(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-09-09
(45)【発行日】2024-09-18
(54)【発明の名称】インターフェース共有方法及び電子機器
(51)【国際特許分類】
G06F 21/62 20130101AFI20240910BHJP
G06F 3/0481 20220101ALI20240910BHJP
G06F 21/82 20130101ALI20240910BHJP
H04L 67/562 20220101ALI20240910BHJP
【FI】
G06F21/62
G06F3/0481
G06F21/82
H04L67/562
(21)【出願番号】P 2022538959
(86)(22)【出願日】2020-12-16
(86)【国際出願番号】 CN2020136763
(87)【国際公開番号】W WO2021129481
(87)【国際公開日】2021-07-01
【審査請求日】2022-07-01
(31)【優先権主張番号】201911340750.2
(32)【優先日】2019-12-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】100108833
【氏名又は名称】早川 裕司
(74)【代理人】
【識別番号】100162156
【氏名又は名称】村雨 圭介
(72)【発明者】
【氏名】羅 振
【審査官】吉田 歩
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-138352(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2014/0025744(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 21/62
G06F 3/0481
G06F 21/82
H04L 67/562
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一の電子機器によって実行されるインターフェース共有方法であって、
第二の電子機器により送信される第一のインターフェースをすでに受信した場合、第一の入力を受信することと、
前記第一の入力に応答して、前記第二の電子機器にインターフェース共有要求を送信することと、
前記第二の電子機器が前記インターフェース共有要求に対してフィードバックしたターゲット情報を受信することと、
前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有することとを含
み、
第一の入力を受信することの前、前記方法は、
前記第二の電子機器との間の第一の共有接続を確立することをさらに含み、
前記第二の電子機器が前記インターフェース共有要求に対してフィードバックしたターゲット情報を受信することの後、前記方法は、
前記ターゲット情報が共有禁止を指示する場合、共有し続けることを指示する第二の入力を取得すると、前記第一の共有接続を切断することをさらに含む、インターフェース共有方法。
【請求項2】
前記第一の入力に応答して、前記第二の電子機器にインターフェース共有要求を送信することの後、前記方法は、
前記第二の電子機器が前記インターフェース共有要求に対して送信した設定情報を受信することをさらに含み、
そのうち、前記設定情報は、前記第三の電子機器に対応する権限設定情報であり、
前述した、前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有することは、
前記ターゲット情報、前記第一のインターフェース及び前記設定情報に基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有し、又は、
前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェース及び前記設定情報を第三の電子機器に共有することを含む、請求項1に記載のインターフェース共有方法。
【請求項3】
前記権限は
、前記第二の電子機器のユーザ情報表示権
限を含む、請求項2に記載のインターフェース共有方法。
【請求項4】
前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有することの後、前記方法は、
前記第三の電子機器によりフィードバックされる前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を受信することと、
前記リアルタイム画面を前記第二の電子機器にフィードバックすることとをさらに含む、請求項1又は2に記載のインターフェース共有方法。
【請求項5】
第二の電子機器によって実行されるインターフェース共有方法であって、
第一のインターフェースを第一の電子機器にすでに送信した場合、前記第一の電子機器により送信されるインターフェース共有要求を受信することと、
前記インターフェース共有要求に対する第三の入力を取得することと、
前記第三の入力に応答して、前記第一の電子機器にターゲット情報を送信することとを含み、
そのうち、前記インターフェース共有要求は、前記第一の電子機器が第一の入力に応答して送信するものであ
り、
前記第一の電子機器により送信されるインターフェース共有要求を受信する前に、前記第一の電子機器との間の第一の共有接続を確立することをさらに含み、
前記第三の入力に応答して、前記第一の電子機器にターゲット情報を送信した後、前記ターゲット情報が共有禁止を指示する場合、前記第一の電子機器が共有し続けることを検出すると、前記第一の共有接続を切断することをさらに含む、インターフェース共有方法。
【請求項6】
前記第一の電子機器により送信されるインターフェース共有要求を受信することの後、前記方法は、
設定情報を取得することと、
前記設定情報を前記第一の電子機器に送信することとをさらに含み、
そのうち、前記設定情報は、前記インターフェース共有要求に対応する第三の電子機器に対応する権限設定情報である、請求項
5に記載のインターフェース共有方法。
【請求項7】
前記設定情報を前記第一の電子機器に送信することの後、前記方法は、
前記第二の電子機器の物理的スクリーンに、前記第三の電子機器の機器識別子を表示することと、
前記第三の電子機器上の第二のインターフェースのリアルタイム画面を取得することと、
前記機器識別子が、選択された状態にある場合、前記物理的スクリーンに前記リアルタイム画面及び予め設定される機能項目を表示し、又は、
前記機器識別子が、選択されていない状態にある場合、前記第二の電子機器の仮想的スクリーンに前記リアルタイム画面を表示することとをさらに含み、
そのうち、前記予め設定される機能項目は、リアルタイム権限設定機能項目と共有終了機能項目のうちの少なくとも一つを含み、
前記第二のインターフェースは、前記第一の電子機器が前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づいて前記第三の電子機器に共有する画面である、請求項
6に記載のインターフェース共有方法。
【請求項8】
前述した、前記第三の電子機器上の第二のインターフェースのリアルタイム画面を取得することは、
前記第一のインターフェースのリアルタイム画面を取得し、
前記第一のインターフェースのリアルタイム画面に基づき、前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を得ること、又は、
前記第一の電子機器によりフィードバックされる前記第三の電子機器上の前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を受信すること、又は、
前記第三の電子機器との間に第二の共有接続を確立し、
前記第二の共有接続によって、前記第三の電子機器によりフィードバックされる前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を受信することを含む、請求項
7に記載のインターフェース共有方法。
【請求項9】
第三の電子機器によって実行されるインターフェース共有方法であって、
第一の電子機器により送信される第二のインターフェースと設定情報を受信することと、
前記設定情報に基づき、前記第二のインターフェースを表示することとを含み、
そのうち、前記設定情報は、前記第三の電子機器に対応する権限設定情報であり、
前記第二のインターフェースは、前記第一の電子機器が第一のインターフェースに基づいて前記第三の電子機器に共有する画面であり、
前記第一のインターフェースは、第二の電子機器が前記第一の電子機器に共有するインターフェースであ
り、
第一の電子機器により送信される第二のインターフェースと設定情報を受信することの後、前記方法は、
前記第三の電子機器上の前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を前記第一の電子機器にフィードバックすること、又は、
前記第二の電子機器との間に第二の共有接続を確立し、
前記第二の共有接続によって、前記第三の電子機器上の前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を前記第二の電子機器にフィードバックすることをさらに含む、インターフェース共有方法。
【請求項10】
第一の電子機器である電子機器であって、
第二の電子機器により送信される第一のインターフェースをすでに受信した場合、第一の入力を受信するための第一の受信モジュールと、
前記第一の入力に応答して、前記第二の電子機器にインターフェース共有要求を送信するための第一の送信モジュールと、
前記第二の電子機器が前記インターフェース共有要求に対してフィードバックしたターゲット情報を受信するための第二の受信モジュールと、
前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有するための第一の共有モジュールと
、
第一の入力を受信する前に、前記第二の電子機器との間の第一の共有接続を確立するための第一の確立モジュールと、
前記第二の電子機器が前記インターフェース共有要求に対してフィードバックしたターゲット情報を受信した後、前記ターゲット情報が共有禁止を指示する場合、共有し続けることを指示する第二の入力を取得すると、前記第一の共有接続を切断するための第一の処理モジュールとを含む、電子機器。
【請求項11】
前記第一の入力に応答して、前記第二の電子機器にインターフェース共有要求を送信した後、前記第二の電子機器が前記インターフェース共有要求に対して送信した設定情報を受信するための第三の受信モジュールをさらに含み、
そのうち、前記設定情報は、前記第三の電子機器に対応する権限設定情報であり、
前記第一の共有モジュールは、
前記ターゲット情報、前記第一のインターフェース及び前記設定情報に基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有し、又は、
前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェース及び前記設定情報を第三の電子機器に共有するための第一の共有サブモジュールを含む、請求項
10に記載の電子機器。
【請求項12】
前記権限は
、前記第二の電子機器のユーザ情報表示権
限を含む、請求項
11に記載の電子機器。
【請求項13】
前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有した後、前記第三の電子機器によりフィードバックされる前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を受信するための第四の受信モジュールと、
前記リアルタイム画面を前記第二の電子機器にフィードバックするための第一のフィードバックモジュールとをさらに含む、請求項
10又は
11に記載の電子機器。
【請求項14】
第二の電子機器である電子機器であって、
第一のインターフェースを第一の電子機器にすでに送信した場合、前記第一の電子機器により送信されるインターフェース共有要求を受信するための第五の受信モジュールと、
前記インターフェース共有要求に対する第三の入力を取得するための第一の取得モジュールと、
前記第三の入力に応答して、前記第一の電子機器にターゲット情報を送信するための第二の送信モジュールと
、
前記第一の電子機器により送信されるインターフェース共有要求を受信する前に、前記第一の電子機器との間の第一の共有接続を確立するための第二の確立モジュールと、
前記第三の入力に応答して、前記第一の電子機器にターゲット情報を送信した後、前記ターゲット情報が共有禁止を指示する場合、前記第一の電子機器が共有し続けることを検出すると、前記第一の共有接続を切断するための第二の処理モジュールとを含み、
そのうち、前記インターフェース共有要求は、前記第一の電子機器が第一の入力に応答して送信するものである、電子機器。
【請求項15】
前記第一の電子機器により送信されるインターフェース共有要求を受信した後、設定情報を取得するための第二の取得モジュールと、
前記設定情報を前記第一の電子機器に送信するための第三の送信モジュールとをさらに含み、
そのうち、前記設定情報は、前記インターフェース共有要求に対応する第三の電子機器に対応する権限設定情報である、請求項
14に記載の電子機器。
【請求項16】
前記設定情報を前記第一の電子機器に送信した後、前記第二の電子機器の物理的スクリーンに、前記第三の電子機器の機器識別子を表示するための第一の表示モジュールと、
前記第三の電子機器上の第二のインターフェースのリアルタイム画面を取得するための第三の取得モジュールと、
前記機器識別子が、選択された状態にある場合、前記物理的スクリーンに前記リアルタイム画面及び予め設定される機能項目を表示し、又は、
前記機器識別子が、選択されていない状態にある場合、前記第二の電子機器の仮想的スクリーンに前記リアルタイム画面を表示するための第二の表示モジュールとをさらに含み、
そのうち、前記予め設定される機能項目は、リアルタイム権限設定機能項目と共有終了機能項目のうちの少なくとも一つを含み、
前記第二のインターフェースは、前記第一の電子機器が前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づいて前記第三の電子機器に共有する画面である、請求項
15に記載の電子機器。
【請求項17】
前記第三の取得モジュールは、
前記第一のインターフェースのリアルタイム画面を取得するための第一の取得サブモジュール、
前記第一のインターフェースのリアルタイム画面に基づき、前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を得るための第一の処理サブモジュール、又は、
前記第一の電子機器によりフィードバックされる前記第三の電子機器上の前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を受信するための第一の受信サブモジュール、又は、
前記第三の電子機器との間に第二の共有接続を確立するための第一の確立サブモジュール、
