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特許7554789商品マスタ登録業務支援装置、商品マスタ登録業務支援方法および商品マスタ登録業務支援プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-09-11
(45)【発行日】2024-09-20
(54)【発明の名称】商品マスタ登録業務支援装置、商品マスタ登録業務支援方法および商品マスタ登録業務支援プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/0875 20230101AFI20240912BHJP
【FI】
G06Q10/0875
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2022062965
(22)【出願日】2022-04-05
(65)【公開番号】P2023153594
(43)【公開日】2023-10-18
【審査請求日】2024-06-26
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】398040527
【氏名又は名称】株式会社オービック
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】牛島 康行
(72)【発明者】
【氏名】上野 剛光
【審査官】加舎 理紅子
(56)【参考文献】
【文献】特開2004-326591(JP,A)
【文献】特開2013-117805(JP,A)
【文献】特開平05-101079(JP,A)
【文献】特開平09-180056(JP,A)
【文献】特開2006-215659(JP,A)
【文献】特開2003-085389(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
メーカーから仕入れた商品を事務担当者が商品マスタに登録する業務を支援することができる、制御部および記憶部を備える商品マスタ登録業務支援装置であって、
前記記憶部には、
前記メーカーから提供されたカタログ情報に基づいて生成されるカタログデータが格納されており、
前記カタログデータは、前記メーカーから仕入れた前記商品についての情報を有する明細データを含み、
前記制御部は、
前記カタログデータから、前記事務担当者によって指定された抽出条件に合致する明細データを抽出して、当該抽出した明細データを、前記商品を前記商品マスタに登録するための画面である登録画面に表示する登録画面表示手段と、
前記登録画面に表示された前記明細データのうち前記事務担当者によって選択された前記明細データが有する情報を、前記明細データを編集するための画面である編集画面に表示する編集画面表示手段と、
前記商品の前記商品マスタへの登録を指示するための前記編集画面中の箇所に前記事務担当者によってチェックが付された上で、前記商品の前記商品マスタへの登録を確定するための前記登録画面中の箇所が前記事務担当者によって選択されると、前記編集画面に表示されている前記明細データ中の前記商品についての情報を前記商品マスタに登録する登録手段と、
を備えること、
を特徴とする商品マスタ登録業務支援装置。
【請求項2】
前記制御部は、
前記カタログデータ中の前記明細データ中の情報が前記編集画面において修正されると、修正対象となった当該明細データに対応する前記商品マスタ中の明細データに、修正後の情報を反映する修正反映手段
を更に備えること、
を特徴とする請求項1に記載の商品マスタ登録業務支援装置。
【請求項3】
メーカーから仕入れた商品を事務担当者が商品マスタに登録する業務を支援することができる、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される商品マスタ登録業務支援方法であって、
前記記憶部には、
前記メーカーから提供されたカタログ情報に基づいて生成されるカタログデータが格納されており、
前記カタログデータは、前記メーカーから仕入れた前記商品についての情報を有する明細データを含み、
前記制御部で実行される、
前記カタログデータから、前記事務担当者によって指定された抽出条件に合致する明細データを抽出して、当該抽出した明細データを、前記商品を前記商品マスタに登録するための画面である登録画面に表示する登録画面表示ステップと、
前記登録画面に表示された前記明細データのうち前記事務担当者によって選択された前記明細データが有する情報を、前記明細データを編集するための画面である編集画面に表示する編集画面表示ステップと、
前記商品の前記商品マスタへの登録を指示するための前記編集画面中の箇所に前記事務担当者によってチェックが付された上で、前記商品の前記商品マスタへの登録を確定するための前記登録画面中の箇所が前記事務担当者によって選択されると、前記編集画面に表示されている前記明細データ中の前記商品についての情報を前記商品マスタに登録する登録ステップと、
を含むこと、
を特徴とする商品マスタ登録業務支援方法。
【請求項4】
メーカーから仕入れた商品を事務担当者が商品マスタに登録する業務を支援することができる、制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための商品マスタ登録業務支援プログラムであって、
