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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-09-09
(45)【発行日】2024-09-18
(54)【発明の名称】排気筒解体方法
(51)【国際特許分類】
   E04G 23/08 20060101AFI20240910BHJP
【FI】
E04G23/08 J
E04G23/08 D
E04G23/08 Z
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2020044695
(22)【出願日】2020-03-13
(65)【公開番号】P2021143574
(43)【公開日】2021-09-24
【審査請求日】2023-01-31
(73)【特許権者】
【識別番号】509328928
【氏名又は名称】株式会社日立プラントコンストラクション
(73)【特許権者】
【識別番号】594154978
【氏名又は名称】ベステラ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100091306
【弁理士】
【氏名又は名称】村上 友一
(74)【代理人】
【識別番号】100174609
【弁理士】
【氏名又は名称】関 博
(72)【発明者】
【氏名】木尾 賢治
(72)【発明者】
【氏名】平山 淳
(72)【発明者】
【氏名】吉野 佳秀
(72)【発明者】
【氏名】関谷 竜一
【審査官】吉村 庄太郎
(56)【参考文献】
【文献】特許第6496449(JP,B1)
【文献】特開2003-301615(JP,A)
【文献】特開2007-054932(JP,A)
【文献】特開平06-313365(JP,A)
【文献】特開昭61-290172(JP,A)
【文献】実開昭53-145733(JP,U)
【文献】特開2007-177419(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04G 23/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
解体対象とする排気筒の高さよりも高い位置にアームを伸ばす事ができる揚重手段のアーム先端から垂下される吊り具に懸架される架台に、少なくともメインアームとクランプアームとを備えた解体重機を搭載し、前記架台と共に前記解体重機を吊り上げて解体作業を行う排気筒の解体方法であって、
前記解体重機は、解体片支持アームを備え、
前記クランプアームによって前記排気筒の一部を挟持すると共に前記解体片支持アームにより解体片を支持した状態で、前記メインアームを用いて、前記クランプアームにより挟持した部分より上の部位の解体を行うことを特徴とする排気筒解体方法。
【請求項2】
前記解体重機により解体された解体片を、解体部位に近付けるように地上から延設させた高所作業車の昇降カゴに移載して降下させることを特徴とする請求項に記載の排気筒解体方法。
【請求項3】
前記吊り具には、旋回装置が備えられ、前記揚重手段が前記架台の垂下位置を前記排気筒の周囲に沿って移動させた際、
前記排気筒が前記解体重機の前方に位置するように、前記架台を旋回させることを特徴とする請求項1または2に記載の排気筒解体方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、構造物の解体方法に係り、特に高所作業を必要とし、かつ作業者の立ち入りが制限される場合の排気筒に好適な解体方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的な排気筒の解体は、特許文献1に開示があるように、排気筒の外周に足場を組んだ上で、排気筒の上部側から所定の長さ毎に、ワイヤーソーなどを用いて切断するという作業が採られる。特許文献1に開示されている技術では、排気筒の内部が汚染物質により汚染されている場合に、切断作業前に排気筒の内側面を削りとり、汚染箇所を除去した上で切断作業を行う旨が記載されている。このような方法を採用することで、切断に起因して汚染物質を含む粉塵が外部に飛散する虞が無くなるという。
【0003】
また、特許文献2には、クレーンによって昇降可能に吊下させた架台を排気筒の外周に枠状に配置し、これを排気筒に沿って移動させながら解体作業を行うという方法が開示されている。特許文献2に開示されている方法では、地上でも使用可能なコンクリート破砕機や鋼材切断機を架台に搭載し、このコンクリート破砕機や鋼材切断機を遠隔操作することで解体作業を成す。なお、解体により生じたガラは、排気筒の中空部を介して落下させる旨記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2019-135352号公報
