(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-03
(45)【発行日】2024-10-11
(54)【発明の名称】写真撮影方法および電子デバイス
(51)【国際特許分類】
H04N 21/2343 20110101AFI20241004BHJP
H04N 21/2385 20110101ALI20241004BHJP
H04N 23/60 20230101ALI20241004BHJP
【FI】
H04N21/2343
H04N21/2385
H04N23/60
H04N23/60 500
(21)【出願番号】P 2023501316
(86)(22)【出願日】2021-07-08
(86)【国際出願番号】 CN2021105232
(87)【国際公開番号】W WO2022007893
(87)【国際公開日】2022-01-13
【審査請求日】2023-02-17
(31)【優先権主張番号】202010664485.X
(32)【優先日】2020-07-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】503433420
【氏名又は名称】華為技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】Huawei Administration Building, Bantian, Longgang District, Shenzhen, Guangdong 518129, P.R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133569
【氏名又は名称】野村 進
(72)【発明者】
【氏名】▲房▼ 磊
(72)【発明者】
【氏名】▲聶▼ 源盈
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ ▲新▼功
【審査官】川中 龍太
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-095799(JP,A)
【文献】特開2006-325150(JP,A)
【文献】特開2013-090006(JP,A)
【文献】特開2019-186961(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2019/0012332(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第103402055(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00 - 21/858
H04N 23/60
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子デバイスに適用される写真撮影方法であって、前記電子デバイスは、デバイス本体と、前記デバイス本体に接続されたカメラとを備え、前記デバイス本体はディスプレイを備え、前記方法は、
前記カメラが、ビデオ画像を収集し、前記ビデオ画像に基づいて第1の解像度のビデオストリームを取得するステップと、
前記カメラが、第1の伝送チャネルを介して前記ビデオストリームを前記デバイス本体に伝送するステップと、
前記デバイス本体が、前記ディスプレイを用いることによって前記ビデオストリームを表示するステップと、
前記カメラが、前記デバイス本体が
第1の写真撮影命令を受信したという事実に応じて、前記収集されたビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームを取得するステップであって、前記第2の解像度は前記第1の解像度よりも大きい、ステップと、
前記カメラが、第2の伝送チャネルを介して前記写真撮影ストリームを前記デバイス本体に伝送するステップであって、前記第2の伝送チャネルは、前記第1の伝送チャネルとは異なる、ステップと、
前記デバイス本体が、前記写真撮影ストリームに基づいて写真を取得するステップと
を含
み、
前記カメラが、前記デバイス本体が前記第1の写真撮影命令を受信したという前記事実に応じて、前記収集されたビデオ画像に基づいて前記第2の解像度の前記写真撮影ストリームを取得する前記ステップは、
前記カメラが、第2の写真撮影命令を受信するステップであって、前記第2の写真撮影命令は、前記デバイス本体が前記第1の写真撮影命令を受信したという前記事実に応じて前記デバイス本体によって前記カメラへ送信され、前記第2の写真撮影命令は、前記第2の解像度の値を含む、ステップと、
前記カメラが前記第2の写真撮影命令を受信したという事実に応じて、前記カメラが、前記収集されたビデオ画像に基づいて、前記第2の解像度の前記写真撮影ストリームを取得するステップとを含む、
写真撮影方法。
【請求項2】
前記カメラが、ビデオ画像を収集し、前記ビデオ画像に基づいて第1の解像度のビデオストリームを取得する前記ステップは、前記カメラが、前記第2の解像度で第1のビデオ画像を収集し、前記第1のビデオ画像を処理して前記第1の解像度の前記ビデオストリームを取得するステップを含み、
前記カメラが、前記収集されたビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームを取得する前記ステップは、前記カメラが、前記第1のビデオ画像に基づいて前記第2の解像度の前記写真撮影ストリームを取得するステップを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記カメラが、ビデオ画像を収集し、前記ビデオ画像に基づいて第1の解像度のビデオストリームを取得する前記ステップは、前記カメラが、前記第1の解像度で第2のビデオ画像を収集し、前記第2のビデオ画像に基づいて前記第1の解像度の前記ビデオストリームを取得するステップを含み、
前記カメラが、前記デバイス本体が写真撮影命令を受信したという事実に応じて、前記収集されたビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームを取得する前記ステップは、前記デバイス本体が前記写真撮影命令を受信したという前記事実に応じて、前記カメラが、前記第2の解像度で第1のビデオ画像を収集し、前記第1のビデオ画像に基づいて前記第2の解像度の前記写真撮影ストリームを取得するステップを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記カメラが、前記第1のビデオ画像に基づいて前記第2の解像度の前記写真撮影ストリームを取得する前記ステップは、
前記カメラが、前記第1のビデオ画像の1つ以上のフレームの画像をキャプチャして前記写真撮影ストリームを形成するステップ
を含む、請求項2または3に記載の方法。
【請求項5】
前記カメラが、第1の伝送チャネルを介して前記ビデオストリームを前記デバイス本体に伝送する前記ステップは、前記カメラが、前記第1の伝送チャネルを介して第1の伝送レートで前記ビデオストリームを前記デバイス本体に伝送するステップを含み、
前記カメラが、第2の伝送チャネルを介して前記写真撮影ストリームを前記デバイス本体に伝送する前記ステップは、前記カメラが、前記第2の伝送チャネルを介して第2の伝送レートで前記写真撮影ストリームを前記デバイス本体に伝送するステップであって、前記第2の伝送レートは前記第1の伝送レートよりも小さい、ステップを含む、
請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記方法は、
前記カメラが、前記収集されたビデオ画像に基づいて第3の解像度の人工知能AIストリームを取得するステップであって、前記第3の解像度は前記第1の解像度よりも小さい、ステップと、
前記カメラが、前記AIストリームに基づいて、前記収集されたビデオ画像に対して画像強調処理を行うステップと
をさらに含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記カメラと前記デバイス本体とは、ユニバーサルシリアルバスUSBを用いることによって互いに接続されている、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
デバイス本体と、前記デバイス本体に接続されたカメラとを備える電子デバイスであって、前記デバイス本体はディスプレイを備え、
前記カメラは、ビデオ画像を収集し、前記ビデオ画像に基づいて第1の解像度のビデオストリームを取得するように構成されており、
前記カメラは、第1の伝送チャネルを介して前記ビデオストリームを前記デバイス本体に伝送するようにさらに構成されており、
前記デバイス本体は、前記ディスプレイを用いることによって前記ビデオストリームを表示するように構成されており、
前記デバイス本体は、
第1の写真撮影命令を受信するようにさらに構成されており、
前記カメラは、前記デバイス本体が前記
第1の写真撮影命令を受信したという事実に応じて、
第2の写真撮影命令を受信し、前記第2の写真撮影命令は、前記デバイス本体が前記第1の写真撮影命令を受信したという前記事実に応じて前記デバイス本体によって前記カメラへ送信され、前記第2の写真撮影命令は第2の解像度の値を含む、ように構成され、
前記カメラは、前記第2の写真撮影命令を受信したという事実に応じて、前記カメラが収集された前記ビデオ画像に基づいて
前記第2の解像度の写真撮影ストリームを取得し、前記第2の解像度は前記第1の解像度よりも大きい、ようにさらに構成されており、
前記カメラは、第2の伝送チャネルを介して前記写真撮影ストリームを前記デバイス本体に伝送し、前記第2の伝送チャネルは、前記第1の伝送チャネルとは異なる、ようにさらに構成されており、
前記デバイス本体は、前記写真撮影ストリームに基づいて写真を取得するようにさらに構成されている、
電子デバイス。
【請求項9】
前記カメラは、前記第2の解像度で第1のビデオ画像を収集するように構成されており、
前記カメラは、前記第1のビデオ画像を処理して前記第1の解像度の前記ビデオストリームを取得するようにさらに構成されており、
前記カメラは、前記第1のビデオ画像に基づいて前記第2の解像度の前記写真撮影ストリームを取得するようにさらに構成されている、
請求項8に記載の電子デバイス。
【請求項10】
前記カメラは、前記第1の解像度で第2のビデオ画像を収集し、前記第2のビデオ画像に基づいて前記第1の解像度の前記ビデオストリームを取得するように構成されており、
前記カメラは、前記デバイス本体が前記写真撮影命令を受信したという前記事実に応じて、前記第2の解像度で第1のビデオ画像を収集し、前記第1のビデオ画像に基づいて前記第2の解像度の前記写真撮影ストリームを取得するようにさらに構成されている、
請求項8に記載の電子デバイス。
【請求項11】
前記カメラが、前記第1のビデオ画像に基づいて前記第2の解像度の前記写真撮影ストリームを取得することは、
前記カメラが、前記第1のビデオ画像の1つ以上のフレームの画像をキャプチャして前記写真撮影ストリームを形成すること
を含む、請求項9または10に記載の電子デバイス。
【請求項12】
前記カメラは、前記第1の伝送チャネルを介して第1の伝送レートで前記ビデオストリームを前記デバイス本体に伝送するように構成されており、
前記カメラは、前記第2の伝送チャネルを介して第2の伝送レートで前記写真撮影ストリームを前記デバイス本体に伝送し、前記第2の伝送レートは前記第1の伝送レートよりも小さい、ようにさらに構成されている、
請求項8から11のいずれか一項に記載の電子デバイス。
【請求項13】
前記カメラは、前記収集されたビデオ画像に基づいて第3の解像度の人工知能AIストリームを取得し、前記第3の解像度は前記第1の解像度よりも小さい、ようにさらに構成されており、
前記カメラは、前記AIストリームに基づいて、前記収集されたビデオ画像に対して画像強調処理を行うようにさらに構成されている、
請求項8から12のいずれか一項に記載の電子デバイス。
【請求項14】
前記カメラと前記デバイス本体とは、ユニバーサルシリアルバスUSBを用いることによって互いに接続されている、請求項8から13のいずれか一項に記載の電子デバイス。
【請求項15】
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータ命令を含み、前記コンピュータ命令が電子デバイス上で実行されるとき、前記電子デバイスは、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法を行うことが可能である、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項16】
