(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-02
(45)【発行日】2024-10-10
(54)【発明の名称】情報管理装置、情報管理システム、情報管理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/0203 20230101AFI20241003BHJP
【FI】
G06Q30/0203
(21)【出願番号】P 2023085546
(22)【出願日】2023-05-24
【審査請求日】2023-05-24
(73)【特許権者】
【識別番号】399037405
【氏名又は名称】楽天グループ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【氏名又は名称】恩田 博宣
(72)【発明者】
【氏名】福田 英士
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 翔
【審査官】庄司 琴美
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-194864(JP,A)
【文献】特開2006-202251(JP,A)
【文献】国際公開第2013/001855(WO,A1)
【文献】米国特許第09129008(US,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出する閲覧数算出部と、
評価対象に対するモニターによる
賛同を得たか否かに関する評価数を算出する評価数算出部と、
評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御する評価ステージ制御部と、
前記閲覧数算出部が算出した閲覧数と、前記評価数算出部が算出した評価数と、前記評価ステージ制御部が制御する評価ステージとを評価対象に対応するように登録する情報登録部と、
前記情報登録部が登録した結果に基づいて、前記複数段階の評価ステージのうち第1評価ステージに対応する評価対象と、前記複数段階の評価ステージのうち前記第1評価ステージとは異なる第2評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供する情報提供部と、
前記情報提供部が提供した評価対象に対するモニターによる評価結果を取得する評価結果取得部と、
を備え
、
前記評価ステージ制御部は、
評価対象における閲覧数が第1閲覧数未満である場合、初期評価ステージに制御し、
評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数となった場合、前記第1閲覧数に対する評価数が第1評価数以上であるときに、前記初期評価ステージから前記第1評価ステージに制御し、
評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数となった場合、前記第1閲覧数に対する評価数が前記第1評価数未満であるときに、前記初期評価ステージから、評価対象をモニターに提供しない評価済ステージに制御し、
評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数よりも大きい第2閲覧数となった場合、前記第2閲覧数に対する評価数が前記第1評価数よりも大きい第2評価数以上であるときに、前記第1評価ステージから前記第2評価ステージに制御し、
評価対象における閲覧数が前記第2閲覧数となった場合、前記第2閲覧数に対する評価数が前記第2評価数未満であるときに、前記第1評価ステージから前記評価済ステージに制御する、
情報管理装置。
【請求項2】
請求項
1に記載の情報管理装置において、
前記評価ステージ制御部は、前記初期評価ステージに制御されてからの経過時間に関係なく、前記初期評価ステージから前記第1評価ステージへの制御、及び、前記初期評価ステージから前記評価済ステージへの制御を行い、前記第1評価ステージに制御されてからの経過時間に関係なく、前記第1評価ステージから前記第2評価ステージへの制御、及び、前記第1評価ステージから前記評価済ステージへの制御を行う、
情報管理装置。
【請求項3】
評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出する閲覧数算出部と、
評価対象に対するモニターによる
賛同を得たか否かに関する評価数を算出する評価数算出部と、
評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御する評価ステージ制御部と、
前記閲覧数算出部が算出した閲覧数と、前記評価数算出部が算出した評価数と、前記評価ステージ制御部が制御する評価ステージとを評価対象に対応するように登録する情報登録部と、
前記情報登録部が登録した結果に基づいて、前記複数段階の評価ステージのうち第1評価ステージに対応する評価対象と、前記複数段階の評価ステージのうち前記第1評価ステージとは異なる第2評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供する情報提供部と、
前記情報提供部が提供した評価対象に対するモニターによる評価結果を取得する評価結果取得部と、
を備え
、
前記評価ステージ制御部は、
評価対象における閲覧数が第1閲覧数未満である場合、前記第1評価ステージに制御し、
評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数となった場合、前記第1閲覧数に対する評価数が第1評価数以上であるときに、前記第1評価ステージから前記第2評価ステージに制御し、
評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数となった場合、前記第1閲覧数に対する評価数が前記第1評価数未満であるときに、前記第1評価ステージから、評価対象をモニターに提供しない評価済ステージに制御する、
情報管理装置。
【請求項4】
請求項
3に記載の情報管理装置において、
前記評価ステージ制御部は、前記第1評価ステージに制御されてからの経過時間に関係なく、前記第1評価ステージから前記第2評価ステージへの制御、及び、前記第1評価ステージから前記評価済ステージへの制御を行う、
情報管理装置。
【請求項5】
請求項
3に記載の情報管理装置において、
前記評価ステージ制御部は、
評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数よりも大きい第2閲覧数となった場合、前記第2閲覧数に対する評価数が前記第1評価数よりも大きい第2評価数以上であるときに、前記第2評価ステージから、前記第1評価ステージ及び前記第2評価ステージとは異なる第3評価ステージに制御し、
評価対象における閲覧数が前記第2閲覧数となった場合、前記第2閲覧数に対する評価数が前記第2評価数未満であるときに、前記第2評価ステージから前記評価済ステージに制御し、
前記情報提供部は、前記第1評価ステージに対応する評価対象と、前記第2評価ステージに対応する評価対象と、前記第3評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供する、
情報管理装置。
【請求項6】
請求項
5に記載の情報管理装置において、
前記評価ステージ制御部は、前記第2評価ステージに制御されてからの経過時間に関係なく、前記第2評価ステージから前記第3評価ステージへの制御、及び、前記第2評価ステージから前記評価済ステージへの制御を行う、
情報管理装置。
【請求項7】
評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出する閲覧数算出部と、
評価対象に対するモニターによる
賛同を得たか否かに関する評価数を算出する評価数算出部と、
評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御する評価ステージ制御部と、
前記閲覧数算出部が算出した閲覧数と、前記評価数算出部が算出した評価数と、前記評価ステージ制御部が制御する評価ステージとを評価対象に対応するように登録する情報登録部と、
前記情報登録部が登録した結果に基づいて、前記複数段階の評価ステージのうち第1評価ステージに対応する評価対象と、前記複数段階の評価ステージのうち前記第1評価ステージとは異なる第2評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供する情報提供部と、
前記情報提供部が提供した評価対象に対するモニターによる評価結果を取得する評価結果取得部と、
を備え
、
前記評価ステージ制御部は、前記第1評価ステージに制御されている場合において、評価対象における閲覧数が所定閲覧数となったときに、前記所定閲覧数に対する評価数が所定評価数以上であるときに、前記第1評価ステージから前記第2評価ステージに制御する、
情報管理装置。
【請求項8】
請求項1~請求項7のうち何れか一項に記載の情報管理装置において、
前記情報提供部は、評価対象に対する評価結果の途中経過及び評価対象に対する最終評価結果のうち少なくとも何れかをモニターに提供する、
情報管理装置。
【請求項9】
請求項1~請求項7のうち何れか一項に記載の情報管理装置において、
前記情報提供部は、質問情報に対するモニターによる回答結果に基づく評価対象を提供する、
情報管理装置。
【請求項10】
評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出する閲覧数算出部と、
評価対象に対するモニターによる
賛同を得たか否かに関する評価数を算出する評価数算出部と、
評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御する評価ステージ制御部と、
前記閲覧数算出部が算出した閲覧数と、前記評価数算出部が算出した評価数と、前記評価ステージ制御部が制御する評価ステージとを評価対象に対応するように登録する情報登録部と、
前記情報登録部が登録した結果に基づいて、前記複数段階の評価ステージのうち第1評価ステージに対応する評価対象と、前記複数段階の評価ステージのうち前記第1評価ステージとは異なる第2評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供する情報提供部と、
前記情報提供部が提供した評価対象に対するモニターによる評価結果を取得する評価結果取得部と、
を備え
、
前記評価ステージ制御部は、
評価対象における閲覧数が第1閲覧数未満である場合、初期評価ステージに制御し、
評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数となった場合、前記第1閲覧数に対する評価数が第1評価数以上であるときに、前記初期評価ステージから前記第1評価ステージに制御し、
評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数となった場合、前記第1閲覧数に対する評価数が前記第1評価数未満であるときに、前記初期評価ステージから、評価対象をモニターに提供しない評価済ステージに制御し、
評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数よりも大きい第2閲覧数となった場合、前記第2閲覧数に対する評価数が前記第1評価数よりも大きい第2評価数以上であるときに、前記第1評価ステージから前記第2評価ステージに制御し、
評価対象における閲覧数が前記第2閲覧数となった場合、前記第2閲覧数に対する評価数が前記第2評価数未満であるときに、前記第1評価ステージから前記評価済ステージに制御する、
情報管理システム。
【請求項11】
評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出する閲覧数算出部と、
評価対象に対するモニターによる
賛同を得たか否かに関する評価数を算出する評価数算出部と、
評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御する評価ステージ制御部と、
前記閲覧数算出部が算出した閲覧数と、前記評価数算出部が算出した評価数と、前記評価ステージ制御部が制御する評価ステージとを評価対象に対応するように登録する情報登録部と、
前記情報登録部が登録した結果に基づいて、前記複数段階の評価ステージのうち第1評価ステージに対応する評価対象と、前記複数段階の評価ステージのうち前記第1評価ステージとは異なる第2評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供する情報提供部と、
前記情報提供部が提供した評価対象に対するモニターによる評価結果を取得する評価結果取得部と、
を備え
、
前記評価ステージ制御部は、
評価対象における閲覧数が第1閲覧数未満である場合、前記第1評価ステージに制御し、
評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数となった場合、前記第1閲覧数に対する評価数が第1評価数以上であるときに、前記第1評価ステージから前記第2評価ステージに制御し、
評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数となった場合、前記第1閲覧数に対する評価数が前記第1評価数未満であるときに、前記第1評価ステージから、評価対象をモニターに提供しない評価済ステージに制御する、
情報管理システム。
【請求項12】
