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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-09-12
(45)【発行日】2024-09-24
(54)【発明の名称】アイコン表示方法、装置と電子機器
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/04817 20220101AFI20240913BHJP
【FI】
G06F3/04817
【請求項の数】 15
(21)【出願番号】P 2023501627
(86)(22)【出願日】2021-07-16
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-08-10
(86)【国際出願番号】 CN2021106718
(87)【国際公開番号】W WO2022012655
(87)【国際公開日】2022-01-20
【審査請求日】2023-03-02
(31)【優先権主張番号】202010692530.2
(32)【優先日】2020-07-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】110001151
【氏名又は名称】あいわ弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】鍾 ▲ユー▼
【審査官】田川 泰宏
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2020/0133463(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2019/0339860(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第104391623(CN,A)
【文献】特開2015-201074(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第103809858(CN,A)
【文献】特表2019-510303(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2018/0364893(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第105404446(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2014/0317543(US,A1)
【文献】特開2014-191458(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01-3/04895
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子機器によって実行されるアイコン表示方法であって、
ターゲット対象が予め設定される条件を満たす場合、ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを更新することを含み、前記ターゲット対象は、システム時間と、前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントと、前記ターゲットアプリケーションによって受信されたメッセージと、前記ターゲットアプリケーションの状態とのうちの少なくとも一つを含み、
ターゲット対象が予め設定される条件を満たす場合、ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを更新することは、
前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントであり、且つ前記イベントが予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新することを含み、前記第二の表示モードは、前記イベントに対応し、前記第二の表示モードは、予め設定されるマークを含む第二のアイコンと、前記イベントの内容情報を含むアイコン名とのうちの少なくとも一つを表示するために用いられ、
前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントであり、且つ前記イベントが予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新することは、
前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントである場合、前記イベントがN個のサブイベントを含めば、N個のサブイベントに対応するN個のサブ時間を取得することと、
前記N個のサブ時間から取得されたターゲットサブ時間について、現在時間が前記ターゲットサブ時間よりも早く、且つ前記現在時間と前記ターゲットサブ時間との間の時間差が第一の予め設定される値以上である場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新することであって、前記アイコン名は、前記ターゲットサブ時間に対応する第一のターゲットサブイベントの内容情報を含み、前記第二のアイコンは、前記第一のターゲットサブイベントに対応するアイコンであることと、を含み、
前記ターゲットサブ時間は、時系列に順に前記N個のサブ時間から取得されたサブ時間である、アイコン表示方法。
【請求項2】
ターゲット対象が予め設定される条件を満たす場合、ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを更新することは、
前記ターゲット対象がシステム時間であり、且つ前記システム時間が予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第一の表示モードに更新することを含み、前記第一の表示モードは、前記システム時間に対応し、前記第一の表示モードは、第一のアイコンを表示するために用いられる、請求項1に記載のアイコン表示方法。
【請求項3】
現在時間が前記ターゲットサブ時間よりも遅く、又は前記現在時間と次のターゲットサブ時間との間の時間差が第二の予め設定される値よりも小さい場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新することであって、前記アイコン名は、次のターゲットサブ時間に対応する第二のターゲットサブイベントの内容情報を含み、前記第二のアイコンは、前記第二のターゲットサブイベントに対応するアイコンであり、前記次のターゲットサブ時間は、前記N個のサブ時間を時系列にソートした後に、前記ターゲットサブ時間と隣接し且つ前記ターゲットサブ時間の後に続くサブ時間であることをさらに含む、請求項1に記載のアイコン表示方法。
【請求項4】
ターゲット対象が予め設定される条件を満たす場合、ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを更新することは、
前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションによって受信されたメッセージである場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの第一の現在表示モードを第三の表示モードに更新することを含み、前記第三の表示モードは、前記メッセージに対応し、前記第三の表示モードは、第三のアイコンを表示するために用いられ、前記第一の現在表示モードは、第四のアイコンを表示するために用いられ、前記第三のアイコンと前記第四のアイコンは、パターン、色と形状のうちの少なくとも一つが異なる、請求項1に記載のアイコン表示方法。
【請求項5】
ターゲット対象が予め設定される条件を満たす場合、ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを更新することは、
前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションの状態である場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの第二の現在表示モードを第四の表示モードに更新することを含み、前記第四の表示モードは、前記ターゲットアプリケーションの状態に対応し、前記第四の表示モードは、第五のアイコンを表示するために用いられ、前記第二の現在表示モードは、第六のアイコンを表示するために用いられ、前記第五のアイコンと前記第六のアイコンは、パターン、色と形状のうちの少なくとも一つが異なる、請求項1に記載のアイコン表示方法。
【請求項6】
アイコン表示装置であって、
ターゲット対象が予め設定される条件を満たす場合、ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを更新するための更新モジュールを含み、前記ターゲット対象は、システム時間と、前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントと、前記ターゲットアプリケーションによって受信されたメッセージと、前記ターゲットアプリケーションの状態とのうちの少なくとも一つを含み、
