(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-04
(45)【発行日】2024-10-15
(54)【発明の名称】管状部材の接続構造
(51)【国際特許分類】
F16L 15/04 20060101AFI20241007BHJP
F16L 21/04 20060101ALI20241007BHJP
【FI】
F16L15/04 Z
F16L21/04
(21)【出願番号】P 2020200147
(22)【出願日】2020-12-02
【審査請求日】2023-10-20
(73)【特許権者】
【識別番号】598163248
【氏名又は名称】株式会社清水製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100124419
【氏名又は名称】井上 敬也
(74)【代理人】
【識別番号】100162293
【氏名又は名称】長谷 久生
(72)【発明者】
【氏名】藤野 昭
(72)【発明者】
【氏名】清水 勉
(72)【発明者】
【氏名】森木 信一
【審査官】岩瀬 昌治
(56)【参考文献】
【文献】特開2005-257014(JP,A)
【文献】特開2015-124862(JP,A)
【文献】特開平07-158780(JP,A)
【文献】特開平04-000085(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2013/0134707(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16L 15/04
F16L 21/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
先端が円筒状に形成された第一部材と、円柱状の流路を有する第二部材とを接続するための接続構造であって、
第一部材の内部から第二部材の流路に向かって流体を流すためのものであり、
第一部材の先端に雄ネジ部が形成されており、その雄ネジ部と隣接する基端側に、弾性を有する
Oリングと、その
Oリングを流路に沿った方向から押圧するためのリング状の押圧手段とが設けられているとともに、
第二部材の基端に雌ネジ部が設けられており、
第一部材の先端の雄ネジ部を第二部材の基端の雌ネジ部に螺合させ、
それらの螺合部分の基端に、第一部材に外嵌された
Oリングを押圧手段によって流路に沿った方向から押圧して押し付けるとともに、その押圧力による
Oリングの径方向への変形を規制手段によって規制する
ものであり、
前記押圧手段が、扁平なドーナッツ板状のワッシャであり、基端側に螺合されたナットによって前記Oリングを流路に沿った方向から押圧可能になっているとともに、
前記規制手段が、前記Oリングの外側に配置されたリング状で内径を前記押圧手段の内径より大きくしてなるリテーナであり、前記押圧手段の板面との成す角度が70°以上83°以下となるように、内面を基端から先端にかけて外向きに傾斜させたものであり、
その規制手段が、内面を前記押圧手段に当接させ、かつ、外面を第二部材の外面に当接させた状態で、前記Oリングの径方向への変形を規制することを特徴とする管状部材の接続構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、流路を設けた管状部材同士を高いシーリング力で繋ぎ合わせるための接続構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
水、油、エアー、ガス等の流体を流す配管同士を接続するための継手(管継手)には、流体を漏洩させないことが要求される。そのような流体用の継手としては、特許文献1の如く、開口端部にテーパ状の雌ネジ部を設けた継手本体と、そのテーパ状の雌ネジ部に螺合する雄ネジ部およびパイプ抜止め用の小円盤を設けた円筒状の締付固定部材と、開口端部から挿入された被接続パイプの外周面に接触させるシール材(Oリング)とを備えた継手が知られている。かかる特許文献1の継手によれば、継手本体の開口端部から被接続パイプを挿入して締付固定部材を締め付けることによって、被接続パイプを抜け止めするとともに、シール材にて被接続パイプと継手本体との隙間をシールすることが可能になる。
【0003】
また、流体用の別のタイプの継手としては、外周に雄ネジ部を設けた筒状の継手本体を挿入可能な被接続部材の開口部分に、第一部材と第二部材との間に介在させるOリングを押し付けるためのテーパ面を設けたものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の如き従来の接続構造は、シール部材と被接続パイプあるいは継手本体との間に隙間が形成され易いため、常に高いシーリング力を発揮できるとは言えない。そのため、流路内を通過する流体の圧力が上昇すると、流体が被接続パイプと継手本体との隙間から漏洩してしまう虞れがある。また、シール部材が、雌ネジ部の奥側に入り込んだ構造であるため、メンテナンスの際にシール部材を交換しにくい、という不具合もある。一方、被接続部材の開口部分にOリングを押し付けるためのテーパ面を設ける接続構造は、テーパ面を形成するのに非常に手間が掛かり、被接続部材が大型なものである場合には、その傾向がより顕著なものとなってしまう。
