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特許7560650流体を噴射するための噴射弁およびこのような噴射弁の製造方法
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  • 特許-流体を噴射するための噴射弁およびこのような噴射弁の製造方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-09-24
(45)【発行日】2024-10-02
(54)【発明の名称】流体を噴射するための噴射弁およびこのような噴射弁の製造方法
(51)【国際特許分類】
   F02M 61/18 20060101AFI20240925BHJP
   F02M 61/08 20060101ALI20240925BHJP
   F16K 1/32 20060101ALI20240925BHJP
【FI】
F02M61/18 340D
F02M61/08 A
F02M61/18 360D
F16K1/32 Z
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2023506294
(86)(22)【出願日】2021-07-19
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-08-31
(86)【国際出願番号】 EP2021070082
(87)【国際公開番号】W WO2022028863
(87)【国際公開日】2022-02-10
【審査請求日】2023-03-24
(31)【優先権主張番号】102020209855.7
(32)【優先日】2020-08-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE
(73)【特許権者】
【識別番号】591245473
【氏名又は名称】ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング
【氏名又は名称原語表記】ROBERT BOSCH GMBH
(74)【代理人】
【識別番号】100177839
【弁理士】
【氏名又は名称】大場 玲児
(74)【代理人】
【識別番号】100172340
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 始
(74)【代理人】
【識別番号】100182626
【弁理士】
【氏名又は名称】八島 剛
(72)【発明者】
【氏名】高家,理気
【審査官】藤村 泰智
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-209888(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2005/0258277(US,A1)
【文献】特開2016-173053(JP,A)
【文献】特開2012-077665(JP,A)
【文献】独国特許出願公開第102012211191(DE,A1)
【文献】中国特許出願公開第110185566(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F02M 61/00 ~ 61/20
F16K 1/32 ~ 1/54
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
流体を噴射するための噴射弁であって、
弁座(5)で流体通過を開閉する閉鎖エレメント(2)と、
-複数の噴射孔(4)を有する噴射孔部材(3)と、を備え、
-前記閉鎖エレメント(2)の方に向いた前記噴射孔部材(3)の内面(6)において、前記各噴射孔(4)に沿って各渦流室(40)が形成され、
-前記閉鎖エレメント(2)から離反する方に向いた前記噴射孔部材(3)の外面(7)において、前記噴射孔(4)の長さ(10)を調整するために、前記噴射孔部材(3)の厚み(9)を減少させる材料減肉領域(8)が前記噴射孔(4)に沿って形成されていて、
前記材料減肉領域(8)は、前記噴射孔(4)の周りに部分的にのみ形成されている、噴射弁。
【請求項2】
前記材料減肉領域(8)は、変形プロセスにより提供された変形領域として設けられている、請求項1に記載の噴射弁。
【請求項3】
前記材料減肉領域(8)は、切削プロセスにより提供された切削加工領域として、または浸食プロセスにより提供された浸食領域として、またはエッチングプロセスにより提供されたエッチング領域として形成されている、請求項1に記載の噴射弁。
【請求項4】
流体を噴射するための噴射弁の噴射孔部材(3)を製造する方法であって、
-複数の噴射孔(4)を作製し、前記噴射孔部材(3)の内面(6)に渦流室(40)を形成する工程と、