前記更新モジュールは、
前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントであり、且つ前記イベントが予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新するための第二の更新サブモジュールを含み、前記第二の表示モードは、前記イベントに対応し、前記第二の表示モードは、予め設定されるマークを含む第二のアイコンと、前記イベントの内容情報を含むアイコン名とのうちの少なくとも一つを表示するために用いられ、
前記第二の更新サブモジュールは、
前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントである場合、前記イベントがN個のサブイベントを含めば、N個のサブイベントに対応するN個のサブ時間を取得することと、
前記N個のサブ時間から取得されたターゲットサブ時間について、現在時間が前記ターゲットサブ時間よりも早く、且つ前記現在時間と前記ターゲットサブ時間との間の時間差が第一の予め設定される値以上である場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新することであって、前記アイコン名は、前記ターゲットサブ時間に対応する第一のターゲットサブイベントの内容情報を含み、前記第二のアイコンは、前記第一のターゲットサブイベントに対応するアイコンであることと、を実行するために用いられ、
前記ターゲットサブ時間は、時系列に順に前記N個のサブ時間から取得されたサブ時間である、アイコン表示装置。
【請求項7】
前記更新モジュールは、
前記ターゲット対象がシステム時間であり、且つ前記システム時間が予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第一の表示モードに更新するための第一の更新サブモジュールを含み、前記第一の表示モードは、前記システム時間に対応し、前記第一の表示モードは、第一のアイコンを表示するために用いられる、請求項6に記載のアイコン表示装置。
【請求項8】
前記第二の更新サブモジュールは、さらに、
現在時間が前記ターゲットサブ時間よりも遅く、又は前記現在時間と次のターゲットサブ時間との間の時間差が第二の予め設定される値よりも小さい場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新することであって、前記アイコン名は、次のターゲットサブ時間に対応する第二のターゲットサブイベントの内容情報を含み、前記第二のアイコンは、前記第二のターゲットサブイベントに対応するアイコンであり、前記次のターゲットサブ時間は、前記N個のサブ時間を時系列にソートした後に、前記ターゲットサブ時間と隣接し且つ前記ターゲットサブ時間の後に続くサブ時間であることを実行するために用いられる、請求項6に記載のアイコン表示装置。
【請求項9】
前記更新モジュールは、
前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションによって受信されたメッセージである場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの第一の現在表示モードを第三の表示モードに更新するための第三の更新サブモジュールを含み、前記第三の表示モードは、前記メッセージに対応し、前記第三の表示モードは、第三のアイコンを表示するために用いられ、前記第一の現在表示モードは、第四のアイコンを表示するために用いられ、前記第三のアイコンと前記第四のアイコンは、パターン、色と形状のうちの少なくとも一つが異なる、請求項6に記載のアイコン表示装置。
【請求項10】
前記更新モジュールは、
前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションの状態である場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの第二の現在表示モードを第四の表示モードに更新するための第四の更新サブモジュールを含み、前記第四の表示モードは、前記ターゲットアプリケーションの状態に対応し、前記第四の表示モードは、第五のアイコンを表示するために用いられ、前記第二の現在表示モードは、第六のアイコンを表示するために用いられ、前記第五のアイコンと前記第六のアイコンは、パターン、色と形状のうちの少なくとも一つが異なる、請求項6に記載のアイコン表示装置。
【請求項11】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されており、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から5のいずれか1項に記載のアイコン表示方法のステップを実現する、電子機器。
【請求項12】
プログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項1から5のいずれか1項に記載のアイコン表示方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
【請求項13】
プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、請求項1から5のいずれか1項に記載のアイコン表示方法を実現するために用いられる、チップ。
【請求項14】
少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、請求項1から5のいずれか1項に記載のアイコン表示方法を実現する、コンピュータプログラム。
【請求項15】
請求項1から5のいずれか1項に記載のアイコン表示方法を実行するように構成される、電子機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2020年7月17日に中国で提出された中国特許出願番号No.202010692530.2の優先権を主張しており、同出願の内容のすべては、ここに参照として取り込まれる。
【0002】
本出願は、移動通信技術分野に属し、具体的にはアイコン表示方法、装置と電子機器に関する。
【背景技術】
【0003】
現在、電子機器がますます普及するにつれて、電子機器のアプリケーションソフトウェアの種類もますます多様化し、様々なアプリケーションソフトウェアのダウンロード量もますます増加している。アプリケーションソフトウェア開発者は、アプリケーションプログラムを開発する際に、一般的には各アプリケーションソフトウェアに一つの固定したアプリケーションアイコンを設定し、電子機器がアプリケーションソフトウェアをダウンロードすると、電子機器のスクリーンインタフェースには該当するアプリケーションアイコンが表示される。
【0004】
本出願を実現する過程において、発明者は、従来のアプリケーションのアイコンの表示様式が固定されており、変更が必要な場合、ユーザが手動で行う必要があり、時間がかかり且つ不便であるという従来の技術における問題を発見した。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本出願の実施例の目的は、電子機器がアプリケーションアイコンを自動的に変更できないという従来の技術における問題を解決することができるアイコン表示方法、装置と電子機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記技術問題を解決するために、本出願は、以下のように実現される。
【0007】
第一の態様によれば、本出願の実施例は、アイコン表示方法を提供し、この方法は、
ターゲット対象が予め設定される条件を満たす場合、ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを更新することを含み、ここで、前記ターゲット対象は、システム時間と、前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントと、前記ターゲットアプリケーションによって受信されたメッセージと、前記ターゲットアプリケーションの状態とのうちの少なくとも一つを含む。
【0008】
第二の態様によれば、本出願の実施例は、アイコン表示装置を提供し、この装置は、
ターゲット対象が予め設定される条件を満たす場合、ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを更新するための更新モジュールを含み、ここで、前記ターゲット対象は、システム時間と、前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントと、前記ターゲットアプリケーションによって受信されたメッセージと、前記ターゲットアプリケーションの状態とのうちの少なくとも一つを含む。
【0009】
第三の態様によれば、本出願の実施例は、電子機器を提供し、この電子機器は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されており、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0010】
第四の態様によれば、本出願の実施例は、可読記憶媒体を提供し、前記可読記憶媒体にはプログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0011】