【文献】特開2003-301615号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献2に開示されているような方法であれば、排気筒の外周に足場を組む事無く解体作業を実施する事が可能となる。
しかしながら、特許文献2に開示されている解体方法を実施するためには、大がかりな架台が必要になる。また、架台は、吊りケーブルと落下防止ケーブルでのみ支持される構成であるため、解体作業時の安定性を確保する事が難しいといった問題もある。さらに、ガラを排気筒内に落下させるため、落下に伴う粉塵の巻き上げ等が懸念される。このため、特許文献1に開示されているような汚染物質を含む箇所が存在する排気筒には適用することができない。
【0006】
そこで本発明では、架台の構成を簡易なものとすることができると共に、解体作業時における作業安定性を確保し、種々の排気筒に対応することが可能な排気筒解体方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するための本発明に係る排気筒解体方法は、解体対象とする排気筒の高さよりも高い位置にアームを伸ばす事ができる揚重手段のアーム先端から垂下される吊り具に懸架される架台に、少なくともメインアームとクランプアームとを備えた解体重機を搭載し、前記架台と共に前記解体重機を吊り上げて解体作業を行う排気筒の解体方法であって、前記クランプアームによって前記排気筒の一部を挟持した状態で、前記メインアームを用いて、前記挟持した部分以外の部位の解体を行うことを特徴とする。
【0008】
また、上記のような特徴を有する排気筒解体方法において前記解体重機は、解体片支持アームを備え、前記解体片支持アームにより解体片を支持した状態で、前記メインアームによる解体を行うようにすることが望ましい。このような特徴を有する事により、解体片を切り出した際に解体片が落下してしまう虞が無くなる。
【0009】
また、上記のような特徴を有する排気筒解体方法では、前記解体重機により解体された解体片を、解体部位に近付けるように地上から延設させた高所作業車の昇降カゴに移載して降下させるようにすることが望ましい。このような特徴を有する事により、解体重機を逐次地上に下ろす必要が無くなるため、解体作業の効率を向上させることができる。
【0010】
さらに、上記のような特徴を有する排気筒解体方法において前記吊り具には、旋回装置が備えられ、前記揚重手段が前記架台の垂下位置を前記排気筒の周囲に沿って移動させた際、前記排気筒が前記解体重機の前方に位置するように、前記架台を旋回させるようにすると良い。このような特徴を有する事により、解体重機を排気筒の周囲のどの位置に配置した場合であっても、良好な作業性を確保することができる。
【発明の効果】
【0011】
上記のような特徴を有する排気筒解体方法によれば、架台の構成を簡易なものとすることができる。また、解体作業時における作業安定性を確保し、種々の排気筒に対応することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】クローラー型のクレーン(揚重手段)を用いて排気筒の解体作業を行う場合の構成を示す図である。
図2】クライミング型のクレーン(揚重手段)を用いて排気筒の解体作業を行う場合の構成を示す図である。
図3】実施形態において解体対象とする排気筒の構成を説明するための図である。
図4】実施形態で使用する架台と解体重機の構成を説明するための図である。
図5】実施形態に係る排気筒の排気筒解体作業の様子を示す図である。
図6】解体片を切り出す解体手順の説明をするための図である。
図7】実施形態に係る排気筒解体方法を説明するためのフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の排気筒解体方法に係る実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[排気筒]
まず、図1から図3を参照して、以下の実施形態で解体の対象とする排気筒10の構造について説明する。以下の実施形態において解体の対象とする排気筒10は、排気筒本体12と、サポート鉄骨14により構成されている。排気筒本体12は、内部に非常用ガス処理系配管(以下、SGTS配管16と称す)が備えられている(図3参照)。なお、本実施形態に係る排気筒本体12とSGTS配管16は、いずれも炭素鋼等の耐食性、耐薬品性、耐環境性等に優れた仕様部材により構成されている。
【0014】
サポート鉄骨14は、排気筒本体12の外周に配置され、排気筒本体12を支持する役割を担う要素である。サポート鉄骨14は、いわゆるトラス構造を持ち、下端側ほど平面構造が広がるタワー型に構成されている。
【0015】
[揚重手段]
揚重手段18は、解体対象とする排気筒10よりも高い位置にアーム20を伸ばす事ができ、かつ詳細を後述する解体重機40を搭載した架台30を揚重することが可能であれば、その具体的な構成を問うものではない。例えば、図1に示すようなクローラー型のクレーンであっても、図2に示すようなクライミング型のクレーンであっても良い。
【0016】