前記記憶部には、
前記メーカーから提供されたカタログ情報に基づいて生成されるカタログデータが格納されており、
前記カタログデータは、前記メーカーから仕入れた前記商品についての情報を有する明細データを含み、
前記制御部に実行させるための、
前記カタログデータから、前記事務担当者によって指定された抽出条件に合致する明細データを抽出して、当該抽出した明細データを、前記商品を前記商品マスタに登録するための画面である登録画面に表示する登録画面表示ステップと、
前記登録画面に表示された前記明細データのうち前記事務担当者によって選択された前記明細データが有する情報を、前記明細データを編集するための画面である編集画面に表示する編集画面表示ステップと、
前記商品の前記商品マスタへの登録を指示するための前記編集画面中の箇所に前記事務担当者によってチェックが付された上で、前記商品の前記商品マスタへの登録を確定するための前記登録画面中の箇所が前記事務担当者によって選択されると、前記編集画面に表示されている前記明細データ中の前記商品についての情報を前記商品マスタに登録する登録ステップと、
を含むこと、
を特徴とする商品マスタ登録業務支援プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、商品マスタ登録業務支援装置、商品マスタ登録業務支援方法および商品マスタ登録業務支援プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ユーザが、簡易かつ迅速にマスタデータへ複数の新規レコードを登録することのできるマスタ登録システム及び方法ならびにコンピュータプログラムが開示されている(特許文献1の0005段落参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2005-284675号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1の記載の技術では、マスタ登録を簡易化かつ迅速化できるものの、所定の項目をオペレータが入力しなければならない(特許文献1の0026段落および図8参照)ことは従来と変わりがなく、マスタ登録作業についての改善の余地が残されていた。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、メーカーから提供されたカタログ情報に基づいて生成されるカタログデータを用いることで、メーカーから仕入れた商品を事務担当者が商品マスタに登録する業務を、より簡易かつより迅速に行えるように支援することができる商品マスタ登録業務支援装置、商品マスタ登録業務支援方法および商品マスタ登録業務支援プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る商品マスタ登録業務支援装置においては、メーカーから仕入れた商品を事務担当者が商品マスタに登録する業務を支援することができる、制御部および記憶部を備える商品マスタ登録業務支援装置であって、前記記憶部には、前記メーカーから提供されたカタログ情報に基づいて生成されるカタログデータが格納されており、前記カタログデータは、前記メーカーから仕入れた前記商品についての情報を有する明細データを含み、前記制御部は、前記カタログデータから、前記事務担当者によって指定された抽出条件に合致する明細データを抽出して、当該抽出した明細データを、前記商品を前記商品マスタに登録するための画面である登録画面に表示する登録画面表示手段と、前記登録画面に表示された前記明細データのうち前記事務担当者によって選択された前記明細データが有する情報を、前記明細データを編集するための画面である編集画面に表示する編集画面表示手段と、前記商品の前記商品マスタへの登録を指示するための前記編集画面中の箇所に前記事務担当者によってチェックが付された上で、前記商品の前記商品マスタへの登録を確定するための前記登録画面中の箇所が前記事務担当者によって選択されると、前記編集画面に表示されている前記明細データ中の前記商品についての情報を前記商品マスタに登録する登録手段と、を備えること、を特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る商品マスタ登録業務支援装置においては、前記制御部は、前記カタログデータ中の前記明細データ中の情報が前記編集画面において修正されると、修正対象となった当該明細データに対応する前記商品マスタ中の明細データに、修正後の情報を反映する修正反映手段を更に備えること、を特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る商品マスタ登録業務支援方法においては、メーカーから仕入れた商品を事務担当者が商品マスタに登録する業務を支援することができる、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される商品マスタ登録業務支援方法であって、前記記憶部には、前記メーカーから提供されたカタログ情報に基づいて生成されるカタログデータが格納されており、前記カタログデータは、前記メーカーから仕入れた前記商品についての情報を有する明細データを含み、前記制御部で実行される、前記カタログデータから、前記事務担当者によって指定された抽