(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-09-06
(45)【発行日】2024-09-17
(54)【発明の名称】マルチメディアコンテンツを提供する方法、装置及び機器
(51)【国際特許分類】
H04N 21/258 20110101AFI20240909BHJP
G06Q 50/10 20120101ALI20240909BHJP
H04L 67/06 20220101ALI20240909BHJP
H04L 67/566 20220101ALI20240909BHJP
G06F 3/0484 20220101ALI20240909BHJP
【FI】
H04N21/258
G06Q50/10
H04L67/06
H04L67/566
G06F3/0484
(21)【出願番号】P 2023508517
(86)(22)【出願日】2021-09-18
(86)【国際出願番号】 CN2021119433
(87)【国際公開番号】W WO2022063092
(87)【国際公開日】2022-03-31
【審査請求日】2023-02-07
(31)【優先権主張番号】202011027625.9
(32)【優先日】2020-09-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】リァン,チェンチー
(72)【発明者】
【氏名】バイ,シァオシュアン
(72)【発明者】
【氏名】スン,フゥイ
(72)【発明者】
【氏名】ワン,ズー
(72)【発明者】
【氏名】ウー,イーイン
【審査官】鈴木 順三
(56)【参考文献】
【文献】特開2016-200876(JP,A)
【文献】特表2016-540286(JP,A)
【文献】特開2003-333575(JP,A)
【文献】Lena Bobic, Natasa Vukota, Gordana Velikic, Ivan Kastelan,Stage UI: Live TV Application Tailored for Mobile Devices,[online],米国,IEEEE,2019年,pp.410 - 413,Retrieved from the Internet:<URL:https://ieeexplore.ieee.org/stamp/stamp.jsp?tp=&arnumber=8966166>,[retrieved on 2024.02.19]
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00 - 21/858
G06Q 50/00 - 50/20
H04L 67/00 - 67/75
G06F 3/048 - 3/04895
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
マルチメディアコンテンツを提供する方法であって、
第1ページ内で、少なくとも同じマルチメディア属性を有する複数のマルチメディアコンテンツを含む第1グループのマルチメディアコンテンツ内の第1マルチメディアコンテンツを再生するステップと、
第1動作に関する第1指示を受信するステップと、
前記第1動作によって示される第1方向に基づいて、前記第1ページ内で、前記第1グループのマルチメディアコンテンツ内で前記第1マルチメディアコンテンツに隣接する第2マルチメディアコンテンツの再生に切り替えるステップと、
第2動作に関する第2指示を受信すると、前記第1ページ内で、少なくとも一つのマルチメディアコンテンツを含み、且つ、前記第1グループのマルチメディアコンテンツとは異なる第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えるステップと、
第3動作に関する第3指示を受信すると、前記第1ページとは異なる第2ページに切り替えるステップと、を含み、
前記第3動作によって示される第3方向は、前記第1方向と同じであり、且つ、
前記第2マルチメディアコンテンツに隣接して前記第3方向に関連付けられる第2マルチメディアコンテンツが、前記第1グループのマルチメディアコンテンツに含まれていない、
方法。
【請求項2】
前記第1ページ内で第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えるステップは、
前記第2動作によって示される第2方向が前記第1方向と垂直である場合、前記第1ページ内で、前記第2グループのマルチメディアコンテンツ内の前記第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えるステップ、を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記の第1ページ内で第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えるステップは、
前記第2動作によって示される第2方向が、前記第1方向と同じであり、且つ、前記第2マルチメディアコンテンツに隣接して前記第2方向に関連付けられるマルチメディアコンテンツが、前記第1グループのマルチメディアコンテンツに含まれていない場合、前記第1ページ内で前記第2グループのマルチメディアコンテンツ内の前記第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えるステップ、を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記方法は、さらに、
第4動作に関する第4指示を受信すると、前記第1ページとは異なる第3ページに切り替えるステップを、含み、
前記第4動作によって示される第4方向は、前記第1方向と垂直である、
請求項
3に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、さらに、
前記第1マルチメディアコンテンツを表示する際に、前記第1ページに第1視覚的指示を表示するステップであり、前記第1グループのマルチメディアコンテンツが複数のマルチメディアコンテンツを含むことを示すステップを、含む、
請求項
1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1マルチメディアコンテンツは、動画またはオーディオを含み、
前記第1視覚的指示は、前記第1マルチメディアコンテン
ツの再生進行状況を反映可能である、
請求項
5に記載の方法。
【請求項7】
前記マルチメディア属性は、投稿者、投稿時間帯、マルチメディアのタイプ、コンテンツのテーマのうちの少なくとも一つを含む、
請求項
1に記載の方法。
【請求項8】
前記第2マルチメディアコンテンツは、動画またはオーディオを含み、
前記方法は、さらに、
前記第2マルチメディアコンテンツの再生が終了すると、前記第1ページ内で、前記第1グループのマルチメディアコンテンツ内の次のマルチメディアコンテンツの再生に自動的に切り替えるステップ、を含む、
請求項
1に記載の方法。
【請求項9】
前記第1マルチメディアコンテンツは、動画またはオーディオを含み、
前記方法は、さらに、
前記第2マルチメディアコンテンツの再生の間に、前記第2マルチメディアコンテンツに関連付けられる操作を受け取るステップと、
前記操作が終了していない場合、前記第2マルチメディアコンテンツの再生が終了した後、前記第1ページ内で前記第2マルチメディアコンテンツを改めて再生するか、あるいは、前記第2マルチメディアコンテンツの再生を一時停止するステップと、
を含む、請求項
1に記載の方法。
【請求項10】
前記第1ページは、対象アカウントがログインしているアプリケーション内のページであり、
前記第2グループのマルチメディアコンテンツには、複数のマルチメディアコンテンツが含まれ、
前記第1ページ内で第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツの表示に切り替えるステップは、
前記第1ページ内で、前記第2グループのマルチメディアコンテンツ内の、前記対象アカウントによって読まれていないとマークされた前記第3マルチメディアコンテンツの表示に切り替えるステップ、を含む、
請求項
1に記載の方法。
【請求項11】
前記第1ページは、対象アカウントがログインしているアプリケーション内のページであり、
前記第2グループのマルチメディアコンテンツには、複数のマルチメディアコンテンツが含まれ、
前記第1ページ内で第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えるステップは、
前記第1ページ内で、前記第2グループのマルチメディアコンテンツ内の、前記対象アカウントの好みに関連付けられる前記第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えるステップ、を含む、
請求項
1に記載の方法。
【請求項12】
前記第1ページは、対象アカウントがログインしているアプリケーション内のページであり、
前記第2グループのマルチメディアコンテンツには、複数のマルチメディアコンテンツが含まれ、
前記第1ページ内で第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えるステップは、
前記第1ページ内で、前記第2グループのマルチメディアコンテンツ内の、前記対象アカウントが前回最後に閲覧した前記第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えるステップ、を含む、
請求項
1に記載の方法。
【請求項13】
前記第3マルチメディアコンテンツは、動画またはオーディオであり、
前記第1ページ内で、前記第2グループのマルチメディアコンテンツ内の、前記対象アカウントが前回最後に閲覧した前記第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えるステップは、
前記第3マルチメディアコンテンツの対象開始点から、前記第3マルチメディアコンテンツを再生するステップ、を含み、
前記対象開始点は、前記対象アカウントによる前記第3マルチメディアコンテンツの前回の閲覧に基づいて確定される、
請求項
12に記載の方法。
【請求項14】
前記方法は、さらに、
前記第1マルチメディアコンテンツの再生の間に、前記第1グループのマルチメディアコンテンツ内の少なくとも一つのマルチメディアコンテンツをプリロードするステップを、含み、
前記プリロードされる少なくとも一つのマルチメディアコンテンツの数は、所定の閾値数未満である、
請求項
1に記載の方法。
【請求項15】
第1ページ内で第1グループのマルチメディアコンテンツ内の第1マルチメディアコンテンツを再生するステップは、
特定のアカウントに関連付けられる個人ホームページ内の、前記第1グループのマルチメディアコンテンツに関連付けられる第1サムネイルに対する選択を受け取るステップと、
前記第1ページ内で前記第1グループのマルチメディアコンテンツ内の前記第1マルチメディアコンテンツを再生するステップと、を含み、
前記個人ホームページには、少なくとも前記第1サムネイルと、前記第2グループのマルチメディアコンテンツに関連付けられる第2サムネイルとが含まれる、
請求項
1に記載の方法。
【請求項16】
前記方法は、さらに、
前記第1マルチメディアコンテンツが所定の時間後に非公開コンテンツに変更されることを示すように、前記第1ページに第2視覚的指示を表示するステップ、を含む、
請求項
1に記載の方法。
【請求項17】
前記方法は、さらに、
前記第1マルチメディアコンテンツが既に前記非公開コンテンツに変更された場合、前記第1グループのマルチメディアコンテンツから前記第1マルチメディアコンテンツを除去するステップと、
前記第1マルチメディアコンテンツについての再生要求を受信するステップと、
前記第1マルチメディアコンテンツのみを含む第3グループのマルチメディアコンテンツに含まれる前記第1マルチメディアコンテンツを再生するステップと、
を含む、請求項
16に記載の方法。
【請求項18】
前記方法は、さらに、
前記第3グループのマルチメディアコンテンツに含まれる前記第1マルチメディアコンテンツを再生する際に、前記第1マルチメディアコンテンツを公開コンテンツに変更させる指令を生成するための対象コントロールを表示するステップ、を含む、
請求項
17に記載の方法。
【請求項19】
前記方法は、さらに、
前記第1マルチメディアコンテンツの閲覧履歴を読む要求を受信するステップと、