第五の態様によれば、本出願の実施例は、チップを提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、第一の態様に記載の方法を実現するために用いられる。
【発明の効果】
【0012】
本出願の実施例では、ターゲット対象が予め設定される条件を満たす場合、ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを更新し、ここで、前記ターゲット対象は、システム時間と、前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントと、前記ターゲットアプリケーションによって受信されたメッセージと、前記ターゲットアプリケーションの状態とのうちの少なくとも一つを含む。このように、電子機器は、ターゲット対象に基づいてターゲットアプリケーションの表示モードを自動的に更新することで、ユーザが手動で変更する必要がなくなり、ユーザがターゲットアプリケーションのためにアイコンを変更する時間を節約することができるとともに、ユーザの多様な需要を満たし、電子機器のデスクトップ又はインターフェース表示の面白さを増やすこともできる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本出願の実施例によるアイコン表示方法のフローチャートである。
図2a】本出願の実施例によるアイコンの概略図である。
図2b】本出願の実施例によるアイコンの概略図である。
図2c】本出願の実施例によるアイコンの概略図である。
図2d】本出願の実施例によるアイコンの概略図である。
図3】本出願の実施例によるアイコン表示装置の構造図である。
図4】本出願の実施例による電子機器の構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下は、本出願の実施例における図面を結び付けながら、本出願の実施例における技術案を明瞭且つ完全に記述し、明らかに、記述された実施例は、本出願の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0015】
本出願の明細書と特許請求の範囲における用語である「第一」、「第二」などは、類似している対象を区別するものであり、特定の順序又は前後手順を記述するためのものではない。理解すべきこととして、このように使用されるデータは、適切な場合に交換可能であり、それにより本出願の実施例は、ここで図示又は記述されたもの以外の順序で実施されることが可能である。なお、明細書及び請求項における「及び/又は」は、接続される対象のうちの少なくとも一つを表し、文字である「/」は、一般的には前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。
【0016】
以下では、図面を結び付けながら、具体的な実施例及びその応用シナリオによって本出願の実施例によるアイコン表示方法を詳細に説明する。
【0017】
図1は、本出願の実施例によるアイコン表示方法のフローチャートであり、本実施例のアイコン表示方法は、電子機器に用いられ、
ターゲット対象が予め設定される条件を満たす場合、ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを更新するステップ101を含む。ここで、前記ターゲット対象は、システム時間と、前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントと、前記ターゲットアプリケーションによって受信されたメッセージと、前記ターゲットアプリケーションの状態とのうちの少なくとも一つを含む。
【0018】
システム時間は、電子機器がネットワークを介して取得した指定されたタイムゾーンの時間、電子機器が位置するタイムゾーンの時間、又は電子機器自体が搭載するタイマの時間、又は電子機器が表示する時間であってもよく、ここでは限定しない。システム時間は、時刻又は日付のうちの一つ又は複数を含んでもよい。ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントは、備考イベントとして理解されてもよい。備考イベントは、ユーザがメモ、メモ帳又はカレンダーに記録するイベントであってもよく、電子機器が国の祝祭日、記念日に応じて自発的に備考を付けるイベントであってもよく、ここでは限定しない。
【0019】
ターゲットアプリケーションは、電子機器にインストールされたアルバムアプリケーション、天気アプリケーション、カレンダーアプリケーション、時計アプリケーション、ショッピングアプリケーション、資産運用アプリケーション、アプリストアアプリケーション、テーマストアアプリケーション、ゲームアプリケーション、ビデオアプリケーション、音楽再生アプリケーションなどであってもよい。ターゲットアプリケーションの状態は、ターゲットアプリケーションの現在の運行状態、又はアプリケーションの記録状態、又はアプリケーションの通知状態などであってもよい。例えば、オーディオ再生アプリケーションにとって、再生中は一つの運行状態であり、再生の一時停止は別の運行状態であり、メモ帳アプリケーションにとって、メモ帳アプリケーションが記録情報を含む場合、メモ帳アプリケーションは記録状態であり、メモ帳アプリケーションのアイコンがシワ付き付箋アイコンとして表示され、メモ帳アプリケーションが記録情報を含まない場合、メモ帳アプリケーションは空状態であり、メモ帳アプリケーションのアイコンがシワなし付箋アイコンとして表示され、ショッピングアプリケーションにとって、通知情報を受信しており且つ通知情報が未読であることと、通知情報を受信していないことは二つの異なる状態である。
【0020】
ターゲット対象を検出することにより、検出結果を取得し、そして検出結果に基づいて予め設定される条件を満たすかどうかを決定することができる。検出結果は、異なるターゲット対象によって異なり、例えばターゲット対象がシステム時間を含む場合、検出結果は、電子機器が表示する時刻又は日付を含んでもよい。ターゲット対象が電子機器の備考イベントを含む場合、検出結果は、備考イベントに対応する時間、又は備考イベントの内容を含んでもよい。ターゲット対象がターゲットアプリケーションの状態を含む場合、検出結果は、ターゲットアプリケーションの運行状態、又はターゲットアプリケーションの記録状態、又はターゲットアプリケーションによって受信されたメッセージなどを含む。
【0021】
表示モードは、ターゲットアプリケーションのアイコンとターゲットアプリケーションのアセンブリとのうちの少なくとも一つを表示することができる。ターゲットアプリケーションは、人為的に予め設定されてもよく、電子機器のデフォルト設定を採用してもよく、ターゲットアプリケーションは、電子機器にインストールされたアプリケーションのうちの一部のアプリケーションであってもよい。電子機器にインストールされたターゲットアプリケーションは、アセンブリ(ウィジェットと呼ばれてもよい)の形式で表示される可能性があり、アセンブリはパターン及び/又はアセンブリ名を含み、図2a、図2bに示す音楽アプリケーションのアセンブリは、再生状態では、図2aに示すアセンブリ形式として表示され、符号21に示す「スピーカ」がアセンブリ名であり、再生の一時停止状態では、図2bに示すアセンブリ形式として表示される。アセンブリ名は、再生している音楽の名称に変更され、符号22に示す「曲名」は具体的な曲名として表示されてもよい。本実施例による方法は、電子機器上のターゲットアプリケーションのアイコン又はアセンブリの表示モードを変更することで、ユーザの多様な需要を満たし、電子機器のデスクトップ又はインターフェース表示の面白さを増やすことができる。
【0022】
電子機器は、予め設定される条件と表示モード、アイコン識別子との間の対応関係を含むマッピング関係を予め記憶してもよく、マッピング関係は、インターネットを介してダウンロードされてもよく、ユーザによってカスタマイズして設定されてもよく、ここでは限定しない。表示モードは、アイコン識別子に対応するアイコンを表示するために用いられ、マッピング関係は、アイコンのアイコン識別子を含み、アイコン識別子は、アイコンのユニックな識別コードであり、例えばアイコン識別子は、アイコンの記憶場所とファイル名の文字列とをつなぎ合わせたものであってもよく、又はアイコン識別子は、ファイル名のみを含む。同時に、電子機器には、アイコンライブラリがさらに含まれ、アイコンライブラリには、複数のアイコンが含まれ、各アイコンがいずれもユニークなファイル名を持ち、アイコンライブラリは、インターネットからダウンロードされてもよく、ユーザによってカスタマイズして設定されてもよい。さらに、アイコンライブラリにおける各アイコンは、さらに電子機器上のソフトウェアにより自動生成されてもよく、ここでは限定しない。
【0023】
