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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-09-02
(45)【発行日】2024-09-10
(54)【発明の名称】情報処理方法、装置、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/00 20240101AFI20240903BHJP
【FI】
G06Q50/00 300
【請求項の数】 14
(21)【出願番号】P 2023504035
(86)(22)【出願日】2021-09-08
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-08-14
(86)【国際出願番号】 CN2021117274
(87)【国際公開番号】W WO2022057713
(87)【国際公開日】2022-03-24
【審査請求日】2023-01-19
(31)【優先権主張番号】202010969728.0
(32)【優先日】2020-09-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ウ,イイン
【審査官】小原 正信
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2011/0004922(US,A1)
【文献】特開2015-181036(JP,A)
【文献】国際公開第2007/026810(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、前記目標アプリケーションは第1スイッチを含み、
前記第1スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品に対する、前記第1スイッチにマッチングする目標授権操作とする第1授権操作を実行するステップを含み、
ここで、前記第1授権操作は、前記ユーザ、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品のコメント情報に対応するコメント者及び前記コメント者の友人に、いずれも各前記作品及び各前記作品の各々のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、前記コメント者の友人は、前記コメント者のアカウントと関連関係がある関連対象を示すために用いられ
前記第1スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品に対する第1授権操作を実行するステップは、
前記第1スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品のコメント情報に対応するコメント者を取得するステップと、
前記コメント者の識別情報を取得するステップと、
前記コメント者の識別情報に応じて、前記コメント者が使用しているクライアントへ友人リストアクセス要求を送信し、アクセス要求を同意するフィードバック情報を受信した場合、前記コメント者の友人の識別情報を取得するステップと、
前記ユーザの識別情報、前記コメント者の識別情報及び前記コメント者の友人の識別情報に応じて、前記ユーザ、前記コメント者及び前記コメント者の友人に、いずれも各作品及び各作品の各々の前記コメント情報を見ることができる権限をそれぞれ付与するステップと、を含む、
ことを特徴とする端末機器によって実行される情報処理方法。
【請求項2】
前記第1スイッチがオフ状態である場合、前記ユーザ及び前記コメント者に各前記作品及び各前記作品の各々のコメント情報を見ることができる権限を付与するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記目標アプリケーションに、ユーザのすべての作品のプライバシー権限を設定するための第1ナビゲーションキーを表示するステップを更に含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、前記目標アプリケーションは第2スイッチを含み、
前記第2スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した目標作品に対する第2授権操作を実行し、前記目標作品は、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿したすべての前記作品のうちのいずれか1つの作品であるステップを含み、
ここで、前記第2授権操作は、前記ユーザ、前記目標作品のコメント情報に対応する目標コメント者及び前記目標コメント者の友人に、いずれも前記目標作品及び前記目標作品のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、前記目標コメント者の友人は、前記目標コメント者のアカウントと関連関係がある関連対象を示すために用いられ、
前記第2スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した目標作品に対する第2授権操作を実行するステップは、
前記第2スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記目標作品のコメント情報に対応するコメント者を取得するステップと、
前記コメント者の識別情報を取得するステップと、
前記コメント者の識別情報に応じて、前記コメント者が使用しているクライアントへ友人リストアクセス要求を送信し、アクセス要求を同意するフィードバック情報を受信した場合、前記コメント者の友人の識別情報を取得するステップと、
前記ユーザの識別情報、前記コメント者の識別情報及び前記コメント者の友人の識別情報に応じて、前記ユーザ、前記コメント者及び前記コメント者の友人に、前記目標作品及び前記目標作品の前記コメント情報を見ることができる権限をそれぞれ付与するステップと、を含む、
ことを特徴とする端末機器によって実行される情報処理方法。
【請求項5】
前記目標作品があるインターフェースに、前記目標作品のプライバシー権限を設定するための第2ナビゲーションキーを表示するステップを更に含む、
請求項に記載の方法。
【請求項6】
端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、前記目標アプリケーションは第3スイッチを含み、
前記第3スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、目標対象に対する、前記第3スイッチにマッチングする目標授権操作とする第3授権操作を実行するステップを含み、
前記第3授権操作は、前記目標対象に、前記目標対象の友人がコメントした各前記作品及び各前記作品のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、前記目標対象は、前記目標アプリケーションのいずれか1つのユーザ対象であ
前記第3スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、目標対象に対する、第3授権操作を実行するステップは、
前記第3スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記目標対象の識別情報を取得するステップと、
前記目標対象の識別情報に応じて、前記目標対象が使用しているクライアントへ友人リストアクセス要求を送信し、アクセス要求を同意するフィードバック情報を受信した場合、前記目標対象の友人の識別情報を取得するステップと、
前記目標対象の識別情報及び前記目標対象の友人の識別情報に応じて、前記目標対象に、前記目標対象の友人がコメントした各前記作品及び各前記作品のコメント情報を見ることができる権限を付与するステップと、を含む、
ことを特徴とする端末機器によって実行される情報処理方法。
【請求項7】
前記目標アプリケーション内の関連対象リストに、ユーザに対応する関連対象のプライバシー権限を設定するための第3ナビゲーションキーを表示する、
ことを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項8】
前記ユーザが投稿した新規作品又は履歴作品は、作品を見ることができる権限及び/又は作品のコメント情報を見ることができる権限を有する授権対象が使用している目標端末機器に表示するために用いられることをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1~請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、前記目標アプリケーションは第1スイッチを含み、
前記第1スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品に対する、前記第1スイッチにマッチングする目標授権操作とする第1授権操作を実行するための第1授権モジュールを含み、
ここで、前記第1授権操作は、前記ユーザ、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品のコメント情報に対応するコメント者及び前記コメント者の友人に、いずれも各前記作品及び各前記作品の各々のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、前記コメント者の友人は、前記コメント者のアカウントと関連関係がある関連対象を示すために用いられ
前記第1授権モジュールは、前記第1スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品のコメント情報に対応するコメント者を取得し、前記コメント者の識別情報を取得し、前記コメント者の識別情報に応じて、前記コメント者が使用しているクライアントへ友人リストアクセス要求を送信し、アクセス要求を同意するフィードバック情報を受信した場合、前記コメント者の友人の識別情報を取得し、前記ユーザの識別情報、前記コメント者の識別情報及び前記コメント者の友人の識別情報に応じて、前記ユーザ、前記コメント者及び前記コメント者の友人に、いずれも各作品及び各作品の各々の前記コメント情報を見ることができる権限をそれぞれ付与するために用いられる、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項10】
端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、前記目標アプリケーションは第2スイッチを含み、
前記第2スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した目標作品に対する第2授権操作を実行するための第2授権モジュールであって、前記目標作品は、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿したすべての前記作品のうちのいずれか1つの作品である第2授権モジュールを含み、
ここで、前記第2授権操作は、前記ユーザ、前記目標作品のコメント情報に対応する目標コメント者及び前記目標コメント者の友人に、いずれも前記目標作品及び前記目標作品のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、前記目標コメント者の友人は、前記目標コメント者のアカウントと関連関係がある関連対象を示すために用いられ、
