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  • 特許-電子機器、および、表示装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-09-12
(45)【発行日】2024-09-24
(54)【発明の名称】電子機器、および、表示装置
(51)【国際特許分類】
   G09F 9/00 20060101AFI20240913BHJP
   H05K 7/20 20060101ALI20240913BHJP
【FI】
G09F9/00 304B
G09F9/00 350Z
H05K7/20 B
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2020204878
(22)【出願日】2020-12-10
(65)【公開番号】P2022092205
(43)【公開日】2022-06-22
【審査請求日】2023-09-20
(73)【特許権者】
【識別番号】000005049
【氏名又は名称】シャープ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000338
【氏名又は名称】弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
(72)【発明者】
【氏名】池田 考志
【審査官】川俣 郁子
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-317739(JP,A)
【文献】特開2010-267954(JP,A)
【文献】特開2013-211369(JP,A)
【文献】特開2019-191309(JP,A)
【文献】特開2012-078546(JP,A)
【文献】特開2007-052421(JP,A)
【文献】特開2001-022281(JP,A)
【文献】特開2016-058537(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2008/0165496(US,A1)
【文献】国際公開第2011/086760(WO,A1)
【文献】中国特許出願公開第103220896(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02F1/133-1/1334
1/1339-1/1341
1/1347
G09F9/00
H04N5/64-5/655
H05K7/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体と、
上記筐体に支持され、かつ、上記筐体から離間して配置される放熱板と、
上記放熱板に支持され、かつ、上記放熱板と上記筐体との間に上記筐体から離間して配置される基板と、
を備え
上記放熱板と上記筐体との結合部は、上記放熱板と上記基板との結合部と異なる位置に設けられており、
上記放熱板の上記筐体側の表面に、上記放熱板と上記筐体との結合部から上記放熱板と上記基板との結合部まで覆設された導電性シートをさらに備え、
上記筐体と、上記基板のグランドとが、上記導電性シートを介して電気的に接続されていることを特徴とする電子機器。
【請求項2】
上記放熱板は、複数の挿通孔を有し、
上記基板は、前記複数の挿通孔のうちの一部の挿通孔に対応する挿通孔を有し、
上記放熱板の挿通孔と、対応する上記基板の挿通孔とに嵌合する挿通部材をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
上記放熱板は、複数の連結部を有し、
上記基板は、前記複数の連結部のうちの一部の連結部に対応する挿通孔を有し、
上記連結部と、対応する上記挿通孔とに嵌合する挿通部材をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
上記筐体は、当該筐体の表面に突設されたボス部を有し、
上記放熱板は、挿通孔を有し、
上記ボス部と、上記挿通孔とに嵌合する挿通部材をさらに備える
ことを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の電子機器。
【請求項5】
上記放熱板と、上記基板との間に、上記挿通部材が貫通するスペーサが介設される
ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項6】
請求項1からの何れか1項に記載の電子機器を備える表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、および、表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
