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特許7562912通信システムでオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明しつつ、多数のPPL商品の情報を再生中のメディアと同期化して提供するための方法および装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-09-27
(45)【発行日】2024-10-07
(54)【発明の名称】通信システムでオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明しつつ、多数のPPL商品の情報を再生中のメディアと同期化して提供するための方法および装置
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/43 20110101AFI20240930BHJP
   H04N 21/2743 20110101ALI20240930BHJP
   H04N 21/4363 20110101ALI20240930BHJP
   H04N 21/45 20110101ALI20240930BHJP
   H04L 9/32 20060101ALI20240930BHJP
【FI】
H04N21/43
H04N21/2743
H04N21/4363
H04N21/45
H04L9/32 200Z
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2024518524
(86)(22)【出願日】2022-09-21
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2024-09-30
(86)【国際出願番号】 KR2022014093
(87)【国際公開番号】W WO2023048461
(87)【国際公開日】2023-03-30
【審査請求日】2024-03-27
(31)【優先権主張番号】10-2021-0125700
(32)【優先日】2021-09-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】524109474
【氏名又は名称】ヨ テファン
【氏名又は名称原語表記】YEO,Tae Hwan
(73)【特許権者】
【識別番号】524109485
【氏名又は名称】イ ボンソプ
【氏名又は名称原語表記】LEE,Bong Sup
(74)【代理人】
【識別番号】100121728
【弁理士】
【氏名又は名称】井関 勝守
(74)【代理人】
【識別番号】100165803
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 修平
(74)【代理人】
【識別番号】100179648
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 咲江
(74)【代理人】
【識別番号】100222885
【弁理士】
【氏名又は名称】早川 康
(74)【代理人】
【識別番号】100140338
【弁理士】
【氏名又は名称】竹内 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100227695
【弁理士】
【氏名又は名称】有川 智章
(74)【代理人】
【識別番号】100170896
【弁理士】
【氏名又は名称】寺薗 健一
(74)【代理人】
【識別番号】100219313
【弁理士】
【氏名又は名称】米口 麻子
(74)【代理人】
【識別番号】100161610
【弁理士】
【氏名又は名称】藤野 香子
(72)【発明者】
【氏名】ヨ テファン
(72)【発明者】
【氏名】イ ボンソプ
【審査官】大西 宏
(56)【参考文献】
【文献】特開2021-057793(JP,A)
【文献】特表2013-511210(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2006-0131400(KR,A)
【文献】韓国公開特許第10-2017-0131151(KR,A)
【文献】韓国公開特許第10-2018-0069356(KR,A)
【文献】韓国登録特許第10-1895214(KR,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00 -21/858
H04L 9/00 - 9/40
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信システムでPPL(product placement)サーバーの動作方法において、前記PPLサーバーは送受信機、メモリおよびプロセッサを含み、
前記送受信機によって複数の第1PPL情報を受信する過程と、それぞれの前記複数の第1PPL情報は第1PPL商品のメーカーおよび商品モデル情報、前記第1PPL商品が登場する第1コンテンツに対する第1コンテンツ識別情報、前記第1コンテンツが提供される第1プラットフォームに対する第1プラットフォーム識別情報、前記第1コンテンツ内前記第1PPL商品が登場する第1再生時間情報を含み、
前記複数の第1PPL情報を受信する過程は、前記第1コンテンツのコンテンツサーバーまたは前記第1PPL商品のPPL広告会社サーバーがブロックチェーンネットワークにブロックの形態でアップロードした前記複数の第1PPL情報を、前記ブロックチェーンネットワークを通じて受信する過程を含み、
前記ブロックチェーンネットワークにアップロードされた前記ブロックはNFT(non-fungible token)に該当し、前記NFTは前記NFTの所有権および販売履歴の情報を含み、前記NFTの所有権はオリジナルPPL商品の所有権と同一の人物に帰属するように設定され、前記オリジナルPPL商品が販売される時に前記NFTも前記オリジナルPPL商品と共に同一の人物に販売されるように設定され、
前記送受信機によって端末から視聴コンテンツ情報を受信する過程と、前記視聴コンテンツ情報は視聴中の第2コンテンツのプラットフォームに対する第2プラットフォーム識別情報、前記第2コンテンツの第2コンテンツ識別情報、前記視聴コンテンツ情報を前記端末が伝送した時点で前記第2コンテンツの第2再生時間を含み、
前記プロセッサによって前記複数の第1PPL情報のうち前記第2プラットフォーム識別情報および前記第2コンテンツ識別情報に対応する第1PPL情報で第2PPL情報を決定する過程と、
前記プロセッサによって前記視聴コンテンツ情報を受信した時点から経過した時間と前記第2再生時間の和で前記第2コンテンツの現在再生時間を決定する過程と、
前記送受信機によって前記現在再生時間が前記第2コンテンツの前記第1再生時間情報に対応する時点で前記端末に前記第2PPL情報を伝送する過程を含む、方法。
【請求項2】
それぞれの前記複数の第1PPL情報は、
前記第1コンテンツのうち俳優と前記第1PPL商品が登場するPPL場面に対して前記第1コンテンツの製作中に撮影された第1イメージおよび前記PPL場面で前記俳優とともに撮影されたオリジナルPPL商品のシリアルナンバーに対して前記視聴中のコンテンツの製作現場で撮影された第2イメージを含み、
前記第1イメージおよび前記第2イメージは同一地域に対する位置タグ情報、同一日時の隣接時間帯の撮影時間タグ情報を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第2イメージは前記シリアルナンバーのイメージとともに前記オリジナルPPL商品に結合されたデジタルタグのイメージを含み、前記デジタルタグは近距離無線通信技術に基づいて、前記近距離無線通信技術はNFC(near field communication)、RFID(radio frequency identification)、UWB(ultra-wideband)、WIFI(wireless fidelity)(登録商標)、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth)のうち一つを含み、
前記第1イメージは前記第1イメージを撮影した端末によって前記第1イメージを撮影する時に認識された前記デジタルタグの無線認識情報をさらに含み、
前記第2イメージは前記第2イメージを撮影した端末によって前記第2イメージを撮影する時に認識された前記デジタルタグの無線認識情報をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記送受信機によって前記端末から前記第2PPL情報に対応する前記商品モデル情報に対する購入要請情報を受信する過程と、
前記送受信機によって前記端末に前記第2PPL情報に対応する前記商品モデル情報に対する商品広告サイトまたは商品販売サイトに対するリンク連結情報を伝送する過程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記送受信機によって前記端末から前記第2PPL情報に対応する前記オリジナルPPL商品に対する購入要請情報を受信する過程と、
前記送受信機によって前記端末に前記第2PPL情報に対応する前記オリジナルPPL商品に対する商品広告サイトまたは商品販売サイトに対するリンク連結情報を伝送する過程をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記送受信機によって前記メーカーのサーバーに前記オリジナルPPL商品の前記シリアルナンバーおよび前記商品モデル情報に基づいた前記オリジナルPPL商品のオリジナルの有無の確認要請を伝送する過程と、
前記送受信機によって前記メーカーのサーバーから前記オリジナルPPL商品のオリジナルの有無の確認応答を受信する過程と、
前記送受信機によって前記端末に前記第2PPL情報とともに前記オリジナルPPL商品のオリジナル確認情報を伝送する過程をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項7】
通信システムでサーバーにおいて、
送受信機、
メモリ、および
プロセッサを含み、
前記メモリは前記プロセッサによって遂行される動作に対する指示(instruction)を保存し、
前記動作は、
前記送受信機によって複数の第1PPL情報を受信する過程と、それぞれの前記複数の第1PPL情報は第1PPL商品のメーカーおよび商品モデル情報、前記第1PPL商品が登場する第1コンテンツに対する第1コンテンツ識別情報、前記第1コンテンツが提供される第1プラットフォームに対する第1プラットフォーム識別情報、前記第1コンテンツ内前記第1PPL商品が登場する第1再生時間情報を含み、
前記複数の第1PPL情報を受信する過程は、前記第1コンテンツのコンテンツサーバーまたは前記第1PPL商品のPPL広告会社サーバーがブロックチェーンネットワークにブロックの形態でアップロードした前記複数の第1PPL情報を前記ブロックチェーンネットワークを通じて受信する過程を含み、
前記ブロックチェーンネットワークにアップロードされた前記ブロックはNFT(non-fungible token)に該当し、前記NFTは前記NFTの所有権および販売履歴の情報を含み、前記NFTの所有権はオリジナルPPL商品の所有権と同一の人物に帰属するように設定され、前記オリジナルPPL商品が販売される時に前記NFTも前記オリジナルPPL商品と共に同一の人物に販売されるように設定され、
前記送受信機によって端末から視聴コンテンツ情報を受信する過程と、前記視聴コンテンツ情報は視聴中の第2コンテンツのプラットフォームに対する第2プラットフォーム識別情報、前記第2コンテンツの第2コンテンツ識別情報、前記視聴コンテンツ情報を前記端末が伝送した時点で前記第2コンテンツの第2再生時間を含み、
前記プロセッサによって前記複数の第1PPL情報のうち前記第2プラットフォーム識別情報および前記第2コンテンツ識別情報に対応する第1PPL情報で第2PPL情報を決定する過程と、
