(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-30
(45)【発行日】2024-09-09
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/0207 20230101AFI20240902BHJP
G06Q 30/0282 20230101ALI20240902BHJP
【FI】
G06Q30/0207 352
G06Q30/0282
(21)【出願番号】P 2023219239
(22)【出願日】2023-12-26
【審査請求日】2023-12-26
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】504301432
【氏名又は名称】株式会社カカクコム
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】香西 利彦
(72)【発明者】
【氏名】河田(菅原) 菜美
(72)【発明者】
【氏名】木村 拓己
【審査官】大野 朋也
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2023/063013(WO,A1)
【文献】特開2019-211833(JP,A)
【文献】特開2014-135026(JP,A)
【文献】特開2012-037333(JP,A)
【文献】特開2018-097389(JP,A)
【文献】国際公開第2005/024688(WO,A1)
【文献】特開2008-242408(JP,A)
【文献】特開2013-200739(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
施設に関する施設情報であって前記施設の所在地に関する所在地情報を含む施設情報を記憶する記憶部と、
ユーザの端末を用いた特定の操作に関する位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記ユーザによる前記施設情報の閲覧に関する閲覧情報を取得する閲覧情報取得部と、
前記閲覧情報に基づく所定の条件が満たされ、かつ、前記位置情報によって示される前記位置が前記所在地情報によって示される前記所在地から所定範囲内である場合、前記ユーザによって閲覧された前記施設情報が示す特定の施設を前記ユーザが利用したと判断する判断部と、
を備え
、
前記位置情報取得部は、前記位置情報として、
前記端末を用いて画像の撮像が行われた位置を示す撮像位置情報であって前記画像の画像データに含まれる撮像位置情報、又は、
前記端末にインストールされた所定のアプリケーションを起動したとき又は起動終了したときの前記端末の位置を示す起動位置情報
を取得する、情報処理装置。
【請求項2】
前記閲覧情報は、前記ユーザによって閲覧された前記施設情報を示す閲覧履歴情報を含み、
前記所定の条件は、前記閲覧履歴情報によって示される直近に閲覧された所定数の施設情報に、前記特定の施設を示す施設情報が含まれることである、
請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記判断部は、前記閲覧履歴情報によって示される直近に閲覧された所定数の施設情報に、前記特定の施設を示す施設情報が含まれ、かつ、前記位置が前記所在地から所定範囲内である、複数の施設が存在する場合、前記複数の施設のうちで前記施設情報が直近に閲覧された一つの施設を前記ユーザが利用したと判断する、
請求項2記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記閲覧情報は、前記ユーザによる前記施設情報の閲覧に関するステータスを示すステータス情報を含み、
前記所定の条件は、前記ステータス情報によって示される前記ステータスが閲覧中であることである、
請求項1記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記閲覧情報は、前記施設情報を閲覧した前記ユーザによって前記端末を用いて実施された操作に関する操作情報を含み、
前記所定の条件は、特定の操作が前記ユーザによって実施されたことが前記操作情報によって示されることである、
請求項1記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記判断部によって前記ユーザが前記特定の施設を利用したと判断された場合、前記ユーザに対して、前記特定の施設の評価に関する情報の入力を促す入力促進情報を出力する出力部、
を更に備える
請求項1記載の情報処理装置。
【請求項7】
情報処理装置が、
施設に関する施設情報であって前記施設の所在地に関する所在地情報を含む施設情報を記憶し、
ユーザの端末を用いた特定の操作に関する位置を示す位置情報を取得し、
前記ユーザによる前記施設情報の閲覧に関する閲覧情報を取得し、