前記第2授権モジュールは、前記第2スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記目標作品のコメント情報に対応するコメント者を取得し、前記コメント者の識別情報を取得し、前記コメント者の識別情報に応じて、前記コメント者が使用しているクライアントへ友人リストアクセス要求を送信し、アクセス要求を同意するフィードバック情報を受信した場合、前記コメント者の友人の識別情報を取得し、前記ユーザの識別情報、前記コメント者の識別情報及び前記コメント者の友人の識別情報に応じて、前記ユーザ、前記コメント者及び前記コメント者の友人に、前記目標作品及び前記目標作品の前記コメント情報を見ることができる権限をそれぞれ付与するために用いられる、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項11】
端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、前記目標アプリケーションは第3スイッチを含み、
前記第3スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、目標対象に対する、前記第3スイッチにマッチングする目標授権操作とする第3授権操作を実行するための第3授権モジュールを含み、
前記第3授権操作は、前記目標対象に、前記目標対象の友人がコメントした各前記作品及び各前記作品のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、前記目標対象は、前記目標アプリケーションのいずれか1つのユーザ対象であ
前記第3授権モジュールは、前記第3スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記目標対象の識別情報を取得し、前記目標対象の識別情報に応じて、前記目標対象が使用しているクライアントへ友人リストアクセス要求を送信し、アクセス要求を同意するフィードバック情報を受信した場合、前記目標対象の友人の識別情報を取得し、前記目標対象の識別情報及び前記目標対象の友人の識別情報に応じて、前記目標対象に、前記目標対象の友人がコメントした各前記作品及び各前記作品のコメント情報を見ることができる権限を付与するために用いられる、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項12】
少なくとも1つのプロセッサと、
メモリとを含み、
前記メモリにはコンピュータ実行命令が記憶され、
前記少なくとも1つのプロセッサが前記メモリに記憶されているコンピュータ実行命令を実行すると、前記少なくとも1つのプロセッサに請求項1~請求項のいずれか1項に記載の情報処理方法を実行させる、
ことを特徴とする電子機器。
【請求項13】
コンピュータ実行命令が記憶されたコンピュータ可読記憶媒体であって、プロセッサが前記コンピュータ実行命令を実行するとき、請求項1~請求項のいずれか1項に記載の情報処理方法が実現される、
ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項14】
コンピュータに、請求項1~請求項のいずれか1項に記載の情報処理方法を実行させる、
ことを特徴とするコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示の実施例は、コンピュータ技術の分野に関し、特に、情報処理方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
科学技術の発展に伴い、アプリケーションプログラムにより、ますます多くのインタラクションシーンが表現できる。例えば、パブリックドメイントラフィックシーンでのインタラクション、純粋なプライベートドメイントラフィックシーンでのインタラクションなどがある。
【0003】
現在、パブリックドメイントラフィックシーンでのインタラクションは、どんな対象にも見られるが、純粋なプライベートドメイントラフィックシーンでのインタラクションの実現形態は、「私の作品のコメントは、私とコメント者の共通の友達しか見ることができない」である。
【0004】
しかし、パブリックドメイントラフィックシーンでのインタラクションでは、ユーザは、プライバシーがないと感じ、純粋なプライベートドメイントラフィックシーンでのインタラクションでは、ユーザはプライバシーがあると感じるが、ユーザとコメント者の共通の友達のみが見ることができる。そのため、従来技術では、パブリックドメイントラフィックシーンでの可視性とプライベートドメイントラフィックシーンでの可視性とのバランスを実現できず、制限があり、さらに、ユーザの個性化ニーズを満たすことができず、ユーザ体験に影響を及ぼす。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の実施例は、パブリックドメイントラフィックシーンでの可視性とプライベートドメイントラフィックシーンでの可視性とのバランスを実現でき、柔軟性を有し、さらに、ユーザの個性化ニーズを満たし、ユーザ体験を向上させる、情報処理方法、装置、機器及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様では、本開示の実施例は、情報処理方法を提供し、端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、前記目標アプリケーションは第1スイッチを含み、前記方法は、
前記第1スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品に対する、前記第1スイッチにマッチングする目標授権操作とする第1授権操作を実行するステップを含み、
ここで、前記第1授権操作は、前記ユーザ、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品のコメント情報に対応するコメント者及び前記コメント者の友人に、いずれも各前記作品及び各前記作品の各々のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、前記コメント者の友人は、前記コメント者のアカウントと関連関係がある関連対象を示すために用いられる。
【0007】
第2態様では、本開示の実施例は、情報処理方法を提供し、端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、前記目標アプリケーションは第2スイッチを含み、前記方法は、
前記第2スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した目標作品に対する第2授権操作を実行するステップであって、前記目標作品は、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿したすべての前記作品のうちのいずれか1つの作品であるステップを含み、
ここで、前記第2授権操作は、前記ユーザ、前記目標作品のコメント情報に対応する目標コメント者及び前記目標コメント者の友人に、いずれも前記目標作品及び前記目標作品のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、前記目標コメント者の友人は、前記目標コメント者のアカウントと関連関係がある関連対象を示すために用いられる。
【0008】
第3態様では、本開示の実施例は、情報処理方法を提供し、端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、前記目標アプリケーションは第3スイッチを含み、前記方法は、
前記第3スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、目標対象に対する、前記第3スイッチにマッチングする目標授権操作とする第3授権操作を実行するステップを含み、
前記第3授権操作は、前記目標対象に、前記目標対象の友人がコメントした各前記作品及び各前記作品のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、前記目標対象は、いずれか1つの対象である。
【0009】
第4態様では、本開示の実施例は、情報処理装置を提供し、端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、前記目標アプリケーションは第1スイッチを含み、前記装置は、
前記第1スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品に対する、前記第1スイッチにマッチングする目標授権操作とする第1授権操作を実行するための第1授権モジュールを含み、
ここで、前記第1授権操作は、前記ユーザ、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品のコメント情報に対応するコメント者及び前記コメント者の友人に、いずれも各前記作品及び各前記作品の各々のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、
前記コメント者の友人は、前記コメント者のアカウントと関連関係がある関連対象を示すために用いられる。
【0010】
第5態様では、本開示の実施例は、情報処理装置を提供し、端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、前記目標アプリケーションは第2スイッチを含み、前記装置は、
前記第2スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した目標作品に対する第2授権操作を実行するために用いられ、前記目標作品は、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿したすべての前記作品のうちのいずれか1つの作品である第2授権モジュールを含み、
ここで、前記第2授権操作は、前記ユーザ、前記目標作品のコメント情報に対応する目標コメント者及び前記目標コメント者の友人に、いずれも前記目標作品及び前記目標作品のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、前記目標コメント者の友人は、前記目標コメント者のアカウントと関連関係がある関連対象を示すために用いられる。
【0011】
第6態様では、本開示の実施例は、情報処理装置を提供し、端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、前記目標アプリケーションは第3スイッチを含み、前記装置は、
前記第3スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、目標対象に対する第3授権操作を実行するための第3授権モジュールを含み、
前記第3授権操作は、前記目標対象に、前記目標対象の友人がコメントした各前記作品及び各前記作品のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、前記目標対象は、いずれか1つの対象である。
【0012】
第7態様では、本開示の実施例は、電子機器を提供し、
少なくとも1つのプロセッサ及びメモリを含み、
前記メモリにはコンピュータ実行命令が記憶され、
前記少なくとも1つのプロセッサが前記メモリに記憶されているコンピュータ実行命令を実行すると、前記少なくとも1つのプロセッサが上記の第1態様、第2態様及び第3態様のいずれか1項に記載の情報処理方法を実行する。
