IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 維沃移動通信有限公司の特許一覧

特許7561970チップパッケージモジュール及び電子機器
<>
  • 特許-チップパッケージモジュール及び電子機器 図1
  • 特許-チップパッケージモジュール及び電子機器 図2
  • 特許-チップパッケージモジュール及び電子機器 図3
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-09-26
(45)【発行日】2024-10-04
(54)【発明の名称】チップパッケージモジュール及び電子機器
(51)【国際特許分類】
   H01L 21/60 20060101AFI20240927BHJP
   H01L 21/52 20060101ALI20240927BHJP
   H01L 21/58 20060101ALI20240927BHJP
   H01L 23/12 20060101ALI20240927BHJP
【FI】
H01L21/60 311S
H01L21/52 A
H01L21/58
H01L23/12 Q
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2023511667
(86)(22)【出願日】2021-08-23
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-09-04
(86)【国際出願番号】 CN2021114027
(87)【国際公開番号】W WO2022042472
(87)【国際公開日】2022-03-03
【審査請求日】2023-02-14
(31)【優先権主張番号】202010861960.2
(32)【優先日】2020-08-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100180806
【弁理士】
【氏名又は名称】三浦 剛
(74)【代理人】
【識別番号】100211177
【弁理士】
【氏名又は名称】赤木 啓二
(72)【発明者】
【氏名】張 嶽剛
(72)【発明者】
【氏名】羅 雷
【審査官】堀江 義隆
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-110188(JP,A)
【文献】特開2003-133337(JP,A)
【文献】特開2014-175604(JP,A)
【文献】特開昭55-093230(JP,A)
【文献】特開2019-106550(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 21/60
H01L 21/52
H01L 21/58
H01L 23/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
載置板(100)、ダイ(200)、導電性接着剤(300)、接続補強部(400)、及びパッケージ層(500)を含むチップパッケージモジュールであって、
前記ダイ(200)は導電性接着剤(300)によって前記載置板(100)に電気的に接続され、
前記接続補強部(400)は前記載置板(100)に接続され、且つ前記接続補強部(400)の少なくとも一部は前記導電性接着剤(300)内に設けられ、
前記パッケージ層(500)は、前記載置板(100)に設けられ、
前記ダイ(200)、前記導電性接着剤(300)及び前記接続補強部(400)を覆い、
前記接続補強部(400)はストリップ状導電弾性部材(410)を含み、
前記載置板(100)に第1パッド(110)が設けられ、
前記ストリップ状導電弾性部材(410)の両端はそれぞれ対応する前記第1パッド(110)に溶接で接続され、
前記ストリップ状導電弾性部材(410)は、前記載置板(100)から前記ダイ(200)への第1所定方向に向かって屈曲する、ことを特徴とする、チップパッケージモジュール。
【請求項2】
前記接続補強部(400)は前記導電性接着剤(300)内に埋設される、請求項1に記載のチップパッケージモジュール。
【請求項3】
前記接続補強部(400)は、前記載置板(100)に溶接され、
前記接続補強部(400)は、前記載置板(100)と前記ダイ(200)を電気的に接続する、請求項1に記載のチップパッケージモジュール。
【請求項4】
前記ストリップ状導電弾性部材(410)は予圧状態を呈し、
前記ストリップ状導電弾性部材(410)は屈曲されてなる第1セグメント(411)、第2セグメント(412)及び第3セグメント(413)を含み、
前記第1セグメント(411)は、第1端が前記載置板(100)に接続され、第2端が前記第2セグメント(412)の第1端に接続され、
前記第2セグメント(412)の第2端は前記第3セグメント(413)の第1端に接続され、前記第3セグメント(413)の第2端は前記載置板(100)に接続され、
前記ダイ(200)は前記第2セグメント(412)に接触して電気的に接続される、請求項に記載のチップパッケージモジュール。
【請求項5】
前記ストリップ状導電弾性部材(410)の数は複数であり、複数の前記ストリップ状導電弾性部材(410)は第2所定方向に並設される、請求項に記載のチップパッケージモジュール。
【請求項6】
前記接続補強部(400)は球状導電弾性部材(420)を含み、
前記載置板(100)に第2パッド(120)が設けられ、
