(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-09-27
(45)【発行日】2024-10-07
(54)【発明の名称】テーブルセット
(51)【国際特許分類】
A47B 83/02 20060101AFI20240930BHJP
A47B 7/02 20060101ALI20240930BHJP
A47B 13/02 20060101ALI20240930BHJP
A47C 3/04 20060101ALI20240930BHJP
【FI】
A47B83/02
A47B7/02 A
A47B13/02
A47C3/04
(21)【出願番号】P 2020184301
(22)【出願日】2020-11-04
【審査請求日】2023-08-16
(73)【特許権者】
【識別番号】000000561
【氏名又は名称】株式会社オカムラ
(74)【代理人】
【識別番号】100149548
【氏名又は名称】松沼 泰史
(74)【代理人】
【氏名又は名称】鈴木 三義
(72)【発明者】
【氏名】森田 さやか
【審査官】神尾 寧
(56)【参考文献】
【文献】特開2001-128740(JP,A)
【文献】実開昭62-087535(JP,U)
【文献】特開2001-275775(JP,A)
【文献】特開2018-042910(JP,A)
【文献】実開平06-024547(JP,U)
【文献】特開2016-83239(JP,A)
【文献】特開2008-86671(JP,A)
【文献】登録実用新案第3095722(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47B 83/02
A47B 7/02
A47B 13/02
A47B 87/02
A47C 3/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のテーブルと、
前記複数のテーブルと対応した複数の椅子と、を有し、
複数の前記テーブルは、それぞれ、天板と、左右方向に間隔をあけて配置された一対の天板支持脚部を有して前記天板の下方で前記天板を支持する天板支持構造体と、を有し、前記天板どうしを上下方向に重ねた状態で複数を積み重ね可能であり、
複数の前記椅子は、座面を有する座部と、前記座部の下方で前記座部を支持する座部支持構造体と、を有し、前記座部どうしを上下方向に重ねた状態で積み重ね可能であり、
前記テーブルは、前記天板の下方で前記一対の天板支持脚部の間に、前記椅子を複数積み重ねた椅子の組を
左右方向に複数配置して収納可能な椅子収納空間が形成されているテーブルセット。
【請求項2】
前記座部支持構造体は、前記座部から下方に向かって延びる複数の脚部を有し、
隣り合う前記脚部の外側どうしの水平方向の最大寸法に、椅子収納空間に左右方向に複数配置される前記椅子の組数を乗じた値よりも、前記最大寸法の高さ位置における前記一対の天板支持脚部の内側どうしの水平方向の寸法の方が大きい
請求項1に記載のテーブルセット。
【請求項3】
複数のテーブルと、
前記複数のテーブルと対応した複数の椅子と、を有し、
複数の前記テーブルは、それぞれ、天板と、左右方向に間隔をあけて配置された一対の天板支持脚部を有して前記天板の下方で前記天板を支持する天板支持構造体と、を有し、前記天板どうしを上下方向に重ねた状態で複数を積み重ね可能であり、
複数の前記椅子は、座面を有する座部と、前記座部の下方で前記座部を支持する座部支持構造体と、を有し、前記座部どうしを上下方向に重ねた状態で積み重ね可能であり、
前記テーブルは、前記天板の下方で前記一対の天板支持脚部の間に、前記椅子を複数積み重ねた椅子の組を収納可能な椅子収納空間が形成さ
れ、
前記一対の天板支持脚部の一方は、前記天板の左右方向の一方側の縁部に沿って配置された第1天板支持脚部であり、
前記一対の天板支持脚部の他方は、前記天板の左右方向の他方側の縁部に沿って配置された第2天板支持脚部であり、
前記第1天板支持脚部は、それぞれ柱状に形成され、前後方向に間隔をあけて配置される一対の第1天板支持脚柱部材を有し、
前記第2天板支持脚部は、それぞれ柱状に形成され、前後方向に間隔をあけて配置される一対の第2天板支持脚柱部材を有し、
前記座部支持構造体は、柱状に形成され、前記座部の周縁部に沿って配置されるとともに左右方向に間隔をあけて配置された複数の座部支持脚部を有するテーブルセット。
【請求項4】
前記一対の第1天板支持脚柱部材のうちの前後方向の一方側に配置された前記第1天板支持脚柱部材と、前記一対の第2天板支持脚柱部材のうちの前後方向の一方側に配置された前記第2天板支持脚柱部材と、の左右方向の間隔と、
前記一対の第1天板支持脚柱部材のうちの前後方向の他方側に配置された前記第1天板支持脚柱部材と、前記一対の第2天板支持脚柱部材のうちの前後方向の他方側に配置された前記第2天板支持脚柱部材と、の左右方向の間隔と、は、いずれも前記椅子の組を収納可能な寸法であるとともに、互いに異なる寸法である