前記第二の共有接続によって、前記第三の電子機器によりフィードバックされる前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を受信するための第二の受信サブモジュールを含む、請求項
16に記載の電子機器。
【請求項18】
第三の電子機器である電子機器であって、
第一の電子機器により送信される第二のインターフェースと設定情報を受信するための第六の受信モジュールと、
前記設定情報に基づき、前記第二のインターフェースを表示するための第三の表示モジュールとを含み、
そのうち、前記設定情報は、前記第三の電子機器に対応する権限設定情報であり、
前記第二のインターフェースは、前記第一の電子機器が第一のインターフェースに基づいて前記第三の電子機器に共有する画面であり、
前記第一のインターフェースは、第二の電子機器が前記第一の電子機器に共有するインターフェースであ
り、
第一の電子機器により送信される第二のインターフェースと設定情報を受信した後、前記第三の電子機器上の前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を前記第一の電子機器にフィードバックするための第二のフィードバックモジュール、又は、
前記第二の電子機器との間に第二の共有接続を確立するための第三の確立モジュール、
前記第二の共有接続によって、前記第三の電子機器上の前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を前記第二の電子機器にフィードバックするための第三のフィードバックモジュールをさらに含む、電子機器。
【発明の詳細な説明】
【関連出願の相互参照】
【0001】
本出願は、2019年12月23日に中国で提出された中国特許出願番号No.201911340750.2の優先権を主張しており、同出願の内容の全ては、ここに参照として取り込まれる。
【技術分野】
【0002】
本発明は、電子機器技術分野に関し、特にインターフェース共有方法及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0003】
技術の発展に伴い、インターフェース共有技術は、日増しに完備しており、且つ良好なユーザ体験を有している。具体的に、インターフェース共有技術を使用することで、スクリーン内容を便利で、迅速且つ低遅延で共有し、ユーザ間の操作共有を多様に満たすことができ、ユーザのインタラクション体験を大幅に向上させているが、以下の欠陥がある。
【0004】
現在のインターフェース共有技術は、インターフェースを初めて共有する際には、共有するアプリケーションインターフェースと共有対象とを便利且つ迅速に選択することができるが、あるアプリケーションインターフェースを共有すると、共有される対象がアプリケーションインターフェースを再共有した後、ホスト(即ちホスト機器)によって制御されなくなり、これは、いくつかのプライバシー漏洩問題とホストのセキュリティ問題を引き起こすことになる。具体的に、
第一の共有される対象(第一レベルのスレーブ機器として理解されてもよい)が共有されたアプリケーションインターフェースを第三台の機器(第二レベルのスレーブ機器として理解されてもよい)に再共有すると、共有されたアプリケーションインターフェースに対する第三台の機器の操作について、ホストは、制御できなくなり、これは、ホストのプライバシーに深刻なセキュリティリスクをもたらす。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、インターフェース共有方案にセキュリティリスクが存在するという従来技術における問題を解決するためのインターフェース共有方法及び電子機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記技術課題を解決するために、本発明は、以下のように実現される。
【0007】
第一の方面によれば、本発明の実施例は、第一の電子機器に用いられるインターフェース共有方法を提供した。前記方法は、
第二の電子機器により送信される第一のインターフェースをすでに受信した場合、第一の入力を受信することと、
前記第一の入力に応答して、前記第二の電子機器にインターフェース共有要求を送信することと、
前記第二の電子機器が前記インターフェース共有要求に対してフィードバックしたターゲット情報を受信することと、
前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有することとを含む。
【0008】
第二の方面によれば、本発明の実施例は、第二の電子機器に用いられるインターフェース共有方法をさらに提供した。前記方法は、
第一のインターフェースを第一の電子機器にすでに送信した場合、前記第一の電子機器により送信されるインターフェース共有要求を受信することと、
前記インターフェース共有要求に対する第三の入力を取得することと、
前記第三の入力に応答して、前記第一の電子機器にターゲット情報を送信することとを含み、
そのうち、前記インターフェース共有要求は、前記第一の電子機器が第一の入力に応答して送信するものである。
【0009】
第三の方面によれば、本発明の実施例は、第三の電子機器に用いられるインターフェース共有方法をさらに提供した。前記方法は、
第一の電子機器により送信される第二のインターフェースと設定情報を受信することと、
前記設定情報に基づき、前記第二のインターフェースを表示することとを含み、
そのうち、前記設定情報は、前記第三の電子機器に対応する権限設定情報であり、
前記第二のインターフェースは、前記第一の電子機器が第一のインターフェースに基づいて前記第三の電子機器に共有する画面であり、
前記第一のインターフェースは、第二の電子機器が前記第一の電子機器に共有するインターフェースである。
【0010】
第四の方面によれば、本発明の実施例は、第一の電子機器である電子機器をさらに提供した。前記電子機器は、
第二の電子機器により送信される第一のインターフェースをすでに受信した場合、第一の入力を受信するための第一の受信モジュールと、
前記第一の入力に応答して、前記第二の電子機器にインターフェース共有要求を送信するための第一の送信モジュールと、
前記第二の電子機器が前記インターフェース共有要求に対してフィードバックしたターゲット情報を受信するための第二の受信モジュールと、
前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有するための第一の共有モジュールとを含む。
【0011】
第五の方面によれば、本発明の実施例は、第二の電子機器である電子機器をさらに提供した。前記電子機器は、
第一のインターフェースを第一の電子機器にすでに送信した場合、前記第一の電子機器により送信されるインターフェース共有要求を受信するための第五の受信モジュールと、
前記インターフェース共有要求に対する第三の入力を取得するための第一の取得モジュールと、
前記第三の入力に応答して、前記第一の電子機器にターゲット情報を送信するための第二の送信モジュールとを含み、
そのうち、前記インターフェース共有要求は、前記第一の電子機器が第一の入力に応答して送信するものである。
【0012】
第六の方面によれば、本発明の実施例は、第三の電子機器である電子機器をさらに提供した。前記電子機器は、
第一の電子機器により送信される第二のインターフェースと設定情報を受信するための第六の受信モジュールと、
前記設定情報に基づき、前記第二のインターフェースを表示するための第三の表示モジュールとを含み、
そのうち、前記設定情報は、前記第三の電子機器に対応する権限設定情報であり、
前記第二のインターフェースは、前記第一の電子機器が第一のインターフェースに基づいて前記第三の電子機器に共有する画面であり、
前記第一のインターフェースは、第二の電子機器が前記第一の電子機器に共有するインターフェースである。
【0013】
第七の方面によれば、本発明の実施例は、第一の電子機器、第二の電子機器又は第三の電子機器である電子機器をさらに提供した。前記電子機器は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるコンピュータプログラムとを含み、
前記電子機器が第一の電子機器である場合、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行されると、上記第一の電子機器側のインターフェース共有方法のステップを実現させ、又は、
前記電子機器が第二の電子機器である場合、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行されると、上記第二の電子機器側のインターフェース共有方法のステップを実現させ、又は、
前記電子機器が第三の電子機器である場合、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行されると、上記第三の電子機器側のインターフェース共有方法のステップを実現させる。
【0014】
第八の方面によれば、本発明の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供した。前記コンピュータ可読記憶媒体には、コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記第一の電子機器側、第二の電子機器側又は第三の電子機器側のインターフェース共有方法のステップを実現させる。
【発明の効果】
【0015】
本発明の実施例では、第二の電子機器により送信される第一のインターフェースをすでに受信した場合、第一の入力を受信し、前記第一の入力に応答して、前記第二の電子機器にインターフェース共有要求を送信し、前記第二の電子機器が前記インターフェース共有要求に対してフィードバックしたターゲット情報を受信し、前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有することによって、第一の電子機器が第二の電子機器により共有されるインターフェースを第三の電子機器に転送共有する時、第二の電子機器が共有権制限御を迅速且つ便利に行うことができることを実現することができ、第二の電子機器ユーザに対するプライバシーセキュリティ保護を向上させ、インターフェース共有方案にセキュリティリスクが存在するという従来技術における問題を解決する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本発明の実施例のインターフェース共有方法フロー概略図のその一である。
【
図2】本発明の実施例のインターフェース共有方法フロー概略図のその二である。
【
図3】本発明の実施例のインターフェース共有方法フロー概略図のその三である。
【
図4】本発明の実施例のインターフェース共有方法の具体的なアプリケーションフロー概略図である。
【
図5】本発明の実施例の機器識別子表示概略図である。
【
図6】本発明の実施例のリアルタイム画面表示概略図である。
【
図7】本発明の実施例の電子機器の構造概略図のその一である。
【
図8】本発明の実施例の電子機器の構造概略図のその二である。
【
図9】本発明の実施例の電子機器の構造概略図のその三である。
【
図10】本発明の実施例の電子機器の構造概略図のその四である。
【
図11】本発明の実施例の電子機器の構造概略図のその五である。
【
図12】本発明の実施例の電子機器の構造概略図のその六である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下に、本発明の実施例における添付図面を参照しながら、本発明の実施例における技術案を明瞭且つ完全に記述する。明らかに、記述された実施例は、本発明の一部の実施例であり、全ての実施例ではない。本発明における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られた全ての他の実施例は、いずれも本発明の保護範囲に属する。
【0018】
本発明は、インターフェース共有方案にセキュリティリスクが存在するという従来の技術における問題について、第一の電子機器に用いられるインターフェース共有方法を提供する。
図1に示すように、以下のステップを含む。
【0019】
ステップ11:第二の電子機器により送信される第一のインターフェースをすでに受信した場合、第一の入力を受信する。
【0020】
そのうち、第一の入力は、予め設定されるボイス入力、予め設定されるスライド軌跡入力、予め設定されるクリック入力などであってもよく、ここでは限定しない。
【0021】
具体的に、第一のインターフェースは、第二の電子機器が直接に第一の電子機器との間に接続を確立して第一の電子機器に共有するインターフェースであってもよく、第二の電子機器が直接に第一の電子機器以外の他の機器に共有してから、他の機器が第一の電子機器との間に接続を確立して第一の電子機器に共有するインターフェースであってもよく、ここでは限定しない。
【0022】
第一のインターフェースが第二の電子機器により共有される、第一の電子機器に表示されるインターフェースであると理解されてもよい。
【0023】
ステップ12:前記第一の入力に応答して、前記第二の電子機器にインターフェース共有要求を送信する。
【0024】
つまり、前記第一の入力に基づいてインターフェース共有要求を生成し、前記第二の電子機器に送信する。
【0025】
ステップ13:前記第二の電子機器が前記インターフェース共有要求に対してフィードバックしたターゲット情報を受信する。
【0026】
ターゲット情報は、(インターフェース)共有の許可を指示してもよく、(インターフェース)共有の禁止を指示してもよい。
【0027】
具体的に、前記第二の電子機器との間の第一の共有接続によって前記ターゲット情報を受信してもよい。
【0028】
ステップ14:前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有する。
【0029】
そのうち、ターゲット情報が共有許可を指示する場合、第二のインターフェースは、第一のインターフェース(の全てのインターフェース)であり、又は第一のインターフェースの一部のインターフェースである。ターゲット情報が共有禁止を指示する場合、第二のインターフェースは、空であり、具体的に、第三の電子機器に第一のインターフェースを転送共有しないように実現されてもよく、つまり、第二の電子機器が第一の電子機器による前記第一のインターフェースの転送共有に承諾するか否かに基づき、第三の電子機器に転送共有する内容を決定する。
【0030】
ステップ14の前に、第三の電子機器との間に第三の共有接続を確立してから、前記第三の共有接続によって、第二のインターフェースを第三の電子機器に共有してもよい。
【0031】
第一のインターフェースと第二のインターフェースは、いずれもターゲットアプリケーションの運行インターフェースである。
【0032】
