに参加できる参加者の資格を管理することも難しいという問題がある。
【0006】
したがって、既存にすでに生成されたメッセージチャットルームを参加者がオーディオチャットルームに容易に流入することができながら、オーディオチャットルームに参加できる参加者の資格も簡単な方法で管理することができるオーディオチャットルームの生成および運営方法に対するニーズがある状況である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【文献】韓国登録特許第10-1654261号公報
【文献】韓国登録特許第10―1979535号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明はメッセージチャットルームに従属されてメッセージチャットルームの参加者のみ参加できるオーディオチャットルームの生成方法を提供するのに目的がある。
【0009】
本発明はメッセージチャットルームに従属されたオーディオチャットルームに対して既存のメッセージチャットルームの参加者らをオーディオチャットルームに容易に流入させることができる。オーディオチャットルームの運営方法を提供するのに目的がある。
【0010】
本発明のユーザー端末が掲示空間に掲示されたリンク情報を通じてメッセージチャットルームに従属されたオーディオチャットルームに参加する方法を提供する方法を提供することに目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの運営方法は、サーバーが第1ユーザーおよび第2ユーザーが参加するメッセージチャットルームを通じて送受信されるメッセージを管理する段階、上記のサーバーが上記の第1ユーザーから上記のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成要請を受信する段階-上記のオーディオチャットルームは参加者の間のオーディオ情報を送受信できるチャットルームであり、上記のメッセージチャットルームの参加者のみ参加することができる-、上記のサーバーが上記の生成要請に応答して上記のオーディオチャットルームを生成する段階、上記のサーバーが上記の第2ユーザーに上記のオーディオチャットルームが運営中という情報を上記のメッセージチャットルームを通じて提供する段階、上記のサーバーが上記の第2ユーザーに上記のオーディオチャットルームが運営中という情報をメッセージチャットルームのリストを通じて提供する段階、上記のサーバーが上記の第2ユーザーから上記のオーディオチャットルームに対する参加要請を受信する段階および上記のサーバーが上記の第1ユーザーおよび第2ユーザーが参加するオーディオチャットルームを通じて送受信されるオーディオ情報を管理する段階を含む。
【0012】
本発明の一実施例において、上記の運営中という情報を上記のメッセージチャットルームを通じて提供する段階で、上記のサーバーが上記の運営中という情報と一緒に上記のオーディオチャットルームに参加できるインターフェースと一緒に提供することができる。
【0013】
本発明の一実施例において、上記の参加要請を受信する段階で、上記のサーバーは上記の参加要請を上記のメッセージチャットルームを通じて受信することができる。
【0014】
本発明の一実施例において、上記のサーバーが第3ユーザーから掲示空間に掲示された上記のオーディオチャットルームに対するリンク情報を通じて上記のオーディオチャットルームに対する参加要請を受信する段階をさらに含むことができる。
【0015】
本発明の一実施例において、上記のサーバーが上記のオーディオチャットルームの参加者の中のいずれか一人から上記のオーディオチャットルームに対するリンク情報の発給要請を受信する段階および上記のサーバーが上記の発給要請に応答して上記のオーディオチャットルームの参加者の中のいずれか一人に上記のリンク情報を提供する段階をさらに含むことができる。
【0016】
本発明の一実施例において、上記のサーバーが上記の第3ユーザーからの上記の参加要請に応答して、上記の第3ユーザーが上記のメッセージチャットルームをの参加者である場合、上記の第3ユーザーの上記のオーディオチャットルームに対する参加を受諾する段階をさらに含むことができる。
【0017】
本発明の一実施例において、上記のサーバーが上記の第3ユーザーからの上記の参加要請に応答して、上記の第3ユーザーが上記のメッセージチャットルームの参加者ではない場合、上記の第3ユーザーに上記のメッセージチャットルームの参加のための情報を提供する段階をさらに含むことができる。
【0018】
本発明の一実施例において、上記のサーバーが上記の第3ユーザーから上記のメッセージチャットルームに対する参加要請を受信すると、上記の第3ユーザーの上記のメッセージチャットルームおよび上記のオーディオチャットルームに対する参加を一緒に受諾する段階をさらに含むことができる。
【0019】
本発明の一実施例において、上記のサーバーが上記の第3ユーザーからの上記の参加要請に応答して、上記の第3ユーザーからの参加要請を受信する際、上記のオーディオチャットルームの運営が終了された場合、上記の第3ユーザーに上記のオーディオチャットルームの運営終了情報を提供する段階をさらに含むことができる。
【0020】
本発明の一実施例において、上記のサーバーが上記の第3ユーザーから上記のメッセージチャットルームに従属される他のオーディオチャットルームの生成に対する通知要請を受信する段階、および上記のサーバーが上記の通知要請に応答し上記のメッセージチャットルームに従属される他のオーディオチャットルームのが生成されると上記の第3ユーザーに通知を提供する段階をさらに含むことができる。
【0021】
本発明の一実施例において、上記のサーバーが上記のメッセージチャットルームの参加者の中でオーディオチャットルームの生成を要請することができる権限を有する参加者を他の参加者と区分して管理する段階-上記の第1ユーザーは上記の権限を有する参加者に該当する-、および上記のサーバーが上記の権限を有する参加者に上記のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成を要請することができるインターフェースを提供する段階をさらに含めて、上記の生成要請は上記の第1ユーザーの上記のインターフェースに対するインタラクションにより生成されたものであることができる。
【0022】
本発明の一実施例において、 上記のサーバーが上記のメッセージチャットルームの参加者の中でオーディオチャットルームの生成を要請することができる権限を有する参加者を他の参加者と区分し管理する段階-上記の第1ユーザーは上記の権限を有する参加者に該当し、上記の第2ユーザーは上記の他の参加者に該当する-、
上記のサーバーが上記の第2ユーザーから上記の第1ユーザーに上記のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成を要請する情報を受信する段階、および上記のサーバーが上記の第1ユーザーに上記のオーディオチャットルームの生成を要請する情報を提供する段階をさらに含むことができる。
【0023】
本発明の一実施例において、上記のサーバーが上記のメッセージチャットルームを通じて提供されるメッセージの中の少なくとも一部を上記のオーディオチャットルームを通じて上記のオーディオチャットルームの参加者に提供する段階をさらに含むことができる。
【0024】
本発明の一実施例において、上記のサーバーが上記の第2ユーザーから上記のオーディオチャットルームに参加していない状態で上記のオーディオチャットルームを通じて提供されるオーディオ情報の中の少なくとも一部の提供要請を受信する段階、および上記のサーバーが上記の提供要請に応答し上記のオーディオチャットルームを通じて提供されるオーディオ情報の中の少なくとも一部を上記の第2ユーザーに提供する段階をさらに含むことができる。
【0025】
本発明の一実施例において、上記のオーディオ情報の中の少なくとも一部は上記のサーバーが上記の提供要請を受信した時点を基準に予め定められた時間の間、上記のオーディオチャットルームの参加者に提供されるオーディオ情報であることができる。
【0026】
本発明のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの参加方法は、ユーザー端末が参加者のお互いの間に送受信されるメッセージが含まれたメッセージチャットルームを表示する段階、上記のユーザー端末が上記のメッセージチャットルームに相手端末のユーザーにより上記のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームが運営中という情報および上記のオーディオチャットルームに対する参加要請を伝送することができるインターフェースを表示する段階-上記のオーディオチャットルームは参加者の間のオーディオ情報を送受信できるチャットルームであり、上記のメッセージチャットルームの参加者のみ参加できる-、上記のユーザー端末が複数のメッセージチャットルームの情報が表示されるメッセージチャットルームのリストで上記のメッセージチャットルームに対応されるように上記のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームが運営中という情報を表示する段階、上記のユーザー端末が上記のインターフェースに対するインタラクションの入力を受け、サーバーに上記のオーディオチャットルームに対する参加要請を伝送する段階、上記のユーザー端末が上記の相手端末のユーザーが発話者である情報が含まれたオーディオチャットルームを表示する段階-上記の発話者は上記のオーディオチャットルームでオーディオ情報を他の参加者に伝送できる-、および上記のユーザー端末が上記のサーバーを通じて上記の相手端末から伝送されたオーディオ信号を受信し、上記の伝送されたオーディオ信号を出力する段階を含めて、上記の相手端末のユーザーおよび上記のユーザー端末のユーザーは上記のメッセージチャットルームの参加者であることができる。