【0013】
第8態様では、本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータ実行命令が記憶され、プロセッサが前記コンピュータ実行命令を実行すると、第1態様、第2態様及び第3態様のいずれか1項に記載の情報処理方法が実現される。
【0014】
第9態様では、本開示の実施例は、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品は、可読記憶媒体に記憶されているコンピュータプログラムを含み、電子機器の少なくとも1つのプロセッサは、前記可読記憶媒体から前記コンピュータプログラムを読み取ることができ、前記少なくとも1つのプロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、前記電子機器に、上記の第1態様、第2態様及び第3態様のいずれか1項に記載の情報処理方法を実行させる。
【0015】
第10態様では、本開示の実施例は、可読記憶媒体に記憶されているコンピュータプログラムをさらに提供し、電子機器の少なくとも1つのプロセッサは、前記可読記憶媒体から前記コンピュータプログラムを読み取ることができ、前記少なくとも1つのプロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、前記電子機器に、上記の第1態様、第2態様及び第3態様のいずれか1項に記載の情報処理方法を実行させる。
【0016】
本開示の実施例にて提供される情報処理方法、装置、機器及び記憶媒体は、まず、端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、当該目標アプリケーションは第1スイッチを含み得、ユーザが第1スイッチのオン操作をトリガーすると、当該第1スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、当該ユーザが当該目標アプリケーションに投稿した各作品の授権を行い、具体的には、ユーザ、各作品のコメント情報に対応するコメント者及びコメント者の友人に、いずれも各作品及び各作品のコメント情報を見ることができるように授権し、パブリックドメイントラフィック内で、ソーシャルユーザが、同様に、コメントのインタラクションでバランスがとれたと感じるプライバシー体験を取得できることを実現した。
【図面の簡単な説明】
【0017】
本開示の実施例又は従来技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下では、実施例又は従来技術の説明に必要な図面を簡単に紹介するが、以下の説明における図面は、本開示の一部の実施例であることは明らかであり、当業者であれば、創造的な労働なしに、これらの図面から他の図面を取得することもできる。
図1】本開示の実施例にて提供されるユーザインターフェースの概略図である。
図2】本開示の実施例にて提供される情報処理方法のシーンの概略図である。
図3】本開示の実施例にて提供される情報処理方法の概略フローチャートである。
図4】本開示の別の実施例にて提供される情報処理方法のシーンの概略図である。
図5】本開示の他の実施例にて提供される情報処理方法のシーンの概略図である。
図6】本開示の更なる1つの実施例にて提供される情報処理方法のシーンの概略図である。
図7】本開示の別の実施例にて提供される情報処理方法のシーンの概略図である。
図8】本開示の他の実施例にて提供される情報処理方法のシーンの概略図である。
図9】本開示の別の実施例にて提供される情報処理方法のシーンの概略図である。
図10】本開示の更なる1つの実施例にて提供される情報処理方法のシーンの概略図である。
図11】本開示の他の実施例にて提供される情報処理方法のシーンの概略図である。
図12】本開示の実施例にて提供される電子機器のハードウェアの概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下では、図面を参照しながら、本開示の実施例をより詳細に説明する。図面に、本開示の一部の実施例を示したが、本開示は、様々な形態で実現できることを理解すべきであり、本明細書に記述された実施例に限定されると解釈してはいけなく、むしろ、本開示をより徹底的で、完全に理解させるために、これらの実施例を提供した。本開示の図面及び実施例は、例示的な効果のみに用いられ、本開示の保護範囲を限定するためのものではないことを理解されたい。
【0019】
本開示の方法の実施形態に記載された各ステップは、異なる順序にしたがって及び/又は並行で実行できることを理解されたい。また、方法の実施形態は、付加的なステップを含むことができ、及び/又は示されたステップの実行を省略することができる。これについては、本開示の範囲は限定されない。
【0020】
本明細書に使用される「含む」という用語及びその変形は、非限定的に含む、即ち「含むが、これらに限定されない」ということである。「に基づいて」という用語は、「少なくとも部分的に……に基づいて」ということである。「一実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を示し、「別の実施例」は「少なくとも1つの別の実施例」を示し、「いくつかの実施例」という用語は「少なくともいくつかの実施例」を示す。他の用語の関連定義については、後述する。
【0021】
なお、本開示に言及される「第1」、「第2」などの概念は、異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためにのみ使用され、これらの装置、モジュール又はユニットによって実行される機能の順序又は互いの依存関係を限定するためのものではない。
【0022】
なお、本開示に言及される「1つ」、「複数」は、限定的ではなく、例示的に修飾するものであり、当業者が理解できるように、文脈上で明記しない限り、「1つ又は複数」と理解されるべきである。
【0023】
本開示の実施形態における複数の装置又はモジュール間でインタラクションするメッセージ又は情報の名称は、説明するためにのみ使用され、これらのメッセージ又は情報の範囲を限定するためのものではない。
【0024】
従来技術において、パブリックドメイントラフィックシーンでのインタラクションは、いずれの対象でも見ることができるため、ユーザは、プライバシーがないと感じ、純粋なプライベートドメイントラフィックシーンでのインタラクションの実現形態は、「私の作品のコメントは、私とコメント者の共通友達しか見ることができない」であり、ユーザは、プライバシーがあると感じるが、ユーザとコメント者の共通友達のみが見ることができる。そのため、従来技術では、パブリックドメイントラフィックシーンでの可視性とプライベートドメイントラフィックシーンでの可視性とのバランスを実現できなく、柔軟性を有さず、さらに、ユーザの個性化ニーズを満たすことができなく、ユーザ体験に影響を及ぼす。
【0025】
上記の問題を解決するために、本開示の技術的構想は、目標アプリケーションにスイッチを1つ配置してもよく、スイッチをオンした場合、ユーザ、ユーザのグローバル作品に対応するコメント者及びコメント者の友人が作品及び作品のコメントを見ることができる権限を付与し、パブリックドメイントラフィック内で、ソーシャルユーザが、同様に、コメントのインタラクションでバランスがとれたと感じるプライバシー体験を取得できることを実現した。
【0026】
実際の適用において、本開示の実施例の実行主体は、移動端末、コンピュータ機器(例えば、デスクトップ型、ノートパソコン、複合機など)などの端末機器であり得、移動端末には、スマートフォン、パームトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、表示画面付きウェアラブル機器などの移動機器が含まれ得る。
【0027】
あるシーンにおいて、図1を参照すると、図1は、本開示の実施例にて提供されるユーザインターフェースの概略図であり、目標アプリケーションにプライバシー権限の設定に入るナビゲーションキーを表示し、ナビゲーションキーをクリックすることによって、プライバシー権限を設定するユーザインターフェース、例えば第1ユーザインターフェース10に入り、第1ユーザインターフェース10に第1スイッチ101が表示され、第1スイッチ101がオン状態である場合、当該ユーザ、各作品のコメント情報に対応するコメント者及びコメント者の友人に、いずれも各作品及び各作品の各々のコメント情報を見ることができる権限を付与する。
【0028】
ここで、端末機器は、アプリケーションプログラムのクライアント又はウェブページ、即ち目標アプリケーションをユーザに提供することができる。ユーザは、目標アプリケーションに作品を投稿することができ、投稿された作品は、いずれの対象が見ることができ、ここでの見ることができると言うのは、視聴、チェック、閲覧などであり得る。パブリックドメインでのインタラクション効果とともに、プライベートドメインでのプライバシーがあるというユーザのニーズを満たすために、第1スイッチをオンにすることにより、当該ユーザ、各作品のコメント情報に対応するコメント者及びコメント者の友人に、いずれも各作品の各々のコメント情報を見ることができる権限を付与することができる。目標アプリケーションは、本開示に限定されない。
【0029】
以下、本開示の技術的解決手段を具体的な実施例で詳細に説明する。以下、いくつかの具体的な実施例を互いに結合してもよく、同じ又は類似の概念又はプロセスについては、一部の実施例では詳細な説明を省略する。
【0030】
当該情報処理方法は、
前記第1スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品に対する第1授権操作を実行するステップを含み得る。
【0031】
ここで、前記第1授権操作は、前記ユーザ、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品のコメント情報に対応するコメント者及び前記コメント者の友人に、いずれも各前記作品及び各前記作品の各々のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、前記コメント者の友人は、前記コメント者のアカウントと関連関係がある関連対象を示すために用いられる。ここでのコメント者は、作品が見える任意の対象であってもよく、即ち、ユーザの友人又はユーザの友人でない者であってもよく、コメント者の友人は、ユーザでも、友人でも、ユーザの友人でない者でもよい。ここで、ユーザの友人とは、ユーザのアカウントと関連関係のある対象を言う。ここでは、コメント者について、具体的に限定しない。
【0032】
本開示の実施例において、図1を参照すると、第1ユーザインターフェース10に第1スイッチ101が含まれ、第1スイッチの初期状態はオフ状態であってもよく、ユーザが当該第1スイッチをクリックすると(図2の(a)を参照)、第1スイッチがオフ状態からオン状態になり(図2の(b)を参照)、同時に、当該ユーザ、当該ユーザが投稿した作品のコメント者、及び、コメント者のアカウントと関連関係がある関連対象であるコメント者の友人に、各作品及び各作品のコメント情報を見ることができる権限を付与する。
【0033】
