(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-10-04
(45)【発行日】2024-10-15
(54)【発明の名称】現金管理装置及び現金管理システム
(51)【国際特許分類】
G07D 11/40 20190101AFI20241007BHJP
【FI】
G07D11/40
(21)【出願番号】P 2020095159
(22)【出願日】2020-05-31
【審査請求日】2023-05-29
(73)【特許権者】
【識別番号】520192234
【氏名又は名称】カンダリテールサポート株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100103399
【氏名又は名称】橋本 清
(72)【発明者】
【氏名】五十嵐 賢介
(72)【発明者】
【氏名】尾川 敏基
(72)【発明者】
【氏名】池田 敏之
【審査官】永安 真
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-215653(JP,A)
【文献】特開平03-034092(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G07D 11/00 - 11/60
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体本体と、扉体と、から成る強固な筐体内に、紙幣入金装置及び紙幣収納装置を配設した現金保管装置と、この現金保管装置の筐体内に配設した管理用コンピュータと、プリンタと、から構成した
現金管理装置であって、
前記紙幣入金装置は、その投入口が前記筐体の外側に露出されることなく、前記扉体で閉鎖される前記筐体の空間内に配置されるものであると共に、前記扉体には、錠体を配設してあることを特徴とする現金管理装置。
【請求項2】
前記扉体は、上部扉体と、下部扉体と、から成るものであって、前記上部扉体及び前記下部扉体には、それぞれ錠体を配設してあることを特徴とする請求項1に記載の現金管理装置。
【請求項3】
前記錠体は、テンキー式の電子ロック錠であることを特徴とする請求項1又は2に記載の現金管理装置。
【請求項4】
前記管理用コンピュータは、毎日発生した紙幣の回収金データを前記紙幣入金装置から取得して、そのメモリに保存することができ、この回収金データをそのディスプレイ画面に数値表示することができると共に、この回収金データに基づいて、現在において、前記現金保管装置に保有している現金の内訳を管理することができるものであることを特徴とする請求項1に記載の現金管理装置。
【請求項5】
前記管理用コンピュータは、前記扉体の内側面に配設したタブレット型コンピュータであることを特徴とする請求項4に記載の現金管理装置。
【請求項6】
店舗内に設置された請求項1に記載の現金管理装置と、警備会社又は現金集配会社に設置された現金管理サーバーと、これらを接続する通信回線と、から構成したことを特徴とする現金管理システム。
【請求項7】
前記通信回線は、インターネットであることを特徴とする
請求項6に記載の現金管理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ドラッグストア、ガソリンスタンド等の比較的小規模な店舗に設置して好適な現金管理装置及び現金管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ドラッグストア、ガソリンスタンド等の比較的小規模な店舗においては、店舗責任者又は経理担当者が適宜時期に、銀行の窓口又は現金自動取引装置(Automated Teller Machine:ATM)まで行き、毎日の取引において使用する釣り銭を出金し、又、発生する売上金を入金している。
【0003】
しかし、近年、これら比較的小規模な店舗においては、正規又は臨時何れの従業員であっても雇用が困難になってきており、常時、人手不足の状態となっている。
そのため、釣銭を出金し、又、売上金を入金するため、銀行の窓口又はATMまで行く人手及び時間を確保するのに苦労している。
又、店舗責任者又は経理担当者が一人で大金を持ち運ぶのは、途上で窃盗又は強盗の虞もあって、安全面においても極めて問題である。
【0004】
そこで、比較的小規模な店舗においても、釣銭を出金し、又、売上金を入金する小型の現金管理装置を店舗内に設置し、この現金管理装置に保管する現金を警備会社又は現金集配会社が適宜時期に搬送することによって、現金を管理するようになってきた。
【0005】
このような現金管理装置として、例えば、特許文献1(特開2019-215653号公報)に記載されるものが知られており、これによれば、人手、時間を要することなく、経費もそれほど掛けずに、安全に現金を管理することができ、極めて便利である。
【0006】