【0027】
本発明のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの参加方法は、ユーザー端末が掲示空間に掲示されたオーディオチャットルームに対するリンク情報を表示する段階-上記のオーディオチャットルームは参加者の間のオーディオ情報を送受信することができるチャットルームである-、上記のユーザー端末が上記のリンク情報に対するインタラクションの入力を受け、サーバーに上記のオーディオチャットルームに対する参加要請を伝送する段階、上記のユーザー端末のユーザーが上記のオーディオチャットルームが従属されたメッセージチャットルームの参加者である場合、上記のユーザー端末が相手端末のユーザーが発話者である情報が含まれるオーディオチャットルームを表示する段階-上記の発話者は上記のオーディオチャットルームでオーディオ情報を他の参加者に伝送することができる-、および上記のユーザー端末のユーザーが上記のメッセージチャットルームの参加者ではない場合、上記のユーザー端末が上記のメッセージチャットルームの参加のためのページを表示する段階を含むことができる。
【0028】
本発明の一実施例において、 上記のユーザー端末が上記のサーバーに上記のページを通じて上記のメッセージチャットルームに対する参加要請を伝送する段階、および上記のサーバーが上記のメッセージチャットルームに対する参加要請を受諾すると、上記のユーザー端末が上記のメッセージチャットルームと上記のオーディオチャットルームを通じて提供されるオーディオ情報を同時に表示する段階をさらに含むことができる。
【0029】
本発明の一実施例において、上記の同時に表示する段階で、上記のユーザー端末は上記のオーディオ情報を表示する画面を上記のメッセージチャットルームを表示する画面の上部に重なるように表示することができる。
【0030】
本発明の一実施例において、上記のオーディオチャットルームの運営が終了された場合、上記のユーザー端末が上記のオーディオチャットルームの運営が終了されたという情報を表示する段階をさらに含むことができる。
【発明の効果】
【0031】
本発明はオーディオチャットルームがメッセージチャットルームに従属されて、メッセージチャットルームの参加者のみ参加できるオーディオチャットルームを生成し運営する方法を提供することができるというメリットがある。
【0032】
本発明はメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームに対して既存のメッセージチャットルームの参加者をオーディオチャットルームに容易に流入させることができるメリットがある。
【0033】
本発明はユーザー端末が掲示空間に掲示されたリンク情報を通じてメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームに容易に参加することができるというメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【
図1】本発明の一実施例によるサーバー、ユーザー端末およびこれと連結されるネットワークの環境の例を図示した図面である。
【
図2】本発明の一実施例によるメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの運営方法に関するフローチャートである。
【
図3-8】本発明のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの運営方法が行われることに従いユーザー端末に表示される例示画面を図示した図面である。
【
図9】本発明の他の実施例によるメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの運営方法に関するフローチャートである。
【
図10】本発明の他の一実施例によるメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの運営方法に関するフローチャートである。
【
図11-13】本発明のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの運営方法が行われることに従いユーザー端末に表示される例示画面を図示した図面である。
【
図14】本発明の一実施例によるメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成方法に関するフローチャートである。
【
図15-16】本発明の一実施例によるメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの参加方法に対するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0035】
以下、添付された図面を参考にして、本明細書に開示された実施例を詳しく説明するものの、図面符号に関係なく同一または類似な構成要素は同一な参考番号を付与し、これに対する重複される説明は省略するようにする。また、本明細書に開示された実施例を説明するのにおいて関連される公知技術に対する具体的な説明が本明細書に開示された実施例の要旨を不明瞭にすると判断される場合、その詳しい説明は省略する。
【0036】
第1、第2のように序数を含む用語は様々な構成要素を説明するのに用いることができるが、上記の構成要素は上記の用語により限定されることはない。上記の用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみ用いられる。
【0037】
単数の表現は文脈上明らかに異なる意味を持たない限り、複数の表現を含む。
【0038】
本出願で、説明される各段階は特別な因果関係により羅列された順序により行われるべきである場合を除く、羅列された順序と関係なく実行され得る。
【0039】
本出願で、「含む」または「有する」などの用語は明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらの組み合わせのものが存在することを指定するものであって、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせのもの存在または付加可能性を予め排除しないものとりかいするべきである。
【0040】
以下、添付された図面を参考に本発明について説明する。
図1は本発明の一実施例によるネットワーク環境の例を図示した図面である。
【0041】
図1に図示される本発明の一実施例によるネットワーク環境はサーバー10及びユーザー端末を含むことができる。ユーザー端末は第1端末20、第2端末30及び第3端末40を含むことができる。
【0042】
ネットワークは通信方式が制限されなく、ネットワークが含むことができる通信網(一例で、移動通信網、有線インターネット、無線インターネット、放送網)を活用する通信方式だけでなく近距離無線通信も含むことができる。
【0043】
サーバー10は命令、コード、ファイル、コンテンツ、サービスなどを提供するコンピューター装置または複数のコンピューター装置で実現されることができる。サーバー10はユーザー端末とネットワークを通じて通信し情報を送受信できるサーバー10であることができる。
【0044】
サーバー10はプロセッサ11、メモリ12及び通信部13を含むことができる。
【0045】
プロセッサ11はメモリ12及び通信部13の全般的な動作を制御しユーザー端末にメッセージチャットルーム及びオーディオチャットルームを通じたチャットサービスを提供して、チャットサービスと関連されるアプリケーションを実行することができる。
【0046】
メモリ12は保存媒体として機能を行い、サーバーで駆動される福栖の応用プログラム、サーバー10の動作のためのデータ及び命令語を保存することができる。一実施例で、メモリ12にはチャットサービスと関連され鵜アプリケーションが保存されることができる。
【0047】
このようなメモリ12はハードウェア的に、ROM、RAM、フラッシュドライブ、ハードドライブなどのような様々な保存機器の形態で備えられたり、ウェブストリッジ(webstorage)の形態で備えられたりすることができる。
【0048】
通信部13はネットワークを通じてユーザー端末と有・無線方式に通信することができる。
【0049】
本発明のサーバー10はユーザー端末を対象にメッセージチャットルームを通じるチャットサービスを提供することができる。サーバー10が提供するチャットサービスはメッセージチャットルーム及びオーディオチャットルームを通じて提供されるものである。
【0050】