前記プロセッサによって前記視聴コンテンツ情報を受信した時点から経過した時間と前記第2再生時間の和で前記第2コンテンツの現在再生時間を決定する過程と、
前記送受信機によって前記現在再生時間が前記第2コンテンツの前記第1再生時間情報に対応する時点で前記端末に前記第2PPL情報を伝送する過程を含む、サーバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は通信システムでオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明しつつ、多数のPPL商品の情報を再生中のメディアと同期化して提供するための方法および装置に関する。具体的には、本発明は通信システムでオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明するために、コンテンツの製作当時に撮影されたシリアルナンバーおよびデジタルタグ情報が入っているイメージをブロックチェーンネットワーク上で共有し、コンテンツの再生時間に同期化してPPL商品が登場する再生時間に合わせて使用者の端末に多数のPPL商品の情報を伝送し購入手続きを提供するための方法および装置に関する。
【背景技術】
【0002】
最近通信技術の発達によりIPTV(internet protocol television)、VOD(video on demand)、OTT(over the top)等のサービスが大衆化されて、視聴者が所望の時間に所望のプログラムを視聴できるプラットフォーム基盤のメディアコンテンツの消費が大きく増加している。
【0003】
メディア市場の拡大につれて、メディアコンテンツを利用した広告市場も拡大している。メディアコンテンツを利用した最も代表的な広告形態として、間接広告(indirect advertising)、すなわち、PPL(product placement)も活発になっている。PPLは特定企業の協賛の代価として、映画やドラマなどのメディアコンテンツで該当企業の商品を小道具などに使う広告技法を意味する。企業側では視聴者が没頭したメディアコンテンツの画面の中に自社の商品を配置して消費者の無意識の中に商品のイメージを植えつけ、拒否感なしに自然に認知させることができ、メディアコンテンツ製作会社は製作費を充当できる長所がある。
【0004】
しかし、PPLは一部のメディアコンテンツ上のPPL商品を、単純に小道具として自然に露出されるように置かずにかえって特定の場面で該当PPL商品に集中するように過度な演出をすることにより、状況に合わないPPL商品の登場によって視聴者が広告を認識する瞬間メディアコンテンツに対する没入度が落ちてPPL商品に対して反感をかうことになる逆効果が発生する問題点がある。
【0005】
また、PPLは演出上PPL商品に対して視聴者の耳目が集まるようにしなければならないので、一つの場面で制限された個数の商品のみしか広告できないという限界がある。すなわち、協賛会社ではできる限りメディアコンテンツの同一場面に出てくる多数の商品に対してそれぞれ広告をしたいが、演出の限界上場面当たりスポットライトを集中させることができる商品の数が制限的である。
【0006】
また、PPLは視聴者の購入欲求を呼び起こし得るが、視聴者が該当場面で俳優が着用したオリジナルPPL商品の生産/販売者が誰なのかが分かり難い問題点がある。インターネット検索システムとショッピングシステムの発達によって視聴者が直接インターネットを通じて該当メディアコンテンツの特定場面を指し示して商品の情報を得ることも可能ではあるものの、相当な努力と時間が必要であり、何より模倣商品が多いのでオリジナルPPL商品の生産/販売者が誰なのかが分かり難い。これに伴い、メディアコンテンツ上のPPLの露出によって視聴者に発生した購入欲求が検索に努力する間に消えて実際の購入につながらなくなるため、広告の効果が落ちてしまう問題点がある。
【0007】
最近注目を浴びているブロックチェーン技術は、オンラインでブロックにデータを入れてチェーンの形態で連結された多数のコンピュータに同時に複製して保存する分散型データ保存技術である。ブロックチェーン技術はすべての使用者に取引内訳を公開し、取引時ごとにすべての取引参加者が情報を共有するため、データの偽造や変造をすることができない。また、最近注目を浴びているNFT(non-fungible token)は代替不可能なトークンという意味を有し、デジタル資産に別途の固有な認識値を付与することによって希少性を有するようにし、所有権と販売履歴などの情報がブロックチェーンに保存されるようにすることができる。
【0008】
メディアコンテンツの製作当時に撮影されたオリジナルPPL商品の情報を証明できるイメージ、例えば、オリジナルPPL商品のシリアルナンバー、デジタルタグ情報、俳優の着用イメージ、撮影場の位置情報および撮影日時情報が入っているイメージに対してブロックチェーンおよびNFT技術を利用してデジタル資産としてブロックチェーンノードに共有すれば、オリジナルPPL商品の唯一無二性を偽・変造の可能性なしに証明することができる。オリジナルPPL商品の唯一無二性に基づいて、オリジナルPPL商品と同じモデルのPPL商品に対する詳細商品情報および販売チャネル情報をメディアコンテンツ再生時間に同期してスマートフォンなどの端末にポップアップ情報として提供すれば、視聴者がメディアコンテンツを見ながら購入欲求が発生したときにすぐにオリジナルPPL商品の検証された生産/販売者チャネルに接続することができる。また、PPL商品の情報を整理して端末に提供するのであればあえてPPL商品を演出上無理に強調しなくても消費者が自然に該当PPL商品に対する情報に露出でされ得るため、PPLの過度な演出で劇の没入度を阻害する問題点を解決することができる。また、PPL商品の情報を整理して端末に提供するのであればあえてPPL商品を演出上無理に強調しなくても良いので、一つの場面で多数のPPL商品の広告を同時にすることができるため広告効率を上げることができる。また、オリジナルPPL商品の情報を証明できるイメージに対してNFTの形態でブロックチェーンネットワーク上にアップロードした後、オリジナルPPL商品の所有権とNFTトークンの所有権を一致させるのであれば、オリジナルPPL商品の所有権移転時にNFTトークンの所有権も移転し、所有権移転情報をブロックチェーンノードに共有することによって動産であるオリジナルPPL商品の所有権を公信力があるように証明し、模倣商品による信頼度の毀損を防止することができる。
【0009】
したがって、通信システムでオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明しつつ、PPL商品情報を再生中のメディアと同期化して提供するための方法および装置が必要であるのが実情である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は前述した問題点を解決するために次のような解決課題を目的とする。
【0011】
本発明は通信システムでオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明しつつ、多数のPPL商品の情報を再生中のメディアと同期化して提供するための方法および装置を提供することを目的とする。
【0012】
本発明は通信システムでオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明するために、コンテンツの製作当時に撮影されたシリアルナンバーおよびデジタルタグ情報が入っているイメージをブロックチェーンネットワーク上で共有し、コンテンツの再生時間に同期化してPPL商品が登場する再生時間に合わせて使用者の端末に多数のPPL商品の情報を伝送し購入手続きを提供するための方法および装置を提供することを目的とする。
【0013】
本発明はPPL商品の情報を整理して端末に提供することによって、PPLの過度な演出で劇の没入度を阻害する問題点を解決できる方法および装置を提供することを目的とする。
【0014】
本発明はPPL商品の情報を整理して端末に提供することによって、一つの場面で多数のPPL商品の広告を同時にできる方法および装置を提供することを目的とする。
【0015】
本発明はオリジナルPPL商品の情報を証明できるイメージに対してNFTの形態でブロックチェーンネットワーク上にアップロードした後、オリジナルPPL商品の所有権とNFTトークンの所有権を一致させてオリジナルPPL商品の所有権移転時にNFTトークンの所有権も移転し、所有権移転情報をブロックチェーンノードに共有することによって動産であるオリジナルPPL商品の所有権を公信力があるように証明し、模倣商品による信頼度の毀損を防止できる方法および装置を提供することを目的とする。
【0016】
本発明の解決課題は以上で言及されたものなどに限定されず、言及されていない他の解決課題は以下の記載から当該技術分野においての通常の知識を有する者が明確に理解できるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0017】
本発明の多様な実施例は通信システムでPPL(product placement)サーバーの動作方法において、PPLサーバーは送受信機、メモリおよびプロセッサを含み、送受信機によって複数の第1PPL情報を受信する過程と、それぞれの複数の第1PPL情報は第1PPL商品のメーカーおよび商品モデル情報、第1PPL商品が登場する第1コンテンツに対する第1コンテンツ識別情報、第1コンテンツが提供される第1プラットフォームに対する第1プラットフォーム識別情報、第1コンテンツ内の第1PPL商品が登場する第1再生時間情報を含み、送受信機によって端末から視聴コンテンツ情報を受信する過程と、視聴コンテンツ情報は視聴中の第2コンテンツのプラットフォームに対する第2プラットフォーム識別情報、第2コンテンツの第2コンテンツ識別情報、視聴コンテンツ情報を端末が伝送した時点で第2コンテンツの第2再生時間を含み、プロセッサによって複数の第1PPL情報のうち第2プラットフォーム識別情報および第2コンテンツ識別情報に対応する第1PPL情報で第2PPL情報を決定する過程と、プロセッサによって視聴コンテンツ情報を受信した時点から経過した時間と第2再生時間の和で第2コンテンツの現在再生時間を決定する過程と、送受信機によって現在再生時間が第2コンテンツの第1再生時間情報に対応する時点で端末に第2PPL情報を伝送する過程を含む方法を提供する。
【0018】
本発明の多様な実施例は通信システムでサーバーを提供する。サーバーは送受信機、メモリおよびプロセッサを含み、プロセッサは本発明の多様な実施例に係る通信システムでサーバーの動作方法を遂行するように構成される。
【0019】
本発明の多様な実施例はコンピュータ読み取り可能な保存媒体に記録されたコンピュータプログラムを提供する。コンピュータプログラムは本発明の多様な実施例に係る通信システムでサーバーの動作方法を遂行するように構成される。
【発明の効果】
【0020】
本発明は通信システムでオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明しつつ、多数のPPL商品の情報を再生中のメディアと同期化して提供するための方法および装置を提供することができる。
【0021】
本発明は通信システムでオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明するために、コンテンツの製作当時に撮影されたシリアルナンバーおよびデジタルタグ情報が入っているイメージをブロックチェーンネットワーク上で共有し、コンテンツの再生時間に同期化してPPL商品が登場する再生時間に合わせて使用者の端末に多数のPPL商品の情報を伝送し購入手続きを提供するための方法および装置を提供することができる。
【0022】
本発明はPPL商品の情報を整理して端末に提供することによって、PPLの過度な演出で劇の没入度を阻害する問題点を解決できる方法および装置を提供することができる。
【0023】