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、特許文献1に記載の現金管理装置にあっては、インターネットを介してサーバーから認証コードを受信し、携帯端末装置に表示したQRコード[登録商標]等の2次元コードを読み取り、相互認証ができた場合に解錠できるようになっており、解錠までに至る手間と時間を要する。
【0008】
又、紙幣入金装置の投入口が外側に露出しているために、その投入口から紙幣入金装置が破壊又は破損される虞があり、現金管理装置内の紙幣収納装置に収納されている紙幣が収奪される可能性もあった。
【0009】
さらに、携帯端末装置によってサーバーから現金管理装置内の入金情報を取得し、確認できるが、釣銭の情報は確認できないために、警備会社等が所定期間毎に釣銭を配送する必要があり、現金配送サービスをより効率的にするには改善すべき点があった。
【0010】
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みて為されたものであって、解錠までに至る手間と時間を要することなく、現金を容易に収奪される可能性もなく、常時、入金情報を確認することができ、警備会社等が最適な現金配送サービスを実施できる現金管理装置及び現金管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するために、本発明の現金管理装置は、筐体本体と、扉体と、から成る強固な筐体内に、紙幣入金装置及び紙幣収納装置を配設した現金保管装置と、この現金保管装置の筐体内に配設した管理用コンピュータと、プリンタと、から構成した現金管理装置であって、
前記紙幣入金装置は、その投入口が前記筐体の外側に露出されることなく、前記扉体で閉鎖される前記筐体の空間内に配置されるものであると共に、前記扉体には、錠体を配設してあることを特徴とする。
【0012】
前記扉体は、上部扉体と、下部扉体と、から成るものであって、前記上部扉体及び前記下部扉体には、それぞれ錠体を配設してあることを特徴とする。
【0013】
ここで、前記錠体は、テンキー式の電子ロック錠であるのが好ましい。
【0014】
前記管理用コンピュータは、毎日発生した紙幣の回収金データを前記紙幣入金装置から取得して、そのメモリに保存することができ、この回収金データをそのディスプレイ画面に数値表示することができると共に、この回収金データに基づいて、現在において、前記現金保管装置に保有している現金の内訳を管理することができるものであることを特徴とする。
【0015】
前記管理用コンピュータは、前記扉体の内側面に配設したタブレット型コンピュータであるのが好ましい。
【0016】
又、上記目的を達成するために、本発明の現金管理システムは、店舗内に設置された前記現金管理装置と、警備会社又は現金集配会社に設置された現金管理サーバーと、これらを接続する通信回線と、から構成したことを特徴とする。
【0017】
又、前記通信回線は、インターネットであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明の現金管理装置によれば、解錠までに至る手間と時間を要することはなく、又、紙幣収納装置に収納されている紙幣が収奪される虞もない。
【0019】
又、本発明の現金管理システムによれば、警備会社等が最適な釣銭金額を配送することができ、効率的な現金配送サービスを実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図2】
図1に示す現金管理装置において、扉を開いた状態の外観斜視図である。
【
図4】
図3に示す現金保管装置において、扉を開いた状態の正面図である。
【
図8】本発明の現金管理システムの使用概念図である。
【
図9】管理用コンピュータのディスプレイ上に表示される管理画面を示す説明図である。
【
図10】プリンタから出力される入金情報シートを示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の現金管理装置の好適な実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0022】
本発明の現金管理装置100は、
図1乃至
図5に示すように、現金保管装置10、管理用コンピュータ50及びプリンタ60から構成される。
【0023】
現金保管装置10は、
図1乃至
図5に示すように、いわゆる金庫であって、強固な筐体11は、筐体本体12と、上部扉体13と、下部扉体14と、から成っている。
【0024】
上部扉体13及び下部扉体14の表面には、ハンドル15,16及び錠体17,18を配設してある。
錠体17,18は、テンキー式の電子ロック錠であって、適宜桁数の数字を暗証番号に設定することによって、解錠できるようになっている。
【0025】
筐体本体11の内部は、
図2乃至
図5に示すように、水平仕切壁19によって、上部収納空間20と下部収納空間21とに区画されている。
【0026】
上部収納空間20は、
図2及び
図4に示すように、さらに、垂直仕切壁22によって、左側収納空間23と右側収納空間24とに区画されている。
【0027】
左側収納空間23には、
図2及び
