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  • 特許-開閉柵、及び開閉柵を備えたベッド 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-09-09
(45)【発行日】2024-09-18
(54)【発明の名称】開閉柵、及び開閉柵を備えたベッド
(51)【国際特許分類】
   A47C 21/08 20060101AFI20240910BHJP
   A61G 7/05 20060101ALI20240910BHJP
【FI】
A47C21/08 Z
A61G7/05
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2020101949
(22)【出願日】2020-06-12
(65)【公開番号】P2021194190
(43)【公開日】2021-12-27
【審査請求日】2023-04-04
(73)【特許権者】
【識別番号】390007870
【氏名又は名称】シーホネンス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100074561
【弁理士】
【氏名又は名称】柳野 隆生
(74)【代理人】
【識別番号】100177264
【弁理士】
【氏名又は名称】柳野 嘉秀
(74)【代理人】
【識別番号】100124925
【弁理士】
【氏名又は名称】森岡 則夫
(74)【代理人】
【識別番号】100141874
【弁理士】
【氏名又は名称】関口 久由
(74)【代理人】
【識別番号】100166958
【弁理士】
【氏名又は名称】堀 喜代造
(72)【発明者】
【氏名】坂本 達紀
【審査官】齊藤 公志郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2008-138393(JP,A)
【文献】特開2011-087803(JP,A)
【文献】登録実用新案第3206695(JP,U)
【文献】特開2019-27260(JP,A)
【文献】特開2007-297578(JP,A)
【文献】特開2002-75049(JP,A)
【文献】米国特許第5887856(US,A)
【文献】韓国公開特許第10-2010-0114405(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47C 21/08
A61G 7/05
E04F 11/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベッドの側部に設ける、水平回動する開閉柵であって、
前記開閉柵を開く方向を前として、前記開閉柵を形成する部材である水平棒状体の前面及び後面に、前記水平棒状体の長手方向に沿う線状の蓄光体を設けてなり、
前記水平棒状体は、上下方向に離間して複数本設けられ、
最上に位置する前記水平棒状体に形成した水平溝内に前記蓄光体が設けられ、
前記水平溝は、最上に位置する前記水平棒状体の横断面の頂部と前記横断面の水平端部との間に、斜め上方へ開口するように設けられたものであり、
前記蓄光体の厚みは、前記水平溝の深さよりも小さい
開閉柵。
【請求項2】
前記開閉柵は、上下方向に離間する前記水平棒状体を4本以上有する梯子状である、
請求項に記載の開閉柵。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の開閉柵を備えたベッド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、介護用等に好適なベッドの側部に設ける開閉柵に関する。
【背景技術】
【0002】
病院、介護施設又は家庭で使用される、介護用等のベッドにおいて、水平回動する開閉柵を前記ベッドの側部に設けたものがある(例えば、特許文献1ないし3参照)。
【0003】
前記開閉柵は、前記ベッドの使用者がベッド内からベッド外へ移動する際、及び前記使用者がベッド外からベッド内へ移動する際に、前記使用者の移動を介助する手摺りとして機能する。
【0004】
特許文献1ないし3の前記開閉柵は、最上部に位置する水平の棒状部分を前記手摺りとしている(特許文献1の回動柵17の最上部の水平の棒状部分、特許文献2の棒状体10、及び特許文献3の回動手摺部42参照)。
【0005】
一方、ベッドが設置された部屋を夜間に消灯して暗くした状態で、前記ベッドの位置を認識しやすくするために、ヘッドボードやフットボードに蓄光性蛍光材を取り付けるもの(例えば、特許文献4の第1図の蓄光性蛍光材5,5’参照)、ヘッドボードやフットボードに蛍光塗料を塗布するもの(例えば、特許文献5の図1の蛍光塗料1c,2c参照)がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】特開2006-55529号公報
