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特許7560194特許文書作成装置、特許文書作成装置の制御方法、及び、特許文書作成装置の制御プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-09-24
(45)【発行日】2024-10-02
(54)【発明の名称】特許文書作成装置、特許文書作成装置の制御方法、及び、特許文書作成装置の制御プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/18 20120101AFI20240925BHJP
   G06F 40/166 20200101ALI20240925BHJP
【FI】
G06Q50/18 310
G06F40/166
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2024095414
(22)【出願日】2024-06-12
【審査請求日】2024-08-14
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 公開者 株式会社AI Samurai 本製品のアドレス https://aisamuraizero.app/login 公開日 令和5年9月5日 [刊行物等] 公開者 株式会社AI Samurai 本製品のアドレス https://aisamuraione.app/login 公開日 令和5年10月1日 [刊行物等] 公開者 株式会社AI Samurai 集会名 ビジネス講座「AIスタートアップと知的財産」 開催場所 東京都中央区新富1-13-14 本の森ちゅうおう 京橋図書館 1階多目的ホール 公開日 令和5年9月23日 他6件 [刊行物等] 公開者 株式会社AI Samurai 公開ウェブサイトのアドレス https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000253.000021559.html 公開日 令和5年8月23日 他16件 [刊行物等] 公開者 白坂 一 刊行物 特許3.0 AI活用で知財強国に、第4章、第71~100頁 株式会社ダイヤモンド社 公開日 令和5年12月23日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】515277757
【氏名又は名称】株式会社AI Samurai
(72)【発明者】
【氏名】白坂 一
【審査官】田川 泰宏
(56)【参考文献】
【文献】特許第7086424(JP,B1)
【文献】特許第6618103(JP,B1)
【文献】特許第6618104(JP,B1)
【文献】国際公開第2021/152712(WO,A1)
【文献】特許第7171100(JP,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
G06F 40/166
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、
前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、
前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、
前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、
前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、
前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、
を備える、特許文書作成装置。
【請求項2】
前記質問生成部は、前記第1ユーザ回答または前記第1自動回答に基づいて、前記特許の詳細な説明を求める第2質問を、前記大規模言語モデルを用いて生成し、
前記回答取得部は、前記第2質問に対する回答を前記ユーザから取得し、
前記回答生成部は、前記第2質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第2質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成し、
前記作成部は、前記特許情報と、前記第1ユーザ回答または前記第1自動回答と、前記ユーザから取得した前記第2質問に対する第2ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第2質問に対する第2自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する、
請求項1に記載の特許文書作成装置。
【請求項3】
前記作成部によって作成された前記特許文書を、前記大規模言語モデルを用いて修正する修正部をさらに備える、
請求項1に記載の特許文書作成装置。
【請求項4】
前記作成部は、前記特許文書を、当該特許文書を構成する複数の項目ごとに作成する、
請求項1に記載の特許文書作成装置。
【請求項5】
前記大規模言語モデルを用いる際には、あらかじめ設定された所定のプロンプトが前記大規模言語モデルに入力されるものであって、
前記大規模言語モデルに入力する前記所定のプロンプトの前記ユーザによる変更、及び、新たなプロンプトの前記ユーザによる設定の少なくともいずれかを受け付ける設定部をさらに備える、
請求項1に記載の特許文書作成装置。
【請求項6】
前記ユーザが用いる端末装置に、前記特許情報を入力可能な入力フィールドと、前記作成部によって作成された特許文書を表示する表示フィールドと、前記表示フィールドに表示された前記特許文書に対して、前記大規模言語モデルを用いた処理を行うための複数のプロンプトを選択可能な選択フィールドとを含む操作画面を表示させる表示処理部と、
前記ユーザから、前記選択フィールドに表示された前記複数のプロンプトの少なくとも1つの選択を受け付ける選択受付部と、
をさらに備え、
前記作成部は、前記選択受付部が受け付けた前記プロンプトの選択操作に応じて、前記表示フィールドに表示された前記特許文書に対して、選択されたプロンプトによる大規模言語モデルを用いた処理を行う、
請求項1に記載の特許文書作成装置。
【請求項7】
前記表示処理部は、前記選択フィールドにおいて、複数の前記プロンプトをそれぞれ識別可能なオブジェクトで表示させ、
前記選択受付部は、前記ユーザによる、前記表示フィールドへの前記オブジェクトの重畳動作を、前記ブジェクトに関連付けられた前記プロンプトの選択として受け付ける、
請求項に記載の特許文書作成装置。
【請求項8】
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置の制御方法であって、
前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得ステップと、
前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成ステップと、
前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得ステップと、
前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成ステップと、
前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成ステップで生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成ステップと、
を実行する、特許文書作成装置の制御方法。
【請求項9】
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置の制御プログラムであって、
コンピュータに、
前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得機能と、
前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成機能と、
前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得機能と、
前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成機能と、
前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成機能で生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成機能と、
を実現させる、特許文書作成装置の制御プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、特許文書作成装置、特許文書作成装置の制御方法、及び、特許文書作成装置の制御プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、特許出願にあたり、特許庁へ提出する特許文書を自動的に作成するシステムが開発されている。例えば、出願人は、ユーザによる特許文書の作成を支援する情報処理装置等の提供を進めている(例えば、特許文献1,2)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特許第7086424号公報
【文献】特許第7171100号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文書の作成を支援するにあたり、よりユーザが使いやすい特許文書作成装置等が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施形態による、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、特許の詳細な説明を求める第1質問を、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合、第1質問に対する回答を、大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、特許情報と、ユーザから取得した第1質問に対する第1ユーザ回答、または、回答生成部が生成した第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、を備える。
【0006】
本発明の一実施形態による特許文書作成装置において、質問生成部は、第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて、特許の詳細な説明を求める第2質問を、大規模言語モデルを用いて生成し、回答取得部は、第2質問に対する回答をユーザから取得し、回答生成部は、第2質問に対する回答がユーザから取得されない場合、第2質問に対する回答を、大規模言語モデルを用いて生成し、作成部は、特許情報と、第1ユーザ回答または第1自動回答と、ユーザから取得した第2質問に対する第2ユーザ回答、または、回答生成部が生成した第2質問に対する第2自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成してもよい。
【0007】
本発明の一実施形態による特許文書作成装置は、作成部によって作成された特許文書を、大規模言語モデルを用いて修正する修正部をさらに備えてもよい。
【0008】
本発明の一実施形態による特許文書作成装置において、作成部は、特許文書を、当該特許文書を構成する複数の項目ごとに作成してもよい。
【0009】
本発明の一実施形態による特許文書作成装置において、大規模言語モデルを用いる際には、あらかじめ設定された所定のプロンプトが大規模言語モデルに入力されるものであって、特許文書作成装置は、大規模言語モデルに入力する所定のプロンプトのユーザによる変更、及び、新たなプロンプトのユーザによる設定の少なくともいずれかを受け付ける設定部をさらに備えてもよい。
【0010】
本発明の一実施形態による特許文書作成装置は、ユーザが用いる端末装置に、特許情報を入力可能な入力フィールドと、作成部によって作成された特許文書を表示する表示フィールドと、表示フィールドに表示された特許文書に対して、大規模言語モデルを用いた処理を行うための複数のプロンプトを選択可能な選択フィールドとを含む操作画面を表示させる表示処理部と、ユーザから、選択フィールドに表示された複数のプロンプトの少なくとも1つの選択を受け付ける選択受付部と、をさらに備え、作成部は、選択受付部が受け付けたプロンプトの選択操作に応じて、表示フィールドに表示された特許文書に対して、選択されたプロンプトによる大規模言語モデルを用いた処理を行ってもよい。
【0011】
本発明の一実施形態による特許文書作成装置において、表示処理部は、選択フィールドにおいて、複数のプロンプトをそれぞれ識別可能なオブジェクトで表示させ、選択受付部は、ユーザによる、表示フィールドへのオブジェクトの重畳動作を、所定のオブジェクトに関連付けられたプロンプトの選択として受け付けてもよい。
【0012】
本発明の一実施形態による、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置の制御方法は、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得ステップと、特許の詳細な説明を求める第1質問を、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて生成する質問生成ステップと、第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得ステップと、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合、第1質問に対する回答を、大規模言語モデルを用いて生成する回答生成ステップと、特許情報と、ユーザから取得した第1質問に対する第1ユーザ回答、または、回答生成ステップで生成した第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成ステップと、を実行する。
【0013】
本発明の一実施形態による、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置の制御プログラムは、コンピュータに、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得機能と、特許の詳細な説明を求める第1質問を、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて生成する質問生成機能と、第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得機能と、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合、第1質問に対する回答を、大規模言語モデルを用いて生成する回答生成機能と、特許情報と、ユーザから取得した第1質問に対する第1ユーザ回答、または、回答生成機能で生成した第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成機能と、を実現させる。
【発明の効果】
【0014】
本発明の一実施形態によれば、特許文書の作成を支援するにあたり、よりユーザが使いやすい特許文書作成装置等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1図1は、本発明の一実施形態に係る特許文書作成支援システム構成の概略図である。
図2図2は、本発明の一実施形態に係る特許文書作成装置及びユーザ端末の機能ブロック図の一例である。
図3図3は、プロンプトデータベースの一例である。
図4図4は、本発明の一実施形態に係る特許文書作成装置の制御フロー図の一例である。
図5図5(a)、(b)は、ユーザ端末の表示画面例である。
図6図6は、ユーザ端末の表示画面例である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以降、図を用いて、本発明の一実施形態を説明する。なお、図は一例であって、本発明は図に示すものに限定されない。例えば、図示した特許文書作成装置(サーバ)、大規模言語モデルサーバ、及びユーザ端末の数、データセット(テーブル)、フローチャート、表示画面例は一例であって、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0017】
<システム構成>
図1は、本発明の一実施形態にかかる特許文書作成支援システムの構成例を示す図である。特許文書作成支援システム600は、サーバ(特許文書作成装置)100と、ユーザ端末200と、大規模言語モデルサーバ300とを少なくとも含む。
【0018】
サーバ100は、特許文書作成支援サービスを提供するプラットフォームとして機能し、作成した特許文書を、ネットワーク500を介して接続されたユーザ端末200に対して出力する。ここで、「特許文書」とは、特許出願に際し特許庁へ提出される書類であって、明細書、特許請求の範囲、図面、要約等を指してよい。詳細は後述するが、サーバ100は、ユーザ端末200との間で情報をやり取りしながら、特許文書を作成する。このとき、サーバ100は、大規模言語モデルサーバ300がクラウドで提供する大規模言語モデルの機能を用いて、特許文書を作成する。
【0019】
大規模言語モデル(LLM:Large language Models)は、自然言語処理(NLP:Natural Language Processing)に特化した生成AI(Artificial Intelligence)の一種であって、膨大な量のテキストデータを深層学習して構築された、高度な自然言語生成(NLG:Natural language generation)を実現する言語モデルである。なお、言語モデルとは、人間が使用する自然言語のパターンを理解し、単語の出現確立を分析することで、ある単語の次にくる単語を予測するしくみを指す。大規模言語モデルとは、例えば、ChatGPT(Chat Generative Pre-trained Transformer)(登録商標)、PaLM2(登録商標)、LaMDA2(登録商標)等であってよい。なお、これらの大規模言語モデルに入力する指示として用いられる単語や文章を、一般にプロンプトと称する。
【0020】
サーバ100は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理装置であればどのような装置であってもよい。サーバ100は、例えば、サーバ装置、コンピュータ(例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレット等)、又はコミュニケーションプラットホームを含む。なお、図1では、サーバ100と大規模言語モデルサーバ300とを別個のものとして示してあるが、これに限定されない。すなわち、サーバ100が備えるとして説明する各機能は、複数のサーバによって実現されてもよいし、単一のサーバによって実現されてもよい。また、大規模言語モデルサーバ300が提供する機能を、サーバ100の一部の機能として実現してもよい。なお、サーバ100は、例えば、ネットワークを介して通信を行うことで協調動作する分散型サーバシステムでもよく、いわゆるクラウドサーバでもよい。すなわち、サーバ100は、物理的なサーバに限らず、ソフトウェアによる仮想的なサーバも含まれてよい。また、サーバ100は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理装置であればどのような装置であってもよく、例えば、サーバ装置、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレット等)、コミュニケーションプラットホーム等を含んでもよい。
【0021】
ユーザ端末200は、特許文書作成支援システム600を利用するユーザが用いる通信端末であって、特許文書作成支援サービスを利用するためのアプリケーションがインストールされ、サーバ100との間で各種情報の送受信が可能である。なお、ユーザ端末200へのアプリケーションのインストールは必須ではなく、ユーザは、ユーザ端末200から、webブラウザ等を介して、サーバ100において提供される特許文書作成支援サービスを利用するためのwebページにアクセスし、各種情報の送受信を、サーバ100との間で行ってよい。
【0022】
なお、図1では、ユーザ端末200としてノートパソコンを示してあるが、ユーザ端末200としては、これ以降に説明する機能を実現できる端末であればどのような端末であってもよい。例えば、ユーザ端末200は、コンピュータ(例えば、タブレット端末、デスクトップパソコン)、スマートフォン等であってよい。
【0023】
特許文書作成支援システム600は、特許文書作成支援システム600で利用する各種情報(データ)を記憶(格納)する図示しないデータベースサーバをさらに含んでよい。特許文書作成支援システム600で利用するデータとは、例えば、大規模言語モデルに入力するプロンプトや、ユーザ情報であってよい。
【0024】
ネットワーク500は、無線ネットワークや有線ネットワークを含んでよく、例えば、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)や広域ネットワーク(wide area network:WAN)、ISDNs(integrated service digital networks)、無線LANs、CDMA(code division multiple access)、LTE(long term evolution)、LTE-Advanced、第4世代通信(4G)、第5世代通信(5G)、及び第6世代通信(6G)以降の移動体通信システム等であってよい。なお、ネットワーク500は、これらの例に限られず、例えば、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)やブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、光回線、衛星通信網等であってもよい。また、ネットワーク500は、これらの組み合わせであってもよい。
【0025】
次に、図2を用いて、本発明の一実施形態に係るサーバ100、ユーザ端末200のハードウェア構成、機能構成について説明する。なお、まずは各機能部の代表的な動作について簡単に説明し、詳細は、フロー図や表示画面例等を用いて後述する。
【0026】
<ユーザ端末>
(1)ユーザ端末のハードウェア構成
ユーザ端末200は、制御部210、通信部220、表示部230、入出力部240、記憶部270を備える。
【0027】
制御部210は、典型的にはプロセッサであって、中央処理装置(CPU)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ等を含む。制御部210は、記憶部270に記憶されるプログラムを読み出し、読み出したプログラムに含まれるコード又は命令を実行することによって、各実施形態に示す機能、方法を実行する。
【0028】