前記第1マルチメディアコンテンツが閲覧された履歴を表示するステップと、
を含む、請求項
1に記載の方法。
【請求項20】
第1ページ内で第1グループのマルチメディアコンテンツ内の第1マルチメディアコンテンツを再生するステップは、
選択操作に応じて折り畳みまたは展開することができるサンルーフコントロール内に、複数のアカウントに対応する1グループの視覚的要素を表示するステップと、
前記
第1グループの視覚的要素内の対象視覚的要素の選択を受け取るステップと、
前記対象視覚的要素に対応するアカウントに関連付けられる前記第1グループのマルチメディアコンテンツ内の、前記第1マルチメディアコンテンツを、前記第1ページ内で再生するステップと、
を含む、請求項
1に記載の方法。
【請求項21】
マルチメディアコンテンツを提供する装置であって、
第1ページ内で、少なくとも同じマルチメディア属性を有する複数のマルチメディアコンテンツを含む第1グループのマルチメディアコンテンツ内の、第1マルチメディアコンテンツを再生するように構成されている第1再生モジュールと、
第1動作に関する第1指示を受信するように構成されている第1受信モジュールと、
前記第1動作によって示される第1方向に基づいて、前記第1ページ内で前記第1グループのマルチメディアコンテンツ内で前記第1マルチメディアコンテンツに隣接する第2マルチメディアコンテンツの再生に切り替えるように構成されている第1切替モジュールと、
第2動作に関する第2指示を受信すると、前記第1ページ内で、少なくとも一つのマルチメディアコンテンツを含み、前記第1グループのマルチメディアコンテンツとは異なる第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えるように構成されている第2切替モジュールと、
第3動作に関する第3指示を受信すると、前記第1ページとは異なる第2ページに切り替えるように構成されている第3切替モジュールと、を備え、
前記第3動作によって示される第3方向は、前記第1方向と同じであり、且つ、
前記第2マルチメディアコンテンツに隣接して前記第3方向に関連付けられる第2マルチメディアコンテンツが、前記第1グループのマルチメディアコンテンツに含まれていない、
装置。
【請求項22】
メモリとプロセッサを備え、
前記メモリは、一つ又は複数のコンピュータ指令を記憶しており、
前記一つ又は複数のコンピュータ指令が前記プロセッサにより実行されると、
請求項1~
20の何れか一項に記載の方法をコンピュータに実施させる、
電子機器。
【請求項23】
一つ又は複数のコンピュータ指令を記憶しているコンピュータ可読記憶媒体であって、
前記一つ又は複数のコンピュータ指令がプロセッサにより実行されると、
請求項1~
20の何れか一項に記載の方法をコンピュータに実施させる、
コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示の各実施形態は、コンピュータの分野に関し、より具体的には、マルチメディアコンテンツを提供する方法、装置、機器、及びコンピュータ記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
情報技術の発展に伴い、インターネットは、すでに人々が情報を得る重要なルートとなっている。様々なアプリケーションにより、ニュース、音楽、画像、または動画(ビデオ)などのような、異なるタイプのコンテンツを人々に提供することができる。一部のアプリケーションによれば、ユーザにコンテンツを作成するルートを提供することもできる。例えば、一部のアプリケーションにより、ユーザが撮影した写真または動画をアプリケーション内に投稿することができる。
【0003】
このようなユーザ生成コンテンツ(UGC)は、膨大な量になりがちであり、ユーザは、アプリケーションからプッシュされるコンテンツを受信する際に、自分が興味のあるコンテンツを効率的に取得できることを期待する傾向がある。特に、マルチメディアコンテンツのプッシュプロセスにおいて、そのようなマルチメディアコンテンツは、アプリケーションのグラフィカルインターフェース内のより大きなスペースを占めることが多いため、ユーザが異なるマルチメディアコンテンツ間で切り替えるプロセスは、煩雑になりがちである。そのため、如何にしてマルチメディアコンテンツのプッシュ効率を上げられるかが注目の焦点となっている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示の第1態様において、マルチメディアコンテンツを提供する方法が提供される。該方法は、第1ページ内で、少なくとも同じマルチメディア属性を有する複数のマルチメディアコンテンツを含む第1グループのマルチメディアコンテンツ内の、第1マルチメディアコンテンツを再生することと、第1動作に関する第1指示を受信することと、前記第1動作によって示される第1方向に基づいて、前記第1ページ内で、前記第1グループのマルチメディアコンテンツ内で前記第1マルチメディアコンテンツに隣接する第2マルチメディアコンテンツの再生に切り替えることと、第2動作に関する第2指示を受信すると、前記第1ページ内で、少なくとも一つのマルチメディアコンテンツを含み、前記第1グループのマルチメディアコンテンツとは異なる第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えることと、を含む。
【0005】
本開示の第2態様において、マルチメディアコンテンツを提供する装置が提供される。該装置は、第1ページ内で、少なくとも同じマルチメディア属性を有する複数のマルチメディアコンテンツを含む第1グループのマルチメディアコンテンツ内の、第1マルチメディアコンテンツを再生するように構成された第1再生モジュールと、第1動作に関する第1指示を受信するように構成された第1受信モジュールと、前記第1動作によって示される第1方向に基づいて、前記第1ページ内で前記第1グループのマルチメディアコンテンツ内で前記第1マルチメディアコンテンツに隣接する第2マルチメディアコンテンツの再生に切り替えるように構成された第1切替モジュールと、第2動作に関する第2指示を受信すると、前記第1ページ内で、少なくとも一つのマルチメディアコンテンツを含み、前記第1グループのマルチメディアコンテンツとは異なる第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えるように構成された第2切替モジュールと、を備える。
【0006】
本開示の第3態様において、メモリ及びプロセッサを備える電子機器が提供され、メモリは、一つまたは複数のコンピュータ指令を記憶するように構成され、該一つまたは複数のコンピュータ指令がプロセッサにより実行されることにより、本開示の第1態様に従って説明された方法を実現する。
【0007】
本開示の第4態様において、一つまたは複数のコンピュータ指令を記憶しているコンピュータ可読記憶媒体が提供され、該一つまたは複数のコンピュータ指令がプロセッサにより実行されることにより、本開示の第1態様に従って説明された方法を実現する。
【0008】
本開示の様々な実施形態によれば、共通のマルチメディア属性を有する複数のマルチメディアコンテンツを集約して再生することによって、マルチメディアコンテンツのプッシュ効率を向上させる。一方、異なるグループのマルチメディアコンテンツ間の迅速な切り替えも実現され、これは、ユーザインタラクションのフレンドリネスを高め、その上さらに、ユーザが興味のあるマルチメディアコンテンツをより容易に取得することをサポートする。
【図面の簡単な説明】
【0009】
添付図面に関連して、以下の詳細な説明を参照すると、本開示の各実施形態の上記及びその他の特徴、利点、及び態様は、より明確になる。図中、同一又は類似の参照符号は、同一又は類似の要素を表す。
【
図1】本開示の複数の実施形態を実施可能な、例示的な環境の模式図である。
【
図2A】本開示のいくつかの実施形態にかかる、グループ内でマルチメディアコンテンツを切り替える例示的なインターフェースを示す図である。
【
図2B】本開示のいくつかの実施形態にかかる、グループ内でマルチメディアコンテンツを切り替える例示的なインターフェースを示す図である。
【
図3A】本開示のいくつかの別の実施形態にかかる、グループ内でマルチメディアコンテンツを切り替える例示的なインターフェースを示す図である。
【
図3B】本開示のいくつかの別の実施形態にかかる、グループ内でマルチメディアコンテンツを切り替える例示的なインターフェースを示す図である。
【
図4A】本開示のいくつかの実施形態にかかる、グループ間でマルチメディアコンテンツを切り替える例示的なインターフェースを示す図である。
【
図4B】本開示のいくつかの実施形態に従って、グループ間でマルチメディアコンテンツを切り替える例示的なインターフェースを示す図である。
【
図5A】本開示のいくつかの別の実施形態に従って、グループ間でマルチメディアコンテンツを切り替える例示的なインターフェースを示す図である。
【
図5B】本開示のいくつかの別の実施形態に従って、グループ間でマルチメディアコンテンツを切り替える例示的なインターフェースを示す図である。
【
図6A】本開示のいくつかの実施形態に従って、異なるページを切り替える例示的なインターフェースを示す図である。
【
図6B】本開示のいくつかの実施形態に従って、異なるページを切り替える例示的なインターフェースを示す図である。
【
図6C】本開示のいくつかの実施形態に従って、異なるページを切り替える例示的なインターフェースを示す図である。
【
図7A】本開示のいくつかの実施形態に従って、閲覧履歴を読む例示的なインターフェースを示す図である。
【
図7B】本開示のいくつかの実施形態に従って、閲覧履歴を読む例示的なインターフェースを示す図である。
【
図8A】本開示のいくつかの実施形態に従って、サンルーフコントロールを読む例示的なインターフェースを示す図である。
【
図8B】本開示のいくつかの実施形態に従って、サンルーフコントロールを読む例示的なインターフェースを示す図である。
【
図9A】本開示のいくつかの実施形態に従って、コンテンツ変更を案内する例示的なインターフェースを示す図である。
【
図9B】本開示のいくつかの実施形態に従って、コンテンツ変更を案内する例示的なインターフェースを示す図である。
【
図10】本開示のいくつかの実施形態に従って、マルチメディアコンテンツを提供する例示的なプロセスのフローチャートである。
【
図11】本開示のいくつかの実施形態に従って、マルチメディアコンテンツを提供する装置の模式構成ブロック図である。
【
図12】本開示の複数の実施形態を実施可能な、コンピューティング機器のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下では、添付図面を参照して、本開示の実施例についてより詳細に説明する。添付図面に本開示のいくつかの実施形態が示されているが、本開示は、様々な形態で実現でき、本明細書に説明された実施形態に限定されるものとして解釈すべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、本開示をより徹底的にかつ完全に理解させるために提供されていることが理解されるべきである。本開示の添付図面及び実施形態は、例示的な用途にのみ使用されるものであり、本開示の保護範囲を制限するために使用されるものではないことが理解されるべきである。
【0011】
本開示の実施形態の説明では、用語「含む」及びそれに似た用語は、開放的な包含、すなわち「含むが、それに限定されない」と理解すべきである。「に基づく」という用語は、「に少なくとも部分的に基づく」と理解すべきである。「一つの実施例」または「この実施例」という用語は、「少なくとも一つの実施例」と理解すべきである。「第1」、「第2」などの用語は、異なるまたは同一の対象を指し示すことができる。以下に、その他の、明示的な定義と暗黙的な定義の両方を含めることができる。
【0012】
近年、人々は、インターネットを通じたコンテンツのシェア(共有)や取得にますます熱中するようになっている。特に、一部のアプリケーションにより、マルチメディアコンテンツの作成、マルチメディアコンテンツのシェア、興味のあるマルチメディアコンテンツの取得のためのプラットフォームをユーザに提供することができる。例えば、ユーザは、アプリケーションを通して、作成した動画クリップ、撮影した写真、または歌った曲などをアップロードする。
【0013】