電子機器において、基板等の放熱を行うための放熱板が知られている。例えば、特許文献1には、半導体装置において、上部放熱板107と、単層配線基板103と、シャーシ501とが接続用部材111により接続される構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2008-203376号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術では、基板に対して設けられる放熱板の寸法や形状は、基板の寸法や形状に合わせて決定される。一方、メーカ、機種等によって基板のサイズが異なる。そのため、基板が変わると、放熱板の再設計が必要になるという問題がある。
【0005】
本発明の一態様は、様々な種類の基板に対する放熱板を共通化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る電子機器は、筐体と、上記筐体に支持される放熱板と、上記放熱板に支持され、かつ、上記筐体から離間して配置される基板と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、様々な種類の基板に対する放熱板を共通化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の実施形態1に係る電子機器の構成を示す断面図および放熱板の上面図である。
図2】本発明の実施形態1に係る放熱板および基板の外観を示す上面図である。
図3】本発明の実施形態2に係る電子機器の構成を示す断面図である。
図4】本発明の実施形態3に係る電子機器の構成を示す断面図である。
図5】本発明の実施形態4に係る電子機器の構成を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施形態1について、詳細に説明する。
【0010】
図1は、本実施形態に係る電子機器1の構成を示す断面図および放熱板3の上面図である。
【0011】
図1上図に示すように、電子機器1は、BL(Back Light)シャーシ(筐体)2、放熱板3、基板4、TCONIC(Timing CONtroller IC)5、および、放熱シート6を備えている。電子機器1は、例えば、テレビジョン受像機のディスプレイ(表示装置)100の一部である。すなわち、ディスプレイ100は、電子機器1を備えている。
【0012】
BLシャーシ2は、液晶テレビ用のバックライトを保持するシャーシである。BLシャーシ2は、例えば、鉄製であり、放熱板3を支持する。なお、BLシャーシ2に限定されず、他の筐体であってもよい。例えば、表示装置がバックライトを用いない自発光型デバイスである場合、BLシャーシ2に代わる筐体の例としては、ディスプレイ部を保持するための構造フレームであってもよいし、放熱板3を支持するために用意された樹脂製の構造物であってもよい。
【0013】
放熱板3は、基板4およびTCONIC5の放熱のために設置される金属板部材である。放熱板3は、例えば、アルミニウム製、銅製、鉄製等であり、BLシャーシ2に支持される。基板4は、例えば、PCB(Printed Circuit Board)基板である。基板4は、放熱板3に支持され、かつ、筐体2から離間して配置される。
【0014】
TCONIC5は、液晶のタイミングコントローラのICであり、基板4上に設置される。TCONIC5は、主な熱源である。放熱シート6は、基板4の放熱のためのシートであり、TCONIC5と、放熱板3との間に介設される。
【0015】
これにより、様々な種類の基板4に対する放熱板3を共通化することができる。従って、放熱板3の金型を共通化することができる。
【0016】
次に、電子機器1において、放熱板3は、複数の挿通孔31を有する。基板4は、複数の挿通孔31のうちの一部の挿通孔31に対応する挿通孔41を有する。電子機器1は、放熱板3の挿通孔31と、挿通孔31に対応する基板4の挿通孔41とに嵌合する挿通部材7をさらに備える。挿通部材7は、例えば、ビス、リベット、樹脂等である。
【0017】
図1上図に示すように、放熱板3は、4個の挿通孔31を有する。基板4は、4個の挿通孔31のうち、内側にある2個の挿通孔31aに対応する挿通孔41を有する。
【0018】
これにより、基板4は、放熱板3に固定することができる。
【0019】
そして、電子機器1において、BLシャーシ2は、当該BLシャーシ2の表面に突設されたボス部Bを有する。ボス部Bは、ネジ穴、ピンを嵌め込む穴等を有する凸形状の部材である。放熱板3は、挿通孔31を有する。電子機器1は、ボス部Bと、挿通孔31とに嵌合する挿通部材8をさらに備える。
【0020】
図1上図では、挿通部材8は、外側に配置されたボス部B1と、放熱板3の挿通孔31bとに嵌合する。一方、図1中図では、ボス部B1よりも内側に配置されたボス部B2と、放熱板3の挿通孔31cとに嵌合する。このように、放熱板3の範囲内であれば、ボス部Bは、BLシャーシ2上の任意の位置に配置可能である。
【0021】
BLシャーシ2にボス部Bを設けることにより、放熱板3に支持される基板4と、BLシャーシ2との間隔を確保することができる。そして、ボスBの位置は制限されず、かつ、挿通孔31は放熱板3のどの位置にも穿設可能なので、BLシャーシ2上におけるボスBの位置に合わせて、放熱板3を配置することができる。従って、放熱板3と、基板4とが固定される位置は任意に設定可能である。これにより、BLシャーシ2上におけるボスBの位置については、共通化することができる。