記憶部270は、ユーザ端末200が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する。すなわち、記憶部270は、特許文書作成支援サービスのアプリケーションに係るプログラムを記憶する。記憶部270は、例えば、フラッシュメモリや、制御部210に対する作業領域を提供するメモリ(RAM、ROM等)を含む。
【0029】
通信部220は、ネットワークアダプタ等のハードウェアや通信用ソフトウェア、及びこれらの組み合わせとして実装される。通信部220は、ネットワーク500を介し、任意の通信プロトコルを用いて、サーバ100との間で各種データの送受信を行う。
【0030】
表示部230は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、データを表示するモニタである。
【0031】
入出力部240は、ユーザ端末200に対する各種操作を入力する入力装置、及び、ユーザ端末200で処理された処理結果を出力する出力装置を含む。入力装置は、例えば、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード、カメラ、マイクを含んでよい。出力装置は、制御部210で処理された処理結果を出力する。出力装置は、例えば、タッチパネル、スピーカ等を含んでよい。
【0032】
(2)ユーザ端末の機能構成
ユーザ端末200は、制御部210によって実現される機能として、表示処理部212、及び入出力処理部213を備える。なお、図2に記載の各機能部のうち、これ以降に説明する各実施形態において必須でない機能部はなくともよい。また、各機能部の機能又は処理は、実現可能な範囲において、機械学習又はAIにより実現されてもよい。なお、ユーザ端末200が実行するとしてこれ以降に説明する各種処理の一部を、サーバ100が実行してもよい。
【0033】
表示処理部212は、表示部230へのデータの表示を制御する。例えば、表示処理部212は、サーバ100から送信された情報に応じて、表示部230に、特許文書を作成するために必要な情報の入力画面を表示させたり、サーバ100によって作成された特許文書を表示させたりする。
【0034】
入出力処理部213は、入出力部240を介した外部装置との各種情報の伝達を制御してよい。例えば、入出力処理部213は、ユーザ20から、特許出願に係る発明の内容に関する情報の入力や、サーバ100から送信された質問に対する回答の入力を受け付けてよい。
【0035】
<サーバ>
(1)サーバのハードウェア構成
サーバ100は、制御部110、通信部120、記憶部170を備える。
【0036】
制御部110は、典型的には中央処理装置(CPU)であって、記憶部170に記憶されるプログラムを読み出し、読み出したプログラムに含まれるコード又は命令を実行することによって、各実施形態に示す機能、方法を実行する。制御部110は、その他、MPU、GPU、マイクロプロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ等を含んでよい。
【0037】
記憶部170は、サーバ100が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する。記憶部170は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等を含んでよい。また、記憶部170は、制御部110に対する作業領域を提供するメモリを含んでよい。
【0038】
通信部120は、ネットワークアダプタ等のハードウェアや通信用ソフトウェア、及びこれらの組み合わせとして実装され、ネットワーク500を介して、ユーザ端末200や大規模言語モデルサーバ300との間で、各種データの送受信を行う。
【0039】
(2)サーバの機能構成
サーバ100は、制御部110によって実現される機能として、取得部111、質問生成部112、回答取得部113、回答生成部114、作成部115、修正部116、設定部117、表示処理部118、及び選択受付部119を備える。なお、図2に記載の各機能部のうち、これ以降に説明する各実施形態において必須でない機能部はなくともよい。また、各機能部の機能又は処理は、実現可能な範囲において、機械学習又はAIにより実現されてもよい。
【0040】
<サーバの処理フロー>
サーバ100の各機能部の詳細な説明とともに、本発明の一実施形態によるサーバ100による処理フローについて、図3~6も用いて説明する。なお、図3は、本発明の一実施形態によるサーバ100の処理フロー、図4は、本発明の一実施形態において大規模言語モデルに入力されるプロンプトの例、図5及び図6は、ユーザ端末200の表示画面例である。
【0041】
図3を参照し、取得部111は、ユーザ端末200から、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する(ステップS11)。ここで、「特許情報」とは、特許の内容を示す情報であって、例えば、特許を取得したい発明の概要を示す文章やメモ等のテキストデータ、論文、関連する特許や類似する特許に関する情報(公開公報等)、図面等であってよい。
【0042】
特許情報の取得に際し、表示処理部118は、特許情報を入力可能な入力フィールドを含む操作画面を、ユーザ端末200に表示させる。図5(a)は、ユーザ端末200の表示部230に表示される操作画面の一例である。なお、図は一例であって、本発明はこれに限定されない。
【0043】
操作画面10は、ユーザから特許情報の入力を受け付ける特許情報入力フィールド11を含む。ユーザは、特許情報入力フィールド11に、特許を取得したい発明の概要を直接入力したり、発明の概要を含むデータ(例えば、ワードファイル、テキストファイル、pdfファイル、画像ファイル等)をアップロードしたりすることで、特許情報を入力可能であってよい。操作画面10において、「この内容で特許文書作成」のボタンが選択されると、特許情報入力フィールド11に入力された特許情報がサーバ100へ送信される。
【0044】
質問生成部112は、特許の詳細な説明を求める第1質問を、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて生成する(ステップS12)。質問生成部112は、あらかじめ設定されたプロンプトに特許情報を組み合わせて得られるプロンプトを、大規模言語モデルに入力して、第1質問を生成する。図4に、あらかじめ設定され、記憶部170または図示しないデータベースサーバに記憶されたプロンプトの一例を示す。なお、図は一例であって正確なものではなく、本発明はこれらに限定されない。
【0045】
プロンプトテーブルTB10は、特許文書を作成するために必要なプロンプトを予め定義したものであって、図4は、特許文書を構成する項目である「発明の名称」、「技術分野」、「背景技術」、「特許請求の範囲 請求項1」、「請求項2」、「先行技術文献」、「発明が解決しようとする課題」、「課題を解決するための手段」、「発明を実施するための形態」等を作成するためのプロンプトの一例を示してある。また、プロンプトテーブルTB10における「第1質問」、「第2質問」は、特許文書の作成を進めるためにユーザから取得したい情報を、ユーザへの質問形式で出力するためのプロンプトである。ここで、「第1質問」や「第2質問」は、例えば、特許文書に含まれる単語の意味や、特許文書に含まれる文章によって実現されることについて、より詳細な説明をユーザに求めるものであってよい。なお、プロンプトにおいて、波括弧{}内には、当該波括弧内の項目に対応する文章が入力されることを示す。
【0046】
作成部115は、特許文書のうち、ユーザ端末200から取得した特許情報に基づいて、プロンプトテーブルTB10に格納されたプロンプトで作成できる項目を作成してよい。例えば、図4のプロンプトテーブルTB10の例では、「発明の名称」、「技術分野」、「背景技術」等の項目を、特許情報で作成することができる。作成部115は、ユーザ端末200から特許情報を取得したことに応じて、{特許情報}を含むプロンプトを大規模言語モデルに入力し、各プロンプトで得られる項目を作成してよい。すなわち、作成部115は、特許文書を、当該特許文書を構成する複数の項目ごとに作成してよい。これにより、特許文書に必要な項目における漏れをなくすことができる。
【0047】
通信部120は、質問生成部112によって生成された質問をユーザ端末200へ送信する(ステップS13)。この際、表示処理部118は、第1質問への回答をユーザに求める回答入力フィールドを含む操作画面を、ユーザ端末200に表示させる。図5(b)は、ユーザ端末200の表示部230に表示される操作画面の一例である。なお、図は一例であって、本発明はこれに限定されない。
【0048】
操作画面20は、ユーザから受け付けた特許情報を表示する特許情報表示フィールド21と、サーバ100から送信された第1質問を表示する質問表示フィールド23と、第1質問への回答を入力可能な回答入力フィールド25とを少なくとも含んでよい。また、操作画面20は、作成部115がこれまでに作成した特許文書を表示する特許文書表示フィールド22をさらに含んでよい。
【0049】
上述したように、第1質問は、特許情報入力フィールド11に入力された特許情報(すなわち、特許情報表示フィールド21に表示された特許情報)に基づいて生成される。図5(b)の例では、特許情報表示フィールド21に表示された「本発明は・・・〇〇によって・・・。××が機能することで□□が・・・」との特許情報に基づいて、質問表示フィールド23に表示されたような「〇〇とは何ですか?」、「××とは、どのように・・・」、「□□とは、どのような内容ですか?」といった質問が生成されてよい。ユーザは、質問表示フィールド23に表示された質問への回答を、回答入力フィールド25に入力することができる。回答入力フィールド25に入力された回答は、ユーザによって操作画面20において「回答を送信する」ボタンが選択されたことに応じて、サーバ100へ送信されてよい。
【0050】
回答取得部113は、第1質問に対する回答をユーザ端末200から受信したか否かを判定する(ステップS14)。第1質問に対する回答をユーザ端末200から受信した場合(ステップS14でYES)、すなわち、操作画面20の回答入力フィールド25に入力された回答をサーバ100が受信した場合、作成部115は、特許情報と、ユーザから取得した第1質問に対する第1ユーザ回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する(ステップS17)。作成部115は、プロンプトテーブルTB10にあらかじめ格納されたプロンプトにおいて、{特許情報}及び{第1質問の回答}を用いるプロンプトに、取得した{特許情報}及び{第1質問の回答}(第1ユーザ回答)を組合せ、大規模言語モデルに入力する。作成された特許文書は、ユーザ端末200へ送信され、操作画面20における特許文書表示フィールド22が更新されてよい。
【0051】
ここで、本発明の一実施形態によれば、サーバ100から送信された質問に対する回答を、サーバ100が生成することができてよい。例えば、ユーザは、操作画面20において、質問表示フィールド23の近傍に表示された「回答を依頼する」とのボタン24を選択することで、サーバ100に対し、質問表示フィールド23に表示された質問へ回答することを要求することができる。
【0052】
「回答を依頼する」とのボタン24が選択された場合、ステップS14において、回答取得部113は、第1質問に対する回答をユーザ端末200から受信しないと判定する(ステップS14でNO)。回答生成部114は、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合、第1質問に対する回答を、大規模言語モデルを用いて生成する(ステップS15)。すなわち、回答生成部114は、プロンプトテーブルTB10における「{質問内容}に対する回答を生成してください」とのプロンプトを大規模言語モデルに入力して、回答を生成してよい。
【0053】
作成部115は、特許情報と、生成した第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許書類を作成する(ステップS16)。作成部115は、プロンプトテーブルTB10にあらかじめ格納されたプロンプトにおいて、{特許情報}及び{第1質問の回答}を用いるプロンプトに、取得した{特許情報}及び{第1質問の回答}(第1自動回答)を組合せ、大規模言語モデルに入力する。なお、ステップS16とステップS17とで用いられるプロンプトは、{第1質問の回答}に入力されるものが、前者は「第1自動回答」、後者は「第1ユーザ回答」となるのみで、プロンプト自体は同一であってよい。作成された特許文書は、ユーザ端末200へ送信され、操作画面20における特許文書表示フィールド22が更新されてよい。
【0054】
このように、本発明の一実施形態によれば、ユーザと対話しながら、特許文書の内容を充実化しつつ特許文書の作成が進められる。さらに、内容の充実化に際し大規模言語モデルを用いることができ、ユーザの手間を軽減できるとともに、大規模言語モデルが有する情報量によって、ユーザの知識以上の情報を特許文書に反映させることができる。
【0055】
<その他の実施形態>
なお、特許文書の作成にあたり、ユーザ端末200とサーバ100との間で、さらなる質問及び回答のやり取りが行われてよい。例えば、質問生成部112は、第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて、特許の詳細な説明を求める第2質問を、大規模言語モデルを用いて生成してよい。すなわち、第1質問に対する回答の内容に基づいて、特許文書の内容をさらに深掘りするための質問が、大規模言語モデルを用いて生成されてよい。第1質問と同様に、生成された第2質問はユーザ端末200へ送信され、ユーザ端末200の操作画面における質問表示フィールド23に表示されてよい。
【0056】
また、第1質問と同様の形態で、回答取得部113は、第2質問に対する回答をユーザから取得してよい。回答生成部114は、第2質問に対する回答がユーザから取得されない場合(すなわち、サーバ100に回答を依頼する旨がユーザによって選択された場合)、第2質問に対する回答を、大規模言語モデルを用いて生成してよい。作成部115は、特許情報と、第1ユーザ回答または第1自動回答と、ユーザから取得した第2質問に対する第2ユーザ回答、または、回答生成部114が生成した第2質問に対する第2自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成してよい。作成された特許文書はユーザ端末200へ送信され、特許文書表示フィールド22に表示された特許文書が更新されてよい。
【0057】
このように、本発明の一実施形態によれば、ユーザとの間で質問と回答のやり取りを繰り返しながら、特許文書の充実化が図られる。また、大規模言語モデルを用いてサーバ100が生成した質問に対し、大規模言語モデルを用いた回答を生成することをユーザが選択できるため、ユーザビリティの高い特許文書生成システムを実現することができる。
【0058】
なお、修正部116は、作成部115によって作成された特許文書を、大規模言語モデルを用いて修正してよい。例えば、ユーザ端末200の操作画面に、特許文書の修正指示を入力する修正指示入力フィールドが表示され、ユーザによる特許文書の修正指示が入力可能であってよい。修正部116は、これまでに作成された特許文書に対し、ユーザ端末200から送信された修正指示をプロンプトとして、大規模言語モデルに、特許文書を修正させてよい。なお、大規模言語モデルに入力可能な字数に上限が設定されている場合もあり、特許文書の修正指示は、特許文書を構成する項目(「発明の名称」、「請求項」、「発明を解決するための課題」等)ごとに入力させるよう、ユーザにガイドが提供されてもよい。例えば、特許文書の修正を要求する旨をユーザから受信したことに応じて、ユーザ端末に、修正を希望する項目や修正内容をユーザに選択させる画面が表示されてもよい。
【0059】
このように、本発明の一実施形態によれば、特許文書をさらに推敲するのに大規模言語モデルを用いることができ、ユーザビリティの高い特許文書作成システムを提供することができる。
【0060】
なお、上述では、特許文書の作成に用いるプロンプトが予め設定されてある態様について説明した。しかしながら、設定部117は、大規模言語モデルに入力するプロンプトの、ユーザによる変更、及び、新たなプロンプトのユーザによる設定の少なくともいずれかを受け付けてよい。例えば、ユーザ端末200の操作画面に、プロンプトの更新指示を入力するプロンプト更新フィールドが表示され、ユーザによるプロンプトの更新指示が入力可能であってよい。あるいは、設定部117は、ユーザからの指示に応じて修正部116が行う修正の内容や頻度に応じて、ユーザの修正傾向を学習し、新たなプロンプトを設定してもよい。
【0061】
<他の操作画面>
図6に、ユーザ端末200に表示される他の操作画面例を示す。表示処理部118は、ユーザ端末200に、特許情報を入力可能な入力フィールド(特許情報入力フィールド)51と、作成部115によって作成された特許文書を表示する表示フィールド(特許文書表示フィールド)52と、特許文書表示フィールド52に表示された特許文書に対して、大規模言語モデルを用いた処理を行うための複数のプロンプト54a~54dを選択可能なプロンプト選択フィールド54とを含む操作画面50を表示させてよい。
【0062】
特許情報入力フィールド51は、特許情報の入力またはアップロードが可能な領域であって、作成部115は、特許情報入力フィールド51に特許情報が入力されたことに応じて、あらかじめ設定したプロンプトに特許情報を組み合わせて、大規模言語モデルに入力してよい。また、特許情報入力フィールド51において、サーバ100から送信される質問(上述した第1質問や第2質問等)や、当該質問に対する回答の入力、またはサーバ100への回答の要求指示が可能であってよい。
【0063】
なお、操作画面50は、特許文書を構成する各項目を選択可能な項目選択フィールド53を含んでよい。操作画面50において、特許文書表示フィールド52には、作成部115によって作成された特許文書のうち、項目選択フィールド53で選択された項目に相当する部分が表示されてよい。例えば、項目選択フィールド53で「請求項」が選択された場合、特許文書表示フィールド52には、特許文書のうち「特許請求の範囲」が表示されてよい。
【0064】
プロンプト選択フィールド54は、特許文書表示フィールド52に表示された特許文書に対する処理を大規模言語モデルに実行させるためのプロンプトを、ユーザが選択可能なフィールドである。なお、図6の例では、選択可能なプロンプトを4つ示してあるが、本発明はこれに限定されず、これ以上でもこれ以下でもよい。プロンプト選択フィールド54において、例えば、プロンプト54a(生)は、さらに文章を生成することを指示するプロンプトであってよい。プロンプト54b(段)は、段落の追加や更新を指示するプロンプトであってよい。プロンプト54c(数)は、符号の付加を指示するプロンプトであってよい。プロンプト54d(回)は、質問に対する回答案を大規模言語モデルを用いて複数作成することを指示するプロンプトであってよい。なお、ユーザは、作成された複数の回答案から、特許文書の作成に用いる回答案を選択できてよい。選択受付部119は、ユーザから、プロンプト選択フィールド54に表示された複数のプロンプトの少なくとも1つの選択を受け付ける。作成部115は、選択受付部119が受け付けたプロンプトの選択操作に応じて、特許文書表示フィールド52に表示された特許文書に対して、選択されたプロンプトによる大規模言語モデルを用いた処理を行ってよい。そして、プロンプトに応じて作成または更新された特許文書が、特許文書表示フィールド52に表示されてよい。
【0065】
なお、プロンプトの選択操作は上述したものに限定されない。例えば、表示処理部118は、プロンプト選択フィールド54において、複数のプロンプトをそれぞれ識別可能なオブジェクトで表示させてよい。識別可能なオブジェクトとは、例えば、図6のように、円形のオブジェクトに重畳して、プロンプトの内容が分かる文字が表示されたものであってもよいし、オブジェクトの形が、円形、三角形、四角形等で異なっていてもよい。なお、プロンプトを識別可能なオブジェクトは、ユーザの選択に応じてドラッグ(移動)可能に表示されてよく、選択受付部119は、ユーザによる、特許文書表示フィールド52へのオブジェクトの重畳動作(ドラッグ動作)を、所定のオブジェクトに関連付けられたプロンプトの選択として受け付けてよい。
【0066】
このように、本発明の一実施形態によれば、操作画面上の簡易な操作で、特許文書の作成を行うことができる。
【0067】
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、上記実施の形態に示す構成を適宜組み合わせることとしてもよい。例えば、特許文書作成装置100が備えるとして説明した各構成部は、物理的に複数のコンピュータによって分散されて実現されてもよいし、一のコンピュータとして実現されてもよい。
【0068】
例えば、上述では、サーバ100とユーザ端末200との間の質問及び回答のやり取りを2回行う態様について説明した。しかしながら、質問及び回答のやり取りは、2回以上行われてもよい。このとき、サーバ100は、ユーザから取得した回答を踏まえて質問を生成することで、特許文書における内容の充実性を高めることができる。
【0069】
本開示の各実施形態のプログラムは、情報処理装置に読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。プログラムは、例えば、ソフトウェアプログラムや制御プログラムを含む。サーバ100の各機能部をソフトウェアにより実現する場合、サーバ100は、プロセッサがメモリ上にロードされたプログラムを実行することにより、取得部111、質問生成部112、回答取得部113、回答生成部114、作成部115、修正部116、設定部117、表示処理部118、及び選択受付部119として機能する。
【0070】
記憶媒体は適切な場合、1つ又は複数の半導体ベースの、又は他の集積回路(IC)(例えば、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、特定用途向けIC(ASIC)等)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、又はこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、又は揮発性と不揮発性の組合せでよい。
【0071】
また、本開示のプログラムは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、サーバ100に提供されてもよい。
【0072】
なお、本開示のプログラムは、例えば、Actionscript、JavaScript(登録商標)等のスクリプト言語、Python、Objective-C、C言語、Go言語、Swift(登録商標)、Koltin、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装できる。
【符号の説明】
【0073】
100 サーバ(特許文書作成装置)
110 制御部
111 取得部
112 質問生成部
113 回答取得部
114 回答生成部
115 作成部
116 修正部
117 設定部
118 表示処理部
119 選択受付部
120 通信部
170 記憶部
200 ユーザ端末(端末装置)