アプリケーションによってこのようなマルチメディアコンテンツをユーザにプッシュする場合、アプリケーションは、通常、ユーザがより良いブラウジング体験を有するように、このようなマルチメディアコンテンツのためのインターフェース内で比較的大きな表示空間を設けている。例えば、動画コンテンツをプッシュする場合、一部の動画シェアアプリケーションは、そのような動画コンテンツをフルスクリーンでの再生に近い方法で表示することができる。このようなシーンでは、ユーザは、例えば、画面を上下にスワイプすることにより、動画、画像、又はオーディオなどのマルチメディアコンテンツを切り替えることができる。
【0014】
しかしながら、このようなブラウジング方法は、ユーザにとって非効率的である。一方、上下にスワイプすることによるマルチメディアコンテンツの切り替えは、ランダムである可能性があるため、ユーザが明確な操作意図を実現することは困難である。例えば、ユーザがある作成者によって投稿されたマルチメディアコンテンツに興味を持ち、その人の他の作品をさらに閲覧しようとする場合、ユーザは、その作成者のホームページにアクセスし、その作成作品集を開く必要があるかもしれない。このようなインタラクションは、ユーザに大きなインタラクションコストをもたらす。
【0015】
一方、ユーザがフォローしている作成者が、短時間に大量のマルチメディアコンテンツを投稿した場合、ユーザは、そのようなマルチメディアコンテンツに興味を示さない可能性がある。しかしながら、アプリケーションは、それでも、短時間でユーザに、このマルチメディアコンテンツのセットをプッシュする可能性がある。これにより、ユーザ、がマルチメディアコンテンツを上下にスワイプして切り替えている間に、このマルチメディアコンテンツのセットに多くの画面時間を取られてしまうことになる可能性がある。これは、ユーザ体験に大きく影響する。
【0016】
上記の問題及び他の潜在的な問題のうちの一つ又は複数の問題を少なくとも部分的に解決するために、本開示の例示的な実施形態は、マルチメディアコンテンツを提供する解決策を提供する。全体として、本文で説明される実施形態によれば、第1ページ内で、集約された第1グループのマルチメディアコンテンツ内の第1マルチメディアコンテンツを再生できるが、第1グループのマルチメディアコンテンツに含まれる複数のマルチメディアコンテンツは、少なくとも同じマルチメディア属性を有することに基づいて集約されている。その後、第1動作に関する第1指示を受信し、第1動作によって示される第1方向に基づいて、第1ページ内で、第1グループのマルチメディアコンテンツ内で第1マルチメディアコンテンツに隣接する第2マルチメディアコンテンツの再生に切り替える。なお、第2動作に関する第2指示を受信すると、第1ページ内で、少なくとも一つのマルチメディアコンテンツを含み、第1グループのマルチメディアコンテンツとは異なる第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えることができる。
【0017】
このような方法に基づいて、本開示の解決策は、共通のマルチメディア属性を有する複数のマルチメディアコンテンツを集約して再生することによって、ユーザが興味のあるマルチメディアコンテンツをより容易に取得すること、または、興味のないマルチメディアコンテンツをフィルタにかけてフィルタリングすることをサポートし、これは、マルチメディアコンテンツのプッシュの効率を向上させることができる。一方、本開示の解決策は、さらに、異なるグループのマルチメディアコンテンツ間の迅速な切り替えも実現され、これは、ユーザインタラクションのフレンドリネスを高め、その上さらに、ユーザのマルチメディアコンテンツを取得する体験を改善する。
【0018】
以下、添付図面を参照して、本開示の実施形態について具体的に説明する。
【0019】
例示的な環境
図1は、本開示の複数の実施形態を実施可能な、例示的な環境100の模式図を示す。この例示的な環境100において、一つまたは複数の作成者110-1、110-2から110-N(個々に又はまとめて作成者110と称する)は、作成者110によって作成されたマルチメディアコンテンツを、作成者装置を介してサーバにアップロードすることができる。このようなマルチメディアコンテンツは、例えば、動画、画像、オーディオ、または、それらの組み合わせを含むことができる。例えば、作成者110は、撮影された動画のクリップまたは写真を、サーバ120にアップロードすることができる。あるいは、作成者110は、このような動画または写真に特定の音楽を追加し、組み合わされたマルチメディアコンテンツをサーバ120にアップロードすることもできる。
【0020】
図1に示すように、サーバ120は、また、作成者110によって作成されたマルチメディアコンテンツを端末装置130に送信することができる。例えば、端末装置130は、マルチメディアシェアアプリケーションのユーザによって使用される電子機器であってもよく、その例には、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、スマートグラス、ノートパソコン、デスクトップコンピュータなどの任意の適切な端末装置が含まれるが、これらに限定されない。端末装置130は、例えば、インストールされたマルチメディアシェアアプリケーションを介して、作成者110によって作成されたマルチメディアコンテンツを提供することができる。
【0021】
端末装置130のユーザは、作成者110であってもよく、該ユーザは、マルチメディアシェアアプリケーションを利用して、他の作成者110が作成したマルチメディアコンテンツを取得してもよいし、マルチメディアシェアアプリケーションを利用して、自分が作成したマルチメディアコンテンツをアップロードしてもよいことを理解すべきである。
【0022】
図1に示すように、端末装置130は、例えば、ユーザにインターフェース140を提供することができる。インターフェース140は、例えば、端末装置130にインストールされたマルチメディアシェアアプリケーションのグラフィカルユーザインターフェースであってもよい。
図1に示すように、インターフェース140は、作成者110によってアップロードされたマルチメディアコンテンツをユーザへ表示することができる。
【0023】
以下に、端末装置130がマルチメディアコンテンツをユーザへ表示する詳細なプロセスについて、詳細に説明する。
【0024】
マルチメディアコンテンツのグループ内での切り替え
マルチメディアコンテンツのプッシュ効率を向上させるために、端末装置130は、集約再生の方式を利用して複数のマルチメディアコンテンツを提供することができる。以下では、
図2から
図3に関連して、集約再生の例示的な実装について説明する。
【0025】
図2Aは、本開示のいくつかの実施形態に従って、グループ内でマルチメディアコンテンツを切り替える例示的なインターフェース200Aを示す。
図2Aに示すように、ユーザが端末装置130にインストールされたマルチメディアシェアアプリケーションを開いた後、端末装置130は、例えば、ユーザへインターフェース200Aを表示することができる。例えば、インターフェース200Aは、マルチメディアシェアアプリケーションにおける「おすすめページ」であってもよい。
【0026】
図2Aに示すように、端末130は、インターフェース200Aにおいてマルチメディアコンテンツ210-1(説明の便宜上、第1マルチメディアコンテンツと称する)を再生することができる。いくつかの実装において、第1マルチメディアコンテンツ210-1は、動画、オーディオ、または画像などを含むことができる。例えば、第1マルチメディアコンテンツ210-1は、動画コンテンツのクリップであってもよい。第1マルチメディアコンテンツ210-1の再生の間に、端末装置130は、例えば、ディスプレイ装置を介して動画を再生し、対応する音声をスピーカで再生することができる。
【0027】
あるいは、第1マルチメディアコンテンツ210-1は、画像と音楽との組み合わせを含むこともできる。第1マルチメディアコンテンツ210-1が再生されているとき、端末装置130は、例えば、ディスプレイ装置を介して画像を表示したり、スピーカで音楽を再生したりする。あるいは、第1マルチメディアコンテンツ210-1は、静止画像または動画像(例えば、GIF画像)を含むこともできる。
【0028】
従来のマルチメディアコンテンツ提供解決策とは異なり、端末装置130によって提供されるマルチメディアコンテンツ210-1は、1グループのマルチメディアコンテンツ(説明の便宜上、第1グループのマルチメディアコンテンツと称する)に含まれるものであり、第1グループのマルチメディアコンテンツは、集約された複数のマルチメディアコンテンツを含む。
【0029】
いくつかの実装において、第1グループのマルチメディアコンテンツは、サーバ120によって集約されて得られるものであってもよい。例えば、サーバ120は、複数のマルチメディアコンテンツが一つまたは複数の同じマルチメディア属性を有することに基づいて、これらの複数のマルチメディアコンテンツを第1グループのマルチメディアコンテンツとして集約することができる。
【0030】
いくつかの実装において、集約用のマルチメディア属性は、投稿者を含むことができる。例えば、サーバ120は、同じ作成者110によって投稿されたマルチメディアコンテンツを自動的に1グループのマルチメディアコンテンツとして集約することで、端末装置130が、該グループのマルチメディアコンテンツについて集約再生を行えるようにすることができる。あるいは、サーバ120は、同じコミュニティに属する作成者110によって投稿されたマルチメディアコンテンツを、1グループのマルチメディアコンテンツとして自動的に集約することができる。
【0031】
別の実装において、集約用のマルチメディア属性は、投稿時間帯を含むことができる。例えば、サーバ120は、同じ日に投稿された複数のマルチメディアコンテンツを、1グループのマルチメディアコンテンツとして集約することができる。あるいは、サーバ120は、直近24時間の間に投稿された複数のマルチメディアコンテンツを集約することもできる。
【0032】
さらに、いくつかの実装において、集約用のマルチメディア属性は、マルチメディアのタイプを含むことができる。例えば、サーバ120は、タイプが「ショート動画」である(例えば、長さが所定の長さより小さい)動画を集約することができる。あるいは、サーバ120は、特定の撮影入口から作成されたマルチメディアコンテンツ(例えば、動画シェアアプリケーション内のクイック撮影またはストーリーズなどの機能によって撮影された動画)を集約することができる。
【0033】
さらに、いくつかの実装において、集約用のマルチメディア属性は、さらに、コンテンツのテーマ(主題)を含むことができる。例えば、サーバ120は、作成者110が該マルチメディアコンテンツを投稿する際に付加したコンテンツタグに基づいて、同じタグを有する複数のマルチメディアコンテンツを、集約することができる。あるいは、サーバ120は、マルチメディアコンテンツのテーマを自動的に分析し、分析されたテーマに従って、マルチメディアコンテンツの集約を行うこともできる。
【0034】
いくつかの実装において、サーバ120は、上述した複数のマルチメディア属性に基づいてマルチメディア再生コンテンツを集約することもできる。例えば、サーバ120は、同一のユーザによって過去24時間の間に、クイック撮影方法で作成された動画コンテンツを、集約することができる。あるいは、サーバ120は、同じコミュニティ内のユーザによって同じ日に作成された同じコンテンツタグを有するマルチメディアコンテンツを、集約することができる。
【0035】
追加として又は代替として、サーバ120は、例えば、集約されて得られる1グループのマルチメディアコンテンツの数の上限を設定することもできる。例えば、端末装置130のインターフェース表示のフレンドリネスを高めるために、サーバ120は、例えば、集約される1グループのマルチメディアコンテンツの数を、10を超えないように設定することができる。集約条件を満たすマルチメディアコンテンツの数が、数の上限を超えると、サーバ120は、例えば、所定の条件に従って、所定の数のマルチメディアコンテンツを決定することができる。例えば、あるユーザによって過去24時間に投稿されたクイック撮影作品(クイック撮影方法によって作成された動画)の数が12に達した場合、サーバ120は、投稿時刻が最も新しい10のクイック撮影作品を1グループのマルチメディアコンテンツとして集約することができる。
【0036】