本発明はPPL商品の情報を整理して端末に提供することによって、一つの場面で多数のPPL商品の広告を同時にできる方法および装置を提供することができる。
【0024】
本発明はオリジナルPPL商品の情報を証明できるイメージに対してNFTの形態でブロックチェーンネットワーク上にアップロードした後、オリジナルPPL商品の所有権とNFTトークンの所有権を一致させてオリジナルPPL商品の所有権移転時にNFTトークンの所有権も移転し、所有権移転情報をブロックチェーンノードに共有することによって動産であるオリジナルPPL商品の所有権を公信力があるように証明し、模倣商品による信頼度の毀損を防止できる方法および装置を提供することができる。
【0025】
本発明の効果は以上で言及されたものなどに限定されず、言及されていない他の効果は以下の記載から当該技術分野においての通常の知識を有する者が明確に理解できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】本発明の多様な実施例に係る通信システムを図示する。
図2】本発明の多様な実施例に係るスマート映像装置の構成に対するブロック図を図示する。
図3】本発明の多様な実施例に係る使用者端末の構成に対するブロック図を図示する。
図4】本発明の多様な実施例に係るコンテンツ提供サーバー、PPLサービス提供サーバー、PPL広告会社サーバーの構成に対するブロック図を図示する。
図5】本発明の多様な実施例に係る通信システムでオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明するための方法の一例を図示する。
図6】本発明の多様な実施例に係る通信システムでメディアコンテンツの再生時間と同期化されてPPL商品情報を使用者端末に伝送しPPL商品の購入を提供する方法の一例を図示する。
図7】本発明の多様な実施例に係る通信システムでメディアコンテンツの再生時間と同期化されてPPL商品情報を使用者端末に伝送しPPL商品の購入を提供する方法の一例を図示する。
図8】本発明の多様な実施例に係る通信システムでオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明し、メディアコンテンツの再生時間と同期化されてPPL商品情報を使用者端末に伝送しPPL商品の購入を提供する方法の一例を図示する。
図9】従来のインターネット基盤e-コマースとオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明するIP-コマースの比較例を図示する。
図10】従来のインターネット基盤e-コマースにしたがってメディアコンテンツ上PPL広告後購入までの過程の一例を図示する。
図11】本発明の多様な実施例に係るIP-コマースにしたがってメディアコンテンツ上PPL広告後購入までの過程の一例を図示する。
図12】本発明の多様な実施例に係る通信システムでオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明することによって得ることができる効果の一例を図示する。
図13】本発明の多様な実施例に係る通信システムでオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明し、メディアコンテンツの再生時間と同期化されてPPL商品情報を使用者端末に伝送しPPL商品の購入を提供する方法の一例を図示する。
図14】本発明の多様な実施例に係る通信システムでオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明しつつ、多数のPPL商品の情報を再生中のメディアと同期化して提供するための方法に対する信号フローチャートを図示する。
図15】本発明の多様な実施例に係る通信システムでPPLサービス提供サーバーの動作過程に対するフローチャートを図示する。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、添付した図面を参照して本発明の実施例について本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。本発明は多様な異なる形態で具現され得ここで説明する実施例に限定されない。
【0028】
図1は、本発明の多様な実施例に係る通信システムを図示する。
【0029】
図1を参照すると、本発明の多様な実施例に係る通信システムはスマート映像装置100、使用者端末200、コンテンツ提供サーバー300、PPLサービス提供サーバー400、PPL広告会社サーバー500、ブロックチェーンネットワーク600、有線/無線通信ネットワーク700を含む。
【0030】
スマート映像装置100は使用者によって運営される映像装置であって、通信システムを利用してプラットフォーム基盤のメディアコンテンツを映像出力するスマート装置である。スマート映像装置100は、有線/無線通信ネットワーク700を通じてコンテンツ提供サーバー300からメディアコンテンツの伝送を受けて出力し、近距離通信を通じて連結された使用者端末200の制御を受けて使用者端末200によって選択されたプラットフォームアプリに対して、使用者端末200によって選択されたメディアコンテンツを使用者端末200によって選択された再生時間で出力することができる。スマート映像装置100は送受信が可能なスマートテレビ、コンピュータ、セルラーフォン、スマートフォン、タブレットコンピュータなどのように、情報が入力できる入力装置、情報を映像および音声で出力できる出力装置、情報を保存できるメモリ、情報の送受信を遂行できる送受信機、情報の演算を遂行できる少なくとも一つのプロセッサを含む電子装置であり得る。
【0031】
使用者端末200はメディアコンテンツを視聴する使用者によって運営される端末である。使用者端末200は、有線/無線通信ネットワーク700を通じてスマート映像装置100に対してコンテンツ出力を制御し、PPLサービス提供サーバー400に視聴コンテンツ情報を提供し、PPLサービス提供サーバー400からPPL商品情報を受信し、PPL商品情報を出力し、PPLサービス提供サーバー400にPPL商品の購入要請を伝送できる電子装置である。使用者端末200はコンピュータ、セルラーフォン、スマートフォン、タブレットコンピュータなどのように、情報が入力できる入力装置、情報を出力できる出力装置、情報を保存できるメモリ、情報の送受信を遂行できる送受信機、情報の演算を遂行できる少なくとも一つのプロセッサを含む電子装置であり得る。
【0032】
コンテンツ提供サーバー300はIPTV(internet protocol television)、VOD(video on demand)、OTT(over the top)等のプラットフォーム基盤のメディアコンテンツサービス提供者によって運営されるサーバーである。コンテンツ提供サーバー300は例えば、IPTV事業者、ユーチューブ(YouTube)(登録商標)プラットフォーム事業者、ネットフリックス(Netflix)プラットフォーム事業者、またはその他のIPTVまたはVODまたはOTTサービス事業者によって運営されるサーバーである。コンテンツ提供サーバー300は有線/無線通信ネットワーク700を通じてスマート映像装置100から受信したコンテンツ情報に基づいてメディアコンテンツをスマート映像装置100に提供できる電子装置である。コンテンツ提供サーバー300は情報を保存できるメモリ、情報の送受信を遂行できる送受信部、情報の演算を遂行できる少なくとも一つのプロセッサを含む電子装置であり得る。
【0033】
PPLサービス提供サーバー400はPPLサービス提供業者によって運営されるサーバーである。PPLサービス提供サーバー400はPPL広告会社サーバー500から有線/無線通信ネットワーク700を通じてPPLコンテンツ情報を直接受信したり、またはPPL広告会社サーバー500がブロックチェーンネットワーク600にアップロードしたブロックデータ形態のPPLコンテンツ情報を、ブロックチェーンネットワーク600を通じて受信できる電子装置である。またはPPLサービス提供サーバー400はコンテンツ提供サーバー300から有線/無線通信ネットワーク700を通じてPPLコンテンツ情報を直接受信したり、またはコンテンツ提供サーバー300がブロックチェーンネットワーク600にアップロードしたブロックデータ形態のPPLコンテンツ情報を、ブロックチェーンネットワーク600を通じて受信できる電子装置である。PPLサービス提供サーバー400は使用者端末200から受信した視聴コンテンツ情報に基づいて使用者端末200に伝送するPPL情報を決定し、使用者が視聴中のコンテンツのうちPPL情報が登場する時点に合わせてPPL情報を使用者端末200に伝送し、使用者端末200から受信したPPL商品購入要請に基づいてPPL商品販売手続きを遂行できる。PPLサービス提供サーバー400は情報を保存できるメモリ、情報の送受信を遂行できる送受信部、情報の演算を遂行できる少なくとも一つのプロセッサを含む電子装置であり得る。
【0034】
PPL広告会社サーバー500はPPL広告会社によって運営されるサーバーである。PPL広告会社はIPTV(internet protocol television)、VOD(video on demand)、OTT(over the top)等のプラットフォームに基づいてコンテンツ提供サーバー300で提供されるメディアコンテンツ内PPL広告を企画した広告会社である。PPL広告会社はPPL商品のメーカー/販売会社と連携されてメディアコンテンツ製作会社とともにPPL広告を企画するので、PPL商品に対する詳細商品情報、販売情報、メディアコンテンツ内PPL商品が登場するPPL場面に対する情報などを含むPPL広告情報を知っている。PPL広告会社はPPL広告情報をPPLサービス提供業者に直接提供したり、またはメディアコンテンツプラットフォーム事業者に提供した後メディアコンテンツプラットフォーム事業者を通じてPPLサービス提供業者に提供してもよい。また、PPL広告会社はPPL広告情報をブロックチェーンネットワークにアップロードすることができるか、またはPPL広告会社がメディアコンテンツプラットフォーム事業者に提供したPPL広告情報をメディアコンテンツプラットフォーム事業者によってブロックチェーンネットワークにアップロードすることができる。PPL広告会社サーバー500はPPLサービス提供サーバー400にまたはコンテンツ提供サーバー300に有線/無線通信ネットワーク700を通じてPPLコンテンツ情報を直接伝送したり、またはブロックチェーンネットワーク600にブロックデータ形態のPPLコンテンツ情報をアップロードできる電子装置である。PPL広告会社サーバー500は情報を保存できるメモリ、情報の送受信を遂行できる送受信部、情報の演算を遂行できる少なくとも一つのプロセッサを含む電子装置であり得る。
【0035】
ブロックチェーンネットワーク600はブロックチェーン技術に基づいて動作する複数のノードを意味する。ここで、ブロックチェーン技術はブロックがチェーン形態で連結された保存構造を使って、管理対象となるデータを、ブロックチェーンネットワークを構成する複数のノードに保存する分散保存技術である。ブロックチェーンネットワーク600はPPLサービス提供サーバー400、PPL広告会社サーバー500等のブロックチェーンネットワークを構成するノードのうち少なくとも一つから伝達されたトランザクションを事前決定された合意アルゴリズムに基づいてブロック形態で保存することができる。ブロック形態で保存されるデータはブロックチェーンネットワーク600を構成する複数のノードによって共有され得る。ブロックチェーンネットワーク600は具現の形態によって任意のノードが合意動作を遂行できるパブリックブロックチェーンネットワークまたは事前決定されたノードのみが合意動作を遂行できるプライベートブロックチェーンネットワークを含むことができる。
【0036】
