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特許7562580システム間測定情報送信方法およびシステム

書誌要約請求の範囲詳細な説明課題実施例実施するための形態図面の説明

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】特許公報(B2)

(11)【特許番号】

(24)【登録日】2024-09-27

(45)【発行日】2024-10-07

(54)【発明の名称】システム間測定情報送信方法およびシステム

(51)【国際特許分類】

H04W 24/10 20090101AFI20240930BHJP

H04W 92/14 20090101ALI20240930BHJP

【ＦＩ】

H04W24/10

H04W92/14

【請求項の数】 20

(21)【出願番号】P 2021575372

(86)(22)【出願日】2020-06-09

(65)【公表番号】

(43)【公表日】2022-09-14

(86)【国際出願番号】 CN2020095080

(87)【国際公開番号】W WO2020253574

(87)【国際公開日】2020-12-24

【審査請求日】2023-06-02

(31)【優先権主張番号】201910523863.X

(32)【優先日】2019-06-18

(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN

(73)【特許権者】

【識別番号】515003145

【氏名又は名称】チャイナ・テレコム・コーポレーション・リミテッド

【氏名又は名称原語表記】ＣＨＩＮＡＴＥＬＥＣＯＭＣＯＲＰＯＲＡＴＩＯＮＬＩＭＩＴＥＤ

【住所又は居所原語表記】３１，ＪＩＮＲＯＮＧＳＴＲＥＥＴ，ＸＩＣＨＥＮＧＤＩＳＴＲＩＣＴ，ＢＥＩＪＩＮＧ１０００３３，ＣＨＩＮＡ

(74)【代理人】

【識別番号】110003708

【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所

(74)【代理人】

【識別番号】100108855

【弁理士】

【氏名又は名称】蔵田昌俊

(74)【代理人】

【識別番号】100179062

【弁理士】

【氏名又は名称】井上正

(74)【代理人】

【識別番号】100199565

【弁理士】

【氏名又は名称】飯野茂

(74)【代理人】

【識別番号】100219542

【弁理士】

【氏名又は名称】大宅郁治

(74)【代理人】

【識別番号】100153051

【弁理士】

【氏名又は名称】河野直樹

(74)【代理人】

【識別番号】100162570

【弁理士】

【氏名又は名称】金子早苗

(72)【発明者】

【氏名】シー、セン

(72)【発明者】

【氏名】ビエン、ホンリャン

(72)【発明者】

【氏名】ジャン、リー

(72)【発明者】

【氏名】スン、ジェンチャン

【審査官】松原徳久

(56)【参考文献】

【文献】特表２０１２－５２５７４２（ＪＰ，Ａ）

【文献】国際公開第２０１９／０７２９０２（ＷＯ，Ａ１）

【文献】Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN): Overall description; Stage 2 (Release 15)，3GPP TS 36.300 V15.5.0 (2019-03)，2019年04月17日，p.1-2,269-274，https://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/36_series/36.300

【文献】Ericsson，TNL address discovery with the flexible gNB/en-gNB ID length[online]，3GPP TSG RAN WG3 #102 R3-186834，Internet<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG3_Iu/TSGR3_102/Docs/R3-186834.zip>，2018年11月03日

【文献】Study on new radio access technology: Radio access architecture and interfaces (Release 14)，3GPP TR 38.801 V14.0.0 (2017-03)，2017年04月03日，p.1-2,17-18,52-55,75，https://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/38_series/38.801

【文献】OPPO，Further Considerations on ANR Functionality for eLTE Considering Different TAC Formats[online]，3GPP TSG RAN WG2 #102 R2-1806702，Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_102/Docs/R2-1806702.zip>，2018年05月11日

【文献】Qualcomm Incorporated，Mobility Robustness Optimisation Scenarios and Procedures[online]，3GPP TSG RAN WG3 #103bis R3-191311，Internet<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG3_Iu/TSGR3_103bis/Docs/R3-191311.zip>，2019年03月30日

【文献】Ericsson，5GC/EPC LTE cell indication in CGI reporting[online]，3GPP TSG RAN WG2 adhoc_2018_07_NR R2-1809684，Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_AHs/2018_07_NR/Docs/R2-1809684.zip>，2018年06月21日

(58)【調査した分野】(Int.Cl.，ＤＢ名)

ＩＰＣＨ０４Ｂ７／２４－７／２６

Ｈ０４Ｗ４／００－９９／００

ＤＢ名３ＧＰＰＴＳＧＲＡＮＷＧ１－４

ＳＡＷＧ１－４、６

ＣＴＷＧ１、４

(57)【特許請求の範囲】

【請求項1】

システム間測定情報を送信するための方法であって、
第１の基地局によって、事前構成情報に従って前記第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在するのかどうかを決定することと、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないという条件の下でそれ自体の構成に従って対応するコアネットワークと、前記第１の基地局と前記対応するコアネットワークとの間のインターフェースとを決定することと、
前記第１の基地局によって、前記対応するコアネットワークが前記第１の基地局に対応する第１のコアネットワークであるという条件の下で前記第１の基地局と前記第１のコアネットワークとの間のインターフェースを通して前記第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティに第１の測定構成情報を送ることと、
前記第１のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティによって、前記第１のコアネットワークと前記第２の基地局に対応する第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第１のインターコアネットワーク対話情報を通して前記第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティに前記第１の測定構成情報を送ることと、ここにおいて、前記第２の基地局は、前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録されるが、前記第１のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録されない、
前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティによって、前記第２の基地局と前記第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって前記第２の基地局に前記第１の測定構成情報を送ることと、
前記第２の基地局によって、前記第１の測定構成情報に従って前記第１の基地局のための前記第２の基地局のカバレージ中の端末のシステム間測定構成情報を決定することとを備えることによって特徴付けられる、方法。

【請求項2】

前記第１の基地局によって、前記対応するコアネットワークが前記第２のコアネットワークであるという条件の下で前記第１の基地局と前記第２のコアネットワークとの間のインターフェースを通して前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティに前記第１の測定構成情報を送ることと、
前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティによって、前記第２の基地局と前記第２のコアネットワークとの間の前記インターフェースを使用することによって前記第２の基地局に前記第１の測定構成情報を送ることと
をさらに備える、請求項１に記載の方法。

【請求項3】

前記第１の基地局によって、前記事前構成情報に従って前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在するのかどうかを前記決定することは、
前記第１の基地局によって、前記事前構成情報に従って前記第１の基地局と前記第２の基地局とが異なるワイヤレスタイプに属するのかどうかを決定することと、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局と前記第２の基地局とが異なるワイヤレスタイプに属するという条件の下で前記第１の基地局と前記第２の基地局とがどちらも所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されるのかどうかを決定することと、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局と前記第２の基地局とがどちらも所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されるという条件の下で、前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することと
を備える、請求項２に記載の方法。

【請求項4】

前記第１の基地局によって、前記事前構成情報に従って前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信インターフェースが存在するのかどうかを前記決定することは、前記第１の基地局によって、前記第１の基地局と前記第２の基地局とが所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されず、前記第２の基地局のワイヤレスタイプが新無線（ＮＲ）であり、前記第２の基地局がスタンドアロン（ＳＡ）モードを採用し、前記第１の基地局のワイヤレスタイプがロングタームエボリューション（ＬＴＥ（登録商標））であり、前記第１の基地局が、発展型コアネットワーク（ＥＰＣ）にのみ接続されるという条件の下で、前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することと、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局と前記第２の基地局とが所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されず、前記第２の基地局の前記ワイヤレスタイプは、前記ＬＴＥであり、前記第２の基地局のトラッキングエリアコード（ＴＡＣ）は、あらかじめ設定されたフォーマットを有し、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプは前記ＮＲであり、前記第１の基地局が前記ＳＡモードを採用するという条件の下で、前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することと
をさらに備える、請求項３に記載の方法。

【請求項5】

前記第１の基地局によって、それ自体の構成に従って前記対応するコアネットワークと、前記第１の基地局と前記対応するコアネットワークとの間の前記インターフェースとを前記決定することは、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局のワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、前記第１の基地局は、第１のコアネットワークにのみ接続されるという条件の下で、前記第１のコアネットワークを前記対応するコアネットワークとして取り、Ｓ１インターフェースを前記第１の基地局と前記第１のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ることと、ここにおいて、前記第１のコアネットワークは、ＥＰＣである、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、前記第１の基地局は、前記第２のコアネットワークにのみ接続されるという条件の下で、前記第２のコアネットワークを前記対応するコアネットワークとして取り、ＮＧインターフェースを前記第１の基地局と前記第２のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ることと、ここにおいて、前記第２のコアネットワークは、５ＧＣである、前記第１の基地局によって、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、前記第１の基地局は、それぞれ前記第１のコアネットワークと前記第２のコアネットワークとに接続されるという条件の下で、前記第２のコアネットワークを前記対応するコアネットワークとして取り、ＮＧインターフェースを前記第１の基地局と前記第２のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ることと、ここにおいて、前記第１のコアネットワークは、前記ＥＰＣであり、前記第２のコアネットワークは、前記５ＧＣである、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが、ＮＲであるという条件の下で、前記第１のコアネットワークを前記対応するコアネットワークとして取り、ここにおいて、前記第１のコアネットワークは、前記５ＧＣである、ＮＧインターフェースを前記第１の基地局と前記第１のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ることと
を備える、請求項１に記載の方法。

【請求項6】

前記第２の基地局によって、前記第１の基地局によって送られた対話型要求情報を使用することによって第２の測定構成情報を生成することと、
前記第２の基地局によって、前記第２の基地局と前記第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティに前記第２の測定構成情報を送ることと、
前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティによって、前記第１の基地局が前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録されるのかどうかを決定することと、
前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティによって、前記第１の基地局が、前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録されないという条件の下で前記第１のコアネットワークと前記第２のコアネットワークとの間の前記インターフェースを使用することによって第２のコアネットワーク対話情報を通して前記第１のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティに前記第２の測定構成情報を送ることと、ここにおいて、前記第１の基地局は、前記第１のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録される、
前記第１のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティによって、前記第１の基地局と前記第１のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって前記第１の基地局に前記第２の測定構成情報を送ることと、
前記第１の基地局によって、前記第２の測定構成情報に従って前記第２の基地局のための前記第１の基地局の前記カバレージ中の端末のシステム間測定構成情報を決定することと
をさらに備える、請求項１～５のいずれか一項に記載の方法。

【請求項7】

前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティによって、前記第１の基地局が前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録されるという条件の下で前記第１の基地局と前記第２のコアネットワークとの間の前記インターフェースを通して前記第１の基地局に前記第２の測定構成情報を送ること
をさらに備える、請求項６に記載の方法。

【請求項8】

システム間測定情報を送信するためのシステムであって、
事前構成情報に従って第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在するのかどうかを決定することと、前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないという条件の下でそれ自体の構成に従って対応するコアネットワークと、前記第１の基地局と前記対応するコアネットワークとの間のインターフェースとを決定することと、前記対応するコアネットワークが前記第１の基地局に対応する第１のコアネットワークであるという条件の下で前記第１の基地局と前記第１のコアネットワークとの間のインターフェースを通して前記第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティに第１の測定構成情報を送ることとを行うように構成された第１の基地局と、
前記第１のコアネットワークと前記第２の基地局に対応する第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第１のインターコアネットワーク対話情報を通して前記第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティに前記第１の測定構成情報を送ること、ここにおいて、前記第２の基地局は、前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録されるが、前記第１のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録されない、を行うように構成された第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティと、
前記第２の基地局と前記第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって前記第２の基地局に前記第１の測定構成情報を送るように構成された第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティと、
前記第１の測定構成情報に従って前記第１の基地局のための前記第２の基地局のカバレージ中の端末のシステム間測定構成情報を決定するように構成された第２の基地局と
を備えることによって特徴付けられる、システム。

【請求項9】

前記第１の基地局は、前記対応するコアネットワークが前記第２のコアネットワークであるという条件の下で前記第１の基地局と前記第２のコアネットワークとの間のインターフェースを通して前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティに前記第１の測定構成情報を送るようにさらに構成され、
前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティは、前記第２の基地局と前記第２のコアネットワークとの間の前記インターフェースを使用することによって前記第２の基地局に前記第１の測定構成情報を送るようにさらに構成された、請求項８に記載のシステム。

【請求項10】

前記第１の基地局は、前記事前構成情報に従って前記第１の基地局と前記第２の基地局とが異なるワイヤレスタイプに属するのかどうかを決定することと、前記第１の基地局と前記第２の基地局とが異なるワイヤレスタイプに属するという条件の下で前記第１の基地局と前記第２の基地局とがどちらも所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されるのかどうかを決定することと、前記第１の基地局と前記第２の基地局とがどちらも所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されるという条件の下で、前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することと
を行うように構成された、請求項９に記載のシステム。

【請求項11】

前記第１の基地局は、前記第１の基地局と前記第２の基地局とが所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されず、前記第２の基地局のワイヤレスタイプが新無線（ＮＲ）であり、前記第２の基地局がスタンドアロン（ＳＡ）モードを採用し、前記第１の基地局のワイヤレスタイプがロングタームエボリューション（ＬＴＥ）であり、前記第１の基地局が、発展型コアネットワーク（ＥＰＣ）にのみ接続されるという条件の下で、前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することと、前記第１の基地局と前記第２の基地局とが所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されず、前記第２の基地局の前記ワイヤレスタイプは、前記ＬＴＥであり、前記第２の基地局のトラッキングエリアコード（ＴＡＣ）は、あらかじめ設定されたフォーマットを有し、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプは前記ＮＲであり、前記第１の基地局が前記ＳＡモードを採用するという条件の下で、前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することと
を行うようにさらに構成された、請求項１０に記載のシステム。

【請求項12】

前記第１の基地局は、前記第１の基地局のワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、前記第１の基地局は、第１のコアネットワークにのみ接続されるという条件の下で、前記第１のコアネットワークを前記対応するコアネットワークとして取り、Ｓ１インターフェースを前記第１の基地局と前記第１のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ること、ここにおいて、前記第１のコアネットワークは、ＥＰＣである、を行うように構成され、
前記第１の基地局は、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、前記第１の基地局は、前記第２のコアネットワークにのみ接続されるという条件の下で、前記第２のコアネットワークを前記対応するコアネットワークとして取り、ＮＧインターフェースを前記第１の基地局と前記第２のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ること、ここにおいて、前記第２のコアネットワークは、５ＧＣである、を行うようにさらに構成され、
前記第１の基地局は、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、前記第１の基地局は、それぞれ前記第１のコアネットワークと前記第２のコアネットワークとに接続されるという条件の下で、前記第２のコアネットワークを前記対応するコアネットワークとして取り、ＮＧインターフェースを前記第１の基地局と前記第２のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ること、ここにおいて、前記第１のコアネットワークは、前記ＥＰＣであり、前記第２のコアネットワークは、前記５ＧＣである、を行うようにさらに構成され、
前記第１の基地局は、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが、ＮＲであるという条件の下で、前記第１のコアネットワークを前記対応するコアネットワークとして取り、ここにおいて、前記第１のコアネットワークは、前記５ＧＣである、ＮＧインターフェースを前記第１の基地局と前記第１のコアネットワークとの間のインターフェースとして取るように構成された、請求項８に記載の送信システム。

【請求項13】

前記第２の基地局は、前記第１の基地局によって送られた対話型要求情報を使用することによって第２の測定構成情報を生成することと、前記第２の基地局と前記第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティに前記第２の測定構成情報を送ることとを行うように構成され、
前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティは、前記第１の基地局が前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録されるのかどうかを決定することと、前記第１の基地局が、前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録されないという条件の下で前記第１のコアネットワークと前記第２のコアネットワークとの間の前記インターフェースを使用することによって第２のコアネットワーク対話情報を通して前記第１のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティに前記第２の測定構成情報を送ることと、ここにおいて、前記第１の基地局は、前記第１のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録される、を行うように構成され、
前記第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティは、前記第１の基地局と前記第１のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって前記第１の基地局に前記第２の測定構成情報を送るように構成され、
前記第１の基地局は、前記第２の測定構成情報に従って前記第２の基地局のための前記第１の基地局の前記カバレージ中の端末のシステム間測定構成情報を決定するように構成された、請求項８～１２のいずれか一項に記載のシステム。

【請求項14】

前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティは、前記第１の基地局が前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録されるという条件の下で前記第１の基地局と前記第２のコアネットワークとの間の前記インターフェースを通して前記第１の基地局に前記第２の測定構成情報を送るように構成された、請求項１３に記載のシステム。

【請求項15】

【請求項16】

前記第１の基地局によって、前記対応するコアネットワークが前記第２の基地局に対応する前記第２のコアネットワークであるという条件の下で前記第２のコアネットワークを通ることによって前記第２の基地局に前記第１の測定構成情報を送ること
をさらに備える、請求項１５に記載の方法。

【請求項17】

【請求項18】

前記第１の基地局によって、前記事前構成情報に従って前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信インターフェースが存在するのかどうかを前記決定することは、前記第１の基地局によって、前記第１の基地局と前記第２の基地局とが所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されず、前記第２の基地局のワイヤレスタイプが新無線（ＮＲ）であり、前記第２の基地局がスタンドアロン（ＳＡ）モードを採用し、前記第１の基地局のワイヤレスタイプがロングタームエボリューション（ＬＴＥ）であり、前記第１の基地局が、発展型コアネットワーク（ＥＰＣ）にのみ接続されるという条件の下で、前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することと、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局と前記第２の基地局とが所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されず、前記第２の基地局の前記ワイヤレスタイプは、前記ＬＴＥであり、前記第２の基地局のトラッキングエリアコード（ＴＡＣ）は、あらかじめ設定されたフォーマットを有し、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプは前記ＮＲであり、前記第１の基地局が前記ＳＡモードを採用するという条件の下で、前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することと
をさらに備える、請求項１７に記載の方法。

