技術分野
孔が穿設されたフランジを上下端並びに左右端に有するライナープレート同士を連結するための連結金具
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、特許文献1に開示された連結金具140では、差込み部102がL字状のため、図11(a)に示すように周方向フランジにおいてライナープレートの上下のフランジ122U、122L間にずれが生じていない状態から、図11(b)に示すように下側フランジ122Lが上側フランジ122Uに対して相対的に径方向内側(図中左側)にずれた場合、特許文献1に開示された連結金具140の差込み部102が斜めに変形して、連結金具140が外れるという問題点があった。また、特許文献2に開示された連結金具140は、そもそも差込み部102が傾斜しているため、同様に連結金具140が外れるという問題点があった。このとき、特許文献1、2に開示された連結金具140を上下反転させてフランジに装着させれば外れにくくなるが、下側フランジ122Lが上側フランジ122Uに対して相対的に径方向内側(図中左側)に必ずずれるとは限らず、壁体1に作用する土圧等の状況により、径方向外側(図中の矢印とは逆方向)にずれる場合もある。この場合には、連結金具140を上下反転させても外れる方向に装着することになり、この問題点を解決できない。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者らは、上述した問題点を解決するために、平板状の本体部と、本体部の一端側において面外方向の下方に湾曲するとともに第1開口部が形成された差し込み部と、本体部の他端側において面外方向の下方に湾曲するとともに第1開口部と対向する第2開口部が形成された挟持部とを備える連結金具を発明した。
発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
上述した構成からなる本発明によれば、平板状の本体部と、本体部の一端側において面外方向の下方に湾曲するとともに第1開口部が形成された差し込み部と、本体部の他端側において面外方向の下方に湾曲するとともに第1開口部と対向する第2開口部が形成された挟持部とを備える連結金具を複数の孔の少なくとも一部の孔に差し込み部を挿入し、差し込み部を中心に挟持部を回転させることでライナープレートを連結する。これにより、フランジ間にせん断力や離間力が生じても、係止部によりフランジの径方向並びに離間方向における移動が抑制されるため、2枚のフランジ間のずれや開きを防止することができる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
図1は、本発明を適用した連結金具を用いてライナープレート同士を連結して構築された壁体を示す斜視図である。
【図2】
図2(a)は、ライナープレートの連結方法で用いられるライナープレートを示す斜視図であり、図2(b)は、その平面図である。
【図3】
図3(a)は、ライナープレートの連結方法で用いられるライナープレートの第1変形例を示す斜視図であり、図3(b)は、その平面図である。
【図4】
図4(a)は、ライナープレートの連結方法で用いられるライナープレートの第2変形例を示す斜視図であり、図4(b)は、その平面図である。
【図5】
図5(a)は、ライナープレートの連結方法で用いられる可動部を有する仮止め具を示す側面図であり、図5(b)は、その平面図である。
【図6】
図6(a)は、実施形態における連結金具の斜視図であり、図6(b)は、その平面図であり、図6(c)はその側面図である。
【図7】
図7は、仮止め具で各々のライナープレートの位置を保持した状態を示す正面図である。
【図8】
図8は、連結金具で各々のライナープレートの位置を保持した状態を示す図である。
【図9】
図9(a)、(b)は、実施形態における連結金具がライナープレートに装着された状態を示す模式図である。
【図10】
図10(a)、(b)は、実施形態においてライナープレートの周方向フランジ間に径方向のせん断力が作用した場合の状態を示す図である。
【図11】
図11(a)、(b)は、従来においてライナープレートの周方向フランジ間に径方向のせん断力が作用した場合の状態を示す図である。
1 壁体
2 ライナープレート連結体
20 ライナープレート
21 波形鋼板
22 周方向フランジ
22a 孔
22b 内側端部
22L 下側フランジ
22U 上側フランジ
23 軸方向フランジ
23a 孔
29 連結材
3 仮止め具
30 保持機構
31 基部
31a 表面
31b 裏面
31d 孔
32 挿入部
32a 軸
32b スリット
33 係合部
33a 可動部
40 連結金具
50 本体部
60 差し込み部
60a 第1開口部
61 返し片
70 挟持部
70a 第2開口部
71 第1折り曲げ部
72 第2折り曲げ部
72a 把持部
100 立坑
102 差込み部
122L 下側フランジ
122U 上側フランジ
140 連結金具
D 面外方向下方
D1 外径
d1 径
E 面外方向の上方
F 径方向距離
L1 全長
L2 離間距離
M 中心軸
P1 離間距離
W 中心軸
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