予め設定される条件は、実際の状況に応じて設定されてもよく、異なるターゲット対象に異なる予め設定される条件を設定してもよい。ターゲット対象が予め設定される条件を満たす場合、マッピング関係により、予め設定される条件に対応する表示モードとアイコン識別子を検索し、そしてアイコン識別子に基づいてアイコンライブラリからこのアイコン識別子を有するアイコンを取得し、表示モードに基づいてこのアイコンを表示することができる。表示する際には、ターゲットアプリケーションのアイコンのみを表示してもよく、ターゲットアプリケーションは予め設定されてもよく、ターゲットアプリケーションは、電子機器にインストールされたアプリケーションのうちの一部のアプリケーションであってもよい。例えば、検出結果が零時ちょうどであり、マッピング関係において零時ちょうどに対応するアイコン識別子が「真夜中」であり、ターゲットアプリケーションが時計アプリケーションである場合、電子機器は、時計アプリケーションのアイコンをアイコンライブラリにおけるファイル名が「真夜中」であるアイコンに切り替え、つまり、電子機器にインストールされた一つのアプリケーションのアイコンを更新する。
【0024】
本実施例では、ターゲット対象が予め設定される条件を満たす場合、ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを更新する。ここで、前記ターゲット対象は、システム時間と、前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントと、前記ターゲットアプリケーションによって受信されたメッセージと、前記ターゲットアプリケーションの状態とのうちの少なくとも一つを含む。このように、電子機器は、ターゲット対象に基づいてターゲットアプリケーションの表示モードを自動的に更新することで、ユーザが手動で変更する必要がなくなり、ユーザがターゲットアプリケーションのためにアイコンを変更する時間を節約することができるとともに、ユーザの多様な需要を満たし、電子機器のデスクトップ又はインターフェース表示の面白さを増やすこともできる。
【0025】
本出願の一つの実施例では、ターゲット対象が予め設定される条件を満たす場合、ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを更新するステップ101は、
前記ターゲット対象がシステム時間であり、且つ前記システム時間が予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第一の表示モードに更新することを含み、前記第一の表示モードは、前記システム時間に対応し、前記第一の表示モードは、第一のアイコンを表示するために用いられる。
【0026】
ターゲット対象がシステム時間である場合、ターゲットアプリケーションは、第一のターゲットアプリケーションであってもよく、第一のターゲットアプリケーションは、アルバムアプリケーション、天気アプリケーション、カレンダーアプリケーションと時計アプリケーションのうちの少なくとも一つを含んでもよく、第一のターゲットアプリケーションは、ユーザによって設定されてもよく、システムのデフォルト設定を採用してもよく、ここでは限定しない。本実施例では、システム時間は、時刻及び/又は日付であってもよく、システム時間に応じて、第一のターゲットアプリケーションのアイコンをシステム時間に対応するアイコンとして表示する。例えば、カレンダーアプリケーションに四つの季節に対応するアイコンが予め設定されており、それぞれ春、夏、秋と冬である場合、予め設定される条件は春、夏、秋又は冬であり、システム時間が2月15日であり、2月15日が春に該当する場合、カレンダーアプリケーションのアイコンを春のアイコンとして表示し、システム時間が6月15日であり、6月15日が夏に該当する場合、カレンダーアプリケーションのアイコンを夏のアイコンとして表示する。このように、カレンダーアプリケーションのアイコンを季節の変化に合わせて変更することで、面白さを増やすことができる。ここで、春のアイコンと夏のアイコンは、パターンが同じであるが、色が異なるものであってもよく、ここでは限定しない。
【0027】
また例えば、24時間を複数の区間に予め分割し、予め設定される条件は、この複数の区間のうちの一つであり、例えば24個の区間の場合、一つの区間は一時間を含み、各区間は一つのアイコンに対応し、一番目の区間(0~1時の時間区間に対応する)に対応するアイコンから、後続の各区間に対応するアイコンの色は順に濃くなり、第一のターゲットアプリケーションは時計アプリケーションである。このように、時間が経過するにつれて、時計アプリケーションのアイコンの色が濃くなっていく状態となる。時計アプリケーションがアセンブリを含む場合、各区間が一つのアセンブリに対応し、一番目の区間(0~1時の時間区間に対応する)に対応するアセンブリから、後続の各区間に対応するアセンブリの色が順に濃くなるように設定してもよい。このように、時間が経過するにつれて、時計アプリケーションのアセンブリの色が濃くなっていく状態となる。
【0028】
また、ユーザ又は電子機器は、第一の時間と第一の時間よりも遅い第二の時間とを設定してもよい。例えば、電子機器が位置する地理的位置の日の出時刻と日の入り時刻に応じてアイコンを変更することができ、例えばユーザが日の出時刻と日の入り時刻を設定し、又は電子機器がネットワークから日の出時刻と日の入り時刻を取得し、日の出時刻と日の入り時刻のこの時間区間内の時間には、対応するアイコンをそれぞれ設定し、電子機器は、時間とアイコンとの対応関係に基づいて、第一のターゲットアプリケーション(例えば時計アプリケーション)のアイコンを表示することができ、予め設定される条件は第一の時間と第二の時間との間の区間である。
【0029】
本実施例では、前記ターゲット対象がシステム時間であり、且つ前記システム時間が予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第一の表示モードに更新し、前記第一の表示モードは、前記システム時間に対応し、前記第一の表示モードは、第一のアイコンを表示するために用いられる。それによって電子機器は、システム時間に基づいてターゲットアプリケーションの表示モードを自動的に更新することで、ユーザが手動で変更する必要がなくなり、ユーザがアイコンを変更する時間を節約することができるとともに、第一のターゲットアプリケーションが電子機器にインストールされたアプリケーションのうちの一部のアプリケーションであってもよく、且つ第一のターゲットアプリケーションがユーザによって設定されてもよく、それによって第一のターゲットアプリケーションの表示情報の変更の面白さを増やすことができる。
【0030】
本出願の一つの実施例では、ターゲット対象が予め設定される条件を満たす場合、ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを更新するステップ101は、
前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントであり、且つ前記イベントが予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新することを含み、前記第二の表示モードは、前記イベントに対応し、前記第二の表示モードは、予め設定されるマークを含む第二のアイコンと、前記イベントの内容情報を含むアイコン名とのうちの少なくとも一つを表示するために用いられる。
【0031】
ターゲット対象がターゲットアプリケーションにプリセットされているイベント(以下、備考イベントという)である場合、ターゲットアプリケーションは、第二のターゲットアプリケーションであってもよい。前記第二のターゲットアプリケーションは、メモ、メモ帳、カレンダーアプリケーションと時計アプリケーションのうちの少なくとも一つを含んでもよい。第二のターゲットアプリケーションは、ユーザによって設定されてもよく、システムのデフォルト設定を採用してもよく、ここでは限定しない。備考イベントは、ユーザによって設定されてもよく、システムのデフォルト設定を採用してもよく、ここでは限定しない。備考イベントが予め設定される条件を満たすかどうかを判断する際に、まず備考イベントに基づいて時間を決定し、そして決定された時間に基づいて予め設定される条件を満たすかどうかを判断してもよい。備考イベントに基づいて時間を決定する際に、備考イベントの内容に基づいて備考イベントの発生時間、又は、備考イベントが備考時に対応する時間を把握してもよく、例えば備考イベントはカレンダーアプリケーションにおけるある日付に備考が付き、この時間は備考イベントの発生時間であり、そしてこの発生時間が予め設定される条件を満たすかどうかを判断し、例えば予め設定される時間が2日前である場合、この発生時間が現在時間よりも2日遅いかどうかを判断し、そうであれば、第二のターゲットアプリケーションの表示モードを更新する。
【0032】
予め設定される条件は、実際の状況に応じてユーザによって設定されてもよく、又は電子機器のデフォルト設定を採用してもよく、例えば予め設定される条件は、備考イベントに基づいて決定された時間が現在時間と比べると、現在時間よりもm時間早く、mが正の整数であることであってもよく、又は、予め設定される条件は、備考イベントに基づいて決定された時間が現在時間と比べると、現在時間よりもm時間早く且つ24時間未満であり、mが正の整数であることであってもよい。
【0033】