-材料減肉によって前記噴射孔(4)の長さ(10)が調整されるように、前記噴射孔(4)の出口領域において前記噴射孔部材(3)の外面(7)を加工する工程と、を包含し、
前記噴射孔(4)は、前記出口領域において前記出口領域の周囲の一部のみが加工される方法。
【請求項5】
前記噴射孔部材(3)の前記外面(7)は、材料減肉によって前記噴射孔(4)の前記長さ(10)を調整するために、変形プロセスにより加工される、請求項に記載の方法。
【請求項6】
前記変形プロセスは、加圧変形である、請求項に記載の方法。
【請求項7】
前記変形プロセスは、エンボスまたはプレスである、請求項に記載の方法。
【請求項8】
前記噴射孔部材(3)の前記外面(7)は、前記噴射孔(4)の前記長さ(10)を調整するために、切削プロセスまたは浸食プロセスまたはエッチングプロセスにより加工される、請求項に記載の方法。
【請求項9】
前記噴射孔(4)の前記出口領域に、それぞれ拡径領域(42)が形成される、請求項に記載の方法。
【請求項10】
前記噴射孔(4)の前記出口領域に、それぞれ円錐状に拡径する領域が形成される、請求項に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、流体を噴射するための噴射弁、特にいわゆる渦流噴射弁、およびこのような噴射弁を製造する方法に関する。
【0002】
この場合、本発明による噴射弁は、殊に燃料噴射弁、特にガソリン噴射弁、あるいは水噴射弁または尿素噴射弁である。
【背景技術】
【0003】
噴射弁は、従来技術から様々な形態で知られている。例えば特許文献1は、噴射孔板が電鋳成形された噴射弁を示す。特に低圧範囲(100×10Pa)のガソリン噴射弁または水噴射弁の場合、噴射される流体を可能な限り良好に噴霧状にするために、複数の噴射孔を有する噴射弁が使用される。しかし、それによって複雑な形状の噴射弁になる可能性がある。それでも噴射空間、特に内燃機関の燃焼室内で生成される噴霧(Spray)の流量および角度に対して様々な幾何学的パラメータが多大な影響を及ぼす。この場合、可能な限り完全に燃焼させるために、かつ排出ガス規制を遵守するために、噴射される流体の可能な限り良好な微粒化(Atomisierung)が可能にされなければならない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】独国特許出願公開第102006057279号明細書
【発明の概要】
【0005】
それに対して、請求項1の特徴を有する流体を噴射するための本発明による噴射弁は、噴射される流体、特にガソリンまたは水の非常に細かい微粒化が確実に可能であるという利点を有する。特に好ましいのは、これが100×10Pa未満の低圧範囲で可能であるということである。本発明によれば、その場合、噴射圧を高くすることなしに、噴射される流体の非常に良好な微粒化が可能になる。本発明によれば、その場合、噴射弁を非常に簡単に、かつ低コストで製造することができる。さらに、噴射空間内で実質的に円錐形の噴霧の目標角度を簡単かつ確実に可能にすることができる。これは、本発明によれば、噴射弁が、弁座で流体通路を開閉する閉鎖エレメントを有することによって達成される。さらに、複数の噴射孔を有する噴射孔部材が設けられている。噴射孔部材は、例えば噴射孔板またはポット状(topffoermig)部材であり、それぞれ複数の、特に円筒状噴射孔、例えば4つまたは6つの噴射孔が設けられている。この場合、閉鎖エレメントの方に向いた噴射孔部材の内面において、噴射孔の周りにそれぞれ渦流室(Wirbelkammer)が形成されている。噴射孔部材の内面の渦流室は、流出する噴霧に予め定められた回転運動(Drall)を印加することができる。噴射孔部材の、閉鎖エレメントから離反した外面において、噴射孔部材の厚みを減少させる材料減肉領域(Materialreduktionsbereich)がそれぞれ各噴射孔に沿って形成されている。それによって、噴射孔の特に円筒状の長さを正確に調整することができる。特に最小限の公差で、噴射孔の軸方向長さを正確に遵守することによって、噴霧円錐(Spraykegel)の予め定められた角度の遵守と、噴射される流体の特に細かい微粒化とを確保することができる。その際、噴射孔は、殊に完全に円筒状である。噴射孔部材の外面で噴射孔長さの調整が行われるので、渦流室や、場合によってはさらに流路などを有する噴射孔部材の内面を、例えば一工程で、例えば変形プロセス(Umformverfahren)により提供することができる。その場合、噴射孔長さの調整は、噴射孔部材の外面のみで行うことができる。噴射孔部材の内側形状は、噴射孔長さの調整による影響を受けない。
【0006】
従属請求項は、本発明の好ましい発展形態を示す。
【0007】
殊に、材料減肉領域は、噴射孔の周りに部分的または完全に形成されている。噴射孔の周りを完全に一周する材料減肉領域は、非常に簡単に作製することができる。しかし、噴霧の微粒化を大幅に向上させるために、噴射孔の周りに部分的にのみ、例えば全周の50%以上の周囲領域に材料減肉領域を設けることができることによっても、微粒化の向上を達成できることが確認された。
