(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-09-17
(45)【発行日】2024-09-26
(54)【発明の名称】接続確立のための方法および装置
(51)【国際特許分類】
H04W 76/16 20180101AFI20240918BHJP
H04W 36/14 20090101ALI20240918BHJP
H04W 88/06 20090101ALI20240918BHJP
【FI】
H04W76/16
H04W36/14
H04W88/06
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2023084363
(22)【出願日】2023-05-23
(62)【分割の表示】P 2021546885の分割
【原出願日】2019-07-09
【審査請求日】2023-06-20
(31)【優先権主張番号】PCT/CN2019/075412
(32)【優先日】2019-02-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】598036300
【氏名又は名称】テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
(74)【代理人】
【識別番号】100109726
【氏名又は名称】園田 吉隆
(74)【代理人】
【識別番号】100150670
【氏名又は名称】小梶 晴美
(74)【代理人】
【識別番号】100194294
【氏名又は名称】石岡 利康
(72)【発明者】
【氏名】カン, チュイイン
【審査官】望月 章俊
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2019/031434(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2019/0037636(US,A1)
【文献】Huawei, Hisilicon,TS 23.501: Update of handling Ethernet and Unstructured PDU session types when moving to EPS[online],3GPP TSG SA WG2 #124 S2-178844,フランス,Internet:<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_sa/WG2_Arch/TSGS2_124_Reno/Docs/S2-178844.zip>,2017年11月21日,[検索日 2024.05.01]
【文献】Ericsson, OPPO,TS 23.503: clause 6.1.2.1 access and mobility policy control[online],3GPP TSG SA WG2 #123 S2-177739,フランス,Internet:<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_sa/WG2_Arch/TSGS2_123_Ljubljana/Docs/S2-177739.zip>,2017年10月30日,[検索日 2024.05.01]
【文献】3GPP TS 23.502 V15.4.1,フランス,2019年01月07日,[検索日 2024.05.01]
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W4/00-H04W99/00
H04B7/24-H04B7/26
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末デバイスにおける方法であって、
第1のネットワークノードに、第1の技術による第1のタイプの接続である第1の接続の確立のための第1の要求を送出することであって、前記第1の要求は、前記端末デバイスが第2の技術による前記第1のタイプの接続である第2の接続をサポートするかどうかについての第1の指示を含む、第1の要求を送出すること、を含み、
前記第1のタイプがイーサネットタイプであり、前記第1の技術が第5世代(5G)であり、前記第2の技術がエボルブドパケットシステム(EPS)である、
方法。
【請求項2】
前記第1のネットワークノードから、前記第1の要求に対する応答を受信することであって、前記応答は、前記第2の接続が第2のネットワークノードによってサポートされるかどうかについての第2の指示を含む、前記第1の要求に対する応答を受信するこ
と
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第2の指示に基づいて、前記端末デバイスと前記第2のネットワークノードの両方が前記第2の接続をサポートするかどうかを決定することと、
前記端末デバイスと前記第2のネットワークノードの両方が前記第2の接続をサポートすると決定したとき、前記第1のネットワークノードに、前記第1の接続から前記第2の接続に移行するための第2の要求を送出することと
をさらに含む、請求項
2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1の接続がイーサネットタイプのプロトコルデータユニット(PDU)セッションであり、前記第2の接続がイーサネットタイプのパケットデータネットワーク(PDN)接続である、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記第1のネットワークノードが、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)であり、
前記第2のネットワークノードが、ホームネットワークまたは訪問先ネットワーク内の5GとEPSの両方をサポートするセッション管理ノードである、請求項
2または3に記載の方法。
【請求項6】
第1のネットワークノードにおける方法であって、
端末デバイスから、第1の技術による第1のタイプの接続である第1の接続の確立のための第1の要求を受信することであって、前記第1の要求は、前記端末デバイスが第2の技術による前記第1のタイプの接続である第2の接続をサポートするかどうかについての第1の指示を含む、第1の要求を受信すること、を含み、
前記第1のタイプがイーサネットタイプであり、前記第1の技術が第5世代(5G)であり、前記第2の技術がエボルブドパケットシステム(EPS)である、
方法。
【請求項7】
第2のネットワークノードに、前記第1の接続の確立のための第2の要求を送出することであって、前記第2の要求が前記第1の指示を含む、第2の要求を送出することと、
前記第2のネットワークノードから、前記第2の接続が前記第2のネットワークノードによってサポートされるかどうかについての第2の指示を受信することと、
前記第2の指示を前記端末デバイスに送出することと
をさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記第2の要求が、第3のネットワークノードを介して前記第2のネットワークノードに送出され、前記第2の指示が、前記第3のネットワークノードを介して前記第2のネットワークノードから受信されるか、または、
前記第1の要求が、第3のネットワークノードを介して前記端末デバイスからであり、前記第2の指示が、前記第3のネットワークノードを介して前記端末デバイスに送出される、請求項
7に記載の方法。
【請求項9】
前記第1の技術から前記第2の技術に移行するための要件に応答して、前記第2のネットワークノードに、第4のネットワークノードが前記第2の接続をサポートするかどうかについての第3の指示を送出することと、
前記第2のネットワークノードから、前記第2の接続が使用されるべきであるのか、前記第2の技術による第2のタイプの接続である第3の接続が使用されるべきであるのかについての第4の指示を受信することと、
前記第4の指示を前記第4のネットワークノードに送出することと
をさらに含む、請求項7または8に記載の方法。
【請求項10】
前記第1の接続がイーサネットタイプのプロトコルデータユニット(PDU)セッションであり、前記第2の接続がイーサネットタイプのパケットデータネットワーク(PDN)接続である、請求項6から9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
前記第1のネットワークノードが、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)であり、
前記第2のネットワークノードが、ホームネットワークまたは訪問先ネットワーク内の5GとEPSの両方をサポートするセッション管理ノードであり、
前記第3のネットワークノードが、訪問先ネットワーク内のセッション管理機能(SMF)である、または、
前記第1のネットワークノードが、訪問先ネットワーク内のSMFであり、
前記第2のネットワークノードが、ホームネットワークまたは訪問先ネットワーク内の5GとEPSの両方をサポートするセッション管理ノードであり、
前記第3のネットワークノードがAMFである、請求項8に記載の方法。
【請求項12】
前記第4のネットワークノードが、モビリティ管理エンティティ(MME)であり、
前記第2のタイプが非IPタイプである、請求項
9に記載の方法。
【請求項13】
第2のネットワークノードにおける方法であって、
第1のネットワークノードから、端末デバイスのための第1の技術による第1のタイプの接続である第1の接続の確立のための第2の要求を受信することであって、前記第2の要求は、前記端末デバイスが第2の技術による前記第1のタイプの接続である第2の接続をサポートするかどうかについての第1の指示を含む、第2の要求を受信すること、を含み、
前記第1のタイプがイーサネットタイプであり、前記第1の技術が第5世代(5G)であり、前記第2の技術がエボルブドパケットシステム(EPS)である、
方法。
【請求項14】
前記第2の接続が前記第2のネットワークノードによってサポートされるかどうかについての第2の指示を決定することと、
前記第2の指示を前記第1のネットワークノードに送出することと
をさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記第2の指示は、前記第2の接続が前記端末デバイスと前記第2のネットワークノードの両方によってサポートされるかどうかについてであり、および/または、前記第2の要求が、第3のネットワークノードを介して前記第1のネットワークノードから受信され、前記第2の指示が、前記第3のネットワークノードを介して前記第1のネットワークノードに送出される、請求項
14に記載の方法。
【請求項16】