詳しくは、サーバー10は参加者のお互いの間にメッセージを送受信できるメッセージチャットルームを提供する。ここで、メッセージはテキスト、イメージ、映像、音声、ファイル、連絡先の情報、位置情報および参加者の投票情報などを含む。メッセージチャットルームはチャットルームの生成者と生成者が招待した参加者のみ制限的に参加ができる非公開チャットルームおよびチャットルームの生成と招待以外にも掲示空間などに公開的に掲示されたリンク情報などを通じて参加ができる公開チャットルームがありうる。公開チャットルームのサービスの例示では株式会社カカオがカカオトーク(株式会社カカオの登録商標)を通じて提供するオープンチャット(株式会社カカオの登録商標)がある。このようなメッセージチャットルームは特定な関係を有する参加者が参加しているチャットルームであったり、特定なテーマに関するチャットルームであったりする。本発明はメッセージチャットルームの種類及び性格により権利範囲が制限されるものではない。
【0051】
場合によってメッセージチャットルームの参加者は予め定められた基準により権限が区分されていることができる。例えば、サーバー10はメッセージチャットルームの参加者をルーム長、運営者および一般参加者などに分けることができる。参加者を区分する種類(等級)は様々に変更され定めることができる。
【0052】
また、本発明のサーバー10はユーザーの端末を対象にオーディオチャットルームを通じたオーディオ情報共有サービスを提供することができる。オーディオチャットルームは参加者の間のオーディオ情報を送受信できるチャットルームを意味する。ここで、オーディオ情報は参加者の端末機を通じて入力を受けた音声、音響または音楽などの情報であることができる。オーディオチャットルームを通じて参加者が入力した音声情報などがリアルタイムで他の参加者に共有されることができる。このような方式のオーディオ情報の共有は上述したメッセージチャットルームで録音された音声ファイルが共有され、共有を受けた参加者が音声ファイルを再生して聴取することと異なり参加者の発話と同時にリアルタイムで他の参加者にオーディオ情報が共有されるという点に差がある。オーディオチャットルームであっても送受信する情報がオーディオ情報のみに制限されるものではない。参加者はオーディオチャットルームを通じてオーディオ情報ではないテキスト、イメージ、映像、ファイル、連絡先情報、位置情報および参加者の投票情報などを送受信することもできる。オーディオチャットルームサービスの例示では株式会社カカオが提供するウム(mm)(株式会社カカオの登録商法)およびアルファエクスプロレーション(Alpha Exploration Co.)が提供するクラブハウス(Clubhouse)などがある。
【0053】
オーディオチャットルームの参加者は資格が発話者と聴取者に分けることができる。発話者はオーディオチャットルームで自分が入力したオーディオ情報をオーディオチャットルームの参加者に伝送することができる。聴取者は発話者と異なり自分が入力したオーディオ情報を他の参加者に伝送する権限はなく、ただ、発話者のオーディオ情報を受信して聴取することのみできる。参加者の資格はオーディオチャットルームの運営者またはサーバーの運営方針に従い変更できる。すなわち、例えば、聴取者であった参加者は自分の申し込みなどにより発話者に変更されることもできる。
【0054】
以下、本明細書ではメッセージチャットルームとオーディオチャットルームのをお互いに区分される他のチャットルームであることで説明する。
【0055】
本発明のサーバーはメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームを生成して運営することができる。メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームはメッセージチャットルームの参加者のみ参加することができる。したがって、もしメッセージチャットルームの参加者ではないユーザーがメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームへ参加を要請する場合、該当のユーザーはまずメッセージチャットルームに参加しなければならない。
【0056】
本発明のサーバーはメッセージチャットルームに従属されて生成されたオーディオチャットルームに参加できる複数の方法を提供する。まず、サーバーはメッセージチャットルームを通じて提供されるインターフェースを通じてオーディオチャットルームに参加できる方法を提供することができる。また、サーバーは掲示空間に掲示されたリンク情報を通じてオーディオチャットルームに参加できる方法を提供することができる。
【0057】
ユーザー端末は第1端末20、第2端末30および第3端末40を含むことができる。ユーザー端末はコンピューター装置で実現される固定型端末であったり、移動型端末であることができる。一例で、ユーザー端末はスマートフォン(smart phone)、携帯電話、タブレットPC、コンピューター、ノートパソコン、PDA(Personal Digital Assistants)などを含むことができる。一例で、ユーザー端末は無線または有線通信方式を用いてネットワークを通じてサーバー10または他のユーザー端末と通信することができる。
【0058】
このようなユーザー端末はユーザーにより用いることができる。ユーザーとはユーザー端末のユーザーであることもできるが、サーバー10が提供するチャットサービス(メッセージチャットルームサービス及びオーディオチャットルームサービスを含む)にユーザーと登録されたアカウントを意味することもできる。したがって、サーバー10がどのような情報をユーザーに伝送する意味はサーバー10に登録されたユーザーのアカウントを通じてユーザー端末に伝送することを意味することができる。
【0059】
ユーザー端末は通信部、入力部、出力部、メモリおよびプロセッサを含むことができる。
【0060】
通信部はサーバー10または他の端末と有・無線方式で通信することができる。
【0061】
入力部はユーザーの操作および入力行為により様々な情報の入力を受けることができる。このような入力部はタッチスクリーンモジュール、キーボード、マウス、ボタン、カメラ、スタイラスペンまたはマイクロフォンなどができる。
【0062】
ユーザー端末は入力部を通じてユーザーのインタラクションの入力を受けることができる。インタラクションとはユーザーが入力部を操作してユーザーの選択または意図などが反映された情報をユーザー端末に入力することを意味する。例えば、インタラクションはタッチスクリーンのタッチ、マウスのクリック、キーボードのタイピング、マイクロフォンの音の入力、カメラのイメージの撮影、動作センサーの動作認識などができる。
【0063】
出力部は様々な情報を出力することができる。出力部はディスプレー装置、スピーカー、振動発生装置および触覚発生装置などができる。場合によって、出力部はユーザー端末と有線または無線通信(例えば、ブルートゥース(登録商標)などの近距離無線通信)で連結され、信号の伝達を受けて出力する装置(例えば、ブルートゥースイヤホン)でありうる。
【0064】
メモリは保存媒体として機能を行い、ユーザー端末で駆動される複数の応用プログラム、ユーザー端末の動作のためのデータおよび命令語を保存することができる。このようなメモリはハードウェア的に、ROM、RAM、フラッシュドライブ、ハードドライブなどのような様々な保存機器の形態で備えられたり、ウェブストリッジ(webstorage)の形態で具備されたりすることができる。
【0065】
一実施例で、メモリにはメッセージチャットルームサービス及びオーディオチャットルームサービスと関連されるアプリケーションが保存されることができる。
【0066】
プロセッサは通信部、入力部、出力部およびメモリの全般的な動作を制御してメッセージチャットルームサービス及びオーディオチャットルームサービスと関連されるアプリケーションを実行することができる。
【0067】
第1端末20のユーザーはメッセージチャットルームの参加者であり、オーディオチャットルームを生成するユーザーであることができる。第1端末20はオーディオチャットルームの生成要請と関連されるインターフェースを表示することができる。オーディオチャットルームの生成要請と関連されるインターフェースはメッセージチャットルームに進入した状態で提供を受けることができる。第1端末20のユーザーはこのようなインターフェースに対するインタラクションを入力して、メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成要請をサーバーに伝送することができる。
【0068】
サーバーによるメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームが生成されると、第1端末20のユーザーはオーディオチャットルームの発話者の役割を行うことができる。詳しくは、第1端末20が入力を受けたオーディオ情報をオーディオチャットルームの他の参加者に伝送することができる。
【0069】
第2端末30のユーザーはメッセージチャットルームの参加者であり、メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームへの参加を要請することができる。第2端末30のユーザーは既にメッセージチャットルームの参加者なので、別のメッセージチャットルームの参加過程なく、直ちにオーディオチャットルームに参加することができる。
【0070】