本発明の実施例による前記インターフェース共有方法は、第二の電子機器により送信される第一のインターフェースをすでに受信した場合、第一の入力を受信し、前記第一の入力に応答して、前記第二の電子機器にインターフェース共有要求を送信し、前記第二の電子機器が前記インターフェース共有要求に対してフィードバックしたターゲット情報を受信し、前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有することによって、第一の電子機器が第二の電子機器により共有されるインターフェースを第三の電子機器に転送共有する時、第二の電子機器が共有権制限御を迅速且つ便利に行うことができることを実現することができ、第二の電子機器ユーザに対するプライバシーセキュリティ保護を向上させ、インターフェース共有方案にセキュリティリスクが存在するという従来技術における問題を解決する。
【0033】
更に、前記第一の入力に応答して、前記第二の電子機器にインターフェース共有要求を送信した後、前記第二の電子機器が前記インターフェース共有要求に対して送信した設定情報を受信することをさらに含み、そのうち、前記設定情報は、前記第三の電子機器に対応する権限設定情報(具体的に、前記設定情報は、前記第三の電子機器が前記第一のインターフェースを操作することができる権限設定情報であってもよい)であり、前述した、前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有することは、前記ターゲット情報、前記第一のインターフェース及び前記設定情報に基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有し、又は、前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェース及び前記設定情報を第三の電子機器に共有することを含む。
【0034】
このように、転送共有されるインターフェースに対する第二の電子機器の権制限御をさらに実現することを確保することができる。
【0035】
そのうち、前記権限は、コントロール操作権限、ジェスチャ操作権限、前記第二の電子機器のユーザ情報表示権限及びインターフェースジャンプ権限のうちの少なくとも一つを含む。
【0036】
具体的に、コントロール操作権限は、コントロールに対する表示権限、選択権限などを含んでもよく、ジェスチャ操作権限は、第一のジェスチャに対する使用権限を含んでもよく、ユーザ情報表示権限は、ユーザ情報に対する明示的な表示権限を含んでもよく、インターフェースジャンプ権限は、インターフェースジャンプ回数権限、ターゲットインターフェースにジャンプする権限などを含んでもよい。
【0037】
更に、前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有した後、前記第三の電子機器によりフィードバックされる前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を受信することと、前記リアルタイム画面を前記第二の電子機器にフィードバックすることとをさらに含む。
【0038】
このように、第三の電子機器に前記第二のインターフェースが表示される時に対する第二の電子機器のリアルタイム制御をサポートすることができる。
【0039】
更に、前記のインターフェース共有方法は、前記ターゲット情報が共有禁止を指示する場合、前記第一のインターフェースの前記第三の電子機器への共有を禁止する提示情報を表示することをさらに含む。
【0040】
このように、第一の電子機器のユーザが、第二の電子機器のユーザによる前記第一のインターフェースの転送共有の拒否を知ることを容易にすることができる。
【0041】
更に、第一の入力を受信する前に、前記第二の電子機器との間の第一の共有接続を確立することをさらに含み、前記第二の電子機器が前記インターフェース共有要求に対してフィードバックしたターゲット情報を受信した後、前記ターゲット情報が共有禁止を指示する場合、共有し続けることを指示する第二の入力を取得すると、前記第一の共有接続を切断することをさらに含む。
【0042】
具体的に、前記第一の情報が共有禁止を指示する場合、前記第二の入力を取得すると、前記第二の電子機器に接続切断通知を送信し、前記第一の共有接続を切断する。そのうち、第二の入力は、予め設定されるボイス入力、予め設定されるスライド軌跡入力、予め設定されるクリック入力などであってもよく、ここでは限定しない。
【0043】
つまり、第一の電子機器のユーザが前記第一のインターフェースの転送共有をあえて実行する時、第二の電子機器との間の共有接続を自動的に切断し、第二の電子機器に通知し、第二の電子機器のユーザの権利を確保する。
【0044】
本発明の実施例では、第一の電子機器は、第二の電子機器により共有される第一のインターフェースを受信する際には、第二の設定情報を受信してもよく、前記第二の設定情報は、前記第一の電子機器が前記第一のインターフェースを操作することができる権限設定情報(即ち前記第一の電子機器に対応する権限設定情報)であり、第二の設定情報に基づいて前記第一のインターフェースを表示する。
【0045】
つまり、前記第一のインターフェースの関連権限情報に基づき、前記第一のインターフェースを表示する。例えば、設定情報が、前記第一のインターフェース上の第二の電子機器のユーザ情報に対して混同処理(例えば削除、遮蔽など、直接明瞭に表示しなければよい)を行った後、前記第一のインターフェースを表示することを指示する場合、前記第二の電子機器のユーザ情報に対して混同処理を行った後に前記第一のインターフェースを表示する。
【0046】
そのうち、前記権限は、コントロール操作権限、ジェスチャ操作権限、前記第二の電子機器のユーザ情報表示権限及びインターフェースジャンプ権限のうちの少なくとも一つを含む。
【0047】
具体的に、コントロール操作権限は、コントロールに対する表示権限、選択権限などを含んでもよく、ジェスチャ操作権限は、第一のジェスチャに対する使用権限を含んでもよく、ユーザ情報表示権限は、ユーザ情報に対する明示的な表示権限を含んでもよく、インターフェースジャンプ権限は、インターフェースジャンプ回数権限、ターゲットインターフェースにジャンプする権限などを含んでもよい。
【0048】
本発明の実施例は、第二の電子機器に用いられるインターフェース共有方法をさらに提供した。
図2に示すように、以下のステップを含む。
【0049】
ステップ21:第一のインターフェースを第一の電子機器にすでに送信した場合、前記第一の電子機器により送信されるインターフェース共有要求を受信し、そのうち、前記インターフェース共有要求は、前記第一の電子機器が第一の入力に応答して送信するものである。
【0050】
具体的に、前記インターフェース共有要求は、前記第一の電子機器が前記第一のインターフェースに対する第一の入力に基づいて得られる。
【0051】
そのうち、第一の入力は、予め設定されるボイス入力、予め設定されるスライド軌跡入力、予め設定されるクリック入力などであってもよく、ここでは限定しない。
【0052】
具体的に、第一のインターフェースは、第二の電子機器が直接に第一の電子機器との間に接続を確立して第一の電子機器に共有するインターフェースであってもよく、第二の電子機器が直接に第一の電子機器以外の他の機器に共有してから、他の機器が第一の電子機器との間に接続を確立して第一の電子機器に共有するインターフェースであってもよく、ここでは限定しない。
【0053】
第一のインターフェースが第二の電子機器により共有される、第一の電子機器に表示されるインターフェースであると理解されてもよい。
【0054】
第一のインターフェースは、ターゲットアプリケーションの運行インターフェースである。
【0055】
ステップ22:前記インターフェース共有要求に対する第三の入力を取得する。
【0056】
そのうち、第三の入力は、予め設定されるボイス入力、予め設定されるスライド軌跡入力、予め設定されるクリック入力などであってもよく、ここでは限定しない。
【0057】
ステップ23:前記第三の入力に応答して、前記第一の電子機器にターゲット情報を送信する。
【0058】
ターゲット情報は、(インターフェース)共有の許可を指示してもよく、(インターフェース)共有の禁止を指示してもよい。
【0059】
具体的に、前記第一の電子機器との間の第一の共有接続によって前記ターゲット情報を送信してもよい。
【0060】
本発明の実施例による前記インターフェース共有方法は、第一のインターフェースを第一の電子機器にすでに送信した場合、前記第一の電子機器により送信されるインターフェース共有要求を受信し、前記インターフェース共有要求に対する第三の入力を取得し、前記第三の入力に応答して、前記第一の電子機器にターゲット情報を送信することによって、そのうち、前記インターフェース共有要求は、前記第一の電子機器が第一の入力に応答して送信するものであり、第一の電子機器が第二の電子機器により共有されるインターフェースを第三の電子機器に転送共有する時、第二の電子機器が共有権制限御を迅速且つ便利に行うことができることを実現することができ、第二の電子機器ユーザに対するプライバシーセキュリティ保護を向上させ、インターフェース共有方案にセキュリティリスクが存在するという従来技術における問題を解決する。
【0061】
更に、前記第一の電子機器により送信されるインターフェース共有要求を受信した後、設定情報を取得することと、前記設定情報を前記第一の電子機器に送信することとをさらに含み、そのうち、前記設定情報は、前記インターフェース共有要求に対応する第三の電子機器に対応する権限設定情報である。
【0062】
具体的に、前記設定情報は、前記インターフェース共有要求に対応する第三の電子機器が前記第一のインターフェースを操作することができる権限設定情報である。
【0063】
このように、転送共有されるインターフェースに対する第二の電子機器の権制限御をさらに実現することができる。
【0064】
そのうち、前記権限は、コントロール操作権限、ジェスチャ操作権限、前記第二の電子機器のユーザ情報表示権限及びインターフェースジャンプ権限のうちの少なくとも一つを含む。
【0065】
具体的に、コントロール操作権限は、コントロールに対する表示権限、選択権限などを含んでもよく、ジェスチャ操作権限は、第一のジェスチャに対する使用権限を含んでもよく、ユーザ情報表示権限は、ユーザ情報に対する明示的な表示権限を含んでもよく、インターフェースジャンプ権限は、インターフェースジャンプ回数権限、ターゲットインターフェースにジャンプする権限などを含んでもよい。
【0066】
更に、前記設定情報を前記第一の電子機器に送信した後、前記第二の電子機器の物理的スクリーンに、前記第三の電子機器の機器識別子を表示し、前記第三の電子機器上の第二のインターフェースのリアルタイム画面を取得し、前記機器識別子が、選択された状態にある場合、前記物理的スクリーンに前記リアルタイム画面及び予め設定される機能項目を表示し、又は、前記機器識別子が、選択されていない状態にある場合、前記第二の電子機器の仮想的スクリーンに前記リアルタイム画面を表示することをさらに含み、そのうち、前記予め設定される機能項目は、リアルタイム権限設定機能項目と共有終了機能項目のうちの少なくとも一つを含み、前記第二のインターフェースは、前記第一の電子機器が前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づいて前記第三の電子機器に共有する画面である。
【0067】
このように、第三の電子機器に前記第二のインターフェースが表示される時に対する第二の電子機器のリアルタイム制御を実現することができる。なお、本発明の実施例において、仮想的スクリーンを採用して、選択されていない機器識別子に対応する機器上の前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を表示することで、第二の電子機器が前記第一のインターフェースを退出して他の操作を実行し、ユーザの使用を容易にすることができるが、従来技術において、第二の電子機器が第二のインターフェースを第一の電子機器に共有した後に第一のインターフェースを退出することができなくなり、ユーザの使用に不便である。
【0068】
そのうち、ターゲット情報が共有許可を指示する場合、第二のインターフェースは、第一のインターフェース(の全てのインターフェース)であり、又は第一のインターフェースの一部のインターフェースである。ターゲット情報が共有禁止を指示する場合、第二のインターフェースは、空である。
【0069】
具体的に、前述した、前記第三の電子機器上の第二のインターフェースのリアルタイム画面を取得することは、前記第一のインターフェースのリアルタイム画面を取得し、前記第一のインターフェースのリアルタイム画面に基づき、前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を得ること、又は、前記第一の電子機器によりフィードバックされる前記第三の電子機器上の前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を受信すること、又は、前記第三の電子機器との間に第二の共有接続を確立し、前記第二の共有接続によって、前記第三の電子機器によりフィードバックされる前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を受信することを含む。
【0070】
つまり、第三の電子機器上の前記第二のインターフェースのリアルタイム画面のデータについて、第二の電子機器からローカルに取得されてもよく、第一の電子機器側から直接取得されてもよく、第三の電子機器側から直接取得されてもよい。
【0071】
更に、前記第一の電子機器により送信されるインターフェース共有要求を受信する前に、前記第一の電子機器との間の第一の共有接続を確立することをさらに含み、前記第三の入力に応答して、前記第一の電子機器にターゲット情報を送信した後、前記ターゲット情報が共有禁止を指示する場合、前記第一の電子機器が共有し続けることを検出すると、前記第一の共有接続を切断することをさらに含む。
【0072】
具体的に、前記第一の情報が共有禁止を指示する場合、前記第一の電子機器により送信される接続切断通知を受信すると、前記第一の電子機器が共有し続けることが検出されたと決定し、前記第一の共有接続を切断する。
【0073】
このように、第一の電子機器のユーザが前記第一のインターフェースの転送共有をあえて実行する時、第一の電子機器との間にの共有接続を自動的に切断し、第二の電子機器のユーザの権利を確保することができる。
【0074】
本発明の実施例では、第二の電子機器が第一のインターフェースを第一の電子機器に共有する場合、第二の設定情報を付帯してもよく、前記第二の設定情報は、前記第一の電子機器が前記第一のインターフェースを操作することができる権限設定情報(即ち前記第一の電子機器に対応する権限設定情報)である。
【0075】
そのうち、前記権限は、コントロール操作権限、ジェスチャ操作権限、前記第二の電子機器のユーザ情報表示権限及びインターフェースジャンプ権限のうちの少なくとも一つを含む。
【0076】
具体的に、コントロール操作権限は、コントロールに対する表示権限、選択権限などを含んでもよく、ジェスチャ操作権限は、第一のジェスチャに対する使用権限を含んでもよく、ユーザ情報表示権限は、ユーザ情報に対する明示的な表示権限を含んでもよく、インターフェースジャンプ権限は、インターフェースジャンプ回数権限、ターゲットインターフェースにジャンプする権限などを含んでもよい。