前記第1のネットワークノードから、第4のネットワークノードが前記第2の接続をサポートするかどうかについての第3の指示を受信することと、
前記第1の指示および前記第3の指示に基づいて、前記第2の接続が前記端末デバイスのために使用されるべきであるのか、前記第2の技術による第2のタイプの接続である第3の接続が前記端末デバイスのために使用されるべきであるのかについての第4の指示を決定することと、
前記第4の指示を前記第1のネットワークノードに送出することと
をさらに含む、請求項
15に記載の方法。
【請求項17】
前記第4の指示を決定することは、
前記端末デバイスと、前記第2のネットワークノードと、前記第4のネットワークノードとが、前記第2の接続をサポートするとき、前記第2の接続が前記端末デバイスのために使用されるべきであると決定することと、
前記第4のネットワークノードが、前記第3の接続をサポートするが前記第2の接続をサポートしないとき、前記第3の接続が前記端末デバイスのために使用されるべきであると決定することと
を含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記第1の接続がイーサネットタイプのプロトコルデータユニット(PDU)セッションであり、前記第2の接続がイーサネットタイプのパケットデータネットワーク(PDN)接続である、請求項13から17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項19】
前記第1のネットワークノードが、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)であり、
前記第2のネットワークノードが、ホームネットワークまたは訪問先ネットワーク内の5GとEPSの両方をサポートするセッション管理ノードであり、
前記第3のネットワークノードが、訪問先ネットワーク内のセッション管理機能(SMF)であり、
前記第4のネットワークノードが、モビリティ管理エンティティ(MME)であり、
前記第2のタイプが非IPタイプである、請求項
16に記載の方法。
【請求項20】
端末デバイスであって、
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのメモリと
を備え、前記少なくとも1つのメモリが、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含んでおり、それにより、前記端末デバイスが、
第1のネットワークノードに、第1の技術による第1のタイプの接続である第1の接続の確立のための第1の要求を送出することであって、前記第1の要求は、前記端末デバイスが第2の技術による前記第1のタイプの接続である第2の接続をサポートするかどうかについての第1の指示を含む、第1の要求を送出するこ
と、
を行うように動作可能であり、
前記第1のタイプがイーサネットタイプであり、前記第1の技術が第5世代(5G)であり、前記第2の技術がエボルブドパケットシステム(EPS)である、
端末デバイス。
【請求項21】
第1のネットワークノードであって、
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのメモリと
を備え、前記少なくとも1つのメモリが、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含んでおり、それにより、前記第1のネットワークノードが、
端末デバイスから、第1の技術による第1のタイプの接続である第1の接続の確立のための第1の要求を受信することであって、前記第1の要求は、前記端末デバイスが第2の技術による前記第1のタイプの接続である第2の接続をサポートするかどうかについての第1の指示を含む、第1の要求を受信すること、
を行うように動作可能であり、
前記第1のタイプがイーサネットタイプであり、前記第1の技術が第5世代(5G)であり、前記第2の技術がエボルブドパケットシステム(EPS)である、
第1のネットワークノード。
【請求項22】
第2のネットワークノードであって、
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのメモリと
を備え、前記少なくとも1つのメモリが、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含んでおり、それにより、前記第2のネットワークノードが、
第1のネットワークノードから、端末デバイスのための第1の技術による第1のタイプの接続である第1の接続の確立のための第2の要求を受信することであって、前記第2の要求は、前記端末デバイスが第2の技術による前記第1のタイプの接続である第2の接続をサポートするかどうかについての第1の指示を含む、第2の要求を受信すること、
を行うように動作可能であり、
前記第1のタイプがイーサネットタイプであり、前記第1の技術が第5世代(5G)であり、前記第2の技術がエボルブドパケットシステム(EPS)である、
第2のネットワークノード。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示の実施形態は、一般に通信に関し、より詳細には、接続確立のための方法および装置に関する。
【背景技術】
【0002】
このセクションは、本開示のより良い理解を容易にし得る態様を紹介する。したがって、このセクションの記述は、この観点において読み取られるべきであり、従来技術にあるものまたは従来技術にないものに関する承認として理解されるべきではない。
【0003】
エボルブドパケットシステム(EPS)について、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)技術仕様(TS)23.401 v16.1.0によれば、パケットデータネットワーク(PDN)接続は、以下で説明されるように、PDNタイプIP(すなわち、IPv4、IPv6、IPv4v6)、または非IP(ただし、イーサネットでない)を有し得る。IPという用語は、インターネットプロトコルを指す。IPv4という用語はIPバージョン4を指し、IPv6という用語はIPバージョン6を指し、IPv4v6という用語はIPバージョン4/バージョン6を指す。
3.1 規定
PDN接続:APNによって表されるPDNと、(IP PDNタイプの場合)1つのIPv4アドレスおよび/または1つのIPv6プレフィックスによって表されるか、あるいは(非IP PDNタイプの場合)UE識別情報によって表されるUEとの間の関連付け。
デフォルトベアラ:新しいPDN接続のために最初に確立され、PDN接続の有効期間全体にわたって確立されたままであるEPSベアラ。
【0004】
3GPP TS23.401 v16.1.0によれば、PDNは、デフォルトベアラと、随意に1つまたは複数のデディケーテッドベアラとを含んでいる。デフォルトベアラは、非保証ビットレート(非GBR)ベアラである。GBRに関係するネットワークリソースは、デディケーテッドベアラによってのみ達成され得る。
4.7.2.1 EPSベアラ全般
...
仕様のこのリリースにおいて、デディケーテッドベアラは、IP PDNコネクティビティサービスについてサポートされるにすぎない。
...
UEがPDNに接続したとき、1つのEPSベアラが確立され、そのEPSベアラは、そのPDNへの常時オンのIPコネクティビティをUEに提供するために、PDN接続の有効期間全体にわたって確立されたままである。そのベアラは、デフォルトベアラと呼ばれる。同じPDN接続のために確立される任意の追加のEPSベアラは、デディケーテッドベアラと呼ばれる。
...
EPSベアラは、、EPSベアラに関連する保証ビットレート(GBR)値に関係するデディケーテッドネットワークリソースが、ベアラ確立/変更において(たとえば、eノードBにおけるアドミッション制御機能によって)永続的に割り当てられる場合、GBRベアラと呼ばれる。他の場合、EPSベアラは、非GBRベアラと呼ばれる。
...
デディケーテッドベアラは、GBRベアラまたは非GBRベアラのいずれかであり得る。デフォルトベアラは、非GBRベアラであるものとする。
【0005】
3GPP TS23.401 v16.1.0によれば、非IP PDNタイプのPDN接続についてのデディケーテッドベアラ(たとえば、GBRデディケーテッドベアラ)はサポートされない。
4.3.17.8 非IPデータ配信(NIDD)のサポート
4.3.17.8.1 全般
...
デディケーテッドベアラは、非IPデータについてサポートされない。
【0006】
第5世代システム(5GS)について、3GPP TS23.501 v15.4.0によれば、プロトコルデータユニット(PDU)セッションは、タイプIP(v4、v6、v4v6)、イーサネット、または非構造化のものであり得る。
3.1 規定
...
PDUセッション:PDUコネクティビティサービスを提供する、UEとデータネットワークとの間の関連付け。
PDUセッションタイプ:IPv4、IPv6、IPv4v6、イーサネット、または非構造化であり得る、PDUセッションのタイプ。
【0007】
3GPP TS23.501 v15.4.0および3GPP TS23.503 v15.4.0によれば、GBRサービス品質(QoS)フローも、イーサネットタイプのPDUセッションについてサポートされる。3GPP TS23.501 v15.4.0からの抜粋は、以下の通りである。
3.1 規定
...
5G QoSフロー:5GシステムにおけるQoSフォワーディング処置についての最も細かいグラニュラリティ(granularity)。同じ5G QoSフローにマッピングされたすべてのトラフィックが、同じフォワーディング処置(たとえば、スケジューリングポリシ、キュー管理ポリシ、レートシェーピングポリシ、RLC設定など)を受信する。異なるQoSフォワーディング処置を提供することは、別個の5G QoSフローを必要とする。
5.7.1.1 QoSフロー
5G QoSモデルは、QoSフローに基づく。5G QoSモデルは、保証フロービットレートを必要とするQoSフロー(GBR QoSフロー)と保証フロービットレートを必要としないQoSフロー(非GBR QoSフロー)の両方をサポートする。....
3GPP TS23.503 v15.4.0からの抜粋は、以下の通りである。
4.3.3.2 QoS制御要件
4.3.3.2.1 サービスデータフローレベルにおけるQoS制御
IPタイプとイーサネットタイプの両方のサービスデータフローのために適用可能な、SMFにおいて、サービスデータフローごとにQoS制御を適用することが可能であるものとする。
...
4.3.3.2.2 QoSフローレベルにおけるQoS制御
...
PCCフレームワークが、PDUセッションのパケットトラフィックについてのQoSの制御をサポートすることが可能であるものとする。
...
