(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-09-09
(45)【発行日】2024-09-18
(54)【発明の名称】仮想環境との占有者およびゲストのインタラクション
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0484 20220101AFI20240910BHJP
G06Q 50/16 20240101ALI20240910BHJP
【FI】
G06F3/0484
G06Q50/16
(21)【出願番号】P 2021527942
(86)(22)【出願日】2019-11-20
(86)【国際出願番号】 US2019062397
(87)【国際公開番号】W WO2020106830
(87)【国際公開日】2020-05-28
【審査請求日】2022-11-07
(32)【優先日】2018-11-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】518154871
【氏名又は名称】ラチ システムズ,インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100092783
【氏名又は名称】小林 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100120134
【氏名又は名称】大森 規雄
(74)【代理人】
【識別番号】100187964
【氏名又は名称】新井 剛
(74)【代理人】
【識別番号】100104282
【氏名又は名称】鈴木 康仁
(72)【発明者】
【氏名】シェーンフェルダー,ルーク,アンドリュー
(72)【発明者】
【氏名】ソール,アイヴァン,アルマラル
【審査官】田中 洋行
(56)【参考文献】
【文献】特表2009-506404(JP,A)
【文献】国際公開第2017/098822(WO,A1)
【文献】特表2015-537264(JP,A)
【文献】特開2016-219980(JP,A)
【文献】特表2015-519838(JP,A)
【文献】特開2013-164653(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2016/0139752(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01
G06F 3/048-3/04895
G06Q 50/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
モバイルデバイスのユーザインタフェース上に、
現実領域に対応した仮想領域の一部分の少なくとも1つの画像を表示するステップと、
前記ユーザインタフェースを介して、前記
仮想領域の前記一部分の前記少なくとも1つの画像におけるロケーションの選択を受信するステップと、
前記選択されたロケーションと関連付けられた物理的ロケーションを識別するステップ
であって、前記物理的ロケーションが現実領域における座標位置に対応する、識別するステップと、
ここで前記選択されたロケーションと関連付けられた少なくとも1つの物理的ロケーションを前記識別するステップは、前記仮想領域を表す仮想マップ上の対応するロケーションを特定するステップを含み、
許可データベースに記憶された少なくとも1つの許可に基づいて、ユーザが前記識別された物理的ロケーションまたは前記
仮想領域のうちの少なくとも1つと関連付けてサービス要求を送信する権限があると判断するステップと、
前記ユーザインタフェース上に、2つ以上のサービス要求タイプを表示するステップと、
前記ユーザインタフェースを介して、前記2つ以上のサービス要求タイプのうちの少なくとも1つのサービス要求タイプの選択を受信するステップと、
イベントデータベースに、
前記識別された物理的ロケーションのインジケーションと、
前記少なくとも1つのサービス要求タイプのインジケーションと、
を含むイベントを記憶するステップと、
を含む方法。
【請求項2】
前記許可データベースにおいて、サービス提供者が前記イベントへのアクセスを得ることを可能にするための1つまたは複数の許可を更新するステップを更に含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記許可データベースにおいて、サービス提供者が、前記物理的ロケーションまたは前記
仮想領域のうちの前記少なくとも1つと関連付けられた
現実領域のアクセスポイントへのアクセスを得ることを可能にするための1つまたは複数の許可を更新するステップを更に含む請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ユーザインタフェースを介して、前記少なくとも1つのサービス要求タイプと関連付けられたビデオまたはテキスト指示のうちの少なくとも1つを受信するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ユーザインタフェース上に、少なくとも1つのサービス要求サブタイプを表示するステップと、
前記ユーザインタフェースを介して、前記少なくとも1つのサービス要求サブタイプのうちの1つまたは複数の選択を受信するステップと、
を更に含む請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記ユーザインタフェース上に、前記
仮想領域の前記一部分の少なくとも1つの画像上の前記選択されたロケーションにおける前記イベントと関連付けられたイベントマーカを表示するステップを更に含む請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記ユーザインタフェース上に、前記イベントデータベースに記憶された第2のイベントと関連付けられた第2のイベントマーカ、または前記イベントデータベースに記憶された前記第2のイベントと関連付けられた第2のイベントマーカへの方向のうちの少なくとも1つを表示するステップを更に含む請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記ユーザインタフェース上にイベントリストを表示するステップを更に含み、
前記表示されるイベントリストは、
前記イベントと関連付けられたリストエントリと、
前記イベントデータベースに記憶された少なくとも1つの第2のイベントと関連付けられたリストエントリと、
を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記
仮想領域を表す前記仮想マップは、前記
仮想領域の仮想3Dマップを含む、請求項
1に記載の方法。
【請求項10】
前記ユーザインタフェースは、グラフィカルディスプレイを有するタッチスクリーンを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記イベントデータベースまたは前記許可データベースのうちの少なくとも1つは、前記
仮想領域から離れたロケーションにある、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記イベントデータベースまたは前記許可データベースの少なくとも1つは前記
仮想領域にある、請求項1に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2018年11月20日に出願された、「OCCUPANT AND GUEST INTERACTION WITH A VIRTUAL ENVIRONMENT」と題する米国仮特許出願第62/770,104号明細書に対する米国特許法第119条(e)の下での利益を主張する。この米国仮特許出願の内容は、参照によりその全体が本明細書に援用される。
【0002】
本開示は、仮想環境に関し、より詳細には、仮想環境におけるロケーション固有のイベントを作成し、これとインタラクトすることに関する。
【背景技術】
【0003】