評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出する閲覧数算出部と、
評価対象に対するモニターによる
賛同を得たか否かに関する評価数を算出する評価数算出部と、
評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御する評価ステージ制御部と、
前記閲覧数算出部が算出した閲覧数と、前記評価数算出部が算出した評価数と、前記評価ステージ制御部が制御する評価ステージとを評価対象に対応するように登録する情報登録部と、
前記情報登録部が登録した結果に基づいて、前記複数段階の評価ステージのうち第1評価ステージに対応する評価対象と、前記複数段階の評価ステージのうち前記第1評価ステージとは異なる第2評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供する情報提供部と、
前記情報提供部が提供した評価対象に対するモニターによる評価結果を取得する評価結果取得部と、
を備え
、
前記評価ステージ制御部は、前記第1評価ステージに制御されている場合において、評価対象における閲覧数が所定閲覧数となったときに、前記所定閲覧数に対する評価数が所定評価数以上であるときに、前記第1評価ステージから前記第2評価ステージに制御する、
情報管理システム。
【請求項13】
1又は複数のコンピュータが、
評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出することと、
評価対象に対するモニターによる
賛同を得たか否かに関する評価数を算出することと、
評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御することと、
モニターによる閲覧数と、モニターによる評価数と、制御する評価ステージとを評価対象に対応するように登録することと、
登録した結果に基づいて、前記複数段階の評価ステージのうち第1評価ステージに対応する評価対象と、前記複数段階の評価ステージのうち前記第1評価ステージとは異なる第2評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供することと、
提供した評価対象に対するモニターによる評価結果を取得することと、
を実行
し、
前記評価ステージを制御することは、
評価対象における閲覧数が第1閲覧数未満である場合、初期評価ステージに制御することと、
評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数となった場合、前記第1閲覧数に対する評価数が第1評価数以上であるときに、前記初期評価ステージから前記第1評価ステージに制御することと、
評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数となった場合、前記第1閲覧数に対する評価数が前記第1評価数未満であるときに、前記初期評価ステージから、評価対象をモニターに提供しない評価済ステージに制御することと、
評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数よりも大きい第2閲覧数となった場合、前記第2閲覧数に対する評価数が前記第1評価数よりも大きい第2評価数以上であるときに、前記第1評価ステージから前記第2評価ステージに制御することと、
評価対象における閲覧数が前記第2閲覧数となった場合、前記第2閲覧数に対する評価数が前記第2評価数未満であるときに、前記第1評価ステージから前記評価済ステージに制御することと、を含む、
情報管理方法。
【請求項14】
1又は複数のコンピュータが、
評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出することと、
評価対象に対するモニターによる
賛同を得たか否かに関する評価数を算出することと、
評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御することと、
モニターによる閲覧数と、モニターによる評価数と、制御する評価ステージとを評価対象に対応するように登録することと、
登録した結果に基づいて、前記複数段階の評価ステージのうち第1評価ステージに対応する評価対象と、前記複数段階の評価ステージのうち前記第1評価ステージとは異なる第2評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供することと、
提供した評価対象に対するモニターによる評価結果を取得することと、
を実行
し、
前記評価ステージを制御することは、
評価対象における閲覧数が第1閲覧数未満である場合、前記第1評価ステージに制御することと、
評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数となった場合、前記第1閲覧数に対する評価数が第1評価数以上であるときに、前記第1評価ステージから前記第2評価ステージに制御することと、
評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数となった場合、前記第1閲覧数に対する評価数が前記第1評価数未満であるときに、前記第1評価ステージから、評価対象をモニターに提供しない評価済ステージに制御することと、を含む、
情報管理方法。
【請求項15】
1又は複数のコンピュータが、
評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出することと、
評価対象に対するモニターによる
賛同を得たか否かに関する評価数を算出することと、
評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御することと、
モニターによる閲覧数と、モニターによる評価数と、制御する評価ステージとを評価対象に対応するように登録することと、
登録した結果に基づいて、前記複数段階の評価ステージのうち第1評価ステージに対応する評価対象と、前記複数段階の評価ステージのうち前記第1評価ステージとは異なる第2評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供することと、
提供した評価対象に対するモニターによる評価結果を取得することと、
を実行
し、
前記評価ステージを制御することは、前記第1評価ステージに制御されている場合において、評価対象における閲覧数が所定閲覧数となったときに、前記所定閲覧数に対する評価数が所定評価数以上であるときに、前記第1評価ステージから前記第2評価ステージに制御することを含む、
情報管理方法。
【請求項16】
1又は複数のコンピュータに、
評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出することと、
評価対象に対するモニターによる
賛同を得たか否かに関する評価数を算出することと、
評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御することと、
モニターによる閲覧数と、モニターによる評価数と、制御する評価ステージとを評価対象に対応するように登録することと、
登録した結果に基づいて、前記複数段階の評価ステージのうち第1評価ステージに対応する評価対象と、前記複数段階の評価ステージのうち前記第1評価ステージとは異なる第2評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供することと、
提供した評価対象に対するモニターによる評価結果を取得することと、
を実行さ
せ、
前記評価ステージを制御することは、
評価対象における閲覧数が第1閲覧数未満である場合、初期評価ステージに制御することと、
評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数となった場合、前記第1閲覧数に対する評価数が第1評価数以上であるときに、前記初期評価ステージから前記第1評価ステージに制御することと、
評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数となった場合、前記第1閲覧数に対する評価数が前記第1評価数未満であるときに、前記初期評価ステージから、評価対象をモニターに提供しない評価済ステージに制御することと、
評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数よりも大きい第2閲覧数となった場合、前記第2閲覧数に対する評価数が前記第1評価数よりも大きい第2評価数以上であるときに、前記第1評価ステージから前記第2評価ステージに制御することと、
評価対象における閲覧数が前記第2閲覧数となった場合、前記第2閲覧数に対する評価数が前記第2評価数未満であるときに、前記第1評価ステージから前記評価済ステージに制御することと、を含む、
プログラム。
【請求項17】
1又は複数のコンピュータに、
評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出することと、
評価対象に対するモニターによる
賛同を得たか否かに関する評価数を算出することと、
評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御することと、
モニターによる閲覧数と、モニターによる評価数と、制御する評価ステージとを評価対象に対応するように登録することと、
登録した結果に基づいて、前記複数段階の評価ステージのうち第1評価ステージに対応する評価対象と、前記複数段階の評価ステージのうち前記第1評価ステージとは異なる第2評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供することと、
提供した評価対象に対するモニターによる評価結果を取得することと、
を実行さ
せ、
前記評価ステージを制御することは、
評価対象における閲覧数が第1閲覧数未満である場合、前記第1評価ステージに制御することと、
評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数となった場合、前記第1閲覧数に対する評価数が第1評価数以上であるときに、前記第1評価ステージから前記第2評価ステージに制御することと、
評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数となった場合、前記第1閲覧数に対する評価数が前記第1評価数未満であるときに、前記第1評価ステージから、評価対象をモニターに提供しない評価済ステージに制御することと、を含む、
プログラム。
【請求項18】
1又は複数のコンピュータに、
評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出することと、
評価対象に対するモニターによる
賛同を得たか否かに関する評価数を算出することと、
評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御することと、
モニターによる閲覧数と、モニターによる評価数と、制御する評価ステージとを評価対象に対応するように登録することと、
登録した結果に基づいて、前記複数段階の評価ステージのうち第1評価ステージに対応する評価対象と、前記複数段階の評価ステージのうち前記第1評価ステージとは異なる第2評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供することと、
提供した評価対象に対するモニターによる評価結果を取得することと、
を実行さ
せ、
前記評価ステージを制御することは、前記第1評価ステージに制御されている場合において、評価対象における閲覧数が所定閲覧数となったときに、前記所定閲覧数に対する評価数が所定評価数以上であるときに、前記第1評価ステージから前記第2評価ステージに制御することを含む、
プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報管理装置、情報管理システム、情報管理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、例えば、特許文献1に示すように、評価対象に対するモニターによる評価を収集する情報管理システムが開示されている。このような情報管理システムにおいては、新製品と既存製品とを比較することができる。これにより、精度のよい評価を収集することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような情報管理システムでは、多くの評価対象に対してモニターによる評価を取得することは容易ではなかった。このため、評価対象に対するモニターによる評価結果を効率よく取得することが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する情報管理装置は、評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出する閲覧数算出部と、評価対象に対するモニターによる評価数を算出する評価数算出部と、評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御する評価ステージ制御部と、前記閲覧数算出部が算出した閲覧数と、前記評価数算出部が算出した評価数と、前記評価ステージ制御部が制御する評価ステージとを評価対象に対応するように登録する情報登録部と、前記情報登録部が登録した結果に基づいて、前記複数段階の評価ステージのうち第1評価ステージに対応する評価対象と、前記複数段階の評価ステージのうち前記第1評価ステージとは異なる第2評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供する情報提供部と、前記情報提供部が提供した評価対象に対するモニターによる評価結果を取得する評価結果取得部と、を備える。
