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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-09-10
(45)【発行日】2024-09-19
(54)【発明の名称】買い物代行システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20240911BHJP
【FI】
G06Q50/10
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2023080964
(22)【出願日】2023-05-16
(62)【分割の表示】P 2019051340の分割
【原出願日】2019-03-19
(65)【公開番号】P2023103381
(43)【公開日】2023-07-26
【審査請求日】2023-05-30
(73)【特許権者】
【識別番号】500033117
【氏名又は名称】株式会社MIXI
(72)【発明者】
【氏名】片瀬 大地
(72)【発明者】
【氏名】横山 竜太郎
(72)【発明者】
【氏名】島本 洋希
(72)【発明者】
【氏名】田中 秀一郎
【審査官】加舎 理紅子
(56)【参考文献】
【文献】特許第7288182(JP,B2)
【文献】特開2009-110345(JP,A)
【文献】特開2018-101409(JP,A)
【文献】特開2010-182133(JP,A)
【文献】特開2012-208702(JP,A)
【文献】特開2017-191526(JP,A)
【文献】特開2002-074204(JP,A)
【文献】特開2001-306864(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
制御部を備え、前記制御部は、
第1ユーザが注文する注文商品についての注文情報を受け付け、
前記第1ユーザの注文要求に対して、当該注文要求に基づいて商品の購入を代行する代行者の決済に関わる与信枠において、前記注文情報における購入金額を確保し、
前記注文情報を代行者端末に受注可能に表示させ、
前記代行者端末のうち受注要求を最先で受け付けた代行者端末を操作する代行者である第2ユーザが選定した購入候補の商品についての購入候補情報と、前記注文情報との照合結果に基づいて、前記第2ユーザに前記購入候補の商品の購入を指示する、
情報処理装置。
【請求項2】
制御部が、第1ユーザが注文する注文商品についての注文情報を受け付け、
制御部が、前記第1ユーザの注文要求に対して、当該注文要求に基づいて商品の購入を代行する代行者の決済に関わる与信枠において、前記注文情報における購入金額を確保し、
制御部が、前記注文情報を代行者端末に受注可能に表示させ、
制御部が、前記代行者端末のうち受注要求を最先で受け付けた代行者端末を操作する代行者である第2ユーザが選定した購入候補の商品についての購入候補情報と、前記注文情報との照合結果に基づいて、前記第2ユーザに前記購入候補の商品の購入を指示する、
情報処理方法。
【請求項3】
第1ユーザが注文する注文商品についての注文情報を受け付け、
前記第1ユーザの注文要求に対して、当該注文要求に基づいて商品の購入を代行する代行者の決済に関わる与信枠において、前記注文情報における購入金額を確保し、
前記注文情報を代行者端末に受注可能に表示させ、
前記代行者端末のうち受注要求を最先で受け付けた代行者端末を操作する代行者である第2ユーザが選定した購入候補の商品についての購入候補情報と、前記注文情報との照合結果に基づいて、前記第2ユーザに前記購入候補の商品の購入を指示する、
処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項4】
サーバと、発注者端末と、代行者端末とを備え、
前記サーバは、
第1ユーザが注文する注文商品についての注文情報を前記発注者端末から受け付け、
前記第1ユーザの注文要求に対して、当該注文要求に基づいて商品の購入を代行する代行者の決済に関わる与信枠において、前記注文情報における購入金額を確保し、
前記注文情報を前記代行者端末に受注可能に表示させ、
前記代行者端末のうち受注要求を最先で受け付けた代行者端末を操作する代行者である第2ユーザが選定した購入候補の商品についての購入候補情報と、前記注文情報との照合結果に基づいて、前記第2ユーザに前記購入候補の商品の購入を指示する、
システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、買い物代行システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、スーパーマーケットなどの小売店舗での買い物を代行する買い物代行システムが普及している(例えば、特許文献1)。このような買い物代行システムでは、ユーザーが注文したタイミングで買い物代行者が買い物を行い、自宅まで配達してくれるため、ネットショピングで注文する場合などに比べて注文から商品受取までの時間が短く、ユーザーの利便性が向上している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2013-182527号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記特許文献1における技術では、買い物代行者が購入商品を間違えるといった不具合が生じていた。また、ユーザーが注文した商品が小売店舗にない場合には、買い物を代行することができないといった懸念もある。