ここで、図中の文字部分は、例示的なものにすぎず、「オンになった後、貴方の作品及び作品のコメントは、コメント者、コメント者の友人及び貴方のみが見ることができる」などと記述してもよい。実際の適用では、作品のコメントを見ることができるのは、同時に、または前提に、作品も見ることができ、図1又は図2では、「オンになった後、貴方の作品のコメントは、コメント者、コメント者の友人及び貴方のみが見ることができる」と文字で記述したが、第1スイッチがオンになった後、ユーザ、コメント者及びコメント者の友人に、作品及び作品のコメントを見ることができる権限を付与するため、第1スイッチに対応する権限の記述を具体的に限定せず、第1スイッチの権限条件を満たせばよい。下記の第2スイッチ、第3スイッチなどに対応する図中の文字部分は、例示的なものにすぎず、第2スイッチ、第3スイッチなどに対応する権限の記述を具体的に限定するものではない。
【0034】
本開示の一実施例において、図3を参照すると、図3は、本開示の実施例にて提供される情報処理方法の概略フローチャートである。本開示の実施例は、上記の実施例を基に、第1コメント授権操作をどのように実行するかについて詳細に説明する。第1スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品に対する第1コメント授権操作を実行するステップは、
前記第1スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品のコメント情報に対応するコメント者を取得するS301と、
前記コメント者の識別情報を取得するS302と、
前記コメント者の識別情報に応じて、前記コメント者が使用しているクライアントへ友人リストアクセス要求を送信し、アクセス要求を同意するフィードバック情報を受信した場合、前記コメント者の友人の識別情報を取得するS303と、
前記ユーザの識別情報、前記コメント者の識別情報及び前記コメント者の友人の識別情報に応じて、前記ユーザ、前記コメント者及び前記コメント者の友人に、いずれも各作品及び各作品の各々の前記コメント情報を見ることができる権限をそれぞれ付与するS304と、を含み得る。
【0035】
本実施例において、第1スイッチのオントリガー操作がユーザによってトリガーされると、端末機器は、ユーザの当該目標アプリケーションにおけるすべての作品のすべてのコメント者の識別情報を取得することができ、ここでの識別情報は、コメント者のアカウントであってもよく、ここでのコメント者は少なくとも1人である。その後、各々のコメント者のアカウントについて、コメント者が使用しているクライアントに友人リストアクセス要求を送信し、コメント者が同意すると、コメント者のアカウントと関連がある他のアカウント、即ちコメント者の友人のアカウントを取得し、コメント者のアカウント、コメント者の友人のアカウント及びユーザ自分のアカウントに、各作品及び各作品の各々のコメント情報を見ることができる権限を付与する。
【0036】
本開示の実施例にて提供される情報処理方法は、端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、当該目標アプリケーションは第1スイッチを含み得、ユーザが第1スイッチのオン操作をトリガーすると、当該第1スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、当該ユーザが当該目標アプリケーションに投稿した各作品の授権を行い、具体的には、ユーザ、各作品のコメント情報に対応するコメント者及びコメント者の友人に、いずれも各作品及び各作品のコメント情報を見ることができるように授権し、パブリックドメイントラフィック内で、ソーシャルユーザが同様に、コメントのインタラクションでバランスがとれたと感じるプライバシー体験を取得できることを実現した。
【0037】
あるシーンにおいて、図4を参照すると、図4は、本開示の別の実施例にて提供される情報処理方法のシーンの概略図である。本開示の実施例は、上記の実施例を基に、例えば、前記目標アプリケーションに、ユーザのすべての作品のプライバシー権限を設定するための第1ナビゲーションキーを表示する。
【0038】
ここで、前記第1スイッチに作用するオントリガー操作に応答する前記ステップの前に、前記方法は、さらに、
前記第1ナビゲーションキーに作用するトリガー操作に応答して、オフ状態である前記第1スイッチを含む第1ユーザインターフェースを表示するステップを含む。
【0039】
本実施例において、ユーザが目標アプリケーションを開き、目標アプリケーションのある位置に第1ナビゲーションキー111が配置されており、目標アプリケーションの対応するある切替ページ、例えば図4の(a)に示す第1のグラフィカルユーザーインターフェース11に当該第1ナビゲーションキーが表示されてもよく、同時に、第1ナビゲーションキー111にナビゲーション情報、「プライバシー設定へ」などの情報が表示されてもよい。
【0040】
具体的には、ユーザが第1ナビゲーションキー111をクリックすると(図4の(a)を参照)、第1のグラフィカルユーザーインターフェース11から第1ユーザインターフェース10(図4の(b)を参照)にジャンプし、第1ユーザインターフェースに第1スイッチが表示され、このとき、第1スイッチの状態は、オフ状態又はオン状態であってもよく、例示的に、デフォルトで第1スイッチの初期状態がオフ状態であることが一般的であり、図2の(a)又は図4の(b)に示すとおりである。
【0041】
なお、第1スイッチのアイコン及び第1スイッチがある位置は、具体的に限定されない。且つ、図4において、第1ナビゲーションキーが位置するインターフェース及びその位置は例示的なものにすぎず、本開示では、これに対して限定せず、実際の適用に応じてカスタマイズ設定することができる。
【0042】
選択可能に、第1ナビゲーションキー及び第1ナビゲーションキーがある位置の両方をカスタマイズ設定するか、又は、第1ナビゲーションキーがある位置を柔軟に移動することができる。柔軟な配置が実現される。
【0043】
本開示の一実施例において、本開示の実施例は、上記の実施例を基に、情報処理方法について詳細に説明する。当該情報処理方法は、さらに、
前記ユーザが投稿した新規作品又は履歴作品は、作品を見ることができる権限及び/又は作品のコメント情報を見ることができる権限を有する授権対象が使用している目標端末機器に表示するために用いられることによって実現される。
【0044】
実際の適用において、端末機器は、サーバにより、ユーザの前記目標アプリケーションにおける動的情報をリアルタイムに検出することができ、前記動的情報は、ユーザが作品を投稿したか否かを示すために用いられる。ユーザが新規作品を投稿したことを検出すると、当該新規作品を取得し、作品を見ることができる権限及び/又は作品のコメント情報を見ることができる権限を有する授権済み対象が使用している目標端末機器に、前記新規作品をプッシュする。ここで、ユーザが投稿した新規作品又は履歴作品は、作品を見ることができる権限及び/又は作品のコメント情報を見ることができる権限を有する授権対象が使用している目標端末機器に表示するために用いられる。即ち、ユーザが投稿した新規作品又は履歴作品は、作品を見ることができる権限及び/又は作品のコメント情報を見ることができる権限を有する授権対象が使用している目標端末機器に表示されることができる。
【0045】
本開示の実施例において、ユーザは、いつでもどこでも目標アプリケーションに作品を投稿することができ、端末機器は、サーバにより、当該ユーザの目標アプリケーションにおける動的をリアルタイムに検出することができ、即ち、ユーザが作品を投稿したか否かを検出する。サーバは、ユーザによる目標作品の投稿を検出すると同時に、当該目標作品を取得して、当該目標作品をプッシュする。
【0046】
ここで、具体的なシーンに応じて、プッシュする対象を決定することができる。例えば、第1スイッチがオフ状態である場合、目標作品をすべての人、即ちいずれの対象にプッシュすることができる。第1スイッチがオン状態である場合、可視権限を有する対象、例えばユーザ、コメント者及びコメント者の友人に、目標作品及び/又は目標作品のコメント情報を同時にプッシュすることができる。
【0047】
なお、プッシュする対象に対する上記の説明は、例示的なものにすぎず、本開示では、プッシュする対象又はプッシュするシーンについては、具体的に限定しない。
【0048】
本開示の一実施例において、本開示の実施例は、上記の実施例を基に、情報処理方法について詳細に説明する。ここで、コメント情報ごとに、少なくとも1次コメント情報及び2次コメント情報が含まれ、前記1次コメント情報は、ユーザ又はコメント者の該当する作品に対する初期コメント情報を示すために用いられる。前記2次コメント情報は、いずれの第1目標対象が前記1次コメント情報を基にコメントした情報を示すために用いられ、前記第1目標対象は、前記ユーザ及び前記コメント者である。
【0049】
前記第1スイッチがオフ状態である場合、前記ユーザ及び前記コメント者に各前記作品及び各前記作品の各々のコメント情報を見ることができる権限を付与する。
【0050】
本実施例において、第1スイッチがオフ状態である場合、第1スイッチに対応する権限をオンにしないことを示すが、従来技術と異なり、即ち、前記ユーザ、各作品のコメント情報に対応するコメント者に、いずれも各前記作品及び各作品の各々のコメント情報を見ることができる権限を付与する。又は、いずれの対象に、いずれも各作品及び作品のユーザが自分でコメントした初期コメント情報である1次コメント情報を見ることができる権限を付与したが、ユーザ、コメント者及びコメント者の友人以外の対象は、各作品の2次コメント情報を見ることができないシーンも存在し得る。
【0051】
ここで、投稿者が自分の作品の1次コメント情報の可視範囲=当該作品の可視範囲であり、即ち、いずれの対象でも見ることができる。ここでのいずれの対象は、上記の実施例と同じであり、ここでは、具体的な説明を省略する。
【0052】
具体的には、前記第1スイッチがオフ状態である場合、前記コメント者の友人に、各前記作品のコメント者がコメントした各1次コメント情報及びすべての前記2次コメント情報を見ることができる権限を付与しない。
【0053】
本実施例において、第1スイッチがオフ状態である場合、第1スイッチに対応する権限をオンにしないことを示し、前記ユーザ及び前記コメント者に、各前記作品及び各前記作品の各々のコメント情報を見ることができる権限を付与し、かつ、コメント者の友人が各作品のコメント者がコメントした各々の1次コメント情報及びすべての2次コメント情報を見ることができない。
【0054】
ここで、作成者が自分の作品の2次コメント情報の可視範囲=1次コメント情報に対応する可視範囲及び被返信者の共通友達である。
【0055】
あるシーンにおいて、図5を参照し、図5は、本開示の他の実施例にて提供される情報処理方法のシーンの概略図である。図2の(b)を基に、第1スイッチ(図5の(a)を参照)をクリックすることにより、第1スイッチに対応する権限をオフにし、第1スイッチがオン状態からオフ状態に切り替わる(図5の(b)又は図2の(a)参照)。また、端末機器は、いずれの対象に、いずれも前記ユーザが投稿した各作品及び/又は前記ユーザが投稿した各作品に対応する前記1次コメント情報を見ることができる権限を付与し、且つ、前記コメント者の友人に、各前記作品のコメント者がコメントした各々の1次コメント情報及びすべての前記2次コメント情報を見ることができる権限を付与しない、即ち、前記ユーザ及び前記コメント者に各前記作品及び各前記作品の各々のコメント情報を見ることができる権限を付与する。
【0056】