家またはアパートの居住者等のロケーションの占有者は、頻繁に、サービス提供者等のゲストへのアクセスを提供する。例えば、居住者は、住居におけるシンクの漏れを修理するための配管工、または自身の住居の特定の部分を清掃するための掃除サービスを雇う可能性がある。
【0004】
従来から、居住者は、そのような要求をサービス提供者に直接伝え、サービス提供者が、要求されたサービスを行うために住居へのアクセスを得ることができることを確実にしなくてはならない。一部の居住者は、サービス提供者がアクセスを有し、要求されたサービスを理解することを確実にするために、サービス要求中に住居に留まる。これは、特に、サービス提供者が要求されたサービスを行うときについて広い時間帯をとって計画している場合、居住者にとって大きな不都合が生じ得る。他の居住者は、サービス提供者にアクセスを与えるために、鍵を隠すか、または住居へのアクセスポイントをロックされていないまま残し、要求サービスに関する情報を与えるために手書きのノートまたはサービス提供者との以前の通信に頼る。そのような行為は、安全でなく、時間がかかり、非効率であり、例えば、サービス提供者が住居内の誤ったアイテムに対し要求されたサービスを提供する(例えば、誤ったシンクを修理する)等の誤りを生じやすい。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
いくつかの実施形態では、方法は、モバイルデバイスのユーザインタフェース上に、エリアの一部分の少なくとも1つの画像を表示することと、ユーザインタフェースを介して、エリアの一部分の少なくとも1つの画像におけるロケーションの選択を受信することと、選択されたロケーションと関連付けられた物理的ロケーションを識別することと、許可データベースに記憶された少なくとも1つの許可に基づいて、ユーザが、識別された物理的ロケーションまたはエリアのうちの少なくとも1つと関連付けてサービス要求を送信する権限があると判断することと、ユーザインタフェース上に、2つ以上のサービス要求タイプを表示することと、ユーザインタフェースを介して、2つ以上のサービス要求タイプのうちの少なくとも1つのサービス要求タイプの選択を受信することと、イベントデータベースに、識別された物理的ロケーションのインジケーションと、少なくとも1つのサービス要求タイプのインジケーションと、を含むイベントを記憶することと、を含む。
【0006】
いくつかの実施形態において、本方法は、許可データベースにおいて、サービス提供者がイベントへのアクセスを得ることを可能にするための1つまたは複数の許可を更新することを更に含む。
【0007】
いくつかの実施形態において、本方法は、許可データベースにおいて、サービス提供者が、物理的ロケーションまたはエリアのうちの少なくとも1つと関連付けられたアクセスポイントへのアクセスを得ることを可能にするための1つまたは複数の許可を更新することを更に含む。
【0008】
いくつかの実施形態において、本方法は、ユーザインタフェースを介して、少なくとも1つのサービス要求タイプと関連付けられたビデオまたはテキスト指示のうちの少なくとも1つを受信することを更に含む。
【0009】
いくつかの実施形態において、本方法は、ユーザインタフェース上に、少なくとも1つのサービス要求サブタイプを表示することと、ユーザインタフェースを介して、少なくとも1つのサービス要求サブタイプのうちの1つまたは複数の選択を受信することと、を更に含む。
【0010】
いくつかの実施形態において、本方法は、ユーザインタフェース上に、エリアの一部分の少なくとも1つの画像上の選択されたロケーションにおけるイベントと関連付けられたイベントマーカを表示することを更に含む。
【0011】
いくつかの実施形態において、本方法は、ユーザインタフェース上に、イベントデータベースに記憶された第2のイベントと関連付けられた第2のイベントマーカ、またはイベントデータベースに記憶された第2のイベントと関連付けられた第2のイベントマーカへの方向のうちの少なくとも1つを表示することを更に含む。
【0012】
いくつかの実施形態において、本方法は、ユーザインタフェース上にイベントリストを表示することを更に含み、表示されるイベントリストは、イベントと関連付けられたリストエントリと、イベントデータベースに記憶された少なくとも1つの第2のイベントと関連付けられたリストエントリと、を備える。
【0013】
いくつかの実施形態において、選択されたロケーションと関連付けられた少なくとも1つの物理的ロケーションを識別することは、エリアを表す仮想マップ上の対応するロケーションを特定することを含む。
【0014】
いくつかの実施形態において、エリアを表す仮想マップは、エリアの仮想3Dマップを含む。
【0015】
いくつかの実施形態において、ユーザインタフェースは、グラフィカルディスプレイを有するタッチスクリーンを備える。
【0016】
いくつかの実施形態において、イベントデータベースまたは許可データベースのうちの少なくとも1つは、エリアから離れたロケーションにある。
【0017】
いくつかの実施形態において、イベントデータベースまたは許可データベースの少なくとも1つはエリア内にある。
【0018】
いくつかの実施形態において、方法が、ユーザモバイルデバイスによって、ユーザモバイルデバイスの少なくとも1つのカメラからエリアの一部分の少なくとも1つの画像を受信することと、少なくとも1つの画像内のエリアの一部分の物理的ロケーションを識別することと、許可データベースに記憶された少なくとも1つの許可に基づいて、ユーザモバイルデバイスのユーザが、識別された物理的ロケーションまたはエリアのうちの少なくとも1つと関連付けられたイベントを見る権限があると判断することと、少なくとも1つのイベントデータベースにおいて、少なくとも1つの画像内のエリアの一部分の識別された物理的ロケーションまたはエリアのうちの少なくとも1つにおいて関連付けられたロケーションを有するイベントを識別することと、ユーザモバイルデバイスのグラフィカルユーザインタフェース上に、少なくとも1つの画像内の識別された物理的ロケーションに重ね合わされた少なくとも1つの識別されたイベントと関連付けられた少なくとも1つのインタラクティブイベントマーカを表示することと、を含む。
【0019】
いくつかの実施形態において、本方法は、許可データベースに記憶された少なくとも1つの許可に基づいて、モバイルデバイスのユーザに、エリアと関連付けられたアクセスポイントへのアクセスを付与することを更に含む。
【0020】
いくつかの実施形態において、少なくとも1つのイベントデータベースにおいて、少なくとも1つの画像内のエリアの一部分の識別された物理的ロケーションにおいて関連付けられたロケーションを有するイベントを特定することは、識別された物理的ロケーションまたはエリアのうちの少なくとも1つに基づいて、イベントのリストの要求を送信することを含む。
【0021】
いくつかの実施形態において、少なくとも1つの画像内のエリアの一部分の物理的ロケーションを識別することは、エリアを表す仮想マップ上の対応するロケーションを特定することを含む。
【0022】
いくつかの実施形態において、本方法は、ユーザから、少なくとも1つのインタラクティブイベントマーカのうちの1つの選択を受信することと、グラフィカルユーザインタフェース上に、インタラクティブイベントマーカと関連付けられたイベントと関連付けられた情報を表示することと、を更に含む。
【0023】
いくつかの実施形態において、情報は、ビデオ、テキスト指示、イベントタイプ、またはイベントと関連付けられたデバイスのインジケーションのうちの1つまたは複数を含む。
【0024】
いくつかの実施形態において、本方法は、ユーザインタフェース上に、少なくとも1つのイベントデータベースに記憶された第2のイベントと関連付けられた少なくとも1つの第2のインタラクティブイベントマーカへの方向を表示することを更に含む。
【0025】
開示される主題の様々な目的、特徴および利点は、類似の参照符号が類似の要素を識別する以下の図面と関連付けて検討するとき、開示される主題の以下の詳細な説明を参照してより完全に理解することができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【