【0005】
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、買い物代行者が購入商品を間違えるといった不具合の発生を抑制する買い物代行システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、注文受付部と、購入候補受付部と、照合部と、指示部を備え、前記注文受付部は、発注者が注文する注文商品についての注文情報を受け付け、前記購入候補受付部は、前記注文商品の買い物を代行する代行者が、前記注文情報に基づいて選定した購入候補の商品についての購入候補情報を受け付け、前記照合部は、受け付けた前記注文情報と前記購入候補情報とを照合し、前記指示部は、前記照合部の照合結果に基づいて、前記代行者に前記購入候補の商品の購入を指示する、買い物代行システムが提供される。
【0007】
このような構成とすることにより、買い物の代行者が購入する候補の商品情報を、注文情報と照合することが可能となるため、代行者が注文情報と異なる商品を購入することがなくなり、ユーザーが所望する通りの買い物の代行が可能となる。
【0008】
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴が独立に発明を構成する。
【0009】
好ましくは、選出部をさらに備え、前記選出部は、前記発注者が指定する購入先店舗の位置情報に基づいて、買い物の代行が可能な代行者を選出する。好ましくは、提案部をさらに備え、前記提案部は、前記注文商品が購入できない場合に、前記発注者に代替商品の購入を提案する。好ましくは、前記注文受付部は、前記注文商品の代替商品をさらに受け付け、前記照合部は、前記注文商品及び前記代替商品と、前記購入候補の商品とを照合する。好ましくは、前記指示部は、前記注文商品が照合できない場合に、前記発注者の指示に基づいて、前記代行者に購入のキャンセルを指示する。好ましくは、決済管理部をさらに備え、前記決済管理部は、前記照合部による照合が一致した際に、前記代行者の決済手段による決済可能な金額として前記購入の金額を外部決済システムに通知する。本発明の別の態様では、発注者端末と、代行者端末と、サーバーを備え、前記サーバーは、前記注文受付部と、前記購入候補受付部を少なくとも備え、前記注文受付部は、前記発注者端末から前記注文情報を受け付け、前記購入候補受付部は、前記代行者端末から前記購入候補情報を受け付け、前記照合部及び前記指示部は、前記サーバーおよび前記代行者端末の少なくとも一方が備える、買い物代行システムが提供される。本発明の別の態様では、買い物代行サービスを提供する情報処理装置であって、注文受付部と、購入候補受付部と、照合部と、指示部を備え、前記注文受付部は、発注者が発注する発注商品についての注文情報を受け付け、前記購入候補受付部は、商品の買物を代行する代行者が、前記注文情報に基づいて選定した購入候補の商品についての購入候補情報を受け付け、前記照合部は、受け付けた前記注文情報と前記購入候補情報とを照合し、前記指示部は、前記照合部の照合結果に基づいて、前記代行者に前記購入候補の商品の購入を指示する、情報処理装置が提供される。本発明の別の態様では、買い物代行サービスをコンピューターに提供させるためのプログラムであって、購入候補受付ステップと、照合要求ステップと、指示受信ステップを前記コンピューターに実行させ、前記購入候補受付ステップでは、発注者が発注する発注商品についての注文情報に基づいて、前記商品の買物を代行する代行者が選定した購入候補の商品についての購入候補情報を前記コンピューターが受け付け、前記照合要求ステップでは、受け付けた前記購入候補情報を前記コンピューターが所定のサーバーに送信し、前記指示受信ステップでは、前記注文情報と前記購入候補情報との照合結果に基づいて、前記所定のサーバーから前記購入候補の商品を購入する指示を受信する、プログラムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の第1実施形態に係る買い物代行システム100の概要を示す図である。
図2】発注者端末10のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3】サーバー30のハードウェア構成を示すブロック図である。
図4】発注者端末10の機能構成を示すブロック図である。
図5】代行者端末20の機能構成を示すブロック図である。
図6】サーバー30の機能構成を示すブロック図である。
図7】買い物代行システム100の処理の流れを説明する図である。
図8】買い物代行システム100の処理の流れを説明する図である。
図9】第2実施形態に係るサーバー30の機能構成を示すブロック図である。
図10】第2実施形態に係る買い物代行システム200の処理の流れを説明する図である。
図11】第3実施形態に係るサーバー30の機能構成を示すブロック図である。