請求項3に記載のテーブルセット。
【請求項5】
複数のテーブルと、
前記複数のテーブルと対応した複数の椅子と、を有し、
複数の前記テーブルは、それぞれ、天板と、左右方向に間隔をあけて配置された一対の天板支持脚部を有して前記天板の下方で前記天板を支持する天板支持構造体と、を有し、前記天板どうしを上下方向に重ねた状態で複数を積み重ね可能であり、
複数の前記椅子は、座面を有する座部と、前記座部の下方で前記座部を支持する座部支持構造体と、を有し、前記座部どうしを上下方向に重ねた状態で積み重ね可能であり、
前記テーブルは、前記天板の下方で前記一対の天板支持脚部の間に、前記椅子を複数積み重ねた椅子の組を収納可能な椅子収納空間が形成さ
れ、
前記天板の前後方向のいずれか一方側の縁部の下方で、上下方向かつ左右方向に沿って配置された幕板を有し、
前記椅子収納空間は、前記幕板の前側に形成されているテーブルセット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テーブルセットに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ダイニングセットなどのテーブルと椅子とがセットになったテーブルセットが知られている(例えば、特許文献1および2参照)。特許文献1および2に開示されたテーブルセットは、不使用時には椅子をテーブルの天板の下方に収納可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2014-90859号公報
【文献】実開平6-24546号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
テーブルセットのテーブルおよび椅子が、それぞれの天板を上下方向に重ねた状態で複数をスタッキング(積み重ね)可能なテーブルと、それぞれの座面を構成する座部を上下方向に重ねた状態で複数をスタッキング可能な椅子の場合、収納時には、複数のテーブルおよび複数の椅子をそれぞれスタッキングして別々に収納することになる。このようなテーブルセットでは、収納時にスタッキングした複数のテーブルを収納するスペース、およびスタッキングした複数の椅子を収納するスペースの両方が必要となり、広いスペースが必要となる。
【0005】
そこで、本発明は、収納スペースを縮小することができるテーブルセットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係るテーブルセットは、複数のテーブルと、前記複数のテーブルと対応した複数の椅子と、を有し、複数の前記テーブルは、それぞれ、天板と、左右方向に間隔をあけて配置された一対の天板支持脚部を有して前記天板の下方で前記天板を支持する天板支持構造体と、を有し、前記天板どうしを上下方向に重ねた状態で複数を積み重ね可能であり、複数の前記椅子は、座面を有する座部と、前記座部の下方で前記座部を支持する座部支持構造体と、を有し、前記座部どうしを上下方向に重ねた状態で積み重ね可能であり、前記テーブルは、前記天板の下方で前記一対の天板支持脚部の間に、前記椅子を複数積み重ねた椅子の組を左右方向に複数配置して収納可能な椅子収納空間が形成されている。
【0007】
本発明では、テーブルの一対の天板支持脚部の間の椅子収納空間に、椅子を複数積み重ねた椅子の組を収納可能である。これにより、同じスペースに積み重ねた複数のテーブルと、積み重ねた複数の椅子の両方を収納することができ、テーブルセットの収納スペースを縮小することができる。
【0008】
また、本発明に係るテーブルセットは、前記椅子収納空間は、前記椅子の組を左右方向に複数配置して収納可能である。
【0009】
このような構成とすることにより、椅子収納空間により多くの椅子を収納することができる。
【0010】
また、本発明に係るテーブルセットでは、前記座部支持構造体は、前記座部から下方に向かって延びる複数の脚部を有し、隣り合う前記脚部の外側どうしの水平方向の最大寸法に、椅子収納空間に左右方向に複数配置される前記椅子の組数を乗じた値よりも、前記最大寸法の高さ位置における前記一対の天板支持脚部の内側どうしの水平方向の寸法の方が大きくてもよい。
【0011】
このような構成とすることにより、椅子収納空間に椅子の組を幅方向に並べて配置することができる。また、椅子収納空間に椅子の組を前後方向から容易に入れることができる。
【0012】