したがって、本開示では、スイッチ(例えば第1スイッチ)を1つ新たに追加する。スイッチをオンにする場合、当該ユーザのすべての作品のコメントは、いずれも作品作成者、コメント者及びコメント者の友人のみが見ることができ、いずれのコメントは、コメント者と被返信者(ある場合)の共通友達のみが見ることができ、2次コメントは1次コメントに従属する。即ち、1次コメントを見ることができないと、そのすべての2次コメントも見ることができない。
【0057】
ここで、作成者が自分の作品の1次コメントの可視範囲=当該作品の可視範囲である。作成者が公開した2次コメントは、当該コメントの可視範囲=1次コメント及び被返信者(ある場合)に対応する共通友達である。
【0058】
本開示の一実施例において、さらに、作品の次元について権限を配置することができる。具体的には、目標アプリケーションは、第2スイッチを含み得、図6及び図7に示すとおりである。本開示の実施例は、上記の実施例を基に、情報処理方法について詳細に説明する。当該情報処理方法は、
前記第2スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した目標作品に対する第2授権操作を実行ステップであって、前記目標作品は、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿したすべての前記作品のうちのいずれか1つの作品であるステップを含む。
【0059】
ここで、前記第2授権操作は、前記ユーザ、前記目標作品のコメント情報に対応する目標コメント者及び前記目標コメント者の友人に、いずれも前記目標作品及び前記目標作品のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられる。
【0060】
本開示の実施例において、第2ユーザインターフェースが第1ユーザインターフェースと異なる場合、図6を参照すると、第2ユーザインターフェース20に第2スイッチ201が含まれ、第2スイッチの初期状態はオフ状態であってもよく、ユーザが当該第2スイッチをクリックすると(図6の(a)を参照)、第2スイッチがオフ状態からオン状態に切り替わり(図6の(b)を参照)、同時に、当該ユーザ、当該ユーザが投稿した作品のコメント者、及び、コメント者のアカウントと関連関係がある関連対象であるコメント者の友人に、当該選定した作品(目標作品)及び当該目標作品のコメント情報を見ることができる権限を付与する。
【0061】
第2ユーザインターフェース20と第1ユーザインターフェースとが同じインターフェースである場合、第1ユーザインターフェース10を例とし、図7を参照し、ユーザが当該第2スイッチをクリックすると(図7の(a)参照)、第2スイッチがオフ状態からオン状態に切り替わり(図7の(b)参照)、ここで、インターフェースの表示以外、操作プロセスは、図6に記載の実施例と同じである。ここでは詳細な説明を省略する。
【0062】
なお、あるシーンにおいて、第1スイッチと第2スイッチとが同一のインターフェースにあるか否かに関わらず、第2スイッチがオンであるとき、第1スイッチは自動でオフになり、第1スイッチに対応する権限範囲が第2スイッチに対応する権限範囲より大きいため、第2スイッチに対応する権限を実現するためには、第1スイッチをオフにする必要がある。別のシーンでは、第1スイッチと第2スイッチとが同一のインターフェースにあるか否かに関わらず、第2スイッチがオンであるとき、第1スイッチをオフにしなくてもよく、第1スイッチに対応する権限範囲が第2スイッチに対応する権限範囲より大きいため、端末機器は、権限範囲が小さいスイッチに対応するオン操作を実行すればよい。下記の、第1スイッチ、第2スイッチに対する第3スイッチの影響は類似するため、ここでは詳細な説明を省略する。
【0063】
ここで、作成者(投稿作品のユーザ)は、作品ごとにスイッチ権限を個別に設定できる。効果は、この作品のコメントは、コメント者及びコメント者の友人のみが見ることができるということである。
【0064】
実際の適用において、第2ユーザインターフェース20と第1ユーザインターフェース10とは同一のインターフェースであってもよいし、異なるインターフェースであってもよく、柔軟に配置でき、そして、第2スイッチは第1スイッチに類似し、いずれも、その第2スイッチのアイコン及び第2スイッチがある位置を具体的に限定しない。
【0065】
あるシーンにおいて、図8を参照し、図8は、本開示の他の実施例にて提供される情報処理方法のシーンの概略図である。本開示の実施例は、上記の実施例を基に、例えば、前記第1目標作品があるインターフェースに、前記目標作品のプライバシー権限を設定するための第2ナビゲーションキーを表示する。
【0066】
ここで、前記第2スイッチに作用するオントリガー操作に応答する前記ステップの前に、前記方法は、さらに、
前記第2ナビゲーションキーに作用するトリガー操作に応答して、オフ状態である前記第2スイッチを含む第2ユーザインターフェースを表示するステップを含む。
【0067】
本実施例において、ユーザが、選定した作品である目標作品を開き、目標作品のある位置には第2ナビゲーションキー211が配置されており、第2ナビゲーションキー211は、目標作品があるインターフェースである第2のグラフィカルユーザーインターフェース、例えば図8の(a)に示す第2のグラフィカルユーザーインターフェース21に表示でき、同時に、第2ナビゲーションキーに、例えば「プライバシー設定へ」などのナビゲーション情報を表示できる。
【0068】
具体的には、ユーザが当該第1ナビゲーションキーをクリックすると(図8の(a)を参照)、第2のグラフィカルユーザーインターフェース21から第2ユーザインターフェース20(図8の(b)参照)又は第1ユーザインターフェース10(図8の(c)を参照)にジャンプし、第2ユーザインターフェースには、第2スイッチが表示されており、この場合、第2スイッチの状態は、オフ状態又はオン状態であってもよく、例示的に、デフォルトで第2スイッチの初期状態がオフ状態であることが一般的である。
【0069】
なお、第2スイッチのアイコン及び第2スイッチがある位置を具体的に限定しない。且つ、図8において、第2ナビゲーションキーがあるインターフェース及び位置は例示的なものにすぎず、本開示では、これに対して具体的に限定せず、実際の適用に応じてカスタマイズ設定することができる。
【0070】
選択可能に、第2ナビゲーションキー及び第2ナビゲーションキーがある位置の両方をカスタマイズ設定するか、又は第2ナビゲーションキーがある位置を柔軟に移動することができる。柔軟な配置が実現される。
【0071】
本開示の一実施例において、ユーザの次元について権限を配置することもできる。具体的には、目標アプリケーションは、第3スイッチをさらに含み得、図9及び図10に示すとおりである。本開示の実施例は、上記の実施例を基に、情報処理方法について詳細に説明する。当該情報処理方法は、
前記第3スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、目標対象に対する、前記第3スイッチにマッチングする目標授権操作とする第3授権操作を実行するステップを含み得る。
【0072】
ここで、前記第3授権操作は、前記目標対象に、前記目標対象の友人がコメントした各前記作品及び各前記作品のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、前記目標対象は、いずれか1つの対象である。
【0073】
本開示の実施例において、第3ユーザインターフェースが第1ユーザインターフェースと異なる場合、図9を参照し、第3ユーザインターフェース30には第3スイッチ301が含まれ、第3スイッチの初期状態はオフ状態であってもよく、ユーザが当該第3スイッチをクリックすると(図9の(a)を参照)、第3スイッチがオフ状態からオン状態に切り替わり(図9の(b)を参照)、同時に、任意の対象に、友人でない者がコメントした各作品のコメント情報を見ることができる権限を付与せず、前記目標対象に、前記目標対象の友人がコメントした各前記作品及び各前記作品のコメント情報を見ることができる権限を付与する。即ち、任意の対象は、誰でも友人ではない者がコメントした各作品のコメント情報を見ることができない。例えば、任意の対象TAは、作成者の作品の、TAの友人ではない者のコメントを見ることができない。
【0074】
第3ユーザインターフェース30と第1ユーザインターフェースとが同一のインターフェースである場合、第1ユーザインターフェース10を例とし、図10を参照し、ユーザが当該第スイッチをクリックすると(図10の(a)を参照)、第スイッチがオフ状態からオン状態に切り替わり(図10の(b)を参照)、ここで、インターフェースの表示が異なる以外に、操作プロセスは図6に記載の実施例と同じである。ここでは詳細な説明を省略する。
【0075】
ここで、作成者は、ある具体的なユーザ(作成者の友人であることを要求しない)に対して、TAが作成者の作品の、TAの友人ではない者のコメントを見ることができないように、権限を設定することができる。
【0076】
実際の適用において、第3ユーザインターフェース30は、第1ユーザインターフェース10又は第2ユーザインターフェース20と同一のインターフェースであってもよいし、異なるインターフェースであってもよく、柔軟に配置することができ、第3スイッチは第1スイッチに類似し、その第3スイッチのアイコン及び第3スイッチがある位置を限定しない。
【0077】
あるシーンにおいて、図11を参照し、図11は、本開示の他の実施例にて提供される情報処理方法のシーンの概略図である。本開示の実施例は、上記の実施例を基に、例えば、前記目標アプリケーションに、ユーザに対応する前記関連対象のプライバシー権限を設定するための第3ナビゲーションキーを表示する。
【0078】
ここで、前記第3スイッチに作用するオントリガー操作に応答する前記ステップの前に、前記方法は、さらに、
前記第3ナビゲーションキーに作用するトリガー操作に応答して、オフ状態である前記第3スイッチを含む第3ユーザインターフェースを表示するステップを含む。
【0079】
本実施例において、ユーザが目標アプリケーションを開き、目標アプリケーションのある位置には第3ナビゲーションキー311が配置されており、当該第3ナビゲーションキーは、目標アプリケーションに対応するある切替ページ、例えば図11の(a)に示す第3のグラフィカルユーザーインターフェース31に表示でき、同時に、第3ナビゲーションキー311にナビゲーション情報、例えば「プライバシー設定へ」などの情報を表示できる。
【0080】
具体的には、ユーザが当該第3ナビゲーションキー311をクリックすると(図11の(a)を参照)、第3のグラフィカルユーザーインターフェース31から第3ユーザインターフェース30(図11の(b)を参照)又は第1ユーザインターフェース10(図11の(c)を参照)にジャンプし、第3ユーザインターフェースには第3スイッチが表示されており、この場合、第3スイッチの状態はオフ状態又はオン状態であってもよく、例示的に、デフォルトで第3スイッチの初期状態がオフ状態であることが一般的であり、図11の(a)に示すとおりである。
【0081】
なお、第3スイッチのアイコン及び第3スイッチがある位置について、具体的に限定しない。且つ、図11の第3ナビゲーションキーがあるインターフェース及び位置は例示的なものにすぎず、本開示では、これに対して具体的に限定せず、実際の適用に応じてカスタマイズ設定することができる。
