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特許7565547ランプユニット、照明器具、ランプ、ソケット及び器具本体ユニット
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-03
(45)【発行日】2024-10-11
(54)【発明の名称】ランプユニット、照明器具、ランプ、ソケット及び器具本体ユニット
(51)【国際特許分類】
   F21V 19/00 20060101AFI20241004BHJP
   F21K 9/20 20160101ALI20241004BHJP
【FI】
F21V19/00 110
F21K9/20 100
【請求項の数】 17
(21)【出願番号】P 2023176467
(22)【出願日】2023-10-12
(62)【分割の表示】P 2020114484の分割
【原出願日】2020-07-01
(65)【公開番号】P2023171594
(43)【公開日】2023-12-01
【審査請求日】2023-10-12
(73)【特許権者】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002527
【氏名又は名称】弁理士法人北斗特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】小寺 隆介
(72)【発明者】
【氏名】平野 晶裕
(72)【発明者】
【氏名】長崎 崇
(72)【発明者】
【氏名】櫻川 健太
【審査官】安食 泰秀
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2012/160688(WO,A1)
【文献】特開2004-172065(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21V 19/00
F21K 9/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ランプと、
前記ランプが装着可能なソケットと、を備え、
前記ランプは、
光源と、
前記光源が配置されているランプ本体と、
前記ランプ本体に設けられており、給電を受けるための給電ピンと、を備え、
前記ソケットは、
ソケット本体を備え、
前記ランプ本体は、
前記ランプにおける特性に対応する識別凹部を有し、
前記ソケット本体は、
前記給電ピンが挿入可能な給電孔と、
前記識別凹部に挿入可能な識別凸部と、を有し、
前記ランプにおける前記識別凹部と前記給電ピンとの相対位置は、前記特性によって異なり、
前記ソケットにおける前記識別凸部と前記給電孔との相対位置は、前記ランプを含む複数種類のランプのうち前記特性について前記ソケットが許容する種類のランプによって異なる、
ランプユニット。
【請求項2】
前記識別凸部は、前記識別凹部に嵌め合わせ可能である、
請求項1に記載のランプユニット。
【請求項3】
前記識別凹部は、前記ランプ本体の周縁部に設けられている、
請求項1又は2に記載のランプユニット。
【請求項4】
前記識別凹部は、前記ランプにおける他の特性の許容範囲が大きいほど大きく、
前記識別凸部は、
前記複数種類のランプのうち前記他の特性について前記ソケットが許容する種類のランプの前記識別凹部に挿入可能な大きさであり、かつ、
前記複数種類のランプのうち前記他の特性について前記ソケットが許容不可の種類のランプの前記識別凹部に挿入不可の大きさである、
請求項1~3のいずれか1項に記載のランプユニット。
【請求項5】
ランプと、
前記ランプが装着可能なソケットと、を備え、
前記ランプは、
光源と、
前記光源が配置されているランプ本体と、
前記ランプ本体に設けられており、給電を受けるための給電ピンと、を備え、
前記ソケットは、
ソケット本体を備え、
前記ランプ本体は、
前記ランプにおける特性に対応する識別凸部を有し、
前記ソケット本体は、
前記給電ピンが挿入可能な給電孔と、
前記識別凸部が挿入可能な識別凹部と、を有し、
前記ランプにおける前記識別凸部と前記給電ピンとの相対位置は、前記特性によって異なり、
前記ソケットにおける前記識別凹部と前記給電孔との相対位置は、前記ランプを含む複数種類のランプのうち前記特性について前記ソケットが許容する種類のランプによって異なる、
ランプユニット。
【請求項6】
前記識別凹部は、前記識別凸部に嵌め合わせ可能である、
請求項5に記載のランプユニット。
【請求項7】
前記識別凸部は、前記ランプ本体の周縁部に設けられている、
請求項5又は6に記載のランプユニット。
【請求項8】
前記識別凸部は、前記ランプにおける他の特性の許容範囲が大きいほど小さく、
前記識別凹部は、
前記複数種類のランプのうち前記他の特性について前記ソケットが許容する種類のランプの前記識別凸部が挿入可能な大きさであり、かつ、
前記複数種類のランプのうち前記他の特性について前記ソケットが許容不可の種類のランプの前記識別凸部が挿入不可の大きさである、
請求項5~7のいずれか1項に記載のランプユニット。
【請求項9】
前記他の特性は、前記ランプに入力可能な入力電力の大きさ、及び、前記ランプが調光機能を有するか否かのいずれか一方である、
請求項4又は8に記載のランプユニット。
【請求項10】
前記特性は、前記ランプに入力可能な入力電圧の大きさである、
請求項1~9のいずれか1項に記載のランプユニット。
【請求項11】
前記ランプは、
前記給電ピンを含む複数の給電ピンを備え、
前記ランプ本体は、
前記複数の給電ピンが設けられている設置部を有し、
前記ソケット本体は、
前記給電孔を含み前記複数の給電ピンに対応するように複数の給電孔を有し、
前記複数の給電ピンが前記複数の給電孔にそれぞれ挿入されている状態で前記ランプと前記ソケットとが相対的に回転されることで、前記ランプが前記ソケットに取り付けられており、
前記複数の給電ピンは、前記設置部において、前記設置部の中心に対して点対称になるように設けられている、
請求項1~10のいずれか1項に記載のランプユニット。
【請求項12】
請求項1~11のいずれか1項に記載のランプユニットと、
前記ソケットを保持する器具本体と、備える、
照明器具。
【請求項13】
ソケットに装着可能なランプであって、
光源と、
前記光源が配置されているランプ本体と、
前記ランプ本体に設けられており、給電を受けるための給電ピンと、を備え、
前記ランプ本体は、
前記ランプにおける規定特性に対応する識別凸部を有し、
前記ランプにおける前記識別凸部と前記給電ピンとの相対位置は、前記規定特性によって異なる、
ランプ。
【請求項14】
ソケットに装着可能なランプであって、
光源と、
前記光源が配置されているランプ本体と、
前記ランプ本体に設けられており、給電を受けるための給電ピンと、を備え、
前記ランプ本体は、
前記ランプにおける規定特性に対応する識別凹部を有し、
前記ランプにおける前記識別凹部と前記給電ピンとの相対位置は、前記規定特性によって異なる、
ランプ。
【請求項15】
給電を受けるための給電ピンを有するランプが装着可能なソケットであって、
ソケット本体を備え、
前記ソケット本体は、
前記ランプの前記給電ピンが挿入可能な給電孔と、
前記ランプの識別凸部が挿入可能な識別凹部と、を有し、
前記ソケットにおける前記識別凹部と前記給電孔との相対位置は、前記ランプを含む複数種類のランプのうち前記ソケットが許容する種類のランプによって異なる、
ソケット。
【請求項16】
給電を受けるための給電ピンを有するランプが装着可能なソケットであって、
ソケット本体を備え、
前記ソケット本体は、
前記ランプの前記給電ピンが挿入可能な給電孔と、
前記ランプの識別凹部に挿入可能な識別凸部と、を有し、
前記ソケットにおける前記識別凸部と前記給電孔との相対位置は、前記ランプを含む複数種類のランプのうち前記ソケットが許容する種類のランプによって異なる、
ソケット。
【請求項17】
請求項15又は16に記載のソケットと、
前記ソケットが取り付けられる器具本体と、を備える、
器具本体ユニット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般にランプユニット、照明器具、ランプ、ソケット及び器具本体ユニットに関する。本開示は、より詳細には、ランプとソケットとを備えるランプユニット、ランプユニットを備える照明器具、ソケットと共に用いられるランプ、ランプと共に用いられるソケット、及び、ソケットを備える器具本体ユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、器具本体と発光素子ランプ(ランプ)とを備える照明器具が記載されている。
【0003】
器具本体は、正極側給電端子及び負極側給電端子を有するソケット部を備える。器具本体は、ソケット部(ソケット)に直管形発光素子ランプが装着されるようになっている。
【0004】
発光素子ランプは、ソケット部における正極側給電端子及び負極側給電端子に接続される正極側受電端子及び負極側受電端子(給電ピン)を備える。正極側受電端子及び負極側受電端子は、円筒のピン形状であり、正極側受電端子は、負極側受電端子に対し、大径であり、太く形成されている。つまり、正極側受電端子と負極側受電端子とは、その形態が異なって形成されている。
【0005】
特許文献1に記載された照明器具は、発光素子ランプの正極側受電端子及び負極側受電端子がソケット部における異極側の給電端子に接続されるのを防止する誤接続防止手段を更に備える。誤接続防止手段は、正極側受電端子及び負極側受電端子が挿入溝に挿入される方向が一方向に規制されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】特開2012-138272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載された照明器具では、給電ピンの極性を間違えずにランプをソケットに取り付けることができるものの、不適合なランプを誤ってソケットに装着することを防止できないという問題がある。
