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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-09-30
(45)【発行日】2024-10-08
(54)【発明の名称】情報呈示方法、装置及び電子機器
(51)【国際特許分類】
   H04M 1/00 20060101AFI20241001BHJP
   H04M 1/72436 20210101ALI20241001BHJP
   H04L 51/18 20220101ALI20241001BHJP
   H04L 51/214 20220101ALI20241001BHJP
   G06F 3/0484 20220101ALI20241001BHJP
【FI】
H04M1/00 R
H04M1/72436
H04L51/18
H04L51/214
G06F3/0484
【請求項の数】 15
(21)【出願番号】P 2023540879
(86)(22)【出願日】2021-12-31
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-14
(86)【国際出願番号】 CN2021143732
(87)【国際公開番号】W WO2022148315
(87)【国際公開日】2022-07-14
【審査請求日】2023-07-04
(31)【優先権主張番号】202110011164.4
(32)【優先日】2021-01-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ ▲しん▼
(72)【発明者】
【氏名】▲繆▼ ▲亜▼▲鋒▼
(72)【発明者】
【氏名】蔡 恒友
(72)【発明者】
【氏名】李 ▲論▼
(72)【発明者】
【氏名】袁 ▲沢▼瑶
(72)【発明者】
【氏名】王 燕青
(72)【発明者】
【氏名】孟 令▲偉▼
(72)【発明者】
【氏名】朱 ▲単▼▲単▼
(72)【発明者】
【氏名】段 文静
(72)【発明者】
【氏名】▲斉▼ ▲鴻▼▲いえ▼
(72)【発明者】
【氏名】李 ▲憲▼亮
(72)【発明者】
【氏名】▲盧▼ 洪▲営▼
【審査官】山岸 登
(56)【参考文献】
【文献】特開2003-216556(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2018/0123997(US,A1)
【文献】特開2007-047911(JP,A)
【文献】特開2003-223251(JP,A)
【文献】特開2020-187402(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F3/01
3/048-3/04895
H04L51/00-51/58
67/00-67/75
H04M1/00
1/24-1/82
99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1端末から転送された第1インタラクティブメッセージカードを取得するステップであって、第1端末の呈示された第1インタラクティブメッセージカードが、ユーザインタラクション操作に応答してユーザデータを収集し、及び収集されたユーザデータを他の電子機器に送信するためのデータ提出コントロールを含むステップと、
第1インタラクティブメッセージカードに基づいて、第2インタラクティブメッセージカードを生成するステップであって、前記第2インタラクティブメッセージカードに含まれるデータ提出コントロールが、データ収集機能を有さないステップと、
第2インタラクティブメッセージカードを呈示するステップと、を含むことを特徴とする情報呈示方法。
【請求項2】
第2インタラクティブメッセージカード内のデータ提出コントロールに対するトリガ操作を検出したことに応答して、プロンプト情報を呈示するステップを更に含み、前記プロンプト情報は、前記第2インタラクティブメッセージカードがデータ提出機能を有さないことを知らせるためのものであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1インタラクティブメッセージカードは、データ取得リクエストを送信するためのリクエストコントロールを含み、前記第2インタラクティブメッセージカードは、リクエストコントロールを含み、第2インタラクティブメッセージカード内のリクエストコントロールに対するトリガ操作を検出したことに応答して、データ取得リクエストを送信するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第2インタラクティブメッセージカードに対する転送操作を検出したことに応答して、前記第2インタラクティブメッセージカードを転送するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
第1端末から転送されたメッセージは、少なくとも2つであり、少なくとも2つのメッセージには、少なくとも1つの第1インタラクティブメッセージカードが含まれ、
第2インタラクティブメッセージカードを呈示する前記ステップは、
第1インタラクティブメッセージカードを含む少なくとも2つのメッセージを呈示するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1端末は転送ステップによって第1インタラクティブメッセージカードを転送し、前記転送ステップは、
第1インタラクティブメッセージカードを呈示するステップと、
第1インタラクティブメッセージカードに対する転送操作を検出したことに応答して、前記転送操作の転送対象を決定するステップと、
前記第1インタラクティブメッセージカードを、前記転送対象が指示する第2端末に転送するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
第1端末が受信した第1インタラクティブメッセージカードは、生成ステップによって生成され、
前記生成ステップは、
転送パラメータと、第1インタラクティブメッセージカードとの関連付け関係を確立するステップを含み、転送パラメータは、第1インタラクティブメッセージカードが転送できるかどうかを指示するためのものであり、第1インタラクティブメッセージカードを受信した第1端末は、前記転送パラメータに基づいて、前記第1インタラクティブメッセージカードが転送できるかどうかを判断することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
第1端末は、第1インタラクティブメッセージカードを転送できると判断したことに応答して、ユーザ操作に基づいて転送インタラクティブコントロールを呼び出すことを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
第1インタラクティブメッセージカードを生成する生成ステップは、サードパーティアプリケーションを利用して第1インタラクティブメッセージカードを生成するステップを含み、メッセージインタラクション機能を有する通信アプリケーションを通じて、サードパーティアプリケーションによって生成された第1インタラクティブメッセージカードを受信することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記生成ステップは、
通信アプリケーションにおいて、サードパーティアプリケーションを指示するホスティングアプリケーションを呼び出すステップと、
前記ホスティングアプリケーションを利用して、第1インタラクティブメッセージカードを生成するステップと、を含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記生成ステップは、
前記ホスティングアプリケーションを呼び出したことに応答して、前記通信アプリケーションのインタフェースにポップアップされたサイドバーに前記ホスティングアプリケーションを呈示するステップを含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項12】
サードパーティアプリケーションを利用して第1インタラクティブメッセージカードを生成する前記ステップは、
前記通信アプリケーションをサポートするサーバによって提供されるカード生成インタフェースを呼び出して、第1インタラクティブメッセージカードを生成するステップを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項13】