【文献】特許第4802296号公報
【文献】特開2016-77642号公報
【文献】実開昭56-13951号公報
【文献】特開平8-112166号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特に前記ベッドの使用者が病人や老人等で身体が不自由であり、前記使用者が夜間に何度もトイレに行く場合、前記使用者の移動を介助する手摺りとして機能する前記開閉柵は、夜間でも前記使用者が確実に視認できるようにする必要がある。
【0008】
すなわち、前記使用者がベッド内からベッド外へ移動する際、及び前記使用者がベッド外からベッド内へ移動する際に、あるいは、前記使用者がベッドから落ちたときやベッドに帰る際に床に尻餅をついた際等において、夜間の暗い室内で前記開閉柵を視認しやすくする必要がある。
【0009】
その上、前記使用者がベッドから落ちたときやベッドに帰る際に床に尻餅をついた際等には、前記使用者が手掛かりとして前記開閉柵に掴まりやすくする必要がある。
【0010】
本発明は、夜間の暗い室内で視認しやすい開閉柵を提供すること、及び手掛かりとして使用者が掴まりやすい開閉柵を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の要旨は以下の通りである。
【0012】
〔1〕
ベッドの側部に設ける、水平回動する開閉柵であって、
前記開閉柵を開く方向を前として、前記開閉柵を形成する部材である水平棒状体の前面及び後面に、前記水平棒状体の長手方向に沿う線状の蓄光体を設けてなり、
前記水平棒状体は、上下方向に離間して複数本設けられ、
最上に位置する前記水平棒状体に形成した水平溝内に前記蓄光体が設けられ、
前記水平溝は、最上に位置する前記水平棒状体の横断面の頂部と前記横断面の水平端部との間に、斜め上方へ開口するように設けられたものであり、
前記蓄光体の厚みは、前記水平溝の深さよりも小さい
開閉柵。
【0015】

前記開閉柵は、上下方向に離間する前記水平棒状体を4本以上有する梯子状である、
〔1〕記載の開閉柵。
【0016】

〔1〕又は記載の開閉柵を備えたベッド。
【発明の効果】
【0017】
本発明に係る開閉柵は、開閉柵を開く方向を前として、開閉柵を形成する部材である水平棒状体の前面及び後面に、前記水平棒状体の長手方向に沿う線状の蓄光体を設けている。
【0018】
それにより、夜間の暗い室内において、前記水平棒状体の前面及び後面で、水平な線状の蓄光体が発光する。したがって、夜間の暗い室内において、ベッドの使用者及び前記使用者以外の介護者等が、前記蓄光体の発光を視認することにより開閉柵の位置が分かるので、安全性が高くなる。
【0019】
また、使用者がベッド内からベッド外へ移動する際、及び使用者がベッド外からベッド内へ移動する際に、使用者の移動を介助する手摺りとして機能する開閉柵において、夜間の暗い室内であっても、開閉柵を閉じた状態であるか又は開いた状態であるかの開閉状態を容易に視認できるとともに、開閉柵の位置を容易に視認できる。したがって、使用者が夜間に何度もトイレに行く場合等における安全性を向上できる。その上、夜間の暗い室内であっても、開閉柵の開閉状態、及び開閉柵の位置の視認が容易であるので、使用者がベッドから落ちたときやベッドに帰る際に床に尻餅をついた際等に、開閉柵を手掛かりとしやすい。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】本発明の実施の形態に係るベッドの斜視図である。
図2】本発明の実施の形態に係るベッドの正面図である。
図3】ベースユニット及び昇降フレームを取り出して示す斜視図である。
図4】側柵及び開閉柵を取り出して示す、開閉柵を閉じた状態の斜視図である。
図5】側柵及び開閉柵を取り出して示す、開閉柵を開いた状態の斜視図である。
図6】開閉柵の水平棒状体の横断面図である。
図7】水平溝及び蓄光体の変形例を示す前記水平棒状体の横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0022】
本発明のベッドBは平面視で略矩形状であり、本明細書において、前記矩形の長辺に平行な方向を「ベッド長手方向」と言う。また、本明細書のベッドBにおいて、使用者が仰向けで寝ている状態で使用者の右から見た図を正面図とする。
【0023】
本発明の実施の形態に係るベッドBは電動ベッド1である。電動ベッド1は、例えば、3モーターベッドであり、高さ調節、並びに、背上げ及び膝上げを行うことができる。本発明に係る開閉柵Aを設けるベッドBは電動ベッド1に限定されない。電動でないベッドBの側部Sに本発明に係る開閉柵Aを設けてもよい。
【0024】
以下の実施の形態では、本発明のベッドBの側部Sに設ける開閉柵Aの例として、開閉柵Aを側柵8に取り付ける例を示す。本発明の開閉柵Aは、側柵8に取り付けずに単独でフレーム本体(例えば、昇降フレーム3)に取り付けるものであってもよく、ベッドBのベースユニット2等により支持するものであってもよい。