前記閲覧情報に基づく所定の条件が満たされ、かつ、前記位置情報によって示される前記位置が前記所在地情報によって示される前記所在地から所定範囲内である場合、前記ユーザによって閲覧された前記施設情報が示す特定の施設を前記ユーザが利用したと判断する、
情報処理方法
であって、
前記位置情報は、
前記端末を用いて画像の撮像が行われた位置を示す撮像位置情報であって前記画像の画像データに含まれる撮像位置情報、又は、
前記端末にインストールされた所定のアプリケーションを起動したとき又は起動終了したときの前記端末の位置を示す起動位置情報
である、情報処理方法。
【請求項8】
情報処理装置を、
施設に関する施設情報であって前記施設の所在地に関する所在地情報を含む施設情報を記憶する記憶
部、
ユーザの端末を用いた特定の操作に関する位置を示す位置情報を取得する位置情報取得
部、
前記ユーザによる前記施設情報の閲覧に関する閲覧情報を取得する閲覧情報取得
部、
前記閲覧情報に基づく所定の条件が満たされ、かつ、前記位置情報によって示される前記位置が前記所在地情報によって示される前記所在地から所定範囲内である場合、前記ユーザによって閲覧された前記施設情報が示す特定の施設を前記ユーザが利用したと判断する判断
部、として機能させるための情報処理プログラムであって、
前記位置情報取得部は、前記位置情報として、
前記端末を用いて画像の撮像が行われた位置を示す撮像位置情報であって前記画像の画像データに含まれる撮像位置情報、又は、
前記端末にインストールされた所定のアプリケーションを起動したとき又は起動終了したときの前記端末の位置を示す起動位置情報
を取得する、
情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、特定の施設の所在地と、端末から取得された画像データに含まれる撮像位置情報とに基づいて、当該端末のユーザが特定の施設を利用したか否かを判断し、当該ユーザが当該特定の施設を利用したと判断された場合に、当該ユーザに対して所定の情報を出力することが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、施設を特定するための施設特定情報と、画像データに含まれる撮像位置情報とをユーザ端末から受信する受信処理部と、前記施設特定情報が示す施設の所在地と前記撮影位置情報が示す撮影位置とが一致又は予め定められた範囲内である場合に、前記施設で利用可能な特典を示す特定情報を前記ユーザ端末に送信する送信処理部と、を備える特典付与装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特定の施設の所在地及び上記撮像位置情報のみで上記ユーザが特定の施設を利用したか否かを判断する場合、上記ユーザが特定の施設を実際に利用していないのに、当該特定の施設を利用したと誤って判断する恐れがあり、当該ユーザによって当該特定の施設が利用されたか否かの判断精度が必ずしも高くないという問題点がある。
【0006】
本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであって、ユーザによって特定の施設が利用されたか否かの判断精度を向上可能な情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る情報処理装置は、施設に関する施設情報であって前記施設の所在地に関する所在地情報を含む施設情報を記憶する記憶部と、ユーザの端末を用いた特定の操作に関する位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、前記ユーザによる前記施設情報の閲覧に関する閲覧情報を取得する閲覧情報取得部と、前記閲覧情報に基づく所定の条件が満たされ、かつ、前記位置情報によって示される前記位置が前記所在地情報によって示される前記所在地から所定範囲内である場合、前記ユーザによって閲覧された前記施設情報が示す特定の施設を前記ユーザが利用したと判断する判断部と、を備える。
【0008】
本開示の他の態様に係る情報処理方法は、情報処理装置が、施設に関する施設情報であって前記施設の所在地に関する所在地情報を含む施設情報を記憶し、ユーザの端末を用いた特定の操作に関する位置を示す位置情報を取得し、前記ユーザによる前記施設情報の閲覧に関する閲覧情報を取得し、前記閲覧情報に基づく所定の条件が満たされ、かつ、前記位置情報によって示される前記位置が前記所在地情報によって示される前記所在地から所定範囲内である場合、前記ユーザによって閲覧された前記施設情報が示す特定の施設を前記ユーザが利用したと判断する。
【0009】