本発明の多様な実施例に係るブロックチェーンネットワーク600で遂行される合意アルゴリズムは:PoW(Proof of Work)アルゴリズム、PoS(Proof of Stake)アルゴリズム、DPoS(Delegated Proof of Stage)アルゴリズム、PBFT(Practical Byzantine Fault Tolerance)アルゴリズム、DBFT(Delegated Byzantine Fault Tolerance)アルゴリズム、RBFT(Redundant Byzantine Fault Tolerance)アルゴリズム、Sieveアルゴリズム、Tendermintアルゴリズム、Paxosアルゴリズム、Raftアルゴリズム、PoA(Proof of Authority)アルゴリズムおよび/またはPoET(Proof of Elapsed Time)アルゴリズムを含むことができる。
【0037】
本発明の多様な実施例によると、ブロックチェーンネットワーク600でのノードは階層構造によるブロックチェーンコアパッケージによって動作することができる。前記階層構造は:ブロックチェーンネットワーク600で扱われるデータの構造を定義しデータを管理するデータ階層、ブロックの有効性を検証しブロックを生成するマイニングを遂行し、マイニング過程で採掘者に支給される手数料の処理を担当する合意階層、スマートコントラクトを処理および実行させる実行階層、P2Pネットワークプロトコル、ハッシュ関数、電子署名、エンコーディングおよび共通保存所を具現および管理する共通階層、および多様なアプリケーションが生成、処理および管理される応用階層を含むことができる。
【0038】
有線/無線通信ネットワーク700は、スマート映像装置100、使用者端末200、コンテンツ提供サーバー300、PPLサービス提供サーバー400、PPL広告会社サーバー500、ブロックチェーンネットワーク600が互いに信号およびデータを送受信できる通信経路を提供する。有線/無線通信ネットワーク700は特定の通信プロトコルによる通信方式に限定されず、具現例により適切な通信方式が使われ得る。例えば、インターネットプロトコル(internet protocol、IP)基礎のシステムで構成される場合、有線/無線通信ネットワーク300は有線/無線インターネット網で具現され得、スマート映像装置100、使用者端末200、コンテンツ提供サーバー300、PPLサービス提供サーバー400、PPL広告会社サーバー500、ブロックチェーンネットワーク600はセルラーネットワークまたはWLAN(wireless local area network)ネットワークのような無線網で具現され得る。
【0039】
図2は、本発明の多様な実施例に係るスマート映像装置の構成に対するブロック図を図示する。
【0040】
図2を参照すると、本発明の多様な実施例に係るスマート映像装置100は送受信機101、メモリ102、プロセッサ103、入力装置104、出力装置105を含む。
【0041】
送受信機101は、プロセッサ103と連結されて信号を伝送および/または受信する。送受信機101の全部または一部は送信機(transmitter)、受信機(receiver)、またはトランシーバー(transceiver)と指称され得る。送受信機101は有線接続システムおよび無線接続システムであるIEEE(institute of electrical and electronics engineers)802.xxシステム、IEEE Wi-Fiシステム、3GPP(登録商標)(3rd generation partnership project)システム、3GPP LTE(long term evolution)システム、3GPP 5G NR(new radio)システム、3GPP2システム、ブルートゥース(登録商標)(bluetooth)等の多様な無線通信規格のうち少なくとも一つを支援することができる。
【0042】
メモリ102は、送受信機101、メモリ102、プロセッサ103、入力装置104、出力装置105と連結され、入力装置104を通じて入力された情報、送受信機101の通信を通じてサーバー200から受信した情報などを保存することができる。また、メモリ102は、プロセッサ103と連結されてプロセッサ103の動作のための基本プログラム、アプリケーション、設定情報、プロセッサ103の演算によって生成された情報などのデータを保存することができる。メモリ102は揮発性メモリ、不揮発性メモリまたは揮発性メモリと不揮発性メモリの組み合わせで構成され得る。そして、メモリ102はプロセッサ103の要請により保存されたデータを提供することができる。
【0043】
プロセッサ103は、本発明で提案した手続きおよび/または方法を具現するように構成され得る。プロセッサ103はスマート映像装置100の全般的な動作を制御する。例えば、プロセッサ103は送受信機101を通じて情報などを伝送または受信する。また、プロセッサ103はメモリ102にデータを記録し、読み込む。また、プロセッサ103は入力装置104を通じて情報が入力される。また、プロセッサ103は出力装置105を通じて情報を出力する。また、プロセッサ103はカメラ160を通じてイメージを撮影する。プロセッサ103は少なくとも一つのプロセッサ(processor)を含むことができる。
【0044】
入力装置104は、プロセッサ103と連結されて情報などを入力することができる。一実施例により、入力装置104は送受信機101を通じて有線/無線通信ネットワーク700に連結された他の装置から受信した情報などを入力することができる。入力装置104はタッチディスプレイ、キーパッド、キーボードなどを含むことができる。
【0045】
出力装置105は、プロセッサ103と連結されて情報などを映像/音声などの形態で出力することができる。一実施例により、出力装置105は送受信機101を通じて有線/無線通信ネットワーク700に連結された他の装置から受信した情報などを出力することができる。出力装置105はディスプレイ、スピーカーなどを含むことができる。
【0046】
図3は、本発明の多様な実施例に係る使用者端末の構成に対するブロック図を図示する。
【0047】
図3を参照すると、本発明の多様な実施例に係る使用者端末200は送受信機201、メモリ202、プロセッサ203、入力装置204、出力装置205を含む。
【0048】
送受信機201は、プロセッサ203と連結されて信号を伝送および/または受信する。送受信機201の全部または一部は送信機(transmitter)、受信機(receiver)、またはトランシーバー(transceiver)と指称され得る。送受信機201は有線接続システムおよび無線接続システムであるIEEE(institute of electrical and electronics engineers)802.xxシステム、IEEE Wi-Fiシステム、3GPP(3rd generation partnership project)システム、3GPP LTE(long term evolution)システム、3GPP 5G NR(new radio)システム、3GPP2システム、ブルートゥース(bluetooth)等多様な無線通信規格のうち少なくとも一つを支援することができる。
【0049】
メモリ202は、送受信機201、メモリ202、プロセッサ203、入力装置204、出力装置205と連結され、入力装置204を通じて入力された情報、送受信機201の通信を通じてサーバー200から受信した情報などを保存することができる。また、メモリ202は、プロセッサ203と連結されてプロセッサ203の動作のための基本プログラム、アプリケーション、設定情報、プロセッサ203の演算によって生成された情報などのデータを保存することができる。メモリ202は揮発性メモリ、不揮発性メモリまたは揮発性メモリと不揮発性メモリの組み合わせで構成され得る。そして、メモリ202はプロセッサ203の要請により保存されたデータを提供することができる。
【0050】
プロセッサ203は、本発明で提案した手続きおよび/または方法を具現するように構成され得る。プロセッサ203は使用者端末200の全般的な動作を制御する。例えば、プロセッサ203は送受信機201を通じて情報などを伝送または受信する。また、プロセッサ203はメモリ202にデータを記録し、読み込む。また、プロセッサ203は入力装置204を通じて情報が入力される。また、プロセッサ203は出力装置205を通じて情報を出力する。また、プロセッサ203はカメラ160を通じてイメージを撮影する。プロセッサ203は少なくとも一つのプロセッサ(processor)を含むことができる。
【0051】
入力装置204は、プロセッサ203と連結されて情報などを入力することができる。一実施例により、入力装置204は送受信機201を通じて有線/無線通信ネットワーク700に連結された他の装置から受信した情報などを入力することができる。入力装置204はタッチディスプレイ、キーパッド、キーボードなどを含むことができる。
【0052】
出力装置205は、プロセッサ203と連結されて情報などを映像/音声などの形態で出力することができる。一実施例により、出力装置205は送受信機201を通じて有線/無線通信ネットワーク700に連結された他の装置から受信した情報などを出力することができる。出力装置205はディスプレイ、スピーカーなどを含むことができる。
【0053】
図4は、本発明の多様な実施例に係るコンテンツ提供サーバー、PPLサービス提供サーバー、PPL広告会社サーバーの構成に対するブロック図を図示する。
【0054】
図4を参照すると、本発明の多様な実施例に係るコンテンツ提供サーバー300、PPLサービス提供サーバー400、PPL広告会社サーバー500は送受信機301、メモリ302およびプロセッサ303を含む。
【0055】
送受信機301は、プロセッサ303と連結されて信号を伝送および/または受信する。送受信機301の全部または一部は送信機(transmitter)、受信機(receiver)、またはトランシーバー(transceiver)と指称され得る。送受信機301は有線接続システムおよび無線接続システムであるIEEE(institute of electrical and electronics engineers)802.xxシステム、IEEE Wi-Fiシステム、3GPP(3rd generation partnership project)システム、3GPP LTE(long term evolution)システム、3GPP 5G NR(new radio)システム、3GPP2システム、ブルートゥース(bluetooth)等多様な無線通信規格のうち少なくとも一つを支援することができる。
【0056】
メモリ302は、送受信機220と連結され、送受信機220の通信を通じて使用者端末(100:100-1、100-2、...、100-n)、またはサービス端末(300:300-1、300-2、...、300-n)から受信した情報などを保存することができる。また、メモリ302は、プロセッサ303と連結されてプロセッサ303の動作のための基本プログラム、アプリケーション、設定情報、プロセッサ303の演算によって生成された情報などのデータを保存することができる。メモリ302は揮発性メモリ、不揮発性メモリまたは揮発性メモリと不揮発性メモリの組み合わせで構成され得る。そして、メモリ302はプロセッサ303の要請により保存されたデータを提供することができる。
【0057】
プロセッサ303は、本発明で提案した手続きおよび/または方法を具現するように構成され得る。プロセッサ303はコンテンツ提供サーバー300、PPLサービス提供サーバー400、PPL広告会社サーバー500の全般的な動作を制御する。例えば、プロセッサ303は送受信機301を通じて情報などを伝送または受信する。また、プロセッサ303はメモリ302にデータを記録し、読み込む。プロセッサ303は少なくとも一つのプロセッサ(processor)を含むことができる。
【0058】
図5は、本発明の多様な実施例に係る通信システムでオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明するための方法の一例を図示する。