【0008】
噴射孔部品の外面における材料減肉領域は、殊に、変形プロセスにより提供された変形領域として設けられている。その場合、変形プロセスは、特に好ましくは加圧変形(Druckumformen)、噴射孔部材の外面における噴射孔の出口領域の周りの領域のエンボス(Praegen)またはプレス(Eindruecken)である。
【0009】
これに代えて、材料減肉領域は切削加工領域として設けられている。その場合、例えばフライス削りまたは研磨などの切削プロセスにより材料減肉領域を提供することができる。材料減肉領域が浸食領域またはエッチング領域であることがさらに好ましい。
【0010】
噴射孔部材は、殊に噴射孔板またはポット状噴射孔部材である。殊に、噴射孔部材に噴射弁の弁座も配置される。
【0011】
噴射孔部材の内面における渦流室は、同様に変形プロセス、特にエンボスまたは加圧変形により作製されることがさらに好ましい。噴射孔部材が、噴射弁の中心軸線が通る点から、噴射孔に接する個々の渦流室に通じている流路を有することがさらに好ましい。流路は、殊に直線に形成されている。
【0012】
噴射弁は、殊にガソリン噴射弁または水噴射弁または尿素噴射弁である。
【0013】
さらに、本発明は、請求項5の特徴を有する流体を導入するための噴射弁の噴射孔部材を製造する方法に関する。その場合、本発明による方法は、非常に簡単かつ低コストで実行でき、それによりこのような噴射孔部材の製造コストを非常に低く抑えることができる。その場合、方法は、噴射孔部材の内面に形成された渦流室を有する噴射孔部材に複数の、特に円筒状噴射孔を作製するいくつかの工程を包含する。その場合、それに続く工程において、噴射孔部材の外面がそれぞれ、外面における噴射孔の出口領域の材料減肉によって噴射孔の長さが調整されるように加工される。それにより噴射孔の最終的な長さが噴射孔部材の外面を加工することのみによって行われる。それによって渦流室や、場合によっては供給流路などが形成された噴射孔部材の内面を加工する必要がなくなる。それによって、本発明によれば噴射孔の長さが外面を加工することのみによって生じるので、噴射孔部材の内面の部分的に複雑な形状が損傷する危険が回避される。噴射孔の長さの調整は、殊にただ1つの方法工程で行われる。
【0014】
殊に、噴射孔は、噴射孔部材の外面の出口領域において出口領域の周囲の一部のみ、または出口領域の周囲全体が加工される。
【0015】
噴射孔部材の外面の加工は、殊に変形プロセスにより行われる。これには、噴射孔の長さの調整を一工程で、ただ1つの変形工程により実現できるという利点がある。変形プロセスは、殊に加圧変形、特にエンボスまたはプレスなどである。その場合、変形は冷間変形として行うことができる。
【0016】
これに代えて、噴射孔の長さを調整するために、噴射部品の外面が切削プロセスにより加工される。切削プロセスは、例えばフライス削りまたは研磨などであり得る。
【0017】
本発明の代替実施形態によれば、噴射孔の出口領域に拡径領域、特に円錐状に拡径する領域が形成され、それによって噴射孔の長さが調整される。
【0018】
噴射孔部材は、第1の工程において、渦通路(Wirbelpfad)、特に供給流路を作製するため、および噴射孔部材のベースとなる内側形状を形成するために深絞りにより製造され、続く第2の工程において、渦流室が作製されることが特に好ましい。続いて、例えば穿孔などの切削プロセスまたはレーザにより噴射孔が設けられる。次いで、最後の工程において、噴射孔の出口領域に材料減肉領域を作製するために、噴射孔部材の外面が加工される。
【0019】
さらに、材料減肉のために噴射孔部材の外面は、浸食プロセスまたはエッチングプロセスにより作製することもできる。
【0020】
本発明による方法によって製造された噴射孔部材は、噴射孔自体、特に直径、および噴射孔部材の内側形状の変更が行われないため、特に噴射孔を通る流量に負の影響を及ぼさない。特に、噴射孔部材の内側形状を形成するために持ち合わせの工具を変更する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】本発明の第1の好ましい実施例による噴射孔部材を有する噴射弁の模式的断面図である。
図2図1の噴射孔部材の内面の模式図である。
図3図1の噴射孔部材の外面の模式図である。
図4図1の噴射孔部材の模式的部分断面図である。
図5】本発明の第2の実施例による噴射孔部材の模式的外観図である。
図6図5の噴射孔部材の模式的部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
次に、添付の図面を参照しながら本発明の好ましい実施例を詳しく説明する。
【0023】