PCCフレームワークは、保証ビットレートを必要とするQoSフロー(GBRベアラ)と、保証ビットレートがないQoSフロー(非GBRベアラ)とをハンドリングすることが可能であるものとする。
【発明の概要】
【0008】
本発明の概要は、発明を実施するための形態において以下でさらに説明される概念の選択を簡略化された形で紹介するために提供される。本発明の概要は、請求される主題の主要な特徴または不可欠な特徴を識別するものではなく、請求される主題の範囲を限定するために使用されるものでもない。
【0009】
本開示の目的のうちの1つは、接続確立のための改善されたソリューションを提供することである。
【0010】
本開示の第1の態様によれば、端末デバイスにおいて実装される方法が提供される。本方法は、第1のネットワークノードに、第1の技術による第1のタイプの接続である第1の接続の確立のための第1の要求を送出することを含む。第1の要求は、端末デバイスが、第2の技術による第1のタイプの接続である第2の接続をサポートするかどうかについての第1の指示を含む。本方法は、第1のネットワークノードから、第1の要求に対する応答を受信することをさらに含む。応答は、第2の接続が第2のネットワークノードによってサポートされるかどうかについての第2の指示を含む。
【0011】
本開示の一実施形態では、本方法は、第2の指示に基づいて、端末デバイスと第2のネットワークノードの両方が第2の接続をサポートするかどうかを決定することをさらに含む。本方法は、端末デバイスと第2のネットワークノードの両方が第2の接続をサポートすると決定したとき、第1のネットワークノードに、第1の接続から第2の接続に移行するための第2の要求を送出することをさらに含む。
【0012】
本開示の一実施形態では、第1のタイプはイーサネットタイプである。
【0013】
本開示の一実施形態では、第1の技術は第5世代(5G)であり、第2の技術はロングタームエボリューション(LTE:long term evolution)である。
【0014】
本開示の一実施形態では、第1の接続はイーサネットタイプのプロトコルデータユニット(PDU)セッションであり、第2の接続はイーサネットタイプのパケットデータネットワーク(PDN)接続である。
【0015】
本開示の一実施形態では、第1のネットワークノードは、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)である。第2のネットワークノードは、ホームネットワークまたは訪問先ネットワーク内の5GとLTEの両方をサポートするセッション管理ノードである。
【0016】
本開示の第2の態様によれば、第1のネットワークノードにおいて実装される方法が提供される。本方法は、端末デバイスから、第1の技術による第1のタイプの接続である第1の接続の確立のための第1の要求を受信することを含む。第1の要求は、端末デバイスが、第2の技術による第1のタイプの接続である第2の接続をサポートするかどうかについての第1の指示を含む。本方法は、第2のネットワークノードに、第1の接続の確立のための第2の要求を送出することをさらに含む。第2の要求は、第1の指示を含む。本方法は、第2のネットワークノードから、第2の接続が第2のネットワークノードによってサポートされるかどうかについての第2の指示を受信することをさらに含む。本方法は、第2の指示を端末デバイスに送出することをさらに含む。
【0017】
本開示の一実施形態では、第2の要求は、第3のネットワークノードを介して第2のネットワークノードに送出され、第2の指示は、第3のネットワークノードを介して第2のネットワークノードから受信される。代替的に、第1の要求は、第3のネットワークノードを介して端末デバイスから受信され、第2の指示は、第3のネットワークノードを介して端末デバイスに送出される。
【0018】
本開示の一実施形態では、本方法は、第1の技術から第2の技術に移行するための要件に応答して、第2のネットワークノードに、第4のネットワークノードが第2の接続をサポートするかどうかについての第3の指示を送出することをさらに含む。本方法は、第2のネットワークノードから、第2の接続が使用されるべきであるのか、第2の技術による第2のタイプの接続である第3の接続が使用されるべきであるのかについての第4の指示を受信することをさらに含む。本方法は、第4の指示を第4のネットワークノードに送出することをさらに含む。
【0019】
本開示の一実施形態では、第1のタイプはイーサネットタイプである。
【0020】
本開示の一実施形態では、第1の技術は5Gであり、第2の技術はLTEである。
【0021】
本開示の一実施形態では、第1の接続はイーサネットタイプのPDUセッションであり、第2の接続はイーサネットタイプのPDN接続である。
【0022】
本開示の一実施形態では、第1のネットワークノードはAMFである。第2のネットワークノードは、ホームネットワークまたは訪問先ネットワーク内の5GとLTEの両方をサポートするセッション管理ノードである。第3のネットワークノードは、訪問先ネットワーク内のSMFである。
【0023】
本開示の一実施形態では、第1のネットワークノードは、訪問先ネットワーク内のSMFである。第2のネットワークノードは、ホームネットワークまたは訪問先ネットワーク内の5GとLTEの両方をサポートするセッション管理ノードである。第3のネットワークノードはAMFである。
【0024】
本開示の一実施形態では、第4のネットワークノードは、モビリティ管理エンティティ(MME)である。第2のタイプは非IPタイプである。
【0025】
本開示の第3の態様によれば、第2のネットワークノードにおいて実装される方法が提供される。本方法は、第1のネットワークノードから、端末デバイスのための第1の技術による第1のタイプの接続である第1の接続の確立のための第2の要求を受信することを含む。第1の要求は、端末デバイスが、第2の技術による第1のタイプの接続である第2の接続をサポートするかどうかについての第1の指示を含む。本方法は、第2の接続が第2のネットワークノードによってサポートされるかどうかについての第2の指示を決定することをさらに含む。本方法は、第2の指示を第1のネットワークノードに送出することをさらに含む。
【0026】
本開示の一実施形態では、第2の指示は、第2の接続が端末デバイスと第2のネットワークノードの両方によってサポートされるかどうかについてである。
【0027】
本開示の一実施形態では、第2の要求は、第3のネットワークノードを介して第1のネットワークノードから受信される。第2の指示は、第3のネットワークノードを介して第1のネットワークノードに送出される。
【0028】
本開示の一実施形態では、本方法は、第1のネットワークノードから、第4のネットワークノードが第2の接続をサポートするかどうかについての第3の指示を受信することをさらに含む。本方法は、第1の指示および第3の指示に基づいて、第2の接続が端末デバイスのために使用されるべきであるのか、第2の技術による第2のタイプの接続である第3の接続が端末デバイスのために使用されるべきであるのかについての第4の指示を決定することをさらに含む。本方法は、第4の指示を第1のネットワークノードに送出することをさらに含む。
【0029】
本開示の一実施形態では、第4の指示を決定することは、端末デバイスと、第2のネットワークノードと、第4のネットワークノードとが、第2の接続をサポートするとき、第2の接続が端末デバイスのために使用されるべきであると決定することを含む。第4の指示を決定することは、第4のネットワークノードが、第3の接続をサポートするが第2の接続をサポートしないとき、第3の接続が端末デバイスのために使用されるべきであると決定することをさらに含む。
【0030】
本開示の一実施形態では、第1のタイプはイーサネットタイプである。
【0031】
本開示の一実施形態では、第1の技術は5Gであり、第2の技術はLTEである。
【0032】
本開示の一実施形態では、第1の接続はイーサネットタイプのPDUセッションであり、第2の接続はイーサネットタイプのPDN接続である。
【0033】
本開示の一実施形態では、第1のネットワークノードはAMFである。第2のネットワークノードは、ホームネットワークまたは訪問先ネットワーク内の5GとLTEの両方をサポートするセッション管理ノードである。第3のネットワークノードは、訪問先ネットワーク内のSMFである。
【0034】
本開示の一実施形態では、第4のネットワークノードはMMEである。第2のタイプは非IPタイプである。
【0035】
本開示の第4の態様によれば、端末デバイスが提供される。端末デバイスは、少なくとも1つのプロセッサと少なくとも1つのメモリとを備える。少なくとも1つのメモリは、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含んでおり、それにより、端末デバイスは、第1のネットワークノードに、第1の技術による第1のタイプの接続である第1の接続の確立のための第1の要求を送出するように動作可能である。第1の要求は、端末デバイスが、第2の技術による第1のタイプの接続である第2の接続をサポートするかどうかについての第1の指示を含む。端末デバイスは、第1のネットワークノードから、第1の要求に対する応答を受信するようにさらに動作可能である。応答は、第2の接続が第2のネットワークノードによってサポートされるかどうかについての第2の指示を含む。
【0036】
本開示の一実施形態では、端末デバイスは、上記の第1の態様による方法を実施するように動作可能であり得る。
【0037】
本開示の第5の態様によれば、第1のネットワークノードが提供される。第1のネットワークノードは、少なくとも1つのプロセッサと少なくとも1つのメモリとを備える。少なくとも1つのメモリは、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含んでおり、それにより、第1のネットワークノードは、端末デバイスから、第1の技術による第1のタイプの接続である第1の接続の確立のための第1の要求を受信するように動作可能である。第1の要求は、端末デバイスが、第2の技術による第1のタイプの接続である第2の接続をサポートするかどうかについての第1の指示を含む。第1のネットワークノードは、第2のネットワークノードに、第1の接続の確立のための第2の要求を送出するようにさらに動作可能である。第2の要求は、第1の指示を含む。第1のネットワークノードは、第2のネットワークノードから、第2の接続が第2のネットワークノードによってサポートされるかどうかについての第2の指示を受信するようにさらに動作可能である。第1のネットワークノードは、第2の指示を端末デバイスに送出するようにさらに動作可能である。