前記球状導電弾性部材(420)は前記第2パッド(120)によって前記載置板(100)に溶接される、請求項1に記載のチップパッケージモジュール。
【請求項7】
前記球状導電弾性部材(420)の片側は前記ダイ(200)に電気的に接続され、前記球状導電弾性部材(420)は前記第2パッド(120)によって前記載置板(100)に電気的に接続される、請求項に記載のチップパッケージモジュール。
【請求項8】
前記球状導電弾性部材(420)の数は複数であり、複数の前記球状導電弾性部材(420)はアレイ状に分布される、請求項に記載のチップパッケージモジュール。
【請求項9】
ハウジングと、前記ハウジング内に設けられた回路基板と、請求項1からのいずれか1項に記載のチップパッケージモジュールとを含み、前記チップパッケージモジュールは前記回路基板に設けられ、前記回路基板に電気的に接続される、電子機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本発明は2020年08月25日に中国特許局で出願した出願番号202010861960.2、発明の名称「チップパッケージモジュール及び電子機器」の中国特許出願の優先権を主張し、当該出願の全ての内容は参照によって本発明に組み込まれる。
【0002】
本願は、チップパッケージの技術分野に関し、特にチップパッケージモジュール及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0003】
電子機器の急速な発展につれて、電子機器はますます広く応用されており、人々の仕事、生活、娯楽等において、携帯電話、タブレット等のような電子機器が果たす役割はますます多くなっている。また、ユーザーニーズの向上に伴い、生産、使用時の電子機器の安定性と信頼性を確保するために、電子機器の基礎となる回路基板装置のパッケージ技術は特に重要になっている。
【0004】
従来技術では、インテリジェント端末機器内で回路基板装置に対してリフローはんだ付け(25℃からピーク温度260℃に上昇するReflow soldering)プロセスを行う際に、回路基板装置のチップパッケージモジュールの導電性接着剤と載置板の異なる熱膨張率により、導電性接着剤と載置板との剥離現象が生じやすく、これによりチップパッケージモジュールの構造安定性に問題が生じ、さらにチップパッケージモジュールの内部の電気的接続に障害が発生する可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願は、現在の電子機器の回路基板装置に対してリフローはんだ付けを行う際に、導電性接着剤と載置板との間に剥離が生じやすいという問題を解決できる、チップパッケージモジュール及び電子機器を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記技術的課題を解決するために、本発明は、次のように実現される。
【0007】
本願の実施例はチップパッケージモジュール及び電子機器を開示し、以下を含む。
【0008】
第1側面において、本願は、載置板、ダイ、導電性接着剤、接続補強部、及びパッケージ層を含み、ダイは導電性接着剤によって載置板に電気的に接続され、接続補強部は載置板に接続され、且つ接続補強部の少なくとも一部は導電性接着剤内に設けられ、パッケージ層は、載置板に設けられ、ダイ、導電性接着剤及び接続補強部を覆う、チップパッケージモジュールを開示する。
【0009】
第2側面において、本願は、ハウジングと、ハウジング内に設けられた回路基板と、上記チップパッケージモジュールとを含み、チップパッケージモジュールは回路基板に設けられ、回路基板に電気的に接続される、電子機器を開示する。
【発明の効果】
【0010】
本願で採用される技術的解決手段は以下の有益な効果を達成できる。
【0011】
本願で開示されるチップパッケージモジュールは載置板、ダイ、導電性接着剤、接続補強部及びパッケージ層を含み、ダイは導電性接着剤によって載置板に電気的に接続され、接続補強部は載置板に接続され、且つ接続補強部の少なくとも一部は導電性接着剤内に設けられ、パッケージ層は、載置板に設けられ、ダイ、導電性接着剤及び接続補強部を覆う。チップパッケージモジュールに対してリフローはんだ付けを行う際に、接続補強部は、載置板と導電性接着剤の接続を補助する作用を果たすことができるため、導電性接着剤と載置板との接続をより安定させ、導電性接着剤と載置板との間の、熱膨張収縮程度の違いによる剥離現象を効果的に軽減し、さらにチップパッケージモジュールの構造安定性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
本願の実施例又は背景技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下において、実施例又は背景技術の記載に使用必要な図面を簡単に説明し、当然ながら、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、これらの図面から他の図面に想到し得る。
図1図1は、本願の実施例で開示されるチップパッケージモジュールの一部の構造模式図である。
図2図2は、本願の実施例で開示されるチップパッケージモジュールの断面図である。