出条件に合致する明細データを抽出して、当該抽出した明細データを、前記商品を前記商品マスタに登録するための画面である登録画面に表示する登録画面表示ステップと、前記登録画面に表示された前記明細データのうち前記事務担当者によって選択された前記明細データが有する情報を、前記明細データを編集するための画面である編集画面に表示する編集画面表示ステップと、前記商品の前記商品マスタへの登録を指示するための前記編集画面中の箇所に前記事務担当者によってチェックが付された上で、前記商品の前記商品マスタへの登録を確定するための前記登録画面中の箇所が前記事務担当者によって選択されると、前記編集画面に表示されている前記明細データ中の前記商品についての情報を前記商品マスタに登録する登録ステップと、を含むこと、を特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る商品マスタ登録業務支援プログラムにおいては、メーカーから仕入れた商品を事務担当者が商品マスタに登録する業務を支援することができる、制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための商品マスタ登録業務支援プログラムであって、前記記憶部には、前記メーカーから提供されたカタログ情報に基づいて生成されるカタログデータが格納されており、前記カタログデータは、前記メーカーから仕入れた前記商品についての情報を有する明細データを含み、前記制御部に実行させるための、前記カタログデータから、前記事務担当者によって指定された抽出条件に合致する明細データを抽出して、当該抽出した明細データを、前記商品を前記商品マスタに登録するための画面である登録画面に表示する登録画面表示ステップと、前記登録画面に表示された前記明細データのうち前記事務担当者によって選択された前記明細データが有する情報を、前記明細データを編集するための画面である編集画面に表示する編集画面表示ステップと、前記商品の前記商品マスタへの登録を指示するための前記編集画面中の箇所に前記事務担当者によってチェックが付された上で、前記商品の前記商品マスタへの登録を確定するための前記登録画面中の箇所が前記事務担当者によって選択されると、前記編集画面に表示されている前記明細データ中の前記商品についての情報を前記商品マスタに登録する登録ステップと、を含むこと、を特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、メーカーから提供されたカタログ情報に基づいて生成されるカタログデータを用いることで、メーカーから仕入れた商品を事務担当者が商品マスタに登録する業務を、より簡易かつより迅速に行えるように支援することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1図1は、商品マスタ登録業務支援装置の構成の一例を示すブロック図である。
図2図2は、従来における商品マスタ登録の処理フローの一例を示す図である。
図3図3は、本実施形態における商品マスタ登録の処理フローの一例を示す図である。
図4図4は、登録画面(メイン画面)の一例を示す図である。
図5図5は、編集画面(明細画面)の一例を示す図である。
図6図6は、連携処理の開始時点におけるカタログ品番テーブルおよび商品マスタの一例を示す図である。
図7図7は、連携処理中のカタログ品番テーブルおよび商品マスタの一例を示す図である。
図8図8は、連携処理の終了後のカタログ品番テーブルおよび商品マスタの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に、本発明に係る商品マスタ登録業務支援装置、商品マスタ登録業務支援方法および商品マスタ登録業務支援プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0013】
[1.概要]
医療業界等の卸商社においては、大量の商品(医薬品および毒劇物等)についての法規制情報を管理する必要がある。法規制情報は、取引先への販売制限にも関わるため、商品マスタへの登録が必要となる。
【0014】
しかしながら、医療の卸業界の業界特性として、取り扱う商品数が多いため、商品マスタへの登録作業の負荷が大きく、また、不要なマスタ情報も多くなってしまう等の問題があった。つまり、医療の卸業界において、マスタ管理に関する課題を抱えている企業が多い。より詳細には、従来においては、例えば、以下の1~3のような問題があった。
【0015】
1.まず、法規制に関わる商品の取扱いがある場合には、従来においては、専門知識のあるマスタ登録担当者が、現場の事務担当者からのマスタ登録の依頼を受けて、その都度、商品を商品マスタに登録していた。ここで、前述のとおり、取り扱う商品数が多いため、マスタ登録担当者の作業負荷が高くなってしまうという問題があった。
【0016】
2.また、前述のとおり、法規制に関わる情報があるため、マスタ登録は、マスタ登録担当者が行う必要があった。つまり、特定の者しかマスタ登録の作業を行えないため、マスタ登録の作業の迅速性が担保されないという問題があった。
【0017】
3.そして、メーカーから仕入れた商品のすべてについて顧客からの発注があるわけではないが、どの商品について顧客から発注を受けるかはわからないため、従来においては、メーカーから仕入れたすべての商品をマスタ登録する必要があった。しかしながら、最終的に顧客からの発注がないものまでマスタ登録するのは、作業効率が悪いという問題があった。