【0008】
本開示は上記の点に鑑みてなされた発明であり、本開示の目的は、不適合のランプがソケットに誤装着される可能性を低減させることができるランプユニット、照明器具、ランプ、ソケット及び器具本体ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様に係るランプユニットは、ランプと、ソケットとを備える。前記ソケットは、前記ランプが装着可能である。前記ランプは、光源と、ランプ本体と、給電ピンとを備える。前記ランプ本体には、前記光源が配置されている。前記給電ピンは、前記ランプ本体に設けられており、給電を受けるためのピンである。前記ソケットは、ソケット本体を備える。前記ランプ本体は、識別凹部を有する。前記識別凹部は、前記ランプにおける特性に対応する。前記ソケット本体は、給電孔と、識別凸部とを有する。前記給電孔は、前記給電ピンが挿入可能な孔である。前記識別凸部は、前記識別凹部に挿入可能な凸部である。前記ランプにおける前記識別凹部と前記給電ピンとの相対位置は、前記特性によって異なる。前記ソケットにおける前記識別凸部と前記給電孔との相対位置は、前記ランプを含む複数種類のランプのうち前記特性について前記ソケットが許容する種類のランプによって異なる。
【0010】
本開示の一態様に係るランプユニットは、ランプと、ソケットとを備える。前記ソケットは、前記ランプが装着可能である。前記ランプは、光源と、ランプ本体と、給電ピンとを備える。前記ランプ本体には、前記光源が配置されている。前記給電ピンは、前記ランプ本体に設けられており、給電を受けるためのピンである。前記ソケットは、ソケット本体を備える。前記ランプ本体は、識別凸部を有する。前記識別凸部は、前記ランプにおける特性に対応する。前記ソケット本体は、給電孔と、識別凹部とを有する。前記給電孔は、前記給電ピンが挿入可能で孔である。前記識別凹部は、前記識別凸部が挿入可能な凹部である。前記ランプにおける前記識別凸部と前記給電ピンとの相対位置は、前記特性によって異なる。前記ソケットにおける前記識別凹部と前記給電孔との相対位置は、前記ランプを含む複数種類のランプのうち前記特性について前記ソケットが許容する種類のランプによって異なる。
【0011】
本開示の一態様に係る照明器具は、前記ランプユニットと、器具本体とを備える。前記器具本体は、前記ソケットを保持する。
【0012】
本開示の一態様に係るランプは、ソケットに装着可能なランプである。前記ランプは、光源と、ランプ本体と、給電ピンとを備える。前記ランプ本体には、前記光源が配置されている。前記給電ピンは、前記ランプ本体に設けられており、給電を受けるためのピンである。前記ランプ本体は、識別凸部を有する。前記識別凸部は、前記ランプにおける規定特性に対応する。前記ランプにおける前記識別凸部と前記給電ピンとの相対位置は、前記規定特性によって異なる。
【0013】
本開示の一態様に係るランプは、ソケットに装着可能なランプである。前記ランプは、光源と、ランプ本体と、給電ピンとを備える。前記ランプ本体には、前記光源が配置されている。前記給電ピンは、前記ランプ本体に設けられており、給電を受けるためのピンである。前記ランプ本体は、識別凹部を有する。前記識別凹部は、前記ランプにおける規定特性に対応する。前記ランプにおける前記識別凹部と前記給電ピンとの相対位置は、前記規定特性によって異なる。
【0014】
本開示の一態様に係るソケットは、ランプが装着可能なソケットである。前記ランプは、給電ピンを有する。前記給電ピンは、給電を受けるためのピンである。前記ソケットは、ソケット本体を備える。前記ソケット本体は、給電孔と、識別凹部とを有する。前記給電孔は、前記ランプの前記給電ピンが挿入可能な孔である。前記識別凹部は、前記ランプの識別凸部が挿入可能な凹部である。前記ソケットにおける前記識別凹部と前記給電孔との相対位置は、前記ランプを含む複数種類のランプのうち前記ソケットが許容する種類のランプによって異なる。
【0015】
本開示の一態様に係るソケットは、ランプが装着可能なソケットである。前記ランプは、給電ピンを有する。前記給電ピンは、給電を受けるためのピンである。前記ソケットは、ソケット本体を備える。前記ソケット本体は、給電孔と、識別凸部とを有する。前記給電孔は、前記ランプの前記給電ピンが挿入可能な孔である。前記識別凸部は、前記ランプの識別凹部に挿入可能な凸部である。前記ソケットにおける前記識別凸部と前記給電孔との相対位置は、前記ランプを含む複数種類のランプのうち前記ソケットが許容する種類のランプによって異なる。
【0016】
本開示の一態様に係る器具本体ユニットは、前記ソケットと、器具本体とを備える。前記器具本体には、前記ソケットが取り付けられる。
【発明の効果】
【0017】
本開示の上記態様に係るランプユニット、照明器具、ランプ、ソケット及び器具本体ユニットによれば、不適合のランプがソケットに誤装着される可能性を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1図1は、実施形態1に係るランプユニットの分解斜視図である。
図2図2は、実施形態1に係るランプの斜視図である。
図3図3は、実施形態1に係るランプの正面図である。
図4図4は、実施形態1に係るランプの断面図である。
図5図5は、実施形態1に係るソケットの斜視図である。
図6図6は、実施形態1に係るソケットの正面図である。
図7図7は、実施形態1に係るソケットの断面図である。
図8図8は、実施形態1の変形例1に係るランプユニットの分解斜視図である。
図9図9は、実施形態1の変形例2に係るランプユニットの分解斜視図である。
図10図10は、実施形態2に係るランプユニットの分解斜視図である。
図11図11は、実施形態2に係るランプの斜視図である。
図12図12は、実施形態2に係るソケットの斜視図である。
図13図13は、実施形態2に係るソケットの正面図である。
図14図14は、実施形態2に係るソケットの断面図である。
図15図15は、実施形態3に係る照明器具の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、実施形態1,2に係るランプユニット及び実施形態3に係る照明器具について、図面を参照して説明する。下記の実施形態等において参照する図1図15の各図は、模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比は、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
【0020】
(実施形態1)
(1)ランプユニット
実施形態1に係るランプユニット1の構成について、図面を参照して説明する。
【0021】
実施形態1に係るランプユニット1は、図1に示すように、ランプ2と、ソケット3とを備える。ランプユニット1は、例えば、照明器具9(図15参照)に用いられる。
【0022】
(2)ランプユニットの各構成要素
以下、実施形態1に係るランプユニット1の各構成要素について、図面を参照して説明する。
【0023】
(2.1)ランプ
ランプ2は、図1図4に示すように、ソケット3に装着可能な部材であり、光源4と、ランプ本体5と、カバー6と、複数(図示例では2つ)の給電ピン7とを備える。
【0024】
(2.1.1)光源
図1に示す光源4は、例えば1又は複数のLED(Light Emitting Diode)を有する。光源4が複数のLEDを有する場合、光源4では、複数のLEDが平面上に配置されている。光源4は、カバー6の出射面61からランプ2の外部に向かって各LEDからの光が出射されるように構成されている。
【0025】
(2.1.2)ランプ本体
ランプ本体5は、図2図4に示すように、光源4を収容している。ランプ本体5には、光源4が配置されている。ランプ本体5は、例えば樹脂で形成されている。
【0026】
ランプ本体5は、第1側面部51と、環状部52と、第2側面部53と、第1設置部54とを有する。実施形態1では、第1側面部51と環状部52と第2側面部53と第1設置部54とは、一体に形成されている。つまり、ランプ本体5は、1つの部材によって構成されている。なお、第1側面部51と環状部52と第2側面部53と第1設置部54とは、一体に形成されていることに限定されず、別体に形成されていてもよい。あるいは、第1側面部51と環状部52と第2側面部53と第1設置部54とのうちの少なくとも2つが別体に形成されていてもよい。つまり、ランプ本体5は、複数の部材によって構成されていてもよい。また、第1側面部51、環状部52、第2側面部53及び第1設置部54の各々は、1つの部材によって構成されていてもよいし、複数の部材によって構成されていてもよい。
【0027】
環状部52は、環状を有する。図2の例では、環状部52は、円環状を有する。環状部52は、環状部52の外周を形成する外周端521と、環状部52の内周を形成する内周端522とを有する。環状部52は、第1側面部51の一端に設けられている。環状部52の外周端521と第1側面部51の一端とが繋がっている。
【0028】
第2側面部53は、環状部52の内周端522から第1方向D1に突出して設けられている。第1側面部51は環状部52の外周端521に設けられており、第2側面部53は環状部52の内周端522に設けられているから、第1方向D1からの平面視において、第2側面部53は、第1側面部51よりも小さい。言い換えると、第2側面部53の直径は、第1側面部51の直径よりも短い。
【0029】