【0006】
上記課題を解決する情報管理システムは、評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出する閲覧数算出部と、評価対象に対するモニターによる評価数を算出する評価数算出部と、評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御する評価ステージ制御部と、前記閲覧数算出部が算出した閲覧数と、前記評価数算出部が算出した評価数と、前記評価ステージ制御部が制御する評価ステージとを評価対象に対応するように登録する情報登録部と、前記情報登録部が登録した結果に基づいて、前記複数段階の評価ステージのうち第1評価ステージに対応する評価対象と、前記複数段階の評価ステージのうち前記第1評価ステージとは異なる第2評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供する情報提供部と、前記情報提供部が提供した評価対象に対するモニターによる評価結果を取得する評価結果取得部と、を備える。
【0007】
上記課題を解決する情報管理方法は、1又は複数のコンピュータが、評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出することと、評価対象に対するモニターによる評価数を算出することと、評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御することと、モニターによる閲覧数と、モニターによる評価数と、制御する評価ステージとを評価対象に対応するように登録することと、登録した結果に基づいて、前記複数段階の評価ステージのうち第1評価ステージに対応する評価対象と、前記複数段階の評価ステージのうち前記第1評価ステージとは異なる第2評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供することと、提供した評価対象に対するモニターによる評価結果を取得することと、を実行する。
【0008】
上記課題を解決するプログラムは、1又は複数のコンピュータに、評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出することと、評価対象に対するモニターによる評価数を算出することと、評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御することと、モニターによる閲覧数と、モニターによる評価数と、制御する評価ステージとを評価対象に対応するように登録することと、登録した結果に基づいて、前記複数段階の評価ステージのうち第1評価ステージに対応する評価対象と、前記複数段階の評価ステージのうち前記第1評価ステージとは異なる第2評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供することと、提供した評価対象に対するモニターによる評価結果を取得することと、を実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、評価対象に対するモニターによる評価結果を効率よく取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】
図1は、第1実施形態の情報管理システムの全体構成を示す図である。
【
図2】
図2は、第1実施形態の端末装置の電気的構成を示す図である。
【
図3】
図3は、第1実施形態の情報管理装置の電気的構成を示す図である。
【
図4】
図4は、第1実施形態の調査内容データベースを示す図である。
【
図5】
図5は、第1実施形態の各ステージにおける移行遷移を示す図である。
【
図6】
図6は、第1実施形態の各ステージにおける制御内容を示す図である。
【
図7】
図7は、第1実施形態の調査制御処理を示すフローチャートである。
【
図8】
図8は、第1実施形態の調査制御処理を示すフローチャートである。
【
図9】
図9は、第1実施形態の予選ステージ制御処理を示すフローチャートである。
【
図10】
図10は、第1実施形態の本選ステージ制御処理を示すフローチャートである。
【
図11】
図11は、第1実施形態の調査結果制御処理を示すフローチャートである。
【
図12】
図12は、第1実施形態の端末表示部の表示態様を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
[第1実施形態]
情報管理装置、情報管理システム、情報管理方法及びプログラムの一実施形態を説明する。情報管理システムは、調査結果をモニターから取得し、調査結果を依頼者に提供するシステムである。依頼者は、調査を依頼する者である。依頼者は、調査における質問を提供する者である。依頼者は、コンテンツを提供する者であってもよい。つまり、情報管理システムは、コンテンツに関する調査を行ってもよい。モニターは、質問に対する回答を行う者である。
【0012】
<情報管理システム10の構成>
図1に示すように、情報管理システム10は、情報管理装置11を備える。情報管理装置11は、情報を管理するサーバである。情報管理システム10は、電子商取引サーバ12を備えてもよい。電子商取引サーバ12は、電子商取引に関する情報を管理するサーバである。
【0013】
情報管理システム10は、1又は複数の端末装置13を備えてもよい。具体的な一例として、情報管理システム10は、依頼端末装置13Aと、モニター端末装置13Bと、を備えてもよい。依頼端末装置13Aは、依頼者により用いられる端末装置であってもよい。モニター端末装置13Bは、モニターにより用いられる端末装置であってもよい。モニターは、電子商取引サーバ12を利用可能なユーザであってもよい。
【0014】
情報管理装置11、電子商取引サーバ12及び1又は複数の端末装置13は、ネットワーク14を介して通信可能に接続されている。情報管理装置11、電子商取引サーバ12及び1又は複数の端末装置13のうち少なくとも何れかの組み合わせは、ネットワーク14を介さずに直接的に通信可能に接続されてもよい。以降、各装置間の通信について、ネットワーク14を介することの説明を省略する。
【0015】
<端末装置13の構成>
図2に示すように、端末装置13は、1又は複数のコンピュータから構成される。端末装置13は、端末制御部20、端末記憶部21、端末通信部22、端末入力部23及び端末表示部24を備える。端末制御部20は、端末装置13を制御するように構成される。端末制御部20は、演算装置及び主記憶媒体を含む。演算装置は、OS(Operating System)及びプログラムを端末記憶部21から主記憶媒体にロードし、主記憶媒体から取り出した命令を実行する。演算装置は、1つ又は複数の回路(circuitry)である。回路は、CPU、GPU(Graphic Processing Unit)、又はNPU(Neural network Processing Unit)であってもよい。端末記憶部21は、副記憶媒体であって、プログラムを記憶していてもよい。プログラムは、情報管理システム10を利用するための専用のアプリケーションであってもよい。
【0016】
端末通信部22は、ハードウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせとして実装される。端末通信部22は、情報管理装置11との間でデータを送受信する。端末入力部23は、ユーザの操作に応じて情報を入力するように構成される。端末入力部23は、端末表示部24と一体化されたタッチパネルであってもよい。端末入力部23は、操作ボタンのポインティングデバイスであってもよい。端末表示部24は、端末制御部20の出力指示に応じて情報を表示する。
【0017】
<情報管理装置11の構成>
図3に示すように、情報管理装置11は、1又は複数のコンピュータから構成される。情報管理装置11は、調査に関する制御を行う。詳しくは、情報管理装置11は、質問情報をモニターに提供した結果、質問情報に対するモニターによる回答結果を取得する。これに加えて、情報管理装置11は、質問情報及び回答結果に基づく評価対象をモニターに提供した結果、評価対象に対するモニターによる評価結果を取得する。このように、回答結果は、別のモニターによる評価対象となる。情報管理装置11は、回答結果と、評価結果とを依頼者に提供する。
【0018】
情報管理装置11は、制御部30、記憶部31及び通信部32を備える。制御部30は、情報管理装置11を制御するように構成される。制御部30は、演算装置及び主記憶媒体を含む。制御部30は、端末制御部20と同じような構成であり、演算装置及び主記憶媒体の説明を省略する。記憶部31は、副記憶媒体であって、情報管理装置11を管理するための情報を記憶する。
【0019】
通信部32は、ハードウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせとして実装される。通信部32は、端末装置13との間でデータを送受信する。情報管理装置11は、情報を提供する提供者が入力操作を行うための操作部を備えてもよく、情報を表示する表示部を備えてもよい。
【0020】
情報管理装置11において、制御部30は、プログラムを実行することで処理回路を構成する。制御部30は、処理回路として、モニター情報取得部30Aと、質問情報取得部30Bと、回答結果取得部30Cと、を備える。制御部30は、処理回路として、閲覧数算出部30Dと、評価数算出部30Eと、評価ステージ制御部30Fと、情報登録部30Gと、情報提供部30Hと、評価結果取得部30Iと、報酬付与部30Jと、を備える。
【0021】
モニター情報取得部30Aは、モニターに関する情報を取得する。特に、モニター情報取得部30Aは、モニターに関する情報を記憶部31から読み出すことにより、モニターに関する情報を取得してもよい。モニター情報取得部30Aは、モニター端末装置13Bとの通信により、モニターに関する情報を取得してもよい。モニター情報取得部30Aは、電子商取引サーバ12を介して、モニター端末装置13Bからのモニターに関する情報を取得してもよい。モニター情報取得部30Aは、電子商取引サーバ12との通信により、モニターに関する情報を取得してもよい。
【0022】
モニターに関する情報は、モニターを識別可能であるモニターIDと、パスワードと、メールアドレスとを含んでもよい。モニターに関する情報は、モニターの属性情報を含んでもよい。モニターの属性情報は、モニターの年齢、性別及び住所を含んでもよい。モニターに関する情報は、モニターの行動履歴を含んでもよい。モニターの行動履歴は、電子商取引サーバ12においてモニターが閲覧した閲覧内容を含んでもよい。モニターの行動履歴は、電子商取引サーバ12においてモニターが購入した商品を含んでもよい。モニターに関する情報は、モニターに対する報酬を示す報酬価値を含んでもよい。
【0023】
報酬は、電子商取引サーバ12において利用可能なポイントであってもよい。報酬価値は、ポイント数であってもよい。報酬は、情報管理システム10とは別のシステムで利用可能であってもよい。報酬は、旅行の提供を行うことができるシステムにおいて利用可能であってもよい。報酬は、サービスの提供を行うことができるシステムにおいて利用可能であってもよい。報酬は、管理者が同じ複数のシステム間において利用可能であってもよく、管理者が異なる複数のシステム間において利用可能であってもよい。報酬は、ユーザに対する特典であってもよい。
【0024】
質問情報取得部30Bは、質問情報を取得する。特に、質問情報取得部30Bは、依頼端末装置13Aとの通信により、コンテンツに対する質問情報を取得する。具体的な一例をあげると、コンテンツは、「所定番組」であってもよい。質問情報は、「所定番組を視聴したことがありますか」であってもよい。質問情報は、「所定番組の印象を一言でいうと」であってもよい。
【0025】
回答結果取得部30Cは、質問情報取得部30Bが取得した回答結果を取得する。特に、回答結果取得部30Cは、モニター端末装置13Bとの通信により、回答結果を取得する。
【0026】
具体的な一例をあげると、「所定番組を視聴したことがありますか」であるという質問情報に対する回答結果は、「はい」又は「いいえ」であってもよい。「所定番組の印象を一言でいうと」という質問情報に対する回答結果は、「解説が詳しい」であってもよい。
【0027】
閲覧数算出部30Dは、評価対象がモニターにより閲覧された閲覧数を算出する。つまり、閲覧数算出部30Dは、評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出する。閲覧数は、評価対象がモニターに提供された数でもある。
【0028】
評価数算出部30Eは、評価結果を取得する。評価数算出部30Eは、評価対象に対するモニターによる評価数を算出する。評価数は、賛同評価数から非賛同評価数を減算した数であってもよい。賛同評価数は、評価対象に対して賛同を得た数であってもよい。非賛同評価数は、評価対象に対して賛同を得られなかった数であってもよい。
【0029】
具体的な一例をあげると、「所定番組の印象を一言でいうと」という質問情報に対して、「解説が詳しい」という回答結果であった場合、評価対象は、「所定番組は、解説が詳しい印象がありますか」であってもよい。「所定番組は、解説が詳しい印象がありますか」という評価対象に対して、評価結果は、「はい」及び「いいえ」であってもよい。