また、本実施形態に係る排気筒解体方法では排気筒10の近傍に、揚重手段18の他に高所作業車22を配備する構成としている。詳細を後述した解体重機40により解体された解体片60(図5図6参照)を高所作業車22のアーム24の先端に備えられた昇降カゴ26に移載することで、解体片60を切り出すごとに架台30を地上に下ろすといった作業が必要無くなり、作業効率を向上させることができる。
【0017】
[架台]
架台30は、解体重機を搭載した上で解体作業が可能な耐荷重性、及び耐久性を有するものであれば良い。図4に示す架台30は、板状のものであり解体重機40は、この架台に固定する形態を採っている。
【0018】
架台30は、解体重機40の上部に配置した天秤32を介して吊り上げられることとなる。天秤32は、水平装置34と旋回装置36とを介して揚重手段18の吊り具20aに垂下されることとなる。水平装置34は、詳細を図示しないが、天秤32に定められた複数の吊り部ごとに対応した荷重検出手段と牽引手段を備えていれば良い。このような構成の水平装置34では、荷の傾斜検出手段により検出される傾きにより各吊り部の長さの調整が行われることで、天秤32を介して吊下される架台の水平を保つことができる。
【0019】
旋回装置36は、水平装置34と同様に詳細は図示しないが、少なくとも内部にジャイロセンサとフライホイールを備え、風の影響などによる自動旋回を抑えつつ、操作による水平方向への旋回を可能とするものであれば良い。
【0020】
[解体重機]
解体重機40は、ベース42と、旋回台44を有し、ベース42にクランプアーム46、旋回台44にメインアーム48と解体片支持アーム50とをそれぞれ備えている。ベース42は、解体重機40の基盤であり、本実施形態では上述したように、架台30に固定されている。ベース42に備えられたクランプアーム46は、解体対象である排気筒10の一部を挟持するための要素である。排気筒10の一部を挟持する事により、揚重手段18のアーム20から吊り具20aを介して垂下されている状態の解体重機40を安定させる事ができる。このため、架台30を大きく安定したものとする必要が無く、架台30を小さなものとすることができる。
【0021】
旋回台44は、ベース42を起点として水平方向の回転を可能とする台である。メインアーム48は、排気筒10の解体に供するためのアームであり、本実施形態では、鉄骨カッター48aを先端に取り付け、金属製の排気筒本体12やSGTS配管16、及びサポート鉄骨14を切断可能な構成としている。なお、メインアーム48は、起伏方向に3軸、旋回方向に1軸の4軸の自由度を持つように構成されている。
【0022】
解体片支持アーム50は、旋回台44の下部側に配置され、メインアーム48と同じ方向を向くように配置されている。解体片支持アーム50の先端には、解体片60を支持するための把持手段50aが備えられている。また、解体片支持アーム50は、旋回台44を起点として伸縮可能に構成されている。
【0023】
なお、上記のような構成の揚重手段18や旋回装置36、及び解体重機40は、いずれも図示しない操作手段を用いて遠隔操作する事を可能としている。このような構成とする事により、作業者が立ち入る事が制限されるような場所であっても、排気筒10の解体を行う事が可能となるからである。
【0024】
[解体方法]
次に、上記のような構成の排気筒10を、上記のような揚重手段18、高所作業車22、架台30、及び解体重機40を用いて解体する方法について、図7を参照して説明する。排気筒10の解体は、排気筒本体12の先端側から行う。具体的な解体の手順は、排気筒本体12の先端に設けられた歩廊12aの撤去。歩廊12aを撤去した後、排気筒本体12を解体し、SGTS配管16を露出させる。その後、露出させたSGTS配管16を解体し、再び排気筒本体12の解体を行う。排気筒本体12の解体が、サポート鉄骨14が配置されている部位に到達した場合、サポート鉄骨14を所定の範囲まで解体した後に排気筒本体12の解体を行い、SGTS配管16を露出させる。その後の解体作業は、SGTS配管16、サポート鉄骨14、配管本体12と、順次繰り返して行うようにすれば良い。
【0025】
上記のような解体方法を実施するにあたっては、まず、解体対象とする排気筒10の近傍に揚重手段18と、高所作業車22を配備する。ここで、揚重手段18は、アーム20を倒した際、アーム20の先端が排気筒10の上部に位置し、かつ解体重機40を搭載した架台30、水平装置34、及び旋回装置36を揚重可能なものであれば良い(ステップ10:揚重手段の配備)。
【0026】
揚重手段18と高所作業車22の配備を終えた後、揚重手段18を介して解体重機40を搭載した架台30を吊り上げる。この時、架台30が傾いたり、予期せぬ方向を向いてしまうことが無いように、上述した水平装置34や旋回装置36を用いて調整し、架台30を安定させた状態で昇降させることが望ましい。また、高所作業車22は、可能な範囲で架台30の近傍に昇降カゴ26を移動させるようにアーム24を延ばす。架台30の近傍に昇降カゴ26を寄せる事ができない場合には、上昇可能な高さにまでアーム24を延設させておけば良い(ステップ20:架台の揚重)。