210 制御部
212 表示処理部
213 入出力処理部
220 通信部
230 表示部
240 入出力部
270 記憶部
300 大規模言語モデルサーバ
500 ネットワーク
600 特許文書作成支援システム
【0074】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成する。また、ユーザから回答を取得できない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。そして、特許情報とユーザからの回答に基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。このようにして、特許文書作成装置は、特許文書の作成を支援することができる。
【0075】
本発明はLLM技術を利用して特許文書の作成支援装置及び方法を提供しようというものである。具体的には、大量のテキストデータから構築されたLLM技術を利用して質問や回答等の文章生成が可能であり、この技術を応用して特許文書の作成支援装置及び方法が提供される。
【0076】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成する。また、回答が得られない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。そして、取得した情報と回答に基づいて、特許文書を作成する。このようにすることで、特許文書の作成を支援することができる。
【0077】
本発明により、大規模言語モデルを用いた特許文書作成装置が提供される。この装置は、特許文書に記載する特許に関する情報を取得し、その情報を基に大規模言語モデルを用いて質問や回答を生成し、取得した情報と回答に基づいて特許文書を作成することができる。このため、従来のような手動での作業が不要となり、効率的な特許管理が可能となる。また、大規模言語モデルの利用により、高精度かつ高速な質問や回答の生成が可能となるため、より正確かつ迅速な特許管理が可能となる。
【0078】
本発明は、情報処理装置に関する。本発明の情報処理装置は、類似する文書情報を収集する収集部と、前記収集した文書情報の集合を利用者に提示する提示部と、前記利用者からフィードバックとして収集した、当該集合に間違って含まれている文書の指摘と、当該集合に含まれていない追加するべき文書情報の指摘とを基に、前記文書情報の類似性を算出する算出部とを備える。前記算出部は、前記フィードバックに基づいて、前記文書情報の類似性の算出を最適化する。
【0079】
なお、本発明の実施例では、「プロンプト」という単語が使われていますが、「プロンプト」という単語が使われなくても同様の機能が実現できます。
【0080】
質問文から検索語集合と質問種別を判定し、判定された検索語集合と質問種別に従って、文書集合格納装置に格納された文書集合から関連文書集合を検索して、関連文書から質問文に対する回答を抽出し、抽出した回答と回答を抽出した文書情報を質問文に対する応答結果として提供することができる。
【0081】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1質問に対する第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。回答情報取得部は、分類情報に対応情報で対応付けられている追加用語と用語抽出部が抽出した用語とから選択された2個を用いて第1の式の値を算出し、その第1の式の値が他に比べて大きい情報である回答情報を取得する。
【0082】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部から構成される。また、機械学習の際には、第1の式の値を教師データとして用いることによって、回答情報取得部は追加用語や分類情報に応じた式(第1の式)とを用いて回答情報を取得できる。
【0083】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。また、回答情報取得部は、文書取得手段が取得した文書をリランキングする図示しないリランキング手段をさらに備えることができる。算出手段は、文書取得手段が取得した文書に代えて、リランキング手段によって上位にリランキングされた文書に含まれる回答候補情報について、第1の式の値を算出するようにしてもよい。
【0084】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて前記特許情報に基づいて質問を生成する質問生成部と、ユーザから回答を取得する回答取得部と、回答が取得できなかった場合には大規模言語モデルを用いて回答を生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、を備える。また、取得部は、回答履歴情報として、ユーザが回答を行った質問のカテゴリ、質問者、該質問者のユーザ属性、質問文、該質問文へのユーザの回答文、及び該回答文への評価のうちの少なくとも一つの情報を取得してもよい。
【0085】
本発明は、情報処理装置における作業ログの取得方法に関する。本発明によれば、ユーザが情報処理装置に搭載されたアプリケーションを用いて作業を行った場合に、その作業に関する情報を取得し、作業ログ情報として記憶装置に記憶することができる。これにより、ユーザが行った作業の履歴を取得することができるため、ユーザの作業履歴を分析することで、ユーザの作業効率の向上や、アプリケーションの改善などが可能となる。記憶装置に記憶された設定情報に基づき、ユーザが情報処理装置に搭載されたアプリケーションを用いて作業を行った場合に、その作業に関する情報を取得し、作業ログ情報として記憶装置に記憶する作業ログ取得部を備える情報処理装置。
【0086】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する質問生成部と、第1質問に対する回答を取得する回答取得部と、第1質問に対する回答が取得されない場合に大規模言語モデルを用いて回答を生成する回答生成部と、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、が備わっている。また、参照情報取得部があり、過去の質問応答記録データベースから同一の文書を参照して作成された回答とそれに対する質問文を取得し出力部に渡すことができる。本発明は大規模言語モデル技術の応用例であり,従来の人手で行われるような煩雑な手順や時間的コストがかかる処理等が不要である。また,過去の類似事例や過去の類似事例へのアクセスも容易であるため,より効率的な業務処理が可能である。
【0087】
本発明は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置に関する。本発明によれば、特許文書に記載する特許に関する情報を取得し、その情報に基づいて質問を生成し、回答を取得することで、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成することができる。また、回答能力の情報として、ユーザの属性を示すユーザ情報と、該ユーザが過去行った回答の情報である回答履歴情報と、の少なくとも一つの情報を取得することができる。これにより、より適切な質問や回答が生成されることが期待される。
【0088】
本実施の形態に係る特許文書作成装置は、図1に示すように構成されている。特許文書作成装置1は、取得部2、質問生成部3、回答取得部4、回答生成部5、作成部6を備える。取得部2は、特許に関する情報を収集するための部品であり、例えば、特許庁のデータベースから特許情報を取得することができる。質問生成部3は、取得部2から収集した特許情報を基にして、大規模言語モデルを用いて質問を生成するための部品である。回答取得部4は、ユーザから回答を受け取るための部品であり、例えば、ユーザが入力したテキストデータを受け付けることができる。回答生成部5は、回答がユーザから受け取れなかった場合に使用される部品であり、大規模言語モデルを用いて回答を生成することができる。作成部6は、質問情報と回答情報を基にして特許文書を作成するための部品である。
【0089】
本発明に係る特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、を備える。本発明の特徴は、大規模言語モデルを用いた自動応答システムであることである。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前述の各種情報等に基づき、大規模言語モデルを用いて自動応答システムが構築されることが含まれる。また本発明は上述のような構成であることが含まれる。
【0090】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する質問生成部と、第1質問に対する回答を取得する回答取得部と、第1質問に対する回答が取得されない場合に第1質問に対する回答を生成する回答生成部と、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、を備える。また、先に図を参照して説明した回答作成手段により作成された統計的データを、ユーザに提示する1次回答とし、この1次回答のリストからユーザが回答としての述部を選択可能な状態とし、ユーザにより特定の述部が選択された場合、質問キーワードと共に再度パッセージ検索を行い、構文意味解析手段により、選択された述部にかかる要素(主部や修飾語句)を抽出し、ユーザに提示する設定としてもよい。
【0091】
本発明に係る特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部と、質問生成部と、回答取得部と、回答生成部と、作成部とを備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合に、大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
【0092】
本発明に係る特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部という構成となっている。本発明の特徴は、「大規模言語モデル」を用いた「自動応答」であることである。このため、「人手での応答」が必要なくなり、「迅速かつ正確な応答」が可能となる。また、「大規模言語モデル」は「学習機能」を有しており、「過去の応答履歴」や「類似した応答例」から学習し、「より適切な応答」が可能となる。
本発明は、「大規模言語モデル」を用いた「自動応答」であることから、「人手での応答」が必要なくなり、「迅速かつ正確な応答」が可能となる。また、「大規模言語モデル」は「学習機能」を有しており、「過去の応答履歴」や「類似した応答例」から学習し、「より適切な応答」が可能となる。これらの効果により、従来技術では困難であった「高速・高精度・多様性・柔軟性・拡張性・信頼性」という要件を満たすことができる。さらに、本発明は「特許文書作成装置」として実現されており、特許文書作成業務の効率化・品質向上に貢献することが期待される。
【0093】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部から構成される。
【0094】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許情報を取得する取得部と、質問生成部と、回答取得部と、回答生成部と、作成部とを備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1質問に対する第1自動回答を生成する。作成部は、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
(変形例)なお、上記説明では、質問生成部が第1質問のみを生成するものとして説明したが、複数の質問を生成し、それらに対応する複数の自動回答を生成し、それらから必要な情報を抽出して特許文書を作成することもできる。
【0095】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する質問生成部と、第1質問に対する回答を取得する回答取得部と、第1質問に対する回答が取得できなかった場合に第1質問に対する回答を生成する回答生成部と、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、を備える。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いることで、高精度かつ迅速な特許文書の作成が可能である。
【0096】
本発明に係る特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、を備える。本発明の特徴は、大規模言語モデルを用いた自動応答システムであることである。
【0097】
本実施の形態に係る特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。
【0098】
文書検索部からの前記要求は、処理中の質問情報が直前の質問に関連があるときに発生し、文書検索部が当該質問情報のために文書データベースを新たに検索することに代えて、当該質問情報の直前の質問情報に採用した根拠文書情報を利用すべく、その根拠文書が要求される。そして、文書検索部は、当該根拠文書を含む複数の文書からなるグループを形成し、当該グループ内でのみ検索を行うことで、処理時間を短縮することができる。
【0099】
本発明に係る特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、を備える。また、本発明の実施例では、指定した他の端末に回答を供給するように設定することもできる。
【0100】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する質問生成部と、ユーザから第1回答を取得する回答取得部と、第1回答が取得できなかった場合に第1自動回答を生成する回答生成部と、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、を備える。また、表現取得手段は、第1表現取得手段から第4表現取得手段までの4つの表現取得手段141~144から構成される。さらに、表現取得手段は、第5表現取得手段等も備えることができる。
【0101】
本発明に係る特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部という構成となっている。また、本発明の実施例では、候補生成手段が4つ備えられており、それぞれ異なる方法で候補文候補文の生成が行われるようになっている。
【0102】
本発明は、情報処理装置に関する。本発明の情報処理装置は、回答候補を生成する制御部と、前記回答候補を提示する表示部とを備える。前記制御部は、前記回答候補が複数存在する場合、回答の可能性が高い複数の回答候補を提示するための情報を生成する。前記表示部は、前記制御部が生成した情報に基づいて、前記回答候補を提示する。本発明によれば、回答の可能性が高い複数の回答候補を提示することができるため、ユーザはより適切な回答を選択しやすくなる。また、本発明によれば、ユーザが選択した回答に基づいて、より正確な情報を提供することができる。
【0103】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合に、大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
【0104】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する質問生成部と、ユーザから第1回答を取得する回答取得部と、第1回答が取得されない場合に第1自動回答を生成する回答生成部と、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、を備える。本発明により、特許文書の作成が効率化される。
【0105】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得する取得部と、質問生成部と、回答取得部と、回答生成部と、作成部とを備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合に、大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
音声信号から音声認識結果を出力する音声認識装置であって、前記音声信号から前記音声認識結果を出力するための音声認識処理部と、前記音声信号の周波数スペクトル分布の時間変化量及び周波数変化量から前記音声信号が発話された環境の種類及び状態を推定する環境推定処理部と、前記環境推定処理部が推定した前記環境の種類及び状態に応じて前記音声認識処理部のパラメータを制御する制御処理部と、を備えることを特徴とする音声認識装置。
前記制御処理部は、前記環境推定処理部が推定した前記環境の種類及び状態に応じて、前記音声認識処理部が使用するフィルタバンク数及びフレーム長等のパラメータを制御し、前記音声信号からより正確な音声認識結果が出力されるように制御することができることを特徴とする。
本発明は、音声認識装置に関する。本発明の音声認識装置は、音声信号から音声認識結果を出力する。具体的には、音声信号から音声認識結果を出力するための音声認識処理部と、周波数スペクトル分布の時間変化量及び周波数変化量から環境種類及び状態を推定する環境推定処理部と、制御処理部とが備えられる。
【0106】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許情報を取得し、その情報に基づいて大規模言語モデルを用いて質問を生成し、ユーザから回答を取得する。回答が取得できなかった場合には、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。そして、取得した情報と回答に基づいて特許文書を作成する。本発明によれば、特許文書の作成が容易になり、効率的に行うことができる。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、 前記大規模言語モデルが学習済みであることが条件であることを特徴とする。
本発明は学習済みの大規模言語モデルが条件であることが特徴である。このため本発明では高精度かつ高速な処理が可能であり、効率的な特許文書の作成が可能である。また本発明では学習済みの大規模言語モデルが使用されるため専門知識や技術力が必要なく容易かつ迅速な操作が可能であり利便性も向上している。
【0107】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、質問生成部と、回答取得部と、回答生成部と、作成部とを備える。質問生成部は、前記特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。しかも、関連する質問の回答に用いられた前記根拠文書情報は、処理中の質問情報にとって有益な回答要素を含む可能性が高いことから、ユーザに対し適正な回答情報を提示することができる。
【0108】
本発明に係る特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許情報を取得する取得部、第1質問を生成する質問生成部、回答を取得する回答取得部、回答が取得できない場合に回答を生成する回答生成部、そして特許文書を作成する作成部から構成される。また、改訂質問生成モデルがニューラルネットワークである場合には、機械読解と改訂質問生成とのそれぞれで正解データに関する誤差関数を定義し、この誤差関数値の和をニューラルネットワーク全体の誤差として扱い、この誤差が小さくなるようにパラメータを更新することができる。
【0109】
本発明は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。そして、改訂質問生成部の質問応答実行部は、文書ベクトル系列及び質問ベクトル系列を用いて機械読解を行うために関連文書X中で入力質問と関連する情報を発見及び抽出し、改訂された質問Q'及びその解答A'を生成し、改訂された質問Q'及びその解答A'が入力された場合の新しい文書ベクトル系列及び新しい質問ベクトル系列を生成して出力し、改訂された質問Q'及びその解答A'が入力された場合の新しい文書・質問照合層の処理結果として出力する。
【0110】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得する取得部、第1質問を生成する質問生成部、回答を取得する回答取得部、回答が取得できない場合に回答を生成する回答生成部、そして特許文書を作成する作成部から構成される。質問生成部は、第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて、特許の詳細な説明を求める第2質問を大規模言語モデルを用いて生成することができる。
【0111】
本発明は、特許文書作成装置及び特許文書作成方法に関する。本発明によれば、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置及び特許文書作成方法を提供することができる。具体的には、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて質問を生成し、回答を取得することで、特許文書の作成を支援することができる。また、回答が取得できない場合には、大規模言語モデルを用いて回答を生成することもできる。これにより、従来の手動による特許文書の作成に比べて、効率的かつ正確な特許文書の作成が可能となる。
ステップS103:改訂質問生成部の質問復元部は、照合部が生成したマッチング情報(隠れ状態ベクトル及びマッチング行列M)と、入力質問と、関連文書とを用いて、以下のステップS103-1~ステップS103-7により、改訂質問となる自然文を生成する。
【0112】
本発明は、特許文書作成装置及び特許文書作成方法に関する。特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得する取得部と、第1質問を生成する質問生成部と、回答を取得する回答取得部と、回答が取得されない場合に回答を生成する回答生成部と、特許文書を作成する作成部と、を備える。改訂質問生成モデルの文書エンコード層及び質問エンコード層の処理として、関連文書及び入力質問をそれぞれd次元の単語ベクトル系列に変換(エンコード)する。
ステップS303-2:次に、改訂質問生成部の質問応答実行部は、関連文書及び入力質問のエンコード結果から、図に示す改訂質問生成モデルのアテンション層及びデコーダ層の処理として、改訂質問を出力する。
【0113】
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える、特許文書作成装置。改訂質問生成部は、図に示す改訂質問生成モデルのデコード層の処理として、RNNにより、回答ベクトルを用いて、改訂質問を構成する単語を出力するためのベクトルを作成する。
ステップS305-2:改訂質問生成部の質問生成部は、図に示す改訂質問生成モデルのエンコード層の処理として、RNNにより、入力された単語列から単語表現ベクトル列を出力し、その後デコード層で処理される。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前...