上記目的を達成するため、本発明に係るテーブルセットは、複数のテーブルと、前記複数のテーブルと対応した複数の椅子と、を有し、複数の前記テーブルは、それぞれ、天板と、左右方向に間隔をあけて配置された一対の天板支持脚部を有して前記天板の下方で前記天板を支持する天板支持構造体と、を有し、前記天板どうしを上下方向に重ねた状態で複数を積み重ね可能であり、複数の前記椅子は、座面を有する座部と、前記座部の下方で前記座部を支持する座部支持構造体と、を有し、前記座部どうしを上下方向に重ねた状態で積み重ね可能であり、前記テーブルは、前記天板の下方で前記一対の天板支持脚部の間に、前記椅子を複数積み重ねた椅子の組を収納可能な椅子収納空間が形成され、前記一対の天板支持脚部の一方は、前記天板の左右方向の一方側の縁部に沿って配置された第1天板支持脚部であり、前記一対の天板支持脚部の他方は、前記天板の左右方向の他方側の縁部に沿って配置された第2天板支持脚部であり、前記第1天板支持脚部は、それぞれ柱状に形成され、前後方向に間隔をあけて配置される一対の第1天板支持脚柱部材を有し、前記第2天板支持脚部は、それぞれ柱状に形成され、前後方向に間隔をあけて配置される一対の第2天板支持脚柱部材を有し、前記座部支持構造体は、柱状に形成され、前記座部の周縁部に沿って配置されるとともに左右方向に間隔をあけて配置された複数の座部支持脚部を有する。
【0013】
本発明では、テーブルの一対の天板支持脚部の間の椅子収納空間に、椅子を複数積み重ねた椅子の組を収納可能である。これにより、同じスペースに積み重ねた複数のテーブルと、積み重ねた複数の椅子の両方を収納することができ、テーブルセットの収納スペースを縮小することができる。
一対の第1天板支持脚柱部材の前後方向の間のスペース、および一対の第2天板支持脚柱部材の前後方向の間のスペースに座部支持脚部材を配置することができる。このため、第1天板支持脚部と第2天板支持脚部との間隔よりも広い範囲に椅子の組を収納することができる。
【0014】
また、本発明に係るテーブルセットでは、前記一対の第1天板支持脚柱部材のうちの前後方向の一方側に配置された前記第1天板支持脚柱部材と、前記一対の第2天板支持脚柱部材のうちの前後方向の一方側に配置された前記第2天板支持脚柱部材と、の左右方向の間隔と、前記一対の第1天板支持脚柱部材のうちの前後方向の他方側に配置された前記第1天板支持脚柱部材と、前記一対の第2天板支持脚柱部材のうちの前後方向の他方側に配置された前記第2天板支持脚柱部材と、の左右方向の間隔と、は、いずれも前記椅子の組を収納可能な寸法であるとともに、互いに異なる寸法であってもよい。
【0015】
このような構成とすることにより、前後方向のいずれかの、左右方向の間隔が小さい方の第1天板支持脚柱部材および第2天板支持脚柱部材に椅子の組を接触させるようにすることで、椅子収納空間に収納された椅子の組の位置決めを行うことができる。
【0016】
上記目的を達成するため、本発明に係るテーブルセットは、複数のテーブルと、前記複数のテーブルと対応した複数の椅子と、を有し、複数の前記テーブルは、それぞれ、天板と、左右方向に間隔をあけて配置された一対の天板支持脚部を有して前記天板の下方で前記天板を支持する天板支持構造体と、を有し、前記天板どうしを上下方向に重ねた状態で複数を積み重ね可能であり、複数の前記椅子は、座面を有する座部と、前記座部の下方で前記座部を支持する座部支持構造体と、を有し、前記座部どうしを上下方向に重ねた状態で積み重ね可能であり、前記テーブルは、前記天板の下方で前記一対の天板支持脚部の間に、前記椅子を複数積み重ねた椅子の組を収納可能な椅子収納空間が形成され、前記天板の前後方向のいずれか一方側の縁部の下方で、上下方向かつ左右方向に沿って配置された幕板を有し、前記椅子収納空間は、前記幕板の前側に形成されている。
【0017】
本発明では、テーブルの一対の天板支持脚部の間の椅子収納空間に、椅子を複数積み重ねた椅子の組を収納可能である。これにより、同じスペースに積み重ねた複数のテーブルと、積み重ねた複数の椅子の両方を収納することができ、テーブルセットの収納スペースを縮小することができる。
椅子の組を幕板に接触させて椅子収納空間に収納された椅子の組の位置決めを行うことができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、収納スペースを縮小することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】本発明の実施形態によるテーブルセットの斜視図である。
【
図6】スタッキングされたテーブルの側面図である。
【
図9】使用者が椅子を移動させる様子を示す図である。
【
図10】椅子の組がテーブルの椅子収納空間に収納された様子を示す正面図である。
【
図13】椅子の組がテーブルの天板の下に
図10とは別の向きで収納された様子を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の実施形態によるテーブルセットについて、
図1-
図13に基づいて説明する。
図1に示す本実施形態によるテーブルセット1は、複数のテーブル2と、複数のテーブル2と対応した複数の椅子3とを有している。
図1ではテーブルセット1の1つのテーブル2と1つの椅子3とを示している。本実施形態によるテーブルセット1は、1つのテーブル2に対応して1つの椅子3を設置して使用する。
【0021】