第1設置部54は、図2に示すように、第1方向D1からの平面視で円状を有する。第1設置部54は、第1設置部54の外周を形成する外周端541を有する。第1設置部54は、第2側面部53の一端に設けられている。第1設置部54の外周端541と第2側面部53の一端とが繋がっている。第1設置部54は、給電ピン7が貫通するための複数(図示例では2つ)の貫通孔55を有する。
【0030】
(2.1.3)カバー
図1及び図4に示すカバー6は、透光性(透明を含む)を有し、光源4から放射される光を透過させる。カバー6は、ランプ本体5の第1側面部51の軸方向である第1方向D1の一端に設けられている。カバー6は、ランプ本体5の開口を覆うようにランプ本体5に設けられている。
【0031】
カバー6は、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂又はシリコーン樹脂のような合成樹脂によって形成されている。なお、カバー6は、合成樹脂以外の材料によって形成されていてもよい。カバー6は、例えばガラスによって形成されていてもよい。また、カバー6は、光拡散性を有してもよい。さらに、カバー6は、透明であってもよいし、乳白色であってもよい。
【0032】
(2.1.4)給電ピン
複数の給電ピン7は、図1図4に示すように、給電を受けるためのピンであり、ランプ本体5に設けられている。より詳細には、複数の給電ピン7は、ランプ本体5の第1設置部54から突出して設けられている。複数の給電ピン7は、第1設置部54において、第1設置部54の中心O1に対して点対称の位置に設けられている。
【0033】
各給電ピン7は、金属等の導電材料で形成されており、軸部71と、先端部72とを有する。実施形態1の例では、軸部71と先端部72とは一体に形成されている。なお、軸部71と先端部72とは別体に形成されていてもよい。軸部71と先端部72とが別体に形成されている場合、軸部71と先端部72とが同じ種類の金属で形成されていてもよいし、異なる種類の金属で形成されていてもよい。
【0034】
(2.2)ソケット
ソケット3は、図1に示すように、ランプ2が装着可能な部材であり、ソケット本体8を有する。
【0035】
(2.2.1)ソケット本体
ソケット本体8は、図5図7に示すように、有底の筒状を有する。ソケット本体8は、例えば樹脂で形成されている。
【0036】
ソケット本体8は、側面部81と、第2設置部82とを有する。実施形態1では、側面部81と第2設置部82とは、一体に形成されている。つまり、ソケット本体8は、1つの部材によって構成されている。なお、側面部81と第2設置部82とは、一体に形成されていることに限定されず、別体に形成されていてもよい。つまり、ソケット本体8は、複数の部材によって構成されていてもよい。また、側面部81及び第2設置部82の各々は、1つの部材によって構成されていてもよいし、複数の部材によって構成されていてもよい。
【0037】
第2設置部82は、図5図7に示すように、第1方向D1からの平面視で円状を有する。第2設置部82は、第2設置部82の外周を形成する外周端821を有する。第2設置部82は、側面部81の他端に設けられている。第2設置部82の外周端821と側面部81の他端とが繋がっている。
【0038】
第2設置部82は、ランプ2の給電ピン7が挿入される複数(図示例では2つ)の給電孔83を有する。複数の給電孔83の各々は、第2設置部82の中心O2を中心とする弧状を有する(図5及び図6参照)。各給電孔83は、丸孔831と、長孔832とを含む(図5参照)。丸孔831と長孔832とは繋がっている。丸孔831は、給電孔83の一端に形成されている。丸孔831は、給電ピン7の先端部72よりも大きい。より詳細には、丸孔831の直径は、給電ピン7の先端部72の直径よりも長い。長孔832は、丸孔831から給電孔83の他端に向かって延びて形成されている。長孔832は、給電ピン7の軸部71よりも大きく、給電ピン7の先端部72よりも小さい。より詳細には、長孔832における円弧方向と直交する方向の幅は、給電ピン7の軸部71の直径よりも長く、給電ピン7の先端部72の直径よりも短い。また、第2設置部82は、貫通孔88を有する。
【0039】
(2.2.2)コンタクト
ソケット3は、複数の給電ピン7と導通する複数のコンタクトを備える。複数のコンタクトは、ソケット本体8に収容されている。複数のコンタクトは、ソケット3にランプ2が取り付けられたときに複数の給電ピン7と接触して導通するように、ソケット本体8内に配置されている。
【0040】
(2.3)ソケットへのランプの取付け
複数の給電ピン7が複数の給電孔83にそれぞれ挿入されている状態でランプ2とソケット3とが相対的に回転されることで、ランプ2がソケット3に取り付けられている。
【0041】
(2.4)器具本体への取付け
ソケット3は、例えば、ソケット本体8の側面部81の一端で器具本体91(図15参照)に取り付けられる。ソケット3が器具本体91に取り付けられている状態において、ソケット3の給電孔83の丸孔831にランプ2の給電ピン7が挿入される。その後、給電ピン7を含むランプ2が回転させられると、給電ピン7が丸孔831から長孔832に移動し、最終的には、給電ピン7が給電孔83の他端に位置する。これにより、ソケット3にランプ2が取り付けられる。このとき、給電ピン7は、ソケット3のコンタクトに接触して導通する。
【0042】
(3)第1設置部及び第2設置部の詳細
次に、ランプ2の第1設置部54及びソケット3の第2設置部82の詳細について説明する。
【0043】
ランプ2の第1設置部54は、図2図4に示すように、第1識別凸部56を有する。第1識別凸部56は、第1設置部54の中心領域に形成されている。第1設置部54の中心領域とは、第1設置部54の中心O1を含む領域である。より詳細には、第1設置部54の中心領域とは、第1設置部54の中心O1を通って外周端541の2点を繋ぐ直線上において、複数の給電ピン7よりも中心側に位置する領域である。
【0044】
第1識別凸部56は、ランプ2における第1特性(規定特性)の許容範囲に対応する大きさを有する。第1識別凸部56は、第1特性の許容範囲が大きいほど小さい。
【0045】
実施形態1では、第1識別凸部56の高さH1は、ランプ2における第1特性の許容範囲によって異なっている。より詳細には、第1識別凸部56の高さH1は、ランプ2の入力電力の許容範囲によって異なっている。例えば、ランプ2の入力電力がP1である場合、第1識別凸部56の高さH1は7.5mmであり、ランプ2の入力電力がP2(P2>P1)である場合、第1識別凸部56の高さH1は10mmである。ランプ2の入力電力がP3(P3>P2)である場合、第1識別凸部56の高さH1は12.5mmであり、ランプ2の入力電力がP4(P4>P3)である場合、第1識別凸部56の高さH1は15mmである。
【0046】
一例として、入力電力P1のランプ2は、40Wの白熱電球と同程度の明るさ(光束)の光を放射するランプであり、入力電力P2のランプ2は、65Wの白熱電球と同程度の明るさ(光束)の光を放射するランプである。入力電力P3のランプ2は、100Wの白熱電球と同程度の明るさ(光束)の光を放射するランプであり、入力電力P4のランプ2は、200Wの白熱電球と同程度の明るさ(光束)の光を放射するランプである。なお、ランプ2の入力電力の種類は、上記の例に限定されず、上記の例以外であってもよい。
【0047】
なお、ランプ2の第1識別凸部56の高さH1は、上記の数値に限定されない。ランプ2の入力電力が大きいほど、第1識別凸部56の高さH1が高くなるような関係であればよい。
【0048】
ソケット3の第2設置部82は、図5図7に示すように、第1識別凹部84を有する。第1識別凹部84は、第2設置部82の中心領域に形成されている。第2設置部82の中心領域とは、第2設置部82の中心O2を含む領域である。より詳細には、第2設置部82の中心領域とは、第2設置部82の中心O2を通って外周端821の2点を繋ぐ直線上において、複数の給電孔83よりも中心側に位置する領域である。
【0049】
第1識別凹部84は、第1識別凸部56が挿入可能な大きさを有する。より詳細には、第1識別凹部84は、ランプ2を含む複数種類のランプ2のうち第1特性についてソケット3が許容する種類のランプ2の第1識別凸部56が挿入可能な大きさである。さらに、第1識別凹部84は、複数種類のランプ2のうち第1特性についてソケット3が許容不可の種類のランプ2の第1識別凸部56が挿入不可の大きさである。
【0050】
実施形態1では、第1識別凹部84の深さL1は、ランプ2の第1特性についてソケット3が許容する第1特性によって異なっている。より詳細には、第1識別凹部84の深さL1は、ソケット3が許容するランプ2の入力電力によって異なっている。例えば、ランプ2の入力電力がP1である場合、第1識別凹部84の深さL1は7.5mmであり、ランプ2の入力電力がP2である場合、第1識別凹部84の深さL1は10mmである。また、ランプ2の入力電力がP3である場合、第1識別凹部84の深さL1は12.5mmであり、ランプ2の入力電力がP4である場合、第1識別凹部84の深さL1は15mmである。
【0051】
なお、ソケット3の第1識別凹部84にランプ2の第1識別凸部56が挿入されている状態において、第1識別凹部84と第1識別凸部56との間に隙間が存在することが好ましい。上記隙間は、例えば0.5mm程度である。上記より、第1識別凹部84の深さL1は、第1識別凸部56の高さH1よりも、例えば0.5mm程度大きいことが好ましい。この場合、ランプ2の入力電力がP1である場合、第1識別凹部84の深さL1は8mmであり、ランプ2の入力電力がP2である場合、第1識別凹部84の深さL1は10.5mmである。また、ランプ2の入力電力がP3である場合、第1識別凹部84の深さL1は13mmであり、ランプ2の入力電力がP4である場合、第1識別凹部84の深さL1は15.5mmである。なお、第1識別凹部84と第1識別凸部56との間に隙間は、0.5mmに限定されず、適宜選択し得る値である。