図1A】いくつかの実施形態による、占有者が仮想環境および/または拡張環境とインタラクトすることができる例示的なインタフェースを示す図である。
【
図1B】いくつかの実施形態による、占有者が仮想環境および/または拡張環境とインタラクトすることができる例示的なインタフェースを示す図である。
【
図1C】いくつかの実施形態による、占有者が仮想環境および/または拡張環境とインタラクトすることができる例示的なインタフェースを示す図である。
【
図1D】いくつかの実施形態による、占有者が仮想環境および/または拡張環境とインタラクトすることができる例示的なインタフェースを示す図である。
【
図1E】いくつかの実施形態による、占有者が仮想環境および/または拡張環境とインタラクトすることができる例示的なインタフェースを示す図である。
【
図1F】いくつかの実施形態による、占有者が仮想環境および/または拡張環境とインタラクトすることができる例示的なインタフェースを示す図である。
【
図1G】いくつかの実施形態による、占有者が仮想環境および/または拡張環境とインタラクトすることができる例示的なインタフェースを示す図である。
【
図1H】いくつかの実施形態による、占有者が仮想環境および/または拡張環境とインタラクトすることができる例示的なインタフェースを示す図である。
【
図1I】いくつかの実施形態による、占有者が仮想環境および/または拡張環境とインタラクトすることができる例示的なインタフェースを示す図である。
【
図1J】いくつかの実施形態による、占有者が仮想環境および/または拡張環境とインタラクトすることができる例示的なインタフェースを示す図である。
【
図1K】いくつかの実施形態による、占有者が仮想環境および/または拡張環境とインタラクトすることができる例示的なインタフェースを示す図である。
【
図1L】いくつかの実施形態による、占有者が仮想環境および/または拡張環境とインタラクトすることができる例示的なインタフェースを示す図である。
【
図1M】いくつかの実施形態による、占有者が仮想環境および/または拡張環境とインタラクトすることができる例示的なインタフェースを示す図である。
【
図2】いくつかの実施形態による、例示的なイベントリストを示す図である。
【
図3A】いくつかの実施形態による、ゲストが仮想環境および/または拡張環境とインタラクトすることができる例示的なインタフェースを示す図である。
【
図3B】いくつかの実施形態による、ゲストが仮想環境および/または拡張環境とインタラクトすることができる例示的なインタフェースを示す図である。
【
図3C】いくつかの実施形態による、ゲストが仮想環境および/または拡張環境とインタラクトすることができる例示的なインタフェースを示す図である。
【
図3D】いくつかの実施形態による、ゲストが仮想環境および/または拡張環境とインタラクトすることができる例示的なインタフェースを示す図である。
【
図3E】いくつかの実施形態による、ゲストが仮想環境および/または拡張環境とインタラクトすることができる例示的なインタフェースを示す図である。
【
図4】いくつかの実施形態による、仮想環境および/または拡張環境システムのシステム図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
本発明の実施形態によれば、占有者が、イベントをゲストが使用するための特定のロケーションと関連付けることを可能にするシステムおよび方法が開示される。占有者は、1つまたは複数のロケーションに対し或るレベルの一時的なまたは永久のアクセス権を有する個人を含むことができる。そのような個人の例は、限定ではないが、住宅所有者、または住宅もしくはアパートの賃借人、ホテルゲスト、従業員もしくは事業主、建物もしくは物理的空間に関連付けられた管理会社の代表者、または他の類似の個人を含む。ロケーションは、限定ではないが、住宅、アパート、企業、不動産、車両、貨物システム(例えば、飛行機、電車もしくは船)、またはアクセスが一部の個人に限定されている場合がある類似のロケーションを含むことができる。
【0028】
いくつかの実施形態によれば、占有者は、特定の目的で、ロケーションへのアクセスをゲストに提供しようとする場合がある。例えば、住居所有者は、修理工または配達員等のサービス提供者に、荷物の配達等の特定のタスク、または修理、例えば壊れたライトの調査および修理のために、住居へのアクセスを提供することを望む場合がある。いくつかの実施形態によれば、ゲストは、限定ではないが、(例えば、そのロケーションにおける作り付け家具またはアイテムの)修理を行うか、対象物(例えば、荷物または食料品)を配達するか、ロケーションを訪問する(例えば、旅行者またはホテルゲスト)か、対象物を取得する(例えば、散歩のために犬を連れ出そうとする散歩代行者)ためにロケーションにアクセスを求める個人、サービス提供者(例えば、ケーブル技術者または清掃サービス)、または他のタイプの個人を含むことができる。本開示のいくつかの態様によれば、システムは、占有者がロケーションにおける仮想環境とインタラクトし、特定のイベントに関する仮想情報および/または拡張情報を、ロケーションを訪問するゲストに与えることを可能にすることができる。いくつかの実施形態によれば、タスクは、占有者によって与えられた許可に基づいて仮想環境とインタラクトすることを単に含むことができ、ゲストによるロケーションにおける物理的タスクの完了を必要としない。
【0029】
図1A~
図1Mは、いくつかの実施形態による、占有者が仮想環境および/または拡張環境とインタラクトすることができる例示的なインタフェースを示す。いくつかの実施形態によれば、インタフェース100は、タッチスクリーンディスプレイ等の電子デバイスとすることができ、モバイルまたはポータブルデバイス上で実施することができる。当業者であれば、インタフェース100を、限定ではないが、バーチャルリアリティー眼鏡、タブレット、ラップトップ、パーソナルコンピュータ、およびスマートウォッチ等の複数の異なる技術において実施することができることを理解するであろう。インタフェース100は、
図4を参照してより詳細に論考されるように、仮想および/または拡張環境システムの一部とすることができる。
【0030】
図1Aに示すように、占有者は、インタフェース100上の複数のオプション110、120、および130間で選択することができる。オプション110は、ロケーションに対するゲストアクセスを可能にすることに対応することができ、例えば、米国特許出願公開第15/342,911号明細書に記載のシステムおよび方法に従って動作することができ、この米国特許出願公開の内容全体が、参照により本明細書に援用される。オプション130は、例えば、占有者がロケーションへのアクセスのために賃貸料を支払うことを可能にする。本開示のいくつかの実施形態によれば、オプション120は、仮想および/または拡張環境システムにおいて占有者およびゲストによって使用するためのイベントの作成を始動することができる。
図1Aに示すように、イベントは、サービス要求の形態をとることができる。しかしながら、本開示に基づいて、当業者は、他のタイプのイベントを含めることができることを理解するであろう。
【0031】
図1Bに示すように、選択オプション120の後、占有者インタフェース100は、占有者に、仮想環境および/または拡張環境とインタラクトしてサービス要求を開始するように指示するメッセージ122を表示することができる。メッセージ122を受け取った後、占有者はサービス要求を開始することができる。
【0032】
図1Cは、いくつかの実施形態による、インタフェース100上の例示的な仮想環境および/または拡張環境140を示す。
図1Cに示すように、仮想環境および/または拡張環境は、インタフェース100上でカメラによってリアルタイムに取得されるロケーションのビデオ画像とすることができる。例えば、例示的な仮想環境および/または拡張環境140は、ベンチおよび数冊の本を示す。占有者は、仮想環境および/または拡張環境140とインタラクトして、サービス要求等のイベントの作成を開始することができる。
