特許7557210IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

引出し付きキャビネット

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1,2等で提案されている引出しの引き戻し装置は、複数の引出し前板が同一鉛直面上に並び、美感も優れ、かつ、最終閉塞位置に楽に(自動的に)引き戻される等の利点もある。 しかしながら、最終閉塞位置の状態から引出しの前板に人の手を掛けて、引き出す際、女性や高齢者にとっては、力不足のため、困難となる場面も発生していた。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

そこで、本発明は、引出しの前板を、上下方向中間位置の左右水平状一軸心廻りに、鉛直状姿勢と前方傾倒状姿勢との間で揺動自在として、引出し本体の前端に枢着し;引出し閉塞状態から、前板の上端縁を人の手で前方へ引く外力を付与した際に、一軸心廻りに前板が揺動し、該前板の下端縁後面の一部が、キャビネット本体の前方開口部の近傍の固定部に、当接状として蹴って、その当接蹴り上げ点が梃子の支点を形成す・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、前板の上端縁を、人の手によって前方へ引けば、前板は一軸心廻りに揺動して、前板の下端縁後面の一部が、キャビネット本体の前方開口部の近傍の固定部に、当接状として、蹴って、引出しは、その反力で軽く前方へ初動させることができる。
また、本発明によれば、前板の上端縁を、人の手で前方へ引けば、前板は一軸心廻りに揺動して、前板の下端縁に付設された回転輪が、キャビネット本体の(固定した)受け具に、蹴って、引出しは、その反力で軽く前方へ初動させることが、できる。しかも、側面から見て、前板は一本の直線状梃子として、一軸心廻りに揺動し、前記反力は、数倍に増大して、引き戸の前方移動を開始させ得る。
引き戸の後端付近には、(前述の)引き戻し装置が一般的に設けられているため、引き戸の前方への初動が重い。このような重い初動を、楽々と行って、女性や身体弱者を助けることができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 引出しの閉塞位置にある状態を示す一部破断斜視図である。
【図2】 引き戸の前板を前方へ倒した状態を示す一部破断斜視図である。
【図3】 引き戸を大きく前方へ引いた状態を示す一部破断斜視図である。
【図4】 引き戸が最も引き出された状態を示す一部破断斜視図である。
【図5】 断面側面図であって、(A)は前板とその背面空間部を示す断面側面図、(B)はベクトルを付加して示す要部の拡大断面側面図である。
【図6】 前板を前方へ揺動させた状態と作用を説明した、前板とその背面空間部を示す断面側面図である。
【図7】 前板とその背面空間の要部側面図である。
【図8】 前板とその背面空間の要部断面側面図である。
【図9】 前板を前方へ揺動させた状態を示す要部側面図である。
【図10】 要部斜視図である。
【図11】 要部斜視図である。
【図12】 当接部材を示す一部断面側面図であって、(A)は回転輪の場合を示し、(B)は固定摺り部材の場合を示す。

代表図 図1本件の代表的な図

1 引出し 2 引出し本体 2F 前端 3 キャビネット本体 8 受け具 9 勾配面 10 前板 10B 裏面 10T 上端縁 10Z 下端縁 17 下端縁後面 18 当り部材 21 戻し用引張バネ 23 ダンパ 24 空間 30 ポケット部材 F2 初動引出し力 F10 前方へ引く外力 H10 上下間隔寸法 L1 一軸心 P1 梃子の支点 P2 力点 P3 荷重点 Sc 前方傾倒状姿勢 Sv 鉛直状姿勢 Z 梃子機構

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