特許 7562065 格納式破損防止脚付きＵＳＢメモリー

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】特許公報(B2)

(11)【特許番号】

(24)【登録日】2024-09-27

(45)【発行日】2024-10-07

(54)【発明の名称】格納式破損防止脚付きＵＳＢメモリー

(51)【国際特許分類】

   G06F 1/16 20060101AFI20240930BHJP

【ＦＩ】

G06F1/16 313Z

【請求項の数】 1

(21)【出願番号】P 2020104101

(22)【出願日】2020-05-20

(65)【公開番号】P2021184226

(43)【公開日】2021-12-02

【審査請求日】2023-05-11

【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、権利譲渡・実施許諾の用意がある。

(73)【特許権者】

【識別番号】520210686

【氏名又は名称】高野 覺

(72)【発明者】

【氏名】高野 覺

【審査官】佐藤 実

(56)【参考文献】

【文献】韓国公開実用新案第２０－２０１０－００１０８２４（ＫＲ，Ｕ）

(58)【調査した分野】(Int.Cl.，ＤＢ名)

Ｇ０６Ｆ １／１６

Ｇ０６Ｋ １９／００ －１９／１８

(57)【特許請求の範囲】

【請求項1】

ＵＳＢメモリー本体▲１▼の下面に格納式破損防止脚▲３▼及びガイド▲４▼を設け、ガイド▲４▼に格納されている格納式破損防止脚▲３▼を引き起こし、格納式破損防止脚折り曲げ部▲７▼、▲８▼を折り曲げ、ガイド▲４▼の任意の溝に格納式破損防止脚突起部▲９▼を嵌合させ、組み立てることができる格納式破損防止脚付ＵＳＢメモリー。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

この発明は、ＵＳＢメモリーの下面に格納式破損防止脚を設けた、格納式破損防止脚付きＵＳＢメモリーに関するものである。

【背景技術】

【0002】

従来、ＵＳＢメモリーには破損防止脚は付いていなかった。

【先行技術文献】

【特許文献】

【0003】

【発明の概要】

【発明が解決しようとする課題】

【0004】

従来、ＵＳＢメモリーはコンピューターのＵＳＢポートに差し込んで使用するものであるが、使用中に上下左右の外力がかかりやすく、特に上からの外力が加わることが多く、この時ＵＳＢメモリーが折れて破損することがあった。
本発明は、以上のような破損を防止するためになされたものである。

【課題を解決するための手段】

【0005】

ＵＳＢメモリー本体▲１▼の下面に、格納式破損防止脚▲３▼及びガイド▲４▼を設ける。
本発明は、以上のような構成よりなる格納式破損防止脚付きＵＳＢメモリーである。

【発明の効果】

【0006】

ＵＳＢメモリーの下面に取り付けた格納式破損防止脚▲３▼を組み立てて、［図４］のように格納式破損防止脚▲３▼の折り曲げ部▲７▼を卓上面▲１１▼に接地させることにより、上からの外力を受け止めてＵＳＢメモリーの破損を防止する。

【図面の簡単な説明】

【0007】

【図1】 本発明の側面図である。

【図2】 本発明の格納式破損防止脚▲３▼を格納した状態の左下斜視図である。

【図3】 本発明の組み立て途中の左下斜視図である。

【図4】 本発明の組立図である。

【発明を実施するための形態】

【0008】

以下、本発明を実施するための形態について説明する。
ＵＳＢメモリー▲１▼の下面に格納式破損防止脚▲３▼及びガイド▲４▼を設ける。
本発明は、以上のような構造である。
これを使用するときは、ガイド▲４▼に格納されている格納式破損防止脚▲３▼［図２］を引き起こし、格納式破損防止脚折り曲げ部▲７▼、▲８▼を折り曲げ［図３］、ガイド▲４▼の任意の溝に格納式破損防止脚突起部▲９▼を嵌合させ、組立図［図４］の卓上面▲１１▼に、格納式破損防止脚折り曲げ部▲７▼が接地するよう組み立てる。
このようにして組み立てられた格納式破損防止脚付きＵＳＢメモリーを卓上コンピューター▲５▼のＵＳＢポート▲６▼に差し込んで使用する。
こうすることにより、使用中にＵＳＢメモリー本体▲１▼にかかる上からの外力を受け止め、ＵＳＢメモリーの破損を防止する。

【符号の説明】

【0009】

▲１▼ ＵＳＢメモリー本体
▲２▼ ＵＳＢメモリー差込部
▲３▼ 格納式破損防止脚
▲４▼ ガイド
▲５▼ 卓上コンピューター
▲６▼ ＵＳＢポート
▲７▼ 格納式破損防止脚折り曲げ部
▲８▼ 格納式破損防止脚折り曲げ部
▲９▼ 格納式破損防止脚突起部
▲１０▼ 格納式破損防止脚突起部
▲１１▼ 卓上面

【図1】

【図2】

【図3】

【図4】