技術分野
表面被覆切削工具(以下、被覆工具ということがある)に関する。本出願は、2019年10月29日に出願した日本特許出願である特願2019-195796号に基づく優先権を主張する。当該日本特許出願に記載されたすべての記載内容は、参照によって本明細書に援用される。
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
発明者は、前記特許文献1~3に記載された被覆工具について検討した。その結果、次のような認識をもった。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の表面被覆切削工具は、
立方晶窒化硼素焼結体からなる工具基体と該工具基体の少なくとも刃先表面に硬質被覆層を有しており、
(a)前記硬質被覆層は、前記工具基体の直上の下部層αと、前記下部層αの上の上部層βとを有し、
(b)前記下部層αは、平均組成が、
組成式:(Al1-xTix)N(ただし、xは原子比で0.40≦x≦0.60)を満足し、
(c)前記上部層βは、平均組成が・・・ 続きを
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発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
前記によれば、高硬度鋼の断続切削加工に使用した場合でも、チッピング、欠損、剥離等の異常損傷を発生することがなく、長期の使用に亘って、すぐれた耐摩耗性を発揮する。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
本発明の被覆工具の硬質被覆層の層構造を示す断面模式図である。
【図2】
本発明の被覆工具の上部層βにおける層厚方向に沿ったB成分の組成変調構造を示す模式図である。
【図3】
硬質被覆層全体としての残留応力σを測定する概略説明図である。
【図4】
塑性変形仕事比率を求めるための変位-荷重の負荷曲線および変位-荷重の除荷曲線の概略模式図である。
【図5】
塑性変形仕事比率を求めるための試験法の概略説明図である。
【図6】
本発明の実施例に係る被覆工具の硬質被覆層を成膜するための、アークイオンプレーティング(AIP)装置の概略平面図である。
【図7】
図6のアークイオンプレーティング(AIP)装置の概略側面図である。
1 工具基体(cBN基体)
2 cBN粒子
3 結合相
4 硬質被覆層
5 下部層α
6 上部層β
7 圧子
8 荷重
9 変位
11 ヒーター
12 回転テーブル
13 上部層β形成用Al-Ti合金ターゲット(蒸発源)
14 Ai-Ti-B合金ターゲット(蒸発源)
15 下部層α形成用Ai-Ti合金ターゲット(蒸発源)
16 アノード電極
17 工具基体(cBN基体)
18 反応ガス導入口
19 排ガス口
20 アーク電源
21 バイアス電源
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