【請求項19】

【請求項20】

基地局であって、
命令を記憶するように構成されたメモリと、
前記メモリに結合されたプロセッサと
を備え、前記プロセッサは、前記メモリによって記憶された命令に基づいて請求項１５～１９のうちのいずれか一項に記載の方法を実装するように構成されることによって特徴付けられる、基地局。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、その開示全体が本明細書に組み込まれる、２０１９年６月１８日に出願された中国出願第２０１９１０５２３８６３．Ｘ号に基づき、それの優先権を主張する。

【0002】

[0002]本開示は、ワイヤレス通信の分野に関し、特に、システム間測定情報を送信するための方法およびシステムに関する。

【背景技術】

【0003】

[0003]次世代の無線ネットワークの主要な技術として、５Ｇは、超広帯域、大規模接続などをサポートする技術的特徴を有する。関連技術は、以下のメインストリームネットワーキングアーキテクチャおよびインターフェースを含む。
・ＥＮ－ＤＣ（Ｅ－ＵＴＲＡＮＲ、発展型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワークデュアルコネクティビティ（evolved universal terrestrial radio access network dual connectivity））ネットワーキングシナリオでは、Ｘ２インターフェースは、ｅｎ－ｇＮＢ（ＥＮ－ＤＣネットワーキングモードにおける新しいエアインターフェースＮＲ基地局）とｅＮＢ（発展型基地局）との間の接続のために採用される。このシナリオでは、ＥＰＣ（発展型パケットコア（Evolved Packet Core））に対するＳ１－Ｃインターフェースは、ｅＮＢによってのみ維持され、ｅｎ－ｇＮＢは、ＳＣＧ（２次セルグループ（Secondary Cell Group））分割ベアラまたはＳＣＧベアラをサポートするという条件の下でＥＰＣへのＳ１－Ｕインターフェースをサポートする必要がある。
・過去の世代の無線技術に関して、２つのタイプの無線アクセス基地局、すなわち、新しいエアインターフェースベースの基地局とＬＴＥ（登録商標）エボリューションに基づくＮｇ－ｅＮＢ（次世代発展型基地局（Next Generation evolved base station））とが５Ｇにおいてサポートされ、両方のタイプの基地局が、５Ｇのコアネットワーク５ＧＣに接続される。基地局は、Ｘｎインターフェースを通して接続され、基地局は、ＮＧインターフェースを通して５Ｇコアネットワークと接続される。

【0004】

[0004]ＳＡ（スタンダードアロン）のシナリオでは、ｇＮＢとｅＮＢまたはＮｇ－ｅＮＢとの間の基地局間インターフェースなしの２つのシナリオがある。
・シナリオ１：ｇＮＢとＬＴＥ（ロングタームエボリューション）ｅＮＢとがそれらのそれぞれのコアネットワークに接続されるとき、すなわち、ｇＮＢが５ＧＣに接続され、ｅＮＢがＥＰＣに接続されるとき、基地局間のインターフェースは、ｇＮＢとｅＮＢとの間ではサポートされない。
・シナリオ２：ｇＮＢとＮｇ－ｅＮＢとが５ＧＣに接続され、Ｘｎインターフェースは、ｇＮＢとＮｇ－ｅＮＢとが同じ機器でないか、または２つの基地局が異なる領域のエリア境界に位置するので確立されないことがある。

【0005】

[0005]現在の５Ｇプロトコルでは、ＮＲエアインターフェースのセルまたは周波数ポイントについて、以下の情報は、ＵＥがターゲットセルの同期および後続の測定動作をより迅速に完了するのを助け得る。
・セルが位置するキャリアのデータおよびＳＳＢ（同期信号ブロック（Synchronization Signal Block））のＳＣＳ（サブキャリア間隔（Subcarrier Spacing））情報：現在、６ＧＨｚの下で１５ＫＨｚ、３０ＫＨｚ、６０ＫＨｚなどがサポートされており、データおよびＳＳＢのＳＣＳは、原則として異なり得る。たとえば、６ＧＨｚを上回る周波数では、１つのキャリアが、複数のＳＳＢをサポートし得、異なるＳＳＢが、異なるＳＣＳを構成し得る。
・ＳＭＴＣ（ＳＳＢ測定タイミング構成、ＳＳＢベースの測定時間構成）情報：測定される必要があるセル中のＳＳＢのロケーション情報を示す。端末は、ＳＭＴＣの構成情報に従って測定されることになるＳＳＢの位置および番号を決定する必要がある。

【0006】

[0006]ＬＴＥのキャリアおよびセルについて、以下の情報は、端末がターゲットセルの同期および後続の測定動作をより迅速に完了するのを助け得る。
・サブフレーム構成条件：ＴＤＤ（時分割複信）システムでは、サブフレーム構成と特殊なタイムスロット構成とが含まれる。
・アンテナポートの番号：ＬＴＥシステムでは、ＣＲＳ（セル参照信号（Cell Reference Signal））測定は、概して、３つの事例、すなわち、１ポート、２ポート、または４ポートをサポートし、ここで、いくつかの時間分割された局またはセルのために概して単一ポートのシグナリングのみがサポートされる。

【発明の概要】

【0007】

[0007]本開示の一実施形態の第１の態様によれば、システム間測定情報を送信するための方法であって、第１の基地局によって、事前構成情報に従って第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在するのかどうかを決定することと、第１の基地局によって、第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないという条件の下でそれ自体の構成と第２の基地局のタイプとに従って対応するコアネットワークと、第１の基地局と対応するコアネットワークとの間のインターフェースとを決定することと、第１の基地局によって、対応するコアネットワークが第１の基地局に対応する第１のコアネットワークであるという条件の下で第１の基地局と第１のコアネットワークとの間のインターフェースを通して第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティに第１の測定構成情報を送ることと、第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティによって、第１のコアネットワークと第２の基地局に対応する第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第１のインターコアネットワーク対話情報を通して第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティに第１の測定構成情報を送ることと、ここにおいて、第２の基地局は、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録されるが、第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録されない、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティによって、第２の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第２の基地局に第１の測定構成情報を送ることと、第２の基地局によって、第１の測定構成情報に従って第１の基地局のための第２の基地局のカバレージ中の端末のシステム間測定構成情報を決定することとを含む方法が提供される。

【0008】

[0008]いくつかの実施形態では、本方法は、第１の基地局によって、対応するコアネットワークが第２のコアネットワークであるという条件の下で第１の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースを通して第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティに第１の測定構成情報を送ることと、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティによって、第２の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第２の基地局に第１の測定構成情報を送ることとをさらに備える。

【0009】

[0009]いくつかの実施形態では、本方法は、第１の基地局によって、事前構成情報に従って第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在するのかどうかを決定することは、第１の基地局によって、事前構成情報に従って第１の基地局と第２の基地局とが異なるワイヤレスタイプに属するのかどうかを決定することと、第１の基地局によって、第１の基地局と第２の基地局とが異なるワイヤレスタイプに属するという条件の下で第１の基地局と第２の基地局とがどちらも所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されるのかどうかを決定することと、第１の基地局によって、第１の基地局と第２の基地局とがどちらも所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されるという条件の下で、第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することとを備えることをさらに備える。

【0010】

[0010]いくつかの実施形態では、本方法は、第１の基地局によって、事前構成情報に従って第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信インターフェースが存在するのかどうかを決定することは、第１の基地局によって、第１の基地局と第２の基地局とが所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されず、第２の基地局のワイヤレスタイプが新無線（ＮＲ）であり、第２の基地局がスタンドアロン（ＳＡ）モードを採用し、第１の基地局のワイヤレスタイプがロングタームエボリューション（ＬＴＥ）であり、第１の基地局が、発展型コアネットワーク（ＥＰＣ）にのみ接続されるという条件の下で、第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することと、第１の基地局によって、第１の基地局と第２の基地局とが所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されず、第２の基地局のワイヤレスタイプは、ＬＴＥであり、第２の基地局のトラッキングエリアコード（ＴＡＣ）は、あらかじめ設定されたフォーマットを有し、第１の基地局のワイヤレスタイプはＮＲであり、第１の基地局がＳＡモードを採用するという条件の下で、第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することとをさらに備えることをさらに備える。

【0011】

[0011]いくつかの実施形態では、本方法は、第１の基地局によって、それ自体の構成に従って対応するコアネットワークと、第１の基地局と対応するコアネットワークとの間のインターフェースとを決定することは、第１の基地局によって、第１の基地局のワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、第１の基地局は、第１のコアネットワークにのみ接続されるという条件の下で、第１のコアネットワークを対応するコアネットワークとして取り、Ｓ１インターフェースを第１の基地局と第１のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ることと、ここにおいて、第１のコアネットワークは、ＥＰＣである、第１の基地局によって、第１の基地局のワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、第１の基地局は、第２のコアネットワークにのみ接続されるという条件の下で、第２のコアネットワークを対応するコアネットワークとして取り、ＮＧインターフェースを第１の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ることと、ここにおいて、第２のコアネットワークは、５ＧＣである、第１の基地局によって、第１の基地局のワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、第１の基地局は、それぞれ第１のコアネットワークと第２のコアネットワークとに接続されるという条件の下で、第２のコアネットワークを対応するコアネットワークとして取り、ＮＧインターフェースを第１の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ることと、ここにおいて、第１のコアネットワークは、ＥＰＣであり、第２のコアネットワークは、５ＧＣである、第１の基地局によって、第１の基地局のワイヤレスタイプが、ＮＲであるという条件の下で、第１のコアネットワークを対応するコアネットワークとして取り、ここにおいて、第１のコアネットワークは、５ＧＣである、ＮＧインターフェースを第１の基地局と第１のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ることとを備えることをさらに備える。

【0012】

[0012]いくつかの実施形態では、本方法は、第２の基地局によって、第１の基地局によって送られた対話型要求情報を使用することによって第２の測定構成情報を生成することと、第２の基地局によって、第２の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティに第２の測定構成情報を送ることと、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティによって、第１の基地局が第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録されるのかどうかを決定することと、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティによって、第１の基地局が、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録されないという条件の下で第１のコアネットワークと第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第２のコアネットワーク対話情報を通して第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティに第２の測定構成情報を送ることと、ここにおいて、第１の基地局は、第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録される、第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティによって、第１の基地局と第１のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第１の基地局に第２の測定構成情報を送ることと、第１の基地局によって、第２の測定構成情報に従って第２の基地局のための第１の基地局のカバレージ中の端末のシステム間測定構成情報を決定することとをさらに備える。

【0013】

[0013]いくつかの実施形態では、本方法は、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティによって、第１の基地局が第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録されるという条件の下で第１の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースを通して第１の基地局に第２の測定構成情報を送ることをさらに備える。

【0014】

[0014]本開示の一実施形態の第２の態様によれば、システム間測定情報送信システムであって、事前構成情報に従って第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在するのかどうかを決定することと、第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないという条件の下でそれ自体の構成と第２の基地局のタイプとに従って対応するコアネットワークと、第１の基地局と対応するコアネットワークとの間のインターフェースとを決定することと、対応するコアネットワークが第１の基地局に対応する第１のコアネットワークであるという条件の下で第１の基地局と第１のコアネットワークとの間のインターフェースを通して第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティに第１の測定構成情報を送ることとを行うように構成された第１の基地局と、第１のコアネットワークと第２の基地局に対応する第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第１のインターコアネットワーク対話情報を通して第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティに第１の測定構成情報を送ること、ここにおいて、第２の基地局は、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録されるが、第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録されない、を行うように構成された第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティと、第２の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第２の基地局に第１の測定構成情報を送るように構成された第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティと、第１の測定構成情報に従って第１の基地局のための第２の基地局のカバレージ中の端末のシステム間測定構成情報を決定するように構成された第２の基地局とを備えるシステムが提供される。

【0015】

[0015]いくつかの実施形態では、第１の基地局は、対応するコアネットワークが第２のコアネットワークであるという条件の下で第１の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースを通して第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティに第１の測定構成情報を送るようにさらに構成され、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティは、第２の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第２の基地局に第１の測定構成情報を送るようにさらに構成される。

【0016】

[0016]いくつかの実施形態では、第１の基地局は、事前構成情報に従って第１の基地局と第２の基地局とが異なるワイヤレスタイプに属するのかどうかを決定することと、第１の基地局と第２の基地局とが異なるワイヤレスタイプに属するという条件の下で第１の基地局と第２の基地局とがどちらも所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されるのかどうかを決定することと、第１の基地局と第２の基地局とがどちらも所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されるという条件の下で、第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することとを行うように構成される。

【0017】

[0017]いくつかの実施形態では、第１の基地局は、第１の基地局と第２の基地局とが所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されず、第２の基地局のワイヤレスタイプが新無線（ＮＲ）であり、第２の基地局がスタンドアロン（ＳＡ）モードを採用し、第１の基地局のワイヤレスタイプがロングタームエボリューション（ＬＴＥ）であり、第１の基地局が、発展型コアネットワーク（ＥＰＣ）にのみ接続されるという条件の下で、第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することと、第１の基地局と第２の基地局とが所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されず、第２の基地局のワイヤレスタイプは、ＬＴＥであり、第２の基地局のトラッキングエリアコード（ＴＡＣ）は、あらかじめ設定されたフォーマットを有し、第１の基地局のワイヤレスタイプはＮＲであり、第１の基地局がＳＡモードを採用するという条件の下で、第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することとを行うようにさらに構成される。

【0018】

[0018]いくつかの実施形態では、第１の基地局は、第１の基地局のワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、第１の基地局は、第１のコアネットワークにのみ接続されるという条件の下で、第１のコアネットワークを対応するコアネットワークとして取り、Ｓ１インターフェースを第１の基地局と第１のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ること、ここにおいて、第１のコアネットワークは、ＥＰＣである、を行うように構成され、第１の基地局は、第１の基地局のワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、第１の基地局は、第２のコアネットワークにのみ接続されるという条件の下で、第２のコアネットワークを対応するコアネットワークとして取り、ＮＧインターフェースを第１の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ること、ここにおいて、第２のコアネットワークは、５ＧＣである、を行うようにさらに構成され、第１の基地局は、第１の基地局のワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、第１の基地局は、それぞれ第１のコアネットワークと第２のコアネットワークとに接続されるという条件の下で、第２のコアネットワークを対応するコアネットワークとして取り、ＮＧインターフェースを第１の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ること、ここにおいて、第１のコアネットワークは、ＥＰＣであり、第２のコアネットワークは、５ＧＣである、を行うようにさらに構成され、第１の基地局は、第１の基地局のワイヤレスタイプが、ＮＲであるという条件の下で、第１のコアネットワークを対応するコアネットワークとして取り、ここにおいて、第１のコアネットワークは、５ＧＣである、ＮＧインターフェースを第１の基地局と第１のコアネットワークとの間のインターフェースとして取るように構成される。

【0019】

[0019]いくつかの実施形態では、第２の基地局は、第１の基地局によって送られた対話型要求情報を使用することによって第２の測定構成情報を生成することと、第２の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティに第２の測定構成情報を送ることとを行うように構成され、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティは、第１の基地局が第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録されるのかどうかを決定することと、第１の基地局が、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録されないという条件の下で第１のコアネットワークと第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第２のコアネットワーク対話情報を通して第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティに第２の測定構成情報を送ることと、ここにおいて、第１の基地局は、第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録される、を行うように構成され、第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティは、第１の基地局と第１のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第１の基地局に第２の測定構成情報を送るように構成され、第１の基地局は、第２の測定構成情報に従って第２の基地局のための第１の基地局のカバレージ中の端末のシステム間測定構成情報を決定するように構成される。

【0020】

[0020]いくつかの実施形態では、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティは、第１の基地局が第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録されるという条件の下で第１の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースを通して第１の基地局に第２の測定構成情報を送るように構成される。

【0021】

[0021]本開示の実施形態の第３の態様によれば、第１の基地局によってシステム間測定情報を送信するための方法であって、第１の基地局によって、事前構成情報に従って第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在するのかどうかを決定することと、第１の基地局によって、第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないという条件の下でそれ自体の構成に従って対応するコアネットワークと、第１の基地局と対応するコアネットワークとの間のインターフェースとを決定することと、第１の基地局によって、対応するコアネットワークが第１の基地局に対応する第１のコアネットワークであるという条件の下で第１のコアネットワークに第１の測定構成情報を送り、それによって、第１のコアネットワークは、第２の基地局に対応する第２のコアネットワークを通して第２の基地局に第１の測定構成情報を送ることとを備える方法が提供される。

【0022】

[0022]いくつかの実施形態では、本方法は、第１の基地局によって、対応するコアネットワークが第２の基地局に対応する第２のコアネットワークであるという条件の下で第２のコアネットワークを通ることによって第２の基地局に第１の測定構成情報を送ることをさらにコンプライジングする。