テーブル2および椅子3は、それぞれキャスタ57,414,423,433が取り付けられていて、使用者が容易に床面11上を移動させることができるように構成されている。テーブルセット1は、複数のテーブル2および複数の椅子3の配置を用途に合わせて変更させて使用するように想定されている。
【0022】
図2に示すように、複数のテーブル2および複数の椅子3は、それぞれ積み重ね可能で、積み重ねられたテーブル2の天板21の下方の椅子収納空間47に、積み重ねられた複数の椅子3の組31が収納可能に構成されている。本実施形態のテーブルセット1は、4つのテーブル2と4つの椅子3を有している。4つのテーブル2が上下に重ねられ、2つの椅子3が重ねられた椅子3の組31が椅子収納空間47に2つ収納される。
【0023】
以下の説明では、使用者が椅子3に着座しテーブル2に対向した状態におけるテーブル2に対する使用者側(椅子3が設置される側)を前側とし、使用者(椅子3)に対するテーブル2側を後側とする。前側と後側とを結ぶ水平方向(奥行き方向、図の矢印Yの方向)を前後方向とし、前後方向に直交する水平方向(幅方向、図の矢印Xの方向)を左右方向とする。水平方向および前後方向に直交する方向を上下方向(図の矢印Zの方向)とする。
【0024】
図1-5に示すように、テーブル2は、天板21と、天板21を支持する天板支持構造体4と、天板21の後部で上下方向および左右方向に沿って配置された板状の幕板22と、を有している。本実施形態によるテーブル2は、側部にフック24が設けられている。
【0025】
天板21は、板面が長方形となる平板状に形成されている。天板21を板面が水平面となる向きに配置される。
【0026】
天板支持構造体4は、床面11に設置され、下端部4aが床と接触し、上端部4bが天板21の下面21aに固定されている(
図4参照)。天板支持構造体4は、天板21の下側に配置されている。天板支持構造体4は、前側天板支持構造体41と、第1後側天板支持構造体42と、第2後側天板支持構造体43と、後側連結杆44(
図3および
図4参照)と、を有している。
【0027】
前側天板支持構造体41は、上下方向に延びる棒状の一対の前側脚部411,412と、一対の前側脚部411,412を連結し、天板21に固定される前側天板固定部413と、を有している。一対の前側脚部411,412のうちの一方を第1前側脚部411とし、他方を第2前側脚部412とする。第1前側脚部411は、天板21の前側かつ左右方向の一方側の角部21cの近傍に配置されている。第1前側脚部411は、天板21の左右方向の一方側の側端部213よりも左右方向の一方側に位置し、天板21の前端部211よりも後側に位置している。第2前側脚部412は、天板21の前側かつ左右方向の他方側の角部21dの近傍に配置されている。第2前側脚部412は、天板21の左右方向の他方側の側端部214よりも左右方向の他方側かつ天板21の前端部211よりも後側に配置されている。第2前側脚部412は、第1前側脚部411よりも前側に位置している。第1前側脚部411および第2前側脚部412は、上方から見た平面視において天板21の左右方向の外側に位置している。第1前側脚部411および第2前側脚部412それぞれの下端部には、キャスタ414が取り付けられている。
【0028】
前側天板固定部413は、棒状に形成され、第1前側脚部411と第2前側脚部412の上端部同士を連結している。前側天板固定部413は、左右方向の一方側から他方側に向かって漸次後側に向かう斜め方向に延びている。前側天板支持構造体41は、第1前側脚部411と、第2前側脚部412と、前側天板固定部413とが全体でコの字形(U字形)の外形を形成している。上述しているように、前側天板固定部413は、天板21に固定される。前側天板固定部413には、前側天板支持構造体41を天板21に固定するための固定金具が取り付けられていてもよい。固定金具が例えばネジなどの固定具で天板21に固定されたり、天板21に接着されたりすることで前側天板支持構造体41が天板21と固定されるように構成されていてもよい。
【0029】
第1後側天板支持構造体42は、上下方向に延びる棒状の第1後側脚部421と、第1後側脚部421と連結され天板21に固定される第1後側天板固定部422と、を有している。第1後側脚部421は、天板21の後側かつ左右方向の一方側の角部21eの近傍に配置されている。第1後側脚部421は、天板21の左右方向の一方側の側端部213よりも左右方向の他方側に位置し、天板21の後端部212よりも前側に位置している。第1後側脚部421は、上方から見た平面視において天板21の内側に位置している。第1後側脚部421の下端部には、キャスタ423が取り付けられている。第1後側脚部421の上側部分には、幕板22を固定する固定金具424(
図3参照)が取り付けられている。
【0030】
第1後側天板固定部422は、棒状に形成され、第1後側脚部421の上端部から前側に水平に延びる。第1後側天板支持構造体42は、第1後側脚部421と第1後側天板固定部422とが全体でL字形の外形を形成している。第1後側天板固定部422には、第1後側天板支持構造体42を天板21に固定するための固定金具425(