本開示の他の態様に係る情報処理プログラムは、情報処理装置を、施設に関する施設情報であって前記施設の所在地に関する所在地情報を含む施設情報を記憶する記憶部と、ユーザの端末を用いた特定の操作に関する位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、前記ユーザによる前記施設情報の閲覧に関する閲覧情報を取得する閲覧情報取得部と、前記閲覧情報に基づく所定の条件が満たされ、かつ、前記位置情報によって示される前記位置が前記所在地情報によって示される前記所在地から所定範囲内である場合、前記ユーザによって閲覧された前記施設情報が示す特定の施設を前記ユーザが利用したと判断する判断部と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本開示の一態様によれば、ユーザによって特定の施設が利用されたか否かの判断精度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本実施形態に係る情報処理システム1の概略構成を示す図である。
【
図2】本実施形態に係る情報処理システム1を構成する各装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【
図3】本実施形態に係る情報処理装置10の機能構成の一例を示す図である。
【
図4】本実施形態に係る施設情報の一例を示す図である。
【
図5】本実施形態に係る閲覧情報の一例を示す図である。
【
図6】本実施形態に係る入力促進情報の表示画面の一例を示す図である。
【
図7】本実施形態に係る閲覧履歴情報の表示画面の一例を示す図である。
【
図8】本実施形態に係る画像一覧情報の表示画面の一例を示す図である。
【
図9】本実施形態に係る撮像位置情報に基づく動作の一例を示す図である。
【
図10】本実施形態に係る撮像位置情報に基づく動作の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に、本発明の一実施形態における情報処理システムについて、図面を参照して詳細に説明する。また、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付して表している。
【0013】
(構成)
<概略構成>
図1は、本実施形態に係る情報処理システム1の概略構成を示す図である。
図1に示すように、情報処理システム1は、情報処理装置10と、ユーザの端末20と、情報処理装置10及び端末20が接続されるネットワーク30と、を含んで構成される。なお、
図1は例示にすぎず、図示するものに限られない。例えば、ネットワーク30に不図示の構成が接続されていてもよい。
【0014】
情報処理装置10は、特定のサービスのユーザによって特定の施設が利用されたか否かの判断を行う。情報処理装置10は、一以上の情報処理装置であってもよい。ここで、特定の施設は、例えば、飲食店、運動施設(例えば、ジム等)、宿泊施設(例えば、ホテル、旅館等)、美容施設(例えば、ヘアサロン、ネイルサロン、エステサロン等)の美容施設、又は、小売店等であるが、これらに限られず、ユーザによって利用され得るどのような施設であってもよい。なお、特定の施設は、建物を有していなくともよく、スタンド(例えば、カフェスタンド)、屋台、又は、移動販売車(例えば、キッチンカー、フードトラック等)等、ユーザに特定のサービスを提供可能な設備であってもよい。また、特定の施設の「利用」とは、特定の施設においてユーザが特定のサービスの提供を受けることに限られず、特定の施設に関する行動(例えば、行列に並ぶ、予約する、当該施設に興味を示した等)をユーザが行うことを含んでもよい。
【0015】
また、特定のサービスとは、例えば、ユーザから入力された特定の施設の評価に関する情報(以下、「評価情報」)に基づいて、特定の施設の評価を行うサービスであるが、これに限られない。また、当該サービスでは、ユーザによる特定の施設の予約の管理、及び、当該ユーザに対する施設の推薦に関する情報(以下、「リコメンド情報」という)の少なくとも一つが提供されてもよい。
【0016】
端末20は、施設を利用するユーザの端末であり、例えば、スマートフォン、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレット等である。なお、
図1では、単一の端末20が示されるが、情報処理システム1が複数のユーザそれぞれの複数の端末20を含んでもよいことは勿論である。端末20には、所定のアプリケーションがインストールされてもよい。また、端末20は、画像の撮像機能を有し、撮像された画像に関するデータ(以下、「画像データ」という)を生成してもよい。また、ネットワーク30は、無線及び/又は有線のネットワークである。
【0017】
<ハードウェア構成>
図2は、本実施形態に係る情報処理システム1を構成する各装置のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理システム1を構成する各装置(例えば、情報処理装置10及び端末20の各々)は、演算装置に相当するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ11と、記憶装置12と、送受信装置13と、入出力装置14とを有する。これらの各構成は、バスを介して相互にデータ送受信可能に接続される。