図12】第3実施形態に係る買い物代行システム300の処理の流れを説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
<1.第1実施形態>
(1.1.買い物代行システム100の概要)
図1を参照し、本発明の第1実施形態に係る買い物代行システム100の概要を説明する。図1に示すように、買い物代行システム100は、発注者端末10と代行者端末20とサーバー30を備える。
【0012】
発注者端末10は、たとえば発注者が所有するスマートフォンなどの携帯端末で実現され、サーバー30と通信可能に構成される。代行者端末20は、スマートフォンなどの携帯端末で実現され、買い物代行の複数の候補者にそれぞれ所持されており、サーバー30と通信可能に構成される。
【0013】
発注者Aは、発注者端末10を操作することにより、買い物代行を希望する商品についての注文情報を入力し、サーバー30へ送信する(P1)。注文情報には、一例として、購入対象商品、購入先店舗Cおよび配達先の情報が含まれる。また、購入対象商品が品切れの場合における代替商品の情報を含めてもよい。なお、代替商品は、発注者Aからの指定を受け付けることサーバー30が行ってもよいし、発注者Aからは代替商品の可否のみの指定を受け付け、サーバー30が予め登録された商品情報のデータベースの中から指定された商品の代替商品を設定することとしてもよい。
【0014】
代行者端末20は、代行者端末20が存在する位置についての情報(以下、位置情報という)を、予め定められたタイミングで(または、サーバー30からの要求に応じて)、サーバー30へ送信する(P2)。
【0015】
サーバー30は、注文情報に含まれる購入先店舗Cの位置情報と、代行者端末20の位置情報とに基づいて、複数の候補者の中から買い物代行者を選出し(P3)、選出された代行者Bの所持する代行者端末20へ注文情報を送信する(P4)。代行者Bは、代行者端末20が受信した注文情報に基づいて、買い物代行を実施する(P5)。
【0016】
代行者Bは、購入先店舗Cにおいて選定した購入候補商品についての情報(以下、購入候補情報という)を、代行者端末20を介してサーバー30へ送信する(P6)。サーバー30は、受信した購入候補情報と注文情報とを照合し(P7)、照合結果に基づいて、代行者端末20へ購入指示を送信する(P8)。代行者Bは、代行者端末20が受信した購入指示に基づいて商品を購入し(P9)、購入した商品を発注者Aへ配達する(P10)。
【0017】
(1.2.買い物代行システム100のハードウェア構成)
図2および図3を参照し、買い物代行システム100のハードウェア構成を説明する。上述したように、買い物代行システム100は、発注者端末10と代行者端末20とサーバー30を備える。なお、発注者端末10と代行者端末20は同様のハードウェア構成として実装可能であるため、説明は繰り返さない。
【0018】
(1.2.1.発注者端末10)
図2は、本実施形態に係る発注者端末10のハードウェア構成を示すブロック図である。発注者端末10は、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の情報処理端末であり、画像を表示するタッチパネルディスプレイ55、音を出力するスピーカー56、音が入力されるマイク57、及び被写体を撮像するカメラ58を備える他に、さらに、主制御部51、主記憶部52、補助記憶部53、通信部54、操作ボタン59を備える。
【0019】
主制御部51は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、マイクロプロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)等であり、発注者端末10の全体の動作を制御する。
【0020】
主記憶部52は、例えば、RAM(Random Access Memory)やDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成されており、主制御部51による各種プログラムに基づく処理の実行時のワークエリア等として用いられる。
【0021】
補助記憶部53は、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリ、またはHDD(Hard Disk Drive)であり、画像等の各種データ及び主制御部51の処理に利用されるプログラム等を保存する。補助記憶部53に記憶されるプログラムは、例えば、発注者端末10の基本的な機能を実現するためのOS(Operating System)、各種ハードウェア制御するためのドライバ、電子メールやウェブブラウジング、その他各種機能を実現するためのプログラム等である。また、補助記憶部53には、サーバー30から配信された動画データを再生してタッチパネルディスプレイ55に表示させるためのアプリケーションソフトが予め記憶されている。
【0022】
通信部54は、例えばNIC(Network Interface Controller)であり、通信回線に接続する機能を有する。なお、通信部54は、NICに代えて又はNICと共に、無線LAN(Local Area Network)に接続する機能、無線WAN(Wide Area Network)に接続する機能、例えばBluetooth(登録商標)等の近距離の無線通信、及び赤外線通信等を可能とする機能を有してもよい。