【0018】
そこで、本実施形態においては、例えば、メーカーから提供されるカタログ情報をカタログデータとしてデータ化し、当該カタログデータ中の明細から、登録したい明細を取扱品として選択して商品マスタに登録できるようにした。当該カタログデータは、商品マスタと類似したデータ構造となっているため、仮商品マスタということもできる。
【0019】
つまり、本実施形態においては、明細の情報を一から登録するのではなく、商品マスタに連携したい明細にチェックをつけるのみで当該明細を商品マスタに登録することができるようにした。
【0020】
これにより、本実施形態においては、例えば、現場の事務担当者でも、簡易かつ迅速に、商品を商品マスタに登録できるようになった。また、例えば、必要な商品だけ(=顧客から注文のあった商品だけ)を商品マスタに登録できるようになったため、作業の無駄が無くなった。以下、具体的な構成および動作について説明する。
【0021】
[2.構成]
本実施形態に係る商品マスタ登録業務支援装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、商品マスタ登録業務支援装置100の構成の一例を示すブロック図である。
【0022】
商品マスタ登録業務支援装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、商品マスタ登録業務支援装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
【0023】
商品マスタ登録業務支援装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。商品マスタ登録業務支援100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
【0024】
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、商品マスタ登録業務支援装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、商品マスタ登録業務支援装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する各種マスタ等のデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
【0025】
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
【0026】
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
【0027】
記憶部106は、例えば、カタログデータとしてのカタログ品番テーブル106aと、商品マスタ106bと、を備えている。
【0028】
本実施形態に係る商品マスタ登録業務支援装置100によれば、メーカーから仕入れた商品を、(例えば、自社に相当する卸商社の)事務担当者が商品マスタ106bに登録する業務を支援することができる。前記商品は、例えば、毒劇物および医薬品等である。
【0029】
カタログ品番テーブル106aは、前記メーカーから提供されたカタログ情報(紙面であってもデータであってもよい)を、商品マスタ106bと同じまたは類似したフォーマット(データ構造)に変換することで生成されるカタログのデータである。つまり、本実施形態においては、カタログ品番テーブル106aに含まれる項目と商品マスタ106bに含まれる項目が全部または一部共通するようにすることで、カタログ品番テーブル106a中の明細データを商品マスタ106bに連携できるようにしている。カタログ品番テーブル106aは、前記メーカーから仕入れた前記商品についての情報を有する明細データを含む。
【0030】
カタログ品番テーブル106a中の前記明細データは、図6図8に示すように、例えば、前記自社内で前記商品を識別するための自社内商品識別データ(連携用品番コードおよび品番名)と、前記メーカー側で前記商品を識別するためのメーカー側商品識別データ(メーカー商品コード)と、医薬試薬業界標準のEDI(Electronic Data Interchange)で用いられる統一商品コードと、医薬品の種類を識別するための医薬品種類識別データ(医薬品)と、カタログ品番テーブル106aに前記商品を登録した日である商品登録日と、商品マスタ106bに前記商品を連携した日である連携日と、前記商品を商品マスタ106bへの連携対象とするか否かを識別するためのフラグである連携対象フラグと、前記商品の商品マスタ106bへの連携が済んだか否かを識別するためのフラグである連携済フラグと、前記メーカーを識別するためのメーカー識別データ(メーカーコード)と、等を有する。
【0031】
カタログ品番テーブル106a中の前記明細データは、図5に示すように、例えば更に、前記商品の品番カナ名と、前記商品の規格と、前記商品の主要仕入先コードと、前記商品の製造中止日と、商品付属情報と、等を有する。当該商品付属情報とは、例えば、前記商品の法規制に関わる情報(劇薬情報)等である。なお、カタログ品番テーブル106a中の前記明細データは、前段落および本段落で説明した項目以外の項目を更に有していてもよい。