【0025】
<ベッド>
図1の斜視図、及び図2の正面図に示すように、本発明の実施の形態に係るベッドBである電動ベッド1は、ベースユニット2、フレーム本体である昇降フレーム3、ボトム4、ヘッドボード5、フットボード6、側柵8及び開閉柵Aを主な構成部品として備える。
【0026】
ベースユニット2は床面に載置され、昇降フレーム3はベースユニット2に対して昇降可能に連結される。ボトム4は昇降フレーム3の上面に取り付けられ、ヘッドボード5及びフットボード6は昇降フレーム3のベッド長手方向の両端部に取り付けられる。
【0027】
ボトム4は、背ボトム4A、座ボトム4B、膝ボトム4C、及び脚ボトム4Dを含む。背ボトム4Aは使用者の頭及び背中を支える位置に配置され、座ボトム4Bは使用者の腰を支える位置に配置され、膝ボトム4Cは使用者の膝を支える位置に配置され、脚ボトム4Dは使用者の脚を支える位置に配置される。
【0028】
電動ベッド1の使用者は、ボトム4の上面に図示しないマットレスを敷き、頭をヘッドボード5側に、足をフットボード6側にしてマットレスの上に横たわる。
【0029】
側柵8は、昇降フレーム3の側部のフレームに設けたオプション受け7,7により支持され、開閉柵Aは側柵8により水平回動可能に支持される。側柵8及び開閉柵Aは、電動ベッド1の側部Sに位置する。
【0030】
ベースユニット2及び昇降フレーム3を取り出して示す図3の斜視図に示すように、オプション受け7,7には孔7A,7Aがある。側柵及び開閉柵を取り出して示す図4の斜視図の係合ピン8A,8Bを孔7A,7Aに嵌入することにより、図1の斜視図、及び図2の正面図に示すように、側柵8は昇降フレーム3に取り付けられる。
【0031】
<開閉柵>
図4の斜視図は開閉柵Aを閉じた閉状態Cを示しており、図5の斜視図は開閉柵Aを開いた開状態Dを示している。開閉柵Aは、連結部9A,9Bを介して側柵8により支持され、連結部9A,9Bまわりに水平回動する。すなわち、開閉柵Aは、ロックレバー10によりロック状態を解除することにより、図4の閉状態Cと図5の開状態Dとの間で水平回動する。
【0032】
図4の閉状態Cでロックレバー10によりロック状態にすると、開閉柵Aは閉状態Cの位置で固定される。図5の開状態Dでロックレバー10によりロック状態にすると、開閉柵Aは開状態Dの位置で固定される。
【0033】
開閉柵Aは、水平棒状体列11及び垂直棒状体列12を有する。
【0034】
水平棒状体列11は、上下方向に離間した4本の水平棒状体11A,11B,11C,11Dにより構成される。上下方向に離間した2本若しくは3本の水平棒状体、又は上下方向に離間した5本以上の水平棒状体により水平棒状体列11を構成してもよい。すなわち、水平棒状体列11は上下方向に離間した複数本の水平棒状体により構成すればよい。
【0035】
垂直棒状体列12は、水平方向に離間した3本の垂直棒状体12A,12B,12Cにより構成される。水平方向に離間した2本の垂直棒状体、又は、水平方向に離間した4本以上の垂直棒状体により垂直棒状体列12を構成してもよい。すなわち、垂直棒状体列12は水平方向に離間した複数本の垂直棒状体により構成すればよい。
【0036】
開閉柵Aは、手掛かりとして掴まりやすくするという観点から、梯子状の形態を成すのが好ましい実施態様である。そのため、水平棒状体列11は、上下方向に離間した4本以上の水平棒状体により構成するのが好ましい。
【0037】
前記形態の開閉柵Aは、熱可塑性樹脂製であり、ブロー成形により、直径3cm~4cm程度の握りやすい太さで、所要の強度及び剛性を備えるように中空に製造したものである。ブロー成形で開閉柵Aを製造することにより、部品点数を削減できるとともに軽量化を図れる。
【0038】
図4及び図5の開閉柵Aの斜視図、並びに図6の水平棒状体の横断面図に示す、開閉柵Aを形成する水平棒状体列11の中で最上に位置する水平棒状体11Aには、開閉柵Aを開く方向Eを前として前面F及び後面Gに、水平棒状体11Aの長手方向Hに沿う線状の蓄光体Lを設けている。蓄光体Lは、例えば蓄光テープであるが、蓄光塗料等であってもよい。蓄光体Lの幅は、2~4mm程度、蓄光体Lの長さは、250~350mm程度、蓄光体Lの厚みは、0.3~0.5mm程度である。
【0039】
蓄光体Lは、水平棒状体11Aの前面Fに形成した水平溝13、及び水平棒状体11Aの後面Gに形成した水平溝14内に設けている。線状の蓄光体Lの「線状」は、例えば連続した直線であるが、破線や一点鎖線等の連続しない線であってもよい。水平溝13,14の幅は、4~8mm程度、水平溝13,14の長さは、蓄光体Lの長さに合わせて、蓄光体Lの長さよりも若干長くし、水平溝13,14の深さは、例えば1~2mm程度である。
【0040】