【0077】
本発明の実施例は、第三の電子機器に用いられるインターフェース共有方法をさらに提供した。
図3に示すように、以下のステップを含む。
【0078】
ステップ31:第一の電子機器により送信される第二のインターフェースと設定情報を受信し、そのうち、前記設定情報は、前記第三の電子機器に対応する権限設定情報(具体的に、前記設定情報は、前記第三の電子機器が前記第一のインターフェースを操作することができる権限設定情報であってもよい)であり、前記第二のインターフェースは、前記第一の電子機器が第一のインターフェースに基づいて前記第三の電子機器に共有する画面であり、前記第一のインターフェースは、第二の電子機器が前記第一の電子機器に共有するインターフェースである。
【0079】
そのうち、前記権限は、コントロール操作権限、ジェスチャ操作権限、前記第二の電子機器のユーザ情報表示権限及びインターフェースジャンプ権限のうちの少なくとも一つを含む。
【0080】
具体的に、コントロール操作権限は、コントロールに対する表示権限、選択権限などを含んでもよく、ジェスチャ操作権限は、第一のジェスチャに対する使用権限を含んでもよく、ユーザ情報表示権限は、ユーザ情報に対する明示的な表示権限を含んでもよく、インターフェースジャンプ権限は、インターフェースジャンプ回数権限、ターゲットインターフェースにジャンプする権限などを含んでもよい。
【0081】
ステップ31を実行する前に、第一の電子機器との間に第三の共有接続を確立してから、前記第三の共有接続によって、第一の電子機器により送信される第二のインターフェースと設定情報を受信してもよい。
【0082】
そのうち、第一のインターフェースと第二のインターフェースは、いずれもターゲットアプリケーションの運行インターフェースである。
【0083】
ターゲット情報が共有許可を指示する場合、第二のインターフェースは、第一のインターフェース(の全てのインターフェース)であり、又は第一のインターフェースの一部のインターフェースである。ターゲット情報が共有禁止を指示する場合、第二のインターフェースは、空である。
【0084】
ステップ32:前記設定情報に基づき、前記第二のインターフェースを表示する。
【0085】
つまり、前記第一のインターフェースの関連権限情報に基づき、前記第一のインターフェースを表示する。例えば、設定情報が、前記第一のインターフェース上の第二の電子機器のユーザ情報に対して混同処理(例えば削除、遮蔽など、直接明瞭に表示しなければよい)を行った後、前記第一のインターフェースを表示することを指示する場合、前記第二の電子機器のユーザ情報に対して混同処理を行った後に前記第一のインターフェースを表示する。
【0086】
本発明の実施例による前記インターフェース共有方法は、第一の電子機器により送信される第二のインターフェースと設定情報を受信し、前記設定情報に基づき、前記第二のインターフェースを表示することによって、そのうち、前記設定情報は、前記第三の電子機器に対応する権限設定情報であり、前記第二のインターフェースは、前記第一の電子機器が第一のインターフェースに基づいて前記第三の電子機器に共有する画面であり、前記第一のインターフェースは、第二の電子機器が前記第一の電子機器に共有するインターフェースであり、第一の電子機器が第二の電子機器により共有されるインターフェースを第三の電子機器に転送共有する際に、第二の電子機器が共有権制限御を迅速且つ便利に行い、共有インターフェースに対する第三の電子機器の操作権限を制限することができることを実現することをサポートすることができ、第二の電子機器ユーザに対するプライバシーセキュリティ保護を向上させ、インターフェース共有方案にセキュリティリスクが存在するという従来技術における問題を解決する。
【0087】
更に、第一の電子機器により送信される第二のインターフェースと設定情報を受信した後、前記第三の電子機器上の前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を前記第一の電子機器にフィードバックすること、又は、前記第二の電子機器との間に第二の共有接続を確立し、前記第二の共有接続によって、前記第三の電子機器上の前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を前記第二の電子機器にフィードバックすることをさらに含む。
【0088】
つまり、第三の電子機器上の前記第二のインターフェースのリアルタイム画面のデータについて、第三の電子機器から第二の電子機器に直接に送信されてもよく、第三の電子機器から第一の電子機器に送信した後、第一の電子機器によって第二の電子機器に転送されてもよく、それによって第三の電子機器に前記第二のインターフェースが表示される時に対する第二の電子機器のリアルタイム制御を実現することをサポートする。
【0089】
以下では、第一の電子機器、第二の電子機器及び第三の電子機器の三方を結び付けながら本発明の実施例による前記インターフェース共有方法をさらに説明する。そのうち、第一の電子機器について、以下は、機器Bと略称され、第二の電子機器について、以下は、機器Aと略称され、第三の電子機器について、以下は、機器Cと略称され、第二のインターフェースは、第二のインターフェースが第一のインターフェースであることを例にして、ターゲット情報が共有禁止を指示する場合、第一のインターフェースを転送共有しないことを実現することを例にする。
【0090】
上記技術課題について、本発明の実施例は、インターフェース共有方法を提供した。具体的に、インターフェース共有の権制限御方法として実現されてもよく、具体的に、例えば、1)機器Aが機器Bに対してターゲットアプリケーションインターフェース(即ち上記第一のインターフェース)を共有する場合、機器Bが機器Aにより共有されたターゲットアプリケーションインターフェースを機器Cに転送共有する必要があれば、機器B上で転送共有命令を開始する際(具体的に、機器Bが第一の入力を受信した後であってもよい)には、機器Aは、機器Bが現在共有されているターゲットアプリケーションインターフェースを転送共有することを許可するか否かという通知(即ち上記インターフェース共有要求)を受信することになり、許可する場合、転送共有されたターゲットアプリケーションインターフェースに対していくつかの該当する権制限御を行うことができ、権制限御の方式は、一部のコントロールを遮蔽すること、なんらかのジェスチャ操作を制限すること、一部のプライバシー情報(ユーザ名、アイコン、電話番号など)に対して混同処理(例えば削除、遮蔽など、直接明瞭に表示しなければよい)を行うことを含むが、それらに限らなく、そして、機器Aは、機器C上のターゲットアプリケーションインターフェースをリアルタイムでモニタリングして、投影共有されたアプリケーションインターフェースを効果的に制御することができる。
【0091】
つまり、本発明の実施例では、機器Aがスクリーン(ターゲットアプリケーションインターフェース)を機器Bに共有した後、機器Bがスクリーンを機器Cに転送共有すると、この場合、機器Aのユーザが知らないうちに機器Aのスクリーン(ターゲットアプリケーションインターフェース)を機器Cに共有したことを引き起こし、それは、機器Aのユーザのプライバシーを重大に侵害したことを考慮すると、この場合、機器Aのユーザの主権とプライバシーを保護するために、共有されたアプリケーションの二次的な(又は複数回の)転送共有に対して厳格な権制限御がある方式を必要とする。
【0092】
そのため、本発明の実施例による方案では、機器Bが共有されたアプリケーションインターフェース(ターゲットアプリケーションインターフェース)で機器Cに対するインターフェース共有を開始する時、機器Bで一つのバックエンドのサービスを呼び出すことができ、このサービスの主な役割は、アプリケーション共有の接続(上記第一の共有接続であってもよく、別途で確立される他の接続などであってもよい)によって機器Aに転送共有要求(即ち上記インターフェース共有要求)を開始することができ、これに対応して、機器Aに一つのポップアップウィンドウがポップアップされ、関連するセキュリティプライバシー事項(例えば、転送に承諾した後に発生する可能性のあるセキュリティ状況などに関する)が表示され、そして、転送共有に承諾するオプション、転送共有に承諾しないオプションという二つのオプションが提供されてもよく、これについて、後続には2つの場合がある。
【0093】
1)場合一、機器Aは、機器Bの転送共有を拒否する。機器Aが転送共有要求に承諾していない(即ちターゲット情報が共有禁止を指示する)場合には、機器Bのユーザが、機器Cにターゲットアプリケーションインターフェースを共有することをあえて開始するように機器Bに指示すれば(即ち、機器Bが、共有し続けることを指示する第二の入力を取得すれば)、機器Bは、機器Aに接続切断通知を送信し、機器Aは、接続切断通知に基づいて、機器Bがあえて共有することを知り、機器Bに対するアプリケーション共有を直ちに自動的に中断し、即ち、機器Bとの間の第一の共有接続を切断し、機器Bもアプリケーション共有を直接切断し、即ち、機器Aとの間の第一の共有接続を切断する。
【0094】
2)場合二、機器Aは、機器Bの転送共有に承諾する。機器Aは、機器Bにより投影共有された内容に対していくつかのインタラクション又は表示内容などの権限上の制御を行うことができ、例えば、複数のインターフェースに関わる場合、インターフェースジャンプを制限し、例えば、ショートビデオを再生する際に、機器Bのユーザは、面白いビデオを発見しており、ウィーチャットの友達に共有しようとするが、この場合、ショートビデオインターフェース(即ち上記ターゲットアプリケーションインターフェース)は、機器Aによって共有されたものであり、ショートビデオインターフェースで共有ボタンを直接クリックする(即ち第一の入力を受信する)と、機器A上のウィーチャットなどのソーシャルアプリケーションを喚起してショートビデオ共有を試み、このとき、機器Bは、バックグラウンドで運行している上記サービスがアプリケーション共有を使用する接続(上記第一の共有接続であってもよく、別途で確立される他の接続などであってもよい)によって、他のアプリケーションを喚起するメッセージ(即ち上記インターフェース共有要求)を機器Aに送信することができ、機器Aは、このメッセージを受信した後、一つのポップアップウィンドウをポップアップすることができ、他のアプリケーションの喚起に対して許可要求を行い、喚起を許可する(即ちターゲット情報が共有許可を指示する)と、喚起されるアプリケーションにジャンプして共有し、喚起を許可しない(即ちターゲット情報が共有禁止を指示する)と、機器B上は、機器Aにより送信された、他のアプリケーションの喚起を拒否するメッセージ(具体的に、上記ターゲット情報を含むメッセージであってもよい)を受信するとともに、機器Bに表示する(具体的に、ターゲット情報に基づいて上記提示情報を表示する)。
【0095】
更に、この場合、機器Aは、機器Cとの間に第四の共有接続(具体的に、上記第二の共有接続であってもよい)を確立し、ターゲットアプリケーションインターフェースを機器Cに直接共有してもよく、機器Aから機器Bへの第一の共有接続を閉じてもよい。
【0096】
具体的に、本発明の実施例による方案は、
図4に示すように、以下のステップを含むことができる。
【0097】
ステップ41:開始。
【0098】
ステップ42:機器Aは、権限制限を行った後、スクリーンを機器Bに共有する。
【0099】
具体的に、機器Aは、ターゲットアプリケーションインターフェースと第二の設定情報を機器Bに送信する。
【0100】
ステップ43:機器Bは、転送共有を喚起し、機器Cに対して共有するように要求する通知を機器Aに送信する。
【0101】
つまり、機器Bは、前記ターゲットアプリケーションインターフェースと第二の設定情報に基づいてターゲットアプリケーションインターフェースを表示し、及び、機器Aに通知(即ち上記インターフェース共有要求)を送信して、ターゲットアプリケーションインターフェースを機器Cに転送共有するように要求する。
【0102】
ステップ44:機器Aは、通知を受信し、機器Bによる上記転送共有を許可するか否かを判断し、「はい」の場合、ステップ45に進み、「いいえ」の場合、ステップ47に進む。
【0103】
ステップ45:機器Aは、二次共有(即ち上記転送共有)に対して権限制限を行い、機器Bに通知する。
【0104】
即ち、機器Cに対して上記設定情報を設定する。
【0105】
このステップでは、機器Bに対して共有し続けるか否かを決定してもよく、機器Bに対して共有し続けない場合、機器Cとの間に接続を直接確立し、機器Cに共有してもよい。
【0106】
ステップ46:機器Bは、機器Aにより設定される権限制限に基づいて機器Cに対する共有を開始する。
【0107】
具体的に、機器Bは、上記ターゲットアプリケーションインターフェースと設定情報を機器Cに送信してもよい。
【0108】
ステップ47:終了。
【0109】
本発明の実施例では、機器Bに対して、機器Aが、共有されるアプリケーションインターフェース(即ちターゲットアプリケーションインターフェース)を開く形式で機器Bの現在のアプリケーション運行状况(即ちターゲットアプリケーションインターフェースのリアルタイム画面)をリアルタイムで観察することができるが、一旦機器Aが、機器Bが共有されるアプリケーションインターフェース(即ちターゲットアプリケーションインターフェース)を機器C上に転送共有することに承諾すると、現在の機器Aは、共有されるアプリケーションインターフェースの機器C上のアプリケーション運行状况(即ちターゲットアプリケーションインターフェースのリアルタイム画面)をリアルタイムで見ることができなくなることをさらに考慮すると、本発明の実施例において、機器Aのデスクトップ上で、転送共有された機器Cを識別するための一つの一時アイコン(即ち上記機器識別子の一つの具体的な実現)を新たに確立することができ、
図5に示される通りである(図において、aが機器Aを示し、bが機器Cの一時アイコンを示す)。本発明の実施例において、共有された機器に対して、機器Aのデスクトップ上でそれに応じて一つの一時アイコンを新たに確立してもよく、そのうち、共有された機器は、初めて共有された機器(例えば、上記機器B)、二次的に共有された機器(例えば、上記機器C)、二次以上に共有された機器(例えば、機器Cにより投影共有された機器D・・・)などを含んでもよい。
【0110】
それに対応して、機器A上で該当する機器の一時アイコンをクリックすることで、該当する共有されたアプリケーションインターフェース(即ち上記ターゲットアプリケーションインターフェース)を開き、この共有されたアプリケーションインターフェースのこの機器(即ち対応する共有された機器)におけるリアルタイム画面を表示することができ、具体的に、スクリーン分割の形式で機器A上にこのリアルタイム画面をリアルタイムで表示するとともに、リアルタイム権限設定機能項目と共有終了機能項目(