第1端末から転送された第1インタラクティブメッセージカードを取得するために用いられる取得ユニットであって、第1端末の呈示された第1インタラクティブメッセージカードが、ユーザインタラクション操作に応答してユーザデータを収集し、及び収集されたユーザデータを他の電子機器に送信するためのデータ提出コントロールを含む取得ユニットと、
第1インタラクティブメッセージカードに基づいて、第2インタラクティブメッセージカードを生成するために用いられる生成ユニットであって、前記第2インタラクティブメッセージカードに含まれるデータ提出コントロールが、データ収集機能を有さない生成ユニットと、
第2インタラクティブメッセージカードを呈示するために用いられる呈示ユニットと、を備えることを特徴とする情報呈示装置。
【請求項14】
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するために用いられる記憶装置と、を備え、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサが請求項1~12のいずれか一項に記載の方法を実現することを特徴とする電子機器。
【請求項15】
コンピュータプログラムを記憶しているコンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、請求項1~12のいずれか一項に記載の方法を実現することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2021年01月05日に提出された、出願番号が202110011164.4、発明の名称が「情報呈示方法、装置及び電子機器」の中国特許出願の優先権を主張し、この出願の全ての内容が引用によって本願に組み込まれている。
【0002】
本開示は、インターネットの技術分野に関し、特に、情報呈示方法、装置及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0003】
インターネットの進化に伴い、ユーザは端末機器を用いて情報をやり取りすることが多くなっている。いくつかの応用シーンでは、ユーザは、例えばテキストメッセージ、メディア情報(例えば画像、ビデオ、オーディオ)又はメッセージカードなどの、端末にインストールされている通信ソフトウェアによって送信される様々なタイプのメッセージを使用することができる。
【0004】
ここで、メッセージカードとは、ユーザがカードの形態で送信可能なメッセージを指してもよく、カードには、画像、書式付きテキストを組み合わせてもよく、グラフィックレイアウト機能を利用して、カードはリッチテキストコンテンツをより構造的に呈示するものとなっている。いくつかの場合に、カードには、ボタン、セレクタなどのインタラクティブコンポーネントを追加して、簡単なジャンプ、情報収集のインタラクティブ操作を付けることもできる。
【発明の概要】
【0005】
当該開示内容は、後の具体的な実施形態で詳細に説明される構想を簡潔な形で伝えるために提供される。当該開示内容は、保護を主張する技術的解決手段の重要な特徴又は必要な特徴を特定することを目指すものではなく、保護を主張する技術的解決手段の範囲を制限することを目指すものでもない。
【0006】
第1態様において、本開示の実施例は、第1端末から転送された第1インタラクティブメッセージカードを取得するステップであって、第1端末の呈示された第1インタラクティブメッセージカードが、ユーザインタラクション操作に応答してユーザデータを収集し、及び収集されたユーザデータを他の電子機器に送信するためのデータ提出コントロールを含むステップと、第1インタラクティブメッセージカードに基づいて、第2インタラクティブメッセージカードを生成するステップであって、前記第2インタラクティブメッセージカードに含まれるデータ提出コントロールが、データ収集機能を有さないステップと、第2インタラクティブメッセージカードを呈示するステップと、を含む情報呈示方法を提供する。
【0007】
第2態様において、本開示の実施例は、第1端末から転送された第1インタラクティブメッセージカードを取得するために用いられる取得ユニットであって、第1端末の呈示された第1インタラクティブメッセージカードが、ユーザインタラクション操作に応答してユーザデータを収集し、及び収集されたユーザデータを他の電子機器に送信するためのデータ提出コントロールを含む取得ユニットと、第1インタラクティブメッセージカードに基づいて、第2インタラクティブメッセージカードを生成するために用いられる生成ユニットであって、前記第2インタラクティブメッセージカードに含まれるデータ提出コントロールが、データ収集機能を有さない生成ユニットと、第2インタラクティブメッセージカードを呈示するために用いられる呈示ユニットと、を備える情報呈示装置を提供する。
【0008】
第3態様において、本開示の実施例は、1つ又は複数のプロセッサと、1つ又は複数のプログラムを記憶するために用いられる記憶装置と、を備え、前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサが第1態様に記載の情報呈示方法を実現する電子機器を提供する。
【0009】
第4態様において、本開示の実施例は、コンピュータプログラムを記憶しているコンピュータ可読媒体であって、当該プログラムがプロセッサにより実行されると、第1態様に記載の情報呈示方法のステップを実現するコンピュータ可読媒体を提供する。
【0010】
本開示の実施例により提供される情報呈示方法、装置及び電子機器によれば、第1端末は、インタラクティブメッセージカードを上記実行主体に送信することができ、上記実行主体は、第1端末から転送されたインタラクティブメッセージカードを取得すること、及びインタラクティブメッセージカードを呈示することができる。これによって、情報のメッセージ処理方式を提供することができ、このような新規なメッセージ処理方式で、ユーザはインタラクティブメッセージカードを転送することができる。それにより、ユーザ間の情報やり取り効率を高めることができる。また、説明すべきことは、上記実行主体は、第1端末から転送されたインタラクティブメッセージカードを受信し、データ提出コントロールを保留するが、インタラクティブメッセージカード内のデータ提出コントロールを用いてデータを提出することができない点である。一方では、カード情報の完全性をできる限り確保することができる。他方では、権限のない人によるデータ提出を回避し、データ受信者が受信したデータがいずれも、データ提出権限のあるユーザにより提出されたものであることを確保し、受信者が受信したデータの精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図面と合わせて以下の具体的な実施形態を参照すると、本開示の各実施例の上記及び他の特徴、利点及び態様はより明確になる。図面全体を通じて、同一又は類似の符号は同一又は類似の要素を表す。図面は例示的なものであり、現物及び要素は必ずしも比例して描かれていないことを理解すべきである。
【0012】
図1】本開示に係る情報呈示方法の一実施例のフローチャートである。
図2】本開示に係る情報呈示方法の一応用シーンの模式図である。
図3】本開示に係る情報呈示方法の一応用シーンの模式図である。
図4】本開示に係る情報呈示方法の一応用シーンの模式図である。
図5】本開示に係る情報呈示方法の一応用シーンの模式図である。
図6】本開示の情報呈示方法の一実現方式のフローチャートである。
図7】本開示に係る情報呈示方法の一応用シーンの模式図である。
図8】本開示に係る情報呈示装置の一実施例の構成模式図である。
図9】本開示の一実施例の情報呈示方法を適用できる例示的なシステムアーキテクチャである。
図10】本開示の実施例により提供される電子機器の基本的構成の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下において、図面を参照しながら本開示の実施例をより詳細に説明する。本開示のいくつかの実施例を図面に示しているが、本開示は種々の形態で実現でき、且つ本明細書に説明される実施例に限定されるものとして解釈されるべきではなく、逆に、これらの実施例は本開示をより明確且つ完全に理解するために提供されることを理解すべきである。本開示の図面及び実施例は、例示的なものに過ぎず、本開示の保護範囲を限定するためのものではないことを理解すべきである。