プログラムであって、前記プログラムがコンピュータ上で実行されるとき、前記コンピュータは、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法を行うことが可能である、プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2020年7月10日に中国国家知識産権局に出願された、「写真撮影方法および電子デバイス」と題された中国特許出願第202010664485.X号の優先権を主張するものであり、その全体は参照によりここに組み込まれる。
【0002】
本出願は、端末技術の分野に関し、特に、写真撮影方法および電子デバイスに関する。
【背景技術】
【0003】
科学および技術の進歩に伴い、スマートスクリーンは人々の生活に徐々に入り込んでいる。スマートスクリーンは、スマートテレビとも呼ばれうる。スマートスクリーン上で様々なテレビ番組およびビデオを視聴することに加えて、ユーザはさらに、スマートスクリーン上で写真を撮り、ビデオを撮影し、ビデオ通話を行いうる。通常、スマートスクリーンは、カメラと、画面を有するデバイス本体とを含む。写真撮影中、ビデオ撮影中、またはビデオ通話中などに、カメラは、画像を収集し、画像をデバイス本体に伝送し、画面上でユーザに画像を提示する。携帯電話によって用いられるシングルチップソリューションは、スマートスクリーンの高精細復号および高品質画像処理の要求を満たすことができない。したがって、スマートスクリーンはデュアルチップアーキテクチャを用いる。マスターチップに加えて、画像処理に別途使用されるビデオ処理チップがさらに配置される。通常、マスターチップはデバイス本体に配置され、ビデオ処理チップはカメラに配置される。ビデオ処理チップおよびマスターチップは、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)チャネルを用いることによってデータ交換を完了する。
【0004】
従来技術では、ビデオ処理チップとマスターチップとは、USBビデオクラス(USB video class、UVC)チャネルを用いることによってデータを交換する。例えば、
図1に示されているように、写真撮影プレビュー中、ビデオ処理チップは、カメラセンサによって収集された画像を取得してビデオストリームを形成し、UVCチャネルを介してビデオストリームをマスターチップに伝送する。ビデオストリームをレンダリングした後、マスターチップは、ディスプレイ上で写真撮影プレビューインターフェースを提示しうる。写真撮影中、画像のフレームは、ビデオストリームから直接キャプチャされ、写真として保存される。ビデオストリームの解像度は、写真の解像度と同じである。現在、ビデオストリームの解像度は通常1920×1080であり、保存される写真の最大解像度は1920×1080(2メガピクセル)であり、これは、超高精細写真に対するユーザの要求を満たすことができない。24メガピクセルの超高精細写真を取得するために、UVCチャネルを介して伝送されるビデオストリームの解像度は少なくとも5632×4224に達する必要があるが、これはシステムメモリ、消費電力、および遅延などを増加させ、さらにハードウェアコストを増加させ、またはユーザエクスペリエンスを低下させる。
【発明の概要】
【0005】
本出願の実施形態は、写真撮影方法および電子デバイスを提供する。ビデオストリームと写真撮影ストリームとは、異なるUSBチャネルを介して別々に伝送され、これにより、超高解像度写真が取得されえ、ビデオストリームのリアルタイムパフォーマンスおよび滑らかさが完全に保証されうる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様によれば、本出願の一実施形態は、電子デバイスに適用される写真撮影方法であって、電子デバイスは、デバイス本体と、デバイス本体に接続されたカメラとを含み、デバイス本体はディスプレイを含む、写真撮影方法を提供する。本方法は、カメラがビデオ画像を収集し、ビデオ画像に基づいて第1の解像度のビデオストリームを取得することと、カメラが、第1の伝送チャネルを介してビデオストリームをデバイス本体に伝送することと、デバイス本体が、ディスプレイを用いることによってビデオストリームを表示することと、カメラが、デバイス本体が写真撮影命令を受信したという事実に応じて、収集されたビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームを取得することと、カメラが、第2の伝送チャネルを介して写真撮影ストリームをデバイス本体に伝送することと、デバイス本体が、写真撮影ストリームに基づいて写真を取得することとを含む。第2の解像度は第1の解像度よりも大きく、第2の伝送チャネルは第1の伝送チャネルとは異なる。
【0007】
特定の実施態様では、デバイス本体は、メインプロセッサおよびディスプレイを含んでもよい。カメラは、センサおよびビデオプロセッサを含んでもよい。具体的には、前述のユニットに関して、本方法は、センサがビデオ画像を収集し、ビデオ画像をビデオプロセッサに伝送することと、ビデオプロセッサが、ビデオ画像に基づいて第1の解像度のビデオストリームを取得し、第1の伝送チャネルを介してビデオストリームをメインプロセッサに伝送することと、メインプロセッサが、ディスプレイを用いることによってビデオストリームを表示することと、メインプロセッサが写真撮影命令を受信したという事実に応じて、ビデオプロセッサが、カメラセンサによって収集されたビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームを取得し、第2の伝送チャネルを介して写真撮影ストリームをメインプロセッサに伝送することと、メインプロセッサが、写真撮影ストリームに基づいて写真を取得することとを含んでもよい。
【0008】
この方法では、ビデオストリームおよび写真撮影ストリームは、異なる伝送チャネルを介して伝送され、写真の解像度はプレビュービデオの解像度によって限定されない。このようにして、プレビュービデオの滑らかさを保証するために、高解像度の超高精細写真が取得されえ、低解像度のプレビュービデオが維持される。
【0009】
第1の態様を参照すると、可能な設計方法では、カメラが、ビデオ画像を収集し、ビデオ画像に基づいて第1の解像度のビデオストリームを取得することは、カメラが、第2の解像度で第1のビデオ画像を収集し、第1のビデオ画像を処理して第1の解像度のビデオストリームを取得することを含む。カメラが収集されたビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームを取得することは、カメラが第1のビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームを取得することを含む。
【0010】
特定の実施態様では、本方法は、カメラセンサが第2の解像度で第1のビデオ画像を収集し、第1のビデオ画像をビデオプロセッサに伝送することと、ビデオプロセッサが、第1のビデオ画像を処理して第1の解像度のビデオストリームを取得することと、ビデオプロセッサが、第1のビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームをさらに取得することとを含んでもよい。
【0011】
この方法では、カメラは、高解像度でビデオ画像を収集し、高解像度のビデオ画像に基づいて低解像度のビデオストリームおよび高解像度の写真撮影ストリームを取得する。
【0012】
第1の態様を参照すると、可能な設計方法では、カメラが、ビデオ画像を収集し、ビデオ画像に基づいて第1の解像度のビデオストリームを取得することは、カメラが第1の解像度で第2のビデオ画像を収集し、第2のビデオ画像に基づいて第1の解像度のビデオストリームを取得することを含む。カメラが、デバイス本体が写真撮影命令を受信したという事実に応じて、収集されたビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームを取得することは、デバイス本体が写真撮影命令を受信したという事実に応じて、カメラが、第2の解像度で第1のビデオ画像を収集し、第1のビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームを取得することを含む。
【0013】
特定の実施態様では、本方法は、カメラセンサが第1の解像度で第2のビデオ画像を収集し、第2のビデオ画像をビデオプロセッサに伝送することと、ビデオプロセッサが、第2のビデオ画像に基づいて第1の解像度のビデオストリームを取得することと、メインプロセッサが写真撮影命令を受信したという事実に応じて、カメラセンサが、第2の解像度で第1のビデオ画像を収集し、第1のビデオ画像をビデオプロセッサに伝送することと、ビデオプロセッサが、第1のビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームを取得することとを含んでもよい。
【0014】
この方法では、写真撮影プレビュー中、カメラは低解像度でビデオ画像を収集し、ビデオ画像に基づいて低解像度のビデオストリームを取得する。写真撮影中、カメラは、高解像度でビデオ画像を収集し、ビデオ画像に基づいて高解像度の写真撮影ストリームを取得する。
【0015】
第1の態様を参照すると、可能な設計方法では、カメラが、第1のビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームを取得することは、カメラが、第1のビデオ画像の1つ以上のフレームの画像をキャプチャして写真撮影ストリームを形成することを含む。特定の実施態様では、このステップは、カメラのビデオプロセッサによって完了されてもよい。
【0016】
第1の態様を参照すると、可能な設計方法では、カメラは、第1の伝送チャネルを介して第1の伝送レートでビデオストリームをデバイス本体に伝送し、カメラは、第2の伝送チャネルを介して第2の伝送レートで写真撮影ストリームをデバイス本体に伝送し、第2の伝送レートは第1の伝送レートよりも小さい。このようにして、プレビューインターフェースの滑らかさが保証されうる。特定の実施態様では、このステップは、カメラのビデオプロセッサによって完了されてもよい。
【0017】
第1の態様を参照すると、可能な設計方法では、本方法は、カメラが、収集されたビデオ画像に基づいて第3の解像度の人工知能AIストリームを取得し、第3の解像度が第1の解像度よりも小さいことと、カメラが、AIストリームに基づいて、収集されたビデオ画像に対して画像強調処理を行うこととをさらに含む。特定の実施態様では、ビデオ画像はカメラセンサによって収集されてもよい。ビデオプロセッサは、カメラセンサによって収集されたビデオ画像に基づいて第3の解像度のAIストリームを取得し、AIストリームに基づいて、カメラセンサによって収集されたビデオ画像に対して画像強調処理を行う。
【0018】
低解像度のAIストリームが、高伝送レートで伝送されえ、これにより、AIコンピューティングが迅速に行われえ、プレビューインターフェースおよび写真の品質を改善するために、ビデオ画像に対して画像強調処理が行われうる。
【0019】
第1の態様を参照すると、可能な設計方法では、カメラとデバイス本体とは、ユニバーサルシリアルバスUSBを用いることによって互いに接続される。具体的には、カメラのビデオプロセッサは、ユニバーサルシリアルバスUSBを用いることによってデバイス本体のメインプロセッサに接続される。
【0020】
第2の態様によれば、本出願の一実施形態は、電子デバイスに適用される写真撮影方法を提供する。電子デバイスは、ディスプレイと、カメラセンサと、ビデオプロセッサと、メインプロセッサとを含む。本方法は、カメラセンサがビデオ画像を収集し、ビデオ画像をビデオプロセッサに伝送することと、ビデオプロセッサが、ビデオ画像に基づいて第1の解像度のビデオストリームを取得し、第1の伝送チャネルを介してビデオストリームをメインプロセッサに伝送することと、メインプロセッサが、ディスプレイを用いることによってビデオストリームを表示することと、メインプロセッサが写真撮影命令を受信したという事実に応じて、ビデオプロセッサが、カメラセンサによって収集されたビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームを取得し、第2の伝送チャネルを介して写真撮影ストリームをメインプロセッサに伝送することと、メインプロセッサが、写真撮影ストリームに基づいて写真を取得することとを含む。第2の解像度は、第1の解像度よりも大きい。
【0021】
この方法では、ビデオストリームおよび写真撮影ストリームは、異なる伝送チャネルを介して伝送され、写真の解像度はプレビュービデオの解像度によって限定されない。このようにして、プレビュービデオの滑らかさを保証するために、高解像度の超高精細写真が取得されえ、低解像度のプレビュービデオが維持されうる。
【0022】