図3参照)が取り付けられている。固定金具425が例えばネジなどの固定具で天板21に固定されたり、天板21に接着されたりすることで第1後側天板支持構造体42が天板21と固定される。第1後側天板固定部422は、後端部が第1後側脚部421に接続され、前端部が前側天板固定部413の後側に配置されている。
【0031】
第2後側天板支持構造体43は、第1後側天板支持構造体42と同様の部材で、第1後側天板支持構造体42とは天板21に対する取付位置が異なる。第2後側天板支持構造体43は、第1後側脚部421および第1後側天板固定部422と同様の第2後側脚部431および第2後側天板固定部432を有している。第2後側脚部431は、天板21の後側かつ左右方向の他方側の角部21fの近傍に配置されている。第2後側脚部431は、天板21の左右方向の他方側の側端部214よりも左右方向の他方側に位置し、天板21の後端部212よりも前側に位置している。第2後側脚部431も、上方から見た平面視において天板21の内側に位置している。第2後側脚部431の下端部にも、キャスタ433が取り付けられている。第2後側脚部431の上側部分にも、幕板22を固定する固定金具434(
図3参照)が取り付けられている。
【0032】
第2後側天板固定部432は、後端部が第2後側脚部431に接続され、前端部が前側天板固定部413の後側に配置されている。第2後側天板固定部432にも、第2後側天板支持構造体43を天板21に固定するための固定金具435(
図3参照)が取り付けられている。
【0033】
後側連結杆44は、棒状の部材で左右方向に水平に延びている。後側連結杆44は、一方の端部341が第1後側脚部421の高さ方向の中間部に連結され、他方の端部442が第2後側脚部431の高さ方向の中間部に連結されている。
【0034】
本実施形態によるテーブル2は、床面11に沿ってキャスタ414,414,423,433を走行させることで容易に移動させることができる。これにより、複数のテーブル2の配置を容易に変更することができる。
【0035】
上述しているように、天板支持構造体4は、第1前側脚部411および第2前側脚部412を備える前側天板支持構造体41と、第1後側脚部421を備える第1後側天板支持構造体42と、第2後側脚部431を有する第2後側天板支持構造体43と、を有している。天板21の左右方向の一方側を支持する第1前側脚部411および第1後側脚部421を合わせて第1天板支持脚部45とし、天板21の左右方向の他方側を支持する第2前側脚部412および第2後側脚部431を合わせて第2天板支持脚部46とする。第1前側脚部411および第1後側脚部421のそれぞれが本発明の「第1天板支持脚柱部材」に相当し、第2前側脚部412および第2後側脚部431のそれぞれが本発明の「第2天板支持脚柱部材」に相当する。
【0036】
テーブル2の天板21の下方で第1天板支持脚部45と第2天板支持脚部46との間の空間に積み重ねられた複数の椅子3の組31が収納可能される。テーブル2の天板21の下方で第1天板支持脚部45と第2天板支持脚部46との間の空間を椅子収納空間47とする。
【0037】
上述しているように、第1前側脚部411および第2前側脚部412が上方から見る平面視で天板21よりも左右方向の外側に突出している。そして、第1前側脚部411と第2前側脚部412とは前後方向にずれた位置に配置されている。このため、複数のテーブル2をそれぞれ同じ向きで互いの天板21の側端部どうしを対向させるように左右方向に並べて配置する場合には、左右方向の一方に配置されたテーブル2の第2前側脚部412と、左右方向の他方側に配置されたテーブル2の第1前側脚部411とが前後方向にずれて配置され、干渉することがない。これにより、左右方向に隣り合うテーブル2をそれぞれの天板21の側端部どうしを接触させて配置することができる。
【0038】
図1、
図3-
図5に示すように、幕板22は、板面が矩形の平板状に形成されている。本実施形態の幕板22には、配線収容部23(
図1参照)が設けられている。配線収容部23は、天板21の上に載置された電子機器12の配線13を収容可能に構成されている。幕板22は、板面が前後方向を向く向きで、天板21の後部から上下方向および左右方向に沿って配置され、第1後側脚部421および第2後側脚部431の固定金具424,434に固定されている。幕板22は、第1後側脚部421および第2後側脚部431の後側に配置されている。
【0039】
図3に示すように、幕板22の幅寸法は、第1後側脚部421の左右方向の一方側の側端部と第2後側脚部431の左右方向の他方側の側端部との間隔よりも少し大きく、天板21の幅寸法よりも少し小さく形成されている。幕板22の高さ寸法は、天板21の下面21aから後側連結杆44の下端までの寸法よりも大きく形成されている。幕板22は、上端22aが天板21の下面21aの高さに配置され、下端22bが後側連結杆44よりも下側に配置され、左右方向の一方側の側端部22cが第1後側脚部421よりも左右方向の一方側に配置され、左右方向の他方側の側端部22dが第2後側脚部431よりも左右方向の他方側に配置されている。