備考イベントが予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新し、前記第二の表示モードは、前記イベントに対応し、即ち電子機器に第二のターゲットアプリケーションの前記備考イベントに対応する第二の表示モードを表示する。前記第二の表示モードは、予め設定されるマークを含む第二のアイコンと、前記イベントの内容情報を含むアイコン名とのうちの少なくとも一つを表示するために用いられ、例えば予め設定されるマークは直線又は曲線であり、リマインダの役割を果たす。図2cに示すカレンダーアプリケーションのアイコンは、図における点線が予め設定されるマークである。図2dに示す時計アプリケーションのアイコンは、図における三本の実線のうち、最短の線分が時針であり、最長の線分が秒針であり、残りの一本が分針である。図における点線が予め設定されるマークであり、予め設定されるマークでマークされる時間が備考イベントに基づいて決定された時間である。時計アプリケーションのアイコンには、予め設定されるマーク、例えば図2dにおける予め設定されるマークがある場合、このアイコンは、アラームが設定されており、且つオンされていることを表す。
【0034】
複数の備考イベントに対応する時間が同じである場合、第二のターゲットアプリケーションのアイコン名をこの複数の備考イベントの内容情報として順に表示し、又は、この複数の備考イベントの内容情報を第二のターゲットアプリケーションのアイコン名として同時に表示する。
【0035】
本実施例では、前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントであり、且つ前記イベントが予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新し、前記第二の表示モードは、前記イベントに対応し、前記第二の表示モードは、予め設定されるマークを含む第二のアイコンと、前記イベントの内容情報を含むアイコン名とのうちの少なくとも一つを表示するために用いられる。それによって電子機器は、ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントに基づいてターゲットアプリケーションの表示モードを自動的に更新することで、ユーザが手動で変更する必要がなくなり、ユーザがアイコンを変更する時間を節約することができ、また、アイコン名が備考イベントの内容情報を含み、パターンが予め設定されるマークを含むことで、リマインダの役割を果たすこともできる。
【0036】
本出願の一つの実施例では、前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントである場合、前記イベントが予め設定される条件を満たせば、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新することは、
前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントである場合、前記イベントがN個のサブイベントを含めば、N個のサブイベントに対応するN個のサブ時間を取得することと、
前記N個のサブ時間から取得されたターゲットサブ時間について、現在時間が前記ターゲットサブ時間よりも早く、且つ前記現在時間と前記ターゲットサブ時間との間の時間差が第一の予め設定される値以上である場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新することであって、前記アイコン名は、前記ターゲットサブ時間に対応する第一のターゲットサブイベントの内容情報を含み、前記第二のアイコンは、前記第一のターゲットサブイベントに対応するアイコンであること、又は、現在時間が前記ターゲットサブ時間よりも遅く、又は前記現在時間と次のターゲットサブ時間との間の時間差が第二の予め設定される値よりも小さい場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新することであって、前記アイコン名は、次のターゲットサブ時間に対応する第二のターゲットサブイベントの内容情報を含み、前記第二のアイコンは、前記第二のターゲットサブイベントに対応するアイコンであり、前記次のターゲットサブ時間は、前記N個のサブ時間を時系列にソートした後に、前記ターゲットサブ時間と隣接し且つ前記ターゲットサブ時間の後に続くサブ時間であることとを含む。
ここで、前記ターゲットサブ時間は、時系列に順に前記N個のサブ時間から取得されたサブ時間である。
【0037】
ターゲット対象がターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントである場合、ターゲットアプリケーションは、第二のターゲットアプリケーションであってもよい。N個のサブイベントは、N個のサブ時間に対応し、N個のサブ時間を先着順にソートし、先頭のサブ時間から、サブ時間が予め設定される条件を満たすかどうかを判定し、予め設定される条件を満たす場合、第二のターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新する。ターゲットサブ時間は、時系列に順に前記N個のサブ時間から取得されたサブ時間である。
【0038】
予め設定される条件は、現在時間がターゲットサブ時間よりも早く、且つ現在時間とターゲットサブ時間との間の時間差が第一の予め設定される値以上であること、又は、現在時間が前記ターゲットサブ時間よりも遅く、又は前記現在時間と次のターゲットサブ時間との間の時間差が第二の予め設定される値よりも小さいことを含む。
【0039】
N個のサブ時間から現在取得されているターゲットサブ時間について、現在時間がターゲットサブ時間よりも早く、且つ現在時間とターゲットサブ時間との間の時間差が第一の予め設定される値以上である場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新し、第二の表示モードは、第二のアイコンとアイコン名とのうちの少なくとも一つを表示するために用いられる。第一の予め設定される値は、実際の状況に応じて設定されてもよく、例えば第一の予め設定される値は、2時間であってもよく、ターゲットサブ時間に対応するサブイベントに関連するアイコンはアイコンAであり、つまり、ターゲットサブ時間に対応するサブイベントについて、2時間よりも大きい場合、電子機器は第二のターゲットアプリケーションの表示するアイコンをアイコンAに切り替える。前記アイコン名は、前記ターゲットサブ時間に対応する第一のターゲットサブイベントの内容情報を含み、前記第二のアイコンは、前記第一のターゲットサブイベントに対応するアイコンであり、第二のアイコンは、予め設定されるマークを含んでもよく、例えば予め設定されるマークは直線又は曲線であり、リマインダの役割を果たす。その日に一つ又は複数のサブイベントがある場合、その日の0時からの第二のターゲットアプリケーションのアイコンのパターンは、同じ予め設定されるマークを含み、すべてのサブイベントが終了するか又はサブイベントに対応するサブ時間が履歴時間になると、予め設定されるマークが消える。
【0040】
N個のサブ時間から現在取得されているターゲットサブ時間について、現在時間がターゲットサブ時間よりも遅く、又は現在時間と次のターゲットサブ時間との間の時間差が第二の予め設定される値よりも小さい場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新する。前記次のターゲットサブ時間は、前記N個のサブ時間を時系列にソートした後に、前記ターゲットサブ時間と隣接し且つ前記ターゲットサブ時間の後に続くサブ時間であり、前記アイコン名は、次のターゲットサブ時間に対応する第二のターゲットサブイベントの内容情報を含み、前記第二のアイコンは、前記第二のターゲットサブイベントに対応するアイコンである。
【0041】
例えば、現在時間がターゲットサブ時間よりも遅い場合、ターゲットサブ時間に対応するサブイベントがすでに発生しており、又はターゲットサブ時間に対応するサブイベントの次のイベントが1時間後に発生することを示し、第二のターゲットアプリケーションのアイコンを次のイベントに対応するアイコンに切り替え、例えばアイコン名を次のイベントの内容に変える。さらに、その日のターゲットサブ時間がすべて履歴時間と呼ばれる場合、その日に備考イベントがないことを示し、第二のターゲットアプリケーションのアイコン名は、アプリケーション自体の名称、例えばメモ、カレンダーなどとして表示されてもよい。ユーザのプライバシーを保護するために、ユーザは、第二のターゲットアプリケーションのアイコン名をサブイベント内容として表示する機能をオフにしてもよい。
【0042】
本出願の実施例では、備考イベントが複数のサブイベントを含む場合、N個のサブイベントに対応するN個のサブ時間を時系列にソートし、そして最も早いサブ時間から順にターゲットサブ時間を取得し、それらが予め設定される条件を満たすかどうかを判定し、予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新し、それによって電子機器は、備考イベントのサブイベントに基づいてターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを自動的に更新することで、ユーザが手動で変更する必要がなくなり、ユーザがアイコンを変更する時間を節約することができる。
【0043】
本出願の一つの実施例では、ターゲット対象が予め設定される条件を満たす場合、ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを更新するステップ101は、