第1端末20または第2端末30はサーバーからオーディオチャットルームに対するリンク情報の提供を受けて掲示空間に掲示することができる。第3端末40はサーバーにリンク情報を通じてオーディオチャットルームに対する参加要請を伝送することができる。第3端末40はメッセージチャットルームの参加者ではないこともある。この場合、第3端末40はまずメッセージチャットルームに参加してから、その後にオーディオチャットルームに参加しなければならない。
【0071】
以下、説明の便宜のために第1端末20のユーザーを第1ユーザー、第2端末30のユーザーを第2ユーザー、第3端末40のユーザーを第3ユーザーと称する。
【0072】
以下、
図2を参考にして、本発明のサーバーがメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームを運営する方法について説明する。
【0073】
段階S110で、サーバー10はメッセージチャットルームを通じて送受信されるメッセージを管理する。ここで、メッセージチャットルームは第1ユーザー及び第2ユーザーが参加したチャットルームである。サーバー10は第1ユーザーまたは第2ユーザーがサーバー10に伝送したメッセージをメッセージチャットルームを通じてメッセージチャットルームの参加者に提供することができる。
【0074】
段階S120で、サーバー10は第1ユーザーからメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成要請を受信することができる。ここで、オーディオチャットルームがメッセージチャットルームに従属されるということはメッセージチャットルームの参加者のみオーディオチャットルームに参加できることを意味する。本実施例で第1ユーザー及び第2ユーザーはすべてメッセージチャットルームの参加者であるので、これに従属されるオーディオチャットルームに参加できる。
【0075】
サーバー10はメッセージチャットルームの参加者の中の一部のみにメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成要請の権限を付与することができる。詳しくは、サーバー10はメッセージチャットルームのルーム長または運営スタッフで区分された参加者のみメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成要請権限を付与することができる。ここで、第1ユーザーはメッセージチャットルームのルーム長または運営スタッフであり、メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成要請権限を有することができる。
【0076】
第1端末20(第1ユーザーの端末)はメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成を要請することができるインターフェースを表示することができる。このようなインターフェースは第1端末20でメッセージチャットルームに進入した後のみに提供を受けることができる。第1端末20は第1ユーザーからこのようなインターフェースに対するインタラクションの入力を受けオーディオチャットルームの生成要請情報を生成する。このようなオーディオチャットルームの生成要請情報はサーバー10に伝送される。
【0077】
S130で、サーバー10は段階S120の生成要請に応答してメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームを生成する。初めに生成されたオーディオチャットルームはオーディオチャットルームの生成を要請した第1ユーザーが発話者に事例されていることができる。そして、初めに生成されたオーディオチャットルームは第1ユーザーが唯一な参加者である状態で生成されることができる。
【0078】
段階S140で、サーバー10は第2ユーザーにオーディオチャットルームが運営中である情報をメッセージチャットルームを通じて提供する。第2ユーザーはメッセージチャットルームの参加者であるので、上述した運営中である情報をメッセージチャットルームを通じて受信することができる。
【0079】
オーディオチャットルームが運営中である情報は現在メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームが運営中であることを通知する情報である。段階S140でサーバー10は第2ユーザーにこのような運営中である情報と一緒に運営中であるオーディオチャットルームに参加できるインターフェースを提供することができる。例えば、参加できるインターフェースで運営中という情報と一緒にオーディオチャットルームに参加できる参加ボタンが提供されることができる。また、参加できるインターフェースで運営中という情報が表示されたメッセージをタッチする機能が提供されることができる。
【0080】
このような運営中という情報はメッセージチャットルームに様々な形態で提供できる。例えば、このような運営中という情報はメッセージチャットルームにメッセージの形態に提供できる。詳しくは、このような運営中という情報はメッセージチャットルームで第1ユーザーが発話下メッセージの形態で提供できる。このようなメッセージの形態の運営中という情報は後続の他のメッセージが該当のメッセージチャットルームを通じて提供されると表示される位置が変更されることができる。
【0081】
また、例えば、このような運営中という情報はメッセージチャットルームに固定メッセージの形態で提供されることができる。ここで、固定メッセージの形態はメッセージチャットルームの一部の指定された領域に表示されて、後続の他のメッセージが表示されても表示される位置が変更されない形態を意味する。
【0082】
場合によって、段階S140で、サーバー10は第2ユーザーにオーディオチャットルームの運営中という情報をチャットルームのリストで該当するメッセージチャットルームに対応される形態で提供することもできる。第2ユーザーは複数のメッセージチャットルームの情報が表示されたチャットルームのリストを表示できる。運営中という情報はこのようなチャットルームのリストでオーディオチャットルームが従属されるメッセージチャットルームに対応されるように表示できる。
【0083】
場合によって段階S140で、サーバー10は第2ユーザーにオーディオチャットルームの運営中という情報をメッセージチャットルームと関連されるさらに様々な形態で提供できる。例えば、第2端末30(第2ユーザーの端末)はこのような運営中という情報をプッシュ通知または状態通知などの形態で表示できる。
【0084】
第2ユーザーは第2端末30でこのような運営中という情報が表示される方式を選択または制御できる。例えば、第2ユーザーは第2端末30でこのような運営中という情報メッセージが受信されるが、プッシュ通知及び状態通知は提供されないように設定することができる。このようなメッセージ及び通知の受信の可否はメッセージチャットルーム毎に別に設定することもできる。
【0085】
段階S150で、サーバー10は第2ユーザーからオーディオチャットルームに対する参加要請を受信する。第2ユーザーは様々な方法でオーディオチャットルームに対する参加要請を伝送することができる。詳しくは、上述したように運営中という情報と一緒に提供されるインターフェースを通じてオーディオチャットルームに対する参加要請を生成することができる。また、後述するリンク情報を通じてオーディオチャットルームに対する参加要請を生成することができる。
【0086】
段階S150の以降にサーバー10は第2ユーザーのオーディオチャットルームに対する参加を受諾することができる。先に説明したように、第2ユーザーはオーディオチャットルームが従属されるメッセージチャットルームの参加者であるためオーディオチャットルームに参加できる。場合によって、オーディオチャットルームの参加者の総員制限など別の他の制限要因がある場合には第2ユーザーのオーディオチャットルームに対する参加が拒絶されることができるが、このような特別な事情がなければ、第2ユーザーのオーディオチャットルームに対する参加要請は受諾するようにする。
【0087】
段階S160で、サーバー10は第1ユーザー及び第2ユーザーが参加したオーディオチャットルームを通じて送受信されるオーディオ情報を管理する。詳しくは、サーバー10は第1ユーザーから受信したオーディオ情報を第2ユーザーを含む 他のオーディオチャットルームの参加者に伝送する。これを通じて第1ユーザーは発話者として自分が入力したオーディオ情報を他のオーディオチャットルームの参加者に共有でき、第2ユーザーは第1ユーザーのオーディオ情報の共有を受けることができる。
【0088】
以下、
図3ないし
図6を参考にして、
図2を参考にし上述したサーバー10がメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームを運営する方法の具体的な実施形態を説明する。
【0089】
図3は第1端末20がメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成要請を行う画面を図示したものである。
図3を参考にすれば、第1端末20はメッセージチャットルーム310の画面を表示していることができる。メッセージチャットルーム310にはメッセージチャットルームの参加者の間に送受信されるメッセージが表示できる。これはサーバー10が段階S110を行う結果により表示されることでありうる。
【0090】
