(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-09-20
(45)【発行日】2024-10-01
(54)【発明の名称】皮膚外用剤
(51)【国際特許分類】
A61K 8/86 20060101AFI20240924BHJP
A61K 8/39 20060101ALI20240924BHJP
A61Q 19/00 20060101ALI20240924BHJP
A61Q 1/02 20060101ALI20240924BHJP
【FI】
A61K8/86
A61K8/39
A61Q19/00
A61Q1/02
(21)【出願番号】P 2020029221
(22)【出願日】2020-02-25
【審査請求日】2022-12-20
(73)【特許権者】
【識別番号】000135324
【氏名又は名称】株式会社ノエビア
(72)【発明者】
【氏名】西尾 友理子
(72)【発明者】
【氏名】渡部 翔
【審査官】駒木 亮一
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-148471(JP,A)
【文献】特開昭61-167608(JP,A)
【文献】特開2014-019685(JP,A)
【文献】特開2012-062297(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61K 8/00- 8/99
A61Q 1/00-90/00
JSTPlus/JMEDPlus/JST7580(JDreamIII)
CAplus/REGISTRY(STN)
Japio-GPG/FX
Mintel GNPD
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポリオキシエチレン(20)メチルグルコシド
を0.1~15質量%、トリグリセリンを
0.1~20質量%及び(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10を0.008~6質量%含有する皮膚外用剤。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、皮膚外用剤に関する。
【背景技術】
【0002】
ポリオキシアルキレンアルキルグルコシドを含有する皮膚保湿効果の高い皮膚外用剤が知られている(特許文献1)。ポリグリセリンを含有する良好な保湿感が得られる乳化型皮膚外用剤が知られている(特許文献2)。さらに、二価カルボン酸及び平均重合度2~15のポリグリセリンから構成されるオリゴマーエステルを含有する保湿感に優れる皮膚洗浄料組成物が知られている(特許文献3)。これまで各成分と種々の成分との併用が検討されているが、その保湿効果は限定的であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2013-56929号公報
【文献】特開2018-197197号公報
【文献】特開2020-2050号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、ポリオキシアルキレンアルキルグルコシド及び平均重合度2~20のポリグリセリンを併用することにより、保湿効果が相乗的に向上する皮膚外用剤を提供することを課題とする。
また、さらに二価カルボン酸及び平均重合度2~15のポリグリセリンから構成されるオリゴマーエステルを併用することにより、保湿効果が相乗的に向上する皮膚外用剤を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、
[1]ポリオキシアルキレンアルキルグルコシド及び平均重合度2~20のポリグリセリンを含有する皮膚外用剤
[2]さらに、二価カルボン酸及び平均重合度2~15のポリグリセリンから構成されるオリゴマーエステルを含有する[1]に記載の皮膚外用剤
を提供する。
【発明の効果】
【0006】
本発明の皮膚外用剤は、ポリオキシアルキレンアルキルグルコシド及び平均重合度2~20のポリグリセリンを併用することにより、保湿効果が相乗的に向上する。
また、さらに二価カルボン酸及び平均重合度2~15のポリグリセリンから構成されるオリゴマーエステルを併用することにより、保湿効果が相乗的に向上する。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下本発明を実施するための形態を説明する。
【0008】
本発明の皮膚外用剤は、化粧品、医薬部外品、医薬品等のいずれの用途にも用いられ得る。
【0009】
ポリオキシアルキレンアルキルグルコシドとしては、例えば、エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイドから選択される1種又は2種のアルキレンオキサイドを、アルキルグルコシドに付加したものを使用することができ、その平均付加モル数としては、1~30モル程度が好ましい。ポリオキシアルキレンアルキルグルコシドにおけるアルキル基としては、炭素数1~4のものが好ましく、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基等が好ましい例である。ポリオキシアルキレンアルキルグルコシドの好ましい具体例としては、ポリオキシアルキレンメチルグルコシドが挙げられ、より具体的には、POE(10)メチルグルコシド、POE(20)メチルグルコシド、POP(10)メチルグルコシド及びPOP(20)メチルグルコシド等が挙げられる。これらのポリオキシアルキレンアルキルグルコシドとしては、保湿性の良さの観点からPOE(20)メチルグルコシドを用いることが最も好ましい。なお、本明細書において、ポリオキシエチレンをPOEと略記し、ポリオキシプロピレンをPOPと略記し、かっこ内の数はその平均付加モル数である。