図3図3は、本願の実施例で開示されるチップパッケージモジュールの別の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本願の目的、技術的解決手段及び利点をより明確にするために、以下において、本発明の具体的な実施例及び対応する図面を参照しながら、本発明の技術的解決手段を明確に、完全に説明する。当然ながら、説明される実施例は本発明の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例ではない。本願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく得られた他の全ての実施例は、いずれも本願の保護範囲に属するものとする。
【0014】
以下において、図面を参照しながら、本願の各実施例で開示される技術的解決手段を詳細に説明する。
【0015】
図1から図3を参照し、本願の実施例は、電子機器に応用されるチップパッケージモジュールを開示し、開示されるチップパッケージモジュールは載置板100、ダイ(die)200、導電性接着剤300、接続補強部400、及びパッケージ層500を含む。
【0016】
載置板100は、チップパッケージモジュールの基礎要素であり、チップパッケージモジュールの他の部材に取付基礎を提供することができ、ダイ200は、導電性接着剤300によって載置板100に接着され、且つ導電性接着剤300によって載置板100に電気的に接続可能である。
【0017】
ダイ200は、チップパッケージモジュールの主要な機能要素であり、導電性接着剤300によって載置板100に接着されてもよく、接続補強部400は載置板100に接続され、接続補強部400の少なくとも一部は導電性接着剤300内に設けられてもよい。
【0018】
パッケージ層500は、載置板100に設けられたダイ200、導電性接着剤300及び接続補強部400を覆って、パッケージを実現できるように、載置板100に設けられてもよい。
【0019】
本願で開示されるチップパッケージモジュールは載置板100、ダイ200、導電性接着剤300、接続補強部400及びパッケージ層500を含み、ダイ200は導電性接着剤300によって載置板100に電気的に接続され、接続補強部400は載置板100に接続され、且つ接続補強部400の少なくとも一部は導電性接着剤300内に設けられる。チップパッケージモジュールに対してリフローはんだ付けを行う際に、接続補強部400は、載置板100と導電性接着剤300の接続を補助する作用を果たすことができるため、導電性接着剤300と載置板100との接続をより安定させ、導電性接着剤300と載置板100との間の、熱膨張収縮程度の違いによる剥離現象を効果的に軽減し、さらにチップパッケージモジュールの構造安定性を向上させることができる。
【0020】
本願の実施例において、パッケージ層500は、載置板100に設けられたダイ200、導電性接着剤300及び接続補強部400を覆うことができ、これによって、パッケージ層500は防水、防塵及び防振の作用を果たし、ダイ200、導電性接着剤300及び接続補強部400への保護効果が向上し、外部異物(塵埃又は液体等)によるダイ200の信頼性への影響が回避され、さらにチップパッケージモジュールの信頼性が向上する。
【0021】
本願の実施例において、接続補強部400は載置板100に設けられ、且つ接続補強部400の少なくとも一部は導電性接着剤300内に設けられ、具体的に、接続補強部400の一部は導電性接着剤300内に位置してもよく、別の部分は導電性接着剤300の外部に位置してもよい。
【0022】
選択的な一解決手段において、接続補強部400が導電性接着剤300内に埋設されることで、接続補強部400は導電性接着剤300内に完全に位置し、接続補強部400の補強作用が一層高まる。また、導電性接着剤300内に位置する接続補強部400は、導電性接着剤300の骨格として機能することもでき、本願で開示されるチップパッケージモジュールに対してリフローはんだ付けプロセスを行う際に、接続補強部400は骨格として、熱による導電性接着剤300の変形を抑制することができ、導電性接着剤300と載置板100及びダイ200との間の接着安定性の向上に寄与する。
【0023】
本願の実施例において、接続補強部400は載置板100に接続され、具体的に、接続補強部400と載置板100は接着、カシメ等の方式で接続を実現することができ、当然ながら、その他の方式で接続を実現してもよい。
【0024】
選択的な一形態において、接続補強部400の制作材料は導電性金属材料であってもよく、接続補強部400は載置板100に強力に溶接されてもよく、接続補強部400は載置板100とダイ200を電気的に接続してもよい。具体的に、チップパッケージモジュールに対してリフローはんだ付けプロセスを行う際に、導電性接着剤300と載置板100との間には剥離現象が発生し、ダイ200と載置板100との間は接続補強部400によって電気的に接続することができ、よって、ダイ200と載置板100との間の電気的接続の安定性の向上に寄与する。
【0025】
具体的に、接続補強部400はストリップ状導電弾性部材410であってもよく、載置板100には第1パッド110が設けられてもよく、ストリップ状導電弾性部材410の両端はそれぞれ対応する第1パッド110に溶接で接続されてもよい。ストリップ状導電弾性部材410は、載置板100からダイ200への第1所定方向に向かって屈曲してもよく、これによって、ダイ200の取付後にストリップ状導電弾性部材410に一定の予圧作用を加えることができ、ストリップ状導電弾性部材410とダイ200との間の電気的接続に寄与する。