第1端末20はメッセージチャットルーム310が表示している状態で、第1ユーザーからメッセージチャットルームの追加機能表示に対するインタラクションを受信すれば、追加機能メニューウィンドウ320を表示できる。追加機能メニューウィンドウ320は元のメッセージチャットルームが表示されている領域の中の一部の領域に表示できる。
図3の(a)には例示的にメッセージチャットルームの中のキーボードが表示される領域に追加機能メニューウィンドウが表示されるものが図示されている。
【0091】
第1端末20は追加機能メニューウィンドウ320に関連機能の中の一つでオーディオチャットルームの生成のボタン321が表示できる。第1端末20は第1ユーザーからボタン321に対するインタラクションの入力を受けることができる。
【0092】
ここで、オーディオチャットルームの生成のボタン321はユーザーがメッセージチャットルームでどのような権限の付与を受けたのかによって選択的に表示できる。すなわち、本実施例で第1ユーザーはメッセージチャットルームでルーム長または運営者に該当し、サーバー10に該当のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成要請をすることができる権限を有する参加者である。したがって、第1端末20にはオーディオチャットルームの生成のボタン321が表示されるものである。
【0093】
一方、第2ユーザーはこのようなオーディオチャットルームの生成要請ができる権限を有していない参加者であることもできる。このような場合、第2端末30にはオーディオチャットルームの生成のボタン321が表示されない。このような場合については、
図7を参考にして以下でさらに詳しく説明する。
【0094】
第1端末20が第1ユーザーからボタン321に対するインタラクションの入力を受けると、オーディオチャットルームを生成するための追加情報を要請する画面330が表示できる。詳しくは、
図3の(b)に図示されるように、オーディオチャットルームのタイトルを設定する画面が表示できる。第1端末20は該当画面のインターフェース331を通じてオーディオチャットルームのタイトルの入力を受けることができる。もし、サーバー10は別のオーディオチャットルームのタイトルを伝送を受けていない場合、オーディオチャットルームのタイトルをメッセージチャットルームのタイトルを同一に生成できる。
【0095】
また、
図3の(b)に図示するように、プレリスニングの許容を問う画面332が表示できる。オーディオチャットルームのプレリスニング機能と関連される内容は以下の
図8を参考にしてさらに詳しく説明する。
【0096】
図3の(b)に図示するように、第1端末20が第1ユーザーからオーディオチャットルーム作りボタンに対するインタラクションの入力を受けると、第1端末20はオーディオチャットルームの生成要請情報をサーバー10に伝送するようになる。サーバー10はこのように伝送されたオーディオチャットルームの生成要請情報を受信して段階S120を行うようになる。
【0097】
図4は第1端末20及び第2端末30が表示するオーディオチャットルームの画面を図示したものである。ここでオーディオチャットルームはサーバー10が段階S130を行った結果によって生成されたものであることができる。
【0098】
第1端末20及び第2端末30がオーディオチャットルームに進入すると、
図4のようなオーディオチャットルームの画面が表示できる。オーディオチャットルームの画面には発話者の情報410と聴取者の情報420が区分され含まれることができる。
図4を参考にすれば、第1ユーザーが発話者と指定されており、第1ユーザーが聴取者と指定されていることを確認できる。
【0099】
図5は第1端末20または第2端末30がメッセージチャットルームにオーディオチャットルームが運営中という情報が表示された画面を図示したものである。このような運営中という情報はサーバー10が段階S140を行った結果により表示されたものである。
【0100】
メッセージチャットルームにはメッセージチャットルームの参加者が伝送した複数の発話メッセージが表示できる。このような発話メッセージはプロフィール、参加者のID、参加者の名前などが一緒に表示され、発話メッセージの発話者が表示できる。
図5には第1ユーザーの発話メッセージ530に第1ユーザーのプロフィール521が一緒に表示されて、第2ユーザーの発話メッセージ540に第2ユーザーのプロフィール541が一緒に表示されたものが図示されている。
【0101】
オーディオチャットルームが運営中という情報はメッセージチャットルームに様々な形態で表示できる。まず、運営中という情報510はメッセージチャットルームにメッセージの形態で表示できる。このように表示される運営中という情報のメッセージ510は他のメッセージチャットルームのメッセージと同一な形態で表示される。したがって、運営中という情報のメッセージ510が表示された以降に他のメッセージがメッセージチャットルームを通じて表示されると運営中という情報のメッセージ510が表示される位置が変更できる。複数の他のメッセージがチャットルームを通じて表示されると、運営中という情報のメッセージ510は最も最近のメッセージが表示される画面から押し出されることもありうる。
【0102】
このような運営中という情報のメッセージ510はオーディオチャットルームを生成したユーザーの発話の形態で表示できる。
図5を参考にすれば、運営中という情報のメッセージ510は第1ユーザーのプロフィール531と一緒に表示され、第1ユーザーの発話メッセージの形態で表示されることがわかる。
【0103】
また、運営中という情報のメッセージ520はメッセージチャットルームに固定メッセージの形態で表示できる。メッセージチャットルームに固定メッセージの形態で表示されるということは、メッセージチャットルームの一部指定された領域に表示され、後続の他のメッセージが表示されても表示される位置が変更されないことを意味する。このような固定メッセージはメッセージチャットルームの公知事項を表示することで用いる場合が多いものの、運営中という情報がこれと類似な形態で表示されるものである。
【0104】
第1端末20または第2端末30は運営中という情報と一緒に運営中であるオーディオチャットルームに参加できるインターフェースを提供できる。
図5を参考にすれば、運営中という情報520と一緒にオーディオチャットルームに参加できる参加ボタン521が提供されることがわかる。そして、運営中という情報のメッセージ510もタッチまたはクリックなどのインタラクションの入力が可能なインターフェースで提供できる。
【0105】
ここで、第1端末20または第2端末30が運営中であるオーディオチャットルームに参加できるインターフェースに対する第1ユーザーまたは第2ユーザーのインタラクションの入力を受けると、サーバー10にオーディオチャットルームに対する参加要請を伝送するようになる。サーバー10はこのように伝送されたオーディオチャットルームに対する参加要請を受信して段階S150を行うようになる。
【0106】
図6は第1端末20または第2端末30がメッセージチャットルームのリスト610にオーディオチャットルームが運営中という情報620が表示される画面を図示したものである。このような運営中という情報はサーバー10が段階S410を行う時点で追加的に行った結果により表示できる。
【0107】
第1ユーザーまたは第2ユーザーは複数のメッセージチャットルームに参加されている状態である。第1端末20または第2端末30はこのような複数のメッセージチャットルームをリスト6110で羅列し表示することができる。第1ユーザーまたは第2ユーザーのこのようなメッセージチャットルームのリスト610に羅列されたメッセージチャットルームの中のいずれか一つを選択して、選択したメッセージチャットルームに進入することになる。
【0108】
オーディオチャットルームが運営中という情報621はメッセージチャットルームのリスト610で該当のオーディオチャットルームが従属されるメッセージチャットルームに対応される位置620に表示されるようになる。これを通じて第1ユーザーまたは第2ユーザーは自分が参加した複数のメッセージチャットルームの中の現在これに従属されたオーディオチャットルームが運営中であるメッセージチャットルームが何かを容易に把握することができる。
【0109】
第1端末20または第2端末30は運営中という情報と一緒に運営中であるオーディオチャットルームに参加できるインターフェースを提供できる。例えば、第1ユーザーまたは第2ユーザーは運営中という情報が表示される部分621に対するインタラクションを入力して、オーディオチャットルームに参加することを要請できる。第1端末20または第2端末30はこれに対応し、サーバー10に第1ユーザーまたは第2ユーザーのオーディオチャットルームに対する参加要請を伝送するようになる。サーバー10はこのように伝送されたオーディオチャットルームに対する参加要請を受信して段階S150を行うようになる。
【0110】
以下、
図7ないし
図9を参考にして
図2を参考し、上述したサーバー10がメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームを運営する方法の追加的な特徴について説明する。
【0111】
図7は第1端末30が他のユーザーにメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成要請を行う画面を図示したものである。