【0014】
本開示の方法の実施形態に記載された各ステップは、異なる順序で実行されてもよく、及び/又は並行して実行されてもよいことを理解すべきである。また、方法の実施形態は、追加のステップを含んでもよく、及び/又は示されたステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲はこの点で限定されない。
【0015】
本明細書で使用される「含む」という技術用語及びその変形は、開放的な包含であり、即ち「含むがそれに限定されない」との意味である。「基づく」という技術用語は、「少なくとも部分的に基づく」との意味である。「一実施例」という技術用語は、「少なくとも1つの実施例」を表し、「別の実施例」という技術用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を表し、「いくつかの実施例」という技術用語は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。その他の用語の関連する定義は、後文で説明される。
【0016】
本開示で言及される「第1」、「第2」等の概念は、異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためのものに過ぎず、これらの装置、モジュール又はユニットによって実行される機能の順序又は相互依存関係を限定するためのものではないことに注意する必要がある。
【0017】
本開示で言及される「1つの」、「複数の」という修飾は、限定的なものではなく、例示的なものであり、当業者であれば、文脈において別段の明示的な指摘がない限り、「1つ又は複数の」と理解されるべきであることを理解すべきであることに注意必要である。
【0018】
本開示の実施形態における複数の装置の間でやり取りするメッセージ又は情報の名称は、説明するためのものに過ぎず、これらのメッセージ又は情報の範囲を限定するためのものではない。
【0019】
本開示に係る情報呈示方法の一実施例の流れを示す図1を参照されたい。当該情報呈示方法は、端末機器に応用される。図1に示す当該情報呈示方法は、以下のステップ101、ステップ102及びステップ103を含む。
【0020】
ステップ101では、第1端末から転送された第1インタラクティブメッセージカードを取得する。
【0021】
本実施例では、情報呈示方法の実行主体(例えば、端末機器)は、第1端末から転送された第1インタラクティブメッセージカードを取得することができる。
【0022】
本実施例では、上記第1端末によって呈示された第1インタラクティブメッセージカードは、ユーザインタラクション操作に応答してユーザデータを収集し、及び収集されたユーザデータを他の電子機器に送信するために用いられる。
【0023】
ここで、第1端末の呈示された第1インタラクティブメッセージカードは、データ提出コントロールを含んでもよい。
【0024】
ここで、データ提出コントロールは、ユーザインタラクション操作に応答してユーザデータを収集し、及び収集されたユーザデータを他の電子機器に送信することができる。
【0025】
ここで、データ提出コントロールの具体的な形式は、様々であってもよい。例として、データ提出コントロールは、選択コントロール、入力コントロール、提出確認コントロールなどのうちの少なくとも1つを含んでもよいが、これらに限定されない。入力コントロールは、ユーザから入力されたコンテンツを受信することができる。提出確認コントロールは、ユーザが選択又は入力した後に、他の電子機器へのユーザデータの提出を確認することができる。
【0026】
ここで、ユーザデータは、ユーザ操作に基づいて生成されたやり取りデータであってもよい。これらのやり取りデータは、インタラクティブメッセージカード内のいくつかの問題又は期待に答えることができる。
【0027】
ここで、第1端末機器が第1インタラクティブメッセージカードを転送することは、第1端末機器が他の電子機器から第1インタラクティブメッセージカードを受信し、次に第1インタラクティブメッセージカードを呈示し、そして第1インタラクティブメッセージカードを例えば上記実行主体の電子機器に送信することを含んでもよい。
【0028】
例として、第1端末によって呈示された第1インタラクティブメッセージカードの模式図である図2を参照されたい。
【0029】
図2では、第1端末の情報呈示インタフェースにおいて、第1インタラクティブメッセージカード201が呈示され得る。第1インタラクティブメッセージカード201において、データ提出コントロール2011及びデータ提出コントロール2012を設定することができ、データ提出コントロールは、ユーザ操作に応答することができる。
【0030】
図2のシーンでは、李四は、張三から送信されたメッセージを受信することができ、張三から送信されたメッセージは、インタラクティブメッセージカードの形式で呈示される。李四は、張三から送信された第1インタラクティブメッセージカードを受信した後に、更に承知致しましたと返信することができる。
【0031】
図2では、張三から送信された第1インタラクティブメッセージカードは、李四のデータ(李四は、夜に火鍋それともバーベキューのどちらが食べたいであるか)を収集するために用いることができる。張三から送信された第1インタラクティブメッセージカードにおいて、李四は、第1インタラクティブメッセージカード201内のデータ提出コントロール2011又はデータ提出コントロール2012をクリックして、食べたい夕食を選択することができる。李四がデータ提出コントロール2011をクリックすると、李四の端末は、ユーザ操作に応答して李四が火鍋を選択したことを示すデータを他の電子機器に提出することができる。
【0032】
選択可能に、張三は、自然人ユーザであってもよく、グループアシスタントアカウントであってもよい。例えば、自然人ユーザは、グループ内でグループアシスタントを利用し、グループアシスタントアカウントによって、第1インタラクティブメッセージカードを生成して送信することができる。
【0033】
図2の応用シーンでは、李四は、第1インタラクティブメッセージカード201を、王五に転送することができる。この場合に、王五が使用する端末は、上記実行主体として理解することができる。
【0034】
ステップ102では、第1インタラクティブメッセージカードに基づいて、第2インタラクティブメッセージカードを生成する。
【0035】
本実施例では、上記実行主体は、第1インタラクティブメッセージカードに基づいて、第2インタラクティブメッセージカードを生成することができる。
【0036】
ここで、前記第2インタラクティブメッセージカードに含まれるデータ提出コントロールは、データ収集機能を有さない。
【0037】
いくつかの応用シーンでは、例えばサーバのような電子機器によって、第1インタラクティブメッセージカードに基づいて、第2インタラクティブメッセージカードを生成することができる。上記実行主体では、例えばサーバのような電子機器から送信された第2インタラクティブメッセージカードを取得することができる。上記実行主体が、第1インタラクティブメッセージカードに基づいて生成された上記第2インタラクティブメッセージカードを呈示することは、第2インタラクティブメッセージカードを生成(再現も生成と解釈してもよい)してから呈示する必要があると理解することもできる。
【0038】
いくつかの応用シーンでは、上記ステップ102で第2インタラクティブメッセージカードを生成することは、サーバ又は端末機器によって実行されてもよい。ステップ102がサーバによって実行される場合、上記実行主体は、サーバ及び端末機器を含んでもよい。
【0039】
ステップ103では、第2インタラクティブメッセージカードを呈示する。
【0040】
本実施例では、上記実行主体は、インタラクティブメッセージカードを呈示することができる。
【0041】
例として、上記実行主体(例えば、王五が使用する端末)によって呈示された第2インタラクティブメッセージカードの模式図である図3を参照されたい。
【0042】
図3では、上記実行主体の情報呈示インタフェースにおいて、第2インタラクティブメッセージカード301が呈示され得る。
【0043】
図3のシーンでは、王五は、李四から転送された第1インタラクティブメッセージカードを受信することができる。王五は、李四から転送された第2インタラクティブメッセージカードを受信した後に、更に分かったと返信することができる。