【0026】
上記接続形態において、ストリップ状導電弾性部材410は予圧状態を呈する必要があり、ストリップ状導電弾性部材410は屈曲されてなる第1セグメント411、第2セグメント412及び第3セグメント413を含み、第1セグメント411は、第1端が載置板100に接続され、第2端が第2セグメント412の第1端に接続され、第2セグメント412の第2端は第3セグメント413の第1端に接続され、第3セグメント413の第2端は載置板100に接続される。ダイ200は第2セグメント412に接触し、予圧状態での第2セグメント412とダイ200との貼り合わせ面積が大きく、これによって、ストリップ状導電弾性部材410とダイ200との間の電気的接続が実現する。
【0027】
上記のとおり、ストリップ状導電弾性部材410は載置板100に溶接で接続される。ストリップ状導電弾性部材410の数は複数であってもよく、載置板100には複数の第1パッド110が対応して設けられてもよい。複数のストリップ状導電弾性部材410は第2所定方向(例えば、載置板100の長手方向)に並設され、載置板100に設けられた複数の第1パッド110に一対一で対応して溶接されてもよい。複数のストリップ状金属弾性片410は載置板100の熱変形に対する抑制力を補強することができ、これによって、載置板100に対する導電性接着剤300の接着信頼性を向上させ、さらに載置板100とダイ200との間の電気的接続の安定性をより効果的に保証する。
【0028】
ストリップ状導電弾性部材410の具体的な構造は金属棒、金属ストリップ等であってもよく、好適な解決手段において、ストリップ状導電弾性部材410は金属片であってもよい。金属片は使用される金属材料が少なく、シート状構造が屈曲しやすく、よって、操作者が金属片を載置板100に溶接しやすいとともに、接続補強部400と導電性接着剤300との接続強度も増加する。
【0029】
当然ながら、接続補強部400は球状導電弾性部材420であってもよく、球状導電弾性部材420は載置板100に設けられてもよく、具体的に、載置板100には第2パッド120が設けられてもよく、球状導電弾性部材420は第2パッド120に対応して溶接で接続されてもよく、これによって、球状導電弾性部材420と載置板100との間の接続が実現される。
【0030】
さらなる技術的解決手段において、球状導電弾性部材420の片側はダイ200に貼り合わせてもよく、これによって、球状導電弾性部材420とダイ200との間は電気的に接続可能となる。球状導電弾性部材420は載置板100に溶接されてもよく、これによって、球状導電弾性部材420と載置板100との間は電気的に接続可能となる。載置板100とダイ200との間は球状導電弾性部材420によって電気的に接続可能である。球状導電弾性部材420は導電性接着剤300内に完全に位置してもく、これにより、ダイ200と載置板100との間の電気的接続の安定性の向上に寄与する。
【0031】
上記のとおり、球状導電弾性部材420の片側はダイ200に貼り合わせてもよく、球状導電弾性部材420は複数であってもよく、複数の球状導電弾性部材420はアレイ状に分布されてもよい。複数の球状導電弾性部材420は対応する第2パッド120に溶接で接続されてもよく、複数の球状導電弾性部材420により、載置板100との溶接領域の面積が増加するため、載置板100の当該部分領域の熱による変形量が小さくなり、球状導電弾性部材420は載置板100の熱変形を抑制できるようになり、さらに、載置板100と導電性接着剤300との間の剥離現象の軽減に寄与し、導電性接着剤300と載置板100及びダイ200との間の接着安定性の向上に寄与する。
【0032】
本願の実施例で開示されるチップパッケージモジュールを基に、本願の実施例は電子機器を開示し、開示される電子機器は、ハウジングと、ハウジング内に設けられた回路基板と、上記実施例に係るチップパッケージモジュールとを含み、チップパッケージモジュールは回路基板に設けられ、回路基板に電気的に接続されてもよい。
【0033】
具体的に、載置板100には第3パッド130が設けられてもよく、第3パッド130は回路基板に溶接で接続されることで、載置板100と回路基板との接続且つ電気的接続が実現される。
【0034】
本願の実施例において、チップパッケージモジュール、及びハウジング内に設けられた回路基板はリフローはんだ付けプロセスの後、ハウジング内に設けられた回路基板とチップパッケージモジュールとの間の電気的接続が正常で、安定している。
【0035】
本願の上記実施例では、各実施例間の相違点が重点的に説明されており、各実施例間の異なる最適化特徴は矛盾しない限り、いずれも組み合わせてより好ましい実施例とすることができ、記載の簡潔さのために、ここで詳細な説明を省略する。
【0036】
以上は本願の実施例に過ぎず、本願を限定するものではない。当業者であれば、本願は様々な変更及び変化が可能である。本願の精神及び原理内に行われた修正、同等な取り替え、改良等は、全て本願の特許請求の範囲に含まれるものとする。
【符号の説明】
【0037】
100 載置板
110 第1パッド
120 第2パッド
200 ダイ
300 導電性接着剤
400 接続補強部
410 ストリップ状導電弾性部材
411 第1セグメント
412 第2セグメント
413 第3セグメント
420 球状導電弾性部材
500 パッケージ層
図1
図2
図3