ステップS305-2:改定後の新しい単語列は、「新しい単語列」が含まれる旧単語列中の「新しい」以降の単語列である。
【0114】
本発明は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置に関する。本装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部から構成される。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成し、回答取得部はユーザから第1ユーザ回答を取得する。もし第1ユーザ回答がない場合は、回答生成部が大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。関連質問生成部は、入力された質問文から情報抽出を行い、この情報抽出結果を用いて図のような質問記録データベースを検索して類似する質問文を検索し、類似する質問文に続く関連質問文を生成する。
【0115】
本発明は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。
本発明の特徴は、大規模言語モデルを用いた自動化技術により、高速かつ正確な特許文書の作成が可能であることである。また、本発明は人工知能技術の一つである自然言語処理技術を応用しており、人間が行うような自然な文章の生成が可能である。さらに本発明は、従来の手動で行われていた作業の自動化により生産性向上が期待できることも利点である。
ステップS305-2:改訂質問生成部の質問生成部は、図に示す改訂質問生成モデルの入力層及び中間層の処理として、入力された回答候補A(つまり始点及び終点tend)から改訂後の回答候補B(つまり始点及び終点tend)を出力し、改訂後の回答候補B(つまり始点及び終点tend)から回答ベクトルを作成し出力する。
【0116】
本発明は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置に関する。本発明によれば、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得し、その情報に基づいて大規模言語モデルを用いて質問を生成し、ユーザから回答を取得する。回答が取得できない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。そして、取得した情報と回答に基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。これにより、特許文書の作成が効率化される。
ステップS102:改訂質問生成部の照合部は、以下のステップS102-1~ステップS102-4により、マッチング情報として、Decoderの初期状態とする隠れ状態ベクトルと、機械読解タスクで用いられるマッチングモデルであるマッチング行列とを生成する。
本発明は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置に関する。本発明によれば、特許文書に記載する特許に関する情報から質問を生成し、ユーザから回答を取得する。回答が取得できない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。そして、取得した情報と回答に基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。これにより、特許文書の作成が効率化される。
【0117】
本発明は、特許文書作成装置に関する。特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、を備える。質問生成部は、あらかじめ設定されたプロンプトに特許情報を組み合わせて得られるプロンプトを、大規模言語モデルに入力して、第1質問を生成する。
【0118】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて前記特許情報に基づいて第1質問を生成する質問生成部と、ユーザから第1ユーザ回答を取得する回答取得部と、第1ユーザ回答が取得されない場合には、大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する回答生成部と、前記特許情報と前記第1ユーザ回答または前記第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、を備える。
【0119】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1ユーザ回答が取得されない場合に大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。複数の利用者によって文書情報を分類していく場合にも適用可能である。
請求項1に記載の特許文書作成装置において、前記大規模言語モデルは、トランスフォーマー(Transformer)アーキテクチャに基づくものであることを特徴とする特許文書作成装置。
トランスフォーマー(Transformer)アーキテクチャに基づく大規模言語モデルを使用して特許文書作成装置を実現する。
【0120】
本発明は、ユーザからの質問に対して、質問回答リスト管理手段が、データベースの質問回答リストから質問回答レコードを一つ取得し、ユーザから受け付けた質問に含まれた語句と背景情報に含まれている語句との一致度を計算し、ユーザから受け付けた質問に含まれた語句と質問要部に含まれている語句との一致度を計算し、ユーザから受け付けた質問に含まれた語句と回答内容に含まれている語句との一致度を計算し、これら計算された一致度、一致度、一致度に基づいて最終一致度を算出することで、最適な回答を提供することができるようにした特許文書作成装置である。
【0121】
文判定関数管理部は、判定関数を管理しており、この判定関数は、入力として判定対象の文、判定対象の文の種別、直前の文についての判定結果を受け付け、これら受け付けた情報をヒューリスティックな知識に照らし合わせることによって、判定対象文が当該対象文を読み込んだ時点で背景情報の候補、質問要部の候補、回答内容の候補、前記候補以外のいずれであるかを判定し、判定対象文が背景情報の候補である場合には、”背景候補”を返し、質問要部の候補である場合には、”質問候補”を返し、回答内容の候補である場合には、”回答候補”を返し、どの候補でもない場合には、”候補外”を返す。そして、質問要部の候補が得られた場合には、質問要部として適当なものを選択することができるようにする。
【0122】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1質問に対する第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。回答情報取得部は、分類情報に対応情報で対応付けられた追加用語と用語抽出部が抽出した用語から選択された2個を用いて第1の式の値を算出し、その値が他に比べて大きい情報である回答情報を取得する。
【0123】
本発明の質問応答システムは、質問文を入力する質問入力部と、文書検索部と、回答抽出部と、回答出力部と、を備える。質問入力部で入力された質問文は、質問解析部で形態素解析され、検索語が生成される。文書検索部では、検索語に基づいて文書索引情報の単語に関連付けられた文書識別子を取得する。回答抽出部では、取得した文書識別子に関連付けられている回答単語において、質問種別や検索語に基づいて抽出を行うことにより、被検索文書の文面に質問文の要となる単語を直接含まなくても、質問文の回答候補となる文書を示す識別子を取得することができる。そして回答出力部では、取得した回答単語から適切な回答を生成し、ユーザに提示することができる。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。
本発明は大規模言語モデル技術や自然言語処理技術等の最新技術を活用しております。本発明の特許文書作成装置は大規模言語モデル技術等の最新技術を活用しております。本発明の特許文書作成装置は大規模言語モデル技術等の最新技術を活用しております。本発明の特許文書作成装置は大規模言語モデル技術等の最新技術を活用しております。本発明の特許文書作成装置は大規模言語モデル技術等の最新技術を活用しております。
【0124】
本発明に係る特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許情報を取得する取得部、特許情報に基づいて第1質問を生成する質問生成部、第1質問に対する回答を取得する回答取得部、第1質問に対する回答が取得されない場合に第1質問に対する回答を生成する回答生成部、そして特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部から構成される。また、利用者との間でテキストチャットを行うための画面である回答者チャット画面は、利用者表示領域、メッセージ表示領域、入力領域、送信オブジェクト、および回答候補生成オブジェクトを有している。
【0125】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得する取得部と、質問生成部と、回答取得部と、回答生成部と、作成部とを備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合に、大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
【0126】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。
【0127】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部と、質問生成部と、回答取得部と、回答生成部と、作成部とを備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1ユーザ回答が取得されなかった場合には、大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
【0128】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成する。ユーザから回答を受け取るが、回答がない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。特許情報とユーザからの回答または自動生成された回答に基づいて、大規模言語モデルを使用して特許文書を作成する。
【0129】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1ユーザ回答が取得されなかった場合に大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
【0130】
本発明は、ユーザが入力した質問に対して、大規模言語モデルを用いて質問要約を生成し、その質問要約に基づいて回答を生成することで、ユーザの意図を正確に把握し、適切な回答を提供することができる対話処理装置及び対話処理方法に関する。具体的には、特許文書作成装置において、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて質問要約を生成する質問生成部と、回答取得部と、回答生成部と、作成部とを備える。また、適切な回答が得られなかった場合にはログ出力処理部によりログデータが出力される。
請求項1の内容に関連するような、特許明細書の実施例にふさわしい文章:
本発明の一実施例では、特許文書作成装置が提供される。この特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて質問要約を生成する質問生成部と、回答取得部と、回答生成部と、作成部とを備える。この特許文書作成装置は、ユーザが入力した質問に対して適切な回答を提供することができる。また、適切な回答が得られなかった場合にはログ出力処理部によりログデータが出力される。
【0131】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部と、質問生成部と、回答取得部と、回答生成部と、作成部とを備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1ユーザ回答が取得されない場合には、大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
請求項1の内容に関連するような、特許明細書の実施例にふさわしい文章:
本発明の実施例では、特許文書作成装置が提供される。この装置は、特許情報を取得する取得部と、質問生成部と、回答取得部と、回答生成部と、作成部とを備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1ユーザ回答が取得されない場合には、大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
【0132】
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える、特許文書作成装置。
【0133】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する質問生成部と、ユーザから第1ユーザ回答を取得する回答取得部と、第1ユーザ回答が取得されない場合に第1自動回答を生成する回答生成部と、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、を備える。また、1次回答のリストからユーザが回答としての述部を選択可能な状態とし、選択された述部にかかる要素(主部や修飾語句)を抽出し、ユーザに提示する設定も可能である。
【0134】
本発明に係る質問応答システムは、ユーザからの質問に対して、大規模言語モデルを用いて回答を生成することができる。具体的には、特許文書作成装置において、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備えることで実現される。また、回答フィルタ部によって適合回答を通知することができる。このような構成により、ユーザが特許文書の作成に必要な情報を簡単かつ迅速に入手することができる。
【0135】
本発明は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置に関する。本装置は、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。また、製品が、特定の性別のユーザ、特定の年代のユーザ、または特定の地域に住むユーザによって主に使用されるものである場合、質問を行うユーザに対して、性別、年齢、または住所を入力する画面を提示し、入力された情報に基づき、知識レベルを判定するようにしてもよい。
【0136】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いることで高精度な質問応答が可能であり、効率的かつ正確な特許文書の作成が可能である。
音声認識技術及び自然言語処理技術等の人工知能技術を活用し、音声入力された内容から必要な情報を抽出し、該当情報及び関連情報等から必要な情報を抽出し検索結果として提示し、検索結果から選択された情報及び関連情報等から必要な情報を抽出し表示することができる音声検索システム。
このように、「音声入力された内容から必要な情報を抽出し」という機能があることで、「音声入力された内容」だけでなく、「音声入力された内容」に関連した「必要な情報」も検索結果として提示できる。例えば、「東京駅周辺のレストラン」という音声入力があった場合、「東京駅周辺」というキーワードだけでなく、「レストラン」というキーワードも抽出して検索結果として提示できる。
本発明は、音声検索システムに関する。本発明の音声検索システムは、音声認識技術及び自然言語処理技術等の人工知能技術を活用し、音声入力された内容から必要な情報を抽出し、該当情報及び関連情報等から必要な情報を抽出し検索結果として提示し、検索結果から選択された情報及び関連情報等から必要な情報を抽出し表示することができる。
【0137】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成する。ユーザから回答が得られない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。特許情報とユーザからの回答または自動生成された回答に基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。特許文書の修正指示は、特許文書を構成する項目ごとに入力させるよう、ユーザにガイドが提供されることがある。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する情報を取得する取得部と、 前記取得部で取得した前記情報から、前記大規模言語モデルを用いて質問を生成する質問生成部と、 前記質問生成部で生成した前記質問に対して、ユーザから回答が得られなかった場合に、前記大規模言語モデルを用いて回答を生成する回答生成部と、 前記質問生成部で生成した前記質問に対して、ユーザから回答が得られた場合に、前記回答取得部で取得した前記回答を保存する保存部と、 前記保存部で保存された前記回答または前記回答生成部で生成された前記回答と、前記質問生成部で生成した前記質問および前記取得部で取得した前記情報から構成される特許文書を作成する作成部と、を備える。
本発明の装置は、大規模言語モデルを使用して特許文書の作成を支援します。装置は情報収集部分から始まります。この部分では装置が必要な情報(例えば発明者名や発明の種類)を収集します。次に装置はこの情報から質問セット(例えば「発明者名は何ですか?」) を自動的に生成します。もしユーザーがこのセットへの返信がなければ(例えば「私はそれらの詳細がわかりません」)、装置は自動的に返信セット(例えば「発明者名は不明です」) を生成します。もしユーザーが返信セットへ返信した場合(例えば「私たちはそれらの詳細がわかりません」)、装置はその返信内容を保存します。最後に装置は保存された返信内容および自動的に生成された返信内容から構成される特許文書を作成します。
【0138】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明によれば、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置が提供される。この特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。質問生成部は、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、第1質問に対する回答をユーザから受信する。回答生成部は、第1質問に対する回答が受信されなかった場合に第1質問に対する回答を生成する。作成部は、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成し表示させる表示制御部と、 表示制御部が表示させた画面上で選択された項目に応じて表示内容が変化し表示されるよう制御される制御部と、 制御部が制御下の画面上で選択された項目の内容に応じて表示内容が変化し表示されるよう制御される表示内容変更制御部と、 制御部が制御下の画面上で選択された項目の内容に応じて入力欄の数や種類が変化し表示されるよう制御される入力欄変更制御部とから構成される。
本発明は、「大規模言語モデル」技術分野における技術的課題解決手段として提供されるものであり、「大規模言語モデル」技術分野で知られた技術的手段や一般的な知識等は本発明の範囲外である。
【0139】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、第1質問に対する回答をユーザから取得する。回答生成部は、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合には、大規模言語モデルを用いて第1質問に対する回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
【0140】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得する取得部、第1質問を生成する質問生成部、回答を取得する回答取得部、回答がない場合に回答を生成する回答生成部、そして特許文書を作成する作成部から構成される。回答取得部は、第1質問に対する回答をユーザ端末から受信したか否かを判定する。本発明によれば、大規模言語モデルを用いることで、高精度な特許文書の作成が可能となる。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。
本発明は、「大規模言語モデル」技術の利用により、「高精度」な「特許文書」の「作成」が可能な「装置」である。具体的には、「取得部」「質問生成部」「回答取得部」「回答生成部」「作成部」から構成される。「回答取得部」は、「ステップS14」で「判定」される。
【0141】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得し、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。また、第1質問に対する回答を取得できなかった場合には、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。そして、第1質問に対する回答が取得できた場合には、その回答と大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。本発明の特許文書作成装置は、ユーザの行動履歴に基づいてタグ調整文書の選択も行うことができる。
【0142】
本発明は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。
【0143】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて生成された第1質問に対する回答を取得する回答取得部と、第1質問に対する回答が取得できなかった場合には、大規模言語モデルを用いて生成された第1質問に対する回答を生成する回答生成部と、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、を備える。本発明の特許文書作成装置は、特許文書の作成を支援し、効率的な特許文書の作成が可能である。
【0144】
本発明に係る特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて前記特許情報に基づいて第1質問を生成する質問生成部と、第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合、大規模言語モデルを用いて第1質問に対する回答を生成する回答生成部と、特許情報と、第1ユーザ回答または第1自動回答とに基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、を備える。例えば、回答生成部は、入力された質問文と、記録された文書情報の各項目に含まれるテキストデータとをマッチングして、質問文に関連する項目を複数抽出し、当該抽出された各項目に至る一又は複数の階層とその見出しとを含む回答(第1回答)を生成し、質問文の回答としてユーザに返す。
【0145】
本発明に係る特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。図に示す回答生成部は、入力された質問と、記録された文書情報の各項目に含まれるテキストデータとをマッチングして、質問に関連する項目を複数抽出し、当該抽出された各項目に至る一又は複数の階層とその見出しとを含む回答出力情報を生成し、質問の回答としてユーザに返す。
【0146】
本発明に係る特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1ユーザ回答が取得されない場合には大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。また、回答生成部は、予め定められた展開規則に基づき複数の回答カテゴリ情報に展開し、この展開によって得られた複数の回答カテゴリ情報と文書検索部から送られてきた検索結果に含まれる文書とをキーとして、回答候補データベースを検索し、回答候補情報を得る。
【0147】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許情報を取得する取得部と、質問生成部と、回答取得部と、回答生成部と、作成部とを備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合には、大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
【0148】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する質問生成部と、ユーザから第1回答を取得する回答取得部と、第1回答が取得できなかった場合に第1自動回答を生成する回答生成部と、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、サービス制御部とを備える。サービス制御部は、回答要求を行ったサーバから回答結果を取得した結果、回答が得られない場合には、他の回答サービス候補がある場合にはそのサービスへ移動し、他の回答サービス候補が無い場合にはユーザ端末へ回答できない旨の情報を送信する。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、サービス制御部とを備える。サービス制御部は、他の回答サービス候補がある場合にはそのサービスへ移動し(Yes)、他の回答サービス候補が無い場合にはユーザ端末へ回答できない旨の情報を送信(No)。
【0149】
本発明は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置に関する。本装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合に第1自動回答を生成する。作成部は、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。本発明によれば、大規模言語モデルを用いることで高精度な質問応答が可能となり、特許文書の作成効率が向上する。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。
本発明は大規模言語モデル技術の利用により高精度な質問応答が可能であり,かつ,従来の人手で行われるような煩雑な手順が不要であるため,効率的かつ迅速な特許文書の作成が可能である。また,本発明の実施例では,入力された質問と,記録された文書情報の各項目に含まれるテキストデータとマッチングして,当該抽出された各項目に至る一又は複数の階層とその見出しとを含む回答が生成されるため,高品質かつ正確性の高い回答が提供されることが期待できる。
【0150】
本発明は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置に関する。本発明によれば、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得し、その情報に基づいて大規模言語モデルを用いて質問を生成し、ユーザから回答を取得する。また、回答が取得できない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。そして、取得した情報と回答に基づいて特許文書を作成する。本発明により、特許文書の作成が容易になるとともに、高精度な質問応答が可能となる。
口座の統一管理システムであって、複数の金融機関の口座情報を統一的に管理するための口座の統一管理システムであって、前記口座情報は、口座番号、口座名義人名、残高等の情報を含む口座情報であり、前記複数の金融機関は、銀行等の金融機関であることを特徴とする口座の統一管理システム。
本発明は、複数の金融機関の口座情報を統一的に管理するための口座の統一管理システムに関する。本発明によれば、銀行等の金融機関が保有している口座情報を統一的に管理することができる。具体的には、各金融機関から収集した口座情報を統合し、それらを一元的に管理することができる。これにより、顧客は自分が保有している全ての口座情報を一元的に確認することができるようになり、利便性が向上する。また、各金融機関も顧客から収集した情報を共有しやすくなり、顧客サービス向上やリスクマネジメント強化等が期待される。
【0151】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明によれば、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援することができる。具体的には、特許情報を取得し、第1質問を生成し、ユーザから回答を取得する。もし回答が取得できない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。そして、特許情報と回答に基づいて特許文書を作成する。このようにして、特許文書の作成を効率的かつ正確に行うことができる。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える、特許文書作成装置。
本発明は、「大規模言語モデル」の利用により、「特許文書」の作成支援装置及び方法等が提供される。具体的には、「大規模言語モデル」の利用により、「特許情報」から「詳細な説明」等の「質問」及び「回答」等が自動的かつ正確かつ迅速かつ適切かつ効率的かつ簡単かつ安価かつ信頼性高く生成されるため、「特許文書」の作成支援装置及び方法等が提供される。
【0152】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する質問生成部と、第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合に第1質問に対する回答を生成する回答生成部と、特許情報と、第1ユーザ回答または自動生成された第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、を備える。
【0153】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部から構成される。作成部は、特許情報と、第1ユーザ回答または第1自動回答と、ユーザから取得した第2質問に対する第2ユーザ回答、または、回答生成部が生成した第2質問に対する第2自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成してよい。これにより、特許文書の作成を支援することができる。
【0154】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。本発明の特許文書作成装置は、取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。取得部は、特許に関する情報を取得する。質問生成部は、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。
本発明の実施例では、「プロンプト」という単語が登場しましたが、「プロンプト」という単語は「入力待ち状態であること」や「入力待ち状態であること」などの意味があります。このため、「プロンプト」という単語がどのような意味で使われたかについては注意が必要です。
【0155】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合に、大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
【0156】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を生成する質問生成部、第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合、第1質問に対する回答を生成する回答生成部、特許情報と、ユーザから取得した第1質問に対する第1ユーザ回答、または、回答生成部が生成した第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部から構成される。作成部は、プロンプトテーブルにあらかじめ格納されたプロンプトにおいて、{特許情報}及び{第1質問の回答}を用いるプロンプトに、取得した{特許情報}及び{第1質問の回答}(第1ユーザ回答)を組合せ、大規模言語モデルに入力する。
【0157】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。作成部は、ユーザ端末から特許情報を取得したことに応じて、{特許情報}を含むプロンプトを大規模言語モデルに入力し、各プロンプトで得られる項目を作成してよい。例えば、「発明の名称」、「発明の概要」、「実施形態」、「図面の説明」などがある。これにより、ユーザは簡単に特許文書を作成することができる。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。
作成部は{発明の名称}、「発明の概要」、「実施形態」、「図面の説明」などの項目からなるテンプレート文書を提供し、このテンプレート文書に従って大規模言語モデルで自動的に文章生成してよい。
【0158】
本発明は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置に関する。本発明によれば、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成し、回答を取得することができる。また、回答が取得できない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成することができる。さらに、取得した情報と回答に基づいて特許文書を作成することができる。これにより、特許文書の作成を効率的かつ正確に行うことができる。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える、特許文書作成装置。
【0159】
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える、特許文書作成装置。
【0160】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する質問生成部と、第1質問に対する回答を取得する回答取得部と、第1質問に対する回答が取得されない場合には、大規模言語モデルを用いて第1質問に対する回答を生成する回答生成部と、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、を備える。このような構成により、特許文書の作成が効率化される。
【0161】
記録文書作成部は、設定情報及び質問情報に基づき、定型文情報から必要なブロックを抽出し、抽出したブロックの空欄に当てはめるべき情報を記憶装置から読み出して各空欄に当てはめることによって記録文書(日記)を作成する(ステップS2)。また、記録文書作成部は、前記設定情報及び質問情報に基づき、前記定型文情報から必要なブロックを抽出し、前記抽出したブロックの空欄に当てはめるべき情報を前記記憶装置から読み出して各空欄に当てはめることによって前記記録文書(日記)を作成する(ステップS2)。
【0162】
特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。特許文書に記載する特許に関する情報を取得し、質問生成部で詳細な説明を求める第1質問を生成する。回答取得部でユーザから回答を取得し、回答がない場合は回答生成部で回答を生成する。そして、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。修正部は、ユーザ端末から送信された修正指示をプロンプトとして、大規模言語モデルに、特許文書を修正させてよい。
【0163】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成し、ユーザから回答を取得する。回答がない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。そして、特許情報と回答に基づいて特許文書を作成する。また、本発明の特許文書作成装置は、修正部が行う修正の内容や頻度に応じて、ユーザの修正傾向を学習し、新たなプロンプトを設定することができる。
【0164】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する情報を取得する取得部、大規模言語モデルを用いて生成された第1質問をユーザに提示する質問生成部、第1質問に対する回答を取得する回答取得部、回答がない場合は大規模言語モデルを用いて回答を生成する回答生成部、そして大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部から構成される。また、作成された特許文書は大規模言語モデルを用いて修正することができる。
【0165】
特定の回答情報を含む文書を表示する際に、回答情報と、回答情報以外の文書の箇所とを区別可能なように表示することである。例えば、回答情報と、回答情報以外の文書の箇所との表示の色を変更することである。または、表示のフォントの大きさやフォントの種類を変更することである。または、回答情報の箇所にのみ下線を付与することである。または、回答情報の箇所のみ、枠囲みや網掛け等を行うことである。または、回答情報以外の文書の箇所を、回答情報よりも薄く表示することである。
【0166】
本発明に係る特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、を備える。本発明の特徴は、大規模言語モデルを用いた自動応答システムであることである。
【0167】
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記大規模言語モデルを用いて生成した回答候補から最適な回答候補を選択する回答選択部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答選択部が選択した最適な回答候補とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える、特許文書作成装置。
【0168】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する質問生成部と、第1質問に対する回答を取得する回答取得部と、第1質問に対する回答が取得されない場合に第1質問に対する回答を生成する回答生成部と、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、を備える。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いることで、高精度かつ迅速な特許文書の作成が可能である。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成し...