【0059】
本発明の多様な実施例によると、メディアコンテンツ内で撮影に実際に使われたオリジナルPPL商品に対する唯一無二性を証明することができる。
【0060】
メディアコンテンツの製作当時に撮影されたオリジナルPPL商品の情報を証明できるイメージ、例えば、オリジナルPPL商品のシリアルナンバー、デジタルタグ情報、俳優の着用イメージ、撮影場の位置情報および撮影日時情報が入っているイメージに対してブロックチェーンおよびNFT技術を利用してデジタル資産としてブロックチェーンノードに共有すればオリジナルPPL商品の唯一無二性を偽・変造の可能性なしに証明することができる。オリジナルPPL商品の唯一無二性に基づいて、オリジナルPPL商品と同じモデルのPPL商品に対する詳細商品情報および販売チャネル情報をメディアコンテンツ再生時間に同期してスマートフォンなどの端末にポップアップ情報として提供すれば、視聴者がメディアコンテンツを見ながら購入欲求が発生したときにすぐにオリジナルPPL商品の検証された生産/販売者チャネルに接続することができる。また、PPL商品の情報を整理して端末に提供するのであればあえてPPL商品を演出上無理に強調しなくても消費者が自然に該当PPL商品に対する情報に露出でされ得るため、PPLの過度な演出で劇の没入度を阻害する問題点を解決することができる。また、PPL商品の情報を整理して端末に提供するのであればあえてPPL商品を演出上無理に強調しなくても良いので、一つの場面で多数のPPL商品の広告を同時にすることができるため広告効率を上げることができる。また、オリジナルPPL商品の情報を証明できるイメージに対してNFTの形態でブロックチェーンネットワーク上にアップロードした後、オリジナルPPL商品の所有権とNFTトークンの所有権を一致させるのであれば、オリジナルPPL商品の所有権移転時にNFTトークンの所有権も移転し、所有権移転情報をブロックチェーンノードに共有することによって動産であるオリジナルPPL商品の所有権を公信力があるように証明し、模倣商品による信頼度の毀損を防止することができる。
【0061】
本発明の多様な実施例によると、使用者端末200が出力するPPL商品の情報はPPL商品のメーカーおよび商品モデル情報を含むことができる。本発明の多様な実施例によると、使用者端末200が出力するPPL商品の情報はスマート映像装置100で再生中のメディアコンテンツで俳優とPPL商品が登場するPPL場面に対して、メディアコンテンツの製作中に撮影された第1イメージおよびPPL場面で俳優とともに撮影されたオリジナルPPL商品のシリアルナンバーに対して再生中のメディアコンテンツの製作現場で撮影された第2イメージを含み、第1イメージおよび第2イメージは同一地域に対する位置タグ情報、同一日時の隣接時間帯の撮影時間タグ情報を含むことができる。本発明の多様な実施例によると、第2イメージはシリアルナンバーのイメージとともにオリジナルPPL商品に結合されたデジタルタグのイメージを含み、デジタルタグは近距離無線通信技術に基づき、近距離無線通信技術はNFC(near field communication)、RFID(radio frequency identification)、UWB(ultra-wideband)、WIFI(wireless fidelity)、ブルートゥース(Bluetooth)のうち一つを含むことができる。本発明の多様な実施例によると、第1イメージは第1イメージを撮影した端末によって第1イメージを撮影する時に認識されたデジタルタグの無線認識情報をさらに含むことができる。本発明の多様な実施例によると、第2イメージは第2イメージを撮影した端末によって第2イメージを撮影する時に認識されたデジタルタグの無線認識情報をさらに含むことができる。
【0062】
使用者は使用者端末200に出力された第1イメージを通じてスマート映像装置100で再生中のPPL場面で実際に撮影中に使われたオリジナルPPL商品のシリアルナンバーを確認することができ、第2イメージを通じてオリジナルPPL商品が実際に撮影中に使われたことを確認することができる。第1イメージでシリアルナンバーとともにデジタルタグがオリジナルPPL商品に付着されたことを確認することができ、第1イメージと第2イメージが同じデジタルタグ情報を含む事実から第1イメージのシリアルナンバーを有する商品が撮影中に実際に使われたことを確認することができる。また、使用者は第1イメージと第2イメージが同一地域に対する位置タグ情報、同一日時の隣接時間帯の撮影時間タグ情報を含む事実から第1イメージと第2イメージが実際の撮影現場で撮影されたイメージであることを確認することができる。
【0063】
したがって、第1イメージおよび第2イメージを通じてメディアコンテンツで実際に使われたオリジナルPPL商品の唯一無二性が証明され得る。
【0064】
使用者はオリジナルPPL商品と同じメーカーおよびモデルに該当する商品に対して購入手続きを進めることによって真正PPL商品に対する購入を遂行できる。
【0065】
また、使用者はオリジナルPPL商品自体に対して購入を遂行し、NFTなどのブロックチェーン技術を利用してオリジナルPPL商品に対する所有権を証明することができる。
【0066】
また、本発明の多様な実施例によると、ブロックチェーンネットワークにアップロードされたブロックデータはNFT(non-fungible token)に該当し、NFTはNFTの所有権および販売履歴の情報を含み、NFTの所有権はオリジナルPPL商品の所有権と同一の人物に帰属するように設定され、オリジナルPPL商品が販売される時にNFTもオリジナルPPL商品と共に同一の人物に販売されるように設定され得る。
【0067】
図5を参照すると、撮影に使われた唯一無二な、ただ一つのPPL商品に対する価値証明をNFTなどのブロックチェーン技術を利用して遂行する方法が開示される。
【0068】
撮影に実際に使われたオリジナルPPL商品であることを証明できる情報をNFTなどの技術を利用したブロックチェーンネットワークまたはPPL管理業者のサーバーデータベースに登録することができる。
【0069】
オリジナルPPL商品がオークション等を通じて売却された後、所有権を新しく獲得した者に対する情報を撮影に実際に使われたオリジナルPPL商品であることを証明できる情報に対するNFTに取引内訳としてアップデートすることによって、客観的な所有権および価値を証明することができる。
【0070】
図6は、本発明の多様な実施例に係る通信システムでメディアコンテンツの再生時間と同期化されてPPL商品情報を使用者端末に伝送しPPL商品の購入を提供する方法の一例を図示する。
【0071】
図6を参照すると、メディアコンテンツを通じて視聴者に対して間接広告、すなわち、PPLに露出される使用者に対して顧客の確保をすることができる。
【0072】
メディアコンテンツの視聴者にPPLを通じてPPL商品を自然に露出させることによって購入欲求を刺激することができる。
【0073】
PPL商品がメディアコンテンツ上に登場したPPL場面が再生されてメディアコンテンツの視聴者がPPLに露出された時点でサーバーから使用者端末にPPL情報を伝送し使用者端末でPPL情報がポップアップされるようにすることによって、視聴者に購入欲求が発生したときにすぐにPPL商品に対する購入に連結を誘導することができる。
【0074】
使用者端末にポップアップされるPPL情報でPPL商品に対する真正メーカーの販売チャネルリンクを提供することによって、使用者が模倣商品の販売者に連結されるノイズを遮断することができる。使用者は購入欲求を感じたPPL商品に対する別途の検索行為なしにすぐにPPL商品の販売チャネルにリンク連結され得る。
【0075】
使用者端末でポップアップされたPPL情報を照会する数に対する統計、PPL情報の照会後実際に購入につながった数に対する統計を出すことによって、PPLの広告効果に対する客観的な統計を生成することができる。
【0076】
PPL情報を通じてPPL商品の真正メーカーの販売者倉庫からすぐに使用者に販売、配送および受取が遂行され得るため中間流通過程が省略され得、物流、流通などの中間費用が節減され得る。
【0077】
図7は、本発明の多様な実施例に係る通信システムでメディアコンテンツの再生時間と同期化されてPPL商品情報を使用者端末に伝送しPPL商品の購入を提供する方法の一例を図示する。
【0078】
PPL商品を決定し、メディアコンテンツを企画した後、メディアコンテンツを使用者に提供し、使用者がメディアコンテンツを視聴することによってPPLに露出され、PPLサービス提供サーバーから使用者の使用者端末にPPL商品情報を提供し、使用者がPPL商品情報を利用してPPL商品の真正メーカーの販売チャネルリンクに移動したりまたはPPL商品に対するライブコマースなどの広告チャネルリンクに移動することができ、使用者が使用者端末を利用して容易に真正PPL商品に対して購入および決済を遂行し、PPL商品を受け取ることができる。
【0079】
PPL商品がメディアコンテンツの撮影に実際に使われた真正PPL商品であることをブロックチェーンネットワークなどの技術を利用して使用者に証明することができる。
【0080】
使用者は企画されたPPL商品を別途の検索行為なしに広告主の販売チャネル、すなわち、ショッピングモール、ライブコマースチャネルなどにリンク移動して模倣商品または類似品の情報に露出されないことができる。
【0081】
商品情報に対するブロックチェーンネットワーク上のブロックデータを通じてPPL商品の販売チャネルに対するURL(uniform resource locator)情報などを使用者に提供することができる。
【0082】
図8は、本発明の多様な実施例に係る通信システムでオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明し、メディアコンテンツの再生時間と同期化されてPPL商品情報を使用者端末に伝送しPPL商品の購入を提供する方法の一例を図示する。
【0083】
オリジナルPPL商品に対するデザインなどを、ブロックチェーンネットワークを通じて商品のデザイン製作段階からタイムスタンピング情報とともにブロックデータで共有することによって、オリジナルPPL商品のデザインに対する時間上固有さを証明することができる。
【0084】
オリジナルPPL商品に対して商品化後、メディアコンテンツの製作当時に撮影されたオリジナルPPL商品の情報を証明できるイメージ、例えば、オリジナルPPL商品のシリアルナンバー、デジタルタグ情報、俳優の着用イメージ、撮影場の位置情報および撮影日時情報が入っているイメージに対してブロックチェーンおよびNFT技術を利用してデジタル資産としてブロックチェーンノードに共有すればオリジナルPPL商品の唯一無二性を偽・変造の可能性なしに証明することができる。
【0085】
PPL場面がメディアコンテンツ上再生される時間に対してPPLタイムコードを生成し、販売チャネルのURLと共にブロックデータで生成してブロックチェーンネットワーク上共有することができる。
【0086】
ブロックチェーンネットワークを通じてブロックデータを受信した使用者端末などのノードは、ブロックデータからオリジナルPPL商品に対する情報、PPL場面の時間情報、PPL商品に対する販売チャネルリンクURL情報を獲得することができる。
【0087】
使用者端末はPPL商品に対する販売チャネルにリンク移動して実際に撮影に使われたPPL商品と同一メーカー/モデルの正規商品であることを確認しながらPPL商品に対する真正メーカー/販売会社から購入および決済を遂行できる。
【0088】
図9は、従来のインターネット基盤e-コマースとオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明するIP-コマースの比較例を図示する。
【0089】
従来のインターネット基盤e-コマースは顧客確保のために不特定多数に対する広告およびプロモーションを使ったし、広告およびプロモーションに露出された使用者のうち実際に購入につながった数を把握し難く、これに伴い実際に広告の効果を客観的に測定することが難しかった。