第2の態様を参照すると、可能な設計方法では、カメラセンサは、第2の解像度で第1のビデオ画像を収集し、第1のビデオ画像をビデオプロセッサに伝送し、ビデオプロセッサは、第1のビデオ画像を処理して第1の解像度のビデオストリームを取得し、ビデオプロセッサは、第1のビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームをさらに取得する。この方法では、カメラセンサは、高解像度でビデオ画像を取得する。ビデオプロセッサは、高解像度のビデオ画像に基づいて低解像度のビデオストリームおよび高解像度の写真撮影ストリームを取得する。
【0023】
第2の態様を参照すると、可能な設計方法では、カメラセンサは、第1の解像度で第2のビデオ画像を収集し、ビデオプロセッサは、第2のビデオ画像に基づいて第1の解像度のビデオストリームを取得し、メインプロセッサが写真撮影命令を受信したという事実に応じて、カメラセンサは、第2の解像度で第1のビデオ画像を収集し、第1のビデオ画像をビデオプロセッサに伝送し、ビデオプロセッサは、第1のビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームを取得する。この方法では、写真撮影プレビュー中、カメラセンサは低解像度でビデオ画像を収集し、ビデオプロセッサは、ビデオ画像に基づいて低解像度のビデオストリームを取得する。写真撮影中、カメラは、高解像度でビデオ画像を収集し、ビデオプロセッサは、ビデオ画像に基づいて高解像度の写真撮影ストリームを取得する。
【0024】
第2の態様を参照すると、可能な設計方法では、ビデオプロセッサは、第1のビデオ画像の1つ以上のフレームの画像をキャプチャして写真撮影ストリームを形成する。
【0025】
第2の態様を参照すると、可能な設計方法では、ビデオプロセッサは、第1の伝送チャネルを介して第1の伝送レートでビデオストリームをメインプロセッサに伝送し、ビデオプロセッサは、第2の伝送チャネルを介して第2の伝送で写真撮影ストリームをメインプロセッサに伝送し、第2の伝送レートは第1の伝送レートよりも小さい。このようにして、プレビューインターフェースの滑らかさが保証されうる。
【0026】
第2の態様を参照すると、可能な設計方法では、ビデオプロセッサは、カメラセンサによって収集されたビデオ画像に基づいて第3の解像度の人工知能AIストリームを取得し、第3の解像度は第1の解像度よりも小さく、ビデオプロセッサは、AIストリームに基づいて、収集されたビデオ画像に対して画像強調処理を行う。低解像度のAIストリームが、高伝送レートで伝送されえ、これにより、AIコンピューティングが迅速に行われえ、プレビューインターフェースおよび写真の品質を改善するために、ビデオ画像に対して画像強調処理が行われうる。
【0027】
第3の態様によれば、本出願の一実施形態は写真撮影方法を提供する。本方法は、電子デバイスが、第1の解像度で写真撮影プレビューインターフェースを表示することと、電子デバイスが、ユーザからの写真撮影命令を受信したことに応じて第2の解像度の写真を取得することとを含んでもよい。第2の解像度は、第1の解像度よりも大きい。この方法では、電子デバイスによって取得された写真の解像度は、プレビュービデオの解像度よりも大きい。プレビュービデオの滑らかさを保証するために、高精細写真が取得される一方で、低解像度のプレビュービデオが維持されうる。
【0028】
第3の態様を参照すると、可能な設計方法では、電子デバイスは、第2の解像度で第1のビデオ画像を収集し、第1のビデオを第1の解像度に圧縮してビデオストリームを取得し、電子デバイスは、ビデオストリームを写真撮影プレビューインターフェースに表示し、電子デバイスは、第1のビデオ画像に基づいて写真撮影ストリームを取得し、電子デバイスは、写真撮影ストリームに基づいて写真を取得する。このようにして、第1の解像度のビデオストリームおよび第2の解像度の写真撮影ストリームが取得される。
【0029】
第3の態様を参照すると、可能な設計方法では、電子デバイスは、第1の解像度で第2のビデオ画像を収集し、電子デバイスは、第2のビデオストリームに基づいてビデオストリームを取得し、電子デバイスは、ビデオストリームを写真撮影プレビューインターフェースに表示し、電子デバイスは、ユーザからの写真撮影命令を受信したことに応じて、第2の解像度で第1のビデオ画像を収集し、電子デバイスは、第1のビデオ画像に基づいて写真撮影ストリームを取得し、電子デバイスは、写真撮影ストリームに基づいて写真を取得する。このようにして、第1の解像度のビデオストリームおよび第2の解像度の写真撮影ストリームが取得される。
【0030】
第3の態様を参照すると、可能な設計方法では、電子デバイスは、第1のビデオ画像の1つ以上のフレームの画像をキャプチャして写真撮影ストリームを形成する。
【0031】
第3の態様を参照すると、可能な設計方法では、ビデオストリームおよび写真撮影ストリームは、異なる伝送チャネルを介して伝送される。このようにして、ビデオストリームおよび写真撮影ストリームは、異なる解像度および異なる伝送レートで伝送されうる。
【0032】
第3の態様を参照すると、可能な設計方法では、ビデオストリームの伝送レートは、写真撮影ストリームの伝送レートよりも大きい。これは、ビデオストリームの滑らかさを保証する。
【0033】
第3の態様を参照すると、可能な設計方法では、本方法は、電子デバイスが、収集されたビデオ画像に基づいて第3の解像度の人工知能AIストリームを取得し、第3の解像度が第1の解像度よりも小さいことと、電子デバイスが、AIストリームに基づいて、収集されたビデオ画像に対して画像強調処理を行うこととをさらに含む。低解像度のAIストリームが、高伝送レートで伝送されえ、これにより、AIコンピューティングが迅速に行われえ、プレビューインターフェースおよび写真の品質を改善するために、ビデオ画像に対して画像強調処理が行われうる。
【0034】
第4の態様によれば、本出願の一実施形態は電子デバイスを提供する。電子デバイスは、デバイス本体と、デバイス本体に接続されたカメラとを含み、デバイス本体はディスプレイを含む。カメラは、ビデオ画像を収集し、ビデオ画像に基づいて第1の解像度のビデオストリームを取得するように構成され、第1の伝送チャネルを介してビデオストリームをデバイス本体に伝送するようにさらに構成される。デバイス本体は、ディスプレイを用いることによってビデオストリームを表示するように構成され、写真撮影命令を受信するようにさらに構成される。カメラは、デバイス本体が写真撮影命令を受信したという事実に応じて、収集されたビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームを取得し、第2の解像度は第1の解像度よりも大きい、ようにさらに構成される。カメラは、第2の伝送チャネルを介して写真撮影ストリームをデバイス本体に伝送し、第2の伝送チャネルは第1の伝送チャネルとは異なる、ようにさらに構成される。デバイス本体は、写真撮影ストリームに基づいて写真を取得するようにさらに構成される。
【0035】
第4の態様を参照すると、可能な設計方法では、カメラは、具体的には、第2の解像度で第1のビデオ画像を収集するように構成され、カメラは、具体的には、第1のビデオ画像を処理して第1の解像度のビデオストリームを取得するようにさらに構成され、カメラは、具体的には、第1のビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームを取得するようにさらに構成される。
【0036】
第4の態様を参照すると、可能な設計方法では、カメラは、具体的には、第1の解像度で第2のビデオ画像を収集し、第2のビデオ画像に基づいて第1の解像度のビデオストリームを取得するように構成され、カメラは、具体的には、デバイス本体が写真撮影命令を受信したという事実に応じて、第2の解像度で第1のビデオ画像を収集し、第1のビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームを取得するようにさらに構成される。
【0037】
第4の態様を参照すると、可能な設計方法では、カメラが、第1のビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームを取得することは、カメラが、第1のビデオ画像の1つ以上のフレームの画像をキャプチャして写真撮影ストリームを形成することを含む。
【0038】
第4の態様を参照すると、可能な設計方法では、カメラは、具体的には、第1の伝送チャネルを介して第1の伝送レートでビデオストリームをデバイス本体に伝送するように構成され、カメラは、具体的には、第2の伝送チャネルを介して第2の伝送レートで写真撮影ストリームをデバイス本体に伝送し、第2の伝送レートは第1の伝送レートよりも小さい、ようにさらに構成される。
【0039】
第4の態様を参照すると、可能な設計方法では、カメラは、収集されたビデオ画像に基づいて第3の解像度の人工知能AIストリームを取得し、AIストリームに基づいて、収集されたビデオ画像に対して画像強調処理を行い、第3の解像度は第1の解像度よりも小さい、ようにさらに構成される。
【0040】
第4の態様を参照すると、可能な設計方法では、カメラとデバイス本体とは、ユニバーサルシリアルバスUSBを用いることによって互いに接続される。
【0041】
第5の態様によれば、本出願の一実施形態は電子デバイスを提供する。電子デバイスは、ディスプレイと、カメラセンサと、ビデオプロセッサと、メインプロセッサとを含む。カメラセンサは、ビデオ画像を収集するように構成される。カメラセンサは、ビデオ画像をビデオプロセッサに伝送するようにさらに構成される。ビデオプロセッサは、ビデオ画像に基づいて第1の解像度のビデオストリームを取得するように構成され、第1の伝送チャネルを介してビデオストリームをメインプロセッサに伝送するようにさらに構成される。ディスプレイは、ビデオストリームを表示するように構成される。メインプロセッサは、写真撮影命令を受信するようにさらに構成される。ビデオプロセッサは、メインプロセッサが写真撮影命令を受信したという事実に応じて、カメラセンサによって収集されたビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームを取得し、第2の解像度は第1の解像度よりも大きい、ように構成される。ビデオプロセッサは、第2の伝送チャネルを介して写真撮影ストリームをメインプロセッサに伝送するようにさらに構成される。メインプロセッサは、写真撮影ストリームに基づいて写真を取得するようにさらに構成される。第2の伝送チャネルは、第1の伝送チャネルとは異なる。
【0042】
第5の態様を参照すると、可能な設計方法では、カメラセンサは、具体的には、第2の解像度で第1のビデオ画像を収集するように構成され、ビデオプロセッサは、具体的には、第1のビデオ画像を処理して第1の解像度のビデオストリームを取得するように構成され、ビデオプロセッサは、具体的には、第1のビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームを取得するようにさらに構成される。
【0043】
第5の態様を参照すると、可能な設計方法では、カメラセンサは、具体的には、第1の解像度で第2のビデオ画像を収集するように構成され、ビデオプロセッサは、具体的には、第2のビデオ画像に基づいて第1の解像度のビデオストリームを取得するように構成され、カメラセンサは、具体的には、メインプロセッサが写真撮影命令を受信したという事実に応じて、第2の解像度で第1のビデオ画像を収集し、第1のビデオ画像をビデオプロセッサに伝送するようにさらに構成され、ビデオプロセッサは、具体的には、第1のビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームを取得するように構成される。
【0044】
第5の態様を参照すると、可能な設計方法では、ビデオプロセッサが、第1のビデオ画像に基づいて第2の解像度の写真撮影ストリームを取得することは、具体的には、ビデオプロセッサが、第1のビデオ画像の1つ以上のフレームの画像をキャプチャして写真撮影ストリームを形成することを含む。
【0045】
第5の態様を参照すると、可能な設計方法では、ビデオプロセッサは、具体的には、第1の伝送チャネルを介して第1の伝送レートでビデオストリームをメインプロセッサに伝送するように構成され、ビデオプロセッサは、具体的には、第2の伝送チャネルを介して第2の伝送で写真撮影ストリームをメインプロセッサに伝送し、第2の伝送レートは第1の伝送レートよりも小さい、ようにさらに構成される。
【0046】
第5の態様を参照すると、可能な設計方法では、ビデオプロセッサは、カメラセンサによって収集されたビデオ画像に基づいて第3の解像度の人工知能AIストリームを取得し、第3の解像度は第1の解像度よりも小さい、ようにさらに構成され、ビデオプロセッサは、AIストリームに基づいて、カメラセンサによって収集されたビデオ画像に対して画像強調処理を行うようにさらに構成される。
【0047】
第5の態様を参照すると、可能な設計方法では、ビデオプロセッサとメインプロセッサとは、ユニバーサルシリアルバスUSBを用いることによって互いに接続される。