前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションによって受信されたメッセージである場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの第一の現在表示モードを第三の表示モードに更新することを含み、前記第三の表示モードは、前記メッセージに対応し、前記第三の表示モードは、第三のアイコンを表示するために用いられ、前記第一の現在表示モードは、第四のアイコンを表示するために用いられ、前記第三のアイコンと前記第四のアイコンは、パターン、色と形状のうちの少なくとも一つが異なる。
【0044】
ターゲット対象がターゲットアプリケーションによって受信されたメッセージである場合、ターゲットアプリケーションは、第三のターゲットアプリケーションであってもよい。前記第三のターゲットアプリケーションは、通知受信機能を備えるアプリケーション、例えば情報アプリケーション、ショッピングアプリケーション、資産運用アプリケーション、アプリストアアプリケーション、テーマストアアプリケーション、ゲームアプリケーション、ビデオアプリケーション、音楽再生アプリケーションなどを含む。
【0045】
通知受信機能を備えるアプリケーションにとって、通知情報を受信しており且つ通知情報が未読であることと、通知情報を受信していないことは二つの異なる状態であり、通知情報を受信した時に、第三のターゲットアプリケーションのアイコンにマークを設定してもよく、このマークは通知情報の件数である。
【0046】
例えば、未読通知情報がある場合、第三のターゲットアプリケーションのアイコン、例えばアプリストア、テーマストア、ゲームセンターなどの通知能力を備えるアプリケーションのアイコンは、形状、色又はパターンが変化し、パターンの変化は、変化前後のアイコンにおいて、パターンが変化しないが、パターンの表示角度が変化し、例えばある角度回転するか、又は、パターンが回転した後に、パターンがアイコンの右上の情報通知件数に向くように具現化され、アプリストア、テーマストア、ゲームセンターのようなショッピングモール系アイコンは、未読通知情報がある場合、アイコンの中の店の扉が開くか、又はレジ袋の開口部が大きくなり、その中の内容が光を伴って露出する。つまり、形状、色又は角度の変化によって、第三のターゲットアプリケーションの現在の状態が変化したことをユーザに知らせることができる。
【0047】
本出願の実施例では、前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションによって受信されたメッセージである場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの第一の現在表示モードを第三の表示モードに更新し、前記第三の表示モードは、前記メッセージに対応し、前記第三の表示モードは、第三のアイコンを表示するために用いられ、前記第一の現在表示モードは、第四のアイコンを表示するために用いられ、前記第三のアイコンと前記第四のアイコンは、パターン、色と形状のうちの少なくとも一つが異なり、それによって電子機器は、ターゲットアプリケーションによって受信されたメッセージに基づいてターゲットアプリケーションのアイコンの第一の現在表示モードを自動的に更新することで、ユーザが手動で変更する必要がなくなり、ユーザがアイコンを変更する時間を節約することができる。また、ユーザは、第三のターゲットアプリケーションのアイコンに基づいて第三のターゲットアプリケーションの状態を把握することもでき、便利で直感的であり、それによってユーザは、第三のターゲットアプリケーションの運行状態をタイムリーに把握することができる。
【0048】
本出願の一つの実施例では、ターゲット対象が予め設定される条件を満たす場合、ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを更新するステップ101は、
前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションの状態である場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの第二の現在表示モードを第四の表示モードに更新することを含み、前記第四の表示モードは、前記ターゲットアプリケーションの状態に対応し、前記第四の表示モードは、第五のアイコンを表示するために用いられ、前記第二の現在表示モードは、第六のアイコンを表示するために用いられ、前記第五のアイコンと前記第六のアイコンは、パターン、色と形状のうちの少なくとも一つが異なる。
【0049】
第三のターゲットアプリケーションは、フォルダアプリケーション、メモ帳アプリケーション、メモアプリケーションなどをさらに含んでもよい。
【0050】
ターゲット対象がターゲットアプリケーションの状態である場合、ターゲットアプリケーションは、第四のターゲットアプリケーションであってもよい。電子機器のアプリケーションの状態は、アプリケーションの現在の運行状態として理解されてもよく、例えばオーディオ再生アプリケーションにとって、再生中は一つの運行状態であり、再生の一時停止は別の運行状態であり、また例えば、運行していない状態とバックグラウンドで運行している状態である。第四のターゲットアプリケーションが運行していない状態にある場合、第三のターゲットアプリケーションは第六のアイコンとして表示され、第四のターゲットアプリケーションがバックグラウンドで運行している状態にある場合、第四のターゲットアプリケーションは第五のアイコンであり、第六のアイコンと第五のアイコンは、パターンが同じであるが、色が異なり、ユーザは、第四のターゲットアプリケーションのアイコンの色によって、第四のターゲットアプリケーションがバックグラウンドで運行している状態にあるかどうかを決定することができ、それによってユーザは、電子機器におけるバックグラウンドで運行している状態にあるアプリケーションを容易に把握することができ、便利で直感的である。
【0051】
電子機器のアプリケーションの状態は、アプリケーションの記録状態、又はアプリケーションの通知状態などであってもよく、メモ帳アプリケーションにとって、メモ帳が記録情報を含む場合、メモ帳アプリケーションは記録状態であり、メモ帳が記録情報を含まない場合、メモ帳アプリケーションは空状態であり、
第四のターゲットアプリケーションはさらに、オーディオ再生アプリケーション、カレンダーウィジェットアプリケーション、時計ウィジェットアプリケーションなどであってもよく、第四のターゲットアプリケーションはアセンブリ(ウィジェットとも呼ばれてもよい)を含み、即ち電子機器では、第四のターゲットアプリケーションが起動していない時、表示アセンブリの形式で表示され、又は、第四のターゲットアプリケーションが起動した後に、表示アセンブリの形式で表示される。表示アセンブリを含む第四のターゲットアプリケーションに対して、電子機器におけるアプリケーションの表示をより豊かにするために、本実施例では、第四のターゲットアプリケーションの表示アセンブリの表示様式を設定する。
【0052】
異なるアプリケーションは、異なる状態情報を有し、例えばオーディオ再生アプリケーションの表示アセンブリにとって、オーディオ再生アプリケーションの状態情報は、再生中、及び再生されたオーディオの名称などを含み、オーディオ再生アプリケーションの状態情報は、一時停止中をさらに含む。オーディオ再生アプリケーションの状態情報が再生中であれば、オーディオ再生アプリケーションの表示アセンブリの名称をオーディオの名称に設定し、即ちアセンブリ名は、状態情報に基づいて決定される。また、表示アセンブリのパターンを設定することにより、アセンブリ表示の面白さを増やすこともできる。
【0053】
本実施例では、前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションの状態である場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの第二の現在表示モードを第四の表示モードに更新し、前記第四の表示モードは、前記ターゲットアプリケーションの状態に対応し、前記第四の表示モードは、第五のアイコンを表示するために用いられ、前記第二の現在表示モードは、第六のアイコンを表示するために用いられ、前記第五のアイコンと前記第六のアイコンは、パターン、色と形状のうちの少なくとも一つが異なり、それによって電子機器は、ターゲットアプリケーションの状態に基づいて、ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを自動的に更新することで、ユーザが手動で変更する必要がなくなり、ユーザがアセンブリ表示様式を変更する時間を節約することができる。
【0054】
説明すべきこととして、本出願の実施例によるアイコン表示方法では、実行本体は、アイコン表示装置、又はこのアイコン表示装置におけるアイコン表示方法を実行してロードするための制御モジュールであってもよい。本出願の実施例では、アイコン表示装置がアイコン表示方法を実行してロードすることを例にして、本出願の実施例によるアイコン表示方法を説明する。
【0055】
図3に示すように、本出願の実施例は、アイコン表示装置300を提供し、この装置は、