【0090】
本発明の多様な実施例で提案するIP(intellectual property)-コマースは顧客確保のためにメディアコンテンツ内PPLを提案し、メディアコンテンツの視聴者に目標集団を設定し、メディアコンテンツの再生中に使用者端末を通じてのアプリプッシュを通じて広告メッセージを伝達し、アプリプッシュ後購入リンクに直接連結することによって購入転換率を高めることができ、PPLに露出された数のうち関心を持って照会した数、実際に購入に連結された数に対する正確な統計算出を通じて広告効果を客観的に測定することができる。
【0091】
図10は、従来のインターネット基盤e-コマースにしたがってメディアコンテンツ上PPL広告後購入までの過程の一例を図示する。
【0092】
図10を参照すると、e-コマースはTVなどの映像媒体を通じての直接広告、または間接広告を通じて視聴者の購入欲を刺激した後、関心を持った視聴者が広告された商品に対する詳細情報および販売チャネルを直接検索し、検索結果、提供された数多くのインターネット販売チャネルのうち選択したチャネルを通じて購入を遂行する。
【0093】
購入がなされたチャネルの販売者によって物流センターに対する物流要請が遂行され、物流センターを通じて宅配配送が遂行されて使用者に商品が伝達される。
【0094】
図11は、本発明の多様な実施例に係るIP-コマースにしたがってメディアコンテンツ上PPL広告後購入までの過程の一例を図示する。
【0095】
図11を参照すると、本発明の多様な実施例で提案するIP-コマースはスマートテレビ等を通じて再生されるメディアコンテンツ内PPLを利用して、単一場面内複数のPPLを提供し、使用者端末へのアプリプッシュ情報提供を通じて単一場面内複数のPPL商品に対する情報を提供し、使用者の反応に応じてPPL商品に対する実際の広告主の販売チャネルにリンク連結を提供し、使用者の実際の購入数に対する統計を収集することによって広告効果を客観的に分析し、実際の広告主の販売チャネルの物流倉庫からすぐに配送が遂行されるので中間流通物流過程が省略され、使用者に簡単な手続きを通じて真正PPL商品が伝達され得る。
【0096】
図12は、本発明の多様な実施例に係る通信システムでオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明することによって得ることができる効果の一例を図示する。
【0097】
オリジナルPPL商品に対するデザインなどを、ブロックチェーンネットワークを通じて商品のデザイン製作段階からタイムスタンピング情報とともにブロックデータで共有することによって、オリジナルPPL商品のデザインに対する時間上固有さを証明することができる。
【0098】
オリジナルPPL商品に対して商品化後、メディアコンテンツの製作当時に撮影されたオリジナルPPL商品の情報を証明できるイメージ、例えば、オリジナルPPL商品のシリアルナンバー、デジタルタグ情報、俳優の着用イメージ、撮影場の位置情報および撮影日時情報が入っているイメージに対してブロックチェーンおよびNFT技術を利用してデジタル資産としてブロックチェーンノードに共有すればオリジナルPPL商品の唯一無二性を偽・変造の可能性なしに証明することができる。
【0099】
PPL場面がメディアコンテンツ上再生される時間に対してPPLタイムコードを生成し、販売チャネルのURLと共にブロックデータで生成してブロックチェーンネットワーク上共有することができる。
【0100】
ブロックチェーンネットワークを通じてブロックデータを受信した使用者端末などのノードはブロックデータからオリジナルPPL商品に対する情報、PPL場面の時間情報、PPL商品に対する販売チャネルリンクURL情報を獲得することができる。
【0101】
使用者端末はPPL商品に対する販売チャネルにリンク移動して実際に撮影に使われたPPL商品と同一メーカー/モデルの正規商品であることを確認しながらPPL商品に対する真正メーカー/販売会社から購入および決済を遂行できる。
【0102】
撮影に実際に使われたオリジナルPPL商品であることを証明できる情報をNFTなどの技術を利用したブロックチェーンネットワークまたはPPL管理業者のサーバーデータベースに登録することができる。
【0103】
PPL商品がメディアコンテンツの撮影に実際に使われた真正PPL商品であることをブロックチェーンネットワークなどの技術を利用して使用者に証明することができる。
【0104】
使用者は企画されたPPL商品を別途の検索行為なしに広告主の販売チャネル、すなわち、ショッピングモール、ライブコマースチャネルなどにリンク移動して模倣商品または類似品の情報に露出されないことができる。
【0105】
オリジナルPPL商品がオークション等を通じて売却された後、所有権を新しく獲得した者に対する情報を撮影に実際に使われたオリジナルPPL商品であることを証明できる情報に対するNFTに取引内訳としてアップデートすることによって、客観的な所有権および価値を証明することができる。
【0106】
また、オリジナルPPL商品と同一メーカー/モデルの量産されたPPL商品に対して真正PPL商品であることを証明して使用者に直接販売を遂行できる。
【0107】
これに伴い、デザイン、広告、流通、メディア業界に善循環的産業生態系の革新を導くことができる。
【0108】
図13は、本発明の多様な実施例に係る通信システムでオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明し、メディアコンテンツの再生時間と同期化されてPPL商品情報を使用者端末に伝送しPPL商品の購入を提供する方法の一例を図示する。
【0109】
PPL広告会社ではメディアコンテンツ上使われたPPL商品に関する具体的な情報が分かる。例えば、PPL商品がメディアコンテンツ上登場するPPL場面の具体的な再生時間などの情報、PPL場面が挿入されたメディアコンテンツの情報、該当メディアコンテンツが提供されるプラットフォームの情報、PPL商品のメーカー/モデル情報、PPL商品の販売チャネル情報が分かる。
【0110】
一実施例によると、PPL広告会社サーバーがPPL商品に関する具体的な情報をブロックチェーンネットワークにブロックデータの形態でアップロードした後、PPLサーバーがブロックチェーンネットワークから該当ブロックデータを受信する方式で、PPL広告会社サーバーがPPL商品に関する具体的な情報をPPLサーバーに提供することができる。またはPPL広告会社サーバーは通信ネットワークを通じてPPL商品に関する具体的な情報をPPLサーバーに直接提供することができる。
【0111】
オリジナルPPL商品に対するデザインなどを、ブロックチェーンネットワークを通じて商品のデザイン製作段階からタイムスタンピング情報とともにブロックデータで共有することによって、オリジナルPPL商品のデザインに対する時間上固有さを証明することができる。エンターテインメント会社などのメディアコンテンツ製作会社では、メディアコンテンツの製作段階からPPLに使われるPPL商品の固有なデザインを共に創作しながらPPL商品のデザイン創作過程をタイムスタンピング情報とともにブロックデータで共有してオリジナル創作者であることを主張できる客観的な根拠を確保することができる。また、メディアコンテンツがプラットフォームを通じて一般視聴者に公開された後、撮影中に実際に使われたPPL商品に対する唯一無二性を、ブロックチェーンを通じて証明し、PPL商品に対する販売情報を提供することができる。また、実際に購入に連結された数に対する統計を客観的に確保し、これに基づいてPPL商品に対する関連業者、例えば、ファッション業界のブランド業者またはデザイナーなどに適合な補償を客観的な根拠に基づいて提供することができる。また、ブロックチェーンを利用して唯一無二性を証明したデザイン、オリジナルPPL商品に対してメタバースプラットフォームなどを連係して真正創作者/真正メーカーの資格で関連商品の製作および流通を遂行してもよい。
【0112】
オリジナルPPL商品に対して商品化後、メディアコンテンツの製作当時に撮影されたオリジナルPPL商品の情報を証明できるイメージ、例えば、オリジナルPPL商品のシリアルナンバー、デジタルタグ情報、俳優の着用イメージ、撮影場の位置情報および撮影日時情報が入っているイメージに対してブロックチェーンおよびNFT技術を利用してデジタル資産としてブロックチェーンノードに共有すればオリジナルPPL商品の唯一無二性を偽・変造の可能性なしに証明することができる。
【0113】
PPL場面がメディアコンテンツ上再生される時間に対してPPLタイムコードを生成し、販売チャネルのURLと共にブロックデータで生成してブロックチェーンネットワーク上共有することができる。
【0114】
PPLサービス提供サーバーはスマートテレビ等を通じてメディアコンテンツを視聴する使用者の使用者端末にアプリプッシュ情報提供を通じて単一場面内複数のPPL商品に対する情報を提供し、使用者の反応に応じてPPL商品に対する実際の広告主の販売チャネルにリンク連結を提供することができる。
【0115】
PPLサービス提供サーバーは使用者端末に広告主、すなわち、真正メーカーの販売チャネル、例えば、直接販売チャネルまたは広告主に関連したライブコマースチャネルなどにリンク連結を提供することができる。使用者端末はPPL商品情報を利用してPPL商品の真正メーカーの販売チャネルリンクに移動したりまたはPPL商品に対するライブコマースなど広告チャネルリンクに移動することができる。使用者はメディアコンテンツの視聴中に使用者端末を利用して容易に真正PPL商品に対して購入および決済を遂行しPPL商品を受け取ることができる。
【0116】
使用者のアプリプッシュに対する反応によってPPL商品に対する実際の広告主の販売チャネルにリンク連結を提供し、使用者の実際の購入数に対する統計を収集することによって広告効果を客観的に分析し、実際の広告主の販売チャネルの物流倉庫からすぐに配送が遂行されるので中間流通物流過程が省略されて使用者に簡単な手続きを通じて真正PPL商品が伝達され得る。
【0117】
図14は、本発明の多様な実施例に係る通信システムでオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明しつつ、多数のPPL商品の情報を再生中のメディアと同期化して提供するための方法に対する信号フローチャートを図示する。
【0118】
S1401段階でサービス提供サーバー、すなわち、PPLサーバー400はPPL広告会社サーバー500から複数の第1PPL情報を受信する。または図14に図示されてはいないが、PPLサーバー400はPPL広告会社サーバー500からコンテンツサーバー300に伝達された複数の第1PPL情報をコンテンツサーバー300から受信する。それぞれの複数の第1PPL情報は第1PPL商品のメーカーおよび商品モデル情報、第1PPL商品が登場する第1コンテンツに対する第1コンテンツ識別情報、第1コンテンツが提供される第1プラットフォームに対する第1プラットフォーム識別情報、第1コンテンツ内の第1PPL商品が登場する第1再生時間情報を含む。
【0119】
本発明の多様な実施例によると、それぞれの複数の第1PPL情報は、第1コンテンツのうち俳優と第1PPL商品が登場するPPL場面に対して第1コンテンツの製作中に撮影された第1イメージおよびPPL場面で俳優とともに撮影されたオリジナルPPL商品のシリアルナンバーに対して視聴中のコンテンツの製作現場で撮影された第2イメージを含み、第1イメージおよび第2イメージは同一地域に対する位置タグ情報、同一日時の隣接時間帯の撮影時間タグ情報を含むことができる。本発明の多様な実施例によると、第2イメージはシリアルナンバーのイメージとともにオリジナルPPL商品に結合されたデジタルタグのイメージを含み、デジタルタグは近距離無線通信技術に基づき、近距離無線通信技術はNFC(near field communication)、RFID(radio frequency identification)、UWB(ultra-wideband)、WIFI(wireless fidelity)(登録商標)、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)のうち一つを含み、第1イメージは第1イメージを撮影した端末によって第1イメージを撮影する時に認識されたデジタルタグの無線認識情報をさらに含み、第2イメージは第2イメージを撮影した端末によって第2イメージを撮影する時に認識されたデジタルタグの無線認識情報をさらに含むことができる。