【0023】

[0023]いくつかの実施形態では、第１の基地局によって、事前構成情報に従って第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在するのかどうかを決定することは、第１の基地局によって、事前構成情報に従って第１の基地局と第２の基地局とが異なるワイヤレスタイプに属するのかどうかを決定することと、第１の基地局によって、第１の基地局と第２の基地局とが異なるワイヤレスタイプに属するという条件の下で第１の基地局と第２の基地局とがどちらも所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されるのかどうかを決定することと、第１の基地局によって、第１の基地局と第２の基地局とがどちらも所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されるという条件の下で、第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することとを備える。

【0024】

[0024]いくつかの実施形態では、第１の基地局によって、事前構成情報に従って第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信インターフェースが存在するのかどうかを決定することは、第１の基地局によって、第１の基地局と第２の基地局とが所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されず、第２の基地局のワイヤレスタイプが新無線（ＮＲ）であり、第２の基地局がスタンドアロン（ＳＡ）モードを採用し、第１の基地局のワイヤレスタイプがロングタームエボリューション（ＬＴＥ）であり、第１の基地局が、発展型コアネットワーク（ＥＰＣ）にのみ接続されるという条件の下で、第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することと、第１の基地局によって、第１の基地局と第２の基地局とが所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されず、第２の基地局のワイヤレスタイプは、ＬＴＥであり、第２の基地局のトラッキングエリアコード（ＴＡＣ）は、あらかじめ設定されたフォーマットを有し、第１の基地局のワイヤレスタイプはＮＲであり、第１の基地局がＳＡモードを採用するという条件の下で、第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することとをさらに備える。

【0025】

[0025]いくつかの実施形態では、第１の基地局によって、それ自体の構成に従って対応するコアネットワークと、第１の基地局と対応するコアネットワークとの間のインターフェースとを決定することは、第１の基地局によって、第１の基地局のワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、第１の基地局は、第１のコアネットワークにのみ接続されるという条件の下で、第１のコアネットワークを対応するコアネットワークとして取り、Ｓ１インターフェースを第１の基地局と第１のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ることと、ここにおいて、第１のコアネットワークは、ＥＰＣである、第１の基地局によって、第１の基地局のワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、第１の基地局は、第２のコアネットワークにのみ接続されるという条件の下で、第２のコアネットワークを対応するコアネットワークとして取り、ＮＧインターフェースを第１の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ることと、ここにおいて、第２のコアネットワークは、５ＧＣである、第１の基地局によって、第１の基地局のワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、第１の基地局は、それぞれ第１のコアネットワークと第２のコアネットワークとに接続されるという条件の下で、第２のコアネットワークを対応するコアネットワークとして取り、ＮＧインターフェースを第１の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ることと、ここにおいて、第１のコアネットワークは、ＥＰＣであり、第２のコアネットワークは、５ＧＣである、第１の基地局によって、第１の基地局のワイヤレスタイプが、ＮＲであるという条件の下で、第１のコアネットワークを対応するコアネットワークとして取り、ここにおいて、第１のコアネットワークは、５ＧＣである、ＮＧインターフェースを第１の基地局と第１のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ることとを備える。

【0026】

[0026]本開示の実施形態の第４の態様によれば、基地局であって、命令を記憶するように構成されたメモリと、メモリに結合されたプロセッサとを備え、プロセッサは、メモリによって記憶された命令に基づいて上記で説明された実施形態のいずれか１つによる方法を実装するように構成された、基地局が提供される。

【0027】

[0027]本開示の他の特徴およびそれらの利点は、添付の図面を参照しながら進めるそれらの例示的な実施形態の以下の詳細な説明から明らかになろう。

【0028】

[0028]本明細書の一部に組み込まれ、それを構成する添付の図面は、本開示の実施形態を示し、説明とともに、本開示の原理について説明するのに役立つ。

【0029】

[0029]本開示は、添付の図面とともに与えられる以下の詳細な説明からより明確に理解され得る。

【図面の簡単な説明】

【0030】

【図1】 [0030]本開示の一実施形態による、システム間測定情報を送信するための方法の概略フローチャート。

【図2】 [0031]本開示の一実施形態による、基地局間のインターフェースを決定するための方法の概略フローチャート。

【図3】 [0032]本開示の別の実施形態による、システム間測定情報を送信するための方法の概略フローチャート。

【図4】 [0033]本開示のさらに別の実施形態による、システム間測定情報を送信するための方法を示す概略フローチャート。

【図5】 [0034]本開示のさらに別の実施形態による、システム間測定情報を送信するための方法を示す概略フローチャート。

【図6】 [0035]本開示の一実施形態による、システム間測定情報を送信するためのシステムの概略構造図。

【図7】 [0036]本開示の一実施形態による、システム間測定シナリオのトポロジ構造の概略図。

【図8】 [0037]図７に示されているシナリオにおけるシステム間測定情報の送信フローを示す概略図。

【図9】 [0038]本開示の別の実施形態による、システム間測定シナリオのトポロジ構造の概略図。

【図10】 [0039]図９に示されているシナリオにおけるシステム間測定情報の送信フローを示す概略図。

【図11】 [0040]本開示のさらに別の実施形態による、システム間測定シナリオのトポロジ構造の概略図。

【図12】 [0041]図１１に示されているシナリオにおけるシステム間測定情報の送信フローを示す概略図。

【図13】 [0042]本開示のさらに別の実施形態による、システム間測定情報を送信するための方法を示す概略フローチャート。

【図14】 [0043]本開示の一実施形態による、基地局の構造の概略図。

【発明を実施するための形態】

【0031】

[0044]図面に示されている様々な部分の寸法は、一定の縮尺で描かれていないことを理解されたい。さらに、同じまたは同様の参照番号は、同じまたは同様の構成要素を示す。

【0032】

[0045]本開示の実施形態における技術的解決策について、本開示の実施形態における図面を参照しながら明確に完全に説明し、説明される実施形態は、本開示の実施形態のすべてではなく一部にすぎないことが明らかである。少なくとも１つの例示的な実施形態の以下の説明は、本質的に例示的なものにすぎず、いかなる場合も本開示、それの適用例、または使用を制限するものではない。発明的努力を支払うことなしに本明細書で開示する実施形態から当業者によって導出され得るすべての他の実施形態は、本開示の範囲内にあるものとする。

【0033】

[0046]これらの実施形態に示されている部分およびステップの相対的な構成、数式および数値は、別段に明記されていない限り、本開示の範囲を制限しない。

【0034】

[0047]一方、図面に示されているそれぞれの部分のサイズが、説明の便宜のために、実際の比例関係で描かれていないことを理解されたい。

【0035】

[0048]関連技術分野の当業者に知られている技法、方法、および装置は、詳細に説明されないことがあるが、適切な場合、本明細書の部分であるものとする。

【0036】

[0049]本明細書に示され、説明されるすべての例では、任意の特定の値は、単なる例として解釈されるべきであり、限定するものとして解釈されてはならない。したがって、例示的な実施形態の他の例は、異なる値を有し得る。

【0037】

[0050]同様の参照番号および文字は、以下の図において同様のアイテムを指し、したがって、アイテムが１つの図において定義されると、それは、後続の図においてさらに説明される必要がないことに留意されたい。

【0038】

[0051]発明者は、現在の５Ｇ仕様において、ｇＮＢとｅＮＢとの間にインターフェースがなく、システム間測定が以下の問題を有することに注目した。
・必要な測定構成情報を取得することができない。ｅＮＢは、ＳＭＴＣおよびＳＳＢなどのパラメータがなく、ｇＮＢは、ＴＤ－ＬＴＥフレーム構造がなく、したがって、端末は、測定中にキャリアのデフォルトパラメータに従って測定を実行することしかできず、システム間測定遅延は長く、これは、端末のハンドオーバに影響を及ぼす。
・対話の手段の欠如。Ｓ１またはＮＧインターフェース中のＳＯＮ（自己組織化ネットワーク）情報対話方式にかかわらず、ＥＰＣおよび５ＧＣにわたる対話シナリオの欠如があり、現在のＳＯＮ情報は、測定構成対話が欠如している。
・コアネットワークにわたるアドレス指定情報の欠如。Ｓ１またはＮＧインターフェース中でのＳＯＮ情報対話方式にかかわらず、コアネットワークにわたるアドレス指定情報および方式の欠如があり、ＥＰＣおよび／またはＡＭＦ（アクセスおよびモビリティ管理機能）は、正しいコアネットワークエンティティまたは基地局ノードに正しい構成情報をルーティングすることができない。

【0039】

[0052]したがって、本開示は、ｅＮＢおよびｇＮＢが基地局間インターフェースがないという条件の下で測定構成情報を自動的に取得する方式を提供する。

【0040】

[0053]図１は、本開示の一実施形態による、システム間測定情報を送信するための方法の概略フローチャートである。

【0041】

[0054]ステップ１０１において、第１の基地局は、事前構成情報に従って第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在するのかどうかを決定する。

【0042】

[0055]いくつかの実施形態では、事前構成情報は、ＯＭＣ（運用保守センター）構成情報または端末ＡＮＲ（自動近隣関係）測定報告情報である。

【0043】

[0056]ＯＭＣ構成情報は、第１の基地局と第２の基地局との間の隣接セル関係を含み、ここで、隣接セル関係は、セルＰＣＩ（物理セル識別子）と、セル識別子と、ＴＡＣ（トラッキングエリアコード）構成（２バイト、３バイト、またはその両方）と、（ＳＡ、ＮＳＡのみをサポートするかまたはデュアルモードをサポートする）セルワイヤレスタイプおよびモード情報と、第２の基地局の所定のインターフェース（たとえば、Ｘ２またはＸｎ）を使用するのを禁止するように設定されるべきであるのかどうかの指示情報とのうちの少なくとも１つを含む。

【0044】

[0057]端末ＡＮＲ測定報告情報は、第１の基地局のカバレージ中の端末によって報告される、ＰＣＩと、セル識別情報と、ＴＡＣ構成と、第２の基地局に対応するセルのセルワイヤレスタイプおよびモード情報とのうちの少なくとも１つを備える。

【0045】

[0058]いくつかの実施形態では、第２の基地局が測定構成を与えるセルは、事前構成情報がＯＭＣ構成情報であるという条件の下で、ＯＭＣによって構成された第２の基地局のネイバーセルリスト情報によって決定され、第２の基地局が測定構成を与えるセルは、事前構成情報が端末ＡＮＲ測定報告情報であるという条件の下で、第２の基地局に関連するすべてのセルである。

【0046】

[0059]図２は、本開示の一実施形態による、基地局間のインターフェースを決定するための方法を示すフローチャートである。図２に示されているように、第１の基地局が事前構成情報に従って第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースがあるのかどうかを決定することは以下のステップを含む。

【0047】

[0060]ステップ２０１において、第１の基地局は、事前構成情報に従って第１の基地局と第２の基地局とが異なるワイヤレスタイプに属するのかどうかを決定する。

【0048】

[0061]第１の基地局と第２の基地局とが異なるワイヤレスタイプに属する場合、ステップ２０２が実行され、そうでない場合、フローは終了される。

【0049】

[0062]ステップ２０２において、第１の基地局は、第１の基地局と第２の基地局とがどちらも所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されるのかどうかを決定する。たとえば、第１の基地局と第２の基地局の両方がＸ２属性なしで設定されるのかまたはＸｎ属性なしで設定されるのかが決定される。

【0050】

[0063]第１の基地局と第２の基地局とがどちらも所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定される場合、ステップ２０５が実行され、そうでない場合、ステップ２０３が実行される。

【0051】

[0064]ステップ２０３では、第１の基地局は、第２の基地局のワイヤレスタイプがＮＲであるのかどうかを決定し、ＳＡモードが採用され、第１の基地局のワイヤレスタイプがＬＴＥであり、基地局は、ＥＰＣにのみ接続される。

【0052】

[0065]第２の基地局のワイヤレスタイプがＮＲであり、ＳＡモードが採用され、第１の基地局のワイヤレスタイプがＬＴＥであり、第１の基地局が、ＥＰＣにのみ接続される場合、ステップ２０５が実行され、そうでない場合、ステップ２０４が実行される。

【0053】

[0066]ステップ２０４では、第１の基地局は、第２の基地局がＬＴＥワイヤレスタイプを有するのか、ＴＡＣが所定のフォーマットを有するのか、第１の基地局のワイヤレスタイプがＮＲであるのか、ＳＡモードが採用されるのかどうかを決定する。たとえば、ＴＡＣが２バイトのフォーマットのみを有するのかどうかが決定される。

【0054】

[0067]第２の基地局のワイヤレスタイプがＬＴＥであり、ＴＡＣが所定のフォーマットを有し、第１の基地局のワイヤレスタイプがＮＲであり、ＳＡモードが採用される場合、ステップ２０５が実行され、そうでない場合、フローは終了される。

【0055】

[0068]ステップ２０５では、第１の基地局は、第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースがないと決定する。

【0056】

[0069]他の場合には、基地局間インターフェースは、第１の基地局と第２の基地局との間に存在すると見なされ、関連する対話プロセスは、本開示の本発明ポイントでないことに留意されたい。

【0057】

[0070]図１に戻ると、ステップ１０２において、第１の基地局は、第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないという条件の下でそれ自体の構成に従って対応するコアネットワークと、第１の基地局と対応するコアネットワークとの間のインターフェースとを決定する。

【0058】

[0071]いくつかの実施形態では、第１の基地局のワイヤレスタイプがＬＴＥであり、第１の基地局が、ＥＰＣである第１のコアネットワークにのみ接続される場合、第１のコアネットワークが、対応するコアネットワークとして使用され、Ｓ１インターフェースが、第１の基地局と第１のコアネットワークとの間のインターフェースとして使用される。第１の基地局のワイヤレスタイプがＬＴＥであり、第１の基地局が、５ＧＣである第２のコアネットワークにのみ接続される場合、第２のコアネットワークが、対応するコアネットワークとして使用され、ＮＧインターフェースが、第１の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースとして使用される。第１の基地局のワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、第１の基地局が、それぞれ第１のコアネットワークおよび第２のコアネットワークに接続される場合、ここで、第１のコアネットワークは、ＥＰＣであり、第２のコアネットワークは、５ＧＣである、第２のコアネットワークは、対応するコアネットワークとして使用され、ＮＧインターフェースは、第１の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースとして使用される。第１の基地局のワイヤレスタイプがＮＲである場合、第１のコアネットワークが対応するコアネットワークとして使用され、ここにおいて、第１のコアネットワークは、５ＧＣであり、ＮＧインターフェースは、第１の基地局と第１のコアネットワークとの間のインターフェースとして使用される。

【0059】

[0072]ステップ１０３において、第１の基地局は、対応するコアネットワークが第１のコアネットワークであるという条件の下で第１の基地局と第１のコアネットワークとの間のインターフェースを通して第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティに第２の基地局に送られることになる第１の測定構成情報を送る。

【0060】

[0073]いくつかの実施形態では、第１の測定構成情報は、以下を備える。
・第１のルーティング情報。第１のルーティング情報は、以下を含む。
ソース基地局識別情報。これは、第１の基地局の基地局識別子を使用する。第１の基地局のワイヤレスタイプがＮＲであるとき、第１の基地局の識別情報の長さは２２～３２ビットであり、第１の基地局のワイヤレスタイプがＬＴＥであるとき、第１の基地局の識別情報の長さは２０ビットである。
ソース基地局ＴＡＩ（トラッキングエリア識別）情報。これは、第１の基地局のＴＡＩ情報を使用し、すなわち、２つの部分、すなわち、ＰＬＭＮ（パブリックランドモバイルネットワーク）識別情報とＴＡＣとを備える。第１の基地局のワイヤレスタイプがＮＲである場合、セルブロードキャスト中の３バイトのフォーマットのＴＡＣは、第１の基地局のＴＡＩ情報によって採用され、第１の基地局のワイヤレスタイプがＬＴＥである場合、セルブロードキャスト中の２バイトのフォーマットのＴＡＣは、第１の基地局のＴＡＩ情報によって採用される。
ターゲット基地局の識別情報。これは、第２の基地局の基地局の識別子を使用する。第２の基地局のワイヤレスタイプがＮＲである場合、第２の基地局の識別情報の長さは２２～３２ビットであり、第２の基地局のワイヤレスタイプがＬＴＥである場合、第２の基地局の識別情報の長さは２０ビットである。
ターゲット基地局のＴＡＩ情報。これは、第２の基地局のＴＡＩ情報を使用し、すなわち、ＰＬＭＮ識別情報部分とＴＡＣ部分とを備える。第２の基地局のワイヤレスタイプがＮＲである場合、第２の基地局のＴＡＩ情報は、事前構成情報中に３バイトのフォーマットのＴＡＣを備え、第２の基地局のワイヤレスタイプがＬＴＥである場合、事前構成情報中に２バイトのフォーマットのＴＡＣしか存在しない場合、事前構成情報中の２バイトのフォーマットのＴＡＣは、第２の基地局のＴＡＩ情報によって採用され、そうでない場合、事前構成情報中の３バイトのフォーマットのＴＡＣは、第２の基地局のＴＡＩ情報によって採用される。
・対話型要求情報。これは、第２の基地局によって測定構成とともに与えられるセル識別情報を要求することを含むセルのリスト情報を要求することのために使用される。また、セル識別子中のすべてのセル識別子が０になるように設定される場合、第２の基地局中のすべてのセルの測定構成が要求される。
・第１の基地局中のセル測定情報。各セル測定情報は、セル周波数ポイントと、ＰＣＩと、セル識別子とを備える。セルのワイヤレスタイプがＬＴＥである場合、第１の基地局中のセル測定情報は、サブフレーム構成と測定ポートの番号とをさらに備え、セルのワイヤレスタイプがＮＲである場合、第１の基地局中のセル測定情報は、ＳＳＢとＳＭＴＣとのＳＣＳ情報をさらに含む。