【0030】
評価ステージ制御部30Fは、評価対象に対応する評価ステージを制御する。特に、評価ステージ制御部30Fは、評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御する。
【0031】
評価ステージは、複数段階に区分されている。評価ステージは、初期ステージ、第1ステージ、第2ステージ及び第3ステージを含んでもよい。初期ステージは、評価対象に対するモニターによる初期評価を行うステージである。複数段階の評価ステージは、初期ステージ、第1ステージ、第2ステージ及び第3ステージの順に制御される。
【0032】
本実施形態において、初期ステージが初期評価ステージの一例に相当する。第1ステージが第1評価ステージの一例に相当する。第2ステージが第2評価ステージの一例に相当する。第3ステージが第3評価ステージの一例に相当する。
【0033】
評価ステージは、評価済ステージを含んでもよい。評価済ステージは、初期ステージ及び第1ステージにおける評価数に基づいて、次段階のステージへの移行条件が成立しなかったときに制御される。つまり、評価済ステージは、評価対象をモニターに提供しないステージである。
【0034】
情報登録部30Gは、情報を記憶部31に情報を登録する。情報登録部30Gは、調査に関する調査内容データベースを管理する。特に、情報登録部30Gは、閲覧数算出部30Dが算出した閲覧数と、評価数算出部30Eが算出した評価数と、評価ステージ制御部30Fが制御する評価ステージとを評価対象に対応するように登録する。
【0035】
情報提供部30Hは、情報をモニター及び依頼者に提供する。詳しくは、情報提供部30Hは、質問情報取得部30Bが取得した質問情報をモニターに提供する。情報提供部30Hは、回答結果を依頼者に提供する。情報提供部30Hは、評価対象をモニターに提供する。特に、情報提供部30Hは、情報登録部30Gが登録した結果に基づいて、評価済ステージ以外の複数段階の評価ステージに対応する評価対象をモニターに提供する。情報提供部30Hは、評価結果を依頼者に提供する。
【0036】
評価結果取得部30Iは、評価対象をモニターに提供した結果、評価結果を取得する。特に、評価結果取得部30Iは、モニター端末装置13Bとの通信により、評価結果を取得する。
【0037】
報酬付与部30Jは、モニターに報酬を付与する。特に、報酬付与部30Jは、コンテンツに関する回答を行ったモニターに対して報酬を付与する。報酬付与部30Jは、コンテンツに関する回答を行ったモニターに対して、予め定めた報酬価値を付与する。
【0038】
<調査内容データベース>
ここで、
図4を参照して調査内容データベースについて説明する。
図4に示すように、調査内容データベースにおいて、調査IDと、依頼者IDとが対応する。調査IDは、調査内容を識別可能な情報である。依頼者IDは、依頼者を識別可能な情報である。
【0039】
なお、調査内容データベースにおいて、調査IDと、調査テーマとが対応してもよい。調査テーマは、調査内容に関するテーマを示す情報である。調査内容データベースにおいて、調査IDと、調査対象とが対応してもよい。調査対象は、調査の対象とするモニターの種別を示す情報である。具体的な一例をあげると、調査対象は、モニターの属性情報に基づいてもよい。調査対象は、モニターの行動履歴に基づいてもよい。調査内容データベースにおいて、調査IDと、調査ステータスとが対応してもよい。調査ステータスは、調査中であるか否かを示す情報であってもよい。
【0040】
調査内容データベースにおいて、調査IDと、1又は複数の質問IDとが対応する。質問IDは、調査における質問情報を識別可能な情報である。調査内容データベースにおいて、質問IDと、質問種別と、質問内容とが対応する。質問種別は、質問情報の種別を示す情報である。質問情報の種別は、回答結果に対する評価を行うか否かを示す情報を含んでもよい。質問内容は、モニターに提供される質問の内容である。
【0041】
調査内容データベースにおいて、質問IDと、1又は複数の回答結果IDとが対応する。回答結果IDは、回答結果を識別可能な情報である。調査内容データベースにおいて、回答結果IDと、回答結果と、モニターIDとが対応する。モニターIDは、質問情報に対して回答したモニターを識別可能な情報である。
【0042】
調査内容データベースにおいて、質問IDと、1又は複数の評価対象IDとが対応する。評価対象IDは、評価対象を識別可能な情報である。調査内容データベースにおいて、評価対象IDと、評価内容とが対応する。評価内容は、評価対象の内容を示す情報である。評価対象ID及び評価内容は、回答結果に対する評価を行う質問IDにおいて質問情報に対する回答結果が登録された場合に、質問情報及び回答結果に基づいて生成される。
【0043】
調査内容データベースにおいて、評価対象IDと、1又は複数の評価結果IDとが対応する。調査内容データベースにおいて、評価結果IDと、評価結果と、モニターIDとが対応する。評価結果IDは、評価結果を識別可能な情報である。モニターIDは、評価対象に対して評価したモニターを識別可能な情報である。
【0044】
調査内容データベースにおいて、質問IDと、評価制御状態とが対応する。評価制御状態は、評価対象に対する評価に関する制御状態である。評価制御状態は、後述する評価制御ラウンドを示す情報であってもよい。評価制御状態は、質問IDに対応して制御される評価ステージを示す情報であってもよい。調査内容データベースにおいて、評価対象IDと、評価ステージと、閲覧数と、評価数とが対応する。閲覧数は、評価対象IDに対応する評価結果IDの数に相当する。閲覧数は、評価ステージに関係なく、全評価ステージにおける合計閲覧数であってもよい。評価数は、評価対象IDに対応する評価結果として賛同評価数から非賛同評価数を減算した数に相当する。評価数は、評価ステージに関係なく、全評価ステージにおける合計評価数であってもよい。
【0045】
このように、調査内容データベースは、調査における質問情報と、質問情報に対する回答結果についての情報を管理するためのデータベースである。調査内容データベースは、評価対象に対する評価結果についての情報を管理するためのデータベースである。特に、調査内容データベースにおいては、評価ステージと、閲覧数と、評価数とが評価対象に対応するように記憶されている。
【0046】
<評価に関する制御内容>
次に、
図5及び
図6を参照して評価対象に対する評価に関する制御内容について説明する。
【0047】
図5に示すように、調査のうち、評価については、評価制御状態として複数段階の評価制御ラウンドに区分される。複数段階の評価制御ラウンドは、予選ラウンドと、本選ラウンドとに区分される。予選ラウンドは、本選ラウンドよりも前の段階である。
【0048】
予選ラウンドは、初期ステージ、第1ステージ及び評価済ステージを含む。本選ラウンドは、第2ステージ及び第3ステージを含む。予選ラウンドにおいて評価が高い評価対象は、本選ラウンドに進む。予選ラウンドにおいて評価が低い評価対象は、本選ラウンドに進まない。詳しくは、予選ラウンドの初期ステージ及び第1ステージにおいて評価が高い評価対象は、本選ラウンドの第2ステージに進む。予選ラウンドの初期ステージ及び第1ステージにおいて評価が低い評価対象は、本選ラウンドの第2ステージに進まず、評価済ステージに進む。
【0049】
予選ラウンドの開始条件は、調査が開始したときに成立してもよい。予選ラウンドの終了条件は、第2ラウンドに制御された評価対象の数が予め定めた数以上となったときに成立するが、これに限らず、例えば、第2ラウンド又は評価済ラウンドに制御された評価対象の数が予め定めた数以上となったときに成立してもよい。
【0050】
本選ラウンドの開始条件は、予選ラウンドの終了後に成立する。本選ラウンドの終了条件は、評価結果の数が上限数に達したときに成立するが、これに限らず、例えば、本選ラウンドが開始してから予め定めた時間が経過したときに成立してもよい。上限数は、調査を行うモニターの上限の数である。上限数は、例えば10000であってもよい。
【0051】
図5及び
図6に示すように、評価が開始されると、予選ラウンドにおいて、初期ステージに制御される。初期ステージは、閲覧数が第1閲覧数未満である評価対象に対応するステージである。第1閲覧数は、例えば30であってもよい。初期ステージに制御されている評価対象は、モニターに対してランダムに提供される。これにより、初期ステージに制御されている評価対象の閲覧数が増加するとともに、初期ステージに制御されている評価対象の評価数が増減する。
【0052】
初期ステージは、次段階ステージへの移行条件として、評価対象に対応する閲覧数が第1閲覧数となったときに、評価対象に対応する評価数が第1評価数以上である場合に成立する。つまり、初期ステージでは、評価対象において閲覧数に対する評価数に基づいて、評価ステージが次段階の評価ステージに制御される。第1評価数は、例えば3であってもよい。
【0053】
詳しくは、評価対象における閲覧数が第1閲覧数となったときに、評価対象に対応する評価数が第1評価数以上である場合に、評価ステージが初期ステージから第1ステージに制御される。評価対象における閲覧数が第1閲覧数となったときに、評価対象に対応する評価数が第1評価数未満である場合に、評価ステージが初期ステージから評価済ステージに制御される。評価済ステージに制御されている評価対象は、モニターに対して提供されない。
【0054】
第1ステージは、閲覧数が第1閲覧数以上であり、かつ、閲覧数が第2閲覧数未満である評価対象に対応するステージである。第2閲覧数は、第1閲覧数よりも大きい。第2閲覧数は、例えば100であってもよい。第1ステージに制御されている評価対象は、モニターに対してランダムに提供される。これにより、第1ステージに制御されている評価対象の閲覧数が増加するとともに、第1ステージに制御されている評価対象の評価数が増減する。
【0055】
第1ステージは、次段階ステージへの移行条件として、評価対象に対応する閲覧数が第2閲覧数となったときに、評価対象に対応する評価数が第2評価数以上である場合に成立する。つまり、第1ステージでは、評価対象において閲覧数に対する評価数に基づいて、評価ステージが次段階の評価ステージに制御される。第2評価数は、第1評価数よりも大きい。第2評価数は、例えば10であってもよい。
【0056】
詳しくは、評価対象における閲覧数が第2閲覧数となったときに、評価対象に対応する評価数が第2評価数以上である場合に、評価ステージが第1ステージから第2ステージに制御される。評価対象における閲覧数が第2閲覧数となったときに、評価対象に対応する評価数が第2評価数未満である場合に、評価ステージが第1ステージから評価済ステージに制御される。
【0057】
初期ステージにおいて、初期ステージに制御されてからの経過時間に関係なく、評価対象において閲覧数に対する評価数に基づいて、次段階の評価ステージに制御されるか否かが決定される。第1ステージにおいて、第1ステージに制御されてからの経過時間に関係なく、評価対象において閲覧数に対する評価数に基づいて、次段階の評価ステージに制御されるか否かが決定される。
【0058】
初期ステージ及び第1ステージにおいては、依頼端末装置13Aの端末表示部24に、評価数ランキングが途中経過として表示されなくてもよい。評価数ランキングは、質問情報に対応する全評価対象のうち、評価数が大きい評価対象のランキングである。以降、このような途中経過を第1途中経過と示す場合がある。初期ステージ及び第1ステージにおいては、モニター端末装置13Bの端末表示部24に、評価数ランキングが第1途中経過として表示されなくてもよい。
【0059】
本選ラウンドの開始条件が成立すると、第2ステージに制御された評価対象に対するモニターの評価が開始する。第2ステージは、閲覧数が第2閲覧数以上である評価対象に対応するステージである。第2ステージは、第2ステージの開始から規定時間が経過すると終了する。第2ステージに制御されている評価対象は、モニターに対してランダムに提供される。これにより、第2ステージに制御されている評価対象の閲覧数が増加するとともに、第2ステージに制御されている評価対象の評価数が増減する。
【0060】
第2ステージにおいては、依頼端末装置13Aの端末表示部24に、評価数ランキングが第1途中経過して表示される。第2ステージにおいては、モニター端末装置13Bの端末表示部24に、評価数ランキングが第1途中経過として表示される。第2ステージにおいて、評価数ランキングの上位10%が第1途中経過として表示されてもよい。
【0061】
第2ステージは、次段階ステージへの移行条件として、規定時間が経過したときに、評価数ランキングによって成立する。つまり、第2ステージでは、規定時間が経過したときの評価数ランキングによって、次段階の評価ステージに制御される。
【0062】
詳しくは、規定時間が経過したときに、評価数ランキングが上位3%に含まれる評価対象は、第2ステージから第3ステージに制御される。規定時間が経過したときに、評価数ランキングが上位3%に含まれない評価対象は、第3ステージに制御されずに、第2ステージが維持される。
【0063】
第3ステージは、閲覧数が第2閲覧数以上である評価対象に対応するステージである。第3ステージは、調査の完了条件が成立すると終了する。つまり、第3ステージは、最終段階の評価ステージである。第3ステージにおいて、第3ステージに制御されている評価対象は、モニターに対してランダムに提供される。また、第3ステージにおいて、第3ステージに制御されずに第2ステージに制御されたままの評価対象も、モニターに対してランダムに提供されてもよい。これにより、第2ステージ及び第3ステージに制御されている評価対象の閲覧数が増加するとともに、第2ステージ及び第3ステージに制御されている評価対象の評価数が増減する。