【0120】
本発明の多様な実施例によると、S1401段階のPPL広告会社サーバー500から複数の第1PPL情報を受信する過程は、PPL広告会社サーバー500から複数の第1PPL情報を有線/無線通信ネットワークを通じてPPLサーバー400が直接受信する過程を含むことができる。または図14に図示されてはいないが、S1401段階のPPLサーバー400がPPL広告会社サーバー500からコンテンツサーバー300に伝達された複数の第1PPL情報をコンテンツサーバー300から受信する過程は、コンテンツサーバー300から複数の第1PPL情報を有線/無線通信ネットワークを通じてPPLサーバー400が直接受信する過程を含むことができる。
【0121】
本発明の多様な実施例によると、S1401段階のPPL広告会社サーバー500から複数の第1PPL情報を受信する過程は、PPL広告会社サーバー500がブロックチェーンネットワークにブロックデータの形態でアップロードした複数の第1PPL情報をPPLサーバー400がブロックチェーンネットワークを通じてブロックデータの形態で受信する過程を含むことができる。または図14に図示されてはいないが、S1401段階のPPLサーバー400がPPL広告会社サーバー500からコンテンツサーバー300に伝達された複数の第1PPL情報をコンテンツサーバー300から受信する過程は、コンテンツサーバー300がブロックチェーンネットワークにブロックデータの形態でアップロードした複数の第1PPL情報をPPLサーバー400がブロックチェーンネットワークを通じてブロックデータの形態で受信する過程を含むことができる。
【0122】
本発明の多様な実施例によると、ブロックチェーンネットワークにアップロードされたブロックデータはNFT(non-fungible token)に該当し、NFTはNFTの所有権および販売履歴の情報を含み、NFTの所有権はオリジナルPPL商品の所有権と同一の人物に帰属するように設定され、オリジナルPPL商品が販売される時にNFTもオリジナルPPL商品と共に同一の人物に販売されるように設定され得る。
【0123】
S1402段階で使用者端末200はスマート映像装置、例えば、スマートテレビ100に対してコンテンツ出力要請の制御信号を伝送する。前記コンテンツ出力要請はメディアコンテンツが提供されるプラットフォームに対するアプリケーション識別情報(identifier、ID)、該当プラットフォームアプリケーション内で要請するメディアコンテンツの識別情報(ID)、該当メディアコンテンツの希望する再生時間、すなわち、希望する出力時間に対する情報を含むことができる。例えば、スマートフォン形態の使用者端末200はグーグル(google)のクロムキャスト(chromecast)、ユーチューブ(youtube)等のアプリケーションを利用してスマートテレビ100に対してネットフリックス、ユーチューブなどのプラットフォームアプリケーション内特定メディアコンテンツに対して特定場面からの再生を要請する制御メッセージを伝送することができる。またはスマートフォン形態の使用者端末200はリモコンアプリケーションを利用してスマートテレビ100に対してIPTVで支援する複数のチャネルのうち特定チャネルに対する現在放送中のコンテンツの再生を要請する制御メッセージを伝送することができる。使用者端末200はスマートテレビ100に対してメディアコンテンツの再生を直接制御したのでスマートテレビ100で出力中のメディアコンテンツのプラットフォーム情報、プラットフォーム内コンテンツ情報、コンテンツ内の現在再生時間情報が分かる。
【0124】
S1403段階でスマート映像装置100はコンテンツサーバー300、例えば、ネットフリックスサーバー、またはユーチューブサーバー、またはIPTVサーバー、またはその他のメディアコンテンツ提供サーバーに対して使用者端末200から受けた制御メッセージに基づいてコンテンツを要請する。
【0125】
S1404段階でスマート映像装置100はコンテンツサーバー300から要請したコンテンツのデータを受信する。
【0126】
S1405段階でスマート映像装置100はコンテンツサーバー300から受信したメディアコンテンツを出力、すなわち、再生する。
【0127】
S1406段階でスマート映像装置100は再生中のメディアコンテンツのコンテンツ出力情報、例えば、再生中のメディアコンテンツのプラットフォーム識別情報、再生中のメディアコンテンツのプラットフォーム内識別情報、再生中のメディアコンテンツの再生中の出力時間情報を使用者端末200に伝送する。コンテンツ出力情報はスマート映像装置100で再生中のメディアコンテンツ、すなわち、使用者が視聴中の第2コンテンツのプラットフォームに対する第2プラットフォーム識別情報、第2コンテンツの第2コンテンツ識別情報、前記視聴コンテンツ情報を使用者端末200が伝送した時点で第2コンテンツの第2再生時間を含む。
【0128】
S1407段階でPPLサーバー400は送受信機によって使用者端末200から視聴コンテンツ情報を受信する。視聴コンテンツ情報はスマート映像装置100で再生中のメディアコンテンツ、すなわち、使用者が視聴中の第2コンテンツのプラットフォームに対する第2プラットフォーム識別情報、第2コンテンツの第2コンテンツ識別情報、前記視聴コンテンツ情報を使用者端末200が伝送した時点で第2コンテンツの第2再生時間を含む。
【0129】
S1408段階でPPLサーバー400はPPLサーバー400がPPL広告会社サーバー500から受信した複数の第1PPL情報のうち第2プラットフォーム識別情報および第2コンテンツ識別情報に対応する第1PPL情報で第2PPL情報をプロセッサによって決定する。また、PPLサーバー400は視聴コンテンツ情報を受信した時点から経過した時間と第2再生時間の和で前記第2コンテンツの現在再生時間をプロセッサによって決定する。
【0130】
S1409段階でPPLサーバー400は送受信機によって現在再生時間が前記第2コンテンツの第1再生時間情報に対応する時点で使用者端末200に第2PPL情報を伝送する。
【0131】
本発明の多様な実施例によると、第2PPL情報は、第2コンテンツのうち俳優と第2PPL商品が登場するPPL場面に対して第2コンテンツの製作中に撮影された第1イメージおよびPPL場面で俳優とともに撮影されたオリジナルPPL商品のシリアルナンバーに対して視聴中のコンテンツの製作現場で撮影された第2イメージを含み、第1イメージおよび第2イメージは同一地域に対する位置タグ情報、同一日時の隣接時間帯の撮影時間タグ情報を含むことができる。本発明の多様な実施例によると、第2イメージはシリアルナンバーのイメージとともにオリジナルPPL商品に結合されたデジタルタグのイメージを含み、デジタルタグは近距離無線通信技術に基づき、近距離無線通信技術はNFC(near field communication)、RFID(radio frequency identification)、UWB(ultra-wideband)、WIFI(wireless fidelity)(登録商標)、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)のうち一つを含むことができる。本発明の多様な実施例によると、第1イメージは第1イメージを撮影した端末によって第1イメージを撮影する時に認識されたデジタルタグの無線認識情報をさらに含むことができる。本発明の多様な実施例によると、第2イメージは第2イメージを撮影した端末によって第2イメージを撮影する時に認識されたデジタルタグの無線認識情報をさらに含むことができる。
【0132】
S1410段階で使用者端末200はPPLサーバー400から受信した第2PPL情報に基づいてスマート映像装置100で再生中のメディアコンテンツにシンクされたPPL商品の情報を出力する。
【0133】
本発明の多様な実施例によると、使用者端末200が出力するPPL商品の情報はPPL商品のメーカーおよび商品モデル情報を含むことができる。本発明の多様な実施例によると、使用者端末200が出力するPPL商品の情報はスマート映像装置100で再生中のメディアコンテンツで俳優とPPL商品が登場するPPL場面に対して、メディアコンテンツの製作中に撮影された第1イメージおよびPPL場面で俳優とともに撮影されたオリジナルPPL商品のシリアルナンバーに対して再生中のメディアコンテンツの製作現場で撮影された第2イメージを含み、第1イメージおよび第2イメージは同一地域に対する位置タグ情報、同一日時の隣接時間帯の撮影時間タグ情報を含むことができる。本発明の多様な実施例によると、第2イメージはシリアルナンバーのイメージとともにオリジナルPPL商品に結合されたデジタルタグのイメージを含み、デジタルタグは近距離無線通信技術に基づき、近距離無線通信技術はNFC(near field communication)、RFID(radio frequency identification)、UWB(ultra-wideband)、WIFI(wireless fidelity)(登録商標)、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)のうち一つを含むことができる。本発明の多様な実施例によると、第1イメージは第1イメージを撮影した端末によって第1イメージを撮影する時に認識されたデジタルタグの無線認識情報をさらに含むことができる。本発明の多様な実施例によると、第2イメージは第2イメージを撮影した端末によって第2イメージを撮影する時に認識されたデジタルタグの無線認識情報をさらに含むことができる。
【0134】
使用者は使用者端末200に出力された第1イメージを通じてスマート映像装置100で再生中のPPL場面で実際に撮影中に使われたオリジナルPPL商品のシリアルナンバーを確認することができ、第2イメージを通じてオリジナルPPL商品が実際に撮影中に使われたことを確認することができる。第1イメージでシリアルナンバーとともにデジタルタグがオリジナルPPL商品に付着されたことを確認することができ、第1イメージと第2イメージが同じデジタルタグ情報を含む事実から第1イメージのシリアルナンバーを有する商品が撮影中に実際に使われたことを確認することができる。また、使用者は第1イメージと第2イメージが同一地域に対する位置タグ情報、同一日時の隣接時間帯の撮影時間タグ情報を含む事実から第1イメージと第2イメージが実際の撮影現場で撮影されたイメージであることを確認することができる。
【0135】
したがって、第1イメージおよび第2イメージを通じてメディアコンテンツで実際に使われたオリジナルPPL商品の唯一無二性が証明され得る。
【0136】
使用者はオリジナルPPL商品と同じメーカーおよびモデルに該当する商品に対してS1411段階およびS1412段階の購入手続きを進めることによって真正PPL商品に対する購入を遂行できる。
【0137】
また、使用者はオリジナルPPL商品自体に対して購入を遂行し、NFTなどのブロックチェーン技術を利用してオリジナルPPL商品に対する所有権を証明することができる。
【0138】
本発明の多様な実施例によると、第2PPL情報は同一場面に登場する複数のPPL商品に関する情報であり得る。使用者端末200はリストの形態で同一場面に登場する複数のPPL商品に関して出力することができる。本発明の実施例を通じて複数のPPL商品に対するPPL情報がリストの形態で整理されて使用者端末200で出力されるのでメディアコンテンツは特定PPLを強調するために無理にコンテンツ内容の流れを害しながら特定PPL商品を強調する演出を遂行する必要がなくなる。また、演出を通じて演出上特に強調されるPPL商品の他に大きく強調されて注目されなかったPPL商品に対しても使用者がPPL商品情報を獲得できるので、複数の商品メーカーが広告効果を受けることができる。