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する装置であって、 前記装置が備える機能は以下の通りである。 特定のテーマや分野の専門家が持つ知識や経験から学習した大規模言語モデルからなる辞書や知識データ等から構築された知識グラフから必要な情報や知識等が抽出される抽出部。 抽出された情報や知識等から必要な情報や知識等が抽出される抽出結果表示部。 抽出結果表示部で表示された情報や知識等から必要な情報や知識等が選択される選択部。 選択された情報や知識等から必要な情報や知識等が編集される編集部。
【0169】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する質問生成部と、第1質問に対する回答を取得する回答取得部と、第1質問に対する回答が取得されない場合には、大規模言語モデルを用いて第1質問に対する回答を生成する回答生成部と、特許情報と第1ユーザ回答又は第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、最終回答記憶部と、最終回答修正部と、最終回答変更部と、から構成される。本発明の特許文書作成装置は、特許文書の作成を支援し、効率的な特許文書の作成が可能である。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成し...
大規模言語モデルを用いた自動要約システムであって、入力された文章から重要度が高く要約すべき箇所及びその内容の抽出処理手段としての抽出器及び重要度が低く要約すべき箇所及びその内容の抽出処理手段としての除外器及び抽出器及び除外器で抽出された内容から要約文章の生成処理手段としての要約器及び入力された文章及び要約文章の表示処理手段である表示器及び入力された文章及び要約文章の保存処理手段である保存器等から構成される自動要約システム。
【0170】
本発明に係る特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて質問を生成する質問生成部と、回答を取得する回答取得部と、回答が取得できない場合には回答を生成する回答生成部と、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、から構成される。本発明により、特許文書の作成が容易になり、効率的に行うことができる。
請求項1の内容に関連するような、特許明細書の実施例にふさわしい文章:
本発明の実施例では、特許情報を取得するために、特許庁のデータベースから必要な情報を収集しています。また、質問生成部では、大規模言語モデルを用いて第1質問を自動生成しています。回答取得部では、ユーザから回答を収集し、回答が得られなかった場合は回答生成部で自動的に回答を生成します。そして作成部では、大規模言語モデルを用いて特許文書を自動的に作成します。これらの処理は全て自動化されており、人手で行う必要がありません。このように本発明の特許文書作成装置は非常に効率的であり、特許文書の作成時間を大幅に短縮することができます。
【0171】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する質問生成部と、第1質問に対する回答を取得する回答取得部と、第1質問に対する回答が取得されない場合に第1質問に対する回答を生成する回答生成部と、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて特許文書を作成する作成部と、を備える。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いることで、高精度かつ迅速な特許文書の作成が可能である。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成し...。
【0172】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する質問生成部と、第1質問に対する回答を取得する回答取得部と、第1質問に対する回答が取得されない場合に第1質問に対する回答を生成する回答生成部と、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて特許文書を作成する作成部と、を備える。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いることで、高精度かつ迅速な特許文書の作成が可能である。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成し...
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する装置であって、 前記装置が備える機能は以下の通りである。 特定のテーマや分野の専門家が持つ知識や経験から学習した大規模言語モデルからなる辞書や知識データベース等から必要な情報や知識等が抽出される抽出部。 抽出された情報や知識等から必要な情報や知識等が抽出される抽出部。 抽出された情報や知識等から必要な情報や知識等が抽出される抽出部。 抽出された情報や知識等から必要な情報や知識等が抽出される抽出部。 抽出された情報や知識等から必要な情報や知識等が抽出される抽出部。 抽出された情報や知識等から必要な情報や知識等が抽出される抽出部。
【0173】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得する取得部と、質問生成部と、回答取得部と、回答生成部と、作成部とを備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合に、大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
【0174】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合に第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
【0175】
本発明に係る特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部という構成となっている。また、2以上の追加用語が取得された場合には、その2以上の追加用語をすべてに追加してもよく、あるいは、取得された2以上の追加用語のうち、1個をTに追加して上述の式の値を算出し、次にその追加した追加用語を削除して新たな追加用語をTに追加して上述の式の値を算出することを繰り返して実行できるようになっている。
【0176】
本発明に係る質問応答システムは、ユーザからの質問に対して、大規模言語モデルを用いて回答を生成することができる。具体的には、特許文書作成装置において、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備えることで実現される。また、回答フィルタ部によって適合回答を通知することができる。このような構成により、ユーザが特許文書の作成に必要な情報を簡単かつ迅速に入手することができる。
【0177】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1ユーザ回答が取得されない場合に大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。FAQ-DBに登録された新たなFAQの適合性評価によって点数を加算したり減算して、合計点が0を割った場合にそのFAQを削除するようにしてもよい。
【0178】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。本発明の特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部と、質問生成部と、回答取得部と、回答生成部と、作成部とを備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合に、大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答又は第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
音声認識システムであって、音声入力された音声データからテキストデータを出力する音声認識エンジンと、前記テキストデータに対して自然言語処理を行う自然言語処理エンジンと、前記自然言語処理エンジンが出力した解析結果に基づき前記音声認識エンジンが再度音声入力された音声データの解析処理を行う制御部と、前記制御部が前記解析結果に基づき前記音声認識エンジンが再度音声入力された音声データの解析処理を行う際のパラメーター値等の制御情報を格納する制御情報格納部と、前記制御情報格納部に格納された制御情報に基づき前記制御部が前記解析処理を行うように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする音声認識システム。
なお、本発明の実施例では、「パラメーター値等の制御情報」として、「音量」、「速度」、「ピッチ」等のパラメーター値や「単語辞書」、「文法辞書」等の辞書情報等が挙げられるが、これらはあくまでも例示であり限定的ではない。
本発明は、音声認識システムに関する。本発明の音声認識システムは、音声入力された音声データからテキストデータを出力する音声認識エンジンと、自然言語処理エンジンと、制御部と、制御情報格納部と、制御手段とを備える。自然言語処理エンジンはテキストデータに対して自然言語処理を行う。制御部は解析結果に基づき再度音声入力された音声データの解析処理を行う。
【0179】
文書情報分類要求に基づき、文書情報を分類する分類手段と、分類手段が文書情報が含まれる文書情報の集合に対し111cS1に対応付けられた属性情報を付与する属性付与手段と、属性付与手段が付与した属性情報を用いて、文書情報の集合を検索する検索手段と、検索手段が検索した文書情報の集合に対して、属性情報を用いて分類結果を表示する表示手段と、を備える文書情報分類装置において、前記通知手段は、前記分類結果に対して前記利用者が新たな属性情報を付与すべきであると判断した場合に限り、前記利用者に対して前記新たな属性情報の付与を提案するよう通知することができる。
特定の商品やサービスに関連するユーザの行動履歴データから、その商品やサービスに関連するユーザの嗜好性を抽出し、その嗜好性に基づいて商品やサービスの推薦を行う推薦システムであって、 前記ユーザの行動履歴データから特定の商品やサービスに関連するキーワードを抽出するキーワード抽出部と、 前記キーワード抽出部で抽出されたキーワードから前記ユーザの嗜好性を抽出する嗜好性抽出部と、 前記嗜好性抽出部で抽出された嗜好性に基づいて商品やサービスの推薦を行う推薦部と、 前記推薦部で推薦された商品やサービスが購入された場合にはその購入履歴データを取得し、前記購入履歴データから前記ユーザの嗜好性を更新する更新部と、 前記更新部で更新された嗜好性に基づいて商品やサービスの推薦を行うよう設定される制御部と、 を備える推薦システム。
本発明は、特定の商品やサービスに関連するユーザの行動履歴データからその商品やサービスに関連するユーザの嗜好性を抽出し、その嗜好性に基づいて商品やサービスの推薦を行うことができる。また本発明は購入履歴データからもユーザーの嗜好性を更新し再度推薦処理が可能なシステムである。
【0180】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。質問生成部は、大規模言語モデルを用いて特許情報に基づいて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1ユーザ回答が取得できなかった場合に大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。また、回答の準備ができるまでは「回答生成中」のような画面を表示し、回答が生成できた時点でその回答を表示すればよい。
【0181】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。また、このように回答履歴に他の根拠文書が無い場合、その時点で検索処理を終了することに代えて、回答履歴に関連しない新たな文書情報を文書データベースから取得し、その文書情報から回答要素を探索するようにしてもよい。
【0182】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。また、検索された回答候補から適合回答の検出を行うことができる。
【0183】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成し、ユーザから回答を取得する。回答がない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。そして、特許情報と回答に基づいて特許文書を作成する。また、本発明の特許文書作成装置は、修正部が行う修正の内容や頻度に応じて、ユーザの修正傾向を学習し、新たなプロンプトを設定することができる。
【0184】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成し、ユーザから回答を取得する。回答が取得できない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。そして、特許情報とユーザからの回答または自動生成された回答に基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。サーバは、新たに追加された質問と回答の組み合わせを用いて学習済みモデルを追加学習させることができる。
【0185】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成する。ユーザから回答を受け取るが、回答がない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。特許情報とユーザからの回答または自動生成された回答に基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
【0186】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1ユーザ回答が取得されなかった場合に大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
【0187】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する質問生成部と、第1質問に対する回答を取得する回答取得部と、第1質問に対する回答が取得されない場合に第1質問に対する回答を生成する回答生成部と、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、を備える。また、先に図を参照して説明した回答作成手段により作成された統計的データを、ユーザに提示する1次回答とし、この1次回答のリストからユーザが回答としての述部を選択可能な状態とし、ユーザにより特定の述部が選択された場合、質問キーワードと共に再度パッセージ検索を行い、構文意味解析手段により、選択された述部にかかる要素(主部や修飾語句)を抽出し、ユーザに提示する設定としてもよい。
【0188】
本発明に係る特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて前記特許情報に基づいて第1質問を生成する質問生成部と、第1質問に対する回答を取得する回答取得部と、第1質問に対する回答が取得されない場合に第1質問に対する回答を生成する回答生成部と、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、から構成される。また、本発明に係る特許文書作成方法は、上記装置を用いた方法である。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成し、該特許文書の内容が正しいかどうか判定し表示させる判定表示部と、該判定表示部で表示された内容が不正確であった場合は再度修正させる修正要求部とから構成される。
本発明は、「大規模言語モデル」の利用や「自動応答システム」の技術的手段等の利用等の技術的手段等の利用等の技術的手段等の利用等の技術的手段等の利用等の技術的手段等の利用等の技術的手段等の利用等の技術的手段等の利用等の技術的手段等の利用等の技術的手段等の利用等の技術的手段等の利用などにより、「大量かつ高品質な」特許文書作成支援システム及びその方法が提供される。また、「正確性」や「効率性」、「信頼性」、「柔軟性」、「拡張性」、「適応性」、「使いやすさ」、「応答速度」、「コストパフォーマンス」なども向上される。
【0189】
本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、入力部、出力部、及び、処理部を備える。入力部は、ユーザからの入力を受け付ける。出力部は、処理結果を出力する。処理部は、入力された情報に基づいて、特定の条件に該当する情報を検索する検索部と、検索された情報に基づいて、特定の条件に該当する情報を抽出する抽出部と、抽出された情報に基づいて、特定の条件に該当する情報を分析する分析部と、分析結果に基づいて、特定の条件に該当する情報を表示する表示部とを含む。
音声認識装置であって、前記音声認識装置は、音声信号を受信し、前記音声信号からテキストデータを生成する音声認識エンジンと、前記テキストデータから対話文脈を生成し、前記対話文脈に基づいて応答文脈を生成する対話エンジンとを備えることを特徴とする音声認識装置。
本発明は、ユーザが発話した音声信号からテキストデータを生成し、対話文脈から応答文脈を生成して応答内容を決定することができる音声認識装置である。このような構成により、ユーザが発話した内容に対して適切な応答内容が返されることが期待できる。
画像処理装置であって、前記画像処理装置は、画像データから特徴量データを抽出し、前記特徴量データから物体検出結果を生成し、前記物体検出結果から物体位置情報及び物体種別情報を取得し、前記物体位置情報及び物体種別情報に基づいて画像データの加工処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
本発明は画像処理技術分野において画像データから物体位置情報及び物体種別情報等の特徴量データを抽出し物体検出結果及び物体位置情報及び物体種別情報等の各種情報等から画像データの加工処理等の各種処理等が可能な画像処理装置等が提供される。
【0190】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成する。ユーザから回答が得られない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。特許情報とユーザからの回答または自動生成された回答に基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。特許文書の修正指示は、特許文書を構成する項目ごとに入力させるよう、ユーザにガイドが提供されることがある。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する情報を取得する取得部と、 前記取得部で取得した前記情報から、前記大規模言語モデルを用いて質問を生成する質問生成部と、 前記質問生成部で生成した前記質問に対して、ユーザから回答が得られなかった場合に、前記大規模言語モデルを用いて回答を生成する回答生成部と、 前記質問生成部で生成した前記質問に対して、ユーザから回答が得られた場合に、前記回答取得部で取得した前記回答を保存する保存部と、 前記保存部で保存された前記回答または前記回答生成部で生成された前記回答と、前記質問生成部で生成した前記質問および前記取得部で取得した前記情報から構成される特許文書を作成する作成部と、を備える。
本発明の装置は、大規模言語モデルを使用して特許文書の作成を支援します。装置は情報収集部分から始まります。この部分では装置が必要な情報(例えば発明者名や発明の種類)を収集します。次に装置はこの情報から質問(例えば「この発明はどんなものですか?」)を自動的に生成します。もしユーザーがこの質問に対して返事しなかった場合は、「この発明は〇〇です」というような自動的な返事が自動的に生成されます。もしユーザーが返事した場合はその返事が保存されます。最後に装置はこれらの情報から完全な特許文書(例えば「発明の名称」、「請求項」、「発明の詳細」等) を自動的に作成します。
【0191】
本発明に係る特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。また、サブプログラムとしての回答期限設定管理手段は、図のの項目で設定された回答期限に基づいて期限管理を行い、期限内に回答者から質問回答サーバに対して回答(第2の回答情報)の送信がない場合は、回答者に対して催促のeメールを送信する機能を有する。
【0192】
質問応答システムは、ユーザからの質問に対して、過去の質問履歴を参照して回答を生成する。この際、回答履歴における根拠文書に対して重み値を設定し、重み値の高い根拠文書から順に参照することで、より適切な回答を生成することができる。また、回答履歴における根拠文書の重み値は、過去の質問履歴に基づいて自動的に設定されるため、ユーザが手動で設定する必要がなく、より効率的な質問応答が可能となる。
音声認識装置は、音声入力部から入力された音声データを受信し、前記音声データを解析してテキストデータに変換する音声認識部と、前記テキストデータを解析して意図を特定する意図特定部と、前記意図特定部で特定された意図に基づいて応答を生成する応答生成部と、前記応答生成部で生成された応答を音声合成部で音声データに変換し出力する音声合成部と、を備える音声認識装置。
本発明は、音声認識技術および自然言語処理技術を組み合わせた音声認識装置に関する。この装置は、ユーザからの音声入力を受け取り、その内容を解析して意図を特定し、適切な応答を生成する。また、生成された応答は音声合成技術によって音声データに変換されて出力される。このような構成により、ユーザが自然な発話で情報のやり取りができることから、よりスムーズかつ効率的なコミュニケーションが可能となる。
画像処理装置は、画像データから物体領域を検出し抽出する物体検出部と、前記物体領域内の特徴量を抽出する特徴量抽出部と、前記特徴量抽出部で抽出された特徴量と学習済み分類器との比較処理によって物体種別情報を推定する推定部と、前記推定部で推定された物体種別情報に基づいて画像データ中の物体領域内の色情報等の属性情報を修正する修正部と、前記修正後の画像データを出力する出力部と、を備える画像処理装置。
本発明は画像処理技術分野に関し,画像データから物体領域内の属性情報(例えば,色情報)等を高精度かつ高速に抽出可能な画像処理装置及びその方法等に関するものである。
【0193】
本発明は、選択肢データに、次質問が設定されている場合(図の302)は、次質問で指定される質問(この場合、図の301)へ誘導し、FAQIDが設定されている場合(図の303)は、FAQIDで指定されるFAQ(この場合、図の201)に誘導する。これにより、ユーザが求める情報を迅速かつ正確に提供することができる。また、選択肢データにより、ユーザが求める情報を的確に把握することができるため、ユーザの負担を軽減することができる。さらに、本発明は、システム構築者側の負担を軽減することができるため、システム構築者側のコスト削減にも寄与することができる。
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答または前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部とを備える。