【0006】
本発明の目的は、上記特許文献1の如き従来の接続構造が有する問題点を解消し、流路を設けた部材同士を容易に接続することができる上、シーリング力がきわめて高く、内部を通過する流体が漏洩する事態を効果的に防止することが可能であるとともに、メンテナンスの際にシール部材を交換し易い管状部材の接続構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載された発明は、先端が円筒状に形成された第一部材と、円柱状の流路を有する第二部材とを接続するための接続構造であって、第一部材の内部から第二部材の流路に向かって流体を流すためのものであり、第一部材の先端に雄ネジ部が形成されており、その雄ネジ部と隣接する基端側に、弾性を有するOリングと、そのOリングを流路に沿った方向から押圧するためのリング状の押圧手段とが設けられているとともに、第二部材の基端に雌ネジ部が設けられており、第一部材の先端の雄ネジ部を第二部材の基端の雌ネジ部に螺合させ、それらの螺合部分の基端に、第一部材に外嵌されたOリングを押圧手段によって流路に沿った方向から押圧して押し付けるとともに、その押圧力によるOリングの径方向への変形を規制手段によって規制するものであり、前記押圧手段が、扁平なドーナッツ板状のワッシャであり、基端側に螺合されたナットによって前記Oリングを流路に沿った方向から押圧可能になっているとともに、前記規制手段が、前記Oリングの外側に配置されたリング状で内径を前記押圧手段の内径より大きくしてなるリテーナであり、前記押圧手段の板面との成す角度が70°以上83°以下となるように、内面を基端から先端にかけて外向きに傾斜させたものであり、その規制手段が、内面を前記押圧手段に当接させ、かつ、外面を第二部材の外面に当接させた状態で、前記Oリングの径方向への変形を規制することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に記載された管状部材の接続構造は、第一部材と第二部材との螺着部分の基端に位置したシール部材が押圧手段および規制手段によって第一部材と第二部材との隙間に強く押しつけられるため、シーリング力(シーリング機能)が高く、内部を通過する流体が漏洩する事態を効果的に防止することができる。また、請求項1に記載された管状部材の接続構造は、シール部材が第一部材と第二部材との螺着部分の中に入り込んでいないので、メンテナンスの際にシール部材を交換し易い。
【0012】
請求項1に記載された管状部材の接続構造は、ナットを締め付けるだけで扁平なドーナッツ板状のワッシャでOリング(シール部材)を押圧することができるため、締着作業(シーリング作業)が非常に容易である。
【0013】
請求項1に記載された管状部材の接続構造は、押圧されたOリング(シール部材)が、リング状のリテーナによって径方向へ拡がることなく、高い圧力で第一部材と第二部材との隙間へ押し付けられるため、非常に高いシーリング力を発揮することができる。
【0014】
請求項1に記載された管状部材の接続構造は、押圧されたOリング(シール部材)が、リング状のリテーナによって径方向へ拡がることなく、第一部材と第二部材との継ぎ目を跨いで広い面積で第一部材あるいは第二部材に押し付けられるため、きわめて高いシーリングを発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】管状部材の接続構造を示す説明図(第一部材と第二部材とを分離させた状態の正面図)である。
【
図2】管状部材の接続構造を示す説明図(第一部材と第二部材とを分離させた状態の鉛直断面図)である。
【
図3】リテーナを示す説明図(斜視図)である(aは斜視図であり、bは平面図であり、cはbにおけるA-A線断面図である)。
【
図4】管状部材の接続構造を示す説明図(第一部材と第二部材とを接続させた状態の鉛直断面図)である(bはaにおけるB部分の拡大図である)。
【
図5】管状部材の接続構造の変更例を示す説明図(第一部材と第二部材とを接続させた状態の鉛直断面図)である(bはaにおけるC部分の拡大図である)。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明に係る管状部材の接続構造の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】
<継手および被接続部材の構造>
図1、