【0052】
なお、ソケット3の第1識別凹部84の深さL1は、上記の数値に限定されない。ソケット3が許容するランプ2の入力電力が大きいほど、第1識別凹部84の深さL1が深くなるような関係であればよい。
【0053】
上記より、ソケット3が入力電力P1形である場合、入力電力P1のランプ2をソケット3に取り付けることができるが、入力電力P2のランプ2をソケット3に取り付けることができない。一方、ソケット3が入力電力P4形である場合、入力電力P4のランプ2をソケット3に取り付けることができる。また、入力電力P3のランプ2であってもソケット3に取り付けることができる。さらに、入力電力P1のランプ2及び入力電力P2のランプ2であってもソケット3に取り付けることができる。
【0054】
ランプ2の第1設置部54は、図2に示すように、複数(図示例では2つ)の第2識別凹部57を有する。複数の第2識別凹部57は、第1設置部54の外周領域に形成されている。第1設置部54の外周領域とは、例えば、第1設置部54の中心O1を通って外周端541の2点を繋ぐ直線上において、複数の給電ピン7よりも外周側に位置する領域である。図2の例では、各第2識別凹部57は、ランプ本体5の周縁部に設けられている。
【0055】
各第2識別凹部57は、ランプ2における第2特性に対応する。各第2識別凹部57の位置は、ランプ2の第2特性によって異なっている。より詳細には、各第2識別凹部57の位置は、ランプ2に入力可能な入力電圧の大きさに応じて異なっている。
【0056】
実施形態1では、ランプ2の入力電圧の大きさに応じて、基準位置に対する第2識別凹部57の位置を表す位置角度θ1が異なっている。基準位置は、例えば、第1設置部54の中心O1と給電ピン7とを繋ぐ直線である。つまり、ランプ2における第2識別凹部57と給電ピン7との相対位置は、第2特性によって異なっている。例えば、ランプ2の入力電圧が100Vである場合、第2識別凹部57の位置角度θ1は0°であり、ランプ2の入力電圧が200Vである場合、第2識別凹部57の位置角度θ1は45°である。ランプ2の入力電圧が海外用電圧である場合、第2識別凹部57の位置角度θ1は90°であり、ランプ2の入力電圧がその他の電圧である場合、第2識別凹部57の位置角度θ1は135°である。
【0057】
ソケット3の第2設置部82は、図6に示すように、複数(図示例では2つ)の第2識別凸部85を有する。複数の第2識別凸部85は、第2識別凹部57に嵌め合わせ可能な凹部であり、第2設置部82の外周領域に形成されている。第2設置部82の外周領域とは、例えば、第2設置部82の中心O2を通って外周端821の2点を繋ぐ直線上において、複数の給電孔83よりも外周側に位置する領域である。
【0058】
各第2識別凸部85は、ランプ2の第2特性についてソケット3が許容する第2特性に対応する。各第2識別凸部85の位置は、ランプ2の第2特性についてソケット3が許容する第2特性によって異なっている。より詳細には、各第2識別凸部85の位置は、ランプ2へ入力される入力電圧の大きさに応じて異なっている。
【0059】
実施形態1では、ランプ2の入力電圧の大きさに応じて、基準位置に対する第2識別凸部85の位置を表す位置角度θ2が異なっている。基準位置は、例えば、第2設置部82の中心O2と給電孔83の他端とを繋ぐ直線である。つまり、ソケット3における第2識別凸部85と給電孔83との相対位置は、複数種類のランプ2のうち第2特性についてソケット3が許容する種類のランプ2によって異なっている。例えば、ランプ2の入力電圧が100Vである場合、第2識別凸部85の位置角度θ2は0°であり、ランプ2の入力電圧が200Vである場合、第2識別凸部85の位置角度θ2は45°である。ランプ2の入力電圧が海外用である場合、第2識別凸部85の位置角度θ2は90°であり、ランプ2の入力電圧がその他である場合、第2識別凸部85の位置角度θ2は135°である。
【0060】
上記より、ソケット3が100V用である場合、入力電圧100V用のランプ2をソケット3に取り付けることができるが、入力電圧200V用のランプ2をソケット3に取り付けることができない。同様に、ソケット3が200V用である場合、入力電圧200V用のランプ2をソケット3に取り付けることができるが、入力電力100V用のランプ2を取り付けることができない。
【0061】
なお、ランプ2が入力電圧100Vと入力電圧200Vとの両方を許容する場合、第2識別凹部57の位置角度θ1が0°である位置と45°である位置との両方に設けられている。同様に、ランプ2が入力電圧200Vと海外用電圧との両方を許容する場合、第2識別凹部57の位置角度θ1が45°である位置と90°である位置との両方に設けられている。要するに、ランプ2は、許容する入力電圧に対応するように、第2識別凹部57を有する。
【0062】
また、ランプ2の第2識別凹部57の大きさは、ランプ2の第3特性によって異なっている。第2識別凹部57は、ランプ2における第3特性の許容範囲が大きいほど大きい。
【0063】
実施形態1では、第2識別凹部57の大きさは、ランプ2が調光対応であるか否かに応じて異なっている。より詳細には、ランプ2が調光対応であるか否かに応じて、第2識別凹部57における第1設置部54の半径方向の幅W1が異なっている。例えば、ランプ2が調光機能を有する場合、第2識別凹部57の幅W1は3mmである。ランプ2が調光機能を有しない場合、第2識別凹部57の幅W1は1.5mmである。
【0064】
ソケット3の第2識別凸部85の大きさは、ランプ2の第3特性についてソケット3が許容する第3特性によって異なっている。第2識別凸部85は、複数種類のランプ2のうち第3特性についてソケット3が許容する種類のランプ2の第2識別凹部57に挿入可能な大きさである。第2識別凸部85は、複数種類のランプ2のうち第3特性についてソケット3が許容不可の種類のランプ2の第2識別凹部57に挿入不可の大きさである。
【0065】
実施形態1では、ソケット3が調光対応であるか否かに応じて異なっている。より詳細には、ソケット3が調光対応であるか否かに応じて、第2識別凸部85における第2設置部82の半径方向の幅W2が異なっている。例えば、ソケット3が調光機能を有する場合、第2識別凸部85の幅W2は3mmである。ソケット3が調光機能を有しない場合、第2識別凸部85の幅W2は1.5mmである。
【0066】
なお、ランプ2の第2識別凹部57にソケット3の第2識別凸部85が挿入されている状態において、第2識別凹部57と第2識別凸部85との間に隙間が存在することが好ましい。上記隙間は、例えば0.5mm程度である。上記より、第2識別凹部57の幅W1は、第2識別凸部85の幅W2よりも、例えば0.5mm程度大きいことが好ましい。この場合、ランプ2が調光対応である場合、第2識別凹部57の幅W1は3.5mmであり、ランプ2が調光対応でない場合、第2識別凹部57の幅W1は2mmである。なお、第2識別凹部57と第2識別凸部85との間の隙間は、0.5mmに限定されず、適宜選択し得る値である。
【0067】
上記より、ソケット3が調光機能を有しない場合、このソケット3には、調光機能を有しないランプ2と、調光機能を有するランプ2とのいずれも取り付けることができる。一方、ソケット3が調光機能を有する場合、このソケット3には、調光機能を有するランプ2を取り付けることができるが、調光機能を有しないランプ2を取り付けることはできない。
【0068】
調光機能を有するランプ2は、調光機能を有するソケット3と、調光機能を有しないソケット3とのいずれにも取り付けることができる。一方、調光機能を有しないランプ2は、調光機能を有しないソケット3に取り付けることができるが、調光機能を有するソケット3に取り付けることはできない。
【0069】
(4)効果
実施形態1に係るランプユニット1では、ランプ2の第1識別凸部56が第1特性の許容範囲が大きいほど小さい。また、ソケット3の第1識別凹部84が、複数種類のランプ2のうち第1特性についてソケット3が許容する種類のランプ2の第1識別凸部56が挿入可能な大きさであり、かつ、複数種類のランプ2のうち第1特性についてソケット3が許容不可の種類のランプの第1識別凸部56が挿入不可の大きさである。これにより、第1特性について、不適合なランプ2のソケット3への誤装着の可能性を低減させることができる。
【0070】
実施形態1に係るランプユニット1では、第1識別凸部56が複数の給電ピン7よりも中心O1側であって中心O1を含む領域に設けられている。これにより、給電ピン7及びランプ2の回転を妨げない位置に第1識別凸部56が設けられているので、ランプ2の回転を妨げず、かつ、第1識別凸部56のための新たなスペースを要しない。
【0071】
実施形態1に係るランプユニット1では、ランプ2における第2識別凹部57と給電ピン7との相対位置(位置角度θ1)がランプ2の第2特性によって異なる。また、ソケット3における第2識別凸部85と給電孔83との相対位置(位置角度θ2)が複数種類のランプ2のうち第2特性についてソケット3が許容する種類のランプ2によって異なる。これにより、第1特性だけでなく、第2特性についても、不適合なランプ2のソケット3への誤装着の可能性を低減させることができる。
【0072】
実施形態1に係るランプユニット1では、第2識別凹部57がランプ本体5の周縁部(外周端541)に設けられている。これにより、給電ピン7の配置に邪魔にならない位置に第2識別凹部57を設けることができる。
【0073】
実施形態1に係るランプユニット1では、ランプ2の第2特性がランプ2に入力可能な入力電圧の大きさである。これにより、ランプ2の入力電圧が低いという不具合の発生を低減させることができる。
【0074】