本発明は選択肢データやFAQID等の情報を利用して迅速かつ正確な情報提供を行うことができる。またシステム構築者側の負担も軽減されコスト削減効果もある。
【0194】
本発明は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置に関する。本発明によれば、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得し、その情報に基づいて大規模言語モデルを用いて質問を生成し、回答を取得することができる。また、回答が取得できない場合には、大規模言語モデルを用いて回答を生成することができる。さらに、取得した情報と回答に基づいて特許文書を作成することができる。このようにして、特許文書の作成を支援することができる。
【0195】
質問応答システムは、ユーザからの質問に対して、過去の質問履歴を参照して回答を生成する。この際、回答履歴における根拠文書に対して重み値を設定し、重み値の高い根拠文書から順に参照することで、より適切な回答を生成することができる。また、回答履歴における根拠文書の重み値は、過去の質問履歴に基づいて自動的に設定されるため、ユーザが手動で設定する必要がなく、より効率的な質問応答が可能となる。
音声認識装置は、音声入力部から入力された音声データを受信し、前記音声データを解析してテキストデータに変換する音声認識部と、前記テキストデータを解析して意図を特定する意図特定部と、前記意図特定部で特定された意図に基づいて応答を生成する応答生成部と、前記応答生成部で生成された応答を音声合成部で音声データに変換し出力する音声合成部と、を備える音声認識装置。
音声認識装置は、入力された音声データを解析してテキストデータに変換し、そのテキストデータからユーザの意図を特定し、適切な応答を生成する。この際、意図特定部では構文解析や意味解析などの自然言語処理技術が用いられる。また、応答生成部ではテンプレートマッチングや機械学習などの技術が用いられることがある。さらに、出力された応答は音声合成技術によって自然な発話として出力されるため、ユーザはスムーズかつ自然なコミュニケーションが可能となる。
画像処理装置は、画像入力部から入力された画像データを受信し、前記画像データに対して畳み込み演算を行う畳み込み演算部と、前記畳み込み演算部で処理された画像データに対してプーリング処理を行うプーリング処理部と、前記プーリング処理部で処理された画像データに対して全結合層で処理する全結合層と、前記全結合層で処理された画像データから分類結果を出力する分類器と、を備える画像処理装置。
画像処理装置は畳み込み演算やプーリング処理などの畳み込みニューラルネットワーク(CNN)アルゴリズムを用いて画像分類タスクを実行する。
【0196】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。また、重み付け設定部が、見出しとマッチングして抽出した質問に関連する項目と、記録された文書情報の各項目に含まれるテキストデータとマッチングして抽出した質問に関連する項目との重要度を変えることもできる。
【0197】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、及び、作成部を備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1ユーザ回答が取得されない場合には、大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。設定部は、プロンプトの変更または新たなプロンプトの設定を受け付けることができる。
請求項1において、「前記大規模言語モデル」とあるが、「前記大規模言語モデル」は何らかの形で定義されたものである。例えば、「前記大規模言語モデル」は、「GPT-3」等の言語処理技術によって構築されたものであると考えられる。
【0198】
本発明は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置に関する。本発明によれば、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成し、回答を取得することができる。また、回答が取得できない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成することができる。さらに、取得した情報と回答に基づいて特許文書を作成することができる。本発明により、特許文書の作成を効率的かつ正確に行うことができる。
入力された質問に対して、質問の意図を推定し、推定された意図に基づいて回答候補の優先度を決定する質問解析装置。
重み付け設定部は、入力された質問に含まれる単語の出現頻度及び単語の意味情報から単語ごとの重み付けを算出し、算出された単語の重み付けに基づいて回答候補の優先度を決定する。
本発明は、入力された質問に対して質問の意図を推定し、推定された意図に基づいて回答候補の優先度を決定する質問解析装置に関する。本発明によれば、入力された質問から単語ごとの重み付けを算出し、その重み付けに基づいて回答候補の優先度を決定することができる。また、推定された意図に基づいて回答候補の優先度も決定することができる。さらに、優先度が高い回答候補から順番に表示していくことで、ユーザが求める情報へ迅速かつ正確なアクセスが可能となる。本発明により、効率的かつ正確な情報検索が可能となる。
【0199】
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える、特許文書作成装置。そして、当該装置は、「3291.txt」等の根拠文書情報が入力された場合、「1.5」という重み値であることが示された重み設定リストを参照し、「1.5」という重み値であることが通知された後に回答形成部へ通知されるよう構成される。
【0200】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成し、ユーザから回答を取得する。回答がない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。そして、特許情報と回答に基づいて特許文書を作成する。また、本発明の特許文書作成装置は、修正部が行う修正の内容や頻度に応じて、ユーザの修正傾向を学習し、新たなプロンプトを設定することができる。
【0201】
特定のテキストデータに対して、見出しに基づいて抽出された項目と、階層構造の末端に位置する構成単位のテキストデータに基づいて抽出された項目とを重み付けする重み付け設定部を備えるテキストデータ処理装置であって、前記重み付け設定部は、見出しに基づいて抽出された項目の重要度を、階層構造の末端に位置する構成単位のテキストデータに基づいて抽出された項目の重要度よりも高くなるように設定することを特徴とするテキストデータ処理装置。
【0202】
本発明は、設定部、収集部、質問生成部、回答取得部及び回答生成部を備える特許情報収集装置に関する。設定部は、記録項目及び収集方法を設定する。収集部は、設定された記録項目及び収集方法に基づいて特許情報を収集する。質問生成部は、特許情報に基づいて質問を生成する。回答取得部は、ユーザからの回答を取得する。回答生成部は、ユーザからの回答がない場合に自動的に回答を生成する。本発明により、特許情報の収集及び質問応答が効率的に行われる。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える、特許文書作成装置。
本発明は、「大規模言語モデル」技術を利用して、「特許文書」の作成支援装置である。具体的な構成要素として、「取得部」、「質問生成部」、「回答取得部」、「回答生成部」、「作成部」が挙げられる。「取得部」は「特許情報」の収集、「質問生成部」は「大規模言語モデル」技術を利用して「詳細な説明」の「質問」の自動生成、「回答取得部」は「ユーザー」との「対話型インターフェース」として機能し、「回答生成部」は「自動応答システム」として機能し、「作成部」は「大規模言語モデル」と「収集された情報」と「対話内容」とから「特許文書」の自動作成が行われる。
【0203】
本発明は、記録文書の作成を支援する装置及び方法に関する。本発明によれば、記録文書の内容(記録項目),記録文書に記録する情報の収集方法,ユーザに対する質問内容(質問項目)等の、記録文書を作成する上に当たっての詳細な設定を行うことができる。また、ユーザが回答した内容をもとに、自動的に記録文書を作成することもできる。これにより、記録文書の作成にかかる時間や手間を大幅に削減することができる。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える、特許文書作成装置。
本発明は,大規模言語モデル技術を利用して,特許文書の作成支援装置及び方法が提供される。具体的には,特許情報から詳細な説明が必要な点や疑問点等の質問項目を自動生成し,それらへの回答内容から自動的に特許文書が作成される。また,必要な場合は,人手で入力したり,自動生成されたものから適切なものを選択したりして,より正確な情報収集や分析が可能である。これらの機能は,従来手動で行われていた業務効率化や品質向上等の効果が期待される。
【0204】
本発明は、単位情報内の文字情報に含まれる単語の出現頻度を算出し、算出された単語の出現頻度に基づいて単語ごとの重み付けを設定する重み付け設定部を備えた特許文書作成装置に関する。重み付け設定部は、単位情報内の文字情報に含まれる単語の出現頻度を算出し、算出された単語の出現頻度に基づいて単語ごとの重み付けを設定する。これにより、特許文書作成装置は、特許文書作成時において、より適切なキーワードを抽出することができる。また、本発明により、特許文書作成装置は、特許文書作成時において、より正確なキーワードを抽出することができる。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、重み付け設定部とを備える。
重み付け設定部は、「TF-IDF」と呼ばれる手法で重み付け処理を行う。
本発明は、「TF-IDF」と呼ばれる手法で重み付け処理を行う重み付け設定部を備えた特許文書作成装置に関する。重み付け処理は、「TF-IDF」と呼ばれる手法で行われる。これにより、特許文書作成装置は、「TF-IDF」と呼ばれる手法でキーワードごとの重要度が高くなるようなキーワード抽出が可能となります。また、「TF-IDF」と呼ばれる手法でキーワードごとの重要度が高くなるようなキーワード抽出が可能となります。
【0205】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成し、回答を取得することができる。また、回答がない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成することができる。さらに、取得した情報と回答に基づいて、特許文書を作成することができる。このようにして、特許文書作成装置は、特許文書の作成を支援することができる。
【0206】
本発明は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。そして、ユーザがコンテンツ中の質問コンテンツをタップ(クリック)すると、端末装置は、情報処理サーバに対し、ユーザがタップした質問コンテンツに示された質問に回答するための質問投稿コンテンツを要求する。
【0207】
本発明に係る対話管理サーバ装置は、ユーザ端末装置と対話を行うための対話管理部と、前記対話管理部によって生成された応答内容をユーザ端末装置に送信する送信部と、前記ユーザ端末装置から送信された情報を受信する受信部と、前記受信部によって受信された情報に基づいて、前記対話管理部が生成する応答内容を変更する制御部と、を備える。
また、ユーザ端末装置は、前記スタンプを表示する表示部と、前記スタンプの中から選択されたスタンプを送信する送信部と、前記対話管理サーバ装置から送信された応答内容を表示する表示部と、を備える。
【0208】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成する。また、回答が得られない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。そして、取得した情報と回答に基づいて、特許文書を作成する。このようにして、特許文書の作成を支援することができる。
【0209】
本発明に係る対話システムは、ユーザ端末装置とオペレータのオペレータ端末装置との間で実行される。ユーザ端末装置やオペレータ端末装置とは異なる他の通話機器を介して実行されてもよい。ユーザがオペレータに対して問い合わせを行う場合、オペレータは、大規模言語モデルを用いて、ユーザからの問い合わせに対する回答を生成する。また、ユーザがオペレータからの問い合わせに対して回答を行う場合、大規模言語モデルを用いて、回答内容を生成する。これにより、オペレータが必要な情報を収集し、ユーザが必要な情報を得ることができる。
請求項1に記載された特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて前記特許情報に基づいて質問文を生成する質問生成部と、前記質問文に対する回答を取得する回答取得部と、前記回答取得部から回答が得られなかった場合に前記質問文に対する回答を生成する回答生成部と、前記特許情報と前記質問文及び前記回答から大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部とから構成される。このような構成であれば、大量の特許文書から必要な情報だけを抽出し、簡単かつ迅速に特許文書を作成できる。
請求項1に記載された特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて質問文及び回答内容を自動生成し、それらの情報から特許文書を作成することができる。このような構成であれば、人手で質問文や回答内容等の文章を作成しなくても良くなり、効率的かつ正確な特許文書の作成が可能となる。
【0210】
本発明に係る特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許文書に記載する特許に関する情報を取得し、その情報に基づいて大規模言語モデルを用いて質問を生成する。また、回答が得られなかった場合には、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。そして、取得した情報と回答に基づいて特許文書を作成する。利用者システムから直接質問が送信される場合もある。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する情報を取得する取得部と、 前記情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成した質問を表示する表示部と、 前記質問に対して回答を入力する入力部と、 前記入力された回答が正しいかどうか判定し、正しければ次の質問を表示し、不正解であれば再度同じ質問を表示する判定部と、 全ての質問が終了したら前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える、特許文書作成装置。
利用者は表示された質問に対して回答入力欄から回答を入力し、「送信」ボタン等で送信します。その後判定部が正解かどうか判定し、正解であれば次の質問が表示されます。不正解であれば再度同じ質問が表示されます。全ての質問が終了したら大規模言語モデルを用いて特許文書が作成されます。
【0211】
端末装置は、通信部と、入力部と、記憶部と、出力部と、制御部と、を備える。通信部は、外部装置との通信を行う。入力部は、ユーザからの入力を受け付ける。記憶部は、プログラムやデータを記憶する。出力部は、ユーザに対して情報を出力する。制御部は、各部の制御を行う。
請求項1に記載された特許文書作成装置において、前記大規模言語モデルはBERTである。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデル(BERT)を用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデル(BERT)を用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデル(BERT)を用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える、特許文書作成装置。
請求項1における「大規模言語モデル」はBERTである。
【0212】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成する。ユーザから回答が得られない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。そして、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。この装置は、ユーザ端末装置とオペレータ端末装置で共通して表示される画面を備えることができる。
【0213】
本発明に係るユーザ端末装置及びオペレータ端末装置は、対話の内容が出力される装置であり、例えば、ラップトップ又はノートブック型コンピュータ等の情報出力装置である。ユーザ端末装置及びオペレータ端末装置は、特許文書作成装置と通信可能な通信手段を備えている。また、特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。
【0214】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部と、質問生成部と、回答取得部と、回答生成部と、作成部とを備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1質問に対する第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。また、端末装置は、操作部と表示部と出力部とを備える。
【0215】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成する。ユーザから回答が得られない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。特許情報とユーザからの回答または自動生成された回答に基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。特許文書の修正指示は、特許文書を構成する項目ごとに入力させるよう、ユーザにガイドが提供されることがある。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する情報を取得する取得部と、 前記取得部で取得した前記情報から、前記大規模言語モデルを用いて質問を生成する質問生成部と、 前記質問生成部で生成した前記質問に対して、ユーザから回答が得られなかった場合に、前記大規模言語モデルを用いて回答を生成する回答生成部と、 前記質問生成部で生成した前記質問に対して、ユーザから回答が得られた場合に、前記回答取得部で取得した前記回答を保存する保存部と、 前記保存部で保存された前記回答または前記回答生成部で生成された前記回答と、前記質問生成部で生成した前記質問および前記取得部で取得した前記情報から構成される特許文書を作成する作成部と、を備える。
本発明の装置は、大規模言語モデルを使用して特許文書の作成を支援します。装置は情報収集部分から始まります。この部分では装置が必要な情報(例えば発明者名や発明の種類)を収集します。次に装置はこの情報から質問(例えば「この発明はどんなものですか?」) を自動的に生成します。もしユーザーがこの質問に対して返事しなかった場合は、「この発明は~です」というような自動的な返事が装置から出力されます。もしユーザーが返事した場合はその返事が保存されます。最後に装置は収集した情報や自動的・手動的な返事から特許文書全体を構築します。
【0216】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。本発明の特許文書作成装置は、取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。取得部は、特許に関する情報を取得する。質問生成部は、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。
本発明の実施例では、「プロンプト」という単語が使われていますが、「プロンプト」という単語が使われなくても同様の機能が実現できます。
【0217】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。特許情報入力フィールドにおいて、サーバから送信される質問や回答の入力、またはサーバへの回答の要求指示が可能である。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1ユーザ回答が取得されなかった場合に大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
【0218】
本発明に係る特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成し、ユーザから回答を取得することで、特許文書を作成する。この際、回答が取得できない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。また、回答入力フィールドに入力された回答は、「回答を送信する」ボタンが選択されたことに応じてサーバへ送信される。
【0219】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成する。ユーザから回答が得られない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。特許情報とユーザからの回答または自動生成された回答に基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。特許文書の修正指示は、特許文書を構成する項目ごとに入力させるよう、ユーザにガイドが提供されることがある。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する情報を取得する取得部と、 前記取得部で取得した前記情報から、前記大規模言語モデルを用いて質問を生成する質問生成部と、 前記質問生成部で生成した前記質問に対して、ユーザから回答が得られなかった場合に、前記大規模言語モデルを用いて回答を生成する回答生成部と、 前記質問生成部で生成した前記質問に対して、ユーザから回答が得られた場合に、前記回答取得部で取得した前記回答を保存する保存部と、 前記保存部で保存された前記回答が不十分な場合には、再度前記大規模言語モデルを用いて質問を生成し直す再質問処理部と、 前記再質問処理部で再度生成された前記質問に対して、ユーザから回答が得られた場合には、再度前記保存部で保存された前記回答と組み合わせて使用し、不十分な場合は再度再質問処理部で処理し続けることが可能な追加処理部と、 前記追加処理部で処理された結果から最終的な特許文書を作成する作成部と、を備える。
本発明の装置は以下の構成要素から構成される。まず取得部が特許文書に関連する情報を取得し、その情報から大規模言語モデルを用いて質問を生成する。この際ユーザから回答が得られなかった場合は自動的に回答が生成される。またこの際の質問や自動的に生成された回答は保存される。この後も必要であれば再度大規模言語モデルを用いて新しい質問が生成される。この際も同様に自動的に回答が生成されることもある。