図2は、本発明に係る管状部材の接続構造Sを利用して接続される継手(第一部材)aおよび被接続部材(第二部材)bを示したものである。継手aは、押圧部材として機能するワッシャ2、ナット3、規制手段として機能するリテーナ4、シール部材として機能するOリング5によって構成されている。
【0018】
継手aは、金属(鉄)によって、所定の径(外径=15.0mmφ、内径=9.0mmφ)を有する円筒状に形成されており、内部が流体を通過させる流路R1として機能するようになっている。また、表面には、防錆の目的で亜鉛メッキが施されている。そして、先端際の外周には、雄ネジ部として機能するネジ山6が形成されている(ネジ高さ=1.0mm)。また、当該ネジ山6と隣接する基端側には、他の部分より小径(13.0mmφ)となるように一定幅(軸方向に沿って5.0mm幅)の外嵌凹状部10が形成されている。さらに、その外嵌凹状部10と隣接する基端側には、ナット3を螺着するためのナット螺着用ネジ山7(ネジ高さ=1.0mm)が形成されている。
【0019】
ワッシャ2は、金属(鉄)によって、所定の径(外径=25.0mmφ、内径=13.1mmφ)で厚みが1.0mmの扁平なドーナッツ状に形成されており、表面に亜鉛メッキが施されている。また、
図3は、リテーナ4を示したものであり、リテーナ4は、所定の径(外径=24.0mmφ)で厚みが約1.7mmの肉厚なドーナッツ状に形成されている。そして、内周面が、基端から先端にかけて外向きに傾斜した状態になっており、その傾斜状の内周面9と後端面との成す角(
図3(b)におけるθ)が約75°になっている。また、リテーナ4の後端の内径は16.5mmφになっており、先端の内径は17.5mmφになっている。
【0020】
一方、Oリング5は、ニトリルゴムによって所定の径(外径=18.0mmφ、内径=13.0mmφ)のリング状に形成されており、2.5mmの線径(太さ)を有している。また、ナット3は、金属(鉄)によって、円柱状の挿通孔を穿設した六角柱状に形成されている。そして、挿通孔の内周には、継手aのナット螺着用ネジ山7と螺合するネジ溝8が形成されている。
【0021】
そして、継手aにおいては、ナット螺着用ネジ山7にナット3が螺着しているとともに、外嵌凹状部10にワッシャ2が嵌め込まれており、そのワッシャ2の先端側に、リテーナ4が嵌め込まれている。さらに、そのリテーナ4と外嵌凹状部10との間の空間を埋めるように、Oリング5が外嵌された状態になっている。
【0022】
一方、被接続部材bは、金属(鉄)によって、所定の径(外径=35.0mmφ)で所定の厚みを有する円筒状に形成されており、表面に亜鉛メッキが施されている。また、内部に、流体を通過させる所定の径(内径=9.0mmφ)の流路R2が形成されており、その流路R2の外端際の部分に、継手aの先端を挿入させるための挿入部Iが、他の部分より大径(内径=14.0mmφ)に形成されている。そして、その挿入部Iの内周面には、雌ネジ部として機能するネジ溝(溝深さ=1.0mm)11が形成されている。
【0023】
<管状部材の接続構造>
図4は、上記した継手aと被接続部材bとを接続した状態を示したものである。継手aと被接続部材bとを接続する際には、継手aの先端に設けられたネジ山6を、被接続部材bの流路R
2の基端に設けられたネジ溝11に螺合させる。そのように、継手aを被接続部材bに螺着させると、継手aの流路R
1と被接続部材bの流路R
2とが連通した状態となる。さらに、継手aを被接続部材bに接続した状態において、継手aのナット3を締め付けると(ナット螺着用ネジ山7に沿って回転させながら先端方向に移動させると)、ワッシャ2とリテーナ4と継手aの外嵌凹状部10との間の空間内に入り込んだOリング5が、被接続部材bの表面に押し付けられて変形し、継手aと被接続部材bとの継ぎ目を跨いで広い面積で継手aおよび被接続部材bと密着する。そのため、継手aと被接続部材bとの継ぎ目(螺合部分)は、高度にシーリングされ、継手aの流路R
1および被接続部材bの流路R
2内の流体の圧力が上昇した場合でも、高い精度で流体の漏洩を防止する。
【0024】
<管状部材の接続構造による効果>
継手aと被接続部材bとの接続構造Sは、上記の如く、継手aの先端にネジ山(雄ネジ部)6が形成されており、そのネジ山6と隣接する基端側に、弾性を有するOリング(リング状のシール部材)5と、そのOリング5を流路R1に沿った方向から押圧するためのワッシャ(リング状の押圧手段)2とが設けられているとともに、被接続部材bの流路R2の基端にネジ溝(雌ネジ部)11が設けられており、継手aの先端のネジ山6を被接続部材bの流路R2の基端のネジ溝11に螺合させ、それらの螺合部分の基端に、継手aに外嵌されたOリング5をワッシャ2によって流路R1に沿った方向から押圧して押し付けるとともに、その押圧力によるOリング5の径方向への変形をリテーナ4によって規制するものである。したがって、接続構造Sは、シーリング力が高く、流路R1,R2内部を通過する流体が漏洩する事態を効果的に防止することができる。また、接続構造Sは、Oリング5が継手aと被接続部材bとの螺着部分の中に入り込んでいないので、メンテナンスの際にOリング5を交換し易い。