図5に示すように、幕板22の後面22eは、天板21の後端部212よりも前側に位置している。幕板22の前面22fは、第1後側脚部421および第2後側脚部431と接触している。
【0040】
図6に示すように、テーブル2は、複数台をそれぞれの天板21を上下方向に重ねるようにしてスタッキング可能に構成されている。上述しているように、テーブル2の後側部分に配置される第1後側脚部421、第2後側脚部431、幕板22は、上方から見る平面視で天板21の内側に配置されている(
図5参照)。第1前側脚部411と第2前側脚部412との間隔は、天板21の左右方向の寸法よりも大きく設定されている。このため、テーブル2を、同じ向きに配置した他のテーブル2を持ち上げるようにし、その他のテーブル2の第1前側脚部411と第2前側脚部412との間に前方から入れることで天板21が上下方向に重なってスタッキングされる。
【0041】
上下に重なったテーブル2の上側のテーブル2の第1前側脚部411、第2前側脚部412、第1後側脚部421および第2後側脚部431は、それぞれ下側のテーブル2の第1前側脚部411、第2前側脚部412、第1後側脚部421および第2後側脚部431の後側に配置される。
【0042】
図3に示すように、本実施形態では、天板21の下面21aには、下側に重なった天板21の上面2bと、上側に重なった天板21の下面21aに固定された前側天板固定部413、第1後側天板固定部422および第2後側天板固定部432とが直接接触することを防止するスペーサ25が設けられている。スペーサ25は、ゴムなどの弾性部材で形成されていると好ましい。
【0043】
図7および
図8に示すように、椅子3は、座面を有する座部32と、座部32を支持する座部支持構造体5と、を有している。本実施形態の椅子3には、背もたれが設けられていない。座部32は、円板状に形成され、一方の面が座面となり、座面が略水平面となるように設置される。座部32の上部には、クッション材などが設けられている。座部支持構造体5は、座部32の下方に設けられ、座部32の下部に固定されている。座部支持構造体5は、4つの座部支持構造部材51-54を有している。
【0044】
4つの座部支持構造部材51-54は、それぞれ座部32の下部に固定される座部固定部55と、座部固定部55から下方に延びる座部支持脚部56と、を有している。4つの座部支持構造部材51-54は、すべて同じ形状に形成され、座部32の円形の周方向に90°ずつ間隔をあけて配置されている。座部固定部55は、水平方向に延びる棒状に形成され、座部32の下部において平面視における座部32の中心近傍から径方向の外側(平面視における座部32の外縁部側)に向かって延びている。座部固定部55の外側(平面視における座部32の中心と離れる側)の端部55aは、平面視において座部32の外側に位置している。座部支持脚部56は、棒状に形成され、座部固定部55の外側の端部55aから下側に向かって漸次、平面視における座部32の径方向の外側に向かって延びている。座部支持脚部56の下端部には、キャスタ57が取り付けられている。
【0045】
4つの座部支持脚部56のうちの平面視における対角に配置された2つの座部支持脚部56の間隔(
図5のD1で示す間隔)は、座部32の平面視における直径寸法(
図5のRで示す寸法)よりも大きく設定されている。このため、
図2に示すように、座部32を上下方向に重ねるようにして椅子3を積み重ねると、下側の椅子3の座部32を上側の椅子3の4つの座部支持脚部56の内側に配置可能となる。このとき、下側の椅子3の座部支持脚部56は、上側の椅子3の隣り合う座部支持脚部56の間に配置し、上側の椅子3の座部支持脚部56と干渉しないようにする。これにより、上下の椅子3の座部32を上下に重ねるとともに、上下の椅子3の座部支持脚部56を座部32の縁部に沿って並べることで椅子3が上下に重なってスタッキングされる。
【0046】
図9に示すように、本実施形態の椅子3は、座部32または座部固定部55に把持ベルト58が設けられている。把持ベルト58は、使用者14が椅子3を床面11に沿って移動させる際に、把持して引っ張ることで、椅子3を移動させることができるように設計されている。把持ベルト58は、例えば、ナイロン製のベルトなどで、可撓性を有している。使用者14が把持しない不使用時には、下方に垂れ下がった状態となり、使用時には上側に持ち上げられた上方に延びた状態となる。このため、把持ベルト58を上側に持ち上げられた際に、使用者14が腰をかがめることなく把持しやすい高さとなるように設定することにより、使用者14が無理のない姿勢で容易に椅子3を移動させることができる。把持ベルト58は、1つの椅子3を移動させる場合、複数積みかさねられた椅子3の組31を移動させる場合の両方で使用可能である。
【0047】