【0018】
プロセッサ11は、例えば、CPUであり、情報処理システム1内の各装置を制御する。プロセッサ11は、プログラムを記憶装置12から読み出して実行することで、本実施形態で説明する各種の処理を実行してもよい。情報処理システム1内の各装置は、一以上のプロセッサ11を備えていてもよい。また、当該各装置は、コンピュータと呼ばれてもよい。
【0019】
記憶装置12は、例えば、メモリ、HDD(Hard Disk Drive)及び/又はSSD(Solid State Drive)等のストレージから構成される。記憶装置12は、プロセッサ11による処理の実行に必要な各種情報(例えば、プロセッサ11によって実行される情報処理プログラム等)を記憶してもよい。
【0020】
送受信装置13は、ネットワーク30を介して通信を行う装置であり、例えば、ネットワークカード、通信モジュール、チップ、アンテナ等を含んでもよい。送受信装置13は、ネットワーク30を介して各種情報を送信する送信部、及び/又は、ネットワーク30を介して各種情報を受信する受信部を構成してもよい。
【0021】
入出力装置14は、例えば、キーボード、タッチパネル、マウス、マイク、ディスプレイ及びスピーカの少なくとも一つを含む。入出力装置14は、各種情報の入力を受け付ける入力部と、各種情報を出力する出力部、及び、各種情報を表示する表示部の少なくとも一つを構成してもよい。
【0022】
撮像装置15は、例えば、カメラを含み、被写体を撮像した画像の画像データを取得する。なお、情報処理装置10及び端末20の少なくとも一方は、撮像装置15を備えていなくてもよい。
【0023】
以上説明したハードウェア構成は一例に過ぎない。情報処理システム1内の各情報処理装置は、
図2に記載したハードウェアの一部が省略されていてもよいし、
図2に記載されていないハードウェアを備えていてもよい。また、
図2に示すハードウェアが一以上のチップにより構成されていてもよい。
【0024】
<機能構成>
図3は、本実施形態に係る情報処理装置10の機能構成の一例を示す図である。なお、
図3は例示にすぎず、情報処理装置10は不図示の構成を備えてもよいし、一部の構成を備えていなくてもよいことは勿論である。
【0025】
図3に示すように、情報処理装置10は、記憶部101、位置情報取得部102、閲覧情報取得部103、判断部104及び出力部105を備える。なお、これらの機能構成は、
図3に示すプロセッサ11によって実行される情報処理プログラム、記憶装置12、送受信装置13及び入出力装置14の少なくとも一部によって実現される。
【0026】
記憶部101は、施設に関する情報(以下、「施設情報」という)を記憶する。
図4は、本実施形態に係る施設情報の一例を示す図である。
図4に示すように、施設情報は、当該施設の所在地に関する情報(以下、「所在地情報」)を含む。施設情報は、当該施設の識別子(以下、「施設ID」という)、当該施設の名称、当該施設の評価に関する情報(以下、「評価情報」という)の少なくとも一つを含んでもよい。なお、
図4は例示にすぎず、所在地情報は、例えば、緯度及び経度であってもよく、当該施設の位置を特定可能などのような情報であってもよい。また、評価情報も数値に限られず、ユーザによって投稿される口コミ等を含んでもよい。また、施設情報は、施設に関する不図示の情報を含んでもよい。
【0027】
また、施設情報は、不図示の当該施設に関する画像データ、当該施設のアピール、キャンペーン及びお勧めの少なくとも一つに関する情報、当該施設のアクセスに関する情報等を含んでもよい。このように、施設情報は、端末20を用いてWebページ又は所定のアプリケーションを介してユーザによって閲覧される、施設に関するどのような情報であってもよい。
【0028】
位置情報取得部102は、ユーザの端末20を用いた特定の操作に関する位置を示す情報(以下、「位置情報」という)を取得する。ここで、当該特定の操作は、例えば、端末20を用いた画像の撮像、端末20にインストールされた所定のアプリケーションの起動、特定の施設までのルート検索動作、特定のURLへのアクセス等であるが、これに限られず、端末20を用いたどのような操作であってもよい。
【0029】
具体的には、位置情報取得部102は、当該位置情報として、端末20を用いて画像の撮像が行われた位置を示す情報(以下、「撮像位置情報」という)を取得してもよい。当該撮像位置情報は、当該画像の画像データ(例えば、Exif情報)に含まれる。当該画像データは、端末20で撮像された複数の画像の画像データの中から、当該画像が撮像された日及び/又は時刻(以下「撮像日時」という)及び当該画像の内容の少なくとも一つに基づいて選択されたものであってもよい。例えば、撮像日時が施設の営業時間内である画像の画像データや、当該画像の内容が施設に関する内容(例えば、施設で提供される食べ物)である画像データが、選択されてもよい。