図6に示すように、図において、aが機器Aを示し、cが機器C上のターゲットアプリケーションインターフェースのリアルタイム画面を示す)を提供して、機器Aのユーザが異常に気づいた後に迅速に処理することができるようにしてもよく、上記共有終了について、共有を直ちに終了してもよく、予め設定される時間長内、又は予め設定される時間長後に共有を終了してもよく、ここでは限定しない。
【0111】
上記一時アイコンについて、対応する機器(例えば機器C)と機器Aとの接続が切断される時に自動的になくなるようにしてもよく、又は対応する機器(例えば機器C)と機器Aとの接続が切断された後、機器Aのユーザによって削除され、又は次回の使用のためにずっと保持されてもよく、本発明の実施例において限定しない。
【0112】
以上から分かるように、本発明の実施例による方案は、具体的に、アプリケーションインターフェース共有及び複数回の転送共有の過程における権制限御方式を含み、送信側機器(即ち上記第二の電子機器)が受信側機器(例えば、上記第一の電子機器)を迅速且つ便利に選択し、リアルタイムで監視するようにするができるとともに、予期せぬ状況が発生した場合、プライバシーを保護する該当する対処を迅速に取ることができる。
【0113】
ここに説明した本発明の実施例による方案は、コンピュータ投影(共有インターフェース)、又は携帯電話からテレビへの投影、又は携帯電話から携帯電話への投影というシーンに適用し、ユーザプライバシーに対する保護をさらに強化することができる。説明した実施例に限定されない。
【0114】
本発明の実施例は、第一の電子機器である電子機器をさらに提供した。
図7に示すように、第二の電子機器により送信される第一のインターフェースをすでに受信した場合、第一の入力を受信するための第一の受信モジュール71と、前記第一の入力に応答して、前記第二の電子機器にインターフェース共有要求を送信するための第一の送信モジュール72と、前記第二の電子機器が前記インターフェース共有要求に対してフィードバックしたターゲット情報を受信するための第二の受信モジュール73と、前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有するための第一の共有モジュール74とを含む。
【0115】
本発明の実施例による前記電子機器は、第二の電子機器により送信される第一のインターフェースをすでに受信した場合、第一の入力を受信し、前記第一の入力に応答して、前記第二の電子機器にインターフェース共有要求を送信し、前記第二の電子機器が前記インターフェース共有要求に対してフィードバックしたターゲット情報を受信し、前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有することによって、第一の電子機器が第二の電子機器により共有されるインターフェースを第三の電子機器に転送共有する時、第二の電子機器が共有権制限御を迅速且つ便利に行うことができることを実現することができ、第二の電子機器ユーザに対するプライバシーセキュリティ保護を向上させ、インターフェース共有方案にセキュリティリスクが存在するという従来技術における問題を解決する。
【0116】
更に、前記の電子機器は、前記第一の入力に応答して、前記第二の電子機器にインターフェース共有要求を送信した後、前記第二の電子機器が前記インターフェース共有要求に対して送信した設定情報を受信するための第三の受信モジュールをさらに含み、そのうち、前記設定情報は、前記第三の電子機器に対応する権限設定情報であり、前記第一の共有モジュールは、前記ターゲット情報、前記第一のインターフェース及び前記設定情報に基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有し、又は、前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェース及び前記設定情報を第三の電子機器に共有するための第一の共有サブモジュールを含む。
【0117】
このように、転送共有されるインターフェースに対する第二の電子機器の権制限御をさらに実現することを確保することができる。
【0118】
そのうち、前記権限は、コントロール操作権限、ジェスチャ操作権限、前記第二の電子機器のユーザ情報表示権限及びインターフェースジャンプ権限のうちの少なくとも一つを含む。
【0119】
更に、前記の電子機器は、前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有した後、前記第三の電子機器によりフィードバックされる前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を受信するための第四の受信モジュールと、前記リアルタイム画面を前記第二の電子機器にフィードバックするための第一のフィードバックモジュールとをさらに含む。
【0120】
更に、前記の電子機器は、第一の入力を受信する前に、前記第二の電子機器との間の第一の共有接続を確立するための第一の確立モジュールをさらに含み、前記の電子機器は、前記第二の電子機器が前記インターフェース共有要求に対してフィードバックしたターゲット情報を受信した後、前記ターゲット情報が共有禁止を指示する場合、共有し続けることを指示する第二の入力を取得すると、前記第一の共有接続を切断するための第一の処理モジュールをさらに含む。
【0121】
本発明の実施例による電子機器は、
図1及び
図4から
図6の方法の実施例における第一の電子機器によって実現された各プロセスを実現することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0122】
本発明の実施例は、第二の電子機器である電子機器をさらに提供した。
図8に示すように、第一のインターフェースを第一の電子機器にすでに送信した場合、前記第一の電子機器により送信されるインターフェース共有要求を受信するための第五の受信モジュール81と、前記インターフェース共有要求に対する第三の入力を取得するための第一の取得モジュール82と、前記第三の入力に応答して、前記第一の電子機器にターゲット情報を送信するための第二の送信モジュール83とを含む。
【0123】
そのうち、前記インターフェース共有要求は、前記第一の電子機器が第一の入力に応答して送信するものである。
【0124】
本発明の実施例による前記電子機器は、第一のインターフェースを第一の電子機器にすでに送信した場合、前記第一の電子機器により送信されるインターフェース共有要求を受信し、前記インターフェース共有要求に対する第三の入力を取得し、前記第三の入力に応答して、前記第一の電子機器にターゲット情報を送信することによって、そのうち、前記インターフェース共有要求は、前記第一の電子機器が第一の入力に応答して送信するものであり、第一の電子機器が第二の電子機器により共有されるインターフェースを第三の電子機器に転送共有する時、第二の電子機器が共有権制限御を迅速且つ便利に行うことができることを実現することができ、第二の電子機器ユーザに対するプライバシーセキュリティ保護を向上させ、インターフェース共有方案にセキュリティリスクが存在するという従来技術における問題を解決する。
【0125】
更に、前記の電子機器は、前記第一の電子機器により送信されるインターフェース共有要求を受信した後、設定情報を取得するための第二の取得モジュールと、前記設定情報を前記第一の電子機器に送信するための第三の送信モジュールとをさらに含み、そのうち、前記設定情報は、前記インターフェース共有要求に対応する第三の電子機器に対応する権限設定情報である。
【0126】
更に、前記の電子機器は、前記設定情報を前記第一の電子機器に送信した後、前記第二の電子機器の物理的スクリーンに、前記第三の電子機器の機器識別子を表示するための第一の表示モジュールと、前記第三の電子機器上の第二のインターフェースのリアルタイム画面を取得するための第三の取得モジュールと、前記機器識別子が、選択された状態にある場合、前記物理的スクリーンに前記リアルタイム画面及び予め設定される機能項目を表示し、又は、前記機器識別子が、選択されていない状態にある場合、前記第二の電子機器の仮想的スクリーンに前記リアルタイム画面を表示するための第二の表示モジュールとをさらに含み、そのうち、前記予め設定される機能項目は、リアルタイム権限設定機能項目と共有終了機能項目のうちの少なくとも一つを含み、前記第二のインターフェースは、前記第一の電子機器が前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づいて前記第三の電子機器に共有する画面である。
【0127】
具体的に、前記第三の取得モジュールは、前記第一のインターフェースのリアルタイム画面を取得するための第一の取得サブモジュール、前記第一のインターフェースのリアルタイム画面に基づき、前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を得るための第一の処理サブモジュール、又は、前記第一の電子機器によりフィードバックされる前記第三の電子機器上の前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を受信するための第一の受信サブモジュール、又は、前記第三の電子機器との間に第二の共有接続を確立するための第一の確立サブモジュール、前記第二の共有接続によって、前記第三の電子機器によりフィードバックされる前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を受信するための第二の受信サブモジュールを含む。
【0128】
更に、前記の電子機器は、前記第一の電子機器により送信されるインターフェース共有要求を受信する前に、前記第一の電子機器との間の第一の共有接続を確立するための第二の確立モジュールをさらに含み、前記の電子機器は、前記第三の入力に応答して、前記第一の電子機器にターゲット情報を送信した後、前記ターゲット情報が共有禁止を指示する場合、前記第一の電子機器が共有し続けることを検出すると、前記第一の共有接続を切断するための第二の処理モジュールをさらに含む。
【0129】
本発明の実施例による電子機器は、
図2及び
図4から
図6の方法の実施例における第二の電子機器によって実現された各プロセスを実現することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0130】
本発明の実施例は、第三の電子機器である電子機器をさらに提供した。
図9に示すように、第一の電子機器により送信される第二のインターフェースと設定情報を受信するための第六の受信モジュール91と、前記設定情報に基づき、前記第二のインターフェースを表示するための第三の表示モジュール92とを含む。
【0131】
そのうち、前記設定情報は、前記第三の電子機器に対応する権限設定情報であり、前記第二のインターフェースは、前記第一の電子機器が第一のインターフェースに基づいて前記第三の電子機器に共有する画面であり、前記第一のインターフェースは、第二の電子機器が前記第一の電子機器に共有するインターフェースである。
【0132】
本発明の実施例による前記電子機器は、第一の電子機器により送信される第二のインターフェースと設定情報を受信し、前記設定情報に基づき、前記第二のインターフェースを表示することによって、そのうち、前記設定情報は、前記第三の電子機器に対応する権限設定情報であり、前記第二のインターフェースは、前記第一の電子機器が第一のインターフェースに基づいて前記第三の電子機器に共有する画面であり、前記第一のインターフェースは、第二の電子機器が前記第一の電子機器に共有するインターフェースであり、第一の電子機器が第二の電子機器により共有されるインターフェースを第三の電子機器に転送共有する際には、第二の電子機器が共有権制限御を迅速且つ便利に行い、共有インターフェースに対する第三の電子機器の操作権限を制限することができるように実現することをサポートすることができ、第二の電子機器ユーザに対するプライバシーセキュリティ保護を向上させ、インターフェース共有方案にセキュリティリスクが存在するという従来技術における問題を解決する。
【0133】
更に、前記の電子機器は、第一の電子機器により送信される第二のインターフェースと設定情報を受信した後、前記第三の電子機器上の前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を前記第一の電子機器にフィードバックするための第二のフィードバックモジュール、又は、前記第二の電子機器との間に第二の共有接続を確立するための第三の確立モジュール、前記第二の共有接続によって、前記第三の電子機器上の前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を前記第二の電子機器にフィードバックするための第三のフィードバックモジュールをさらに含む。
【0134】
本発明の実施例による電子機器は、
図3から
図6の方法の実施例における第三の電子機器によって実現された各プロセスを実現することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0135】
図10は、本発明の各実施例を実現する第一の電子機器である電子機器のハードウェア構造概略図である。この電子機器100は、無線周波数ユニット101、ネットワークモジュール102、オーディオ出力ユニット103、入力ユニット104、センサ105、表示ユニット106、ユーザ入力ユニット107、インターフェースユニット108、メモリ109、プロセッサ1010、及び電源1011などの部品を含むが、それらに限らない。当業者が理解できるように、
図10に示す電子機器の構造は、電子機器に対する限定を構成しなく、電子機器は、図示された部品の数よりも多く又は少ない部品、又はなんらかの部品の組み合わせ、又は異なる部品の配置を含んでもよい。本発明の実施例において、電子機器は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップコンピュータ、車載端末、ウェアラブルデバイス、及び歩数計などを含むが、それらに限らない。
【0136】
そのうち、プロセッサ1010は、第二の電子機器により送信される第一のインターフェースをすでに受信した場合、第一の入力を受信すること、前記第一の入力に応答して、前記第二の電子機器にインターフェース共有要求を送信すること、前記第二の電子機器が前記インターフェース共有要求に対してフィードバックしたターゲット情報を受信すること、前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有することに用いられる。
【0137】
本発明の実施例では、第二の電子機器により送信される第一のインターフェースをすでに受信した場合、第一の入力を受信し、前記第一の入力に応答して、前記第二の電子機器にインターフェース共有要求を送信し、前記第二の電子機器が前記インターフェース共有要求に対してフィードバックしたターゲット情報を受信し、前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有することによって、第一の電子機器が第二の電子機器により共有されるインターフェースを第三の電子機器に転送共有する時、第二の電子機器が共有権制限御を迅速且つ便利に行うことができることを実現することができ、第二の電子機器ユーザに対するプライバシーセキュリティ保護を向上させ、インターフェース共有方案にセキュリティリスクが存在するという従来技術における問題を解決する。