【0038】
本開示の一実施形態では、第1のネットワークノードは、上記の第2の態様による方法を実施するように動作可能であり得る。
【0039】
本開示の第6の態様によれば、第2のネットワークノードが提供される。第2のネットワークノードは、少なくとも1つのプロセッサと少なくとも1つのメモリとを備える。少なくとも1つのメモリは、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含んでおり、それにより、第2のネットワークノードは、第1のネットワークノードから、端末デバイスのための第1の技術による第1のタイプの接続である第1の接続の確立のための第2の要求を受信するように動作可能である。第1の要求は、端末デバイスが、第2の技術による第1のタイプの接続である第2の接続をサポートするかどうかについての第1の指示を含む。第2のネットワークノードは、第2の接続が第2のネットワークノードによってサポートされるかどうかについての第2の指示を決定するようにさらに動作可能である。第2のネットワークノードは、第2の指示を第1のネットワークノードに送出するようにさらに動作可能である。
【0040】
本開示の一実施形態では、第2のネットワークノードは、上記の第3の態様による方法を実施するように動作可能であり得る。
【0041】
本開示の第7の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、少なくとも1つのプロセッサに、上記の第1から第3の態様のいずれかによる方法を実施させる命令を備える。
【0042】
本開示の第8の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、少なくとも1つのプロセッサに、上記の第1から第3の態様のいずれかによる方法を実施させる命令を備える。
【0043】
本開示の第9の態様によれば、端末デバイスが提供される。端末デバイスは、第1のネットワークノードに、第1の技術による第1のタイプの接続である第1の接続の確立のための第1の要求を送出するための送出モジュールを備える。第1の要求は、端末デバイスが、第2の技術による第1のタイプの接続である第2の接続をサポートするかどうかについての第1の指示を含む。端末デバイスは、第1のネットワークノードから、第1の要求に対する応答を受信するための受信モジュールをさらに備える。応答は、第2の接続が第2のネットワークノードによってサポートされるかどうかについての第2の指示を含む。
【0044】
本開示の第10の態様によれば、第1のネットワークノードが提供される。第1のネットワークノードは、端末デバイスから、第1の技術による第1のタイプの接続である第1の接続の確立のための第1の要求を受信するための第1の受信モジュールを備える。第1の要求は、端末デバイスが、第2の技術による第1のタイプの接続である第2の接続をサポートするかどうかについての第1の指示を含む。第1のネットワークノードは、第2のネットワークノードに、第1の接続の確立のための第2の要求を送出するための第1の送出モジュールをさらに備える。第2の要求は、第1の指示を含む。第1のネットワークノードは、第2のネットワークノードから、第2の接続が第2のネットワークノードによってサポートされるかどうかについての第2の指示を受信するための第2の受信モジュールをさらに備える。第1のネットワークノードは、第2の指示を端末デバイスに送出するための第2の送出モジュールをさらに備える。
【0045】
本開示の第11の態様によれば、第2のネットワークノードが提供される。第2のネットワークノードは、第1のネットワークノードから、端末デバイスのための第1の技術による第1のタイプの接続である第1の接続の確立のための第2の要求を受信するための受信モジュールを備える。第1の要求は、端末デバイスが、第2の技術による第1のタイプの接続である第2の接続をサポートするかどうかについての第1の指示を含む。第2のネットワークノードは、第2の接続が第2のネットワークノードによってサポートされるかどうかについての第2の指示を決定するための決定モジュールをさらに備える。第2のネットワークノードは、第2の指示を第1のネットワークノードに送出するための送出モジュールをさらに備える。
【0046】
本開示のある(1つまたは複数の)実施形態によれば、接続確立プロセスが容易にされ得る。
【0047】
本開示のこれらおよび他の目的、特徴および利点は、添付の図面とともに読み取られるべきである、本開示の例示的な実施形態の以下の詳細な説明から明らかになろう。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【
図1】PDUセッションタイプとPDNタイプとの間のマッピングを示す図である。
【
図2】本開示の一実施形態による、端末デバイスにおいて実装される方法を示すフローチャートである。
【
図3】本開示の別の実施形態による、端末デバイスにおいて実装される方法を示すフローチャートである。
【
図4】本開示の一実施形態による、第1のネットワークノードにおいて実装される方法を示すフローチャートである。
【
図5】本開示の別の実施形態による、第1のネットワークノードにおいて実装される方法を示すフローチャートである。
【
図6】本開示の一実施形態による、第2のネットワークノードにおいて実装される方法を示すフローチャートである。
【
図7】本開示の別の実施形態による、第2のネットワークノードにおいて実装される方法を示すフローチャートである。
【
図8】本開示の一実施形態による、例示的なプロセスを示す図である。
【
図9】本開示の一実施形態による、例示的なプロセスを示す図である。
【
図10】本開示の一実施形態による、例示的なプロセスを示す図である。
【
図11】本開示の一実施形態による、例示的なプロセスを示す図である。
【
図12】本開示のいくつかの実施形態を実践する際に使用するのに好適な装置を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0049】
説明の目的で、以下の説明では、開示される実施形態の完全な理解を提供するために詳細が記載される。しかしながら、実施形態が、これらの具体的な詳細なしに、または等価な構成を用いて実装され得ることは、当業者には明らかである。
【0050】
現在、3GPP TS23.501およびTS23.502に従って、PDUセッションタイプとPDNタイプとの間のマッピングが、
図1に示されている。5GS-EPSモビリティにおいて、PDUセッションタイプイーサネットおよび非構造化は、非IP PDNタイプにマッピングされ、UEおよびPGW-C+SMFは、元のPDUセッションタイプを覚えており、UEが5GSに移動して戻るとき、元のイーサネットPDUセッションタイプまたは非構造化PDUセッションタイプは再開される。
【0051】
あるモバイルオペレータが、EPCにおいても、イーサネットトラフィックのためのデディケーテッドベアラをサポートすることを提案した。3GPP SA2#129bis会議において認められたドキュメントS2-1813344を参照されたい。そのような提案の論拠は、以下の通りである。
3GPPのエコシステムは、スマートフォンを超えて拡大し続けている、
世界の多くの部分は、5Gコアカバレッジ中にないことがある、
先進国における中小企業は、デディケーテッド屋内セルを入手しないことがある、
相応の数のアプリケーション(マシン)が、(IPなしで)イーサネットのみを使用することが予想される、
多くのマシンが、いくつかの保証を伴うQoS、たとえば、GBRベアラを必要とする
【0052】
ドキュメントS2-1813344では、2つのソリューション代替が、以下のように述べられる。
オプション-1 EPSにおいて新しいPDNタイプイーサネットを導入する、
オプション-2 EPSにおいて非IP PDNタイプを使用し、非IP PDNタイプのPDN接続のためのデディケーテッドベアラを可能にする
【0053】
EPSにおいて新しいPDNタイプイーサネットが導入されるべきである(すなわち、上記のオプション-1が採用される)という仮定の下で、UEが5GSからEPSに移動するとき、UEおよびネットワークが、EPSがPDNタイプイーサネットをサポートするかどうかを知るための機構がなく、したがって、PDUセッションタイプは、PDNタイプイーサネットにマッピングされ得ない。したがって、EPSにおけるイーサネットトラフィックのためのいくつかの保証を伴うQoS要件は可能でない。
【0054】
本開示は、接続確立のためのソリューションを提案する。以下で、ソリューションは、
図2~
図12を参照しながら詳細に説明される。
【0055】
本明細書で使用される「通信システム」という用語は、第1世代(1G)通信プロトコル、2G通信プロトコル、2.5G通信プロトコル、2.75G通信プロトコル、3G通信プロトコル、4G通信プロトコル、4.5G通信プロトコル、5G通信プロトコル、および/あるいは現在知られているかまたは将来において開発されることになる任意の他のプロトコルなど、任意の好適な通信規格に従うシステムを指す。さらに、通信システムにおける端末デバイスとネットワークノードとの間の通信は、限定はしないが、1G通信プロトコル、2G通信プロトコル、2.5G通信プロトコル、2.75G通信プロトコル、3G通信プロトコル、4G通信プロトコル、4.5G通信プロトコル、5G通信プロトコルを含む、任意の好適な世代の通信プロトコル、および/あるいは現在知られているかまたは将来において開発されることになる任意の他のプロトコルに従って実施され得る。
【0056】
以下では、異なる用語は、異なる通信システムにおける、同じまたは同様の機能をもつ、同じまたは同様のネットワーク機能またはネットワークノードを指し得る。したがって、本明細書で使用される特定の用語は、特定の用語に関係する通信システムのみに本開示を限定せず、これは、他の通信システムにより一般的に適用され得る。
【0057】
「端末デバイス」という用語は、たとえば、アクセス端末、ユーザ機器(UE)、移動局、モバイルユニット、加入者局などと呼ばれることもある。端末デバイスは、無線通信ネットワークにアクセスし、無線通信ネットワークからサービスを受信することができる、任意のエンドデバイスを指し得る。限定ではなく例として、端末デバイスは、ポータブルコンピュータ、デジタルカメラなどの画像キャプチャ端末デバイス、ゲーミング端末デバイス、音楽記憶および再生器具、モバイルフォン、セルラフォン、スマートフォン、タブレット、ウェアラブルデバイス、携帯情報端末(PDA)などを含み得る。
【0058】