【0061】

[0074]ステップ１０４において、第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティは、第１のコアネットワークと第２の基地局に対応する第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第１のインターコアネットワーク対話情報を通して第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティに第１の測定構成情報を送り、ここにおいて、第２の基地局は、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録されるが、第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録されない。

【0062】

[0075]いくつかの実施形態では、第１のコアネットワーク対話情報は、以下を含む。
・第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティの識別子
・第１のルーティング情報
・対話型要求情報
・第１の基地局のセル測定情報

【0063】

[0076]ステップ１０５において、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティは、第２の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第２の基地局に第１の測定構成情報を送る。

【0064】

[0077]ステップ１０６において、第２の基地局は、第１の測定構成情報に従って第１の基地局のための第２の基地局のカバレージ中の端末のシステム間測定構成情報を決定する。

【0065】

[0078]いくつかの実施形態では、第２の基地局は、第１の測定構成情報を受信した後に第１のルーティング情報と、第１の基地局の測定構成情報と、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティの識別子とを記憶する。

【0066】

[0079]いくつかの実施形態では、第１の基地局のワイヤレスタイプがＮＲである場合、第２の基地局は、測定構成情報中の周波数ポイント情報に従ってＮＲ絶対無線周波数チャネル番号ＡＲＦＣＮ－ＶａｌｕｅＮＲを決定し、ＳＳＢのＳＣＳ構成情報に従ってＳＳＢｓｓｂＳｕｂｃａｒｒｉｅｒＳｐａｃｉｎｇのサブキャリア間隔を決定し、ＳＭＴＣ情報に従って測定パラメータｓｍｔｃ１を決定する。第１の基地局のワイヤレスタイプがＬＴＥである場合、第２の基地局は、ポート番号と周波数ポイントとに従って端末によって測定されたセル基準信号ＣＲＳの現在のアンテナポート番号ＰｒｅｓｅｎｃｅＡｎｔｅｎｎａＰｏｒｔ１とＥＵＴＲＡ絶対無線周波数チャネル番号ＡＲＦＣＮ－ＶａｌｕｅＥＵＴＲＡとを決定し、サブフレーム構成に従ってｒ１０測定サブフレームパターンＭｅａｓＳｕｂｆｒａｍｅＰａｔｔｅｒｎ－ｒ１０パラメータを決定する。

【0067】

[0080]本開示の上記の実施形態において提供されるシステム間測定情報を送信するための方法では、第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースがない場合、システム間測定情報は、対応するコアネットワーク制御プレーンエンティティを使用することによって第１の基地局と第２の基地局との間で対話される。本開示は、異なるシステム間の測定構成を自動的に生成し、それによって、手動介入を低減し、運用および保守のコストを低減することができる。

【0068】

[0081]図３は、本開示の別の実施形態による、システム間測定情報を送信するための方法の概略フローチャートである。図３は、図３に示されている実施形態では、第１の基地局が第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティに第１の測定構成情報を直接送る点で図１とは異なる。

【0069】

[0082]ステップ３０１において、第１の基地局は、事前構成情報に従って第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースがあるのかどうかを決定する。

【0070】

[0083]ステップ３０２において、第１の基地局は、第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースがないという条件の下でそれ自体の構成に従って対応するコアネットワークと、第１の基地局と対応するコアネットワークとの間のインターフェースとを決定する。

【0071】

[0084]ステップ３０３において、第１の基地局は、対応するコアネットワークが第２の基地局に対応する第２のコアネットワークであるという条件の下で第１の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースを通して第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティに第１の測定構成情報を送る。

【0072】

[0085]ステップ３０４において、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティは、第２の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第２の基地局に第１の測定構成情報を送る。

【0073】

[0086]ステップ３０５において、第２の基地局は、第１の測定構成情報に従って第１の基地局のための第２の基地局のカバレージ中の端末のシステム間測定構成情報を決定する。

【0074】

[0087]図４は、本開示のさらに別の実施形態による、システム間測定情報を送信するための方法を示す概略フローチャートである。第２の基地局が第１の基地局からの第１の測定構成情報に従って第１の基地局のための第２の基地局のカバレージ中の端末のシステム間測定構成情報を決定した後、以下のステップがさらに実行される。

【0075】

[0088]ステップ４０１において、第２の基地局は、第１の基地局によって送られた対話型要求情報を使用することによって第２の測定構成情報を生成する。

【0076】

[0089]いくつかの実施形態では、第２の測定構成情報は、以下を備える。
・第２のルーティング情報。以下を含む。
ソース基地局の識別情報。これは、第１のルーティング情報中のターゲット基地局の識別情報である。
ソース基地局のＴＡＩ情報。これは、第１のルーティング情報中のターゲット基地局のＴＡＩ情報である。
ターゲット基地局の識別情報。これは、第１のルーティング情報中のソース基地局の識別情報である。
ターゲット基地局のＴＡＩ情報。これは、第１のルーティング情報中のソース基地局のＴＡＩ情報である。
・第２の基地局のセル測定情報。第１の基地局によって要求されたセルリストから生成されるセル測定構成情報を含む。各セル測定情報は、セル周波数ポイントと、ＰＣＩと、セル識別子とを備える。セルのワイヤレスタイプがＬＴＥである場合、第２の基地局中のセル測定情報は、サブフレーム構成と測定ポートの番号とをさらに備え、セルのワイヤレスタイプがＮＲである場合、第２の基地局中のセル測定情報は、ＳＳＢとＳＭＴＣとのサブキャリア間隔ＳＣＳ情報をさらに含む。

【0077】

[0090]ステップ４０２において、第２の基地局は、第２の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティに第２の測定構成情報を送る。

【0078】

[0091]ステップ４０３において、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティは、第１の基地局が第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録されるのかどうかを決定する。

【0079】

[0092]ステップ４０４において、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティは、第１の基地局が、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録されないという条件の下で第１のコアネットワークと第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第２のコアネットワーク対話情報を通して第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティに第２の測定構成情報を送り、ここにおいて、第１の基地局は、第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録される。

【0080】

[0093]いくつかの実施形態では、第２のコアネットワーク対話情報は、以下を含む。
・第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティの識別情報
・第２のルーティング情報
・第２の基地局のセル測定情報

【0081】

[0094]ステップ４０５において、第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティは、第１の基地局と第１のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第１の基地局に第２の測定構成情報を送る。

【0082】

[0095]ステップ４０６において、第１の基地局は、第２の測定構成情報に従って第２の基地局のための第１の基地局のカバレージ中の端末のシステム間測定構成情報を決定する。

【0083】

[0096]いくつかの実施形態では、第１の基地局は、第２の測定構成情報中で搬送される第２の基地局の第２のルーティング情報と測定構成情報とを記憶する。

【0084】

[0097]いくつかの実施形態では、第２の基地局のワイヤレスタイプがＮＲである場合、第１の基地局は、測定構成情報中の周波数ポイント情報に従ってＮＲ絶対無線周波数チャネル番号ＡＲＦＣＮ－ＶａｌｕｅＮＲを決定し、ＳＳＢのＳＣＳ構成情報に従ってＳＳＢｓｓｂＳｕｂＣａｒｒｉｅｒＳｐａｃｉｎｇのサブキャリア間隔を決定し、ＳＭＴＣ情報に従って測定パラメータｓｍｔｃ１を決定する。第２の基地局のワイヤレスタイプがＬＴＥである場合、第１の基地局は、ポート番号と周波数ポイントとに従って端末によって測定されたセル基準信号ＣＲＳの現在のアンテナポート番号ＰｒｅｓｅｎｃｅＡｎｔｅｎｎａＰｏｒｔ１とＥＵＴＲＡ絶対無線周波数チャネル番号ＡＲＦＣＮ－ＶａｌｕｅＥＵＴＲＡとを決定し、サブフレーム構成に従ってｒ１０測定サブフレームパターンＭｅａｓＳｕｂｆｒａｍｅＰａｔｔｅｒｎ－ｒ１０パラメータを決定する。

【0085】

[0098]図５は、本開示のさらに別の実施形態による、システム間測定情報を送信するための方法を示す概略フローチャートである。図５は、図５に示される実施形態では、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティは、第１の基地局に第２の測定構成情報を直接送る点で図４とは異なる。

【0086】

[0099]ステップ５０１において、第２の基地局は、第１の基地局によって送られた対話型要求情報を使用することによって第１の基地局に送られることになる測定構成情報を生成する。

【0087】

[00100]ステップ５０２において、第２の基地局は、第２の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティに第２の測定構成情報を送る。

【0088】

[00101]ステップ５０３において、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティは、第１の基地局が第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録されるのかどうかを決定する。

【0089】

[00102]ステップ５０４において、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティは、第１の基地局が第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録されるという条件の下で第１の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースを通して第１の基地局に第２の測定構成情報を送る。

【0090】

[00103]ステップ５０５において、第１の基地局は、第２の測定構成情報に従って第２の基地局のための第１の基地局のカバレージ中の端末のシステム間測定構成情報を決定する。

【0091】

[00104]図６は、本開示の一実施形態による、システム間測定情報を送信するためのシステムの概略構造図である。図６に示されているように、システム間測定情報を送信するためのシステムは、第１の基地局６１と、第２の基地局６２と、第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティ６３と、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ６４とを含む。

【0092】

[00105]第１の基地局６１は、事前構成情報に基づいて第１の基地局６１と第２の基地局６２との間に通信のためのインターフェースがあるのかどうかを決定する。第１の基地局６１と第２の基地局６２との間に直接通信のためのインターフェースがない場合、第１の基地局６１は、それ自体の構成に従って対応するコアネットワークと、第１の基地局６１と対応するコアネットワークとの間のインターフェースとを決定する。対応するコアネットワークが第１の基地局６１に対応する第１のコアネットワークである場合、第１の基地局６１は、第１の基地局６１と第１のコアネットワークとの間のインターフェースを通して第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティ６３に第２の基地局６２に送られることになる第１の測定構成情報を送る。

【0093】

[00106]いくつかの実施形態では、事前構成情報は、ＯＭＣ構成情報または端末ＡＮＲ測定報告情報である。

【0094】

[00107]ＯＭＣ構成情報は、第１の基地局と第２の基地局との間の隣接セル関係を含み、ここで、隣接セル関係は、セルＰＣＩと、セル識別子と、ＴＡＣ構成（２バイト、３バイト、またはその両方）と、（ＳＡ、ＮＳＡのみをサポートするかまたはデュアルモードをサポートする）セルワイヤレスタイプおよびモード情報と、第２の基地局の所定のインターフェース（たとえば、Ｘ２またはＸｎ）を使用するのを禁止するように設定されるべきであるのかどうかの指示情報とのうちの少なくとも１つを含む。

【0095】

[00108]端末ＡＮＲ測定報告情報は、第１の基地局のカバレージ中の端末によって報告される、ＰＣＩと、セル識別情報と、ＴＡＣ構成と、第２の基地局に対応するセルのセルワイヤレスタイプおよびモード情報とのうちの少なくとも１つを備える。

【0096】

[00109]いくつかの実施形態では、第２の基地局が測定構成を与えるセルは、事前構成情報がＯＭＣ構成情報であるという条件の下で、ＯＭＣによって構成された第２の基地局のネイバーセルリスト情報によって決定され、第２の基地局が測定構成を与えるセルは、事前構成情報が端末ＡＮＲ測定報告情報であるという条件の下で、第２の基地局に関連するすべてのセルである。

【0097】

[00110]いくつかの実施形態では、第１の基地局６１は、第１の基地局６１と第２の基地局６２とが事前構成情報に従って異なるワイヤレスタイプに属するのかどうかを決定し、さらに、第１の基地局６１と第２の基地局６２とが異なるワイヤレスタイプに属するという条件の下で、第１の基地局６１と第２の基地局６２の両方が所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されるのかどうかを決定する。第１の基地局６１と第２の基地局６２とが所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定される場合、第１の基地局６１は、第１の基地局６１と第２の基地局６２との間に直接通信のためのインターフェースがないと決定する。

【0098】

[00111]いくつかの実施形態では、第１の基地局６１と第２の基地局６２とが所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されない場合、第２の基地局のワイヤレスタイプが、新エアＮＲであり、スタンドアロンＳＡモードが採用され、第１の基地局のワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、第１の基地局がＥＰＣにのみ接続される場合、第１の基地局６１は、第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースがないとさらに決定する。

【0099】

[00112]第１の基地局６１と第２の基地局６２とが所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されない場合、第２の基地局のワイヤレスタイプがＬＴＥであり、トラッキングエリアコードＴＡＣが所定のフォーマットを有し、第１の基地局６１がＮＲのワイヤレスタイプを有し、ＳＡモードを採用する場合、第１の基地局６１は、第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースがないとさらに決定する。

【0100】

[00113]いくつかの実施形態では、第１の基地局６１は、第１の基地局のワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、第１の基地局が、ＥＰＣである第１のコアネットワークにのみ接続されるという条件の下で、第１のコアネットワークを対応するコアネットワークとして取り、Ｓ１インターフェースを第１の基地局と第１のコアネットワークとの間のインターフェースとして取る。第１の基地局６１は、第１の基地局のワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、第１の基地局が、５ＧＣである第２のコアネットワークにのみ接続されるという条件の下で、第２のコアネットワークを対応するコアネットワークとして取り、ＮＧインターフェースを第１の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースとして取る。第１の基地局６１は、第１の基地局のワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、第１の基地局は、それぞれ第１のコアネットワークと第２のコアネットワークとに接続されるという条件の下で、第２のコアネットワークを対応するコアネットワークとして取り、ＮＧインターフェースを第１の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースとして使用し、ここにおいて、第１のコアネットワークは、ＥＰＣであり、第２のコアネットワークは、５ＧＣである。第１の基地局のワイヤレスタイプがＮＲであるという条件の下で、第１の基地局６１は、５ＧＣである第１のコアネットワークを対応するコアネットワークとして取り、ＮＧインターフェースを第１の基地局と第１のコアネットワークとの間のインターフェースとして取る。

【0101】

[00114]いくつかの実施形態では、第１の測定構成情報は、以下を備える。
・第１のルーティング情報。第１のルーティング情報は、以下を含む。
ソース基地局識別情報。これは、第１の基地局の基地局識別子を使用する。第１の基地局のワイヤレスタイプがＮＲであるとき、第１の基地局の識別情報の長さは２２～３２ビットであり、第１の基地局のワイヤレスタイプがＬＴＥであるとき、第１の基地局の識別情報の長さは２０ビットである。
ソース基地局ＴＡＩ情報。これは、第１の基地局のＴＡＩ情報を使用し、すなわち、２つの部分、すなわち、ＰＬＭＮ識別情報とＴＡＣとを備える。第１の基地局のワイヤレスタイプがＮＲである場合、セルブロードキャスト中の３バイトのフォーマットのＴＡＣは、第１の基地局のＴＡＩ情報によって採用され、第１の基地局のワイヤレスタイプがＬＴＥである場合、セルブロードキャスト中の２バイトのフォーマットのＴＡＣは、第１の基地局のＴＡＩ情報によって採用される。
ターゲット基地局の識別情報。これは、第２の基地局の基地局の識別子を使用する。第２の基地局のワイヤレスタイプがＮＲである場合、第２の基地局の識別情報の長さは２２～３２ビットであり、第２の基地局のワイヤレスタイプがＬＴＥである場合、第２の基地局の識別情報の長さは２０ビットである。
ターゲット基地局のＴＡＩ情報。これは、第２の基地局のＴＡＩ情報を使用し、すなわち、ＰＬＭＮ識別情報部分とＴＡＣ部分とを備える。第２の基地局のワイヤレスタイプがＮＲである場合、第２の基地局のＴＡＩ情報は、事前構成情報中に３バイトのフォーマットのＴＡＣを備え、第２の基地局のワイヤレスタイプがＬＴＥである場合、事前構成情報中に２バイトのフォーマットのＴＡＣしか存在しない場合、事前構成情報中の２バイトのフォーマットのＴＡＣは、第２の基地局のＴＡＩ情報によって採用され、そうでない場合、事前構成情報中の３バイトのフォーマットのＴＡＣは、第２の基地局のＴＡＩ情報によって採用される。
・対話型要求情報。これは、第２の基地局によって測定構成とともに与えられるセル識別情報を要求することを含むセルのリスト情報を要求することのために使用される。また、セル識別子中のすべてのセル識別子が０になるように設定される場合、第２の基地局中のすべてのセルの測定構成が要求される。
・第１の基地局中のセル測定情報。各セル測定情報は、セル周波数ポイントと、ＰＣＩと、セル識別子とを備える。セルのワイヤレスタイプがＬＴＥである場合、第１の基地局中のセル測定情報は、サブフレーム構成と測定ポートの番号とをさらに備え、セルのワイヤレスタイプがＮＲである場合、第１の基地局中のセル測定情報は、ＳＳＢとＳＭＴＣとのＳＣＳ情報をさらに含む。

【0102】

[00115]第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティ６３は、第１のコアネットワークと第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第１のコアネットワーク対話情報を通して第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ６４に第１の測定構成情報を送る。第２の基地局６２は、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ６４中に登録され、第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティ６３中に登録されない。