【0027】
所定の作業位置にまで架台30の揚重が完了した後、解体重機40のクランプアーム46を用いて、排気筒10の一部を把持することで(図5参照)、解体作業時における解体重機40の安定性を確保する(ステップ30:クランプアームによる固定)。
【0028】
クランプアーム46により排気筒10の一部を把持した後、メインアーム48の鉄骨カッター48aにより、排気筒本体12の一部が短冊状となるように、一対の切れ込みを入れる(図6(A)において破線で示す切れ込み)。これにより、解体によって切り出す解体片60(切片)の幅が決定する。ここで、鉄骨カッター48aにより切れ込みを入れる部位は、クランプアーム46により把持した部位以外の部位とする(ステップ40:幅方向のカット)。
【0029】
排気筒本体12に切れ込みを入れた後、短冊状となった板片の先端をメインアーム48の先端(鉄骨カッター48a)で把持し、図6(B)に示すように外側へ折り曲げる。外側へ折り曲げられた解体片60の一部(例えば先端側)を解体片支持アーム50に設けられた把持手段50aにより支持する。把持手段50aにより解体片60を把持した後、解体片60の基端側(折り曲げ基点側)を鉄骨カッター48aにより切断し、解体片60の切除が完了する。なお、一度の作業で切除する解体片60のサイズは、揚重手段18による許容荷重と、解体重機40による許容荷重の双方を満たす重量の範囲とする。よって、図5に破線で示すように、排気筒10(排気筒本体12)は、複数の切片として切り崩されることとなる(ステップ50:解体片切除)。
【0030】
切除した解体片60は、解体片支持アーム50からメインアーム48へと持ち替えられ、解体作業場所の近傍に待機している高所作業車22の昇降カゴ26へと移載される。ここで、高所作業車22の昇降カゴ26が解体作業場所近傍にまで延設することができない場合には、必要最低限の範囲で揚重手段18により架台30を移動させ、解体重機40を高所作業車22の昇降カゴ26へと近付けた後、解体片60の移載を行う(ステップ60:解体片の移載)。
【0031】
解体片60を高所作業車22の昇降カゴ26へと移載した後、解体重機40は、再び排気筒10の解体作業へと復帰する。一方、高所作業車22は、昇降カゴ26に移載された解体片60を地上に移動させる。ここで、高所作業車22の許容重量に余裕がある場合には、解体重機40からの移載作業を複数回繰り返した後に地上へ下ろすようにしても良い(ステップ70:解体片の降下)。
【0032】
排気筒10の解体作業は、解体片60の切除作業毎に、解体重機40の吊下位置を移動させて行われる。具体的には、排気筒10の中心を基点として解体重機の吊下位置を円周方向に回転移動させる。なお、解体位置の移動時には、解体重機40の前方に排気筒10が位置するように旋回装置36を作動させる。このようにして、排気筒10の解体作業は、上述したステップ30からステップ70の作業を排気筒本体12、SGTS配管16、及びサポート鉄骨14と順次繰り返し行う事で成される。
【0033】
[効果]
上記のような排気筒解体方法によれば、排気筒10の周囲に足場を組む必要が無くなるため、工期を短くすることができる。また、足場構築のための費用も軽減することができる。
【0034】
揚重手段18により解体重機40を吊り上げ、遠隔操作にて解体作業を行うこととなるため、作業現場へ作業者が立ち入る必要が無くなる。このため、人の立ち入りが制限されるような危険個所での作業にも対応することができる。
【0035】
解体片60を高所作業車22の昇降カゴ26へ移載して地上に下ろすという方式で解体作業を進めるため、解体重機40を搭載した架台30を昇降させるよりも効率良く解体片60を地上に下ろすことができる。また、解体片60を落下させる場合に生じる粉塵の巻き上げも起こらないため、周辺環境への影響を小さなものとすることができる。
【産業上の利用可能性】
【0036】
上記実施形態では、排気筒本体12の材質について炭素鋼等としていたが、鉄筋コンクリート等により構成された排気筒であっても、本発明に係る解体方法を適用することができる。
【符号の説明】
【0037】
10………排気筒、12………排気筒本体、12a………歩廊、14………サポート鉄骨、16………SGTS配管、18………揚重手段、20………アーム、20a………吊り具、22………高所作業車、24………アーム、26………昇降カゴ、30………架台、32………天秤、34………水平装置、36………旋回装置、40………解体重機、42………ベース、44………旋回台、46………クランプアーム、48………メインアーム、48a………鉄骨カッター、50………解体片支持アーム、50a………把持手段、60………解体片。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7