実施形態1に係るランプユニット1では、ランプ2の第2識別凹部57がランプ2における第3特性の許容範囲が大きいほど大きい。また、ソケット3の第2識別凸部85が、複数種類のランプ2のうち第3特性についてソケット3が許容する種類のランプ2の第2識別凹部57に挿入可能な大きさであり、かつ、複数種類のランプ2のうち第3特性についてソケット3が許容不可の種類のランプ2の第2識別凹部57に挿入不可の大きさである。これにより、第1特性及び第2特性だけでなく、第3特性についても、不適合なランプ2のソケット3への誤装着の可能性を低減させることができる。
【0075】
実施形態1に係るランプユニット1では、第1特性が、ランプ2に入力可能な入力電力の大きさであり、第3特性が、ランプ2が調光機能を有するか否かである。これにより、ランプ2とソケット3とにおいて影響が大きい特性について、誤装着の可能性を低減させることができる。
【0076】
実施形態1に係るランプユニット1では、第1特性が、ランプ2に入力可能な入力電力の大きさである。これにより、ランプ2とソケット3とにおいて影響が大きい特性について、誤装着の可能性を低減させることができる。
【0077】
(5)変形例
以下、実施形態1の変形例について説明する。
【0078】
(5.1)変形例1
実施形態1の変形例1として、ランプユニット1bは、図8に示すようなランプ2b及びソケット3bを備えてもよい。ランプユニット1bにおいて、ランプ2bのランプ本体5bは、第1識別凸部56でなく、第1識別凹部56bを有する。ソケット3bのソケット本体8bは、第1識別凹部84でなく、第1識別凸部84bを有する。実施形態1では、ランプ本体5が第1識別凸部56を有し、ソケット本体8が第1識別凹部84を有するのに対し、変形例1では、ランプ本体5bが第1識別凹部56bを有し、ソケット本体8bが第1識別凸部84bを有する。
【0079】
変形例1では、ランプ本体5bの第1識別凹部56bは、ランプ2bにおける第1特性の許容範囲に対応する大きさを有する。ランプ本体5bの第1識別凹部56bは、第1特性の許容範囲が大きいほど大きい。
【0080】
具体的には、第1識別凹部56bの深さL3は、ランプ2bにおける第1特性の許容範囲によって異なっている。より詳細には、第1識別凹部56bの深さL3は、ランプ2bの入力電力の許容範囲によって異なっている。
【0081】
一方、ソケット本体8bの第1識別凸部84bは、ランプ2bを含む複数種類のランプ2bのうち第1特性についてソケット3bが許容する種類のランプ2bの第1識別凹部56bに挿入可能な大きさであり、かつ、複数種類のランプ2bのうち第1特性についてソケット3bが許容不可の種類のランプ2bの第1識別凹部56bに挿入不可の大きさである。
【0082】
具体的には、第1識別凸部84bの高さH1は、ランプ2bの第1特性についてソケット3bが許容する第1特性によって異なっている。より詳細には、第1識別凸部84bの高さH3は、ソケット3bが許容するランプ2bの入力電力によって異なっている。
【0083】
(5.2)変形例2
実施形態1の変形例2として、ランプユニット1cは、図9に示すようなランプ2c及びソケット3cを備えてもよい。ランプユニット1cにおいて、ランプ2cのランプ本体5cは、第2識別凹部57でなく、第2識別凸部57cを有する。ソケット3cのソケット本体8cは、第2識別凸部85でなく、第2識別凹部85cを有する。実施形態1では、ランプ本体5bが第2識別凹部57を有し、ソケット本体8が第2識別凸部85を有するのに対し、変形例2では、ランプ本体5cが第2識別凸部57cを有し、ソケット本体8cが第2識別凹部85cを有する。
【0084】
変形例2では、ランプ2cの各第2識別凸部57cは、ランプ2cにおける第2特性に対応する。各第2識別凸部57cの位置は、ランプ2cの第2特性によって異なっている。より詳細には、各第2識別凸部57cの位置は、ランプ2cに入力可能な入力電圧の大きさに応じて異なっている。
【0085】
ソケット3cの各第2識別凹部85cは、ランプ2cの第2特性についてソケット3cが許容する第2特性に対応する。各第2識別凹部85cの位置は、ランプ2cの第2特性についてソケット3cが許容する第2特性によって異なっている。より詳細には、各第2識別凹部85cの位置は、ランプ2cへ入力される入力電圧の大きさに応じて異なっている。
【0086】
変形例2では、ランプ本体5cの第2識別凸部57cは、ランプ2cにおける第3特性の許容範囲に対応する大きさを有する。ランプ本体5cの第2識別凸部57cは、第3特性の許容範囲が大きいほど小さい。
【0087】
具体的には、第2識別凸部57cの高さH3は、ランプ2cにおける第3特性の許容範囲によって異なっている。より詳細には、第2識別凸部57cの高さH3は、ランプ2bの入力電力の許容範囲によって異なっている。
【0088】
一方、ソケット本体8cの第2識別凹部85cは、ランプ2cを含む複数種類のランプ2cのうち第3特性についてソケット3cが許容する種類のランプ2cの第2識別凸部57cに挿入可能な大きさであり、かつ、複数種類のランプ2cのうち第3特性についてソケット3cが許容不可の種類のランプ2cの第2識別凸部57cに挿入不可の大きさである。
【0089】
具体的には、第2識別凹部85cの深さL3は、ランプ2cにおける第3特性の許容範囲によって異なっている。より詳細には、第2識別凹部85cの深さL3は、ランプ2cの入力電力の許容範囲によって異なっている。
【0090】
(5.3)変形例3
実施形態1の変形例3として、ランプユニット1では、第1特性が、ランプ2が調光機能を有するか否かの特性であり、第3特性が、入力電力の大きさであってもよい。変形例3に係るランプユニット1においても、ランプ2とソケット3とにおいて影響が大きい特性について、誤装着の可能性を低減させることができる。
【0091】
(5.4)変形例4
実施形態1の変形例4として、第1特性(入力電力)に応じて、第1方向D1からの平面視における第1識別凸部56及び第1識別凹部84の両方の面積を変えてもよい。変形例4では、第1特性に応じて、第1識別凸部56の高さH1及び第1識別凹部84の深さL1でなく、第1方向D1からの平面視における第1識別凸部56及び第1識別凹部84の両方の面積を変える。
【0092】
また、第1識別凸部56及び第1識別凹部84が円状である場合、ランプ2の第1特性(ランプ2の入力電力)に応じて、第1方向D1からの平面視における第1識別凸部56及び第1識別凹部84の両方の直径を変えてもよい。
【0093】
要するに、ランプ2の第1識別凸部56の大きさは、第1識別凸部56の高さH1、第1方向D1からの平面視における第1識別凸部56の面積、及び、第1識別凸部56が円状である場合に第1識別凸部56の直径である。ソケット3の第1識別凹部84の大きさは、第1識別凹部84の深さL1、第1方向D1からの平面視における第1識別凹部84の面積、及び、第1識別凹部84が円状である場合に第1識別凹部84の直径である。
【0094】
(5.5)他の変形例
実施形態1の他の変形例として、光源4は、LEDに限定されず、他の発光素子であってもよい。光源4は、例えば、有機EL(Electro Luminescence)であってもよい。
【0095】
上記の各変形例に係るランプユニット1においても、実施形態1に係るランプユニット1と同様の効果を奏する。
【0096】
(実施形態2)
実施形態2に係るランプユニット1aは、図10図12に示すように、複数種類(図示例では2種類)の第2識別凹部58,59及び複数種類の第2識別凸部86,87(図示例では2種類)を有する点で、実施形態1に係るランプユニット1(図1参照)と相違する。
【0097】
(1)ランプユニット
実施形態2に係るランプユニット1aは、図10に示すように、ランプ2aと、ソケット3aとを備える。ランプユニット1aは、実施形態1に係るランプユニット1と同様、例えば、照明器具9(図15参照)に用いられる。なお、実施形態2に係るランプユニット1に関し、実施形態1に係るランプユニット1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0098】
(2)ランプユニットの各構成要素
以下、実施形態2に係るランプユニット1aの各構成要素について、図面を参照して説明する。
【0099】
(2.1)ランプ
ランプ2aは、実施形態1のランプ本体5(図1参照)に代えて、図10及び図11に示すようなランプ本体5aを有する。また、ランプ2aは、実施形態1のランプ2(図1参照)と同様、光源4と、カバー6と、複数(図示例では2つ)の給電ピン7とを有する。なお、実施形態2のランプ2aに関し、実施形態1のランプ2(図1参照)と同様の構成及び機能については説明を省略する。
【0100】
(2.1.1)ランプ本体
ランプ本体5aは、実施形態1のランプ本体5と同様、図10及び図11に示すように、光源4を収容している。ランプ本体5aは、例えば樹脂で形成されている。
【0101】
ランプ本体5aは、第1側面部51と、環状部52と、第2側面部53と、第1設置部54aとを有する。実施形態2では、第1側面部51と環状部52と第2側面部53と第1設置部54aとは、一体に形成されている。つまり、ランプ本体5aは、1つの部材によって構成されている。なお、第1側面部51と環状部52と第2側面部53と第1設置部54aとは、一体に形成されていることに限定されず、別体に形成されていてもよい。あるいは、第1側面部51と環状部52と第2側面部53と第1設置部54aとのうちの少なくとも2つが別体に形成されていてもよい。つまり、ランプ本体5aは、複数の部材によって構成されていてもよい。また、第1側面部51、環状部52、第2側面部53及び第1設置部54aの各々は、1つの部材によって構成されていてもよいし、複数の部材によって構成されていてもよい。
【0102】