図1Cの実施形態において、インタラクションは、ポイント142Aにおいてインタフェース100のスクリーンをタッチすることを含むことができる。
図4を参照してより詳細に論考されるように、仮想および/または拡張環境システムは、ポイント142A(ここでは、ベンチ上のスポット)を、ロケーションと関連付けられたマップ上の位置等の物理的ロケーション情報と関連付けることができる。この物理的ロケーション情報は、占有者およびゲストの双方が、仮想環境および/または拡張環境140において作成されるイベントとインタラクトすることを可能にする。ポイント142Aのロケーションを決定するために、ユーザインタフェース100を表示するデバイスは、他の無線デバイスとの通信に基づいてロケーションを三角測量し、GPS、モーションセンサおよび他のセンサ等の内蔵センサも用いて、特定の物理的ロケーションを決定する。いくつかの実施形態によれば、ユーザインタフェースが存在する物理的ロケーションから物理的対象物へのオフセットを決定するために、カメラ、音、光、またはこれらの組合せを用いて、ポイント142と関連付けられた物理的物体と、占有者のデバイスとの間の距離が特定される。
【0033】
図1Dは、いくつかの実施形態による、インタフェース100上のスポット142Aをタッチすることによって仮想環境および/または拡張環境140内に作成されるイベントマーカ144Aを示す。
図1Dに示すように、イベントマーカ144Aは、イベントに関連付けられた物理的ロケーション情報に基づいて仮想環境および/または拡張環境140における物理的ロケーションに表示することができる。占有者がインタフェース100を動かす際(例えば、ロケーションにおいてビデオ画像をパンする)、イベントマーカ144Aは、仮想環境および/または拡張環境140において概ね安定しているように見える。
【0034】
図1Eは、いくつかの実施形態による、イベントマーカ144Aが作成されるときに、または占有者とイベントマーカ144Aとの(例えば、仮想環境および/または拡張環境140においてイベントマーカをタッチすることによる)インタラクションに基づいて表示することができる例示的なメニュー146を示す。
図1Eに示すように、占有者に、サービスタイプ146A、146B、146Cおよび146Dのオプションを提示することができる。
図1Eの実施形態によれば、サービスタイプ146Aは、仮想環境および/または拡張環境140におけるイベントマーカ144Aと関連付けられた物理的ロケーションに荷物を置くように配達員に指示することができる荷物配達要求に対応する。サービスタイプ146Bは、ハウスキーパーに、仮想環境および/または拡張環境140内のイベントマーカ144Aと関連付けられた物理的ロケーションにおいて、染みを掃除する、家具を磨く等の特定のタイプの家事提供サービスを行うように指示することができる家事提供要求に対応する。サービスタイプ146Cは、仮想環境および/または拡張環境140内のイベントマーカ144Aと関連付けられた物理的ロケーションにおいて、ライトの固定、または家具の修理等のメンテナンスサービスを行うための、修理工に対するメンテナンス要求に対応する。最後に、サービスタイプ146Dは、食料品店から食料を購入する等、仮想環境および/または拡張環境140内のイベントマーカ144Aと関連付けられた物理的ロケーションと関連付けられた特定のアイテムを購入するための、買い物代理人に対するショッピング要求に対応する。
【0035】
図1Fに示すように、いくつかの実施形態によれば、サービスタイプ146Aの選択は、メニュー150Aの表示をトリガーすることができる。メニュー150Aは、サービスタイプ154(荷物)、および占有者がイベントマーカ144Aと関連付けられるビデオおよびオーディオ指示を記録することを可能にするウィンドウ152を示す。いくつかの実施形態によれば、ウィンドウ152は、代わりに、または追加で、占有者が特定の要求されたサービスをゲストに通信することを可能にする、サービスタイプ146Aと関連付けられたアイテムを有するメニュー、テキスト指示または情報を入力するためのテキストボックス、オーディオメッセージを記録するためのサウンド記録インタフェース、または占有者からゲストへの情報の通信を可能にする他のタイプのウィンドウ等の複数の異なるオプションまたはインタフェースを含むことができる。この情報は、
図4を参照してより詳細に論考されるようなイベントマーカ144Aと関連付けて記憶される。メニュー150Aは、ユーザがバックボタン158で前に表示されたスクリーンに戻るか、または送信ボタン156を用いてウィンドウ152を介して記録された情報を送信することを可能にする。
【0036】
図1Gに示すように、いくつかの実施形態によれば、サービス要求を送信した後、イベントマーカ144Aの代わりに、イベントマーカ160Aが、インタフェース100の仮想環境および/または拡張環境140に表示される。イベントマーカ160Aは、イベントマーカ144Aに対応するが、
図1Eを参照して論考されたサービスタイプ、および
図1Fを参照して論考した記録された情報のうちの1つまたは複数と関連付けられる。いくつかの実施形態によれば、イベントマーカ160Aは、仮想環境および/または拡張環境140におけるこの情報の識別をより容易にするためのサービス要求のタイプを示す、荷物等のアイコン162Aを示す。イベントマーカ160Aは、サービス要求のステータスを示す、カラードット等のステータスインジケータ164Aも含むことができる。ステータスインジケータは、限定ではないが、完了ステータス、完了までの予測時間、完了コスト、イベントマーカ160Aとインタラクトしたゲスト数、またはイベントマーカ160Aおよび関連付けられたイベントの任意の他の関連情報等の情報を通信することができる。
【0037】
図1Hは、いくつかの実施形態による、ポイント142Bにおける仮想環境および/または拡張環境140とインタラクトすることによる、電球と関連付けられた別のイベントマーカ144Bの作成を示す。
図1Iは、
図1Eを参照してより詳細に論考されるメニュー146を示す。いくつかの実施形態によれば、占有者は、メンテナンス要求に対応するオプション146Cを選択することができる。
【0038】
図1Jに示すように、いくつかの実施形態によれば、オプション146Cの選択後、メニュー150Bをインタフェース100上に表示することができる。メニュー150Bは、メニュー150Aと類似のオプション152、156および158を有するが、154Bは、オプション146Cと関連付けられたサービス要求のためのサブカテゴリを選ぶための選択可能なメニューに対応する点が異なる。
【0039】
図1Kに示すように、いくつかの実施形態によれば、オプション154Bの選択時、サブカテゴリオプション154B1~154B4を有するメニューがユーザインタフェース100上に表示される。オプション154B1~154B4は、それぞれ、暖房装置/AC、電気/照明、電化製品、および配管を含むメンテナンス要求のサブカテゴリに対応する。これらのサブカテゴリは、例示にすぎず、選択されたサービスタイプに基づいて、およびシステムを実施する人の嗜好に基づいて変動することができる。いくつかの実施形態によれば、ウィンドウ152なしで、
図1Kに拡張されて示される選択可能なメニュー154Bのみが表示される。例えば、ショッピング等のサービスタイプについて、メニュー154Bは、購入のために選択され得る牛乳、オレンジジュース、鶏肉等の食料品を含むことができる。購入のための所望のアイテムを示すために、アイテムおよび量を識別することで十分であるため、そのような選択のためにビデオもテキスト指示も必要とされない場合がある。表示されたサブカテゴリは、限定ではないが、そのロケーション(または更にはそのロケーションにおけるマーカ144Bに近接した特定の物理的スポット)にあることが知られているかまたは検知されるアイテムに関する情報、占有者の嗜好に関する情報、ロケーションと関連付けられた地理的エリアにおける第三者による広告、選択されたサービスタイプで表示されたサブカテゴリの所定のリスト、または他の関連ソース等の複数の異なるソースに基づいて表示することができる。そのようなサービス要求に応答して、ゲストは、要求されたアイテムを取り出し、それらをイベントに関連付けられた物理的ロケーションに配達することができる。