【0044】
ここで、図2及び図3に呈示するインタラクティブメッセージカードを比較することができる。
【0045】
図2におけるデータ提出コントロール2011及びデータ提出コントロール2012は、ユーザデータを収集するために用いることができる。図3におけるデータ提出コントロール3011は、図2におけるデータ提出コントロール2011を引き継いで用いると理解することができ、図3におけるデータ提出コントロール3012は、図2におけるデータ提出コントロール2012を引き継いで用いると理解することができる。但し、データ提出コントロール3011及びデータ提出コントロール3012は、データ収集機能を有さない。
【0046】
ここで、比較してみると、データ提出コントロール2011は、ユーザインタラクション操作に応答して、ユーザデータを収集し、ユーザデータを提出することができる。データ提出コントロール3011は、ユーザデータを収集する機能を有さず、当然ながら、ユーザデータを提出する機能も有さず、但し、データ提出コントロールは、ユーザインタラクション操作に応答する機能を有してもよい。データ提出コントロール3012は同様に、ユーザデータを収集する機能を有さない。
【0047】
いくつかの実施例では、上記第2インタラクティブメッセージカード内のデータ提出コントロール、及び上記第1インタラクティブメッセージカード内のデータ提出コントロールは、異なる呈示方式で呈示されてもよい。呈示方式における差異は、実際の応用シーンに応じて設定することができ、ここで限定しない。
【0048】
例として、第2インタラクティブメッセージカード内のデータ提出コントロールは、第2インタラクティブメッセージカード内のデータ提出コントロールの機能が利用できない(即ち、通常のデータ提出機能を実現できない)ことを表すために、グレーアウトされてもよい。第1インタラクティブメッセージカード内のデータ提出コントロールは、第1インタラクティブメッセージカード内のデータ提出コントロールの機能が利用できることを表すために、グレーアウトされないように呈示することができる。
【0049】
説明すべきことは、本実施例により提供される情報呈示方法によれば、第1端末はインタラクティブメッセージカードを上記実行主体に転送することができ、上記実行主体が第1端末から転送されたインタラクティブメッセージカードを取得可能であり、及び上記実行主体がインタラクティブメッセージカードを呈示することができる点である。これによって、情報のメッセージ処理方式を提供することができ、このような新規なメッセージ処理方式によって、ユーザは、インタラクティブメッセージカードを転送することができる。それにより、ユーザ間の情報やり取り効率を高めることができる。
【0050】
図3のシーンを例として上記技術効果(ユーザ間の情報やり取り効率を高める)について説明する。王五が李四に夜に何を食べるかと尋ねた場合、李四は、自分が受信したインタラクティブメッセージカードを王五に転送することができる。王五がこのカードから取得可能な情報は、李四が既に夕食に関する話し合いに参加したことと、李四が火鍋又はバーベキューを選択した(李四が既に選択した場合)ことと、李四が火鍋やバーベキューを食べたくない可能性がある(李四が選択していない場合)こととを含んでもよい。比較してみると、インタラクティブメッセージカードが転送をサポートしない場合、李四は自分で音声又は文字を入力して、夕食に関する選択肢が既にあったかどうかことと、何を選択したか又は既存の選択肢(火鍋とバーベキュー)に対して不満があることとを王五に伝える必要がある。
【0051】
このことから分かるように、李四はインタラクティブメッセージカードを王五に転送し、インタラクティブメッセージカードを担体として情報伝達を行い、李四が自分で入力した音声又は文字を王五に送信することに比べて、操作は簡単で、情報量は大きい。従って、ユーザ間の情報やり取り効率を高めることができる。
【0052】
説明すべきことは、上記実行主体は、第1端末から転送されたインタラクティブメッセージカードを受信するが、インタラクティブメッセージカード内のデータ提出コントロールによってデータを提出することができない点である。データ提出コントロールを保留することは、一方では、カード情報の完全性をできる限り確保することができ、他方では、権限のない人によるデータ提出を回避し、データ受信者が受信したデータがいずれも、データ提出権限のあるユーザにより提出されたものであることを確保し、受信者が受信したデータの精度を向上させることができる。
【0053】
いくつかの実施例では、上記方法は、第2インタラクティブメッセージカード内のデータ提出コントロールに対するトリガ操作を検出したことに応答して、プロンプト情報を呈示するステップを更に含む。
【0054】
ここで、上記プロンプト情報は、第2インタラクティブメッセージカードがデータ提出機能を有さないことを知らせるために用いることができる。
【0055】
上記プロンプト情報を呈示する模式図である図4を参照されたい。
【0056】
図4では、王五は、インタラクティブメッセージカード301内のバーベキューに対応する確認ボタンをクリックすることができる。そして、端末は、このカードがデータ提出機能を有さないことを王五に知らせるために、「転送カードはこの操作をサポートしない」という文字のあるコントロール401を提示することができる。
【0057】
いくつかの実施例では、第1インタラクティブメッセージカードは、データ取得リクエストを送信するためのリクエストコントロールを含んでもよい。第2インタラクティブメッセージカードもリクエストコントロールを含んでもよい。
【0058】
リクエストコントロール501及びリクエストコントロール502を示す図5を参照されたい。リクエストコントロール501は、火鍋料理店のプロフィールページへのリンクであってもよい。リクエストコントロール502は、バーベキュー店のプロフィールページへのリンクであってもよい。
【0059】
いくつかの実施例では、上記方法は、第2インタラクティブメッセージカード内のリクエストコントロールに対するトリガ操作を検出したことに応答して、データ取得リクエストを送信するステップを更に含んでもよい。
【0060】
図5のシーンでは、王五は、リクエストコントロール501又はリクエストコントロール502をクリックして、火鍋料理店のプロフィールページ、又はバーベキュー店のプロフィールページを取得することができる。
【0061】
説明すべきことは、第1インタラクティブメッセージカード内のリクエストコントロールについて、第2インタラクティブメッセージカードにその(即ち、リクエストコントロール)リクエスト機能が保留される点である。これによって、第2インタラクティブメッセージカードによってより多くの情報(第2インタラクティブメッセージカードに提示されていない情報)を取得し、情報取得効率を向上させることを実現することができる。
【0062】
いくつかの実施例では、前記方法は、前記第2インタラクティブメッセージカードに対する転送操作を検出したことに応答して、前記第2インタラクティブメッセージカードを転送するステップを更に含んでもよい。
【0063】
ここで、上記第2インタラクティブメッセージカードは複数回転送されてもよい。
【0064】
例として、図3の応用シーンでは、王五は李四から送信されたインタラクティブメッセージカードを受信した後に、更に例えば趙六に受信されたインタラクティブメッセージカードを転送してもよい。
【0065】
説明すべきことは、上記実行主体が受信したインタラクティブメッセージカードは再転送することができ、よって、インタラクティブメッセージカードを担体として、メッセージの高速な伝達を実現し、情報伝達効率を向上させることを実現することができる点である。
【0066】
いくつかの実施例では、第1端末から転送されたメッセージは、少なくとも2つである。
【0067】
いくつかの応用シーンでは、第1端末は、メッセージを組み合わせて又は1つずつ他の電子機器に転送することができる。
【0068】
いくつかの実施例では、第1端末から転送された少なくとも2つのメッセージには、少なくとも1つの第1インタラクティブメッセージカードが含まれる。
【0069】
いくつかの実施例では、上記ステップ103で、第2インタラクティブメッセージカードを呈示する前記ステップは、第1インタラクティブメッセージカードを含む少なくとも2つのメッセージを呈示するステップを含んでもよい。