【0064】
第3ステージにおいては、依頼端末装置13Aの端末表示部24に、評価数ランキングが第1途中経過として表示される。第3ステージにおいては、モニター端末装置13Bの端末表示部24に、評価数ランキングが第1途中経過として表示される。第3ステージにおいて、評価数ランキングの上位3%が第1途中経過として表示されてもよい。
【0065】
本選ラウンドの終了条件が成立すると、評価が完了する。評価が完了すると、依頼端末装置13Aの端末表示部24に、最終評価結果として評価数ランキングが表示される。評価が完了すると、モニター端末装置13Bの端末表示部24に、最終評価結果として評価数ランキングが表示される。最終評価結果として、評価数ランキングの上位3%が表示されてもよい。
【0066】
<調査要求制御処理>
次に、調査要求制御処理について説明する。調査要求制御処理は、所定周期毎に制御部30によって実行される処理である。
【0067】
情報管理装置11では、制御部30は、調査要求があるか否かを判定する。調査要求は、依頼端末装置13Aの端末入力部23の入力に応じて、依頼端末装置13Aから送信される。調査要求は、依頼者IDと、質問内容と、質問種別とを含んでもよい。制御部30は、調査要求がないと判定した場合、調査要求制御処理を終了する。
【0068】
制御部30は、調査要求があると判定した場合、調査要求に基づいて、調査内容データベースに調査内容を登録する。具体的な一例をあげると、制御部30は、調査要求に基づいて、調査IDを生成する。制御部30は、調査要求に基づいて、質問内容に対応するように質問IDを生成する。制御部30は、調査IDと、依頼者IDとを調査内容データベースに登録する。制御部30は、調査IDに対応するように1又は複数の質問IDを調査内容データベースに登録する。制御部30は、質問IDに対応するように、質問種別と、質問内容とを調査内容データベースに登録する。制御部30は、本処理が終了した場合、調査登録制御処理を終了する。
【0069】
<調査制御処理>
次に、
図7及び
図8を参照して調査制御処理について説明する。調査制御処理は、調査への参加要求がモニター端末装置13Bから入力されたことを契機として制御部30によって実行される処理である。調査制御処理は、モニターによるログインが行われたときに実行される処理であってもよい。
【0070】
図7に示すように、情報管理装置11では、ステップS10において、制御部30は、モニター情報取得処理を実行する。モニター情報取得処理において、制御部30は、モニター情報を記憶部31から読み出すことにより、モニター情報を取得する。
【0071】
ステップS11において、制御部30は、調査内容選択処理を実行する。調査内容選択処理において、制御部30は、調査内容データベースを参照し、調査が完了していない調査IDから何れかを選択する。これにより、制御部30は、モニターに提供する調査内容を選択する。制御部30は、ログインしているモニターIDに対応する回答結果がない調査IDから何れかを選択してもよい。
【0072】
制御部30は、ログインしているモニターIDに対応するモニター情報に基づいて、調査IDを選択してもよい。特に、制御部30は、モニター情報が調査対象に含まれる調査IDを選択してもよい。具体的な一例をあげると、制御部30は、モニターの属性情報が調査対象に含まれる調査IDを選択してもよい。制御部30は、モニターの行動履歴が調査対象に含まれる調査IDを選択してもよい。
【0073】
ステップS12において、制御部30は、質問条件が成立したか否かを判定する。質問条件は、質問情報をモニターに提供するための条件である。質問条件は、調査ステータスに基づいて調査中である情報が設定された後に成立してもよい。質問条件は、選択した調査IDにおいて質問IDに対応する回答結果の数が上限数に達していないときに成立してもよい。つまり、質問条件は、質問情報に対応する回答結果の数が上限数に達していないときに成立し、質問情報に対応する回答結果の数が上限数に達しているときに成立しなくてもよい。制御部30は、質問条件が成立していないと判定した場合、ステップS17に処理を移行する。制御部30は、質問条件が成立したと判定した場合、ステップS13に処理を移行する。
【0074】
ステップS13において、制御部30は、質問情報提供処理を実行する。質問情報提供処理において、制御部30は、調査IDに対応する質問情報をモニター端末装置13Bに送信する。これにより、制御部30は、質問情報をモニターに提供することができる。
【0075】
モニター端末装置13Bでは、端末制御部20は、情報管理装置11から質問情報を受信した場合に、質問情報を端末表示部24に表示させる。端末制御部20は、端末入力部23による入力に応じて、回答結果を情報管理装置11に送信する。
【0076】
情報管理装置11では、ステップS14において、制御部30は、回答結果取得処理を実行する。回答結果取得処理において、制御部30は、モニター端末装置13Bから回答結果を受信することにより、回答結果を取得する。
【0077】
ステップS15において、制御部30は、回答結果登録処理を実行する。回答結果登録処理において、制御部30は、取得した回答結果と、回答結果に対応する回答結果IDと、モニターIDとを調査内容データベースに登録する。
【0078】
ステップS16において、制御部30は、評価対象登録処理を実行する。評価対象登録処理において、制御部30は、評価を行うことを示す質問種別である場合、質問情報及び回答結果に基づいて、評価対象の評価内容を生成する。具体的な一例として、質問情報が「所定番組の印象を一言でいうと」であり、回答結果が「解説が詳しい」であった場合、制御部30は、「所定番組は、解説が詳しい印象がありますか」という評価対象の評価内容を生成する。制御部30は、評価結果の評価内容として、「はい」及び「いいえ」という評価結果の選択肢を生成してもよい。制御部30は、生成した評価内容と、評価対象IDと、調査IDと、質問IDとを調査内容データベースに登録する。
【0079】
制御部30は、生成した評価対象IDに対応する評価ステージとして初期ステージを登録する。これにより、制御部30は、モニターにより閲覧及び評価されていない評価対象に対応する評価ステージとして初期ステージに制御する。
【0080】
図8に示すように、ステップS17において、制御部30は、評価条件が成立したか否かを判定する。評価条件は、評価対象をモニターに提供するための条件である。評価条件は、選択した調査IDにおいて質問IDに評価対象IDが対応しているときに成立可能であってもよい。評価条件は、調査ステータスに基づいて調査中である情報が設定された後に成立してもよい。評価条件は、調査IDにおいて質問IDに対応する評価結果の数が上限数に達していないときに成立してもよい。つまり、評価条件は、質問情報に対応する評価結果の数が上限数に達していないときに成立し、質問情報に対応する評価結果の数が上限数に達しているときに成立しなくてもよい。制御部30は、評価条件が成立していないと判定した場合、ステップS22に処理を移行する。制御部30は、評価条件が成立したと判定した場合、ステップS18に処理を移行する。
【0081】
ステップS18において、制御部30は、評価対象選択処理を実行する。評価対象選択処理において、制御部30は、調査IDに対応する評価対象IDのうち、評価済ステージに対応しない評価対象IDを選択する。特に、制御部30は、質問IDに対応する評価制御状態が予選ラウンドである場合、調査IDに対応する評価対象IDのうち、初期ステージ又は第1ステージである評価対象IDを選択する。制御部30は、質問IDに対応する評価制御状態が本選ラウンドである場合、調査IDに対応する評価対象IDのうち、第2ステージ又は第3ステージである評価対象IDを選択する。
【0082】
ステップS19において、制御部30は、評価対象提供処理を実行する。評価対象提供処理において、制御部30は、選択した評価対象IDに対応する評価内容をモニター端末装置13Bに送信する。これにより、制御部30は、評価対象の評価内容をモニターに提供することができる。
【0083】
このように、制御部30は、調査内容データベースに基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価済ステージ以外の評価ステージに対応する評価対象から何れかをモニターに提供する。特に、制御部30は、初期ステージに対応する評価対象と、第1ステージに対応する評価対象と、第2ステージに対応する評価対象と、第3ステージに対応する評価対象を含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供する。つまり、制御部30は、回答結果に基づく評価対象を提供する。
【0084】
また、制御部30は、評価対象をモニターに提供する場合に、モニターに提供する評価対象に対応する評価結果の途中経過をモニター端末装置13Bに送信してもよい。以降、このような途中経過を第2途中経過と示す場合がある。具体的な一例をあげると、制御部30は、「所定番組は、解説が詳しい印象がありますか」という評価対象に対する第2途中経過として、「はい」の割合と、「いいえ」の割合とをモニター端末装置13Bに送信してもよい。制御部30は、モニターに提供する評価対象の評価数を第2途中経過としてモニター端末装置13Bに送信してもよい。制御部30は、モニターに提供する評価対象における閲覧数に対する評価数を第2途中経過としてモニター端末装置13Bに送信してもよい。
【0085】
また、制御部30は、質問IDに対応する評価制御状態が本選ラウンドである場合、評価数ランキングを第1途中経過としてモニター端末装置13Bに送信してもよい。詳しくは、制御部30は、質問IDに対応する評価制御状態が本選ラウンドである場合、評価数ランキングが上位である評価内容及び評価数を第1途中経過としてモニター端末装置13Bに送信してもよい。具体的な一例をあげると、制御部30は、「所定番組の印象を一言でいうと」という質問情報に対する評価対象の第1途中経過として、評価数ランキングをモニター端末装置13Bに送信する。
【0086】
特に、制御部30は、質問IDに対応する評価制御状態が第2ステージである場合、評価数ランキングが上位10%である評価内容及び評価数を第1途中経過としてモニター端末装置13Bに送信してもよい。制御部30は、質問IDに対応する評価制御状態が第3ステージである場合、評価数ランキングが上位3%である評価内容及び評価数を第1途中経過としてモニター端末装置13Bに送信してもよい。これにより、制御部30は、質問IDに対応する第1途中経過をモニターに提供することができる。
【0087】
モニター端末装置13Bでは、端末制御部20は、情報管理装置11から評価対象の評価内容を受信した場合に、評価対象の評価内容を端末表示部24に表示させる。端末制御部20は、情報管理装置11から第1途中経過を受信した場合に、第1途中経過を端末表示部24に表示させる。端末制御部20は、情報管理装置11から第2途中経過を受信した場合に、第2途中経過を端末表示部24に表示させる。端末制御部20は、端末入力部23による入力に応じて、評価結果を情報管理装置11に送信する。
【0088】
情報管理装置11では、ステップS20において、制御部30は、評価対象取得処理を実行する。評価対象取得処理において、制御部30は、モニター端末装置13Bから評価結果を受信することにより、評価結果を取得する。
【0089】
ステップS21において、制御部30は、評価結果登録処理を実行する。評価結果登録処理において、制御部30は、評価結果を取得した場合に、評価対象IDに対応する評価結果IDと、評価結果と、モニターIDとを調査内容データベースに登録する。
【0090】
ステップS22において、制御部30は、閲覧数算出処理を実行する。閲覧数算出処理において、制御部30は、評価結果を取得した場合に、評価結果の評価対象IDに対応する閲覧数に1を加算する。これにより、制御部30は、評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出する。
【0091】
ステップS23において、制御部30は、評価数算出処理を実行する。評価数算出処理において、制御部30は、評価結果を取得した場合に、評価結果に対応する評価数を算出する。特に、制御部30は、賛同を得る評価結果を取得した場合に、評価結果の評価対象IDに対応する評価数に1を加算する。制御部30は、賛同を得られない評価結果を取得した場合に、評価結果の評価対象IDに対応する評価数から1を減算する。これにより、制御部30は、評価数を算出する。
【0092】
ステップS24において、制御部30は、算出結果登録処理を実行する。算出結果登録処理において、制御部30は、算出した閲覧数及び評価数を評価結果IDに対応するように調査内容データベースに登録する。これにより、制御部30は、算出した閲覧数と、算出した評価数とを評価対象に対応するように登録する。
【0093】
ステップS25において、制御部30は、予選ステージ制御処理を実行する。詳しくは後述するが、予選ステージ制御処理において、制御部30は、予選ラウンドにおいて、評価対象におけるモニターによる閲覧数及び評価数に基づいて、評価対象に対する制御ステージを制御する。特に、制御部30は、評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、評価ステージの制御を行う。
【0094】