【0040】
図1Lに示すように、いくつかの実施形態によれば、占有者は、サブカテゴリ(ここでは電気/照明154B3)を選択した後に送信オプション156を選択することができる。これに応答して、
図1Mに示すように、いくつかの実施形態によれば、イベントマーカ160Bは、イベントマーカ144Bと置き換わり、
図1Gを参照して論考したアイコン162Aおよび164Aと類似の機能を実行するアイコン162Bおよび164Bと関連付けられる。新たなイベントを作成することに加えて、占有者は、要求のリストを示す要求170も選択することができる。
【0041】
図2は、いくつかの実施形態による要求のリスト172を示す。
図2に示すように、要求のリスト172は、それぞれマーカ160Aおよび160Bと関連付けられたサービス要求の表現260Aおよび260Bを示す。記録されたメッセージは、(例えば、タッチスクリーンを介して)表現260Aおよび260Bとインタラクトすることによって、要求のリスト172からアクセスすることができる。いくつかの実施形態によれば、表現260Aおよび260Bを選択することにより、限定ではないが、タイミングおよびロケーション情報、制作者である占有者の情報(authoring occupant information)、ステータス情報等の、関連付けられた要求に関する追加の情報を示すことができる。
【0042】
図3A~
図3Eは、いくつかの実施形態による、ゲストが仮想および/または拡張環境システムの一部として仮想環境および/または拡張環境とインタラクトするためのゲストインタフェース300の様々な実施形態を示す。上記で論考したように、ゲストは、要求を見て、任意選択で要求に対し作用することによって仮想環境および/または拡張環境とインタラクトすることができる。以下でより詳細に論考するように、要求に対し作用することは、イベントマーカと関連付けられた情報を追加することを含むことができる。更に、
図4を参照して以下に更に詳細に論考するように、ゲストは、特定のタイプのイベントマーカのみとインタラクトするように制限することができる。
【0043】
図3Aに示すように、ロケーションに入る際、ゲストインタフェース300は、ゲストにロケーションにおける仮想環境および/または拡張環境とインタラクトして、サービス要求等のイベントとインタラクトするように指示するメッセージ322を表示することができる。以下の説明は、サービス要求について論考しているが、当業者であれば、本開示に基づいて、ゲストが本明細書に記載の技法を用いて他のタイプのイベントとインタラクトすることができることを理解するであろう。メッセージ322を受け取った後、占有者は、サービス要求とのインタラクトを開始することができる。
【0044】
図3Bは、いくつかの実施形態による、ゲストがインタラクトすることができるゲストインタフェース300における要求のリスト372を示す。
図3Bに示すように、要求のリスト372は、それぞれマーカ160Aおよび160Bと関連付けられたサービス要求の表現360Aおよび360Bを示す。記録されたメッセージは、要求のリスト172からアクセスすることができる。いくつかの実施形態によれば、表現360Aおよび360Bを選択することにより、関連付けられた記録されたメッセージ、および/または、限定ではないが、タイミングおよびロケーション情報、ステータス情報、制作者である占有者の情報等の、関連付けられた要求に関する追加の情報を示すことができる。いくつかの実施形態によれば、要求のリスト372からアクセス可能な情報は、関連付けられたサービスを完了するのに十分である。
【0045】
図3Cは、いくつかの実施形態による、ゲストの仮想環境および/または拡張環境340におけるゲストインタフェース300から見られるイベントマーカ160Aを示す。ゲストの仮想環境および/または拡張環境340は、ゲストがロケーションの占有者によって作成されたイベントとインタラクトすることを可能にする。いくつかの実施形態によれば、追加のイベントマーカ160Cを仮想環境および/または拡張環境340に示すことができる。これらは、追加のサービス要求またはイベントに対応する。
図3Cに示すように、追加のイベントマーカ160Cのロケーションは、それぞれのイベントマーカ160Cのロケーションを見るために、ゲストインタフェース300を有するゲストデバイスを動かす方向をゲストに示すことができる。例えば、
図3Cに示すように、スクリーンの左側のイベントマーカ160Cのロケーションは、ゲストが、これらを見るか、またはこれらに近づくために、左を向くべきであることを示す。更に、イベントマーカ160Cの相対的な高さは、高さの観点でイベントマーカ160Cが存在する場所を示す。例えば、イベントマーカ160Aは、故障したライトについて天井にあるため、ユーザインタフェース300の頂部の近くの高い場所に示される。
【0046】
図4を参照して以下でより詳細に論考するように、ゲストは、特定のタイプのサービス要求またはイベントのみとインタラクトすることを許可された異なるグループに分類することができる。このため、例えば、配達員は、荷物配達要求に対応するイベントマーカ160Aのみを見ることが許可され、
図3Cに示す追加のイベントマーカ160Cを見ることは許可されないことが可能である。
【0047】
いくつかの実施形態によれば、
図3Cに示すインタフェース300上のイベントマーカ160Aをタッチすることにより、ゲストは、
図3Dに示す記録されたサービス要求の表現に導かれる。
図3Dに示すように、イベントマーカ160Aと関連付けられたサービス要求の表現は、占有者によって記録されたメッセージを再生する拡大ウィンドウ152を示す。したがって、占有者は、指示をイベントマーカ160Aと関連付けておき、イベントマーカ160Aとインタラクトするためのゲスト許可を与えることによって、ゲストに指示を通信することができる。
【0048】
図3Eに示すように、ウィンドウ152内のメッセージを見た後、ゲストに、サービス要求に応答するための様々なオプション380を提示することができる。例えば、ゲストは、要求を解決済みとしてマーク付けするためにボタン382を押下することによって応答することができる。別の例によれば、ゲストは、ボタン384を押下することにより応答を記録することによって応答することができる。いくつかの実施形態によれば、ゲストは複数のオプション380を選択することができる。これらのオプションは、包括的でも限定でもなく、他のオプションが可能である。サービス要求に応答する際、占有者は、ゲストが仮想環境および/または拡張環境340とインタラクトするのと類似した方式で仮想環境および/または拡張環境140とインタラクトすることによって応答を見ることができる。
【0049】