【0030】
また、位置情報取得部102は、当該位置情報として、施設情報の閲覧用のアプリケーションであって端末20にインストールされたアプリケーションが起動された状態における端末20の位置を示す情報(以下、「起動位置情報」という)を取得してもよい。起動された状態は、起動したとき、起動中又は起動終了時であればよい。
【0031】
また、位置情報取得部102は、取得された位置情報をユーザ情報と関連付けて記憶部101に記憶させてもよい。
【0032】
閲覧情報取得部103は、ユーザによる施設情報の閲覧に関する閲覧情報を取得する。具体的には、閲覧情報取得部103は、webブラウザ、施設情報の閲覧用のアプリケーションと連携して、当該閲覧情報を取得してもよい。閲覧情報は、(1)ユーザにより閲覧された施設情報を示す情報(以下、「閲覧履歴情報」という)、(2)ユーザによる施設情報の閲覧に関するステータスを示す情報(以下、「ステータス情報」という)、及び、(3)前記施設情報を閲覧した前記ユーザによって前記端末を用いて実施された操作に関する情報(以下、「操作情報」という)の少なくとも一つを含んでもよい。
【0033】
(1)閲覧履歴情報は、例えば、ユーザが施設情報を閲覧した日及び時刻の少なくとも一つ(以下、「日時」という)を示す情報(以下、「閲覧日時情報」という)、及び、当該施設情報の閲覧期間を示す情報(以下、「閲覧期間情報」という)の少なくとも一つを含んでもよい。なお、閲覧日時情報は、例えば、当該ユーザが当該施設情報の閲覧を開始した日時であってもよいが、これに限られず、閲覧を終了した日時、又は、閲覧を開始した日時及び終了した日時の双方等であってもよい。
【0034】
(2)ステータス情報は、ユーザが特定の施設の施設情報の閲覧中であるか否かを示してもよいし、又は、ユーザが施設情報の閲覧のためのアプリケーションを起動中であるか否かを示してもよい。なお、当該アプリケーションを起動中であることは、施設情報の閲覧中と言い換えることもできる。例えば、ステータス情報は、ユーザによって閲覧された施設の施設情報(例えば、施設ID)と、当該施設情報によるユーザの閲覧のステータスを示す情報を含んでもよい。閲覧情報取得部103は、ステータス情報をユーザ情報と関連付けて記憶部101に記憶させてもよい。
【0035】
(3)操作情報は、例えば、施設情報を閲覧したユーザによって当該施設情報が示す特定の施設に関する操作(例えば、予約)が実施されたか否かを示してもよい。
【0036】
図5は、本実施形態に係る閲覧情報の一例を示す図である。なお、
図5では、閲覧情報が(1)閲覧履歴情報、(2)ステータス情報及び(3)操作情報を含むが、これらの少なくとも一つを含めばよく、不図示の閲覧に関する情報を含んでもよい。
図5に示すように、閲覧情報取得部103は、閲覧情報をユーザ情報(例えば、ユーザID等)及び施設情報(例えば、施設ID等)と関連付けて記憶部101に記憶させてもよい。なお、閲覧情報は、
図5に示すような態様(複数のユーザの閲覧情報をまとめて記憶部101に記憶する態様)で管理しなくともよく、例えば、端末20側で、その端末のユーザの閲覧情報のみ保持・管理するようにしてもよい。この場合、閲覧情報取得部103は、判断部104による判断対象となるユーザの閲覧情報を端末20から取得し、記憶部101にユーザ情報及び施設情報と関連付けて記憶してもよいし、記憶しなくともよい。
【0037】
例えば、
図5では、ユーザ「A」による施設#1の閲覧時間が3分(3m)であり、当該施設#1の施設情報の閲覧が終了しており、当該ユーザ「A」によって施設#1の施設情報の閲覧後に予約操作が行われたこと等が示される。また、ユーザ「B」による施設#3の施設情報の閲覧が閲覧日時「YYYY/MM/DD HH/MM/SS」に開始され、閲覧中であること等が示される。なお、
図5は、例示にすぎず、ユーザ情報、施設情報及び閲覧情報は、図示するものに限られない。
【0038】
判断部104は、閲覧情報取得部103によって取得された閲覧情報と、位置情報取得部102によって取得された位置情報と、に基づいて、ユーザが特定の施設を利用したか否かを判断する。具体的には、判断部104は、閲覧情報取得部103によって取得された閲覧情報に基づく所定の条件が満たされ、かつ、位置情報取得部102によって取得された位置情報によって示される位置が記憶部101に記憶された所在地情報によって示される所在地から所定範囲内である場合、ユーザによって閲覧された施設情報が示す特定の施設をユーザが利用したと判断する。当該所定範囲は、例えば、当該所在地から30m以内であるが、これに限られない。
【0039】
ここで、閲覧情報に基づく所定の条件は、例えば、以下の少なくとも一つの場合に満たされてもよい。
(i)閲覧情報が、ユーザによって閲覧された施設情報を示す閲覧履歴情報を含み、当該閲覧履歴情報によって示される直近に閲覧された所定数の施設情報に、当該特定の施設の施設情報が含まれる場合