【0032】
前記連携対象フラグは、前記商品を商品マスタ106bへの連携対象とすることを意味するフラグ「1」、または、前記商品を商品マスタ106bへの連携対象としないことを意味するフラグ「0」である。
【0033】
前記連携済フラグは、前記商品の商品マスタ106bへの連携が済んだことを意味するフラグ「1」、または、前記商品の商品マスタ106bへの連携が済んでいないことを意味するフラグ「0」である。前記商品の商品マスタ106bへの連携が済んでいない場合、カタログ品番テーブル106a中の前記連携日は、「NULL」となる。
【0034】
商品マスタ106bは、カタログ品番テーブル106aから連携された前記明細データを含む。商品マスタ106b中の前記明細データは、図6図8に示すように、例えば、前記自社内商品識別データ(連携用品番コードおよび品番名)と、前記メーカー側商品識別データ(メーカー商品コード)と、前記統一商品コードと、前記医薬品種類識別データ(医薬品)と、等を有する。なお、商品マスタ106b中の前記明細データは、本段落で説明した項目以外の項目を更に有していてもよい。
【0035】
制御部102は、商品マスタ登録業務支援装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
【0036】
制御部102は、機能概念的に、例えば、(1)前記カタログデータから、前記事務担当者によって指定された抽出条件に合致する明細データを抽出して、当該抽出した明細データを、前記商品を前記商品マスタに登録するための画面である登録画面に表示する登録画面表示手段としての登録画面表示部102aと、(2)前記登録画面に表示された前記明細データのうち前記事務担当者によって選択された前記明細データが有する情報を、前記明細データを編集するための画面である編集画面に表示する編集画面表示手段としての編集画面表示部102bと、(3)前記商品の前記商品マスタへの登録を指示するための前記編集画面中の箇所に前記事務担当者によってチェックが付された上で、前記商品の前記商品マスタへの登録を確定するための前記登録画面中の箇所が前記事務担当者によって選択されると、前記編集画面に表示されている前記明細データ中の前記商品についての情報を前記商品マスタに登録する登録手段としての登録部102cと、(4)前記カタログデータ中の前記明細データ中の情報が前記編集画面において修正されると、修正対象となった当該明細データに対応する前記商品マスタ中の明細データに、修正後の情報を反映する修正反映手段としての修正反映部102dと、を備えている。なお、各部が実行する処理の内容については、以下の[4.処理の具体例]において説明する。
【0037】
[3.処理の概要]
本項目においては、商品マスタ登録の処理フローを、従来の場合と本実施形態の場合とで比較して説明する。
【0038】
[3-1.従来における商品マスタ登録の処理フロー]
最初に、従来における商品マスタ登録の処理フローについて、図2を参照して説明する。
【0039】
まず、図2の(A)の矢印に示すように、各メーカーから、定期的に、最新のまたは差分のカタログ情報が医薬品の卸商社に対して提供される。次に、図2の(B)の矢印に示すように、現場の事務担当者からマスタ登録担当者に対して、必要な商品についてのマスタ登録の依頼がくる。最後に、図2の(C)の矢印に示すように、マスタ登録担当者は、当該依頼に基づいてマスタ登録をし、登録した旨を現場の事務担当者に連絡する。
【0040】
[3-2.本実施形態における商品マスタ登録の処理フロー]
次に、本実施形態における商品マスタ登録の処理フローについて、図3を参照して説明する。
【0041】
まず、図3の(A)の矢印に示すように、各メーカーから、定期的に、最新のまたは差分のカタログ情報が医薬品の卸商社に対して提供される。
【0042】
次に、図3の(B)の矢印に示すように、前記カタログ情報がカタログデータ化された上で、共通フォーマットに変換されて、一括で取り込まれる。カタログデータには、一定のルールに基づいて変換された法規制情報も含まれている。また、カタログデータは、参照用のため、伝票登録等では利用できない。
【0043】
そして、図3の(C)の矢印に示すように、現場の事務担当者は、取り込まれたカタログデータから所定の明細を抽出してフラグを立てる。フラグが立てられた明細は、図3の(D)の矢印に示すように、商品マスタ106bへと連携される。販売管理システムにおいては、連携された商品マスタ106b中の明細に基づいて、伝票登録を行う。
【0044】
[4.処理の具体例]
本項目では、本実施形態に係る処理の具体例について説明する。本項目では、メーカーから仕入れた医薬品を、卸商社の事務担当者が商品マスタ106bに登録するという場面を想定している。
【0045】
本項目では、図6に示すように、連携用品番コード「A00001~A00003」の3つの商品が登録されているカタログ品番テーブル106aが、処理開始時点において既に存在しているものとする。また、図6に示すように、当該3つの商品のうち、連携用品番コード「A00001」の商品は、カタログ品番テーブル106aから商品マスタ106bに処理開始時点において既に連携されているものとする。
【0046】