【0048】
第6の態様によれば、本出願の一実施形態は電子デバイスを提供する。電子デバイスは、第1の態様、第2の態様、または第3の態様、および第1の態様、第2の態様、または第3の態様の可能な設計による写真撮影方法を実施しうる。電子デバイスは、ソフトウェア、ハードウェア、または対応するソフトウェアを実行するハードウェアを用いることによって方法を実施しうる。可能な設計では、電子デバイスは、プロセッサおよびメモリを含んでもよい。プロセッサは、第1の態様、第2の態様、または第3の態様の方法における対応する機能を行う際に電子デバイスをサポートするように構成される。メモリは、プロセッサに結合され、電子デバイスに必要なプログラム命令およびデータを記憶するように構成される。
【0049】
第7の態様によれば、本出願の一実施形態はコンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ命令を含む。コンピュータ命令が電子デバイス上で実行されるとき、電子デバイスは、第1の態様、第2の態様、または第3の態様、および第1の態様、第2の態様、または第3の態様の可能な設計による写真撮影方法を行うことが可能である。
【0050】
第8の態様によれば、本出願の一実施形態はコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、第1の態様、第2の態様、または第3の態様、および第1の態様、第2の態様、または第3の態様の可能な設計による写真撮影方法を行うことが可能である。
【0051】
第4の態様による電子デバイス、第5の態様による電子デバイス、第6の態様による電子デバイス、第7の態様によるコンピュータ可読記憶媒体、および第8の態様によるコンピュータプログラム製品によってもたらされる技術的効果については、前述の対応する方法によってもたらされる技術的効果を参照されたい。ここでは詳細は再び説明されない。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【
図1】従来技術における写真撮影方法の概略図である。
【
図2】本出願の一実施形態による電子デバイスのハードウェア構造の構成の概略図である。
【
図3】本出願の一実施形態による写真撮影方法の概略
図1である。
【
図4】本出願の一実施形態による写真撮影方法の概略
図2である。
【
図5A-1】本出願の一実施形態による写真撮影方法のフローチャート1である。
【
図5A-2】本出願の一実施形態による写真撮影方法のフローチャート1である。
【
図5A-3】本出願の一実施形態による写真撮影方法のフローチャート1である。
【
図5B-1】本出願の一実施形態による写真撮影方法のフローチャート2である。
【
図5B-2】本出願の一実施形態による写真撮影方法のフローチャート2である。
【
図5B-3】本出願の一実施形態による写真撮影方法のフローチャート2である。
【
図6A】本出願の一実施形態による電子デバイスの表示インターフェースの例の概略
図1である。
【
図6B】本出願の一実施形態による電子デバイスの表示インターフェースの例の概略
図1である。
【
図7A】本出願の一実施形態による電子デバイスの表示インターフェースの例の概略
図2である。
【
図7B】本出願の一実施形態による電子デバイスの表示インターフェースの例の概略
図2である。
【
図7C】本出願の一実施形態による電子デバイスの表示インターフェースの例の概略
図2である。
【
図8】本出願の一実施形態による電子デバイスの構造構成の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0053】
USBデュアルスタックアーキテクチャに基づいて任意のカメラとデバイス本体との間で伝送される、本出願の実施形態で提供される写真撮影方法は、電子デバイスに適用されうる。例えば、電子デバイスは、スマートスクリーン(ビッグスクリーンもしくはスマートテレビとも呼ばれうる)、パーソナルコンピュータ(person computer、PC)、ノートブックコンピュータ、またはスマート家電などであってもよい。電子デバイス100の特定の形態は、本出願の実施形態では具体的には限定されない。
【0054】
図2は、本出願の一実施形態による電子デバイス100の構造の概略図である。電子デバイス100は、デバイス本体110およびカメラ120を含みうる。デバイス本体110は、メインプロセッサ111、ビデオプロセッサ122、メモリ112、オーディオモジュール113、スピーカ113A、ディスプレイ114、ワイヤレス通信モジュール115、インターフェースモジュール116、電力モジュール117、およびカメラ120などを含む。カメラ120は、センサ121およびビデオプロセッサ122を含む。
【0055】
一部の実施形態では、カメラ120はポップアップしてもよい。カメラ120は、デバイス本体110から離れるようにポップアップしてもよく、あるいは、カメラ120は、デバイス本体110内に後退してもよい。任意選択で、ビデオプロセッサ122は、カメラ120内に配置されてもよく、カメラ120がポップアップするときにデバイス本体110から離れてもよい。任意選択で、ビデオプロセッサ122は、デバイス本体110内に配置されてもよく、カメラ120と共にポップアップまたは後退しない、すなわち、カメラ120のポップアップおよび後退は、センサ121のポップアップおよび後退と同義である。
【0056】
本発明のこの実施形態に示されている構造は、電子デバイス100に対する特定の限定を構成しないことが理解されうる。本出願の一部の他の実施形態では、電子デバイス100は、図に示されているものよりも多いもしくは少ない構成要素を含んでもよいし、または一部の構成要素は組み合わされてもよいし、または一部の構成要素は分割されてもよいし、または異なる構成要素の配置が使用されてもよい。図に示されている構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、またはソフトウェアとハードウェアとの組み合わせを用いることによって実施されてもよい。
【0057】
メインプロセッサ111は、1つ以上のプロセッサを含んでもよい。例えば、メインプロセッサ111は、アプリケーションプロセッサ、グラフィック処理装置(graphics processing unit、GPU)、コントローラ、ビデオコーデック、および/またはデジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)などを含んでもよい。異なるプロセッサは、独立した構成要素であってもよいし、または1つ以上のプロセッサに統合されてもよい。例えば、メインプロセッサ111の機能は、統合メインチップによって実施されてもよい。
【0058】
コントローラは、電子デバイス100の中枢およびコマンドセンタであってもよい。コントローラは、命令のフェッチおよび命令の実行の制御を完了するために、命令動作コードおよび時系列信号に基づいて動作制御信号を生成してもよい。
【0059】
電子デバイス100のオペレーティングシステムは、アプリケーションプロセッサにインストールされてもよく、電子デバイス100のハードウェアおよびソフトウェアのリソースを管理し、例えば、メモリを管理および構成し、システムリソースの供給および要求の優先度を決定し、ファイルシステムを管理し、ドライバを管理するように構成される。オペレーティングシステムはまた、ユーザがシステムと対話するためのオペレーティングインターフェースを提供するように構成されてもよい。オペレーティングシステムには、ドライバおよびアプリケーション(application、App)などの様々なタイプのソフトウェアがインストールされていてもよい。例えば、「カメラ」、「時計」、「フィットネス」、および「ビデオ」などのAppがオペレーティングシステムにインストールされてもよい。
【0060】
デジタル信号プロセッサは、デジタル信号を処理するように構成され、デジタル画像信号に加えて他のデジタル信号を処理しうる。
【0061】
ビデオコーデックは、デジタルビデオを圧縮または解凍するように構成される。電子デバイス100は、1つ以上のビデオコーデックをサポートしうる。このようにして、電子デバイス100は、複数の符号化フォーマットのビデオを再生しうる。
【0062】
グラフィック処理装置は、画像およびグラフィックに関連する動作を行うために使用される。
【0063】
メモリ112は、命令およびデータを記憶するように構成される。一部の実施形態では、メモリ112はキャッシュメモリである。メモリは、メインプロセッサ111によって使用されたばかりの、または周期的に使用される命令またはデータを記憶しうる。メインプロセッサ111が命令またはデータを再び使用する必要がある場合、メインプロセッサは、メモリ112から命令またはデータを直接呼び出しうる。これは、繰り返しのアクセスを回避し、メインプロセッサ111の待ち時間を低減し、システム効率を改善する。
【0064】
一部の実施形態では、メモリ112は、あるいはメインプロセッサ111内に配置されてもよく、すなわち、メインプロセッサ111はメモリ112を含む。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
【0065】
オーディオモジュール113は、出力のためにデジタルオーディオ情報をアナログオーディオ信号に変換するように構成され、アナログオーディオ入力をデジタルオーディオ信号に変換するようにも構成される。オーディオモジュール113は、オーディオ信号を符号化および復号するようにさらに構成されてもよい。一部の実施形態では、オーディオモジュール113はメインプロセッサ111内に配置されてもよく、またはオーディオモジュール113内の一部の機能モジュールはメインプロセッサ111内に配置される。
【0066】
「ラウドスピーカ」とも呼ばれるスピーカ113Aは、オーディオ電気信号を音声信号に変換するように構成される。
【0067】
電子デバイス100は、例えば音声再生のために、オーディオモジュール113、スピーカ113A、およびアプリケーションプロセッサなどを用いることによってオーディオ機能を実施しうる。
【0068】
電子デバイス100は、GPU、ディスプレイ114、およびアプリケーションプロセッサなどによって表示機能を実施しうる。GPUは、画像処理のためのマイクロプロセッサであり、ディスプレイ114およびアプリケーションプロセッサに接続される。GPUは、数学的および幾何学的演算を実行し、画像をレンダリングするように構成される。メインプロセッサ111は、表示情報を生成または変更するためにプログラム命令を実行する1つ以上のGPUを含んでもよい。
【0069】
ディスプレイ114は、画像およびビデオなどを表示するように構成される。ディスプレイ114は表示パネルを含む。表示パネルは、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode、OLED)、アクティブマトリックス有機発光ダイオード(active-matrix organic light emitting diode、AMOLED)、フレキシブル発光ダイオード(flex light-emitting diode、FLED)、Miniled、MicroLed、Micro-oLed、または量子ドット発光ダイオード(quantum dot light emitting diodes、QLED)などであってもよい。本出願のこの実施形態では、ディスプレイ114は、Appインターフェース、写真撮影プレビューインターフェース、および写真などを表示するように構成されうる。
【0070】
電子デバイス100は、ビデオプロセッサ122、カメラ120、ビデオコーデック、GPU、ディスプレイ114、およびアプリケーションプロセッサなどを用いることによって写真撮影機能を実施しうる。
【0071】
ワイヤレス通信モジュール115は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)(例えば、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、WiFi)ネットワーク)、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth、BT)、周波数変調(frequency modulation、FM)、および赤外線(infrared、IR)技術などのワイヤレス通信を含む、電子デバイス100に適用されるソリューションを提供しうる。ワイヤレス通信モジュール115は、少なくとも1つの通信処理モジュールを組み込んだ1つ以上の構成要素であってもよい。ワイヤレス通信モジュール115は、アンテナを介して電磁波を受信し、電磁波信号に対して周波数変調およびフィルタリング処理を行い、処理された信号をメインプロセッサ111に送信する。