上記の説明で言及された特定の数の設定は、例示的なものに過ぎないことを理解すべきである。上述したマルチメディアコンテンツの集約方法によって、マルチメディアコンテンツをより効率的に編成することができるので、ユーザが、興味のあるマルチメディアコンテンツをより容易に選択すること、または、興味のないマルチメディアコンテンツのグループをフィルタにかけてフィルタリングすることを可能にすることができる。
【0037】
いくつかの実装において、例えば、複数のマルチメディアコンテンツを第1グループのマルチメディアコンテンツとして集約した後、サーバ120は、第1マルチメディアコンテンツ210-1を端末装置130に送信するときに、さらに、第1グループのマルチメディアコンテンツに関連する情報を端末装置130に提供して、端末装置130が集約再生の方式によって第1グループのマルチメディアコンテンツを提供できるようにすることができる。
【0038】
図2Aを例にとると、端末装置130がインターフェース200Aにおいて第1マルチメディアコンテンツ210-1を再生している時、端末装置130は、さらに、サーバ120から取得された、第1グループのマルチメディアコンテンツに関連する情報に基づいて、視覚的指示230を表示することもできる。例えば、端末装置130は、サーバ120から取得した情報に基づいて、第1グループのマルチメディアコンテンツが3つのマルチメディアコンテンツを含むと確定し、それに応じて、第1マルチメディアコンテンツ210-1のある第1グループのマルチメディアコンテンツ内にはさらに2つの別のマルチメディアコンテンツが集約されていることを、視覚的指示230によってユーザに示すことができる。
図2Aに示すように、端末装置130は、インターフェース200Aの最下部に3つの離れた線分を表示することによって、第1グループのマルチメディアコンテンツが3つのマルチメディアコンテンツを含むことを示す。
【0039】
いくつかの実装において、端末装置130がサーバ120から受信する、第1グループのマルチメディアコンテンツに関連する情報は、例えば、さらに、第1グループのマルチメディアコンテンツ内の各マルチメディアコンテンツのタイプおよび/または長さを含むこともできる。例えば、端末装置130は、例えば、受信された情報に基づいて、第1グループのマルチメディアコンテンツに、40秒の動画クリップと、30秒の背景音楽を有する画像と、20秒のオーディオクリップの3つのマルチメディアコンテンツが含まれると確定することができる。したがって、端末装置130によって表示される視覚的指示230は、例えば、第1グループのマルチメディアコンテンツ内の各マルチメディアコンテンツの長さを反映することもできる。例えば、端末装置130は、対応するマルチメディアコンテンツが比較的長い再生期間を有することを、より長い線分で反映することができる。いくつかの実装において、静止マルチメディアコンテンツ(例えば、静止画像)の場合、端末装置130は、対応するように所定の長さの線分を表示するか、または、対応するように他のタイプの図形を表示することで、それが静止画像に対応することを示すことができる。
【0040】
いくつかの実装において、端末装置130は、例えば、視覚的指示230内の対応する部分の表示を調整することによって、ユーザが、第1グループのマルチメディアコンテンツ内のどのマルチメディアコンテンツを閲覧しているかを示すことができる。例えば、第1マルチメディアコンテンツ210-1が再生されているとき、端末装置130は、例えば、対応する線分部分をハイライトすることにより、ユーザが現在第1マルチメディアコンテンツ210-1を閲覧していることを示すことができる。
【0041】
追加として、対応するマルチメディアコンテンツが動画またはオーディオを含む場合に、視覚的指示230は、さらに、対応するマルチメディアコンテンツの再生の進行状況を反映することもできる。
図2Aに示すように、端末装置130は、視覚的指示230内の第1線分で徐々に塗りつぶされる色によって、第1マルチメディアコンテンツ210-1の現在の再生の進行状況を示す。このような再生の進行状況は、同時に、第1グループのマルチメディアコンテンツ内の第1マルチメディアコンテンツ210-1が現在閲覧されていることをユーザに気付かせることもできることを理解すべきである。
【0042】
端末装置130において、第1グループのマルチメディアコンテンツの集約再生を提供することによって、ユーザは、さらに、第1グループのマルチメディアコンテンツ内の異なるマルチメディアコンテンツ間の切り替えをより容易に実現することができる。具体的には、端末装置130は、ユーザによって実行された第1動作に関する第1指示を受信し、該第1動作によって示される方向に基づいて、第1グループのマルチメディアコンテンツ内のコンテンツの切り替えを実現する。
【0043】
図2Aに示すように、端末装置130は、例えば、タッチスクリーン上の右から左への、左へスワイプする動作220を受信することができる。該左へスワイプする動作220が示すインタラクション方向が左方向であることを示すことに基づいて、端末装置130は、第1グループのマルチメディアコンテンツ内の、第1マルチメディアコンテンツ210-1に隣接し、左方向に対応する第2マルチメディアコンテンツ210-2を確定することができる。したがって、端末装置130は、インターフェース200Bに切り替えることで、引き続き、おすすめページにおいて第2マルチメディアコンテンツ210-2を再生することができる。
【0044】
いくつかの実装において、端末装置130は、さらに、他のタイプのユーザ動作に関連する指示を受信することが可能である。例えば、端末装置130は、センサを利用して、ユーザが端末装置130を右に傾けていることを検出することができる。したがって、端末装置130を右に傾ける動作も、インタラクション方向が左方向であることを示すことができ、それに応じて、端末装置130を表示インターフェース200Bに切り替えて、第2マルチメディアコンテンツを再生することができる。
【0045】
このようなインタラクション動作の例は、ユーザの眼球の回転、ユーザの顔の回転、ユーザの空中ジェスチャー、またはユーザの音声指令(例えば、「左へ切り替える」)を含むこともできるが、それらに限定されない。端末装置130は、適切なセンサまたはインタラクション認識技術を利用して、ユーザのインタラクション動作を検出し、これらのインタラクション動作が示す方向を判定することができることを理解すべきである。
【0046】
図2Bに示すように、第2マルチメディアコンテンツ210-2の再生に切り替えた後、端末装置130は、例えば、元の視覚的指示230を新しい視覚的指示240に更新することで、ユーザが現在第2マルチメディアコンテンツを閲覧していることを示すことができる。同様に、第2マルチメディアコンテンツ210-2が動画またはオーディオを含む場合、視覚的指示240は、さらに、第2マルチメディアコンテンツ210-2の再生の進行状況を示すこともできる。
【0047】
いくつかの実装において、特定のインタラクションを実行することによって、第1グループのマルチメディアコンテンツ内の異なるマルチメディアコンテンツの切り替えを実現することができることに加えて、端末装置130は、さらに、第1グループのマルチメディアコンテンツ内での自動的切り替えをサポートするも可能である。例えば、第1マルチメディアコンテンツ210-1の再生が終了した後に、端末装置130は、第2マルチメディアコンテンツ210-2の再生に自動的に切り替えることができる。あるいは、端末装置130は、第1マルチメディアコンテンツ210-1が所定の回数、繰り返し再生されてから、第2マルチメディアコンテンツ210-2に自動的に切り替えてもよい。このような切り替えのメカニズムは、第1グループのマルチメディアコンテンツ内の任意の2つのマルチメディアコンテンツ間の自動的切り替えに適用可能であることを理解すべきである。
【0048】
いくつかの実装において、現在再生されているマルチメディアコンテンツが既に第1グループのマルチメディアコンテンツ内の最後のマルチメディアコンテンツである場合、端末装置130は、マルチメディアコンテンツの自動的切り替えの実行を停止することができる。あるいは、端末装置130は、同じメカニズムに基づいて、第1グループのマルチメディアコンテンツ内の最初のマルチメディアコンテンツに切り替えることもできる。
【0049】
追加として、自動的切り替えメカニズムがユーザの操作に影響するのを回避するために、端末装置130は、さらに、ユーザの特定の操作が完了していない場合に、マルチメディアコンテンツの自動的切り替えを実行しないこともできる。例として、第2マルチメディアコンテンツ210-2の再生の間に、端末装置130は、ユーザの第2マルチメディアコンテンツ210-2に関連付けられる操作を受け取った。このような動作は、例えば、ユーザがコメントを入力するためにコメントパネルを開いたこと、ユーザがマルチメディアコンテンツをシェアするためにシェアボタンをタップしたこと、ユーザが該マルチメディアコンテンツに対して「いいね」操作を行ったこと、ユーザが該動画の「いいね」の履歴を見たこと、ユーザが該動画のコメントリストを見たこと、など含むことができるが、それらに限定されない。
【0050】
このような操作は、例示的なものにすぎず、端末装置130は、さらに、現在再生されている第2マルチメディアコンテンツ210-2に対するユーザのインタラクション意図を反映できる、他の操作を検出することができることを理解できるであろう。
【0051】
第2マルチメディアコンテンツ210-2の再生が終了したときに、ユーザの特定の操作がまだ終了していなければ、端末装置130は、自動的に、次のマルチメディアコンテンツに切り替えるのではなく、第2マルチメディアコンテンツ210-2の再生を一時停止するか、あるいは、第2マルチメディアコンテンツ210-2を改めて再生することができる。このようにして、現在再生されているマルチメディアコンテンツに対するユーザのインタラクションへの干渉を回避することができ、ユーザインタラクションのフレンドリネスを高めることができる。
【0052】
以上、
図2A~2Bを参照して、本開示の実施形態にかかるマルチメディアコンテンツのグループ内での切り替えを説明した。
図3A~
図3Bは、本開示のもう一つの実施形態にかかる、マルチメディアコンテンツのグループ内での切り替えの整理を示す。
【0053】
図3Aは、本開示のもう一つの実施形態にかかる、第1マルチメディアコンテンツを再生す例示的なインターフェース300Aを示す。
図3Aに示すように、インターフェース200Aとは異なり、端末装置130は、ユーザの上へスワイプする動作320を受け取って、自動的に
図3Bに示すインターフェース300Bに切り替えることで、第2マルチメディアコンテンツ210-2の再生に切り替えることができる。したがって、端末装置130は、インターフェース300Aの左側に鉛直方向の視覚的指示310を表示し、また、インターフェース300Bに切り替えた後に、新たな視覚的指示330を表示することができる。
【0054】
いくつかの実装において、ユーザがこのような切り替えメカニズムを理解し、学習することを容易にするために、ユーザが集約された形態で表示されたマルチメディアコンテンツを初めて閲覧する場合、端末装置130は、さらに、案内コンテンツを提供することで、如何にして1グループのマルチメディアコンテンツの迅速な切り替えを完了するかをユーザに教えることができる。例えば、端末装置130は、
図3Aの例において、「上へスワイプして、該ユーザの他の2つのクイック撮影動画を見る!」という言葉のフローティングウィンドウをポップアップして、ユーザがインタラクションのロジックをより早く理解することをサポートすることができる。
【0055】
上述した切替方法に基づいて、ユーザは、同じ1グループのマルチメディアコンテンツ内に集約された他のマルチメディアコンテンツに、より容易に切り替えることができるので、ユーザ操作を簡略化している。例えば、集約された1グループのマルチメディアコンテンツが、同じユーザによって投稿された同じテーマの作品である場合で、ユーザが最初の作品に興味を持つ場合に、ユーザは、該ユーザの他の同じテーマの作品に迅速に切り替えることができるので、ユーザが興味を持つ可能性のあるコンテンツを、より効率的にユーザに提供することができる。
【0056】