【0103】

[00116]いくつかの実施形態では、第１のコアネットワーク対話情報は、以下を含む。
・第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティの識別子
・第１のルーティング情報
・対話型要求情報
・第１の基地局のセル測定情報

【0104】

[00117]第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ６４は、第２の基地局６２と第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第２の基地局６２に第１の測定構成情報を送る。

【0105】

[00118]第２の基地局６２は、第１の測定構成情報に従って第１の基地局のための第２の基地局のカバレージ中の端末のシステム間測定構成情報を決定する。

【0106】

[00119]いくつかの実施形態では、第２の基地局は、第１のルーティング情報と、第１の基地局の測定構成情報と、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティの識別子とを記憶する。

【0107】

[00120]いくつかの実施形態では、第１の基地局６１のワイヤレスタイプがＮＲであるという条件の下で、第２の基地局６２は、測定構成情報中の周波数ポイント情報に従ってＮＲ絶対無線周波数チャネル番号ＡＲＦＣＮ－ＶａｌｕｅＮＲを決定し、ＳＳＢのＳＣＳ構成情報に従ってＳＳＢサブキャリア間隔ｓｓｂＳｕｂｃａｒｒｉｅｒＳｐａｃｉｎｇを決定し、ＳＭＴＣ情報に従って測定パラメータｓｍｔｃ１を決定する。第１の基地局６１のワイヤレスタイプがＬＴＥである場合、第２の基地局６２は、ポート番号と周波数ポイントとに従って端末によって測定されたセル基準信号ＣＲＳの現在のアンテナポート番号Ｐｒｅｓｅｎｃｅａｎｔｅｎｎａｐｏｒｔ１とＥＵＴＲＡ絶対無線周波数チャネル番号ＡＲＦＣＮ－ｖａｌｕｅＥＵＴＲＡとを決定し、サブフレーム構成に従ってｒ１０測定サブフレームパターンＭｅａｓＳｕｂｆｒａｍｅＰａｔｔｅｒｎ－ｒ１０パラメータをさらに決定する。

【0108】

[00121]いくつかの実施形態では、対応するネットワークが第２のコアネットワークであるという条件の下で、第１の基地局６１は、第１の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースを通して第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ６４に第１の測定構成情報を送り、したがって、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ６４は、第２の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第２の基地局６２に第１の測定構成情報を送る。

【0109】

[00122]いくつかの実施形態では、第２の基地局６２は、第１の基地局６１によって送られた対話型要求情報を使用することによって第１の基地局に送られることになる第２の測定構成情報を生成し、第２の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ６４に第２の測定構成情報を送る。

【0110】

[00123]いくつかの実施形態では、第２の測定構成情報は、以下を備える。
・第２のルーティング情報。以下を含む。
ソース基地局の識別情報。これは、第１のルーティング情報中のターゲット基地局の識別情報である。
ソース基地局のＴＡＩ情報。これは、第１のルーティング情報中のターゲット基地局のＴＡＩ情報である。
ターゲット基地局の識別情報。これは、第１のルーティング情報中のソース基地局の識別情報である。
ターゲット基地局のＴＡＩ情報。これは、第１のルーティング情報中のソース基地局のＴＡＩ情報である。
・第２の基地局のセル測定情報。第１の基地局によって要求されたセルリストから生成されるセル測定構成情報を含む。各セル測定情報は、セル周波数ポイントと、ＰＣＩと、セル識別子とを備える。セルのワイヤレスタイプがＬＴＥである場合、第２の基地局中のセル測定情報は、サブフレーム構成と測定ポートの番号とをさらに備え、セルのワイヤレスタイプがＮＲである場合、第２の基地局中のセル測定情報は、ＳＳＢとＳＭＴＣとのサブキャリア間隔ＳＣＳ情報をさらに含む。

【0111】

[00124]第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ６４は、第１の基地局６１が第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録されるのかどうかを決定する。第１の基地局が第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録されない場合、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ６４は、第１のコアネットワークと第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第２のコアネットワークインターワーキング情報を通して第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティ６３に第２の測定構成情報を送り、ここにおいて、第１の基地局は、第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録される。

【0112】

[00125]いくつかの実施形態では、第２のコアネットワーク対話情報は、以下を含む。
・第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティの識別情報
・第２のルーティング情報
・第２の基地局のセル測定情報

【0113】

[00126]第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティ６３は、第１の基地局と第１のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第１の基地局に第２の測定構成情報を送る。第１の基地局６１は、第２の測定構成情報に従って第２の基地局のための第１の基地局のカバレージ中の端末のシステム間測定構成情報を決定する。

【0114】

[00127]いくつかの実施形態では、第１の基地局６１は、第２の測定構成情報中で搬送される第２の基地局の第２のルーティング情報と測定構成情報とを記憶する。

【0115】

[00128]いくつかの実施形態では、第２の基地局のワイヤレスタイプがＮＲであるという条件の下で、第１の基地局６１は、測定構成情報中の周波数ポイント情報に従ってＮＲ絶対無線周波数チャネル番号ＡＲＦＣＮ－ＶａｌｕｅＮＲを決定し、ＳＳＢのＳＣＳ構成情報に従ってＳＳＢサブキャリア間隔ｓｓｂＳｕｂｃａｒｒｉｅｒＳｐａｃｉｎｇを決定し、ＳＭＴＣ情報に従って測定パラメータｓｍｔｃ１を決定する。第２の基地局のワイヤレスタイプがＬＴＥである場合、第１の基地局６１は、ポート番号と周波数ポイントとに従って端末によって測定されたセル基準信号ＣＲＳの現在のアンテナポート番号ＰｒｅｓｅｎｃｅＡｎｔｅｎｎａＰｏｒｔ１とＥＵＴＲＡ絶対無線周波数チャネル番号ＡＲＦＣＮ－ｖａｌｕｅＥＵＴＲＡとを決定し、サブフレーム構成に従ってｒ１０測定サブフレームパターンＭｅａｓＳｕｂｆｒａｍｅＰａｔｔｅｒｎ－ｒ１０をさらに決定する。

【0116】

[00129]いくつかの実施形態では、第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ６４は、第１の基地局が第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティ中に登録される場合第１の基地局と第２のコアネットワークとの間のインターフェースを通して第１の基地局６１に第２の測定構成情報を送る。

【0117】

[00130]本開示はまた、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、プロセッサによって実行されたとき、図１から図５のいずれかに従って方法を実装するコンピュータ命令を記憶する。

【0118】

[00131]本開示によって提供される解決策は、以下の特定の実施形態によって示される。

【0119】

[00132]実施形態１：

【0120】

[00133]この実施形態は、ｅＮＢがＥＰＣに接続されるシナリオについて説明し、ｇＮＢは、５Ｇコアネットワーク５ＧＣに接続される。Ｎ２６インターフェースは、５ＧＣとＭＭＥ（モビリティ管理エンティティ）との間に存在し、トポロジ関係は、図７に示されている。ＯＭＣは、ＴＡＣ、セルＩＤなどを含むｇＮＢ側に関する何らかの基本構成情報をｅＮＢ側上に構成する。ｅＮＢは、３つのセクタ、セクタ１、２および３を含む。ｇＮＢはまた、３つのセクタ、セクタ１０、１１および１２を含む。ｅＮＢとｇＮＢとは、同じカバレージエリア中にあり、したがって、セクタの３つのペアは、互いに隣接エリアである。対応する流れ図を図８に示す。

【0121】

[00134]ステップ１１において、ｅＮＢは、ｇＮＢがＳＡモードのみをサポートする基地局であり、ｇＮＢのＴＡＣ情報とモード情報とに従って５ＧＣにのみ接続すると決定する。ｅＮＢ自体がＥＰＣにしか接続されないので、このシナリオでは、直接通信インターフェースはｅＮＢとｇＮＢとの間に確立されないことがある。

【0122】

[00135]ステップ１２において、ｅＮＢが、ｇＮＢの測定構成情報が欠如しているので、ｅＮＢは、ｇＮＢとの測定情報対話手順をトリガする。ｅＮＢは、ｅＮＢがＬＴＥエアインターフェースをサポートし、接続されるコアネットワークがＥＰＣのみであることに従って対話情報がＳ１インターフェースを通してＭＭＥに送られる必要があると決定する。

【0123】

[00136]ステップ１３において、ｅＮＢは、対話情報のコンテンツを決定し、Ｓ１インターフェースを通してＭＭＥにｅＮＢ構成転送メッセージを送り、ここにおいて、メッセージ中で搬送される情報は、以下を含む。
・ルーティング情報。以下を備える。
ソース基地局の識別情報（ソースｅＮＢＩＤ）。これは、２０ビットの長さを有する
ソース基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、２バイトの長さのものである
ターゲット基地局の識別情報（ターゲットｇＮＢＩＤ）。これは、３２ビットの長さを有する
ターゲット基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、３バイトである
・対話型要求情報。すべてのセルＩＤは、０である
・ｅＮＢ中の３つのセルの測定構成情報。各セル測定情報は、周波数ポイントと、セルのＰＣＩおよびセル識別情報と、サブフレーム構成と、測定ポートの番号とを含む。

【0124】

[00137]ステップ１４において、ｅＮＢ構成転送メッセージを受信した後に、ＭＭＥは、メッセージ中のターゲットｇＮＢＩＤとＴＡＩとに従ってターゲットセルがＭＭＥのカバレージ内になく、ターゲットがＮＲタイプの基地局であると決定し、したがって、Ｎ２６インターフェースを通してＴＡＩに関連するコアネットワークエンティティＡＭＦにメッセージを送る必要がある。転送メッセージは、以下を含む。
・ＭＭＥエンティティ識別情報
・ルーティング情報。以下を備える。
ソース基地局の識別情報（ソースｅＮＢＩＤ）。これは、２０ビットの長さを有する
ソース基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、２バイトの長さのものである
ターゲット基地局の識別情報（ターゲットｇＮＢＩＤ）。これは、３２ビットの長さを有する
ターゲット基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、３バイトである
・対話型要求情報。すべてのセルＩＤは、０である
・ｅＮＢ中の３つのセルの測定構成情報。各セル測定情報は、周波数ポイントと、セルのＰＣＩおよびセル識別情報と、サブフレーム構成と、測定ポートの番号とを含む。
・ステップ１５において、ＡＭＦは、ルーティング情報中のｇＮＢＩＤとＴＡＩ情報とに従って対話情報が送信されるターゲット基地局を決定し、ＮＧインターフェースを通してｇＮＢにダウンリンクＲＡＮ構成転送情報を送る。メッセージ中で搬送される情報は、以下を含む。
・ルーティング情報。以下を備える。
ソース基地局の識別情報（ソースｅＮＢＩＤ）。２０ビットの長さを有する
ソース基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、２バイトの長さのものである
ターゲット基地局の識別情報（ターゲットｇＮＢＩＤ）。３２ビットの長さを有する
ターゲット基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、３バイトである
・対話型要求情報。すべてのセルＩＤは、０である
・ｅＮＢ中の３つのセルの測定構成情報。各セル測定情報は、周波数ポイントと、セルのＰＣＩおよびセル識別情報と、サブフレーム構成と、測定ポートの番号とを含む。

【0125】

[00138]ステップ１６において、ＡＭＦによって送られたダウンリンクＲＡＮ構成転送情報を受信した後に、ｇＮＢは、ルーティング情報を記憶し、ｅＮＢは、ＡＭＦの構成情報と識別子情報とを測定する。

【0126】

[00139]ステップ１７において、ｇＮＢは、対話型測定構成情報に従ってｅＮＢのためのｇＮＢのカバレージ内の端末のシステム間測定構成情報を決定する。

【0127】

[00140]ステップ１８において、ｇＮＢは、アップリンクＲＡＮ構成転送メッセージを使用することによってＮＧインターフェースを介してＡＭＦに対話型情報を送り、これは、以下を含む。
・ルーティング情報。以下を備える。
ソース基地局の識別情報（ソースｅＮＢＩＤ）。３２ビットの長さを有する
ソース基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、３バイトの長さのものである
ターゲット基地局の識別情報（ターゲットｇＮＢＩＤ）。２０ビットの長さを有する
ターゲット基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、２バイトの長さのものである
・ｇＮＢ中の３つのセルの測定構成情報。各セル測定情報は、周波数ポイントと、セルのＰＣＩおよびセル識別情報と、ＳＭＴＣおよびＳＳＢのＳＣＳ情報とを含む。

【0128】

[00141]ステップ１９において、ｇＮＢによって送られたアップリンクＲＡＮ構成転送を受信した後に、ＡＭＦは、ルーティング情報中のｅＮＢ識別情報に従ってｅＮＢがＡＭＦに接続されないと決定し、別のコアネットワークに対話情報をルーティングする必要があり、ルーティング情報中のＴＡＩに従ってＴＡＩに関連するＭＭＥとインターコアネットワークインターフェースＮ２６とを決定する。ＭＭＥにＡＭＦによって転送されるメッセージの特定のコンテンツは、以下の通りである。
・ＡＭＦエンティティ識別情報
・ルーティング情報。以下を備える。
ソース基地局の識別情報（ソースｅＮＢＩＤ）。３２ビットの長さ
ソース基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、３バイトの長さのものである
ターゲット基地局の識別情報（ターゲットｇＮＢＩＤ）。２０ビットの長さを有する
ターゲット基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、２バイトの長さのものである
・ｇＮＢ中の３つのセルの測定構成情報。各セル測定情報は、周波数ポイントと、セルのＰＣＩおよびセル識別情報と、ＳＭＴＣおよびＳＳＢのＳＣＳ情報とを含む。

【0129】

[00142]ステップ１１０において、ＭＭＥは、ルーティング情報中のターゲットｅＮＢＩＤとＴＡＩ情報とに従って対話情報が送られるターゲット基地局を決定し、インターフェースＳ１を通してｅＮＢにＭＭＥ構成転送情報を送信する。メッセージは、以下を含む。
・ルーティング情報。以下を備える。
ソース基地局の識別情報（ソースｅＮＢＩＤ）。３２ビットの長さを有する
ソース基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、３バイトの長さのものである
ターゲット基地局の識別情報（ターゲットｇＮＢＩＤ）。２０ビットの長さを有する
ターゲット基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、２バイトの長さのものである
・ｇＮＢ中の３つのセルの測定構成情報。各セル測定情報は、周波数ポイントと、セルのＰＣＩおよびセル識別情報と、ＳＭＴＣおよびＳＳＢのＳＣＳ情報とを含む。

【0130】

[00143]ステップ１１１において、ｅＮＢは、ＭＭＥによって送られたＭＭＥ構成転送を受信した後にメッセージ中で搬送されるｇＮＢのルーティング情報と測定構成情報とを記憶する。

【0131】

[00144]ステップ１１２において、ｅＮＢは、インターワーキング測定構成情報に従ってｇＮＢのためのｅＮＢのカバレージ内の端末のシステム間測定構成情報を決定する。

【0132】

[00145]たとえば、ｅＮＢ中の測定構成生成方式は、測定構成情報中の周波数ポイント情報に従って測定パラメータＡＲＦＣＮ－ＶａｌｕｅＮＲを決定することと、とＳＳＢのＳＣＳ構成情報に従って測定パラメータｓｓｂＳｕｂｃａｒｒｉｅｒＳｐａｃｉｎｇを決定することと、ＳＭＴＣ情報に従って測定パラメータｓｍｔｃ１を決定することとを行うことである。ｇＮＢ中の測定構成の生成方式は、ポート番号と周波数ポイントとに従ってアーＵＥによって測定されなければならないＣＲＳのポートの番号ＰｒｅｓｅｎｃｅＡｎｔｅｎｎａＰｏｒｔ１とＡＲＦＣＮ－ＶａｌｕｅＥＵＴＲＡとを決定することと、サブフレーム構成に従ってパラメータＭｅａｓＳｕｂｆｒａｍｅＰａｔｔｅｒｎ－ｒ１０を決定することとを行うことである。

【0133】

[00146]実施形態２：

【0134】

[00147]この実施形態は、Ｎｇ－ｅＮＢとｇＮＢとが５ＧＣに接続されるシナリオについて説明し、トポロジ関係は図９に示されている。ＯＭＣは、ＴＡＣ、セルＩＤなどを含むｇＮＢ側に関する何らかの基本構成情報をＮｇ－ｅＮＢ側上に構成する。Ｎｇ－ｅＮＢは、３つのセクタ、セクタ１、２および３を含む。ｇＮＢはまた、３つのセクタ、セクタ１０、１１および１２を含む。Ｎｇ－ｅＮＢとｇＮＢとは、同じカバレージエリアであり、したがって、セクタの３つのペアは、隣接セル関係にある。しかし、ＯＭＣは、２つの基地局間にＸｎインターフェースがないと決定する。対応する流れ図を図１０に示す。

【0135】

[00148]ステップ２１において、Ｎｇ－ｅＮＢは、ネットワーク管理構成に従ってＮｇ－ｅＮＢ自体とｇＮＢとの間に無のＸｎ属性を決定し、したがって、このシナリオでは、Ｎｇ－ｅＮＢとｇＮＢとの間に直接通信インターフェースが確立されないことがある。

【0136】

[00149]ステップ２２において、Ｎｇ－ｅＮＢが、ｇＮＢの測定構成情報が欠如しており、したがって、Ｎｇ－ｅＮＢは、ｇＮＢとの測定情報対話手順をトリガする。Ｎｇ－ｅＮＢは、Ｎｇ－ｅＮＢがＬＴＥエアインターフェースであり、接続されるコアネットワークが５ＧＣのみであることに従って対話情報がＮＧインターフェースを通してＡＭＦに送られる必要があると決定する。