ステップS26において、制御部30は、報酬付与処理を実行する。報酬付与処理において、制御部30は、モニターIDに対応する報酬価値に、予め定めた報酬価値を加算する。これにより、制御部30は、調査に参加したモニターに対して報酬を付与する。
【0095】
このように、制御部30は、質問条件と評価条件との両方が成立すると、質問情報と評価対象との両方をモニターに提供する。制御部30は、質問条件と評価条件との両方が成立すると、質問情報に対するモニターによる回答結果と、評価対象に対するモニターによる評価結果との両方を取得することができる。つまり、制御部30は、質問情報に対する回答結果と、評価対象に対する評価結果との両方を同じモニターから取得可能である。これにより、質問情報に対するモニターによる回答結果と、評価対象に対するモニターによる評価結果との両方を迅速に取得することができる。
【0096】
特に、評価結果は、評価するモニターとは別のモニターによる回答結果に基づく。つまり、制御部30は、質問情報に対する第1モニターによる回答結果と、第2モニターによる回答結果に基づく評価対象に対する第1モニターによる評価結果との両方を取得することができる。これにより、第2モニター自身の主観である回答結果について、第1モニターによる評価を加えることにより、回答結果に対する評価精度を高めることができる。
【0097】
<予選ステージ制御処理>
次に、
図9を参照して予選ステージ制御処理について説明する。予選ステージ制御処理は、
図8のステップS25において制御部30によって呼び出される処理である。
【0098】
図9に示すように、情報管理装置11では、ステップS30において、制御部30は、取得した評価結果に対応する評価ステージが初期ステージであるか否かを判定する。制御部30は、初期ステージではないと判定した場合、ステップS35に処理を移行する。制御部30は、初期ステージであると判定した場合、ステップS31に処理を移行する。
【0099】
ステップS31において、制御部30は、取得した評価結果に対応する閲覧数が第1閲覧数となったか否かを判定する。制御部30は、第1閲覧数となっていないと判定した場合、ステップS35に処理を移行する。制御部30は、第1閲覧数となったと判定した場合、ステップS32に処理を移行する。
【0100】
ステップS32において、制御部30は、取得した評価結果に対応する評価数が第1評価数以上であるか否かを判定する。制御部30は、第1評価数以上であると判定した場合、ステップS33に処理を移行する。制御部30は、第1評価数以上ではないと判定した場合、ステップS34に処理を移行する。
【0101】
ステップS33において、制御部30は、第1ステージ設定処理を実行する。第1ステージ設定処理において、制御部30は、取得した評価結果に対応する評価ステージとして第1ステージを登録する。つまり、制御部30は、評価対象における閲覧数が第1閲覧数未満である場合、初期ステージに制御する。そして、制御部30は、評価対象における閲覧数が第1閲覧数となった場合、第1閲覧数に対する評価数が第1評価数以上であるときに、初期ステージから第1ステージに制御する。
【0102】
ステップS34において、制御部30は、評価済ステージ設定処理を実行する。評価済ステージ設定処理において、制御部30は、取得した評価結果に対応する評価ステージとして評価済ステージを登録する。つまり、制御部30は、評価対象における閲覧数が第1閲覧数となった場合、第1閲覧数に対する評価数が第1評価数未満であるときに、初期ステージから評価済ステージに制御する。
【0103】
このように、制御部30は、評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御する。特に、制御部30は、初期ステージに制御されてからの経過時間に関係なく、初期ステージから第1ステージへの制御、及び、初期ステージから評価済ステージへの制御を行う。
【0104】
また、制御部30は、制御する評価ステージを評価対象IDに対応するように登録する。このように、制御部30は、閲覧数と、評価数と、評価ステージとを評価対象に対応するように登録する。
【0105】
ステップS35において、制御部30は、取得した評価結果に対応する評価ステージが第1ステージであるか否かを判定する。制御部30は、第1ステージではないと判定した場合、予選ステージ制御処理を終了する。制御部30は、第1ステージであると判定した場合、ステップS36に処理を移行する。
【0106】
ステップS36において、制御部30は、取得した評価結果に対応する閲覧数が第2閲覧数となったか否かを判定する。制御部30は、第2閲覧数となっていないと判定した場合、予選ステージ制御処理を終了する。制御部30は、第2閲覧数となったと判定した場合、ステップS37に処理を移行する。
【0107】
ステップS37において、制御部30は、取得した評価結果に対応する評価数が第2評価数以上であるか否かを判定する。制御部30は、第2評価数以上であると判定した場合、ステップS38に処理を移行する。制御部30は、第2評価数以上ではないと判定した場合、ステップS39に処理を移行する。
【0108】
ステップS38において、制御部30は、第2ステージ設定処理を実行する。第2ステージ設定処理において、制御部30は、取得した評価結果に対応する評価ステージとして第2ステージを登録する。つまり、制御部30は、評価対象における閲覧数が第2閲覧数となった場合、第2閲覧数に対する評価数が第2評価数以上であるときに、第1ステージから第2ステージに制御する。
【0109】
ステップS39において、制御部30は、評価済ステージ設定処理を実行する。評価済ステージ設定処理において、制御部30は、取得した評価結果に対応する評価ステージとして評価済ステージを登録する。つまり、制御部30は、評価対象における閲覧数が第2閲覧数となった場合、第2閲覧数に対する評価数が第2評価数未満であるときに、第1ステージから評価済ステージに制御する。
【0110】
このように、制御部30は、評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御する。特に、制御部30は、第1ステージに制御されてからの経過時間に関係なく、第1ステージから第2ステージへの制御、及び、第1ステージから評価済ステージへの制御を行う。
【0111】
また、制御部30は、制御する評価ステージを評価対象IDに対応するように登録する。このように、制御部30は、閲覧数と、評価数と、評価ステージとを評価対象に対応するように登録する。
【0112】
<本選ステージ制御処理>
次に、
図10を参照して本選ステージ制御処理について説明する。本選ステージ制御処理は、所定周期毎に制御部30によって実行される処理である。
【0113】
図10に示すように、ステップS40において、制御部30は、質問IDに対応する制御評価状態が本選ラウンドであるか否かを判定する。なお、制御部30は、質問IDに対応する本選ラウンドの開始条件が成立したときに、評価制御ラウンドを予選ラウンドから本選ラウンドに制御する。制御部30は、質問IDに対応する制御評価状態が本選ラウンドではないと判定した場合、本選ステージ制御処理を終了する。制御部30は、質問IDに対応する制御評価状態が本選ラウンドであると判定した場合、ステップS41に処理を移行する。
【0114】
ステップS41において、制御部30は、質問IDに対応する制御評価状態が本選ラウンドとなってから規定時間が経過したか否かを判定する。制御部30は、質問IDに対応する制御評価状態が本選ラウンドとなってから規定時間が経過していないと判定した場合、本選ステージ制御処理を終了する。制御部30は、質問IDに対応する制御評価状態が本選ラウンドとなってから規定時間が経過したと判定した場合、ステップS42に処理を移行する。制御部30は、質問IDに対応する制御評価状態が本選ラウンドとなってから規定時間が経過した後においては、本選ステージ制御処理を終了する。
【0115】
ステップS42において、制御部30は、上位評価対象選択処理を実行する。上位評価対象選択処理において、制御部30は、質問IDに対応する評価対象のうち、評価数ランキングが上位の評価対象を選択する。詳しくは、制御部30は、評価数ランキングが上位3%の評価対象を選択する。
【0116】
ステップS43において、制御部30は、第3ステージ設定処理を実行する。第3ステージ設定処理において、制御部30は、ステップS42において選択した評価対象に対応する評価ステージとして第3ステージを登録する。制御部30は、第3ステージ設定処理が終了すると、本選ステージ制御処理を終了する。
【0117】
<調査結果制御処理>
次に、
図11を参照して調査結果制御処理について説明する。調査結果制御処理は、所定周期毎に制御部30によって実行される処理である。
【0118】
図11に示すように、ステップS50において、制御部30は、調査完了条件が成立したか否かを判定する。調査完了条件は、調査IDに対応する全ての質問IDについて回答結果の数が上限数に達し、かつ、調査IDに対応する全ての評価対象IDについて評価結果の数が上限数に達するときに成立する。つまり、調査完了条件は、調査に含まれる全ての質問情報に対する回答結果の数が上限数に達し、かつ、調査に含まれる全ての評価対象に対する評価結果の数が上限数に達したときに成立する。制御部30は、調査完了条件が成立していないと判定した場合、調査結果制御処理を終了する。制御部30は、調査完了条件が成立したと判定した場合、ステップS51に処理を移行する。
【0119】
ステップS51において、制御部30は、最終結果取得処理を実行する。最終結果取得処理において、制御部30は、調査結果データベースから、調査完了条件が成立した調査IDに対応する最終結果を取得する。最終結果は、質問情報に対する最終回答結果を含む。最終結果は、評価対象に対する最終評価結果を含む。
【0120】
ステップS52において、制御部30は、最終結果提供処理を実行する。最終結果提供処理において、制御部30は、取得した最終結果を依頼端末装置13Aに送信する。制御部30は、依頼端末装置13Aからの要求に応じて、取得した最終結果を依頼端末装置13Aに送信してもよい。制御部30は、モニター端末装置13Bからの要求に応じて、取得した最終結果をモニター端末装置13Bに送信してもよい。
【0121】
また、本選ステージ制御処理とは別の処理において、制御部30は、依頼端末装置13Aからの要求に応じて、質問IDに対応する第2途中経過を依頼端末装置13Aに送信してもよい。
【0122】
これにより、依頼端末装置13Aにおいて、端末制御部20は、質問IDに対応する第2途中経過を情報管理装置11から受信した場合に、第2途中経過を端末表示部24に表示させる。端末制御部20は、情報管理装置11から最終結果を受信した場合に、最終結果を端末表示部24に表示させる。また、モニター端末装置13Bにおいて、端末制御部20は、情報管理装置11から最終結果を受信した場合に、最終結果を端末表示部24に表示させる。
【0123】
<第1実施形態の作用>
第1実施形態の作用について説明する。
図12に示すように、モニター端末装置13Bの端末表示部24に第1画面24Aが表示される場合がある。第1画面24Aには、調査における質問情報が表示される。1つ目の質問情報は、「所定番組を視聴したことがありますか」という情報であってもよい。2つ目の質問情報は、「所定番組の印象を一言でいうと」という情報であってもよい。
【0124】
また、第1画面24Aには、1つ目の質問情報に対して、「はい」又は「いいえ」という回答結果の選択肢が表示されてもよい。第1画面24Aには、2つ目の質問情報に対して、回答結果を入力するための入力欄が表示されてもよい。
【0125】
このような場合、第2画面24Bに示すように、1つ目の質問情報に対して、「はい」という回答結果が、2つ目の質問情報に対して、「さわやか」という回答結果がそれぞれ入力される。このように入力された回答結果は、送信指示により、モニター端末装置13Bから情報管理装置11に送信される。
【0126】
次に、モニター端末装置13Bの端末表示部24に第3画面24Cが表示される場合がある。第3画面24Cには、調査における評価対象が表示される。評価対象は、「所定番組は、解説が詳しい印象がありますか」という情報であってもよい。第3画面24Cには、評価対象に対して、「はい」又は「いいえ」という評価結果の選択肢が表示されてもよい。
【0127】
評価制御状態が予選ラウンドである場合、モニター端末装置13Bの端末表示部24には、評価ステージが初期ステージ又は第1ステージである評価対象が表示される。評価制御状態が本選ラウンドである場合、モニター端末装置13Bの端末表示部24には、評価ステージが第2ステージ又は第3ステージである評価対象が表示される。評価制御状態が予選ラウンドである場合と本選ラウンドである場合との両方において、モニター端末装置13Bの端末表示部24には、評価ステージが評価済ステージである評価対象が表示されない。
【0128】
このように、評価制御状態が予選ラウンドである場合、モニターによる賛同が得られる評価対象は、初期ステージから第1ステージに、第1ステージから第2ステージにそれぞれ制御されることより、本選ラウンドに制御される。このように、モニターによる賛同が得られる評価対象は、予選ラウンド及び本選ラウンドにおいてモニターに提供されることにより、評価される回数を増加させることができる。
【0129】