【0010】
ポリオキシアルキレンアルキルグルコシドとして、市販のマクビオブライドMG-10E、マクビオブライドMG-20E、マクビオブライドMG-10P、マクビオブライドMG-20P(いずれも日油株式会社)や、グルカムE-10、グルカムE-20、グルカムP-10、グルカムP-20(いずれも日本ルーブリゾール株式会社)等を用いることもできる。
【0011】
ポリオキシアルキレンアルキルグルコシドは1種又は2種以上を用いることができる。本発明の皮膚外用剤中のポリオキシアルキレンアルキルグルコシドの配合量は、皮膚外用剤全量に対し、0.1~15質量%が好ましく、1~12質量%がより好ましく、2~10質量%がさらに好ましい。
【0012】
平均重合度2~20のポリグリセリンは通常皮膚外用剤等に用いられるものであれば特に限定されないが、例えばジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリン、ペンタグリセリン、ヘキサグリセリン、ヘプタグリセリン、オクタグリセリン、ノナグリセリン、デカグリセリン、ヘキサデカグリセリン、オクタデカグリセリン、エイコサデカグリセリン等を挙げることができる。これらの中でもトリグリセリン、テトラグリセリン、ペンタグリセリン、ヘキサグリセリン、ヘプタグリセリン、オクタグリセリン、ノナグリセリン、デカグリセリンが好ましい。より好ましくは、トリグリセリンである。PGL-S、ポリグリセリン #310、ポリグリセリン #500、ポリグリセリン #750(いずれも阪本薬品工業株式会社)等市販されているものを用いることもできる。なお、平均重合度は、各ポリグリセリンの水酸基価から算出できる。
【0013】
本発明の皮膚外用剤中の平均重合度2~20のポリグリセリンの配合量は、皮膚外用剤全量に対し、0.1~20質量%が好ましく、特に0.1~10質量%が好ましい。
【0014】
二価カルボン酸及び平均重合度2以上15以下のポリグリセリンから構成されるオリゴマーエステルの二価カルボン酸としては、直鎖、分岐鎖、或いは環状構造の何れかを含む二価カルボン酸であれば特に限定されないが、合成のしやすさ、保湿効果を向上させる観点から、二価カルボン酸の炭素数は、好ましくは2以上、より好ましくは8以上、更に好ましくは12以上、更に好ましくは14以上であって、好ましくは26以下、より好ましくは24以下、更に好ましくは22以下、更に好ましくは20以下である。また、同様の観点から、脂肪族二価カルボン酸が好ましい。具体的な炭素数2以上26以下の二価カルボン酸としては、例えば、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、2,4-ジエチルペンタン二酸、ウンデカン二酸、ドデカン二酸、トリデカン二酸、テトラデカン二酸、ペンタデカン二酸、ヘキサデカン二酸、オクタデカン二酸、8-エチルオクタデカン二酸、エイコサン二酸、ジメチルエイコサン二酸、シクロヘキサンジカルボン酸等が挙げられる。これら二価カルボン酸は、いずれか1種を単独で、又は2種以上を適宜組合せて用いることができる。
【0015】
これらの二価カルボン酸のうち、油剤として軽い感触の使用感が得られる観点から、炭
素数14以上22以下の直鎖又は分岐鎖の二価カルボン酸が好ましく、炭素数14以上20以下の直鎖の二価カルボン酸がより好ましい。具体的には、前記の観点から、テトラデカン二酸、ペンタデカン二酸、ヘキサデカン二酸、オクタデカン二酸、8-エチルオクタデカン二酸、エイコサン二酸及びジメチルエイコサン二酸から選択される1種又は2種以上が好ましく、テトラデカン二酸及びエイコサン二酸から選択される1種又は2種がより好ましい。
【0016】
また、二価カルボン酸とエステル体を形成するポリグリセリンとしては、水酸基価から
算出した平均重合度2以上15以下のポリグリセリンが用いられる。ポリグリセリンの平均重合度は、水性成分との溶解性の良さの点から、好ましくは8以上、より好ましくは9以上であり、また、好ましくは15以下、より好ましくは12以下である。中でも、平均重合度10のポリグリセリンを含むものが好ましい。
【0017】
二価カルボン酸とポリグリセリンとのオリゴマーエステルの製造方法は、特開2007-137847号公報に記載の方法が挙げられる。本発明のオリゴマーエステルの重合度は、二価カルボン酸とポリグリセリンの仕込み比により調整することができる。オリゴマーエステルの粘度が高すぎず、べたつきを抑制する観点から、ポリグリセリン1モル当量に対する二価カルボン酸の量は、好ましくは0.3モル当量以上、より好ましくは0.7モル当量以上であり、また、好ましくは1.5モル当量以下、より好ましくは1.2モル当量以下である。
【0018】
これらオリゴマーエステルの好適な例としては、テトラデカン二酸及び/又はエイコサン二酸と、平均重合度10のポリグリセリンとから構成されるオリゴマーエステルである、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル液が挙げられる。このオリゴマーエステルは、Neosolue-Aqua、Neosolue-AquaS(いずれも日本精化株式会社)として市販されているものである。
【0019】