[4-1.登録画面表示処理]
登録画面表示部102aは、カタログ品番テーブル106aから、前記事務担当者によって指定された抽出条件に合致する明細データを抽出して、当該抽出した明細データを、前記商品を商品マスタ106bに登録するための画面である登録画面(メイン画面)に表示する。
【0047】
具体的には、図4のメイン画面において、抽出条件としてメーカーコード「0001」が前記事務担当者によって指定されたとすると、登録画面表示部102aは、図6のカタログ品番テーブル106aから、連携用品番コード「A00001~A00003」をそれぞれ有する3つの明細データを抽出する。なお、本例では、抽出条件としてメーカーコードが指定される場合について説明したが、抽出条件として、前記メーカーコードに加えてまたは代えて、例えば、前記商品名、前記製造元商品コードおよび前記統一商品コードのうちの少なくとも一つが指定されてもよい。
【0048】
登録画面表示部102aは、原則的には、前記連携済フラグとして「1(連携済を示す)」を有する前記明細データは抽出しないが、図4のメイン画面中の「連携済のものを含む」の左横のチェックボックスにチェックが付された場合には、前記連携済フラグとして「1(連携済を示す)」を有する前記明細データも抽出する。本例では、図4のメイン画面に示すように、当該チェックボックスにチェックが付されるものとし、このため、前段落で説明したように、登録画面表示部102aは、連携用品番コード「A00001」を有する連携済の明細データも抽出している。
【0049】
そして、登録画面表示部102aは、当該抽出した3つの明細データを、図4のメイン画面に表示する。図4に示すように、連携用品番コード「A00001」を有する1行目の明細データついては、商品マスタ106bへの連携が既に済んでいるため、「連携」のチェックボックス中にチェックが入っており、また、連携日も表示されている。これに対して、図4に示すように、連携用品番コード「A00002」を有する2行目の明細データおよび連携用品番コード「A00003」を有する3行目の明細データについては、商品マスタ106bへの連携がまだ済んでいないため、「連携」のチェックボックス中にチェックが入っておらず、また、連携日は空欄となっている。
【0050】
[4-2.編集画面表示処理]
編集画面表示部102bは、前記登録画面に表示された前記明細データのうち前記事務担当者によって選択された前記明細データが有する情報を、前記明細データを編集するための画面である編集画面(明細画面)に表示する。
【0051】
具体的には、図4のメイン画面において連携用品番コード「A00002」を有する2行目の明細データが前記事務担当者によって選択された上で、図4のメイン画面の右下の「F7:行編集」が押下されると、編集画面表示部102bは、当該2行目の明細データ中の情報(前記連携用品番コード、前記品番カナ名、前記規格、前記主要仕入先コード、前記メーカー商品コード、前記商品登録日、前記連携日、前記製造中止日および前記商品付属情報)を、図5の明細画面に表示する。
【0052】
[4-3.登録処理]
登録部102cは、前記商品の商品マスタ106bへの登録を指示するための前記編集画面(明細画面)中の箇所に前記事務担当者によってチェックが付された上で、前記商品の商品マスタ106bへの登録を確定するための前記登録画面(メイン画面)中の箇所が前記事務担当者によって選択されると、前記編集画面(明細画面)に表示されている前記明細データ中の前記商品についての情報を商品マスタ106bに登録する。
【0053】
具体的には、図5の明細画面の右上の「連携」のチェックボックスに前記事務担当者によってチェックが付された上で、図4のメイン画面に戻り、図4のメイン画面の右下の「F10:登録」が押下されると、登録部102cは、図5の明細画面に表示されている連携用品番コード「A00002」の明細データを対象として、図7に示すように、カタログ品番テーブル106a中の前記連携対象フラグを「0」から「1」に更新する。
【0054】
そして、登録部102cは、連携対象フラグ「1」が付された連携用品番コード「A00002」の明細データ中の商品についての情報(前記連携用品番コード、前記品番名、前記メーカー商品コード、前記統一商品コードおよび前記医薬品)を、商品マスタ106bに追加する。
【0055】
このようにして、連携用品番コード「A00002」の商品が連携された商品マスタ106bを、図8に示す。連携が済むと、図8のカタログ品番テーブル106aに示すように、連携日である2022/2/1がセットされ、前記連携対象フラグが「1」から「0」に更新され、前記連携済フラグが「0」から「1」に更新される。
【0056】
以上、[4-1]~[4-3]で説明してきたように、本実施形態に係る商品マスタ登録業務支援装置100によれば、メーカーから提供されたカタログ情報に基づいて生成されるカタログデータ(本例では、カタログ品番テーブル106a)を用いることで、メーカーから仕入れた商品を事務担当者が商品マスタ(本例では、商品マスタ106b)に登録する業務を、より簡易かつより迅速に行えるように支援することができる。
【0057】