【0072】
インターフェースモジュール116は、ネットワークケーブルインターフェース、USBインターフェース、オーディオ出力インターフェース、高精細マルチメディアインターフェース(high definition multimedia interface、HDMI(登録商標))、およびメモリカードインターフェースなどを含んでもよい。ネットワークケーブルはネットワークケーブルインターフェースに挿入されることができる。ネットワークケーブルの一端は電子デバイス100のネットワークケーブルインターフェースに挿入され、他端は有線ネットワークインターフェースに挿入され、すなわち、電子デバイス100は有線ネットワークにアクセスする。USBインターフェースは、USB標準仕様に準拠したインターフェースであり、具体的にはMini USBインターフェース、Micro USBインターフェース、またはUSB Type Cインターフェースなどであってもよい。USBインターフェースは、電子デバイス100と周辺デバイスとの間でデータを伝送するように構成されてもよい。例えば、電子デバイス100は、USBインターフェースを介して外部記憶デバイス、外部カメラ、およびゲーム機などに接続されてもよい。デバイスのオーディオ出力インターフェースは、例えばスピーカに接続するために外部オーディオデバイスに接続するように構成される。HDMIは、全デジタルビデオおよび音声送信インターフェースであり、非圧縮オーディオおよびビデオ信号を同時に送信しうる。例えば、電子デバイス100は、HDMIインターフェースを介してデバイス、例えば、有線セットトップボックス、ネットワークセットトップボックス、またはスピーカに接続されてもよい。メモリカードインターフェースは、電子デバイス100の記憶能力を拡張するために、外部メモリカード、例えばMicro SDカードに接続するように構成される。
【0073】
電力モジュール117は、電子デバイス100に含まれる各構成要素に電力を供給するように構成されうる。
【0074】
カメラ120は、静止画像またはビデオをキャプチャするように構成されうる。対象の光学像は、レンズを介して生成され、センサ121に投影される。センサ121は、電荷結合素子(charge coupled device、CCD)または相補型金属酸化膜半導体(complementary metal-oxide-semiconductor、CMOS)フォトトランジスタであってもよい。センサ121は、光信号を電気信号に変換し、次に、電気信号をデジタル画像信号に変換するために電気信号をビデオプロセッサ122に伝送する。ビデオプロセッサ122は、処理のためにデジタル画像信号をDSPに出力する。DSPは、デジタル画像信号を、RGBまたはYUVなどの標準フォーマットの画像信号に変換する。ビデオプロセッサ122は、センサ121によってフィードバックされたデータを処理するように構成される。例えば、写真撮影中、シャッタが押され、レンズを介してセンサ121に光が伝達される。光信号は電気信号に変換され、センサ121は、電気信号を可視画像に変換するために、電気信号を処理のためにビデオプロセッサ122に伝送する。ビデオプロセッサ122は、画像のノイズ、明るさ、および色合いに対してアルゴリズム最適化をさらに行ってもよい。ビデオプロセッサ122は、写真撮影シナリオの露出および色温度などのパラメータをさらに最適化してもよい。
【0075】
通常、電子デバイス100はリモコンを具備する。リモコンは、電子デバイス100を制御するために使用される。例えば、
図2に示されているように、リモコン200は、複数のボタン、例えば、上ボタン201、下ボタン202、左ボタン203、右ボタン204、OKボタン205、メニューボタン206、および電源ボタン207を含んでもよい。リモコン200のボタンは、機械式ボタンであってもよいし、またはタッチボタンであってもよい。リモコン200は、ボタン入力を受信し、電子デバイス100のユーザ設定および機能制御に関連するボタン信号入力を生成し、対応する信号を電子デバイス100に送信して電子デバイス100を制御しうる。例えば、ユーザが上ボタン201、下ボタン202、左ボタン203、右ボタン204、OKボタン205、メニューボタン206、または電源ボタン207を押したとき、ボタンは、対応する信号を送信し、ブルートゥースまたは赤外線などの方法で電子デバイス100に信号を送信しうる。電子デバイス100が、ワイヤレス通信モジュール115(例えば、ブルートゥースまたはIR)を用いることによって、ボタンに対応する信号を受信した場合、電子デバイス100は、信号に基づいて対応する動作を行いうる。例えば、電子デバイス100が上ボタン201に対応する信号を受信したとき、電子デバイス100の表示インターフェースのフォーカスは上方向に移動するようにトリガされてもよい。電子デバイス100が下ボタン202に対応する信号を受信したとき、電子デバイス100の表示インターフェースのフォーカスは下方向に移動するようにトリガされてもよい。電子デバイス100が左ボタン203に対応する信号を受信したとき、電子デバイス100の表示インターフェースのフォーカスは左方向に移動するようにトリガされてもよい。電子デバイス100が右ボタン204に対応する信号を受信したとき、電子デバイス100の表示インターフェースのフォーカスは右方向に移動するようにトリガされてもよい。電子デバイス100がOKボタン205に対応する信号を受信したとき、電子デバイス100の表示インターフェースのフォーカスは選択されるようにトリガされてもよい。電子デバイス100がメニューボタン206に対応する信号を受信したとき、電子デバイス100は、メニューページを表示する(例えば、ホームカメラ設定インターフェースを表示する)ようにトリガされてもよい。電子デバイス100が電源ボタン207に対応する信号を受信したとき、電子デバイス100は、電源オンまたは電源オフされるようにトリガされてもよい。
【0076】
リモコン200は、ホームボタン、音量ボタン、戻るボタン、ブルートゥースインターフェース、赤外線インターフェース、およびバッテリ収納キャビティ(バッテリを取り付け、リモコンに電力を供給するために使用される)などの他のボタンおよび構成要素をさらに含んでもよいことが理解されうる。本出願のこの実施形態では、詳細は説明されない。
【0077】
一部の実施形態では、カメラ120は、USBインターフェースを介してデバイス本体110に接続される。一例では、カメラ120のビデオプロセッサ122とデバイス本体110のメインプロセッサ111とは、USBインターフェースを介して接続される。一部の実施形態では、
図3に示されているように、ビデオプロセッサ122とメインプロセッサ111との間のUSB伝送チャネルは、デュアルスタックアーキテクチャを採用する。例えば、ビデオプロセッサ122とメインプロセッサ111との間には2つの伝送チャネルがある。一方の伝送チャネルはUVCプロトコルに基づき、他方の伝送チャネルはリモートネットワークドライバインターフェース仕様(remote network driver interface specification、RNDIS)に基づく。一実施態様では、写真撮影プレビュー中、カメラ120は、レンダリングのために第1の伝送チャネル(例えば、UVCチャネル)を介してプレビュービデオストリームをメインプロセッサ111に伝送する。写真撮影中、写真撮影ストリームは、記憶のために第2の伝送チャネル(例えば、RNDISチャネル)を介してメインプロセッサ111に伝送される。例えば、UVCチャネルは、遅延を低減し、より良好なリアルタイムエクスペリエンスを得るために、低解像度のビデオストリームを伝送する。RNDISチャネルは、高画素の写真を取得するために、高解像度の写真撮影ストリームを伝送する。
【0078】
本出願のこの実施形態で提供される写真撮影方法によれば、ビデオストリームおよび写真撮影ストリームは、USBインターフェースの異なる伝送チャネルを介して伝送される。このようにして、ビデオストリームは低解像度かつ高伝送レートで伝送されえ、写真撮影ストリームは高解像度かつ低伝送レートで伝送されうる。ハードウェアコストを増大させないという条件下で、超高精細写真は、ビデオストリームのフレームレートおよびリアルタイムパフォーマンスに影響を及ぼすことなく、低メモリおよび消費電力で取得されることができる。
【0079】
一部の実施形態では、
図4に示されているように、ビデオプロセッサ122は、ビデオ入力(video input、VI)処理ユニット401、ビデオ処理サブシステム(video process subsystem、VPSS)402、強調アルゴリズムユニット403、および人工知能(artificial intelligence、AI)処理ユニット404を含む。
【0080】
カメラセンサ121は、ビデオ画像を収集してプレビュー画像データを形成する。VI処理ユニット401は、プレビュー画像データを前処理してプレビュービデオストリームを取得する。例えば、前処理は、フィルタリングおよびノイズ低減、ターゲット強調、ならびに画像セグメンテーションなどの処理を含みうる。
【0081】
VPSS402は、プレビュービデオストリームに基づいてビデオストリームおよび写真撮影ストリームを取得する。任意選択で、プレビュービデオストリームに基づいてAIストリームがさらに取得されてもよい。ビデオストリームは、写真撮影プレビューに使用される。写真撮影ストリームは、写真を取得するために使用される。AIストリームは、顔認識などの人工知能コンピューティングに使用される。例えば、電子デバイスは、AIストリームに基づいて顔認識を行い、次に、顔認識の結果に基づいてビデオストリーム内の顔に対して肌の美化、顔の美化、または他の画像処理を行ってもよい。ビデオストリーム、写真撮影ストリーム、およびAIストリームの解像度および伝送レートは、VPSS402によって別々に構成される。一例では、ビデオストリームは第1の解像度および第1の伝送レートを使用し、写真撮影ストリームは第2の解像度および第2の伝送レートを使用し、AIストリームは第3の解像度および第3の伝送レートを使用する。一実施態様では、第1の解像度は、第2の解像度よりも小さく、第3の解像度よりも大きく、第1の伝送レートは、第3の伝送レートに等しく、第2の伝送レートよりも大きい。例えば、第1の解像度は2560×1920であり、第1の伝送レートは30fps(フレーム/秒、frames per second)であり、第2の解像度は5632×4224であり、第2の伝送レートは2fpsであり、第3の解像度は1920×1080であり、第3の伝送レートは30fpsである。
【0082】
一実施態様では、写真撮影プレビュー中、カメラセンサは、第2の解像度でビデオ画像を収集してプレビュービデオストリームを取得する。VPSS402は、プレビュービデオストリームの解像度を第1の解像度に圧縮してビデオストリームを形成し、ビデオ符号化方法を用いることによってビデオストリームを符号化し、第1の伝送チャネル(例えば、UVCチャネル)を介して第1の伝送レートでビデオストリームをメインプロセッサに送信する。メインプロセッサは、復号されたビデオストリームをレンダリングして写真撮影プレビューを完了する。例えば、ビデオ符号化方法は、H265およびH264などを含みうる。このようにして、ビデオストリームは、ビデオストリームの鮮明さおよび滑らかさを保証するために、低解像度および高伝送レートで伝送される。
【0083】
一実施態様では、写真撮影中、VPSS402は、プレビュービデオストリーム内の1つ以上のフレームの画像をキャプチャして写真撮影ストリームを形成する。強調アルゴリズムユニット403は、画像強調アルゴリズムを用いることによって写真撮影ストリームに対して画像強調処理を行い、画像符号化方法を用いることによって画像強調処理後に取得された写真撮影ストリームを符号化し、第2の伝送チャネル(例えば、RNDISチャネル)を介して第2の伝送レートで写真撮影ストリームをメインプロセッサに送信する。メインプロセッサは、復号された写真撮影ストリームを記憶して写真撮影を完了する。例えば、画像強調アルゴリズムは、ヒストグラム均等化アルゴリズム、グレースケール変換アルゴリズム、画像平滑化アルゴリズム、および画像鮮鋭化アルゴリズムなどを含みうる。画像符号化方法は、MJPEG(motion joint photographic experts group)およびJPEG(joint photographic experts group)などを含みうる。このようにして、写真撮影ストリームに高解像度が使用され、これにより、超高精細写真が取得されることができる。加えて、写真撮影ストリームは、メモリを節約し、消費電力を低減するために、写真撮影中にのみ取得される。
【0084】
