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特許7548121車両給電システム、車両給電装置および車両給電プログラム
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  • 特許-車両給電システム、車両給電装置および車両給電プログラム 図1
  • 特許-車両給電システム、車両給電装置および車両給電プログラム 図2
  • 特許-車両給電システム、車両給電装置および車両給電プログラム 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-09-02
(45)【発行日】2024-09-10
(54)【発明の名称】車両給電システム、車両給電装置および車両給電プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/26 20240101AFI20240903BHJP
   G08G 1/00 20060101ALI20240903BHJP
   G08G 1/123 20060101ALI20240903BHJP
   B60L 50/60 20190101ALI20240903BHJP
   B60L 53/66 20190101ALI20240903BHJP
【FI】
G06Q50/26
G08G1/00 J
G08G1/123 A
B60L50/60
B60L53/66
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2021084212
(22)【出願日】2021-05-18
(65)【公開番号】P2022177749
(43)【公開日】2022-12-01
【審査請求日】2023-09-12
(73)【特許権者】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 真輝
(72)【発明者】
【氏名】高橋 祐希
(72)【発明者】
【氏名】木村 由布子
(72)【発明者】
【氏名】林 雅敏
(72)【発明者】
【氏名】中園 秀幹
(72)【発明者】
【氏名】金子 智洋
【審査官】樋口 龍弥
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-008339(JP,A)
【文献】特開2021-068242(JP,A)
【文献】特開2012-203495(JP,A)
【文献】特開2005-157422(JP,A)
【文献】特開2020-202684(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
G08G 1/00
G08G 1/123
B60L 50/60
B60L 53/66
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロセッサを有する車両給電装置を備え、
前記プロセッサは、
道路に異物が堆積する可能性のある災害が発生した際に、前記道路を保全する道路保全車両の給電を優先的に行い、
車両の交通量が、予め設定した基準よりも減少した道路を特定し、
前記交通量が減少した道路の位置に関する情報を、前記道路保全車両に出力することにより、前記道路に道路保全車両を派遣し、
前記交通量が減少した道路の路面に堆積した異物の堆積量を特定し、
前記堆積量に基づいて、前記道路に派遣する前記道路保全車両の台数を決定し、
前記交通量が減少した道路の路面の状態を特定し、
前記路面の状態に基づいて、前記道路に派遣する前記道路保全車両の種類を決定し、
前記交通量が減少した道路の位置に関する情報を、決定した台数および種類の前記道路保全車両に出力することにより、前記道路に道路保全車両を派遣する、
車両給電システム。
【請求項2】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
道路に異物が堆積する可能性のある災害が発生した際に、前記道路を保全する道路保全車両の給電を優先的に行い、
車両の交通量が、予め設定した基準よりも減少した道路を特定し、
前記交通量が減少した道路の位置に関する情報を、前記道路保全車両に出力することにより、前記道路に道路保全車両を派遣し、
前記交通量が減少した道路の路面に堆積した異物の堆積量を特定し、
前記堆積量に基づいて、前記道路に派遣する前記道路保全車両の台数を決定し、
前記交通量が減少した道路の路面の状態を特定し、
前記路面の状態に基づいて、前記道路に派遣する前記道路保全車両の種類を決定し、
前記交通量が減少した道路の位置に関する情報を、決定した台数および種類の前記道路保全車両に出力することにより、前記道路に道路保全車両を派遣する、
車両給電装置。
【請求項3】
プロセッサに、
道路に異物が堆積する可能性のある災害が発生した際に、前記道路を保全する道路保全車両の給電を優先的に行い、
車両の交通量が、予め設定した基準よりも減少した道路を特定し、
前記交通量が減少した道路の位置に関する情報を、前記道路保全車両に出力することにより、前記道路に道路保全車両を派遣し、
前記交通量が減少した道路の路面に堆積した異物の堆積量を特定し、
前記堆積量に基づいて、前記道路に派遣する前記道路保全車両の台数を決定し、
前記交通量が減少した道路の路面の状態を特定し、
前記路面の状態に基づいて、前記道路に派遣する前記道路保全車両の種類を決定し、