一方、評価制御状態が予選ラウンドである場合、モニターによる賛同が得られない評価対象は、第2ステージに制御されずに、評価済ステージに制御されることにより、本選ラウンドに制御されない。このように、モニターによる賛同が得られない評価対象は、予選ラウンドにおいてモニターに提供されることにより、評価される回数を確保することができる。そして、モニターによる賛同が得られない評価対象は、本選ラウンドにおいてモニターに提供されない。このため、モニターによる賛同が得られる評価対象は、モニターによる賛同が得られない評価対象よりも、評価される回数を増加させることができる。これにより、モニターによる賛同が得られる評価対象に対する評価精度を高めることができる。
【0130】
また、第2途中経過が表示される場合がある。具体的に、「所定番組は、解説が詳しい印象がありますか」という評価対象に対する評価結果の第2途中経過として、「はい」の割合と、「いいえ」の割合とが表示されてもよい。
【0131】
また、第4画面24Dに示すように、質問情報に対する回答結果の第1途中経過が表示される場合がある。具体的に、2つ目の質問情報である「所定番組の印象」に対して、評価数ランキングが第1途中経過として表示される。
【0132】
<第1実施形態の効果>
第1実施形態の効果について説明する。
(1-1)制御部30は、評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、評価対象に対応する評価ステージを制御する。制御部30は、評価対象に対応する閲覧数と、評価数と、評価ステージとに基づいて、初期ステージに対応する評価対象と、第1ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供する。制御部30は、評価対象に対するモニターによる評価結果を取得する。このため、制御部30は、閲覧数に対する評価数に基づいて評価対象に対する評価ステージを制御しつつも、評価ステージが異なる複数種類の評価対象の何れかをモニターに提供することができる。これにより、閲覧数に対する評価数に応じた評価結果を迅速に取得することができる。したがって、評価対象に対するモニターによる評価結果を効率よく取得することができる。
【0133】
(1-2)制御部30は、評価対象における閲覧数が第1閲覧数未満である初期ステージと、評価対象における第1閲覧数に対する評価数が第1評価数以上である第1ステージとを含む複数段階の評価ステージを制御することができる。制御部30は、初期ステージに対応する評価対象と、第1ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供することができる。これにより、評価対象における閲覧数が第1閲覧数となった場合に、第1閲覧数に対する評価数に応じた評価結果を迅速に取得することができる。したがって、評価対象に対するモニターによる評価結果を効率よく取得することができる。
【0134】
また、これに加えて、制御部30は、評価対象における第1閲覧数に対する評価数が第1評価数未満である場合、評価済ステージに制御する。制御部30は、第1閲覧数に対する評価数が第1評価数未満である評価対象をモニターに提供しない。このため、制御部30は、評価対象における閲覧数に対する評価数が、モニターからの賛同を得ない評価対象をモニターに提供しない。これにより、第1閲覧数に対する評価数が第1評価数以上となった結果、モニターからの賛同を得た評価対象の評価結果を迅速に取得することができる。したがって、評価対象に対するモニターによる評価結果を効率よく取得することができる。
【0135】
(1-3)制御部30は、評価対象に対応する閲覧数と、評価数と、評価ステージとに基づいて、第1ステージに対応する評価対象と、第2ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供する。このため、制御部30は、閲覧数に対する評価数に基づいて評価対象に対する評価ステージを制御しつつも、評価ステージが異なる複数種類の評価対象の何れかをモニターに提供することができる。これにより、閲覧数に対する評価数に応じた評価結果を迅速に取得することができる。したがって、評価対象に対するモニターによる評価結果を効率よく取得することができる。
【0136】
(1-4)制御部30は、評価対象における第1閲覧数に対する評価数が第1評価数以上である第1ステージと、評価対象における第2閲覧数に対する評価数が第2評価数以上である第2ステージとを含む複数段階の評価ステージを制御することができる。制御部30は、第1ステージに対応する評価対象と、第2ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供することができる。これにより、評価対象における閲覧数が第2閲覧数となった場合に、第2閲覧数に対する評価数に応じた評価結果を迅速に取得することができる。したがって、評価対象に対するモニターによる評価結果を効率よく取得することができる。
【0137】
また、これに加えて、制御部30は、評価対象において第2閲覧数に対する評価数が第2評価数未満である場合、評価済ステージに制御する。制御部30は、第2閲覧数に対する評価数が第2評価数未満である評価対象をモニターに提供しない。このため、制御部30は、評価対象における閲覧数に対する評価数が、モニターからの賛同を得ない評価対象をモニターに提供しない。これにより、第2閲覧数に対する評価数が第2評価数以上となった結果、モニターからの賛同を得た評価対象の評価結果を迅速に取得することができる。したがって、評価対象に対するモニターによる評価結果を効率よく取得することができる。
【0138】
更には、制御部30は、評価対象において第1閲覧数に対する評価数が第1評価数未満である場合と、評価対象において第2閲覧数に対する評価数が第2評価数未満である場合との両方において、評価済ステージに制御する。このため、制御部30は、モニターに提供しない評価対象を複数段階に亘って判定することができる。これにより、評価対象に対する評価精度を高めるとともに、モニターからの賛同を得た評価対象の評価結果を迅速に取得することができる。したがって、評価対象に対するモニターによる評価結果を効率よく取得することができる。具体的な一例をあげると、第1閲覧数に対する第1評価数と、第2閲覧数に対する第2評価数というように段階的に定めることにより、モニターにより賛同を得られた評価対象を段階的に絞り込むことができる。これにより、モニターにより賛同を得られた評価対象に対して適切に評価を行うことができる。
【0139】
(1-5)制御部30は、初期ステージに制御されてからの経過時間に関係なく、初期ステージから第1ステージへの制御、初期ステージから評価済ステージへの制御を行う。制御部30は、第1ステージに制御されてからの経過時間に関係なく、第1ステージから第2ステージへの制御及び第1ステージから評価済ステージへの制御を行う。このため、例えば評価対象としてモニターに提供されたタイミングというように時系列に関する影響を低減させることにより、評価対象に対する評価に平等感を提供することができる。したがって、評価対象に対するモニターによる評価結果を効率よく取得することができる。
【0140】
(1-6)制御部30は、質問情報に対するモニターによる回答結果に基づく評価対象を提供する。このため、質問情報に対するモニターによる回答結果自体とは異なり、回答結果に基づく評価対象の評価結果を提供することができる。したがって、評価対象に対するモニターによる評価結果を効率よく取得することができる。
【0141】
(1-7)制御部30は、評価対象に対する別のモニターによる評価結果を第2途中経過としてモニターに提供する。このため、モニターに対して評価対象が提供されたときに、評価対象に対する別のモニターによる評価結果を途中経過として確認する機会を提供することができる。
【0142】
(1-8)制御部30は、評価数ランキングを第1途中経過及び最終評価結果としてモニターに提供する。このため、モニターに対して評価対象が提供されたときに、評価数ランキングを途中経過として確認する機会を提供することができる。また、評価対象に対するモニターによる評価が完了した後であっても、評価数ランキングを途中経過として確認する機会を提供することができる。これにより、評価対象に対する評価結果に対する興味をモニターに持たせることができる。
【0143】
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。以下の説明では、既に説明した実施形態と同じ構成について同一符号を付し、その重複する説明を省略又は簡略する。
【0144】
<ステージの制御内容>
第2実施形態において、第1実施形態における初期ステージが第1評価ステージの一例に相当してもよい。第2実施形態において、第1実施形態における第1ステージが第2評価ステージの一例に相当してもよい。第2実施形態において、第1実施形態における第2ステージが第3評価ステージの一例に相当してもよい。第2実施形態において、第1実施形態における第3ステージが第4評価ステージの一例に相当してもよい。
【0145】
これにより、第2実施形態において、制御部30は、評価対象における閲覧数が第1閲覧数未満である場合、第1評価ステージに制御する。制御部30は、評価対象における閲覧数が第1閲覧数となった場合、第1閲覧数に対する評価数が第1評価数以上であるときに、第1評価ステージから第2評価ステージに制御する。制御部30は、評価対象における閲覧数が第1閲覧数となった場合、第1閲覧数に対する評価数が第1評価数未満であるときに、第1評価ステージから評価済ステージに制御する。
【0146】
制御部30は、評価対象における閲覧数が第2閲覧数となった場合、第2閲覧数に対する評価数が第2評価数以上であるときに、第2評価ステージから第3評価ステージに制御する。制御部30は、評価対象における閲覧数が第2閲覧数となった場合、第2閲覧数に対する評価数が第2評価数未満であるときに、第2評価ステージから評価済ステージに制御する。
【0147】
制御部30は、経過時間に関係なく、第1評価ステージから第2評価ステージへの制御、第1評価ステージから評価済ステージへの制御、第2評価ステージから第3評価ステージへの制御及び第2評価ステージから評価済ステージへの制御を行う。
【0148】
そして、制御部30は、第1評価ステージに対応する評価対象と、第2評価ステージに対応する評価対象と、第3評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供する。
【0149】
[変更例]
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
【0150】
・制御部30は、評価ステージ毎に閲覧数を算出してもよい。制御部30は、評価ステージ毎に評価数を算出してもよい。この場合、制御部30は、初期ステージにおける閲覧数及び評価数に関係なく、第1ステージにおける閲覧数が第2閲覧数となった場合に、第2閲覧数に対する評価数が第2評価数以上であったときに、第1ステージから第2ステージに制御してもよい。
【0151】
・制御部30は、質問情報と評価対象とを同じタイミングでモニターに提供してもよい。制御部30は、質問情報に対するモニターによる回答結果と、評価対象に対するモニターによる評価結果とを同じタイミングで受信してもよい。この場合、制御部30は、
図7のステップS13と
図8ステップS19とを同じようなタイミングで実行する。制御部30は、
図7のステップS14~S16と、
図8ステップS20~25とを同じようなタイミングで実行する。
【0152】
・評価ステージは、初期ステージ、第1ステージ、第2ステージ及び第3ステージというように4種類のステージに区分されなくてもよい。例えば、評価ステージは、2種類、3種類、5種類以上のステージに区分されてもよい。
【0153】
・制御部30は、予選ラウンドにおいて、初期ステージから評価済ステージ、第1ステージから評価済ステージというように、2段階で評価済ステージに制御したが、これに限らず、3段階以上で評価済ステージに制御してもよい。制御部30は、予選ラウンドにおいて、1段階で評価済ステージに制御してもよい。
【0154】
・制御部30は、本選ラウンドにおいて、本選ラウンドの開始から規定時間が経過した後に、第2ステージに対応する評価対象をモニターに提供せずに、第3ステージに対応する評価対象をモニターに提供してもよい。
【0155】
・第3ステージに制御されている評価対象は、第2ステージに制御されている評価対象よりも高い確率でモニターに提供されてもよい。評価済ステージは、他のステージと比較して低い確率で、評価対象をモニターに提供するステージであってもよい。
【0156】
・初期ステージ及び第1ステージにおいて、依頼端末装置13Aの端末表示部24に、評価数ラインキングが第1途中経過として表示されてもよい。初期ステージ及び第1ステージにおいては、モニター端末装置13Bの端末表示部24に、評価数ラインキングが第1途中経過として表示されてもよい。
【0157】
・制御部30は、初期ステージに制御してからの経過時間に関係なく、第1ステージから第2ステージに制御してもよい。制御部30は、初期ステージに制御してからの経過時間に関係なく、第1ステージから評価済ステージに制御してもよい。
【0158】
・制御部30は、予選ラウンドにおいて、経過時間に基づいて、評価対象に対応する評価ステージを制御してもよい。制御部30は、本選ラウンドにおいて、経過時間に関係なく、評価対象に対応する評価ステージを制御してもよい。具体的な一例をあげると、制御部30は、本選ラウンドにおいて、経過時間に関係なく、閲覧数が第3閲覧数となった場合、第3閲覧数に対する評価数が第3評価数以上であるときに、評価対象に対応する評価ステージを進めるように制御してもよい。