【0070】
説明すべきことは、第1端末は、第1インタラクティブメッセージカードを他のメッセージと一緒に(組み合わせて又は1つずつ)転送することができる点である。上記実行主体は、受信された様々なタイプのメッセージを呈示することができる。よって、第1端末の操作を減らすことができるだけでなく、上記実行主体の情報取得効率を高めることができる。
【0071】
いくつかの応用シーンでは、少なくとも2つのメッセージには、1つ又は複数のインタラクティブメッセージカードが含まれることがある。例として、少なくとも2つのインタラクティブメッセージカードが含まれている場合、転送する必要があるインタラクティブメッセージカードを1つずつ又は組み合わせて転送することができる。
【0072】
いくつかの実施例では、上記第1端末は、転送ステップによって第1インタラクティブメッセージカードを転送することができる。図6を参照すると、転送ステップは、図6に示すステップ601、ステップ602及びステップ603を含んでもよい。
【0073】
ステップ601では、第1インタラクティブメッセージカードを呈示する。
【0074】
第1端末が第1インタラクティブメッセージカードを呈示する模式図と理解できる図2を参照されたい。
【0075】
ステップ602では、第1インタラクティブメッセージカードに対する転送操作を検出したことに応答して、転送操作の転送対象を決定する。
【0076】
ここで、転送操作は、各種の操作方式で実現することができ、ここで限定しない。
【0077】
例として、図7を参照すると、李四は、第1インタラクティブメッセージカード領域を右クリックしてコントロールバー701を呼び出すことができ、コントロールバー701には転送コントロール702及び返信コントロール703が呈示されてもよい。李四は、転送コントロール702をクリックして、転送対象バー704を呼び出すことができる。転送対象バーには少なくとも1つの転送対象、例えば、王五、グループ1及びグループ2が呈示されてもよい。李四は、王五を転送対象として選択することができる。
【0078】
ステップ603では、第1インタラクティブメッセージカードを、転送対象が指示する第2端末に転送する。
【0079】
図7に示すシーンを参照すると、第1端末は、第1インタラクティブメッセージカードを、王五が使用する第2端末に転送することができる。
【0080】
説明すべきことは、第1端末の上記転送ステップは、第1インタラクティブメッセージカードの高速な転送を実現し、第1端末ユーザの情報入力量を減少し、第1端末の計算量を減少することができ、第1端末ユーザと転送対象との間の情報やり取り効率を高めることができる点である。
【0081】
いくつかの実施例では、第1端末が受信した第1インタラクティブメッセージカードは、生成ステップによって生成されてもよい。
【0082】
いくつかの実施例では、生成ステップは、転送パラメータと、第1インタラクティブメッセージカードとの関連付け関係を確立するステップを含んでもよい。
【0083】
ここで、転送パラメータは、第1インタラクティブメッセージカードが転送できるかどうかを指示するために用いることができる。転送パラメータは予め設定されてもよい。
【0084】
いくつかの応用シーンでは、第1インタラクティブメッセージカードの生成者は、転送パラメータをカスタマイズして、どのカードが転送できるか、又はどのカードが転送できないかを指示することができる。
【0085】
説明すべきことは、転送パラメータにより、第1インタラクティブメッセージカードが転送できるかどうかということに対して選択を設定することができる点である。これによって、実際の応用シーンに応じて、実際の応用シーンに適合する転送オプションを設定して選択することができる。
【0086】
いくつかの実施例では、上記第1端末は、第1インタラクティブメッセージカードが転送できると判断したことに応答して、ユーザ操作に基づいて転送インタラクティブコントロールを呼び出すことができる。
【0087】
ここで、第1端末は、受信した第1インタラクティブメッセージカードが転送できると判断した場合、ユーザ操作に基づいてユーザによる転送に供する転送操作を呼び出すことができる。例えば、ユーザが右クリックして呈示されるコントロールバーには、転送コントロールが呈示されてもよい。
【0088】
ここで、第1端末は、受信した第1インタラクティブメッセージカードが転送できないと判断した場合、ユーザの操作は、転送コントロールを呼び出すことができない。例として、ユーザが右クリックして呈示されるコントロールバーには、転送コントロールがない。
【0089】
説明すべきことは、受信された第1インタラクティブメッセージカードに対して、第1端末は、転送パラメータに基づいて該第1インタラクティブメッセージカードが転送できるかどうかを判断することができる点である。転送できる場合、転送コントロールは呈示可能になり、転送できない場合、転送コントロールを呈示しない。これによって、転送元から第1インタラクティブメッセージカードが転送できるかどうかを制御し、転送に適合しない第1インタラクティブメッセージカードが転送されることを回避することができる。それにより、データ漏洩リスクが軽減され、データの安全性が確保される。
【0090】
いくつかの実施例では、第1インタラクティブメッセージカードを生成する生成ステップは、サードパーティアプリケーションを利用して第1インタラクティブメッセージカードを生成するステップを含んでもよい。つまり、第1インタラクティブメッセージカードは、サードパーティアプリケーションにより実行されてもよい。
【0091】
いくつかの実施例では、メッセージインタラクション機能を有する通信アプリケーションを通じて、サードパーティアプリケーションにより生成された第1インタラクティブメッセージカードを受信することができる。
【0092】
例として、サードパーティアプリケーションは、第1インタラクティブメッセージカードを生成することができる。サードパーティアプリケーションは、通信アプリケーションと互いに通信することができる。通信アプリケーションのユーザは、通信アプリケーションにより取得された第1インタラクティブメッセージカードを、通信アプリケーションの他のユーザ、例えば李四に送信することができる。
【0093】
説明すべきことは、通信アプリケーションは、サードパーティアプリケーションにより生成された第1インタラクティブメッセージカードを取得し、第1インタラクティブメッセージカードを通信アプリケーションのユーザに送信することができ、よって、通信アプリケーションユーザの情報やり取り効率を高めることができる点である。
【0094】
いくつかの実施例では、上記した前記生成ステップは、通信アプリケーションにおいて、サードパーティアプリケーションを指示するホスティングアプリケーションを呼び出すステップと、前記ホスティングアプリケーションを利用して、第1インタラクティブメッセージカードを生成するステップと、を含んでもよい。
【0095】
ここで、通信アプリケーション端末の機能コントロールをトリガすることにより、サードパーティアプリケーションを指示するホスティングアプリケーションを呼び出すことができる。ホスティングアプリケーションは、上記通信アプリケーションにホスティングされているアプリケーションであり、例えば、当該通信アプリケーションに埋め込まれるサードパーティアプリケーションのアプレットである。ホスティングアプリケーションは、指示されたサードパーティアプリケーションの一部又は全ての機能を実現することができる。
【0096】
ここで、ユーザは、ホスティングアプリケーションを操作することにより、第1インタラクティブメッセージカードを生成することができる。
【0097】
説明すべきことは、通信アプリケーションにおいてホスティングアプリケーションを利用して、第1インタラクティブメッセージカードを生成することは、上記サードパーティアプリケーションにジャンプしてカードを生成することを回避することができる点である。これによって、機器で実行されているアプリケーションの数を削減し、機器の高速動作を保証することができ、且つサードパーティアプリケーションを起動し、及びサードパーティアプリケーションにジャンプする時間を節約することができる。それにより、カードを生成する速度を向上させることができる。
【0098】