ターゲット対象が予め設定される条件を満たす場合、ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを更新するための更新モジュール301を含む。ここで、前記ターゲット対象は、システム時間と、前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントと、前記ターゲットアプリケーションによって受信されたメッセージと、前記ターゲットアプリケーションの状態とのうちの少なくとも一つを含む。
【0056】
本出願の一つの実施例では、前記更新モジュール301は、
前記ターゲット対象がシステム時間であり、且つ前記システム時間が予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第一の表示モードに更新するための第一の更新サブモジュールを含み、前記第一の表示モードは、前記システム時間に対応し、前記第一の表示モードは、第一のアイコンを表示するために用いられる。
【0057】
本出願の一つの実施例では、前記更新モジュール301は、
前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントであり、且つ前記イベントが予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新するための第二の更新サブモジュールを含み、前記第二の表示モードは、前記イベントに対応し、前記第二の表示モードは、予め設定されるマークを含む第二のアイコンと、前記イベントの内容情報を含むアイコン名とのうちの少なくとも一つを表示するために用いられる。
【0058】
本出願の一つの実施例では、前記第二の更新サブモジュールは、
前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントである場合、前記イベントがN個のサブイベントを含めば、N個のサブイベントに対応するN個のサブ時間を取得することと、
前記N個のサブ時間から取得されたターゲットサブ時間について、現在時間が前記ターゲットサブ時間よりも早く、且つ前記現在時間と前記ターゲットサブ時間との間の時間差が第一の予め設定される値以上である場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新することであって、前記アイコン名は、前記ターゲットサブ時間に対応する第一のターゲットサブイベントの内容情報を含み、前記第二のアイコンは、前記第一のターゲットサブイベントに対応するアイコンであること、又は、現在時間が前記ターゲットサブ時間よりも遅く、又は前記現在時間と次のターゲットサブ時間との間の時間差が第二の予め設定される値よりも小さい場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新することであって、前記アイコン名は、次のターゲットサブ時間に対応する第二のターゲットサブイベントの内容情報を含み、前記第二のアイコンは、前記第二のターゲットサブイベントに対応するアイコンであり、前記次のターゲットサブ時間は、前記N個のサブ時間を時系列にソートした後に、前記ターゲットサブ時間と隣接し且つ前記ターゲットサブ時間の後に続くサブ時間であることとに用いられる。
ここで、前記ターゲットサブ時間は、時系列に順に前記N個のサブ時間から取得されたサブ時間である。
【0059】
本出願の一つの実施例では、前記更新モジュール301は、
前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションによって受信されたメッセージである場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの第一の現在表示モードを第三の表示モードに更新するための第三の更新サブモジュールを含み、前記第三の表示モードは、前記メッセージに対応し、前記第三の表示モードは、第三のアイコンを表示するために用いられ、前記第一の現在表示モードは、第四のアイコンを表示するために用いられ、前記第三のアイコンと前記第四のアイコンは、パターン、色と形状のうちの少なくとも一つが異なる。
【0060】
本出願の一つの実施例では、前記更新モジュール301は、
前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションの状態である場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの第二の現在表示モードを第四の表示モードに更新するための第四の更新サブモジュールを含み、前記第四の表示モードは、前記ターゲットアプリケーションの状態に対応し、前記第四の表示モードは、第五のアイコンを表示するために用いられ、前記第二の現在表示モードは、第六のアイコンを表示するために用いられ、前記第五のアイコンと前記第六のアイコンは、パターン、色と形状のうちの少なくとも一つが異なる。
【0061】
本出願の実施例におけるアイコン表示装置は、装置であってもよく、端末における部材、集積回路、又はチップであってもよい。この装置は、移動電子機器であってもよく、非移動電子機器であってもよい。例示的には、移動電子機器は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップコンピュータ、車載電子機器、ウェアラブルデバイス、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer、UMPC)、ネットブック又はパーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)などであってもよく、非移動電子機器は、サーバ、ネットワーク接続型ストレージ(Network Attached Storage、NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer、PC)、テレビ(television、TV)、預入支払機又はセルフサービス機などであってもよく、本出願の実施例は、具体的に限定しない。
【0062】
本出願の実施例におけるアイコン表示装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。このオペレーティングシステムは、アンドロイド(Android)オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例は、具体的に限定しない。
【0063】
本出願の実施例によるアイコン表示装置300は、図1の方法の実施例における電子機器の各プロセスを実現することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここではこれ以上説明しない。
【0064】
本実施例におけるアイコン表示装置300は、ターゲット対象が予め設定される条件を満たす場合、ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを更新する。ここで、前記ターゲット対象は、システム時間と、前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントと、前記ターゲットアプリケーションによって受信されたメッセージと、前記ターゲットアプリケーションの状態とのうちの少なくとも一つを含む。このように、電子機器は、ターゲット対象に基づいてターゲットアプリケーションの表示モードを自動的に更新することで、ユーザが手動で変更する必要がなくなり、ユーザがターゲットアプリケーションのためにアイコンを変更する時間を節約することができるとともに、ユーザの多様な需要を満たし、電子機器のデスクトップ又はインターフェース表示の面白さを増やすこともできる。
【0065】
選択的に、本出願の実施例は、電子機器をさらに提供し、プロセッサと、メモリと、メモリ上に記憶されており、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、上記アイコン表示方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0066】
注意すべきこととして、本出願の実施例における電子機器は、以上に記載の移動電子機器と非移動電子機器を含む。
【0067】
図4は、本出願の実施例を実現する電子機器のハードウェア構造概略図である。
【0068】
この電子機器500は、無線周波数ユニット501、ネットワークモジュール502、オーディオ出力ユニット503、入力ユニット504、センサ505、表示ユニット506、ユーザ入力ユニット507、インターフェースユニット508、メモリ509、及びプロセッサ510などの部材を含むが、それらに限らない。
【0069】
当業者であれば理解できるように、電子機器500は、各部材に給電する電源(例えば、電池)をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ510にロジック的に接続されてもよく、それにより電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。図4に示す電子機器の構造は、電子機器に対する限定を構成せず、電子機器は、図示された部材の数よりも多く又は少ない部材、又はいくつかの部材の組み合わせ、又は異なる部材の配置を含んでもよく、ここではこれ以上説明しない。