【0137】

[00150]ステップ２３において、Ｎｇ－ｅＮＢは、対話情報のコンテンツを決定し、Ｎｇインターフェースを通してＡＭＦにアップリンクＲＡＮ構成転送メッセージを送る。メッセージ中で搬送される情報は、以下を含む。
・ルーティング情報。以下を含む。
ソース基地局の識別情報（ソースＮｇ－ｅＮＢＩＤ）。２０ビットの長さを有する
ソース基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、２バイトの長さのものである
ターゲット基地局の識別情報（ターゲットｇＮＢＩＤ）。３２ビットの長さを有する
ターゲット基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、３バイトの長さのものである
・対話型要求情報。すべてのセルＩＤは、０である。
・Ｎｇ－ｅＮＢ中の３つのセルの測定構成情報。各セル測定情報は、周波数ポイントと、セルのＰＣＩおよびセル識別情報と、サブフレーム構成と、測定ポートの番号とを含む。

【0138】

[00151]ステップ２４において、アップリンクＲＡＮ構成転送を受信した後に、ＡＭＦは、メッセージ中のターゲットｇＮＢＩＤとＴＡＩとに従ってターゲットセルがＭＭＥのカバレージ中にあり、ターゲットがＮＲタイプの基地局であると決定し、したがって、対話メッセージは、他のコアネットワークエンティティに送られないことがある。ＡＭＦは、ルーティング情報中のｇＮＢＩＤとＴＡＩ情報とに従って対話情報を送るためのターゲット基地局を決定し、ＮＧインターフェースを通してｇＮＢにダウンリンクＲＡＮ構成転送情報を送る。メッセージ中で搬送される情報は、以下を含む。
・ルーティング情報。以下を備える。
ソース基地局の識別情報（ソースＮｇ－ｅＮＢＩＤ）。２０ビットの長さを有する
ソース基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、２バイトの長さのものである
ターゲット基地局の識別情報（ターゲットｇＮＢＩＤ）。３２ビットの長さを有する
ターゲット基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、３バイトの長さのものである
・対話型要求情報。すべてのセルＩＤは、０である
・Ｎｇ－ｅＮＢ中の３つのセルの測定構成情報。各セル測定情報は、周波数ポイントと、セルのＰＣＩおよびセル識別情報と、サブフレーム構成と、測定ポートの番号とを含む。

【0139】

[00152]ステップ２５において、ＡＭＦによって送られたダウンリンクＲＡＮ構成転送を受信した後に、ｇＮＢは、ＡＭＦのルーティング情報と、Ｎｇ－ｅＮＢ測定構成情報と、識別子情報とを記憶する。

【0140】

[00153]ステップ２６において、ｇＮＢは、対話型測定構成情報に従ってＮｇ－ｅＮＢへのｇＮＢのカバレージ中の端末のシステム間測定構成情報を決定する。

【0141】

[00154]ステップ２７において、ｇＮＢは、アップリンクＲＡＮ構成転送メッセージを使用することによってＮＧインターフェースを通してＡＭＦにインターワーキング情報を送り、これは、以下の情報を含む。
・ルーティング情報。以下を備える。
ソース基地局の識別情報（ソースｇＮＢＩＤ）。３２ビットの長さを有する
ソース基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、３バイトの長さのものである
ターゲット基地局の識別情報（ターゲットＮｇ－ｅＮＢＩＤ）。２０ビットの長さを有する
ターゲット基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、２バイトの長さのものである
・ｇＮＢ中の３つのセルの測定構成情報。各セル測定情報は、周波数ポイントと、セルのＰＣＩおよびセル識別情報と、ＳＭＴＣおよびＳＳＢのＳＣＳ情報とを含む。

【0142】

[00155]ステップ２８において、ｇＮＢによって送られたアップリンクＲＡＮ構成転送情報を受信した後に、ＡＭＦは、ルーティング情報中のＮｇ－ｅＮＢ識別情報に従ってＮｇ－ｅＮＢがｅＮＢのカバレージエリア内にあると決定し、したがって、インターワーキング情報は、別のコアネットワークにルーティングされる必要がない。また、ＡＭＦは、ルーティング情報中のターゲットＮｇ－ｅＮＢ基地局識別情報とＴＡＩ情報とに従ってインターワーキング情報を送るためのターゲット基地局を決定し、ＮＧインターフェースを通してダウンリンクＲＡＮ構成転送情報を送る。メッセージは、以下を含む。
・ルーティング情報。以下を備える。
ソース基地局の識別情報（ソースｇＮＢＩＤ）。３２ビットの長さを有する
ソース基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、３バイトの長さのものである
ターゲット基地局の識別情報（ターゲットＮｇ－ｅＮＢＩＤ）。２０ビットの長さを有する
ターゲット基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、２バイトの長さのものである
・ｇＮＢ中の３つのセルの測定構成情報。各セル測定情報は、周波数ポイントと、セルのＰＣＩおよびセル識別情報と、ＳＭＴＣおよびＳＳＢのＳＣＳ情報とを含む。

【0143】

[00156]ステップ２９において、ＡＭＦによって送られたダウンリンクＲＡＮ構成転送情報を受信した後に、Ｎｇ－ｅＮＢは、メッセージ中で搬送されるｇＮＢのルーティング情報と測定構成情報とを記憶する。

【0144】

[00157]ステップ２１０において、Ｎｇ－ｅＮＢは、対話測定構成情報に従ってｇＮＢへのＮｇ－ｅＮＢのカバレージ内の端末のシステム間測定構成情報を決定する。

【0145】

[00158]たとえば、Ｎｇ－ｅＮＢ中の測定構成生成方式は、測定構成情報中の周波数ポイント情報に従って測定パラメータＡＲＦＣＮ－ＶａｌｕｅＮＲを決定することと、とＳＳＢのＳＣＳ構成情報に従って測定パラメータｓｓｂＳｕｂｃａｒｒｉｅｒＳｐａｃｉｎｇを決定することと、ＳＭＴＣ情報に従って測定パラメータＳＭＴＣ１を決定することとを行うことである。ｇＮＢ中の測定構成の生成方式は、ポート番号と周波数ポイントとに従ってＵＥによって測定されなければならないＣＲＳのポートの番号ＰｒｅｓｅｎｃｅＡｎｔｅｎｎａＰｏｒｔ１とＣＲＳのＡＲＦＣＮ－ＶａｌｕｅＥＵＴＲＡとを決定することと、サブフレーム構成に従ってサブフレーム構成決定パラメータＭｅａｓＳｕｂｆｒａｍｅＰａｔｔｅｒｎ－ｒ１０を決定することとを行うことである。

【0146】

[00159]例３：

【0147】

[00160]この実施形態は、ｇＮＢが、５ＧＣに接続され、Ｎｇ－ｅＮＢが、それぞれ、５ＧＣとＥＰＣとに接続されるシナリオについて説明し、トポロジ関係は図１１に示されている。ＯＭＣは、ＴＡＣ、セルＩＤなどを含むｇＮＢ側に関する何らかの基本構成情報をＮｇ－ｅＮＢ側へ構成する。Ｎｇ－ｅＮＢは、３つのセクタ、セクタ１、２および３を含む。ｇＮＢはまた、３つのセクタ、セクタ１０、１１および１２を含む。Ｎｇ－ｅＮＢとｇＮＢとは、同じカバレージエリアであり、したがって、セクタの３つのペアは、隣接セル関係にある。しかし、ＯＭＣは、２つの基地局間にＸｎインターフェースがないと決定する。対応するフローを図１２に示す。

【0148】

[00161]ステップ３１において、Ｎｇ－ｅＮＢは、ネットワーク管理構成に従ってそれ自体とｇＮＢとの間に無のＸｎ属性を決定し、したがって、このシナリオでは、Ｎｇ－ｅＮＢとｇＮＢとの間に直接通信インターフェースが確立されないことがある。

【0149】

[00162]ステップ３２において、Ｎｇ－ｅＮＢが、ｇＮＢの測定構成情報が欠如しているので、Ｎｇ－ｅＮＢは、ｇＮＢとの測定情報対話手順をトリガする。Ｎｇ－ｅＮＢは、ＬＴＥエアインターフェースに従って、それぞれ、ＥＰＣと５ＧＣとに接続され、ターゲットｇＮＢは、ＳＡモードにあり、したがって、対話情報は、ＮＧインターフェースを通してＡＭＦに送られると決定される。

【0150】

[00163]ステップ３３において、Ｎｇ－ｅＮＢは、対話情報のコンテンツを決定し、ＮＧインターフェースを通してアップリンクＲＡＮ構成転送メッセージを送り、ここにおいて、メッセージ中で搬送される情報は、以下の通りである。
・ルーティング情報。以下を備える。
ソース基地局の識別情報（ソースＮｇ－ｅＮＢＩＤ）。２０ビットの長さを有する
ソース基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、２バイトの長さのものである
ターゲット基地局の識別情報（ターゲットｇＮＢＩＤ）。３２ビットの長さを有する
ターゲット基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、３バイトの長さである
・対話型要求情報。すべてのセルＩＤは、０である
・Ｎｇ－ｅＮＢ中の３つのセルの測定構成情報。各セル測定情報は、周波数ポイントと、セルのＰＣＩおよびセル識別情報と、サブフレーム構成と、測定ポートの番号とを含む

【0151】

[00164]ステップ３４において、アップリンクＲＡＮ構成転送情報を受信した後に、ＡＭＦは、メッセージ中のターゲットｇＮＢＩＤとＴＡＩとに従ってターゲットセルがＭＭＥカバレージ中にあり、ターゲットがＮＲタイプの基地局であると決定し、したがって、インターワーキングメッセージは、他のコアネットワークエンティティに送られないことがある。ＡＭＦは、ルーティング情報中のｇＮＢＩＤとＴＡＩ情報とに従って対話情報を送るためのターゲット基地局を決定し、ＮＧインターフェースを通してｇＮＢにダウンリンクＲＡＮ構成転送情報を送る。メッセージ中で搬送される情報は、以下を含む。
・ルーティング情報。以下を備える。
ソース基地局の識別情報（ソースＮｇ－ｅＮＢＩＤ）。２０ビットの長さを有する
ソース基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、２バイトの長さのものである
ターゲット基地局の識別情報（ターゲットｇＮＢＩＤ）。３２ビットの長さを有する
ターゲット基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、３バイトの長さである
・対話型要求情報。セルＩＤは、すべて０である。
・Ｎｇ－ｅＮＢ中の３つのセルの測定構成情報。各セル測定情報は、周波数ポイントと、セルのＰＣＩおよびセル識別情報と、サブフレーム構成と、測定ポートの番号とを含む。

【0152】

[00165]ステップ３５において、ＡＭＦによって送られたダウンリンクＲＡＮ構成転送情報を受信した後に、ｇＮＢは、ＡＭＦのルーティング情報と、Ｎｇ－ｅＮＢ測定構成情報と、識別情報とを記憶する。

【0153】

[00166]ステップ３６において、ｇＮＢは、対話測定構成情報に従ってＮｇ－ｅＮＢへのｇＮＢのカバレージ内の端末のシステム間測定構成情報を決定する。

【0154】

[00167]ステップ３７において、ｇＮＢは、アップリンクＲＡＮ構成転送メッセージを使用することによってＮＧインターフェースを通してＡＭＦに対話情報を送り、これは、以下の情報を含む。
・ルーティング情報。以下を備える。
ソース基地局の識別情報（ソースｇＮＢＩＤ）。３２ビットの長さを有する
ソース基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、３バイトの長さである
ターゲット基地局の識別情報（ターゲットＮｇ－ｅＮＢＩＤ）。２０ビットの長さを有する
ターゲット基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、２バイトの長さのものである
・ｇＮＢ中の３つのセルの測定構成情報。各セル測定情報は、周波数ポイントと、セルのＰＣＩおよびセル識別情報と、ＳＭＴＣおよびＳＳＢのＳＣＳ情報とを含む。

【0155】

[00168]ステップ３８において、ｇＮＢによって送られたアップリンクＲＡＮ構成転送情報を受信した後に、ＡＭＦは、ルーティング情報中のＮｇ－ｅＮＢ識別情報に従ってＮｇ－ｅＮＢがｅＮＢのカバレージエリア内にあると決定し、したがって、対話情報は、他のコアネットワークにルーティングされる必要がない。ＡＭＦは、ルーティング情報中のターゲットＮｇ－ｅＮＢ基地局識別情報とＴＡＩ情報とに従ってインターワーキング情報を送るためのターゲット基地局を決定し、ＮＧインターフェースを通してダウンリンクＲＡＮ構成転送情報を送る。メッセージは、以下を含む。
・ルーティング情報。以下を備える。
ソース基地局の識別情報（ソースｇＮＢＩＤ）。３２ビットの長さを有する
ソース基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、３バイトの長さである
ターゲット基地局の識別情報（ターゲットＮｇ－ｅＮＢＩＤ）。２０ビットの長さを有する
ターゲット基地局によって選択されるＴＡＩ（選択されたＴＡＩ）。ＴＡＣ情報は、２バイトの長さのものである
・ｇＮＢ中の３つのセルの測定構成情報。各セル測定情報は、周波数ポイントと、セルのＰＣＩおよびセル識別情報と、ＳＭＴＣおよびＳＳＢのＳＣＳ情報とを含む。

【0156】

[00169]ステップ３９において、Ｎｇ－ｅＮＢは、ＡＭＦによって送られたダウンリンクＲＡＮ構成転送情報を受信した後にメッセージ中で搬送されるｇＮＢのルーティング情報と測定構成情報とを記憶する。

【0157】

[00170]ステップ３１０において、Ｎｇ－ｅＮＢは、対話測定構成情報に従ってｇＮＢへのＮｇ－ｅＮＢのカバレージ内の端末のシステム間測定構成情報を決定する。

【0158】

[00171]たとえば、Ｎｇ－ｅＮＢ中の測定構成生成方式は、測定構成情報中の周波数ポイント情報に従って測定パラメータＡＲＦＣＮ－ＶａｌｕｅＮＲを決定することと、とＳＳＢのＳＣＳ構成情報に従って測定パラメータｓｓｂＳｕｂＣａｒｒｉｅｒＳｐａｃｉｎｇを決定することと、ＳＭＴＣ情報に従って測定パラメータｓｍｔｃ１を決定することとを行うことである。ｇＮＢ中の測定構成の生成方式は、ポート番号と周波数ポイントとに従ってＵＥによって測定されなければならないＣＲＳのＰｒｅｓｅｎｃｅＡｎｔｅｎｎａＰｏｒｔ１とＡＲＦＣＮ－ＶａｌｕｅＥＵＴＲＡとを決定することと、サブフレーム構成に従ってパラメータＭｅａｓＳｕｂｆｒａｍｅＰａｔｔｅｒｎ－ｒ１０を決定することとを行うことである。

【0159】

[00172]図１３は、本開示のさらなる別の実施形態による、システム間測定情報を送信するための方法を示す概略フローチャートである。

【0160】

[00173]ステップ１３０１において、第１の基地局は、事前構成情報に従って第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在するのかどうかを決定する。

【0161】

[00174]ステップ１３０２において、第１の基地局は、第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないという条件の下でそれ自体の構成に従って対応するコアネットワークと、第１の基地局と対応するコアネットワークとの間のインターフェースとを決定する。

【0162】

[00175]ステップ１３０３において、第１の基地局は、対応するコアネットワークが第１の基地局に対応する第１のコアネットワークであるという条件の下で第１のコアネットワークに第１の測定構成情報を送り、それによって、第１のコアネットワークは、第２の基地局に対応する第２のコアネットワークを通して第２の基地局に第１の測定構成情報を送る。

【0163】

[00176]図１４は、本開示の一実施形態による、基地局の構造の概略図である。

【0164】

[00177]図１４に示されているように、基地局は、メモリ１４０１と、プロセッサ１４０２とを備える。メモリ１４０１は、命令を記憶するように構成される。プロセッサ１４０２は、メモリ１４０１に結合され、プロセッサ１４０２は、メモリ１４０１によって記憶された命令に基づいて図１３の実施形態のうちのいずれか１つに記載の方法を実装するように構成される。

【0165】

[00178]いくつかの実施形態では、上記で説明された機能ユニットモジュールは、汎用プロセッサ、プログラマブル論理コントローラ（ＰＬＣ）、デジタルシグナルプロセッサ（ＤＳＰ：Digital Signal Processor）、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）もしくは他のプログラマブル論理デバイス、離散ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本開示で説明される機能を実行するためのそれらの任意の好適な組合せとして実装され得る。上記の実施形態を実装するためのステップの全部または一部が、ハードウェアによって実装され得るか、または関係するハードウェアに命令するプログラムによって実装され得、ここで、プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体中に記憶され得、記憶媒体は、読取り専用メモリ、磁気ディスクまたは光ディスクであり得ることが当業者には理解されよう。