【0082】
選択可能に、第3ナビゲーションキー及び第3ナビゲーションキーの位置の両方をカスタマイズ設定するか、又は第3ナビゲーションキーがある位置を柔軟に移動することができる。柔軟な配置が実現される。
【0083】
本開示にて提供される情報処理方法は、ユーザの作品のコメントの可視性は、消費者(例えば、作品を視聴、閲覧、チェックなどの行為の対象)がコメント者の友人であるか否かのみに関連しており、グローバル作品に対して設定することができ、また、異なる次元で、他のスイッチにより該当する権限を設定することもでき、且つ、作品の作成者がスイッチの制御権を持つ。柔軟な配置により、ユーザがパブリックドメインでのインタラクション効果とともに、プライベートドメインでのプライバシーニーズも要求する問題のバランスが取れ、従来技術に存在する制限性の問題を解決した。
【0084】
そのため、本開示は、パブリックドメイントラフィック内で、ソーシャルユーザが同様に、コメントのインタラクションでバランスがとれたと感じるプライバシー体験を取得できることを実現し、また、作成者のコメントを特別に処理する必要があるという問題も解決し、「当該作品の下で、作成者の友人=全体と仮定する」の解決案で実現する。
【0085】
以上に開示された実施例の情報処理方法に対応して、本開示の実施例は情報処理装置を提供する。ここで、情報処理装置には、端末機器が含まれ得る。端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、前記目標アプリケーションは第1スイッチを含む。説明の便宜上、本開示の実施例に関連する部分のみを示した。前記情報処理装置は、
前記第1スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品に対する、前記第1スイッチにマッチングする目標授権操作とする第1授権操作を実行するための第1授権モジュールであって、前記第1授権操作は、前記ユーザ、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品のコメント情報に対応するコメント者及び前記コメント者の友人に、いずれも各前記作品及び各前記作品の各々のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、前記コメント者の友人は、前記コメント者のアカウントと関連関係がある関連対象を示すために用いられる第1授権モジュールを含み得る。
【0086】
本開示の実施例にて提供される授権モジュールは、端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、当該目標アプリケーションは第1スイッチを含み得、ユーザが第1スイッチのオン操作をトリガーすると、当該第1スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、当該ユーザが当該目標アプリケーションに投稿した各作品の授権を行うために用いられ、具体的には、ユーザ、各作品のコメント情報に対応するコメント者及びコメント者の友人に、いずれも各作品及び各作品のコメント情報を見ることができるように授権し、パブリックドメイントラフィック内で、ソーシャルユーザが同様に、コメントのインタラクションでバランスがとれたと感じるプライバシー体験を取得できることが実現された。
【0087】
本開示の実施例にて提供される装置は、上記の第1態様のいずれか1項に記載の情報処理方法の実施例の技術的解決手段を実行するために用いられてもよく、その実現原理及び技術効果は類似し、本開示の実施例はここで詳細な説明を省略する。
【0088】
本開示の一実施例において、本開示の実施例は、上記の開示実施例を基に、情報処理装置について詳細に説明する。第1授権モジュールは、具体的には、
前記第1スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品のコメント情報に対応するコメント者を取得し、前記コメント者の識別情報を取得し、前記コメント者の識別情報に応じて、前記コメント者が使用しているクライアントへ友人リストアクセス要求を送信し、アクセス要求を同意するフィードバック情報を受信した場合、前記コメント者の友人の識別情報を取得し、前記ユーザの識別情報、前記コメント者の識別情報及び前記コメント者の友人の識別情報に応じて、前記ユーザ、前記コメント者及び前記コメント者の友人に、いずれも各作品及び各作品の各々の前記コメント情報を見ることができる権限をそれぞれ付与するために用いられる。
【0089】
本開示の一実施例において、前記第1授権モジュールは、さらに、前記第1スイッチがオフ状態である場合、前記ユーザ及び前記コメント者に各前記作品及び各前記作品の各々のコメント情報を見ることができる権限を付与するために用いられる。
【0090】
本開示の一実施例において、前記情報処理装置は、さらに、前記目標アプリケーションに、ユーザのすべての作品のプライバシー権限を設定するための第1ナビゲーションキーを表示するための第1表示モジュールを含む。
【0091】
本開示の一実施例において、端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、前記目標アプリケーションは第2スイッチを含む。説明の便宜上、本開示の実施例に関連する部分のみを示した。前記情報処理装置は、前記第2スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した目標作品に対する第2授権操作を実行するための第2授権モジュールであって、前記目標作品は、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿したすべての前記作品のうちのいずれか1つの作品であり、前記第2授権操作は、前記ユーザ、前記目標作品のコメント情報に対応する目標コメント者及び前記目標コメント者の友人に、いずれも前記目標作品及び前記目標作品のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、前記目標コメント者の友人は、前記目標コメント者のアカウントと関連関係がある関連対象を示すために用いられる第2授権モジュールを含んでもよい。
【0092】
本開示の一実施例において、前記情報処理装置は、さらに、前記目標作品があるインターフェースに、前記目標作品のプライバシー権限を設定するための第2ナビゲーションキーを表示するための第2表示モジュールを含む。
【0093】
本開示の一実施例において、端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、前記目標アプリケーションは第3スイッチを含む。説明の便宜上、本開示の実施例に関連する部分のみを示した。前記情報処理装置は、第3授権モジュールを含んでもよく、第3授権モジュールは、
前記第3スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、目標対象に対する、前記第3スイッチにマッチングする目標授権操作とする第3授権操作を実行するために用いられ、前記第3授権操作は、前記目標対象に、前記目標対象の友人がコメントした各前記作品及び各前記作品のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、前記目標対象は、いずれか1つの対象である。
【0094】
本開示の一実施例において、前記情報処理装置は、さらに、前記目標アプリケーション内の関連対象リストに、ユーザに対応する前記関連対象のプライバシー権限を設定するための第3ナビゲーションキーを表示するための第3表示モジュールを含む。
【0095】
本開示の一実施例において、前記ユーザが投稿した新規作品又は履歴作品は、作品を見ることができる権限及び/又は作品のコメント情報を見ることができる権限を有する授権対象が使用している目標端末機器に表示するために用いられる。
【0096】
図12を参照し、本開示の実施例を実現するのに適する電子機器の概略構造図を示し、当該電子機器は、端末機器であってもよい。ここで、端末機器は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDAと略称)、タブレット型コンピュータ(Portable Android Device、PADと略称)、携帯型マルチメディアプレーヤー(Portable Media Player、PMPと略称)、車載端末(例えばカーナビゲーション端末)などの移動端末、及び、デジタルTV、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含むが、これらに限定されるものではない。図12に示す電子機器は1つの例示的なものにすぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲を限定すべきではない。
【0097】
図12に示すように、電子機器は、処理装置(例えば中央処理装置、グラフィックプロセッサなど)1201を含んでもよく、読み取り専用メモリ(Read Only Memory、ROMと略称)1202に記憶されているプログラム又は記憶装置1208からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAMと略称)1203にロードされるプログラムに応じて様々な適切な動作及び処理を実行することができる。RAM1203には、電子機器の操作に必要な様々なプログラム及びデータが記憶されている。処理装置1201、ROM1202及びRAM1203は、バス1204を介して互いに接続される。入力/出力(I/O)インターフェース1205もバス1204に接続される。
【0098】
一般に、I/Oインターフェース1205には、例えばタッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロスコープなどを含む入力装置1206と、例えば液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCDと略称)、スピーカー、バイブレータなどを含む出力装置1207と、例えば磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置1208と、通信装置1209とが接続できる。通信装置1209は、電子機器と他の機器との無線又は有線通信でのデータ交換を可能にする。図12は、様々な装置を有する電子機器を示したが、示される装置の全てを実装するか、又は備えることを要求しないことを理解されたい。これに代えて、より多い又はより少ない装置を実装するか、又は備えてもよい。
【0099】
特に、本開示の実施例によれば、以上でフローチャートを参照しながら説明したプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現されてもよい。例えば、本開示の実施例は、コンピュータ可読媒体上に担持されるコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、当該コンピュータプログラムは、フローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを備える。このような実施例において、当該コンピュータプログラムは、通信装置1209を介してネットワークからダウンロードされてインストールされてもよいし、記憶装置1208からインストールされてもよいし、ROM1202からインストールされてもよい。当該コンピュータプログラムが処理装置1201によって実行されると、本開示の実施例の方法におけるステップが実行され、それに限定される上記の機能が実現される。