本発明の皮膚外用剤にオリゴマーエステルを配合する場合の配合量は、0.008質量%以上が好ましく、0.02質量%以上がさらに好ましい。また、高温及び低温安定性、肌馴染みの良さを向上させる観点から、6質量%以下が好ましく、4質量%以下がさらに好ましい。具体的には、0.008~6質量%が好ましく、0.02~4質量%がさらに好ましい。
【0020】
本発明の皮膚外用剤には上述の必須成分の他に、必要に応じて通常皮膚外用剤に配合される、水性成分、油性成分、保湿剤、色素、界面活性剤、紫外線吸収剤、増粘剤、美容成分、香料、高分子物質、防菌防黴剤、アルコール類、粉体、スクラブ剤、生体由来成分等を適宜配合することができる。
【0021】
本発明の皮膚外用剤は、例えば、ローション剤、乳剤、軟膏の剤型で用いることができる。また、本発明の皮膚外用剤は、製造方法を問わない。
【実施例】
【0022】
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、これにより本発明の範囲が限定されるものではない。なお、配合量は特に断りのない限り質量%である。
【0023】
[保湿効果試験方法]
表1及び表2に示した試料を調製し、皮表角層水分量の測定を行った。
【0024】
[測定方法]
(1)馴化
被験者は左右前腕内側部を洗浄後、水分をふき取り、温度21±0.5℃、湿度50±5%に調整された室内で15分間安静にし、馴化を行った。
(2)塗布
左右前腕内側部に3cm×3cmの領域を記し、ピペットを用いて9μLを滴下し、指サックをした指で均一に塗布した。
(3)測定
塗布前及び塗布後60分後の皮表角層水分量をSKICON-200EXを用いて測定した。皮表角層水分量は塗布前の水分量を100とした場合の相対値を算出し、表1及び表2に示した。皮表角層水分量は、測定当日の気温、湿度等の影響を受けやすいため、一群の試料は同日に評価し、塗布前の測定も試料を塗布した部位での測定値を相対値の基準とした。
【0025】
【0026】
表1に示した通り、実施例1は、POE(20)メチルグルコシドを実施例1と比較して倍量含有する比較例1及び、ポリグリセンを実施例1と比較して倍量含有する比較例2と比較して皮表角層水分量が相乗的に向上していた。
【0027】
【0028】
表2に示した通り、実施例2は、POE(20)メチルグルコシドを実施例2と比較して3倍量含有する比較例1、ポリグリセリンを実施例2と比較して3倍量含有する比較例2、及び(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル液を実施例3と比較して3倍量含有する比較例3と比較して皮表角層水分量が相乗的に向上していた。
【0029】
[実施例3]クリーム
(1)スクワラン 10.0(質量%)
(2)ステアリン酸 2.0
(3)水素添加パーム核油 0.5
(4)水素添加大豆リン脂質 0.1
(5)セタノール 3.6
(6)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
(7)グリセリン 10.0
(8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(9)アルギニン(20質量%水溶液) 15.0
(10)精製水 全量を100とする量
(11)カルボキシビニルポリマー(1質量%水溶液) 15.0
(12)POE(20)メチルグルコシド(注1) 2.0
(13)ポリグリセリン(注2) 2.0
(14)(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)
デカグリセリル液(注3) 0.5
【0030】
[実施例4]乳液
(1)スクワラン 10.0(質量%)
(2)メチルフェニルポリシロキサン 4.0
(3)水素添加パーム核油 0.5
(4)水素添加大豆リン脂質 0.1
(5)モノステアリン酸ポリオキシエチレン
ソルビタン(20E.O.) 1.3
(6)モノステアリン酸ソルビタン 1.0
(7)グリセリン 4.0
(8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(9)カルボキシビニルポリマー 0.15
(10)精製水 全量を100とする量
(11)アルギニン(1質量%水溶液) 20.0
(12)POE(20)メチルグルコシド(注1) 5.0
(13)ポリグリセリン(注2) 1.5
【0031】
[実施例5]化粧水
(1)エタノール 15.0(質量%)
(2)ポリオキシエチレン(40E.O.)硬化ヒマシ油 0.3
(3)香料 0.1
(4)精製水 全量を100とする量
(5)クエン酸 0.02
(6)クエン酸ナトリウム 0.1
(7)グリセリン 1.0
(8)ヒドロキシエチルセルロース 0.1
(9)POE(20)メチルグルコシド(注1) 3.0
(10)ポリグリセリン(注2) 1.0
(11)(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)
デカグリセリル液(注3) 0.5
【0032】
[実施例6]美容液
(1)精製水 全量を100とする量(質量%)
(2)グリセリン 10.0
(3)ショ糖脂肪酸エステル 1.3
(4)カルボキシビニルポリマー(1質量%水溶液) 17.5
(5)アルギン酸ナトリウム(1質量%水溶液) 15.0
(6)モノラウリン酸ポリグリセリル 1.0
(7)マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル 3.0
(8)N-ラウロイル―L-グルタミン酸
ジ(フィトステリル-2-オクチルドデシル) 2.0
(9)硬化パーム油 2.0