【0023】
操作ボタン59は、発注者端末10の側面に設けられ、発注者端末10を起動又は停止させるための電源ボタンやスピーカー56が出力する音のボリューム調整ボタン等である。
【0024】
これら主制御部51、主記憶部52、補助記憶部53、通信部54、タッチパネルディスプレイ55、スピーカー56、マイク57、カメラ58、及び操作ボタン59は、システムバス60を介して相互に電気的に接続されている。従って、主制御部51は、主記憶部52及び補助記憶部53へのアクセス、タッチパネルディスプレイ55に対する画像の表示、ユーザーによるタッチパネルディスプレイ55や操作ボタン59に対する操作状態の把握、マイク57への音の入力、スピーカー56からの音の出力、カメラ58に対する制御、及び通信部54を介した各種通信網や他の情報処理装置へのアクセス等を行うことができる。
【0025】
(1.2.2.サーバー30)
図3は、本実施形態に係る発注者端末10のハードウェア構成を示すブロック図である。サーバー30は、サーバー30全体の動作を司る主制御部61、主制御部61による各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられる主記憶部62、各種プログラム及び各種データ等が予め記憶された補助記憶部63を備えている。
【0026】
さらに、サーバー30は、通信回線を介して発注者端末10および代行者端末20等の他の情報処理装置等と接続され、他の情報処理装置等との間で各種データの送受信を行う通信部64を備えている。また、キーボード及びマウス等で構成されて各種操作の入力を受け付ける操作入力部65、各種画像を表示する例えば液晶ディスプレイ装置等のモニタ66を備えていてもよい。
【0027】
これら主制御部61、主記憶部62、補助記憶部63、通信部64、操作入力部65、モニタ66は、システムバス67を介して相互に電気的に接続されている。従って、主制御部61は、主記憶部62、補助記憶部63へのアクセス、操作入力部65に対する操作状態の把握、モニタ66に対する画像の表示、並びに通信部64を介した他の情報処理装置等との各種データの送受信等を行なうことができる。
【0028】
(1.3.買い物代行システム100の機能構成)
図4図6を参照し、買い物代行システム100の機能構成を説明する。上述したように、買い物代行システム100は、発注者端末10と代行者端末20とサーバー30を備える。以下、各構成について説明する。
【0029】
(1.3.1.発注者端末10)
図4に示すように、発注者端末10は、表示部11と、入力部12と、データ送受信部13を備える。表示部11は発注者端末10が備えるタッチパネルディスプレイ55で構成され、各種情報を表示する。入力部12は発注者端末10が備えるタッチパネルディスプレイ55のタッチパネルであり、発注者が操作することにより、注文情報等を入力可能に構成される。データ送受信部13は、サーバー30とのデータの送受信が可能に構成されており、発注者が入力した注文情報等をサーバー30へ送信する。
【0030】
(1.3.2.代行者端末20)
図5に示すように、代行者端末20は、表示部21と、入力部22と、データ送受信部23と、購入候補取得部24と、購入候補送信部25と、指示受信部26と、確定情報送信部27を備える。表示部21は代行者端末20が備えるタッチパネルディスプレイ55で構成され、各種情報を表示する。入力部22は代行者端末20が備えるタッチパネルディスプレイ55のタッチパネルであり、代行者が操作することにより、位置情報等を入力可能に構成される。
【0031】
データ送受信部23は、予め定められたタイミングで(またはサーバー30からの要求に応じて)、代行者が入力した代行者端末20の位置情報を、サーバー30へ送信する。購入候補取得部24は、バーコードリーダーで構成され、代行者が購入先店舗において選定した購入候補商品のバーコードを読み取ることにより、購入候補情報を取得する。購入候補送信部25は、購入候補取得部24により取得された購入候補情報を、サーバー30へ送信する。
【0032】
指示受信部26は、サーバー30から購入候補商品についての購入指示またはキャンセル指示を受信する。確定情報送信部27は、すべての購入候補商品について照合処理が完了した場合に、購入対象商品が確定したこと(以下、確定情報という)をサーバー30へ送信する。
【0033】
(1.3.3.サーバー30)
図6に示すように、サーバー30は、記憶部31と、注文受付部32と、与信枠確保部33と、販売情報更新部34と、選出部35と、照合部36と、購入候補受付部37と、指示部38と、決済管理部39を備える。
【0034】
記憶部31は、予め登録された購入先店舗Cにおいて販売されている商品の情報を、販売商品情報として記憶する。例えば、販売商品情報には、商品の識別情報、商品名、販売価格の情報を含む。また、記憶部31は、代行者の決済に関わるクレジットカードの与信枠に関する情報を記憶する。注文受付部32は、発注者端末10から注文情報を受け付ける。
【0035】