【0022】
図1下図は、放熱板3の一例を示す上面図である。図1下図に示すように、放熱板3は、縦方向、および、横方向に複数の挿通孔31を有する。
【0023】
図2は、本実施形態に係る放熱板3および基板4の外観を示す上面図である。図2中図に示すように、放熱板3は、基板4aよりも大きく、すなわち、縦方向および横方向の両方に関して基板4aよりも長く、基板4a全体を覆っている。一方、図2下図に示すように、放熱板3は、縦方向に関しては基板4bよりも短いが、横方向に関しては基板4bよりも長い。従って、放熱板3は、基板4b全体を覆ってはいないが、基板4bの大部分を覆っている。放熱板3は、基板4を略カバーしていればよい。
【0024】
また、放熱板3を共通化しようとする複数の基板4の、それぞれに設けられた挿通孔41に合わせて、予め複数の挿通孔31を放熱板3に設けることにより、1個の放熱板3を用いて複数の基板4の何れでも固定することができる。
【0025】
なお、図1では、電子機器1において、基板4がBLシャーシ2と、放熱板3との間に配置される構成を示したが、基板4が放熱板3の、BLシャーシ2とは反対側(図1では、放熱板3の上側)に配置される構成であってもよい。
【0026】
(実施形態1の効果)
放熱板3の挿通孔31と、基板4の挿通孔41とに挿通部材7が挿通することにより、基板4が放熱板3に固定される。さらに、放熱板3の別の挿通孔31と、BLシャーシ2とに挿通部材8が挿通することにより、放熱板3がBLシャーシ2に固定される。
【0027】
これにより、基板4および挿通部材7がBLシャーシ2に直接接することがないので、基板4および挿通部材7がBLシャーシ2に接することで起こる摩擦が生じなくなる。従って、基板4および挿通部材7と、BLシャーシ2との摩擦による、BLシャーシ2の品位の低下が生じない。
【0028】
さらに、放熱板3は、複数の挿通孔31を有するので、様々な大きさの基板4に対して共通化することができる。従って、放熱板3の金型を共通化することができる。
【0029】
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
【0030】
図3は、本実施形態に係る電子機器1の構成を示す断面図である。図3に示すように、電子機器1において、放熱板3と、基板4との間に、挿通部材7が貫通するスペーサSが介設される。
【0031】
挿通部材7の回りにスペーサSが設けられることにより、放熱板3と、基板4とが離間するので、それらの間にTCONIC5および放熱シート6を設置する間隔が保持される。
【0032】
放熱板3の挿通孔31については、複数の基板4に対応するように、予め複数の挿通孔31を切っておき、放熱板3を共通化してもよい。また、基板4に合わせて、その都度、挿通孔31のねじ切り加工をしてもよい。
【0033】
(実施形態2の効果)
上記によれば、放熱板3と、基板4との間にスペーサSを設けることにより、放熱板3と、基板4との接触位置が限定的になり、放熱板3と、基板4との間の距離が良好に保たれる。これにより、放熱板3と、基板4とが擦れる部位を限定することができる。さらに、放熱板3と、基板4とが接触して起こる電圧の低下が生じない。
【0034】
〔実施形態3〕
本発明の実施形態3について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1、2にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
【0035】
図4は、本実施形態に係る電子機器1の構成を示す断面図である。図4に示すように、放熱板3は、複数の連結部Rを有する。詳細には、連結部Rは、放熱板3の下面から下方向に突出しており、挿通部材7aが嵌合する形状を有する。連結部Rは、放熱板3のうち、基板4の挿通孔41と重畳する位置に設けられる。
【0036】
連結部Rは、例えば、絞りであり、金槌または木槌と、当て金等とを用いて金属の板を叩いて圧縮させ、絞り込み凹状に加工(絞り加工)し、ネジ穴、ピンを嵌め込む穴等を有する形状にしたものである。
【0037】
基板4は、複数の連結部Rのうちの一部の連結部Rに対応する挿通孔41を有する。電子機器1は、連結部Rと、連結部Rに対応する挿通孔41とに嵌合する挿通部材7aをさらに備える。
【0038】
放熱板3に対し、都度絞り加工を施すことにより、放熱板3と、基板4との間にTCONIC5および放熱シート6を設置する間隔が保持される。連結部Rの個数だけ、電子機器1の部品点数を減らすことができる。ただし、基板4に合わせて、その都度絞り加工を実施する必要がある。
【0039】
(実施形態3の効果)
放熱板3の形状により、基板4との接触位置を限定し、基板4との間隔を保つことができるため、実施形態1に比べて部品点数を削減することができる。また、連結部Rは、放熱板3内に複数設けてもよく、これにより、挿通孔41の位置が異なる基板4も固定可能であるため、放熱板3を共通化することができる。従って、放熱板3の金型を共通化することができる。
