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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-09-17
(45)【発行日】2024-09-26
(54)【発明の名称】電動車両
(51)【国際特許分類】
   B62K 5/007 20130101AFI20240918BHJP
   B62J 9/21 20200101ALI20240918BHJP
   B62J 43/16 20200101ALI20240918BHJP
   B62J 45/00 20200101ALI20240918BHJP
   B62J 45/41 20200101ALI20240918BHJP
   B62J 45/42 20200101ALI20240918BHJP
   B62J 50/30 20200101ALI20240918BHJP
   A61G 5/04 20130101ALI20240918BHJP
【FI】
B62K5/007
B62J9/21
B62J43/16
B62J45/00
B62J45/41
B62J45/42
B62J50/30
A61G5/04 703
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2021030344
(22)【出願日】2021-02-26
(65)【公開番号】P2022131409
(43)【公開日】2022-09-07
【審査請求日】2023-12-01
(73)【特許権者】
【識別番号】000002082
【氏名又は名称】スズキ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001564
【氏名又は名称】フェリシテ弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】仁田脇 邦浩
【審査官】渡邊 義之
(56)【参考文献】
【文献】特開2020-117182(JP,A)
【文献】特開2014-226194(JP,A)
【文献】特開2015-159829(JP,A)
【文献】特開2011-218075(JP,A)
【文献】特開2017-197134(JP,A)
【文献】特開平10-167145(JP,A)
【文献】特開平9-24889(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2015/025066(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B62K 5/007
B62K 5/003
B62J 9/21
B62J 43/16
B62J 45/00
B62J 45/41
B62J 45/42
B62J 50/30
A61G 5/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電動車両であって、
車体フレームと、
前記車体フレームの後方部分に設けられ、背もたれ及び肘掛を有する着座シートと、
前記着座シートの下方或いは後方に設けられるバッテリと、
前記電動車両の前方の視野範囲の3次元位置データを取得するセンサと、
前記車体フレームの前方部分に設けられているバスケットと、
前記バスケットの後方に設けられるレッグシールドと、
前記センサによって取得されたデータに対して演算処理を施す電子機器とを備え、
前記電子機器は、前記バスケットの前面と前記レッグシールドとの間に設けられることを特徴とする電動車両。
【請求項2】
前記電子機器は、前記バスケットの内部において、前記バスケットの後方において起立する後壁に沿って設けられ、
前記バスケットの内部に、手荷物の収容空間と前記電子機器の収容空間とを区分する仕切り壁が設けられることを特徴とする請求項1に記載の電動車両。
【請求項3】
前記バスケットの底面と隣接して前記車体フレームに取り付けられるベースブラケットと、
前記ベースブラケットの左側部分及び右側部分に取り付けられる電子機器ブラケットとを備え、
前記電子機器ブラケットは、左右方向から前記電子機器を保持することを特徴とする請求項2に記載の電動車両。
【請求項4】
車幅方向に延び、前記後壁に隣接して前記車体フレームに取り付けられるブレースと、
前記ブレースに取り付けられ、前記センサを保持するセンサブラケットとを備え、
前記電子機器ブラケットの左側部分及び右側部分は、いずれも前記電子機器よりも上方まで延び、いずれも上方で前記ブレースに連結することを特徴とする請求項3に記載の電動車両。
【請求項5】
前記電子機器の収容空間に設けられ、前記電子機器に外気を流すファンと、
前記電子機器の収容空間に設けられ、通気のためのダクトと、
前記電子機器の後面に設けられ、車幅方向に延び上下方向に複数並ぶフィンと、
前記フィンの後方に設けられるダクトプレートとを備え、
前記ダクトプレートは、前記電子機器ブラケットに保持され、
前記ダクトの一方は、前記後壁及び前記レッグシールドを導通する孔を覆い、