一実施態様では、VPSS402は、プレビュービデオストリームの1つ以上のフレームの画像をキャプチャし、画像の解像度を第3の解像度に圧縮してAIストリームを形成する。AI処理ユニット404は、AIストリームに基づいてAI処理(例えば、顔認識)を行う。一実施態様では、VI処理ユニット401は、AI処理ユニット404の計算結果に基づいてプレビュー画像データを前処理する。例えば、VI処理ユニット401は、顔の輝度を改善するために、AI処理ユニット404によって計算された顔データに基づいて画像の全体的な露出を調整する。AI処理ユニット404の計算結果に基づいてプレビュー画像データを前処理することは、プレビュービデオおよび写真の印象を改善し、ユーザエクスペリエンスを改善する。AIストリームは、低解像度および高伝送レートで伝送され、これにより、AIコンピューティング速度およびリアルタイムパフォーマンスが改善されることができる。
【0085】
以下、添付の図面を参照して、本出願の実施形態で提供される写真撮影方法および電子デバイスを詳細に説明する。
【0086】
本出願の一実施形態は、写真撮影方法を提供する。
図5A-1から
図5A-3に示されているように、本方法は以下のステップを含みうる。
【0087】
S501:ユーザによるカメラAppを開く命令を受信する。
【0088】
一実施態様では、電子デバイス(例えば、スマートスクリーン)は、ユーザによるカメラAppを開く操作を受信する。例えば、ユーザは、スマートスクリーンの「ファミリーカメラ」Appを開く。
図6Aおよび
図6Bに示されているように、スマートスクリーンは、「全アプリ」インターフェース601を表示する。「全アプリ」インターフェース601は、「ファミリーカメラ」アイコン602を含み、ユーザは、「ファミリーカメラ」Appを開くために「ファミリーカメラ」アイコン602を選択しうる。スマートスクリーンは、「ファミリーカメラ」アイコン602に対してユーザによって行われた選択操作を受信しうる。スマートスクリーンが、「ファミリーカメラ」アイコン602に対してユーザによって行われた選択操作を受信することは、ユーザによるカメラAppを開く操作を受信することを意味する。
【0089】
一例では、スマートスクリーンは「全アプリ」インターフェース601を表示し、フォーカスは第1のアイコン「AIフィットネス」にある。ユーザは、リモコン(例えば、
図2に示されているリモコン200)の右ボタン(例えば、
図2に示されている右ボタン204)を押すことによって、フォーカスを右方向に移動させうる。フォーカスが「ファミリーカメラ」アイコン602にあるとき、ユーザは、リモコン(例えば、
図2に示されているリモコン200)のOKボタン(例えば、
図2に示されているOKボタン205)を押す。スマートスクリーンは、ワイヤレス通信モジュール115(例えば、ブルートゥース)を用いることによって、OKボタン205に対応する信号を受信する、すなわち、「ファミリーカメラ」アイコン602に対してユーザによって行われた選択操作を受信する。
【0090】
「ファミリーカメラ」アイコン602に対してユーザによって行われた選択操作を受信したことに応じて、スマートスクリーンは、「写真撮影プレビュー」インターフェース603を表示する。「写真撮影プレビュー」インターフェース603は、「写真」オプション604、「ビデオ」オプション605、および「写真フレーム」オプション606などを含みうるが、これらに限定されない。「写真」オプション604は、写真撮影を開始するために使用され、「ビデオ」オプション605は、ビデオ録画を開始するために使用され、「写真フレーム」オプション606は、写真フレームを切り替えるために使用される。
【0091】
一例では、「全アプリ」インターフェース601は、「ファミリーアルバム」アイコン607をさらに含む。ユーザは、ファミリーアルバムを開くために「ファミリーアルバム」アイコン607を選択し、スマートスクリーンに保存された写真を見うる。例えば、ユーザは、写真撮影を開始するために「写真」オプション604を選択し、スマートスクリーンは写真を撮って、写真を保存する。ユーザは、撮られた写真を見るためにファミリーアルバムを開きうる。
【0092】
本出願のこの実施形態では、リモコンがスマートスクリーンを制御する例が説明に使用されていることに留意されたい。本出願のこの実施形態では、電子デバイスは他の方法で制御されてもよいことが理解されうる。例えば、携帯電話Appが、電子デバイスのカメラAppを開き、写真撮影を開始し、ディスプレイ上のフォーカスを移動させるために使用されてもよい。あるいは、電子デバイスのカメラAppは、写真撮影を開始するなどのために音声制御によって開かれてもよい。電子デバイスを制御する(例えば、カメラAppを開いて写真撮影を開始する)特定の方法は、本出願のこの実施形態では限定されない。
【0093】
S502:ユーザによるカメラAppを開く命令を受信したことに応じて、カメラAppは、第1のプレビュー命令をUVCチャネルに送信し、第2のプレビュー命令をRNDISチャネルに送信する。
【0094】
一実施態様では、カメラAppは、ユーザによるカメラAppを開く操作を受信したことに応じて、第1のプレビュー命令をUVCチャネルに送信し、第1のプレビュー命令は、写真撮影プレビューを開始するように命令するために使用される。一実施態様では、第1のプレビュー命令は第1の解像度を含む。カメラAppは、第2のプレビュー命令をRNDISチャネルに送信し、第2のプレビュー命令は、写真撮影プレビューを開始するように命令するために使用される。一実施態様では、第2のプレビュー命令は第2の解像度を含む。カメラAppはメインプロセッサのオペレーティングシステムにインストールされていることが理解されうる。カメラAppが第1のプレビュー命令をUVCチャネルに送信することは、メインプロセッサが第1のプレビュー命令をUVCチャネルに送信することを意味する。カメラAppが第2のプレビュー命令をRNDISチャネルに送信することは、メインプロセッサが第2のプレビュー命令をRNDISチャネルに送信することを意味する。
【0095】
一実施態様では、第1の解像度および第2の解像度はデフォルト値である。例えば、第1の解像度は第1のデフォルト値(例えば、2560×1440)であり、第2の解像度は第2のデフォルト値(例えば、5632×3168)である。
【0096】
一実施態様では、第1の解像度および第2の解像度の値は、ユーザによる選択に基づいて変更されうる。一例では、
図7Aから
図7Cに示されているように、スマートスクリーンは、「写真撮影プレビュー」インターフェース603を表示する。このインターフェースでは、ユーザによるリモコン(例えば、
図2に示されているリモコン200)のメニューボタン(例えば、
図2に示されているメニューボタン206)を押したことに対応する信号が受信される。スマートスクリーンは、メニューボタンに対応する信号を受信したことに応じて「ファミリーカメラ設定」インターフェース701を表示する。「ファミリーカメラ設定」インターフェース701は、「写真解像度」オプション702を含みえ、「写真解像度」オプション702は、カメラによって写真を撮る解像度を設定するために使用される。スマートスクリーンは、「写真解像度」オプション702に対してユーザによって行われた選択操作を受信し、「写真解像度」オプション702に対してユーザによって行われた選択操作に応じて「写真解像度」インターフェース703を表示しうる。「写真解像度」インターフェース703は、複数の解像度オプションを含みうる。例えば、「写真解像度」インターフェース703は、それぞれ18メガピクセル、4メガピクセル、24メガピクセル、および6メガピクセルに対応する「18MP」オプション704、「4MP」オプション705、「24MP」オプション706、および「6MP」オプション707を含みうる。一例では、スマートスクリーンのデフォルトオプションは「18MP」オプション704であり、これは、写真が16:9のアスペクト比で18メガピクセルを用いることによって撮られることを示す。対応する第2の解像度は5632×3168であり、対応する第1の解像度は2560×1440であってもよい。例えば、スマートスクリーンは、「24MP」オプション706に対してユーザによって行われた選択操作を受信し、「24MP」オプションは、写真が4:3のアスペクト比で24メガピクセルを用いることによって撮られることを示し、対応する第2の解像度は5632×4224である。「24MP」オプション706に対するユーザの選択操作を受信したことに応じて、スマートスクリーンは、第2の解像度が5632×4224であると決定する。スマートスクリーンは、第1の解像度の値を決定し、第1の解像度は第2の解像度よりも小さい。例えば、第1の解像度は2560×1980であってもよい。
【0097】
S503:UVCチャネルは第1のプレビュー命令をVI処理ユニットに送信し、RNDISチャネルは第2のプレビュー命令をVI処理ユニットに送信する。
【0098】
S504:VI処理ユニットは、第3のプレビュー命令をカメラセンサに送信する。
【0099】
VI処理ユニットは、第1のプレビュー命令を受信し、第1のプレビュー命令に基づいて第1の解像度を取得し、VI処理ユニットは、第2のプレビュー命令を受信し、第2のプレビュー命令に基づいて第2の解像度を取得する。
【0100】
VI処理ユニットは、第3のプレビュー命令をカメラセンサに送信し、第3のプレビュー命令は、写真撮影プレビューを開始するように命令するために使用される。一実施態様では、第3のプレビュー命令は、第2の解像度を含む。
【0101】
S505:カメラセンサは、写真撮影プレビューを開始し、ビデオ画像を収集する。
【0102】
カメラセンサは、第3のプレビュー命令を受信し、写真撮影プレビューを開始する。一実施態様では、カメラセンサは、第2の解像度でビデオ画像を収集してプレビュー画像データを形成する。
【0103】
S506:カメラセンサは、プレビュー画像データをVI処理ユニットに送信する。
【0104】
S507:VI処理ユニットは、プレビュー画像データに基づいてプレビュービデオストリームを取得する。
【0105】
VI処理ユニットは、プレビュー画像データを受信し、プレビュー画像データを前処理してプレビュービデオストリームを取得する。例えば、VI処理ユニットは、プレビュー画像データに対して、フィルタリングおよびノイズ低減、ターゲット強調、ならびに画像セグメンテーションなどの処理を行ってもよい。例えば、VI処理ユニットは、画像内の顔の輝度を改善するために、AI処理ユニットによって計算された顔データに基づいてプレビュー画像データの全体的な露出を調整する。
【0106】
S508:VI処理ユニットは、第4のプレビュー命令をVPSSに送信する。
【0107】
第4のプレビュー命令は、写真撮影プレビューを開始するように命令するために使用される。一実施態様では、第4のプレビュー命令は、第1の解像度および第2の解像度を含む。
【0108】
S509:VI処理ユニットは、プレビュービデオストリームをVPSSに送信する。
【0109】
S50a:VPSSは、プレビュービデオストリームに基づいてビデオストリームを取得し、ビデオストリームをUVCチャネルに送信する。
【0110】
一実施態様では、VPSSはプレビュービデオストリームを受信し、プレビュービデオストリームの解像度は第2の解像度である。VPSSは、プレビュービデオストリームの解像度を第1の解像度に圧縮しビデオストリームを形成し、ビデオストリームをUVCチャネルに送信する。
【0111】
S50b:ビデオストリームは、UVCチャネルを介してカメラAppに送信される。
【0112】
ビデオストリームの解像度は第1の解像度である。一実施態様では、ビデオストリームは、UVCチャネルを介して第1の伝送レートでカメラAppに送信される。
【0113】
S50c:カメラAppは、ビデオストリームをレンダリングして再生する。
【0114】
カメラAppはビデオストリームを受信し、メインプロセッサはビデオストリームをレンダリングする。メインプロセッサは、ディスプレイを用いることによって、レンダリングされたビデオストリームを再生する、すなわち、写真撮影プレビューインターフェースを表示する。写真撮影プレビューインターフェースの解像度は、第1の解像度である。
【0115】
S50d:ユーザの写真撮影命令を受信する。
【0116】
一実施態様では、スマートスクリーンは、ユーザの写真撮影操作を受信する。例えば、スマートスクリーンは、
図6Aおよび
図6Bに示されている「写真撮影プレビュー」インターフェース603を表示する。「写真撮影プレビュー」インターフェース603は、「写真」オプション604を含み、ユーザは、写真撮影を開始するために「写真」オプション604を選択しうる。スマートスクリーンは、「写真」オプション604に対してユーザによって行われた選択操作を受信しうる。スマートスクリーンが「写真」オプション604に対してユーザによって行われた選択操作を受信することは、ユーザの写真撮影操作を受信することを意味する。
【0117】