前記交通量が減少した道路の位置に関する情報を、決定した台数および種類の前記道路保全車両に出力することにより、前記道路に道路保全車両を派遣する、
ことを実行させる車両給電プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両給電システム、車両給電装置および車両給電プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、災害が発生した際に、緊急車両等のEV車両に対して、EV充電設備を優先的に使用可能とする技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2019-008339号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
火山災害や水害等によって道路に異物が堆積した際に、道路上の異物を早期に除去することができる技術が求められていた。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、火山災害や水害等によって道路に異物が堆積した際に、道路上の異物を早期に除去することができる車両給電システム、車両給電装置および車両給電プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る車両給電システムは、プロセッサを有する車両給電装置を備え、前記プロセッサが、道路に異物が堆積する可能性のある災害が発生した際に、前記道路を保全する道路保全車両の給電を優先的に行う。
【0007】
本開示に係る車両給電装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサが、道路に異物が堆積する可能性のある災害が発生した際に、前記道路を保全する道路保全車両の給電を優先的に行う。
【0008】
本開示に係る車両給電プログラムは、プロセッサに、道路に異物が堆積する可能性のある災害が発生した際に、前記道路を保全する道路保全車両の給電を優先的に行う、ことを実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、火山災害や水害等によって道路に異物が堆積した際に、道路上の異物を早期に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は、実施形態に係る車両給電システムの全体構成を示す概略図である。
図2図2は、実施形態に係る車両給電システムの各構成要素の詳細を示すブロック図である。
図3図3は、実施形態に係る車両給電システムが実行する車両給電方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本開示の実施形態に係る実施形態に係る車両給電システム、車両給電装置および車両給電プログラムについて、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0012】
(車両給電システム)
実施形態に係る車両給電装置を含む車両給電システムについて、図1および図2を参照しながら説明する。車両給電システム1は、図1に示すように、車両給電装置10と、道路保全車両20と、を有している。なお、図1では、道路保全車両20を一台用いた例を示しているが、複数台の道路保全車両20を用いてもよい。
【0013】
車両給電装置10および道路保全車両20は、いずれも通信機能を備えており、ネットワークNWを通じて相互に通信可能に構成されている。このネットワークNWは、例えばインターネット回線網、携帯電話回線網等から構成される。
【0014】
(車両給電装置)
車両給電装置10は、道路保全車両20を含む電動車両(EV車両、プラグインハイブリッド車両)の給電を行うためのものである。この車両給電装置10は、例えばワークステーションやパソコン等の汎用コンピュータによって実現される。また、車両給電装置10は、例えば道路保全車両20を含む電動車両の給電を行うことが可能な電動車両の給電ステーション、管理センター、自動車ディーラー等に設けられている。
【0015】
車両給電装置10は、図2に示すように、制御部11と、通信部12と、記憶部13と、を備えている。制御部11は、具体的には、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)等からなるプロセッサと、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等からなるメモリ(主記憶部)と、を備えている。
【0016】
制御部11は、記憶部13に格納されたプログラムを主記憶部の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各構成部等を制御することにより、所定の目的に合致した機能を実現する。制御部11は、記憶部13に格納されたプログラムの実行を通じて、車両給電部111および車両派遣部112として機能する。
【0017】