いくつかの実装において、端末装置130は、第1マルチメディアコンテンツ210-1から第2マルチメディアコンテンツ210-2の再生に切り替えたときにのみ、サーバ120から第2マルチメディアコンテンツ210-2のデータを受信する。あるいは、端末装置130は、第1マルチメディアコンテンツ210-1を再生しているときに、第1グループのマルチメディアコンテンツのすべてのデータをプリロードしてもよい。これにより、端末装置130は、他のマルチメディアコンテンツの再生に、より迅速に切り替えることができる。
【0057】
代替として、又は追加として、第1グループのマルチメディアコンテンツは、比較的多くのマルチメディアコンテンツを含む可能性があり、ユーザが第1グループのマルチメディアコンテンツ内のマルチメディアコンテンツのすべてを閲覧しない可能性があることを考慮する。端末装置130は、さらに、所定の閾値数未満のマルチメディアコンテンツをプリロードすることも可能であり、これにより、切り替えの速度とパケット節約とのバランスを実現することもできる。
【0058】
マルチメディアコンテンツのグループ間での切り替え
端末装置130は、さらに、異なるグループのマルチメディアコンテンツ間の効率的な切り替えを実現することができる。以下に、
図4A~
図4Bおよび
図5A~
図5Bに関連して、異なるグループ間でマルチメディアコンテンツを切り替える例示的なプロセスを説明する。
【0059】
図4Aに示すように、端末装置130がインターフェース400Aにおいて第2マルチメディアコンテンツ210-2を再生している間、端末装置130は、第2動作に関する第2指示を受信することができる。例えば、端末装置130は、タッチスクリーン上のユーザの上へスワイプする動作410を受信することができる。
【0060】
該上へスワイプする動作410によって示されるインタラクション方向(上方向)が第1方向(左方向)と垂直であることに応じて、端末装置130は、表示インターフェース400Bに切り替えて、おすすめページにおいて、第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツ420の再生に切り替えることができる。ユーザが下へスワイプする動作を実行する場合、端末装置130は、例えば、別のグループのマルチメディアコンテンツの再生に切り替えることもできることを理解すべきである。
【0061】
第1動作を参照して説明したように、スワイプに加えて、第2動作の例は、ユーザが端末装置130の姿勢を変更したこと、ユーザの眼球の回転、ユーザの顔の回転、ユーザの空中ジェスチャー、またはユーザの音声指令(例えば、「左へ切り替える」)などを含むこともできるが、それらに限定されない。
【0062】
さらに、
図4Bには、第2グループのマルチメディアコンテンツが2つのマルチメディアコンテンツを含むことが示されているが、これは単なる例示であることを理解すべきである。第2グループのマルチメディアコンテンツは、第3マルチメディアコンテンツ420のみを含むことができ、または、より多くのマルチメディアコンテンツを含むことができる。
【0063】
図5A~
図5Bは、本開示のいくつかのもう一つの実施形態にかかる、グループ間でマルチメディアコンテンツを切り替える例を示す。
図5Aに示すように、端末装置130は、インターフェース500Aにおいて、第1グループのマルチメディアコンテンツ内の最後のマルチメディアコンテンツ210-3を再生する。このとき、端末装置130が、第2動作に関する第2指示を受信し、第2動作が示す方向が第1方向と同じであると判定した場合、端末装置130は、さらに、該マルチメディアコンテンツに隣接して且つ第2方向に関連付けられたマルチメディアコンテンツが、第1グループのマルチメディアコンテンツに含まれているか否かを判定することができる。
【0064】
例えば、
図5Aの例では、上へスワイプする動作520が受け取られた場合、マルチメディアコンテンツ210-3が既に第1グループのマルチメディアコンテンツ内の最後のマルチメディアコンテンツであるので、端末装置130は、第2方向に関連付けられるマルチメディアコンテンツが第1グループのマルチメディアコンテンツに含まれていないと判定することができる。それに応じて、該マルチメディアコンテンツに隣接して且つ第2方向に関連付けられたマルチメディアコンテンツが、第1グループのマルチメディアコンテンツに含まれていないと判定した場合、端末装置130は、おすすめインターフェースにおいて、第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツ420の再生に切り替えるように、インターフェース500Bに切り替えることができる。
【0065】
いくつかの実装において、
図5Aの例について、端末装置130は、例えば、インターフェース500A内に切替ボタン510を表示することもできる。ユーザがボタン510をタップすると、端末装置130は、現在再生されているのが該グループのマルチメディアコンテンツの最後のマルチメディアコンテンツであるか否かにかかわらず、次グループのマルチメディアコンテンツにすぐに切り替えることができる。
【0066】
図4Bと
図5Bの例のいずれにおいても、端末装置130は、第2グループのマルチメディアコンテンツ内の最初のマルチメディアコンテンツに切り替えたが、このような図例は、例示的なものにすぎず、端末装置130は、異なる切り替え策を採用してもよいことを理解すべきである。
【0067】
いくつかの実装において、切り替えられた第2グループのマルチメディアコンテンツに複数のマルチメディアコンテンツが含まれている場合、端末装置130は、該端末装置130に関連付けられる対象アカウントによって読まれていないマルチメディアコンテンツに切り替えることができる。対象アカウントは、例えば、インターフェース400Bまたはインターフェース500Bを提供するアプリケーションにログインされているアカウントとすることができる。例えば、
図4Bと
図5Bの例について、対象アカウントが第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第1マルチメディアコンテンツを閲覧したことがあると端末装置130が判定した場合、端末装置130は、第2グループのマルチメディアコンテンツ内の未読マルチメディアコンテンツの再生に直接切り替えることができる。
【0068】
あるいは、端末装置130は、対象アカウントの好みに関連付けられるマルチメディアコンテンツに切り替えることができる。例えば、第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第1マルチメディアコンテンツのテーマが「スポーツ」であり、第2マルチメディアコンテンツのテーマが「旅行」である場合、端末装置130は、対象アカウントの好みにも「旅行」が含まれていることに応じて、テーマが「旅行」である第2マルチメディアコンテンツの再生に直接切り替えることができる。
【0069】
あるいは、端末装置130は、さらに、対象アカウントの閲覧履歴に応じて切り替えてもよい。いくつかの実装において、端末装置130は、第2グループのマルチメディアコンテンツ内の、対象アカウントが前回最後に閲覧したマルチメディアコンテンツの再生に切り替えることができる。例えば、対象アカウントが第2グループのマルチメディアコンテンツから離れるときに第2マルチメディアコンテンツを閲覧している場合、端末装置130は、対象アカウントが最後に閲覧した該マルチメディアコンテンツの再生に切り替えることができる。
【0070】
追加として、端末装置130は、さらに、ユーザが前回第2グループのマルチメディアコンテンツから離れるときに再生されているマルチメディアコンテンツの再生時刻を確定し、該再生時刻を対象開始点として、第2グループのマルチメディアコンテンツ内の、対象アカウントが最後に閲覧したマルチメディアコンテンツを再生することもできる。
【0071】
例えば、
図4Bの例について、ユーザが前回第2グループのマルチメディアコンテンツから離れるときに、第3マルチメディアコンテンツが時刻430まで再生されていた場合、端末装置130は、時刻430から第3マルチメディアコンテンツ420の再生を開始するように切り替えることができる。同様に、
図5Bの例について、端末装置130は、例えば、時刻530から第3マルチメディアコンテンツを再生することもできる。
【0072】
上記では、異なるグループのマルチメディアコンテンツ間で切り替えをする例について説明した。本開示によって提供されるグループ間での切り替え方法によって、本開示の実施形態は、ユーザインタラクションのフレンドリネスを高め、その上さらに、ユーザが興味のあるマルチメディアコンテンツをより容易に取得することをサポートする。
【0073】
異なるページ間での切り替え
本開示の実施形態は、上述したようなグループ内およびグループ間のマルチメディアコンテンツの切り替えに加えて、さらに、効率的なページ切替も提供する。以下に、
図6A~
図6Cに関連して、本開示の実施形態にかかるページ切替の例示的なプロセスについて説明する。
【0074】
図6Aの例において、端末装置130が、インターフェース600Aにおいて第1グループのマルチメディアコンテンツ内の最後のマルチメディアコンテンツ210-3を再生している間、端末装置130は、第3動作に関する第3指示を受信することができる。例えば、端末装置130は、タッチスクリーン上のユーザの左へスワイプする動作610を受け取ることができる。
【0075】
この場合、端末装置130は、該左へスワイプする動作610によって示される第3方向が、
図2Aを参照して説明した第1方向と同じであって、該マルチメディアコンテンツ210-3に隣接して、且つ第3方向に関連付けられる第2マルチメディアコンテンツが、第1グループのマルチメディアコンテンツに含まれていないと判定することができる。これに応じて、端末装置130は、例えば、おすすめページとは異なる、もう一つのページに切り替えることができる。例えば、もう一つのページは、
図6Cに示すような、マルチメディアコンテンツ210-3に関連するユーザの個人ホームページ600Cであってもよい。
【0076】
図6Aの例について、第1グループのマルチメディア内の第1マルチメディアコンテンツ210-1を再生している間、ユーザが右へスワイプする動作を実行した場合、端末装置130も同様に、フォロー中ページに切り替えることができることを理解すべきである。
【0077】
図6Bの例において、端末装置130が、インターフェース600Bにおいて第1グループのマルチメディアコンテンツ内のマルチメディアコンテンツ210-3を再生している間、端末装置130は、第4動作に関する第4指示を受信することができる。例えば、端末装置130は、タッチスクリーン上のユーザの左へスワイプする動作620を受け取ることができる。
【0078】
この場合、端末装置130は、該左へスワイプする動作620によって示される第4方向(左方向)が、
図3Aを参照して説明した第1方向(上方向)と垂直であると判断することができる。これに応じて、端末装置130は、例えば、おすすめページとは異なるもう一つのページに切り替えることができる。例えば、もう一つのページは、
図6Cに示すような、マルチメディアコンテンツ210-3に関連するユーザの個人ホームページ600Cであってもよい。
【0079】
図6Bの例について、ユーザが第1グループのマルチメディアコンテンツ内のどのマルチメディアコンテンツを再生しているときに左へスワイプする動作を実行したかにかかわらず、端末装置130は、ページの切り替えを実行することができることを理解すべきである。同様に、ユーザが右へスワイプする動作を実行すると、端末装置130は、フォロー中ページに切り替えることができる。
【0080】
上記で説明したように、
図6Cは、本開示の実施形態にかかる例示的な個人ホームページ600Cを示す。
図6Cに示すように、個人ホームページ600Cは、該ユーザが投稿した作品を示す第1サムネイル630および第2サムネイル640を含むことができる。
【0081】
例示的には、第1サムネイル630および第2サムネイル640の右上隅には、第1サムネイルに対応する1グループのマルチメディアコンテンツのタイプと数を含むこともできる。例えば、第1サムネイル630に対応する1グループのマルチメディアコンテンツが3つのクイック撮影作品を含むことを示すために、第1サムネイル630の右上隅には、数字「3」及び電光アイコンが含まれている。さらに、第1サムネイル630と第2サムネイル640の左下隅には、例えば、対応する1グループのマルチメディアコンテンツの再生状況を含むこともできる。
【0082】