いくつかの実施例では、前記生成ステップは、前記ホスティングアプリケーションを呼び出したことに応答して、前記通信アプリケーションのインタフェースにポップアップされたサイドバーに前記ホスティングアプリケーションを呈示するステップを含む。
【0099】
説明すべきことは、ホスティングアプリケーションを通信アプリケーションインタフェースのサイドバーに呈示することにより、ユーザによるホスティングアプリケーションの操作を便利にし、第1インタラクティブメッセージカードを生成する生成速度を向上させることができる点である。且つ、ホスティングアプリケーションの通信アプリケーションインタフェースに占められる面積をできる限り減少し、通信アプリケーションのインタフェース使用率を向上させることができる。
【0100】
いくつかの実施例では、サードパーティアプリケーションを利用して第1インタラクティブメッセージカードを生成する前記ステップは、通信アプリケーションをサポートするサーバにより提供されるカード生成インタフェースを呼び出して、第1インタラクティブメッセージカードを生成するステップを含んでもよい。
【0101】
ここで、通信アプリケーションをサポートするサーバは、カード生成インタフェースを提供することができる。上記サードパーティアプリケーションは、上記カード生成インタフェースによって、利便性のあるカード生成を実現することができる。
【0102】
例として、通信アプリケーションをサポートするサーバは、カード構造取得インタフェース、カード要素取得インタフェース、カードパラメータ設定インタフェース等を提供することができる。カード構造取得インタフェースを介して、カードのフレーム構造を取得可能である。カード要素取得インタフェースを介して、インタラクティブコントロールスタイル等のカード要素を取得可能である。カードパラメータ設定インタフェースを介して、例えば転送パラメータ等のカードパラメータを設定することができる。
【0103】
説明すべきことは、通信アプリケーションをサポートするサーバにより提供されるカード生成インタフェースは、通信アプリケーションに適合するカード生成方式を提供することができる点である。言い換えると、サードパーティアプリケーションが上記カード生成インタフェースによって生成されたカードは更に、上記通信アプリケーションにアクセスして伝播されることで、上記カードと通信アプリケーションのデータ一致性を確保することができ、上記通信アプリケーションが上記カードを識別できないことを少なくとも回避することができる。
【0104】
他方では、通信アプリケーションをサポートするサーバがカード生成インタフェースを提供することは、ユーザが第1インタラクティブメッセージカードを生成するための便利な条件を提供し、ユーザによる第1インタラクティブメッセージカードの生成及び使用の確率を高めることができ、それにより、通信アプリケーションにおいて第1インタラクティブメッセージカードを担体として情報伝達を行う確率を高め、更に通信アプリケーション全体の情報やり取り効率を高めることができる。
【0105】
更に図8を参照し、上記の各図に示す方法の実現として、本開示は情報呈示装置の一実施例を提供し、当該装置実施例は図1に示す方法実施例に対応し、当該装置は具体的に各種の電子機器に適用することができる。
【0106】
図8に示すように、本実施例の情報呈示装置は、取得ユニット801、生成ユニット802及び呈示ユニット803を備える。その中、取得ユニットは、第1端末から転送された第1インタラクティブメッセージカードを取得するために用いられ、第1端末の呈示された第1インタラクティブメッセージカードは、ユーザインタラクション操作に応答してユーザデータを収集し、及び収集されたユーザデータを他の電子機器に送信するためのデータ提出コントロールを含み、生成ユニットは、第1インタラクティブメッセージカードに基づいて、第2インタラクティブメッセージカードを生成するために用いられ、前記第2インタラクティブメッセージカードに含まれるデータ提出コントロールが、データ収集機能を有さず、呈示ユニットは、第2インタラクティブメッセージカードを呈示するために用いられる。
【0107】
本実施例では、情報呈示装置の取得ユニット801、生成ユニット802及び呈示ユニット803の具体的な処理及びそれらによる技術効果については、それぞれ図1に対応する実施例におけるステップ101、ステップ102及びステップ103の関連説明を参照可能であり、ここで詳細な説明を省略する。
【0108】
請求項1に記載の方法によれば、いくつかの実施例では、前記装置は更に、第2インタラクティブメッセージカード内のデータ提出コントロールに対するトリガ操作を検出したことに応答して、前記第2インタラクティブメッセージカードがデータ提出機能を有さないことを知らせるためのプロンプト情報を呈示するために用いられる。
【0109】
いくつかの実施例では、前記第1インタラクティブメッセージカードは、データ取得リクエストを送信するためのリクエストコントロールを含み、前記第2インタラクティブメッセージカードは、リクエストコントロールを含み、前記装置は更に、第2インタラクティブメッセージカード内のリクエストコントロールに対するトリガ操作を検出したことに応答して、データ取得リクエストを送信するために用いられる。
【0110】
いくつかの実施例では、前記装置は更に、前記第2インタラクティブメッセージカードに対する転送操作を検出したことに応答して、前記第2インタラクティブメッセージカードを転送するために用いられる。
【0111】
いくつかの実施例では、第1端末から転送されたメッセージは、少なくとも2つであり、少なくとも2つのメッセージには、少なくとも1つの第1インタラクティブメッセージカードが含まれ、第2インタラクティブメッセージカードを呈示する前記ステップは、第1インタラクティブメッセージカードを含む少なくとも2つのメッセージを呈示するステップを含む。
【0112】
いくつかの実施例では、前記第1端末は転送ステップによって第1インタラクティブメッセージカードを転送し、前記転送ステップは、第1インタラクティブメッセージカードを呈示するステップと、第1インタラクティブメッセージカードに対する転送操作を検出したことに応答して、前記転送操作の転送対象を決定するステップと、前記第1インタラクティブメッセージカードを、前記転送対象が指示する第2端末に転送するステップとを含む。
【0113】
いくつかの実施例では、第1端末が受信した第1インタラクティブメッセージカードは、生成ステップによって生成され、前記生成ステップは、転送パラメータと、第1インタラクティブメッセージカードとの関連付け関係を確立するステップを含み、転送パラメータは、第1インタラクティブメッセージカードが転送できるかどうかを指示するためのものであり、第1インタラクティブメッセージカードを受信した第1端末は、前記転送パラメータに基づいて、前記第1インタラクティブメッセージカードが転送できるかどうかを判断する。
【0114】
いくつかの実施例では、第1端末は、第1インタラクティブメッセージカードが転送できると判断したことに応答して、ユーザ操作に基づいて転送インタラクティブコントロールを呼び出す。
【0115】
いくつかの実施例では、第1インタラクティブメッセージカードを生成する生成ステップは、サードパーティアプリケーションを利用して第1インタラクティブメッセージカードを生成するステップを含み、メッセージインタラクション機能を有する通信アプリケーションを通じて、サードパーティアプリケーションによって生成された第1インタラクティブメッセージカードを受信する。
【0116】
いくつかの実施例では、前記生成ステップは、通信アプリケーションにおいて、サードパーティアプリケーションを指示するホスティングアプリケーションを呼び出すステップと、前記ホスティングアプリケーションを利用して、第1インタラクティブメッセージカードを生成するステップとを含む。
【0117】
いくつかの実施例では、前記生成ステップは、前記ホスティングアプリケーションを呼び出したことに応答して、前記通信アプリケーションのインタフェースにポップアップされたサイドバーに前記ホスティングアプリケーションを呈示するステップを含む。
【0118】
いくつかの実施例では、サードパーティアプリケーションを利用して第1インタラクティブメッセージカードを生成する前記ステップは、前記通信アプリケーションをサポートするサーバによって提供されるカード生成インタフェースを呼び出して、第1インタラクティブメッセージカードを生成するステップを含む。