モノのインターネット(IoT)シナリオでは、端末デバイスは、監視および/または測定を実施し、そのような監視および/または測定の結果を別の端末デバイスおよび/またはネットワーク機器に送信する、マシンまたは他のデバイスを表し得る。この場合、端末デバイスは、マシンツーマシン(M2M)デバイスであり得、M2Mデバイスは、3GPPコンテキストではマシン型通信(MTC)デバイスと呼ばれることがある。そのようなマシンまたはデバイスの特定の例は、センサー、電力計などの計量デバイス、産業用機械類、バイク、車両、あるいは家庭用または個人用電気器具、たとえば、冷蔵庫、テレビジョン、時計などの個人用ウェアラブルなどを含み得る。
【0059】
図2は、本開示の一実施形態による、端末デバイスにおいて実装される方法を示すフローチャートである。ブロック202において、端末デバイスは、第1のネットワークノードに、第1の技術による第1のタイプの接続である第1の接続の確立のための第1の要求を送出する。第1の要求は、端末デバイスが、第2の技術による第1のタイプの接続である第2の接続をサポートするかどうかについての第1の指示を含む。たとえば、第1のネットワークノードは、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)であり得る。第1のタイプは、イーサネットタイプであり得る。第1の技術は5Gであり得、第2の技術はLTEであり得る。したがって、第1の接続はイーサネットタイプのPDUセッションであり得、第2の接続はイーサネットタイプのPDN接続であり得る。例示的な例として、第1の要求は、PDUセッション確立要求であり得る。第1の指示は、任意の好適な形式をとり得る。
【0060】
ブロック204において、端末デバイスは、第1のネットワークノードから、第1の要求に対する応答を受信する。応答は、第2の接続が第2のネットワークノードによってサポートされるかどうかについての第2の指示を含む。たとえば、第2のネットワークノードは、ホームネットワークまたは訪問先ネットワーク内の5GとLTEの両方をサポートするセッション管理ノードであり得る。第1の指示と同様に、第2の指示は、任意の好適な形式をとり得る。例示的な例として、第1の要求に対する応答は、PDUセッション確立受付メッセージであり得る。
【0061】
図3は、本開示の別の実施形態による、端末デバイスにおいて実装される方法を示すフローチャートである。図示のように、方法は、ブロック202~204、306および308を含む。ブロック306において、端末デバイスは、第2の指示に基づいて、端末デバイスと第2のネットワークノードの両方が第2の接続をサポートするかどうかを決定する。ブロック308において、端末デバイスと第2のネットワークノードの両方が第2の接続をサポートすると決定したとき、端末デバイスは、第1のネットワークノードに、第1の接続から第2の接続に移行するための第2の要求を送出する。第2の要求は、5GS-EPSモビリティにおいて送出され得る。例示的な例として、第2の要求は、ハンドオーバに関する初期アタッチ要求メッセージであり得る。
【0062】
図4は、本開示の一実施形態による、第1のネットワークノードにおいて実装される方法を示すフローチャートである。たとえば、第1のネットワークノードは、後で説明されるように、訪問先ネットワーク内のAMFまたはSMFであり得る。ブロック402において、第1のネットワークノードは、端末デバイスから、第1の技術による第1のタイプの接続である第1の接続の確立のための第1の要求を受信する。第1の要求は、端末デバイスが、第2の技術による第1のタイプの接続である第2の接続をサポートするかどうかについての第1の指示を含む。たとえば、第1のタイプは、イーサネットタイプであり得る。第1の技術は5Gであり得、第2の技術はLTEであり得る。したがって、第1の接続はイーサネットタイプのPDUセッションであり得、第2の接続はイーサネットタイプのPDN接続であり得る。例示的な例として、第1の要求は、PDUセッション確立要求であり得る。第1の指示は、任意の好適な形式をとり得る。第1のネットワークノードがAMFである第1のオプションでは、第1の要求は、端末デバイスから直接受信される。第1のネットワークノードが訪問先ネットワーク内のSMFである第2のオプションでは、第1の要求は、AMFであり得る第3のネットワークノードを介して、端末デバイスから間接的に受信される。
【0063】
ブロック404において、第1のネットワークノードは、第2のネットワークノードに、第1の接続の確立のための第2の要求を送出する。第2の要求は、第1の指示を含む。たとえば、第2のネットワークノードは、ホームネットワークまたは訪問先ネットワーク内の5GとLTEの両方をサポートするセッション管理ノードであり得る。上記の第1のオプションでは、第2の要求は、訪問先ネットワーク内のSMFであり得る第3のネットワークノードを介して第2のネットワークノードに間接的に送出される。例示的な例として、第2の要求は、PDUSession_CreateSMContext要求であり得る。上記の第2のオプションでは、第2の要求は、第2のネットワークノードに直接送出され得る。例示的な例として、第2の要求は、PDUSession_Create要求であり得る。
【0064】
ブロック406において、第1のネットワークノードは、第2のネットワークノードから、第2の接続が第2のネットワークノードによってサポートされるかどうかについての第2の指示を受信する。第1の指示と同様に、第2の指示は、任意の好適な形式をとり得る。上記の第1のオプションでは、第2の指示は、訪問先ネットワーク内のSMFであり得る第3のネットワークノードを介して第2のネットワークノードから間接的に受信される。上記の第2のオプションでは、第2の指示は、第2のネットワークノードから直接受信される。
【0065】
ブロック408において、第1のネットワークノードは、第2の指示を端末デバイスに送出する。上記の第1のオプションでは、第2の指示は、端末デバイスに直接送出される。上記の第2のオプションでは、第2の指示は、AMFであり得る第3のネットワークノードを介して端末デバイスに間接的に送出される。
【0066】
図5は、本開示の別の実施形態による、第1のネットワークノードにおいて実装される方法を示すフローチャートである。図示のように、方法は、ブロック402~408、510、512および514を含む。ブロック510において、第1の技術から第2の技術に移行するための要件に応答して、第1のネットワークノードは、第2のネットワークノードに、第4のネットワークノードが第2の接続をサポートするかどうかについての第3の指示を送出する。たとえば、第3の指示は、コンテキスト要求メッセージ中で送出され得る。第1の指示および第2の指示と同様に、第3の指示は、任意の好適な形式をとり得る。第4のネットワークノードは、モビリティ管理エンティティ(MME)であり得る。ブロック512において、第1のネットワークノードは、第2のネットワークノードから、第2の接続が使用されるべきであるのか、第2の技術による第2のタイプの接続である第3の接続が使用されるべきであるのかについての第4の指示を受信する。たとえば、第4の指示は、コンテキスト応答メッセージ中で受信され得る。第2のタイプは非IPタイプであり得る。したがって、第3の接続は、非IPタイプのPDN接続であり得る。第1から第3の指示と同様に、第4の指示は、任意の好適な形式をとり得る。ブロック514において、第1のネットワークノードは、第4の指示を第4のネットワークノードに送出する。
【0067】
図6は、本開示の一実施形態による、第2のネットワークノードにおいて実装される方法を示すフローチャートである。たとえば、第2のネットワークノードは、ホームネットワークまたは訪問先ネットワーク内の5GとLTEの両方をサポートするセッション管理ノードであり得る。ブロック602において、第2のネットワークノードは、第1のネットワークノードから、端末デバイスのための第1の技術による第1のタイプの接続である第1の接続の確立のための第2の要求を受信する。第1の要求は、端末デバイスが、第2の技術による第1のタイプの接続である第2の接続をサポートするかどうかについての第1の指示を含む。ブロック602は、ブロック404に対応し、その詳細は、ここでは省略される。ブロック604において、第2のネットワークノードは、第2の接続が第2のネットワークノードによってサポートされるかどうかについての第2の指示を決定する。随意に、第2の指示は、第2の接続が端末デバイスと第2のネットワークノードの両方によってサポートされるかどうかについてであり得る。ブロック606において、第2のネットワークノードは、第2の指示を第1のネットワークノードに送出する。ブロック606は、ブロック406に対応し、その詳細は、ここでは省略される。
【0068】
図7は、本開示の別の実施形態による、第2のネットワークノードにおいて実装される方法を示すフローチャートである。図示のように、方法は、ブロック602~606、708、710および712を含む。ブロック708において、第2のネットワークノードは、第1のネットワークノードから、第4のネットワークノードが第2の接続をサポートするかどうかについての第3の指示を受信する。ブロック708は、ブロック510に対応し、その詳細は、ここでは省略される。ブロック710において、第2のネットワークノードは、第1の指示および第3の指示に基づいて、第2の接続が端末デバイスのために使用されるべきであるのか、第2の技術による第2のタイプの接続である第3の接続が端末デバイスのために使用されるべきであるのかについての第4の指示を決定する。たとえば、第2のタイプは非IPタイプであり得る。したがって、第3の接続は、非IPタイプのPDN接続であり得る。端末デバイスと、第2のネットワークノードと、第4のネットワークノードとが、第2の接続をサポートする場合、第2の接続が端末デバイスのために使用されるべきであると決定され得る。しかしながら、第4のネットワークノードが、第3の接続をサポートするが第2の接続をサポートしないとき、第3の接続が端末デバイスのために使用されるべきであると決定され得る。ブロック712において、第2のネットワークノードは、第4の指示を第1のネットワークノードに送出する。
【0069】
次に、本開示のソリューションについて説明するためにいくつかの実施形態がさらに説明される。第1の実施形態として、EPSイーサネット能力のネゴシエーションが、UEが5GSにおいてPDUセッションを確立するとき、実施される。UEが5GSにおいてイーサネットタイプのPDUセッションを確立するとき、UEは、EPSイーサネット能力をもSMFに提供する(すなわち、UEがEPSにおいてPDNタイプイーサネットをサポートする場合)。SMFがEPSにおいてPDNタイプイーサネットをサポートする場合、SMFは、ネットワークがEPSイーサネットPDNタイプが可能であることをUEに提供する。