【0100】
本開示の実施例は、コンピュータプログラムをさらに提供し、当該コンピュータプログラムは可読記憶媒体に記憶され、電子機器の1つ又は複数のプロセッサが、当該可読記憶媒体からコンピュータプログラムを読み取ることができ、1つ又は複数のプロセッサが当該コンピュータプログラムを実行すると、電子機器が上記のいずれか1つの実施例にて提供される解決案を実行する。
【0101】
なお、本開示に記載のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体、コンピュータ可読記憶媒体、又は上記の両者の任意の組合せであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光学、電磁気、赤外線或いは半導体のシステム、装置、デバイス、又はそれらの任意の組合せであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のワイヤを有する電気的接続、携帯型コンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯型コンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光学記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記の任意の適切な組合せを含むが、これらに限定されない。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスによって使用され、又はそれらと結合して使用され得るプログラムを含むか、記憶する任意の有形媒体であり得る。本開示において、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンド又は搬送波の一部として伝播されるデータ信号に含まれてもよく、コンピュータで読み取可能なプログラムコードが担持されている。このように伝播されるデータ信号は、電磁気信号、光信号、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない様々な形態をとり得る。コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスによって使用され、又はそれらと結合して使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができるコンピュータ可読記憶媒体以外のいずれのコンピュータ可読媒体であってもよい。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適切な媒体で伝送することができ、当該媒体は、電線、光ケーブル、RF(無線周波数)など、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。
【0102】
上記のコンピュータ可読媒体は、上記の電子機器に含まれるものであってもよいし、当該電子機器に組み込まれず、単独で存在するものであってもよい。
【0103】
上記のコンピュータ可読媒体には、1つ又は複数のプログラムが担持されており、上記の1つ又は複数のプログラムが当該電子機器によって実行されると、当該電子機器に上記の開示実施例に示す方法を実行させる。
【0104】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを1つ又は複数のプログラミング言語又はその組み合わせで書くことができ、上記のプログラミング言語は、Java(登録商標)、Smalltalk(登録商標)、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語を含み、「C」言語又は類似のプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語も含む。プログラムコードは、完全にユーザコンピュータ上で実行されてもよいし、一部がユーザコンピュータ上で実行されてもよし、スタンドアロンのソフトウェアパッケージとして実行されてもよいし、一部がユーザコンピュータ上で、一部がリモートコンピュータ上で実行されてもよし、完全にリモートコンピュータ又はサーバ上で実行されてもよい。リモートコンピュータに関する状況では、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network、LANと略称)又は広域ネットワーク(Wide Area Network、WANと略称)を含む任意の種類のネットワークを介して、ユーザのコンピュータに接続されてもよいし、外部コンピュータに接続されてもよい(例えば、インターネットサービスプロバイダでインターネットを介して接続されてもよい)。
【0105】
図面におけるフローチャート及びブロック図に、本開示の様々な実施例によるシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実装可能なアーキテクチャ、機能及び操作を図示した。この点において、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、モジュール、プログラム・セグメント、或いはコードの一部を代表でき、当該モジュール、プログラム・セグメント、或いはコードの一部は、所定の論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能命令を含む。一部の置換としての実装において、ブロックに注記された機能は、図面に注記されている順序と異なる順序で発生してもよいことを注意されたい。例えば、連続して示される2つのブロックは、実際には、基本的に並列に実行されてもよく、逆の順序で実行されてもよい場合もあり、これは、関連する機能によって決められる。ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組合せは、所定の機能又は操作を実行するハードウェアに基づく専用システムを用いて実装しても、専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせを用いて実装してもよいことを注意されたい。
【0106】
本開示の実施例に説明されたユニットは、ソフトウェアの方式で実装されてもよいし、ハードウェアの方式で実装されてもよい。ここで、ユニットの名前は、ある場合では、当該ユニット自体を限定するものではなく、例えば、第1取得ユニットは「少なくとも2つのインターネットプロトコルアドレスを取得するユニット」と説明されてもよい。
【0107】
本明細書に説明された機能は、少なくとも一部が1つ又は複数のハードウェア論理部材によって実行されてもよい。例えば、使用可能な例示タイプのハードウェア論理部材は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、複雑なプログラマブル論理機器(CPLD)などを含むが、これらに限定されない。
【0108】
本開示の文脈において、機械可読媒体は、命令実行システム、装置又は機器によって実行されるか、又は、命令実行システム、装置又は機器と結合して使用されるプログラムを含むか、又は記憶する有形媒体であってもよい。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってよい。機械可読媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁気的、赤外線的、又は半導体システム、装置或いは機器、又は上記のいずれの適切な組み合わせを含み得るが、これらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のワイヤに基づく電気的接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯型コンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光学記憶機器、磁気記憶機器、又は上記のいずれの適切な組み合わせを含む。
【0109】
第1態様では、本開示の実施例は、情報処理方法を提供し、端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、前記目標アプリケーションは第1スイッチを含み、前記方法は、
前記第1スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品に対する、前記第1スイッチにマッチングする目標授権操作とする第1授権操作を実行するステップを含み、
ここで、前記第1授権操作は、前記ユーザ、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品のコメント情報に対応するコメント者及び前記コメント者の友人に、いずれも各前記作品及び各前記作品の各々のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、前記コメント者の友人は、前記コメント者のアカウントと関連関係がある関連対象を示すために用いられる。
【0110】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品に対する第1授権操作を実行する前記ステップは、
前記第1スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品のコメント情報に対応するコメント者を取得するステップと、
前記コメント者の識別情報を取得するステップと、
前記コメント者の識別情報に応じて、前記コメント者が使用しているクライアントへ友人リストアクセス要求を送信し、アクセス要求を同意するフィードバック情報を受信した場合、前記コメント者の友人の識別情報を取得するステップと、
前記ユーザの識別情報、前記コメント者の識別情報及び前記コメント者の友人の識別情報に応じて、前記ユーザ、前記コメント者及び前記コメント者の友人に、いずれも各作品及び各作品の各々の前記コメント情報を見ることができる権限をそれぞれ付与するステップと、を含む。
【0111】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記方法は、さらに、
前記第1スイッチがオフ状態である場合、前記ユーザ及び前記コメント者に各前記作品及び各前記作品の各々のコメント情報を見ることができる権限を付与するステップを含む。
【0112】
第2態様では、本開示の実施例は、情報処理方法を提供し、端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、前記目標アプリケーションは第2スイッチを含み、前記方法は、
前記第2スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した目標作品に対する第2授権操作を実行するステップであって、前記目標作品は、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿したすべての前記作品のうちのいずれか1つの作品であるステップを含み、