与信枠確保部33は、注文受付部32が注文情報を受け付けると、記憶部31を参照し、代行者の決済に関わるクレジットカードの与信枠において、当該注文情報における購入金額を確保する。販売情報更新部34は、予め定められたタイミングで登録店舗から受信した情報に基づいて、記憶部31に記憶されている販売商品情報を更新する。
【0036】
選出部35は、発注者端末10から受け付けた注文情報を参照し、発注者が指定する購入先店舗Cの位置情報に基づいて、買い物の代行が可能な代行者を選出する。照合部36は、受け付けた注文情報(購入対象商品または代替商品の情報)と、代行者が注文情報に基づいて購入先店舗Cにおいて選定した購入候補の商品について情報を照合する。
【0037】
購入候補受付部37は、代行者から購入候補情報を受け付ける。指示部38は、照合部36の照合が一致した場合に、代行者端末20へ購入候補の商品の購入指示を送信する。また、照合部36の照合が一致しない場合に、代行者端末20へ購入のキャンセル指示を送信する。決済管理部39は、照合部による照合が完了して購入対象商品が確定した際に、購入対象商品の合計額を、代行者の所持するクレジットカードによる決済可能な金額として、外部決済システムDに通知する。
【0038】
外部決済システムDは、決済管理部39から通知された金額を、代行者の所持するクレジットカード(代行者用クレジットカード)の決済可能金額に設定する。本実施形態では、代行者用クレジットカードは、プリペイド型のクレジットカードであり、代行者が買い物代行システム100の利用登録手続きにおいて、代行者の本人確認処理(例えば身分証の確認)が完了すると、外部決済システムDの事業者は代行者の識別情報(ユーザアカウント)に対して紐付けられたクレジットカードを発行し、代行者に対して提供(貸与)する。なお、代行者用クレジットカードの決済可能金額(残高)は、外部決済システムDにおいて設定可能であり、例えば発行時点においては、決済可能額には0円が設定されていることとしてよい。
【0039】
外部決済システムDは、代行者の所持するクレジットカードを使用した決済要求を受け付けた場合に、当該決済要求の決済金額が、当該クレジットカードに設定された決済可能金額を超える場合には決済の実行を拒否し、決済可能金額以下である場合に決済の実行を許可する。また、外部決済システムDは、決済可能金額に有効期限(例えば設定から30分等)を設定してもよい。こうすることで、クレジットカードが、対象とする買物以外に利用されるリスクを低減できる。
【0040】
上述した機能構成は、発注者端末10、代行者端末20、およびサーバー30に適宜インストールされるソフトウェア(いわゆるアプリを含む)によって実現してもよく、ハードウェアによって実現してもよい。ソフトウェアによって実現する場合、主制御部51および61がソフトウェアを構成するプログラムを実行することによって各種機能を実現することができる。
【0041】
プログラムを実行することで実現される場合、当該プログラムは、発注者端末10、代行者端末20、およびサーバー30が内蔵する補助記憶部53および63に格納してもよく、コンピューターが読み取り可能な非一時的な記録媒体に格納してもよい。また、外部の記憶装置に格納されたプログラムを読み出し、いわゆるクラウドコンピューティングにより実現してもよい。もしくは、ハードウェアによって実現する場合、ASIC、SOC、FPGA、またはDRPなどの種々の回路によって実現することができる。
【0042】
(1.4.買い物代行システム100を用いた買い物代行の流れ)
<P1.注文情報を送信>
図7および図8を参照し、買い物代行システム100を用いた処理の流れを説明する。図7におけるステップS101において、発注者が発注者端末10の入力部12に注文情報を入力することにより、発注者端末10は注文情報を取得する。
【0043】
ステップS102において、発注者端末10のデータ送受信部13は、注文情報をサーバー30の注文受付部32へ送信する。ステップS103において、サーバー30の注文受付部32は注文情報を受信する。
【0044】
ステップS104において、発注者端末10の表示部11は送信内容を表示する。ここで、表示部11には、購入商品の合計額および買い物代行の手数料の概算額が表示される。
【0045】
ステップS105において、サーバー30の与信枠確保部33は、記憶部31を参照し、代行者の決済に関わるクレジットカードの与信枠において、当該注文情報における購入金額を確保する。本システムにおいては、1つのクレジットカードの与信枠を用いて複数の代行者が決済を行うことを想定している。そこで、このように予め与信枠を確保することにより、代行者が商品を選定している間に他の代行者の商品購入により与信枠がなくなることを防ぐことができる。一例として、与信枠確保部33は、購入商品の合計額以上の金額を、上記の購入金額として確保することとしてもよい。
【0046】
<P2.位置情報を送信>
ステップS106において、代行者端末20のデータ送受信部23は、予め定められたタイミングで、代行者端末20の位置情報をサーバー30へ送信する。ステップS107において、サーバー30の選出部35は、代行者端末20の位置情報を受信する。
【0047】
<P3.代行者を選出>