図10-
図12に示すように、本実施形態では、2つの椅子3が積み重ねられた椅子3の組31をテーブル2の椅子収納空間47に、2組左右方向に並んだ状態で配置可能に設計されている。椅子3の組31は、テーブル2の前側から第1前側脚部411と第2前側脚部412との間を通って椅子収納空間47に収納される。椅子3の組31は、テーブル2の幕板22と隙間をあけた前側となる位置に配置される。なお、椅子3の組31がテーブル2の幕板22に当たるように設計されていてもよい。
【0048】
図10、
図11に示すように、2つの椅子3の組31が、テーブル2の椅子収納空間47に左右方向に並んで配置されると、2つの椅子3の組31それぞれの座部32が天板21の下方に重なって配置される。左右方向の一方側に配置される椅子3の組31における左右方向の一方側に位置する座部支持脚部56(
図11において符号56aで示す)は、天板21の左右方向の一方側の縁部よりも左右方向の一方側に配置される。左右方向の他方側に配置される椅子3の組31における左右方向の他方側に位置する座部支持脚部56(
図11において符号56bで示す)は、天板21の左右方向の他方側の縁部よりも左右方向の他方側に配置される。
【0049】
本実施形態の椅子3は、鉛直軸回りに所定の角度分回転することで座部支持脚部56間の左右方向の寸法が変わる。このため、椅子3の組31を鉛直軸回りに動かしながら椅子収納空間47の下方に配置することにより、隣り合う椅子3の組31の座部支持脚部56を前後方向に重なった状態に配置することができる。
【0050】
また、
図13-
図15に示すように、左右方向の一方側に配置される椅子3の組31における左右方向の一方側に位置する座部支持脚部56(
図14において符号56aで示す)を、第1前側脚部411と第1後側脚部421の間を通して、天板21の左右方向の一方側の縁部よりも左右方向の一方側に配置することが可能である。同様に、左右方向の他方側に配置される椅子3の組31における左右方向の他方側に位置する座部支持脚部56(
図14において符号56bで示す)を、第2前側脚部412と第2後側脚部431の間を通して、天板21の左右方向の他方側の縁部よりも左右方向の他方側に配置することが可能である。このとき、左右方向の一方側に配置される椅子3の組31における左右方向の他方側に位置する座部支持脚部56(
図14において符号56cで示す)と、左右方向の他方側に配置される椅子3の組31における左右方向の一方側に位置する座部支持脚部56(
図14において符号56dで示す)とを、前後方向に並べて配置することが可能である。
図13-
図15に示す椅子3の組31は、後側に配置される座部支持脚部56が幕板22と接触している。座部32の後側に座部支持脚部56が位置する場合には、座部支持脚部56が幕板22と接触する。
【0051】
図2に示すように、積み重ねられたテーブル2は、上側のテーブル2が下側のテーブル2よりも後側に位置するため、前側には倒れにくい形態となる。椅子3の組31は、テーブル2に対して前方から椅子収納空間47に出し入れするため、椅子3の組31の出し入れの際に椅子3の組がテーブル2にぶつかったとしても、椅子3の組31の出し入れする側、すなわち使用者側にテーブル2が倒れることを防止できる。また、積み重ねられたテーブル2を壁に沿って収納し、積み重ねられたテーブル2の後側に壁が位置するようにすれば、この壁によって積み重ねられたテーブル2が後側に倒れることも防止することができる。
【0052】
上記の実施形態によるテーブルセット1では、テーブル2の椅子収納空間47に、椅子3を複数積み重ねた椅子3の組31を収納可能である。これにより、同じスペースに積み重ねた複数のテーブル2と、積み重ねた複数の椅子3の両方を収納することができ、テーブルセット1の収納スペースを縮小することができる。
【0053】
上記の実施形態によるテーブルセット1では、椅子収納空間47は、椅子3の組31を左右方向に2つ配置して収納可能である。このような構成とすることにより、椅子3の組31を1組だけ収納可能な場合と比べて、椅子収納空間47により多くの椅子3を収納することができる。
【0054】
上記の実施形態によるテーブルセット1では、第1天板支持脚部45と第2天板支持脚部46との間隔が、椅子3の左右方向の寸法の2倍よりも大きい。このような構成とすることにより、椅子収納空間47に椅子3の組31を幅方向に並べて配置することができる。また、椅子収納空間47に椅子3の組31を前後方向から容易に入れることができる。
【0055】
上記の実施形態によるテーブルセット1では、第1天板支持脚部45は、前後方向に間隔をあけて配置される第1前側脚部411および第1後側脚部421を有し、第2天板支持脚部46は、前後方向に間隔をあけて配置される第2前側脚部412および第2後側脚部431を有し、座部支持構造体5は、柱状に形成され、座部32の周縁部に沿って配置されるとともに左右方向に間隔をあけて配置された4つの座部支持脚部56を有している。このような構成とすることにより、第1前側脚部411と第1後側脚部421の前後方向の間のスペース、および第2前側脚部412と第2後側脚部431との前後方向の間のスペースに座部支持脚部56を配置することができる。このため、第1天板支持脚部45と第2天板支持脚部46との間隔よりも広い範囲に椅子3の組31を収納することができる。