ここで、前記第2授権操作は、前記ユーザ、前記目標作品のコメント情報に対応する目標コメント者及び前記目標コメント者の友人に、いずれも前記目標作品及び前記目標作品のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、前記目標コメント者の友人は、前記目標コメント者のアカウントと関連関係がある関連対象を示すために用いられる。
【0113】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記目標作品があるインターフェースに、前記目標作品のプライバシー権限を設定するための第2ナビゲーションキーを表示する。
【0114】
第3態様では、本開示の実施例は、情報処理方法を提供し、端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、前記目標アプリケーションは第3スイッチを含み、前記方法は、
前記第3スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、目標対象に対する、前記第3スイッチにマッチングする目標授権操作とする第3授権操作を実行するステップを含み、
前記第3授権操作は、前記目標対象に、前記目標対象の友人がコメントした各前記作品及び各前記作品のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、前記目標対象は、いずれか1つの対象である。
【0115】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記目標アプリケーション内の関連対象リストに、ユーザに対応する前記関連対象のプライバシー権限を設定するための第3ナビゲーションキーを表示する。
【0116】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記方法は、さらに、
前記ユーザが投稿した新規作品又は履歴作品は、作品を見ることができる権限及び/又は作品のコメント情報を見ることができる権限を有する授権対象が使用している目標端末機器に表示するために用いられることを含む。
【0117】
第4態様では、本開示の実施例は、情報処理装置を提供し、端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、前記目標アプリケーションは第1スイッチを含み、前記装置は、
前記第1スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品に対する、前記第1スイッチにマッチングする目標授権操作とする第1授権操作を実行するための第1授権モジュールを含み、
ここで、前記第1授権操作は、前記ユーザ、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品のコメント情報に対応するコメント者及び前記コメント者の友人に、いずれも各前記作品及び各前記作品の各々のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、前記コメント者の友人は、前記コメント者のアカウントと関連関係がある関連対象を示すために用いられる。
【0118】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、第1授権モジュールは、具体的には、
前記第1スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した各作品のコメント情報に対応するコメント者を取得し、前記コメント者の識別情報を取得し、前記コメント者の識別情報に応じて、前記コメント者が使用しているクライアントへ友人リストアクセス要求を送信し、アクセス要求を同意するフィードバック情報を受信した場合、前記コメント者の友人の識別情報を取得し、前記ユーザの識別情報、前記コメント者の識別情報及び前記コメント者の友人の識別情報に応じて、前記ユーザ、前記コメント者及び前記コメント者の友人に、いずれも各作品及び各作品の各々の前記コメント情報を見ることができる権限をそれぞれ付与するために用いられる。
【0119】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1授権モジュールは、さらに、前記第1スイッチがオフ状態である場合、前記ユーザ及び前記コメント者に各前記作品及び各前記作品の各々のコメント情報を見ることができる権限を付与するために用いられる。
【0120】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記情報処理装置は、さらに、前記目標アプリケーションに、ユーザのすべての作品のプライバシー権限を設定するための第1ナビゲーションキーを表示するための第1表示モジュールを含む。
【0121】
第5態様では、本開示の実施例は、情報処理装置を提供し、端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、前記目標アプリケーションは第2スイッチを含み、前記装置は、
前記第2スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿した目標作品に対する第2授権操作を実行するための第2授権モジュールであって、前記目標作品は、前記ユーザが前記目標アプリケーションに投稿したすべての前記作品のうちのいずれか1つの作品である第2授権モジュールを含み、
ここで、前記第2授権操作は、前記ユーザ、前記目標作品のコメント情報に対応する目標コメント者及び前記目標コメント者の友人に、いずれも前記目標作品及び前記目標作品のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、前記目標コメント者の友人は、前記目標コメント者のアカウントと関連関係がある関連対象を示すために用いられる。
【0122】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記情報処理装置は、さらに、前記目標作品があるインターフェースに、前記目標作品のプライバシー権限を設定するための第2ナビゲーションキーを表示するための第2表示モジュールを含む。
【0123】
第6態様では、本開示の実施例は、情報処理装置を提供し、端末機器により作品を投稿する目標アプリケーションをユーザに提供し、前記目標アプリケーションは第3スイッチを含み、前記装置は、
前記第3スイッチに作用するオントリガー操作に応答して、目標対象に対する、前記第3スイッチにマッチングする目標授権操作とする第3授権操作を実行するための第3授権モジュールを含み、
前記第3授権操作は、前記目標対象に、前記目標対象の友人がコメントした各前記作品及び各前記作品のコメント情報を見ることができる権限を付与することを示すために用いられ、前記目標対象は、いずれか1つの対象である。
【0124】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記情報処理装置は、さらに、前記目標アプリケーション内の関連対象リストに、ユーザに対応する前記関連対象のプライバシー権限を設定するための第3ナビゲーションキーを表示するための第3表示モジュールを含む。
【0125】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記ユーザが投稿した新規作品又は履歴作品は、作品を見ることができる権限及び/又は作品のコメント情報を見ることができる権限を有する授権対象が使用している目標端末機器に表示するために用いられる。
【0126】
第7態様では、本開示の実施例は、電子機器を提供し、
少なくとも1つのプロセッサ及びメモリを含み、
前記メモリにはコンピュータ実行命令が記憶され、
前記少なくとも1つのプロセッサが前記メモリに記憶されているコンピュータ実行命令を実行すると、前記少なくとも1つのプロセッサに、上記の第1態様、第2態様及び第3態様のいずれか1項に記載の情報処理方法を実行させる。
【0127】
第8態様では、本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータ実行命令が記憶され、プロセッサが前記コンピュータ実行命令を実行すると、第1態様、第2態様及び第3態様のいずれか1項に記載の情報処理方法が実現される。
【0128】
第9態様では、本開示の実施例は、さらに、コンピュータプログラム製品を提供し、当該コンピュータプログラム製品には、可読記憶媒体に記憶されているコンピュータプログラムが含まれ、電子機器の1つ又は複数のプロセッサは、前記可読記憶媒体から前記コンピュータプログラムを読み取ることができ、前記1つ又は複数のプロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、前記電子機器に第1態様、第2態様及び第3態様のいずれか1項に記載の情報処理方法を実現させる。
【0129】
第10態様では、本開示の実施例は、可読記憶媒体に記憶されているコンピュータプログラムをさらに提供し、電子機器の1つ又は複数のプロセッサは、前記可読記憶媒体から前記コンピュータプログラムを読み取ることができ、前記1つ又は複数のプロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、前記電子機器に第1態様、第2態様及び第3態様のいずれか1項に記載の情報処理方法を実現させる。
【0130】
以上の説明は、本開示の好適な実施例及びその使用される技術原理に対する説明に過ぎない。当業者であれば、本開示に係る開示範囲は、上記の技術的特徴の特定の組合せによる技術的解決手段に限定されず、上記の開示構想から逸脱せずに、上記の技術特徴又はそれと同等な特徴の任意の組合せによって形成される他の技術的解決手段。例えば、上記の特徴と、本開示に開示されている(これに限定されない)類似の機能を有する技術的特徴とを置き換えて形成する技術的解決手段も含むべきであることを理解できる。
【0131】
また、各操作を特定の順序で説明したが、これは、これらの操作を必ずしも示された特定の順序又は前後順序で実行するように要求するのを理解すべきではない。一定の環境では、マルチタスク及び並列処理が有利である可能性もある。同様に、上記の説明にいくつかの具体的な実現詳細が含まれるが、これらは、本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。単独の実施例のテキストで説明された一部の特徴は、組み合わせで単一の実施例に実現されてもよい。逆に、単一の実施例のテキストで説明された各特徴も単独で又はいずれの適切なサブ組合せの方式で複数の実施例に実現されてもよい。
【0132】
構造的特徴及び/又は方法論理動作に特定される言語を用いて、本主題を説明したが、添付の特許請求の範囲に限定される主題は、上記で説明された特定の特徴又は動作に限定されるとは言えないことを理解されたい。逆に、上記で説明した特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実現する例示的な形態にすぎない。
【0133】
本願は、2020年9月15日に中国特許庁に提出された、出願番号が202010969728.0で、発明の名称が「情報処理方法、装置、機器及び記憶媒体」である中国特許出願の優先権を主張し、この出願の全内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
図1
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図12