いくつかの実装において、第1サムネイル630は、例えば、対応する1グループのマルチメディアコンテンツ(例えば、第1グループのマルチメディアコンテンツ)内の最新の第1マルチメディアコンテンツ(例えば、マルチメディアコンテンツ210-3)から取り出されてもよい。あるいは、第1サムネイル630は、例えば、対応する1グループのマルチメディアコンテンツ内のすべてのマルチメディアコンテンツを同時に反映することもできる。例えば、第1サムネイル630は、例えば、該グループのマルチメディアコンテンツに含まれる3つのクイック撮影動画の3つの画像を処理することによって得ることができる。
【0083】
いくつかの実装において、ユーザは、第1サムネイル630または第2サムネイルをタップすることによって、対応するマルチメディアコンテンツを閲覧することができる。例えば、第1サムネイル630は、第1グループのマルチメディアコンテンツに対応することができ、第2サムネイル640は、第2グループのマルチメディアコンテンツに対応することができる。ユーザは、第1サムネイル630を選択することによって、第1グループのマルチメディアコンテンツを再生することができる。例えば、端末装置130は、インターフェース200Aまたはインターフェース300Aと似たインターフェースを表示することができるが、端末装置130は、例えば、ページ表示の必要に応じて、上部のタブバーまたは下部のメニューを表示しなくてもよい。したがって、端末装置130は、例えば、ユーザのスワイプ操作に応じて、第2サムネイル640に対応する第2グループのマルチメディアコンテンツに切り替えることができる。
【0084】
上記で説明したグループ内またはグループ間のマルチメディアコンテンツ切替は、特定のユーザのホームページ内の異なるグループのマルチメディアコンテンツの切替にも適用できることを理解すべきであり、ここでは、これ以上詳細に説明しない。
【0085】
閲覧履歴の提供
いくつかの実装において、作成者が動画の閲覧状況を読みやすいように、本開示の実施形態は、さらに、ユーザがマルチメディアコンテンツの閲覧状況を読む(確認する)ことをサポートすることもできる。
図7A~
図7Bは、閲覧履歴を読む例示的なインターフェースを示す。
図7Aに示すように、端末装置130がインターフェース700Aにおいて1グループのマルチメディアコンテンツを集約の方法により再生する場合、端末装置130は、さらに、再生されるマルチメディアコンテンツの閲覧状況に関する指示710を表示することもできる。ユーザが、例えば、この指示をタップすると、端末装置130は、例えば、インターフェース700Bを表示し、ポップアップウィンドウ720を表示することで、該マルチメディアコンテンツが閲覧された履歴を提供することができる。
【0086】
いくつかの実装において、該マルチメディアコンテンツが閲覧された履歴は、例えば、サーバ120によって収集することができる。あるいは、ユーザは、特定のタイプのマルチメディアコンテンツにアクセスした自身の履歴をサーバ120によって収集されるか否かを設定することもできる。例えば、ユーザは、自身が他の作成者のマルチメディアコンテンツにアクセスした履歴をサーバ120が収集することを禁止することができる。
【0087】
図7Bに示すように、端末装置130は、さらに、例えば、該ポップアップウィンドウ720内に、該マルチメディアコンテンツを閲覧した特定のユーザとすばやくインタラクションするための入口を提供することもできる。例えば、端末装置130は、すばやくフォローする入口、または、すばやいプライベートメッセージの入口などを提供することができる。
【0088】
いくつかの実装において、作成者110が自身の作成したマルチメディアコンテンツに関心を持つように促すために、サーバ120は、マルチメディアコンテンツが閲覧された状況に関する情報を、作成者110に送信することもできる。例えば、サーバ120は、過去1日に作成者自身が作成したマルチメディアコンテンツを閲覧した人数、または、インタラクションを行った人数を示す通知を作成者に送信することができる。
【0089】
サンルーフコントロールの提供
ユーザが作成者110によって投稿された複数グループのマルチメディアコンテンツをより容易に取得できるように、端末装置130は、また、集約されたマルチメディアコンテンツの更新状況を迅速に取得させるために、サンルーフコントロールを設けることができる。
【0090】
図8Aは、本開示の実施形態にかかる例示的なインターフェース800Aを示しており、
図8Aに示されるように、端末装置130は、インターフェース800Aの上部にサンルーフコントロール810を提供することができる。いくつかの実装において、ユーザは、例えば、「おすすめ」の下にある三角ボタンをタップすることによって、サンルーフコントロール810を折り畳み、または、展開することができる。
【0091】
いくつかの実装において、
図8Aに示すように、端末装置130は、例えば、サンルーフコントロール810において、複数のアカウントに対応する1グループの視覚的要素、例えば、
図8Aの視覚的要素830と視覚的要素840などを表示することができる。いくつかの例において、そのような視覚的要素は、複数のアカウントに対応するアバタであってもよい。
【0092】
いくつかの実装において、端末装置130は、さらに、1グループの視覚的要素内の対象視覚的要素の選択を受け取ることもできる。したがって、端末装置130は、対象視覚的要素に対応するアカウントに関連付けられる第1グループのマルチメディアコンテンツ内の、第1マルチメディアコンテンツを、第1ページ内で再生することができる。例えば、ユーザが視覚的要素830をタップすると、端末装置130は、対応する第1グループのマルチメディアコンテンツを再生するために、インターフェース800Bを表示することができる。視覚的要素830がタップされると、端末装置130は、例えば、インターフェース300Aと似たインターフェースを表示してもよいことを、理解できるであろう。
【0093】
いくつかの実装において、端末装置130は、さらに、視覚的要素830の周囲に異なる色を表示することによって、更新された集約マルチメディアコンテンツが該アカウントに存在するか否かを示すこともできる。例えば、視覚的要素830の周囲の色が赤である場合、視覚的要素830に対応するユーザが新しいマルチメディアコンテンツを作成したことを示す。逆に、視覚的要素840の周囲の色がグレーである場合、視覚的要素840に対応するユーザがマルチメディアコンテンツを更新していないことを示す。
【0094】
いくつかの実装において、端末装置130は、さらに、ユーザがマルチメディアコンテンツを作成するように促すために、サンルーフコントロール810内にクイック撮影入口820を提供することもできる。
【0095】
非公開コンテンツの制御
いくつかの実装において、ユーザの集約されたマルチメディアコンテンツは、例えば、時間限定公開にすることができる。
図9Aは、本開示の実施形態にかかる例示的なインターフェース900Aを示しており、
図9Aに示されるように、端末装置130は、対応するマルチメディアコンテンツが所定の時間後に非公開コンテンツ(秘密コンテンツ)に変換されることを示す視覚的指示910を表示することができる。
図9Bに示すように、該マルチメディアコンテンツが既に非公開コンテンツに変更された後、インターフェース900Bにおいて、端末装置130は、視覚的指示920を表示して、該作品が非公開コンテンツであることを示すことができる。
【0096】
いくつかの実装において、第1マルチメディアコンテンツ210-1を例として、第1マルチメディアコンテンツ210-1が既に非公開コンテンツに変更された場合、端末装置130は、第1グループのマルチメディアコンテンツから第1マルチメディアコンテンツ210-1を除去することができる。その後、第1マルチメディアコンテンツ210-1についての再生要求を再度受信すると、端末装置130は、第1マルチメディアコンテンツ210-1を単独に再生する。具体的には、端末装置130は、第1マルチメディアコンテンツ210-1のみを含む第3グループのマルチメディアコンテンツに含まれる第1マルチメディアコンテンツ210-1を再生することができる。
【0097】
いくつかの実装において、ユーザが多くのコンテンツをシェアすることを促すために、第1マルチメディアコンテンツ210-1が非公開コンテンツに変更された後、端末装置130は、さらに、第1マルチメディアコンテンツ210-1が単独に再生されている間に、対象コントロール930を表示することもできる。対象コントロール930は、例えば、第1マルチメディアコンテンツ210-1を公開コンテンツに変更させる指令を生成するために使用することが可能である。ユーザが該対象空間930をタップすると、端末装置130は、例えば、サーバ120に第1マルチメディアコンテンツを公開コンテンツに変更させ、これを再び集約させることができる。
【0098】
例示的なプロセス、装置、及び機器
図10は、本開示の実施形態にかかる、マルチメディアコンテンツを提供する例示的なプロセス1000のフローチャートである。プロセス1000は、例えば、
図1の端末装置130によって実施することができる。
【0099】
ブロック1002において、端末装置130は、第1ページ内で、少なくとも同じマルチメディア属性を有する複数のマルチメディアコンテンツを含む第1グループのマルチメディアコンテンツ内の、第1マルチメディアコンテンツを再生する。
【0100】
ブロック1004において、端末装置130は、第1動作に関する第1指示を受信する。
【0101】
ブロック1006において、端末装置130は、前記第1動作によって示される第1方向に基づいて、第1ページ内で、第1グループのマルチメディアコンテンツ内で前記第1マルチメディアコンテンツに隣接する第2マルチメディアコンテンツの再生に切り替える。
【0102】
ブロック1008において、端末装置130は、第2動作に関する第2指示を受信した場合、第1ページ内で、少なくとも一つのマルチメディアコンテンツを含み、第1グループのマルチメディアコンテンツとは異なる第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替える。
【0103】
本開示に説明されたマルチメディアコンテンツを提供するプロセスによれば、共通のマルチメディア属性を有する複数のマルチメディアコンテンツを集約して再生することによって、マルチメディアコンテンツのプッシュ効率を向上させる。一方、異なるグループのマルチメディアコンテンツ間の迅速な切り替えも実現されており、これは、ユーザインタラクションのフレンドリネスを高め、その上さらに、ユーザが興味のあるマルチメディアコンテンツをより容易に取得することをサポートする。
【0104】
いくつかの実装において、第1ページ内で第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えることは、第2動作によって示される第2方向が第1方向と垂直である場合、第1ページ内で、第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えることを含む。
【0105】
いくつかの実装において、プロセス1000は、さらに、第1方向と同じ第3方向を示す第3動作に関する第3指示が受信され、且つ、第2マルチメディアコンテンツに隣接して且つ第3方向に関連付けられる第2マルチメディアコンテンツが、第1グループのマルチメディアコンテンツに含まれていない場合、第1ページとは異なる第2ページに切り替えることを含む。
【0106】
いくつかの実装において、第1ページ内で第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えることは、第2動作によって示される第2方向が第1方向と同じであり、且つ、第2マルチメディアコンテンツに隣接して且つ第2方向に関連付けられるマルチメディアコンテンツが第1グループのマルチメディアコンテンツに含まれていない場合、第1ページ内で第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替える。
【0107】
いくつかの実装において、プロセス1000は、さらに、第1方向と垂直な第4方向を示す第4動作に関する第4指示を受信すると、第1ページとは異なる第3ページに切り替えることを含む。
【0108】
いくつかの実装において、プロセス1000は、さらに、第1マルチメディアコンテンツを表示する際に、第1ページに第1視覚的指示を表示することで、第1グループのマルチメディアコンテンツが複数のマルチメディアコンテンツを含むことを示す。