【0040】
〔実施形態4〕
本発明の実施形態4について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1~3にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
【0041】
図5は、本実施形態に係る電子機器1の構成を示す断面図である。電子機器1は、放熱板3の表面に覆設された導電性シートCをさらに備える。そして、電子機器1において、BLシャーシ2と、基板4のグランドGとが、導電性シートCを介して電気的に接続されている。図5に示すように、導電性シートCは、BLシャーシ2と放熱板3との接触位置から、放熱板3と基板4との接触位置までを覆う。なお、導電性シートCの代わりに、導電性テープ、導電性樹脂、金属板材等を用いてもよい。
【0042】
図5では、BLシャーシ2と、導電性シートCとは、ボスBを介して接続されているが、直接接続されていてもよい。また、図5では、導電性シートCと、基板のグランドGとが直接接続されているが、他の導電性部材を介して接続されていてもよい。
【0043】
(実施形態4の効果)
基板4は、BLシャーシ2から離間しており、BLシャーシ2に直接接続していない。そして、例えば、放熱板3がアルミニウム製であると、導電率が悪いので、基板4の接地安定性が悪化する可能性がある。そこで、基板4が放熱板3に接触する部分と、BLシャーシ2が放熱板3に接触する部分との間に導電性シートCを貼り付けることによって、基板4の接地安定性を確保することができる。
【0044】
〔その他の実施形態〕
上記実施形態では、電子機器1において、1個の放熱板3に1個の基板4が支持される構成を示したが、1個の放熱板3に複数の基板4が支持される構成であってもよい。
【0045】
電子機器1の製造工程においては、基板4を放熱板3に付設した後で、当該放熱板3をBLシャーシ2に付設する。
【0046】
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る電子機器は、筐体と、上記筐体に支持される放熱板と、上記放熱板に支持され、かつ、上記筐体から離間して配置される基板と、を備える。
【0047】
上記の構成によれば、様々な種類の基板に対する放熱板を共通化することができる。従って、放熱板の金型を共通化することができる。
【0048】
本発明の態様2に係る電子機器は、上記態様1において、上記放熱板が、複数の挿通孔を有し、上記基板が、前記複数の挿通孔のうちの一部の挿通孔に対応する挿通孔を有し、上記放熱板の挿通孔と、対応する上記基板の挿通孔とに嵌合する挿通部材をさらに備えることとしてもよい。
【0049】
上記の構成によれば、放熱板は、複数の挿通孔を有するので、様々な大きさの基板に対して共通化することができる。従って、放熱板の金型を共通化することができる。
【0050】
本発明の態様3に係る電子機器は、上記態様1において、上記放熱板が、複数の連結部を有し、上記基板が、前記複数の連結部のうちの一部の連結部に対応する挿通孔を有し、上記連結部と、対応する上記挿通孔とに嵌合する挿通部材をさらに備えることとしてもよい。
【0051】
上記の構成によれば、放熱板は、複数の連結部を有するので、様々な大きさの基板に対して共通化することができる。
【0052】
本発明の態様4に係る電子機器は、上記態様1から3において、上記放熱板の表面に覆設された導電性シートをさらに備え、上記筐体と、上記基板のグランドとが、上記導電性シートを介して電気的に接続されていることとしてもよい。
【0053】
上記の構成によれば、基板のグランドが筐体に電気的に接続されるので、基板の接地安定性を確保することができる。
【0054】
本発明の態様5に係る電子機器は、上記態様1から4において、上記筐体は、当該筐体の表面に突設されたボス部を有し、上記放熱板は、挿通孔を有し、上記ボス部と、上記挿通孔とに嵌合する挿通部材をさらに備えることとしてもよい。
【0055】
上記の構成によれば、筐体がボス部を有することにより、放熱板に支持される基板と、筐体との間隔を確保することができる。
【0056】
本発明の態様6に係る電子機器は、上記態様2において、上記放熱板と、上記基板との間に、上記挿通部材が貫通するスペーサが介設されることとしてもよい。
【0057】
上記の構成によれば、放熱板と、基板との間の距離が良好に保たれるので、放熱板と、基板とが擦れる部位を限定することができる。
【0058】
本発明の態様7に係る表示装置は、上記態様1から6における電子機器を備える。
【0059】
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
【符号の説明】
【0060】
1 電子機器
2 BLシャーシ(筐体)
3 放熱板
4、4a、4b 基板
5 TCONIC
6 放熱シート
7、7a、8 挿通部材
31、31a、31b、31c、41 挿通孔
100 ディスプレイ
C 導電性シート
B、B1、B2 ボス部
G グランド
R 連結部
S スペーサ
図1
図2
図3
図4
図5