【0119】
本開示の一実施例の情報呈示方法を適用できる例示的なシステムアーキテクチャを示す図9を参照されたい。
【0120】
図9に示すように、システムアーキテクチャは、端末機器901、902、903、ネットワーク904、サーバ905を含んでもよい。ネットワーク904は端末機器901、902、903とサーバ905との間で通信リンクを提供するための媒体である。ネットワーク904は、例えば有線、無線通信リンク又は光ファイバーケーブルなどの各種の接続タイプを含んでもよい。
【0121】
端末機器901、902、903はネットワーク904を介してサーバ905とインタラクションして、メッセージの受信又は送信等を行うことができる。端末機器901、902、903には、例えば、ウェブページブラウザアプリケーション、検索類アプリケーション、ニュース情報類アプリケーションのような各種のクライアントアプリケーションが実装されていてもよい。端末機器901、902、903におけるクライアントアプリケーションは、ユーザの命令を受信し、ユーザの命令により対応機能を完成することができ、例えば、ユーザの命令により情報に対応情報を追加する。
【0122】
端末機器901、902、903はハードウェアであっても、ソフトウェアであってもよい。端末機器901、902、903はハードウェアである時に、ディスプレイを備え且つウェブページ閲覧をサポートする様々な電子機器であってもよく、スマートフォン、タブレット、電子書籍リーダー、MP3プレーヤー(Moving Picture Experts Group Audio Layer III,ムービング・ピクチャー・エクスパーツ・グループ・オーディオレイヤー3)、MP4(Moving Picture Experts Group Audio Layer IV,ムービング・ピクチャー・エクスパーツ・グループ・オーディオレイヤー4)プレーヤー、ラップトップコンピュータ及びデスクトップコンピュータ等を含むが、これらに限定されない。端末機器901、902、903はソフトウェアである時に、以上で挙げられた電子機器にインストールし得る。それは複数のソフトウェア又はソフトウェアモジュールで実現してもよいし(例えば、分散型サービスを提供するためのソフトウェア又はソフトウェアモジュール)、単独のソフトウェア又はソフトウェアモジュールで実現してもよい。ここで具体的に限定されない。
【0123】
サーバ905は各種のサービスを提供するサーバであってもよく、例えば、端末機器901、902、903の送信する情報取得リクエストを受信し、情報取得リクエストにより各種の方式で情報取得リクエストに対応する呈示情報を取得する。そして呈示情報の関連データを端末機器901、902、903に送信する。
【0124】
本開示の実施例により提供される情報呈示方法は端末機器によって実行してもよく、これに対して、情報呈示装置は端末機器901、902、903に設置してもよいことが説明必要である。なお、本開示の実施例により提供される情報呈示方法は更にサーバ905によって実行してもよく、これに対して、情報呈示装置はサーバ905に設置してもよい。
【0125】
図9における端末機器、ネットワーク及びサーバの数はただ例示的なものであることが理解すべきである。実現要求に応じて、任意数の端末機器、ネットワーク及びサーバを有してもよい。
【0126】
以下において、本開示の実施例を実現することに適合する電子機器(例えば、図9における端末機器又はサーバ)の構成模式図を示す図10を参照する。本開示の実施例における端末機器は、例えば、携帯電話、ノート型パソコン、デジタル放送受信機、PDA(携帯情報端末)、PAD(タブレット)、PMP(ポータブルマルチメディアプレーヤー)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)等の携帯端末、及び例えばデジタルTV、デスクトップコンピュータ等の固定端末を含み得るが、これらに限定されない。図10に示されている電子機器は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲を何ら制限するものではない。
【0127】
図10に示すように、電子機器は処理装置(例えば、中央処理ユニット、画像プロセッサ等)1001を含んでよく、それは読み取り専用メモリ(ROM)1002に記憶されたプログラム又は記憶装置1008からランダムアクセスメモリ(RAM)1003にロードされたプログラムによって各種の適切な動作及び処理を実現することができる。RAM1003には、電子機器1000の動作に必要な各種のプログラムやデータが格納されている。処理装置1001、ROM1002及びRAM1003は、通信バス1004を介して相互に接続される。入力/出力(I/O)インタフェース1005も通信バス1004に接続される。
【0128】
一般的には、例えばタッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロ等を含む入力装置1006と、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカー、発振器等を含む出力装置1007と、例えば磁気テープ、ハードディスク等を含む記憶装置1008と、通信装置1009とがI/Oインタフェース1005に接続されていてよい。通信装置1009は電子機器が他のデバイスと無線又は有線通信してデータを交換することを可能にする。図10に各種装置を備えた電子機器が示されているが、示された装置の全てを実施又は備えることが要求されていないことを理解されたい。代替的に、より多く又はより少ない装置を実施又は備えることが可能である。
【0129】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照しながら上述したプロセスはコンピュータソフトウェアプログラムとして実現できる。例えば、本開示の実施例はコンピュータプログラム製品を含み、それは非一時的コンピュータ可読媒体に実装されている、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含むコンピュータプログラムを含む。このような実施例では、該コンピュータプログラムは通信装置1009によってネットワークからダウンロード及びインストールされ、又は記憶装置1008からインストールされ、又はROM 1002からインストールされ得る。該コンピュータプログラムが処理装置1001によって実行されると、本開示の実施例の方法で限定された上記機能が実行される。
【0130】
本開示の上記のコンピュータ可読媒体はコンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は上記二者を任意に組み合わせたものであってもよいことが説明必要である。コンピュータ可読媒体はコンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体であってよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線又は半導体のシステム、装置又はデバイス或いはそれらの任意の組み合わせであってよいが、それらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の導線を有する電気的接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、携帯型コンパクトディスク・リード・オンリー・メモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを含むか記憶するいかなる有形媒体であってもよく、このプログラムは命令実行システム、装置又はデバイスに使用されるか、それらと組み合わせて使用されることが可能である。本開示では、コンピュータ可読信号媒体はベースバンド内で又は搬送波の一部として伝播されるデータ信号を含んでよく、その中にコンピュータ可読プログラムコードが搭載される。このように伝播されるデータ信号は多種の形式を採用してよく、電磁信号、光信号又はそれらの任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体はさらにコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、このコンピュータ可読信号媒体は命令実行システム、装置又はデバイスに使用されるかそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは任意の適切な媒体で伝送可能であり、電線、光ケーブル、RF(ラジオ周波数)等又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでよいが、それらに限定されない。