(ii)閲覧情報が、ユーザによる施設情報の閲覧に関するステータスを示すステータス情報を含み、当該ステータス情報によって示されるステータスが閲覧中である場合
(iii)閲覧情報は、施設情報を閲覧したユーザによって端末20を用いて実施された操作に関する操作情報を含み、特定の操作(例えば、予約操作)がユーザによって実施されたことが当該操作情報によって示される場合
【0040】
なお、条件(i)が満たされるとは、閲覧履歴情報によって示される直近に閲覧された所定数の施設情報に特定の施設の施設情報が含まれことである。例えば、ユーザが施設Xの施設情報を閲覧していたとしても、直近(例えば、所定時間や所定の閲覧回数の間)に閲覧された所定数の施設情報に施設Xの施設情報が含まれない場合、条件(i)は満たされないことになる。条件(i)が満たされ(すなわち、閲覧履歴情報によって示される直近に閲覧された所定数の施設情報に特定の施設の施設情報が含まれ)、かつ、位置情報によって示される位置が所在地情報が示す所在地から所定範囲内である、複数の施設が存在する場合、判断部104は、当該複数の施設のうちで当該施設情報が直近に閲覧された一つの施設をユーザが利用したと判断してもよい。
【0041】
出力部105は、判断部104によってユーザが特定の施設を利用したと判断された場合、ユーザに対して、当該特定の施設の評価に関する情報(以下、「評価情報」という)の入力を促す情報(以下、「入力促進情報」という)を出力してもよい。
【0042】
図6は、本実施形態に係る入力促進情報の表示画面の一例を示す図である。
図6に示す入力促進情報は、出力部105から情報処理装置10の送信部を介して端末20に送信され、端末20の表示部に表示される。
図6に示すように、入力促進情報は、判断部104によってユーザが利用したと判断された特定の施設(ここでは、施設「aaaa」)についての評価情報の入力を促すものであってもよい。当該入力促進情報に基づいて端末20の入力部を介してユーザからの評価情報の入力を受け付ける。当該評価情報は、端末20の送信部を介して情報処理装置10に送信され、情報処理装置10の受信部を介して受信される。
【0043】
また、出力部105は、記憶部101にユーザ情報と関連付けて記憶される閲覧履歴情報を当該ユーザ情報が示すユーザに出力してもよい。また、出力部105は、当該閲覧履歴情報に関連付けられた施設情報を出力してもよい。例えば、出力部105は、当該閲覧履歴情報及び施設情報の少なくとも一方を、情報処理装置10の送信部を介して端末20に送信してもよい。なお、出力部105から端末20に出力される情報は、これらに限られず、上記評価情報及び上記リコメンド情報等が含まれてもよい。
【0044】
図7は、本実施形態に係る閲覧履歴情報の表示画面の一例を示す図である。
図7に示す閲覧履歴情報は、出力部105から情報処理装置10の送信部を介して端末20に送信され、端末20の表示部に表示される。例えば、
図7において、出力部105は、ユーザ「A」によって閲覧された直近2つの施設「aaaa」及び「bbbb」の施設情報を示す閲覧履歴情報を記憶部101から取得して、ユーザ「A」に出力する。
図7に示すように、閲覧履歴情報には、施設「aaaa」及び「bbbb」の施設情報の閲覧日を示す閲覧日時情報が含まれてもよい。また、当該施設「aaaa」及び「bbbb」それぞれの評価情報「3.63」及び「3.29」が表示されてもよい。このように、端末20の表示部には、閲覧履歴情報と、当該閲覧履歴情報によって示される当該施設「aaaa」及び「bbbb」の施設情報と、が表示されてもよい。
【0045】
また、出力部105は、位置情報取得部102によって端末20から取得された撮像位置情報を含む画像データが示す画像の一覧に関する情報(以下、「画像一覧情報」という)を当該端末20のユーザに出力してもよい。
【0046】
図8は、本実施形態に係る画像一覧情報の表示画面の一例を示す図である。
図8に示す画像一覧情報は、出力部105から情報処理装置10の送信部を介して端末20に送信され、端末20の表示部に表示される。例えば、
図8に示される画像は、ユーザ「A」の端末20で撮像された画像のうち、撮像された日時が所定期間内である画像であってもよいし、直近に撮像された所定数の画像であってもよいし、又は、端末20にインストールされた施設情報の閲覧用のアプリケーションに登録された画像であってもよい。当該画像一覧情報は、予め端末20から取得された画像データを含むものであってもよいし、又は、端末20内で保持されている画像データを参照するものであってもよい。上記撮像位置情報は当該画像データにExif情報として含まれてもよい。
【0047】
(動作)
次に、本実施形態に係る情報処理システム1の動作を説明する。なお、
図9及び10は、例示にすぎず、一部のステップの順番が変更されてもよいし、一部のステップは実施されなくともよいし、不図示のステップが追加されてもよい。