【0070】
第2の実施形態として、N26を用いる5GS-EPSモビリティにおいて、MMEと、UEと、PGW-C+SMFとがイーサネットPDNタイプをサポートする場合、PGW-C+SMFは、イーサネットタイプのPDUセッションをイーサネットPDNタイプのPDN接続にマッピングする。UEおよびPGW-C+SMFがイーサネットPDNタイプをサポートするが、MMEが非IPタイプのみをサポートする(ただし、イーサネットPDNタイプをサポートしない)場合、PGW-C+SMFは、レガシーの場合のように非IPタイプを使用する(すなわち、3GPP Rel-15に記載されているネットワーク挙動)。このようにして、イーサネットトラフィックのために、保証QoSは、5GSにおいてもしあれば、UEがEPSに移動するときにも維持され得る。
【0071】
第3の実施形態として、N26を用いない5GS-EPSモビリティにおいて、ネットワークがEPSにおいてイーサネットPDNタイプをもサポートすることをUEが知っている場合、UEは、イーサネットタイプのPDUセッションをEPSに移動するためのハンドオーバに関する初期アタッチ要求中で、イーサネットPDNタイプを使用する。このようにして、イーサネットトラフィックのために、保証QoSは、5GSにおいてもしあれば、UEがEPSに移動するときにも維持され得る。
【0072】
図8~
図9は、上記の第1の実施形態による、例示的なプロセスを示す図である。このプロセスは、新しいPDNタイプイーサネットがEPSにおいて導入されるべきであると仮定する。PDUセッションタイプイーサネットが5GS-EPSモビリティにおいてPDNタイプイーサネットにマッピングされ得るように、UEとネットワークとは、
図8(非ローミングまたはローカルブレークアウトローミングの場合)および
図9(ホームルーティングされたローミングの場合)に示されているように、PDUセッション確立において、EPSイーサネット能力をネゴシエートする。理解しやすいように、関連するステップのみが図に示されていることに留意されたい。
【0073】
図8では、ステップ1において、UEがイーサネットタイプのPDUセッションを確立するとき、UEは、NASメッセージPDUセッション確立要求中に、EPSイーサネットがUEにおいてサポートされるかどうかの新しい指示を含める。随意に、EPSイーサネットサポート(EPS Ethernet supported)の新しい指示は、新しい5GSM(セッション管理)能力として送出され得るか、またはPCO(プロトコル設定オプション)において送出され得る。ステップ2において、新しい指示は、Nsmf_PDUSession_CreateSMContext要求のN1 SMコンテナ中で、AMFからPGW-C/SMFに送出される。ステップ3において、PGW-C+SMFとUEの両方がEPSイーサネットをサポートする場合、PGW-C+SMFはまた、「EPSイーサネット」サポートをUEに返す。ステップ4において、「EPSイーサネット」サポート指示は、N1N2Transfer要求中で、PGW-C+SMFからAMFに送出される。ステップ5において、「ネットワークにおけるEPSイーサネットサポート」指示は、AMFからUEに送出される。ステップ6において、PGW-C+SMFは、EPSイーサネットが後で使用するために(すなわち、5GS-EPSモビリティのために)サポートされるかどうかの情報を記憶し得る。ステップ7において、UEは、EPSイーサネットが後で使用するために(すなわち、5GS-EPSモビリティのために)サポートされるかどうかの情報を記憶し得る。
【0074】
図9では、ホームルーティングされたローミングの場合、
図8における非ローミングの場合と比較して、EPSイーサネット能力をハンドリングするのは、(V-SMFの代わりに)PGW-C+H-SMFである。EPSイーサネットサポートの新しい指示は、V-SMFにとって透過的である。
【0075】
上記のプロセスに従って、以下の更新が、現在の技術仕様3GPP TS23.502 V15.4.1に対して行われることが提案される。
4.11.5 5GCプロシージャへの影響
4.11.5.3 UE要求PDUセッション確立プロシージャ
以下の影響が、EPSとのインターワーキングをサポートするために、節4.3.2.2(UE要求PDUセッション確立プロシージャ)に適用可能である。
- ステップ1:PDUセッション確立要求メッセージ中に、UEは、SMF(またはホームルーティングローミングおけるHーSMF)への、EPSにおけるイーサネットサポートのUE能力をも含める。
- ステップ3:AMFは、SMFに送出されるNsmf_PDUSession_CreateSMContext要求メッセージ中に、EPSインターワーキング指示をも含める。
AMFは、たとえば、UE無線能力(たとえば、「S1モードサポート」)と、UEサブスクリプションデータ(たとえば、EPSに対するコアネットワークタイプ制限)とに基づいて、その指示を決定する。AMFは、UEがEPSインターワーキングをサポートするかどうかを指示するために、Nsmf_PDUSession_CreateSMContextまたはNsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求中に、EPSインターワーキング指示を含める。
- ステップ4:AMFから受信されたEPSインターワーキング指示が、UEがEPSインターワーキングをサポートすることを指示し、SMFが、たとえば、UEサブスクリプションデータ(たとえば、EPSインターワーキングについてこのDNNとS-NSSAIとが可能にされるかどうか)に基づいて、PDUセッションがEPSインターワーキングをサポートすると決定した場合、S5/S8インターフェースについてのPGW-C+SMF FQDNが、Nudm_UECM_Registraion要求中に含まれる。
- ステップ13 PDUセッション確立受付メッセージ中に、SMF(またはホームルーティングされたローミングにおけるH-SMF)は、イーサネットPDNタイプがサポートされるかどうかの情報をも含める。SMFおよびUEは、UEが5GSからEPSに移動するとき、イーサネットPDNタイプが後で使用するためにサポートされるかどうかの情報を記憶する。
【0076】
図10は、上記の第2の実施形態による、例示的なプロセスを示す図である。(TS23.502、節4.11.1.2.1のステップ2、N26インターフェースを使用する5GS-EPSハンドオーバ、またはTS23.502、節4.11.1.3.2のステップ5a、N26インターフェースを使用する5GSーEPSアイドルモードモビリティに対応する)ステップ2おいて、AMFがSMFからSMコンテキストを取り出すためにNsmf_PDUSession_Context要求を使用するとき、AMFが、非IP PDNタイプがサポートされるか否かのターゲットMME能力を提供することに加えて、AMFは、イーサネットPDNタイプがサポートされるかどうかのターゲットMME能力をも提供する。ステップ3において、MMEと、UEと、PGW-C+SMFとがイーサネットPDNタイプをサポートする場合、PGW-C+SMFは、イーサネットタイプのPDUセッションをイーサネットPDNタイプのPDN接続にマッピングする。UEおよびPGW-C+SMFがイーサネットPDNタイプをサポートするが、MMEが非IPタイプのみをサポートする(ただし、イーサネットPDNタイプをサポートしない)場合、PGW-C+SMFは、非IPタイプを使用し、PDN接続においてすべてのベアラを含む。ステップ5において、AMFは、イーサネットタイプPDN接続または非IPタイプPDN接続を含み得る。ステップ6において、MMEは、イーサネットタイプのためのPDN接続において複数のベアラを受け付けるものとする。MMEは、非IP PDNタイプのための複数のベアラを受け付け得る。ステップ8において、イーサネットパケットフィルタによりポリシ制御および課金(PCC)ルールが受信され、デディケーテッドベアラが確立されることになる場合、MMEおよびSGWは、PDNタイプが非IPタイプを指示する場合でも、デディケーテッドベアラ作成を受け付け得る。
【0077】
図11は、上記の第3の実施形態による、例示的なプロセスを示す図である。ステップ2において、ネットワークがEPSにおいてイーサネットPDNタイプをもサポートすることをUEが知っている場合、UEは、ハンドオーバに関する初期アタッチ要求中で、イーサネットPDNタイプを使用する。関与する機能に応じて、図中で連続して示されている2つのブロックが、事実上、実質的にコンカレントに実行され得るか、またはブロックが、時々、逆の順序で実行され得ることに留意されたい。
【0078】
上記のプロセスに従って、以下の更新が、現在の技術仕様3GPP TS23.502 V15.4.1に対して行われることが提案される。
N26を用いる5GS-EPSモビリティについて:
4.11.1.2.1 N26インターフェースを使用する5GS-EPSハンドオーバ
プロシージャは、EPCへのハンドオーバと、ステップ1~16におけるEPCにおけるデフォルトEPSベアラ、およびGBR QoSフローのためのデディケーテッドベアラのセットアップと、必要な場合、ステップ17における非GBR QoSフローのためのデディケーテッドEPSベアラの再アクティブ化とを伴う。このプロシージャは、たとえば、新しい無線状態、負荷分散により、あるいは通常ボイスまたはIMS緊急ボイスのQoSフローの存在下でトリガされ得、ソースNG-RANノードはEPCへのハンドオーバをトリガし得る。
PDNタイプイーサネットがEPSにおいてサポートされないとき、以下が適用される:
イーサネットおよび非構造化PDUセッションタイプについて、PDNタイプ非IPは、EPSにおいて、サポートされるときに使用される。したがって、SMFは、これらの場合、EPSベアラコンテキストのPDNタイプを非IPにセットするものとする。EPSへのハンドオーバの後に、PDN接続はPDNタイプ非IPを有するが、PDNタイプ非IPは、UEおよびSMFにおいて、それぞれ、PDUセッションタイプイーサネットまたは非構造化にローカルに関連付けられるものとする。
PDNタイプイーサネットがEPSにおいてサポートされるとき、イーサネットタイプが使用され、(UEおよびネットワークによってサポートされるとき)PDUセッションタイプ「非構造化」のみが、「非IP」PDNタイプとしてEPCに移行される必要がある。
...