ステップS108において、サーバー30の選出部35は、発注者端末10から受け付けた注文情報と、代行者端末20から受信した位置情報とに基づいて、買い物の代行が可能な代行者を選出する。ここで、代行者端末20は、代行者端末20の位置情報に基づいて、代行者端末20から所定距離に、購入先店舗と配達先が位置する注文情報を受注可能に表示してもよい。そして、サーバー30の選出部35は、受注の入力操作を受け付けた代行者端末20から受注要求を受け付け、受注要求を最先で受け付けた代行者端末20を操作する代行者を選出するようにしてもよい。
【0048】
<P4.注文情報を送信>
ステップS109において、選出部35は、選出した代行者の代行者端末20へ注文情報を送信する。ステップS110において、代行者端末20のデータ送受信部23は、注文情報を受信する。
【0049】
<P5.買い物代行を実施>
ステップS111において、代行者端末20の表示部21は受信した注文情報を表示し、代行者は注文情報を確認し、購入先店舗での買い物代行を行う。
【0050】
<P6.購入候補情報を送信>
図8におけるステップS121において、代行者は、購入先店舗において選定した購入候補の商品のバーコードを代行者端末20の購入候補取得部24に入力し、購入候補取得部24は、バーコードを読み取ることにより、購入候補情報を取得する。なお、購入候補取得部24は、購入候補の商品を識別可能な情報であれば、バーコード以外の2次元コード、RFID、文字情報、画像情報等を読み取ることとしてもよい。
【0051】
ステップS122において、代行者端末20の購入候補送信部25は、購入候補情報をサーバー30へ送信する。ステップS123において、サーバー30の購入候補受付部37は、購入候補情報を受信する。ここで、購入候補送信部25は、購入候補取得部24でバーコードが読み取られるごとに購入候補情報をサーバー30に送信してもよいし、注文情報に含まれる全ての購入候補の商品のバーコードが読み取られた後に購入候補情報をサーバー30に送信してもよい。
【0052】
<P7.照合を実施>
ステップS124において、サーバー30の照合部36は、注文情報と購入候補情報との照合を行う。
【0053】
<P8.購入指示を送信>
照合部36による照合が一致した場合、ステップS131において、サーバー30の指示部38は、代行者端末20へ購入指示を送信する。ステップS132において、代行者端末20の指示受信部26は、購入指示を受信する。ステップS133において、代行者端末20の表示部21は購入指示を表示し、代行者は購入指示を確認する。
【0054】
一方、照合が一致しない場合、ステップS141において、サーバー30の指示部38は、代行者端末20へ購入候補商品が購入対象ではないこと(以下、購入不可という)を送信する。ステップS142において、代行者端末20の指示受信部26は、購入不可を受信する。ステップS143において、代行者端末20の表示部21は購入不可を表示し、代行者は購入不可を確認する。
【0055】
<P9.商品を購入>
このようにして、注文情報における購入商品について照合が終了して購入対象商品が確定すると、代行者が表示部21に表示されている確定ボタンを押下し、ステップS151において、代行者端末20の確定情報送信部27から購入対象商品が確定したこと(以下、確定情報という)がサーバー30へ送信される。ステップS152において、サーバー30の決済管理部39は確定情報を受信する。
【0056】
ステップS153において、決済管理部39は、購入対象商品の合計額を、代行者の所持するクレジットカードによる決済可能な金額として、外部決済システムに通知する。外部決済システムでは、代行者の識別情報(ユーザアカウント)に紐付けられるクレジットカード(クレジットカード番号)を特定し、特定したクレジットカードの決済可能金額(残高)に、上記の購入対象商品の合計額を設定する。これにより、代行者が所持するクレジットカードによる当該合計額の決済処理が可能となる。このようにすることで、照合処理が完了した商品についてのみ決済が可能となるため、代行者が注文とは異なる商品を購入することを防ぐことができる。また、購入候補の商品が特定された後に、購入金額を指定した決済可能金額の設定が行われることになるため、代行者が用途外利用を行うリスクを低減することができる。ステップS154において、代行者端末20は代行者の所持するクレジットカードが決済可能となったことを表示し、代行者は当該クレジットカードを用いて購入対象商品を購入する。
【0057】
<P10.商品を配達>
代行者が購入した商品を発注者の元へ配達し、発注者が商品を受け取ると、ステップS161において、商品を受け取った発注者の操作により、発注者端末10は、受取完了の連絡をサーバー30へ送信する。ステップS162において、サーバー30は受取完了の連絡を受信する。
【0058】
ステップS163において、サーバー30は、代行者端末20へ当該買い物代行についての報酬額を送信する。ステップS164において、代行者端末20は、報酬額を受信する。ステップS165において、代行者端末20は報酬額を表示し、代行者は報酬額を確認する。そして、予め定められたタイミング(例えば、月に1回)で、代行者の口座に報酬が支払われる。
【0059】