図4に示すように、紙幣入金装置40及び紙幣収納装置41を配設してあり、
図6に示すように、紙幣入金装置40の投入口40aから紙幣を投入することによって、紙幣収納装置41内に紙幣が収納されるようになっている。
【0028】
右側収納空間24は、
図2及び
図4に示すように、さらに、可動仕切棚25によって、右上側収納空間26と右下側収納空間27とに区画されている。
【0029】
プリンタ60は、
図2及び
図4に示すように、右上側収納空間26の可動仕切棚25上に配設してあって、印字動作することによって、ハウジングの正面上部に配置した排紙口60aからロール状用紙を引き出せるようになっている。
【0030】
右下側収納空間27には、
図2及び
図4に示すように、釣銭バッグ45が載置できるようになっており、この釣銭バッグ45には、適宜枚数の紙幣P及び適宜個数の貨幣Cが釣銭として収納されている。
【0031】
下部収納空間21は、
図2及び
図4に示すように、さらに、可動仕切棚28によって、上側収納空間29と下側収納空間30とに区画されている。
【0032】
上側収納空間29及び下側収納空間30は、店舗責任者又は経理担当者が自由に使用できる空間であって、
図2に示すように、上側収納空間29に設置用金庫を載置、収納し、この設置用金庫に毎日の取引後の紙幣P、貨幣C等の残金等を収納してもよい。
【0033】
下側収納空間30には、
図2に示すように、重要な印鑑等を収納した収納箱、釣銭用の棒金貨幣Cp等を載置し、重要なスタンプ、書類等を収納したラックを載置してもよい。
【0034】
管理用コンピュータ50は、
図2及び
図4に示すように、現金保管装置10の上部扉体13の内側面に配設してあって、ハウジングと一体化させたコンピユータ本体51と、前面の大きなディスプレイ52と、から成るタブレット型コンピュータである。
【0035】
又、管理用コンピュータ50は、筐体本体12内に収納した紙幣入金装置40と通信コードによって接続してあって、毎日発生した紙幣Pの回収金データを紙幣入金装置40から取得して、ディスプレイ52の画面に数値表示できるようになっている。
【0036】
さらに、管理用コンピュータ50は、毎日発生した紙幣Pの回収金データを取得し、メモリに保存しておくから、この回収金データに基づいて、現在において、現金保管装置10に保有している現金の内訳を管理することができる。
【0037】
そして、翌日には、現金保管装置10に収納した釣銭バッグ45から、必要枚数の紙幣P及び必要個数の貨幣Cを取り出し、釣銭として使用することができる。
【0038】
又、プリンタ60は、管理用コンピュータ50と通信コードによって接続してあって、管理用コンピュータ50からの指令によって、毎日発生した紙幣Pの回収金データをロール状用紙に印字して出力できるようになっている。
【0039】
尚、
図2及び
図4において、符号55で示すものは、電源、ルーター等を収容した通信制御ボックスである。
又、電源コード、通信コード等は、現金保管装置10の筐体本体12の側壁部、後壁部等に形成された適宜孔径の挿通孔から外方に導出されるようになっている。
【0040】
現金管理装置100は以上のような構成であって、現金管理装置100によれば、比較的小規模な店舗においても、毎日、店舗責任者又は経理担当者が銀行の窓口等まで行き、使用する釣り銭を出金し、又、発生する売上金を入金する必要はない。
【0041】
又、現金管理装置100によれば、毎日発生する紙幣の回収金と、店舗に保有している現金の内訳を管理することができるから、適宜必要な時期に警備会社等に連絡し、紙幣売上金の回収及び釣銭補充金の配送を依頼することができる。
【0042】
次に、本発明の現金管理装置100を適用した現金管理システムの好適な実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0043】
本発明の現金管理システム200は、
図7に示すように、現金管理装置100、現金管理サーバー300及びこれらを接続する通信回線400から構成される。
【0044】
図8に示すように、現金管理サーバー300は、通常、警備会社又は現金集配会社500に設置されており、複数の比較的小規模な店舗600に設置した現金管理装置100,100,・・・と通信回線400を介して接続される。
【0045】
通信回線400は、警備会社等が有する専用回線であってもよいが、インターネットを利用するのがより好ましい。
【0046】
次に、現金管理装置100及び現金管理システム200の作用、効果について、
図1乃至
図6、
図9及び
図10を参照して詳細に説明する。
【0047】
店舗600の店舗責任者又は経理担当者は、毎朝適宜時期に、現金保管装置10の上部扉体13の錠体17を、予め記憶させておいた暗証番号を設定することによって、解錠させる。そして、ハンドル15を引いて上部扉体13を開放する。
【0048】
先ず、店舗責任者等は、上部扉体13の内側に設置した管理用コンピュータ50の電源ボタン(図示しない)をONにして、
図9に示すように、ディスプレイ52上に管理画面70を表示させる。