2.AMFは、「ターゲットeNB識別子」IEから、ハンドオーバのタイプがE-UTRANへのハンドオーバであると決定する。AMFは、TS23.401[13]、節4.3.8.3に記載されているように、MMEを選択する。
HRローミングの場合、AMFは、Nsmf_PDUSession_Context要求を使用することによって、マッピングされたEPSベアラコンテキストをも含むSMコンテキストを提供するようにV-SMFに要求する。AMFは、V-SMFが、イーサネットPDNタイプまたは非IP PDNタイプのためのEPSベアラコンテキストを含めるべきか否かを決定することを可能にするために、要求中で、SMFにターゲットMME能力を提供する。PDUセッションタイプイーサネットを用いるPDUセッションについて、ターゲットMMEがイーサネットPDNタイプをサポートする場合、SMFはイーサネットPDNタイプのためのSMコンテキストを提供し、そうではなく、ターゲットMMEがイーサネットタイプをサポートしないが、非IPタイプをサポートする場合、SMFは非IP PDNタイプのためのSMコンテキストを提供する。PDUセッションタイプ非構造化を用いるPDUセッションについて、SMFは、非IP PDNタイプのためのSMコンテキストを提供する。
非ローミングまたはLBOローミングの場合、AMFは、Nsmf_PDUSession_Context要求を使用することによって、SMコンテキストを提供するようにPGW-C+SMFに要求する。AMFは、PGW-C+SMFが、イーサネットタイプまたは非IP PDNタイプのためのEPSベアラコンテキストを含めるべきか否かを決定することを可能にするために、要求中で、PGW-C+SMFにターゲットMME能力を提供する。PDUセッションタイプイーサネットを用いるPDUセッションについて、ターゲットMMEがイーサネットPDNタイプをサポートする場合、SMFはイーサネットPDNタイプのためのSMコンテキストを提供し、そうではなく、ターゲットMMEがイーサネットをサポートしないが、非IP PDNタイプをサポートする場合、SMFは非IP PDNタイプのためのSMコンテキストを提供する。PDUセッションタイプ非構造化を用いるPDUセッションについて、SMFは、非IP PDNタイプのためのSMコンテキストを提供する。PGW-C+SMFは、節4.11.1.4.1のステップ8に記載されているように、各EPSベアラのためのCNトンネルを確立し、AMFにEPSベアラコンテキストを提供するために、N4セッション変更をPGW-U+UPFに送出する。PGW-U+UPFは、E-UTRANからのアップリンクパケットを受信する準備ができている。
このステップは、UEのPDUセッションに対応するすべてのPGW-C+SMFで実施され、PDUセッションは、3GPPアクセスに関連付けられ、それらに割り当てられた(1つまたは複数の)EBIを有する。
注2:AMFは、ローカル設定を通して、イーサネットPDNタイプおよび/または非IP PDNタイプをサポートするか否かのMME能力を知っている。
19.PGW-C+SMFは、必要な場合、EPC QoSパラメータに非GBRフローのパラメータをマッピングすることによって、非GBR QoSフローのためのデディケーテッドベアラアクティブ化プロシージャを始動する。このセットアップは、PCCが展開される場合、PCFによってトリガされ得る。このプロシージャは、節4.11.1.5.4において取り込まれた変更を伴って、TS23.401[13]、節5.4.1において指定されている。このステップは、非IP PDNタイプのためではなく、PDNタイプIPまたはイーサネットのために適用可能である。
4.11.1.2.1 N26インターフェースを使用するEPS-5GSハンドオーバ
注1:非IP PDNタイプがUEおよびSMFにおいてPDUセッションタイプイーサネットにローカルに関連付けられる場合、これは、イーサネットPDNタイプがEPSにおいてサポートされないことを意味する。
注2:IPアドレス継続性は、HPLMNにおけるPGW-C+SMFがマッピングされたQoSパラメータを提供しない場合、サポートされ得ない。
7.PGW-C+SMF(ホームルーティングされたローミングシナリオの場合のみ、V-SMF)は、Nsmf_PDUSession_CreateSMContext応答(PDUセッションID、S-NSSAI、N2 SM情報(PDUセッションID、S-NSSAI、(1つまたは複数の)QFI、(1つまたは複数の)QoSプロファイル、EPSベアラセットアップリスト、(1つまたは複数の)EBIと(1つまたは複数の)QFIとの間のマッピング、CNトンネル情報、原因コード))をAMFに送出する。
ホームルーティングされたローミングシナリオでは、ステップ8は、最初に実行される必要がある。N2 SM情報においてAMFに提供されるCNトンネル情報は、V-CNトンネル情報である。
SMFは、N2 SM情報コンテナの一部として、(1つまたは複数の)EBIと(1つまたは複数の)QFIとの間のマッピングを含む。P-GW-C+SMF(ホームルーティングされたシナリオの場合、H-SMF)が、EPSから5GSへのシームレスセッション継続性がPDUセッションについてサポートされないと決定する場合、P-GW-C+SMFは、対応するPDUセッションについてのSM情報を提供しないが、N2 SM情報内にPDUセッション移行を拒否するための、適切な原因コードを含める。直接的フォワーディングフラグが間接的フォワーディングを指示し、ソースとターゲットとの間に間接的データフォワーディングコネクティビティがない場合、SMFは、N2 SM情報コンテナ中に「データフォワーディングは可能でない」指示をさらに含めるものとする。ホームルーティングされたローミングの場合、N2 SM情報コンテナ中に含まれるS-NSSAIは、ステップ4において受信されたS-NSSAIである。
AMFは、PDUセッションIDと、S-NSSAIと、SMF IDとの関連付けを記憶する。
EPSにおけるPDN接続のPDNタイプが非IPであり、SMFにおいてPDUセッションタイプイーサネットにローカルに関連付けられる場合、5GSにおけるPDUセッションタイプがイーサネットにセットされるものとする。EPSにおけるPDN接続のPDNタイプが非IPであり、UEおよびSMFにおいてPDUセッションタイプ非構造化にローカルに関連付けられる場合、5GSにおけるPDUセッションタイプが非構造化にセットされるものとする。
注X:非IP PDNタイプがSMFにおいてPDUセッションタイプイーサネットにローカルに関連付けられる場合、これは、イーサネットPDNタイプがEPSにおいてサポートされないことを意味する。
4.11.1.3.2 N26インターフェースを使用する5GS-EPSアイドルモードモビリティ
5a.AMFは、TAU要求メッセージの完全性を検証し、マッピングされたEPSベアラコンテキストをも含むNsmf_PDUSession_Context要求を使用することによって、PGW-C+SMFにSMコンテキストを提供するように要求する。AMFは、SMFが、イーサネットPDNタイプまたは非IP PDNタイプのためのEPSベアラコンテキストを含めるべきか否かを決定することを可能にするために、要求中で、SMFにターゲットMME能力を提供する。このステップは、UEのPDUセッションに対応するすべてのPGW-C+SMFで実施され、PDUセッションは、3GPPアクセスに関連付けられ、それらに割り当てられた(1つまたは複数の)EBIを有する。このステップにおいて、AMFがUEを正しく確認する場合、AMFはタイマーを開始する。
注1:AMFは、ローカル設定を通して、イーサネットPDNタイプおよび/または非IP PDNタイプをサポートするか否かのMME能力を知っている。
5b.ローカルブレークアウトシナリオ(local breakout scenario)をもつ非ローミングまたはローミングについて、CNトンネル情報がPGW-U+UPFによって割り当てられる場合、SMFは各EPSベアラのためのトンネルを確立するためにPGW-U+UPFにN4セッション変更要求を送出し、PGW-U+UPFは、各EPSベアラについてのPGW-Uトンネル情報をPGW-C+SMFに提供する。
注2:ホームルーティングされたローミングケースの場合、節4.11.1.4.1において指定されているように、各EPSベアラについてのCNトンネル情報がPGW-C+SMFによって準備され、V-SMFに提供された。
5c.SMFは、PDUセッションに対応するPDN接続のPGW-C制御プレーントンネル情報と、各EPSベアラのためのEBIと、各EPSベアラについてのPGW-Uトンネル情報と、各EPSベアラについてのEPS QoSパラメータとを含む、マッピングされたEPSベアラコンテキストを返す。PDUセッションタイプイーサネットを用いるPDUセッションについて、ターゲットMMEがイーサネットPDNタイプをサポートする場合、SMFはイーサネットPDNタイプのためのSMコンテキストを提供し、そうではなく、ターゲットMMEがイーサネットタイプをサポートしないが、非IPタイプをサポートする場合、SMFは非IP PDNタイプのためのSMコンテキストを提供する。PDUセッションタイプ非構造化を用いるPDUセッションについて、SMFは、非IP PDNタイプのためのSMコンテキストを提供する。
4.11.1.3.3 N26インターフェースを使用するEPS-5GSモビリティ登録プロシージャ(アイドルおよび接続状態)
注:接続状態モビリティ登録について、EPSベアラのためのCNトンネルのリリース、およびPDUセッションに対応するセッションについてのUDM登録が、ハンドオーバ実行段階において実施される。
EPSにおけるPDN接続のPDNタイプが非IPであり、(UEおよびSMFにおいて、PDUセッションタイプイーサネットにセットされたローカルコンテキスト情報に基づいて知られる、)UEが5GSにキャンピングしていたときにPDN接続がイーサネットPDUセッションとして最初に確立された場合、5GSにおけるPDUセッションタイプは、SMFおよびUEによってイーサネットにセットされるものとする。EPSにおけるPDN接続のPDNタイプが非IPであり、UEおよびSMFにおいて、PDUセッションタイプ非構造化にローカルに関連付けられる場合、5GSにおけるPDUセッションタイプは、SMFおよびUEによって非構造化にセットされるものとする。
注X:非IP PDNタイプがイーサネットPDUセッションとして最初に確立される場合、これは、イーサネットPDNタイプがEPSにおいてサポートされないことを意味する。
【0079】
N26を用いない5GS-EPSモビリティについて:
4.11.2.4 EPSプロシージャへの影響
4.11.2.4.1 E-UTRANアタッチ
- ステップ1:
UEは、以下の原理に従ってアタッチ要求メッセージを構築する。
- UEが単一登録モードで動作する場合、UEは、UEが5GCから移動しており、ネイティブ4G-GUTI、または利用可能な場合、(ネイティブGUTIとして指示された)5G GUTIからマッピングされた4G-GUTI、場合によってはIMSIを提供することを指示する、あるいは、
- UEが二重登録モードで動作する場合、UEは、UEが5GCから移動しており、ネイティブ4G-GUTIを提供することを指示する、あるいは、