前記ダクトの他方は、上下方向に延びて前記ダクトプレートの右面又は左面を覆うことを特徴とする請求項3又は4に記載の電動車両。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動車両に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、シニアカーの車体に設けた距離センサや速度センサから得た情報をコントローラで処理することにより、危険な場所への侵入を警告したり防止したりする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2011-218075号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、シニアカーのバッテリは、車体に対して大型であるため、着座シートの下方や後方等の搭乗者の居住性を損なわない箇所に配置される。
【0005】
また、自動運転の提供のためには、センサや、かかるセンサからの情報を処理する高性能なCPU又はGPUを有する電子機器が必要であり、機能確保のために電子機器が大型化することがある。
【0006】
特許文献1に開示されている従来技術では、搭乗者の居住性を確保するためには、かかる電子機器をバッテリとまとめて配置している。
【0007】
しかしながら、このような配置とすると、レイアウト性は優れるが、バッテリからの放電が電子機器に電磁ノイズを与える恐れがあり、結果としてバッテリの電力消費が早まる恐れや電子機器の誤作動を起こすおそれがあった。
【0008】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、バッテリの電力消費を抑え、電子機器の誤作動を回避することができる電動車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
一実施形態に係る電動車両は、車体フレームと、前記車体フレームの後方部分に設けられ、背もたれ及び肘掛を有する着座シートと、前記着座シートの下方或いは後方に設けられるバッテリと、前記電動車両の前方の視野範囲の3次元位置データを取得するセンサと、前記車体フレームの前方部分に設けられているバスケットと、前記バスケットの後方に設けられるレッグシールドと、前記センサによって取得されたデータに対して演算処理を施す電子機器とを備え、前記電子機器は、前記バスケットの前面と前記レッグシールドとの間に設けられることを要旨とする。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は、一実施形態に係る電動車両1の全体構成の一例を示す図である。
図2図2は、一実施形態に係る電動車両1のバスケット40の内部の一例を説明するための図である。
図3図3は、図1におけるX-X断面図である。
図4図4は、一実施形態に係る電動車両1の前方部分の一例の要部を示す図である。
図5図5は、一実施形態に係る電動車両1のダクト130及びダクトプレート140の配置の一例を説明するための図である。
図6図6は、一実施形態に係る電動車両1のダクトプレート140の配置の一例を説明するための図である。
図7図7は、一実施形態に係る電動車両1の前方部分の一例を後方から見た図である。
図8図8は、一実施形態に係る電動車両1のダクト130及びダクトプレート140の配置の一例を説明するための図である。
図9図9は、一実施形態に係る電動車両1の前方部分の下部の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0012】
以下、図1図9を参照して、本発明の一実施形態に係る電動車両1について説明する。ここで、図1は、本実施形態に係る電動車両1の全体構成の一例を示す図であり、図2は、本実施形態に係る電動車両1のバスケット40の内部の一例を説明するための図であり、図3は、図1におけるX-X断面図(ハンドルを含む操作ユニット5を削除した状態)であり、図4は、本実施形態に係る電動車両1の前方部分の一例の要部(バスケット40や操作ユニット5を削除した状態)を示す図であり、図5は、本実施形態に係る電動車両1のダクト130及びダクトプレート140の配置の一例を説明するための図であり、図6は、本実施形態に係る電動車両1のダクトプレート140の配置の一例を説明するための図であり、図7は、本実施形態に係る電動車両1の前方部分の一例を後方から見た図であり、図8は、本実施形態に係る電動車両1のダクト130及びダクトプレート140の配置の一例を説明するための図(図4におけるY-Yの位置の断面を示す図)であり、図9は、本実施形態に係る電動車両1の前方部分の下部の一例を説明するための図である。
【0013】
例えば、本実施形態に係る電動車両1は、シニアカーや自動運転型電動車両や小型電動車両等と呼ばれるものであってもよい。
【0014】
図1に示すように、本実施形態に係る電動車両1は、車体フレーム110と、着座シート10と、バッテリ20と、センサ30A~30Dと、バスケット40と、電子機器60とを備えている。
【0015】
車体フレーム110に、左右一対の前輪3及び後輪4が、図示しないサスペンションを介して支持される。車体フレーム110は、その一部を除き、前部カバー51やレッグシールド50やフロア52や後部カバー53等からなる樹脂製カバーによって覆われる。車体フレーム110のステアリングシャフト110Bの上端には、ハンドルや計器類を有する操作ユニット5が設けられる。