蓄光体Lは、蓄光体Lに照射する太陽光や蛍光灯等の光を溜め込み、溜めていた光を暗所で発光する。
【0041】
蓄光体Lは、水平棒状体列11の中の最上に位置する水平棒状体11A以外に設けてもよい。すなわち、例えば、図2図4及び図5の開閉柵Aにおいて、水平棒状体11B、11C、又は11Dに蓄光体Lを設けてもよい。あるいは、水平棒状体列11を形成する複数本の水平棒状体の複数本(例えば、4本の水平棒状体の中の2本)に蓄光体Lを設けてもよい。
【0042】
図7の水平棒状体の横断面図は、水平溝13,14及び蓄光体Lの変形例を示している。図7の例では、最上の水平棒状体11Aの横断面の頂部aと前記横断面の水平端部b,c(水平端部bは水平棒状体11Aの前面Fの最前部であり、水平端部cは水平棒状体11Aの後面Gの最後部である)との間に、斜め上方へ開口するように水平溝13,14を設けている。そして、当該水平溝13,14内に、水平棒状体11Aの長手方向H(図2図4及び図5)に沿う線状の蓄光体Lを設けている。
【0043】
ベッドB(図1及び図2)の使用者側にある水平棒状体11Aの後面Gの線状の蓄光体Lを、最上に位置する水平棒状体11Aの横断面の頂部aと前記横断面の水平端部cとの間に設けた、斜め上方へ開口する水平溝14内に設けることにより、ベッドB(図1及び図2)の使用者が寝ている状態で、蓄光体Lの発光が目障りになり難く、当該使用者の睡眠を妨げない。
【0044】
ベッドB(図1及び図2)の使用者と反対側にある水平棒状体11Aの前面Fの線状の蓄光体Lを、最上に位置する水平棒状体11Aの横断面の頂部aと前記横断面の水平端部bとの間に設けた、斜め上方へ開口する水平溝13内に設けることにより、同じ部屋に他のベッドがあり当該ベッドの使用者が寝ている場合でも、蓄光体Lの発光が当該ベッドの使用者の目障りになり難く、当該使用者の睡眠を妨げない。
【0045】
ベッドB(図1及び図2)の使用者がベッドB外へ移動する際等において、当該使用者が上体を起こせば視点が高くなるので、ベッドB(図1及び図2)の使用者側にある、斜め上方へ開口する水平溝14内の蓄光体Lの発光を視認しやすくなる。
【0046】
以上のとおり、本発明の実施の形態に係る開閉柵Aは、開閉柵Aを開く方向Eを前として、開閉柵Aを形成する部材である水平棒状体11Aの前面F及び後面Gに、水平棒状体11Aの長手方向Hに沿う線状の蓄光体Lを設けている。
【0047】
それにより、夜間の暗い室内において、水平棒状体11Aの前面F及び後面Gで、水平な線状の蓄光体Lが発光する。したがって、夜間の暗い室内において、ベッドBの使用者及び前記使用者以外の介護者等が、蓄光体Lの発光を視認することにより開閉柵Aの位置が分かるので、安全性が高くなる。
【0048】
また、使用者がベッドB内からベッドB外へ移動する際、及び使用者がベッドB外からベッドB内へ移動する際に、使用者の移動を介助する手摺りとして機能する開閉柵Aにおいて、夜間の暗い室内であっても、開閉柵Aの閉状態C(図1図2図4)であるか又は開状態D(図5)であるかの開閉状態を容易に視認できるとともに、開閉柵Aの位置を容易に視認できる。したがって、使用者が夜間に何度もトイレに行く場合等における安全性を向上できる。
【0049】
その上、夜間の暗い室内であっても、開閉柵Aの開閉状態、及び開閉柵Aの位置の視認が容易であるので、使用者がベッドBから落ちたときやベッドBに帰る際に床に尻餅をついた際等に、開閉柵Aを手掛かりとしやすい。特に、開閉柵Aが水平棒状体を4本以上有する梯子状であれば、使用者の体格や姿勢が異なっても、梯子状の開閉柵Aの掴みやすい高さの水平棒状体、又は垂直棒状体の、上下の水平棒状体間の掴みやすい高さの部分を選択して握ることができる。それにより、使用者が選択して握った、使用者が掴みやすく力を出しやすい開閉柵Aの箇所を支えとして、床から立ち上がってベッドに戻ることができる。
【0050】
以上の実施の形態の記載はすべて例示であり、これに制限されるものではない。本発明の範囲から逸脱することなく種々の改良及び変更を施すことができる。
【符号の説明】
【0051】
1 電動ベッド
2 ベースユニット
3 昇降フレーム(フレーム本体)
4 ボトム
4A 背ボトム
4B 座ボトム
4C 膝ボトム
4D 脚ボトム
5 ヘッドボード
6 フットボード
7 オプション受け
7A 孔
8 側柵
8A,8B 係合ピン
9A,9B 連結部
10 ロックレバー
11 水平棒状体列
11A,11B,11C,11D 水平棒状体
12 垂直棒状体列
12A,12B,12C 垂直棒状体
13,14 水平溝
A 開閉柵
B ベッド
C 閉状態
D 開状態
E 開閉柵を開く方向
F 前面
G 後面
H 水平棒状体の長手方向
L 蓄光体
S 側部
a 横断面の頂部
b,c横断面の水平端部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7