第1設置部54aは、実施形態1の第1設置部54(図2参照)と同様、図11に示すように、板状を有する。図11の例では、第1設置部54aは、円板状を有する。第1設置部54aは、第1設置部54aの外周を形成する外周端541を有する。第1設置部54aは、第2側面部53の一端に設けられている。第1設置部54aの外周端541と第2側面部53の一端とが繋がっている。第1設置部54aは、実施形態1の第1設置部54と同様、給電ピン7が貫通するための複数(図示例では2つ)の貫通孔55を有する。
【0103】
(2.2)ソケット
ソケット3aは、図10に示すように、ソケット本体8aを有する。
【0104】
(2.2.1)ソケット本体
ソケット本体8aは、実施形態1のソケット本体8(図1参照)と同様、図12図14に示すように、有底の筒状を有する。ソケット本体8aは、例えば樹脂で形成されている。
【0105】
ソケット本体8aは、側面部81と、第2設置部82aとを有する。実施形態2では、側面部81と第2設置部82aとは、一体に形成されている。つまり、ソケット本体8aは、1つの部材によって構成されている。なお、側面部81と第2設置部82aとは、一体に形成されていることに限定されず、別体に形成されていてもよい。つまり、ソケット本体8aは、複数の部材によって構成されていてもよい。また、側面部81及び第2設置部82aの各々は、1つの部材によって構成されていてもよいし、複数の部材によって構成されていてもよい。
【0106】
第2設置部82aは、図12図14に示すように、板状を有する。図12の例では、第2設置部82aは、円板状を有する。第2設置部82aは、第2設置部82aの外周を形成する外周端821を有する。第2設置部82aは、側面部81の他端に設けられている。第2設置部82aの外周端821と側面部81の他端とが繋がっている。第2設置部82aは、実施形態1の第2設置部82と同様、ランプ2aの給電ピン7が挿入される複数(図示例では2つ)の給電孔83を有する。
【0107】
ソケット3aは、例えば、ソケット本体8aの側面部81の一端で器具本体91(図15参照)に取り付けられる。ソケット3aが器具本体91に取り付けられている状態において、ソケット3aの給電孔83の丸孔831にランプ2aの給電ピン7が挿入される。その後、給電ピン7を含むランプ2aが回転されると、給電ピン7が丸孔831から長孔832に移動し、最終的には、給電ピン7が給電孔83の他端に位置する。これにより、ソケット3aにランプ2aが取り付けられる。
【0108】
(3)第1設置部及び第2設置部の詳細
次に、ランプ2aの第1設置部54a及びソケット3aの第2設置部82aの詳細について説明する。
【0109】
ランプ2aの第1設置部54aは、実施形態1のランプ2の第1設置部54と同様、図11に示すように、第1識別凸部56を有する。実施形態2の第1識別凸部56の高さH1の規定は、実施形態1の第1識別凸部56の高さH1の規定と同様であるから、説明を省略する。
【0110】
ソケット3aの第2設置部82aは、実施形態1のソケット3の第2設置部82と同様、図12図14に示すように、第1識別凹部84を有する。実施形態2の第1識別凹部84の深さL1の規定は、実施形態1の第1識別凹部84の深さL1の規定と同様であるから、説明を省略する。
【0111】
また、ランプ2aの第1設置部54aは、実施形態1のランプ2の第1設置部54と同様、図11に示すように、第2識別凹部58を有する。実施形態2の第2識別凹部58の深さL2の規定は、実施形態1の第2識別凹部58の深さL2の規定と同様であるから、説明を省略する。
【0112】
ソケット3aの第2設置部82aは、実施形態1のソケット3の第2設置部82と同様、図12図14に示すように、第2識別凸部86を有する。実施形態2の第2識別凸部86の高さH2の規定は、実施形態1の第2識別凸部85の高さH2の規定と同様であるから、説明を省略する。
【0113】
実施形態2のランプ2aの第1設置部54aは、図11に示すように、第2識別凹部58とは別に第2識別凹部59を有する。
【0114】
各第2識別凹部59は、ランプ2aにおける第3特性に対応する。第2識別凹部59の大きさは、ランプ2aが調光対応であるか否かに応じて異なっている。より詳細には、ランプ2aが調光対応であるか否かに応じて、第2識別凹部59における第1設置部54aの半径方向の幅W3が異なっている。例えば、ランプ2aが調光機能を有する場合、第2識別凹部59の幅W3は3mmである。ランプ2aが調光機能を有しない場合、第2識別凹部59の幅W3は1.5mmである。
【0115】
また、実施形態2のソケット3aの第2設置部82aは、図12図14に示すように、第2識別凸部86とは別に第2識別凸部87を有する。
【0116】
各第2識別凸部87は、ランプ2の第3特性についてソケット3aが許容する第3特性に対応する。第2識別凸部87の大きさは、ソケット3aが調光対応であるか否かに応じて異なっている。より詳細には、ソケット3aが調光対応であるか否かに応じて、第2識別凸部87における第2設置部82aの半径方向の幅W4が異なっている。例えば、ソケット3aが調光機能を有する場合、第2識別凸部87の幅W4は3mmである。ソケット3aが調光機能を有しない場合、第2識別凸部87の幅W4は1.5mmである。
【0117】
なお、ランプ2の第2識別凹部59にソケット3の第2識別凸部87が挿入されている状態において、第2識別凹部59と第2識別凸部87との間に隙間が存在することが好ましい。上記隙間は、例えば0.5mm程度である。上記より、第2識別凹部59の幅W3は、第2識別凸部87の幅W4よりも、例えば0.5mm程度大きいことが好ましい。この場合、ランプ2が調光対応である場合、第2識別凹部59の幅W3は3.5mmであり、ランプ2が調光対応でない場合、第2識別凹部59の幅W3は2mmである。なお、第2識別凹部59と第2識別凸部87との間の隙間は、0.5mmに限定されず、適宜選択し得る値である。
【0118】
上記より、ソケット3aが調光機能を有しない場合、このソケット3aには、調光機能を有しないランプ2aと、調光機能を有するランプ2aとのいずれも取り付けることができる。一方、ソケット3aが調光機能を有する場合、このソケット3aには、調光機能を有するランプ2aを取り付けることができるが、調光機能を有しないランプ2aを取り付けることはできない。
【0119】
調光機能を有するランプ2aは、調光機能を有するソケット3aと、調光機能を有しないソケット3aとのいずれにも取り付けることができる。一方、調光機能を有しないランプ2aは、調光機能を有しないソケット3aに取り付けることができるが、調光機能を有するソケット3aに取り付けることはできない。
【0120】
(4)効果
実施形態2に係るランプユニット1aにおいても、実施形態1に係るランプユニット1と同様、ランプ2の第1識別凸部56が第1特性の許容範囲が大きいほど小さい。また、ソケット3の第1識別凹部84が、複数種類のランプ2のうち第1特性についてソケット3が許容する種類のランプ2の第1識別凸部56が挿入可能な大きさであり、かつ、複数種類のランプ2のうち第1特性についてソケット3が許容不可の種類のランプの第1識別凸部56が挿入不可の大きさである。これにより、第1特性について、不適合なランプ2のソケット3への誤装着の可能性を低減させることができる。
【0121】
(5)変形例
以下、実施形態2の変形例について説明する。
【0122】
実施形態2の変形例1として、第3特性(調光機能)に応じて、ランプ2aの第2識別凹部59の深さとソケット3aの第2識別凸部87の高さとを変えてもよい。変形例1では、第3特性に応じて、第2識別凹部59の幅W3及び第2識別凸部87の幅W4でなく、第2識別凹部59の深さ及び第2識別凸部87の高さを変える。
【0123】
実施形態2の変形例2として、第3特性(調光機能)に応じて、ランプ2aの第2識別凹部59の有無及びソケット3aの第2識別凸部87の有無を変えてもよい。変形例2は、第2識別凹部59の深さ及び第2識別凸部87の高さを変える変形例1の一例であり、第2識別凹部59の深さ及び第2識別凸部87の高さがいずれも0の場合である。
【0124】
ランプ2aが調光対応である場合、ランプ2aは第2識別凹部59を有し、ランプ2aが調光対応でない場合、ランプ2aは第2識別凹部59を有しない。一方、ソケット3aが調光対応である場合、ソケット3aは第2識別凸部87を有し、ソケット3aが調光対応でない場合、ソケット3aは第2識別凸部87を有しない。
【0125】
変形例1,2においても、ソケット3aが調光機能を有しない場合、このソケット3aには、調光機能を有しないランプ2aと、調光機能を有するランプ2aとのいずれも取り付けることができる。一方、ソケット3aが調光機能を有する場合、このソケット3aには、調光機能を有するランプ2aを取り付けることができるが、調光機能を有しないランプ2aを取り付けることはできない。
【0126】
調光機能を有するランプ2aは、調光機能を有するソケット3aと、調光機能を有しないソケット3aとのいずれにも取り付けることができる。一方、調光機能を有しないランプ2aは、調光機能を有しないソケット3aに取り付けることができるが、調光機能を有するソケット3aに取り付けることはできない。
【0127】
実施形態2の他の変形例として、ランプユニット1aに実施形態1の各変形例を適用してもよい。
【0128】
上記の各変形例に係るランプユニット1aにおいても、実施形態2に係るランプユニット1aと同様の効果を奏する。
【0129】
(実施形態3)
実施形態3では、ランプユニット1を用いた照明器具9について説明する。なお、実施形態3に係るランプユニット1に関し、実施形態1に係るランプユニット1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0130】