【0016】
ここで、図1に示すように、前部カバー51は、バスケット40の下方Dに設けられ、レッグシールド50は、バスケット40の後方Bに設けられ、後部カバー53は、着座シート10の下方Dに設けられる。フロア52は、後部カバー53の下方Dに設けられ、前部カバー51との連結部分から電動車両1の後方端まで延びる。
【0017】
着座シート10は、車体フレーム110の後方部分に設けられ、背もたれ11及び肘掛12を有する。搭乗者は、着座シート10に座り、足をフロア52に乗せる。
【0018】
バッテリ20は、着座シート10の下方D或いは後方Bに設けられる。例えば、図1に示すように、バッテリ20は、車体フレーム110に搭載され、後部カバー53で覆われる位置に配置される。
【0019】
センサ30Aは、電動車両1の前方Fの視野範囲の3次元位置データを取得する。例えば、センサ30Aは、任意のセンサであり、LiDAR(Light Detection and Ranging或いはLaser Imaging Detection and Ranging)であってもよいし、ステレオカメラであってもよい。センサ30Dも同様に、電動車両1の前方Fの視野範囲の3次元位置データを取得する。本実施例では、LiDARであるセンサ30A及びステレオカメラであるセンサ30Dの2つのセンサがバスケット上方に設けられているが、どちらか一方だけでも、あるいは両方を備えていてもよい。
【0020】
図2に示すように、バスケット40は、車体フレーム110の前方部分に設けられる。バスケット40は、前方F側の面である前面40F及び後方B側の面である後面40Bを有している。ここで、バスケット40の後面40Bは、レッグシールド50の前方F側の面である前面50Fを兼ねる。
【0021】
レッグシールド50の前面50Fと後面50Bとの間には、上下方向に延びるステアリングシャフト110Bが設けられる。
【0022】
電子機器60は、センサ30A~30Dによって取得されたデータに対して演算処理を施す。電子機器60は、かかる演算処理を行うことが可能なCPUやGPUを有する。
【0023】
図2及び図3に示すように、電子機器60は、バスケット40の前面40Fとレッグシールド50(具体的には、レッグシールド50の前面50F或いは後面50B)との間に設けられる。
【0024】
かかる構成によれば、搭乗者に認知及び干渉されにくく、居住性を損ねない場所であるバスケット40の前面40Fとレッグシールド50との間に高性能なCPUやGPUを有する電子機器60を配置することができる。
【0025】
また、かかる構成によれば、電子車両1の前方Fに設けられるセンサ30A~30Dに近い位置に電子機器60を配置することで、配線を簡単にすることができる。
【0026】
また、かかる構成によれば、バスケット40或いはレッグシールド50によって電子機器60を外部の衝撃から保護することができる。
【0027】
さらに、かかる構成によれば、バッテリ20及び電子機器60を離れた位置に配置することで、電子機器60に対する電磁ノイズの影響を抑制することができる。
【0028】
図3に示すように、電子機器60は、バスケット40の内部において、バスケット40の後方Bにおいて起立する後壁(後面)40Bに沿って設けられてもよい。また、図3に示すように、バスケット40の内部に、手荷物の収容空間401と電子機器60の収容空間402とを区分する仕切り壁40Wが設けられてもよい。
【0029】
かかる構成によれば、バスケット40の内部に仕切り壁40Wを設けることで、電子機器60を、内包して保持して保護しつつ搭乗者に認知及び干渉されにくい場所に配置できる。
【0030】
図4に示すように、電子車両1は、ベースブラケット70と、電子機器ブラケット80とを更に備えてもよい。
【0031】
図3に示すように、ベースブラケット70は、バスケット40の底面と隣接して車体フレーム110(具体的には、車体フレーム110に含まれるシャーシフレーム110A)に取り付けられてもよい。ここで、シャーシフレーム110Aは、電動車両1の前方部分において上方向Uに延びる。
【0032】
図4に示すように、電子機器ブラケット80は、ベースブラケット70の左側部分及び右側部分に取り付けられてもよい。また、図4に示すように、電子機器ブラケット80は、左右方向から電子機器60を保持してもよい。
【0033】
かかる構成によれば、電子機器60をバスケット40の内部に剛性を高めて保持することができる。
【0034】
また、図3に示すように、バスケット40は、シャーシフレーム110Aに上方Uから取り付けられてもよい。また、図3に示すように、ベースブラケット70は、バスケット40の上方U(或いは、下方D)からシャーシフレーム110Aに取り付けられてもよい。さらに、図3に示すように、仕切り壁40Wは、ベースブラケット70に上方Uから取り付けられてもよい。
【0035】
かかる構成によれば、様々な部品をベースブラケット70に取り付けることができ、組付け性を向上させることができる。
【0036】
図3及び図4に示すように、電子車両1は、ブレース90と、センサブラケット100とを更に備えてもよい。