【0159】
・第2閲覧数に対する第2評価数は、第1閲覧数に対する第1評価数と比較して、モニターによる賛同が得られる割合が高くなるように設定されてもよい。具体的な一例としては、第1閲覧数が30、第1評価数が3である場合に、第2閲覧数が100、第2評価数が40であってもよい。
【0160】
・制御部30は、評価制御ラウンドによる制御ではなく、単に評価ステージによる制御を行ってもよい。具体的に、制御部30は、評価制御状態として、評価制御ラウンドではなく、現在の評価ステージに基づく制御を行ってもよい。制御部30は、評価制御状態として、評価制御ラウンドに基づく制御を行ってもよい。
【0161】
・調査が開始した後に質問条件と評価条件との両方が成立する場合、評価対象の数が0であるときに、制御部30は、初期評価対象をモニターに提供してもよい。初期評価対象は、モニターによる回答結果に基づく評価対象ではなく、依頼者により予め設定された評価対象であってもよい。
【0162】
・評価条件は、調査ステータスに基づいて調査中である情報が設定された後、選択した調査IDにおいて質問IDに対応する評価対象IDの数が下限数以上であるときに成立可能であってもよい。下限数は、1又は2以上であってもよい。これにより、調査が開始した後、評価対象の数が下限数に達するまで、質問条件が成立し、かつ、評価条件が成立しない期間となる。調査が開始した後、評価対象の数が下限数に達すると、質問条件と評価条件との両方が成立する期間となる。このように、質問条件と評価条件とは、同じ条件下において成立しなくてもよい。
【0163】
・モニターに付与される報酬としては、予め定めた報酬価値が加算されなくても、全体の報酬価値を、報酬を付与するモニター数で割った報酬価値が加算されてもよい。この場合、モニターに付与される報酬価値に上限があってもよい。
【0164】
・制御部30は、例えば、モニターへの報酬として割引クーポンを付与してもよい。割引クーポンは、例えば、商品の購入、旅行の提供、サービスの提供のうち少なくとも何れかに対する割引であってもよく、加盟店において利用可能なクーポンであってもよい。また、制御部30は、例えば、モニターへの報酬として、商品自体、旅行の提供自体、サービスの提供自体を付与してもよい。制御部30は、モニターの行動履歴に基づく種類の報酬をモニターに付与してもよい。
【0165】
・情報管理装置11と電子商取引サーバ12とは、管理者が異なってもよいし、管理者が同じであってもよい。具体的な一例としては、情報管理装置11が第1管理者により管理されており、電子商取引サーバ12が第2管理者により管理されてもよい。
【0166】
・情報管理装置11と、電子商取引サーバ12とのうち、一方のサーバの機能が、他方のサーバの機能として搭載されてもよい。具体的な一例をあげると、電子商取引サーバ12は、モニター情報を管理しており、情報管理装置11は、電子商取引サーバ12との通信により、モニター情報を取得してもよい。情報管理システム10は、電子商取引サーバ12を備えなくてもよい。
【0167】
・情報管理システム10は、情報管理装置11の一部の機能を別の装置に備えるように構成してもよい。具体的な一例をあげると、情報管理システム10は、報酬を付与する報酬付与装置を備え、報酬付与装置は、情報管理装置11からの報酬の付与に関する情報を受信し、モニターに報酬を付与してもよい。
【0168】
・本明細書において使用される「少なくとも何れか」という表現は、所望の選択肢の1つ以上を意味する。一例として、本明細書において使用される「少なくとも何れか」という表現は、選択肢の数が2つであれば1つの選択肢のみ又は2つの選択肢の双方を意味する。他の例として、本明細書において使用される「少なくとも何れか」という表現は、選択肢の数が3つ以上であれば1つの選択肢のみ又は2つ以上の任意の選択肢の組み合わせを意味する。
【0169】
[付記]
以下に、上述した実施形態及び変更例から把握される技術的思想及びその作用効果を記載する。
【0170】
(A)情報管理装置は、評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出する閲覧数算出部と、評価対象に対するモニターによる評価数を算出する評価数算出部と、評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御する評価ステージ制御部と、前記閲覧数算出部が算出した閲覧数と、前記評価数算出部が算出した評価数と、前記評価ステージ制御部が制御する評価ステージとを評価対象に対応するように登録する情報登録部と、前記情報登録部が登録した結果に基づいて、前記複数段階の評価ステージのうち第1評価ステージに対応する評価対象と、前記複数段階の評価ステージのうち前記第1評価ステージとは異なる第2評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供する情報提供部と、前記情報提供部が提供した評価対象に対するモニターによる評価結果を取得する評価結果取得部と、を備える。
【0171】
(B)(A)に記載の情報管理装置において、前記評価ステージ制御部は、評価対象における閲覧数が第1閲覧数未満である場合、初期評価ステージに制御し、評価対象における閲覧数が第1閲覧数となった場合、前記第1閲覧数に対する評価数が第1評価数以上であるときに、前記初期評価ステージから前記第1評価ステージに制御し、評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数となった場合、前記第1閲覧数に対する評価数が前記第1評価数未満であるときに、前記初期評価ステージから、評価対象をモニターに提供しない評価済ステージに制御し、評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数よりも大きい第2閲覧数となった場合、前記第2閲覧数に対する評価数が前記第1評価数よりも大きい第2評価数以上であるときに、前記第1評価ステージから前記第2評価ステージに制御し、評価対象における閲覧数が前記第2閲覧数となった場合、前記第2閲覧数に対する評価数が前記第2評価数未満であるときに、前記第1評価ステージから前記評価済ステージに制御する。
【0172】
(C)(B)に記載の情報管理装置において、前記評価ステージ制御部は、前記初期評価ステージに制御されてからの経過時間に関係なく、前記初期評価ステージから前記第1評価ステージへの制御、及び、前記初期評価ステージから前記評価済ステージへの制御を行い、前記第1評価ステージに制御されてからの経過時間に関係なく、前記第1評価ステージから前記第2評価ステージへの制御、及び、前記第1評価ステージから前記評価済ステージへの制御を行う。
【0173】
(D)(A)に記載の情報管理装置において、前記評価ステージ制御部は、評価対象における閲覧数が第1閲覧数未満である場合、前記第1評価ステージに制御し、評価対象における閲覧数が第1閲覧数となった場合、前記第1閲覧数に対する評価数が第1評価数以上であるときに、前記第1評価ステージから前記第2評価ステージに制御し、評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数となった場合、前記第1閲覧数に対する評価数が前記第1評価数未満であるときに、前記第1評価ステージから、評価対象をモニターに提供しない評価済ステージに制御する。
【0174】
(E)(D)に記載の情報管理装置において、前記評価ステージ制御部は、前記第1評価ステージに制御されてからの経過時間に関係なく、前記第1評価ステージから前記第2評価ステージへの制御、及び、前記第1評価ステージから前記評価済ステージへの制御を行う。
【0175】
(F)(D)又は(E)に記載の情報管理装置において、前記評価ステージ制御部は、評価対象における閲覧数が前記第1閲覧数よりも大きい第2閲覧数となった場合、前記第2閲覧数に対する評価数が前記第1評価数よりも大きい第2評価数以上であるときに、前記第2評価ステージから、前記第1評価ステージ及び前記第2評価ステージとは異なる第3評価ステージに制御し、評価対象における閲覧数が前記第2閲覧数となった場合、前記第2閲覧数に対する評価数が前記第2評価数未満であるときに、前記第2評価ステージから前記評価済ステージに制御し、前記情報提供部は、前記第1評価ステージに対応する評価対象と、前記第2評価ステージに対応する評価対象と、前記第3評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供する。
【0176】
(G)(F)に記載の情報管理装置において、前記評価ステージ制御部は、前記第2評価ステージに制御されてからの経過時間に関係なく、前記第2評価ステージから前記第3評価ステージへの制御、及び、前記第2評価ステージから前記評価済ステージへの制御を行う。
【0177】
(H)(A)~(G)のうち何れか一つに記載の情報管理装置において、前記情報提供部は、評価対象に対する評価結果の途中経過及び評価対象に対する最終評価結果のうち少なくとも何れかをモニターに提供する。
【0178】
(I)(A)~(H)のうち何れか一項に記載の情報管理装置において、前記情報提供部は、質問情報に対するモニターによる回答結果に基づく評価対象を提供する。
(J)情報管理システムは、評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出する閲覧数算出部と、評価対象に対するモニターによる評価数を算出する評価数算出部と、評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御する評価ステージ制御部と、前記閲覧数算出部が算出した閲覧数と、前記評価数算出部が算出した評価数と、前記評価ステージ制御部が制御する評価ステージとを評価対象に対応するように登録する情報登録部と、前記情報登録部が登録した結果に基づいて、前記複数段階の評価ステージのうち第1評価ステージに対応する評価対象と、前記複数段階の評価ステージのうち前記第1評価ステージとは異なる第2評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供する情報提供部と、前記情報提供部が提供した評価対象に対するモニターによる評価結果を取得する評価結果取得部と、を備える。
【0179】
(K)情報管理方法は、1又は複数のコンピュータが、評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出することと、評価対象に対するモニターによる評価数を算出することと、評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御することと、モニターによる閲覧数と、モニターによる評価数と、制御する評価ステージとを評価対象に対応するように登録することと、登録した結果に基づいて、前記複数段階の評価ステージのうち第1評価ステージに対応する評価対象と、前記複数段階の評価ステージのうち前記第1評価ステージとは異なる第2評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供することと、提供した評価対象に対するモニターによる評価結果を取得することと、を実行する。
【0180】
(L)プログラムは、1又は複数のコンピュータに、評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出することと、評価対象に対するモニターによる評価数を算出することと、評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、複数段階の評価ステージのうち、評価対象に対応する評価ステージを制御することと、モニターによる閲覧数と、モニターによる評価数と、制御する評価ステージとを評価対象に対応するように登録することと、登録した結果に基づいて、前記複数段階の評価ステージのうち第1評価ステージに対応する評価対象と、前記複数段階の評価ステージのうち前記第1評価ステージとは異なる第2評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供することと、提供した評価対象に対するモニターによる評価結果を取得することと、を実行させる。
【符号の説明】
【0181】
10…情報管理システム、11…情報管理装置、12……電子商取引サーバ、13…端末装置、13A…依頼端末装置、13B…モニター端末装置、20…端末制御部、30…制御部、30D…閲覧数算出部、30E…評価数算出部、30F…評価ステージ制御部、30G…情報登録部、30H…情報提供部、30I…評価結果取得部。
【要約】
【課題】評価対象に対するモニターによる評価結果を効率よく取得することができる情報管理装置、情報管理システム、情報管理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報管理装置は、評価対象に対するモニターによる閲覧数を算出する閲覧数算出部と、評価対象に対するモニターによる評価数を算出する評価数算出部と、評価対象における閲覧数に対する評価数に基づいて、評価対象に対応する評価ステージを制御する評価ステージ制御部と、を備える。情報管理装置は、閲覧数、評価数及び評価ステージを評価対象に対応するように登録した結果に基づいて、第1評価ステージに対応する評価対象と第2評価ステージに対応する評価対象とを含む複数種類の評価対象から何れかをモニターに提供する情報提供部と、情報提供部が提供した評価対象に対するモニターによる評価結果を取得する評価結果取得部と、を備える。
【選択図】
図6