また、買い物代行システム100は、発注者の識別情報(ユーザアカウント)に関連付けて発注者の注文情報、決済額、手数料の情報を記録し、定期的なタイミングで、発注者に関連付けられる決済額と手数料の合計額を、発注者に対して請求する。
【0060】
以上のようにして、本実施形態に係る買い物代行システム100は、注文受付部32と、購入候補受付部37と、照合部36と、指示部38を備える。注文受付部32は、発注者が注文する注文商品についての注文情報を受け付ける。購入候補受付部37は、注文商品の買い物を代行する代行者が、注文情報に基づいて選定した購入候補の商品についての購入候補情報を受け付ける。
【0061】
照合部36は、受け付けた注文情報と購入候補情報とを照合する。指示部38は、照合部の照合結果に基づいて、代行者に購入候補の商品の購入を指示する。
【0062】
このような構成とすることにより、買い物の代行者が購入する候補の商品情報と注文情報とを照合することが可能となるため、買い物代行者が購入商品を間違えるといった不具合の発生が抑制され、発注者が所望する通りの買い物の代行が可能となる。
【0063】
<2.第2実施形態>
(2.1.買い物代行システム200の機能構成)
図9および図10を参照して、第2実施形態に係る買い物代行システム200の概要を説明する。なお、以下の説明においては、第1実施形態と同一の構成、処理については同一の符号を付し、同一の機能については記載を省略し、それらの説明は繰り返さない。
【0064】
図9に示すように、買い物代行システム200は品切連絡部41を備える。品切連絡部41は、購入先店舗Cにおいて注文情報の購入商品(およびその代替商品)が品切れである場合に、代行者端末20から品切れである旨の連絡(以下、品切情報という)を受信し、発注者端末10へ品切情報を送信する。
【0065】
発注者は、表示部11に表示された品切情報を確認することで購入商品が品切れであることを認識すると、他の商品を購入するか、または購入をキャンセルするかの指示をサーバー30へ送信する。指示部38は、発注者の指示に基づいて、代行者に他の商品の購入、または購入のキャンセルを指示する。
【0066】
(2.2.買い物代行システム200を用いた買い物代行の流れ)
図10を参照し、買い物代行システム200を用いた処理の流れを説明する。ステップS221において、代行者は、購入先店舗において購入候補の商品(およびその代替商品)についての品切情報を代行者端末20の入力部22へ入力し、代行者端末20は品切情報を取得する。
【0067】
ステップS222において、代行者端末20のデータ送受信部23は、品切情報をサーバー30へ送信する。ステップS223において、サーバー30の品切連絡部41は品切情報を受信する。
【0068】
ステップS224において、品切連絡部41は発注者端末10へ品切情報を送信する。ステップS225において、発注者端末10のデータ送受信部13は品切情報を受信する。
【0069】
ステップS226において、発注者端末10の表示部11は品切情報を表示し、代行者は品切情報を確認する。
【0070】
ステップS227において、発注者は、発注者端末10の入力部12に他の商品を購入するか、または購入をキャンセルするかの指示(以下、指示内容という)を入力し、発注者端末10は指示内容を取得する。
【0071】
ステップS228において、発注者端末10のデータ送受信部13は、発注者からの指示内容をサーバー30へ送信する。ステップS229において、サーバー30の品切連絡部41は指示内容を取得し、指示部38へ出力する。発注者からの指示が他の商品の購入である場合、ステップS131~ステップS133が行われる。
【0072】
一方、発注者からの指示が購入のキャンセルである場合、ステップS241において、サーバー30の指示部38は、代行者端末20へキャンセル指示を送信する。ステップS242において、代行者端末20の指示受信部26は、キャンセル指示を受信する。
【0073】
ステップS243において、代行者端末20の表示部21はキャンセル指示を表示し、代行者はキャンセル指示を確認する。
【0074】
以上のようにして、本実施形態に係る買い物代行システム200では、サーバー30は、注文情報の購入商品が品切れである場合に、発注者端末へその旨を連絡する品切連絡部41を備える。このような構成とすることにより、購入先店舗の状況に合わせて、ユーザーが所望する買い物を代行することが可能となる。
【0075】
<3.第3実施形態>
(3.1.買い物代行システム300の機能構成)
図11および図12を参照して、第3実施形態に係る買い物代行システム300の概要を説明する。
【0076】
図11に示すように、買い物代行システム300は提案部42を備える。提案部42は、購入先店舗Cにおいて注文情報の購入商品(およびその代替商品)が品切れである場合に、代行者端末20から品切れである旨の連絡を受信し、代わりに購入する商品を提案する情報(以下、提案情報という)を発注者端末10へ送信する。提案部42は、記憶部31に記憶されている販売商品情報を参照し、提案情報を決定する。
【0077】
発注者は、表示部11を確認することで品切れであることを認識すると、提案部42が提案した商品(以下、提案商品という)を購入するか、または購入をキャンセルするかの指示を、サーバー30へ送信する。指示部38は、発注者の指示に基づいて代行者に提案商品の購入、または購入のキャンセルを指示する。