【0138】
選択的に、プロセッサ1010はさらに、前記第一の入力に応答して、前記第二の電子機器にインターフェース共有要求を送信した後、前記第二の電子機器が前記インターフェース共有要求に対して送信した設定情報を受信するために用いられ、そのうち、前記設定情報は、前記第三の電子機器に対応する権限設定情報である。
【0139】
プロセッサ1010は、具体的に、前記ターゲット情報、前記第一のインターフェース及び前記設定情報に基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有し、又は、前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェース及び前記設定情報を第三の電子機器に共有するために用いられる。
【0140】
選択的に、前記権限は、コントロール操作権限、ジェスチャ操作権限、前記第二の電子機器のユーザ情報表示権限及びインターフェースジャンプ権限のうちの少なくとも一つを含む。
【0141】
選択的に、プロセッサ1010はさらに、前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づき、対応する第二のインターフェースを第三の電子機器に共有した後、前記第三の電子機器によりフィードバックされる前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を受信すること、前記リアルタイム画面を前記第二の電子機器にフィードバックすることに用いられる。
【0142】
選択的に、プロセッサ1010はさらに、第一の入力を受信する前に、前記第二の電子機器との間の第一の共有接続を確立すること、前記第二の電子機器が前記インターフェース共有要求に対してフィードバックしたターゲット情報を受信した後、前記ターゲット情報が共有禁止を指示する場合、共有し続けることを指示する第二の入力を取得すると、前記第一の共有接続を切断することに用いられる。
【0143】
理解すべきことは、本発明の実施例では、無線周波数ユニット101は、情報の送受信又は通話中の信号の送受信に用いられてもよい。具体的に、基地局からの下りリンクのデータを受信してから、プロセッサ1010に処理させ、また、上りリンクのデータを基地局に送信する。一般的には、無線周波数ユニット101は、アンテナ、少なくとも一つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限らない。なお、無線周波数ユニット101は、無線通信システムやネットワークを介して他の機器との通信を行ってもよい。
【0144】
電子機器は、ネットワークモジュール102によってユーザに無線のブロードバンドインターネットアクセスを提供し、例えば、ユーザへの電子メールの送受信、ウェブページの閲覧とストリーミングメディアへのアクセスなどを支援する。
【0145】
オーディオ出力ユニット103は、無線周波数ユニット101又はネットワークモジュール102によって受信された又はメモリ109に記憶されたオーディオデータをオーディオ信号に変換して、音声として出力することができる。そして、オーディオ出力ユニット103は、電子機器100によって実行された特定の機能に関連するオーディオ出力(例えば、呼び信号受信音、メッセージ着信音など)をさらに提供することができる。オーディオ出力ユニット103は、スピーカ、ブザー及び受話器などを含む。
【0146】
入力ユニット104は、オーディオ又はビデオ信号を受信するために用いられる。入力ユニット104は、グラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit、GPU)1041とマイクロホン1042とを含んでもよく、グラフィックスプロセッサ1041は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)によって得られた静止画像又はビデオの画像データを処理する。処理された画像フレームは、表示ユニット106上に表示されてもよい。グラフィックスプロセッサ1041によって処理された画像フレームは、メモリ109(又は他の記憶媒体)に記憶されてもよく、又は無線周波数ユニット101又はネットワークモジュール102によって送信されてもよい。マイクロホン1042は、音声を受信することができるとともに、このような音声をオーディオデータとして処理することができる。処理されたオーディオデータは、電話の通話モードにおいて、無線周波数ユニット101を介して移動通信基地局に送信することが可能なフォーマットに変換して出力されてもよい。
【0147】
電子機器100は、少なくとも一つのセンサ105、例えば光センサ、モーションセンサ及び他のセンサをさらに含む。具体的に、光センサは、環境光センサ及び接近センサを含み、そのうち、環境光センサは、環境光の明暗に応じて、表示パネル1061の輝度を調整することができ、接近センサは、電子機器100が耳元に移動した時、表示パネル1061及び/又はバックライトをオフにすることができる。モーションセンサの一種として、加速度計センサは、各方向(一般的には、三軸)での加速度の大きさを検出することができ、静止時、重力の大きさ及び方向を検出することができ、電子機器姿勢(例えば、縦横画面切り替え、関連ゲーム、磁力計姿勢キャリブレーション)の識別、振動識別関連機能(例えば歩数計、タップ)などに用いられてもよい。センサ105は、指紋センサ、圧力センサ、虹彩センサ、分子センサ、ジャイロ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサなどをさらに含んでもよい。ここでこれ以上説明しない。
【0148】
表示ユニット106は、ユーザによって入力された情報又はユーザに提供される情報を表示するために用いられる。表示ユニット106は、表示パネル1061を含んでもよく、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode、OLED)などの形式で表示パネル1061が配置されてもよい。
【0149】
ユーザ入力ユニット107は、入力された数字又はキャラクタ情報の受信、及び電子機器のユーザによる設定及び機能制御に関するキー信号入力の発生に用いられてもよい。具体的に、ユーザ入力ユニット107は、タッチパネル1071及び他の入力機器1072を含む。タッチパネル1071は、タッチスクリーンとも呼ばれ、その上又は付近でのユーザによるタッチ操作(例えばユーザが指、タッチペンなどの任意の適切な物体又は付属品を使用してタッチパネル1071上又はタッチパネル1071付近で行う操作)を收集することができる。タッチパネル1071は、タッチ検出装置とタッチコントローラという二つの部分を含んでもよい。そのうち、タッチ検出装置は、ユーザによるタッチ方位を検出し、タッチ操作による信号を検出し、信号をタッチコントローラに伝送し、タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、それをタッチポイント座標に変換してから、プロセッサ1010に送信し、プロセッサ1010から送信されてきたコマンドを受信して実行する。なお、抵抗式、静電容量式、赤外線及び表面音波などの様々なタイプを採用してタッチパネル1071を実現してもよい。タッチパネル1071以外、ユーザ入力ユニット107は、他の入力機器1072をさらに含んでもよい。具体的に、他の入力機器1072は、物理的なキーボード、機能キー(例えば、ボリューム制御ボタン、スイッチボタンなど)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限らない。ここでこれ以上説明しない。
【0150】
更に、タッチパネル1071は、表示パネル1061上に覆われてもよい。タッチパネル1071は、その上又は付近でのユーザによるタッチ操作を検出すると、プロセッサ1010に伝送して、タッチイベントのタイプを特定し、その後、プロセッサ1010は、タッチイベントのタイプに応じて表示パネル1061上で該当する視覚出力を提供する。
図10において、タッチパネル1071と表示パネル1061は、二つの独立した部品として電子機器の入力と出力機能を実現するものであるが、なんらかの実施例において、タッチパネル1071と表示パネル1061を集積して電子機器の入力と出力機能を実現してもよい。具体的に、ここでは限定しない。
【0151】
インターフェースユニット108は、外部装置と電子機器100との接続のためのインターフェースである。例えば、外部装置は、有線又は無線ヘッドフォンポート、外部電源(又は電池充電器)ポート、有線又は無線データポート、メモリカードポート、識別モジュールを有する装置への接続用のポート、オーディオ入力/出力(I/O)ポート、ビデオI/Oポート、イヤホンポートなどを含んでもよい。インターフェースユニット108は、外部装置からの入力(例えば、データ情報、電力など)を受信するとともに、受信した入力を電子機器100内の一つ又は複数の素子に伝送するために用いられてもよく、又は電子機器100と外部装置との間でデータを伝送するために用いられてもよい。
【0152】
メモリ109は、ソフトウェアプログラム及び様々なデータを記憶するために用いられてもよい。メモリ109は、主にプログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含んでもよい。そのうち、プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラム(例えば、音声再生機能、画像再生機能など)などを記憶することができ、データ記憶領域は、携帯電話の使用によって作成されるデータ(例えば、オーディオデータ、電話帳など)などを記憶することができる。なお、メモリ109は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリ、例えば少なくとも一つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の非揮発性ソリッドステートメモリデバイスをさらに含んでもよい。
【0153】
プロセッサ1010は、電子機器の制御センターであり、様々なインターフェースと線路によって電子機器全体の各部分に接続され、メモリ109に記憶されたソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを運行又は実行すること、及びメモリ109に記憶されたデータを呼び出し、電子機器の様々な機能を実行し、データを処理することにより、電子機器全体をモニタリングする。プロセッサ1010は、一つ又は複数の処理ユニットを含んでもよい。好ましくは、プロセッサ1010は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを集積してもよい。そのうち、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインターフェース及びアプリケーションプログラムなどを処理するためのものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理するためのものである。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ1010に集積されなくてもよい。
【0154】
電子機器100は、各部品に電力を供給する電源1011(例えば電池)をさらに含んでもよく、好ましくは、電源1011は、電源管理システムによってプロセッサ1010にロジック的に接続されてもよく、それにより、電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。
【0155】
また、電子機器100は、いくつかの示されていない機能モジュールを含む。ここでこれ以上説明しない。
【0156】
好ましくは、本発明の実施例は、第一の電子機器である電子機器をさらに提供する。この電子機器は、プロセッサ1010と、メモリ109と、メモリ109に記憶され、且つ前記プロセッサ1010上で運行できるコンピュータプログラムとを含み、このコンピュータプログラムが前記プロセッサ1010によって実行されると、上記第一の電子機器側のインターフェース共有方法の実施例の各プロセスを実現させ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0157】
本発明の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体には、コンピュータプログラムが記憶されており、このコンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記第一の電子機器側のインターフェース共有方法の実施例の各プロセスを実現させ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。そのうち、前記コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどである。
【0158】
図11は、本発明の各実施例を実現する第二の電子機器である電子機器のハードウェア構造概略図である。この電子機器110は、無線周波数ユニット111、ネットワークモジュール112、オーディオ出力ユニット113、入力ユニット114、センサ115、表示ユニット116、ユーザ入力ユニット117、インターフェースユニット118、メモリ119、プロセッサ1110、及び電源1111などの部品を含むが、それらに限らない。当業者が理解できるように、
図11に示す電子機器の構造は、電子機器に対する限定を構成しなく、電子機器は、図示された部品の数よりも多く又は少ない部品、又はなんらかの部品の組み合わせ、又は異なる部品の配置を含んでもよい。本発明の実施例において、電子機器は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップコンピュータ、車載端末、ウェアラブルデバイス、及び歩数計などを含むが、それらに限らない。
【0159】
そのうち、プロセッサ1110は、第一のインターフェースを第一の電子機器にすでに送信した場合、前記第一の電子機器により送信されるインターフェース共有要求を受信すること、前記インターフェース共有要求に対する第三の入力を取得すること、前記第三の入力に応答して、前記第一の電子機器にターゲット情報を送信することに用いられ、そのうち、前記インターフェース共有要求は、前記第一の電子機器が第一の入力に応答して送信するものである。
【0160】