図7を参考にすれば、第2端末30はメッセージチャットルームの画面710を表示していることができる。メッセージチャットルームにはメッセージチャットルームの参加者の間に送受信されるメッセージ530、540が表示できる。この上述した段階S110に対応される結果であることができる。
【0112】
第2端末30はメッセージチャットルーム710を表示している状態で第2ユーザーからメッセージチャットルームの関連機能表示と関連されるインタラクションを受信すると、関連機能メニューウィンドウ720を表示することができる。関連機能メニューウィンドウ720は元のメッセージチャットルーム710が表示されている領域の中の一部の領域に表示されることができる。
図7には例示的にメッセージチャットルームの中のキーボードが表示される領域に関連機能メニューウィンドウが表示されることが図示されている。
【0113】
第2端末30は関連機能メニューウィンドウ720に関連機能の中の一つでルーム長にオーディオチャットルーム生成要請ボタン721が表示できる。ここで、オーディオチャットルーム生成ボタン721はユーザーがメッセージチャットルームでどのような権限の付与を受けたのかによって選択的に表示できる。すなわち、本実施例で第2ユーザーが参加したメッセージチャットルームのルーム長または運営者ではないので、直接サーバー10にメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成要請ができる権限を有していない参加者であることもありうる。このような場合、第2ユーザーはボタン721が提供する機能を用いて、メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成要請ができる権限を有する他のユーザー(例えば、第1ユーザー)にオーディオチャットルームの生成を要請することができる。
【0114】
第2端末30は第2ユーザーからボタン721に対するインタラクションの入力を受けることができる。サーバー10はこのようなインタラクションによる情報を受信して、第1端末20に第ユーザーが該当のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成を要請したという情報を伝送することができる。
【0115】
このような機能を通じてメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成要請を試みることができるというメリットがある。
【0116】
図8は第2端末30がメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームを通じて提供あれるオーディオ情報をプレリスニング機能を行う画面を図示したものである。
【0117】
図8を参考にすれば、メッセージチャットルームの参加者は該当のメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームが運営中である場合、オーディオチャットルームに参加していない状態でも予め定められた範囲内でオーディオチャットルームを通じて提供されるオーディオ情報の提供を受けることができる。
【0118】
ここで、提供を受けることができるオーディオ情報は予め定められた時間範囲で定められていることができる。例えば、オーディオチャットルームに参加していない状態でも1分の期間の間オーディオ情報を予め聞くことができる方式である。このようなチャットルームに参加していない状態でもオーディオ情報を予め聞くことができる機能(プレリスニング機能)は、該当オーディオチャットルームの生成者または運営者が設定する方式で活性化が決定できる。
図3の(b)にはこのようなプレリスニング機能を活性化するかの可否を選択するインターフェース332が図示されている。
【0119】
図8を参考にすれば、第2端末30は現在運営中であるオーディオチャットルームのプレリスニング機能を始めることができるインターフェース830を提供できる。インターフェース830は現在オーディオチャットルームが運営中という情報820と一緒に表示できる。第2ユーザーはこのようなインターフェース830に対するインタラクションを入力して、プレリスニング機能が遂行中であることを通知する画面840をメッセージチャットルームを表示する画面810の上部に重なるように(PIP、Picture-In-Picture方式で)表示できる。
【0120】
このようなプレリスニング機能を通じてユーザーはオーディオチャットルームに参加するという負担なく簡単な方式でオーディオチャットルームを通じて提供を受けることができるオーディオ情報の一部を確認することができるメリットがある。
図9はサーバー10がオーディオチャットルームを予め受信した条件により生成する機能を説明するためのフローチャートである。
【0121】
段階S910は
図2に図示される段階S120に含まれる段階であることができる。段階S910で、サーバー10は第1ユーザーからオーディオチャットルームを生成する条件に関する情報を受信することができる。ここで、オーディオチャットルームを生成する条件とは、メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームを生成するための先行条件を意味する。
【0122】
例えば、オーディオチャットルームを生成する条件とは、明日午後8時にオーディオチャットルームを生成するということができる。また、オーディオチャットルームを生成する条件とは、メッセージチャットルームの参加者が100名を達成するとオーディオチャットルームを生成するということができる。
【0123】
段階S910で、サーバー10は段階S910の生成要請及び条件に関する情報をメッセージチャットルームを通じてメッセージチャットルームの参加者に提供することができる。このような生成要請及び条件に関する情報はメッセージチャットルームのメッセージ形態または固定メッセージ形態で表示されることができる。
【0124】
段階S930は
図2に図示される段階S130に含まれる段階であることができる。段階S930で、サーバー10は段階S910の条件が満たされる場合、上記のオーディオチャットルームを生成することができる。これのため、サーバー10は段階S910の条件が満たされるかの可否を持続的にモニタリングしなければならない。そして、サーバー10は段階S910の条件が満たされると、別の第1ユーザーの要請がなくても自動にオーディオチャットルームを生成することができる。場合によってサーバーはこのようなオーディオチャットルームの生成事実をオーディオチャットルームが従属されるメッセージチャットルームを通じてメッセージチャットルームの参加者に提供できる。
【0125】
図面に別に図示されていないが、サーバー10はメッセージチャットルームを通じて提供されたメッセージの中の少なくとも一部をメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームを通じてオーディオチャットルームの参加者に提供することもできる。
【0126】
例えば、メッセージチャットルームを通じて特定なイメージを含むメッセージが提供されたと仮定しよう。以降オーディオチャットルームの参加者が上記の特定なイメージを言及しようとする場合、オーディオチャットルームの参加者はオーディオチャットルームで上記の特定なイメージを再びアップロードする必要なくメッセージチャットルームに提供された該当のイメージが含まれたメッセージを呼び込むことができる。サーバー10はこのような呼び込む要請に対応し、該当のメッセージをオーディオチャットルームを通じてオーディオチャットルームの参加者に提供することができる。
【0127】
このような機能を通じて、オーディオチャットルームの参加者はオーディオチャットルームが従属されるメッセージチャットルームを通じて提供されたメッセージに接近して、容易な方法でこれを他のオーディオチャットルームの参加者に提供することができるというメリットがある。
【0128】
以下、
図10を参考にして本発明のサーバー10がメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームを運営する方法に追加的な実施例について説明する。
【0129】
段階S1010で、サーバー10はオーディオチャットルームの参加者の中のいずれか一人からオーディオチャットルームに対するリンク情報の発給要請を受信する。ユーザー端末でリンク情報を通じると、ユーザー端末がサーバー10にオーディオチャットルームの参加要請を伝送することができる。
【0130】
オーディオチャットルームが従属されるメッセージチャットルームに対するリンク情報が別に存在することができる。このような場合、オーディオチャットルームに対するリンク情報とメッセージチャットルームに対するリンク情報はお互いに区分される別のリンク情報であることができる。したがって、あるユーザー端末でオーディオチャットルームに対するリンク情報を通じてサーバーに接続すると、これはオーディオチャットルームに対する参加要請をすることに該当する。オーディオチャットルームに参加するためにメッセージチャットルームに参加していることが先行されなければならないということは以下でさらに説明する。一方で、あるユーザー端末でメッセージチャットルームに対するリンク情報を通じてサーバーに接続することになれば、これはオーディオチャットルームでないメッセージチャットルームに対する参加要請をすることに該当する。したがって、このような参加要請が受諾されると、ユーザーはメッセージチャットルームを通じてオーディオチャットルームが運営中という情報の提供を受けることができるが、オーディオチャットルームには参加していない状態であることができる。