- UEがステップ2においてTAUを送出し、MMEがUE識別情報を導出することができなかったので、TAUが拒否された場合、UEはIMSIを提供する。
UEがアタッチプロシージャの一部としてPDUセッションをEPCに移行することを希望する場合、UEは、アタッチ要求中にPDNコネクティビティ要求メッセージを含め、要求タイプ「ハンドオーバ」と、DNN/APNと、PDUセッションのPDUセッションID(TS23.401[13]、節5.3.2.1)とを提供する。UEは、節4.11.1.1に記載されているように、PCOにおけるPDUセッションIDを提供する。イーサネットタイプのPDUセッションについて、UEおよびネットワークが、節4.11.5に記載されているように、PDUセッション確立中にネゴシエートされるEPSにおけるイーサネットPDNタイプをサポートする場合、UEは、PDNコネクティビティ要求メッセージ中にPDNタイプイーサネットを含める。
【0080】
図12は、本開示のいくつかの実施形態を実施する際に使用するのに好適な装置を示すブロック図である。たとえば、上記で説明された、端末デバイスと、第1のネットワークノードと、第2のネットワークノードとのうちのいずれか1つが、装置1200を通して実装され得る。図示のように、装置1200は、プロセッサ1210と、プログラムを記憶するメモリ1220と、随意に、有線通信および/または無線通信を通して他の外部デバイスとデータを通信するための通信インターフェース1230とを含み得る。
【0081】
プログラムは、上記で説明されたように、プロセッサ1210によって実行されたとき、装置1200が、本開示の実施形態に従って動作することを可能にする、プログラム命令を含む。すなわち、本開示の実施形態は、プロセッサ1210によって実行可能なコンピュータソフトウェアによって、またはハードウェアによって、またはソフトウェアとハードウェアとの組合せによって、少なくとも部分的に実装され得る。
【0082】
メモリ1220は、ローカル技術環境に好適な任意のタイプのものであり得、半導体ベースメモリデバイス、フラッシュメモリ、磁気メモリデバイスおよびシステム、光メモリデバイスおよびシステム、固定メモリおよびリムーバブルメモリなど、任意の好適なデータ記憶技術を使用して実装され得る。プロセッサ1210は、ローカル技術環境に好適な任意のタイプのものであり得、非限定的な例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)およびマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1つまたは複数を含み得る。
【0083】
別の実施形態として、端末デバイスは、送出モジュールと受信モジュールとを備える。送出モジュールは、第1のネットワークノードに、第1の技術による第1のタイプの接続である第1の接続の確立のための第1の要求を送出するように設定され得る。第1の要求は、端末デバイスが、第2の技術による第1のタイプの接続である第2の接続をサポートするかどうかについての第1の指示を含む。受信モジュールは、第1のネットワークノードから、第1の要求に対する応答を受信するように設定され得る。応答は、第2の接続が第2のネットワークノードによってサポートされるかどうかについての第2の指示を含む。
【0084】
別の実施形態として、第1のネットワークノードは、第1の受信モジュールと、第1の送出モジュールと、第2の受信モジュールと、第2の送出モジュールとを備える。第1の受信モジュールは、端末デバイスから、第1の技術による第1のタイプの接続である第1の接続の確立のための第1の要求を受信するように設定され得る。第1の要求は、端末デバイスが、第2の技術による第1のタイプの接続である第2の接続をサポートするかどうかについての第1の指示を含む。第1の送出モジュールは、第2のネットワークノードに、第1の接続の確立のための第2の要求を送出するように設定され得る。第2の要求は、第1の指示を含む。第2の受信モジュールは、第2のネットワークノードから、第2の接続が第2のネットワークノードによってサポートされるかどうかについての第2の指示を受信するように設定され得る。第2の送出モジュールは、第2の指示を端末デバイスに送出するように設定され得る。
【0085】
別の実施形態として、第2のネットワークノードは、受信モジュールと、決定モジュールと、送出モジュールとを備える。受信モジュールは、第1のネットワークノードから、端末デバイスのための第1の技術による第1のタイプの接続である第1の接続の確立のための第2の要求を受信するように設定され得る。第1の要求は、端末デバイスが、第2の技術による第1のタイプの接続である第2の接続をサポートするかどうかについての第1の指示を含む。決定モジュールは、第2の接続が第2のネットワークノードによってサポートされるかどうかについての第2の指示を決定するように設定され得る。送出モジュールは、第2の指示を第1のネットワークノードに送出するように設定され得る。上記で説明されたモジュールは、ハードウェア、またはソフトウェア、または両方の組合せによって実装され得る。
【0086】
概して、様々な例示的な実施形態は、ハードウェアまたは専用回路、ソフトウェア、論理あるいはそれらの任意の組合せで実装され得る。たとえば、いくつかの態様は、ハードウェアで実装され得、他の態様は、コントローラ、マイクロプロセッサまたは他のコンピューティングデバイスによって実行され得るファームウェアまたはソフトウェアで実装され得るが、本開示はそれに限定されない。本開示の例示的な実施形態の様々な態様は、ブロック図、フローチャートとして、または何らかの他の図式表現を使用して、例示および説明され得るが、本明細書で説明されるこれらのブロック、装置、システム、技法または方法は、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路または論理、汎用ハードウェアまたはコントローラまたは他のコンピューティングデバイス、あるいはそれらの何らかの組合せで実装され得ることを十分に理解されたい。
【0087】
したがって、本開示の例示的な実施形態の少なくともいくつかの態様が、集積回路チップおよびモジュールなど、様々な構成要素において実践され得ることを諒解されたい。したがって、本開示の例示的な実施形態は、集積回路として具現される装置において実現され得、ここで、集積回路は、本開示の例示的な実施形態に従って動作するように設定可能である、データプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、ベースバンド回路および無線周波数回路のうちの少なくとも1つまたは複数を具現するための回路(ならびに場合によってはファームウェア)を備え得ることを諒解されたい。
【0088】
本開示の例示的な実施形態の少なくともいくつかの態様が、1つまたは複数のコンピュータまたは他のデバイスによって実行される、1つまたは複数のプログラムモジュールでなど、コンピュータ実行可能命令で具現され得ることを諒解されたい。概して、プログラムモジュールは、コンピュータまたは他のデバイス中のプロセッサによって実行されたとき、特定のタスクを実施するか、または特定の抽象データ型を実装する、ルーチン、プログラム、オブジェクト、構成要素、データ構造などを含む。コンピュータ実行可能命令は、ハードディスク、光ディスク、リムーバブル記憶媒体、固体メモリ、RAMなど、コンピュータ可読媒体上に記憶され得る。当業者によって諒解されるように、プログラムモジュールの機能は、様々な実施形態において、必要に応じて、組み合わせられるかまたは分散され得る。さらに、機能は、集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)など、ファームウェアまたはハードウェア等価物において全体的にまたは部分的に具現され得る。
【0089】
「一実施形態(one embodiment)」、「一実施形態(an embodiment)」などへの本開示における言及は、説明される実施形態が、特定の特徴、構造、または特性を含み得ることを指示するが、あらゆる実施形態が、必ずしも、特定の特徴、構造、または特性を含むとは限らない。その上、そのような句は必ずしも同じ実施形態を指しているとは限らない。さらに、特定の特徴、構造、または特性が実施形態に関して説明されるとき、明示的に説明されるか否かにかかわらず、他の実施形態に関してそのような特徴、構造、または特性を実装することは当業者の知識内にあることが具申される。
【0090】
様々なエレメントについて説明するために、「第1の」および「第2の」などの用語が本明細書で使用され得るが、これらのエレメントは、これらの用語によって限定されるべきでないことを理解されたい。これらの用語は、あるエレメントを別のエレメントと区別するために使用されるにすぎない。たとえば、本開示の範囲から逸脱することなく、第1のエレメントは第2のエレメントと呼ばれることがあり、同様に、第2のエレメントは第1のエレメントと呼ばれることがある。本明細書で使用される「および/または」という用語は、関連する列挙された用語のうちの1つまたは複数のいずれかのおよびすべての組合せを含む。
【0091】
本明細書で使用される専門用語は、特定の実施形態を説明するためのものにすぎず、本開示を限定するものではない。本明細書で使用される単数形「a」、「an」および「the」は、文脈が別段に明確に指示しない限り、複数形をも含むものとする。本明細書で使用される「備える、含む(comprises)」、「備える、含む(comprising)」、「有する(has)」、「有する(having)」、「含む(includes)」および/または「含む(including)」という用語は、述べられた特徴、エレメント、および/または構成要素の存在を指定するが、1つまたは複数の他の特徴、エレメント、構成要素および/またはそれらの組合せの存在または追加を排除しないことをさらに理解されよう。本明細書で使用される「接続する(connect)」、「接続する(connects)」、「接続する(connecting)」および/または「接続された(connected)」という用語は、2つのエレメントの間の直接および/または間接的接続をカバーする。
【0092】
本開示は、明示的に本明細書で開示される特徴の任意の新規の特徴または組合せあるいはその任意の一般化のいずれかを含む。本開示の上記の例示的な実施形態への様々な修正および適応は、添付の図面とともに読まれるとき、上記の説明に鑑みて、当業者に明らかになり得る。しかしながら、任意のおよびすべての修正が、依然として、本開示の非限定的なおよび例示的な実施形態の範囲内に入る。
【0093】
略語 説明
AMF アクセスおよびモビリティ管理機能
EPS エボルブドパケットシステム
GBR 保証ビットレート
H-SMF ホームセッション管理機能
MME モビリティ管理エンティティ
PGW-C パケットゲートウェイ-制御プレーン
PDN パケットデータネットワーク
PDU パケットデータユニット
QoS サービス品質
SGW サービングゲートウェイ
UE ユーザ機器
V-SMF 訪問セッション管理機能
5GS 第5世代システム