【0109】
いくつかの実装において、第1マルチメディアコンテンツは、動画またはオーディオを含み、第1視覚的指示によって、第1マルチメディアコンテンツ再生の進行状況を反映することもできる。
【0110】
いくつかの実装において、マルチメディア属性は、投稿者、投稿時間帯、マルチメディアのタイプ、コンテンツのテーマのうちの少なくとも一つを含む。
【0111】
いくつかの実装において、第2マルチメディアコンテンツは動画またはオーディオを含み、プロセス1000は、さらに、第2マルチメディアコンテンツの再生が終了すると、第1ページ内で、第1グループのマルチメディアコンテンツ内の次のマルチメディアコンテンツの再生に自動的に切り替えることを含む。
【0112】
いくつかの実装において、第1マルチメディアコンテンツは動画またはオーディオを含み、プロセス1000は、さらに、第2マルチメディアコンテンツの再生の間に、第2マルチメディアコンテンツに関連付けられる操作を受け取ることと、操作が終了していない場合、第2マルチメディアコンテンツの再生が終了した後、第1ページ内で第2マルチメディアコンテンツを改めて再生するか、あるいは、第2マルチメディアコンテンツの再生を一時停止する。
【0113】
いくつかの実装において、操作は、コメント、いいね、シェアのうちの少なくとも一つを含む。
【0114】
いくつかの実装において、第1ページは、対象アカウントがログインしているアプリケーション内のページであり、第2グループのマルチメディアコンテンツには複数のマルチメディアコンテンツが含まれ、第1ページ内で、第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツの表示に切り替えることは、第1ページ内で、第2グループのマルチメディアコンテンツ内の、対象アカウントによって読まれていない第3マルチメディアコンテンツの表示に切り替えることを含む。
【0115】
いくつかの実装において、第1ページは、対象アカウントがログインしているアプリケーション内のページであり、第2グループのマルチメディアコンテンツには複数のマルチメディアコンテンツが含まれ、第1ページ内で第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えることは、第1ページ内で、第2グループのマルチメディアコンテンツ内の、対象アカウントの好みに関連付けられる第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えることを含む。
【0116】
いくつかの実装において、第1ページは、対象アカウントがログインしているアプリケーション内のページであり、第2グループのマルチメディアコンテンツには複数のマルチメディアコンテンツが含まれ、第1ページ内で第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えることは、
第1ページ内で、第2グループのマルチメディアコンテンツ内の、対象アカウントが前回最後に閲覧した第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えることを含む。
【0117】
いくつかの実装において、第3マルチメディアコンテンツは、動画またはオーディオであり、第1ページ内で、第2グループのマルチメディアコンテンツ内の、対象アカウントが前回最後に閲覧した第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えることは、第3マルチメディアコンテンツの、対象アカウントによる第3マルチメディアコンテンツの前回の閲覧に基づいて確定される対象開始点から第3マルチメディアコンテンツを再生することを含む。
【0118】
いくつかの実装において、プロセス1000は、さらに、第1マルチメディアコンテンツの再生の間に、第1グループのマルチメディアコンテンツ内の所定の閾値数未満で少なくとも一つのマルチメディアコンテンツをプリロードすることを含む。
【0119】
いくつかの実装において、第1ページ内で第1グループのマルチメディアコンテンツ内の第1マルチメディアコンテンツを再生することは、特定のアカウントに関連付けられる個人ホームページ内の、第1グループのマルチメディアコンテンツに関連付けられる第1サムネイルに対する選択を受け取ることと、第1ページ内で第1グループのマルチメディアコンテンツ内の第1マルチメディアコンテンツを再生することを含み、個人ホームページには、少なくとも第1サムネイルと、第2グループのマルチメディアコンテンツに関連付けられる第2サムネイルと、が含まれる。
【0120】
いくつかの実装において、プロセス1000は、さらに、第1ページに第2視覚的指示を表示することで、第1マルチメディアコンテンツが所定の時間後に非公開コンテンツに変更されることを示すことを含む。
【0121】
いくつかの実装において、プロセス1000は、さらに、第1マルチメディアコンテンツが既に非公開コンテンツに変更された場合、第1グループのマルチメディアコンテンツから第1マルチメディアコンテンツを除去することと、第1マルチメディアコンテンツについての再生要求を受信することと、第1マルチメディアコンテンツのみを含む第3グループのマルチメディアコンテンツに含まれる第1マルチメディアコンテンツを再生することと、を含む。
【0122】
いくつかの実装において、プロセス1000は、さらに、第3グループのマルチメディアコンテンツに含まれる第1マルチメディアコンテンツを再生する際に、第1マルチメディアコンテンツを公開コンテンツに変更させる指令を生成するための対象コントロールを表示することを含む。
【0123】
いくつかの実装において、プロセス1000はさらに、第1マルチメディアコンテンツの閲覧履歴を読む要求を受信することと、第1マルチメディアコンテンツが閲覧された履歴を表示することと、を含む。
【0124】
いくつかの実装において、第1ページ内で第1グループのマルチメディアコンテンツ内の第1マルチメディアコンテンツを再生することは、選択操作に応じて折り畳みまたは展開することができるサンルーフコントロール内に、複数のアカウントに対応する1グループの視覚的要素を表示することと、1グループの視覚的要素内の対象視覚的要素の選択を受け取ることと、対象視覚的要素に対応するアカウントに関連付けられる第1グループのマルチメディアコンテンツ内の、第1マルチメディアコンテンツを、第1ページ内で再生することと、を含む。
【0125】
本開示の実施形態は、さらに、上述した方法またはプロセスを実施するための対応する装置を提供する。
図11は、本開示のいくつかの実施形態にかかる、マルチメディアコンテンツを提供する装置1100の模式構成ブロック図を示す。
【0126】
図11に示すように、装置1100は、第1ページ内で、少なくとも同じマルチメディア属性を有する複数のマルチメディアコンテンツを含む第1グループのマルチメディアコンテンツ内の、第1マルチメディアコンテンツを再生するように構成された第1再生モジュール110を備える。装置1100は、さらに、第1動作に関する第1指示を受信するように構成された第1受信モジュール1120を備える。なお、装置1100は、さらに、第1動作によって示される第1方向に基づいて、第1ページ内で第1グループのマルチメディアコンテンツ内で第1マルチメディアコンテンツに隣接する第2マルチメディアコンテンツの再生に切り替えるように構成された第1切替モジュールを備える。また、装置1100は、さらに、第2動作に関する第2指示を受信すると、第1ページ内で、少なくとも一つのマルチメディアコンテンツを含み、前記第1グループのマルチメディアコンテンツとは異なる第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えるように構成された第2切替モジュール1140を備える。
【0127】
いくつかの実装において、第2切替モジュール1140は、第2動作によって示される第2方向が第1方向と垂直である場合、第1ページ内で、第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えるように構成された第1グループ間での切り替えモジュールを備える。
【0128】
いくつかの実装において、装置1100は、さらに、第1方向と同じ第3方向を示す第3動作に関する第3指示が受信され、且つ、第2マルチメディアコンテンツに隣接して、且つ第3方向に関連付けられる第2マルチメディアコンテンツが第1グループのマルチメディアコンテンツに含まれていない場合、第1ページとは異なる第2ページに切り替えるように構成された第1ページ切替モジュールを備える。
【0129】
いくつかの実装において、第2切替モジュール1140は、第2動作によって示される第2方向が第1方向と同じであり、且つ、第2マルチメディアコンテンツに隣接して、且つ第2方向に関連付けられるマルチメディアコンテンツが第1グループのマルチメディアコンテンツに含まれていない場合、第1ページ内で第2グループのマルチメディアコンテンツ内の第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えるように構成された第2グループ間での切り替えモジュールを備える。
【0130】
いくつかの実装において、装置1100は、さらに、第1方向と垂直な第4方向を示す第4動作に関する第4指示を受信すると、第1ページとは異なる第3ページに切り替えるように構成された第2ページ切替モジュールを備える。
【0131】
いくつかの実装において、装置1100は、さらに、第1マルチメディアコンテンツを表示する際に、第1ページに第1視覚的指示を表示することで、第1グループのマルチメディアコンテンツが複数のマルチメディアコンテンツを含むことを示すように構成された第1表示モジュールを備える。
【0132】
いくつかの実装において、第1マルチメディアコンテンツは、動画またはオーディオを含み、第1視覚的指示によって、第1マルチメディアコンテンツ再生の進行状況を反映することもできる。
【0133】
いくつかの実装において、マルチメディア属性は、投稿者、投稿時間帯、マルチメディアのタイプ、コンテンツのテーマのうちの少なくとも一つを含む。
【0134】
いくつかの実装において、第2マルチメディアコンテンツは、動画またはオーディオを含み、装置1100は、さらに、第2マルチメディアコンテンツの再生が終了すると、第1ページ内で、第1グループのマルチメディアコンテンツ内の次のマルチメディアコンテンツの再生に自動的に切り替えるように構成された自動的切り替えモジュールを備える。
【0135】
いくつかの実装において、第2マルチメディアコンテンツは、動画またはオーディオを含み、装置1100は、さらに、第2マルチメディアコンテンツの再生の間に、第2マルチメディアコンテンツに関連付けられる操作を受け取るように構成された操作受信モジュールと、操作が終了していない場合、第2マルチメディアコンテンツの再生が終了した後、第1ページ内で第2マルチメディアコンテンツを改めて再生するか、あるいは、第2マルチメディアコンテンツの再生を一時停止するように構成された一時停止切替モジュールと、を備える。
【0136】
いくつかの実装において、操作は、コメント、いいね、シェアのうちの少なくとも一つを含む。
【0137】
いくつかの実装において、第1ページは、対象アカウントがログインしているアプリケーション内のページであり、第2グループのマルチメディアコンテンツには複数のマルチメディアコンテンツが含まれ、第2切替モジュール1140は、第1ページ内で、第2グループのマルチメディアコンテンツ内の、前記対象アカウントによって読まれていないとマークされた第3マルチメディアコンテンツの表示に切り替えるように構成された未読コンテンツ再生モジュールを備える。
【0138】
いくつかの実装において、第1ページは、対象アカウントがログインしているアプリケーション内のページであり、第2グループのマルチメディアコンテンツには複数のマルチメディアコンテンツが含まれ、第2切替モジュール1140は、第1ページ内で、第2グループのマルチメディアコンテンツ内の、対象アカウントの好みに関連付けられる第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えるように構成された好みコンテンツ再生モジュールを備える。
【0139】