【0070】
ここで、プロセッサ510は、ターゲット対象が予め設定される条件を満たす場合、ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを更新するために用いられる。ここで、前記ターゲット対象は、システム時間と、前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントと、前記ターゲットアプリケーションによって受信されたメッセージと、前記ターゲットアプリケーションの状態とのうちの少なくとも一つを含み、
さらに、プロセッサ510はさらに、前記ターゲット対象がシステム時間であり、且つ前記システム時間が予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第一の表示モードに更新するために用いられ、前記第一の表示モードは、前記システム時間に対応し、前記第一の表示モードは、第一のアイコンを表示するために用いられる。
【0071】
さらに、プロセッサ510はさらに、前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントであり、且つ前記イベントが予め設定される条件を満たす場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新するために用いられ、前記第二の表示モードは、前記イベントに対応し、前記第二の表示モードは、予め設定されるマークを含む第二のアイコンと、前記イベントの内容情報を含むアイコン名とのうちの少なくとも一つを表示するために用いられる。
【0072】
さらに、プロセッサ510はさらに、前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントである場合、前記イベントがN個のサブイベントを含めば、N個のサブイベントに対応するN個のサブ時間を取得することと、
前記N個のサブ時間から取得されたターゲットサブ時間について、現在時間が前記ターゲットサブ時間よりも早く、且つ前記現在時間と前記ターゲットサブ時間との間の時間差が第一の予め設定される値以上である場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新することであって、前記アイコン名は、前記ターゲットサブ時間に対応する第一のターゲットサブイベントの内容情報を含み、前記第二のアイコンは、前記第一のターゲットサブイベントに対応するアイコンであること、又は、現在時間が前記ターゲットサブ時間よりも遅く、又は前記現在時間と次のターゲットサブ時間との間の時間差が第二の予め設定される値よりも小さい場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを第二の表示モードに更新することであって、前記アイコン名は、次のターゲットサブ時間に対応する第二のターゲットサブイベントの内容情報を含み、前記第二のアイコンは、前記第二のターゲットサブイベントに対応するアイコンであり、前記次のターゲットサブ時間は、前記N個のサブ時間を時系列にソートした後に、前記ターゲットサブ時間と隣接し且つ前記ターゲットサブ時間の後に続くサブ時間であることとに用いられる。
ここで、前記ターゲットサブ時間は、時系列に順に前記N個のサブ時間から取得されたサブ時間である。
【0073】
さらに、プロセッサ510はさらに、前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションによって受信されたメッセージである場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの第一の現在表示モードを第三の表示モードに更新するために用いられ、前記第三の表示モードは、前記メッセージに対応し、前記第三の表示モードは、第三のアイコンを表示するために用いられ、前記第一の現在表示モードは、第四のアイコンを表示するために用いられ、前記第三のアイコンと前記第四のアイコンは、パターン、色と形状のうちの少なくとも一つが異なる。
【0074】
さらに、プロセッサ510はさらに、前記ターゲット対象が前記ターゲットアプリケーションの状態である場合、前記ターゲットアプリケーションのアイコンの第二の現在表示モードを第四の表示モードに更新するために用いられ、前記第四の表示モードは、前記ターゲットアプリケーションの状態に対応し、前記第四の表示モードは、第五のアイコンを表示するために用いられ、前記第二の現在表示モードは、第六のアイコンを表示するために用いられ、前記第五のアイコンと前記第六のアイコンは、パターン、色と形状のうちの少なくとも一つが異なる。
【0075】
本実施例における電子機器は、ターゲット対象が予め設定される条件を満たす場合、ターゲットアプリケーションのアイコンの表示モードを更新する。ここで、前記ターゲット対象は、システム時間と、前記ターゲットアプリケーションにプリセットされているイベントと、前記ターゲットアプリケーションによって受信されたメッセージと、前記ターゲットアプリケーションの状態とのうちの少なくとも一つを含む。このように、電子機器は、ターゲット対象に基づいてターゲットアプリケーションの表示モードを自動的に更新することで、ユーザが手動で変更する必要がなくなり、ユーザがターゲットアプリケーションのためにアイコンを変更する時間を節約することができるとともに、ユーザの多様な需要を満たし、電子機器のデスクトップ又はインターフェース表示の面白さを増やすこともできる。
【0076】
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、前記可読記憶媒体上にはプログラム又は命令が記憶されており、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、上記アイコン表示方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここではこれ以上説明しない。
【0077】
ここで、前記プロセッサは、上記実施例に記載の電子機器におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ可読記憶媒体、例えばコンピュータリードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどを含む。
【0078】
本出願の実施例は、チップをさらに提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、上記アイコン表示方法の実施例の各プロセスを実現するために用いられ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここではこれ以上説明しない。
【0079】
理解すべきこととして、本出願の実施例に言及されたチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどと呼ばれてもよい。
【0080】
説明すべきこととして、本明細書では、用語である「含む」、「包含」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合、「・・・を1つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。なお、指摘すべきこととして、本出願の実施の形態における方法と装置の範囲は、図示又は討論された順序で機能を実行することに限らず、関わる機能に基づいて基本的に同時である方式又は逆の順序で機能を実行することを含んでもよく、例えば記述されたものとは異なる手順で記述された方法を実行することができるとともに、様々なステップを追加、省略又は組み合わせることができる。また、いくつかの例を参照して記述された特徴は、他の例で組み合わせられることができる。
【0081】
以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように、上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されることができる。無論、ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者は、より好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本出願の技術案は、実質には又は従来の技術に寄与した部分がソフトウェア製品の形式によって具現化されてもよい。このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器などであってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の命令を含む。
【0082】
以上は、図面を結び付けながら、本出願の実施例を記述したが、本出願は、上記の具体的な実施の形態に限らない。上記の具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本出願の示唆のもとで、本出願の趣旨と請求項が保護する範囲から逸脱しない限り、多くの形式を行うこともでき、それらは、いずれも本出願の保護範囲に属する。
図1
図2a
図2b
図2c
図2d
図3
図4