【0037】
図3及び図4に示すように、ブレース90は、車幅方向Wに延び、バスケット40の後壁(後面)40Bに隣接して車体フレーム110(具体的には、車体フレーム110に含まれるシャーシフレーム110A)に取り付けられてもよい。
【0038】
図3及び図4に示すように、センサブラケット100は、ブレース90に取り付けられ、センサ30Aを保持してもよい。
【0039】
図4に示すように、電子機器ブラケット80の左側部分及び右側部分は、いずれも電子機器60よりも上方Uまで延び、いずれも上方Uでブレース90に連結してもよい。
【0040】
かかる構成によれば、電子機器ブラケット80及びセンサ30Aについて剛性を高めて保持することができる。
【0041】
図3に示すように、バスケット40は、シャーシフレーム110Aに前方F(或いは、後方B)から取り付けられてもよい。図3に示すように、ブレース90は、バスケット40の前方Fからシャーシフレーム110Aに取り付けられてもよい。図3に示すように、センサブラケット100は、ブレース90に前方Fから取り付けられてもよい。
【0042】
かかる構成によれば、種々の部品をブレース90に取り付けることができ、組付け性を向上させることができる。
【0043】
図2図3図5及び図6に示すように、電子車両1は、電子機器60に外気2を流すファン120と、通気のためのダクト130と、フィン60Aと、ダクトプレート140とを更に備えてもよい。
【0044】
図2及び図3に示すように、ファン120及びダクト130は、電子機器60の収容空間402に設けられてもよい。
【0045】
図3に示すように、フィン60Aは、電子機器60の後面に設けられ、車幅方向Wに延び、上下方向に複数並ぶ。図3に示すように、ダクトプレート140は、フィン60Aの後方Bに設けられてもよい。
【0046】
ここで、図6に示すように、ダクトプレート140は、電子機器ブラケット80に保持されてもよい。
【0047】
また、図5及び図7に示すように、ダクト130の一方は、バスケット40の後壁40B及びレッグシールド50を導通する孔を覆い(図7の部分Aを参照)、図8に示すように、ダクト130の他方は、上下方向に延びてダクトプレート140の右面又は左面を覆ってもよい。
【0048】
かかる構成によれば、図2に示すように、ファン120に流された外気2は、ダクトプレート140によって整流されフィン60Aを通過することで効率的に電子機器60を冷却することができる。
【0049】
ここで、ファン120は、外気2を吸い込んでもよいし、外気2を吐き出してもよい。本実施形態では、ファン120は、レッグシールド50内に外気2を吐出するため、騒音及び搭乗者に排気が掛かることを防ぐことができる。ここで、レッグシールド50内に排気された空気は、電気車両1の下方Dから排出されてもよい。
【0050】
図9に示すように、電動車両1は、一対のセンサブラケット150A/150Bと、ロアブレース160とを更に備えてもよい。
【0051】
図9に示すように、ロアブレース160は、電動車両1の前方F且つ下方Dに設けられてもよい。図9に示すように、一対のセンサブラケット150A/150Bは、ロアブレース160から車幅方向Wの外側に延びてもよい。
【0052】
図9に示すように、センサ30Bは、センサブラケット150Aに取り付けられ、センサ30Cは、センサブラケット150Bに取り付けられてもよい。
【0053】
具体的には、図9に示すように、センサブラケット150A/150Bは、アーム151A/151B及び保持部152A/152Bをそれぞれ有してもよい。
【0054】
図9に示すように、アーム151A/151Bは、ロアブレース160から車幅方向Wの外側に延びる部分であり、保持部152A/152Bは、センサ30B/30Cをそれぞれ保持する部分であってもよい。
【0055】
上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
【産業上の利用可能性】
【0056】
本実施形態によれば、バッテリ20の電力消費を抑え、電子機器60の誤作動を回避することができる電動車両1を提供することができる。
【符号の説明】
【0057】
1…電動車両
2…外気
3…前輪
4…後輪
5…操作ユニット
10…着座シート
11…背もたれ
12…肘掛
20…バッテリ
30A、30B、30C、30D…センサ
40…バスケット
40F…バスケットの前面
40B…バスケットの後面(後壁)
40W…仕切り壁
50…レッグシールド
50F…レッグシールドの前面
50B…レッグシールドの後面
51…前部カバー
52…フロア
53…後部カバー
60…電子機器
60A…フィン
70…ベースブラケット
80…電子機器ブラケット
90…ブレース
100、150A、150B…センサブラケット
110…車体フレーム
110A…シャーシフレーム
110B…ステアリングシャフト
120…ファン
130…ダクト
140…ダクトプレート
151A、151B…アーム
152A、152B…保持部
160…ロアブレース
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9