【0220】
本発明に係る特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、を備える。ここで、「第1質問」や「第2質問」は、例えば、特許文書に含まれる単語の意味や、特許文書に含まれる文章によって実現されることについて、より詳細な説明をユーザに求めるものであってよい。
【0221】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成する。また、回答がユーザから得られない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。そして、取得した情報と回答に基づいて、特許文書を作成する。このとき、操作画面において、特許文書表示フィールドには、項目選択フィールドで選択された項目に相当する部分が表示されるようになっている。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、 前記作成部が作成した特許文書のうち少なくとも一部分が含まれるようなテンプレート文書群からテンプレート文書を選択し表示させるテンプレート選択部と、 テンプレート選択部で選択されたテンプレート文書のうち少なくとも一部分が含まれるような形式で表示させる表示制御部と、 テンプレート選択部で選択されたテンプレート文書のうち少なくとも一部分が含まれるような形式で出力させる出力制御部と、を備える。
【0222】
特許文書作成装置は、ユーザからの修正要求に応じて、修正を希望する項目や修正内容をユーザに選択させる画面を表示することができる。
【0223】
特許文書表示フィールドには、特許文書のうち「特許請求の範囲」が表示されるようにする。
請求項1において、大規模言語モデルを用いて生成する質問は、特許情報に基づいて自動生成されるものである。
請求項1において、大規模言語モデルを用いて生成する質問は、特許情報に基づいて自動生成されるものである。
【0224】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を生成する質問生成部、第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合には、第1質問に対する回答を生成する回答生成部、特許情報と、第1ユーザ回答または第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部から構成される。また、各構成部は物理的に複数のコンピュータによって分散されて実現されてもよいし、一のコンピュータとして実現されてもよい。
【0225】
特許文書作成支援システムは、サーバ(特許文書作成装置)100と、ユーザ端末と、大規模言語モデルサーバとを少なくとも含む。サーバ100は、特許に関する情報を取得する取得部、大規模言語モデルを用いて質問を生成する質問生成部、回答を取得する回答取得部、回答がない場合に回答を生成する回答生成部、特許情報とユーザからの回答に基づいて特許文書を作成する作成部を備える。ユーザ端末は、サーバ100に対して質問や回答を送信する。大規模言語モデルサーバは、サーバ100に対して大規模言語モデルを提供する。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成し表示させる表示部と、を備える。
本発明は、「大規模言語モデル」技術の利用により、「特許文書」の作成支援システム及びその方法が提供される。本発明の「特許文書作成装置」は、「取得部」、「質問生成部」、「回答取得部」、「回答生成部」及び「表示部」等の構成要素から構成される。本発明の「方法」は、「大規模言語モデル」技術の利用により、「特許文書」の作成支援方法が提供される。本発明の「方法」は、「取得ステップ」、「質問ステップ」、「回答ステップ」及び「表示ステップ」という一連のステップから構成される。
【0226】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明によれば、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援することができる。具体的には、特許情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成し、ユーザから回答を取得する。回答が取得できない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。そして、特許情報と回答に基づいて特許文書を作成する。このようにして作成された特許文書は、ユーザ端末へ送信され、操作画面における特許文書表示フィールドが更新される。本発明により、特許文書の作成が容易になり、効率的な特許文書の作成が可能となる。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する情報を取得する取得部と、 前記情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成した質問に対する回答を受け付ける回答受付部と、 前記回答受付部からの回答がない場合には、前記大規模言語モデルを用いて生成した質問に対して自動的に回答する自動応答部と、 前記情報と前記回答受付部からの回答または自動応答部からの自動応答結果とに基づいて前記特許文書を作成する作成部と、 前記取得部及び前記作成部が実行される処理プログラムが格納されたストレージ装置と、 前記処理プログラムが実行されるコンピュータシステムと、を備える。
本発明は、大規模言語モデルを用いた特許文書作成装置及びその方法に関する。具体的には、取得した情報から大規模言語モデルを用いて質問を生成し、その質問に対して回答または自動応答結果があればそれらから特許文書を作成し表示することができる。また、自動応答結果がなければ自動応答部で自動的に応答し表示することもできる。これらの機能はコンピュータシステム上で実行される処理プログラム及びストレージ装置等で実現される。
【0227】
本発明は、特許文書作成支援システムに関する。特許文書作成支援システムは、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。特許文書作成支援システムは、取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。取得部は、特許に関する情報を取得する。質問生成部は、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成し表示可能な表示装置と接続されたコンピュータシステム。
本発明の実施例では、「表示装置」と「コンピュータシステム」が追加された。これらの追加要素により、「大規模言語モデル」がより効果的に利用できるようになった。
【0228】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得する取得部と、第1質問を生成する質問生成部と、回答を取得する回答取得部と、回答が取得できない場合に回答を生成する回答生成部と、特許文書を作成する作成部と、を備える。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援することができるため、高精度かつ迅速な特許文書の作成が可能である。
【0229】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成する。また、回答が得られない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。そして、取得した情報と回答に基づいて、特許文書を作成する。このとき、操作画面において、特許文書表示フィールドには、作成された特許文書のうち、項目選択フィールドで選択された項目に相当する部分が表示される。
【0230】
特許文書表示フィールドには、特許文書のうち「特許請求の範囲」が表示されるようにする。
請求項1において、大規模言語モデルを用いて生成する質問は、特許情報に基づいて生成されるため、より正確な質問が生成されることが期待できる。また、回答が得られなかった場合でも、大規模言語モデルを用いて回答を生成することができるため、高精度な回答を得ることができる。さらに、特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成するため、より正確な特許文書を作成することができる。
【0231】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて生成された質問に対する回答を取得する回答取得部と、回答がない場合には大規模言語モデルを用いて回答を生成する回答生成部と、特許文書を作成する作成部と、表示処理部とを備える。表示処理部は、操作画面を表示させることができる。操作画面には、特許情報入力フィールド、特許文書表示フィールド、プロンプト選択フィールドが含まれる。ユーザは、特許情報入力フィールドに特許情報を入力し、プロンプト選択フィールドから質問を選択して回答を入力することができる。また、作成部によって作成された特許文書が特許文書表示フィールドに表示される。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、表示処理部とが備わります。この装置では、「プロンプト選択フィールド」から適切な質問の選択が可能です。
【0232】
本実施の形態に係る特許文書作成装置は、図1に示すように構成されている。特許文書作成装置1は、取得部2、質問生成部3、回答取得部4、回答生成部5、作成部6を備える。取得部2は、特許情報を取得するための部品であり、例えば、特許庁のデータベースから特許情報を取得することができる。質問生成部3は、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて第1質問を生成するための部品である。回答取得部4は、ユーザから第1ユーザ回答を受け付けるための部品である。回答生成部5は、前記大規模言語モデルを用いて第1質問に対する第1自動回答を生成するための部品である。作成部6は、前記大規模言語モデルを用いて特許文書を作成するための部品である。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成し...
また本実施形態では,図1 および図2 に示すような,非ファクトイド型の質問情報受付装置10 を備え,この非ファクトイド型の質問情報受付装置10 は,非ファクトイド型の質問情報受付手段11,非ファクトイド型の質問情報解析手段12,および非ファクトイド型の応答手段13 を備える。非ファクトイド型の質問情報受付手段11 は,非ファクトイド型の質問情報を受け付けるための手段であり,例えば音声入力やキーボード入力などが挙げられる。
【0233】
本発明の検索システムは、文書解析処理部、文書索引情報蓄積部、質問解析部、文書検索部を備える。文書解析処理部は、形態素解析で取得する単語と、該単語の出現頻度と、当該被検索文書を検索するためのインデックス(文書識別子)とを関連付けて文書索引情報として保持する。質問解析部は、クライアントからの質問文を解析して質問内容の要となる単語(単語群)を検索語として取得する。文書検索部は、文書索引情報蓄積部を参照し、検索語に対応する単語に関連付けられている文書識別子を取得する。
請求項1に記載される特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許情報を取得する取得部や第1質問を生成する質問生成部などが備わっており、ユーザから回答が得られなかった場合には回答生成部が自動的に回答を生成することもできる。また、大規模言語モデルに基づいて特許文書を作成する作成部も備わっており、高精度かつ迅速な特許文書作成が可能である。
本発明は、クライアントからの質問内容に対して高速かつ正確な回答を返すことができる検索システムを提供することを目的としている。このために、本発明では形態素解析やインデックス作成などの技術を用いて高速かつ正確な検索処理が行えるようにしている。また、本発明では大規模言語モデルを用いた特許文書作成装置も提供されており、特許関連の業務効率化に貢献することが期待される。
【0234】
本発明は、ユーザが入力した質問に対して、大規模言語モデルを用いて質問要約を生成し、その質問要約に基づいて回答を生成することで、ユーザの意図を正確に把握し、適切な回答を提供することができる対話処理装置及び対話処理方法に関する。具体的には、特許文書作成装置において、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて質問要約を生成する質問生成部と、回答取得部と、回答生成部と、作成部とを備える。また、適切な回答が得られなかった場合にはログ出力処理部によってログデータが出力される。
請求項1の内容に関連するような、特許明細書の実施例にふさわしい文章:
本発明の一実施例では、特許文書作成装置が提供される。この特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて質問要約を生成する質問生成部と、回答取得部と、回答生成部と、作成部とを備える。この特許文書作成装置は、ユーザが入力した質問に対して適切な回答を提供することができる。また、適切な回答が得られなかった場合にはログ出力処理部によってログデータが出力される。
【0235】
本発明に係る特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、を備える。本発明の特許文書作成装置は、上述のような構成により、高精度かつ迅速な特許文書の作成支援が可能である。
【0236】
本発明に係る特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。特許情報を取得する取得部は、特許に関する情報を収集し、質問生成部に提供する。質問生成部は、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成し、回答取得部に提供する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を受け取り、作成部に提供する。第1ユーザ回答がない場合は、回答生成部が第1自動回答を生成し、作成部に提供する。作成部は、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
【0237】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する質問生成部と、第1質問に対する回答を取得する回答取得部と、第1質問に対する回答が取得できなかった場合に第1質問に対する回答を生成する回答生成部と、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、から構成される。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いることで、高精度な質問生成や回答生成が可能であり、また、自動化された特許文書の作成が可能である。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、前記特許文書に記載する特許に関する情報から前記大規模言語モデルにより自動的に生成された質問要約と前記情報から前記大規模言語モデルにより自動的に生成された注釈付き質問要約とから選択された少なくとも一つの質問要約及び注釈付き質問要約が表示される表示部と、前記少なくとも一つの質問要約及び注釈付き質問要約に対してユーザから入力された回答が受信される受信部と、前記受信された回答及び前記少なくとも一つの質問要約及び注釈付き質問要約から前記大規模言語モデルにより自動的に生成された回答要約が表示される表示部と、前記少なくとも一つの質問要約及び注釈付き質問要約及び前記回答要約から前記大規模言語モデルにより自動的に生成された特許文書が表示される表示部と、を備える。
本発明は、特許文書作成装置及びその方法に関し、更に詳しくは大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する技術に関し提供する。本発明は、高精度な質問生成や回答生成が可能であり、また自動化された特許文書の作成が可能である。具体的には、本発明の特許文書作成装置は以下の構成要素から構成される:取得部;第1質問を生成する質問生成部;回答取得部;第1質問に対して回答が取得できなかった場合でも第1質問に対して回答を自動的に生成する回答生成部;そして大規模言語モデルを用いて特許文書を自動的に作成する作成部。
【0238】
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える、特許文書作成装置。
【0239】
本発明は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置に関する。本発明によれば、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。本発明の実施例では、大規模言語モデルを用いることで高精度な質問応答が可能であり、また自動応答機能も備えることで効率的な文書作成が可能である。
【0240】
本発明に係る注釈付質問検索基盤は、注釈付質問検索処理部、注釈付質問記憶部、質問要約問い合わせ処理部、対話処理部を備える。注釈付質問検索処理部は、入力質問の構文を解析し、入力質問中の質問内容を示す重要な言い回しを抽出する。注釈付質問記憶部は、注釈付きの質問要約を蓄積する。質問要約問い合わせ処理部は、注釈付きの質問要約を検索する。対話処理部は、ユーザとの対話に応じて、注釈付きの質問要約を提示する。
[注釈付質問検索による質問要約決定処理]ステップの注釈付質問検索による質問要約決定処理(注釈付質問要約決定処理:図を参照)では、注釈付質問検索基盤の注釈付質問検索処理部が、入力質問の構文を解析し、入力質問中の重要な言い回しを抽出し、重要な言い回しをキーとして、注釈付きの質問要約を生成する。生成した注釈付きの質問要約は、ユーザとの対話に応じて提示される。
本発明に係る注釈付き情報提示装置は、情報提示装置本体と情報取得装置とからなり、情報取得装置は、ユーザから入力された情報に基づいて情報提示装置本体が表示する情報内容を決定する。情報提示装置本体は、入力された情報に基づいて表示する情報内容を決定し、その表示内容に対してユーザが操作した場合には操作内容に応じた追加情報が表示されるようになっている。また、情報提示装置本体は、ユーザが操作した履歴や操作状況等からユーザ属性や嗜好等を推定し、その推定結果に基づいて表示内容や追加情報等が変更されるようになっている。
[注釈付き情報提示]ステップでは、ユーザから入力された情報に基づいて表示する情報内容が決定される。また、ユーザが操作した場合には操作内容に応じた追加情報が表示されるようになっており(図参照)、さらにユーザ属性や嗜好等から推定された結果も反映されて表示内容や追加情報等が変更されるようになっている。
【0241】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する質問生成部と、ユーザから第1ユーザ回答を取得する回答取得部と、第1ユーザ回答が取得されない場合に第1自動回答を生成する回答生成部と、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部と、を備える。また、1次回答のリストからユーザが回答としての述部を選択可能な状態とし、選択された述部にかかる要素(主部や修飾語句)を抽出し、ユーザに提示する設定も可能である。
【0242】
本発明に係る特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許情報を取得する取得部、第1質問を生成する質問生成部、回答を取得する回答取得部、回答が取得されない場合に回答を生成する回答生成部、そして特許文書を作成する作成部から構成される。この装置は、ユーザが回答を選択する際にボタン又はボタンが含まれる場合があり、ユーザは、いずれかのボタンを選択することで評価入力を実行してもよい。
【0243】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。質問生成部は、大規模言語モデルを用いて特許情報に基づいて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、大規模言語モデルを用いて第1質問に対する第1自動回答を生成する。作成部は、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。また、回答取得部が第1ユーザ回答を取得できなかった場合には、第1自動回答を参考情報として含めることができる。
【0244】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成し、ユーザから回答を取得する。回答がない場合は、大規模言語モデルを用いて第1質問に対する回答を生成する。第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
【0245】
特許文書表示フィールドに表示された特許文書に対する処理を大規模言語モデルに実行させるためのプロンプトを、ユーザが選択可能なフィールドとする特許文書作成装置。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、プロンプト選択フィールドを備えることを特徴とする特許文書作成装置。
プロンプト選択フィールドは、大規模言語モデルが提示した複数の候補から選択可能であり、選択された候補は大規模言語モデルが提示した候補の中で最も適切であるものである。
【0246】
プロンプト選択フィールドにおいて、複数のプロンプトをそれぞれ識別可能なオブジェクトで表示させる表示処理部を備える、対話型システム。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成し、表示処理部で表示させることができるようにしたもの。
【0247】
プロンプト選択フィールドにおいて、例えば、「生」とは「段」とは「数」とは「回」とはを実行させるプロンプトであってよい。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える、特許文書作成装置。
【0248】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する質問生成部と、第1質問に対する回答を取得する回答取得部と、第1質問に対する回答が取得できなかった場合に第1質問に対する回答を生成する回答生成部と、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて特許文書を作成する作成部とを備える。操作画面は、特許情報表示フィールドと質問表示フィールドと回答入力フィールドを少なくとも含む。
【0249】
本発明は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置に関する。本発明によれば、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成し、ユーザから回答を取得する。回答が取得できない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。そして、取得した情報と回答に基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。このようにして、特許文書の作成を支援することができる。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成し...