車両給電部111は、例えば電動車両からの給電要求に基づいて、当該電動車両への給電を行う。車両給電部111は、道路に異物が堆積する可能性のある災害(以下、「特定災害」という)が発生した際に、道路を保全(例えば清掃)する道路保全車両20の給電を、その他の電動車両の給電よりも優先的に行う。「特定災害」とは、例えば火山災害、水害(豪雨)、土砂災害、豪雪、台風等が挙げられる。また、特定災害の発生の有無および発生地点等の情報は、例えば災害情報を提供する機関・企業のサーバ等から取得することができる。このように、特定災害の発生時に、道路保全車両20への給電を優先的に行うことにより、道路保全車両20を早期に起動することができ、道路の保全を早期に行うことができる。
【0018】
車両派遣部112は、車両給電部111によって給電した道路保全車両20を、保全が必要な道路へと派遣する。車両派遣部112は、例えば特定災害の発生時に、保全の必要性の高い道路を特定し、特定した道路へと道路保全車両20を派遣する。
【0019】
この場合、車両派遣部112は、車両の交通量が、予め設定した基準よりも減少した道路を特定する。続いて、車両派遣部112は、交通量が減少した道路の位置に関する情報を、ネットワークNWを経由して、道路保全車両20に送信(出力)することにより、当該道路に道路保全車両20を派遣する。なお、車両の交通量の取得方法は特に限定されず、例えば道路交通情報等を提供する機関・企業のサーバ等から取得してもよく、あるいは道路に設置されたカメラの映像を取得して解析してもよい。このように、交通量が減少した道路を、保全が必要な道路であると推定して、道路保全車両20を派遣することにより、道路の保全を早期に行うことができる。また、車両の交通量に関する情報を利用することにより、例えば道路の映像等を確認することなく、保全が必要な道路を特定することができる。
【0020】
また、車両派遣部112は、保全が必要な道路に対して、当該道路の保全が可能な道路保全車両20を派遣してもよい。「当該道路の保全が可能な道路保全車両20を派遣する」とは、例えば土砂が堆積した道路に対しては路面清掃車を、火山灰が堆積した道路に対しては高圧洗浄車を、汚泥が堆積した道路に対しては汚泥吸引車を派遣することを示している。
【0021】
この場合、車両派遣部112は、車両の交通量が、予め設定した基準よりも減少した道路を特定する。続いて、車両派遣部112は、交通量が減少した道路の路面の状態を特定する。なお、道路の路面の状態の取得方法は特に限定されず、例えば道路交通情報等を提供する機関・企業のサーバ等から取得してもよく、あるいは道路に設置されたカメラの映像を取得して解析してもよい。
【0022】
続いて、車両派遣部112は、交通量が減少した道路の位置に関する情報を、ネットワークNWを経由して、道路を保全することが可能な道路保全車両20に送信することにより、当該道路に道路保全車両20を派遣する。このように、道路の状態に合わせた道路保全車両20を派遣することにより、道路の保全を早期かつ適切に行うことができる。
【0023】
また、車両派遣部112は、保全が必要な道路に対して、保全に必要な台数の道路保全車両20を派遣してもよい。この場合、車両派遣部112は、車両の交通量が、予め設定した基準よりも減少した道路を特定する。続いて、車両派遣部112は、交通量が減少した道路の路面に堆積した異物の堆積量を特定する。なお、道路の路面における異物の堆積量は、例えば当該道路における車両の交通量に基づいて推定することができる。すなわち、車両の交通量が少ない道路は異物の堆積量が多いと推定することができ、反対に、車両の交通量が多い道路は異物の堆積量が少ないと推定することができる。また、道路の路面における異物の堆積量は、例えば道路交通情報等を提供する機関・企業のサーバ等から取得してもよく、あるいは道路に設置されたカメラの映像を取得して解析してもよい。
【0024】
続いて、車両派遣部112は、特定した異物の堆積量に基づいて、道路に派遣する道路保全車両20の台数を決定する。この場合、車両派遣部112は、異物の堆積量が多いほど道路保全車両20の台数が多くなるように当該台数を決定し、異物の堆積量が少ないほど道路保全車両20の台数が少なくなるように当該台数を決定する。また、車両派遣部112は、異物の堆積量に対する道路保全車両20の台数を予め設定しておき、異物の堆積量に応じて道路保全車両20の台数を決定してもよい。
【0025】
続いて、車両派遣部112は、交通量が減少した道路の位置に関する情報を、ネットワークNWを経由して、決定した台数の道路保全車両20にそれぞれ送信することにより、道路に道路保全車両20を派遣する。このように、保全に必要な台数の道路保全車両20を派遣することにより、道路の保全を早期かつ適切に行うことができる。
【0026】
通信部12は、例えばLAN(Local Area Network)インターフェースボード、無線通信のための無線通信回路等から構成される。通信部12は、公衆通信網であるインターネット等のネットワークNWに接続されている。そして、通信部12は、当該ネットワークNWに接続することにより、道路保全車両20との間で通信を行う。
【0027】
記憶部13は、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)およびリムーバブルメディア等の記録媒体から構成される。リムーバブルメディアとしては、例えばUSB(Universal Serial Bus)メモリ、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)のようなディスク記録媒体が挙げられる。
【0028】