(1)構成
実施形態3に係る照明器具9は、図15に示すように、ランプユニット1と、器具本体91と、電源回路92とを備える。なお、実施形態3に係るランプユニット1に関し、実施形態1のランプユニット1(図1参照)と同様の構成及び機能については説明を省略する。
【0131】
図15に示す器具本体91は、ソケット3を保持する。器具本体91は、例えば金属で形成されており、有底の筒状を有する。器具本体91は、底面部911と、側面部912とを有する。底面部911は、円板状を有する。底面部911には、ランプユニット1のソケット3が取り付けられている。底面部911に取り付けられているソケット3にランプ2が取り付けられている。側面部912は、筒状を有し、底面部911の外周端から第1方向D1に沿って突出して設けられている。器具本体91は、内部空間にランプユニット1を収容している。
【0132】
図15に示す電源回路92は、外部電源からの給電により、負荷電力を光源4に供給する。外部電源は、例えば、100V系又は200V系の商用電力系統、再生可能エネルギーを用いて発電する発電装置、又は、二次電池である。図15の破線で示すように、電源回路92は、例えば、ソケット3のソケット本体8に収容されている。なお、図15の二点鎖線で示すように、電源回路92は、ソケット3のソケット本体8でなく、ランプ2のランプ本体5に収容されていてもよい。この場合、例えば100V系又は200V系等の商用電力系統の入力電圧が、給電ピン7を介してソケット3からランプ2に入力され、ランプ本体5に収容されている電源回路92が、ランプ2に入力された入力電圧を用いて、光源4を点灯させるための負荷電力を光源4に供給する。
【0133】
器具本体91側の想定温度を考慮すると、ソケット3には、ランプ2の入力電力を考慮する必要がある。言い換えると、ソケット3は、入力電力が小さいランプ2を許容するが、入力電力が大きいランプ2を許容しない。ソケット3は、想定する許容最大入力電力よりも入力電力が小さいランプ2を許容するが、想定する許容最大入力電力を超えるランプ2は許容しない。
【0134】
(2)効果
実施形態3に係る照明器具9では、ランプユニット1において、ランプ2の第1識別凸部56が第1特性の許容範囲が大きいほど小さい。また、ソケット3の第1識別凹部84が、複数種類のランプのうち第1特性についてソケット3が許容する種類のランプ2の第1識別凸部56が挿入可能な大きさであり、かつ、複数種類のランプ2のうち第1特性についてソケット3が許容不可の種類のランプ2の第1識別凸部56が挿入不可の大きさである。これにより、第1特性について、不適合なランプ2のソケット3への誤装着の可能性を低減させることができる。
【0135】
(3)変形例
実施形態3の変形例として、照明器具9は、ランプユニット1に代えて、実施形態2に係るランプユニット1aを備えてもよい。
【0136】
上記の変形例に係る照明器具9においても、実施形態3に係る照明器具9と同様の効果を奏する。
【0137】
以上説明した実施形態及び変形例は、本開示の様々な実施形態及び変形例の一部に過ぎない。また、実施形態及び変形例は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
【0138】
(態様)
本明細書には、以下の態様が開示されている。
【0139】
第1の態様に係るランプユニット(1;1a;1c)は、ランプ(2;2a;2c)と、ソケット(3;3a;3c)とを備える。ソケット(3;3a;3c)は、ランプ(2;2a;2c)が装着可能である。ランプ(2;2a;2c)は、光源(4)と、ランプ本体(5;5a;5c)とを備える。ランプ本体(5;5a;5c)には、光源(4)が配置されている。ソケット(3;3a;3c)は、ソケット本体(8;8a;8c)を有する。ランプ本体(5;5a;5c)は、第1識別凸部(56)を有する。第1識別凸部(56)は、ランプ(2;2a;2c)における第1特性の許容範囲に対応する大きさを有する。ソケット本体(8;8a;8c)は、第1識別凹部(84)を有する。第1識別凹部(84)は、第1識別凸部(56)が挿入可能な大きさを有する。第1識別凸部(56)は、第1特性の許容範囲が大きいほど小さい。第1識別凹部(84)は、ランプ(2;2a;2c)を含む複数種類のランプのうち第1特性についてソケット(3;3a;3c)が許容する種類のランプの第1識別凸部(56)が挿入可能な大きさであり、かつ、複数種類のランプのうち第1特性についてソケット(3;3a;3c)が許容不可の種類のランプの第1識別凸部(56)が挿入不可の大きさである。
【0140】
第1の態様に係るランプユニット(1;1a;1c)によれば、第1特性について、不適合なランプ(2;2a;2c)のソケット(3;3a;3c)への誤装着の可能性を低減させることができる。
【0141】
第2の態様に係るランプユニット(1b)は、ランプ(2b)と、ソケット(3b)とを備える。ソケット(3b)は、ランプ(2b)が装着可能である。ランプ(2b)は、光源(4)と、ランプ本体(5b)とを備える。ランプ本体(5b)には、光源(4)が配置されている。ソケット(3b)は、ソケット本体(8b)を有する。ランプ本体(5b)は、第1識別凹部(56b)を有する。第1識別凹部(56b)は、ランプ(2b)における第1特性の許容範囲に対応する大きさを有する。ソケット本体(8b)は、第1識別凸部(84b)を有する。第1識別凸部(84b)は、第1識別凹部(56b)に挿入可能な大きさを有する。第1識別凹部(56b)は、第1特性の許容範囲が大きいほど大きい。第1識別凸部(84b)は、ランプ(2b)を含む複数種類のランプのうち第1特性についてソケット(3b)が許容する種類のランプの第1識別凹部に挿入可能な大きさである。第1識別凸部(84b)は、複数種類のランプのうち第1特性についてソケット(3b)が許容不可の種類のランプの第1識別凹部(56b)に挿入不可の大きさである。
【0142】
第2の態様に係るランプユニット(1b)によれば、第1特性について、不適合なランプ(2b)のソケット(3b)への誤装着の可能性を低減させることができる。
【0143】
第3の態様に係るランプユニット(1;1a;1b;1c)では、第1又は2の態様において、ランプ(2;2a;2b;2c)は、給電ピン(7)を更に備える。給電ピン(7)は、ランプ本体(5;5a;5b;5c)に設けられており、給電を受けるためのピンである。ソケット本体(8;8a;8b;8c)は、給電ピン(7)が挿入可能な給電孔(83)を有する。
【0144】
第3の態様に係るランプユニット(1;1a;1b;1c)によれば、ランプ(2;2a;2b;2c)とソケット(3;3a;3b;3c)との導通を容易に行うことができる。
【0145】
第4の態様に係るランプユニット(1;1a;1c)では、第1の態様において、ランプ(2;2a;2c)は、複数の給電ピン(7)を備える。ランプ本体(5;5a;5c)は、第1設置部(54;54a)を有する。第1設置部(54;54a)には、複数の給電ピン(7)が設けられている。ソケット本体(8;8a;8c)は、複数の給電ピン(7)に対応するように複数の給電孔(83)を有する。複数の給電ピン(7)が複数の給電孔(83)にそれぞれ挿入されている状態でランプ(2;2a;2c)とソケット(3;3a;3c)とが相対的に回転されることで、ランプ(2;2a;2c)がソケット(3;3a;3c)に取り付けられている。複数の給電ピン(7)は、第1設置部(54;54a)において、第1設置部(54;54a)の中心(O1)に対して点対称になるように設けられている。第1識別凸部(56)は、第1設置部(54;54a)において、複数の給電ピン(7)よりも中心(O1)側であって中心(O1)を含む領域に設けられている。
【0146】
第4の態様に係るランプユニット(1;1a;1c)によれば、給電ピン(7)及びランプ(2;2a;2c)の回転を妨げない位置に第1識別凸部(56)が設けられているので、ランプ(2;2a;2c)の回転を妨げず、かつ、第1識別凸部(56)のための新たなスペースを要しない。
【0147】
第5の態様に係るランプユニット(1;1a;1b)では、第3又は4の態様において、ランプ本体(5;5a)は、第2識別凹部(57;58,59)を更に有する。第2識別凹部(57;58,59)は、ランプ(2;2a;2b)における第2特性に対応する。ソケット本体(8;8a;8b)は、第2識別凸部(85;86,87)を更に有する。第2識別凸部(85;86,87)は、第2識別凹部(57;58,59)に嵌め合わせ可能である。ランプ(2;2a;2b)における第2識別凹部(57;58,59)と給電ピン(7)との相対位置(位置角度θ1)は、第2特性によって異なる。ソケット(3;3a;3b)における第2識別凸部(85;86,87)と給電孔(83)との相対位置(位置角度θ2)は、複数種類のランプのうち第2特性についてソケット(3;3a;3b)が許容する種類のランプによって異なる。
【0148】
第5の態様に係るランプユニット(1;1a;1b)によれば、第1特性だけでなく、第2特性についても、不適合なランプ(2;2a;2b)のソケット(3;3a;3b)への誤装着の可能性を低減させることができる。
【0149】
第6の態様に係るランプユニット(1;1a;1b)では、第5の態様において、第2識別凹部(57;58,59)は、ランプ本体(5;5a;5b)の周縁部(外周端541)に設けられている。
【0150】
第6の態様に係るランプユニット(1;1a;1b)によれば、給電ピン(7)の配置に邪魔にならない位置に第2識別凹部(57;58,59)を設けることができる。
【0151】