【0131】
ここで、リンク情報はオーディオチャットルームにつながるリンクに対する情報を意味することができる。例えば、リンク情報はCustom URL Scheme、http URL、QR code、強調表示されるテキスト、アイコンなどの形態を有することができる。Custom URL Schemeはアプリケーションを実行させるリンク情報の形態であることができる。http URLは予め決定されたウェブページに連結するリンク情報の形態であることができる。OR codeは白黒格子柄パターンで情報を表現する2次元バーコードであり、例えば、予め決定されたウェブページに連結する情報を含むことができる。強調表示されるテキストはテキストの形態を有するが、全体または一部のテキストを外形が変形されたもので、予め決定されたウェブページに連結するリンク情報を含むことができる。アイコンは事物、施設、形態、概念などを容易に認知できるようにする象徴的な図で表した絵文字を意味するもので、予め定められたウェブページに連結する情報を含むことができる。
【0132】
段階S1020で、サーバー10は段階S1010の発給要請に応答してオーディオチャットルームの参加者の中のいずれか一人にリンク情報を提供する。リンク情報は参加者の端末にテキスト情報の形態に提供されることもでき、参加者の端末のクリップボードメモリにすぐ保存される形態で提供できることもある。
【0133】
以降、段階S1030の以前にオーディオチャットルームのリンク情報は任意の掲示空間に掲示されることができる。例えば、段階S1020でリンク情報の提供を受けるオーディオチャットルームの参加者はこれを任意の掲示空間に掲示することができる。また、場合によってサーバー10はオーディオチャットルームのリンク情報を様々な形態で任意の掲示空間に掲示できる。ここで、任意の掲示空間は他のメッセージチャットルーム、インターネットコミュニティの掲示文及びメッセージチャットルームまたはオーディオチャットルームを紹介するウェブページなどがなりうる。
【0134】
段階S1030で、サーバー10は第2ユーザーから掲示空間に掲示されたリンク情報を通じてオーディオチャットルームに対する参加要請を受信する。
【0135】
段階S1040で、サーバー10は第3ユーザーがメッセージチャットルームの参加者であるかの可否を判断する。
【0136】
段階S1040で第3ユーザーがメッセージチャットルームの参加者であると判断されれば、段階S1050が行われる。段階S1050で、サーバー10は第3ユーザーのオーディオチャットルームに対する参加を受諾する。これによりサーバー10は第3ユーザーが参加したオーディオチャットルームを通じて送受信されるオーディオ情報を管理することができる。そして、サーバー10は第3端末40(第3ユーザーの端末)に
図4に表示されるものと類似なオーディオチャットルームの画面を提供することができる。ただ、ここでオーディオチャットルームの画面には第3ユーザーの発話者または聴取者に指定されたという情報が含まれることができる。
【0137】
段階S1040で第3ユーザーがメッセージチャットルームの参加者ではないと判断されれば、段階S1060が行われる。段階S1060で、サーバー10は第3ユーザーにメッセージチャットルームの参加のための情報を提供する。ここで、メッセージチャットルームの参加のための情報はメッセージチャットルームのタイトル、参加条件、生成時期及びすでに参加している参加者の情報などが含まれることができる。また、メッセージチャットルームの参加のための情報は第3ユーザーが該当のメッセージチャットルームで用いるプロフィールを選択または生成するインターフェースを含むことができる。詳しくは、メッセージチャットルームの参加のための情報は第3ユーザーが既存に用いていたプロフィールを用いてメッセージチャットルームに参加するかまたは新しく生成したプロフィールを用いてメッセージチャットルームに参加するかを決定するインターフェースを含むことができる。
【0138】
段階S1070で、サーバー10は第3ユーザーからメッセージチャットルームに対する参加要請を受信する。ここで、メッセージチャットルームに対する参加要請の段階S1060で第3ユーザーに提供されるインターフェースを通じてサーバー10に伝送される情報である。
【0139】
段階S1080で、サーバー10は特に第3ユーザーの参加を拒絶する理由がなければ、第3ユーザーのメッセージチャットルーム及びオーディオチャットルームに対する参加を一緒に受諾する。したがって、段階S1080の以降に第3ユーザーはメッセージチャットルームの参加者でありながら、オーディオチャットルームの参加者になる。
【0140】
段階S1090で、サーバー10は第3ユーザーにメッセージチャットルームを通じて提供されるメッセージとオーディオチャットルームを通じて提供されるオーディオ情報を同時に一緒に提供する。すなわち、サーバー10は第3ユーザーに視覚的な情報としてはメッセージチャットルームを通じて提供されるメッセージを提供することができ、これと同時に聴覚的な情報としてはオーディオチャットルームを通じて提供されるオーディオ情報を提供することができる。場合によって、第3端末40にはメッセージチャットルームが表示される画面の一部の領域にオーディオ情報が提供されていることを通知する表示ウィンドウが重なるように表示されることができる。
【0141】
以下、
図11ないし
図13を参考にして、
図10を参考にし、上述したサーバー10がメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームを運営する方法の具体的な実施形態を説明する。
【0142】
図11は第1端末20または第2端末30がサーバーにオーディオチャットルームに対するリンク情報の発給を要請する画面を図示したものである。
【0143】
図11を参考にすれば、第1端末20または第2端末30はリンク情報を発給することを要請するインターフェース1110及びリンク情報を共有することを要請するインターフェース1120が表示できる。第1端末20または第2端末30はリンク情報を発給することを要請するインターフェース1110に対する第1ユーザーまたは第2ユーザーのインタラクションの入力を受けると、オーディオチャットルームに対するリンク情報の発給を要請する情報を伝送するようになる。サーバー10はこのようにオーディオチャットルームに対するリンク情報の発給要請を受信して段階S1010を行うようになる。以降、サーバー10は第1端末20または第2端末30にリンク情報をテキスト情報の形態で提供できる。これはサーバー10が段階S1020を行うことに該当する。
【0144】
そして、第1ユーザーまたは第2ユーザーがリンク情報を共有することを要請するインターフェース1120に対するインタラクションを入力する場合、サーバー10は第1ユーザーまたは第2ユーザーが指定した掲示空間にリンク情報を共有することができる。
【0145】
図12は第1端末20が掲示空間にオーディオチャットルームに対するリンク情報を掲示した画面を図示したものである。
【0146】
図12を参考にすれば、第1端末20が掲示空間としてオーディオチャットルームが従属されるメッセージチャットルームではない他のメッセージチャットルーム1210にリンク情報1220を掲示したものが図示されている。メッセージチャットルーム1210にはリンク情報1220に対するサムネイル情報1230が表示されることができる。他のメッセージチャットルーム1210の参加者は掲示されたリンク情報1220を通じてサーバー10にオーディオチャットルームに対する参加を要請することができる。
【0147】
図13は第3端末40がサーバー10からメッセージチャットルームを通じて提供されるメッセージとオーディオチャットルームを通じて提供されるオーディオ情報を同時に一緒に提供を受ける画面を図示したものである。
【0148】
図13を参考にすれば、第3ユーザーがオーディオチャットルームに対するリンク情報を通じてオーディオチャットルームが従属されるメッセージチャットルームに参加した場合、メッセージチャットルームを通じて提供されるメッセージとオーディオチャットルームを通じて提供されるオーディオ情報を同時に一緒に提供を受けることができる。このような場合、第3端末40はオーディオ情報が提供中であることを通知する画面1330をメッセージチャットルームを表示する画面1310の上部に重なるように表示することができる。また、メッセージチャットルームにオーディオチャットルームが運営中という情報がメッセージの形態1320で表示されることができる。
【0149】
図面に図示されていないが、第3ユーザーがリンク情報を通じて参加要請をしたが、オーディオチャットルームの運営が終了された場合がありうる。このような場合、サーバー10は第3ユーザーへオーディオチャットルームの運営終了情報を提供することができる。
【0150】
具体的に、サーバー10は第3ユーザーからの参加要請に応答して、第3ユーザーからの参加要請を受信する時、オーディオチャットルームの運営が終了された場合がありうる。
【0151】
このような場合に、第3ユーザーがメッセージチャットルームの参加者であると判断されれば、サーバー10はひとまず第3端末40をメッセージチャットルームのページにランディングさせ、このランディングページでオーディオチャットルームの運営終了情報を提供することができる。