【0056】
上記の実施形態によるテーブルセット1では、天板21の前側に位置する第1前側脚部411と第2前側脚部412との間隔よりも、天板21の後方に位置する第1後側脚部421と第2後側脚部431との間隔の方が小さく設定されている。このような構成とすることにより、間隔の小さい第1後側脚部421および第2後側脚部431に椅子3の組31を接触させるようにすることで、椅子収納空間47に収納された椅子3の組31の位置決めを行うことができる。
【0057】
上記の実施形態によるテーブルセット1では、天板21の後端部212の下方で、上下方向かつ左右方向に沿って配置された幕板22を有し、椅子収納空間47は、幕板22の前側に形成されている。このような構成とすることにより、椅子3の組31を幕板22に接触させて椅子収納空間47に収納された椅子3の組31の位置決めを行うことができる。
【0058】
以上、本発明によるテーブルセット1の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記の実施形態では、テーブル2および椅子3にはキャスタが設けられているが、設けられていなくてもよい。また、椅子3に把持ベルトが設けられていなくてもよい。また、上記の実施形態では、椅子3の座部32は、円形であるが、円形以外であってもよい。また、椅子3に背もたれが設けられていてもよい。椅子3に背もたれが設けられる場合は、椅子3のスタッキングや椅子収納空間47への収納に支障のない形状とすることが好ましい。また、スタッキングされた椅子の背もたれが天板21の下側に配置されると好ましい。
【0059】
上記の実施形態によるテーブルセット1では、椅子収納空間47は、2組の椅子3の組31を左右方向に配置して収納可能である。椅子収納空間47は、1組の椅子3の組31を収納可能であってもよいし、3組以上の椅子の組を左右方向に配置して収納可能であってもよい。椅子収納空間47に配置される椅子3の組31の数に合わせて第1天板支持脚部45と第2天板支持脚部46との間隔が設定されてよい。また、テーブル2が積み重ねられる数や、椅子3が積み重ねられる数は、適宜設定されてよい。椅子収納空間47の高さ寸法に合わせて、椅子3が積み重ねられる数を適宜設定すればよい。
【0060】
上記の実施形態によるテーブルセット1では、テーブル2の第1天板支持脚部45は、前後方向に間隔をあけて配置される柱状の第1前側脚部411および第1後側脚部421を有し、第2天板支持脚部46は、前後方向に間隔をあけて配置される柱状の第2前側脚部412および第2後側脚部431を有している。第1天板支持脚部45および第2天板支持脚部46は、それぞれ前後方向に延びる1つの板状の部材で構成されていてもよく、1つまたは前後方向に配列された3つ以上の柱状の部材で構成されていてもよい。
【0061】
上記の実施形態によるテーブルセット1では、椅子3の座部支持脚部56は柱状に形成され4つ設けられているが3つや5つ以上であってもよいし、柱状に形成されていなくてもよい。
【0062】
上記の実施形態によるテーブルセット1では、天板21の前側に位置する第1前側脚部411と第2前側脚部412との間隔よりも、天板21の後方に位置する第1後側脚部421と第2後側脚部431との間隔の方が小さく設定されている。これに対し、第1前側脚部411と第2前側脚部412との間隔よりも、第1後側脚部421と第2後側脚部431との間隔の方が大きく設定されていてもよいし、第1前側脚部411と第2前側脚部412との間隔が、第1後側脚部421と第2後側脚部431との間隔と同じであってもよい。
【0063】
上記の実施形態によるテーブルセット1では、テーブル2に幕板22が設けられているが、幕板22が設けられていなくてもよい。また、テーブル2に幕板22が設けられている場合に、椅子収納空間47に収納された椅子3の脚部がテーブル2の後側の脚部と当たって、椅子3が幕板22に当たらないようにしてもよい。上記の実施形態では、幕板22に配線収容部23が設けられているが、配線収容部23が設けられていなくてもよい。また、幕板22が取り付けられる位置や形状は、上記以外であってもよい。
【符号の説明】
【0064】
1 テーブルセット
2 テーブル
3 椅子
4 天板支持構造体
5 座部支持構造体
21 天板
22 幕板
31 組
32 座部
45 第1天板支持脚部
46 第2天板支持脚部
47 椅子収納空間
56 座部支持脚部
411 第1前側脚部(第1天板支持脚柱部材)
412 第2前側脚部(第2天板支持脚柱部材)
421 第1後側脚部(第1天板支持脚柱部材)
431 第2後側脚部(第2天板支持脚柱部材)