例えば、「本発明は何の技術分野に属していますか?」というような質問があった場合、「本発明は〇〇技術分野に属します」というような形式で回答が生成される。また、「〇〇技術分野とは何ですか?」というような質問があった場合、「〇〇技術分野とは△△のことです」というような形式で回答が生成される。
本発明は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する装置及び方法に関し、更に詳細的には、大規模言語モデル及び人工知能技術等の最新技術等の活用により高度化された自動応答システム及び自動応答システムの運用方法等が提供されるものである。
本発明では、例えば、「本発明は何の技術分野に属していますか?」というような質問があった場合、「本発明は〇〇技術分野に属します」というような形式で回答が生成される。
【0250】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成する。また、回答がユーザから得られない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。そして、取得した情報と回答に基づいて、特許文書を作成する。このとき、操作画面において、特許文書表示フィールドには、項目選択フィールドで選択された項目に相当する部分が表示されるようになっている。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、 前記作成部が作成した特許文書のうち少なくとも一部分が含まれるようなテンプレート群からテンプレート選択フィールドで選択されたテンプレートの内容であるテンプレート表示フィールドとが表示される操作画面とを備える。
操作画面ではテンプレート選択フィールドで選択されたテンプレートの内容が表示されるテンプレート表示フィールドが表示される。このことで利用者は簡単かつ迅速かつ正確かつ効率的かつ効果的かつ快適かつ安全かつ信頼性の高い方法で目的の情報や知識や技術や技能や経験や知見や理解や判断や決定等々の獲得・習得・修得・習熟・向上・発展等々が可能となります。
【0251】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。ユーザが特許情報を入力すると、質問生成部は大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。ユーザから回答がある場合は回答取得部が回答を取得し、ない場合は回答生成部が大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて作成部が特許文書を作成する。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える、特許文書作成装置。
操作画面において、「この内容で特許文書作成」のボタンが選択されると、「この内容でよろしいですか?」の確認ダイアログが表示される。OKが選択された場合はサーバへ送信される。
【0252】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。取得部は、特許に関する特許情報を取得する。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1ユーザ回答が取得されない場合に大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。操作画面は、特許文書表示フィールドを含む。
【0253】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を生成する質問生成部、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を生成する回答生成部、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部から構成される。操作画面は、特許文書を構成する各項目を選択可能な項目選択フィールドを含む。
【0254】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。ユーザは、特許情報入力フィールドに特許情報を入力する。質問生成部は、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、第1ユーザ回答を受け取る。回答生成部は、大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、操作画面であって、ユーザから特許情報の入力を受け付ける特許情報入力フィールドと、「次へ」ボタンと、「戻る」ボタンと、「完了」ボタンと、「キャンセル」ボタンと、「保存」ボタンと、「印刷」ボタンと、「メール送信」ボタンと、「PDF出力」ボタンと、「Word出力」ボタンと、「Excel出力」ボタンの少なくとも一つ以上の操作要素が含まれる操作画面。
【0255】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて生成された質問に対する回答を取得する回答取得部と、回答がない場合には大規模言語モデルを用いて回答を生成する回答生成部と、特許文書を作成する作成部と、表示処理部とを備える。表示処理部は、操作画面を表示させることができる。操作画面には、特許情報入力フィールド、特許文書表示フィールド、プロンプト選択フィールドが含まれる。ユーザは、特許情報入力フィールドに特許情報を入力し、プロンプト選択フィールドから複数のプロンプトのうちの一つを選択することができる。選択されたプロンプトに対して大規模言語モデルを用いた処理が行われ、その結果が特許文書表示フィールドに表示される。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、表示処理部とから構成される。
本発明は、「大規模言語モデル」技術分野における技術的問題点である、「従来の技術では精度の高い文章生成が困難であった」という問題点を解決し、「精度の高い文章生成」が可能な「特許文書作成装置」及び「文章生成方法」等の提供を目的としている。本発明は、「大規模言語モデル」技術分野における技術的手段であって、「大規模言語モデル」及び「人工知能」等の技術手段等を利用して、「精度の高い文章生成」が可能な「文章生成方法」及び「特許文書作成装置」等の提供等が可能である。
【0256】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する情報を取得する取得部、大規模言語モデルを用いて生成された質問に対する回答を取得する回答取得部、大規模言語モデルを用いて生成された質問に対する回答がない場合には、大規模言語モデルを用いて回答を生成する回答生成部、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部から構成される。表示処理部は、サーバから送信された情報に応じて、表示部に、特許文書を作成するために必要な情報の入力画面を表示させたり、サーバによって作成された特許文書を表示させたりする。
【0257】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1質問に対する第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。表示処理部は、操作画面を表示させる。
請求項1の内容に関連するような、特許明細書の実施例にふさわしい文章:
本発明の実施例では、特許文書作成装置が提供される。この装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。質問生成部は、大規模言語モデルを用いて第1質問を生成し、回答取得部はユーザから第1ユーザ回答を取得する。もしもユーザからの回答がなければ、回答生成部が自動的に第1自動回答を生成する。そして作成部は大規模言語モデルを用いて特許文書を作成し表示処理部が操作画面を表示させることでユーザに提供される。
【0258】
特許情報の取得に際し、表示処理部は、特許情報を入力可能な入力フィールドを含む操作画面を、ユーザ端末に表示させる。また、質問生成部は、特許情報に基づいて、特許の詳細な説明を求める第1質問を生成する。回答取得部は、第1質問に対する回答をユーザから取得する。回答生成部は、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合、大規模言語モデルを用いて第1質問に対する回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
【0259】
プロンプト選択フィールドにおいて、複数のプロンプトをそれぞれ識別可能なオブジェクトで表示させる表示処理部を備える情報処理装置。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える、特許文書作成装置。
【0260】
表示処理部は、表示部へのデータの表示を制御する。表示処理部は、表示部に表示するデータを決定するために、ユーザが操作した操作内容に基づいて、表示対象となるデータを決定する。また、表示処理部は、ユーザが操作した操作内容に基づいて、表示部に表示するデータの位置や大きさを決定する。さらに、表示処理部は、ユーザが操作した操作内容に基づいて、表示部に表示するデータの色や形状を決定する。これらのようにして、ユーザが操作した操作内容に応じて、適切な形でデータを表示することができる。
【0261】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する情報を取得する取得部、大規模言語モデルを用いて質問を生成する質問生成部、回答を取得する回答取得部、回答がない場合には大規模言語モデルを用いて回答を生成する回答生成部、そして大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部から構成される。また、プロンプトを識別可能なオブジェクトは、ユーザの選択に応じてドラッグ(移動)可能に表示されてよく、選択受付部は、ユーザによる、特許文書表示フィールドへのオブジェクトの重畳動作(ドラッグ動作)を、所定のオブジェクトに関連付けられたプロンプトの選択として受け付けることができる。
【0262】
選択受付部は、ユーザから、プロンプト選択フィールドに表示された複数のプロンプトの少なくとも1つの選択を受け付ける。例えば、ユーザが「特許文書作成」を選択した場合、質問生成部は、特許文書作成に関する質問を生成する。また、ユーザが「特許検索」を選択した場合、質問生成部は、特許検索に関する質問を生成する。このようにして、ユーザが求める情報に応じて、適切な質問を生成することができる。
【0263】
本発明は、対話処理基盤選択受付部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える特許文書作成装置に関する。対話処理基盤選択受付部は、ユーザから使用する質問回答システムの指定を受け付ける。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1ユーザ回答が取得できなかった場合に大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。
本発明は、「大規模言語モデル」、「特許文書」、「質問」、「回答」等の要素技術の組み合わせにより構成された「特許文書作成装置」である。この装置は、「取得部」、「質問生成部」、「回答取得部」、「回答生成部」、「作成部」という5つの機能要素から構成される。この装置ではまず「取得部」が「特許情報」を収集し、「質問生成部」が「大規模言語モデル」を利用して「詳細な説明が必要な点」等の「第1質問」を自動的に生成し、「回答取得部」が「ユーザーからの入力(=第1ユーザー回答)」等の「第1回答」(=入力) を収集します。
【0264】
本発明に係る特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。特許文書に記載する特許に関する情報を取得し、その情報に基づいて質問を生成する。また、回答が得られない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。そして、取得した情報と回答に基づいて特許文書を作成する。このようにして、特許文書の作成を効率化し、高品質な特許文書の作成を支援することができる。
【0265】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する情報を取得する取得部、大規模言語モデルを用いて質問を生成する質問生成部、回答を取得する回答取得部、回答がない場合には大規模言語モデルを用いて回答を生成する回答生成部、そして大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部から構成される。また、プロンプトを識別可能なオブジェクトは、ユーザの選択に応じてドラッグ(移動)可能に表示されてよく、選択受付部は、ユーザによる、特許文書表示フィールドへのオブジェクトの重畳動作(ドラッグ動作)を、所定のオブジェクトに関連付けられたプロンプトの選択として受け付けることができる。
【0266】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を生成する質問生成部、第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合、第1質問に対する回答を生成する回答生成部、特許情報と、ユーザから取得した第1質問に対する第1ユーザ回答、または、回答生成部が生成した第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部から構成される。作成部は、プロンプトテーブルにあらかじめ格納されたプロンプトにおいて、{特許情報}及び{第1質問の回答}を用いるプロンプトに、取得した{特許情報}及び{第1質問の回答}(第1ユーザ回答)を組合せ、大規模言語モデルに入力する。
【0267】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部から構成される。特許情報を取得する取得部は、特許文書に記載する特許に関する情報を収集する。質問生成部は、特許情報に基づいて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を受け取る。回答生成部は、第1ユーザ回答がない場合に第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて特許文書を作成する。本発明の特徴は、大規模言語モデルを用いて質問生成と回答生成を行うことである。
【0268】
特許文書表示フィールドに表示された特許文書に対する処理を大規模言語モデルに実行させるためのプロンプトを、ユーザが選択可能なフィールドとする特許文書作成装置。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、プロンプト選択フィールドを備えることを特徴とする特許文書作成装置。
プロンプト選択フィールドは、大規模言語モデルが提示した複数の候補から選択可能であり、選択された候補は大規模言語モデルが提示した候補の中で最も適切であるものである。
【0269】
プロンプトを表示する表示部と、識別可能なオブジェクトを表示するオブジェクト表示部と、前記識別可能なオブジェクトに重畳して、前記プロンプトの内容が分かる文字を表示する文字表示部と、を備える識別可能なオブジェクトの識別方法。
【0270】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得し、大規模言語モデルを用いて質問を生成し、ユーザから回答を取得する。回答がない場合は、大規模言語モデルを用いて回答を生成する。そして、特許情報と回答に基づいて特許文書を作成する。また、本発明の特許文書作成装置は、修正部が行う修正の内容や頻度に応じて、ユーザの修正傾向を学習し、新たなプロンプトを設定することができる。
【0271】
プロンプト選択フィールドにおいて、複数のプロンプトをそれぞれ識別可能なオブジェクトで表示させる表示処理部を備える、対話型システム。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える、特許文書作成装置。
例えば、本発明のシステムは音声認識技術や自然言語処理技術等の技術が進歩した場合でも適用可能である。
音声認識技術や自然言語処理技術等の技術が進歩した場合でも適用可能な対話型システム。
【0272】
プロンプト選択フィールドにおいて、例えば、「生」とは「段」とは「数」とは「回」とはを実行させるプロンプトであってよい。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える、特許文書作成装置。
本発明の一実施形態では、「生」とは「段」とは「数」とは「回」とは等のプロンプト選択フィールドが提供される。これらのプロンプト選択フィールドから適切なものを選択し入力することで、より正確かつ迅速な入力が可能となる。また、「生」や「段」等の単語が何らかの意味で関連している場合でも、それらがどのように関連しているかが自動的に判断されるため、正確性が向上しやすくなっている。
【0273】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成し、ユーザから回答を取得する。回答がない場合は、大規模言語モデルを用いて第1質問に対する回答を生成する。第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
【0274】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する情報を取得する取得部、大規模言語モデルを用いて質問を生成する質問生成部、回答を取得する回答取得部、回答がない場合には大規模言語モデルを用いて回答を生成する回答生成部、そして大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部から構成される。また、プロンプトを識別可能なオブジェクトは、ユーザの選択に応じてドラッグ(移動)可能に表示されてよく、選択受付部は、ユーザによる、特許文書表示フィールドへのオブジェクトの重畳動作(ドラッグ動作)を、所定のオブジェクトに関連付けられたプロンプトの選択として受け付けることができる。
【0275】
プロンプトを表示する表示部と、識別可能なオブジェクトを表示するオブジェクト表示部と、前記識別可能なオブジェクトに重畳して、前記プロンプトの内容が分かる文字を表示する文字表示部と、を備える識別可能なオブジェクトの識別方法。
【0276】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合に、大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。また、ユーザオブジェクトの表示位置は検索された回答者候補の住所がある市区町村の位置に対応する。
【0277】
特許文書作成装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部を備える。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合に、大規模言語モデルを用いて第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
【0278】
本発明は、セキュリティ実装の経緯報告を含むセキュリティ完成度報告書の作成方法に関するものである。本発明によれば、セキュリティ実装の経緯報告としての性格を有するセキュリティ完成度報告書を作成するために、セキュリティ実装の経緯報告書を作成するステップと、セキュリティ実装の経緯報告書に必要な情報を収集するステップと、収集した情報を分析し、セキュリティ実装の経緯報告書に必要な情報を抽出するステップと、抽出した情報を整理し、セキュリティ実装の経緯報告書に必要な形式で表現するステップと、整理した情報を基に、セキュリティ実装の経緯報告書を作成するステップとからなることを特徴とする。
セキュリティ完成度報告書の作成方法であって、 前記セキュリティ完成度報告書が、セキュリティ実装の経緯報告としての性格も有することを特徴とする方法。
請求項1に記載される方法であって、 前記収集した情報は、システム構成図やシステム設計図等から収集されることを特徴とする方法。
請求項1または2に記載される方法であって、 前記抽出した情報は、システム構成図やシステム設計図等から抽出されることを特徴とする方法。
請求項1~3のいずれか1項に記載される方法であって、 前記整理した情報は、表やグラフ等で表現されることを特徴とする方法。
請求項1~4のいずれか1項に記載される方法であって、 前記システム構成図やシステム設計図等は、コンピュータ上で作成されたものであることを特徴とする方法。
【0279】
本発明に係る特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。このような構成により、従来のような手作業での文書作成が不要となり、効率的かつ正確な文書作成が可能となる。
【0280】
本発明は、特許文書作成装置に関する。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。本発明の特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いることで高精度な特許文書の作成が可能である。
【0281】
本発明に係る特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部という構成となっている。また、上述の動作を実行するためのプログラムまたはデータ(例えば、モデルM)をコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、該プログラムまたはデータをコンピュータにインストールし、上述の処理を実行することによって制御装置を構成してもよい。
【0282】
本発明に係る特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部という構成となっている。また、プログラムはリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールされることができる。
【0283】
本発明に係る特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。本装置は、特許情報を取得する取得部、質問生成部、回答取得部、回答生成部、作成部から構成される。質問生成部は、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて第1質問を生成する。回答取得部は、ユーザから第1ユーザ回答を取得する。回答生成部は、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合に第1自動回答を生成する。作成部は、特許情報と第1ユーザ回答または第1自動回答に基づいて大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する。
【0284】
特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、大規模言語モデルを用いて前記特許情報に基づいて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。また、本発明の実施形態は、パソコン等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であってもよい。
【0285】
本発明に係る情報処理サーバは、特許文書作成装置を搭載している。特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する。具体的には、特許情報を取得する取得部、第1質問を生成する質問生成部、回答を取得する回答取得部、回答が取得できなかった場合に回答を生成する回答生成部、そして特許文書を作成する作成部から構成される。コンピュータが実施形態に係る情報処理サーバとして機能する場合、CPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムまたはデータ(例えば、モデルM)に基づいた処理を実行することにより、制御部を実現する。
【0286】
本発明に係る特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部という構成となっている。また、この装置は様々な既知の、又はこれから開発されるネットワークを介して情報を通信及び/又は交換してもよい。
【0287】
本発明に係るコンピュータシステムは、少なくとも1つの処理要素と、ディスプレイと、入力装置と、上述した意味ラベリングを実現するために必要な情報を提供するデータベースへのリンクとを含んでいる。本発明に係るコンピュータシステムは、少なくとも1つの処理要素と、ディスプレイと、入力装置と、上述した意味ラベリングを実現するために必要な情報を提供するデータベース607(又は他のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体)へのリンクとを含んでいてもよい。
大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置であって、 前記特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、 前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、 前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、 前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、 前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。本発明は上述のような構成である。
本発明は大規模言語モデル技術を利用して特許文書の作成支援装置及び方法が提供される。具体的には,特許文書作成装置が,特許情報から詳細な説明が必要な点や疑問点等の質問内容を自動生成し,それらに対して自動的または人手で回答し,その結果から自動的または人手で特許文書全体が作成される。これにより,従来の手動で行われてきた特許文書作成工程が省略され,効率的かつ正確な特許文書作成が可能となる。
【0288】
本発明に係る特許文書作成装置は、大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援するものである。具体的には、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部と、前記特許の詳細な説明を求める第1質問を、前記特許情報に基づいて前記大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部と、前記第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部と、前記第1質問に対する回答が前記ユーザから取得されない場合、前記第1質問に対する回答を、前記大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部と、前記特許情報と、前記ユーザから取得した前記第1質問に対する第1ユーザ回答、または、前記回答生成部が生成した前記第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、前記大規模言語モデルを用いて前記特許文書を作成する作成部と、を備える。また、コンピュータのCPU1100は、これらのプログラムまたはデータ(例えば、モデルM)を記録媒体から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークを介してこれらのプログラムまたはデータ(例えば、モデルM)を取得してもよい。
【要約】
【課題】特許文書の作成を支援するにあたり、よりユーザが使いやすい特許文書作成装置等を提供すること。
【解決手段】大規模言語モデルを用いて特許文書の作成を支援する特許文書作成装置は、特許文書に記載する特許に関する特許情報を取得する取得部、特許の詳細な説明を求める第1質問を、特許情報に基づいて大規模言語モデルを用いて生成する質問生成部、第1質問に対する回答をユーザから取得する回答取得部、第1質問に対する回答がユーザから取得されない場合、第1質問に対する回答を、大規模言語モデルを用いて生成する回答生成部、特許情報と、ユーザから取得した第1質問に対する第1ユーザ回答、または、回答生成部が生成した第1質問に対する第1自動回答とに基づいて、大規模言語モデルを用いて特許文書を作成する作成部を備える。
【選択図】 図2
図1
図2
図3
図4
図5
図6