【0152】
一方で、第3ユーザーがメッセージチャットルームの参加者ではないと判断されれば、サーバー10はひとまず第3端末40をメッセージチャットルームの参加のための情報が含まれたページにランディングさせ、このランディングでオーディオチャットルームの運営終了情報を提供することができる。
【0153】
このように、サーバー10が第3ユーザーから参加要請を受信する際に、オーディオチャットルームの運営が終了された場合、サーバー10は第3ユーザーから該当のメッセージチャットルームに従属される他のオーディオチャットルームが生成される場合、これに対する通知の要請を受信することができる。以降、サーバー10は該当のメッセージチャットルームに従属される他のオーディオチャットルームが生成される場合、第3ユーザーへ通知を提供することができる。
【0154】
以下、
図14を参考にしてユーザー端末がメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームを生成する方法を説明する。説明の便意のためにこれを説明しながら、
図2ないし
図13を参考にして説明した内容と重複される内容の中の一部は詳しい説明を省略する。
【0155】
段階S1410で、ユーザー端末は参加者のお互いの間に送受信されるメッセージが含まれたメッセージチャットルームを表示する。ここで、ユーザー端末のユーザーはメッセージチャットルームのルーム長または運営スタッフであり、メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成要請権限を有することができる。
【0156】
段階S1420で、ユーザー端末はメッセージチャットルームが表示されている一部の領域にメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成要請と関連されるインターフェースを表示する。
【0157】
段階S1430で、ユーザー端末は上記のインターフェースに対するインタラクションの入力を受け、サーバー10へオーディオチャットルームの生成要請を伝送する。
【0158】
上述した段階S1410、段階S1420及び段階S1430に対する具体的な実施画面は
図3に図示されている。
【0159】
段階S1440で、ユーザー端末はユーザーが発話者であるという情報が含まれたオーディオチャットルームを表示する。
【0160】
段階S1450で、ユーザー端末はオーディオチャットルームに相手端末のユーザーが参加したという情報を表示する。相手はオーディオチャットルームに聴取者として参加できる。ここで、ユーザー及び相手はすべてオーディオチャットルームが従属されたメッセージチャットルームの参加者である。
【0161】
段階S1460で、ユーザー端末がユーザー端末に送信されるオーディオ信号の入力を受け、サーバー10に上記の入力を受けたオーディオ信号を伝送する。
【0162】
上述した段階S1440、段階S1450及び段階S1460に対する具体的な実施画面は
図4に図示されている。
【0163】
以下、
図15を参考にして、ユーザー端末がメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームに参加する方法を説明する。説明の便意のためにこれを説明しながら、
図2ないし
図13を参考にして説明した内容と重複される内容の中の一部は詳しい説明を省略する。
【0164】
段階S1510で、ユーザー端末は参加者のお互いの間に送受信されるメッセージが含まれたメッセージチャットルームを表示する。
【0165】
段階S1520で、ユーザー端末はメッセージチャットルームに相手端末のユーザーによりメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームが運営中という情報及び上記のオーディオチャットルームに対する参加要請を伝送できるインターフェースを表示する。
【0166】
段階S1530で、ユーザー端末はインターフェースに対するインタラクションの入力を受け、サーバー10へオーディオチャットルームに対する参加要請を伝送する。
【0167】
上述した段階S1510、段階S1520及び段階S1530に対する具体的な実施画面は
図5及び
図6に図示されている。
【0168】
段階S1540で、ユーザー端末は相手端末のユーザーが発話者であるという情報が含まれたオーディオチャットルームを表示する。
【0169】
段階S1550で、ユーザー端末はサーバー10を通じて、相手端末から伝送されたオーディオ信号を受信して、上記の伝送されたオーディオ信号を出力する。
【0170】
上述した段階S1540及び段階S1550に対する具体的な実施画面は
図4に図示されている。
【0171】
以下、
図16を参考にして、ユーザー端末がメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームに参加する方法を説明する。説明の便意のためこれを説明しながら、
図2ないし
図13を参考にして説明した内容と重複される内容の中の一部は詳しい説明を省略する。
【0172】
段階S1610で、ユーザー端末は掲示空間に掲示されたオーディオチャットルームに対するリンク情報を表示する。これはユーザー端末が任意のメッセージチャットルームまたはインターネット掲示板などの画面を出力しながら、その画面に上述したオーディオチャットルームに対するリンク情報が含まれている状況であることができる。
【0173】
段階S1620で、ユーザー端末はリンク情報に対するユーザーのインタラクションの入力を受け、サーバー10へオーディオチャットルームに対する参加要請を伝送する。
【0174】
以降、ユーザー端末が行う段階はユーザーが上記のオーディオチャットルームが従属されたメッセージチャットルームの参加者であるかの可否によって異なるようになる。
【0175】
ユーザーが上記のオーディオチャットルームが従属されたメッセージチャットルームの参加者である場合、サーバー10はユーザーの参加要請を受諾し、ユーザー端末は段階S1630を行う。段階S1630で、ユーザー端末はユーザー端末のユーザーが発話者である情報が含まれたオーディオチャットルームを表示する。
【0176】
上述した段階S1630に対する具体的な実施画面は
図4に図示されている。
【0177】
ユーザーは上記のオーディオチャットルームが従属されたメッセージチャットルームの参加者ではない場合、ユーザー端末は段階S1640、段階S1650及び段階S1660を行う。
【0178】
段階S1640で、ユーザー端末はメッセージチャットルームの参加のためのページを表示する。
【0179】
段階S1650で、ユーザー端末はサーバー10に上記のページを通じてメッセージチャットルームに対する参加要請を伝送する。サーバー10は特にユーザーの参加を拒絶する理由がなければ、ユーザーのメッセージチャットルーム及びオーディオチャットルームに対する参加を一緒に受諾する。
【0180】
段階S1660で、サーバー10がメッセージチャットルームに対する参加要請を受諾すると、ユーザー端末がメッセージチャットルームとオーディオチャットルームを通じて提供されるオーディオ情報を同時に表示する。
【0181】
上述した段階S1660に対する具体的な実施画面は
図12に図示されている。
【0182】
以上、上述したメッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームを運営する方法、メッセージチャットルームに従属されるオーディオチャットルームの生成および参加方法によれば、オーディオチャットルームが特定なメッセージチャットルームに従属され運営できるというメリットがある。メッセージチャットルームはテーマ、参加者の構成などにより定められる固有の特性を有することができる。オーディオチャットルームがこのようなメッセージチャットルームに従属される場合、オーディオチャットルームもメッセージチャットルームの特性と繋がって固有の特性を有するというメリットがある。
【0183】
また、オーディオチャットルームがメッセージチャットルームに従属されているため、すでにメッセージチャットルームに参加した参加者らがオーディオチャットルームに参加することを誘導できるというメリットがある。合わせて、メッセージチャットルームの参加者のみがオーディオチャットルームに参加できるからオーディオチャットルームの参加者の資格や条件を制限できるというメリットがある。
【0184】
本発明の各実施例に開示された技術的な特徴は該当の実施例のみ限定されるものではなく、お互いに両立不可能ではない以上、各実施例に開示された技術的な特徴はお互いに異なる実施例に併合され適用することができる。
【0185】
したがって、各実施例ではそれぞれの技術的な特徴を中心に説明するが、各技術的な特徴がお互いに両立ふかのうではない以上、お互いに併合され適用することができる。
【0186】
本発明は上述した実施例および添付した図面に限定されるものではなく、本発明が属する分野で通常の知識を有する者の観点から様々な修正または変更ができるであろう。したがって、本発明の範囲は本明細書の請求の範囲だけでなく、この請求の範囲と均等なものによって定められるべきである。
【符号の説明】
【0187】
10:サーバー
20:第1端末
30:第2端末
40:第3端末