【0049】
管理画面70において、左側部には入金処理欄71、右上側部には入金履歴欄72、右下側部には釣銭配送予定欄73が表示される。
【0050】
電源をONにした初期状態では、管理画面70の入金処理欄71には、金種毎の枚数、金額、合計金額、累計金額は表示されていないが、「前回回収」ボタン74をタップすることによって、入金処理欄71に前回回収したこれらの入金情報が表示される。
【0051】
店舗責任者等は、この管理画面70の入金履歴欄72によって、現在、店舗が保有する現金の状況を確認することができるから、これを基に、本日必要となる釣銭の金額を想定することができる。
【0052】
そして、店舗責任者等は、現金保管装置10に収納した釣銭バッグ45を取り出し、釣銭バッグ45から必要な釣銭を取り出し、店舗600に設置されたキャッシュレジスタに供給する。
【0053】
その後、店舗責任者等は、ハンドル15を押して現金保管装置10の上部扉体13を閉鎖する。
【0054】
店舗責任者等は、一日の取引終了後、毎夜適宜時期に、現金保管装置10の上部扉体13の錠体17を、再度、解錠させる。そして、ハンドル15を引いて上部扉体13を開放する。
【0055】
先ず、店舗責任者等は、上部扉体13の内側に設置した管理用コンピュータ50の電源ボタン(図示しない)をONにして、
図9に示すように、ディスプレイ52上に管理画面70を表示させる。
【0056】
次に、店舗責任者等は、筐体本体11の左側収納空間23に配設した紙幣入金装置40の電源ボタン(図示しない)をONにして、紙幣Pを投入口40aから投入し、紙幣収納装置41に収納できる状態とする。
【0057】
そして、店舗責任者等は、キャッシュレジスタから取り出した紙幣Pを紙幣入金装置40の投入口40aから投入し、紙幣収納装置41に収納する。この際、紙幣入金装置40は、投入した紙幣Pの金種、枚数及び金額を検出し、算出する。
【0058】
管理用コンピュータ50の電源をONにした初期状態では、管理画面70の入金処理欄71には、金種毎の枚数、金額、合計金額、累計金額は表示されていないが、「完了」ボタン75をタップすることによって、回収処理が完了し、入金処理欄71に現在回収したこれらの入金情報が表示される。
【0059】
一方、管理画面70の入金履歴欄72には、入金完了時毎の入金履歴情報が表示され、左右の「矢印」ボタン76を適宜操作して入金日時を適宜選択し、「小計/累計」ボタン77をタップすることによって、入金日時毎の回収金の小計金額及び累計金額を表示させることができる。
【0060】
店舗責任者等は、この管理画面70の入金処理欄71及び入金履歴欄72を閲覧することによって、本日の取引による売上金を確認することができると共に、現在、店舗が保有する現金の状況を確認することができる。
【0061】
又、店舗責任者等は、毎夜適宜時期に、現金保管装置10の下部扉体14の錠体18を解錠させ、ハンドル16を引いて下部扉体14を開放する。
【0062】
そして、キャッシュレジスタから取り出した貨幣Cを設置用金庫等に収納した後、現金保管装置10の下部収納空間21に収納することができ、その他重要な書類等も収容することができる。その後、下部扉体14の錠体18を施錠し、下部扉体14を閉鎖すれば、貨幣C等を確実に保管することができる。
【0063】
尚、管理用コンピュータ50のディスプレイ52上に管理画面70を表示させて、確認するだけでなく、入金情報データを印字して保存しておきたい場合には、管理画面70の「再印刷」ボタン78をタップすればよい。
【0064】
これによって、管理用コンピュータ50のコンピユータ本体51からプリンタ60に対して印刷指令が送信され、プリンタ60の排紙口60aから、
図10に示すような入金情報シート80が印字出力される。
【0065】
以上のように、本発明の現金管理装置100は、錠体17を配設した、強固な筐体11内に紙幣入金装置40及び紙幣収納装置41を配設した現金保管装置10から成り、認証等を必要としないから、解錠に至るまでの手間と時間を要することはなく、又、紙幣収納装置41に収納されている紙幣Pが収奪される虞もない。
【0066】
さらに、現金保管装置10の筐体11内に管理用コンピュータ50と、プリンタ60とを配設、収納したから、情報を容易に盗まれることなく、店舗責任者等が容易に入金情報を確認することができる。
【0067】
又、本発明の現金管理システム200は、この現金管理装置100を通信回線400を介して、警備会社等に設置した現金管理サーバー300に接続したから、警備会社等は各店舗の現金保有状況を的確に把握し、最適な釣銭金額を配送することができ、効率的な現金配送サービスを実施することができる。
【符号の説明】
【0068】
100 現金管理装置
10 現金保管装置
11 筐体
12 筐体本体
13 上部扉体
14 下部扉体
17 錠体
18 錠体
40 紙幣入金装置
41 紙幣収納装置
50 管理用コンピュータ
60 プリンタ
200 現金管理システム
300 現金管理サーバー
400 通信回線
500 現金集配会社