【0025】
また、接続構造Sは、継手aのネジ山6より基端側に外嵌された扁平なドーナッツ板状のワッシャ2が、基端側に螺合されたナット3によってOリング5を流路R1に沿った方向から押圧可能になっており、ナット3を締め付けるだけでワッシャ2でOリング5を押圧することができるため、締着作業(シーリング作業)が非常に容易である。
【0026】
さらに、接続構造Sは、規制手段がOリング5の外側に配置されたリング状のリテーナ4であり、ワッシャ2によって押圧されたOリング5が、リング状のリテーナ4によって径方向へ拡がることなく、高い圧力で継手aと被接続部材bとの隙間へ押し付けられるため、非常に高いシーリング力を発揮することができる。
【0027】
加えて、接続構造Sは、リテーナ4の内面が基端から先端にかけて外向きに傾斜した状態になっており(内周面9)、ワッシャ2によって押圧されたOリング5が、リテーナ4によって径方向へ拡がることなく、継手aと被接続部材bとの継ぎ目を跨いで広い面積で継手aおよび被接続部材bに押し付けられるため、きわめて高いシーリング力を発揮することができる。
【0028】
また、接続構造Sは、被接続部材bの開口部分にOリングを押し付けるためのテーパ面を設ける必要がないため、被接続部材bが大型のものであっても、安価かつ容易に構築することができる。
【0029】
<管状部材の接続構造の変更例>
本発明に係る管状部材の接続構造は、上記した実施形態の態様に限定されず、第一部材、第二部材、押圧手段(ワッシャ)、ナット、規制手段(リテーナ)、シール部材(Oリング)の材質、大きさ、形状、構造等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。
【0030】
たとえば、本発明に係る管状部材の接続構造は、上記実施形態の如く、ワッシャとリテーナとを分離させたものに限定されず、ワッシャとリテーナとが一体になったものでも良い。なお、上記実施形態の如く、ワッシャとリテーナとを分離させた場合には、Oリングの線径に応じて、リテーナの厚み、内径を変更し易い、というメリットがある。
【0031】
また、本発明に係る管状部材の接続構造は、上記実施形態の如く、リテーナの内周面を傾斜状にしたもの(すなわち、内周面が基端から先端にかけて外向きに傾斜したもの)に限定されず、
図5の如く、リテーナ4’が単純な円筒状(内径が一定であるもの)に変更することも可能である。なお、上記実施形態の如く、リテーナの内周面を傾斜状にした場合には、リテーナが単純な円筒状である場合に比べて、流路内の流体の圧力の上昇時における漏洩の防止機能をより高めることが可能となる(なお、上記実施形態に示した内周面を傾斜状にしたリテーナと単純な円筒状のリテーナ(外径=24.0mmφ×内径17.0mmφ)とを用いた比較実験では、漏洩させない限界の流体圧力を約20%上昇させることが可能であった)。加えて、リテーナの内周面を傾斜状にする場合には、当該内周面と押圧部材(ワッシャ)の板面との成す角度が70°以上83°以下となるように傾斜角度を調整すると、流路内の流体の圧力の上昇時における漏洩の防止機能を効果的に高くすることが可能となるので好ましく、内周面と押圧部材の板面との成す角度が75°以上78°以下となるように傾斜角度を調整すると特に好ましい。
【0032】
加えて、本発明に係る管状部材の接続構造は、上記実施形態の如く、ニトリルゴムからなるOリングを用いたものに限定されず、加硫ゴム、フッ素ゴム、シリコーンゴム等の加硫ゴム以外の材料によって形成されたOリングを用いたものでも良い。なお、管状部材の接続構造を、上記実施形態の如く、ニトリルゴムからなるOリングを用いたものとする場合には、Oリングの耐油性が向上するため、長期間に亘ってメンテナンスが不要なものとなる、というメリットがある。
【0033】
また、本発明に係る管状部材の接続構造は、上記実施形態の如く、第一部材の流路から第二部材の流路に向かって流体が流れる管状部材を接続するものに限定されず、第二部材の流路から第一部材の流路に向かって流体が流れる管状部材を接続するものや、流体の流れる方向が変化する2つの管状部材を接続するものでも良い。
【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明に係る管状部材の接続構造は、上記の如く優れた効果を奏するものであるので、流路を設けた管状部材同士を高いシーリング力で繋ぎ合わせるための接続構造として好適に用いることができる。
【符号の説明】
【0035】
S・・接続構造
a・・継手(第一部材)
b・・被接続部材(第二部材)
2・・ワッシャ(押圧手段)
3・・ナット
4・・リテーナ(規制手段)
5・・Oリング(シール部材)
6・・ネジ山(雄ネジ部)
11・・ネジ溝(雌ネジ部)