【0131】
いくつかの実施形態では、クライアント、サーバはHTTP(ハイパー・テキスト転送プロトコル:HyperText Transfer Protocol)のような現在既知又は将来研究開発される任意のネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続することができる。通信ネットワークの例として、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、広域ネットワーク(「WAN」)、インターネット(例えば、相互接続ネットワーク)、ピアツーピアネットワーク(例えば、ad hocピアツーピアネットワーク)、及び現在既知又は将来研究開発される任意のネットワークを含む。
【0132】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよいし、該電子機器に実装されず、単独して存在するものであってもよい。
【0133】
上記コンピュータ可読媒体に1つ又は複数のプログラムが実装されており、上記1つ又は複数のプログラムが該電子機器により実行されると、当該電子機器は、第1端末から転送された第1インタラクティブメッセージカードを取得するステップであって、第1端末の呈示された第1インタラクティブメッセージカードが、ユーザインタラクション操作に応答してユーザデータを収集し、及び収集されたユーザデータを他の電子機器に送信するためのデータ提出コントロールを含むステップと、第1インタラクティブメッセージカードに基づいて、第2インタラクティブメッセージカードを生成するステップであって、当該第2インタラクティブメッセージカードに含まれるデータ提出コントロールが、データ収集機能を有さないステップと、第2インタラクティブメッセージカードを呈示するステップと、を実行する。
【0134】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは1種又は多種のプログラミング言語又はそれらの組み合わせで書くことが可能であり、上記プログラミング言語はオブジェクト指向のプログラミング言語、例えばJava、Smalltalk、C++を含むが、これらに限定されなく、さらに一般の手続き型プログラミング言語、例えば「C」言語又は類似的なプログラミング言語を含む。プログラムコードは完全にユーザコンピュータで実行したり、部分的にユーザコンピュータで実行したり、独立したソフトウェアパッケージとして実行したり、一部をユーザコンピュータで一部をリモートコンピュータで実行したり、完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行したりすることができる。リモートコンピュータの場合に、リモートコンピュータはローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)を含む任意のネットワークによってユーザコンピュータに接続でき、又は、外部コンピュータに接続できる(例えばインターネットサービスプロバイダを用いてインターネット経由で接続する)。
【0135】
図面のうちフローチャート及びブロック図は本開示の様々な実施例に係るシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なシステムアーキテクチャ、機能及び動作を示す。この点では、フローチャート又はブロック図における各ブロックは一つのモジュール、プログラムセグメント又はコードの一部分を代表することができ、このモジュール、プログラムセグメント又はコードの一部分は指定された論理機能を実現するための一つ又は複数の実行可能命令を含む。いくつかの置換としての実現では、ブロックに表記される機能は図面に付したものと異なる順序で実現してもよいことにも注意すべきである。例えば、二つの連続的なブロックは実質的に同時に実行してもよく、また、係る機能によって、それらは逆な順序で実行してもよい場合がある。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、指定される機能又は動作を実行するハードウェアに基づく専用システムによって実現してもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実現してもよいことにも注意すべきである。
【0136】
本開示の実施例で説明されたユニットは、ソフトウェアの方式で実現されてもよいし、ハードウェアの方式で実現されてもよい。ここで、ユニットの名称は、このユニット自体を限定するものではない場合がある。例えば、取得ユニットは「第1インタラクティブメッセージカードのユニット」と記述してもよい。
【0137】
本明細書において以上で記述した機能は少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェアロジックユニットによって実行してもよい。例えば、使用可能な代表的タイプのハードウェアロジックユニットは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け規格品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)等を含むが、これらに限定されない。
【0138】
本開示の文脈において、機械可読媒体は有形の媒体であってよく、命令実行システム、装置又は機器に使用されるか、又は命令実行システム、装置又は機器に組み合わせて使用されるプログラムを含むか、又は記憶してよい。機械可読媒体は機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は、電子、磁性、光学、電磁、赤外線のもの又は半導体システム、装置又は機器或いはそれらの任意の適切な組合を含んでも良いが、それらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の線に基づく電気的接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディス、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、携帯型コンパクトディスク・リード・オンリー・メモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置、又はそれらの任意の適切な組み合わせを含む。
【0139】
以上は本開示の好ましい実施例及び適用する技術原理の説明に過ぎない。本開示に係る開示範囲は、上記技術特徴の特定の組み合わせによる技術手段に限定されず、上記開示構想を逸脱することなく上記技術特徴又はそれと同等な特徴を任意に組み合わせて形成した他の技術手段をも含むべきであることが当業者に自明である。例えば、上記特徴と本開示の開示(それに限定されない)による類似的な機能を有する技術特徴を互いに取り替えて形成した技術手段をも含む。
【0140】
また、特定の順番で各操作を説明したが、これらの操作を、示される特定の順番又は順次実行することが求められるものとして理解されるべきではない。ある環境において、マルチタスク及び並行処理が有利になる可能性がある。同様に、上記説明に様々な具体的な実現の詳細が含まれているが、これらは本開示の範囲を限定するものとして解釈してはならない。単一な実施例の文脈に説明されている幾つかの特徴は、単一な実施例において組み合わせて実現されてもよい。逆に、単一な実施例の文脈で説明されている様々な特徴も、別個に、または適切な任意の部分的組合せで複数の実施例に実現されてもよい。
【0141】
構成特徴及び/又は方法論理動作に特定された言語を採用して本主題を説明したが、添付される特許請求の範囲に限定された主題は上記に説明された特定特徴又は動作に限られないことを、理解すべきである。むしろ、上記に記載された特定特徴と動作は、特許請求の範囲を実現する例示的な形式に過ぎない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10