【0078】
(3.2.買い物代行システム300を用いた買い物代行の流れ)
図12を参照し、買い物代行システム300を用いた処理の流れを説明する。ステップS321において、代行者は、購入先店舗において購入候補の商品およびその代替商品が品切れであるという品切情報を代行者端末20の入力部22へ入力し、代行者端末20は入力部12を介して品切情報を取得する。
【0079】
ステップS322において、代行者端末20のデータ送受信部23は、品切情報をサーバー30へ送信する。ステップS323において、サーバー30の提案部42は品切情報を受信する。
【0080】
ステップS324において、提案部42は品切れであった商品の代わりに購入する商品についての提案情報を決定し、発注者端末10へ送信する。ステップS325において、発注者端末10のデータ送受信部13は提案情報を受信する。
【0081】
ステップS326において、発注者端末10の表示部11は提案情報を表示し、代行者は提案情報を確認する。
【0082】
ステップS327において、発注者は、発注者端末10の入力部12に提案商品を購入するか、または購入をキャンセルするかの指示(以下、指示内容という)を入力し、発注者端末10は入力部12を介して指示内容を取得する。
【0083】
ステップS328において、発注者端末10のデータ送受信部13は、発注者からの指示内容をサーバー30へ送信する。ステップS329において、サーバー30の提案部42は指示内容を受信し、指示部38へ出力する。
【0084】
発注者からの指示が提案商品の購入である場合、ステップS131~ステップS133が行われる。一方、発注者からの指示が購入のキャンセルである場合、ステップS241~ステップS243が行われる。
【0085】
以上のようにして、本実施形態に係る買い物代行システム300では、サーバー30は、注文情報の購入商品が品切れである場合に、代わりに購入する商品を提案する提案部42を備える。このような構成とすることにより、購入先店舗が品切れであった場合に、ユーザーの負担を減らした形で、ユーザーが所望する買い物を代行することが可能となる。
<4.その他の実施形態>
【0086】
以上、本願発明における実施形態およびその変形例について説明したが、本開示の適用は上述の内容に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、発注者端末10は、スマートフォンなどの携帯端末として実現されていたが、この例に限定されることはない。たとえば、家庭用のPCなどにソフトウェアをインストールすることにより、発注者端末10を実現してもよい。
【0087】
また、上記実施形態では、照合部36および指示部38はサーバー30に実装されていたが、この例に限定されることはない。例えば、代行者端末20が照合部36および指示部38を備える構成としてもよい。
【0088】
また上記実施形態では、代行者はクレジットカードを用いて決済を行っていたが、この例に限定されることはない。例えば、デビットカード、プリペイドカード、電子マネーなどの決済手段を用いて決済処理をおこなってもよい。これらの決済手段においても、買い物代行システム100は、購入対象商品が確定した後に、購入対象商品の合計額を、代行者の所持する決済手段(前払式支払手段等)に入金することで、購入対象商品の購入が可能となるように制御する。
【0089】
さらに、本発明は、上述のシステムを実現させるために発注者端末10、代行者端末20、またはサーバー30を機能させるプログラムとして実現することもできる。
【0090】
さらに、本発明は、上述のプログラムを格納する、コンピューター読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現することもできる。
【0091】
本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。当該新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。当該実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0092】
10 :発注者端末
11 :表示部
12 :入力部
13 :データ送受信部
20 :代行者端末
21 :表示部
22 :入力部
23 :データ送受信部
24 :購入候補取得部
25 :購入候補送信部
26 :指示受信部
27 :確定情報送信部
30 :サーバー
31 :記憶部
32 :注文受付部
33 :与信枠確保部
34 :販売情報更新部
35 :選出部
36 :照合部
37 :購入候補受付部
38 :指示部
39 :決済管理部
41 :品切連絡部
42 :提案部
51,61:主制御部
52,62:主記憶部
53,63:補助記憶部
54,64:通信部
55 :タッチパネルディスプレイ
56 :スピーカー
57 :マイク
58 :カメラ
59 :操作ボタン
60,67:システムバス
65 :操作入力部
66 :モニタ
100,200,300:買い物代行システム
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12