本発明の実施例では、第一のインターフェースを第一の電子機器にすでに送信した場合、前記第一の電子機器により送信されるインターフェース共有要求を受信し、前記インターフェース共有要求に対する第三の入力を取得し、前記第三の入力に応答して、前記第一の電子機器にターゲット情報を送信することによって、そのうち、前記インターフェース共有要求は、前記第一の電子機器が第一の入力に応答して送信するものであり、第一の電子機器が第二の電子機器により共有されるインターフェースを第三の電子機器に転送共有する時、第二の電子機器が共有権制限御を迅速且つ便利に行うことができることを実現することができ、第二の電子機器ユーザに対するプライバシーセキュリティ保護を向上させ、インターフェース共有方案にセキュリティリスクが存在するという従来技術における問題を解決する。
【0161】
選択的に、プロセッサ1110はさらに、前記第一の電子機器により送信されるインターフェース共有要求を受信した後、設定情報を取得すること、前記設定情報を前記第一の電子機器に送信することに用いられ、そのうち、前記設定情報は、前記インターフェース共有要求に対応する第三の電子機器に対応する権限設定情報である。
【0162】
選択的に、プロセッサ1110はさらに、前記設定情報を前記第一の電子機器に送信した後、前記第二の電子機器の物理的スクリーンに、前記第三の電子機器の機器識別子を表示すること、前記第三の電子機器上の第二のインターフェースのリアルタイム画面を取得すること、前記機器識別子が、選択された状態にある場合、前記物理的スクリーンに前記リアルタイム画面及び予め設定される機能項目を表示し、又は、前記機器識別子が、選択されていない状態にある場合、前記第二の電子機器の仮想的スクリーンに前記リアルタイム画面を表示することに用いられ、そのうち、前記予め設定される機能項目は、リアルタイム権限設定機能項目と共有終了機能項目のうちの少なくとも一つを含み、前記第二のインターフェースは、前記第一の電子機器が前記ターゲット情報及び前記第一のインターフェースに基づいて前記第三の電子機器に共有する画面である。
【0163】
選択的に、プロセッサ1110は、具体的に、前記第一のインターフェースのリアルタイム画面を取得し、前記第一のインターフェースのリアルタイム画面に基づき、前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を得ること、又は、前記第一の電子機器によりフィードバックされる前記第三の電子機器上の前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を受信すること、又は、前記第三の電子機器との間に第二の共有接続を確立し、前記第二の共有接続によって、前記第三の電子機器によりフィードバックされる前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を受信することに用いられる。
【0164】
選択的に、プロセッサ1110はさらに、前記第一の電子機器により送信されるインターフェース共有要求を受信する前に、前記第一の電子機器との間の第一の共有接続を確立すること、前記第三の入力に応答して、前記第一の電子機器にターゲット情報を送信した後、前記ターゲット情報が共有禁止を指示する場合、前記第一の電子機器が共有し続けることを検出すると、前記第一の共有接続を切断することに用いられる。
【0165】
理解すべきことは、本発明の実施例では、無線周波数ユニット111は、情報の送受信又は通話中の信号の送受信に用いられてもよい。具体的に、基地局からの下りリンクのデータを受信してから、プロセッサ1110に処理させ、また、上りリンクのデータを基地局に送信する。一般的には、無線周波数ユニット111は、アンテナ、少なくとも一つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限らない。なお、無線周波数ユニット111は、無線通信システムやネットワークを介して他の機器との通信を行ってもよい。
【0166】
電子機器は、ネットワークモジュール112によってユーザに無線のブロードバンドインターネットアクセスを提供し、例えば、ユーザへの電子メールの送受信、ウェブページの閲覧とストリーミングメディアへのアクセスなどを支援する。
【0167】
オーディオ出力ユニット113は、無線周波数ユニット111又はネットワークモジュール112によって受信された又はメモリ119に記憶されたオーディオデータをオーディオ信号に変換して、音声として出力することができる。そして、オーディオ出力ユニット113は、電子機器110によって実行された特定の機能に関連するオーディオ出力(例えば、呼び信号受信音、メッセージ着信音など)をさらに提供することができる。オーディオ出力ユニット113は、スピーカ、ブザー及び受話器などを含む。
【0168】
入力ユニット114は、オーディオ又はビデオ信号を受信するために用いられる。入力ユニット114は、グラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit、GPU)1141とマイクロホン1142とを含んでもよく、グラフィックスプロセッサ1141は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)によって得られた静止画像又はビデオの画像データを処理する。処理された画像フレームは、表示ユニット116上に表示されてもよい。グラフィックスプロセッサ1141によって処理された画像フレームは、メモリ119(又は他の記憶媒体)に記憶されてもよく、又は無線周波数ユニット111又はネットワークモジュール112によって送信されてもよい。マイクロホン1142は、音声を受信することができるとともに、このような音声をオーディオデータとして処理することができる。処理されたオーディオデータは、電話の通話モードにおいて、無線周波数ユニット111を介して移動通信基地局に送信することが可能なフォーマットに変換して出力されてもよい。
【0169】
電子機器110は、少なくとも一つのセンサ115、例えば光センサ、モーションセンサ及び他のセンサをさらに含む。具体的に、光センサは、環境光センサ及び接近センサを含み、そのうち、環境光センサは、環境光の明暗に応じて、表示パネル1161の輝度を調整することができ、接近センサは、電子機器110が耳元に移動した時、表示パネル1161及び/又はバックライトをオフにすることができる。モーションセンサの一種として、加速度計センサは、各方向(一般的には、三軸)での加速度の大きさを検出することができ、静止時、重力の大きさ及び方向を検出することができ、電子機器姿勢(例えば、縦横画面切り替え、関連ゲーム、磁力計姿勢キャリブレーション)の識別、振動識別関連機能(例えば歩数計、タップ)などに用いられてもよい。センサ115は、指紋センサ、圧力センサ、虹彩センサ、分子センサ、ジャイロ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサなどをさらに含んでもよい。ここでこれ以上説明しない。
【0170】
表示ユニット116は、ユーザによって入力された情報又はユーザに提供される情報を表示するために用いられる。表示ユニット116は、表示パネル1161を含んでもよく、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode、OLED)などの形式で表示パネル1161が配置されてもよい。
【0171】
ユーザ入力ユニット117は、入力された数字又はキャラクタ情報の受信、及び電子機器のユーザによる設定及び機能制御に関するキー信号入力の発生に用いられてもよい。具体的に、ユーザ入力ユニット117は、タッチパネル1171及び他の入力機器1172を含む。タッチパネル1171は、タッチスクリーンとも呼ばれ、その上又は付近でのユーザによるタッチ操作(例えばユーザが指、タッチペンなどの任意の適切な物体又は付属品を使用してタッチパネル1171上又はタッチパネル1171付近で行う操作)を收集することができる。タッチパネル1171は、タッチ検出装置とタッチコントローラという二つの部分を含んでもよい。そのうち、タッチ検出装置は、ユーザによるタッチ方位を検出し、タッチ操作による信号を検出し、信号をタッチコントローラに伝送し、タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、それをタッチポイント座標に変換してから、プロセッサ1110に送信し、プロセッサ1110から送信されてきたコマンドを受信して実行する。なお、抵抗式、静電容量式、赤外線及び表面音波などの様々なタイプを採用してタッチパネル1171を実現してもよい。タッチパネル1171以外、ユーザ入力ユニット117は、他の入力機器1172をさらに含んでもよい。具体的に、他の入力機器1172は、物理的なキーボード、機能キー(例えば、ボリューム制御ボタン、スイッチボタンなど)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限らない。ここでこれ以上説明しない。
【0172】
更に、タッチパネル1171は、表示パネル1161上に覆われてもよい。タッチパネル1171は、その上又は付近でのユーザによるタッチ操作を検出すると、プロセッサ1110に伝送して、タッチイベントのタイプを特定し、その後、プロセッサ1110は、タッチイベントのタイプに応じて表示パネル1161上で該当する視覚出力を提供する。
図11において、タッチパネル1171と表示パネル1161は、二つの独立した部品として電子機器の入力と出力機能を実現するものであるが、なんらかの実施例において、タッチパネル1171と表示パネル1161を集積して電子機器の入力と出力機能を実現してもよい。具体的に、ここでは限定しない。
【0173】
インターフェースユニット118は、外部装置と電子機器110との接続のためのインターフェースである。例えば、外部装置は、有線又は無線ヘッドフォンポート、外部電源(又は電池充電器)ポート、有線又は無線データポート、メモリカードポート、識別モジュールを有する装置への接続用のポート、オーディオ入力/出力(I/O)ポート、ビデオI/Oポート、イヤホンポートなどを含んでもよい。インターフェースユニット118は、外部装置からの入力(例えば、データ情報、電力など)を受信するとともに、受信した入力を電子機器110内の一つ又は複数の素子に伝送するために用いられてもよく、又は電子機器110と外部装置との間でデータを伝送するために用いられてもよい。
【0174】
メモリ119は、ソフトウェアプログラム及び様々なデータを記憶するために用いられてもよい。メモリ119は、主にプログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含んでもよい。そのうち、プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラム(例えば、音声再生機能、画像再生機能など)などを記憶することができ、データ記憶領域は、携帯電話の使用によって作成されるデータ(例えば、オーディオデータ、電話帳など)などを記憶することができる。なお、メモリ119は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリ、例えば少なくとも一つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の非揮発性ソリッドステートメモリデバイスをさらに含んでもよい。
【0175】
プロセッサ1110は、電子機器の制御センターであり、様々なインターフェースと線路によって電子機器全体の各部分に接続され、メモリ119に記憶されたソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを運行又は実行すること、及びメモリ119に記憶されたデータを呼び出し、電子機器の様々な機能を実行し、データを処理することにより、電子機器全体をモニタリングする。プロセッサ1110は、一つ又は複数の処理ユニットを含んでもよい。好ましくは、プロセッサ1110は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを集積してもよい。そのうち、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインターフェース及びアプリケーションプログラムなどを処理するためのものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理するためのものである。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ1110に集積されなくてもよい。
【0176】
電子機器110は、各部品に電力を供給する電源1111(例えば電池)をさらに含んでもよく、好ましくは、電源1111は、電源管理システムによってプロセッサ1110にロジック的に接続されてもよく、それにより、電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。
【0177】
また、電子機器110は、いくつかの示されていない機能モジュールを含む。ここでこれ以上説明しない。
【0178】
好ましくは、本発明の実施例は、第二の電子機器である電子機器をさらに提供する。この電子機器は、プロセッサ1110と、メモリ119と、メモリ119に記憶され、且つ前記プロセッサ1110上で運行できるコンピュータプログラムとを含み、このコンピュータプログラムが前記プロセッサ1110によって実行されると、上記第二の電子機器側のインターフェース共有方法の実施例の各プロセスを実現させ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0179】
本発明の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体には、コンピュータプログラムが記憶されており、このコンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記第二の電子機器側のインターフェース共有方法の実施例の各プロセスを実現させ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。そのうち、前記コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどである。
【0180】
図12は、本発明の各実施例を実現する第三の電子機器である電子機器のハードウェア構造概略図である。この電子機器120は、無線周波数ユニット121、ネットワークモジュール122、オーディオ出力ユニット123、入力ユニット124、センサ125、表示ユニット126、ユーザ入力ユニット127、インターフェースユニット128、メモリ129、プロセッサ1210、及び電源1211などの部品を含むが、それらに限らない。当業者が理解できるように、
図12に示す電子機器の構造は、電子機器に対する限定を構成しなく、電子機器は、図示された部品の数よりも多く又は少ない部品、又はなんらかの部品の組み合わせ、又は異なる部品の配置を含んでもよい。本発明の実施例において、電子機器は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップコンピュータ、車載端末、ウェアラブルデバイス、及び歩数計などを含むが、それらに限らない。