【0048】
<撮像位置情報に基づく動作>
図9は、本実施形態に係る撮像位置情報に基づく動作の一例を示す図である。なお、
図9におけるステップS101及びS102の順番は入れ替えられてもよい。同様に、ステップS103及びS104の順番も入れ替えられてもよい。また、本動作は、所定の時間間隔で周期的に実行されてもよいし、例えば、アプリケーションの起動時等非周期的に実行されてもよい。
【0049】
ステップS101において、情報処理装置10は、端末20で撮像された画像の画像データに含まれる撮像位置情報を取得する。具体的には、情報処理装置10は、当該画像データを端末20から受信し、当該画像データから撮像位置情報を抽出してもよい。又は、情報処理装置10は、撮像位置情報のみを端末20から受信してもよい。
【0050】
ステップS102において、情報処理装置10は、閲覧情報を取得する。上記の通り、閲覧情報は、(1)閲覧履歴情報、(2)ステータス情報及び(3)操作情報の少なくとも一つを含んでもよい。
【0051】
ステップS103において、情報処理装置10は、ステップS102で取得された閲覧情報に基づく所定の条件が満たされるか否かを判断する。具体的には、情報処理装置10は、以下の少なくとも一つの場合に、当該所定の条件が満たされると判断する。
(i)閲覧情報が、ユーザによって閲覧された施設情報を示す閲覧履歴情報を含み、当該閲覧履歴情報によって示される直近に閲覧された所定数の施設情報に、当該特定の施設の施設情報が含まれる場合
(ii)閲覧情報が、ユーザによる施設情報の閲覧に関するステータスを示すステータス情報を含み、当該ステータス情報によって示されるステータスが閲覧中である場合
(iii)閲覧情報は、施設情報を閲覧したユーザによって端末20を用いて実施された操作に関する操作情報を含み、特定の操作(例えば、予約操作)がユーザによって実施されたことが当該操作情報によって示される場合
(iv)閲覧情報は、ユーザが施設情報を閲覧した日時を示す情報閲覧日時情報を含み、当該閲覧日時情報が示す日時が撮像日時から所定範囲内である場合
【0052】
上記閲覧情報に基づく所定の条件が満たされると判断される場合(ステップS103;YES)、ステップS104において、情報処理装置10は、ステップS101で取得された撮像位置情報によって示される位置が、上記所在地情報によって示される施設の所在地から所定範囲内であるか否かを判断する。一方、上記閲覧情報に基づく所定の条件が満たされると判断されない場合(ステップS103;NO)、本動作は、ステップS101に戻る。
【0053】
上記撮像位置情報によって示される位置が、上記所在地情報によって示される施設の所在地から所定範囲内である場合(ステップS104;YES)、ステップS105において、情報処理装置10は、端末20のユーザによって閲覧された施設情報が示す特定の施設を当該ユーザが利用したと判断する。一方、上記撮像位置情報によって示される位置が、上記所在地情報によって示される特定の施設の所在地から所定範囲内ではない場合、ステップS106において、情報処理装置10は、端末20のユーザが当該特定の施設を利用していないと判断する。なお、ステップS103及びS104の順番は入れ替えられてもよい。或いは、ステップS103で一部の判断が実施されたあと、ステップS104とステップS105又はS106との間にステップS103に記載の他の判断が実施されてもよい(例えば、ステップS103で説明した条件(iv)を満たすか否かの判断がステップS104の後に実施され、当該条件(iv)を満たすとステップS105に進み、当該条件(iv)を満たさない場合にステップS106に進んでもよい。)。
【0054】
端末20のユーザが当該特定の施設を利用したと判断される場合(ステップS104;YES)、ステップS107において、情報処理装置10は、ユーザによって利用したと判断された特定の施設の評価情報の入力促進情報をユーザに出力する。
【0055】
以上のような撮像位置情報に基づく動作によれば、端末20を用いて撮像された画像の画像データに含まれる撮像位置情報が示す位置と特定の施設の所在地とに基づいてユーザによって特定の施設が利用されたか否かが判断される。当該撮像位置情報が所在地から所定範囲内である場合は当該ユーザが特定の施設を利用したと強く推定できるので、ユーザが特定の施設を利用したか否かの判断精度を向上できる。
【0056】
<起動位置情報に基づく動作>
図10は、本実施形態に係る起動位置情報に基づく動作の一例を示す図である。なお、
図10は、
図9の撮像位置情報の代わりに、施設情報の閲覧用のアプリケーションの起動位置情報を用いる点で
図9と異なる。
図10では、
図9との相違点を中心に説明し、同様の点の説明は繰り返さない。また、
図10におけるステップS201及びS202の順番は入れ替えられてもよい。同様に、ステップS203及びS204の順番も入れ替えられてもよい。また、本動作は、所定の時間間隔で周期的に実行されてもよいし、例えば、アプリケーションの起動時等非周期的に実行されてもよい。