図4は、上記で論考した仮想環境および/または拡張環境を容易にするための例示的なシステム400を示す。システム400は、クラウド410と、許可サーバ412と、イベントサーバ414と、マップサーバ416と、ネットワーク420Aおよび420Bと、少なくとも1つのロケーション450と、アクセスポイント454と、ローカルストレージ418と、デバイス452Aおよび452Bと、占有者デバイス456と、ゲストデバイス470とを含むことができる。占有者デバイス456は、ロケーション450へのアクセス権を有する1人または複数の占有者と関連付けることができる。ロケーション450は、個人が扉等のロケーション450にアクセスすることを可能にする1つまたは複数のアクセスポイント454を有することができる。アクセスポイント454は、1つまたは複数の電子アクセス制御デバイスを備えることができる。ロケーション450は、ローカルストレージ418およびデバイス452A、452Bも収容することができる。いくつかの実施形態によれば、デバイス452A、452Bは、アクセスポイント454におけるローカルストレージ418および電子アクセス制御デバイス等のロケーションにおける様々な他のデバイスに接続するBluetoothまたは無線接続性を有効にされたデバイスである。アクセスポイント454における電子アクセス制御デバイス、デバイス452Aおよび452B、およびローカルストレージ418のうちの1つまたは複数が、ネットワーク420Aを介してクラウド410とインタフェースすることができ、これは、例えばインターネット接続とすることができるか、または電気通信ネットワーク等の他のネットワークとすることができる。ローカルストレージ418は、イベント、ロケーションと関連付けられたロケーションマップ、ロケーション450と関連付けられた許可サーバ412におけるものと類似した許可、および他の関連情報等の情報を含むことができる。ローカルストレージ418は、アクセスポイント454におけるデバイス452Aおよび452Bもしくはアクセス制御デバイスのうちの1つの一部、または別個のストレージシステムとすることができる。
【0050】
クラウド410は、許可サーバ412、イベントサーバ414、およびマップサーバ416のうちの1つまたは複数を含むことができる。許可サーバ412は、占有者デバイス456と関連付けられた占有者、およびゲストデバイス470と関連付けられたゲスト等の、システム400のユーザと関連付けられた許可を記憶することができる。許可は、個人がロケーション450等の特定のロケーションに対し有するアクセスのレベルまたはタイプに関連する。イベントサーバ414は、限定ではないが、ロケーション情報、ロケーション内の物理的ロケーション情報、サービス要求タイプ/カテゴリ、サブタイプ情報、タイミング情報、制作者情報、または他の情報等のイベントマーカに関連した情報を記憶する。マップサーバ416は、イベントを関連付けることができるロケーション450等の様々なロケーションの表現を記憶することができる。ゲストデバイス470は、ネットワーク420を介してクラウド410へ、およびリモートまたはローカルのネットワーク420Bを用いてロケーション450におけるデバイスのうちの1つまたは複数へのアクセスを有することができる。ネットワーク420Aおよび420Bは、同じネットワークまたは異なるネットワークとすることができる。
【0051】
動作中、占有者は、許可サーバ412およびローカルストレージ418のうちの1つまたは複数に許可を記憶することができる。許可は、システム400と関連付けられた個人が占有者またはゲストとしてシステムにアクセスすることができるか否かを指定する。許可は、個人がいつ、どのように、どこで、どのイベント情報にアクセスすることができるか等のより詳細な許可情報を含むことができる。許可は、例えば、システム400に登録され、個人と関連付けられたアカウントと関連付けることができる。占有者とゲストとの区別は、単に意味的なものであり、指定のしきい値を超える許可を有する占有者により、様々な段階またはレベルの許可を線引きすることができることを理解されたい。
【0052】
ロケーション450の物理的マップは、ローカルストレージ418およびマップサーバ416のうちの1つまたは複数に記憶することができる。いくつかの実施形態によれば、ロケーション450のマップは、占有者デバイス456および/またはゲストデバイス470にローカルでキャッシュまたは記憶することもできる。例えば、占有者は、ロケーション450に対し定期的アクセスを有することができるため、占有者は、遠隔デバイスから大きなデータファイルをロードする必要なく、ロケーション450における仮想環境および/または拡張環境と容易にかつシームレスにインタラクトするために、デバイス456上にローカルにマップのコピーを維持することができる。しかしながら、ゲストによるアクセスは、ゲストのアクセスの頻度または範囲において制限することができるため、システム400は、ゲストに、ロケーション450にいる場合にのみマップサーバ416またはローカルストレージ418からロケーション450のマップを取り出すように要求し、次に、それらの許可が期限切れになった後は、マップを削除するか使用不能にするように要求することができる。マップは、ロケーション450の3Dまたは2D表現を含むことができる。いくつかの実施形態によれば、マップは、ロケーション450の2Dもしくは3D構造の実際の表現、またはロケーション450における様々なデバイスに対する相対的表現である。マップは、イベントを配置することができる場所に対する制限を定義し、かつ/または個人がロケーション450において仮想環境および/もしくは拡張環境に対する許可をいつおよびどこで与えられるかを決定する目的で定義された、ロケーションと関連付けられた外側境界も有することができる。いくつかの実施形態によれば、マップが利用可能でないとき、またはゲストもしくは占有者が特定のロケーションのマップに対する許可を有していないとき、個人は、単純に
図2および
図3Bに関して上記で示したリストを用いることによりシステムにアクセスすることができる。
【0053】
上記で論考したように、占有者は、占有者デバイス456上のロケーション450にイベントを作成することができる。占有者デバイスは、例えば、GPSデータ、Bluetooth近接性/距離測定/三角測量の1つまたは複数とデバイス452A/452もしくはマップ上の固定ロケーションを有するアクセス制御デバイスの1つまたは複数との組合せ、または物理的ロケーションを決定する他の方法を用いて、マップ上のロケーションを決定することができる。次に、イベントを、この物理的ロケーションと関連付けて、イベントサーバ414、ローカルストレージ418および占有者デバイス456のうちの1つまたは複数に記憶することができる。いくつかの実施形態によれば、物理的ロケーション情報および/または記録されたメッセージ等のプライベート情報を、ローカルストレージ418および/または占有者デバイス456のようなよりセキュアなロケーションのみにおいて維持するために、イベントと関連付けられた情報のうちの一部のみがイベントサーバ414に送信される。
【0054】
イベントを作成した後、占有者は、占有者デバイス456を用いてイベントとインタラクトすることができる。いくつかの実施形態によれば、イベントサーバ414は、ゲストデバイス470を所有するゲスト等のゲストに、イベントに基づくサービス要求を通信することができる。いくつかの実施形態によれば、ゲストは、特定のサービス要求タイプのための所定の連絡先とすることができる。いくつかの追加の実施形態によれば、この通信は、登録または承認されたゲストが、サービス要求を完了するための価格について値をつける市場の形態をとることができる。また他の実施形態によれば、イベントサーバは、単に、イベント作成時に(例えば、ゲスト電子メール、電話番号またはアカウント情報の入力により)サービス要求を占有者によって入力された特定のゲストにルーティングする。任意選択で、システム400は、連絡を受けたゲストが、アクセスポイント454にアクセスし、かつ/または、ロケーション450内の仮想環境および/もしくは拡張環境340におけるイベントの特定のサブセットまたはタイプを見ることを可能にするために、許可サーバ412に更新を提供することもできる。
【0055】
上記で論考したように、ゲストは、ロケーション450にアクセスし、ゲストインタフェース470により仮想環境および/または拡張環境340とインタラクトすることによって、ロケーション450におけるサービス要求を完了することができる。いくつかの実施形態によれば、アクセスポイント454におけるアクセスは、例えば、米国特許出願公開第15/342,911号明細書により詳細に記載されるように、許可サーバ412における更新された許可に基づいて自動的に与えられる。上記で論考したように、ゲストのアクセスは、許可サーバ412における許可に基づいて、特定の時点における特定のロケーションに、および特定のタイプのイベントを見ることに制限することができる。ゲストは、特定のサービス要求を完了済みであるとマーク付けし、かつ/またはメッセージを添付することによって、特定のサービス要求に応答することもできる。