これにより、現場の事務担当者のような専門知識を有しないものであっても、商品マスタの登録を簡易かつ迅速に行うことができるようになる。特に、従来においては、医薬品をマスタ登録する際には、医薬品についての劇薬情報も登録することとなるため、専門知識を有するマスタ登録担当者しか登録作業を行うことができなかったが、本実施形態においては、カタログ品番テーブル106a中に医薬品についての劇薬情報が既に含まれているため、事務担当者がマスタ登録をしたとしても、劇薬情報の洩れや間違いが生じることがない。
【0058】
また、本実施形態に係る商品マスタ登録業務支援装置100によれば、現場の事務担当者は、顧客から発注のあった商品のみを商品マスタ106bに登録すればよい。これにより、発注のない商品まで商品マスタ106bに登録することに起因する、時間や労力のロスをなくすことができる。
【0059】
[4-4.修正反映処理]
修正反映部102dは、カタログ品番テーブル106a中の前記明細データ中の情報が前記編集画面(明細画面)において修正されると、修正対象となった当該明細データに対応する商品マスタ中106bの明細データに、修正後の情報を反映する。
【0060】
具体的には、[4-3]で説明した連携の終了後に、再度、図4のメイン画面および図5の明細画面を立上げて、図5の明細画面において、例えば、連携用品番コード「A00002」を有する明細データについての前記製造中止日としてある日付が前記事務担当者によって入力された上で、図4のメイン画面に戻り、図4のメイン画面の右下の「F10:登録」が押下されたとする。
【0061】
この場合、修正反映部102dは、図8の商品マスタ106b中の連携用品番コード「A00002」を有する明細データに、当該入力された製造中止日を自動入力する。つまり、商品マスタ106bへ連携済の商品については、カタログ商品が修正されると、連携済フラグフラグのチェック有無に関わらず、商品マスタ106bへ修正情報として連携される。
【0062】
以上、[4-4]で説明してきたように、本実施形態に係る商品マスタ登録業務支援装置100によれば、商品に関する情報の変更を商品マスタに即座に反映することができる。これにより、顧客への商品の提供に大きく影響する情報(商品の製造中止日等)を、漏れなくリアルタイムで商品マスタに反映することが可能となるため、顧客満足度の向上に繋がる。
【0063】
[5.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
【0064】
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13及び15に貢献することが可能となる。
【0065】
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
【0066】
[6.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
【0067】
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
【0068】
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0069】
また、商品マスタ登録業務支援装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
【0070】
例えば、商品マスタ登録業務支援装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて商品マスタ登録業務支援装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
【0071】
また、このコンピュータプログラムは、商品マスタ登録業務支援装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
【0072】
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
【0073】
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
【0074】
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
【0075】
また、商品マスタ登録業務支援装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、商品マスタ登録業務支援装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
【0076】
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0077】
本発明は、メーカーから商品を仕入れて顧客に販売するあらゆる業界において有用であるが、特に、医薬品卸の業界においては極めて有用である。
【符号の説明】
【0078】
100 商品マスタ登録業務支援装置
102 制御部
102a 登録画面表示部
102b 編集画面表示部
102c 登録部
102d 修正反映部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a カタログ品番テーブル
106b 商品マスタ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8