【0139】
S1411段階でPPLサーバー400は使用者端末200から前記第2PPL情報に対応する前記商品モデル情報に対する購入要請情報を受信する。
【0140】
本発明の多様な実施例によると、PPLサーバー400は使用者端末200から実際に購入要請が受信されたPPL広告の統計を算出することによってPPL広告効果を客観的に測定することができる。
【0141】
S1412段階でPPLサーバー400は購入要請されたモデルのPPL商品に対して販売手続きを遂行する。一実施例により、PPLサーバー400は使用者端末200に前記第2PPL情報に対応する前記商品モデル情報に対する商品広告サイトまたは商品販売サイトに対するリンク連結情報を伝送する。一実施例により、PPLサーバー400は使用者端末200に該当PPL商品の販売サイトにリンク移動を提供したり、またはPPLサーバー400は使用者端末200に該当PPL商品に対する広告サイト、例えば、ライブコマースサイトにリンク移動を提供したり、またはPPLサーバー400は使用者端末200に直接該当PPL商品に対するオンライン販売を提供することができる。
【0142】
図15は、本発明の多様な実施例に係る通信システムでPPLサービス提供サーバーの動作過程に対するフローチャートを図示する。図15の実施例で、PPLサービス提供サーバー、すなわち、PPLサーバーは送受信機、メモリおよびプロセッサを含む。
【0143】
図15を参照すると、S1501段階でPPLサーバーは送受信機によって第1コンテンツのコンテンツサーバーまたは第1PPL商品のPPL広告会社サーバーから複数の第1PPL情報を受信する。それぞれの前記複数の第1PPL情報は第1PPL商品のメーカーおよび商品モデル情報、前記第1PPL商品が登場する第1コンテンツに対する第1コンテンツ識別情報、前記第1コンテンツが提供される第1プラットフォームに対する第1プラットフォーム識別情報、前記第1コンテンツ内前記第1PPL商品が登場する第1再生時間情報を含む。
【0144】
本発明の多様な実施例によると、それぞれの前記複数の第1PPL情報は、前記第1コンテンツのうち俳優と前記第1PPL商品が登場するPPL場面に対して前記第1コンテンツの製作中に撮影された第1イメージおよび前記PPL場面で前記俳優とともに撮影されたオリジナルPPL商品のシリアルナンバーに対して前記視聴中のコンテンツの製作現場で撮影された第2イメージを含み、前記第1イメージおよび前記第2イメージは同一地域に対する位置タグ情報、同一日時の隣接時間帯の撮影時間タグ情報を含むことができる。
【0145】
本発明の多様な実施例によると、前記第2イメージは前記シリアルナンバーのイメージとともに前記オリジナルPPL商品に結合されたデジタルタグのイメージを含み、前記デジタルタグは近距離無線通信技術に基づいて、前記近距離無線通信技術はNFC(near field communication)、RFID(radio frequency identification)、UWB(ultra-wideband)、WIFI(wireless fidelity)(登録商標)、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)のうち一つを含み、前記第1イメージは前記第1イメージを撮影した端末によって前記第1イメージを撮影する時に認識された前記デジタルタグの無線認識情報をさらに含み、前記第2イメージは前記第2イメージを撮影した端末によって前記第2イメージを撮影する時に認識された前記デジタルタグの無線認識情報をさらに含むことができる。
【0146】
本発明の多様な実施例によると、S1501段階の第1コンテンツのコンテンツサーバーまたは第1PPL商品のPPL広告会社サーバーから前記複数の第1PPL情報を受信する過程は、第1コンテンツのコンテンツサーバーまたは第1PPL商品のPPL広告会社サーバーから前記複数の第1PPL情報を有線/無線通信ネットワークを通じて受信する過程を含むことができる。
【0147】
本発明の多様な実施例によると、S1501段階の第1コンテンツのコンテンツサーバーまたは第1PPL商品のPPL広告会社サーバーから複数の第1PPL情報を受信する過程は、第1コンテンツのコンテンツサーバーまたは第1PPL商品のPPL広告会社サーバーがブロックチェーンネットワークにブロックの形態でアップロードした複数の第1PPL情報を、ブロックチェーンネットワークを通じて受信する過程を含むことができる。
【0148】
本発明の多様な実施例によると、前記ブロックチェーンネットワークにアップロードされた前記ブロックはNFT(non-fungible token)に該当し、前記NFTは前記NFTの所有権および販売履歴の情報を含み、前記NFTの所有権はオリジナルPPL商品の所有権と同一の人物に帰属するように設定され、前記オリジナルPPL商品が販売される時に前記NFTも前記オリジナルPPL商品と共に同一の人物に販売されるように設定され得る。
【0149】
S1502段階で、PPLサーバーは送受信機によって端末から視聴コンテンツ情報を受信する。視聴コンテンツ情報は視聴中の第2コンテンツのプラットフォームに対する第2プラットフォーム識別情報、前記第2コンテンツの第2コンテンツ識別情報、前記視聴コンテンツ情報を前記端末が伝送した時点で前記第2コンテンツの第2再生時間を含む。
【0150】
S1503段階で、PPLサーバーはプロセッサによって前記複数の第1PPL情報のうち前記第2プラットフォーム識別情報および前記第2コンテンツ識別情報に対応する第1PPL情報で第2PPL情報を決定する。
【0151】
S1504段階で、PPLサーバーはプロセッサによって前記視聴コンテンツ情報を受信した時点から経過した時間と前記第2再生時間の和で前記第2コンテンツの現在再生時間を決定する。
【0152】
S1505段階で、PPLサーバーはプロセッサによって現在再生時間が前記第2コンテンツの前記第1再生時間情報に対応するかどうかを判断する。
【0153】
S1506段階で、PPLサーバーは送受信機によって前記現在再生時間が前記第2コンテンツの前記第1再生時間情報に対応する時点で前記端末に前記第2PPL情報を伝送する。
【0154】
本発明の多様な実施例によると、図15の実施例は前記送受信機によって前記端末から前記第2PPL情報に対応する前記商品モデル情報に対する購入要請情報を受信する過程と、前記送受信機によって前記端末に前記第2PPL情報に対応する前記商品モデル情報に対する商品広告サイトまたは商品販売サイトに対するリンク連結情報を伝送する過程をさらに含むことができる。
【0155】
本発明の多様な実施例によると、図15の実施例は前記送受信機によって前記端末から前記第2PPL情報に対応する前記オリジナルPPL商品に対する購入要請情報を受信する過程と、前記送受信機によって前記端末に前記第2PPL情報に対応する前記オリジナルPPL商品に対する商品広告サイトまたは商品販売サイトに対するリンク連結情報を伝送する過程をさらに含むことができる。
【0156】
本発明の多様な実施例によると、図15の実施例は前記送受信機によって前記メーカーのサーバーに前記オリジナルPPL商品の前記シリアルナンバーおよび前記商品モデル情報に基づいた前記オリジナルPPL商品のオリジナルの有無の確認要請を伝送する過程と、前記送受信機によって前記メーカーのサーバーから前記オリジナルPPL商品のオリジナルの有無の確認応答を受信する過程と、前記送受信機によって前記端末に前記第2PPL情報とともに前記オリジナルPPL商品のオリジナル確認情報を伝送する過程をさらに含むことができる。
【0157】
本発明の多様な実施例は通信システムでPPLサービス提供サーバー、すなわち、PPLサーバーを提供する。前記PPLサーバーは、送受信機、メモリおよびプロセッサを含み、前記プロセッサは図15の実施例に係るサーバーの動作方法を遂行するように構成される。
【0158】
本発明の多様な実施例はコンピュータ読み取り可能な保存媒体に記録されたコンピュータプログラムを提供する。前記コンピュータプログラムは図15の実施例に係るPPLサービス提供サーバー、すなわち、PPLサーバーの動作方法を遂行するように構成される。
【0159】
ハードウェアを利用して本発明の実施例を具現する場合には、本発明を遂行するように構成されたASICs(application specific integrated circuits)またはDSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)等が本発明のプロセッサに備えられ得る。
【0160】
一方、前述した方法は、コンピュータで実行され得るプログラムで作成可能であり、コンピュータ読み取り可能媒体を利用して前記プログラムを動作させる汎用デジタルコンピュータで具現され得る。また、前述した方法で使われたデータの構造はコンピュータ読み取り可能な保存媒体に多様な手段を通じて記録され得る。本発明の多様な方法を遂行するための実行可能なコンピュータコードを含む保存デバイスを説明するために使われ得るプログラム保存デバイスは、搬送波(carrier waves)や信号などのように一時的な対象は含むものと理解されてはならない。前記コンピュータ読み取り可能な保存媒体はマグネチック保存媒体(例えば、ロム、フロッピーディスク、ハードディスクなど)、光学的読み取り媒体(例えば、CD-ROM、DVDなど)のような保存媒体を含む。
【0161】
以上で説明された実施例は本発明の構成要素と特徴が所定の形態で結合されたものである。各構成要素または特徴は別途の明示的言及がない限り選択的なものと考慮されるべきである。各構成要素または特徴は他の構成要素や特徴と結合されていない形態で実施され得る。また、一部構成要素および/または特徴を結合して本発明の実施例を構成することも可能である。発明の実施例で説明される動作の順序は変更され得る。或る実施例の一部構成や特徴は他の実施例に含まれ得、または他の実施例の対応する構成または特徴と取り替えられ得る。特許請求の範囲で明示的な引用関係がない請求項を結合して実施例を構成したり出願後の補正によって新しい請求項として含ませ得ることは自明である。
【0162】
本発明が本発明の技術的思想および本質的な特徴を逸脱することなく他の形態で具体化され得ることは本発明が属した分野の通常の技術者に明白であろう。したがって、前記実施例は制限的なものではなく例示的なすべての観点で考慮されるべきである。本発明の権利範囲は添付された請求項の合理的解釈および本発明の均等な範囲内の可能なすべての変化によって決定されるべきである。
【産業上の利用可能性】
【0163】
本発明は通信システムでオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明しつつ、多数のPPL商品の情報を再生中のメディアと同期化して提供するための方法および装置に関する。具体的には、本発明は通信システムでオリジナルPPL商品の唯一無二性を証明するために、コンテンツの製作当時に撮影されたシリアルナンバーおよびデジタルタグ情報が入っているイメージをブロックチェーンネットワーク上で共有し、コンテンツの再生時間に同期化してPPL商品が登場する再生時間に合わせて使用者の端末に多数のPPL商品の情報を伝送し購入手続きを提供するための方法および装置に関する。
図1
図2
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図4
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図7
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図9
図10
図11
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図15