【0057】
ステップS201において、情報処理装置10は、端末20における施設情報の閲覧用のアプリケーションの起動位置情報を取得する。具体的には、情報処理装置10は、当該起動位置情報を端末20から受信してもよい。ステップS202及びS203は、ステップS102及びS103と同様である。
【0058】
上記閲覧情報に基づく所定の条件が満たされると判断される場合(ステップS203;YES)、ステップS204において、情報処理装置10は、ステップS201で取得された起動位置情報によって示される位置が、上記所在地情報によって示される特定の施設の所在地から所定範囲内であるか否かを判断する。一方、上記閲覧情報に基づく所定の条件が満たされると判断されない場合(ステップS203;NO)、本動作は、ステップS201に戻る。
【0059】
上記起動位置情報によって示される位置が、上記所在地情報によって示される特定の施設の所在地から所定範囲内である場合(ステップS204;YES)、ステップS205において、情報処理装置10は、端末20のユーザによって閲覧された施設情報が示す特定の施設を当該ユーザが利用したと判断する。一方、上記起動位置情報によって示される位置が、上記所在地情報によって示される施設の所在地から所定範囲内ではない場合、ステップS206において、情報処理装置10は、端末20のユーザが当該特定の施設を利用していないと判断する。ステップS207は、ステップS107と同様である。
【0060】
以上のような起動位置情報に基づく動作によれば、端末20を用いて起動されたアプリケーションの起動位置情報が示す位置と特定の施設の所在地とに基づいてユーザによって特定の施設が利用されたか否かが判断される。このため、ユーザが特定の施設を利用したか否かの判断精度を簡便に向上できる。
【0061】
また、
図9又は
図10に示す動作によると、撮像位置情報又は起動位置情報によって示される位置が所在地情報によって示される所在地から所定範囲内であるか否かだけでなく、閲覧情報に基づく所定の条件が満たされるか否かに基づいて、ユーザが特定の施設を利用したと判断する。このように、閲覧情報を用いることにより、ユーザが特定の施設を利用したか否かの判断精度を簡便に向上できる。
【0062】
(その他の実施形態)
なお、特定の施設は飲食店に限られない。例えば、特定の施設は、ジム等の運動施設、ホテル、旅館等の宿泊施設、ヘアサロン、ネイルサロン、エステ等の美容施設、ユーザの投稿情報により評価されるどのような施設であってもよい。また、特定の施設が、スタンド、屋台、又は、移動販売車等の移動する設備である場合、施設情報に含まれる所在地情報は日時と関連付けられてもよい。この場合、位置情報(例えば、撮像位置情報又は起動位置情報)によって示される位置が所在地情報によって示される当該特定の施設の所在地から所定範囲内であるか否かは、当該位置情報が取得された日時が、所在地情報に関連付けられた日時から所定範囲内であるか否かにも基づいて判断されてもよい。
【0063】
また、上記特定の施設を利用したか否かの判定結果は、ユーザの好みの分析等にも利用することができる。また、当該判定結果と、ユーザに関する情報(例えば、当該ユーザの住所)とを用いることで、施設を利用したユーザの分析(例えば、旅行者によって利用されることが多い施設か否か等)を判断することもできる。また、上記位置情報取得部102によって取得される撮像位置情報及び起動位置情報を組み合わせて用いて、ユーザが特定の施設を利用したか否かが判断されてもよい。
【0064】
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
【符号の説明】
【0065】
1…情報処理システム、10…情報処理装置、11…プロセッサ、12…記憶装置、13…送受信装置、14…入出力装置、15…撮像装置、20…端末、30…ネットワーク、101…記憶部、102…位置情報取得部、103…閲覧情報取得部、104…判断部、105…出力部
【要約】
【課題】ユーザによって特定の施設が利用されたか否かの判断精度を向上すること。
【解決手段】 情報処理装置が、施設に関する施設情報であって前記施設の所在地に関する所在地情報を含む施設情報を記憶する記憶部と、ユーザの端末を用いた特定の操作に関する位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、前記ユーザによる前記施設情報の閲覧に関する閲覧情報を取得する閲覧情報取得部と、前記閲覧情報に基づく所定の条件が満たされ、かつ、前記位置情報によって示される前記位置が前記所在地情報によって示される前記所在地から所定範囲内である場合、前記ユーザによって閲覧された前記施設情報が示す特定の施設を前記ユーザが利用したと判断する判断部と、を備える。
【選択図】
図9