以下に、図1図4を参照しながら本発明の第1の好ましい実施例による噴射弁1を詳しく説明する。
【0024】
この実施例の噴射弁1は、燃料噴射弁である。
【0025】
噴射弁1は、ソレノイドアクチュエータ20と、閉鎖ニードルの形態の閉鎖エレメント2とを備えている。閉鎖ニードルの自由端には、周知のように弁座5で流体通路を開閉するボール21が設けられている。
【0026】
この実施例では、噴射孔部材3と接続された部材に弁座5が形成されている。噴射孔部材3は複数の円筒状噴射孔4を有する。この実施例では、噴射孔4は正確に4つある。さらに、噴射孔部材3は円板として形成されている。図1からわかるように、噴射孔部材3は弁ハウジング21と接続されている。
【0027】
図2は、噴射孔部材3の内面6の図を示す。この場合、噴射孔4の周りにそれぞれ渦流室40が形成され、これらの渦流室は、噴射される流体に回転運動を印加し、それにより、生成された噴霧円錐は、噴射される流体の流出時に、噴射空間内で回転運動して、もしくは渦状に広がる。
【0028】
内面6にはさらに、噴射弁の中心軸線X-Xから延びる直線の流路41も形成されている。その場合、各流路41は、図2からわかるように、噴射弁の周方向に、予め定められた角度でわずかに折り曲げられた渦流室40に通じている。
【0029】
渦流室40の中心にはそれぞれ噴射孔4が形成されている。
【0030】
図3は、本発明の第1の実施例による噴射孔部材の外面7を示す。外面7には、エンボスにより作製された流路と渦流室が内面から凹形(Negativform)に形成されている。さらに、各噴射孔4の流出領域に材料減肉領域8が形成されている。材料減肉領域8は、図4の断面図から詳細に見て取れる。
【0031】
図4から詳細に見て取れるように、噴射孔部材の通常厚みが参照符号9で示されている。その場合、噴射孔部材3は、噴射孔4の領域に材料減肉11の分だけ減少させた厚みを有している。この領域に噴射孔4が配置されている。これによって、円筒状である噴射孔4の円筒長さ10を調整することができる。
【0032】
したがって、外面7に噴射孔を加工することだけで噴射孔4の予め定められた円筒長さが作成される。
【0033】
材料減肉領域8は、エンボスまたはプレスなどの変形プロセスのみで作製された変形領域であってもよいし、それに代えて切削プロセス、浸食プロセス、またはエッチングプロセスによって作製された領域であってもよい。殊に噴射孔4のすべての材料減肉領域8が一工程で同時に作製される。図4からわかるように、材料減肉11は、この実施例では噴射孔部材の厚み9の約20%である。
【0034】
したがって、本発明による方法によって、第1の工程において、噴射孔部材3の内面6と円筒状噴射孔4とを作製し、最終工程において、材料減肉領域8の材料減肉によって一工程で噴射孔4の円筒長さ10を調整するために外面7を加工することで、噴射孔部材3を作製することができる。その際、例えばまずベースとなる内側形状43を作製するために噴射孔部材3を深絞りすることによって、そしてそれに続く変形工程で、例えば渦流室14と流路41を作製するために内面6をエンボスすることによって内面6を作製することができる。続いて渦流室40の中心に噴射孔4を設け、外面7の材料減肉によって噴射孔の正確な長さ10を作成するために、最後の一工程で噴射孔部材3の外面7を加工することができる。
【0035】
その場合、本発明による方法を非常に簡単かつ低コストで実行することができる。このように製造された噴射孔部材3は、噴射孔4の長さ10を正確に遵守することによって、噴射孔4を通り抜ける流量に負の影響を及ぼすことなしに、噴射される流体の優れた微粒化を可能にする。噴射孔4の長さ10を正確に遵守することによって、直接噴射式の噴射弁の場合、噴射空間、例えば内燃機関の燃焼室内に噴射される流体の円錐角度も正確に遵守することができる。
【0036】
図5および図6は、本発明の第2の実施例による噴射孔部材3を示す。同じ、もしくは機能的に同じ部分には第1の実施例と同じ参照符号が付されている。
【0037】
特に図6からわかるように、第2の実施例の噴射孔部材3は、異なった材料減肉領域8を有する。この第2の実施例では、材料減肉領域8は、噴射孔4の出口領域において円錐状に拡径する領域42によって形成されている。その際、円錐状に拡径する領域42は、噴射孔4の外側領域を完全に取り囲んで形成される必要はなく、円錐領域42が噴射孔の出口領域の周りに部分的にのみ作製されることで本発明による目的を達成するために十分である。
【符号の説明】
【0038】
1 噴射弁
2 閉鎖エレメント
3 噴射孔部材
4 円筒状噴射孔
5 弁座
6 内面
7 外面
8 材料減肉領域
9 噴射孔部材の通常厚み
10 円筒長さ
11 材料減肉
20 ソレノイドアクチュエータ
21 ボール
40 渦流室
41 流路
42 拡径領域
43 内側形状
図1
図2
図3
図4
図5
図6