【0181】
そのうち、プロセッサ1210は、第一の電子機器により送信される第二のインターフェースと設定情報を受信すること、前記設定情報に基づき、前記第二のインターフェースを表示することに用いられ、そのうち、前記設定情報は、前記第三の電子機器に対応する権限設定情報であり、前記第二のインターフェースは、前記第一の電子機器が第一のインターフェースに基づいて前記第三の電子機器に共有する画面であり、前記第一のインターフェースは、第二の電子機器が前記第一の電子機器に共有するインターフェースである。
【0182】
本発明の実施例では、第一の電子機器により送信される第二のインターフェースと設定情報を受信し、前記設定情報に基づき、前記第二のインターフェースを表示することによって、そのうち、前記設定情報は、前記第三の電子機器に対応する権限設定情報であり、前記第二のインターフェースは、前記第一の電子機器が第一のインターフェースに基づいて前記第三の電子機器に共有する画面であり、前記第一のインターフェースは、第二の電子機器が前記第一の電子機器に共有するインターフェースであり、第一の電子機器が第二の電子機器により共有されるインターフェースを第三の電子機器に転送共有することを実現する際に、第二の電子機器が共有権制限御を迅速且つ便利に行い、共有インターフェースに対する第三の電子機器の操作権限を制限することができるように実現することをサポートすることができ、第二の電子機器ユーザに対するプライバシーセキュリティ保護を向上させ、インターフェース共有方案にセキュリティリスクが存在するという従来技術における問題を解決する。
【0183】
選択的に、プロセッサ1210はさらに、第一の電子機器により送信される第二のインターフェースと設定情報を受信した後、前記第三の電子機器上の前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を前記第一の電子機器にフィードバックすること、又は、前記第二の電子機器との間に第二の共有接続を確立し、前記第二の共有接続によって、前記第三の電子機器上の前記第二のインターフェースのリアルタイム画面を前記第二の電子機器にフィードバックすることに用いられる。
【0184】
理解すべきことは、本発明の実施例では、無線周波数ユニット121は、情報の送受信又は通話中の信号の送受信に用いられてもよい。具体的に、基地局からの下りリンクのデータを受信してから、プロセッサ1210に処理させ、また、上りリンクのデータを基地局に送信する。一般的には、無線周波数ユニット121は、アンテナ、少なくとも一つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限らない。なお、無線周波数ユニット121は、無線通信システムやネットワークを介して他の機器との通信を行ってもよい。
【0185】
電子機器は、ネットワークモジュール122によってユーザに無線のブロードバンドインターネットアクセスを提供し、例えば、ユーザへの電子メールの送受信、ウェブページの閲覧とストリーミングメディアへのアクセスなどを支援する。
【0186】
オーディオ出力ユニット123は、無線周波数ユニット121又はネットワークモジュール122によって受信された又はメモリ129に記憶されたオーディオデータをオーディオ信号に変換して、音声として出力することができる。そして、オーディオ出力ユニット123は、電子機器120によって実行された特定の機能に関連するオーディオ出力(例えば、呼び信号受信音、メッセージ着信音など)をさらに提供することができる。オーディオ出力ユニット123は、スピーカ、ブザー及び受話器などを含む。
【0187】
入力ユニット124は、オーディオ又はビデオ信号を受信するために用いられる。入力ユニット124は、グラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit、GPU)1241とマイクロホン1242とを含んでもよく、グラフィックスプロセッサ1241は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)によって得られた静止画像又はビデオの画像データを処理する。処理された画像フレームは、表示ユニット126上に表示されてもよい。グラフィックスプロセッサ1241によって処理された画像フレームは、メモリ129(又は他の記憶媒体)に記憶されてもよく、又は無線周波数ユニット121又はネットワークモジュール122によって送信されてもよい。マイクロホン1242は、音声を受信することができるとともに、このような音声をオーディオデータとして処理することができる。処理されたオーディオデータは、電話の通話モードにおいて、無線周波数ユニット121を介して移動通信基地局に送信することが可能なフォーマットに変換して出力されてもよい。
【0188】
電子機器120は、少なくとも一つのセンサ125、例えば光センサ、モーションセンサ及び他のセンサをさらに含む。具体的に、光センサは、環境光センサ及び接近センサを含み、そのうち、環境光センサは、環境光の明暗に応じて、表示パネル1261の輝度を調整することができ、接近センサは、電子機器120が耳元に移動した時、表示パネル1261及び/又はバックライトをオフにすることができる。モーションセンサの一種として、加速度計センサは、各方向(一般的には、三軸)での加速度の大きさを検出することができ、静止時、重力の大きさ及び方向を検出することができ、電子機器姿勢(例えば、縦横画面切り替え、関連ゲーム、磁力計姿勢キャリブレーション)の識別、振動識別関連機能(例えば歩数計、タップ)などに用いられてもよい。センサ125は、指紋センサ、圧力センサ、虹彩センサ、分子センサ、ジャイロ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサなどをさらに含んでもよい。ここでこれ以上説明しない。
【0189】
表示ユニット126は、ユーザによって入力された情報又はユーザに提供される情報を表示するために用いられる。表示ユニット126は、表示パネル1261を含んでもよく、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode、OLED)などの形式で表示パネル1261が配置されてもよい。
【0190】
ユーザ入力ユニット127は、入力された数字又はキャラクタ情報の受信、及び電子機器のユーザによる設定及び機能制御に関するキー信号入力の発生に用いられてもよい。具体的に、ユーザ入力ユニット127は、タッチパネル1271及び他の入力機器1272を含む。タッチパネル1271は、タッチスクリーンとも呼ばれ、その上又は付近でのユーザによるタッチ操作(例えばユーザが指、タッチペンなどの任意の適切な物体又は付属品を使用してタッチパネル1271上又はタッチパネル1271付近で行う操作)を收集することができる。タッチパネル1271は、タッチ検出装置とタッチコントローラという二つの部分を含んでもよい。そのうち、タッチ検出装置は、ユーザによるタッチ方位を検出し、タッチ操作による信号を検出し、信号をタッチコントローラに伝送し、タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、それをタッチポイント座標に変換してから、プロセッサ1210に送信し、プロセッサ1210から送信されてきたコマンドを受信して実行する。なお、抵抗式、静電容量式、赤外線及び表面音波などの様々なタイプを採用してタッチパネル1271を実現してもよい。タッチパネル1271以外、ユーザ入力ユニット127は、他の入力機器1272をさらに含んでもよい。具体的に、他の入力機器1272は、物理的なキーボード、機能キー(例えば、ボリューム制御ボタン、スイッチボタンなど)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限らない。ここでこれ以上説明しない。
【0191】
更に、タッチパネル1271は、表示パネル1261上に覆われてもよい。タッチパネル1271は、その上又は付近でのユーザによるタッチ操作を検出すると、プロセッサ1210に伝送して、タッチイベントのタイプを特定し、その後、プロセッサ1210は、タッチイベントのタイプに応じて表示パネル1261上で該当する視覚出力を提供する。
図12において、タッチパネル1271と表示パネル1261は、二つの独立した部品として電子機器の入力と出力機能を実現するものであるが、なんらかの実施例において、タッチパネル1271と表示パネル1261を集積して電子機器の入力と出力機能を実現してもよい。具体的に、ここでは限定しない。
【0192】
インターフェースユニット128は、外部装置と電子機器120との接続のためのインターフェースである。例えば、外部装置は、有線又は無線ヘッドフォンポート、外部電源(又は電池充電器)ポート、有線又は無線データポート、メモリカードポート、識別モジュールを有する装置への接続用のポート、オーディオ入力/出力(I/O)ポート、ビデオI/Oポート、イヤホンポートなどを含んでもよい。インターフェースユニット128は、外部装置からの入力(例えば、データ情報、電力など)を受信するとともに、受信した入力を電子機器120内の一つ又は複数の素子に伝送するために用いられてもよく、又は電子機器120と外部装置との間でデータを伝送するために用いられてもよい。
【0193】
メモリ129は、ソフトウェアプログラム及び様々なデータを記憶するために用いられてもよい。メモリ129は、主にプログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含んでもよい。そのうち、プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラム(例えば、音声再生機能、画像再生機能など)などを記憶することができ、データ記憶領域は、携帯電話の使用によって作成されるデータ(例えば、オーディオデータ、電話帳など)などを記憶することができる。なお、メモリ129は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリ、例えば少なくとも一つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の非揮発性ソリッドステートメモリデバイスをさらに含んでもよい。
【0194】
プロセッサ1210は、電子機器の制御センターであり、様々なインターフェースと線路によって電子機器全体の各部分に接続され、メモリ129に記憶されたソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを運行又は実行すること、及びメモリ129に記憶されたデータを呼び出し、電子機器の様々な機能を実行し、データを処理することにより、電子機器全体をモニタリングする。プロセッサ1210は、一つ又は複数の処理ユニットを含んでもよい。好ましくは、プロセッサ1210は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを集積してもよい。そのうち、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインターフェース及びアプリケーションプログラムなどを処理するためのものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理するためのものである。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ1210に集積されなくてもよい。
【0195】
電子機器120は、各部品に電力を供給する電源1211(例えば電池)をさらに含んでもよく、好ましくは、電源1211は、電源管理システムによってプロセッサ1210にロジック的に接続されてもよく、それにより、電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。
【0196】
また、電子機器120は、いくつかの示されていない機能モジュールを含む。ここでこれ以上説明しない。
【0197】
好ましくは、本発明の実施例は、第三の電子機器である電子機器をさらに提供する。この電子機器は、プロセッサ1210と、メモリ129と、メモリ129に記憶され、且つ前記プロセッサ1210上で運行できるコンピュータプログラムとを含み、このコンピュータプログラムが前記プロセッサ1210によって実行されると、上記第三の電子機器側のインターフェース共有方法の実施例の各プロセスを実現させ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0198】
本発明の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体には、コンピュータプログラムが記憶されており、このコンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記第三の電子機器側のインターフェース共有方法の実施例の各プロセスを実現させ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。そのうち、前記コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどである。
【0199】
なお、本明細書では、「包括」、「包含」という用語又はその他の任意の変形は、非排他的な「包含」を意図的にカバーするものであり、それにより、一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合、「……を1つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。
【0200】
以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように、上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されてもよい。無論、ハードウェアによっても実現されるが、多くの場合、前者は、好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本発明の技術案は、実質には又は従来の技術に寄与した部分がソフトウェア製品の形式によって表われてもよい。このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、一台の電子機器(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器などであってもよい)に本発明の各実施例に記載の方法を実行するための若干の命令を含む。
【0201】
以上は、添付図面を参照しながら、本発明の実施例について記述したが、本発明は、上記した具体的な実施の形態に限らない。上記した具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本発明の示唆で、本発明の趣旨と請求項に保護される範囲から逸脱しない場合、多くの形式を行うこともでき、いずれも本発明の保護内に属する。