【0056】
いくつかの実施形態によれば、イベントサーバ414およびローカルストレージ418のうちの1つまたは複数は、イベントに関する統計を追跡することができる。例えば、完了速度、占有者満足度、完了コスト、イベントごとまたは占有者ごとの占有者へのサービス提供コスト、または他の有用なメトリックのようなメトリックである。したがって、システム400は、イベントがどのように応答されるか、ゲストを特定のサービス要求にどのようにより良好にマッチングするかに関して更に学習することができる。この情報の他の用途が検討される。
【0057】
本明細書に記載の主題は、本明細書で開示した構造的手段、およびその構造的等価物、もしくはそれらの組合せを含む、デジタル電子回路において、または、コンピュータソフトウェア、ファームウェアもしくはハードウェアにおいて実施することができる。本明細書に記載の主題は、情報担体(例えば、マシン可読ストレージデバイス)において有形に具現化されるか、またはデータ処理装置(例えば、プログラマブルプロセッサ、コンピュータもしくは複数のコンピュータ)による実行、もしくはデータ処理装置の動作の制御のために伝播信号において具現化された、1つもしくは複数のコンピュータプログラム等の1つもしくは複数のコンピュータプログラム製品として実施することができる。コンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーションもしくはコードとしても知られる)は、コンパイルもしくはインタプリタ言語を含む任意の形態のプログラミング言語で書くことができ、スタンドアロンプログラムとして、またはモジュール、コンポーネント、サブルーチン、もしくはコンピューティング環境における使用に適した他のユニットとしての形態を含む任意の形態で展開することができる。コンピュータプログラムは、必ずしもファイルに対応しない。プログラムは、他のプログラムもしくはデータを保持するファイルの一部分に、当該のプログラムに専用の単一のファイルに、または複数の連携ファイル(例えば、1つもしくは複数のモジュール、サブプログラム、もしくはコードの一部)に記憶することができる。コンピュータプログラムは、1つのコンピュータ、または、1つの場所、もしくは複数の場所にわたって分散され、通信ネットワークによって相互接続された複数のコンピュータ上で実行されるように展開することができる。
【0058】
本明細書に記載の主題の方法ステップを含む、本明細書に記載のプロセスおよび論理フローは、入力データに対し動作し、出力を生成することによって、本明細書に記載の主題の機能を実行するように1つまたは複数のコンピュータプログラムを実行する1つまたは複数のプログラム可能なプロセッサによって実行することができる。プロセスおよび論理フローは、専用論理回路部、例えばFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)またはASIC(特定用途向け集積回路)によって実行することもでき、本明細書に記載の主題の装置は、この専用論理回路部として実施することができる。
【0059】
コンピュータプログラムの実行に適したプロセッサは、例として、汎用および専用マイクロプロセッサの双方、ならびに任意の種類のデジタルコンピュータの任意の1つまたは複数のプロセッサを含む。通常、プロセッサは、リードオンリーメモリもしくはランダムアクセスメモリまたはその双方から命令およびデータを受信する。コンピュータの重要な要素は、命令を実行するためのプロセッサと、命令およびデータを記憶するための1つまたは複数のメモリデバイスとである。また、通常、コンピュータは、データを記憶するための1つまたは複数のマスストレージデバイス、例えば、磁気ディスク、光磁気ディスクもしくは光ディスクを含むか、もしくはこれらとの間で、データを受信するか、データを転送するか、またはその双方を行うように作動的に結合される。コンピュータプログラム命令ならびにデータを具現化するのに適した情報担体は、例として、半導体メモリデバイス(例えば、EPROM、EEPROMおよびフラッシュメモリデバイス)、磁気ディスク(例えば、内部ハードディスクまたは取外し可能なディスク)、光磁気ディスク、光ディスク(例えば、CDおよびDVDディスク)を含む、全ての形態の不揮発性メモリを含む。プロセッサおよびメモリは、専用論理回路によって補うかまたはこれに組み込むことができる。
【0060】
ユーザとのインタラクションを提供するために、本明細書に記載の主題は、ユーザに情報を表示するためのディスプレイデバイス、例えば、CRT(陰極線管)またはLCD(液晶ディスプレイ)モニタと、ユーザがコンピュータに入力を提供することができるキーボードおよびポインティングデバイス(例えば、マウスまたはトラックボール)とを有するコンピュータ上で実施することができる。他の種類のデバイスを用いて、ユーザとのインタラクションを提供することもできる。例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、任意の形態の感覚フィードバック(例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、または触知性フィードバック)とすることができ、ユーザからの入力は、音響、音声、または触覚入力を含む任意の形態で受信することができる。
【0061】
本明細書に記載の主題は、バックエンドコンポーネント(例えば、データサーバ)、ミドルウェアコンポーネント(例えば、アプリケーションサーバ)、もしくはフロントエンドコンポーネント(例えば、グラフィカルユーザインタフェースを有するクライアントコンピュータもしくはユーザが本明細書に記載の主題の実施とインタラクトすることができるウェブブラウザ)、またはそのようなバックエンド、ミドルウェア、およびフロントエンドコンポーネントの任意の組合せを備えるコンピューティングシステムにおいて実施することができる。システムのコンポーネントは、任意の形態または媒体のデジタルデータ通信、例えば通信ネットワークによって相互接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)および広域ネットワーク(「WAN」)、例えばインターネットを含む。
【0062】
開示される主題は、構造の詳細への適用、および上記説明に記され、図面に示されるコンポーネントの構成に限定されないことを理解されたい。開示される主題は、他の実施形態が可能であり、様々な方式で実施および実行可能である。また、本明細書において用いられる表現および用語は、説明の目的であり、限定とみなされるべきでないことが理解されよう。
【0063】
したがって、当業者であれば、本開示が基づく概念を、開示される主題のいくつかの目的を実行するための他の構造、方法およびシステムを設計するための基礎として容易に利用することができることを理解するであろう。したがって、特許請求の範囲が、開示される主題の趣旨および範囲から逸脱しない限り、そのような等価な構造を含むものとみなされることが重要である。
【0064】
開示される主題は、上記の例示的な実施形態において説明され、示されたが、本開示は例としてのみ行われ、以下の特許請求の範囲によってのみ限定される、開示される主題の趣旨および範囲から逸脱することなく、開示される主題の実施の詳細に多数の変更を行うことができることを理解されたい。
なお、本発明には以下の態様が含まれることを付記する。
[態様1]
モバイルデバイスのユーザインタフェース上に、エリアの一部分の少なくとも1つの画像を表示するステップと、
前記ユーザインタフェースを介して、前記エリアの前記一部分の前記少なくとも1つの画像におけるロケーションの選択を受信するステップと、
前記選択されたロケーションと関連付けられた物理的ロケーションを識別するステップと、