第7の態様に係るランプユニット(1;1a;1b)では、第5又は6の態様において、第2識別凹部(57;58,59)は、ランプ(2;2a;2b)における第3特性の許容範囲が大きいほど大きい。第2識別凸部(85;86,87)は、複数種類のランプのうち第3特性についてソケット(3;3a;3b)が許容する種類のランプの第2識別凹部(57;58,59)に挿入可能な大きさであり、かつ、複数種類のランプのうち第3特性についてソケット(3;3a;3b)が許容不可の種類のランプの第2識別凹部(57;58,59)に挿入不可の大きさである。
【0152】
第7の態様に係るランプユニット(1;1a;1b)によれば、第1特性及び第2特性だけでなく、第3特性についても、不適合なランプ(2;2a;2b)のソケット(3;3a;3b)への誤装着の可能性を低減させることができる。
【0153】
第8の態様に係るランプユニット(1c)では、第3又は4の態様において、ランプ本体(5c)は、第2識別凸部(57c)を更に有する。第2識別凸部(57c)は、ランプ(2c)における第2特性に対応する。ソケット本体(8c)は、第2識別凹部(85c)を更に有する。第2識別凹部(85c)は、第2識別凸部(57c)に嵌め合わせ可能である。ランプ(2c)における第2識別凸部(57c)と給電ピン(7)との相対位置は、第2特性によって異なる。ソケット(3c)における第2識別凹部(85c)と給電孔(83)との相対位置は、複数種類のランプのうち第2特性についてソケット(3c)が許容する種類のランプによって異なる。
【0154】
第9の態様に係るランプユニット(1c)では、第8の態様において、第2識別凸部(57c)は、ランプ本体(5c)の周縁部に設けられている。
【0155】
第10の態様に係るランプユニット(1c)では、第8又は9の態様において、第2識別凸部(57c)は、ランプ(2c)における第3特性の許容範囲が大きいほど小さい。第2識別凹部(85c)は、複数種類のランプのうち第3特性についてソケット(3c)が許容する種類のランプの第2識別凸部(57c)が挿入可能な大きさであり、かつ、複数種類のランプのうち第3特性についてソケット(3c)が許容不可の種類のランプの第2識別凸部(57c)が挿入不可の大きさである。
【0156】
第11の態様に係るランプユニット(1;1a;1b;1c)では、第7又は10の態様において、第1特性は、ランプ(2;2a;2b;2c)に入力可能な入力電力の大きさ、及び、ランプ(2;2a;2b;2c)が調光機能を有するか否かのいずれか一方である。第3特性は、入力電力の大きさ、及び、ランプ(2;2a;2b;2c)が調光機能を有するか否かの残りである。
【0157】
第11の態様に係るランプユニット(1;1a;1b;1c)によれば、ランプ(2;2a;2b;2c)とソケット(3;3a;3b;3c)とにおいて影響が大きい特性について、誤装着の可能性を低減させることができる。
【0158】
第12の態様に係るランプユニット(1;1a;1b;1c)では、第5~11の態様のいずれか1つにおいて、第2特性は、ランプ(2;2a;2b;2c)に入力可能な入力電圧の大きさである。
【0159】
第12の態様に係るランプユニット(1;1a;1b;1c)によれば、ランプ(2;2a;2b;2c)の入力電圧が低いという不具合の発生を低減させることができる。
【0160】
第13の態様に係るランプユニット(1;1a;1b;1c)では、第1~12の態様のいずれか1つにおいて、第1特性は、ランプ(2;2a;2b;2c)に入力可能な入力電力の大きさ、又は、ランプ(2;2a;2b;2c)が調光機能を有するか否かである。
【0161】
第13の態様に係るランプユニット(1;1a;1b;1c)によれば、ランプ(2;2a;2b;2c)とソケット(3;3a;3b;3c)とにおいて影響が大きい特性について、誤装着の可能性を低減させることができる。
【0162】
第14の態様に係る照明器具(9)は、第1~13の態様のいずれか1つのランプユニット(1;1a;1b;1c)と、器具本体(91)とを備える。器具本体(91)は、ソケット(3;3a;3b;3c)を保持する。
【0163】
第14の態様に係る照明器具(9)によれば、ランプユニット(1;1a;1b;1c)において、第1特性について、不適合なランプ(2;2a;2b;2c)のソケット(3;3a;3b;3c)への誤装着の可能性を低減させることができる。
【0164】
第15の態様に係るランプ(2;2a;2c)は、ソケット(3;3a;3c)に装着可能なランプである。ランプ(2;2a;2c)は、光源(4)と、ランプ本体(5;5a;5c)とを備える。ランプ本体(5;5a;5c)には、光源(4)が配置されている。ランプ本体(5;5a;5c)は、識別凸部(第1識別凸部56)を有する。上記識別凸部は、ランプ(2;2a;2c)における規定特性(第1特性)の許容範囲に対応する大きさを有する。上記識別凸部は、規定特性の許容範囲が大きいほど小さい。
【0165】
第15の態様に係るランプ(2;2a;2c)によれば、複数種類のランプのうち規定特性(第1特性)についてソケット(3;3a;3c)が許容する種類のランプの識別凸部(第1識別凸部56)が挿入可能な大きさであり、かつ、複数種類のランプのうち規定特性についてソケット(3;3a;3c)が許容不可の種類のランプの上記識別凸部が挿入不可の大きさである識別凹部(第1識別凹部84)を有するソケット(3;3a;3c)と共に用いられることによって、規定特性について、不適合なランプ(2;2a;2c)のソケット(3;3a;3c)への誤装着の可能性を低減させることができる。
【0166】
第16の態様に係るランプ(2b)は、ソケット(3b)に装着可能なランプである。ランプ(2b)は、光源(4)と、ランプ本体(5b)とを備える。ランプ本体(5b)には、光源(4)が配置されている。ランプ本体(5b)は、識別凹部(第1識別凹部56b)を有する。上記識別凹部は、ランプ(2b)における規定特性(第1特性)の許容範囲に対応する大きさを有する。上記識別凹部は、規定特性の許容範囲が大きいほど大きい。
【0167】
第16の態様に係るランプ(2b)によれば、複数種類のランプのうち規定特性(第1特性)についてソケット(3b)が許容する種類のランプの識別凹部(第1識別凹部56b)が挿入可能な大きさであり、かつ、複数種類のランプのうち規定特性についてソケット(3b)が許容不可の種類のランプの上記識別凹部が挿入不可の大きさである識別凸部(第1識別凸部84b)を有するソケット(3b)と共に用いられることによって、規定特性について、不適合なランプ(2b)のソケット(3b)への誤装着の可能性を低減させることができる。
【0168】
第17の態様に係るソケット(3;3a;3c)は、ランプ(2;2a;2c)が装着可能なソケットである。ソケット(3;3a;3c)は、ソケット本体(8;8a;8c)を備える。ソケット本体(8;8a;8c)は、識別凹部(第1識別凹部84)を有する。上記識別凹部は、ランプ(2;2a;2c)の識別凸部(第1識別凸部56)が挿入可能な大きさを有する。上記識別凹部は、ランプ(2;2a;2c)を含む複数種類のランプのうちランプの規定特性についてソケット(3;3a;3c)が許容する種類のランプの上記識別凸部が挿入可能な大きさであり、かつ、複数種類のランプのうち規定特性についてソケット(3;3a;3c)が許容不可の種類のランプの上記識別凸部が挿入不可の大きさである。
【0169】
第17の態様に係るソケット(3;3a;3c)によれば、規定特性(第1特性)の許容範囲が大きいほど小さい識別凸部(第1識別凸部56)を有するランプ(2;2a;2c)と共に用いられることにより、規定特性について、不適合なランプ(2;2a;2c)のソケット(3;3a;3c)への誤装着の可能性を低減させることができる。
【0170】
第18の態様に係るソケット(3b)は、ランプ(2b)が装着可能なソケットである。ソケット(3b)は、ソケット本体(8b)を備える。ソケット本体(8b)は、識別凸部(第1識別凸部84b)を有する。上記識別凸部は、ランプ(2b)の識別凹部(第1識別凹部56b)に挿入可能な大きさを有する。上記識別凸部は、ランプ(2b)を含む複数種類のランプのうちランプの規定特性(第1特性)についてソケット(3b)が許容する種類のランプの識別凹部に挿入可能な大きさであり、かつ、複数種類のランプのうち規定特性についてソケット(3b)が許容不可の種類のランプの識別凹部に挿入不可の大きさである。
【0171】
第18の態様に係るソケット(3b)によれば、規定特性(第1特性)の許容範囲が大きいほど大きい識別凹部(第1識別凹部56b)を有するランプ(2b)と共に用いられることにより、規定特性について、不適合なランプ(2b)のソケット(3b)への誤装着の可能性を低減させることができる。
【0172】
第19の態様に係る器具本体ユニットは、第17又は18の態様のソケット(3;3a;3b;3c)と、器具本体(91)とを備える。器具本体(91)には、ソケット(3;3a;3b;3c)が取り付けられる。
【0173】
第19の態様に係る器具本体ユニットによれば、ランプ(2;2a;2b;2c)と共に用いられることにより、規定特性について、不適合なランプ(2;2a;2b;2c)のソケット(3;3a;3b;3c)への誤装着の可能性を低減させることができる。
【符号の説明】
【0174】
1,1a,1b,1c ランプユニット
2,2a,2b,2c ランプ
3,3a,3b,3c ソケット
4 光源
5,5a,5b,5c ランプ本体
56 第1識別凸部
56b 第1識別凹部
57,58,59 第2識別凹部
57c 第2識別凸部
7 給電ピン
8,8a,8b,8c ソケット本体
83 給電孔
84 第1識別凹部
84b 第1識別凸部
85,86,87 第2識別凸部
85c 第2識別凹部
9 照明器具
91 器具本体
θ1,θ2 位置角度
O1,O2 中心
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