【0166】

[00179]本開示のいくつかの特定の実施形態について例として詳細に説明したが、上記の例は、例示目的のためのものであり、本開示の範囲を限定するものではないことを当業者には理解されたい。本開示の範囲および趣旨から逸脱すること様々な変更が行われ得、等価物がそれらの要素に置換され得ることが当業者には理解されよう。本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義される。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
［Ｃ１］
システム間測定情報を送信するための方法であって、
第１の基地局によって、事前構成情報に従って前記第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在するのかどうかを決定することと、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないという条件の下でそれ自体の構成と前記第２の基地局のタイプとに従って対応するコアネットワークと、前記第１の基地局と前記対応するコアネットワークとの間のインターフェースとを決定することと、
前記第１の基地局によって、前記対応するコアネットワークが前記第１の基地局に対応する第１のコアネットワークであるという条件の下で前記第１の基地局と前記第１のコアネットワークとの間のインターフェースを通して前記第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティに第１の測定構成情報を送ることと、
前記第１のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティによって、前記第１のコアネットワークと前記第２の基地局に対応する第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第１のインターコアネットワーク対話情報を通して前記第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティに前記第１の測定構成情報を送ることと、ここにおいて、前記第２の基地局は、前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録されるが、前記第１のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録されない、
前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティによって、前記第２の基地局と前記第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって前記第２の基地局に前記第１の測定構成情報を送ることと、
前記第２の基地局によって、前記第１の測定構成情報に従って前記第１の基地局のための前記第２の基地局のカバレージ中の端末のシステム間測定構成情報を決定することと
を備える、方法。
［Ｃ２］
前記第１の基地局によって、前記対応するコアネットワークが前記第２のコアネットワークであるという条件の下で前記第１の基地局と前記第２のコアネットワークとの間のインターフェースを通して前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティに前記第１の測定構成情報を送ることと、
前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティによって、前記第２の基地局と前記第２のコアネットワークとの間の前記インターフェースを使用することによって前記第２の基地局に前記第１の測定構成情報を送ることと
をさらに備える、Ｃ１に記載の方法。
［Ｃ３］
前記第１の基地局によって、前記事前構成情報に従って前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在するのかどうかを前記決定することは、
前記第１の基地局によって、前記事前構成情報に従って前記第１の基地局と前記第２の基地局とが異なるワイヤレスタイプに属するのかどうかを決定することと、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局と前記第２の基地局とが異なるワイヤレスタイプに属するという条件の下で前記第１の基地局と前記第２の基地局とがどちらも所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されるのかどうかを決定することと、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局と前記第２の基地局とがどちらも所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されるという条件の下で、前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することと
を備える、Ｃ２に記載の方法。
［Ｃ４］
前記第１の基地局によって、前記事前構成情報に従って前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信インターフェースが存在するのかどうかを前記決定することは、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局と前記第２の基地局とが所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されず、前記第２の基地局のワイヤレスタイプが新無線（ＮＲ）であり、前記第２の基地局がスタンドアロン（ＳＡ）モードを採用し、前記第１の基地局のワイヤレスタイプがロングタームエボリューション（ＬＴＥ（登録商標））であり、前記第１の基地局が、発展型コアネットワーク（ＥＰＣ）にのみ接続されるという条件の下で、前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することと、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局と前記第２の基地局とが所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されず、前記第２の基地局の前記ワイヤレスタイプは、前記ＬＴＥであり、前記第２の基地局のトラッキングエリアコード（ＴＡＣ）は、あらかじめ設定されたフォーマットを有し、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプは前記ＮＲであり、前記第１の基地局が前記ＳＡモードを採用するという条件の下で、前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することと
をさらに備える、Ｃ３に記載の方法。
［Ｃ５］
前記事前構成情報は、運用保守センター（ＯＭＣ）構成情報または端末自動近隣関係（ＡＮＲ）測定報告情報であり、
前記ＯＭＣ構成情報は、前記第１の基地局と前記第２の基地局との隣接セル関係を備え、前記隣接セル関係は、物理セル識別子（ＰＣＩ）と、セル識別情報と、（ＴＡＣ）構成と、前記第２の基地局のセルワイヤレスタイプおよびモード情報と、あらかじめ設定されたインターフェースがビー使用を禁止するように設定されているのかどうかの指示情報とのうちの少なくとも１つを備え、
前記端末ＡＮＲ測定報告情報は、前記第１の基地局の前記カバレージ中の前記端末によって報告される、前記ＰＣＩと、前記セル識別情報と、前記ＴＡＣ構成と、前記第２の基地局に関係するセルの前記セルワイヤレスタイプおよび前記モード情報とのうちの少なくとも１つを備える、Ｃ４に記載の方法。
［Ｃ６］
前記第２の基地局が測定構成を与えるセルは、前記事前構成情報が前記ＯＭＣ構成情報であるという条件の下で、前記ＯＭＣによって構成された第２の基地局のネイバーセルリスト情報によって決定され、
前記第２の基地局が測定構成を与える前記セルは、前記事前構成情報が前記端末ＡＮＲ測定報告情報であるという条件の下で、前記第２の基地局に関連するすべてのセルである、Ｃ５に記載の方法。
［Ｃ７］
前記第１の基地局によって、それ自体の構成に従って前記対応するコアネットワークと、前記第１の基地局と前記対応するコアネットワークとの間の前記インターフェースとを前記決定することは、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局のワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、前記第１の基地局は、第１のコアネットワークにのみ接続されるという条件の下で、前記第１のコアネットワークを前記対応するコアネットワークとして取り、Ｓ１インターフェースを前記第１の基地局と前記第１のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ることと、ここにおいて、前記第１のコアネットワークは、ＥＰＣである、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、前記第１の基地局は、前記第２のコアネットワークにのみ接続されるという条件の下で、前記第２のコアネットワークを前記対応するコアネットワークとして取り、ＮＧインターフェースを前記第１の基地局と前記第２のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ることと、ここにおいて、前記第２のコアネットワークは、５ＧＣである、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、前記第１の基地局は、それぞれ前記第１のコアネットワークと前記第２のコアネットワークとに接続されるという条件の下で、前記第２のコアネットワークを前記対応するコアネットワークとして取り、ＮＧインターフェースを前記第１の基地局と前記第２のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ることと、ここにおいて、前記第１のコアネットワークは、前記ＥＰＣであり、前記第２のコアネットワークは、前記５ＧＣである、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが、ＮＲであるという条件の下で、前記第１のコアネットワークを前記対応するコアネットワークとして取り、ここにおいて、前記第１のコアネットワークは、前記５ＧＣである、ＮＧインターフェースを前記第１の基地局と前記第１のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ることと
を備える、Ｃ１に記載の方法。
［Ｃ８］
前記第１の測定構成情報は、前記第１の基地局の第１のルーティング情報と、対話型要求情報と、セル測定情報とを備え、
前記第１のルーティング情報は、前記第１の基地局の識別情報とトラッキングエリア識別（ＴＡＩ）情報と、前記第２の基地局の識別情報とＴＡＩ情報とを備え、前記対話型要求情報は、測定構成を与えるように前記第２の基地局に要求するセル識別情報を備え、前記第１の基地局の前記セル測定情報は、セル周波数ポイントと、ＰＣＩと、セル識別子とを備える、Ｃ１に記載の方法。
［Ｃ９］
前記第１の基地局の前記識別情報の長さは、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＮＲであるという条件の下で２２から３２ビットであり、前記第１の基地局の前記識別情報の長さは、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＬＴＥであるという条件の下で２０ビットであり、
セルブロードキャスト中の３バイトのフォーマットのＴＡＣは、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＮＲであるという条件の下で前記第１の基地局の前記ＴＡＩ情報によって採用され、セルブロードキャスト中の２バイトのフォーマットのＴＡＣは、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＬＴＥであるという条件の下で前記第１の基地局の前記ＴＡＩ情報によって採用され、
前記第２の基地局の前記識別情報の長さは、前記第２の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＮＲであるという条件の下で２２～３２ビットであり、前記第２の基地局の前記識別情報の長さは、前記第２の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＬＴＥであるという条件の下で２０ビットであり、
前記第２の基地局の前記ＴＡＩ情報は、前記第２の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＮＲであるという条件の下で前記事前構成情報中の３バイトのフォーマットのＴＡＣを備え、前記第２の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＬＴＥであるという条件の下で、前記事前構成情報中に２バイトのフォーマットをもつＴＡＣしかない場合、前記事前構成情報中の２バイトのフォーマットをもつ前記ＴＡＣは、前記第２の基地局の前記ＴＡＩ情報によって採用され、そうでない場合、前記事前構成情報中の３バイトのフォーマットをもつＴＡＣは、前記第２の基地局の前記ＴＡＩ情報によって採用され、
前記対話型要求情報中に含まれるすべてのセルの識別子が０であるという条件の下で前記第２の基地局中に前記すべてのセルの測定構成を与えるように要求し、
前記第１の基地局の前記セル測定情報は、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＬＴＥであるという条件の下でサブフレーム構成情報と測定ポートの番号とをさらに備え、前記第１の基地局の前記セル測定情報は、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＮＲであるという条件の下で同期信号ブロック（ＳＳＢ）の測定時間構成（ＳＭＴＣ）に基づいて前記ＳＳＢ情報とサブキャリア間隔（ＳＣＳ）情報とをさらに備える、Ｃ８に記載の方法。
［Ｃ１０］
前記第２の基地局によって、第１のルーティング情報と、前記第１の基地局の測定構成情報と、前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティの識別子とを記憶すること
をさらに備える、Ｃ８に記載の方法。
［Ｃ１１］
前記第１のインターコアネットワーク対話情報は、前記第１の測定構成情報に加えて前記第１のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティの識別子をさらに含む、Ｃ１に記載の方法。
［Ｃ１２］
前記第２の基地局によって、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＮＲであるという条件の下で、前記測定構成情報中の周波数ポイント情報に従ってＮＲ絶対無線周波数チャネル番号（ＡＲＦＣＮ－ＶａｌｕｅＮＲ）を決定することと、前記ＳＳＢのＳＣＳ構成情報に従ってＳＳＢサブキャリア間隔（ｓｓｂＳｕｂｓｕｂｃａｒｒｉｅｒＳｐａｃｉｎｇ）を決定することと、ＳＭＴＣ情報に従って測定パラメータｓｍｔｃ１を決定することと、
前記第２の基地局によって、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＬＴＥであるという条件の下で、セル基準信号（ＣＲＳ）の現在のアンテナポート番号（ＰｒｅｓｅｎｃｅＡｎｔｅｎｎａＰｏｒｔ１）と前記周波数ポイントとに従って前記端末によって測定された前記ポート番号とＥＵＴＲＡ絶対無線周波数チャネル番号（ＡＲＦＣＮ－ＶａｌｕｅＥＵＴＲＡ）とを決定することと、サブフレーム構成に従ってｒ１０測定サブフレームパターンパラメータ（ＭｅａｓＳｕｂｆｒａｍｅＰａｔｔｅｒｎ－ｒ１０）を決定することと
をさらに備える、Ｃ１に記載の方法。
［Ｃ１３］
前記第２の基地局によって、前記第１の基地局によって送られた対話型要求情報を使用することによって第２の測定構成情報を生成することと、
前記第２の基地局によって、前記第２の基地局と前記第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティに前記第２の測定構成情報を送ることと、
前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティによって、前記第１の基地局が前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録されるのかどうかを決定することと、
前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティによって、前記第１の基地局が、前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録されないという条件の下で前記第１のコアネットワークと前記第２のコアネットワークとの間の前記インターフェースを使用することによって第２のコアネットワーク対話情報を通して前記第１のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティに前記第２の測定構成情報を送ることと、ここにおいて、前記第１の基地局は、前記第１のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録される、
前記第１のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティによって、前記第１の基地局と前記第１のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって前記第１の基地局に前記第２の測定構成情報を送ることと、
前記第１の基地局によって、前記第２の測定構成情報に従って前記第２の基地局のための前記第１の基地局の前記カバレージ中の端末のシステム間測定構成情報を決定することと
をさらに備える、Ｃ１～１２のいずれか一項に記載の方法。
［Ｃ１４］
前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティによって、前記第１の基地局が前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録されるという条件の下で前記第１の基地局と前記第２のコアネットワークとの間の前記インターフェースを通して前記第１の基地局に前記第２の測定構成情報を送ること
をさらに備える、Ｃ１３に記載の方法。
［Ｃ１５］
前記第２の測定構成情報は、前記第２の基地局の第２のルーティング情報とセル測定情報とを備え、
前記第２のルーティング情報は、前記第２の基地局の識別情報およびＴＡＩ情報と、前記第１の基地局の識別情報およびＴＡＩ情報とを備え、前記第２の基地局の前記セル測定情報は、前記第１の基地局によって要求されたセルリストに従って生成されるセル測定構成情報を備え、前記第２の基地局の前記セル測定情報は、セル周波数ポイントと、ＰＣＩと、セル識別情報とを備える、Ｃ１３に記載の方法。
［Ｃ１６］
前記第２の基地局中の前記セル測定情報は、前記第２の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＬＴＥであるという条件の下でサブフレーム構成と測定ポート番号との情報とをさらに備え、
前記第２の基地局中の前記セル測定情報は、前記第２の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＮＲであるという条件の下で同期信号ブロック（ＳＳＢ）の前記測定時間構成（ＳＭＴＣ）に基づいて前記ＳＳＢとサブキャリア間隔（ＳＣＳ）情報とをさらに備える、Ｃ１５に記載の方法。
［Ｃ１７］
前記第１の基地局によって、前記第２の測定構成情報中で搬送される前記第２の基地局の前記第２のルーティング情報と前記測定構成情報とを記憶すること
をさらに備える、Ｃ１５に記載の方法。
［Ｃ１８］
前記第２のコアネットワーク対話情報は、前記第２の測定構成情報に加えて前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティの識別子を備える、Ｃ１３に記載の方法。
［Ｃ１９］
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＮＲであるという条件の下で、測定構成情報中の周波数ポイント情報に従ってＮＲ絶対無線周波数チャネル番号（ＡＲＦＣＮ－ＶａｌｕｅＮＲ）を決定することと、ＳＳＢのＳＣＳ構成情報に従ってＳＳＢサブキャリア間隔（ｓｓｂＳｕｂＣａｒｒｉｅｒＳｐａｃｉｎｇ）を決定することと、前記ＳＭＴＣ情報に従って測定パラメータＳＭＴＣ１を決定することと、
前記第１の基地局によって、前記第２の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＬＴＥであるという条件の下で、セル基準信号ＣＲＳの現在のアンテナポート番号（ＰｒｅｓｅｎｃｅＡｎｔｅｎｎａＰｏｒｔ１）と前記周波数ポイントとに従って端末によって測定された前記ポート番号と前記ＥＵＴＲＡ絶対無線周波数チャネル番号（ＡＲＦＣＮ－ＶａｌｕｅＥＵＴＲＡ）とを決定することと、前記サブフレーム構成に従ってｒ１０測定サブフレームパターン（ＭｅａｓＳｕｂｆｒａｍｅＰａｔｔｅｒｎ－ｒ１０）パラメータを決定することと
をさらに備える、Ｃ１３に記載の方法。
［Ｃ２０］
システム間測定情報を送信するためのシステムであって、
事前構成情報に従って第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在するのかどうかを決定することと、前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないという条件の下でそれ自体の構成と前記第２の基地局のタイプとに従って対応するコアネットワークと、前記第１の基地局と前記対応するコアネットワークとの間のインターフェースとを決定することと、前記対応するコアネットワークが前記第１の基地局に対応する第１のコアネットワークであるという条件の下で前記第１の基地局と前記第１のコアネットワークとの間のインターフェースを通して前記第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティに第１の測定構成情報を送ることとを行うように構成された第１の基地局と、
前記第１のコアネットワークと前記第２の基地局に対応する第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって第１のインターコアネットワーク対話情報を通して前記第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティに前記第１の測定構成情報を送ること、ここにおいて、前記第２の基地局は、前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録されるが、前記第１のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録されない、を行うように構成された第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティと、
前記第２の基地局と前記第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって前記第２の基地局に前記第１の測定構成情報を送るように構成された第２のコアネットワークの制御プレーンエンティティと、
前記第１の測定構成情報に従って前記第１の基地局のための前記第２の基地局のカバレージ中の端末のシステム間測定構成情報を決定するように構成された第２の基地局と
を備える、システム。
［Ｃ２１］
前記第１の基地局は、前記対応するコアネットワークが前記第２のコアネットワークであるという条件の下で前記第１の基地局と前記第２のコアネットワークとの間のインターフェースを通して前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティに前記第１の測定構成情報を送るようにさらに構成され、