記憶部13には、オペレーティングシステム(Operating System:OS)、各種プログラム、各種テーブル、各種データベース等が格納可能である。記憶部13には、例えばネットワークNWを経由して取得した、各道路における車両の交通量に関する情報、道路の路面の状態に関する情報、道路の路面における異物の堆積量等が、必要に応じて格納される。
【0029】
(道路保全車両)
道路保全車両20は、道路に異物が堆積する可能性のある災害が発生した際に、道路を保全するための車両である。道路保全車両20としては、路面清掃車、高圧洗浄車、散水車、圧縮空気搭載車、汚泥吸引車等が挙げられる。
【0030】
道路保全車両20は、EV車両またはプラグインハイブリッド車両により構成される。本実施形態では、道路保全車両20がEV車両である場合を想定して説明を行う。また、道路保全車両20は、運転者による運転なしに、自律的に走行可能な自動運転車であってもよい。
【0031】
道路保全車両20は、図2に示すように、制御部21と、通信部22と、モータ23と、インバータ24と、バッテリ25と、を備えている。制御部21は、CPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータを主要構成部品とした電子制御装置(Electronic Control Unit)である。制御部21は、各種プログラムを実行することにより、道路保全車両20に搭載される各種構成要素の動作を統括的に制御する。
【0032】
通信部22は、例えばDCM(Data Communication Module)等から構成され、ネットワークNWを介した無線通信により、車両給電装置10との間で通信を行う。記憶部13には、例えば車両給電装置10から取得した、交通量が減少した道路の位置に関する情報等が、必要に応じて格納される。
【0033】
モータ23は、道路保全車両20の駆動源である。インバータ24は、モータ23を駆動するためのものである。バッテリ25には、モータ23を駆動させるための電力が充電される。このバッテリ25は、インバータ24を介してモータ23と電気的に接続されている。
【0034】
なお、道路保全車両20が自動運転車である場合、図2に示した構成に加えて、自律走行を実現するためのGPS情報測位部や、カメラ、3D-LiDAR、ミリ波センサ、赤外線センサ、加速度センサ、GPSセンサ等からなるセンサ群を更に備えている。
【0035】
(車両給電方法)
実施形態に係る車両給電システム1が実行する車両給電方法の処理手順の一例について、図3を参照しながら説明する。同図では、車両給電装置10を主体とした処理について説明する。
【0036】
まず、車両給電部111は、特定災害が発生したか否かを判定する(ステップS1)。ステップS1では、例えば災害情報を提供する機関・企業のサーバ等から特定災害に関する情報を取得した場合に肯定判定が行われ、特定災害に関する情報を取得しない場合に否定判定が行われる。
【0037】
ステップS1において、特定災害が発生したと判定した場合(ステップS1でYes)、車両給電部111は、道路保全車両20への給電を、他の電動車両よりも優先的に実施する(ステップS2)。なお、ステップS1において、特定災害が発生していないと判定した場合(ステップS1でNo)、車両給電部111は、ステップS1の判定に戻る。
【0038】
続いて、車両派遣部112は、車両の交通量が、予め設定した基準よりも減少した道路を特定する(ステップS3)。続いて、車両派遣部112は、道路保全車両20の給電が完了したか否かを判定する(ステップS4)。
【0039】
ステップS4において、道路保全車両20の給電が完了したと判定した場合(ステップS4でYes)、車両派遣部112は、交通量が減少した道路の位置に関する情報を、道路保全車両20に送信することにより(ステップS5)、交通量が減少した道路に道路保全車両20を派遣する(ステップS6)。以上により、車両給電方法の処理は完了する。
【0040】
なお、ステップS4において、道路保全車両20の給電が完了していないと判定した場合(ステップS4でNo)、車両派遣部112は、ステップS4の判定に戻る。
【0041】
以上説明したように、実施形態に係る車両給電システム、車両給電装置および車両給電プログラムでは、特定災害が発生した際に、道路を保全する道路保全車両20の給電を、他の電動車両よりも優先的に行う。これにより、例えば火山災害や水害等によって道路に異物が堆積した際に、道路保全車両20によって、道路上の異物を早期に除去することができる。従って、特定災害の発生時に、車両、車いす、通行人等の通行を早期に確保することができる。
【0042】
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、以上のように表わしかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付のクレームおよびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
【符号の説明】
【0043】
1 車両給電システム
10 車両給電装置
11 制御部
111 車両給電部
112 車両派遣部
12 通信部
13 記憶部
20 道路保全車両
21 制御部
22 通信部
23 モータ
24 インバータ
25 バッテリ
NW ネットワーク
図1
図2
図3