いくつかの実装において、第1ページは、対象アカウントがログインしているアプリケーション内のページであり、第2グループのマルチメディアコンテンツには複数のマルチメディアコンテンツが含まれ、第2切替モジュール1140は、第1ページ内で、第2グループのマルチメディアコンテンツ内の、対象アカウントが前回最後に閲覧した第3マルチメディアコンテンツの再生に切り替えるように構成された過去再生モジュールを備える。
【0140】
いくつかの実装において、第3マルチメディアコンテンツは、動画またはオーディオであり、過去再生モジュールは、第3マルチメディアコンテンツの、対象アカウントによる第3マルチメディアコンテンツの前回の閲覧に基づいて確定される対象開始点から第3マルチメディアコンテンツを再生するように構成されたレジューム再生モジュールを備える。
【0141】
いくつかの実装において、装置1100は、さらに、第1マルチメディアコンテンツの再生の間に、第1グループのマルチメディアコンテンツ内の所定の閾値数未満で少なくとも一つのマルチメディアコンテンツをプリロードするように構成されたプリロードモジュールを備える。
【0142】
いくつかの実装において、第1再生モジュール1110は、特定のアカウントに関連付けられる個人ホームページ内の、第1グループのマルチメディアコンテンツに関連付けられる第1サムネイルに対する選択を受け取るように構成された第2受信モジュールと、第1ページ内で第1グループのマルチメディアコンテンツ内の第1マルチメディアコンテンツを再生するように構成された第2再生モジュールと、を備え、個人ホームページには、少なくとも第1サムネイルと、第2グループのマルチメディアコンテンツに関連付けられる第2サムネイルと、が含まれる。
【0143】
いくつかの実装において、装置1100は、さらに、第1ページに第2視覚的指示を表示することで、第1マルチメディアコンテンツが所定の時間後に非公開コンテンツに変更されることを示すように構成された第2表示モジュールを備える。
【0144】
いくつかの実装において、装置1100は、さらに、第1マルチメディアコンテンツが既に非公開コンテンツに変更された場合、第1グループのマルチメディアコンテンツから第1マルチメディアコンテンツを除去するように構成された除去モジュールと、第1マルチメディアコンテンツについての再生要求を受信するように構成された第3受信モジュールと、第1マルチメディアコンテンツのみを含む第3グループのマルチメディアコンテンツに含まれる第1マルチメディアコンテンツを再生するように構成された第3再生モジュールと、を備える。
【0145】
いくつかの実装において、装置1100は、さらに、第3グループのマルチメディアコンテンツに含まれる第1マルチメディアコンテンツを再生する際に、第1マルチメディアコンテンツを公開コンテンツに変更させる指令を生成するための対象コントロールを表示するように構成された第3表示モジュールを備える。
【0146】
いくつかの実装において、装置1100は、さらに、第1マルチメディアコンテンツの閲覧履歴を読む要求を受信するように構成された第4受信モジュールと、第1マルチメディアコンテンツが閲覧された履歴を表示するように構成された第4表示モジュールと、を備える。
【0147】
いくつかの実装において、第1再生モジュール1110は、選択操作に応じて折り畳みまたは展開することができるサンルーフコントロール内に、複数のアカウントに対応する1グループの視覚的要素を表示するように構成された第5表示モジュールと、1グループの視覚的要素内の対象視覚的要素の選択を受け取るように構成された第5受信モジュールと、対象視覚的要素に対応するアカウントに関連付けられる第1グループのマルチメディアコンテンツ内の、第1マルチメディアコンテンツを、第1ページ内で再生するように構成された第4再生モジュールと、を備える。
【0148】
図12は、本開示の一つまたは複数の実施形態を実施可能なコンピューティング機器/サーバ1200のブロック図である。
図12に示すコンピューティング機器/サーバ1200は、単なる例示であり、本明細書で説明された実施形態の機能及び範囲へのいかなる制限も構成するわけではないことを理解すべきである。
【0149】
図12に示すように、コンピューティング機器/サーバ1200は、汎用コンピューティング機器の形態をしている。コンピューティング機器/サーバ1200の構成要素は、一つまたは複数のプロセッサまたは処理ユニット1210、メモリ1220、記憶装置1230、一つまたは複数の通信ユニット1240、一つまたは複数の入力装置1250、および、一つまたは複数の出力装置1260を含むことができるが、それらに限定されない。処理ユニット1210は、実プロセッサまたは仮想プロセッサとしてもよく、メモリ1220が記憶しているプログラムに従って、様々な処理を実行することができる。マルチプロセッサシステムにおいて、複数の処理ユニットがコンピュータ実行可能指令を並列実行することで、コンピューティング機器/サーバ1200の並列処理能力を向上させる。
【0150】
コンピューティング機器/サーバ1200は、一般に、複数のコンピュータ記憶媒体を含む。そのような媒体は、揮発性媒体および不揮発性媒体、取り外し可能媒体および取り外し不可能媒体を含むが、これらに限定されない、コンピューティング機器/サーバ1200がアクセス可能な任意の入手可能な媒体とすることができる。メモリ1220は、揮発性メモリ(例えば、レジスタ、キャッシュ、ランダムアクセスメモリ(RAM))、不揮発性メモリ(例えば、リードオンリーメモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ)、または、これらの何らかの組み合わせであってもよい。記憶装置1230は、取り外し可能または取り外し不可能な媒体とすることができ、フラッシュドライブ、磁気ディスクのような機械可読媒体、または、情報および/またはデータ(例えば訓練用の訓練データ)を記憶するために使用可能で、コンピューティング機器/サーバ1200内でアクセス可能な任意の他の媒体を含むことができる。
【0151】
コンピューティング機器/サーバ1200は、さらに、取り外し可能/取り外し不可能で、揮発性/不揮発性の別の記憶媒体を含むことができる。
図12には示されていないが、取り外し可能で不揮発性の磁気ディスク(例えば「フロッピー(登録商標)ディスク」)からの読み取りまたは書き込みのためのディスクドライブと、取り外し可能で不揮発性の光ディスクからの読み取りまたは書き込みのための光ディスクドライブと、を提供することができる。これらの場合、各ドライブは、一つまたは複数のデータ媒体インターフェースによって、バス(図示せず)に接続されてもよい。メモリ1220は、本開示の様々な実施形態の様々な方法または動作を実行するように構成された一つまたは複数のプログラムモジュールを有するコンピュータプログラム製品1225を含むことができる。
【0152】
通信ユニット1240は、通信媒体を介した他のコンピューティング機器との通信を実現する。さらに、コンピューティング機器/サーバ1200の構成要素の機能は、単一のコンピューティングクラスタまたは通信接続を介して通信可能な複数のコンピュータ機器で実現することができる。したがって、コンピューティング機器/サーバ1200は、一つまたは複数の他のサーバ、ネットワークパーソナルコンピュータ(PC)、または、別のネットワークノードとの論理接続を利用して、ネットワーク接続環境で動作することができる。
【0153】
入力装置1250は、マウス、キーボード、トラックボールなどの一つまたは複数の入力装置とすることができる。出力装置1260は、ディスプレイ、スピーカ、プリンタなどの一つまたは複数の出力装置とすることができる。コンピューティング機器/サーバ1200は、さらに、必要に応じて、通信ユニット1240を介して一つ又は複数の外部機器(図示せず)と通信することができる。外部機器は、例えば、記憶装置、表示機器などであり、ユーザをコンピューティング機器/サーバ1200とインタラクションさせる一つ又は複数の機器と通信するか、あるいは、コンピューティング機器/サーバ1200を一つ又は複数の他のコンピューティング機器と通信させる任意の機器(例えば、ネットワークカード、モデムなど)と通信する。このような通信は、入出力(I/O)インターフェース(図示せず)を介して行うことができる。
【0154】
本開示の例示的な実施態様によれば、一つまたは複数のコンピュータ指令を記憶しているコンピュータ可読記憶媒体が提供され、該一つまたは複数のコンピュータ指令がプロセッサにより実行されることにより、上記で説明した方法を実現する。
【0155】
ここでは、本開示に従って実現される、方法、装置(システム)、およびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照して、本開示の各態様を説明した。フローチャートおよび/またはブロック図の各ブロック、ならびに、フローチャートおよび/またはブロック図の各ブロックの組み合わせは、コンピュータ可読プログラム指令によって実現できることを理解すべきである。
【0156】
これらのコンピュータ可読プログラム指令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または、他のプログラマブルデータ処理装置の処理ユニットに提供されることで、これらの指令がコンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置の処理ユニットによって実行された場合、フローチャートおよび/またはブロック図の一つまたは複数のブロックに規定された機能/動作を実現する装置を生成させるように、一種の機器を作り出すことが可能である。これらのコンピュータ可読プログラム指令をコンピュータ可読記憶媒体に記憶して、これらの指令により、コンピュータ、プログラマブルデータ処理装置、および/または、他の機器を特定の方法で動作させることが可能であるため、指令を記憶しているコンピュータ可読媒体には、フローチャートおよび/またはブロック図の一つまたは複数のブロックに規定された機能/動作の様々な態様を実現させる指令を含む製品が含まれる。
【0157】
コンピュータ可読プログラム指令を、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、または他の機器にロードすることにより、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、または他の機器上で、一連の操作ステップを実行して、コンピュータにより実現されるプロセスを生成して、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、または他の機器上で実行される指令により、フローチャートおよび/またはブロック図の一つまたは複数のブロックに規定された機能/動作を実現させることも可能である。
【0158】
添付図面のフローチャートおよびブロック図は、本開示の複数の実施形態にかかるシステム、方法、およびコンピュータプログラム製品の可能な実施形態のアーキテクチャ、機能、および操作を示している。この点において、フローチャートまたはブロック図の各ブロックは、既定の論理機能を実現するための一つまたは複数の実行可能指令を含む一つのモジュール、プログラムセグメント、または指令の一部を表すことができる。代替としてのいくつかの実施形態において、ブロックに記入された機能は、添付図面に記入されたものとは異なる順番で発生することもある。例えば、2つの連続したブロックは、実際には、実質的に並列に実行されてもよく、場合によっては、関係する機能に応じて、逆の順序で実行されることもあり得る。なお、ブロック図および/またはフローチャートの各ブロック、および/または、ブロック図および/またはフローチャートのブロックの組み合わせは、所定の機能または動作を実行する専用のハードウェアベースのシステムで実現されてもよく、または、専用ハードウェアとコンピュータ指令との組み合わせで実現されてもよい。
【0159】
以上、本開示の各実施形態について説明したが、上記の説明は、網羅的なものではなく、例示的なものであり、開示された各実施形態に限定されるものでもない。説明された各実施形態の範囲と要旨から逸脱することなく、多くの修正や変更は、当業者にとって明らかである。本明細書で使用される用語の選択は、各実施形態の原理、実際の適用、または市場における技術の改良を最もよく説明すること、または、当業分野の他の当業者が本明細書で開示されている各実施形態理解できるようにすることを意図している。