ユーザは、携帯電話Appまたは音声などの方法で写真撮影命令をさらに送信しうることが理解されうる。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
【0118】
S50e:カメラAppは、ユーザの写真撮影命令を受信したことに応じて写真撮影命令をRNDISチャネルに送信する。
【0119】
一実施態様では、カメラApp(メインプロセッサ)は、ユーザの写真撮影操作を受信したことに応じて写真撮影命令をRNDISチャネルに送信する。一実施態様では、写真撮影命令は第2の解像度を含む。
【0120】
S50f:RNDISチャネルは、写真撮影命令をVPSSに送信する。
【0121】
S50g:VPSSは、プレビュービデオストリームに基づいて写真撮影ストリームを取得する。
【0122】
写真撮影命令を受信した後、VPSSは、プレビュービデオストリームの1つ以上のフレームの画像をキャプチャして写真撮影ストリームを形成する。プレビュービデオストリームの解像度および写真撮影ストリームの解像度は、第2の解像度である。カメラセンサは、プレビュー中、画像を連続的に収集してプレビュービデオストリームを形成することが理解されうる。写真撮影命令を受信した後、VPSSは、現在のプレビュービデオストリームの1つ以上のフレームの画像をキャプチャして写真撮影ストリームを形成する。
【0123】
S50h:VPSSは、写真撮影ストリームをRNDISチャネルに送信する。
【0124】
一実施態様では、VPSSによって取得された写真撮影ストリームに対して画像強調処理が行われた後、写真撮影ストリームはRNDISチャネルに送信される。
【0125】
S50i:写真撮影ストリームは、RNDISチャネルを介してカメラAppに送信される。
【0126】
写真撮影ストリームは、RNDISチャネルを介して第2の伝送レートでカメラAppに送信される。
【0127】
S50j:カメラAppは写真を保存する。
【0128】
カメラAppは、写真撮影ストリームを受信し、写真撮影ストリームを写真として保存する。写真の解像度は第2の解像度である。例えば、ユーザは、保存された写真を見るためにファミリーアルバムを開きうる。
【0129】
前述のステップの順序は、本出願のこの実施形態では限定されないことに留意されたい。例えば、VI処理ユニットは、最初にS504を行って第3の命令をカメラセンサに送信し、次にS508を行って第4の命令をVPSSに送信してもよい。あるいは、VI処理ユニットは、最初にS508を行って第4の命令をVPSSに送信し、次にS504を行って第3の命令をカメラセンサに送信してもよい。前述のステップの順序は、本出願のこの実施形態の効果に影響を及ぼさない。
【0130】
本出願の一実施形態は、写真撮影方法を提供する。写真の高解像度に基づいて画像を収集した後、カメラは、低解像度および高伝送レートで第1の伝送チャネルを介してビデオストリームをメインプロセッサに伝送し、高解像度および低伝送レートで第2の伝送チャネルを介して写真撮影ストリームをメインプロセッサに伝送する。写真の解像度は、プレビュービデオの解像度によって限定されない。このようにして、超高精細写真が取得されることができ、鮮明で滑らかなプレビュービデオが保証されることができる。
【0131】
本出願の一実施形態は、写真撮影方法をさらに提供する。
図5B-1から
図5B-3に示されているように、本方法は以下のステップを含みうる。
【0132】
S511:ユーザによるカメラAppを開く命令を受信する。
【0133】
S511の特定のステップについては、S501を参照されたい。ここでは詳細は再び説明されない。
【0134】
S512:カメラAppは、ユーザによるカメラAppを開く命令を受信したことに応じて、第1のプレビュー命令をUVCチャネルに送信する。
【0135】
一実施態様では、カメラAppは、ユーザによるカメラAppを開く操作を受信したことに応じて、第1のプレビュー命令をUVCチャネルに送信し、第1のプレビュー命令は、写真撮影プレビューを開始するように命令するために使用される。カメラAppはメインプロセッサのオペレーティングシステムにインストールされていることが理解されうる。カメラAppが第1のプレビュー命令をUVCチャネルに送信することは、メインプロセッサが第1のプレビュー命令をUVCチャネルに送信することを意味する。一実施態様では、第1のプレビュー命令は第1の解像度を含む。一実施態様では、第1の解像度はデフォルト値である。例えば、第1の解像度は、第1のデフォルト値(例えば、2560×1440)である。他の実施態様では、第1の解像度の値は、ユーザによる選択に基づいて決定される。例えば、
図7Aから
図7Cを参照されたい。「写真解像度」インターフェース703は、複数の解像度オプションを含む。ユーザは、写真解像度として1つのオプションを選択しうる。例えば、「写真解像度」インターフェース703は、それぞれ18メガピクセル、4メガピクセル、24メガピクセル、および6メガピクセルに対応する「18MP」オプション704、「4MP」オプション705、「24MP」オプション706、および「6MP」オプション707を含みうる。一例では、「18MP」オプション704は、写真が16:9のアスペクト比で18メガピクセルを用いることによって撮られることを示す。対応する写真解像度は5632×3168であり、対応する第1の解像度は2560×1440である。
【0136】
S513:UVCチャネルは、第1のプレビュー命令をVI処理ユニットに送信する。
【0137】
S514:VI処理ユニットは、第1のプレビュー命令をカメラセンサに送信する。
【0138】
S515:カメラセンサは、写真撮影プレビューを開始し、第1の解像度でビデオ画像を収集する。
【0139】
カメラセンサは、第1のプレビュー命令を受信し、第1のプレビュー命令に基づいて第1の解像度を取得し、第1の解像度でビデオ画像を収集してプレビュー画像データを形成する。
【0140】
S516:カメラセンサは、プレビュー画像データをVI処理ユニットに送信する。
【0141】
S517:VI処理ユニットは、プレビュー画像データに基づいてプレビュービデオストリームを取得する。
【0142】
S517の特定のステップについては、S507を参照されたい。ここでは詳細は再び説明されない。
【0143】
S518:VI処理ユニットは、プレビュービデオストリームをVPSSに送信する。
【0144】
S519:VPSSは、プレビュービデオストリームをUVCチャネルに送信する。
【0145】
S51a:プレビュービデオストリームは、UVCチャネルを介してカメラAppに送信される。
【0146】
ビデオストリームの解像度は第1の解像度である。一実施態様では、ビデオストリームは、第1の伝送レート(例えば、30fps)でUVCチャネルを介してカメラAppに送信される。
【0147】
S51b:カメラAppは、ビデオストリームをレンダリングして再生する。
【0148】
S51c:ユーザの写真撮影命令を受信する。
【0149】
S51bおよびS51cの特定のステップについては、S50cおよびS50dを参照されたい。ここでは詳細は再び説明されない。
【0150】
S51d:カメラAppは、ユーザの写真撮影命令を受信したことに応じて写真撮影命令をRNDISチャネルに送信する。
【0151】
一実施態様では、カメラAppは、ユーザの写真撮影命令を受信したことに応じて、写真撮影命令をRNDISチャネルに送信する。一実施態様では、写真撮影命令は第2の解像度を含み、第2の解像度は第1の解像度よりも大きい。例えば、第2の解像度は5632×3168である。カメラAppはメインプロセッサのオペレーティングシステムにインストールされていることが理解されうる。カメラAppが写真撮影命令をRNDISチャネルに送信することは、メインプロセッサが写真撮影命令をRNDISチャネルに送信することを意味する。
【0152】
S51e:RNDISチャネルは、写真撮影命令をVI処理ユニットに送信する。
【0153】
一実施態様では、写真撮影命令は第2の解像度を含む。
【0154】
S51f:VI処理ユニットは、写真撮影命令をカメラセンサに送信する。
【0155】
S51g:カメラセンサは、第2の解像度でビデオ画像を収集する。
【0156】
カメラセンサは、写真撮影命令を受信し、写真撮影命令に基づいて第2の解像度を取得し、第2の解像度でビデオ画像を収集して第2のプレビュー画像データを形成する。
【0157】
S51h:カメラセンサは、第2のプレビュー画像データをVI処理ユニットに送信する。
【0158】
S51i:VI処理ユニットは、第2のプレビュー画像データに基づいて第2のプレビュービデオストリームを取得する。
【0159】
VI処理ユニットは、第2のプレビュー画像データを受信し、第2のプレビュー画像データを前処理して第2のプレビュービデオストリームを取得する。例えば、VI処理ユニットは、第2のプレビュー画像データに対して、フィルタリングおよびノイズ低減、ターゲット強調、ならびに画像セグメンテーションなどの処理を行ってもよい。
【0160】
S51j:VI処理ユニットは、写真撮影命令をVPSSに送信する。
【0161】
S51k:VI処理ユニットは、第2のプレビュービデオストリームをVPSSに送信する。
【0162】
S51m:VPSSは、第2のプレビュービデオストリームに基づいて写真撮影ストリームを取得する。
【0163】
写真撮影命令を受信した後、VPSSは、第2のプレビュービデオストリームの1つ以上のフレームの画像をキャプチャして写真撮影ストリームを形成する。第2のプレビュービデオストリームの解像度および写真撮影ストリームの解像度は、第2の解像度である。
【0164】
任意選択で、VPSSは、第2のプレビュービデオストリームの解像度を第1の解像度に圧縮して第2のビデオストリームを形成し、第2のビデオストリームをUVCチャネルに送信する。第2のビデオストリームは、UVCチャネルを介してカメラAppに送信される。カメラAppは、第2のビデオストリームを受信し、第2のビデオストリームをレンダリングする。スマートスクリーンは、ディスプレイを用いることによって、レンダリングされた第2のビデオストリームを再生する、すなわち、写真撮影プレビューインターフェースを表示する。写真撮影プレビューインターフェースの解像度は、第1の解像度である。
【0165】
S51n:VPSSは、写真撮影ストリームをRNDISチャネルに送信する。
【0166】
一実施態様では、VPSSによって取得された写真撮影ストリームに対して画像強調処理が行われた後、写真撮影ストリームはRNDISチャネルに送信される。
【0167】
S51p:写真撮影ストリームは、RNDISチャネルを介してカメラAppに送信される。
【0168】
一実施態様では、写真撮影ストリームは、RNDISチャネルを介して第2の伝送レートでカメラAppに送信される。第2の伝送レートは第1の伝送レートよりも小さい。例えば、第2の伝送レートは2fpsである。このようにして、写真撮影ストリームは、高精細写真を取得するために、高解像度および低伝送レートでRNDISチャネルを介して送信される。
【0169】
S51q:カメラAppは写真を保存する。
【0170】
カメラAppは、写真撮影ストリームを受信し、写真撮影ストリームを写真として保存する。写真の解像度は第2の解像度である。例えば、ユーザは、保存された写真を見るためにファミリーアルバムを開きうる。
【0171】
本出願の一実施形態は、写真撮影方法を提供する。写真撮影プレビュー中、カメラは、ビデオストリームの滑らかさを保証するために、低解像度で画像を収集し、低解像度および高伝送レートで第1の伝送チャネルを介してビデオストリームをメインプロセッサに伝送する。写真撮影中、カメラは、高解像度で画像を収集し、高解像度および低伝送レートで第2の伝送チャネルを介して写真撮影ストリームをメインプロセッサに伝送して、高精細写真を取得する。このようにして、超高精細写真が取得されることができ、鮮明で滑らかなプレビュービデオが保証されることができる。
【0172】
前述の機能を実施するために、電子デバイスは、機能の各々を行うための対応するハードウェア構造および/またはソフトウェアモジュールを含むことが理解されうる。本明細書に開示されている実施形態で説明された例のユニットおよびアルゴリズムステップを参照して、本出願の実施形態が、ハードウェアまたはハードウェアとコンピュータソフトウェアとの組み合わせによって実施されうることが理解されうる。機能がハードウェアによって行われるか、またはコンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって行われるかは、技術的ソリューションの特定の用途および設計制約に依存する。当業者は、説明された機能を特定の用途ごとに実施するために異なる方法を使用しうるが、実施態様が本出願の実施形態の範囲を超えると考えられてはならない。
【0173】