許可データベースに記憶された少なくとも1つの許可に基づいて、ユーザが前記識別された物理的ロケーションまたは前記エリアのうちの少なくとも1つと関連付けてサービス要求を送信する権限があると判断するステップと、
前記ユーザインタフェース上に、2つ以上のサービス要求タイプを表示するステップと、
前記ユーザインタフェースを介して、前記2つ以上のサービス要求タイプのうちの少なくとも1つのサービス要求タイプの選択を受信するステップと、
イベントデータベースに、
前記識別された物理的ロケーションのインジケーションと、
前記少なくとも1つのサービス要求タイプのインジケーションと、
を含むイベントを記憶するステップと、
を含む方法。
[態様2]
前記許可データベースにおいて、サービス提供者が前記イベントへのアクセスを得ることを可能にするための1つまたは複数の許可を更新するステップを更に含む態様1に記載の方法。
[態様3]
前記許可データベースにおいて、サービス提供者が、前記物理的ロケーションまたは前記エリアのうちの前記少なくとも1つと関連付けられたアクセスポイントへのアクセスを得ることを可能にするための1つまたは複数の許可を更新するステップを更に含む態様2に記載の方法。
[態様4]
前記ユーザインタフェースを介して、前記少なくとも1つのサービス要求タイプと関連付けられたビデオまたはテキスト指示のうちの少なくとも1つを受信するステップを更に含む、態様1に記載の方法。
[態様5]
前記ユーザインタフェース上に、少なくとも1つのサービス要求サブタイプを表示するステップと、
前記ユーザインタフェースを介して、前記少なくとも1つのサービス要求サブタイプのうちの1つまたは複数の選択を受信するステップと、
を更に含む態様1に記載の方法。
[態様6]
前記ユーザインタフェース上に、前記エリアの前記一部分の少なくとも1つの画像上の前記選択されたロケーションにおける前記イベントと関連付けられたイベントマーカを表示するステップを更に含む態様1に記載の方法。
[態様7]
前記ユーザインタフェース上に、前記イベントデータベースに記憶された第2のイベントと関連付けられた第2のイベントマーカ、または前記イベントデータベースに記憶された前記第2のイベントと関連付けられた第2のイベントマーカへの方向のうちの少なくとも1つを表示するステップを更に含む態様1に記載の方法。
[態様8]
前記ユーザインタフェース上にイベントリストを表示するステップを更に含み、
前記表示されるイベントリストは、
前記イベントと関連付けられたリストエントリと、
前記イベントデータベースに記憶された少なくとも1つの第2のイベントと関連付けられたリストエントリと、
を有する、態様1に記載の方法。
[態様9]
前記選択されたロケーションと関連付けられた少なくとも1つの物理的ロケーションを前記識別するステップは、前記エリアを表す仮想マップ上の対応するロケーションを特定するステップを含む、態様1に記載の方法。
[態様10]
前記エリアを表す前記仮想マップは、前記エリアの仮想3Dマップを含む、態様9に記載の方法。
[態様11]
前記ユーザインタフェースは、グラフィカルディスプレイを有するタッチスクリーンを備える、態様1に記載の方法。
[態様12]
前記イベントデータベースまたは前記許可データベースのうちの少なくとも1つは、前記エリアから離れたロケーションにある、態様1に記載の方法。
[態様13]
前記イベントデータベースまたは前記許可データベースの少なくとも1つは前記エリア内にある、態様1に記載の方法。
[態様14]
ユーザモバイルデバイスによって、前記ユーザモバイルデバイスの少なくとも1つのカメラからエリアの一部分の少なくとも1つの画像を受信するステップと、
前記少なくとも1つの画像内の前記エリアの前記一部分の物理的ロケーションを識別するステップと、
許可データベースに記憶された少なくとも1つの許可に基づいて、前記ユーザモバイルデバイスのユーザが、前記識別された物理的ロケーションまたは前記エリアのうちの少なくとも1つと関連付けてイベントを見る権限があると判断するステップと、
少なくとも1つのイベントデータベースにおいて、前記少なくとも1つの画像内の前記エリアの前記一部分の前記識別された物理的ロケーションまたは前記エリアのうちの少なくとも1つにおいて関連付けられたロケーションを有するイベントを識別するステップと、
前記ユーザモバイルデバイスのグラフィカルユーザインタフェース上に、前記少なくとも1つの画像内の前記識別された物理的ロケーションに重ね合わされた前記少なくとも1つの識別されたイベントと関連付けられた少なくとも1つのインタラクティブイベントマーカを表示するステップと、
を含む方法。
[態様15]
前記許可データベースに記憶された少なくとも1つの許可に基づいて、前記モバイルデバイスのユーザに、前記エリアと関連付けられたアクセスポイントへのアクセスを付与するステップを更に含む態様14に記載の方法。
[態様16]
前記少なくとも1つのイベントデータベースにおいて、前記少なくとも1つの画像内の前記エリアの前記一部分の前記識別された物理的ロケーションにおいて関連付けられたロケーションを有するイベントを前記特定するステップは、前記識別された物理的ロケーションまたは前記エリアのうちの少なくとも1つに基づいて、イベントのリストの要求を送信するステップを含む、態様14に記載の方法。
[態様17]
前記少なくとも1つの画像内の前記エリアの前記一部分の物理的ロケーションを前記識別するステップは、前記エリアを表す仮想マップ上の対応するロケーションを特定するステップを含む、態様14に記載の方法。
[態様18]
ユーザから、前記少なくとも1つのインタラクティブイベントマーカのうちの1つの選択を受信するステップと、
前記グラフィカルユーザインタフェース上に、インタラクティブイベントマーカと関連付けられた前記イベントと関連付けられた情報を表示するステップと、
を更に含む態様14に記載の方法。
[態様19]
前記情報は、ビデオ、テキスト指示、イベントタイプ、または前記イベントと関連付けられたデバイスのインジケーションのうちの1つまたは複数を含む、態様18に記載の方法。
[態様20]
前記ユーザインタフェース上に、前記少なくとも1つのイベントデータベースに記憶された第2のイベントと関連付けられた少なくとも1つの第2のインタラクティブイベントマーカへの方向を表示するステップを更に含む態様14に記載の方法。
【符号の説明】
【0065】
100 占有者インタフェース、ユーザインタフェース
110 オプション
120 オプション、選択オプション
122 メッセージ
130 オプション
140 仮想環境および/または拡張環境
142 ポイント
142A スポット、ポイント
144A イベントマーカ
144B イベントマーカ
146 メニュー
146A サービスタイプ
146B サービスタイプ
146C サービスタイプ
146D サービスタイプ
150 メニュー
150A メニュー
150B メニュー
152 拡大ウィンドウ
154 サービスタイプ
154B メニュー
154B1 オプション
154B2 オプション
154B3 オプション、電気/照明
154B4 オプション
156 送信オプション、送信ボタン
158 バックボタン
160A イベントマーカ
160B イベントマーカ
160C イベントマーカ
162A アイコン
162B アイコン
164A ステータスインジケータ
170 要求
172 リスト
260A 表現
300 インタフェース、ゲストインタフェース、ユーザインタフェース
322 メッセージ
340 拡張環境
360A 表現
372 リスト
380 オプション
382 ボタン
384 ボタン
400 システム
410 クラウド
412 許可サーバ
414 イベントサーバ
416 マップサーバ
418 ローカルストレージ
420 ネットワーク
420A ネットワーク
420B ネットワーク
450 ロケーション
452A デバイス
452B デバイス
454 アクセスポイント
456 占有者デバイス
470 ゲストインタフェース、ゲストデバイス