技術分野
セルロースナノファイバーにより形成された多孔性セルロース粒子、及びその製造方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、セルロースナノファイバーを吸着剤として用いる場合、微細繊維状のままで水媒体に分散させたものでは、セルロースナノファイバーと被吸着物とを分離しにくいことや微細繊維状セルロースを回収、再利用しにくいことなど、取り扱い性に劣る。セルロースナノファイバーの取り扱い性を向上するために、ナノサイズの微細繊維状の形態をマイクロサイズの粒子に形成することが考えられる。その場合に、セルロースナノファイバーの水分散体を単に静置乾燥するだけでは、セルロースナノファイバーが凝集するため、表面積が低下し、例えば吸着剤としての性能が低下してしまう。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は以下に示される実施形態を含む。
[1] セルロースナノファイバーにより形成された粒子であって、テンプレート粒子の除去跡である複数の穴を粒子表面に備える多孔性セルロース粒子。
[2] 前記多孔性セルロース粒子の平均粒径が1~30μmであり、前記穴の平均孔径が前記多孔性セルロース粒子の平均粒径の1/200~1/5である、[1]に記載の多孔性セルロース粒子。
[3] 前記セルロースナ・・・ 続きを
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発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の実施形態であると、セルロースナノファイバーからなるセルロース粒子の粒子表面にテンプレート粒子の除去跡の穴を設けたことにより、セルロース粒子の表面積を増加させることができる。そのため、例えば吸着剤として用いたときの吸着性能を向上することができる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
(A)テンプレート粒子を溶解除去前の複合体粒子の概念図。(B)テンプレート粒子を溶解除去した多孔性セルロース粒子の概念図。
【図2】
(A)実施例1のPMMA粒子とセルロースナノフィバーとの複合体粒子(PMMA/TOCN=1/1)のSEM画像。(B)実施例1のPMMA粒子溶解除去後の多孔性セルロース粒子のSEM画像。
【図3】
実施例1の複合体粒子、多孔性セルロース粒子、セルロース粒子及びPMMA粒子についてのFT-IRの測定結果を示すグラフ。
【図4】
(A)実施例2のPMMA粒子とセルロースナノフィバーとの複合体粒子(PMMA/TOCN=2/1)のSEM画像。(B)実施例2のPMMA粒子溶解除去後の多孔性セルロース粒子のSEM画像。
【図5】
(A)実施例3のPMMA粒子とセルロースナノフィバーとの複合体粒子(PMMA/TOCN=3/1)のSEM画像。(B)実施例3のPMMA粒子溶解除去後の多孔性セルロース粒子のSEM画像。
【図6】
(A)実施例4のPMMA粒子とセルロースナノフィバーとの複合体粒子(PMMA/TOCN=4/1)のSEM画像。(B)実施例4のPMMA粒子溶解除去後の多孔性セルロース粒子のSEM画像。
【図7】
(A)実施例5のPMMA粒子溶解除去後の多孔性セルロース粒子(TOCN/Fe3O4/PMMA=1/1/4)のSEM画像。(B)その一部拡大画像。
【図8】
(A)実施例6のPMMA粒子溶解除去後の多孔性セルロース粒子(TOCN/Fe3O4/PMMA=1/2/4)のSEM画像。(B)その一部拡大画像。
【図9】
多孔性セルロース粒子についてのリゾチームの吸着容量を示すグラフ。
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