(10)スクワラン(オリーブ由来) 1.0
(11)ベヘニルアルコール 0.75
(12)ミツロウ 1.0
(13)ホホバ油 1.0
(14)1,3-ブチレングリコール 10.0
(15)L-アルギニン(10質量%水溶液) 2.0
(16)POE(20)メチルグルコシド(注1) 5.0
(17)ポリグリセリン(注2) 1.0
(18)(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)
デカグリセリル液(注3) 0.2
【0033】
[実施例7]水性ジェル
(1)カルボキシビニルポリマー 0.5(質量%)
(2)精製水 全量を100とする量
(3)水酸化ナトリウム(10質量%水溶液) 0.5
(4)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(5)POE(20)メチルグルコシド(注1) 2.0
(6)ポリグリセリン(注2) 0.5
(7)香料 0.1
(8)ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 0.1
【0034】
[実施例8]クレンジング料
(1)スクワラン 81.0(質量%)
(2)イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 15.0
(3)精製水 全量を100とする量
(4)POE(20)メチルグルコシド(注1) 2.0
(5)ポリグリセリン(注2) 0.2
【0035】
[実施例9]洗顔フォーム
(1)ステアリン酸 16.0(質量%)
(2)ミリスチン酸 16.0
(3)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
(4)グリセリン 20.0
(5)水酸化ナトリウム 7.5
(6)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 1.0
(7)精製水 全量を100とする量
(8)POE(20)メチルグルコシド(注1) 2.0
(9)ポリグリセリン(注2) 0.4
(10)(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)
デカグリセリル液(注3) 0.04
【0036】
[実施例10]メイクアップベースクリーム
(1)スクワラン 10.0(質量%)
(2)セタノール 2.0
(3)グリセリントリ-2-エチルヘキサン酸エステル 2.5
(4)親油型モノステアリン酸グリセリル 1.0
(5)プロピレングリコール 11.0
(6)ショ糖脂肪酸エステル 1.3
(7)精製水 全量を100とする量
(8)酸化チタン 1.0
(9)ベンガラ 0.1
(10)黄酸化鉄 0.4
(11)香料 0.1
(12)POE(20)メチルグルコシド(注1) 2.0
(13)ポリグリセリン(注2) 0.5
【0037】
[実施例11]乳液状ファンデーション
(1)メチルポリシロキサン 2.0(質量%)
(2)スクワラン 5.0
(3)ミリスチン酸オクチルドデシル 5.0
(4)セタノール 1.0
(5)ポリオキシエチレン(20E.O.)
ソルビタンモノステアリン酸エステル 1.3
(6)モノステアリン酸ソルビタン 0.7
(7)1,3-ブチレングリコール 8.0
(8)キサンタンガム 0.1
(9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(10)精製水 全量を100とする量
(11)酸化チタン 9.0
(12)タルク 7.4
(13)ベンガラ 0.5
(14)黄酸化鉄 1.1
(15)黒酸化鉄 0.1
(16)香料 0.1
(17)POE(20)メチルグルコシド(注1) 2.0
(18)ポリグリセリン(注2) 0.4
(19)(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)
デカグリセリル液(注3) 0.02
【0038】
[実施例12]油中水型エモリエントクリーム
(1)流動パラフィン 30.0(質量%)
(2)マイクロクリスタリンワックス 2.0
(3)ワセリン 5.0
(4)ジグリセリンオレイン酸エステル 5.0
(5)塩化ナトリウム 1.3
(6)塩化カリウム 0.1
(7)プロピレングリコール 3.0
(8)1,3-ブチレングリコール 5.0
(9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(10)POE(20)メチルグルコシド(注1) 2.0
(11)ポリグリセリン(注2) 2.5
(12)(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)
デカグリセリル液(注3) 0.02
(13)精製水 全量を100とする量
(14)香料 0.1
【0039】
[実施例13]パック
(1)精製水 全量を100とする量(質量%)
(2)ポリビニルアルコール 12.0
(3)エタノール 17.0
(4)グリセリン 5.0
(5)ポリエチレングリコール(平均分子量1000) 2.0
(6)POE(20)メチルグルコシド(注1) 5.0
(7)ポリグリセリン(注2) 1.0
(8)香料 0.1
【0040】
[実施例14]シート状パック
(1)香料 0.1(質量%)
(2)1,3-ブチレングリコール 5.0
(3)グリセリン 5.0
(4)エタノール 3.0
(5)POE(20)メチルグルコシド(注1) 3.0
(6)ポリグリセリン(注2) 2.0
(7)精製水 全量を100とする量