本出願の実施形態では、電子デバイスは、前述の方法の例に基づいて機能モジュールに分割されてもよい。例えば、各機能モジュールは、対応する各機能に基づく分割によって取得されてもよいし、または2つ以上の機能が1つの処理モジュールに統合されてもよい。統合モジュールは、ハードウェアの形態で実施されてもよいし、またはソフトウェア機能モジュールの形態で実施されてもよい。本出願の実施形態において、モジュールの分割は例であり、論理的な機能の分割にすぎないことに留意されたい。実際の実施態様では、他の分割方法が使用されてもよい。
【0174】
統合ユニットが使用されるとき、
図8は、前述の実施形態における電子デバイスの構造の可能な概略図である。電子デバイス800は、カメラ810およびデバイス本体820を含む。カメラ810は、センサ811および第1の処理ユニット812を含む。デバイス本体820は、第2の処理ユニット821および表示ユニット822を含む。カメラ810およびデバイス本体820は、第1のチャネル831または第2のチャネル832を介してデータを交換しうる。具体的には、第1の処理ユニット812および第2の処理ユニット821は、第1のチャネル831または第2のチャネル832を介してデータを交換する。
【0175】
センサ811は、画像を収集するように構成され、例えば、
図5A-1から
図5A-3のS505およびS506の処理ステップ、もしくは
図5B-1から
図5B-3のS515、S516、S51g、およびS51hの処理ステップ、ならびに/または本明細書で説明されている技術の他のプロセスを行うように構成されてもよい。
【0176】
第1の処理ユニット812は、画像処理を行うように構成され、例えば、
図5A-1から
図5A-3のS504、S507からS50a、50g、およびS50hの処理ステップ、もしくは
図5B-1から
図5B-3のS514、S517からS519、S51f、およびS51iからS51nの処理ステップ、ならびに/または本明細書で説明されている技術の他のプロセスを行うように構成されてもよい。
【0177】
第1のチャネル831は、ビデオストリームおよびビデオストリームに関連する命令を伝送するために使用され、例えば、
図5A-1から
図5A-3のS503およびS115bの処理ステップ、もしくは
図5B-1から
図5B-3のS513およびS51aの処理ステップ、ならびに/または本明細書で説明されている技術の他のプロセスを行うために使用されてもよい。
【0178】
第2のチャネル832は、写真撮影ストリームおよび写真撮影ストリームに関連する命令を伝送するために使用され、例えば、
図5A-1から
図5A-3のS503、S50f、およびS50iの処理ステップ、もしくは
図5B-1から
図5B-3のS51eおよびS51pの処理ステップ、ならびに/または本明細書で説明されている技術の他のプロセスを行うために使用されてもよい。
【0179】
第2の処理ユニット821は、電子デバイス800の動作を制御および管理し、ユーザと対話する(例えば、ユーザ命令を受信する)ように構成され、例えば、
図5A-1から
図5A-3のS501、S502、S50cからS50e、およびS50jの処理ステップ、もしくは
図5B-1から
図5B-3のS511、S512、S51bからS51d、およびS51qの処理ステップ、ならびに/または本明細書で説明されている技術の他のプロセスを行うように構成されてもよい。
【0180】
表示ユニット822は、電子デバイス800の表示インターフェースを表示するように構成され、例えば、写真撮影プレビューインターフェース、設定インターフェース、および写真などを表示するように構成されてもよい。
【0181】
もちろん、電子デバイス800内のユニットおよびモジュールは、センサ811、第1の処理ユニット812、第1のチャネル831、第2のチャネル832、第2の処理ユニット821、および表示ユニット822を含むが、これらに限定されない。例えば、電子デバイス800は、記憶ユニット、通信ユニット、およびオーディオユニットなどをさらに含んでもよい。記憶ユニットは、電子デバイス800のプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。通信ユニットは、電子デバイス800と他の装置との間の通信をサポートするように構成され、例えば、リモコンの制御信号を受信するように構成されてもよい。オーディオユニットは、音声などを再生するように構成される。
【0182】
センサ811は、カメラのセンサであってもよい。第1の処理ユニット812は、ビデオプロセッサもしくは他のプログラマブル論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェア構成要素、またはこれらの任意の組み合わせであってもよい。第1の処理ユニット812は、本出願に開示されている内容を参照して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を実施または実行しうる。第1のチャネル831および第2のチャネル832は、USBチャネルであってもよい。第2の処理ユニット821は、プロセッサまたはコントローラであってもよく、例えば、中央処理装置(central processing unit、CPU)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェア構成要素、またはこれらの任意の組み合わせであってもよい。記憶ユニットはメモリであってもよい。通信ユニットは、トランシーバ、トランシーバ回路、または通信インターフェースなどであってもよい。表示ユニット822はディスプレイであってもよい。オーディオユニットは、スピーカおよびレシーバなどを含んでもよい。
【0183】
例えば、センサ811は画像収集センサ(例えば、
図2に示されているセンサ121)であり、第1の処理ユニット812はプロセッサ(例えば、
図2に示されているビデオプロセッサ122)であり、第2の処理ユニット821はプロセッサ(例えば、
図2に示されているメインプロセッサ111)であり、記憶ユニットはメモリ(例えば、
図2に示されているメモリ112)であってもよく、通信ユニットはワイヤレス通信モジュール(例えば、
図2に示されているワイヤレス通信モジュール115)であってもよく、表示ユニット822はディスプレイ(例えば、
図2に示されているディスプレイ114)であってもよく、オーディオユニットはスピーカ(例えば、
図2に示されているスピーカ113A)を含んでもよい。本出願のこの実施形態で提供される電子デバイス800は、
図2に示されている電子デバイス100であってもよい。プロセッサ、メモリ、および通信モジュールなどは、互いに結合されてもよい、例えば、バスを介して接続されてもよい。
【0184】
本出願の一実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムコードを記憶し、プロセッサがコンピュータプログラムコードを実行するとき、電子デバイスは、前述の実施形態の方法を実施するために、
図5A-1から
図5A-3または
図5B-1から
図5B-3の関連する方法ステップを実行する。
【0185】
本出願の一実施形態は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、前述の実施形態の方法を実施するために、
図5A-1から
図5A-3または
図5B-1から
図5B-3の関連する方法ステップを行うことが可能である。
【0186】
本出願の実施形態で提供される電子デバイス800、コンピュータ可読記憶媒体、およびコンピュータプログラム製品はそれぞれ、上記で提供された対応する方法を行うように構成される。したがって、電子デバイス800、コンピュータ可読記憶媒体、およびコンピュータプログラム製品によって達成されることができる有益な効果については、上記で提供された対応する方法における有益な効果を参照されたい。ここでは詳細は再び説明されない。
【0187】
実施態様に関する前述の説明は、当業者が、簡便な説明のために前述の機能モジュールへの分割が例示のための例として用いられていることを理解することを可能にする。実際の適用中、前述の機能は、要求に応じて異なるモジュールに割り当てられて実施されることができる、すなわち、装置の内部構造は、上記で説明された機能の全部または一部を実施するために異なる機能モジュールに分割される。
【0188】
本出願で提供されるいくつかの実施形態では、開示された装置および方法は他の方法で実施されうることを理解されたい。例えば、説明された装置の実施形態は例にすぎない。例えば、モジュールまたはユニットへの分割は、論理的な機能の分割にすぎず、実際の実施では他の分割であってもよい。例えば、複数のユニットまたは構成要素は、他のシステムに組み合わされてもよいし、もしくは統合されてもよく、または一部の機能は無視されてもよいし、もしくは実行されなくてもよい。加えて、表示されたまたは述べられた相互結合または直接的な結合もしくは通信接続は、いくつかのインターフェースを介して実施されてもよい。装置またはユニット間の間接的な結合または通信接続は、電気的な、機械的な、または他の形態で実施されてもよい。
【0189】
別個の部分として説明されたユニットは、物理的に別個であってもなくてもよく、ユニットとして表示された部分は、1つ以上の物理ユニットであってもよいし、1つの場所に配置されてもよいし、または異なる場所に分散されてもよい。ユニットの一部または全部は、実施形態のソリューションの目的を達成するために実際の要求に応じて選択されてもよい。
【0190】
加えて、本出願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよいし、またはユニットの各々は物理的に単独で存在してもよいし、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。統合ユニットは、ハードウェアの形態で実施されてもよいし、またはソフトウェア機能ユニットの形態で実施されてもよい。
【0191】
統合ユニットが、ソフトウェア機能ユニットの形態で実施され、独立した製品として販売または使用されるとき、統合ユニットは、可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、本出願の技術的ソリューションは本質的に、または従来技術に寄与する部分は、または技術的ソリューションの全部もしくは一部は、ソフトウェア製品の形態で実施されてもよい。ソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、デバイス(シングルチップマイクロコンピュータもしくはチップなどであってもよい)またはプロセッサ(processor)に、本出願の実施形態で説明された方法のステップの全部または一部を実行するように命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、ROM、RAM、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
【0192】
前述の説明は、本出願の特定の実施態様にすぎず、本出願の保護範囲を限定することを意図されていない。本出願に開示されている技術的範囲内のいかなる変形または置換も、本出願の保護範囲内にあるものとする。したがって、本出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
【符号の説明】
【0193】
100 電子デバイス
110 デバイス本体
111 メインプロセッサ
112 メモリ
113 オーディオモジュール
113A スピーカ
114 ディスプレイ
115 ワイヤレス通信モジュール
116 インターフェースモジュール
117 電力モジュール
120 カメラ
121 カメラセンサ
122 ビデオプロセッサ
200 リモコン
201 上ボタン
202 下ボタン
203 左ボタン
204 右ボタン
205 OKボタン
206 メニューボタン
207 電源ボタン
401 ビデオ入力処理ユニット
402 ビデオ処理サブシステム
403 強調アルゴリズムユニット
404 人工知能処理ユニット
601 「全アプリ」インターフェース
602 「ファミリーカメラ」アイコン
603 「写真撮影プレビュー」インターフェース
604 「写真」オプション
605 「ビデオ」オプション
606 「写真フレーム」オプション
607 「ファミリーアルバム」アイコン
701 「ファミリーカメラ設定」インターフェース
702 「写真解像度」オプション
703 「写真解像度」インターフェース
704 「18MP」オプション
705 「4MP」オプション
706 「24MP」オプション
707 「6MP」オプション
800 電子デバイス
810 カメラ
811 センサ
812 第1の処理ユニット
820 デバイス本体
821 第2の処理ユニット
822 表示ユニット
831 第1のチャネル
832 第2のチャネル