前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティは、前記第２の基地局と前記第２のコアネットワークとの間の前記インターフェースを使用することによって前記第２の基地局に前記第１の測定構成情報を送るようにさらに構成された、Ｃ２０に記載のシステム。
［Ｃ２２］
前記第１の基地局は、前記事前構成情報に従って前記第１の基地局と前記第２の基地局とが異なるワイヤレスタイプに属するのかどうかを決定することと、前記第１の基地局と前記第２の基地局とが異なるワイヤレスタイプに属するという条件の下で前記第１の基地局と前記第２の基地局とがどちらも所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されるのかどうかを決定することと、前記第１の基地局と前記第２の基地局とがどちらも所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されるという条件の下で、前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することと
を行うように構成された、Ｃ２１に記載のシステム。
［Ｃ２３］
前記第１の基地局は、前記第１の基地局と前記第２の基地局とが所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されず、前記第２の基地局のワイヤレスタイプが新無線（ＮＲ）であり、前記第２の基地局がスタンドアロン（ＳＡ）モードを採用し、前記第１の基地局のワイヤレスタイプがロングタームエボリューション（ＬＴＥ）であり、前記第１の基地局が、発展型コアネットワーク（ＥＰＣ）にのみ接続されるという条件の下で、前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することと、前記第１の基地局と前記第２の基地局とが所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されず、前記第２の基地局の前記ワイヤレスタイプは、前記ＬＴＥであり、前記第２の基地局のトラッキングエリアコード（ＴＡＣ）は、あらかじめ設定されたフォーマットを有し、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプは前記ＮＲであり、前記第１の基地局が前記ＳＡモードを採用するという条件の下で、前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することと
を行うようにさらに構成された、Ｃ２２に記載のシステム。
［Ｃ２４］
前記事前構成情報は、運用保守センター（ＯＭＣ）構成情報または端末自動近隣関係（ＡＮＲ）測定報告情報であり、
前記ＯＭＣ構成情報は、前記第１の基地局と前記第２の基地局との隣接セル関係を備え、前記隣接セル関係は、物理セル識別子（ＰＣＩ）と、セル識別情報と、ＴＡＣ構成と、前記第２の基地局のセルワイヤレスタイプおよびモード情報と、あらかじめ設定されたインターフェースがビー使用を禁止するように設定されているのかどうかの指示情報とのうちの少なくとも１つを備え、
前記端末ＡＮＲ測定報告情報は、前記第１の基地局の前記カバレージ中の前記端末によって報告される前記ＰＣＩと、前記セル識別情報と、前記ＴＡＣ構成と、前記第２の基地局に関係するセルの前記セルワイヤレスタイプおよび前記モード情報とのうちの少なくとも１つを備える、Ｃ２３に記載のシステム。
［Ｃ２５］
前記第２の基地局が測定構成を与えるセルは、前記事前構成情報が前記ＯＭＣ構成情報であるという条件の下で、前記ＯＭＣによって構成された第２の基地局のネイバーセルリスト情報によって決定され、
前記第２の基地局が測定構成を与える前記セルは、前記事前構成情報が前記端末ＡＮＲ測定報告情報であるという条件の下で、前記第２の基地局に関連するすべてのセルである、Ｃ２４に記載のシステム。
［Ｃ２６］
前記第１の基地局は、前記第１の基地局のワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、前記第１の基地局は、第１のコアネットワークにのみ接続されるという条件の下で、前記第１のコアネットワークを前記対応するコアネットワークとして取り、Ｓ１インターフェースを前記第１の基地局と前記第１のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ること、ここにおいて、前記第１のコアネットワークは、ＥＰＣである、を行うように構成され、
前記第１の基地局は、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、前記第１の基地局は、前記第２のコアネットワークにのみ接続されるという条件の下で、前記第２のコアネットワークを前記対応するコアネットワークとして取り、ＮＧインターフェースを前記第１の基地局と前記第２のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ること、ここにおいて、前記第２のコアネットワークは、５ＧＣである、を行うようにさらに構成され、
前記第１の基地局は、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、前記第１の基地局は、それぞれ前記第１のコアネットワークと前記第２のコアネットワークとに接続されるという条件の下で、前記第２のコアネットワークを前記対応するコアネットワークとして取り、ＮＧインターフェースを前記第１の基地局と前記第２のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ること、ここにおいて、前記第１のコアネットワークは、前記ＥＰＣであり、前記第２のコアネットワークは、前記５ＧＣである、を行うようにさらに構成され、
前記第１の基地局は、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが、ＮＲであるという条件の下で、前記第１のコアネットワークを前記対応するコアネットワークとして取り、ここにおいて、前記第１のコアネットワークは、前記５ＧＣである、ＮＧインターフェースを前記第１の基地局と前記第１のコアネットワークとの間のインターフェースとして取るように構成された、Ｃ２０に記載の送信システム。
［Ｃ２７］
前記第１の測定構成情報は、前記第１の基地局の第１のルーティング情報と、対話型要求情報と、セル測定情報とを備え、
前記第１のルーティング情報は、前記第１の基地局の識別情報とトラッキングエリア識別（ＴＡＩ）情報と、前記第２の基地局の識別情報とＴＡＩ情報とを備え、前記対話型要求情報は、測定構成を与えるように前記第２の基地局に要求するセル識別情報を備え、前記第１の基地局の前記セル測定情報は、セル周波数ポイントと、ＰＣＩと、セル識別子とを備える、Ｃ２０に記載のシステム。
［Ｃ２８］
前記第１の基地局の前記識別情報の長さは、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＮＲであるという条件の下で２２から３２ビットであり、前記第１の基地局の前記識別情報の長さは、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＬＴＥであるという条件の下で２０ビットであり、
セルブロードキャスト中の３バイトのフォーマットのＴＡＣは、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＮＲであるという条件の下で前記第１の基地局の前記ＴＡＩ情報によって採用され、セルブロードキャスト中の２バイトのフォーマットのＴＡＣは、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＬＴＥであるという条件の下で前記第１の基地局の前記ＴＡＩ情報によって採用され、
前記第２の基地局の前記識別情報の長さは、前記第２の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＮＲであるという条件の下で２２～３２ビットであり、前記第２の基地局の前記識別情報の長さは、前記第２の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＬＴＥであるという条件の下で２０ビットであり、
前記第２の基地局の前記ＴＡＩ情報は、前記第２の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＮＲであるという条件の下で前記事前構成情報中の３バイトのフォーマットのＴＡＣを備え、前記第２の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＬＴＥであるという条件の下で、前記事前構成情報中に２バイトのフォーマットをもつＴＡＣしかない場合、前記事前構成情報中の２バイトのフォーマットをもつ前記ＴＡＣは、前記第２の基地局の前記ＴＡＩ情報によって採用され、そうでない場合、前記事前構成情報中の３バイトのフォーマットをもつＴＡＣは、前記第２の基地局の前記ＴＡＩ情報によって採用され、
前記対話型要求情報中に含まれるすべてのセルの識別子が０であるという条件の下で前記第２の基地局中に前記すべてのセルの測定構成を与えるように要求し、
前記第１の基地局の前記セル測定情報は、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＬＴＥであるという条件の下でサブフレーム構成情報と測定ポートの番号とをさらに備え、前記第１の基地局の前記セル測定情報は、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＮＲであるという条件の下で同期信号ブロック（ＳＳＢ）の測定時間構成（ＳＭＴＣ）に基づいて前記ＳＳＢ情報とサブキャリア間隔（ＳＣＳ）情報とをさらに備える、Ｃ２７に記載のシステム。
［Ｃ２９］
前記第２の基地局は、第１のルーティング情報と、前記第１の基地局の測定構成情報と、前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティの識別子とを記憶するようにさらに構成された、Ｃ２７に記載のシステム。
［Ｃ３０］
前記第１のインターコアネットワーク対話情報は、前記第１の測定構成情報に加えて前記第１のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティの識別子をさらに含む、Ｃ２０に記載のシステム。
［Ｃ３１］
前記第２の基地局は、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＮＲであるという条件の下で、前記測定構成情報中の周波数ポイント情報に従ってＮＲ絶対無線周波数チャネル番号（ＡＲＦＣＮ－ＶａｌｕｅＮＲ）を決定することと、前記ＳＳＢのＳＣＳ構成情報に従ってＳＳＢサブキャリア間隔（ｓｓｂＳｕｂｓｕｂｃａｒｒｉｅｒＳｐａｃｉｎｇ）をデターミニングすることと、ＳＭＴＣ情報に従って測定パラメータｓｍｔｃ１を決定することとを行うように構成され、
前記第２の基地局は、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＬＴＥであるという条件の下で、セル基準信号（ＣＲＳ）の現在のアンテナポート番号（ＰｒｅｓｅｎｃｅＡｎｔｅｎｎａＰｏｒｔ１）と前記周波数ポイントとに従って前記端末によって測定された前記ポート番号とＥＵＴＲＡ絶対無線周波数チャネル番号（ＡＲＦＣＮ－ＶａｌｕｅＥＵＴＲＡ）とを決定することと、サブフレーム構成に従ってｒ１０測定サブフレームパターンパラメータ（ＭｅａｓＳｕｂｆｒａｍｅＰａｔｔｅｒｎ－ｒ１０）を決定することとを行うように構成された、Ｃ２０に記載のシステム。
［Ｃ３２］
前記第２の基地局は、前記第１の基地局によって送られた対話型要求情報を使用することによって第２の測定構成情報を生成することと、前記第２の基地局と前記第２のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティに前記第２の測定構成情報を送ることとを行うように構成され、
前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティは、前記第１の基地局が前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録されるのかどうかを決定することと、前記第１の基地局が、前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録されないという条件の下で前記第１のコアネットワークと前記第２のコアネットワークとの間の前記インターフェースを使用することによって第２のコアネットワーク対話情報を通して前記第１のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティに前記第２の測定構成情報を送ることと、ここにおいて、前記第１の基地局は、前記第１のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録される、を行うように構成され、
前記第１のコアネットワークの制御プレーンエンティティは、前記第１の基地局と前記第１のコアネットワークとの間のインターフェースを使用することによって前記第１の基地局に前記第２の測定構成情報を送るように構成され、
前記第１の基地局は、前記第２の測定構成情報に従って前記第２の基地局のための前記第１の基地局の前記カバレージ中の端末のシステム間測定構成情報を決定するように構成された、Ｃ２０～３１のいずれか一項に記載のシステム。
［Ｃ３３］
前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティは、前記第１の基地局が前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティ中に登録されるという条件の下で前記第１の基地局と前記第２のコアネットワークとの間の前記インターフェースを通して前記第１の基地局に前記第２の測定構成情報を送るように構成された、Ｃ３２に記載のシステム。
［Ｃ３４］
前記第２の測定構成情報は、前記第２の基地局の第２のルーティング情報とセル測定情報とを備え、
前記第２のルーティング情報は、前記第２の基地局の識別情報およびＴＡＩ情報と、前記第１の基地局の識別情報およびＴＡＩ情報とを備え、前記第２の基地局の前記セル測定情報は、前記第１の基地局によって要求されたセルリストに従って生成されるセル測定構成情報を備え、前記第２の基地局の前記セル測定情報は、セル周波数ポイントと、ＰＣＩと、セル識別情報とを備える、Ｃ３３に記載のシステム。
［Ｃ３５］
前記第２の基地局中の前記セル測定情報は、前記第２の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＬＴＥであるという条件の下でサブフレーム構成と測定ポート番号との情報とをさらに備え、
前記第２の基地局中の前記セル測定情報は、前記第２の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＮＲであるという条件の下で同期信号ブロック（ＳＳＢ）の前記測定時間構成（ＳＭＴＣ）に基づいて前記ＳＳＢとサブキャリア間隔（ＳＣＳ）情報とをさらに備える、Ｃ３４に記載のシステム。
［Ｃ３６］
前記第１の基地局は、前記第２の測定構成情報中で搬送される前記第２の基地局の前記第２のルーティング情報と前記測定構成情報とを記憶するように構成された、Ｃ３４に記載のシステム。
［Ｃ３７］
前記第２のコアネットワーク対話情報は、前記第２の測定構成情報に加えて前記第２のコアネットワークの前記制御プレーンエンティティの識別子を備える、Ｃ２０に記載のシステム。
［Ｃ３８］
前記第１の基地局は、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＮＲであるという条件の下で、測定構成情報中の周波数ポイント情報に従ってＮＲ絶対無線周波数チャネル番号（ＡＲＦＣＮ－ＶａｌｕｅＮＲ）を決定することと、ＳＳＢのＳＣＳ構成情報に従ってＳＳＢサブキャリア間隔（ｓｓｂＳｕｂＣａｒｒｉｅｒＳｐａｃｉｎｇ）をデターミニングすることと、前記ＳＭＴＣ情報に従って測定パラメータＳＭＴＣ１を決定することとを行うように構成され、
前記第１の基地局は、前記第２の基地局の前記ワイヤレスタイプが前記ＬＴＥであるという条件の下で、セル基準信号ＣＲＳの現在のアンテナポート番号（ＰｒｅｓｅｎｃｅＡｎｔｅｎｎａＰｏｒｔ１）と前記周波数ポイントとに従って端末によって測定された前記ポート番号と前記ＥＵＴＲＡ絶対無線周波数チャネル番号（ＡＲＦＣＮ－ＶａｌｕｅＥＵＴＲＡ）とを決定することと、前記サブフレーム構成に従ってｒ１０測定サブフレームパターン（ＭｅａｓＳｕｂｆｒａｍｅＰａｔｔｅｒｎ－ｒ１０）パラメータを決定することとを行うようにさらに構成された、Ｃ２０に記載のシステム。
［Ｃ３９］
システム間測定情報を送信するための方法であって、
第１の基地局によって、事前構成情報に従って前記第１の基地局と第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在するのかどうかを決定することと、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないという条件の下でそれ自体の構成に従って対応するコアネットワークと、前記第１の基地局と前記対応するコアネットワークとの間のインターフェースとを決定することと、
前記第１の基地局によって、前記対応するコアネットワークが前記第１の基地局に対応する第１のコアネットワークであるという条件の下で前記第１のコアネットワークに第１の測定構成情報を送り、それによって、前記第１のコアネットワークは、前記第２の基地局に対応する第２のコアネットワークを通して前記第２の基地局に前記第１の測定構成情報を送ることと
を備える、方法。
［Ｃ４０］
前記第１の基地局によって、前記対応するコアネットワークが前記第２の基地局に対応する前記第２のコアネットワークであるという条件の下で前記第２のコアネットワークを通ることによって前記第２の基地局に前記第１の測定構成情報を送ること
をさらに備える、Ｃ３９に記載の方法。
［Ｃ４１］
前記第１の基地局によって、前記事前構成情報に従って前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在するのかどうかを前記決定することは、
前記第１の基地局によって、前記事前構成情報に従って前記第１の基地局と前記第２の基地局とが異なるワイヤレスタイプに属するのかどうかを決定することと、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局と前記第２の基地局とが異なるワイヤレスタイプに属するという条件の下で前記第１の基地局と前記第２の基地局とがどちらも所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されるのかどうかを決定することと、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局と前記第２の基地局とがどちらも所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されるという条件の下で、前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することと
を備える、Ｃ３９に記載の方法。
［Ｃ４２］
前記第１の基地局によって、前記事前構成情報に従って前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信インターフェースが存在するのかどうかを前記決定することは、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局と前記第２の基地局とが所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されず、前記第２の基地局のワイヤレスタイプが新無線（ＮＲ）であり、前記第２の基地局がスタンドアロン（ＳＡ）モードを採用し、前記第１の基地局のワイヤレスタイプがロングタームエボリューション（ＬＴＥ）であり、前記第１の基地局が、発展型コアネットワーク（ＥＰＣ）にのみ接続されるという条件の下で、前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することと、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局と前記第２の基地局とが所定のインターフェースを使用するのを禁止するように設定されず、前記第２の基地局の前記ワイヤレスタイプは、前記ＬＴＥであり、前記第２の基地局のトラッキングエリアコード（ＴＡＣ）は、あらかじめ設定されたフォーマットを有し、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプは前記ＮＲであり、前記第１の基地局が前記ＳＡモードを採用するという条件の下で、前記第１の基地局と前記第２の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在しないと決定することと
をさらに備える、Ｃ４１に記載の方法。
［Ｃ４３］
前記第１の基地局によって、それ自体の構成に従って前記対応するコアネットワークと、前記第１の基地局と前記対応するコアネットワークとの間の前記インターフェースとを前記決定することは、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局のワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、前記第１の基地局は、第１のコアネットワークにのみ接続されるという条件の下で、前記第１のコアネットワークを前記対応するコアネットワークとして取り、Ｓ１インターフェースを前記第１の基地局と前記第１のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ることと、ここにおいて、前記第１のコアネットワークは、ＥＰＣである、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、前記第１の基地局は、前記第２のコアネットワークにのみ接続されるという条件の下で、前記第２のコアネットワークを前記対応するコアネットワークとして取り、ＮＧインターフェースを前記第１の基地局と前記第２のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ることと、ここにおいて、前記第２のコアネットワークは、５ＧＣである、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが、ＬＴＥであり、前記第１の基地局は、それぞれ前記第１のコアネットワークと前記第２のコアネットワークとに接続されるという条件の下で、前記第２のコアネットワークを前記対応するコアネットワークとして取り、ＮＧインターフェースを前記第１の基地局と前記第２のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ることと、ここにおいて、前記第１のコアネットワークは、前記ＥＰＣであり、前記第２のコアネットワークは、前記５ＧＣである、
前記第１の基地局によって、前記第１の基地局の前記ワイヤレスタイプが、ＮＲであるという条件の下で、前記第１のコアネットワークを前記対応するコアネットワークとして取り、ここにおいて、前記第１のコアネットワークは、前記５ＧＣである、ＮＧインターフェースを前記第１の基地局と前記第１のコアネットワークとの間のインターフェースとして取ることと
を備える、Ｃ３９に記載の方法。
［Ｃ４４］
基地局であって、
命令を記憶するように構成されたメモリと、
前記メモリに結合されたプロセッサと
を備え、前記プロセッサは、前記メモリによって記憶された命令に基づいてＣ３９～４３のうちのいずれか一項に記載の方法を実装するように構成された、基地局。
［Ｃ４５］
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ命令を記憶し、前記命令は、プロセッサによって実行されたとき、Ｃ１～１９、３９～４３のいずれか一項に記載の方法を実装する、コンピュータ可読記憶媒体。

【図1】